さらに、資材価格の上昇を要因とする建設費の高騰や建設需要の集中に伴う
人手不足の深刻化など、
施設建設を取り巻く環境にも大きな変化がございました。
こうした
事業環境の変化に対応するために、改めて
MICE施設に関する
現状分析並びに
施設規模、機能などの
概要検討を行うことにしたものでございます。
◆小須田大拓 委員 新たに
調査検討を行う必要ができたということでございますが、ただいまの答弁の中で触れられました
市内バンケット機能が低下しているということにつきましては、我が会派としても関係団体から頻繁に話を聞いているところでございます。
新
MICE施設の収益性を踏まえますと、施設の
稼働率向上といった面から、バンケットの活用も見据えた検討を行っていくことが重要ではないかと考えます。
2点目の質問ですが、
バンケット機能の低下に関する市の認識と、
MICE施設におけるバン
ケット活用を踏まえた検討の観点をお伺いいたします。
◎北川 観光・
MICE推進部長 バンケット機能の低下に関する市の認識と併せまして、
MICE施設におけるバン
ケット活用を踏まえた検討の観点をお答え申し上げます。
国際会議などのレセプションにおきまして、参加者を
おもてなしするために、高品質なバン
ケットサービスを提供するといったことは、
MICE開催に当たり欠かすことのできない機能でございます。加えまして、市内の
バンケット機能の低下によって、これまでホテルなどで行われてきた各種総会、新年交礼会などの開催に支障が生じることが懸念されてございます。
このため、本市の
バンケット機能の維持に貢献しながら、施設の稼働率を確保し、収益性の向上を図るという双方の観点から、
MICE施設におけるバンケットの活用について検討を進めてまいりたいと考えてございます。
◆小須田大拓 委員
バンケット機能につきましては、
MICEの開催を下支えするものであるとともに、地元にとっても重要な
都市機能の一つでありますので、施設の採算性も含めて、しっかりと検討していただければと思います。
次に、前回の基本計画では、
札幌パークホテルを所有するグランビスタホテル&リゾートとサンケイビルより、ホテルの建て替えと
MICE施設を再
開発事業により整備する提案があり、その方向性で検討が進められてまいりました。しかし、今回の事業の方向性も非常に気になるところでございます。
最後の質問ですが、今回の新
MICE施設整備に係る
事業スキームの方向性についてお伺いいたします。
◎北川 観光・
MICE推進部長 今後の
施設整備の
事業スキームの方向性についてお答え申し上げます。
前述いたしました
事業環境の変化を踏まえまして、
事業再開に向けた事業者との協議の結果、再
開発事業のスキームによらず、
MICE施設、ホテルについて、市と事業者がそれぞれ建設を目指していくため、今後、土地の先行取得を前提に検討を継続することといたしたところです。
今年度、施設の規模、
概算事業費、収支計画、
経済波及効果などを改めて検討し、事業の可否を判断してまいりたいと考えてございます。
◆小須田大拓 委員 ほかの主要な政令市を見ましても、宿泊、会議、展示を兼ね備えた
MICE施設は、
都市インフラの一つとして当たり前に存在しております。
都市間競争が激化する中、施設面で劣っています札幌市が早急に整備を進めなければ、その格差は広がるばかりではないかと危惧しているところでもございます。
一方で、施設の稼働率や収益といった経済性は求められるところでございますので、新
MICE施設の整備に当たりましては、稼げる施設になることを意識しながら、その概要の検討を進めていただきたいと思います。
◆かんの太一 委員 私からも、新
MICE施設整備事業についてお伺いをします。
我が会派は、かねてより、大規模な
政府系国際会議や多くの集客交流が見込まれる
ビジネスイベントなど、いわゆる
MICEの誘致には世界水準の機能と質を備えた
MICE施設を持つことが重要だと訴えてまいりました。
2018年第1回
定例市議会の
代表質問では、新
MICE施設が本市にとって必要な事業であるということを市民に十分に理解してもらうような取組を進めることを求めてまいりました。
さらに、本年第1回
定例市議会代表質問では、新
