苫小牧市議会 > 2021-03-12 >
03月12日-05号

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  1. 苫小牧市議会 2021-03-12
    03月12日-05号


    取得元: 苫小牧市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-07-26
    令和 3年 第13回定例会(2月)                 令和3年            第13回苫小牧市議会定例会会議録        令和3年3月12日(金曜日)午後1時20分開議───────────────────────────────────────●議事日程(第5号) 日程第1 議案第18号 苫小牧市一般職の職員の給与に関する条例及び苫小牧市国民健康保険条例の一部改正について 日程第2 議案第19号 苫小牧市手数料条例の一部改正について 日程第3 議案第20号 苫小牧市植苗ファミリーセンター条例の一部改正について 日程第4 議案第22号 苫小牧市火災予防条例の一部改正について 日程第5 議案第23号 市道路線の廃止について 日程第6 議案第24号 市道路線の認定について 日程第7 議案第25号 令和2年度苫小牧市一般会計補正予算(第12回)について 日程第8 議案第26号 令和2年度苫小牧市水道事業会計補正予算(第5回)について 日程第9 議案第27号 令和2年度苫小牧市下水道事業会計補正予算(第5回)について 日程第10 議案第28号 令和3年度苫小牧市一般会計補正予算(第1回)について 日程第11 議案第29号 令和3年度苫小牧市水道事業会計補正予算(第1回)について 日程第12 議案第30号 令和3年度苫小牧市下水道事業会計補正予算(第1回)について 日程第13 議案第31号 苫小牧市議会会議規則の一部改正について 日程第14 議案第32号 地方自治法第180条の専決処分についての一部改正について 日程第15 意見書案第1号 オンライン本会議の実現に必要となる地方自治法改正を求める要望意見書 日程第16 意見書案第2号 犯罪被害者支援の充実を求める要望意見書 日程第17 意見書案第3号 再審法改正を求める要望意見書 日程第18 その他の議事1 閉会中継続審査の承認について 日程第19 その他の議事2 委員派遣の承認について 日程第20 閉会宣告      ──────────────────────────●本日の会議に付議した事件 日程第1 議案第18号 苫小牧市一般職の職員の給与に関する条例及び苫小牧市国民健康保険条例の一部改正について 日程第2 議案第19号 苫小牧市手数料条例の一部改正について 日程第3 議案第20号 苫小牧市植苗ファミリーセンター条例の一部改正について 日程第4 議案第22号 苫小牧市火災予防条例の一部改正について 日程第5 議案第23号 市道路線の廃止について 日程第6 議案第24号 市道路線の認定について 日程第7 議案第25号 令和2年度苫小牧市一般会計補正予算(第12回)について 日程第8 議案第26号 令和2年度苫小牧市水道事業会計補正予算(第5回)について 日程第9 議案第27号 令和2年度苫小牧市下水道事業会計補正予算(第5回)について 日程第10 議案第28号 令和3年度苫小牧市一般会計補正予算(第1回)について 日程第11 議案第29号 令和3年度苫小牧市水道事業会計補正予算(第1回)について 日程第12 議案第30号 令和3年度苫小牧市下水道事業会計補正予算(第1回)について 日程第13 議案第31号 苫小牧市議会会議規則の一部改正について 日程第14 議案第32号 地方自治法第180条の専決処分についての一部改正について 日程第15 意見書案第1号 オンライン本会議の実現に必要となる地方自治法改正を求める要望意見書 日程第16 意見書案第2号 犯罪被害者支援の充実を求める要望意見書 日程第17 意見書案第3号 再審法改正を求める要望意見書 日程第18 その他の議事1 閉会中継続審査の承認について 日程第19 その他の議事2 委員派遣の承認について 日程第20 閉会宣告      ──────────────────────────●出席議員(27名)    議   長  6番  金 澤    俊  君    副 議 長 21番  藤 田  広 美  君    議   員  1番  喜 多  新 二  君      〃    2番  山 谷  芳 則  君      〃    3番  板 谷  良 久  君      〃    4番  触 沢  高 秀  君      〃    5番  竹 田  秀 泰  君      〃    7番  宇 多  春 美  君      〃    8番  神 山  哲太郎  君      〃    9番  大 西  厚 子  君      〃   10番  大 野  正 和  君      〃   11番  牧 田  俊 之  君      〃   12番  首 藤  孝 治  君      〃   13番  橋 本  智 子  君      〃   14番  佐々木  修 司  君      〃   15番  小野寺  幸 恵  君      〃   16番  原    啓 司  君      〃   17番  木 村    司  君      〃   18番  矢 嶋    翼  君      〃   19番  桜 井    忠  君      〃   22番  池 田  謙 次  君      〃   23番  越 川  慶 一  君      〃   24番  松 井  雅 宏  君      〃   25番  岩 田    薫  君      〃   26番  松 尾  省 勝  君      〃   27番  小 山  征 三  君      〃   28番  冨 岡    隆  君      ──────────────────────────●欠席議員(1名)    議   員 20番  谷 川  芳 一  君      ──────────────────────────●説明員出席者    市長         岩 倉  博 文  君    教育長        五十嵐    充  君    監査委員       玉 川  豊 一  君    副市長        佐 藤    裕  君    副市長        福 原    功  君    消防長        寺 島  正 吉  君    総合政策部長     木 村    淳  君    総務部長       山 本  俊 介  君    財政部長       斉 藤  和 典  君    市民生活部長     野見山  慎 一  君    環境衛生部長     町 田  雅 人  君    福祉部長       柳 沢  香代子  君    健康こども部長    桜 田  智恵美  君    産業経済部長     金 谷  幸 弘  君    都市建設部長     粟 野    茂  君    病院事務部長     佐々木    薫  君    上下水道部長     阿萬野  一 男  君    教育部長       瀬 能    仁  君    政策推進室長     山 田    学  君    秘書広報課長     都 築  秀 人  君      ──────────────────────────●事務局職員出席者    事務局長       園 田    透  君    事務局次長      宮 沢  照 代  君    副主幹        能 代  恵 子  君    主査         高 尾  宣 慶  君     〃         神 野  まゆ子  君     〃         吉 田  裕 一  君    書記         西 野  公 康  君───────────────────────────────────────             開 議  午後1時20分      ────────────────────────── ○議長(金澤俊) これより本日の会議を開きます。      ────────────────────────── ○議長(金澤俊) 会議録署名議員の指名を行います。 4番、5番の両議員を指名いたします。      ────────────────────────── ○議長(金澤俊) 議案第18号苫小牧市一般職の職員の給与に関する条例及び苫小牧市国民健康保険条例の一部改正についてを議題といたします。 説明を求めます。 総務部長。 ◎総務部長(山本俊介) 議案第18号苫小牧市一般職の職員の給与に関する条例及び苫小牧市国民健康保険条例の一部改正について御説明申し上げます。 このたびの改正は、新型インフルエンザ等対策特別措置法等の一部を改正する法律の施行及びこれに伴う新型コロナウイルス感染症を指定感染症として定める等の政令の廃止により、苫小牧市一般職の職員の給与に関する条例に規定する防疫等作業手当の支給及び苫小牧市国民健康保険条例に規定する傷病手当金の支給における新型コロナウイルス感染症の定義を変更するため、関係規定の整備を行うもので、施行日は公布の日でございます。 以上、簡単ではございますが、議案第18号について説明を終わらせていただきます。 御審議の上、御承認賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。 ○議長(金澤俊) 質疑に付します。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(金澤俊) 質疑終結することに御異議ありませんか。             (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(金澤俊) 御異議なしと認めます。 よって、討論に付します。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(金澤俊) 討論終結することに御異議ありませんか。             (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(金澤俊) 御異議なしと認めます。 よって、表決に付します。 原案に御異議ありませんか。             (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(金澤俊) 御異議なしと認めます。 よって、議案第18号は、原案どおり可決いたしました。      ────────────────────────── ○議長(金澤俊) 議案第19号苫小牧市手数料条例の一部改正についてを議題といたします。 説明を求めます。 都市建設部長。 ◎都市建設部長(粟野茂) 議案第19号苫小牧市手数料条例の一部改正について御説明申し上げます。 このたびの改正は、建築物のエネルギー消費性能の向上に関する法律の一部を改正する法律が本年4月1日から施行されることに伴い、苫小牧市手数料条例の一部を改正するものでございます。 改正の内容でございますが、条例で引用している同法の条項に移動があったため、関係規定を整備するものでございます。 なお、この条例の施行日は、本年4月1日でございます。 以上、簡単ではございますが、議案第19号の説明を終わらせていただきます。 御審議の上、御承認賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。 ○議長(金澤俊) 質疑に付します。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(金澤俊) 質疑終結することに御異議ありませんか。             (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(金澤俊) 御異議なしと認めます。 よって、討論に付します。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(金澤俊) 討論終結することに御異議ありませんか。             (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(金澤俊) 御異議なしと認めます。 よって、表決に付します。 原案に御異議ありませんか。             (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(金澤俊) 御異議なしと認めます。 よって、議案第19号は、原案どおり可決いたしました。      ────────────────────────── ○議長(金澤俊) 議案第20号苫小牧市植苗ファミリーセンター条例の一部改正についてを議題といたします。 説明を求めます。 市民生活部長
    市民生活部長(野見山慎一) 議案第20号苫小牧市植苗ファミリーセンター条例の一部改正について御説明申し上げます。 このたびの改正は、苫小牧市植苗ファミリーセンタートレーニング機器を新たに設置したことに伴い、トレーニング機器の使用料を定める等のため、関係規定を整備するもので、施行日は、令和3年4月1日でございます。 以上、簡単ではございますが、議案第20号の説明を終わらせていただきます。 御審議の上、御承認賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。 ○議長(金澤俊) 質疑に付します。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(金澤俊) 質疑終結することに御異議ありませんか。             (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(金澤俊) 御異議なしと認めます。 よって、討論に付します。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(金澤俊) 討論終結することに御異議ありませんか。             (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(金澤俊) 御異議なしと認めます。 よって、表決に付します。 原案に御異議ありませんか。             (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(金澤俊) 御異議なしと認めます。 よって、議案第20号は、原案どおり可決いたしました。      ────────────────────────── ○議長(金澤俊) 議案第22号苫小牧市火災予防条例の一部改正についてを議題といたします。 説明を求めます。 消防長。 ◎消防長(寺島正吉) 議案第22号苫小牧市火災予防条例の一部改正について御説明申し上げます。 このたびの改正は、全出力50キロワット以下の急速充電設備を規制の対象としていたものを全出力200キロワット以下まで拡大するものでございます。 理由といたしましては、電気自動車に搭載される電池の大容量化に伴い、需要の増加及び普及の加速が予測される中、現行基準では50キロワットを超えるものは充電設備の規制を受けるため、運転手自らが充電することができないなど不都合が生じておりました。このため、全国統一的な基準として、急速充電設備の全出力を200キロワットまで拡大し、併せて火災予防上必要な措置を定めるため、所要の規定を整備するものでございます。 なお、施行日については、4月1日でございます。 以上、簡単でございますが、議案第22号についての説明を終わらせていただきます。 御審議の上、御承認賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。 ○議長(金澤俊) 質疑に付します。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(金澤俊) 質疑終結することに御異議ありませんか。             (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(金澤俊) 御異議なしと認めます。 よって、討論に付します。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(金澤俊) 討論終結することに御異議ありませんか。             (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(金澤俊) 御異議なしと認めます。 よって、表決に付します。 原案に御異議ありませんか。             (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(金澤俊) 御異議なしと認めます。 よって、議案第22号は、原案どおり可決いたしました。      ────────────────────────── ○議長(金澤俊) 議案第23号市道路線の廃止について及び議案第24号市道路線の認定についてを一括議題といたします。 一括説明を求めます。 都市建設部長。 ◎都市建設部長(粟野茂) 議案第23号市道路線の廃止について及び議案第24号市道路線の認定について一括して御説明申し上げます。 議案書資料を御参照願います。 初めに、議案第23号の市道路線廃止の対象路線は、市道路線廃止図1及び2に示します2路線でございます。 市道路線廃止図1の豊川27条線につきましては起終点の変更により、また、市道路線廃止図2の糸井南3条線につきましては市道整備に伴う路線の再編により、路線の廃止を行うもので、道路法第10条第3項の規定により、議会にお諮りするものでございます。 次に、議案第24号市道路線認定の対象路線は、市道路線認定図1から3に示します4路線でございます。 市道路線廃止図1の豊川27条線につきましては起終点の変更により、市道路線廃止図2の糸井南3条線及び糸井南8号線につきましては路線の再編により、また、市道路線廃止図3の樽前神社北通につきましては道路計画に基づく整備のため、路線の認定を行うもので、道路法第8条第2項の規定により、議会にお諮りするものでございます。 以上、簡単ではございますが、議案第23号及び第24号の説明を終わらせていただきます。 御審議の上、御承認賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。 ○議長(金澤俊) 一括質疑に付します。