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12月10日-05号

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  1. 稚内市議会 2020-12-10
    12月10日-05号


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    令和 2年  第9回 定例会令和2年第9回稚内市議会定例会会議録令和2年12月10日(木曜日)第5号 ○議事日程第5号      開議宣告      会議録署名議員の指名      事務局長諸般報告      市長特別発言日程第1  報告第42号 議案特別委員会付託事件審査の結果報告議案第109号から第111号及び第116号            から第119号) ○出席議員(18名)議   長  岡 本 雄 輔 君副 議 長  横 澤 輝 樹 〃議   員  相 内 玲 子 〃  〃    伊 藤 正 志 〃  〃    近 藤 文 恵 〃  〃    佐 藤 由加里 〃  〃    鈴 木 茂 行 〃  〃    鈴 木 利 行 〃  〃    田 端 かがり 〃  〃    田 森 和 文 〃  〃    千 葉 一 幸 〃  〃    中 尾 利 一 〃  〃    中 村 公 博 〃  〃    藤 谷 良 幸 〃  〃    本 田   満 〃  〃    松 本 勝 利 〃  〃    吉 田 大 輔 〃  〃    吉 田 孝 史 〃 ○説明員市     長  工 藤   広 君副  市  長  川 野 忠 司 〃教  育  長  表   純 一 〃ま ち づ く り  渡 辺 直 人 〃政 策 部 長建産業部長  中 村 清 司 〃環 境 水道部長  近 江 幸 秀 〃教 育 部 長  佐 伯 達 也 〃監 査 事務局長  斎 藤 英 樹 〃市立病院事務局長 松 谷 幸 浩 〃地 域 共生社会  高 師 伸 恵 〃対  策  監子 ど も子育て 細 川 早 苗 〃対  策  監地 方 創生課長  遠 藤 直 仁 〃特 命 担当主幹  太 田 真 大 〃財 務 課 長  野 村 和 博 〃総 務 防災課長  田 中 克 良 〃I T 担 当 主幹  新 井 俊 幸 〃防 災 担当主幹  小 室 宏 明 〃総 合 窓口課長  山 谷 知 孝 〃宗 谷 支 所 長  渋 田 崇 雄 〃環境エネルギー  市 川 正 和 〃課     長くらし環境課長  板 坂 篤 樹 〃教 育 総務課長  秋 山 淳 一 〃学 校 教育課長  山 川 忠 行 〃社 会 教育課長  円 山 久 人 〃スポーツ・レク  中 村 直 樹 〃レ ー シ ョ ン担 当 主 幹生 涯 学習総合  橋 本 英 一 〃支援センター長学給食課長  西 村 和 重 〃 ○事務局出席職員事 務 局 長  中 川   徹 君庶 務 課 長  武 藤 俊 一 〃主     査  大 沼 拓 哉 〃書     記  足 立 麻 紀 〃   〃     三 宮 祥 平 〃   〃     小野寺 太 一 〃開議 午後3時02分 △1.開議宣告議長岡本雄輔君) :ただいまから本日の会議を開きます。 ただいまの出席議員は18名です。 したがいまして、会議は成立いたします。 本日の会議録署名議員として、吉田大輔君、吉田孝史君を指名いたします。 この際、事務局長諸般報告をいたします。 議会事務局長。 ◎議会事務局長中川徹君) :御報告申し上げます。 本日の議事日程につきましては、お手元の日程表のとおりでございます。 なお、報告第42号につきましては、通信端末機をご覧ください。 ○議長岡本雄輔君) :この際、市長より特に発言を求められておりますので、これを許します。 工藤市長。 ◎市長工藤広君・登壇) :第9回定例会最終日に当たり、発言の機会をいただき、ありがとうございます。 私から2件について御説明をさせていただきますが、最初は、先日、稚内北星学園大学運営に関し、大学理事長から来年度以降についての考え方が示されましたので、その件について御説明を申し上げます。 昨年12月の市議会全員協議会では、京都学校法人育英館経営に参画すること、そして、今年3月の定例会では、本市育英館稚内北星学園の3者による覚書締結について御報告をし、4月から再建の緒に就く大学に対し、本市としても様々な協力支援を行うとともに、経営再建と、地域とともにある大学として、その専門性を生かした地域貢献などに大いに期待している旨のお話をさせていただいたところであります。 このたびの松尾理事長からの説明によりますと、主な内容といたしましては、一つ目は、文部科学省に対して、令和3年4月、明年度からでありますが、学校法人名学校法人北辰学堂改称し、所在地京都市伏見区に移した上で、京都市内稚内北星学園大学サテライトキャンパス留学生別科を設ける旨の申請をすること、二つ目として、さらに1年後の令和4年4月には、大学名をこれまでの稚内北星学園大学から育英館大学改称するための手続を進めること、その2点であります。 