留萌市議会 > 2021-07-21 >
令和 3年  7月 第1常任委員会−07月21日-01号

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  1. 留萌市議会 2021-07-21
    令和 3年  7月 第1常任委員会−07月21日-01号


    取得元: 留萌市議会公式サイト
    最終取得日: 2022-12-11
    令和 3年  7月 第1常任委員会−07月21日-01号令和 3年  7月 第1常任委員会 ───────────────────────     令和3年第10回第1常任委員会        留萌市議会会議録     令和3年7月21日(水曜日)         第1委員会室      開  会 12時57分      閉  会 14時31分      途中休憩     2分 ─────────────────────── 1 所管事務調査 (1)総務部  【議案事項】   1 専決処分の報告(令和3年度留萌市一般会計補正予算(第7号))   2 令和3年度補正予算   3 令和3年度一般会計補正予算(第8号)   4 財産の取得
     【情報提供事項】   1 令和3年度留萌市平和祈念事業の実施   2 留萌市役所における新型コロナウイルス感染症集団感染発生についての検証結果   3 令和2年度市税等の収納状況   4 令和2年度滞納処分等の取組状況 (2)地域振興部  【議案事項】   1 令和3年度一般会計補正予算(第8号) 【情報提供事項】   1 留萌地域材活用支援事業結果   2 新規漁業就業予定者の認定   3 令和3年度ナマコ資源増大共同事業経過   4 令和3年度産学官連携強化事業経過   5 ゴールデンビーチるもい開設中止に伴う措置   6 令和3年度市民まちづくりアンケート集計結果 (3)都市環境部  【情報提供事項】   1 船場公園交付金事業に係る財産処分の承認   2 クールチョイス関連事業 2 その他 ─────────────────────── ●出席委員(6名)   横 田 美 樹 君   海 東 剛 哲 君   珍 田 亮 子 君   戸 水 美保子 君   村 山 ゆかり 君   野 崎 良 夫 君 ─────────────────────── ●欠席委員(1名)   笠 原 昌 史 君 ─────────────────────── ●委員外議員 議長 小 野 敏 雄 君 ─────────────────────── ●説明員   総務部長     高 橋 一 浩 君   地域振興部長   向 井 智 仁 君   都市環境部長   大 和 俊 賢 君   総務課長     柴 谷 理 意 君   財務課長     渡 辺 剛 彦 君   税務課長     小 林 慶 一 君   政策調整課長   海 野   聡 君   地域振興部参事  長谷川 裕 詞 君   農林水産課長   榎   昭 博 君   経済港湾課長   吉 田 博 幸 君   都市整備課長   前 田 和 宏 君   都市整備課長補佐 村 岡 信 人 君   環境保全課長   塚 本   健 君 ─────────────────────── ●議会事務局職員   事務局長     近 藤   豊 君   事務局次長    三 上 敏 樹 君   主査       小 畑 陽 子 君 ───────────────────────  午前12時57分開会 △開会・開議宣告 ○委員長(村山ゆかり君) 本日の出席委員は笠原委員より欠席の届出が出されており、ただいまのところ6名であります。  よって、定足数に達しておりますので、これより令和3年第10回第1常任委員会を開会いたします。  また、小沼議員より傍聴の届出がありましたので、許可しております。  本日の調査案件は所管事務調査であります。  総務部所管事務の項目につきまして、概要説明を求めます。  総務部長。 ◎総務部長(高橋一浩君) 本日の総務部所管事務は、議案事項4件、情報提供事項4件、合わせて8件でございます。それぞれ担当課長より御報告申し上げますので、よろしくお願いいたします。 ○委員長(村山ゆかり君) 初めに議案事項1の説明を求めます。  財務課長。 ◎財務課長(渡辺剛彦君) 議案事項1、専決処分の報告(令和3年度留萌市一般会計補正予算(第7号))につきまして、資料1により御説明をいたします。  この補正予算は、令和3年6月11日付で厚生労働省から通知のありました「新型コロナウイルス感染症生活困窮者自立支援金の支給について」に基づきまして、長引く新型コロナウイルス感染症の影響を受けております生活困窮世帯のうち、貸付限度額に到達したことにより、緊急小口資金等の特例貸付けが利用できない世帯に対する支援を行うための、新型コロナウイルス感染症生活困窮者自立支援金を支給する事業、また、令和3年6月25日付で、環境省の補助執行業務を受託している法人から通知のありました、令和3年度二酸化炭素排出抑制対策事業費等補助金交付決定通知に基づきまして、クールチョイス事業、以上二つの事業につきまして、全額、当該交付金及び補助金を充当財源とする事業を実施するため、地方自治法第180条第1項に基づく専決処分事項の指定について第6項の規定により、令和3年7月1日付で専決処分をしたものであります。  補正予算の内容ですけれども、新型コロナウイルス感染症生活困窮者自立支援金として66万円、クールチョイス事業に405万8,000円を増額し、歳入歳出予算の総額に、歳入歳出それぞれ471万8,000円を追加いたしまして、補正後の歳入歳出総額を139億9,117万3,000円としたものであります。  なお、クールチョイス事業につきましては、当初予算で94万2,000円を計上していることから、既に充てております基金からの繰入金を、本補助金に財源を振り替えて、クールチョイス事業全額補助金の事業として実施をいたします。  以上、議案事項1の説明といたします。 ○委員長(村山ゆかり君) 議案事項1につきまして、確認事項があればお願いいたします。   〔発言する者なし〕 ○委員長(村山ゆかり君) 特になければ、議案事項1を終了します。  次に、議案事項2の説明を求めます。  財務課長。 ◎財務課長(渡辺剛彦君) 議案事項2、令和3年度補正予算について、資料2により御報告をいたします。  1ページ目を御覧ください。  この補正予算は、一般会計補正予算(第8号)で、歳入歳出予算の総額に、歳入歳出それぞれ2億440万円を追加いたしまして、補正後の歳入歳出総額を141億9,557万3,000円とするものであります。  今回の補正予算は、新型コロナウイルス感染症関連経費が中心となっております。  補正予算の事業内容などについては、この後、担当所管課から御説明いたしますので、私からは第2常任委員会の所管部分を中心に御説明させていただきます。  初めに、2、歳出から御説明をいたします。  第2款総務費は6,184万7,000円の追加。庁舎感染症予防対策事業415万2,000円。ウィズコロナ市民活動応援事業補助金200万円。地元高校ICT機器等整備事業補助金3,289万8,000円。留萌ふるさと学生PCR検査等補助金200万円。公共交通等維持支援金466万円。デジタル環境推進事業庁内ウェブ会議室環境整備)476万円。庁内テレワーク環境推進事業1,137万7,000円の増となります。  第3款民生費は290万円の追加。児童館等感染症予防対策事業といたしまして、子育て支援センターに導入します感染予防のための殺菌庫の購入63万3,000円。保育環境改善事業補助金は、国の補助事業を活用しまして、市内保育園4園に対する補助金として180万円。子ども発達支援センター感染症予防対策事業は、感染予防対策物品の追加として46万7,000円の増となります。  第6款農林水産業費は、農産品加工施設等感染症予防対策事業として40万円の追加。  第7款商工費は、1億3,030万円の追加。留萌市プレミアム商品券発行事業補助金1億2,930万円、地元商店街スタンプラリー事業補助金100万円の増となります。  第10款教育費は、895万3,000円の追加。小中学校感染症予防対策事業として、小・中学校3校の屋内運動場の床面ワックスウイルス加工や、中学校1校の換気対策事業として658万3,000円。旧北光中学校屋内運動場利活用事業は、電気や消防設備等の管理経費80万4,000円。社会教育施設感染症予防対策事業は、温水プールぷるものウイルスカーペットへの更新ということで54万6,000円。図書館通信環境整備事業として、館内のWi−Fi環境整備に伴い77万9,000円。旧佐賀家漁場情報発信事業は、文化財の情報発信のための360度カメラや編集ソフトのほか、衛生備品の購入で24万1,000円の増となっております。  次に1、歳入について。  第15款国庫支出金は1億6,909万6,000円の追加。新型コロナウイルス感染症対策地方創生臨時交付金のほか、新型コロナウイルス感染症関連として、保育対策総合支援事業費補助金が増加しております。  第16款道支出金は、プレミアム付商品券発行支援事業費補助金3,450万円の追加。  第19款繰入金は、旧北光中学校屋内運動場利活用事業の財源として、応援基金繰入金80万4,000円の追加となります。  以上、議案事項2の説明といたします。 ○委員長(村山ゆかり君) 議案事項2につきまして、確認事項があればお願いいたします。   〔発言する者なし〕 ○委員長(村山ゆかり君) 特になければ、議案事項2を終了します。  