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(金澤俊) 質疑終結することに御異議ありませんか。             (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(金澤俊) 御異議なしと認めます。 よって、一括討論に付します。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(金澤俊) 討論終結することに御異議ありませんか。             (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(金澤俊) 御異議なしと認めます。 よって、表決に付します。 最初に、議案第23号を表決に付します。 原案に御異議ありませんか。             (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(金澤俊) 御異議なしと認めます。 よって、議案第23号は、原案どおり可決いたしました。 ○議長(金澤俊) 次に、議案第24号を表決に付します。 原案に御異議ありませんか。             (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(金澤俊) 御異議なしと認めます。 よって、議案第24号は、原案どおり可決いたしました。      ────────────────────────── ○議長(金澤俊) 議案第25号から第27号は、令和2年度補正予算でありますので、一括議題といたします。 一括説明を求めます。 議案第25号。 財政部長。 ◎財政部長(斉藤和典) 議案第25号令和2年度一般会計補正予算(第12回)について御説明申し上げます。 今回の補正は、第1条歳入歳出予算の補正、第2条継続費の補正、第3条繰越明許費の補正、第4条債務負担行為の補正、第5条地方税の補正でございます。 歳入歳出につきまして、それぞれ29億9,944万円を増額し、総額を1,035億4,391万9,000円とするものでございます。 内容につきまして、事項別明細書の歳出から御説明させていただきます。 9ページをお願いいたします。 第7款商工費1項1目商工振興費の経営継続支援事業費2億534万4,000円の減額は、執行整理により減額するものでございます。 プレミアム付商品券事業費1,404万6,000円の増額は、商品券を市民一人につき2冊販売できるよう増刷を行ったことに伴う経費及び財源更正を行うものでございます。 第10款教育費1項4目給食共同調理場費14億7,199万6,000円の増額、10ページの2項3目学校建設費8億1,335万1,000円の増額、3項1目学校管理費610万円の増額、3項3目学校建設費8億9,793万4,000円の増額は、いずれも国の令和2年度補正予算により、新第2学校給食共同調理場整備事業費、第1学校給食共同調理場調理設備等整備事業費苫小牧東小学校及び苫小牧東中学校改築事業費清水小学校屋内運動場改築事業費泉野小学校外部改修事業費校舎等改修費光洋中学校屋内運動場改築事業費及び沼ノ端中学校規模改修事業費を令和3年度当初予算から前倒しして計上するものでございます。 11ページ、第12款諸支出金1項4目下水道事業会計繰出金4,241万7,000円の減額及び1項7目水道事業会計繰出金4,319万7,000の減額は、いずれも経営継続支援事業と連動して実施している水道料金と下水道使用料の減免に伴う繰出金について執行整理により減額するものでございます。 2項1目財政調整基金積立金8,697万1,000円の増額は、指定寄附金1件のほか、後ほど御提案いたします議案第28号令和3年度一般会計補正予算(第1回)の地方創生臨時交付金事業の財源として活用するため、積み立てるものでございます。 引き続き、歳入について御説明いたします。 7ページにお戻り願います。 第16款国庫支出金から8ページの第23款市債までは、いずれも歳出に関連した事業の特定財源でございますので、内容説明は省略させていただきます。 次に、4ページにお戻り願います。 第2表継続費補正は、このたびの補正に伴い、沼ノ端中学校規模改修事業を追加し、新第2学校給食共同調理場整備事業及び苫小牧東小学校及び苫小牧東中学校改築事業のうち、中学校校舎及び屋内運動場解体工事の年割額を変更するものでございます。 5ページ、第3表繰越明許費は、このたびの補正に伴い、第1学校給食共同調理場調理設備等整備事業苫小牧東小学校及び苫小牧東中学校改築事業清水小学校屋内運動場改築事業泉野小学校外部改修事業、校舎等改修を追加し、光洋中学校屋内運動場改築事業を変更するものでございます。 6ページをお願いいたします。 第4表債務負担行為補正は、新型コロナウイルスワクチン接種体制確保事業費で、国から自治体へのワクチン配付が当初のスケジュールより遅れていることに伴い、ワクチン接種予約システムの構築及び集団接種会場への医療従事者派遣に係る業務を年度内に発注できなくなったことから債務負担行為を廃止するものでございます。 第5表地方債補正は、限度額21億8,740万円増額し、総額を101億4,103万円とするものでございます。 以上、簡単でございますが、議案第25号令和2年度一般会計補正予算(第12回)の説明を終わらせていただきます。 御審議の上、御承認賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。 ○議長(金澤俊) 議案第26号及び第27号。 上下水道部長。 ◎上下水道部長(阿萬野一男) 初めに、議案第26号令和2年度苫小牧市水道事業会計補正予算(第5回)について、補正予算実施計画により御説明申し上げます。 2ページをお開き願います。 収益的収入及び支出の収入でございますが、第1款水道事業収益において第1項営業収益を4,319万7,000円増額し、同額を第2項営業外収益から減額するものでございます。 これは、第2回補正で計上いたしました経営継続支援事業のうち水道料金の減免部分の事業規模を改めることとし、料金収入と減免分の補填である一般会計からの繰入れにつきまして財源更正を行うものでございます。 1ページにつきましては、以上の内容を所定の様式に沿って文言整理したものでございます。 以上で、議案第26号の説明を終わらせていただきます。 続きまして、議案第27号令和2年度苫小牧市下水道事業会計補正予算(第5回)について補正予算実施計画により御説明申し上げます。 2ページをお開き願います。 収益的収入及び支出の収入でございますが、第1款下水道事業収益において第1項営業収益を4,241万7,000円増額し、同額を第2項営業外収益から減額するものでございます。 これは、水道事業会計と同様に下水道使用料につきましても経営継続支援事業の減免部分の事業規模を改めることとし、財源更正を行うものでございます。 1ページにつきましては、以上の内容を所定の様式に沿って文言整理したものでございます。 以上で、議案第27号の説明を終わらせていただきます。 御審議の上、御承認賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。 ○議長(金澤俊) 以上で、説明は終了いたしました。 これより質疑に入りますが、質疑は先例により、一般会計の歳出は各款ごとに行い、一般会計歳入及び企業会計は一括して行いたいと思います。 これに御異議ありませんか。             (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(金澤俊) 御異議なしと認めます。 よって、議案第25号一般会計補正予算第1条歳入歳出予算の補正を事項別明細書により歳出から質疑に付します。 第7款商工費、質疑に付します。 冨岡隆議員。             (冨岡隆議員 質問席へ移動) ◆28番議員(冨岡隆) それでは、第7款商工費について質問いたします。 今回2億534万4,000円もの減額補正となっておりますけれども、この内訳について、まずお伺いいたします。 ○議長(金澤俊) 答弁を求めます。 産業経済部長。 ◎産業経済部長(金谷幸弘) 経営継続支援事業の関係でございますけれども、こちらにつきましては、事業の積算の際に対象事業者のほうを2,250事業者というふうに見込んでおりましたけれども、実際には139件ということで乖離が生じまして、その分の減額ということでございます。 以上です。 ○議長(金澤俊) 冨岡隆議員。 ◆28番議員(冨岡隆) この経営継続支援事業は昨年の7月ですよね、第2次補正に基づいて、臨時会まで開いて、6月議会の中では本当に5割以上、国が支援しているものとは別に、光が当たっていない30%から50%以内という、そういう事業者にも光を当てて支援しようではないかということで多くの議員の方からもそういう質疑が交わされまして、そして予算計上もされた中身でした。それで139件ということで僕も大変驚いたわけですけれども、なぜ利用されなかったのか、そこら辺についての分析はされていると思いますので、お伺いいたします。 ○議長(金澤俊) 答弁を求めます。 産業経済部長。 ◎産業経済部長(金谷幸弘) まず対象者の設定でございますけれども、これにつきましては、平成28年度の経済センサスの調査結果から、市内に全事業者が7,500社ということで見込まして、そのうち30%が申請するという見込みで想定してございました。この30%の想定につきましては、市で行っておりますセーフティネット保証の認定の集計結果から、売上げが前年比で30%から50%未満で減少している割合というのが、3月から6月の中でばらつきは大きかったのですけれども、最大値に近い約30%がアッパーの数字だということで、2,250社というふうに設定してございました。ただ、実際につきましては、この事業のほうは2月26日で締め切りましたけれども、想定が2,250に対して交付が139という大きな乖離となりました。 この大きく乖離した理由としましては、昨年の11月に行った影響調査の結果にて、4月から8月の中では最大30%以上50%未満の売上げ減少の影響を受けたと回答した事業者が約1割しかいなかったことに加えまして、影響が長引いたことから9月以降にも50%以上に減少した事業者が増えたと想定される反面、大きく影響を受けていると思われておりました事業者にも聞いてみましたけれども、実際には30%以上減少の影響を受けていないという声も聞いておりまして、様々な業種、業態で受ける影響が違う中で、上にも下にも想定より大きく乖離したというふうに考えてございます。 ○議長(金澤俊) 冨岡隆議員。 ◆28番議員(冨岡隆) 今部長の答弁では、3月から6月は非常に大きかったのだけれども、分析として、算定したそういう見積りといいますか、まずたくさんの業者がいるだろうということでやったのだけれども、それ以降11月の影響調査で、それ以降の影響という点では30%から50%は1割しかなかったということでこういう結果になったのではないかということで今答弁もされました。 1日に市で出している、この影響調査は、これは市長も読んだと思うのですけれども、ここの中でもいろいろ明記されております。報告書によると、苫小牧市や国、道が実施している、そういう支援策について何を利用したかという問いがありました。これに対して、持続化給付金の利用あるいは利用予定が最も多いというふうに答えておりましたけれども、2番目に大きかったのが、やはり市や道の今回のものですけれども、事業継続のための支援金、これが大きいということで書いております。さらに、利用の目的は、やはり事業継続のためが何と41%にも、この調査からなっているわけです。苫小牧市、国、道が実施しているこういうアンケートの結果から、一方で、支援策について基準を満たしていないが対象から外れているということが、これがまた46%もあるわけです。 だから私は、今部長が答弁されましたけれども、本当にもっと広くこれを使ってほしいと、助けようということで提案したものですので、これは実際に事業を行った中で、先ほど139件と言いましたけれども、これを月別にちょっとお伺いしておきたいと思います。 ○議長(金澤俊) 答弁を求めます。 産業経済部長。 ◎産業経済部長(金谷幸弘) この支給実績のほうでございますけれども、月別で申し上げますと、8月が32件、9月が25件、10月が21件、11月が11件、12月が16件、1月が8件、2月が22件、3月が4件となってございます。 ○議長(金澤俊) 冨岡隆議員。 ◆28番議員(冨岡隆) 今8月が32件、それから9月が25件、それから10月が21件、11月が11件、12月が16件、1月が8件、2月が22件、3月が4件ということだと思うのですけれども、これは、この事業を、支援しようということで一生懸命頑張って原課が取り組んだわけですけれども、これは最初から非常に件数が少ないわけですよね。このどこかの時点で手だては打てなかったのかどうか。これは広く多くの事業者に、先ほど私が言いましたように、アンケートではやはり市や道の事業継続のための支援金、あるいは何とか、この41%の人たちがやはり対象枠から外れているという結果にもなっているので、これは本当に、私は途中で何とか手だてが打てなかったのかなと。もっと多くの人に使用してもらうような、そういう指導修正といいますか、そういうことはできなかったのか、そこら辺についてお伺いいたします。 ○議長(金澤俊) 答弁を求めます。 産業経済部長。 ◎産業経済部長(金谷幸弘) まず、この事業を始めた以降、やはり伸び悩みといいますか、申請のほうが少なかったということで、これにつきましては令和2年8月にスタートしたのですけれども、まず周知が足りないのではないかということも私どもも考えまして、市のホームページやフェイスブック、LINE、広報とまこまい、また新聞記事等にも載せていただくなどの情報発信をしたほか、経済団体の講演会ですとかセミナーですとか、そういったところでの説明も行いましたし、商店街、中小企業家同友会、商工会議所の会員に周知の依頼を行った上、議員の多くの皆様にも各事業者にリーフレットを配っていただいたということもございました。その中で、まず最初に、申請がやはりちょっと少ないということでございましたので、9月の影響調査があったときに、そちらのほうで全部で7,200事業者ぐらいなのですけれども、そちらのほうのアンケートを行う際に一緒にリーフレットを入れて全事業者に対して個別に周知したということでございます。 その中でもやはりなかなか伸びませんでしたので、実際にはやはり少ないのではないかなという感覚を受けておりましたけれども、そういったことで11月頃に対象範囲の拡大ですとか、財政部のほうも交えて、この事業についてどうするかという協議も一応したのですけれども、そのときには例えば売上げ減少の30%をもっと拡大するであるとか、そういったことよりも、やはりそのときに必要な支援で事業者にそういった支援が届くようにすることが大事だというふうに考えたものですから、このときには事業の拡大という形ではなく、そのときに必要だと考えたのは、まず飲食店事業もやりましたし、これと同様の趣旨の事業継続という意味では、2月に事業継続支援ということで30%以上の新たな支援金ということで実施させていただいたところでございます。 ○議長(金澤俊) 冨岡隆議員。 ◆28番議員(冨岡隆) いろいろな努力をしてきたということであります。それは非常によく分かります。当然だとは思うのですけれども、私は今回の減額を見て、あまりにもちょっと少な過ぎると、どうしてこういうふうになっているのだろうということで、いろいろ影響調査のこともよく見せていただきました。そして、この影響調査の中から、例えば今回は30%という、そういう部分もありました。このアンケート、経営面の影響ということで見ますと、6%から29%減収、こういうものが32%、卸売業であるとかはそうなっております。それから小売業、ここでは36%、そういうふうにもアンケートではなっております。 それで、私は当初のそういう予算執行は、もう本当に多くの業者からも何とか活用して本当に事業継続してほしいと思っていましたし、たくさんの方が利用すると思っていたのですけれども、結果としてはこういう結果になったわけですけれども、これは財政部として部長はどういうふうにこの結果を受け止めているのか、お伺いしておきます。 ○議長(金澤俊) 答弁を求めます。 財政部長。 ◎財政部長(斉藤和典) まず、この事業を開始するに当たって、6月議会だったと思いますけれども、50%以下のほうも何とか手当てしないといけないのではないか、そういう議論があった中で考えてきた事業なのですけれども、そのとき財政部としては、どのくらいの範囲、規模の事業者になるのだろうか、どうやって積算を出すのだろうかと、そういうことをずっと、難しいなというように考えていました。 その中で、産業経済部のほうから、そのときの根拠としては、市のセーフティネットを使った30%という根拠をしっかり出してきて、それで2,250社というふうに上げてきました。それを私は見たときは、しっかり根拠を持った数字だなとそういうふうに思っていました。それで多くの方が大分利用されるだろうと思っていましたが、議員がおっしゃられたように、アンケート結果を見ますと30から50%減の範囲は約11%、1割ぐらいだったというのが、後からそれは分かったわけですけれども、それを先にやっていれば予想はできたのですけれども、その当時はまだそこまでできませんでしたので、その結果としてはこうなってしまいましたけれども、これはやむを得ないのかなと思っています。 今回大きく減額させてもらいましたけれども、先ほど提案説明させていただきましたが、決してこれは無駄にならずに、次の事業の展開への財源としてしっかり活用させていただいていますので、財政課としては、結果としては少なかったけれども、この財源は有効に活用したいというふうに考えているところでございます。 以上でございます。 ○議長(金澤俊) 冨岡隆議員。 ◆28番議員(冨岡隆) よく分かりました。 ただ、これだけの大変な中で多くの事業者に活用してほしいなという思いもあったものですから、これだけの減額になったということで、やはり今回こういう結果も踏まえて、今回2月18日、先議で決めた事業継続支援事業、これは2月から今申請が受付期間となって始まっておりますけれども、これは今後の申請状況も含めて、今回の結果を踏まえて、柔軟な対応も含めて、ぜひ進めていただきたいなと思います。これについて最後に市長から答弁いただきたいと思います。 ○議長(金澤俊) 答弁を求めます。 