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  1. 札幌市議会 2019-05-14
    令和 元年第 1回臨時会−05月14日-02号


    取得元: 札幌市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-04-26
    令和 元年第 1回臨時会−05月14日-02号令和 元年第 1回臨時会                令和元年   第1回臨時会           札 幌 市 議 会 会 議 録 ( 第 2 号 )            令和元年(2019年)5月14日(火曜日)          ―――――――――――――――――――――――――――議事日程(第2号)  開議日時 5月14日 午後3時30分 第1 議案第1号から第5号まで(市長提出)   (5件に対する委員長報告等) 第2 議案第6号、第7号(市長提出追加日程 決議案第1号から第3号まで 追加日程 特別委員会委員の選任 追加日程 特別委員会委員長の選任  ―――――――――――――――――――――――――― 〇本日の会議に付した事件 日程第1 議案第1号 令和元年度札幌一般会計補正予算(第1号)
         議案第2号 札幌市税条例の一部を改正する条例案      議案第3号 札幌市国民健康保険条例の一部を改正する条例案      議案第4号 札幌市介護保険条例の一部を改正する条例案      議案第5号 専決処分承認の件(清田区里塚地区市街地復旧工事請負契約の締結) 日程第2 議案第6号 副市長選任に関する件      議案第7号 監査委員選任に関する件 追加日程 決議案第1号 大都市税財政制度災害対策調査特別委員会設置の決議      決議案第2号 総合交通政策調査特別委員会設置の決議      決議案第3号 冬季オリンピックパラリンピック招致調査特別委員会設置の決議 追加日程 特別委員会委員の選任 追加日程 特別委員会委員長の選任 追加日程 会期延長の件  ――――――――――――――――――出席議員(68人)  議   長       山 田 一 仁  副 議 長       桑 原   透  議   員       小須田ともひろ  議   員       藤 田 稔 人  議   員       小 田 昌 博  議   員       三 神 英 彦  議   員       恩 村 健太郎  議   員       水 上 美 華  議   員       田 島 央 一  議   員       あおい ひろみ  議   員       たけのうち有美  議   員       うるしはら直子  議   員       くまがい 誠一  議   員       森 山 由美子  議   員       千 葉 なおこ  議   員       佐 藤   綾  議   員       村 山 拓 司  議   員       村 松 叶 啓  議   員       松 井 隆 文  議   員       中 川 賢 一  議   員       成 田 祐 樹  議   員       かんの 太 一  議   員       岩 崎 道 郎  議   員       松 原 淳 二  議   員       竹 内 孝 代  議   員       わたなべ 泰行  議   員       長 屋 いずみ  議   員       佐々木 明 美  議   員       吉 岡 弘 子  議   員       田 中 啓 介  議   員       川田 ただひさ  議   員       伴   良 隆  議   員       小 竹 ともこ  議   員       北 村 光一郎  議   員       中 村 たけし  議   員       林   清 治  議   員       前 川 隆 史  議   員       小 口 智 久  議   員       好 井 七 海  議   員       丸 山 秀 樹  議   員       池 田 由 美  議   員       太 田 秀 子  議   員       村 上 ひとし  議   員       石 川 さわ子  議   員       飯 島 弘 之  議   員       こじま ゆ み  議   員       佐々木 みつこ  議   員       よこやま 峰子  議   員       細 川 正 人  議   員       村 上 ゆうこ  議   員       山 口 かずさ  議   員       しのだ 江里子  議   員       峯 廻 紀 昌  議   員       福 田 浩太郎  議   員       國 安 政 典  議   員       小 形 香 織  議   員       長 内 直 也  議   員       五十嵐 徳 美  議   員       こんどう 和雄  議   員       高 橋 克 朋  議   員       勝 木 勇 人  議   員       鈴 木 健 雄  議   員       三 上 洋 右  議   員       武 市 憲 一  議   員       ふじわら 広昭  議   員       大 嶋   薫  議   員       小 野 正 美  議   員       松 浦   忠  ――――――――――――――――――欠席議員(なし)  ―――――――――――――――――― 〇説明員  市   長       秋 元 克 広  副 市 長       町 田 隆 敏  副 市 長       吉 岡   亨  副 市 長       岸   光 右  総務局長        木 内 二 朗  財政局長        福 西 竜 也  保健福祉局長      木 下 淳 嗣  建設局長        小 林 安 樹  教育委員会教育長    長谷川 雅 英  教育委員会委員     石 井 知 子  ――――――――――――――――――事務局出席職員  事 務 局 長     泉   善 行  事務局次長       奥 村 俊 文
