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  1. 札幌市議会 2019-06-03
    令和 元年(常任)総務委員会−06月03日-記録


    取得元: 札幌市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-04-26
    令和 元年(常任)総務委員会−06月03日-記録令和 元年(常任)総務委員会            札幌市議会総務委員会記録            令和元年6月3日(月曜日)       ────────────────────────       開 会 午後3時59分     ―――――――――――――― ○小竹ともこ 委員長  ただいまから、総務委員会を開会いたします。  報告事項でありますが、五十嵐委員からは、欠席する旨、連絡がございました。  議事に入ります前に、一言、ご挨拶を申し上げます。  令和元年度の総務委員長を拝命いたしました小竹ともこでございます。  総務委員会は、所管する事項が大変幅広く、委員の皆様方にはご審議いただく案件が多数になろうかと存じます。市民の負託に応えるべく、どうか、皆様方には活発なご議論をいただくようにお願い申し上げます。  そして、私は、委員長といたしまして、この後、選任されます副委員長とともに、委員会の円滑な進行に努力してまいる所存でございますので、理事者の皆様、委員の皆様、今年度、どうぞよろしくお願い申し上げます。(拍手)     ―――――――――――――― ○小竹ともこ 委員長  それでは、議事に入ります。  最初に、副委員長の互選についてお諮りいたします。  (小田委員「委員長」と呼び、発言の許可を求む) ◆小田昌博 委員  副委員長指名推選の動議を提出いたします。  副委員長には、成田祐樹委員を推薦することの動議であります。 ○小竹ともこ 委員長  ただいまの動議のとおり決定することにご異議ございませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり)
    小竹ともこ 委員長  異議なしと認め、副委員長には成田祐樹委員が選任されました。  それでは、成田副委員長、ご着席の上、就任のご挨拶をお願いいたします。 ○成田祐樹 副委員長  ただいま選任いただきました成田祐樹でございます。  大変微力ではございますが、小竹委員長をしっかりとお支えしながら、活発かつ円滑な委員会になりますよう努力してまいりたいと思っております。  各委員、理事者の皆様には、ご指導、ご協力を賜りますようお願いいたしまして、ご挨拶にかえさせていただきます。どうぞよろしくお願いします。(拍手) ○小竹ともこ 委員長  次に、関係理事者の紹介及び所管事務概要の説明聴取を議題といたします。  まず、会計室関係をお願いいたします。  なお、個々にご指名はいたしませんので、順次、自己紹介をしていただいた後、引き続き、所管事務概要の説明をお願いいたします。 ◎大古 会計室長  会計室は、全庁に対しまして、法令、規則を遵守した会計事務の執行の徹底を図るという役割を担っております。  所管事務の概要につきましては、次長からご説明させていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。 ◎市村 会計室次長  私から、会計室の事務概要を説明させていただきます。  まず、会計室の機構でありますが、お手元の会計室関係資料の1ページをお開き願います。  会計室は、1部2課3係でありまして、地方自治法で定める会計管理者及び次長のほか、会計管理課9名、出納課16名の計27名で構成されております。  なお、会計管理課長は、現在、会計室次長事務取扱となっているところでございます。  次に、2ページの会計室事務分掌でございます。  係ごとの事務を列記しておりますが、詳細の説明につきましては、時間の都合上、省略させていただきます。  次に、3ページの会計室所管事務概要でございます。  主な事務といたしましては、現金や有価証券の出納、保管、記録管理、さらには、決算の調製や支出負担行為の確認、支出命令書の審査などであり、関係法令の規定に基づきまして適切な会計事務に努めているところでございます。  また、全庁の会計事務に携わる職員、経理事務の担当に対しまして、会計事務の知識の習得と意識の向上のため、さまざまな研修の実施といった取り組みも行っているところでございます。 ○小竹ともこ 委員長  次に、危機管理対策室関係をお願いいたします。 ◎荻田 危機管理対策室長  危機管理対策室につきましては、自然災害を初め、さまざまな危機事象に対応するため、庁内外の連携強化はもとより、自助、共助による地域防災力の向上を図るなど、札幌市全体の危機対応力の強化に努めているところでございます。  また、昨年の北海道胆振東部地震のような大規模災害発生時には、災害対策本部長であります秋元市長のもと、被災状況や各局、各区の対応状況などの情報を迅速、的確に収集、分析いたしまして、災害対策に係る総合調整を行う役割を担っているところでございます。  それでは、危機管理対策室の主な事務概要につきまして、部長からご説明させていただきます。よろしくお願いいたします。 ◎中出 危機管理対策部長  お手元の資料1ページをごらんください。  危機管理対策室の機構についてでございますが、1部1課2担当課、職員定数は21名となってございます。  続きまして、2ページをおめくりいただければと思います。  2ページ上段には予算の金額を書いておりますが、こちらの資料は当初予算の段階での数字となってございまして、ちなみに、本日午後に市長から発表がございました2定補正提案分を含めますと4億8,000万円余となり、昨年より15%程度増という状況となってございます。  続きまして、2ページ下段の主な事業についてご説明させていただきます。  まず、2の避難場所環境整備費でございます。こちらは、食料などの応急救援備蓄物資の整備を行うものでございます。  続いて、3の地域防災計画策定修正関連費でございます。こちらは、地域防災計画、さらには各種マニュアルの修正、これらに加えまして、洪水や土砂災害等の各種のハザードマップといったものの発行を行ってございます。  続きまして、4の地区防災計画モデル地区事業費でございます。こちらは、地区防災計画作成支援等を行うものでございまして、今年度は新たに三つのモデル地区を選定しております。昨年までの七つの地区と合わせまして、今年度は計10地区について取り組んでまいります。  最後に、7の災害対策本部訓練費でございます。大規模災害時における札幌市の災害対策本部の機能強化を図るための訓練を実施するものでございます。 ○小竹ともこ 委員長  次に、総務局関係をお願いいたします。 ◎木内 総務局長  総務局は、文書管理、機構編成、職員定数情報システムの管理など、市役所の下支えとしての役割のほか、国際交流、広報広聴、シティセールスの推進など、多岐にわたる事務事業を行っております。  続きまして、総務局の局長職、部長職から自己紹介を申し上げます。  (理事者自己紹介) ◎木内 総務局長  以上のほか、本日は出席しておりませんが、局長職といたしまして札幌国際プラザ派遣川畑局長職、部長職といたしまして札幌国際プラザ派遣木村部長職築島職員健康管理担当部長平野職員保健相談担当部長北海道派遣酒井部長職石崎共済担当部長、札幌市職員福利厚生会派遣長沼部長職諏佐東京事務所長がおります。  次に、総務局の事務概要につきまして、お手元の資料に基づいてご説明させていただきます。  資料の1ページから8ページは、総務局の機構及び各課の事務分掌でございますので、ご説明は省略させていただきまして、9ページから10ページになります。令和元年度における主要事務事業について、槙行政部長からご説明させていただきます。よろしくお願いします。 ◎槙 行政部長  私から、総務局各部の令和元年度における主要事務事業につきましてご説明させていただきます。  初めに、行政部でございます。  行政部では、内部監査の実施や条例等重要文書の審査、市役所本庁舎維持管理、本市保有の情報に係る情報公開、個人情報保護制度の統括及び特定重要公文書の保存や市民利用に関する事務等を所管しており、今年度は、内部統制の導入に向けた取り組みを行ってまいります。  次に、改革推進室でございます。  改革推進室では、来るべき人口減少社会においても市民サービスを維持・向上させていくため、引き続き行財政改革の推進に取り組んでまいります。また、本年度は、札幌市まちづくり戦略ビジョンアクションプラン2015の期間が満了となることから、その総括を進めるとともに、新たな中期実施計画の策定に向けた検討を行ってまいります。  次に、秘書部でございます。  秘書部では、市長、副市長の公務に係る日程調整や資料作成、関係先との連絡調整を初めとした秘書業務全般のほか、宮様や市政功労者の接遇、ふるさと納税などの寄附受理事務を所管しております。  