市長。 ◎市長(岩倉博文) まだまだこれから続く地域経済対策でありますけれども、やる以上は執行率100%を目指してしっかり取り組んでいきたいというふうに思います。 昨年の例から言えば、やはり事業者のほうもそうした状況に対してまだ慣れていないという状況が一方ではあったのではないかというふうに思いますし、国や道や市や様々なサルベージメニューがマスコミを通じてあったので少し分かりづらい側面もあったのかなというふうに思います。しかし、それを教訓として今後はしっかりと執行率100%を目指す、役に立つ支援策をしっかりと取り組んでいきたいと思います。 ○議長(金澤俊) 冨岡隆議員。 ◆28番議員(冨岡隆) 本当に多くの事業者が本当に活用できるように、これからも全力を挙げて取り組んでいただきたいということを呼びかけて、私の質問は終わります。 ○議長(金澤俊) 他に。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(金澤俊) 質疑終結することに御異議ありませんか。             (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(金澤俊) 質疑終結いたしました。 第10款教育費、質疑に付します。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(金澤俊) 質疑終結することに御異議ありませんか。             (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(金澤俊) 質疑終結いたしました。 第12款諸支出金、質疑に付します。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(金澤俊) 質疑終結することに御異議ありませんか。             (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(金澤俊) 質疑終結いたしました。 以上で、歳出の質疑は終了いたしました。 続いて、歳入の質疑に入ります。 第16款国庫支出金、第19款寄附金、第23款市債を一括質疑に付します。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(金澤俊) 歳入の質疑を終結することに御異議ありませんか。             (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(金澤俊) 質疑終結いたしました。 次に、第2条継続費の補正、第3条繰越明許費の補正、第4条債務負担行為の補正、第5条地方債の補正を第2表から第5表により一括質疑に付します。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(金澤俊) 質疑終結することに御異議ありませんか。             (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(金澤俊) 質疑終結いたしました。 以上をもって、議案第25号の質疑を終結することに御異議ありませんか。             (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(金澤俊) 御異議なしと認めます。 よって、討論に付します。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(金澤俊) 討論終結することに御異議ありませんか。             (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(金澤俊) 御異議なしと認めます。 よって、表決に付します。 原案に御異議ありませんか。             (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(金澤俊) 御異議なしと認めます。 よって、議案第25号は、原案どおり可決いたしました。      ────────────────────────── ○議長(金澤俊) 議案第26号水道事業会計補正予算についてを質疑に付します。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(金澤俊) 質疑終結することに御異議ありませんか。             (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(金澤俊) 御異議なしと認めます。 よって、討論に付します。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(金澤俊) 討論終結することに御異議ありませんか。             (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(金澤俊) 御異議なしと認めます。 よって、表決に付します。 原案に御異議ありませんか。             (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(金澤俊) 御異議なしと認めます。 よって、議案第26号は、原案どおり可決いたしました。      ────────────────────────── ○議長(金澤俊) 議案第27号下水道事業会計補正予算についてを質疑に付します。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(金澤俊) 質疑終結することに御異議ありませんか。             (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(金澤俊) 御異議なしと認めます。 よって、討論に付します。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(金澤俊) 討論終結することに御異議ありませんか。             (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(金澤俊) 御異議なしと認めます。 よって、表決に付します。 原案に御異議ありませんか。             (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(金澤俊) 御異議なしと認めます。 よって、議案第27号は、原案どおり可決いたしました。      ────────────────────────── ○議長(金澤俊) 議案第28号から第30号は令和3年度補正予算でありますので、一括議題といたします。 一括説明を求めます。 議案第28号。 財政部長。 ◎財政部長(斉藤和典) 議案第28号令和3年度一般会計補正予算(第1回)について御説明申し上げます。 今回の補正は、第1条歳入歳出予算の補正、第2条継続費の補正、第3条地方債の補正でございます。 歳入歳出につきまして、それぞれ20億2,756万6,000円を減額し、総額を768億4,743万4,000円とするものでございます。 内容につきまして、事項別明細書の歳出から御説明させていただきます。 10ページをお願いいたします。 第2款総務費1項1目一般管理費の個人番号カード利用環境整備事業費611万1,000円の増額は、マイナポイント事業の拡充に伴う申請手続サポート体制の整備などに要する経費でございます。 指定管理施設管理維持体制持続化事業費1,650万円の増額は、地方創生臨時交付金を活用し、指定管理施設の感染防止対策に要する経費を補助するものでございます。 1項6目職員管理費500万円の増額は、地方創生臨時交付金を活用し、感染防止対策として職員のテレワークを推進するため、専用の端末を整備するものでございます。 2項3目スポーツ振興費220万円の増額は、地方創生臨時交付金を活用し、市内で開催されるスポーツ大会において感染防止対策に要する経費を助成するものでございます。 12ページをお願いいたします。 第4款環境衛生費2項2目予防費4億2,833万3,000円の増額は、新型コロナウイルスワクチン接種事業の実施に伴う接種委託料等の経費でございます。 13ページ、第5款労働費1項1目労働諸費1,550万円の増額は、地方創生臨時交付金を活用し、市内事業者の雇用維持のため、雇用調整助成金等の申請手続に係る社会保険労務士等への依頼費用を補助するものでございます。 14ページをお願いいたします。 第7款商工費1項1目商工振興費の創業促進・商業にぎわい事業費5,111万5,000円の増額は、地方創生臨時交付金を活用し、感染防止を目的とした店舗改装を実施した市内飲食サービス業、小売業等の店舗に対し、改装に係る経費を補助するものでございます。 新型コロナウイルス対策融資保証料補給事業費2,000万円の増額は、地方創生臨時交付金を活用し、新型コロナウイルス感染症の影響により市内金融機関から融資を受けた中小・小規模事業者が負担した信用保証料を補給するものでございます。 プレミアム付商品券事業費5億5,326万9,000円の増額は、地方創生臨時交付金を活用し、消費喚起を目的としたプレミアム率20%の一般商品券及びプレミアム率60%の飲食店や地元店応援のための商品券とまチケを発行する経費でございます。 15ページ、第10款教育費1項4目給食共同調理場費14億7,199万6,000円の減額、2項3目学校建設費8億1,335万1,000の減額、3項1目学校管理費610万円の減額、3項3目学校建設費8億9,793万4,000円の減額は、いずれも議案第25号で御説明いたしました国の補正予算より令和2年度に前倒しした事業について減額するものでございます。 17ページをお願いいたします。 第12款諸支出金1項4目下水道事業会計繰出金1,410万円の増額及び1項7目水道事業会計繰出金1,503万円の増額は、いずれも事業継続支援事業の給付金対象者向けに実施する水道料金と下水道使用料の減免に伴う繰出金でございます。 18ページをお願いいたします。 第13款職員費1項1目職員給与費3,274万7,000円の増額及び1項2目諸費191万円の増額は、さきに御説明いたしました個人番号カード利用環境整備事業、新型コロナウイルスワクチン接種体制確保事業、創業促進・商業にぎわい事業及びプレミアム付商品券事業に従事する職員に係る経費について国の補助金及び地方創生臨時交付金により計上するものでございます。 引き続き、歳入について御説明いたします。 6ページにお戻り願います。 第16款国庫支出金から9ページの第23款市債までは、いずれも歳出に関連した事業の特定財源及び一般財源でございますので、内容の説明は省略させていただきます。 4ページにお戻り願います。 第2表継続費補正は、このたびの補正に伴い、年割額をそれぞれ変更するものでございます。 5ページ、第3表地方債補正は、限度額を20億4,460万円減額し、総額を68億6,430万円とするものでございます。 以上、簡単でございますが、議案第28号令和3年度一般会計補正予算(第1回)の説明を終わらせていただきます。 御審議の上、御承認賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。 ○議長(金澤俊) 議案第29号及び第30号。 上下水道部長。 ◎上下水道部長(阿萬野一男) 初めに、議案第29号令和3年度苫小牧市水道事業会計補正予算(第1回)について、補正予算実施計画により御説明申し上げます。 2ページをお開き願います。 収益的収入及び支出の収入でございますが、第1款水道事業収益において第1項営業収益から1,503万円を減額し、同額を第2項営業外収益に計上するものでございます。 これは、さきに一般会計の令和2年度第11回補正予算により行われております事業継続支援事業を踏まえまして、これと連動する形で水道料金の負担軽減の支援を行い、地域経済対策の一環としようとするものでございます。 事業の概要につきまして、3ページにお移り願います。 事業名は、事業継続上下水道料金支援事業でございまして、一般会計による事業継続支援給付金の申請を行い、その支給要件を満たすものに対しまして2か月分の業務用水道料金の負担軽減を図ろうとするものでございます。 対象者につきましては、給付金と同様に2,500件を見込んでおります。また、これまでの上下水道料金支援事業と同様、減免の方法によることで手続の簡素化を図ってまいります。 なお、この事業は地方創生臨時交付金の活用を見込んでおり、減免分の水道料金収入の補填として臨時交付金を財源とした一般会計からの繰入れを予定しております。 1ページにつきましては、以上の内容を所定の様式に沿って文言整理したものでございます。 以上で、議案第29号の説明を終わらせていただきます。 続きまして、議案第30号令和3年度苫小牧市下水道事業会計補正予算(第1回)について、補正予算実施計画により御説明申し上げます。 2ページをお開き願います。 収益的収入及び支出の収入でございますが、第1款下水道事業収益において第1項営業収益から1,410万円を減額し、同額を第2項営業外収益に計上するものでございます。 これは、水道事業会計と同様に、下水道使用料につきましても事業継続上下水道料金支援事業として一般会計による事業継続支援給付金の申請を行い、その支給要件を満たす者に対しまして2か月分の業務用下水道使用料を減免するものでございます。 なお、事業の概要につきましては、水道事業会計の補正予算で御覧いただきました議案第29号の3ページに一括記載しておりますので、御参照願います。 1ページにつきましては、以上の内容を所定の様式に沿って文言整理したものでございます。 以上で、議案第30号の説明を終わらせていただきます。 御審議の上、御承認賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。 ○議長(金澤俊) 以上で、説明は終了いたしました。 これより質疑に入りますが、質疑は先例により、一般会計の歳出は各款ごとに行い、一般会計歳入及び企業会計は一括して行いたいと思います。 これに御異議ありませんか。             (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(金澤俊) 御異議なしと認めます。 よって、議案第28号一般会計補正予算第1条歳入歳出予算の補正を事項別明細書により、歳出から質疑に付します。 第2款総務費、質疑に付します。 池田謙次議員。             (池田謙次議員 質問席へ移動) ◆22番議員(池田謙次) それでは、総務費の個人番号カード利用環境整備事業611万円、これについて予算については若干触れましたけれども、ちょっと角度を変えて、また確認も含めて簡潔にちょっとお聞きをしたいというふうに思います。 国の鳴り物入りではありませんけれども、本当に様々な利便性を含めて国も大いにどんどん推進をしている中で、前回の予算委員会で私はお聞きしたのですけれども、今月末で6割ということで、3月の末から実質的に事業が用意ドンということでありますので、前回はこれが全然少なくて、どう考えているのかと私は考え方を聞きましたけれども、それは同じく聞いても仕方ありませんので、約現在が3割、約あと半月ちょっとで原課として国なりタイアップして年度内にどの程度まで見込める、持っていけるという思いがあるのか、その認識をお聞きしたいというふうに思います。 ○議長(金澤俊) 答弁を求めます。 総務部長。 ◎総務部長(山本俊介) マイナンバーカードの普及率の見込みでございますが、ただいま政府の示すマイナンバーカードの交付枚数の想定というのが、この3月末の健康保険証利用の運用開始段階で6,000万枚から7,000万枚というふうにされております。 ただ、一方、実際の全国の交付枚数率につきましては、3月1日現在で約3,344万枚、26.3%となっておりまして、おおよそ想定の半分程度となっておりますが、マイナポイント事業による駆け込み申請等もあり、月末段階では上乗せがあるのではないかと私どもも考えているところでございます。 ○議長(金澤俊) 池田謙次議員。 ◆22番議員(池田謙次) 部長としてはどうですか。4割ぐらいいきそうか、5割いきそうですかね。どうでしょうか。 ○議長(金澤俊) 答弁を求めます。 総務部長。 ◎総務部長(山本俊介) 私どもとしては何とかいってほしいというところで期待をしているところでございますが、現実的に4割超えるかどうかというのはちょっとお答えできないことを御理解いただきたいと思います。 ○議長(金澤俊) 池田謙次議員。 ◆22番議員(池田謙次) 分かりました。 部長、率直に国に物を言ったほうがいいですよ。全然、話はもう最高です。6割今月いきましょうと、3月末から用意ドンですなどといって現状が3割ぐらいですからね。これは本当に大丈夫なのかなと。先ほど言ったように、国は国でいろいろなメディア、媒体を通して、税金を使って、本当に利便性が保険証としては高まりますよということをどんどん発信しているわけですから、見ている国民、市民の方がそうなのかということで、現状がそうでありますから。 次に、これはセットでありました医療機関で利用できるカードリーダーの普及率というのはどの程度を見込んでおられますか。 ○議長(金澤俊) 答弁を求めます。 総務部長。 ◎総務部長(山本俊介) 医療機関等におけるカードリーダーの導入状況につきましては、道内では2月28日現在で34.1%となっております。その背景には、導入費の負担、既存のシステムの改修の負担があると見られておりまして、厚労省のほうで3月末までにカードリーダーを申し込んだ医療機関ですとか薬局に対するシステム改修費用の補助を強化していると伺っております。3月末までには、これまでの推移を見ますと40%程度までは導入が進むのではないかと私どもも推計しているところでございます。