MICE施設の実現に向け、引き続き検討を加えるべきであり、本市の見解について質疑を行わせていただきました。
本市の答弁では、昨今の建設業界を取り巻く環境や
オンラインの活用をはじめとするニーズが従前と大きく変わってきており、その変化に対応するため、事業全体の見直しを図りつつ、事業者との連携を前提とした
コンセプトを維持しながら、必要な検討を進めていくとのことでありました。
我が会派といたしましては、このたびの新
MICE施設整備の検討に当たって、
コロナ禍による会議の
開催形態の変化など、今後の
MICEの
市場動向の見通しや主催者のニーズについて、現状がどのようになっているのか、高い関心を持っているところであります。
そこで、質問ですが、新
MICE施設に求められる
主催者側のニーズをどのように把握していくのか、まずお伺いいたします。
◎北川 観光・
MICE推進部長 主催者側のニーズをどのように把握していくのかにつきましてお答え申し上げます。
新型コロナウイルス感染症の流行によりまして、現地参加と
オンラインを組み合わせた
ハイブリッド方式による会議が浸透するなど、
コロナ禍以前と比較して、施設の検討に大きく影響する条件が変化しているものと認識してございます。
このため、今回の
概要検討におきまして、70を超える国内の代表的な学会へ
アンケートを行います。
会議の形態や
参加規模、
開催意向などの現状を把握するとともに、
国際会議の
運営事業者に対しまして、
アフターコロナにおいて求められる施設の水準などにつきまして
ヒアリング調査を行い、
主催者側のニーズをしっかりと把握してまいりたいと考えてございます。
◆かんの太一 委員 新
MICE施設が稼動して収益性を高めていくためには、
MICEの主催者や
関連事業者への
ヒアリングを通じ、施設のニーズを的確に把握することが肝要であります。
コロナ禍前とは様々な
外的環境が変化しており、本市には、ぜひきめ細やかな分析を行っていただきたいと思います。
次に、
共同事業者との連携を前提とした
コンセプトの維持についてお伺いいたします。
2024年3月に
共同事業者との間で
事業再開に向けて合意書が締結され、事業所を変更することが決定したわけですが、
MICE参加者の
満足度向上の観点から、会議場と
宿泊施設の間で、ハード・
ソフトともに効果的な連携が図られていることが極めて重要であると考えます。
そこで、質問ですが、事業者との連携について、現段階で想定している
連携内容と、どのように検討を進めようとしているのか、お伺いいたします。
◎北川 観光・
MICE推進部長 現段階で想定しております
連携内容について、また、どのように検討を進めようとしているのか、お答え申し上げます。
まず、事業者との
連携内容でございますけれども、ハード面では、施設のデザインの統一に加えまして、施設及び周辺の動線の相互利用を踏まえました概要を検討してまいりたいと考えてございます。
ソフト面では、海外のVIPにも対応できる高品質なバン
ケットサービスの提供のほか、
MICE施設と
ホテル会議室をバンケットや
コンベンションに相互利用することについて協議を行っていく考えでございます。
これらの内容につきまして、より効果的な連携が図られるよう、ホテルを
整備予定の事業者と定期的な協議を行いまして、協働により検討を進めてまいりたいと考えてございます。
◆かんの太一 委員 最後に、要望を述べて質問を終えたいと思います。
さきに述べたように、会議場と
宿泊施設との間で効果的な連携が図られることが重要と考えますが、それだけではなく、より広い視点での連携も必要であると考えます。
新
MICE施設整備事業の予定地とされている
中島公園には、札幌市が誇る
コンサートホールKitaraがあります。
国指定重要文化財で、歴史的な価値が高い豊平館もあります。また、樹木や草花など豊かな
自然環境は、来札する
MICE利用者の心を癒やすものと考えます。
会議場の大きさやホテルの収容人数で他都市と勝負するのではなく、文化、芸術、自然、歴史などの地域資源、リソースを最大限活用し、
おもてなしを前面に出した新
MICE施設であるべきと考えます。
今述べた点にも着目しながら検討を進めていただくことを求めまして、私の質問を終わります。
◆好井七海 委員 私からも、新
MICE施設整備事業につきましてお伺いいたします。