次に、国際部でございます。  国際部では、姉妹・友好都市との交流事業を初め、海外諸都市との交流を所管しております。海外からの賓客対応のほか、多文化共生施策の推進など、札幌市の国際化に取り組んでまいります。  次に、広報部でございます。  広報部では、毎月1回発行している広報さっぽろやテレビ、ラジオの広報番組、ホームページに加え、地上デジタルテレビデータ放送スマートフォンのアプリケーション、iさっぽろを活用し、時代に即した効果的な市政情報の提供をより一層進めるとともに、広報と連携して一体的に札幌市の魅力を発信するシティプロモートに取り組んでおります。また、広聴活動においては、市民から寄せられるご意見等への対応を初め、市民意識調査や市民との対話事業コールセンターなどを通して市民の声の把握に努めております。  次に、職員部でございます。  職員部では、教職員等を除く約1万4,000人の職員の人事管理健康管理、給与その他の勤務条件職員研修を所管しております。  資料の1点目から3点目につきましては、今後も行政需要に応じた定員管理に努めるとともに、適正な勤務条件の確保や職員のメンタルヘルス対策にも引き続き積極的に取り組んでまいります。  4点目の職員の研修につきましては、職員の職務遂行能力や管理職のマネジメント能力の向上を図るなど、引き続き人材育成に関する各種取り組みを実施してまいります。  次に、情報システム部でございます。  資料の1点目及び2点目につきましては、住民記録や保健福祉などの札幌市の基幹業務を支えるシステムを初めとした各種情報システム通信ネットワーク等が安定して利用できるよう管理運用を行ってまいります。  3点目につきましては、システム面での技術的対策及び研修等の人的対策を推進してまいります。  次に、東京事務所でございます。  資料の1点目の中央官庁等との連絡調整につきましては、札幌市の窓口として円滑な連絡を行うため、引き続き、きめ細やかに取り組んでまいります。  2点目のシティセールスにつきましては、経済観光局とも連携しながら、首都圏の各種メディアイベント等を活用して札幌市のPRを行っていくとともに、地方立地の可能性のある企業の情報収集に努め、積極的な訪問等を通じて企業誘致を進めてまいります。  最後に、オンブズマン事務局でございます。  オンブズマン事務局は、オンブズマンを補佐する立場から、苦情申し立ての受け付けや事務手続に関することなどを行っております。今年度につきましても、引き続き、オンブズマンの独立性、中立性を確保しながら、苦情申し立て受け付け等事務処理を円滑に進めるとともに、より多くの市民に制度を活用していただけるよう、市民への制度のPR等を行ってまいりたいと考えております。 ○小竹ともこ 委員長  次に、まちづくり政策局関係をお願いいたします。 ◎小西 まちづくり政策局長  まちづくり政策局は、政策立案部門計画策定事業実施部門の連携のもと、魅力と活力を創造し続ける札幌の実現に向けたまちづくりを進めてまいります。  担当局長及び各部長職から、順次、自己紹介を申し上げます。  (理事者自己紹介) ◎小西 まちづくり政策局長  以上のほか、本日は出席しておりませんが、局長・部長職として、札幌市立大学派遣小野局長職阿部部長職がおります。  次に、まちづくり政策局所管事務概要につきまして、お手元の資料に基づいて政策企画部長から説明いたしますので、よろしくお願いいたします。 ◎芝井 政策企画部長  お手元の資料の1ページから5ページに機構図と事務分掌を、それから、6ページに各部の主要事務を記載しております。  それでは、まちづくり政策局の機構と主要事務の概要につきまして、資料の6ページ目を用いて、一括してご説明申し上げます。  初めに、政策企画部には、政策推進課と企画課、政策調整課の3課及び都心まちづくり推進室がございます。  政策企画部では、札幌市まちづくり戦略ビジョンの推進やアクションプラン2015の進行管理のほか、札幌市の社会経済情勢の統計調査及びその解析などに取り組んでおります。さらに、今年度は、昨年度形成しましたさっぽろ連携中枢都市圏に係る取り組みを進めますほか、次期中期実施計画及び(仮称)第2期さっぽろ未来創生プランの策定や札幌市強靱化計画、さらには、札幌市ICT活用戦略の改定を予定しております。  また、都心まちづくり推進室におきましては、第2次都心まちづくり計画に基づいて、都心エリアマネジメントやICTを活用した都心のまちづくりを推進しております。