    ○議長(金澤俊) 池田謙次議員。 ◆22番議員(池田謙次) カードリーダーについては40%ということであります。 後でその周知等も聞きますけれども、これは実際に、例えば市内において当然カードリーダーがなければできませんから、例えば大手であれば市立があり王子があり日翔さんとか大手がありますけれども、部長がつかんでいる現状としてはどうなのですか、今月末から用意ドンできますかね。 ○議長(金澤俊) 答弁を求めます。 総務部長。 ◎総務部長(山本俊介) 確かに市内大手の病院ございますが、今現在私どもがつかんでいる情報としましては、ちょっと今月内は無理ではないかと。4月になって何とか御用意できるのではないかという感じでは情報としてはつかんでございます。 ○議長(金澤俊) 池田謙次議員。 ◆22番議員(池田謙次) 分かりました。 これは部長の所管でいいのかな。これは今言ったように、例えば大手の病院さんがということは、ぶっちゃけ言うと今月末までには要は市内においてカードリーダー、つまり保険証の利用はできないということかなと答弁を聞くと思います。これの時期がずれても、大手の市立にしても王子さんにしても、その辺がはっきりしたときに速やかに市民の方にここがそういうふうに使えるのですよと周知をしていかないと、何か話だけ飛んでいて実が取れないというふうに思うのですけれども、その辺の例えば決まった時点での病院の周知についてどのような認識ですか。 ○議長(金澤俊) 答弁を求めます。 総務部長。 ◎総務部長(山本俊介) このマイナンバーカードの保険証機能に対応できる医療機関、薬局につきましては、3月下旬、今月の下旬でございますけれども、厚生労働省のホームページに掲載する予定と伺っているところでございます。 マイナンバーカードを保険証利用できるかどうかを市民の方々が知っていただくには、恐らく対応できる医療機関等でステッカーやポスターを掲示する予定と伺っておりますので、まずは御利用になる市民の方々が実際に通院なりの際に御確認いただくということになるとは思いますが、私ども市といたしましても、そういった情報が明らかになり次第周知のほうはしっかり対応してまいりたいと考えてございます。 ○議長(金澤俊) 池田謙次議員。 ◆22番議員(池田謙次) 分かりました。 それで、ここに書いているように、例えばポイントを付与して仮に2万円なりだったら5,000円のポイントがつきますよと、そうやって国は、とてもいいではないかということで国民に発信をしてやってこういう事業を今さらに拡大しようとしているわけですけれども、そういう利便性を国は発信というかやっているわけですけれども、今ちまたで言われていることが第二弾ではないけれども、保険証として使えるほかに、運転免許証として、これも併用ではないけれども、できるのではないかという話を国が発信しています。それを含めたポイントをつけてどんどん広げてくださいということですけれども、実際にこの例えば第二弾が運転免許証ではありませんけれども、その辺の感覚というのは認識はどうですか、いつぐらいからですか。 ○議長(金澤俊) 答弁を求めます。 総務部長。 ◎総務部長(山本俊介) 健康保険証以外に今よく報道されていますのは運転免許証としての機能でございますが、運転免許証としての利活用につきましては、2024年度末、令和でいいますと6年度末になりますが、こちらを目標にマイナンバーカードと一体化するよう見通しが国からは示されているところでございます。 また、国・地方デジタル化指針において、その他として各種国家資格証とマイナンバーカードとの一体化ですとか、さらには教育や金融分野での利活用の範囲の拡大といった考えも示されておりまして、今後、随時具体化していくものと私どもも受け止めているところでございます。 ○議長(金澤俊) 池田謙次議員。 ◆22番議員(池田謙次) このマイナンバーカードは、数年前から出始めた頃に、当然メリット、デメリットといろいろ論議はいまだにありますけれども、例えば去年の全世界的にコロナが拡大したときに、台湾の一例の成功例として、台湾の中身を全部承知しているわけではありませんけれども、同じように全国民が、メリット、デメリットはありますけれども、それが流布した中で、つまり一人が自分が例えばマスクを買ったら、そこでチップで確認されて、まとめ買いができない、買いだめができない。それで台湾というのは均等に、パニックを起こすことなく、1人の人がそのカードでいい意味でチェックをして満遍なく、そういう利便性、メリット、デメリットは何でもあるのですけれども、そう思ったときに今の保険証の利用、それでポイントも当たるのだよ、運転免許ももう利用できるのですとなったときに、私は個人的にもうちょっとPRを、いいのだよと、その代わりもしこういう利便性があるということがあったら、その内容と、もっともっと私はPRを市民の方にしていただきたいと思うのですけれども、その認識はどうですか。 ○議長(金澤俊) 答弁を求めます。 総務部長。 ◎総務部長(山本俊介) 健康保険証としての利用以外に、まずは本人確認書類になること、それと各証明書をコンビニで取得できることなど、そのほかマイナーポータルといいまして、そこでは今子育てなどの行政手続がオンライン化で可能となっていることなど、利用の場面は今後ますます拡大していくものと私どもは考えてございます。 また、現在国のほうで行政のデジタル化ということを掲げておりまして、その中でも恐らくこのマイナンバーカードの利用というのがメインになっていくと私どもは考えてございます。そういった意味では、私ども市としましても、メリットや利便性を御理解いただくことが一番必要と考えておりまして、マイナポイント事業の周知、広報等も併せて広く市民の方々に知っていただくよう努めてまいりたいと考えているところでございます。 ○議長(金澤俊) 池田謙次議員。 ◆22番議員(池田謙次) 部長、ありがとうございました。 そういうことで、今部長がおっしゃったように、答弁があったように本当にメリット、デメリットがあるにしても利便性は高いわけですから、ぜひ国に対しても言うことは言うという、そんなスーガーなんて言っている場合ではないのですよ、ガースーですか。だからそのことは、ちゃんと言うことは言って、市としてもしっかりPRをしていただければなと、これは要望にしておきますけれども、よろしくお願いします。 以上で、終わります。 ○議長(金澤俊) 他に。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(金澤俊) 質疑終結することに御異議ありませんか。             (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(金澤俊) 質疑終結いたしました。 第4款環境衛生費、質疑に付します。 喜多新二議員。             (喜多新二議員 質問席へ移動) ◆1番議員(喜多新二) それでは、4款環境衛生費、保健衛生費、予防費、新型コロナウイルスワクチン接種体制確保事業の4億2,833万3,000円について、何点か確認も込めて質問させていただきたいと思います。 まずは、新聞でも今朝も報道もあったわけですけれども、医療従事者へのコロナワクチンの現在の接種に対する進捗状況を教えていただけますでしょうか。 ○議長(金澤俊) 答弁を求めます。 健康こども部長。 ◎健康こども部長(桜田智恵美) 市内におきます医療従事者等の優先接種は、一部報道でもありましたように3月11日木曜日から第1弾の1回目の接種が開始となっております。今後は2回目の接種用のワクチンが3月26日に1箱配給予定となっておりますので、それ以降に第1弾の2回目接種が開始されるものと考えております。 ○議長(金澤俊) 喜多新二議員。 ◆1番議員(喜多新二) 分かりました。 一部で、ちょうど1週間から10日前であったと思うのですけれども、報道では医療従事者は1回接種するという報道もあったわけですけれども、今御答弁にあった接種の回数は2回ということでよろしいでしょうか。 ○議長(金澤俊) 答弁を求めます。 健康こども部長。 ◎健康こども部長(桜田智恵美) 日本で現在承認されているファイザー社のワクチンは、医療従事者であるか一般の方であるかを問わず、接種の回数は2回となっております。 なお、ファイザー社のワクチンは通常1回目の接種から3週間後に2回目の接種を受けることとなります。 ○議長(金澤俊) 喜多新二議員。 ◆1番議員(喜多新二) 分かりました。 まず医療従事者6,200名への接種を終了することが喫緊の課題というか、やらなければならないことだと思うのですけれども、この接種終了するというのはいつ頃か分かりますでしょうか。 ○議長(金澤俊) 答弁を求めます。 健康こども部長。 ◎健康こども部長(桜田智恵美) 接種終了予定時期は、今後、国により配給されるワクチン量により変わってくるものと考えておりますので、現時点において時期についてはお示しできないことを御理解いただきたいと思います。 ○議長(金澤俊) 喜多新二議員。 ◆1番議員(喜多新二) 分かりました。 現在進行形で進んでいるということだと思いますけれども、これは早期になるべくということでお願いしたいと思います。 次に、基礎疾患がある人に対するコロナワクチンの接種なのですけれども、これはまず2回接種するのかということと、あとはこの接種を受けるまでの流れを確認させていただいていいでしょうか。 ○議長(金澤俊) 答弁を求めます。 健康こども部長。 ◎健康こども部長(桜田智恵美) 基礎疾患のある方は自己申告となりますので、予診票に疾病名を記載いただき、必要がある場合は接種場所の医師による問診時に疾患や治療の状況などを確認されることになります。医師により接種可能と判断されますと接種することになりますけれども、接種回数は基礎疾患のありなしにかかわらず2回接種となりますので、1回目の接種の3週間後に接種をしていただくことになります。 ○議長(金澤俊) 喜多新二議員。 ◆1番議員(喜多新二) 分かりました。 医師の問診によって判断するということですので、要は自己申告ということになりますと、該当するかしないかというところで、焦ってワクチンを打ちたいという人がいるのでないかという危惧がちょっとあったものですから、その辺は医師の問診があるということで確認しました。 続きまして、一般の方が接種を受けるまでの流れを具体的に教えていただけますか。 ○議長(金澤俊) 答弁を求めます。 健康こども部長。 ◎健康こども部長(桜田智恵美) まずは本市より2回分のシールタイプの接種券、接種に関わるお知らせ、接種実施医療機関の一覧を封書で送付いたしますので、接種券等がお手元に届きました後に接種の予約を入れていただきます。かかりつけ医のある方は、御自身の通院されている医療機関が接種実施医療機関であればお電話で予約を入れていただくことになります。 なお、通院されている医療機関が接種実施医療機関でない場合は、コールセンターもしくはウェブシステムにて集団接種会場での予約を入れていただくことになります。その後、接種当日までに予診票を御記入いただき、接種当日は接種券と予診票、そして本人確認書類、運転免許証や健康保険証などは必ずお持ちになり、御予約いただきました接種場所へ行っていただくことになります。 ○議長(金澤俊) 喜多新二議員。 ◆1番議員(喜多新二) 分かりました。 基礎疾患、また一般の方の接種の中でということは確認できました。接種の確認ができたということで流れは分かったのですけれども、これは接種後と言いますよね、接種の後のことになるかもしれないのですが、今海外ではアフターコロナを見据えたクラスター防止策として接種証明書なるものの動きがどんどん出てきています。イスラエルではグリーンパスというもの、中国でもこの接種証明書は開始されています。アメリカにも同種のこの書類等が出ています。EUも今導入に向けてこういう話が進んでいるわけであります。私は知っている方からちょっとこういうお話をいただいているのですが、専門学生さんで、海外留学の研修を希望されている方、実は去年コロナで渡航ができなかった子供たちがもうそろそろ国によって開始、語学研修の開始が始まってきたのですね。学校間とかの研修は大丈夫ですよという体制はできたのですが、実はこのイミグレーション、入国の際に是か非を問うというのは、またこれは学校間の協定とは別なものですから、子供と学校間が了承しても実はその国に入国できない、そういうケースが今懸念されているというお話も聞いております。 これは昨日の参議院の予算委員会で河野大臣がワクチン接種証明、国際的に必要性が高まれば検討するという答弁があったとおり、現在日本ではまだ検討段階というふうになっているのかと思いますけれども、今この御説明いただいた基礎疾患や一般の方、高齢者の方の接種を受けた後の接種したということを証明するような書類みたいなものは何かあるのでしょうか。 ○議長(金澤俊) 答弁を求めます。 健康こども部長。 ◎健康こども部長(桜田智恵美) 市から送付いたします接種券には、接種済証を2回分貼り付ける欄がございますので、接種終了後には接種券を必ず受け取り、接種済証が貼られていることを確認いただければと考えております。 ○議長(金澤俊) 喜多新二議員。 ◆1番議員(喜多新二) 分かりました。先ほど話した接種証明書とまではいかないまでも接種済証ということで、こういうものが手元に残るという形になるかと思います。現在はそういう意味では証明書、いわゆるサーティフィケート、国際的なものというものはないわけですけれども、これも必要となればぜひとも今後、地域の声を聞いて、国等にこの証明書は必要ではないかということはそのときが来たらぜひとも要望していただきたいなと思いますので、ぜひともお願いいたしたいと思います。 続きましてですけれども、今この事業に対して多くの方が言っているのが、ワクチンの副作用についての不安を持っている方がたくさんいると思います。こういったことをやはり今ワクチンの体制事業をやっていく中でこういう不安があるわけですけれども、この事業であります市のコールセンターでの相談というものの対応というのは可能なのでしょうか。 ○議長(金澤俊) 答弁を求めます。 健康こども部長。 ◎健康こども部長(桜田智恵美) 市のコールセンターにおきましては、接種場所や予約、接種券の紛失などの相談に対応してまいりたいと考えております。 また、ワクチンに関する専門的な相談につきましては、国や北海道が開設するコールセンターにおいて対応いたしますので、相談事項に応じて相談窓口の一覧の周知につきましても行ってまいりたいと考えております。 ○議長(金澤俊) 喜多新二議員。 ◆1番議員(喜多新二) 今現在進行形ということで、道や国も設置の準備に入っているということでございますけれども、このワクチン接種後、報道とかでは30分以内待機をしていただいて副反応を見るというふうにもなっているかと思います。 私が気になるのは、ではこの30分を過ぎて帰宅した場合、それ以降、翌日に、そういった、私はもしかして副反応があるのではないかといった場合の相談の場はどうしたらいいのか、どういう体制があるのか、ちょっと教えていただけますか。 ○議長(金澤俊) 答弁を求めます。 健康こども部長。 ◎健康こども部長(桜田智恵美) 接種後の経過観察中に重篤な副反応が起きた場合は、医師により処置を行い、場合によっては救急搬送されることになります。翌日などに副反応が起きることもございますので、その場合には予防接種を受けた医療機関やかかりつけ医、国や北海道のコールセンターに御相談いただくことになるものと考えております。 また、健康被害に関する手続は、本市で受け付けることになっております。 ○議長(金澤俊) 喜多新二議員。 ◆1番議員(喜多新二) ありがとうございました。 いろいろと窓口はあるということなのですけれども、一番私が心配しているのは、例えば電話相談一つにしても、やはり平日までであるとか、土曜日までであるとかというところだと思うのです。そういった意味においてぜひともお願いしたいのですけれども、電話がつながらない場合、また体調が悪い場合、119番してほしいですとか、そういったつながらない場合も想定した情報周知を、ぜひとも接種会場なりで、その接種後のアフターということの情報周知を充実するように強く要望いたしまして、私の質問はこれで終わりたいと思います。 ○議長(金澤俊) 他に。 大西厚子議員。             (大西厚子議員 質問席へ移動) ◆9番議員(大西厚子) それでは、私からも4款の保健衛生費です。2項2目予防費についての新型コロナウイルスワクチン接種体制確保事業について質問をさせていただきたいと思います。 それでは、先ほどの喜多議員の質問もございましたし、また令和2年の補正の質疑もございましたので、重ならないように質問をさせていただきたいと思っております。 この新型コロナウイルスの収束を本当に望んでおります市民の方の本当に最大の関心事でもありますので、お聞きをしておきたいと思っております。 この新型コロナウイルスワクチン供給に関しましては、本当に国内外においても本当に様々な変化もありまして情報も錯綜しておりましたが、ようやく優先接種と医療従事者の接種が始まったということで、先ほどの御答弁、本当に期待を申し上げたい、そのように思っております。 そこで、本市におきましては、先般の令和2年度補正予算の審議以降、体制づくりに関わっていただいているかと思います。本当に国の方針も定まらない中、市においても本当に粛々と準備を進めてこられたことに本当に敬意を表したいと思っております。そこで、前回の議案の提案以降、分かってきた部分もお聞かせいただきたいと思っております。 そこで、接種体制の要とも言えます個別接種実施医療機関の数、また、集団接種の会場の設置時期の見込み、また、市のコールセンターの設置時間等、また、時期が分かっておりましたら、決定しているところがあれば教えていただきたいと思います。 ○議長(金澤俊) 答弁を求めます。 健康こども部長。 ◎健康こども部長(桜田智恵美) 前回の補正予算審議以降も継続的に医師会や保健所とは調整を行ってきております。個別接種の実施医療機関につきましては、2月27日に医療機関向けの説明会を実施し、40か所以上の医療機関に参加いただきました。現在最終の参加確認を行っておりますが、約40か所の医療機関に協力をしていただけるのではないかと考えております。また、集団接種の会場開設時期につきましては、ワクチン配給量に左右されるため、集団接種に必要なワクチン量が確保される見通しがついた時点で開設をしたいと考えております。 なお、本市が独自で設置をするコールセンターにつきましては、3月29日の設置に向け調整を進めているところでございます。 ○議長(金澤俊) 大西厚子議員。 ◆9番議員(大西厚子) ありがとうございます。 個別接種の実施機関、かかりつけ医の方は40の医療機関が参加していただける、御協力いただけるということ、また、コールセンターについても3月29日に開設に向け準備を進めているということで、どうぞよろしくお願いしたいと思います。 少しずつ決まってきていることが本当に分かります。そこで、接種券発送のスケジュールについてお聞きしたいと思うのですけれども、前回の補正予算の審議では、国が示すスケジュールとして提示がありました。