次に、議案事項3の説明を求めます。  総務課長。 ◎総務課長(柴谷理意君) 議案事項3、令和3年度一般会計補正予算(第8号)、総務課所管分について、資料3により御説明申し上げます。  初めに、1ページ目の庁舎感染症予防対策事業についてでございますが、本事業につきましては、4月の臨時会におきまして、アルコール消毒液等の消耗品の補充整備及び本庁舎2階、3階トイレ内の手洗い場の自動水栓化について、補正予算として計上させていただいたところですが、庁舎内におけるクラスター発生を受け、再発防止に向けたさらなる感染予防対策の強化といたしまして、執務室等における飛沫感染の防止及び会議室等における換気対策の強化を図るものとなってございます。  歳出の補正内容でございますが、需用費の消耗品費といたしまして、執務室、会議室、また、議場内、各委員会室、各会派室へのアクリルパーティションの設置に275万5,000円。こちらにつきましては、クラスターの発生に伴い、対面職員の飛沫感染防止対策といたしまして、ビニールシートによる応急対応を行っておりましたが、消毒作業がしづらいですとか透明度の低さなどの理由から、既製品のアクリル製パーティションを配置するものとなってございます。  また、同じく消耗品費といたしまして、二酸化炭素濃度測定器の配置42万3,000円ですが、換気の見える化、可視化を目的といたしまして、室内の過密状況を把握し、換気の目安を図るため、各執務室と未設置となっている会議室等に、二酸化炭素濃度測定器を配置するものとなってございます。
     次に、需用費の修繕料といたしまして、吸排気型換気扇の設置として42万4,000円でございますが、東分庁舎会議室、議長室、無会派室の3か所の換気器具の更新となっており、備品購入費による空気清浄機5台の設置55万円につきましては、吸排気型換気扇が設置されていない市長公室、特別会議室、2号会議室、分庁舎会議室、図書室の5ヶ所に対し、除菌機能や有害物質の除去機能等を有する空気清浄機を設置するものとなってございます。  これら事業費合計415万2,000円となっており、財源につきましては国庫支出金として、全額地方創生臨時交付金を充てることとしてございます。  次に、2ページ目のデジタル環境推進事業庁内ウェブ会議室環境整備)でございますが、新型コロナウイルス感染症の拡大により、直接人と人とが対面する打合せや、多人数の会議等を避けなければならない状況とともに、特に感染が急速に拡大している地域との往来も困難な状況が今後も続くことが予想される中、国や北海道、各官公庁、民間事業者等との会議や打合せ、説明会等につきましては、現在その多くがインターネット設備を活用したウェブ会議に切り替わっておりますが、昨年度ウェブ会議用に環境整備を行いました特別会議室の使用機会につきましても、相当数増加をしております。  今後も利用頻度が高まるウェブ会議を、庁舎内の各会議室でも行えるよう、通信環境と機器の整備を図るものとなってございます。  歳出の補正内容といたしましては、需用費の消耗品費として、ウェブカメラ、画像転送用のディスプレーアダプターLANケーブル等の消耗品、合わせて14万6,000円、需用費の修繕料として、各会議室のWi−Fi用LAN配線に107万8,000円、役務費として導入時の設置経費及び通信料となりますギガらくWi−Fi月額8か月分として57万9,000円、備品購入費として会議用スピーカーシステム、拡張マイク、ノートパソコン10台、オフィスソフトとして295万7,000円を合わせまして、事業費合計476万円となっており、財源につきましては全額地方創生臨時交付金を充てることとしてございます。  次に、3ページ目の庁舎テレワーク環境推進事業でございますが、国の新型コロナウイルス感染症対策基本的対処方針において、地方公共団体は、在宅勤務等人と人との接触を低減する取組を進めるとともに、職員において感染者または濃厚接触者が確認された場合においても、職務が遅延なく行えるよう、あらかじめ対策を講じるものとされておりますが、当市におきましても国の対処方針の下、先般のクラスター発生も踏まえ、職場内での感染防止と感染者発生時における行政機能の維持に向け、在宅勤務が効率的に行える環境を構築し、試行運用するとともに、テレワークやモバイルワーク導入時における課題等を検証し、業務継続の確保と強化を図るものとなってございます。  歳出の補正内容といたしましては、役務費といたしまして、テレワーク用閉域網の環境構築に係る初期経費一式及び通信費の月額経費として29万4,000円。  備品購入費といたしまして、テレワーク用端末ノートパソコン15台及びセキュリティ装置一式に1,108万3,000円を合わせ、事業費合計1,137万7,000円となっており、財源につきましては全額地方創生臨時交付金を充てることとしております。  以上、議案事項3、令和3年度一般会計補正予算(第8号)についての説明とさせていただきます。 ○委員長(村山ゆかり君) 議案事項3につきまして、確認事項がありましたらお願いいたします。   〔発言する者なし〕 ○委員長(村山ゆかり君) 特になければ、議案事項3を終了します。  次に、議案事項4の説明を求めます。  財務課長。 ◎財務課長(渡辺剛彦君) 議案事項4、財産の取得について、資料4により御報告をいたします。  地方自治法に基づく関係条例の規定によりまして、入札予定価格が2,000万円以上の財産の取得について議決を得ようとするものでございます。  取得の目的といたしましては、老朽化したロータリ除雪車の更新となります。品名としてはロータリ除雪車、数量は1台。取得予定金額は2,637万8,000円。契約の相手方は、北海道川崎建機株式会社留萌営業所。  なお、納入期限は令和4年2月28日までとなっております。  以上、議案事項4の説明といたします。 ○委員長(村山ゆかり君) 議案事項4につきまして、確認事項がありましたらお願いいたします。   〔発言する者なし〕 ○委員長(村山ゆかり君) 特になければ、議案事項4を終了します。  それでは、情報提供事項1及び情報提供事項2の説明を求めます。  総務課長。 ◎総務課長(柴谷理意君) 情報提供事項1、令和3年度留萌市平和祈念事業の実施につきまして、資料5により御説明申し上げます。  本事業につきましては、留萌市平和都市宣言の趣旨を踏まえ、戦争の悲惨さ、平和の大切さを改めて市民に伝えるため、平和祈念式典をはじめとした関連の事業を実施するものとなってございます。  事業内容についてでございますが、平和祈念式典につきましては、8月20日午後1時から中央公民館講堂において、戦没者の御遺族、市民等を対象として開催をいたします。  なお、今年度につきましても、昨年度同様、新型コロナウイルス感染症対策といたしまして、座席数の制限や、御来賓への案内の範囲を狭めるなど、式典の規模や時間等を縮減した形で実施をさせていただきたいと考えてございます。  つきましては、誠に恐縮ではございますが、市議会議員の皆様方への御案内も、昨年度同様、正副議長のみとさせていただいておりますので、あらかじめ御了承いただければと思います。  次に、平和の折り鶴の事業でございますが、市民の皆様の御協力により作成いただいた千羽鶴を戦没者等に捧げるものでございます。一部を市役所ロビー等に展示した後、平和祈念式典で捧げ、その後、広島市平和記念公園内の「原爆の子の像」に送り、全国の犠牲者に捧げるもので、昨年の送付実績で6万5,000羽が集まっており、今年度も6万羽以上の千羽鶴が寄せられているところでございます。  なお、今年度からの新たな取組として、市民の皆様から寄せられた折り鶴を千羽鶴にする作業につきまして、留萌高校のボランティア部の生徒の皆さんに御依頼をすることにより、未来を担う若者である皆さんにも、改めて平和の大切さや重要さを思い返していただく機会になればと考えているところでございます。  次に、広島・長崎原爆パネル展でございますが、るもいプラザ、中央公民館(ロビー)、平和祈念式典当日の会場におきまして、原爆の恐ろしさを伝えるパネルを展示し、平和の大切さや、戦争の悲惨さを考えていただくものとなってございます。  次に、市立留萌図書館で実施する事業でございますが、アニメ・記録映画上映会平和資料展について、資料の日程により実施するものでございます。  最後に、平和へのメッセージの募集でございますが、先ほどの広島・長崎原爆パネル展平和資料展の各会場においてメッセージコーナーを設置し、平和を願うメッセージを募集し、平和祈念式典の会場に掲示するものであり、広報るもい、エフエムもえる、市内小学校へ配布したチラシにより周知を図るものとなってございます。  以上、情報提供事項1、令和3年度留萌市平和祈念事業の実施についての御説明とさせていただきます。  続きまして情報提供事項2、留萌市役所における新型コロナウイルス感染症集団感染発生についての検証結果につきまして、資料6により御説明いたします。  本検証結果につきましては、このたびのクラスター発生に伴い、感染発生経過及び感染拡大の要因、伝播経路とともに、これまでの取組内容検証と今後取り組まなければならない課題等について整理を行い、今後の再発防止に向けた取組や、対応に生かしていくことを目的としたものとなってございます。  それでは、別添ファイルの資料を御覧いただきたいと思います。  