札幌市議会 2024-05-07
令和 6年(常任)総務委員会−05月07日-記録
令和 6年(常任)
総務委員会−05月07日-記録令和 6年(常任)
総務委員会
札幌市議会総務委員会記録
令和6年5月7日(火曜日)
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開 会 午後3時
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○
三神英彦 委員長 ただいまから、
総務委員会を開会いたします。
報告事項ですが、
勝木委員からは、欠席する旨、届出がありました。
それでは、議事に入ります。
関係理事者の紹介及び
所管事務概要の説明聴取を議題といたします。
最初に、
会計室関係をお願いいたします。
なお、個々にご指名はしませんので、順次、
自己紹介をしていただいた後、引き続き
所管事務概要の説明をお願いいたします。
◎木村 会計室長 会計室は、市役所全庁に対しまして、
地方自治法をはじめとする
関係法令・規則を遵守した
会計事務の執行の徹底を図るという役割を担っております。
所管事務の概要につきましては、
会計室次長から説明させていただきます。よろしくお願いいたします。
◎小野塚
会計室次長 私から、会計室の
事務概要についてご説明をさせていただきます。
資料につきましては、表紙を含め、4ページでございます。
まず、表紙の次のページをご覧ください。
会計室の機構について書かれてございます。
会計室は、1部2課3係でありまして、
地方自治法で定める
会計管理者のほか、次長、
会計管理課8名、出納課23名の計33名で構成されております。
なお、
会計管理課長は、現在、
会計室次長の
事務取扱となってございます。
その下、
都心まちづくり推進室では、第2次
都心まちづくり計画及び
都心エネルギープランに基づきまして、都心の
まちづくりを推進しております。
具体的には、
エリアマネジメントや歩きたくなる
まちづくりを推進いたしますとともに、札幌駅交流拠点や大通・
創世交流拠点等の
まちづくりに取り組んでまいります。
なお、第2次
都心まちづくり計画につきましては、今年度から、見直しに向けて検討を進めてまいります。
続きまして、
都市計画部についてご説明をいたします。
都市計画部には、
都市計画課、
地域計画課及び
事業推進課がございます。
都市計画部では、第2次札幌市
都市計画マスタープランに掲げる
都市づくりを推進いたしますとともに、
国土利用計画法等関係事務や地域の
まちづくりの課題に対応した
土地利用計画等の策定、景観関連の施策、それから、真駒内駅前地区や
もみじ台地域の
まちづくりを進めてまいります。
また、都心などにおけます市街地再
開発事業の支援のほか、新さっぽろ駅周辺地区や篠路駅周辺地区の
まちづくりも行ってまいります。
なお、今年度より札幌市
都市計画マスタープランや
札幌市立地適正化計画と併せまして、札幌市都市再開発方針の見直しを予定しております。令和7年度の見直しに向けて、検討を進めてまいります。
続きまして、次のページをご覧ください。
総合交通計画部についてでございます。
総合交通計画部には、
都市交通課、
交通計画課の2課、そして、
空港活用推進室及び
新幹線推進室がございます。
総合交通計画部では、札幌市
総合交通計画に基づきまして、
公共交通を軸とした
交通体系の実現を目指し、
各種交通施策を推進することとしておりまして、
公共交通ネットワーク確保対策事業や新たな
公共交通システムの検討のほか、
乗り継ぎ施設等の
交通環境改善に係る検討も進めてまいります。
空港活用推進室では、丘珠空港の将来像実現に向けた取組の推進や利用促進などを行ってまいります。
新幹線推進室では、
北海道新幹線の札幌までの延伸、開業に向けて、関係機関との協議調整など、
建設事業の推進などに取り組んでまいります。
○
三神英彦 委員長 次に、
環境局関係をお願いいたします。
◎菅原
環境局長 環境局は、
環境首都・札幌として、将来の世代にこの魅力あふれるまちを引き継ぐため、市民や事業者の皆様と協力・連携し、
環境保全と創造の取組を積極的に進めてまいります。
では、担当の部長職から順次、
自己紹介を申し上げます。
(
理事者自己紹介)
◎菅原
環境局長 以上のほか、本日は出席しておりませんが、部長職として、
一般財団法人札幌市
環境事業公社派遣の大竹がおります。
次に、
環境局所管の
事務概要につきまして、お手元の資料に基づいて、
環境事業部長から説明いたしますので、よろしくお願いいたします。