ワクチンの配給の関連が影響してくると思います。遅れていると思いますけれども、改めて接種券発送のスケジュールの変更点についてお聞かせいただきたいと思います。 ○議長(金澤俊) 答弁を求めます。 健康こども部長。 ◎健康こども部長(桜田智恵美) 当初、65歳以上への接種券の発送を3月下旬予定としておりましたけれども、その後、国から示されたワクチン配給予定を考慮し、発送スケジュールを変更しております。 議案資料におきましては、75歳以上の方は4月第3週予定、65歳以上74歳以下の方は4月第4週予定、64歳以下の方は5月中予定としておりましたけれども、国からは接種券の発送と接種時期があまり離れることのないようにとの指示があることや医療機関への予約殺到を避けるために接種券の発送に関しては臨機応変に対応をせざるを得ない状況となっております。 現段階でありますけれども、4月の下旬から段階的に発送し、5月上旬までに配送を完了したいと考えており、64歳以下の方につきましてはワクチン配給状況を見ながら6月以降に発送したいと考えております。 ○議長(金澤俊) 大西厚子議員。 ◆9番議員(大西厚子) ありがとうございます。 それでは、ただいまの御答弁の中にも国から接種券の発送と接種時期が離れることがないようにとの御指示があったということでございます。接種券があまり早く着くと、やはりなくしてしまう方や、またしまった場所が分からなくなる場合も多くなると思いますので、適切な時期に発送をお願いしたいと思います。 また、2回分の接種券が入っていることが認識をされなかったり、予約日時を忘れてしまうケースもあるかと思います。これには対策が必要と思いますが、お考えをお聞かせいただきたいと思います。 ○議長(金澤俊) 答弁を求めます。 健康こども部長。 ◎健康こども部長(桜田智恵美) 接種券のレイアウトは、国が示した統一様式を使用するように指定がありますので変更することはできませんが、宛名欄の部分は変更ができますので、予約日時を記入する欄を印刷しております。 また、封筒は白地の封筒を使用し、赤字で接種券が入っていることや2回使用するものであることを目立つように印刷するなど、対応を取りたいというふうに考えております。 ○議長(金澤俊) 大西厚子議員。 ◆9番議員(大西厚子) ありがとうございます。よろしくお願いをしたいと思います。 それでは次に、接種期間についてお伺いしたいと思います。 今回の議案資料を見ますと、新たに示されているかと思います。その期間が令和3年2月17日から令和4年2月28日と書かれております。これはワクチンが順調に供給されることを想定しての期間の設定だと思います。この1年間ということでございますけれども、16歳以上の市民14万8,000人から、医療従事者の6,200人、そして接種を希望しない方を除いた場合でも、その方の2倍の回数を接種しなければならない。そのことを考えますと、この1年間の期間で終えられるのだろうかというような心配をしているところでございますが、ワクチンの配給量抜きにして考えて、この市民の接種はそれまでに終えられるという、そんなお考えなのか、どのようにお考えか、お聞かせ願いたいと思います。 ○議長(金澤俊) 答弁を求めます。 健康こども部長。 ◎健康こども部長(桜田智恵美) 新型コロナワクチン事業につきましては、予防接種法の臨時接種として実施される事業であり、国の通知によってその期間を全国一律で令和4年2月28日までと設定されております。 ワクチン量が潤沢にあると仮定した場合、個別接種の実施医療機関において接種可能な数を調整いただいておりますので、接種可能数が明確になれば、あとは集団接種においてどれだけ補完するのかを設定することとなります。 いずれにいたしましても、国が示している期間内に希望者の方の接種を終えられるよう医師会等と協議の上、接種体制を確保し、対応してまいりたいと考えております。 ○議長(金澤俊) 大西厚子議員。 ◆9番議員(大西厚子) どうぞよろしくお願いいたします。 それでは、ここで先ほど御答弁ございました市が設置するコールセンター、3月29日の設置に向け調整中とのお話も伺いましたけれども、開設時間と営業日についてお聞かせいただきたいと思います。 ○議長(金澤俊) 答弁を求めます。 健康こども部長。 ◎健康こども部長(桜田智恵美) 市のコールセンターでは、接種券の送付や紛失、破損に係る再発行受付、接種可能な医療機関の御案内、集団接種の予約受付などを担当いたします。 受付時間は9時から午後5時までで、土日、祝日も電話受付が可能となっております。 ○議長(金澤俊) 大西厚子議員。 ◆9番議員(大西厚子) ありがとうございます。 そこで、今回のコロナワクチンの接種につきましては、本当にごく短時間に多くの市民が2回のワクチンの接種を行うという、本当にいまだかつてないプロジェクトでございますけれども、国において個々人のワクチン接種の状況を記録するコロナワクチン接種記録システムというものを用意すると伺っております。 転勤などで住所が変更となる人や他地域からの転入、また、他地域への転出、また、住所地以外の施設に入所する高齢者などの巡回接種なども考えますと、接種回数や接種間隔などを自治体を超えて管理するシステムができることは、市民の安心・安全な接種のために大変に助かるシステムだと思っております。 このシステムの導入には、データ入力などのマンパワーやシステム改修費など負担を懸念する自治体もあるということで伺っておりますけれども、本市においてはどのような進捗状況なのか、お聞かせ願いたいと思います。 ○議長(金澤俊) 答弁を求めます。 健康こども部長。 ◎健康こども部長(桜田智恵美) 国が開発を行っている接種記録システムにつきましては、全国の自治体が登録を行うこととなりますので、本市においても市外へ転出や市外からの転入者は接種記録を照会することが可能となるものでございます。 システムの概要につきましては、3月10日に自治体向け説明会が行われておりますので、本市における登録体制に対しましても準備を進め、転出・転入者の皆様の利便性が向上できるよう努めてまいります。 ○議長(金澤俊) 大西厚子議員。 ◆9番議員(大西厚子) どうぞよろしくお願いをしたいと思います。 それでは次に、先ほどの個別接種について、本市においては現在40ということでかかりつけ医の医療機関が御協力をしていただくということで伺いました。 それで、本市においてのこの実施医療機関の病院や診療所などのことを考えますと、かかりつけ医などでは、自分のところの通常の診療に加えての特殊なワクチン接種ということでございます。マンパワーも必要でありましょうし、接種後の待機場所も必要であるかと思うのですけれども、この通常の診療に影響が出ることはないのか、この辺り心配するところなのですけれども、この辺いかがお考えでしょうか。 ○議長(金澤俊) 答弁を求めます。 健康こども部長。 ◎健康こども部長(桜田智恵美) 個別接種に協力いただく医療機関には、説明会において接種に関する一連の情報提供は行っております。 その上で、各医療機関でどのくらいの接種が可能であるかを聞き取っているところでございますので、各医療機関において通常診療に影響が及ばない範囲での協力をいただけるものと考えております。 ○議長(金澤俊) 大西厚子議員。 ◆9番議員(大西厚子) ありがとうございます。 それでは、本市においてはワクチンの安定した供給がやはりこの体制が整いつつある中で待たれるところであると思います。そこで、ここでお伺いしたいと思います。これから苫小牧市に来るワクチン量は、いつまでにどのくらい配給されるのか、分かる範囲でお聞きいたします。 ○議長(金澤俊) 答弁を求めます。 健康こども部長。 ◎健康こども部長(桜田智恵美) 現在、ワクチン配給に関しましては、医療従事者用の配給と高齢者用の配給が重複する日程となっております。 初めに、医療従事者用のワクチンですが、3月5日に1箱、約1,000回接種分が配給されており、東胆振と日高の感染症対応の医療機関に配給されております。 3月5日にワクチン接種を受けた医療従事者の2回目接種用として、3月26日に1箱が配給予定となっており、それ以降について具体的な配給スケジュールは示されておりません。 次に、高齢者用のワクチン配給予定ですが、4月19日の週に北海道内の保健所所在地に配給される1箱約1,000回分と、4月26日の週に全国の全ての自治体に配給される1箱約1,000回分となっております。したがいまして、ワクチン配給として確定している数量は、4月末までに医療従事者用として2箱、約1,000人分、高齢者用として2箱、約1,000人分が確定している量となっております。 ○議長(金澤俊) 大西厚子議員。 ◆9番議員(大西厚子) ありがとうございます。 4月末までに医療従事者用として2箱、1,000人分、そして高齢者用として2箱、約1,000人分が確定している量ということでございます。 それでは、このワクチンの本市割当て分として配給されたワクチンの市内への配分に関して、本当に少ない中で配分していくということだと思うのですけれども、どのような方針で配分を行うのか、その辺りをお聞かせ願いたいと思います。 ○議長(金澤俊) 答弁を求めます。 健康こども部長。 ◎健康こども部長(桜田智恵美) 4月に配給となる高齢者用のワクチンにつきましては、必要量に対して極めて限定的な量となるために、後日、北海道より対象者の選定例が示される予定となっております。そのため、選定の例を踏まえながら、医師会とも協議の上、ワクチンの配分を行ってまいりたいと考えております。 なお、今後の市内における配分は、北海道から本市に配給されるワクチンの量により変わってまいりますために、潤沢に供給される場合はそれぞれの個別接種実施医療機関において接種可能な数を配分する予定でございます。 ○議長(金澤俊) 大西厚子議員。 ◆9番議員(大西厚子) ありがとうございます。 1つお聞きするのを忘れておりました。注射器についてお伺いしたいと思うのですけれども、接種用の注射器について様々な情報もあるかと思うのですけれども、今後どのようになるのか、分かっていればお聞かせ願いたいと思います。 ○議長(金澤俊) 答弁を求めます。 健康こども部長。 ◎健康こども部長(桜田智恵美) 国ではワクチンと一緒に接種時に使用する注射器も配分しておりますので、こちらにつきましてもワクチンと同様に医療機関へ配分を行う予定でございます。 注射器の形状によって接種可能数が変わる報道もございますけれども、先般医療従事者用に配分された注射器につきましては5回分の注射器であったと伺っております。 ○議長(金澤俊) 大西厚子議員。 ◆9番議員(大西厚子) ありがとうございます。 ぜひコロナワクチンの安定的な供給を望みまして、本当に確実な、本当に安定した接種体制になりますよう心からお願い申し上げまして、私の質疑を終わらせていただきます。 ○議長(金澤俊) 他に。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(金澤俊) 質疑終結することに御異議ありませんか。             (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(金澤俊) 質疑終結いたしました。 第5款労働費、質疑に付します。 松井雅宏議員。             (松井雅宏議員 質問席へ移動) ◆24番議員(松井雅宏) それでは、私のほうから、雇用調整助成金等申請費用補助金について、第2期となりますけれども、お尋ねをしたいと思います。 まず、この雇用調整助成金の申請補助金については、昨年の7月でありますけれども、臨時議会に提案されて質疑をさせていただいたところであります。今回がその第2期目ということで、1期目を踏まえた中での提案ということでございます。 この事業につきましては、手続の煩雑さから、申請要件を満たしていてもうまく使われていない国、北海道の様々なコロナ対策の経済対策がある中で、最も使われていない制度だというふうに私も思っておりまして、うまくどうにか使えないかということで思案しておりましたら、小樽市で同様の先進事例があることを知り、担当課に御紹介し、地元の社労士さんなどの意向を踏まえて、それを担当課で前向きに検討され、実施につながっていただいたものでございます。その意味からしても、今回の追加の提案についても評価をさせていただきたいと思います。 そこで、まず第1期目の取組の状況からお聞きをしたいと思います。現在進行形でまだ進んでいるわけでありますけれども、第1期目の補助金は1事業者当たり今回と同じ上限が30万円でありましたが、予算額は今回補助金としては1,500万円計上されておりますけれども、前回は3,000万円でありました。この第1期の申請期限は、国の雇用調整助成金の特例期間の延長が何度かありまして、それに伴って市の申請期限も3月末と延長されておりますけれども、現在の申請状況と予算執行についてどのようになっているのか、お聞かせいただきたいと思います。
    ○議長(金澤俊) 答弁を求めます。 産業経済部長。 ◎産業経済部長(金谷幸弘) 今年度の申請状況でございますけれども、3月11日現在となりますが、申請件数につきましては98件、交付決定額は1,309万円となってございます。 以上です。 ○議長(金澤俊) 松井雅宏議員。 ◆24番議員(松井雅宏) 98件で予算執行的には1,300万円ほどということであります。3,000万円の予算に対して残りはまだありますけれども、1,300万円ということでございまして、これがどれくらい進むのかなというところでございます。 この1期ではどのような業種に活用されているのか、これについて状況をお聞かせいただきたいと思います。 ○議長(金澤俊) 答弁を求めます。 産業経済部長。 ◎産業経済部長(金谷幸弘) 活用されました業種といたしましては、建設業が全体の22%、宿泊・飲食サービス業が19%、生活関連サービス業、娯楽業が14%となっておりますが、その他の様々な業種からの申請がある状況でございます。 ○議長(金澤俊) 松井雅宏議員。 ◆24番議員(松井雅宏) 建設業が全体の22%ということで、ちょっと飲食店がほとんどなのかな、あるいはサービス業がほとんどなのかなというふうに思っていたので、ちょっと意外な印象を受けております。 それで、この第1期で、1事業者が複数回にわたり申請しているケースというのはあるのでしょうか。あれば何件が複数回申請されているのか、最高はどれくらいの件数が出ているのか、1事業者で最高申請件数、それも分かればお答えをいただきたいと思います。 ○議長(金澤俊) 答弁を求めます。 産業経済部長。 ◎産業経済部長(金谷幸弘) 現在の支給実績の98件のうち、1回目の申請が78件、複数回では最大で4回までという申請がありまして、延べ20件というような形になってございます。 ○議長(金澤俊) 松井雅宏議員。 ◆24番議員(松井雅宏) 1事業者で複数回申請があるという、延べで20件あると、最高で4回申請している事業所もあるという御答弁だったかなというふうに思います。 それで、第1期の執行残について今進んでいるわけでありますけれども、締切りは3月末です。それで、先ほど御答弁がありましたとおり、1,309万円ということでありますから、3,000万円の予算額に対して半分にも満たしていないという状況でありますけれども、この執行残が出てくる可能性が十分に考えられるというふうに思いますけれども、それについては今後どのような取扱いされるのか、お考えをお聞かせいただきたいと思います。 ○議長(金澤俊) 答弁を求めます。 財政部長。 ◎財政部長(斉藤和典) この事業は、今議員がおっしゃられたように、3月31日までが申請期限となっておりますので、今後、これからまだどのぐらい使われるかというのがあって、どのぐらい執行残が出るか、不用額が出るかというのは分からないところですけれども、万が一出たときの扱いですが、この事業の財源としては臨時交付金を2,440万円、それに一般財源を610万円充てております。その不用額の出方によって、例えば600万円ぐらいだとしたら、一般財源がそのまま不用額として残ってくるというふうになります。それは翌年度の令和3年度の決算剰余として出てきます。 それから、例えば1,000万円ぐらい残ったとした場合は、610万円は一般財源でそれは残りますけれども、さらに390万円は交付金が残るということになります。この交付金につきましては、地方創生臨時交付金というのは、いろいろな事業で使われておりますので、他の事業の一般財源に決算のときにそちらのほうに充当して、それによってまたそこで一般財源が押し出されてきますので、それは決算剰余となります。その決算剰余を基に令和3年度の新たな補正財源となりますので、コロナ対策も含めて活用していきたいというふうに考えてございます。 ○議長(金澤俊) 松井雅宏議員。 ◆24番議員(松井雅宏) 一般財源の部分と地方創生の交付金の戻入れの基本的な答えがあったかなというふうに思います。 それで、第1期の予算質疑で求めさせていただいたことではありますが、社労士さんと付き合いがない事業所でも、どこに連絡をすれば相談に乗ってもらうことができるのか、その社労士さん、市内にも複数の社労士さんがあるわけでありますけれども、意向調査をして、そういった受けていただけるところの社労士さんの見える化を図っていただきたいということを求めさせていただき、今回そのホームページやチラシに社労士さんをお探しの方へという案内を掲載していただいておりました。 これについては、大変ありがたい取組だなというふうに評価させていただきますけれども、この取組によってスムーズな申請につながっているのかどうか、このことについてもお聞かせをいただきたいと思います。 ○議長(金澤俊) この場合、松井雅宏議員の質疑に対する答弁を保留し、暫時休憩いたします。      ──────────────────────────             休 憩  午後3時01分             再 開  午後3時31分      ────────────────────────── ○議長(金澤俊) 休憩前に引き続き、会議を開きます。 松井雅宏議員の質疑に対する答弁を求めます。 産業経済部長。 ◎産業経済部長(金谷幸弘) 社労士をお探しの方へという御案内がスムーズな申請につながっているのかという御質問でございました。 従業員の就業規則や労務管理が必要な雇用調整助成金の申請につきましては、新規の受入れがなかなか難しいといった声を聞いておりましたが、コロナ禍の厳しい経営状況の企業の雇用維持のため、申請に御協力いただける方についてチラシに掲載しているところでございます。 