初めに、1ページ目の概要についてでございますが、市では新型コロナウイルス感染症予防対策といたしまして、市民対応窓口や会議室における飛沫対策、定期的な換気、各箇所への消毒液の設置など、様々な対策に取り組んできたところでありましたが、5月21日に職員1名の陽性が確認されて以降、庁舎内において5名を超える感染者の確認によりクラスターと認定され、5月24日から26日までの3日間、臨時閉庁の措置と、庁舎内の徹底した消毒作業の対応を行ったところですが、最終的には6月3日までの間、10名の職員と関係者1名の感染が確認されたものでございます。  1ページ目の下段、2の感染者発生以降の経過についてでございますが、この間の陽性者判明の状況から、濃厚接触者とされた職場の対応、PCR検査、臨時閉庁の実施等の状況等を時系列順に整理したものとなってございます。  5月21日に経済港湾課において最初の陽性者が判明。経済港湾課内の職員及び陽性者の行動歴から、会議などの同席により濃厚接触者の疑いのある職員については、すぐさま自宅待機の措置を取るとともに、執務室や会議室及び共用部の消毒作業の実施を行っております。  次のページに移りますが、その後濃厚接触者及びその疑いのある職場の職員、体調不良となった職員のPCR検査の結果、5月22日には経済港湾課職員2名と、環境保全課職員1名の陽性が判明。  23日には感染の拡大に伴い、留萌保健所の指導により、本庁舎、分庁舎、東分庁舎の2階フロアの職員のPCR検査を実施。また、同日、経済港湾課の2名の職員の陽性が判明し、市庁舎内の感染者が5名を超えたことにより、クラスター認定を受けたことに伴い、庁舎内の消毒作業など感染防止対策の徹底のため、翌日5月24日月曜日の臨時閉庁の決定を行ったところでございます。  また、24日月曜日には、保健所からの指導により、これまでPCR検査を実施していない各庁舎、全職員のPCR検査を実施。また、同日新たに社会福祉課職員1名の感染が確認され、臨時閉庁につきましても、翌日も継続することといたしました。  翌25日ですが、都市整備課1名の職員の陽性が判明。  次のページに移りますが、臨時閉庁の決定につきまして、23日、24日に実施いたしました全職員のPCR検査の結果を踏まえ、今後の判断をすることとし、26日水曜日は臨時閉庁は継続しながら、市民の皆様の御不便を少しでも解消すべく、証明書の発行業務を行うための臨時窓口を設置いたしました。  翌5月27日からは通常開庁とし、業務再開。同日生涯学習課職員1名及び既に陽性と判明していた社会福祉課職員と庁内で接触のありました関係者1名の陽性が判明。  27日から30日までの間、これも保健所の指導の下、自宅待機者を含め、全職員が2回目のPCR検査を実施した結果、全員が陰性という結果となったところでございます。  なお、6月1日には自宅待機しておりました社会福祉課の職員に風邪症状が見られ、再度PCR検査を実施したところ、6月3日に陽性が判明し、6月4日以降は風邪症状等の体調異常の職員に随時PCR検査を実施いたしましたが、全て陰性となったところでございます。  次の4ページ目につきましては、感染者の状況を一覧表にまとめたものとなってございますが、上段のタイトルの部分で、感染者の状況(市職員のみ)となってございますが、10番目の関係者1名も含まれておりますので、お詫びして訂正をお願いいたします。  続きまして4ページ目の下段からは、3、クラスター発生の要因についてでございます。  今後の再発防止の対応に向けた感染拡大の要因、伝播経路の検証に当たり、感染経路を把握するため、感染した職員10名に対し、陽性が判明した以前の行動歴といたしまして、勤務時の食事場所、トイレや給湯室の使用状況、喫煙所の使用の有無、勤務後日常生活時の外食の有無や外出先、公共交通機関の利用の有無、また、発症日の体調変化の状況、陽性確定日前の体調の変化、また、本人として感染要因と考えられるもの等について、詳細に聞き取り調査を行い、感染経路の推定を行ったところでございます。  5ページに移りますが、このたびの感染拡大の原因についての推定といたしまして、下段の図を併せて御覧ください。  最初に陽性が確認されました1例目の経済港湾課職員においては、発症日前には若干食欲が落ちた程度で、特に風邪症状などの自覚もなかったことから、通常どおり勤務をしており、その間に東分庁舎2階経済港湾課フロア内の2例目、3例目、5例目、6例目の4名の職員に感染が広まったものと推定をしております。  また、5月14日には3例目の経済港湾課職員と、7例目の社会福祉課職員が会食を行っており、これにより本庁舎1階の職員へ感染したものと推定をしております。  また、図の右側で、赤の点線でくくられております4例目の環境保全課、8例目の都市整備課、並びに9例目の生涯学習課の各職員におきましては、調査の結果、感染リスクの高い場所への外出などの行動はとっておらず、他の感染者との接触もないことから、庁内における感染か否かも含め、感染経路の特定には至らなかったところでございます。  6ページ目に移りますが、4の感染対策の検証でございます。  このたびのクラスター発生当時、既に講じておりました感染予防対策等につきまして、その取組内容について改めて点検、検証を行った結果、改善の必要性や新たな対応策が必要なものといたしまして、執務室内における飛沫感染防止対策として、アクリル板等の設置の検討、また市民対応窓口に設置しておりますビニールカーテンの換気対策としての改善、庁舎内食堂へのアクリル板の設置、職員の体調管理の把握方法の改善、職員が使用いたします機器や共用スペースの消毒の徹底、会議室内における換気設備の設置等について、対応が必要なものとして考えられたところでございます。  次の、5の再発防止に向けた取組等としましては、検証結果を踏まえた今後のクラスター発生の再発防止に向けた取組事項についてまとめたものとなってございます。4項目ございますが、1点目の感染対策に係る意識の徹底といたしましては、職員のマスク着用や手指消毒のさらなる徹底、出勤前の検温などの健康チェックと体調管理の徹底、会議研修におけるウェブ会議等を積極的に活用、共用機器や共用スペースの消毒などの感染対策の強化。  2点目の施設設備対策といたしましては、換気機能を踏まえたアクリル板やビニールカーテンの設置方法の改善と、飛沫防止対策の強化、会議室などの換気機能の強化、ウェブ会議の活用に向けた環境整備。  3点目の職場内の密集対策といたしまして、時差出勤、振替勤務の推進、テレワークによる在宅勤務やモバイルワーク環境の導入検討。  4点目の業務継続対策といたしまして、市民生活維持に不可欠な優先業務の整備、感染または濃厚接触となる職員が確認された場合の対応フローの見直し、業務継続に伴う在宅勤務の環境構築等を掲げております。  このうち、職員の感染対策や体調管理のさらなる徹底、時差出勤、振替勤務の推進、既に設置をしておりますビニールカーテンの換気対策改善など、すぐに取り組める内容につきましては、既に改善済みまたは対応中であり、執務室等のアクリルパーティションの設置、会議室等の換気対策、ウェブ会議の環境整備、テレワークやモバイルワークの環境推進につきましては、先ほど議案事項の中でも御説明いたしました補正予算の各事業により対応したいと考えているところでございます。  最後になりますが、このたびの市庁舎内におけるクラスター発生につきましては、3日間に及ぶ臨時閉庁も含め、行政機能が一時停止する状況に至るなど、市民の皆様にも多大な御迷惑と御心配をおかけしたことに改めて深くお詫びを申し上げるとともに、ただいま御説明申し上げました検証結果を踏まえ、今回の経験をしっかりと受け止め、再びこうした事態を発生させることのないよう全力で取り組んでまいりたいと考えてございます。  以上、情報提供事項2、留萌市役所における新型コロナウイルス感染症集団感染発生についての検証結果の御説明とさせていただきます。 ○委員長(村山ゆかり君) 情報提供事項1及び情報提供事項2につきまして、確認事項は何かございますか。  戸水委員。 ◆委員(戸水美保子君) 情報提供事項2なんですけれども、市役所で新型コロナウイルス感染症感染の職員が出たというときに、最初の症状は書いてあるんですけど、北海道の発表のときには、例えば誰かが来て、その人と接触したことで感染したとか、感染した原因みたいなことが書かれてるものが多いんですけど、その原因が全く思い当たらないということなんでしょうか。 ○委員長(村山ゆかり君) 総務課長。 ◎総務課長(柴谷理意君) こちらにつきましては、先ほども御説明いたしましたとおり感染者全てに聞き取り調査を行っておりますが、1例目の感染者につきましても聞き取り調査を行った結果、そうした要因につきましては思い当たることはございませんという結果となってございます。 ○委員長(村山ゆかり君) 戸水委員。 ◆委員(戸水美保子君) 感染するのには、例えば飛沫感染とか接触感染とか、いろんな場合があると思うんですけど、そういうことも含めてまったく思い当たらないけれども感染したということなんでしょうか。 ○委員長(村山ゆかり君) 総務課長。 ◎総務課長(柴谷理意君) 私どもの聞き取り結果により、そのように判断しているところでございます。 ○委員長(村山ゆかり君) 野崎委員。 ◆委員(野崎良夫君) 戸水委員の発言に関連するんですけれども、他の団体、職場等々では、検証をして、発表する段階で感染者の行動履歴が出されているものは多くあります。やはり行動履歴が明確でないと、検証というものに非常に弱さを感じるのではないかと思いますが、その点いかがでしょうか。 ○委員長(村山ゆかり君) 総務課長。 ◎総務課長(柴谷理意君) 感染者の行動履歴につきましては、各感染者から十分に聞き取りを行っておりまして、把握をしているところですが、今回の検証結果につきましては確かに公表の中には記載されてございません。  