本年第2回
定例市議会の
代表質問におきまして、我が会派から
MICE誘致に関して質疑を行い、この中で、市からは、新
MICE施設の整備をはじめとする
施設機能の強化を図り、今後も世界から
MICEの開催地として選んでもらえるよう取組を推進してまいりたいとの力強い答弁をいただき、新
MICE施設整備が着実に進むものと大いに期待をしているところであります。
さて、我が会派では、今月、先進地の事例を研究するため、日本を代表する
MICE施設であるパシフィコ横浜を視察し、改めて
施設整備の重要性を感じたところであります。
本施設は、2010年、
アジア太平洋経済協力、
APEC首脳会議や、2017年には
アジア開発銀行年次総会などの
政府系国際会議の開催や数々の大
規模医学会等を開催している施設であり、世界的なハイブランドホテルであるインターコンチネンタルホテルも併設をしておりました。
今回の視察の中で注目したのは、会議場やホテルは
バリアフリー面で非常に優れていることはもちろん、接客においても、利用者に寄り添ったすばらしい対応を行う現場を見まして、感激するほどの印象を受けました。
私は、新
MICE施設の整備に当たって、
検討初期の段階から、
ユニバーサルデザインの要素は当然のこととして、障がい者や高齢者などへの配慮の行き届いた
サービスを提供していくことを意識して検討を進めてほしいと考えております。
そこで、質問ですが、
バリアフリーなどのハードや
サービスについて、どのような認識を持って新
MICE施設の検討を進めていくのか、お伺いいたします。
◎北川 観光・
MICE推進部長 バリアフリーなどのハードや
サービスにつきまして、どのような認識を持って新
MICE施設の検討を進めていくのか、お答え申し上げます。
MICEには、障がいをお持ちの方など、様々な方々が参加されることから、新しい施設におきましても、
公共交通機関からの接続、施設内における移動のしやすさのほか、視覚、聴覚の不自由な方へ配慮した
サービスの提供を行うことが必須であると認識してございます。
このような認識の下、概要の
検討段階から、こうした多様なニーズに対応しながら利用者の満足度を高めていく視点を持ちまして、
MICEに参加される全ての方々が快適に過ごせるような環境となるよう、しっかりと検討を進めてまいりたいと考えてございます。
◆好井七海 委員 多様な
施設利用者を想定しながら検討を進めていくという方向性については分かりました。
ただ、検討に当たりましては、本市が
SDGs未来都市という観点からも、世界に範を示す誰一人取り残さないという姿勢、細やかな配慮がハード・
ソフト両面で来られた方に確実に感じられる施設を目指しての検討になることを強く要望いたします。
続いて、新
MICE施設の整備を想定している
中島公園駅
周辺地区に関して質問を行います。
我が会派では、
中島公園について、文化的、歴史的な施設が立地し、市民や観光客が多数訪れる魅力的な存在であり、さらに、北部に集積している
商業施設と連携することで観光客や市民を呼び込む好循環が生まれる場所であるとして注目をしてまいりました。
また、令和3年に策定されました
中島公園駅
周辺地区の
まちづくり基本構想におきまして、新
MICE施設の
建設予定地は、地区全体の
重点整備エリアと位置づけがなされているところです。
そこで、質問ですが、
MICE施設立地の観点から、改めて
中島公園駅
周辺地区に関する認識を伺います。
◎北川 観光・
MICE推進部長 MICE施設立地の観点から、
中島公園駅
周辺地区に関する認識につきましてお答え申し上げます。
他都市において、競争力の高い
MICE施設は、
会議場周辺の
宿泊機能が充実しており、
アクセス性も高く、本市として、
都市間競争力を確保するためには、会場周辺に一定の
宿泊機能や
交通利便性を有することが重要な要素であると認識してございます。
中島公園駅
周辺地区は、新
MICE施設の
整備予定地に隣接して、
札幌パークホテルの建て替え並びに複数の
外資系ホテルの開業も予定されてございます。
宿泊機能が充実していることに加えまして、地下鉄駅と直結し、アクセスにも優れており、
立地条件を十分に満たしているエリアであります。
さらに、当該地区は、