さらに、札幌駅交流拠点や大通・創世交流拠点などにおける各プロジェクトを推進しますとともに、中島公園駅周辺地区まちづくりの検討や都心エネルギープランの検討などを進めてまいります。  続きまして、都市計画部についてご説明申し上げます。  都市計画部には、都市計画課地域計画課及び事業推進課がございます。  都市計画部では、第2次札幌市都市計画マスタープランを推進するとともに、国土利用計画法などの関係事務や地域のまちづくりの課題に対応した土地利用計画などの策定、景観関連施策、真駒内駅前地区のまちづくりを進めているところでございます。また、北4東6周辺地区、南2西3南西地区などにおける市街地再開発事業や、優良建築物等整備事業を行うとともに、新さっぽろ駅周辺における市営住宅余剰地を活用したまちづくりや、JR篠路駅周辺において鉄道高架事業などと一体となったまちづくりを進めてまいります。  続きまして、総合交通計画部についてご説明申し上げます。  総合交通計画部には、都市交通課交通計画課の2課及び新幹線推進室がございます。  総合交通計画部では、公共交通を軸とした交通体系の実現を目指し、平成24年1月に策定しました札幌市総合交通計画を改定するほか、公共交通利用促進を図る公共交通ネットワーク確保対策事業路面電車延伸の検討を行っております。また、創成川通機能強化の検討や乗り継ぎ施設などの交通環境改善に係る検討のほか、丘珠空港の利用促進も進めてまいります。  新幹線推進室では、北海道新幹線の札幌開業に向けて、関係機関との協議、調整など建設事業の推進を行っております。 ○小竹ともこ 委員長  ただいまの説明に対して、質疑はございませんか。  (「なし」と呼ぶ者あり) ○小竹ともこ 委員長  なければ、質疑を終了いたします。  ここで、理事者交代のため、委員会を暫時休憩いたします。     ――――――――――――――       休 憩 午後4時21分       再 開 午後4時24分     ―――――――――――――― ○小竹ともこ 委員長  委員会を再開いたします。  次に、環境局関係をお願いいたします。  なお、個々にご指名はいたしませんので、順次、自己紹介をしていただいた後、引き続き、所管事務概要の説明をお願いいたします。 ◎平木 環境局長  環境局は、廃棄物の収集・運搬、処理などを所管する環境事業部地球温暖化対策や大気・水環境等環境保全などを所管する環境都市推進部、動物の飼育及び展示などを所管する円山動物園の3部体制となっております。  環境局では、この魅力あふれる札幌のまちを環境首都・札幌として将来の世代に引き継ぐため、市民や事業者の皆様と協力・連携し、環境保全・創造の取り組みを積極的に推進してまいります。  それでは、関係職員自己紹介をさせていただきますので、よろしくお願いいたします。  (理事者自己紹介
    ◎平木 環境局長  続きまして、各部の主な事業概要につきまして、お手元に配付させていただきました資料に基づき、所管の部長から説明させていただきます。  なお、機構の詳細及び事務分掌につきましては、省略させていただきます。それでは、よろしくお願いいたします。 ◎齋藤 環境事業部長  環境事業部における令和元年度の主要事業概要につきましてご説明させていただきます。  まず、資料の6ページをごらんください。  9の篠路清掃工場跡地利活用事業費でございます。篠路清掃工場は、平成23年3月に廃止しておりますが、今年度は跡地利活用についての各種調査のほか、工場解体に伴う土壌調査及び解体工事の実施設計に係る費用を計上してございます。  続きまして、22の2R推進費でございます。平成30年3月に策定いたしました新スリムシティさっぽろ計画に基づき、今後10年間で札幌市民1人1日当たりのごみ排出量を100グラム減量し、政令市で最少のごみ量となることを目標に、食品ロス削減など、ごみを出さないようにするリデュースや古着の回収などのリユースを推進する取り組みを重点的に行ってまいります。  最後に、1枚おめくりいただいて、資料7ページです。  43の駒岡清掃工場更新費でございます。新清掃工場は、2024年度、令和6年度の竣工を目標に施設の設計、建設、運営等を民間事業者に包括的に委託するDBO方式で更新いたします。今年度は、事業契約に向けた発注支援業務の委託及び敷地造成工事費用、周辺道路の整備費用等を計上しております。  これらの事業を含めた環境事業部の令和元年度歳出予算額は、8ページの表に記載のございますとおり、169億4,600万円余となっております。 ◎大平 環境都市推進部長  私からは、資料の12ページの環境都市推進部における主要事業の概要につきましてご説明させていただきます。  まず、1の環境保全推進費では、パリ協定の発効など温暖化対策に関する国内外の社会情勢の変化を踏まえまして、札幌市におきましても、脱炭素社会の実現に向けた取り組みをさらに進めるため、札幌市温暖化対策推進計画を改定する予定となっております。  続いて、11のヒグマの市街地侵入抑制費では、家庭菜園用の電気柵の貸し出しや町内会、大学等と連携した河川周辺の下草刈りなど、さっぽろヒグマ基本計画に基づいた取り組みを進めてまいります。  最後に、16の次世代自動車導入促進費及び20の次世代エネルギーシステム導入促進費ですが、この二つの事業では、温暖化対策の一環といたしまして、次世代自動車や新エネ・省エネ機器に対する導入補助を実施しております。今年度は、車と建物をつなぎ、電気を相互に供給できるV2Hと呼ばれる機器と電気自動車を同時に購入した場合や、さらに、その組み合わせに太陽光発電設備を購入した場合に補助額の上乗せを行うなど、新たに災害時の活用も想定した取り組みを進めてまいります。  これらの事業を含めた環境都市推進部の令和元年度歳出予算額は、下段の表に記載のとおり8億1,600万円余となっております。 ◎加藤 円山動物園長  円山動物園では、年間を通じまして、週末や祝日などに比較的天候にめぐまれたこともございますし、また、昨年3月にオープンしたホッキョクグマ館の効果によりまして、昨年度、2018年度の入場者数は前年度の2017年度の約81万人を20万人上回る約101万人となったところでございます。  新年度に入りましても好調でございまして、ゴールデンウイークでは、天候にめぐまれ、史上初の10連休であったこと、さらに、ことし3月にオープンいたしましたアジアゾウの効果などもございまして、期間を合計した入場者数は、昨年に比べて54%増の12万5,000人となりました。  それでは、円山動物園主要事業につきましてご説明させていただきます。  15ページをごらんください。  まず、1の動物園経営費は、飼育・展示動物や施設の維持管理など、動物園の経営に要する経費でございます。  次に、4番目の種保存会議開催費は、ことしの秋に日本動物園水族館協会との共催で開催いたします種保存会議に要する経費でございます。  次に、7番目の園内小規模整備費は、施設や設備の改修に要します費用でございまして、動物の安全確保などのため、チンパンジー館の天窓やおり、熱帯雨林館の修繕等に要する経費でございます。  続いて、9番目のアジアゾウ導入費は、ミャンマーから来ました4頭のゾウの飼育技術の向上のための研修費用でございます。  これらの事業を含めました円山動物園の令和元年度歳出予算額は、中段の表にありますとおり、11億1,500万円余となってございます。 ○小竹ともこ 委員長  次に、消防局関係をお願いいたします。 ◎萬年 消防局長  まずもって、このたび、消防局が札幌市防災協会に委託しております市民への救命講習のうち、平成29年度及び平成30年度契約分におきまして、不適正な執行が判明いたしました。  議員の皆様、市民の皆様の信頼を著しく損ねたことに対しまして、この場をおかりいたしまして、深くおわびを申し上げたいと思います。  今後は、職員教育を徹底するなど再発防止に取り組み、信頼回復に努めてまいる所存であります。  このたびは、大変申しわけございませんでした。  これより、消防局の幹部職員の自己紹介をさせていただきます。  (理事者自己紹介) ◎萬年 消防局長  それでは、消防体制の概要につきましてご説明させていただきます。  消防局は、総務、予防、警防の3部と消防学校に加え、消防署は1区1消防署の体制で合計10消防署、さらに、消防署の出先といたしまして41の消防出張所の体制となっており、職員1,726名、消防車両218台、消防ヘリコプター2機により消防力を維持しております。  次に、消防団ですが、1区1消防団の体制で、合計10消防団、72分団、団員1,807名で構成しており、消防団が運用する車両が4台ございます。  所管の事務につきましては、所管する部長からそれぞれ説明させていただきます。 ◎川本 総務部長  資料の11ページをごらんください。  消防局における令和元年度予算ですが、総額で約54億円、前年度と比較しますと約5億6,000万円の減となっており、減少の主な理由といたしましては、真駒内地区防災拠点施設強化事業における南消防署の移転に伴う改築工事が終了したことが挙げられます。  