まず、学校法人名でありますが、新しい法人名北辰学堂という名称でありますが、「北」の「辰」と書く「北辰」は、北極星のことを意味し、常に天の真北で輝く星として行き先を示す道しるべとされていることから、稚内北星学園大学がこれまで以上に地域にとって有用な人材を輩出することで地域発展に貢献したいという思いと、大学創設に大きな役割を果たし、その後、理事長にも就任された元市長浜森辰雄氏の功績への敬意も込められていると伺っていますし、「学堂」とは、学問の「学」に公会堂の「堂」と書き、学問を学ぶ建物、すなわち学校を表すというものであります。 なお、法人本部京都移転をしたとしても、稚内本校として事務局機能は残すと伺っております。 その上で、まず、学校法人名を変え、次に大学名を変えるというこれらの改称に当たっては、大学側からは、大学経営の根幹である学生確保に際しては、稚内市内や北海道内にとどまらず、広く大学の周知や募集活動を行うためにも、京都の知名度と発信力を生かし、京都市内サテライトキャンパスにおいても、一定学生数を確保して学校全体の収支の安定につなげる意図があると伺っております。 また、留学生別科設置によって、その修了生稚内本校京都サテライト校に編入することも見込めることから、学生確保策としてより実効性の高いものであると考えているところであります。 京都サテライトキャンパスでは、新たに京都市内有名アニメ制作会社eスポーツ分野で著名な企業と連携した取組を展望しているとのことでもあります。 日本アニメーション産業は、御承知のとおり、世界でも大変評価が高く、また、eスポーツについても、今では各国で世界大会が開催されるなどの盛り上がりが見られ、双方ともコロナ禍の現在にあっても成長分野であると言えると思います。 これらの取組は、オンライン講義による稚内本校への導入も予定されており、逆に、稚内本校教授陣による講義京都側へ配信することもできることから、双方の特性を補完し合った相乗効果によってこれからのSociety5.0社会に必要とされる優秀な技術者創作家などを輩出していくことが期待されます。 このたびの大学名や法人名改称、そして、京都サテライトキャンパス設置はかつて松尾理事長会談する中でも将来構想として語られていたことでありますが、これらに加えて、法人所在地移転留学生別科設置することは、大学再建に向け、早期の経営安定化のために必要な経営判断であると受け止めており、今後も経営安定化に向けた取組が進められていくものと考えているところであります。 私としては、たとえ慣れ親しんだ大学名称が変わったとしても、稚内北星学園大学は、宗谷地域における高等教育の要として、この地に根を張り、大学として存続し続けることが最も大事であり、松尾理事長からも、これまで大学が歩んできた三十数年の歴史と文化を尊重、継承し、ますます地域発展に貢献していきたいという考えを伺っているところであります。 なお、現在のコロナ禍状況の中で松尾理事長御本人が来られることがかなわないため、ただいま私が説明いたしました法人名などの改称経営安定化に向けた新たな学生募集策などについて、明日、オンライン会見という形で大学としての発表を行うと伺っています。 今後とも大学運営をしっかりと見守っていく考えに変わりはありませんし、状況につきましては、私から必要に応じて、今後も、適宜、市議会市民皆様教育関係者皆様に御説明をしていきますので、皆様にはぜひ引き続き大学に対する御理解と御協力を賜りますことをお願い申し上げます。 次に、JR抜海駅の存廃について御説明いたします。 昨日、JR北海道は、今年の新型コロナウイルス感染症の影響によって利用客数の大幅な減少が続き、利用回復には相当の時間がかかるとの見通しにより、令和3年春ダイヤから旭川-稚内間や旭川-札幌間などの路線で特急列車の一部臨時列車化などを実施予定であることを発表いたしました。 宗谷線、名寄-稚内間の存続を訴えている本市にとって、今回の見直しが今後の線区の廃止議論につながることのないよう注意深く見守るとともに、さらなる減便に拍車がかかることのないよう、改めて、市民の皆さんには現状を御理解いただき、JRの御利用をお願いする次第であります。 また、その発表において、一連の経営改善策一つとして、利用の極端に少ない無人駅の廃止についても触れられていたのは既に御承知のとおりであります。その中で、かねてから本議会でもその存廃について何度も取り上げられているJR抜海駅でありますが、これまで、地域の意向もあり、JR北海道に対して存続をお願いする一方で、必要時における臨時停車可能性など、地域にとって駅の存続につながるようなアイデアも含め、様々なお話をしてきたところであります。 しかし、昨日の島田社長からの説明のように、このコロナ禍の中での経営状況の悪化は私たちの想像を超えるものであり、JR抜海駅を存続させるとしたら、その経費を市に求めるという従来の方針に変わりはなく、私としては、既にお話ししているとおり、先般の抜海、そしてクトネベツの両町内会長との話でも、地域と市の協議はいまだ時間を要すると受け止めており、そのことを考え合わせれば、協議の継続を保障するためには、当面、JR抜海駅の維持管理費は市が負担せざるを得ないと考えております。 今後は、次の新しいダイヤ編成時期を視野に、地域と市の双方で現実的な利用拡大可能性や、今後も維持するとしたら、その負担在り方など、また、地域のみならず、まち全体にとっての地域公共交通在り方も含めて様々な問題を整理したいと考えているところであります。 