御意見も踏まえて、そういったものが必要かどうか改めて私どもで検討させていただいた後に、こちらにつきましては後ほど市民の皆様にも、ホームページを通じて公表することとしておりますので、その段階で少し検討させていただきたいと思います。 ○委員長(村山ゆかり君) 他に確認事項ございませんか。   〔発言する者なし〕 ○委員長(村山ゆかり君) 他になければ、情報提供事項1及び情報提供事項2を終了します。  次に、情報提供事項3及び情報提供事項4の説明を求めます。  税務課長。 ◎税務課長(小林慶一君) 情報提供事項3、令和2年度市税等の収納状況につきまして、資料7により御説明申し上げます。  収納状況につきまして、大きく増減がございました税目については、密接に関連がございます調定額とともに御説明をさせていただきます。  最初に個人市民税でございますが、現年収納率は99.5%で前年度から0.1ポイント増、滞納繰越分は27.6%の11.4ポイント減で、現年と滞納繰越の合計では98.1%で0.4ポイントの増となったところでございます。  個人市民税のこの調定額でございますが、現年で1,690万円ほどの減額となっておりまして、大きな理由といたしましては、令和2年度の調定額は、前年の所得に対して賦課するものでございますので、令和元年度と比べて営業などの事業所得の減少や、人口減少に伴う課税対象者そのものの減少によるものが大きかったと捉えているところでございます。  次に、法人市民税でございますが、現年収納率は99.8%で前年度から0.2ポイント増、滞納繰越分は30.2%の2.2ポイント減で、現年、滞納繰越の合計では98.9%で0.1ポイントの増となったところでございます。  法人市民税の調定に関しましても、現年で1,590万円ほどの減額となっておりますが、この大きな理由といたしまして、12.1%から8.4%に変更となりました税制改正に伴う法人税割の税率の減や、令和2年度の決算におきまして建設業などの一部業種では増益となった事業所もございましたが、他の業種では新型コロナウイルス感染症等の影響により減益となった事業所が多かったことなどによるものと捉えているところでございます。  次に固定資産税でございますが、現年収納率は98.7%で前年度から0.3ポイント増、滞納繰越分は8.7%の2.1ポイント減で、現年、滞納繰越の合計では95.0%で0.6ポイントの増となったところでございます。  こちらにつきましても、家屋の取壊しの増や、償却資産の減による総合的な減額が大きかったものと捉えているところでございます。  次に、軽自動車税でございますが、現年収納率は99.7%で前年度から0.2ポイント増、滞納繰越分も35.0%の2.9ポイント増で、現年、滞納繰越合計で98.8%で0.7ポイントの増であったところでございます。  また、軽自動車の購入時に課税されます環境性能割につきましては、昨年度と同様に収納率は100%であったところでございます。  軽自動車税の増額につきましては、平成27年4月以降の初年度登録された軽自動車の税額が増額となっていることから、車両の買換え等により課税単価が増額となったことが要因と捉えているところでございます。  次に都市計画税ですが、現年収納率は98.6%で前年度から0.3ポイント増、滞納繰越分も9.2%の2ポイント増で、現年、滞納繰越全体合計も94.3%で0.5ポイントの増であったところでございます。  たばこ税、それから令和2年度より課税しております入湯税につきましては、昨年度と同様、収納率は100%であったところでございます。  市税の合計でございますが、現年収納率99.2%で0.1ポイントの増、滞納繰越分は15.5%で6.2ポイントの減、現年、滞納繰越の合計では97%で、前年度から0.4ポイントの増となったところでございます。  最後に、国民健康保険税でございますが、現年収納率95.5%で0.1ポイントの減、滞納繰越分は24.0%の0.7ポイント増で、現年、滞納繰越合計で84%、前年度から3ポイントの増となったところでございます。  国民健康保険税の調定額につきましては、約530万円程度の減額となっておりますが、この要因としましては、そもそもの人口減や、後期高齢者医療保険への移行による国民健康保険加入者の減少、このほか新型コロナウイルス感染症に伴う国民健康保険税の減免、こちらが額にして310万円ほどとなっており、これら複合的なものであったと捉えているところでございます。
     以上、情報提供事項3、令和2年度市税等の収納状況についての御説明とさせていただきます。  続いて、情報提供事項4、令和2年度滞納処分等の取組状況につきまして、資料8により御説明申し上げます。  まず、財産等の調査につきましては合計1,547件で、前年度から464件の増であったところでございます。  主な調査としまして、特に預貯金と、携帯電話等をはじめとした料金自動振込の納入調査などに比重を置きながら、他市町村への実態調査など、従前からの調査を行ってきたところでございます。  次に、文書催告につきましては1,389件で、前年度から591件の減となったところでございまして、この減の理由でございますが、継続的な滞納処分等の効果などにより減ったものと捉えているところでございます。中でも納付催告の項目が348件の減となっておりまして、この納付催告につきましては、各税目の納期限において、納付の状況が確認できない場合、納期限の20日以内に督促状を発送しておりますが、この納付催告につきましては、督促状の次の段階のもので、こちらについては何日以内という決めはございませんが、各担当において発送しており、数の減少については、初期段階における未納が少なく、納期内での納付が多かったものと捉えているところでございます。  なお、納付催告の項目内の共同催告というところでございますが、市・道民税について滞納がある方に対し、留萌市と留萌振興局が共同で文書催告をするものでございまして、件数につきましては、納付催告の内数としているところでございます。  次に差押えでございますが、合計件数93件で、前年度から48件の減、対象滞納税額の合計は1,535万4,000円で、前年度から804万3,000円の減。換価金額につきましては、合計で395万6,000円となり、前年度から231万円の減となったところで、こちらの減額につきましても、継続的な滞納処分の執行などの効果によるものと捉えているところでございます。  最後の執行停止でございますが、こちら合計64件で、前年度から30件の減、執行停止を行った額は1,896万4,000円で、前年度から158万4,000円の増であったところでございます。  執行停止数の減少につきましては、個々の納税者に対する的確な情報把握や調査を実施し、適正な滞納処分の執行停止を行ってきた効果により、減少したものと捉えているところでございます。  以上、情報提供事項4、令和2年度滞納処分等の取組状況についての御説明とさせていただきます。 ○委員長(村山ゆかり君) 情報提供事項3及び情報提供事項4につきまして、確認事項がありましたらお願いいたします。   〔発言する者なし〕 ○委員長(村山ゆかり君) 特になければ、情報提供事項3及び情報提供事項4を終了します。  以上で、総務部より提出のありました案件につきましては全て終了いたしました。  そのほか総務部所管事務につきまして確認しておきたい事項、または次回以降の常任委員会で報告いただきたい事項など、何かございますか。   〔発言する者なし〕 ○委員長(村山ゆかり君) なければ、総務部所管事務の調査を終了いたします。  暫時休憩いたします。              午後1時38分休憩 ───────────────────────   午後1時39分再開 ○委員長(村山ゆかり君) 再開いたします。  地域振興部所管事務の項目につきまして概要説明を求めます。  地域振興部長。 ◎地域振興部長(向井智仁君) 本日の地域振興部所管事務は、議案事項1件、情報提供事項6件、合わせて7件です。それぞれ担当課長等より、御説明または御報告いたしますので、よろしくお願いいたします。 ○委員長(村山ゆかり君) 初めに、議案事項1の説明を求めます。  政策調整課長。 ◎政策調整課長(海野聡君) 議案事項1、令和3年度一般会計補正予算(第8号)につきまして、資料1により、政策調整課所管分に係る事業について説明いたします。  まず、1ページ目でございますが、公共交通等維持支援金として466万円を補正しようというものでございます。  コロナ禍が長期化する中、市内を運行する交通事業者に対し、十分な感染拡大防止対策の下で運行を確保するために、車両等の必要整備に係る支援を行うものでございます。  補正の内訳といたしましては、事業者の持続化と適切な感染対策等を講じていただくということを条件に、市内に営業所のあるバス事業者及びタクシー事業者の3社のほか、都市間高速バスや地域幹線交通バスとして共同運行を行う市外2社の、合わせて5事業者に対し、基本額として1社当たり30万円のほか、車両保有台数及び乗り入れ便数を基礎に、加算額を1台1路線当たり各4万円として、これらを支援金として交付しようというものでございます。  財源につきましては、地方創生臨時交付金を充当しようというものでございます。  次に2ページ目でございます。  留萌ふるさと学生応援事業として、200万円を補正しようというものでございます。  新型コロナウイルス感染症の流行により、学業のため留萌市を離れている学生が帰省する際に、学生とその家族等の生活に不安が広がっていることから、帰省前に学生が受検したPCR検査または抗原検査に要する費用を補助することで、その家族等の安心安全の確保につなげようというものでございます。  