     総 務 課 長     庄 中 将 人  政策調査課長      烝 野 直 樹  議 事 課 長     川 村   満  政策調査係長      土 屋 隆 明  議事係長        佐 藤 善 宣  委員会担当係長     西 川 慎太郎  委員会担当係長     中 村   憲  書   記       吉 田 亮 太  書   記       羽 貝 拓 己  ――――――――――――――――――       開 議 午後3時30分  ―――――――――――――――――――― ○議長(山田一仁) ただいまから、本日の会議を開きます。  ―――――――――――――――――――― ○議長(山田一仁) 出席議員数は、67名です。  ―――――――――――――――――――― ○議長(山田一仁) 本日の会議録署名議員として伴 良隆議員前川隆史議員を指名します。  ―――――――――――――――――――― ○議長(山田一仁) ここで、事務局長に諸般の報告をさせます。 ◎事務局長(泉善行) 報告いたします。  本日の議事日程議案審査結果報告書は、お手元に配付いたしております。  以上でございます。  ―――――――――――――――――――― ○議長(山田一仁) これより、議事に入ります。  日程第1、議案第1号から第5号までの5件を一括議題とします。  委員長報告を求めます。  まず、財政市民委員長 中村たけし議員。  (中村たけし議員登壇) ◆中村たけし議員 財政市民委員会に付託されました議案第2号 札幌市税条例の一部を改正する条例案について、その審査結果をご報告いたします。  主な質疑として、ふるさと納税に係る個人住民税控除額について、寄附先の自治体が総務大臣による指定を受けている場合とそうでない場合とではどのぐらい違いがあるのか。ふるさと納税制度は高所得者に有利な仕組みであると考えるが、本市としてどのように認識しているのか等の質疑がありました。  討論はなく、採決を行いましたところ、議案第2号は、全会一致、可決すべきものと決定いたしました。  以上で、報告を終わります。 ○議長(山田一仁) 次に、文教委員長 松井隆文議員。  (松井隆文議員登壇) ◆松井隆文議員 文教委員会に付託されました議案第1号 令和元年度札幌一般会計補正予算(第1号)について、その審査結果をご報告いたします。  主な質疑として、学校施設耐震診断に関連して、長期にわたって簡易的な方法により基準を満たすと判断されてきたことは問題だが、なぜ国が定める方法で改めて実施しなかったのか。耐震性能が低い学校に通う児童生徒保護者に対し、不安を考慮した丁寧な説明が必要と考えるが、どのように対応したのか。避難所としても活用されることを踏まえ、未実施が判明した時点で速やかに情報提供すべきだったと考えるが、なぜ公表がおくれたのか。耐震性能不足を把握しながら情報提供を行わなかった本市の責任は重大であることから、学校関係者のみならず、地域住民への説明会も開催すべきと考えるがどうか等の質疑がありました。  討論はなく、採決を行いましたところ、議案第1号は、全会一致、可決すべきものと決定いたしました。  以上で、報告を終わります。 ○議長(山田一仁) 次に、厚生委員長 太田秀子議員。  (太田秀子議員登壇) ◆太田秀子議員 厚生委員会に付託されました議案2件について、その審査結果をご報告いたします。  最初に、議案第3号 札幌市国民健康保険条例の一部を改正する条例案についてですが、主な質疑として、国保料賦課限度額について、国の通知では自治体の実情に応じた対応が可能とされているが、世帯の負担感が年々増加する中、本市はどのような考えのもと、引き上げることとしたのか等の質疑がありました。  続いて、討論を行いましたところ、日本共産党佐々木明美委員から、否決すべきものとの立場で意見の表明がありました。  採決を行いましたところ、議案第3号は、賛成多数で可決すべきものと決定いたしました。  次に、議案第4号 札幌市介護保険条例の一部を改正する条例案についてですが、質疑として、介護保険料について、消費税増税による原資を充てて引き下げたとしても、なお高額であることから、本市として、税金を投入し、市民負担を軽減すべきと考えるが、どのように認識しているのかとの質疑がありました。  続いて、討論を行いましたところ、日本共産党佐々木明美委員から、否決すべきものとの立場で意見の表明がありました。  採決を行いましたところ、議案第4号は、賛成多数で可決すべきものと決定いたしました。  以上で、報告を終わります。 ○議長(山田一仁) 次に、建設委員長 中川賢一議員。  (中川賢一議員登壇) ◆中川賢一議員 建設委員会に付託されました議案第5号 専決処分承認の件(清田区里塚地区市街地復旧工事請負契約の締結)について、その審査結果をご報告いたします。  主な質疑として、復旧工事契約金の一部に多額の市費が充てられており、専決処分の判断には一定の重さがあると考えるが、責任の原理原則を踏まえ、公と民のあり方をどう整理したのか。