主な事業費といたしましては、アクションプラン2015に掲げた事業、北郷出張所及び定山渓出張所の移転に係る経費などに加え、北海道胆振東部地震など喫緊の課題に対応するための消防庁舎の非常用発電設備の整備費、高齢者世帯が設置する自動消火装置への補助金、この二つの事業を新たに計上しております。  同じページの上から3番目の大事業、消防施設整備費以降が施策を反映した政策的な経費となっておりますので、こちらを中心に主な事業についてご説明いたします。  資料の12ページをごらんください。  初めに、真駒内地区防災拠点施設強化は、老朽化した南消防署の移転改築に合わせ、自家用給油施設資機材保管庫訓練施設を整備し、防災拠点としての機能を強化するものであり、現在、全ての施設が完成し、1月12日から使用を開始しております。平成31年度予算では、旧庁舎の解体費用を計上しております。  次の消防施設庁舎監視システム更新整備は、消防施設に設置されているセキュリティーシステムを更新整備するものであり、実施設計費を計上しております。  次の消防出張所機能強化は、老朽化する北郷出張所の移転に伴う改築工事費並びに定山渓出張所の移転改築に係る用地取得及び設計費を計上しております。  続いて、非常用発電設備整備費は、消防庁舎の非常用電源として配置している発電設備を更新するものです。現在配置している発電設備は、大半が平成7年の阪神・淡路大震災を契機に整備したものであり、老朽化しております。購入から15年以上を経過した発電設備の更新費用などを平成31年度予算に計上しております。  次の消防ヘリコプター更新整備は、平成28年度に導入したヘリコプターの運用に要する機体の整備及び職員の資格取得を行うものでございます。  次の消防車両の更新と震災対策用消防水利整備促進については、毎年計画的に実施している事業でございます。  ジュニアバイスタンダー育成は警防部、高齢者世帯自動消火装置設置補助は予防部から、後ほどご説明いたします。  最後に、消防団と市民でつくる災害安心都市さっぽろ事業は、消防団の教育訓練を充実させるほか、女性団員のさらなる活性化を図るための情報交流事業を実施いたします。 ◎輪島 消防学校長  消防学校の業務概要につきましてご説明させていただきます。  消防学校は、消防職・団員に対する研修、訓練の施設として、平成11年に西区八軒に開校し、本年、20年目を迎えます。また、当消防学校は、救急救命士養成所、消防科学研究所を併設し、消防音楽隊の活動拠点にもなっております。  それでは、資料の14ページをごらんください。  いずれも、平成30年中における事業結果となっております。  最初に、学校で実施している研修についてでありますが、新規採用職員のための初任研修や中堅職員に対する専科研修のほか、国家資格が必要な救急救命士の養成、消防団員の研修など、消防職・団員として必要な人材育成を行っております。  次に、委託している研修についてでありますが、より高度な知識、技能を習得するため、総務省消防庁の消防大学校や札幌市自治研修センターの研修を職員に受講させているほか、消防活動に必要な資格取得を行っております。  次に、研究業務についてでありますが、より効果的・効率的な消防活動や科学的な火災原因の究明を行うため、消火技術、消防用設備、消防用機械・器具の研究開発、火災の燃焼実験、危険物の分析などを行っております。  最後に、音楽隊の活動状況であります。札幌市のイベントや各消防署の火災予防行事において演奏するなど、音楽を通じて防火防災思想の普及啓発を行っております。 ◎山陰 予防部長  予防部の業務概要についてご説明申し上げます。  予防部は、火災予防の普及啓発、火災原因の調査や市民が利用する施設の査察、建築物の確認申請に係る消防同意事務、また、危険物施設、高圧ガス施設等の許認可、検査などの業務を担当しております。  資料の12ページをごらんください。  令和元年度主要事業のうち、防火防災推進事業の高齢者世帯自動消火装置設置補助事業についてご説明いたします。  高齢者世帯自動消火装置設置補助事業は、火災から高齢者の安全・安心な暮らしを守る新たな支援策として、市内に居住する65歳以上の高齢者のみで構成される世帯を対象に、火災の熱を感知して自動で消火を行う自動消火装置の設置費用の一部を助成するものでございます。  次に、今年度の施策について、大きく2点ご説明させていただきます。  1点目でございますが、市民の防火防災意識の高揚についてでございます。  