◎柳沼
環境事業部長 資料に沿ってご説明をさせていただきます。
資料の1ページから3ページまでが機構図でございます。
環境局は3部体制となっておりまして、1ページ目に記載のあります
環境事業部は、総務課、
循環型社会推進課、業務課、
事業廃棄物課と六つの
清掃事務所のほか、2ページ目にあります
施設管理課、
施設整備課、
処理場管理事務所と三つの
清掃工場がございます。
資料3ページをご覧ください。
環境都市推進部は、
環境政策課、
環境エネルギー課、
環境対策課がございます。その下、
円山動物園は、
経営管理課、保全・
教育推進課がございます。
資料4ページと5ページには環境局の
事務分掌を載せておりますが、6ページに各部の
主要事務を記載しておりますので、こちらで一括してご説明いたします。
初めに、
環境事業部では、
一般廃棄物処理基本計画に基づき、ごみ減量や
リサイクルなどの施策を推進しているほか、
家庭系廃棄物の収集・運搬、
ごみステーション管理機材の
購入費助成、
事業系廃棄物に関する許可、
不法投棄対策、
清掃工場、
リサイクル施設などの建設、
維持管理を行っております。
続きまして、
環境都市推進部では、
環境基本計画、
気候変動対策行動計画に基づき、
再生可能エネルギー、省エネルギーの普及促進に取り組んでいるほか、
環境保全に関する法令に基づく届出受理、調査、
環境アセスメント、
生物多様性地域戦略、熊、鹿などの出没対策を行っております。
最後に、
円山動物園では、
円山動物園基本方針ビジョン2050に基づき、動物園の
経営計画を行っているほか、動物の繁殖、展示などの充実を図り、動物を通じた
環境教育を行っております。
○
三神英彦 委員長 ただいまの説明に対して、質疑はございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○
三神英彦 委員長 なければ、質疑を終了いたします。
理事者交代のため、委員会を暫時休憩いたします。
――――――――――――――
休 憩 午後3時30分
再 開 午後3時31分
――――――――――――――
○
三神英彦 委員長 委員会を再開いたします。
次に、
消防局関係をお願いいたします。
◎村井
消防局長 まず、消防局の幹部職員の
自己紹介をさせていただきます。
(
理事者自己紹介)
◎村井
消防局長 それでは、消防体制の概要についてご説明させていただきます。
消防局は、総務、予防、警防の3部と
消防学校に加え、消防署は1区1消防署の体制で、合計10消防署、さらに41の
消防出張所の体制となっており、職員1,733名、
消防車両221台、
消防ヘリコプター1機により消防力を維持しております。
次に、消防団ですが、1区1消防団の体制で、合計10消防団、さらに72の分団の体制となっており、団員1,668名、消防団が運用する車両が4台となっております。
所管事務と令和6年度の
主要事業につきましては、
所管部長からそれぞれ説明させていただきます。
◎長沼
総務部長 総務部の
事業概要についてご説明いたします。
総務部では、組織の
運営管理に係る
総括調整を行っており、人事や財務に関する事務のほか、
消防施設や装備品の整備、消防団の運営に対する支援などを行っております。
それでは、消防局における令和6年度予算と
主要事業についてご説明いたします。
資料に11ページと印字されている令和6年度
消防費予算をご覧ください。
以降の説明につきましても、資料に印字しているページ数で統一させていただきたいと思います。
消防局における令和6年度予算は、総額で約69億円、前年度と比較して約9億1,000万円の増となっております。
主な要因は、政策的な事業を計上している第3目
消防施設整備費の増となっております。
具体的には、令和5年度に整備予定であった
消防車両が、
半導体不足の影響等で製作期間が長期化し、年度内の調達を見込めなかったことから、
債務負担行為を設定して令和6年度に調達するため、前年度と比較して経費が増額しております。
政策的事業の概要は、12ページ、4 令和6年度
主要事業の概要に記載しております。
このうち、主要な事業の詳細について、所管の部長からご説明をさせていただきます。
私からは、
総務部関連を説明いたします。
1
消防施設整備事業は、
消防施設に設置されている
庁舎監視システムの構成機器の更新整備を行うほか、東消防署の移転改築に伴う基本・実施設計及び
消防施設の
感染防止対策として、仮眠室の個室化、水栓及び照明を非接触仕様に改修するものでございます。