中島公園という自然豊かな環境に囲まれており、ウェルネスプログラムの取組などにふさわしく、かつ、豊平館、
Kitaraといった
文化施設において特別な
おもてなしを行うことが可能であるため、世界のVIPを高度な迎賓機能を持ってお迎えするにふさわしい環境であると認識してございます。
このような状況を踏まえまして、
中島公園駅
周辺地区は、新
MICE施設の
建設予定地として最適の立地であると判断してございます。
◆好井七海 委員 新
MICE施設を整備する場所として、
中島公園駅
周辺地区の持つ優位性を理解できました。
ただ、地下鉄駅周辺への
アクセス性向上や周辺の
まちづくりを進める中で、来てくださる方のための
世界レベルの
おもてなしや
にぎわい創出のみならず、一流だからこそ、近隣の方や公園の利用者などにとっても貢献する、魅力的で地域をも大事にした施設となることに期待いたします。
今後は、
MICE施設としての
立地優位性を十分に生かしながら、
まちづくり政策局や建設局、また、地域防災の拠点という観点からも、
危機管理局も含めた関連部局とも連携を図って、今後の新たな取組を進めていくことを要望しまして、質問を終わります。
◆
田中啓介 委員 私からも質問させていただきます。
本議案の事前説明と資料を事前にいただいておりますが、その資料の中に、このたびの新
MICE施設整備事業は、再
検討期間における
事業環境の変化を踏まえて、新
MICE施設整備に向けて、改めて
現状分析、
施設規模などの
概要検討を行うものとなっております。
その事業の
業務内容の主な整理・
検討項目として大きく4項目挙げられております。その一つが、
MICE開催状況や
市場動向とあります。
このことなのですけれども、
国土交通省の観光庁においては、2016年度から
MICE施設に関する
調査事業として、
MICE開催状況や
市場動向、さらに、実際に参加した事業者、また、参加者にも
アンケートを取るなど、
各種調査事業を行って、その結果を毎年公表しております。
また、2008年から毎年行われております
国際会議等の
北海道開催の推進に係る各
省庁連絡会議、この2023年の7月26日に行われました第17回の
連絡会議には、部長も出席されて報告をされておりますけれども、北海道における
国際会議等誘致の取組と現況についてと併せて、札幌市における
MICE誘致の現況と取組について報告がされております。
これら観光庁や
連絡会議では、
MICE開催状況や
市場動向、需要予測などの分析、検討が行われております。
そこで、伺いますが、このたびの本市が行う新
MICE施設整備に向けた
現状分析、検討する
業務内容と、観光庁などが行っている
分析調査との違いは何なのか、伺います。
◎北川 観光・
MICE推進部長 今回の札幌市の
概要検討に係る
業務内容と観光庁の
MICEに関する
調査業務の違いについてお答え申し上げます。
委員がご指摘の官公庁の
MICEに関する
調査業務につきましては、国全体の
MICE開催件数の増加に向け、
国際会議の
MICE誘致競争力の向上、それから、自治体の
MICE推進を支援する施策の検討のために調査を実施しているものというふうに認識してございます。
今回、札幌市が行う
業務内容につきましては、札幌における
MICEの
開催環境や
立地条件などを踏まえまして、札幌市が
誘致競争力を強化するために求められる施設の概要を検討するものということでございます。
◆
田中啓介 委員 今の答弁を総括すると、札幌市に特化した
立地環境の部分で、やはり、札幌市としてそこの調査とか分析をしなければいけないということで、今回、やるということだと思います。
札幌市では、昨年、2023年4月に
G7札幌気候・エネルギー・
環境大臣会合が開催されました。また、この期間に
札幌ドームでは、環境広場ほっかいどうという
道内最大級の
環境総合イベントが開催されて、この
ドーム開催には2日間で約5万5,000人もの来場者があったということです。さらに、今年の1月下旬にも同じように
札幌ドームで、民間団体の全国集会が行われておりまして、こちらも全国から延べ約8,000人が参加したというふうに報道されております。
札幌市には、
コンベンションセンターをはじめ、また、2027年9月に
供用開始予定の