市への申請の75%がチラシに掲載されている社会保険労務士による申請となっており、また昨年8月に北海道社会保険労務士会日胆支部に御協力いただき開催いたしました無料相談会をきっかけに申請につながった例もございますので、スムーズな申請につながっているのではないかと認識しているところでございます。 ○議長(金澤俊) 松井雅宏議員。 ◆24番議員(松井雅宏) 補助金申請のあった75%がチラシに掲載した社労士さんを通じての申請だったということで、スムーズな手続につながっているということで、それについてはよかったなというふうに思っております。 それで、今回の2期目の実施内容(1)の対象者のところなのですけれども、事業者の規模は問わず大企業も対象とするという記載があります。これにつきましては、苫小牧市内に大企業というのがどれぐらいあるのかというと数えるほどしかないと思いますけれども、ここで言う大企業の定義というものをまずお尋ねしたいというふうに思います。 ○議長(金澤俊) 答弁を求めます。 産業経済部長。 ◎産業経済部長(金谷幸弘) 雇用調整助成金におけます大企業の定義、対象でございますけれども、中小企業以外を大企業としておりまして、その中小企業というものが示されてございます。その中小企業の要件としましては、小売業につきましては資本金5,000万円以下または従業員50人以下、サービス業では資本金5,000万円以下または従業員100人以下、卸売業につきましては資本金1億円以下または従業員100人以下、その他の業種につきましては資本金3億円以下または従業員につきましては300人以下というようなことになっております。 ○議長(金澤俊) 松井雅宏議員。 ◆24番議員(松井雅宏) なぜこんなことを聞くかと申しますと、大企業に関しては、もちろん国の示す雇用調整助成金の申請の要件にはまっているわけでありますけれども、苫小牧のほうは、それを申請するに当たっての補助金を出すという制度であります。ですから、大企業と言われるところについては、いわゆる総務系とか人事とかそういった職員、社員さんがきっちりいて、これは使わなくても当然そんなに難しいものではありませんので、申請することができるというのが当たり前の考え方だというふうに私は思っていまして、そのことに関する考え方と、これまでの申請の中で大企業の方があったのかどうか、この点についても確認をさせていただきたいと思います。 ○議長(金澤俊) 答弁を求めます。 産業経済部長。 ◎産業経済部長(金谷幸弘) 雇用調整助成金等につきましては、これまで中小企業の補助率は最大で10分の10でございましたが、大企業につきましては最大で4分の3と違いがございまして、大企業において雇用調整助成金の活用が進まないことなどが問題となり、現在緊急事態宣言対応特例として対象の大企業においては中小企業と同じ補助率まで引き上げられている状況でございます。 大企業におきましては、今議員おっしゃったとおり、人員体制がしっかりしておりまして、自社での申請も可能という面はあると考えますけれども、雇用調整助成金につきましては事業規模にかかわらず助成対象としており、市の補助金について市内事業者を全て対象とし、中小企業にも大企業にも雇用調整助成金の活用促進を図り、パート、アルバイトを含めた雇用の維持を図っていただきたいと考えているところでございます。 なお、今年度につきましての大企業での申請についてはゼロということでございます。 ○議長(金澤俊) 松井雅宏議員。 ◆24番議員(松井雅宏) 今部長のほうから雇用調整助成金の国の制度についての説明がありました。 しかし、逆に言うと、ここに大企業を含むというのは実態にそぐわないといいますか、逆に失礼な話だと私は思います。ですから、入れておいていいのかもしれませんけれども、実態にそぐった記載にしてもらいたいというのが私の意見でございます。 それで、次に移らせていただきますが、この補助金については、1事業者について何度も使えるという仕組みとなっているわけであります。先ほど答弁がありましたように、延べでは20件、あるいは最大で1事業者が4回申請したという御答弁でありました。 それで、私が思うには、またこの記載、そういった2期についても何度でも申請できるという仕組みに多分なっていると思いますけれども、上限規制を設けたほうがいいのではないかなと。と申しますのは、社労士さんに3回、4回お願いしたら、どういうやり方をすれば申請できるかというのはほとんどその事業者さんで分かるわけです。申請の仕方とか、その控えを見て申請するとか、そういったことが可能になってくると。最初は取っつきづらい難しいものでも、だんだん慣れてくるというものがありますので、そういった広く浅くという意味で、上限規制みたいなものも3回がいいのか、4回がいいのか分かりませんけれども、設けたほうがいいのではないかなというふうに思いますが、これについてのお考えをお聞かせいただきたいと思います。 ○議長(金澤俊) 答弁を求めます。 産業経済部長。 ◎産業経済部長(金谷幸弘) 今御紹介いただきましたように、市への申請につきましては上限額30万円まで何度でも申請できるような形になっておりますし、雇用調整助成金の申請が複数回にわたる場合には複数回分をまとめて申請することも可能としておりますので、公平性の観点も考えまして、申請回数の上限を設けることについては現在のところ考えてございません。 ○議長(金澤俊) 松井雅宏議員。 ◆24番議員(松井雅宏) たまたま第1期のほうは半分ぐらいの執行率だということで予算枠が、3月末になってみないと分かりませんけれども、残額、執行残が残るのではないかということが予想されていますけれども、これが長引けば長引くほどダメージを受けて、新たにこれを必要とする事業者さんが増えてくるというのが容易に想像がつくと思うのです。皆さんもそのように思われているのではないかなと思います。そういう意味では、これを限られた財源の中で有効に広く浅く活用していくという意味では、私が先ほど申し上げた提案も一考していただける価値があるのではないかなというふうに思いますので、今後、一回決めてしまうと変えることはできませんけれども、そういった考え方に立った制度設計にぜひしていただきたいなというふうに思っておりますので、これについてまた御答弁をいただけたらありがたいというふうに思います。 ○議長(金澤俊) 答弁を求めます。 産業経済部長。 ◎産業経済部長(金谷幸弘) より多くの事業所の方に市の補助金を活用していただくためには、補助対象とする雇用調整助成金の申請回数に上限を設ける方法もあるとは考えております。 しかしながら、本事業では30万円の補助上限ということで設定しておりますので、一定程度広く活用いただいているものというふうに考えてございます。 また、雇用調整助成金の特例措置につきましては、国では段階的な縮減も想定しつつ、状況が特に厳しい企業への特例など、雇用情勢等を考慮して改めて判断するとされておりますので、今後、助成金の制度変更も予定されており、見通しがつかない面もございますが、市としましては新たな制限を設けず、現行の条件でまず支援させていただきたいというふうに考えております。 ○議長(金澤俊) 松井雅宏議員。 ◆24番議員(松井雅宏) この制度についてまだまだ知らない事業所さんも、使いたくてもなかなか一歩踏み出せないところの事業者さんの話も聞いております。そういった方々に積極的に使ってもらうために広く浅くというお話をしておりますけれども、今の御答弁でありますので、予算額が足りなくなって締め切りましたと、残念ですけれどもおたくは使えませんということはないように、執行残の見込みもあるわけでありますから、そういったものを活用しながらぜひこの制度の運用に生かしていただきたいと思います。 最後にします。肝腎なところであります。 このコロナの影響を受けた事業者の従業員、この制度はそういった従業員の解雇を防ぐために、国は特例の雇用調整助成金制度に取り組んで、市はその制度の活用をサポートするために申請に係る費用を助成し、地元の雇用を守る、こういった取組として今回第2期の補正予算へとつながっているのだというふうに思っております。これまでの取組で何人の地元雇用を守ったのか、その効果を見える化して、これからの利用拡大につなげてもらいたいと私は思っているのですけれども、これらについて御答弁をいただきたいと思います。 ○議長(金澤俊) 答弁を求めます。 産業経済部長。 ◎産業経済部長(金谷幸弘) 雇用維持の効果につきましては図りにくいというところはございますが、第1期では3月11日現在で申請があった98件につきまして、国の雇用調整助成金等の交付決定額を見ますと総額で1億6,400万円となってございます。 雇用調整助成金の従業員1人当たりの日額上限が1万5,000円ということで試算いたしますと、延べ約1万1,000人日というふうな状況になります。短時間勤務も対象となっておりますので、実際の実人数の把握というのはちょっと難しいところはございますが、本事業を通して地元雇用の維持に一定程度の効果はあると考えているところでございます。 経済回復までしばらく時間がかかることも想定されますので、新年度についても引き続き雇用調整助成金の活用支援を行って市内企業の雇用の維持のほうを支援してまいりたいというふうに考えてございます。 ○議長(金澤俊) 松井雅宏議員。 ◆24番議員(松井雅宏) 一定の効果があったというふうな御答弁でしたけれども、延べで約1万1,000人日の活用がされているということでありますから、この制度がなければ申請できなかった、しなかったというところが多分に私はあったというふうに思います。ですから、最大限またこの2期目でもこの事業を最大限に生かしていただくよう、運用面でぜひ周知徹底を図っていただいて進められますことを要望いたしまして、質問を終わらせていただきたいと思います。 以上です。 ○議長(金澤俊) 他に。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(金澤俊) 質疑終結することに御異議ありませんか。             (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(金澤俊) 質疑終結いたしました。 第7款商工費、質疑に付します。 原啓司議員。             (原啓司議員 質問席へ移動) ◆16番議員(原啓司) それでは、第7款の商工費、プレミアム付商品券事業について質疑をさせていただきます。 この事業費でありますけれども、昨年7月のプレミアム付商品券事業の第2弾ということで今回も計上されていますけれども、前回昨年7月の件につきましては大変事業を利用される方にとっては好評だということで、チケットの増刷も行われて対応されたというふうに聞いておりますけれども、まず初めに、昨年の事業についての実績と、それからどのように受け止めているかについて最初にお答えいただきたいと思います。 ○議長(金澤俊) 答弁を求めます。 産業経済部長。 ◎産業経済部長(金谷幸弘) まず実績のほうでございますけれども、取扱店舗数につきましては1,320店となっておりまして、そのうちとまチケの取扱店舗数については1,040店舗となってございます。 次に、販売状況に関しましては、9月16日から10月30日までの販売でございまして、そのときに販売残というものがございまして、そちらのほうにつきましては2次販売ということで行ってございます。最終的には一般商品券で11万6,991冊、とまチケで10万5,182冊、合計で22万2,173冊の販売となってございます。 換金額といたしましては、一般商品券で7億21万2,000円、とまチケで8億3,770万5,000円、合計で15億3,791万7,000円となってございます。 また、この事業と一緒に行いました65歳以上の高齢者や18歳未満の方、また新生児に対する給付型の商品券での換金額につきましては約2億6,100万円となってございます。 認識といいますか状況でございますけれども、この事業を行ったことによって、やはりこれまでの商品券事業と比べて申込み者数が2倍程度多かったということになってございますし、現在取りまとめているアンケートでも、その回答から引き続き商品券事業を実施してほしいというような市民の声もあり、期待がかなり大きかったというふうに感じてございます。そういった事業者からのほうも、再度のプレミアム付商品券ということに対する強い思いも寄せられておりましたので、今回再度実施することとしたところでございます。 ○議長(金澤俊) 原啓司議員。 ◆16番議員(原啓司) 利用される方からも、それから加盟している店舗のほうからも大変期待をされている事業だということが分かりましたけれども、実際にどういった規模の店舗において、どのようなふうに利用されたかといいますか、例えば大規模店、中規模店、小規模店というふうに分けますと、どのような利用比率といいますか、どうなっているのか、お分かりでしたらお伺いしたいと思います。 ○議長(金澤俊) 答弁を求めます。 産業経済部長。 ◎産業経済部長(金谷幸弘) 店舗の規模別の換金額ということになりますけれども、一般商品券のほうでは1,000平米以上の店舗で約5億5,700万円、全体のうちの57%、500平米以上1,000平米未満の店舗で約2億1,000万円で約22%、500平米未満の店舗で約1億9,400万円で約20%となっております。 一方、とまチケのほうにつきましては、1,000平米以上の店舗で約2,900万円で3%、500平米以上1,000平米未満の店舗で約1億5,000万円で約18%、500平米未満の店舗で約6億5,900万円で79%という状況となってございます。 ○議長(金澤俊) 原啓司議員。 ◆16番議員(原啓司) 今数字を伺いましたけれども、とまチケのほうはその制度の地元店応援ということで、制度の趣旨に反映して7割、8割近くが地元店、小規模店に使われたということで、狙いどおりの成果といいますか、そういうものが得られたかなと思いますけれども、一般チケットについては、大体大規模、中規模が8割ぐらいということでありますけれども、今お伺いした数字を踏まえて、今回第2弾ということで事業の設計といいますか計画を立てられたというふうに思いますけれども、今回は前回と規模的には同じものを踏襲して、同じ規模のチケット販売といいますか、そういう計画になっておりますけれども、今回のこの数字を踏まえてどのように事業の計画といいますか、どのように検討されたか、その辺の経過についてもお伺いたいと思います。 ○議長(金澤俊) 答弁を求めます。 産業経済部長。 ◎産業経済部長(金谷幸弘) 検討状況でございますけれども、第1弾と内容的にはほぼ同じということになりますけれども、第1弾の事業に比べより効果が上がるように様々検討してきてございます。より効果がある事業とするためには、プレミアム率を上げるですとか、発行冊数を減らすことなどが考えられますが、交付金の範囲内で考える必要がございます。 単にプレミアム率を上げるだけではなく、同じプレミアム率の商品券を広く周知し、販売期間を早めることにより、使用期間を第1弾より長く設定する。これに伴い喚起期間が長くなることで、事業者も参加しやすくなるといったソフト面の強化により効果を上げたいというふうに考えてございます。 現在取りまとめておりますアンケート調査では、非常に助かる、再度商品券を販売してほしいといった市民の声も多くあることから、同じ手法で販売することにより、市民及び事業者への混乱も避けられるものと考えてございます。 また逆に、とまチケのプレミアム率を下げることですとか、販売冊数を減らすですとかという検討も行ってまいりましたが、とまチケのプレミアム率に関しましては、第1弾の申請を受け付けた際に市民の皆様が関心が高く、用意した10万冊を大きく超える申請があったため、購入を希望する方々に広く行き渡るよう、プレミアム率を下げて発行冊数を10万冊以上とするように検討したものでございます。 その検討の中で、プレミアム率を下げることにより、購入する市民の皆様や事業者にとって商品券を使用するメリットに欠けるなどの理由から見送ったものでございます。 以上でございます。 ○議長(金澤俊) 原啓司議員。 ◆16番議員(原啓司) 今回の制度をつくる、事業を計上する上で様々検討されたということは分かりましたけれども、とまチケについては、その趣旨から、かなり小規模の個人店も含めて利用されたのは分かりましたけれども、全体を見るとやはり半分過ぎるウエートのところが大規模店であったり中規模店といったところにありますので、私はもうちょっとその小規模のところのウエートが上がるような、個人のお店、事業者さんのところにウエートが上がるような、そういう設計も考えられたのかなと思いますけれども、再度その辺検討できなかったのか、お伺いしたいと思います。 ○議長(金澤俊) 答弁を求めます。 産業経済部長。 ◎産業経済部長(金谷幸弘) 本事業といたしましては、一般商品券を20%、とまチケを60%のプレミアム率にすることにより、同じ10万冊ということで使われた場合には、一般商品券で6億円、とまチケで8億円と、その差が約2億円ということになりますので、とまチケによる飲食店や地元店への支援の効果が高く、市といたしましても重要視しているところでございます。 ただ、本事業といたしましては、とまチケだけを実施するのではなく、苫小牧市内にある事業者への支援ということもあることから、一般商品券も第1弾事業と同じく実施することでコロナ禍における市内事業者への支援を行ってまいりたいと考えてございます。 ○議長(金澤俊) 原啓司議員。 ◆16番議員(原啓司) ありがとうございました。 4月から事業が始まろうとしているので、ここから様々調整というのはなかなか難しいとは思いますけれども、新型コロナウイルスの対策もまだまだ長期にわたる、出口が見えないということはありますので、次に検討されるときに小規模事業者さんにウエートを置いていただけるような事業展開といいますか、そういう設計にしていただけるように、最後にそのことをお願いして、私からの質問は終わりたいと思います。 ありがとうございました。 ○議長(金澤俊) 他に。 大野正和議員。             (大野正和議員 質問席へ移動) ◆10番議員(大野正和) 私のほうからは、創業促進・商業にぎわい事業のほうで質疑をさせていただきます。 職員費を合わせて5,353万7,000円という事業でございますけれども、まず初めに、目的などたくさんの声が上がっての立案であったのではないかなと思いまして質問させていただきますけれども、すごく第一弾で人気があったものですから、どのような声を聞いた上での本事業なのかを教えてください。 ○議長(金澤俊) 答弁を求めます。 