次に、2の
消防車両等整備事業は、救急車9台、水槽車4台、はしご車1台、合計14台の車両を更新するほか、はしご車1台、屈折車1台の重点整備を行うものでございます。
◎田口
消防学校長 消防学校の
事業概要につきまして説明いたします。
消防学校は、消防職・団員に対します研修、訓練の施設としまして、平成11年に西区八軒に開校いたしました。また、当学校は、
救急救命士養成所、
消防科学研究所を併設し、
消防音楽隊の活動拠点にもなってございます。
それでは、資料の14ページと15ページをご覧ください。
いずれも、令和5年度中におけます事業結果となってございます。
最初に、
消防学校で実施している研修についてでありますが、
新規採用職員のための
初任教育課程や中堅職員に対します専科教育のほか、
救急救命士の養成、消防団員の研修など、消防職・団員としての職責に必要な
人材育成に努めてございます。
研究業務についてですが、より効果的・効率的な
消防活動や科学的な火災原因の究明を行うため、燃焼・消火実験や危険物の分析などを行ってございます。
最後に、音楽隊の活動についてですが、119
ニューイヤーコンサートなどにおいて演奏するなど、演奏活動を通じて
防火防災思想の普及啓発を行っております。
◎坂上
予防部長 予防部の
事業概要についてご説明いたします。
予防部は、火災予防の普及啓発、火災原因の調査、市民が利用する施設への査察等を行っているほか、建築物の確認申請に係る
消防同意事務や危険物、
高圧ガス施設の許認可などの業務を担当しており、市民の防火・防災意識の高揚と市民や観光客が利用する施設の安全確保に取り組んでおります。
資料の12ページをご覧ください。
4の防火防災推進事業についてご説明いたします。
まず、高齢者世帯自動消火装置設置補助金は、火災から高齢者の安全・安心な暮らしを守るための支援策として、65歳以上の高齢者のみで構成される世帯を対象に、火災の熱を感知し、自動で消火を行う自動消火装置の設置費用の一部を助成するものでございます。
次に、消防検査オンライン化費は、対面で行っていた消防検査業務や打合せについて、ICT機器を使用することにより、現地に赴くことなくオンラインで検査を実施する事業でございます。
なお、16ページに令和5年火災発生状況を掲載しておりますので、後ほどご確認いただければと存じます。
◎大井 警防部長 警防部の
事業概要につきましてご説明いたします。
警防部は、消火、救急、救助などの災害活動に係る業務の総括と119番通報の受付を行う指令管制業務、さらに、直轄の部隊として石狩ヘリポートに消防航空隊、市立札幌病院に隣接の救急ワークステーションに警防救急隊を配置しております。
それでは、資料の12ページをご覧いただきたいと思います。
主な事業でございますけれども、まず、1の
消防施設整備のうち、上段の札幌圏共同消防通信指令
システム更新整備費につきましては、札幌圏の6消防本部が共同で消防指令
システムを整備するとともに、消防救急デジタル無線
システムの更新整備などを行うものでございます。
続きまして、7の救急救助業務推進のうち、下段の土砂災害及び雪害対策費につきましては、土砂災害や雪害に対し、より迅速に対応するための資機材を整備するほか、
消防学校に訓練施設を整備するものでございます。
なお、19ページに令和5年中の出動状況等を取りまとめましたので、後ほどご覧いただければと存じます。
救急関係につきましては、救急担当部長からご説明いたします。
◎石原 救急担当部長 救急関係についてご説明します。
昨年の救急出動件数につきましては、11万9,957件と、前年に比べ2,852件増加したところであり、さらに、社会全体の超高齢化に裏打ちされ、今後も増加傾向が見込まれております。
このような状況の中、増大する救急需要に細やかに対応し、救急体制の充実強化を図るとともに、応急手当の普及啓発や救急事故を防ぐための広報などに取り組んでおります。
それでは、資料の12ページをご覧ください。
私からは、5の救急安心都市さっぽろ推進の救急DX・搬送体制強化費についてご説明いたします。
救急DX・搬送体制強化費は、大きく三つの事業がございまして、一つ目は、救急隊増強に伴う救急車の整備で、こちらは令和6年4月、西消防署に発寒救急隊を増強し、運用を開始したところでございます。
二つ目は、救急活動のDX化の運用で、導入しました通信端末及び救急隊アプリを活用し、病院選定時の効率化を目指しております。
三つ目は、救急需要予測の調査研究を行うもので、救急隊の適正配置に伴う運用の効率化により、市民がより速やかに適切な救急医療を受けられる体制を構築するものでございます。