将来の地域における防火防災の担い手となる子どもたちに対し、災害時に主体的に活動できるよう、段階的かつ体系的な防火防災教育を行っていくとともに、福祉行政や介護サービス関連事業所との連携協力により、高齢者の暮らしの中に一歩踏み込んだ住宅防火対策を推進してまいります。  2点目でございますが、市民が利用する施設の安全の確保についてでございます。  消防法令違反がある施設の早期是正を図るため、重点的な査察と適切な是正指導を行います。特に、ラグビーワールドカップ2019の開催に伴い、多くの観光客が訪れることから、大会関連施設、ホテルや民泊などの宿泊施設について、早期の安全確保を図ってまいります。また、事業所におけるコンプライアンス意識の向上のため、関係団体と連携した取り組みについても推進してまいります。  次に、資料の15ページをごらんください。  平成30年中の火災発生状況を前年と比較し、まとめておりますとともに、16ページには予防行事実施状況、指定対象物及び危険物・ガス・火薬施設数の状況、17ページには、消防同意及び危険物・ガス・火薬許認可等事務処理状況をまとめてございますので、後ほどご確認いただければと思います。 ◎岡本 警防部長  警防部の業務概要についてご説明申し上げます。  警防部は、消火、救急・救助など、災害活動に係る業務の総括と、119番通報の受け付けを行う指令管制業務、さらには、直轄の部隊として石狩ヘリポートに配置しています消防航空隊と、市立病院敷地内にあります救急ワークステーションに配置している警防救急隊がございます。  資料の18ページには、各種災害への出動状況、119番の受け付け状況を掲載しておりますので、後ほどご確認をお願いいたします。  本年度の主な取り組みでございますが、近年多様化する災害に迅速、的確に対応するとともに、その活動についての検証を行い、市民の安全・安心につながるよう、災害対応能力の向上を図ってまいります。  また、本年9月にはラグビーワールドカップ2019が開催されるほか、来年には東京2020オリンピック・パラリンピックのサッカーの男女予選が札幌ドームで開催されます。これら世界的なスポーツイベントにおけるテロ等の特殊災害に備えて、防災関係機関との連携強化を図ってまいります。  次に、航空隊の業務についてでありますが、平成21年4月から、消防ヘリコプター2機による通年運航体制を確立しております。消防ヘリコプターは、山岳部における救助・捜索活動や重篤な患者の救急搬送のほか、昨年の胆振東部地震では、厚真町において孤立した住民の救助やヘリコプターテレビ伝送装置を用いて現場の被害状況を映像配信するなど、ヘリコプターの機動性を生かした活動を行っており、今年度も空陸一体となった消防救助活動を展開していきます。  次に、指令管制業務についてでありますが、昨年は14万件を超える119番通報を受けており、迅速に消防隊や救急隊を出動させております。今後も、多くの市民に適切な119番通報の広報に努め、年々増加する119番通報に対応してまいります。  なお、指令管制業務でございますが、さっぽろ連携中枢都市圏ビジョンにおける消防の連携協力の推進事業としまして、石狩振興局管内の札幌市、江別市、千歳市、恵庭市、北広島市、石狩市、当別町、新篠津村が令和7年度からの共同運用に向けて準備を進めており、昨年度末に関係市町村長と基本的な事項を定めた協定を締結したところであります。  救急関係につきましては、救急担当部長からご説明申し上げます。 ◎山本 救急担当部長  警防部の所管事務のうち、救急業務に関する事務を担当してございます。  令和元年度の主な取り組みについてご説明いたします。  昨年の救急出動件数につきましては、9万8,182件と、平成23年から8年連続で過去最多を更新しており、超高齢社会の到来に伴い、さらに増加することが見込まれているところでございます。  このような状況の中、児童生徒への応急手当ての普及啓発や、ICTを活用して救急と医療の連携に取り組むとともに、高齢者の救急事故を防ぐための広報などに取り組んでまいります。  それでは、12ページをごらんください。  令和元年度の主要事業のうち、救急関係分の防火防災推進事業についてご説明いたします。  防火防災推進事業のジュニアバイスタンダー育成事業は、小・中学生を対象にした応急手当ての指導の充実を図るため、指導の際に使用する資機材やテキストの整備を行うものでございます。 ○小竹ともこ 委員長  次に、選挙管理委員会関係をお願いいたします。 ◎西村 選挙管理委員会委員長  事務局長から自己紹介をさせていただいた後、選挙管理委員会の所管事務の概要につきましては事務局長よりご説明いたしますので、よろしくお願いいたします。 ◎岡本 選挙管理委員会事務局長  それでは、私から、選挙管理委員会の概要につきましてご説明申し上げます。  まず、選挙の執行体制でございますが、市の委員会と区の委員会がございます。  選挙管理委員会の資料の表紙をおめくりいただきまして、1ページ目をごらんください。  市の委員会は、委員長とその職務代理者、さらに2名の委員の計4名で構成されております。また、事務局職員は10名でございます。  次に、2ページ目をごらんください。  市と区の委員及び事務局長の名簿でございますが、区の委員会も、市の委員会と同様に4名の委員で構成されており、区の事務局長には区の市民部長が充てられております。  続きまして、3ページ目の機構図をごらんください。  区の事務局は、機構図の中に括弧書きでお書きしていますとおり、市民部各課の職員が充て職となっております。  最後の4ページ目は、市、区の事務分掌でございます。  選挙管理委員会の本務は、選挙の適正な管理執行であり、そのために必要な準備を日ごろより進めているところでございます。また、投票しやすい環境づくりを進めるとともに、選挙時のみならず、常時啓発を行い、明るく正しい選挙の実現に努めているところでございます。  なお、この夏には、7月28日で任期満了となる参議院議員の通常選挙が予定されていることから、現在、その準備を進めているところでございます。 ○小竹ともこ 委員長  次に、人事委員会関係をお願いいたします。
    ◎常本 人事委員会委員長  初めに、事務局長、事務局次長からご挨拶を申し上げます。また、事務局の概要につきましては、次長からご説明を申し上げます。  (理事者自己紹介) ◎高田 人事委員会事務局次長  人事委員会の事務の概要につきまして、私からご説明申し上げます。  お手元の人事委員会事務概要の1ページをごらんください。  まず、人事委員会の機構でございますが、人事委員会は、地方公務員法に基づき、3名の委員で構成され、その権限の行使を補助するため、2課19名の職員で構成する事務局が置かれております。  次に、2ページをごらんください。  事務分掌でございますが、調査課は庶務、給与及び公平審査に関すること、任用課は職員の採用試験などに関することを所管しております。  次に、3ページをごらんください。  令和元年度の主要事務事業につきましては、調査課では、給与の勧告、また、公平審査として不利益処分に関する審査請求などの審査、任用課では、資料に記載の日程で職員採用試験及び係長職候補者試験を行うことを予定しております。  人事委員会といたしましては、民間企業も含めた人材獲得競争が激しさを増す中で、有為な人材の確保や市職員の適正な勤務条件のあり方といった課題について役割を発揮できるよう、引き続き調査研究に取り組んでまいりたいと考えております。 ○小竹ともこ 委員長  最後に、監査委員関係をお願いいたします。 ◎藤江 代表監査委員  初めに、事務局職員が、順次、自己紹介を申し上げます。その後、所管事務の概要につきまして、次長からご説明いたします。  (理事者自己紹介) ◎城戸崎 監査事務局次長  それでは、私から、所管事務の概要につきましてご説明申し上げます。  初めに、資料の1ページをごらんください。  まず、監査委員でございますが、識見者選任の委員が2名、議員選任の委員が2名の合わせて4名となっております。  次に、事務局でございますが、事務監査を担当する第一課と工事監査を担当する第二課がございまして、両課を合わせた事務局全体の職員数は27名となっております。  課ごとの事務分掌につきましては、2ページに記載のとおりでございます。  最後に、3ページの主要な事務事業でございます。  定期監査として年3回の事務監査、工事監査を実施するほか、行政監査、出資団体などに対する監査を行います。また、このほかに、各会計の決算審査、基金運用状況審査、健全化判断比率及び資金不足比率審査、住民監査請求に基づく監査、例月現金出納検査を実施いたします。 ○小竹ともこ 委員長  ただいまの説明に対して、質疑はございませんか。  (「なし」と呼ぶ者あり) ○小竹ともこ 委員長  なければ、質疑を終了いたします。  以上で、委員会を閉会いたします。     ――――――――――――――       閉 会 午後4時55分...