このたびの工事は、総合評価落札方式による入札を採用するとともに、技術力を評価した新たな制度を建設局独自に創設したとのことだが、なぜこのような手法をとる必要があったのか。円滑かつ速やかな復旧に向け、本市初の詳細設計つき工事として発注したことについて、発災後、半年余りで契約に至ったことを大いに評価するが、どのような効果があったのか。専決処分をすべき案件ではなく、議会を招集し、審議をする日程を組むことが可能であったことから、市長が恣意的な運用を行ったと考えざるを得ないがどうか等の質疑がありました。  続いて、討論を行いましたところ、改革・松浦委員から、不承認とすべきものとの立場で意見の表明がありました。  採決を行いましたところ、議案第5号は、賛成多数で承認すべきものと決定いたしました。  以上で、報告を終わります。 ○議長(山田一仁) ただいまの各委員長報告に対し、質疑はありませんか。  (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(山田一仁) 質疑がなければ、討論に入ります。  通告がありますので、順次、発言を許します。  まず、池田由美議員。  (池田由美議員登壇) ◆池田由美議員 私は、日本共産党所属議員を代表して、ただいま議題となっています議案5件中、議案第3号、議案第4号に反対、残余の議案には賛成の立場で、討論を行います。  最初に、議案第3号 札幌市国民健康保険条例の一部を改正する条例案に反対する理由は、中間層保険料負担を減らすために、賦課限度額、いわゆる保険料上限額引き上げるものだからです。  国民健康保険料賦課限度額は、ほぼ毎年引き上げられ、このたび96万円となります。賦課限度額世帯での2017年度の国保滞納者は、172世帯にもなっています。また、中間層保険料の減額は、給与所得200万円の場合、年間270円、400万円の場合で年間700円にしかならず、負担軽減の抜本的な解決になっていないことは明らかです。  これまで、本市は、国保料市民負担が重いことを認め、引き下げるためには税金の投入しかないとの認識を示しています。全国市長会全国知事会が国に要望している公費の投入を強く求めるとともに、本市として、独自に一般財源からの繰り入れをふやし、どの世帯も払える国保料にすべきと強く求めます。  次に、議案第4号 札幌市介護保険条例の一部を改正する条例案に反対する理由は、消費税引き上げ分を原資に低所得層に係る介護保険料の軽減を行うものだからです。  2015年、消費税増税により保険料引き下げたにもかかわらず、所得80万円未満の低所得者世帯介護保険料は3万円を超え、重い負担でした。今回5,000円ほど引き下げになりますが、それでも負担は重く、さらに消費税増税による暮らしの負担が重くなることは明らかです。  消費税によらない税金の投入を国に求め、本市独自の税金の投入で所得に見合った介護保険料引き下げるべきと強く求めます。  最後に、議案第1号 一般会計補正予算についてですが、この議案には賛成いたしますが、学校の耐震基準不足の問題について、一言、申し述べます。  13校の校舎の一部や体育館で国の耐震基準を満たしていないことが判明し、あわせて、未診断や不適切な簡易診断が誤診断にもつながっています。そもそも、建築基準法の法改正時に、簡易検査ではなく、正規の診断を行っていれば防ぐことができ、昨年9月の胆振東部地震において、安全性が確保されていない白楊小学校の体育館に市民を避難させ、危険にさらすこともありませんでした。  子どもの安全・安心を第一に考えるべき教育委員会として、二度と同様のことを起こさないように十分に検証し、今後の対応に生かすべきです。  また、災害時の避難所となっている学校の耐震化は、地域住民にかかわる重要な課題です。地域説明会を開き、保護者はもちろん、地域住民への情報提供など丁寧な対応を求めます。  以上で、私の討論を終わります。 ○議長(山田一仁) 次に、松浦 忠議員。  (松浦 忠議員登壇) ◆松浦忠議員 私は、ただいま上程をされております議案5件について、まず、賛成、反対の表明をいたします。  まず、議案第1号には反対、第5号にも反対、第2号、第3号、第4号については賛成。  まず、賛成のところで、市長に議案の提出の仕方について指摘をしておきます。  まず、議案第3号なんですが、ここで、この書き方、書きぶりとしては、(1)のところで、58万円を61万円に改める、いわゆる3万円上がるということですね。これはこれでいいんです。次に、その次の行が58万円をまた61万円、こうずっと金額がいっています。そして、最後、理由のところで、一体、引き上げの総額が幾らで、引き下げの総額が幾らか、そして、何世帯が引き上げで何世帯が引き下げでないかということは、少なくともこの理由書の中に明示をされなかったら、議案書が配られた段階でわからない。  実は、説明を求めたら、求めた担当の部長、課長が来まして、何世帯が引き上げになったのか、何世帯が引き下げになったのか、わからないと言うんです。金額だけはわかったと。調べてきて教えてと言ったら、引き上げは3,500世帯で1億1,000万円、引き下げは13万8,000世帯で1億1,000万円、こういうことがわかったわけであります。  私は、少なくとも議案というのは、この条例の改正文のところ、そこはそことして、理由のところで、見た人がわかるようにつくらなきゃいかぬ、これを市長に指摘しておきたいと思います。  次に、第4号です。  第4号のこの最初のところのほうは、3万1,174円を2万5,979円になると。