産業経済部長。 ◎産業経済部長(金谷幸弘) 現在では苫小牧市内での感染者数も少なくなっており、北海道の集中対策期間も3月7日で終了したところではございますが、感染の再拡大、いわゆるリバウンドを懸念して黙食や北海道新スタイルの実践等、感染防止行動の実践協力を要請していることや、現在では札幌で変異株の感染例が見つかるなど、まだまだ感染防止対策は必要であるというふうに考えてございます。 また、さきに実施いたしました飲食店等支援給付金のアンケートでは、飲食店の約7割から今後も新北海道スタイルを継続し、換気向上や個室化などの対策を考えたいという声がございました。 このようなことから、市内の飲食サービス業、小売業、生活関連サービス業の店舗を対象に、新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止対策を目的とした店舗改装等を補助することにより、市民の自粛ムードの中、安心して来店していただくことや市内の感染者の発生を抑制するとともに、クラスターの発生を防止し、店舗への客足の回復へつなげるということの目的で実施させていただきたいと思います。 ○議長(金澤俊) 大野正和議員。 ◆10番議員(大野正和) ありがとうございます。 前回の小規模事業者向けパッケージの中の店舗改装費補助金、新型コロナウイルス対策特例は、事業者さんを回らせていただいた中で助かったと物すごく喜ばれた部分があったのですけれども、その一方で、もう終わってしまったのかと言われた事業者さんも結構ありました。前回の特例と同じなのでしょうか。前回の中身も含めましてちょっと見たのですけれども、資料を見ると若干違うところを見受けられるようですけれども、違いを教えてください。 ○議長(金澤俊) 答弁を求めます。 産業経済部長。 ◎産業経済部長(金谷幸弘) 事業内容につきましては、市内で飲食サービス業、小売業、生活関連サービス業に属する店舗を経営している市税の滞納がない市内の中小・小規模事業者が市内の施工業者を利用した感染防止対策に伴う換気向上や密集対策に係る工事費用について、上限50万円以内、補助率3分の2で補助を行うものでございます。 小規模事業者向けパッケージの第一弾のほうでは、市内の施工業者を利用したコロナの影響を緩和、克服するための改装工事ということで、新たな事業の開始、衛生環境の整備、外気との換気向上、密集や接触の回避についての改装工事を商店街加入や過去の店舗改装費補助事業利用の有無にかかわらず市内の中小・小規模事業者を対象として実施してまいりました。 今回の第二弾のほうでは客足の回復につながる感染防止対策を推進するため、市内で飲食サービス業、小売業、生活関連サービス業に属する店舗を経営する市内の中小・小規模事業者に対象を絞り、前回の工事内容で感染防止対策として実施が多かった店舗の換気向上と密集対策に関連する工事を対象に絞ったことで第一弾との違いということになってございます。 ○議長(金澤俊) 大野正和議員。 ◆10番議員(大野正和) ありがとうございます。 条件を絞られたというところでございますけれども、その対象事業者の条件なのですけれども、飲食サービス業、小売業、生活関連サービス業になったのですけれども、その対象を絞った理由を教えていただけますでしょうか。 ○議長(金澤俊) 答弁を求めます。 産業経済部長。 ◎産業経済部長(金谷幸弘) 対象事業者につきましては、第一弾のほうでは飲食サービス業、小売業の事業者が全体の約9割を占めてございまして、自粛ムードにて遠のいている客足を回復するには安心して来店できる感染防止対策が必須であるとの考えから、第二弾では飲食サービス業、小売業、生活関連サービス業の店舗を対象としたところでございます。 ○議長(金澤俊) 大野正和議員。 ◆10番議員(大野正和) 絞られた要因というか原因というか、何か例えば予算がないから絞られたとかそういうことではないというところでございました。 また、昨年の店舗改装費補助金特例、同じ第一弾なのですけれども、それを利用していない店舗というふうな条件がありました。1事業者さんで複数店舗経営されていて、前回例えばA店で補助を受けました。今回B店で補助を受けたいというふうになったときには申し込めるということでよろしかったでしょうか。 ○議長(金澤俊) 答弁を求めます。 産業経済部長。 ◎産業経済部長(金谷幸弘) 対象外としておりますのは第一弾にて店舗改装費補助金特例を利用している店舗としておりますので、今議員が言われましたとおり、事業者が同じでも特例補助金を利用していない店舗においては今回申請することは可能でございます。 ○議長(金澤俊) 大野正和議員。 ◆10番議員(大野正和) 続きまして、対象工事の中身なのですけれども、資料の中に、1つ目、店舗の換気向上工事、2つ目、店舗の密集対策工事と2通りの例が書かれております。これはこの工事がオーケーかNGかという判断はどういうふうにされるのでしょうか。申請する方からしてみたら判断材料の一つになると思いますので、教えていただけますでしょうか。 ○議長(金澤俊) 答弁を求めます。 産業経済部長。 ◎産業経済部長(金谷幸弘) 工事内容の判断につきましては、申請書に記載されている工事内容と申請受付の際の提出資料であります工事の見積書及び工事予定箇所の写真にて確認をしてまいりたいと考えております。 その中で内容に疑義があれば申請者のほうに確認し、必要に応じて施工業者への聞き取りや現地確認のほうを行った上、判断をしてまいりたいというふうに考えております。 ○議長(金澤俊) 大野正和議員。 ◆10番議員(大野正和) ありがとうございます。 申請時に確認するということを確認させていただきました。 続きまして、事業費なのですけれども、前回の第一弾パッケージのときには、最終的に何件補助を受けて、幾らの執行額だったのでしょうか。 ○議長(金澤俊) 答弁を求めます。 産業経済部長。 ◎産業経済部長(金谷幸弘) 第一弾の実績につきましては、最終的に71件で2,890万9,000円の執行となってございます。 ○議長(金澤俊) 大野正和議員。 ◆10番議員(大野正和) たしかというか、第一弾のときの資料があるのですけれども、第一弾のときに申請金額の下限を設けませんというふうにあったような中身があるのですけれども、今回は下限はあるのでしょうか。 ○議長(金澤俊) 答弁を求めます。 産業経済部長。 ◎産業経済部長(金谷幸弘) 通例の店舗改装費のほうでは総額40万円以上の工事として下限のほうは設定してございますが、小さな工事で対策を行う事業者も多くいることから、第一弾と同様に工事の下限は設定しない考えでございます。 ○議長(金澤俊) 大野正和議員。 ◆10番議員(大野正和) それであればなのですけれども、下限がないということであれば、この申請受付期間なのですけれども、4月1日から5月31日までというふうにありまして、応募多数の場合、事業者の内訳の案では100事業者というふうに書かれております。上限50万円までいかない申請も多数あるというふうに思うのですけれども、その予算に達しない場合はどうなるのでしょうか。101件、102件と予算の上限になるまで追加していただけるのでしょうか。 ○議長(金澤俊) 答弁を求めます。 産業経済部長。 ◎産業経済部長(金谷幸弘) 第一弾の申請のほうでは60事業者ということで想定しておりましたが、上限に届かない申請もあったことから71件の交付決定というふうになってございます。100事業者ということで今設定してございますけれども、当然予算額に届かない可能性がありますので、一応今回は総額5,000万円ということにしておりますので、その金額に達するまで100件を超えた場合でも交付決定を行うような形で考えてございます。 ○議長(金澤俊) 大野正和議員。 ◆10番議員(大野正和) ありがとうございます。 前回すぐになくなってしまったというお声もあったものですから、ちょっと細かく聞かせていただきました。 あと、応募多数の場合は抽せんを行うというふうに書かれているのですけれども、その抽せんの方法を教えてください。 ○議長(金澤俊) 答弁を求めます。 産業経済部長。 ◎産業経済部長(金谷幸弘) 抽せんの方法につきましては、現在プレミアム付商品券のときに行ったように、パソコンの機能を活用した抽せん方法で行いたいなというふうに考えてございます。 また、金額によっては100件を超える交付決定が可能性があるということがございますので、総額5,000万円になるまでの交付決定の順番をその抽せんのほうで決めていくということで考えてございます。 ○議長(金澤俊) 大野正和議員。 ◆10番議員(大野正和) 続きまして、工事する側の工事事業者のほうなのですけれども、こういう話になると必ず要望させていただく部分なのですけれども、市内の事業者さんに地元発注していただきたいというふうに思うのですけれども、策はあるのでしょうか。地元工事業者さんは喜ばれるというふうに思うのですけれども、いかがでしょうか。 ○議長(金澤俊) 答弁を求めます。 産業経済部長
    産業経済部長(金谷幸弘) 工事の施工事業者につきましては、通例の店舗改装費補助金の要綱でも市内の施工業者を利用することというふうに定めておりまして、今回の特例につきましても同様の取扱いで考えてございます。 また、それによって地元事業者への受注機会の拡大につながることから、事業者支援の一つというふうに捉えているところでございます。 ○議長(金澤俊) 大野正和議員。 ◆10番議員(大野正和) 大変ありがとうございました。 様々申請から入金までの流れというところはちょっと事業者さんは分からない部分があると思いますので、そこのところを事業を開始したときには明確に発信していただければなというふうに思います。これは要望とさせていただきます。 以上で、終わらせていただきます。 ○議長(金澤俊) 他に。 神山哲太郎議員。             (神山哲太郎議員 質問席へ移動) ◆8番議員(神山哲太郎) それでは、先ほど原議員も質問されておりましたプレミアム付商品券事業について、なるべく重複しないようにしますけれども、若干お許しいただきたいなというふうに思います。 まず、これは第二弾となりますこの事業でありますけれども、本当にこれまで1年間、産業経済部はじめ商業振興課、本当に御努力で、これまで本当に死ぬ思いできっとやってきたのではないかなというふうに思っておりまして、心より感謝を申し上げる次第であります。また、まだまだちょっとコロナ収束までは見えませんけれども、しっかり頑張っていただきたいなというふうに思ってございます。 まず、この時期でありますけれども、市民からの声、そして事業者からの強い要望を受けて判断されたことというふうに思っておりますけれども、もうちょっと具体的な、今回の具体的な効果としてどのようなことを想定されているのか、この辺についてお聞かせいただきたいというふうに思います。 ○議長(金澤俊) 答弁を求めます。 産業経済部長。 ◎産業経済部長(金谷幸弘) 今回の事業につきましては、平成27年度に行ったプレミアム付商品券事業に比べ申込み者数が2倍ほど多かったことや現在取りまとめているアンケート調査の回答からも引き続き商品券事業を実施してほしいという市民の声が多くあり、期待が大きかったというふうにまず考えてございます。 また、令和2年度に実施いたしました新型コロナウイルス感染症影響調査の結果や直接事業者から再度のプレミアム付商品券の実施に対する強い思いも寄せられておりました。 市といたしましては、商品券につきましては購入した後3か月以内に使用する傾向が高く、それだけ早く事業者の支援につながることや、現在取りまとめておりますアンケート調査からも、使用の際に商品券にプラスして支払う金額が平成27年度と比べて多いことなどからも、新型コロナウイルス感染症の影響を受けた事業者にとって効率的かつ効果的な事業だというふうに捉えてございます。 ○議長(金澤俊) 神山哲太郎議員。 ◆8番議員(神山哲太郎) ありがとうございます。 3か月以内で使用する傾向が高いというお話が今ありました。やはりそれに対して言えることは、しっかりした周知がまずは重要であると思いますし、また、問合せ等に対する丁寧なそういったお答えも非常に重要でないかなというふうに思っておりますので、その辺についてお答えをいただけますか。 ○議長(金澤俊) 答弁を求めます。 産業経済部長。 ◎産業経済部長(金谷幸弘) 第一弾のプレミアム付商品券の事業におきましては、購入希望申請書を全世帯に送付した際に取扱店舗の同封が間に合わなく、どこの店舗で商品券が使えるか分からなかったこと、また、購入を希望する世帯に購入引換券を送付した際にも6冊から2冊程度へ調整していることについて、あらゆる場面で周知をしてきておりましたが、問合せが殺到したという経過がございました。 それを踏まえ、第二弾のプレミアム付商品券事業を行う際には、購入希望申請書の送付の際に事業者一覧を同封し、購入を希望される皆様に分かりやすい内容となるよう取り組んでまいりたいというふうに考えてございます。また、問合せが多くなるような場合には夜間の電話対応をするなど、適宜対応を考えていきたいというふうに考えてございます。 ○議長(金澤俊) 神山哲太郎議員。 ◆8番議員(神山哲太郎) ありがとうございます。 すごく力を入れているなという感じがいたしますので、ぜひよろしくお願いしたいというふうに思います。 それから、購入する立場で少しお話をさせていただきたいのですけれども、この前回の効果、今ほど検証るるあったと思いますけれども、改善しなければいけなかった点というのは、前回希望した冊数が買えなくて、非常にその部分ではきっと、先ほどの電話ではないですけれども、そういった問合せが殺到したというふうに不満を訴える声もあったと思いますし、逆に、購入することがほかの人が買えなくなるのではないかということとか、そういった他の市民に迷惑をかけてしまうのではないかとかという、そういう気遣いをされる高齢者もいたり、そういったお声も聞いておりますけれども、その改善した点はどのようなところがあるのか、お聞かせいただきたいというふうに思います。 ○議長(金澤俊) 答弁を求めます。 産業経済部長。 ◎産業経済部長(金谷幸弘) 第一弾の事業を行った際につきましては、平成27年度の事業を参考に制度設計のほうを進めてまいりましたが、一般商品券、とまチケともに1人6冊という上限にして希望を募ったところ、各10万冊を大きく超え、結果、1人2冊程度に調整をしたというふうな経過がございます。 このことを踏まえまして、購入上限冊数につきましてはそれぞれ1人につき2冊とし、大幅な調整がないように改善したいというふうに考えてございます。その中でも、それぞれ10万冊を超えた場合につきましては、世帯に応じて調整する冊数を変更しながら、各10万冊となる方法で今検討しているところでございます。 また、平成27年度、そして昨年度の第一弾プレミアム付商品券の販売をした際には、購入者の事情により商品券自体を購入しない方や上限まで購入しない方が一定程度いたことにより販売予定の商品券のほうで若干の余りが発生してございます。第二弾のプレミアム付商品券の事業に関しましては、申請を受け付ける際に再販売になったときの希望を取る方法などを検討してまいりたいというふうに考えております。 また、第一段につきましては使用期限を9月から2月までの約5か月としておりましたが、第二弾につきましては6月から1月までの約7か月と長くして進める予定でございます。 ○議長(金澤俊) 神山哲太郎議員。 ◆8番議員(神山哲太郎) 分かりました。 今回は6月から1月までの約7か月間ということにすると、利用期間がそういうふうに長くするというふうに今答弁でありますけれども、その1月までとした根拠というのはどういうことからそういうふうにしたのか、お聞かせいただきたいと思います。 ○議長(金澤俊) 答弁を求めます。 産業経済部長。 ◎産業経済部長(金谷幸弘) 本事業につきましては、第一弾と同様に同じプレミアム率の商品券が希望者全員に行き渡り、商品券を使用することで落ち込んだ地元における消費の回復及び拡大につながるものというふうに考えてございます。 事業者にとりましては昨年から続く新型コロナウイルス感染症の影響により、年末年始の需要を十分に取り込めていない状況もあることから、第二弾の事業につきましてはその影響を鑑み、最低でも令和4年1月下旬まで使用できるように今考えているところでございます。 ○議長(金澤俊) 神山哲太郎議員。 ◆8番議員(神山哲太郎) ここでちょっと要望させていただきたいのですけれども、その中間あたりで、しっかりちゃんと使われているかとか、そういったことを市民周知するとか、そういうことは今後やっていただきたいなというふうに、やるのだろうとは思うのですけれども、しっかり使って、いい事業なので、やはり全部使ってすばらしい事業だと思いますので、そういった配慮をぜひお願いしたいなというふうに思っております。 それから、商品券の取扱店舗の募集と店舗の一覧について、前回のときは後から追加が来たりとか非常に分かりづらい部分というのはありました。それで先ほども御答弁の中にありましたけれども、今回は最初から入れていくという、御案内を差し上げるということだったろうと思うのですけれども、特に店舗の募集についてはどういうふうにされていくのか、お聞かせをいただきたいと思います。 ○議長(金澤俊) 答弁を求めます。 産業経済部長。 ◎産業経済部長(金谷幸弘) 事業者の登録に関してでございますけれども、第一弾に登録していただいた事業者に引き続き継続していただきたく考えてございまして、登録事業者の方の負担をかけないためにも、一度意向調査のほうを行いまして、引き続き登録事業者になっていただく確認をする予定でございます。 また、新たな登録事業者に関しましても第一弾と同様に逐次募集を行うなど、プレミアム付商品券の登録事業者を一店でも増やすように取り組んでまいりたいというふうに考えてございます。 商品券の取扱店舗の周知に関しましては、購入希望者へは申請書の発送時、また購入引換券の発送時に同封するというふうに考えてございます。また、この取扱い一覧につきましては、第一弾の購入引換券に同封したものと同様に、西部地区、東部地区、中心部といった地域別、あと小売、サービス、飲食といった事業所の種類別で作成し、どこの店舗でどの商品券が使えるか分かりやすくするように考えているところでございます。 ○議長(金澤俊) 神山哲太郎議員。 ◆8番議員(神山哲太郎) もう最後にしたいと思いますけれども、これはちょっと地域の店舗からの御要望というふうにして聞いていただきたいのでありますけれども、のぼりとかポスター、前回は精算するところに、レジのところにこんな小さなのぼりがあって、よく分からないというお話も聞いておりました。