したがいまして、新年度予算に関する事項であり、本来であれば常任委員会等で御議論をいただくべきところでありますが、関係者それぞれのスケジュールや事情もあり、令和3年度はJR北海道が示していた市がJR抜海駅の維持管理費負担することを受け入れることといたしました。 この件に関しましては、今も申し上げましたとおり、今後もさらに検討を重ね、議会説明したいと考えておりますが、諸般事情を御理解いただきますようお願いを申し上げる次第であります。 以上、2項目について私からの説明を終わります。 貴重な時間をいただき、ありがとうございます。 ○議長岡本雄輔君) :以上で市長特別発言は終了いたしました。 議事の都合により、暫時休憩をいたします。 休憩 午後3時13分 再開 午後3時14分 ○議長岡本雄輔君) :休憩前に引き続き、会議を開きます。 △1.日程第1 報告第42号 ○議長岡本雄輔君) :日程第1、報告第42号議案特別委員会付託事件審査の結果報告を議題といたします。 議案特別委員長報告については、稚内市議会会議規則第39条第3項の規定により省略したいと思います。 御異議ございませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長岡本雄輔君) :御異議なしと認めます。 したがいまして、そのように決定をいたしました。 議案特別委員長報告については、審査報告書のとおりといたします。 議案特別委員会審査報告に対する質疑については通告がありません。 したがいまして、質疑を終結いたします。 次に、討論を行います。 討論通告がありますので、これを許します。 佐藤由加里君。 (佐藤由加里議員、演台へ登壇) ◆佐藤由加里議員 (登壇):日本共産党佐藤由加里です。 私は、議案第109号令和2年度稚内一般会計補正予算反対の立場から討論を行います。 このたびの補正予算には、高齢者入浴支援事業など、市民の暮らしに大切な予算も含まれていますが、反対する理由は、歳出において、庁舎整備事業の中に、庁舎建設物件調査業務委託料2,198万9,000円、繰越明許費において同額の2,198万9,000円、債務負担行為において庁舎建設基本実施設計業務委託料として、令和2年度から令和4年度までで2億152万5,000円が計上されているからです。 我が会派は、新庁舎建設必要性について否定するつもりは全くございません。しかし、現時点では基本計画案の段階であり、場所規模施設在り方などについて明確に決定されたものはありません。 確かに、庁舎建設検討委員会からの中間報告では、望ましい場所施設規模等に関して一定報告がなされていますが、あくまでも中間報告であり、最終答申は15日の予定となっています。 様々な事柄の決定は、本来、最終答申を受けてからなされていくものと考えていますが、現在、そのプロセスの最中であるにもかかわらず、今回、まだ正式に決定されていない建設場所物件調査業務委託料をはじめ、関連予算が計上されていること自体、本末転倒であると言わざるを得ません。 このタイミングでの予算を計上した理由として、様々な諸事情によるものとの説明がされましたが、最終答申を待たないで計上しなければならない緊急性があるものとは思えません。 また、市長は、候補地などの最終決定は、市民説明会パブリックコメントを通じて市民意見を伺ってからとも述べられています。であれば、なおさら、なぜ今回限定した場所のみの調査委託料となっているのか、これでは、今後、場所に関してどのような意見市民から寄せられたとしても反映できなくなるのではないでしょうか。 最終答申を受け、一定決定がされた後に改めて関連予算を計上するべきであり、現時点においては何も決定されていない事業に対する予算を認めるわけにはいきません。 以上の理由から議案第109号に対する反対討論といたします。 (佐藤由加里議員、自席に着席・拍手) ○議長岡本雄輔君) :以上で通告による討論は終了いたしました。 したがいまして、討論を終結いたします。 本案については、これより順次採決をいたします。 まず、議案第110号及び第111号並びに第116号から第119号を問題といたします。 本案に関する審査報告は、いずれも可決であります。 お諮りをいたします。 本案については、いずれも審査報告のとおり決定することに御異議ございませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長岡本雄輔君) :御異議なしと認めます。 したがいまして、本案については、いずれも原案のとおり可決をいたしました。 次に、議案第109号令和2年度稚内一般会計補正予算を問題といたします。 本案に関する審査報告可決であります。 この採決起立によります。 お諮りをいたします。 本案については審査報告のとおり決定することに賛成の諸君の起立を求めます。 (賛成者起立) ○議長岡本雄輔君) :起立多数であります。 したがいまして、本案については原案のとおり可決をいたしました。 △1.閉会宣告議長岡本雄輔君) :以上で今定例会に付議されておりました議案は全てその審議を終了いたしました。 これをもちまして、令和2年第9回稚内市議会定例会閉会いたします。閉会 午後3時19分...