補正の内訳といたしましては、学生200名に対して、掛ける1万円の積算額としてございます。  制度の内容につきましては、これまで同様2万円を上限に、実績に応じて助成しようというものでございます。  財源につきまして、同じく地方創生臨時交付金を充当しようというものでございます。  次に、3ページ目でございます。  ウィズコロナ市民活動支援事業として、200万円を補正しようというものでございます。  ウィズコロナ・ポストコロナ時代を見据え、市民団体等が適切な感染防止対策を講じた上で行う自主活動や、地域社会に貢献する活動に対して、補助金を交付しようというものでございます。  1団体当たり20万円を上限に実績に応じて支援し、10団体分の積算をしているものでございます。  財源につきましては、同じく地方創生臨時交付金を充当しようというものでございます。  最後に4ページ目でございます。  旧北光中学校屋内運動場利活用事業として、80万4,000円を補正しようというものでございます。  子ども達のスポーツクラブにおける夜間の練習場所や、留萌高校の屋内部活動において、体育館の利用が競合しているという状況で、十分な練習場所の確保ができていないという声をお聞きし、今般、廃校となった学校施設使用について相談があったというところであり、また、議会からも廃校校舎体育館の有効活用について、これまで御意見等いただいていたというところでございます。  このような状況において、試行的に市内の未利用の廃校である旧北光中学校の利活用に向け、施設内の必要な設備等を復旧させ、練習場所の確保に向け開放しようというものでございます。  別添の5ページ目の資料を御参照願います。  現状、背景につきましては、今御説明したとおりでございまして、施設の改変を伴わない現状での試行的な利活用に向け、留萌市教育委員会とも検討を進めてきたというところでございます。  利用想定の団体につきましては、現段階で市内のNPO等でのスポーツクラブ活動及び留萌高校の屋内の部活動と想定するものでございます。  利用方法につきましては、消防法の適用を遵守するよう、屋内運動場以外の校舎への往来ができないように、防火シャッターで区切り、また設備等については、電気の復旧のほか、消防設備の復旧、点検等を行った上で動作確認を行い、利用開放を行うものでございます。  また、施設利用に当たっての施錠及び清掃等の管理につきましては、市との協議により、利用団体の自主的な管理を基本とし、水道については復旧せず、トイレについても、現在設置する浄化槽の容量が大きいものですから、浄化槽がそのまま容量に対して使用人数が少ないもので、うまく機能をしないということで、管理コストがどうしてもかかってくるということもございまして、こちらについては利用者による仮設設置での対応を考えているというところでございます。  なお、電気料の一部については実費負担を予定してございます。  最後に、今後の利活用策の検討でございますが、試行的な利用開放による課題や利用方法なども検証しながら、起債の償還がまだ若干残ってございますが、それが終わった後に、抜本的な用途替えや、若干の改修等も検討し、施設の有効活用について検討してまいりたいと考えているところでございます。  先ほどの4ページ目の資料にお戻りいただきたいと思います。  補正内容の内訳でございますが、需用費といたしまして、電気料を旧北光中学校の開放時の実績を参考に積算し、36万8000円。その他役務費として、屋内消火栓への水供給及び水抜き手数料として7万7,000円。委託料として、毎月の自家用電気保安管理委託料及び消防設備点検委託料、合わせて35万9,000円の計80万4,000円を計上し、財源につきましては、留萌市応援基金の活用を考えているところでございます。  政策調整課所管分の説明につきましては以上でございます。 ○委員長(村山ゆかり君) 地域振興部参事。 ◎地域振興部参事(長谷川裕詞君) 続きまして、地域戦略担当所管分について御説明させていただきます。  資料6ページを御覧ください。  総務管理費、企画調整費において、新たに地元高校ICT機器等整備事業補助金として、3,289万8,000円を増額補正し、補正後の金額を同額としようとするものであります。  本事業は、留萌高校でICTを効果的に活用した事業実施を展開し、新しい時代にふさわしい教育の実現と、留萌高校の魅力づくりに寄与するものです。  具体的には、全校生徒にタブレット端末を貸与し、併せて英語と数学の学習教材プログラムを提供することで、生徒たちが学習することに前向きになり、勉学への意欲を高めることにも寄与するものと考えております。  内訳としましては、御覧のように、タブレット端末と保管庫で2,761万8,000円、学習プログラム二つで528万円、計3,289万8,000円を計上しております。  各自治体は、地元高校を存続させるためにあらゆる投資を行っております。留萌高校も定員割れが続いており、支援策を打ち出すことが大切だと認識しております。  以上で、地域戦略担当所管分の説明とさせていただきます。 ○委員長(村山ゆかり君) 農林水産課長。 ◎農林水産課長(榎昭博君) 次に、農林水産課所管事業の補正でございます。  7ページを御覧ください。  農産品加工施設等感染症予防対策事業でございますが、農産食品の加工や提供を行う公共施設3施設における新型コロナウイルス感染症予防と、食品衛生強化を図るため、手洗器の自動水栓化と、保健衛生用品の整備に必要な経費40万円を、国の地方創生臨時交付金を活用して計上しようとするものでございます。  農林水産課所管事業については以上でございます。 ○委員長(村山ゆかり君) 経済港湾課長。 ◎経済港湾課長(吉田博幸君) 続きまして、経済港湾課所管分について御説明させていただきます。  資料8ページを御覧ください。  商工費、地域経済活性化対策費において、新たに留萌市プレミアム商品券発行事業補助金として1億2,930万円を増額補正し、補正後の金額を同額としようとするものでございます。  本事業は、新型コロナウイルス感染症の影響により、経済活動が停滞する中、個人消費の喚起を図るとともに、商業者、サービス業者、飲食店などへの経済循環を促進するため、留萌商工会議所、留萌商店街振興組合連合会、留萌信用金庫及び留萌市で構成を予定しております留萌市プレミアム商品券実行委員会により実施いたします留萌市プレミアム商品券発行事業の実施に係る経費を補助しようとするものでございます。  実施概要といたしましては、今回発行を予定しております商品券の内容ですが、一つ目として、1冊1万円で1万2,000円分を参加登録店どこでも使用できるもえトクプレミアム商品券を1万9,000冊、二つ目として、1冊1万円で1万5,000円分を大型店や飲食店などを除く参加登録店で使用できるプレミアムDX商品券1万3,000冊の発行を予定しており、いずれの商品券も、所定の様式による事前申込みにより引換券を発送し、その引換券をお持ちの方のみ購入できる方式により販売することを予定しております。  なお、それぞれ1人3冊を上限とし、申込み多数の場合は抽選等により発行冊数を調整したいと考えてございます。  また、この2種類の商品券につきましては、昨年実施いたしました商品券発行事業と同様の形で発行したいと考えておりまして、発行予定数につきましては、昨年の販売実績を考慮したものとさせていただいております。  また、昨年はなかった三つ目の商品券といたしまして、1冊5,000円で7,000円分の参加登録をした飲食店のみで利用できる飲食店限定商品券を5,000冊発行したいと考えており、こちらの商品券は事前申込みなしで、所定の販売場所にて購入できるものとし、1人上限2冊までを予定しており、予定数量がなくなり次第販売終了としたいと考えているところでございます。  これら商品券が市内循環することにより、4億5,800万円の経済効果が期待できるものでございます。  積算の内訳といたしましては、商品券プレミアム分といたしまして、3種類の商品券合わせて1億1,300万円、商品券販売などに係る人件費や、商品券、チラシなどの印刷経費、広告費用、会場使用料、換金手数料などの事務費といたしまして1,630万円の、合わせて1億2,930万円を補助金として計上し、その財源といたしましては、国の地方創生臨時交付金を9,480万円、北海道のプレミアム付き商品券発行支援事業費補助金3,450万円を予定しているところでございます。  なお、これらの商品券の発行、使用開始時期につきましては、原則市内のワクチン接種が一定程度完了するタイミングを想定し、今後実行委員会において判断していくことになりますが、可能な限り早い時期での実施を目指しており、また飲食店限定商品券につきましては、他の商品券より若干でも先行しての販売使用を検討しているところでございます。  なお、本事業に係る必要な事務作業につきましては、予算議決をいただいた後、実行委員会において速やかに進めていくこととしているところでございます。  次のページを御覧ください。  同じく地域経済活性化対策費において、地元商店街スタンプラリー事業補助金として100万円を増額補正し、補正後の金額を同額にしようとするものでございます。  本事業は、中心市街地ににぎわいを創出し、市民等の購買意欲を喚起することにより、新型コロナウイルス感染症によって停滞している商店街の活性化を図り、厳しい状況にある事業者を支援するため、留萌商工会議所が実施する「コロナに負けるな!るもい元気スタンプラリー事業」の実施に係る経費の一部を補助しようとするものでございます。  