ここで、これは金額がこういうふうに下がったんだなというのがわかるんです。ところが、次の3のところで、3万9,834円、これは、一体、何がどう変わったのかということがわかりません。これをよくよく聞いたら、実はこの金額に来るもとの数字は、4万29円がこの金額になるんです、こういうことなんですね。  それから、次に4番で、5万225円、これは何なのと聞いたら、この二つとも調べてきて、その結果が、5万1,957円がこれになるんです、引き下げになるんですと、こういうことがわかるわけですね。  ですから、議案というのは、傍聴の人も来ているし、それから、議案はインターネットに掲示されます。そうすると、それを見た人がやっぱりわかるようにつくらなきゃいかぬ。そういう点で、今回は、賛成ですけれども、この2点について、議案のつくり方について指摘をしておきます。  そして、つくった部長、課長が全くわからぬというお粗末さ、これもまたいただけませんね。これはしっかりと、ひとつ、市長、部下職員を指導してください。  それから次に、反対について理由を申し上げます。  まず、議案第1号ですね。学校の耐震、13校ありまして、そして、このうち白楊小学校屋内運動場鉄骨構造のものが落ちていた、未実施だったと。診断の結果が0.5あったということであります。  あと、市長の提案では、西野第二小学校が、文科省の基準では0.7、それが0.22、それから、富丘小学校、これが0.23と、いずれも3分の1以下、こういうことなんですね。ところが、緊急対応以外で、手稲山口小学校、これが0.33なんです。それからさらに、みどり小学校、これも0.33なんです。0.7のちょうど3分の1なんです。少なくとも、この2校は、やっぱり緊急でやらなきゃいかぬ。0.22のもの、4分の1ぐらいのものを緊急でやって、そして、0.33、3分の1のものは緊急でやらぬという判断はどこにあるのか。聞いてもよくわからないのですね。  私は、少なくとも、0.7だとしたら、0.4を切ったら、5割を切ったら、やっぱり緊急でやらなきゃならぬでしょうと。それから、もっと言うと、これはやっぱり、きのうも、本会議で、ここで質問しましたけれども、やっぱり災害並み緊急対応で短時間でやると、この13校ぐらいは。これがやっぱり必要だと思うんですよ。  こういう点について、やっぱり、そういう大事なことにすぐ対応してやる、この体制がありません。ましてや、子どもを大事にすると言っておきながら、子どもを危険にさらす、これじゃだめです。したがって、学校の改築については、ことしの夏休みに合わせて、もう二つ、手稲山口小学校と、それからみどり小学校、これは、同じように夏休みにやるように求めておきます。  それから次に、議案第5号、里塚の去年の9月6日の地震による地盤の変位、これに対しての復旧工事であります。  先ほど、午前中に、建設委員会で、市長も出席をしていただいて、るる質疑をいたしました。私は1人会派ですから、発言は最後であります。私の前に何人かの議員が発言をいたしました。それに対して、建設局長あるいは担当部長あるいは市長の答えは、まず一つは、こういうことが出たんです。いわゆる、ここの復旧工事に対して、国の支援、国から支援してくれるよという理解を得た、こういう発言がありました。それから、二つ目は、企業の技術力を評価した、特殊工法だからと。三つ目は、地盤を改良して固めていくのに特殊薬液を使用する。それから、四つ目は不測の事態への対応、五つ目は現場常駐者の説明のわかりやすさ、これらが説明として私の前にありました。そして、いずれも、総合して全国にまれに見るこういうような地盤の変位であった、非常に難解な問題だ、こういう言葉が使われました。  私は、一つ一つ質問をいたしました。国の支援、理解を得たと言うけれども、国は、類似した災害に対して国費でどのような復旧支援、支出をしているか、これについてきちっと調査をして、国側に、少なくとも同等、あるいは、それにまさる要請をしたかと言ったら、残念ながら、それはしておりませんでした。ただ聞いただけであります、国側から。  二つ目は、企業の技術力評価特殊工法、これは、全然、特殊でも何でもないんです。ここは流動化、液状化という言葉を使っていますけれども、何かといったら、山の斜面があって、いわゆる谷になっていますから、そして、谷側は高きから低きに流れております。水も流れております。したがって、当然、地震で揺すられれば、斜面は重力によって滑り落ちます。さらに、川底のほうは、下に向かってまた土が動きます。それだけのことであります。  ここは、火山灰です。火山灰は、どこにも、道内、札幌市内にもあります。火山灰が降下して、白石にもあります。厚別にもあります。特殊なものではありません。それから、不測の事態対応ということがありました。ここで、特殊な工法だとか企業の技術力というものですけれども、別に何にも特殊な工法は必要ありません、これ。何かといったら、壁の横の斜面に一定間隔ボーリングをして、あるいは、航空写真が残っていますから、航空写真を見て、その傾斜度合いを見てボーリングをしていく。そうすると、いわゆるもともとの山、盛り土する前の山の地面とそこの地質がわかりますから、どういうふうに、いわゆる谷側に至っている壁の傾斜角度と起伏があったかということがわかります、両側とも。そして、今度は底のほうの傾斜角度もわかります。それがわかれば、あとは簡単なんです、とめ方というのは。  そして、今みたいな、例えば重機、大きな機械を持ってきて、らせん状になった穴あけ機を使って、その中心部に鉄管のついたものを入れて、そこから薬液を入れて、下に穴をあけて一定の間隔で拡散させて固めていくというやり方、これは大変金がかかります。