また、ステッカーについても非常に小さくて分かりづらい、どこでどのチケットが使えるのだか分からないということを店舗のほうから逆に言われたりというふうにしておりましたので、もうちょっと表記を考え直していただきたいという要望もございました。この意見を踏まえてどのように対応されていくのか、お聞かせいただきたいと思います。 ○議長(金澤俊) 答弁を求めます。 産業経済部長。 ◎産業経済部長(金谷幸弘) やはり今委員からおっしゃられたとおり、登録事業者からの小さくて目立たないという声も聞いてございまして、場合によっては登録事業者が自前でステッカーを拡大して店舗前やレジ横に設置しているというようなこともあるというふうに伺っておりました。 このステッカーに関しましては、店舗の大小により貼り付けスペースも様々であることから、大きさだけではなく、デザイン等の工夫によりプレミアム付商品券の登録事業者であることや、どの商品券が使える店舗かなどを分かりやすく表記できるように今改善したいというふうに考えて検討しているところでございます。 ○議長(金澤俊) 神山哲太郎議員。 ◆8番議員(神山哲太郎) ぜひよろしくお願いしたいと思います。 コロナウイルスがまだ本当にいつ収束するのか分からないというふうになると思いますので、この事業をしっかり遂行して、地域と市民をしっかり支えていくというふうなことをお願い申し上げまして、質問とさせていただきたいと思います。 ○議長(金澤俊) 他に。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(金澤俊) 質疑終結することに御異議ありませんか。             (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(金澤俊) 質疑終結いたしました。 第10款教育費、質疑に付します。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(金澤俊) 質疑終結することに御異議ありませんか。             (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(金澤俊) 質疑終結いたしました。 第12款諸支出金、質疑に付します。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(金澤俊) 質疑終結することに御異議ありませんか。             (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(金澤俊) 質疑終結いたしました。 第13款職員費、質疑に付します。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(金澤俊) 質疑終結することに御異議ありませんか。             (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(金澤俊) 質疑終結いたしました。 以上で、歳出の質疑は終了いたしました。 続いて、歳入の質疑に入ります。 第16款国庫支出金、第20款繰入金、第23款市債を一括質疑に付します。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(金澤俊) 歳入の質疑を終結することに御異議ありませんか。             (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(金澤俊) 質疑終結いたしました。 次に、第2条継続費の補正、第3条地方債の補正を第2表及び第3表により一括質疑に付します。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(金澤俊) 質疑終結することに御異議ありませんか。             (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(金澤俊) 質疑終結いたしました。 以上をもって、議案第28号の質疑を終結することに御異議ありませんか。             (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(金澤俊) 御異議なしと認めます。 よって、討論に付します。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(金澤俊) 討論終結することに御異議ありませんか。             (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(金澤俊) 御異議なしと認めます。 よって、表決に付します。 原案に御異議ありませんか。             (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(金澤俊) 御異議なしと認めます。 よって、議案第28号は、原案どおり可決いたしました。      ────────────────────────── ○議長(金澤俊) 議案第29号水道事業会計補正予算についてを質疑に付します。 池田謙次議員。             (池田謙次議員 質問席へ移動) ◆22番議員(池田謙次) それでは、議案第29号、事業継続上下水道料金支援事業ということで、これは実は1月、2月に市長にいろいろ要望したときに、この事業を市長にぜひやっていただきたいと。今回で3回目でありまして、大変昨年のときも事業者さんに聞いたら本当にありがたいと、市に感謝しているという御言葉を頂いて、ぜひともやっていただきたいということで、簡潔に何点か、窓口ですけれども、それで終わらせてもらいます。 まず、今までの過去における事業の利用実績はどのようなものだったのか、お聞きをしたいというふうに思います。 ○議長(金澤俊) 答弁を求めます。 上下水道部長。 ◎上下水道部長(阿萬野一男) 上下水道部では、コロナ禍における地域経済対策の一環といたしまして、これまで2度の減免事業を実施してまいりました。最初に行いました休業等事業者上下水道料金支援事業につきましては、上下水道料金の減免を行った水栓数は960、減免額は上下水道料金を合わせて3,573万2,275円ございます。 また、2回目の経営継続支援事業につきましては、減免件数は水栓数で160、減免額は上下水道料金を合わせて502万4,067円でございます。 ○議長(金澤俊) 池田謙次議員。 ◆22番議員(池田謙次) ありがとうございます。 それで、今回事業継続支援事業が申請してオーケーになっている事業者については自動的な申請といいますか、なるべく簡素化して、全条件がほぼ同じであれば、そのように自動的に申請をというふうに思うのですけれども、その点についてはどうでしょうか。 ○議長(金澤俊) 答弁を求めます。 上下水道部長。 ◎上下水道部長(阿萬野一男) 産業経済部の事業継続支援事業は既に事業を開始しておりますが、上下水道料金の減免事業につきましては、産業経済部から申請データを引き継ぐ形で減免手続を行いますので、既に申請済みの方でも対象要件に該当する場合は改めて手続をすることなく減免の対象となります。 ○議長(金澤俊) 池田謙次議員。 ◆22番議員(池田謙次) 大変すばらしいです。簡素化して差し上げてほしいというふうに思います。 次に、議案書にありますこの2,500件というのは、これはマックスですか。 ○議長(金澤俊) 答弁を求めます。 上下水道部長。 ◎上下水道部長(阿萬野一男) これにつきましては、産業経済部における事業者向けの影響調査の結果、市内事業者7,323件のうち、売上げが30%以上減少したという回答が34%あったことから2,500件ということで積算したものでございますが、上下水道部におきましても、これまでの事業実績を踏まえてこの件数が最大ではないかというふうに考えてございまして、財源不足にならないように見込んだものでございます。 ○議長(金澤俊) 池田謙次議員。 ◆22番議員(池田謙次) あわせて、何らかの事情で申請が遅れた場合、これはスケジュールが載っていますけれども、6月以降の実施というのは可能なのかどうか、お聞きしたいというふうに思います。 ○議長(金澤俊) 答弁を求めます。 上下水道部長。 ◎上下水道部長(阿萬野一男) 申請期限は5月31日までとなっておりまして、減免対象の上下水道料金は支給要件の確定後に確定する料金ということで要綱を定めて実施をいたしますが、事業継続支援事業と連携を図りながら、可能な範囲で柔軟に対応してまいりたいと考えているところでございます。 ○議長(金澤俊) 池田謙次議員。 ◆22番議員(池田謙次) ぜひとも柔軟な対応をよろしくお願いしたいというふうに思います。 それで、ちなみに今までの最高額は幾らだったか、お聞きをしておきたいというふうに思います。 ○議長(金澤俊) 答弁を求めます。 上下水道部長。 ◎上下水道部長(阿萬野一男) これまで2回実施してまいりました減免事業のうち、上下水道料金を合わせて最も多かった減免額につきましては約360万円でございます。 ○議長(金澤俊) 池田謙次議員。 ◆22番議員(池田謙次) 上限がないにしても、本当に360万円、大変すばらしいなと思います。 これは最後でありますけれども、先ほど言ったように2度ほど市長にはこのようにぜひ継続をという話をしたのですけれども、本当に現場で多くの人、特に個人事業者は本当に喜んで、ありがたい話だという話をたくさん頂いていて、それを受けて実は1月、2月に市長に申入れをさせていただいたものですから、私は本当に頂いています。最後にしますけれども、皆さんが原課でそういうお声を聞いている、声があったらぜひ、汚泥は関係ありませんので、これについてよろしくお願いします。 ○議長(金澤俊) 答弁を求めます。 上下水道部長。 ◎上下水道部長(阿萬野一男) 減免対象となった事業者の方からは、上下水道料金を減免してもらって大変ありがたかった、また、固定費が減免になるのは助かるという声を頂いておりますので、一定程度の事業効果はあったものと考えているところでございます。 ○議長(金澤俊) 池田謙次議員。 ◆22番議員(池田謙次) ありがとうございました。 スムーズに遂行できるように、よろしくお願いしたいというふうに思います。 私のほうからは、以上です。 ○議長(金澤俊) 他に。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(金澤俊) 質疑終結することに御異議ありませんか。             (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(金澤俊) 御異議なしと認めます。 よって、討論に付します。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(金澤俊) 討論終結することに御異議ありませんか。             (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(金澤俊) 御異議なしと認めます。 よって、表決に付します。 原案に御異議ありませんか。             (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(金澤俊) 御異議なしと認めます。 よって、議案第29号は、原案どおり可決いたしました。      ────────────────────────── ○議長(金澤俊) 議案第30号下水道事業会計補正予算についてを質疑に付します。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(金澤俊) 質疑終結することに御異議ありませんか。             (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(金澤俊) 御異議なしと認めます。 よって、討論に付します。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(金澤俊) 討論終結することに御異議ありませんか。             (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(金澤俊) 御異議なしと認めます。 よって、表決に付します。 原案に御異議ありませんか。             (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(金澤俊) 御異議なしと認めます。 よって、議案第30号は、原案どおり可決いたしました。      ────────────────────────── ○議長(金澤俊) 議案第31号苫小牧市議会会議規則の一部改正についてを議題といたします。 お諮りいたします。 この場合、提出者の趣旨弁明を省略するとともに、質疑・討論を省略し、直ちに表決に付したいと思います。 これに御異議ありませんか。             (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(金澤俊) 御異議なしと認めます。 よって、表決に付します。 原案に御異議ありませんか。             (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(金澤俊) 御異議なしと認めます。 よって、議案第31号は、原案どおり可決いたしました。      ────────────────────────── ○議長(金澤俊) 議案第32号地方自治法第180条の専決処分についての一部改正についてを議題といたします。 お諮りいたします。 この場合、提出者の趣旨弁明を省略するとともに、質疑・討論を省略し、直ちに表決に付したいと思います。 これに御異議ありませんか。             (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(金澤俊) 御異議なしと認めます。 よって、表決に付します。 原案に御異議ありませんか。             (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(金澤俊) 御異議なしと認めます。 よって、議案第32号は、原案どおり可決いたしました。      ────────────────────────── ○議長(金澤俊) 意見書案第1号オンライン本会議の実現に必要となる地方自治法改正を求める要望意見書、意見書案第2号犯罪被害者支援の充実を求める要望意見書、意見書案第3号再審法改正を求める要望意見書を一括議題といたします。 お諮りいたします。 この場合、提出者の趣旨弁明を省略するとともに、質疑・討論を省略し、直ちに表決に付したいと思います。 これに御異議ありませんか。             (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(金澤俊) 御異議なしと認めます。 よって、表決に付します。 最初に、意見書案第1号を表決に付します。 本意見書案に御異議ありませんか。             (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(金澤俊) 御異議なしと認めます。 よって、意見書案第1号は、原案どおり可決いたしました。 次に、意見書案第2号を表決に付します。 本意見書案に御異議ありませんか。             (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(金澤俊) 御異議なしと認めます。 よって、意見書案第2号は、原案どおり可決いたしました。 最後に、意見書案第3号を表決に付します。 本意見書案に御異議ありませんか。             (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(金澤俊) 御異議なしと認めます。 よって、意見書案第3号は、原案どおり可決いたしました。      ────────────────────────── ○議長(金澤俊) その他の議事1閉会中継続審査の件を議題といたします。 お諮りいたします。 議員各位のお手元に配付いたしましたとおり、各委員長から閉会中継続審査の申出があります。 これを承認することに御異議ありませんか。             (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(金澤俊) 御異議なしと認めます。 よって、さよう決定いたしました。      ────────────────────────── ○議長(金澤俊) その他の議事2委員派遣の件を議題といたします。 お諮りいたします。 各常任委員会、議会運営委員会、総合開発特別委員会並びに安全・安心及び市民ホールに関する特別委員会の委員長から、それぞれ所管事項に関し必要が生じた場合、管外に委員を派遣いたしたい旨の申出があります。 これを承認することに御異議ありませんか。             (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(金澤俊) 御異議なしと認めます。 よって、さよう決定いたしました。      ────────────────────────── ○議長(金澤俊) 以上で、今定例会に付議された事件は終了いたしました。 お諮りいたします。 今定例会の会期は、3月19日までとなっておりますが、会議規則第7条の規定により、本日をもって閉会いたしたいと思います。 これに御異議ありませんか。             (「異議なし」と呼ぶ者あり)
    ○議長(金澤俊) 御異議なしと認めます。 よって、今定例会は、本日をもって閉会することに決定いたしました。 今議会につきましては、新型コロナウイルス感染症の対応等で、各位の御理解、御協力をいただき、ここに終了できますことを、衷心より感謝申し上げます。 それでは、第13回市議会定例会を閉会いたします。 大変御苦労さまでした。      ──────────────────────────             閉 会  午後4時39分                                 以 上。...