実施概要ですが、8月16日から8月31日までの間に事前に参加登録した店舗において、1,000円以上の商品購入やサービスの提供を受けた場合にスタンプが一つ付与され、5店舗分のスタンプを集めると、商店街共通商品券などが当たる抽選に応募できるといった内容でございまして、消耗品や印刷経費、手数料など、総事業費170万円に対し、100万円を補助金として計上し、その財源といたしましては、国の地方創生臨時交付金を充てようとするものでございます。  なお、差額分の70万円につきましては、留萌商工会議所、留萌市商店街振興組合連合会、参加店等で負担することになっているところでございます。  以上、議案事項1の説明とさせていただきます。 ○委員長(村山ゆかり君) 議案事項1につきまして、確認事項ございますか。  海東委員。 ◆委員(海東剛哲君) 旧北光中学校の利活用事業についてお伺いをいたします。  利用団体の自主管理の中での運営というのは理解した上で、利用想定団体が三つあるということで、例えばその利用団体が利用するに当たってのスケジュール調整ですとか、あとはトイレの利用団体の設置だとかというところは、何かしらの窓口が必要だと思うんですが、その辺をどのように考えているのかお伺いをしておきます。 ○委員長(村山ゆかり君) 政策調整課長。 ◎政策調整課長(海野聡君) 基本的には、使用を想定する団体から利用計画書をいただきながら、私ども政策調整課で利用調整をしていくということで考えているところでございます。  以上でございます。 ○委員長(村山ゆかり君) 海東委員。 ◆委員(海東剛哲君) トイレは、各団体が使うときに持って行って撤去するというわけにはいかないと思うんですけれども、その辺についてはどのようにお考えですか。 ○委員長(村山ゆかり君) 政策調整課長
    政策調整課長(海野聡君) まず、留萌高校のどのような部活が実際使うかという相談は受けてましたけれども、実際使うかどうかという話になると、改めて照会する形になるんですが、当面1団体、バスケットボールのクラブチームが使用したいということでございますので、まずはそちらの団体で御用意いただいて、その経費負担分については民間同士でやっていただくというような形で考えているところでございます。  以上です。 ○委員長(村山ゆかり君) 戸水委員。 ◆委員(戸水美保子君) 旧北光中学校の屋内運動場利活用事業の中の、3番の利用方法等の最後に、電気料の一部について実費負担を求めるとあるんですけれども、幾らぐらいを想定されているのか、利用時間数でそれが出てくるのか教えてください。 ○委員長(村山ゆかり君) 政策調整課長。 ◎政策調整課長(海野聡君) お答えいたします。  電気料につきましては、実際、体育館の部分だけを開放したときに、どの程度電気料が生じるかというのが使用してみないと分からないところもございまして、参考までに、これまで旧北光中学校全体を使っていたときのひと月の電気料としては4,600円となってございまして、大方が基本料金なものですから、その基本料金分については市で負担して、従量分については実費負担いただこうと思ってございます。  以上でございます。 ○委員長(村山ゆかり君) 戸水委員。 ◆委員(戸水美保子君) 留萌市プレミアム商品券発行事業の概要が書いてあるんですけれども、いつ頃からとかというのは実行委員会で決めることになるんでしょうか。 ○委員長(村山ゆかり君) 経済港湾課長。 ◎経済港湾課長(吉田博幸君) お答えいたします。  委員おっしゃるとおり、実行委員会にて判断させていただくんですが、先ほど申し上げましたとおり、商品券発行において、市民がまちに出ることでの感染拡大というものを避けるためにも、やはりワクチン接種の状況を踏まえながら実施したいと考えているところでございます。  以上でございます。 ○委員長(村山ゆかり君) そのほか、確認したいことございますか。   〔発言する者なし〕 ○委員長(村山ゆかり君) 他になければ、議案事項1を終了します。  それでは、情報提供事項1から情報提供事項4の説明を求めます。  農林水産課長。 ◎農林水産課長(榎昭博君) 情報提供事項1、留萌地域材活用支援事業結果につきまして、資料2により御説明いたします。  コロナ禍に伴う経済停滞の影響により、住宅建築の減少など、木材産業における生産や流通の停滞、さらには、搬出を伴う間伐等の森林整備が進まない状況にある中で、地域材を活用した普及促進事業でございますが、既に目にされていることとは思いますが、市庁舎1階の市民ラウンジの一部壁と床に留萌市の木材を使用し、PRを行っているところでございます。  この取組につきましては、本年2月にタルマップ地区で間伐されたトドマツ20立米、本数にいたしまして60本を買い取り、旭川市内の製材工場において板材、壁材、床材に加工した後、壁と床に施工、また、板材につきましては、テーブル、椅子、市の意見箱を作成し、活用しているものでございます。  このほか今後予定されております卓球総合メーカー株式会社ヴィクタスとの包括連携協定を契機に、地域材でサイン用ラケットを作成し、関連事業においてもPRをするとともに、留萌高校における地域材を活用した課題研究事業へも提供して、地域材の活用と普及促進を図っていく予定でございます。  以上、情報提供事項1の説明といたします。  次に、情報提供事項2、新規漁業就業予定者の認定につきまして、資料3により御説明いたします。  このたび、1名の新規漁業就業予定者を認定いたしました。佐賀勇人君18歳でありまして、お父さんが礼受地区の漁業者であり、幼少の頃より漁業の手伝いを行って、高校卒業後は後継者として漁業に従事することを志していたものでございます。  今回、新規漁業就業者としての申請がございまして、審査した結果、適正であると認められたことから、認定したところでございます。  この後約3年間、父の下で実習を行い、新規の着業を目指していくことになりますが、その間、当市の新規漁業就業者支援事業を活用し、まずは漁業研修資格取得支援といたしまして、1級小型船舶操縦士免許取得に対し、支援していく予定でございます。  以上、情報提供事項2の説明といたします。  次に、情報提供事項3、令和3年度ナマコ資源増大共同事業経過につきまして、資料4により御説明いたします。  ナマコの資源維持と増大を図るため、新星マリン漁業協同組合を主体とした資源増大策の事業経過でございますが、今年6月23日に三泊町の蓄養施設において採卵作業を行い、260万個の卵を確保。そのあとふ化をさせ、事業計画である種苗10ミリメートルサイズ10万個体生産体制に必要な、約140万個の幼生を予定どおり確保いたしまして、現在、同施設において飼育中でございます。  幼生飼育は、大きさが10ミリメートルサイズに達する今年の12月上旬頃まで飼育を行い、その後漁場へ放流する予定でございます。  以上、情報提供事項3の説明といたします。  次に、情報提供事項4、令和3年度産学官連携強化事業経過につきまして、資料5により御説明いたします。  ナマコの資源増大策を中心にこれまで展開してきておりました産学官による試験研究でございますが、一定の技術が確立されたことから、この後は新たな漁業資源の増大や、付加価値生産などの振興策を展開しているところでございます。  事業概要でございますが、一つ目につきましては、ミズダコの種苗生産技術確立試験でございます。  これは、当地区におけるほとんどの漁業者がタコ漁に従事しているということなんですが、近年、資源量が減少している中、種苗生産技術の確立による増殖事業を行い、資源の維持と増大を図ろうとするものでございます。  二つ目の試験につきましては、スジアオノリ陸上養殖実証試験です。  これにつきましては、稚内水産試験場が推奨する事業でございまして、焼そばだとかタコ焼きにかけるアオノリ、これの陸上養殖でございます。  このアオノリの主産地につきましては本州でありますが、近年、気候変動等の変化に伴い、生産量が低下しているということから、北海道における生産について、今期待が高まっているところでありまして、販売単価につきましても、乾燥重量でキロ当たり1〜3万円の高価な商品でございます。  このようなことから、当地区における陸上養殖生産の可能性を探るため、実証実験を行おうとするものでございます。  次に事業の経過でございますが、まずミズダコにつきましては、本年3月から4月に地元の漁業者が漁獲したタコ、一杯あたり15キログラム以上のタコを7匹確保いたしまして、三泊町の畜養施設において、水温が15度以上に上がらないよう管理しながら飼育しております。  このうち3匹が、6月の上旬から下旬にかけて、水槽の中で自然産卵を行いました。産卵した卵につきましては、今年の12月頃まで飼育を行い、ふ化を待つものでございます。  なお、このミズダコの栽培技術につきましては、他に事例や実績がないことから手探りの実験ではありますが、技術の習得により資源増大策につなげてまいりたいと考えております。  次に、スジアオノリにつきましては、今年の5月18日より、三泊町の施設におきまして、稚内水産試験場から種ノリの提供を受け、養殖試験を実施しております。  方法でございますが、光の照射を確保するため、透明な水槽を使用して、1トン容量の水槽に微量の種ノリとともに栄養塩を添加、それとエアレーションで通気をして飼育しております。  飼育1週間後でございますが、1トン容量の水槽に湿重量で約1キロに成長いたしまして、その後収穫して乾燥させると約10分の1、100グラムのスジアオノリが1週間で生産されるという結果が出ております。  