もっと簡便な方法でいえば、一定のパイプを打ち込んで、穴をあけたやつを打ち込んで、そして、上から一定の量の薬液を入れて空気で圧力をかければ一定の範囲に拡散していくんです。やり方は何ぼでもあるんです。  先ほど、委員会の審議が終わってから、私は、担当の部長と課長に来てもらってそういう話をしたら、ああ、そうですねと、こう言うんです。そうですかなんですよ。なるほどと、こんな話なんです。  したがって、こういうことについて、我々はきちっと検証して、そして、これが本当に妥当なのかどうか。だから、少なくとも、この調査設計が終わった段階で説明を受けて、この工法でいいのかどうかということは議会できちっと審議をして、そして、議会も、我々も、これで確信を持てるよ、そのためにはこれだけのお金を支出することはいいですよ、これで初めて工事の請負契約書というのが作成されていくわけですよ。これが議員の仕事であり、また、市長の側の仕事なんです。
     それからもう一つ、きのうも話をしましたけれども、4月1日に入札の開札をいたしました。そして、2日に専決で市長が決裁をして契約をしました。きのう、ここで、私の質問に対して、市長は、議会を開く間がないから、忙しいから、だから、相談の上で専決しました、こう言いました。  きょうは、市長に委員会に出席していただいて、私は、具体的に誰が議会の誰と相談したのかと聞きました。私は、堀川議員に議会側のいろんな対応窓口をやっていただいておりましたから、堀川さんにも聞いたら、何にも聞いていないと言うんです。  それで、市長に聞いたら、いや、実は、事務方、総務局と議会事務局がやったと。だから、私は、そうですかで終わって、終わってから、今度、控室で、まず、議会事務局の、当時、今ここに座っている泉局長が次長をやっておりましたし、さらに議事課長が係長でいましたから、来ていただいて、それから、前の事務局長の出井さんにも来ていただいて、それで、この話は誰がどういうふうに聞いたのと聞いたら、議会事務局の係長レベルで、法制課の係長レベルからの話があった、こういうことなんです。そこで、法制課の係長、課長に来てもらって、あるいは、今、市長室長になっている中川前行政部長にも来ていただいて、いろいろ聞いたら、大体流れがわかってきました。  そうしたら、法制課の課長は、工事担当の課長に話をしましたというので、工事担当の課長と部長に来ていただいて流れを聞いたら、いや、実は時間的には選挙前に間に合わせることもできたんだけれどもと。議会事務局は、幾つかの案を出しております。選挙前にするとしたら、日程はここで組めます、選挙後だったらここ、一番早いのはここです、そして、今のものと3案を出しておりますと。それは、議員の側に相談したかと言ったら、していませんと。議事課長の段階で、可能性はどこにあるかと言われたから、こうやって出しましたよと、こういうことなんです。じゃ、その工事の担当の課長に、どうしてそれをちゃんとしなかったのと聞いたら、担当の課長は、いや、ちょっとそれに間に合わすのはもう事務的に忙しくてと、こういう話なんです。  まあ、こうやって私が調べていったら、この専決のあり方も、市長は部下を信頼して任せているんだろうけれども、部下のほうは今のような調子なんです。37億600万円余の請負工事金額の支出、この決裁がいかに大事なことか、決定するまでの、議会に諮らなきゃいかぬことがいかに大事かということが、どうも、話をしていたらあんまり認識がないな、これでは市長がちょっとかわいそうだなと私は思いました。  しかし、かわいそうだと言って同情していても、それでは私の身が立ちませんから、議員としての。そこで、私は、やっぱりこれはだめなんだよということを言って終わりにしたんですけれどもね。市長、物理的には、ちゃんとこれはできたんです。  そして、私が先ほど指摘したように、大方の技術的な検討が終わって積算に入る前に議会の建設委員会にきちっと説明をいただいていれば、私がきょう審議したようなことをきちっとるる指摘して、改善を求めたんです、設計内容の。そうすれば、37億円もかからなかっただろうし、もっと工期も短くて済んだ。これからでも工期は短くできると思います、私は。  きょう、委員会で求めましたけれども、先ほど、札幌市がアドバイスをいただいた、市長も話を聞いたというそれぞれの関係機関の方々の名簿を持ってきたら、電話番号が入っていないから、電話番号を入れて持ってきてということにして、間もなく来ると思いますので、私はそれぞれ電話をして確認をしていきたいというふうに思います。  こういうことが我々の仕事なんです、市長。そして、本当に、市長がきのうも議会で挨拶したように、議会と執行部側の市長とが車の両輪となって、住みやすい100年先の札幌市をつくり上げる、こういうことですけれども、私は、100年先がどんなものか見えないからわからないんですが、とりあえず、今住んでいる人が安心して、そして、より少ない税の負担で暮らせる再建策、これをつくり上げるのが市長と私ども議員の仕事なんです。私のきのうの本会議での質疑、きょうの委員会での質疑、そして、今、ここでの討論、指摘、これをみんなでやっていくことがその目的にかなっていくんです。そのためには、しっかりとした市長の側の議会に対する説明、そして同意を求めるということをやっていただく。これがなければ、成り立っていかないわけです。私は、このことを市長に強く指摘をして、求めておきます。  はっきり言うと、こういう内容では、まさに専決処分、市長が責任を持ってしたというけれども、どこに責任を持っているんですか。