○
三神英彦 委員長 次に、選挙管理委員会関係をお願いいたします。
◎佐々木 選挙管理委員会委員長 事務局長より
自己紹介をさせていただきます。また、選挙管理委員会の
所管事務の概要につきましては、事務局長よりご説明をいたしますので、よろしくお願いをいたします。
◎深井 選挙管理委員会事務局長 それでは、選挙管理委員会の概要につきましてご説明を申し上げます。
1ページをご覧ください。
執行体制でございます。
市の委員会のほか、資料に記載をしておりませんが、区の委員会がございます。
市の委員会は、委員長とその職務代理者のほか、2名の委員の計4名で構成をされております。事務局職員は10名でございます。
次に、2ページをご覧ください。
市と区の委員名簿でございます。
区の委員会も、市の委員会と同様に4名の委員で構成をされておりまして、事務局長は市民部長が充てられております。
次に、3ページの機構図をご覧ください。
区の事務局は、市民部各課の職員が充て職となっております。
次に、4ページでございますが、市、区の
事務分掌でございます。
選挙管理委員会の本務は、選挙の適正な管理執行であり、日頃より、必要な準備を進めているところでございます。また、投票しやすい環境づくりを進めるとともに、選挙時のみならず、常時啓発を行いまして、明るく正しい選挙の実現に努めております。
令和6年度の主要な業務といたしましては、任期満了に伴う選挙はございませんが、衆議院議員解散総選挙が執行されることとなる場合にも速やかに対応できるよう準備を進めてまいります。
○
三神英彦 委員長 次に、人事委員会関係をお願いいたします。
◎常本 人事委員会委員長 初めに、事務局長、事務局次長からご挨拶を申し上げます。事務局の概要につきましては、次長からご説明申し上げます。よろしくお願いいたします。
(
理事者自己紹介)
◎前 人事委員会事務局次長 人事委員会の事務の概要につきまして、私からご説明を申し上げます。
資料の1ページをご覧ください。
まず、人事委員会の機構でございますが、人事委員会は、地方公務員法の規定に基づき3名の委員で構成され、その権限の行使を補助するため、2課20名の職員で構成する事務局が置かれております。
次に、資料2ページをご覧ください。
事務分掌でありますが、調査課は給与等勤務条件の調査研究や公平審査などに関することを、任用課は職員の採用試験、係長職候補者試験などに関することを所管しております。
次に、3ページをご覧ください。
令和6年度の
主要事務事業につきましては、調査課では給与勧告、また、公平審査として、不利益処分に関する審査請求のほか、任用課では、記載のとおりの日程で、職員採用試験及び係長職候補者試験の実施を予定しております。
人事委員会といたしましては、多様な有為の人材の確保や市職員の適正な勤務条件の在り方といった諸課題について、引き続き調査研究に取り組んでまいりたいと考えております。
○
三神英彦 委員長 最後に、監査委員関係をお願いいたします。
◎藤江 代表監査委員 初めに、事務局職員が、順次、
自己紹介を申し上げます。その後、
所管事務の概要につきまして、次長から説明いたします。
(
理事者自己紹介)
◎吉田 監査事務局次長 それでは、私から、所管の事務の概要につきましてご説明を申し上げます。
初めに、資料の1ページ目をご覧ください。
まず、監査委員でございますが、識見者選任の委員が2名、議員選任の委員が2名の合わせて4名となっております。
次に、事務局でございますが、事務監査を担当する第一課と工事監査を担当する第二課がございまして、両課を合わせた事務局全体の職員定数は27名となっております。
課ごとの
事務分掌につきましては、2ページに記載のとおりでございます。
最後に、3ページの主要な
事務事業でございます。
定期監査として、財務監査、行政監査、財政援助団体等監査を行います。また、このほかに、各会計の決算審査、基金運用審査、健全化判断比率及び資金不足比率審査、住民監査請求に基づく監査、例月出納検査、内部統制評価報告書審査を実施いたします。
○
三神英彦 委員長 ただいまの説明に対して、質疑はございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○
三神英彦 委員長 なければ、質疑を終了いたします。
以上で、委員会を閉会いたします。
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閉 会 午後3時50分...