また、この種ノリにつきましては、1回生産したノリから微量を採取して培養可能であるために、繰り返しの生産が可能であるということであります。  本年につきましては、この後高水温となる夏場の生産量がどのぐらいできるのか、また日照時間が短くなる秋の生産量、そして日照時間と水温ともに低下する冬の生産量でどのぐらいのものが取れるか等について、周年の生産量を把握した上で、今後の採算などについて検証してまいりたいと考えております。  以上、情報提供事項4の説明といたします。 ○委員長(村山ゆかり君) 情報提供事項1から情報提供事項4につきまして、何か確認事項ございますか。  野崎委員。 ◆委員(野崎良夫君) 情報提供事項1、留萌地域材活用支援事業結果についてですが、今回3項目について事業の結果が出ております。  これは非常に大事なことでありまして、このことがさらに幅広く進められていくという見通しについて、どのように考えられているか伺っておきます。 ○委員長(村山ゆかり君) 農林水産課長。 ◎農林水産課長(榎昭博君) お答えいたします。  この地域材の活用支援事業の見通しということでございますけれども、まず、昨年度新型コロナウイルス感染症において、経済停滞により住宅の建築が進まないので、地域材も動かないということでございましたが、近年、新聞報道等でも確認しているかと思いますが、外国材が入ってこないために地域材の需要が高まっているという状況でもあるかと思います。  確かに、なかなか地域材の活用についてはコスト高になるというところもありましたけれども、近年のそういう材の市場等も注視した中で、行政としても幾らかでも使用、活用されるようなことを進めてまいりたいとは考えております。  以上でございます。 ○委員長(村山ゆかり君) 野崎委員。 ◆委員(野崎良夫君) 今、そのようなお話をされたわけですが、いずれにしても非常に施策的には大事なことでありまして、市だけではなくて、北海道なり国、さらには民間を含めて、この支援事業そのものをしっかり理解していただいて、それにやっぱり飛びついてきてもらうような環境づくりをしなければならないと思いますが、いかがでしょうか。 ○委員長(村山ゆかり君) 農林水産課長。 ◎農林水産課長(榎昭博君) お答えいたします。  取組の普及と拡大ということかと思いますが、昨年度から地域の林産業等を振興するために、市内の国、北海道、あと民間の林業関係機関で、森林づくりに対するワーキンググループというものを設立して、継続して協議をしているところでございます。  こういうところも活用しながら、この地域材の活用というものを進めてまいりたいと今考えているところでございます。  以上でございます。 ○委員長(村山ゆかり君) そのほか、確認したいことございませんか。   〔発言する者なし〕 ○委員長(村山ゆかり君) 他になければ、情報提供事項1から情報提供事項4を終了します。  次に、情報提供事項5の説明を求めます。  経済港湾課長。 ◎経済港湾課長(吉田博幸君) 情報提供事項5、ゴールデンビーチるもい開設中止に伴う措置について、資料6により説明させていただきます。  市内唯一の海水浴場ゴールデンビーチるもいにつきましては、昨年度と同じく、期間を短縮して開設する予定としておりましたが、新型コロナウイルス変異株感染者の増加が懸念されていることなどから、留萌町村会などとの協議により、管内一丸となった感染症拡大対策への取組として、留萌地域への大きな人の流れを抑えるため、留萌振興局管内全ての海水浴場の開設を中止することとなり、ゴールデンビーチるもいにおいても開設を中止することといたしました。  しかし、海水浴場を開設しない場合においても、気温の上昇などとともに、海浜公園に人が集まることが予想され、新型コロナウイルス感染症拡大のみならず、遊泳などによる海難事故の発生が懸念されることから、海浜公園施設の指定管理者でありますNPO法人留萌観光協会と協議させていただきまして、7月10日から8月22日までの間、ゴールデンビーチるもい北・南及び浜中海浜公園のそれぞれの便益施設や駐車場を閉鎖、砂浜や駐車場出入口に注意喚起を促す看板の設置、監視員を配置し、危険行為などに対して監視、注意喚起を行うなどといたしたところでございます。  また、ゴールデンビーチるもい周辺の路上駐車による交通障害の発生も懸念されますことから、留萌警察署と協議させていただきまして、ゴールデンビーチるもいに隣設する市道西海岸線を、7月17日から8月16日までの1か月間、臨時に駐車禁止区間とさせていただき、警察の駐車禁止看板、市による啓発用のコーンの設置などにより、その旨を周知するとともに、警察のパトカーによる巡回につきましても御協力いただくこととなっております。  なお、ゴールデンビーチるもいの開設中止とともに、これらの措置につきましては、現地看板設置のほか、地元新聞等への掲載や、ホームページなどにより広報しているところでございます。  以上、情報提供事項5の説明とさせていただきます。 ○委員長(村山ゆかり君) 情報提供事項5につきまして、確認事項がありましたらお願いいたします。   〔発言する者なし〕 ○委員長(村山ゆかり君) 特になければ、情報提供事項5を終了します。  次に、情報提供事項6の説明を求めます。  政策調整課長。 ◎政策調整課長(海野聡君) 情報提供事項6、令和3年度市民まちづくりアンケート集計結果につきまして、資料7により御説明申し上げます。  別冊の集計結果を御覧いただきたいと思います。  まず1ページ目をお開き願います。  調査の目的につきましては、留萌市の「住みごこち」や「まちづくり」について、「市民がどのような実感を持っているのか」を調査するものでございます。  必ずしも満足度が高くなくても、市の施策の成果や、市の取組を実感している感度を把握して、毎年の経年変化や総合計画の進捗度を測る評価時における基礎資料として活用するものでございます。  5番目の回収結果でございますが、アンケート対象1,200件に対しまして420件、35%の回収率でございます。  2ページ目、問1から問5までは回答者の属性といたしまして、性別、年齢、職業、居住年数、居住地区を基礎情報として、クロス集計可能な調査としてございます。  また、問6から問10までは住みごこちについて聞いてございます。問6の留萌市の住みごこちにつきましては、「住みやすい」「どちらかといえば住みやすい」が合わせて52.1%、約5割以上の方が回答している状況でございますが、昨年度との比較としましては、7ポイントほどマイナスしているという状況でございます。  次に、6ページ目でございますが、市外の移住先ということと、留萌市外に移りたい理由という項目がございます。  市外に移りたい理由の上位二つの項目につきましては昨年同様の項目でございますが、3番目には、「親族の近くに住みたい」という12番の項目を理由に上げる方が10.3%ということで、こちらは前年度より4.6%ほど増えているという状況でございます。市外に住む家族のもとに移りたいという意向が高まっているという可能性も考えられるところでございます。  また、9ページから86ページまでは、各総合計画における基本計画の中に18本の基本施策がございます。これらの分類に沿って、施策の推進に結びつきの強い項目について、市民の実感を確認してございます。  回答につきましては4項目ございまして、「思わない」を選んだ方については、再度項目を設定いたしまして、その理由について確認しているという状況でございます。  サイドブックス上のページ数で89ページをお開きいただきたいと思います。この本文資料でいきますと87ページでございますが、問51から53まで広報について聞いてございます。  「広報誌の読みやすさ・わかりやすさ」につきまして、「そう思う」「どちらでもない」といった回答が昨年に引き続き約8割の回答、また、ホームページにつきましては、約5割弱の回答となってございます。  また、FMもえるで「留萌市情報プラザ」というものを行ってございます。こちらにつきましては、「聞いている」「たまに聞いている」というのが約3割強ということで、「聞いていない」という回答が6割強と、ほぼ昨年同様の結果になってございます。  最後に89ページ目でございますが、総合計画の基本施策と基本政策について、重要度を縦軸に、市民の実感度を横軸において、4領域に分類しているというものでございます。  特に、この左上の分類にプロットをされている施策につきましては、やはり改善が必要な領域ということでございまして、依然、地域の魅力の創造と発信、地域産業の振興については、重要度は高いものの市民の実感度が上がっていかないというアンケート結果になってございまして、引き続き改善が必要な状況となってございます。  また、安全・安心な暮らしや、快適な都市機能、教育環境の充実、快適な住環境と自然環境といった右下に位置する項目につきましては、実感度が高いということで、基本的な生活機能についてはある程度実感をされているという状況が伺えるところでございます。