――――を押しているだけじゃないですか。こう、結果として言わざるを得ない。  したがって、市長ね、もう、この私の討論を聞いた以降、しっかりと両の眼をあけて、焦点を当てて物を見ていただきたい。そうでないと、こういうことがずっとされていく。1人ぐらいの副市長をいけにえにして首を切ってもだめですよ。そのことをしっかりと、みずからが腹を切らなきゃだめなんです、これは。そのことを市長はどれだけ自覚をしているのか、これを私は市長に強く求めたい。反省も求めたい。  このことを申し上げて、私は討論の結論としたい。  以上です。 ○議長(山田一仁) 以上で討論を終了し、採決に入ります。  この場合、分割して採決を行います。  まず、議案第3号、第4号の2件を一括問題とします。  議案2件を可決することに賛成の方は、ご起立願います。  (賛成者起立) ○議長(山田一仁) 起立多数です。  したがって、議案2件は、可決されました。  次に、議案第1号、第5号の2件を一括問題とします。  議案第1号については可決することに、議案第5号については承認することに賛成の方は、ご起立願います。  (賛成者起立) ○議長(山田一仁) 起立多数です。  したがって、議案第1号については可決することに、議案第5号については承認することに決定されました。 ○議長(山田一仁) 次に、議案第2号を問題とします。  議案第2号を可決することにご異議ありませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(山田一仁) 異議なしと認めます。  したがって、議案第2号は、可決されました。  ―――――――――――――――――――― ○議長(山田一仁) 次に、日程第2、議案第6号、第7号の2件を一括議題とします。  いずれも、市長の提出によるものです。  提案説明を求めます。  秋元市長。  (秋元克広市長登壇) ◎市長(秋元克広) ただいま上程をされました議案2件につきましてご説明申し上げます。  まず、議案第6号は、副市長選任に関する件であります。  札幌市副市長であります町田隆敏さん、吉岡 亨さんは、いずれも来る5月24日をもって任期満了となりますが、引き続き選任することを適当と認め、また、岸 光右さんは、後進に道を譲るため、同日をもって退職予定でありますので、その後任者といたしまして石川敏也さんを選任することを適当と認め、議会の同意を得るため、本案を提出したものであります。  石川敏也さんは、昭和56年に札幌市に採用となり、観光文化局スポーツ担当局長等を歴任した後、平成28年4月にスポーツ局長に就任し、現在に至っており、札幌市副市長として適任と考えるものであります。  町田隆敏さんは、昭和58年に札幌市に採用となり、教育長等を歴任した後、平成27年5月に札幌市副市長に就任し、現在に至っており、札幌市副市長として適任と考えるものであります。  吉岡 亨さんは、昭和55年に札幌市に採用となり、建設局長等を歴任した後、平成27年5月に札幌市副市長に就任し、現在に至っており、札幌市副市長として適任と考えるものであります。  次に、議案第7号は、監査委員選任に関する件であります。  市議会議員から選任されておりました監査委員、武市憲一氏、本郷俊史氏の両氏につきましては、去る5月1日をもって任期満了となっておりますので、その後任者といたしまして國安政典氏、三上洋右氏の両氏を選任することを適当と認め、議会の同意を得るため、本案を提出したものであります。  なお、両氏の略歴につきましては、市議会議員からの選任でありますので、省略をさせていただきます。  以上で、ただいま上程をされました各議案についての説明を終わりますが、何とぞ原案のとおりご同意くださいますようお願いを申し上げます。 ○議長(山田一仁) これより、質疑に入ります。  通告がありますので、発言を許します。  まず、小形香織議員。  (小形香織議員登壇) ◆小形香織議員 ただいま市長から提案されました議案第7号 監査委員選任の件で質問いたします。  市長は、予算や条例を議会に提案する権限を与えられていますが、その運用は、常に公正で公平、民主的でなくてはなりません。とりわけ、監査委員は、市長の指揮監督を受けずに、独立した立場で、予算を含め、市長のさまざまな行政執行について監査をする役割と責任を担う議会の重要なポストです。市長が議会に提案されるわけですから、提案する以上、その理由について十分な説明責任を果たすことが必要です。  前回、2015年の第1回臨時議会のとき、市長は、我が会派の質問に対して、議会選出の監査委員は、「会派を代表してということではなくて、それぞれのお立場で選任をされている。今回、私が提案をさせていただいたことにつきましては、これまでのご経歴、そういったことを考えさせていただく、そして、これは、議会の同意をいただくということがございますので、さまざまなご意見をいただきながら、最終的に私として判断をさせていただいたわけでございます。」と答弁されました。  今回も、前回同様、第1会派と第3会派から監査委員を選出する提案でありますけれども、その理由について伺いたいと思います。  また、議会の意見はどのように確認したのか、伺いたいと思います。 ○議長(山田一仁) 答弁を求めます。  秋元市長。 ◎市長(秋元克広) 監査委員につきましては、本市の財務に関する事務の執行並びに本市の経営に係る事業の管理を監査するという役割がございます。