アクセスサッポロ後継施設の新展示場など、
MICEを開催できる施設は既に複数ございます。
また、
札幌ドームのほかにも、
ユニークベニューとして、
大倉山ジャンプ競技場、
モエレ沼公園のガラスのピラミッド、札幌芸術の森など、
MICE会場として既に活用されております。つまり、新たな施設を造らなくても、既存の
施設資源で世界の主要国が集まる
国際会議や国内の全国規模の会議、
MICEを既に開催できております。
このたびの新
MICE施設整備に向けた分析、検討する
業務内容の中の主な整理・
検討項目として、
施設整備の必要性、施設の役割とございます。
そこで、伺います。
新たな
MICE施設整備ありきではなくて、既存の施設、資源をいかに活用するかということを検討することが大切だと思うのですがいかがか、伺います。
あわせて、ヨーロッパを中心に、
MICEにおける
環境保全に対する意識も今は高まっております。ゼロカーボンシティーを目指している本市として、新
MICE施設整備の検討に当たっては、
環境保全についても重要な観点だと思うのですがいかがか、併せて伺います。
◎北川 観光・
MICE推進部長 新たな
施設整備ありきではなく、
既存施設の活用について、それから、
施設整備に係る
環境保全に対する考え方につきましてお答え申し上げます。
まず、1点目の新たな
施設整備ありきではなく、
既存施設の活用を図る検討についてでございますが、札幌市内の
既存施設につきましては、大規模な展示と会議を同時に開催することが困難な施設でございます。
また、施設と
宿泊施設や
飲食施設の近接性が劣ることによりまして、国内の
コンベンション開催におきまして、上位の都市の施設に比べて、開催の規模ですとか件数が大きく札幌は劣っている状況にございます。
今後、
経済効果のより大きい大規模な会議をより一層誘致していくためには、札幌市が劣後している
施設環境の改善を図ることが必要でありまして、
市場ニーズを捉えた
MICE施設となるように検討を進めてまいりたいと考えてございます。
2点目の
施設整備に係る
環境保全の考え方でございます。
最近の
MICEの主催者につきましては、欧米を中心に、
環境配慮への意識が非常に高くなってございます。
MICEの開催地として選ばれるためには、こうした取組が重視される傾向にあります。
そのため、新
MICE施設の整備に当たりましては、国際的な
誘致力強化の観点からも、脱炭素をはじめとしたSDGsにも配慮した象徴的な施設となることを目指してまいりたいと考えてございます。
◆
田中啓介 委員 今、北川部長は、立地の面に関して、また、施設の機能を含めては、他の
MICEを目指している都市と言いますか、競っている都市に比べたら劣っているような答弁をされたのですけれども、先ほど紹介しました昨年7月26日の
連絡会議の報告の中で出されている資料がありますけれども、例えば、国内の
ICCAランキング、国内順位の中で、札幌市は3位だということをアピールしておりますし、私も紹介しましたし、昨年行われましたサミット、G7も十分に開催できておりますし、
札幌ドームもあります。
コンベンションセンターも改修されましたし、
アクセスサッポロの後継の施設も立派なものが建ちます。
新
MICE整備の再
検討期間において、今回、分析をする事業の一つに
新型コロナウイルス感染症の流行や建設費の高騰、
人手不足などの社会状況の変化を踏まえて、今回、改めて
現状分析、
施設規模や必要性を含めた検討を行うというふうに言っておりますし、そこはしっかりと進めていただきたいと思います。
あわせて、
MICE事業に当たっては、これまで我が党は、本市の身の丈に合ったものにすべきだと求めてまいりました。新たな
施設建設ありきではなくて、既存の施設、また、資源をいかに工夫していくかに加えて、今、部長からも答弁がありました
環境保全の観点もしっかりと踏まえて、新
MICE施設整備を検討するに当たっては慎重にやっていくべきだと申し上げて、質問を終わります。
○
森山由美子 委員長 ほかに質疑はございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○
森山由美子 委員長 なければ、質疑を終了いたします。
次に、討論を行います。
討論はございませんか。