     あわせて最後に、市民実感アンケートの項目に「思う」「思わない」というランキング順位がございまして、そちらの回答一覧もついてございますので、後ほど御覧いただければと思います。  これらの集計結果の内容につきましては、我々もさらなる分析を行いながら、庁内各課にもフィードバックいたしまして、今後、基本計画の数値目標の達成度の状況ですとか、本年度前期基本計画の最終年度ということもございますので、今後行う各施策評価に使っていくということと、この検討結果については先ほどお話したとおり、もう少し分析をしながら、広報るもい8月号に特集記事として掲載させていただきたいと思ってございます。  以上、情報提供事項6の説明といたします。 ○委員長(村山ゆかり君) 情報提供事項6につきまして、何か確認事項があればお願いいたします。   〔発言する者なし〕 ○委員長(村山ゆかり君) 特になければ、情報提供事項6を終了します。  以上で、地域振興部より提出のありました案件につきましては全て終了いたしました。  そのほか地域振興部所管事務につきまして確認しておきたい事項、または次回以降の常任委員会で報告いただきたい事項など何かございますか。   〔発言する者なし〕 ○委員長(村山ゆかり君) なければ、地域振興部所管事務の調査を終了いたします。  暫時休憩いたします。              午後2時19分休憩 ───────────────────────   午後2時20分再開 ○委員長(村山ゆかり君) 再開いたします。  都市環境部所管事務の項目につきまして、概要説明を求めます。  都市環境部長。 ◎都市環境部長(大和俊賢君) 本日の都市環境部所管事務は、情報提供事項2件です。それぞれ担当課長より御説明申し上げますので、よろしくお願いいたします。 ○委員長(村山ゆかり君) 初めに、情報提供事項1の説明を求めます。  都市整備課長。 ◎都市整備課長(前田和宏君) 情報提供事項1、船場公園交付金事業に係る財産処分の承認につきまして説明させていただきます。  添付資料に4枚の図面を掲載しております。  1枚目に船場公園の位置図、2枚目に北側駐車場及び南側交流施設の申請箇所図、3枚目に北側駐車場分の処分財産詳細図、そして4枚目に南側交流施設分の処分財産詳細図といたしまして掲載しておりますので、併せて御覧いただきたいと思います。  なお、船場公園につきましては、ネーミングライツによりまして「るしんふれ愛パーク」となっておりますが、今回の情報提供事項では、交付金事業の対象施設名に合わせまして、タイトル部分を船場公園とさせていただいております。  それでは初めに、財産処分の目的です。道の駅とみなとオアシスへの登録によりまして、公園利用者や来訪者が大幅増となっておりますが、来場者の大幅増により、現況の駐車場スペースが不足し、国道の渋滞も招いているということから、公園北側部分を駐車場に用途変更し、拡張整備するとともに、施設管理棟の南側にくつろぎの空間と交流拠点の形成、地場産品の魅力発信など、公園の利便性をさらに向上させる屋内交流・遊戯施設を建設するために、既に整備済みの施設の取壊しを行うものであります。  処分物件についてですが、図面3枚目に北側駐車場分を掲載しております。図面の上側が国道、右側にルルモッペ大橋がある位置関係になりますが、平成22年度に整備した配水設備、平成23年度に整備しました歩道、平成25年度に整備しましたアスファルト園路、同じく平成27年度に整備しましたエントランスブロック舗装の園路が対象となっております。  南側交流施設につきましては、図面の4枚目に掲載させていただいております。図面下側が国道方向、図面左側が既存の公園管理棟になりますが、平成25年度に施行しておりますピンク色部分のアスファルト園路と、薄い黄色部分の土広場が対象という形になっております。  対象物件の整備事業費につきましては、北側駐車場分が約347万円、南側交流施設分が約473万円で、関連工種ごとの細目積上げのため、正確にはなりませんが、国費は2分の1という状況になっております。  返還額につきましては、北海道を通じまして何度も国との協議を進め、新たな交付金を受けずに行う代替施設の整備や、代替機能の保持及び確保を行うということによりまして、補助金の返還額は0円ということになったところであります。  財産処分の期間につきましては、両区域の工事期間及び供用までの準備や手続期間などを考慮いたしまして、北側駐車場分では今年の12月末、南側交流施設側は令和4年5月末としているところでございます。  以上、情報提供事項1の説明とさせていただきます。 ○委員長(村山ゆかり君) 情報提供事項1につきまして、何か確認事項ございますか。   〔発言する者なし〕 ○委員長(村山ゆかり君) 特になければ、情報提供事項1を終了します。  次に、情報提供事項2の説明を求めます。  環境保全課長。 ◎環境保全課長(塚本健君) 情報提供事項2、クールチョイス関連事業、資料2につきまして御説明をいたします。  まず、前回の第1常任委員会におきまして、本事業に関する補助金が交付決定され次第、補正予算を専決する旨御説明をいたしましたが、本補助金につきましては6月25日に交付決定通知があり、それを受け、7月1日付で補正予算を専決処分したことを御報告いたします。  それでは資料の説明をいたします。  今年度実施予定事業の中の一つとして、クールチョイスエコ工作教室を8月7日土曜日、るもいプラザにて実施をいたします。  これは廃材リメイクによる工作やメイククラフト体験を通して、環境問題やごみのリユース、リサイクルなど、資源の有効活用について啓発することを目的に実施するものです。  対象は小学生ですが、低学年は保護者同伴、3回実施するんですけれども、定員は各回4組で、内容は廃食油を使用したキャンドル制作や、ペットボトルでのビーズ制作と、地球温暖化などに関するパネル展示となっております。  また、同日19時からは、高砂公園裏の留萌川河川敷におきまして、日中に製作したキャンドルを灯す「るもいクールチョイスナイト」も開催する予定となっております。  以上、情報提供事項2の説明とさせていただきます。 ○委員長(村山ゆかり君) 情報提供事項2につきまして、何か確認事項ございますか。  珍田委員。 ◆委員(珍田亮子君) クールチョイスの件で聞きますが、廃食油は行政でどの程度集めているのか聞いておきたいと思います。 ○委員長(村山ゆかり君) 環境保全課長。 ◎環境保全課長(塚本健君) お答えいたします。  使用する量がそんなにないので、市役所の地下にある食堂にお願いをして、廃食油をいただいて使う予定です。キャンドル1個自体が大きくはないので、そんなに使用する量はないです。  以上です。 ○委員長(村山ゆかり君) 珍田委員。 ◆委員(珍田亮子君) 夜に船場公園でキャンドルサービスをするとしたら、どの程度キャンドルが必要なのかをお聞きしたいと思うんですけど。 ○委員長(村山ゆかり君) 環境保全課長。 ◎環境保全課長(塚本健君) お答えいたします。  高砂川の河川敷で実施するんですけれども、遊歩道に100メートルから200メートルぐらいの間で、5メートルぐらいの間隔で置くような数を作れればと考えております。  以上です。 ○委員長(村山ゆかり君) 珍田委員。 ◆委員(珍田亮子君) 国からの予算が大体400万円ぐらいという感じで、概算を見積もって、どの程度を活用するのかということを聞いておきたいと思います。 ○委員長(村山ゆかり君) 環境保全課長。 ◎環境保全課長(塚本健君) 国からの補助金につきましては、上限である500万円満度に交付されまして、今回クールチョイスの関連事業なんですけど、この事業だけではなくてトータルして四つぐらいの事業を行いますので、その中で事業をまとめて実施するという形で委託をする予定でいます。  以上です。 ○委員長(村山ゆかり君) 珍田委員。 ◆委員(珍田亮子君) 今回のこの事業は四つの事業の中の一つですね。その事業に関して、どの程度の予算見積りをしているのかということを聞きたいと思います。 ○委員長(村山ゆかり君) 環境保全課長。 ◎環境保全課長(塚本健君) 積算の状況にもよるんですけれども、この事業一つということではなくて、各四つの事業と関連する部分も出てきますので、一概にこの一つの事業で幾らという形ではなくて、これだけの事業をやりたいので、それに伴って大体幾らぐらいかかるのかという形で積算をしているので、一つ一つの内容というのは難しいです。 ○委員長(村山ゆかり君) そのほか確認事項ございますか。   〔発言する者なし〕 ○委員長(村山ゆかり君) 他になければ、情報提供事項2を終了します。  以上で、都市環境部より提出のありました案件につきましては全て終了いたしました。  そのほか都市環境部所管事務につきまして確認しておきたい事項、または次回以降の常任委員会で報告いただきたい事項など何かございますか。   〔発言する者なし〕 ○委員長(村山ゆかり君) なければ、都市環境部所管事務の調査を終了いたします。  暫時休憩いたします。              午後2時30分休憩 ───────────────────────   午後2時30分再開 ○委員長(村山ゆかり君) 再開いたします。  その他としまして、次回の開催日程について確認したいと思います。  第11回の第1常任委員会は、所管部長の日程を確認しましたところ、8月25日水曜日午前10時に開催したいと思いますが、御異議ございませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(村山ゆかり君) では、そのように決定いたします。  そのほか皆さんから何かございますか。   〔発言する者なし〕 ─────────────────────── △閉会宣告 ○委員長(村山ゆかり君) なければ、以上で令和3年第10回第1常任委員会を閉会いたします。             午後2時31分閉会 ───────────────────────    留萌市議会委員会条例第77条第1項の規定により、ここに署名する。       令和  年  月  日         第1常任委員長    村  山  ゆ か り...