加えて、そういう意味では、札幌市の事務事業ということに対してよく理解をし、識見を持ち、そして、さまざまなそれまでの経歴の中での問題意識というものを有する、議会でのさまざまな活動をされている方、加えて、これは選任の同意でございますので、議会から多数の方々の同意をいただける方、これらを総合的に判断させていただき、今回、選任同意の議案を提出させていただきました。  議会のほうにつきましては、さまざまな方々のご意見を頂戴しながら、決定を私なりに判断させていただいたところでございます。  (小形香織議員「議長」と呼び、発言の許可を求む) ○議長(山田一仁) 小形香織議員。 ◆小形香織議員 再質問させていただきますけれども、市長は、今いろいろおっしゃいましたけれども、しかし、結果としては、1993年以降から20年間ずっと、第1会派、そして第3会派の所属議員を選任し続けているわけです。  この事実について、どのようにお感じになるのか、偶然だとでもおっしゃるのか、伺いたいと思います。 ○議長(山田一仁) 秋元市長。 ◎市長(秋元克広) 先ほど申し上げたとおりでありまして、会派ということ、そのことで決めているわけではございません。  以上であります。  (小形香織議員「議長」と呼び、発言の許可を求む) ○議長(山田一仁) 小形香織議員。 ◆小形香織議員 会派を代表して決めているわけではないというふうにおっしゃいましたけれども、長年にわたり、第1会派、第3会派からしか選任をしていないというのが事実であります。  つまり、今回でいえば、相乗り選挙と言われた市長選挙で、市長を応援する会派の中から選んでいるということになるのです。市長と議会という二元代表制の中で議会を構成する議員から監査委員を選任する際の姿勢が問われていると思います。  市長が提案、執行した市政運営について、みずからがしっかりチェックを受けましょうという姿勢ではなくて、選挙で応援してくれた会派議員から選ぶということで、うまく監査を通したいということのあらわれだと言わなければならないと思います。(発言する者あり)  選挙の結果、私ども日本共産党は、公明党と所属議員数が同数の10名となり、第4会派から第3会派になりました。しかし、第4会派のときも、今回の第3会派になっても、日本共産党を監査委員の選出対象から排除するというやり方は、速やかに解決をすべきだと思います。  さまざまな方からご意見を伺ったとおっしゃいましたけれども、私どもからの意見は一度も聴取されていないということもお伝えをいたしまして、発言を終わりたいと思います。 ○議長(山田一仁) 次に、松浦 忠議員。  (松浦 忠議員登壇) ◆松浦忠議員 ただいま、市長から提案をされました副市長3人同意の件、議案第6号、そして、議会から選出をする監査委員2名同意の件が出されました。  順次、質問をしてまいります。  まず、その前に議長にちょっと尋ねたいのですけどね、これは、今、議長が答える場ではないですけれども、議長に申し上げておきます。  先週、札幌市中央区にお住まいの中川洋一さんから、私に、副市長を3名から2名にすべきでないかという話があって、ぜひ請願を出したいので紹介議員になってほしいということで出しました。議会で受理されました。  私は、事務局長にも、これは、今回の副市長のこの人事案件の前に議会としてきちっと取り扱ってくれるように議長と相談してよと、こういうことを言っていたんですが、きょう、本人が、提出者の中川さんが議長に会いに来たけれども、なかなか、議長室、不在で会えなかったというふうに先ほど私に話しておりました。  極めて、議会としてまずいことであります、これは。法律で定められている請願権、これを、議会が都合の悪いことは飛ばしてしまう。いわゆる自民党と立憲民主・国民合同の会派と公明党で56名います。8割、9割近くいます。8割ちょっといますね。この人たちでこういうことが行われていく。これは、議会として法に基づくことを無視していく、こんなことで、皆さん、市民の代表たる、そこに座っている、それが座る資格なんですか。違うでしょう。きちっとやってくださいよ。  議会運営委員長、しっかりやらなきゃだめですよ。(「言っている意味がわかんない」と呼ぶ者あり)意味がわからない。あなた、ふざけているの。(発言する者あり)ふざけているの。何を言っているんだ、君は。(発言する者あり)ふざけるんじゃないよ。 ○議長(山田一仁) 松浦議員、品位ある言葉を使ってください。(発言する者あり) ◆松浦忠議員 (続)関係ないじゃないじゃないか。私も紹介議員ですよ。(発言する者あり)だから、やっているんですよ。  さて、まず、副市長の案件であります。  ここに、私に、平成29年3月10日、札幌中央郵便局の消印のある、名前のない封書が来ました。これはいつの時期かといったら、板垣前副市長を解任させるという新聞報道があった直後であります。何と書いてあるか。  松浦 忠様。  日ごろから、市政に対し、厳しい追及をされていることに敬意を表します。事実を確認していただきたいことがあり、手紙を書きました、自分も現職の市職員の身でありますことから、名前を明かさずに手紙を出すことをお許しください。  1月の月刊誌に副市長の1人が交代するとの記事があり、交代理由は前面に出過ぎるなどとありました。きっと町田副市長がやめるものとばかり思っていましたが、板垣副市長が退任するとの新聞報道に非常に驚きました。別に板垣副市長の肩を持つものではありませんが、やめるなら町田副市長のほうだと思います。その理由は、筆頭副市長と言いながら、統率力はなく、挨拶は下手で仕切りもできないし、外からの頼まれ事を持ち込んできては下におろします。何であんな人が副市長になったのでしょうか。(発言する者あり)日本ハム問題も町田副市長が引き金だといううわさです。(発言する者あり)そして、何より、昨年、大問題になった学校のアスベスト問題ですが、文科省に虚偽の報告をしたのは、町田教育長時代のことだったと思います。そして、教育委員会所管の副市長でありながら、子どもたちが冷たい給食を食べている間に休んで(11月4日)、経済人と海外に行ってゴルフなどもしたそうです。それが事実なら大問題です。そんな人が副市長のままでいいんでしょうか。そんなことを許していた秋元市長も問題です。どこが市民目線ですか。上層部がこんなことだから不祥事が続くんだと思います。ぜひ、この問題を取り上げてください。  こう来ているんです、これ。私も、率直に言って(発言する者あり)前回の、前回の副市長交代劇のときにも指摘をいたしました。(発言する者あり)  少なくとも、町田副市長は、教育長として、あの学校のボイラーの煙突のアスベストの問題の、いわゆる北海道を通じて文部科学省に上げたうその報告、その当時の責任者であります。そしてまた、その後も、副市長になっても、この教育委員会を担当しております。今回議案に出されたように、13校のいわゆる簡易耐震診断の見落とし、1校はやっていなかった、13校は数字が著しく低かった、こういうことの責任者であります。  アスベストのときに、当時、私と堀川議員で、文教委員会も、あるいはまた教育委員会、あるいは町田副市長も含めて、あるいは建築の担当部長も含めて、るる原因の解明を求めて、その結果、ようやく、私らは文科省とも道とも話して、そこで、うその報告がされたということが判明をいたしました。  去年の11月、UHBテレビで放映のあった新光小学校の先生による虐待、いじめ問題、これらも含めて、ずっと隠し通してきましたが、ついに、これも私と堀川議員でいろいろ調査もし、その結果、あの調査委員会をつくって、事実を認め、停職1カ月という、そして、4月には転校させるということに結果としてなったわけであります。  これも、全部、担当副市長は町田さんです、これ。私は、町田さんは再任すべきでない、退任させるべきだ。  さらに、吉岡副市長、日本ハム問題の担当副市長として、特にあの問題が大詰めに来たときに、清田区と豊平区の連合町内会全員が連署をして、札幌市長と日本ハム本社の社長と日本ハム球団社長に対して、あの場に残って、そして、今の研究所、農業試験場、あそこの土地を、必要な分、札幌市が取得をして日本ハムに施設整備などをしてもらう、これではどうか、これをもって市長は日本ハム本社の社長に緊急に会いに行って、会って何としてもお願いしてくれ、こう言ってきたけれども、吉岡副市長が対応して、ついに市長にも会わせなかった、その結果があれであります。  私は、そういう点では、この副市長の対応というのは、まだ13年も借金を払っていかなきゃならぬあのドームというお荷物を抱える結果になった、その責任は極めて大きいのです。誰もその責任をとってないんです、これ。(発言する者あり)  当然、これは……(発言する者あり)、これは吉岡さんが責任をとらなきゃいかぬ。(発言する者あり)したがって、吉岡さんは再任すべきでない。  石川さんについては、まだ未知の人ですから、それは、私は、まあまあ、未知の人ですからいいも悪いも評価しませんから、まあ、いいでしょうと。  そして、申し上げますけれども、いわゆる事務系2人、技術1人、そのうちの事務系の1人が、序列をつければ町田副市長が総務などを担当して上席、2席が吉岡さんで、3席が部屋の配置から言ったら岸さん、こうなっているんですが、事務系の2人の町田さんの下が2年ごとに交代している。市長は、最初にこの場で我々にあの板垣さんと町田さんと吉岡さんの承認を求めたときに、最もすぐれた3人だからと承認を求めたんです。  そうしたら、2年で、すぐれたのがすぐれていなかったと。そして、今度また、2年であなたが選んだ人がまたすぐれていなかった。大体、あなたの選んだ人が見当違いだった、これをもう証明しているんです。したがって、残そうとしている2人も今指摘したようなことですから、全部入れかえて、2人でやるべきだ、もう1人、誰かを補充して。だったら、内部がだめなら、やっぱりむしろ私は外部から1人入れてもいいんでないか、女性を。そのことを私は求めたいんです。
     さて、市長、まず、今申し上げたような理由の中で、町田副市長のその責任、吉岡副市長の日本ハム問題の責任、それから、町田副市長の教育委員会関係の、一連のアスベストから始まって今回の学校問題など含めた、あるいは先生によるいじめ問題、これらを含めた、そういう解決能力のなさ、この点について市長はどのように私に説明するのか、まず、その説明を求めたいと思います。  続いて、監査委員であります。  監査委員は、私どもは、ここで武市議員と2人いますけれども、1983年に出たころは、第1会派が自民党で議長、第2会派が社会党で副議長、そして、第3会派が公明党、そして新政クラブというのがありました、保守系の加藤 亨さんという専門学校の校長先生が代表で。  あるときに、選挙の結果、共産党が11名になりました。新政クラブは10名になりました。そうしましたら、2名、自民党から移籍をして12名にして、数字の上で1、2、3、4と、こうなった。それはそれなんです。  しかし、今回のように、明らかに共産党と公明党が同数で並んだ。そこで、私、今回は、実は各会派の幹事長に話を聞きました、どうなっているんですかと。そうしたら、共産党の小形幹事長いわく、幹事長会議で話をしたら、いやいや、全部、これは市長にお任せなんだ、こう言った。本当にお任せなのかと思って、私は、つい最近、今度は自民党の北村幹事長に聞きました。そうしたら、いや、そういうことになっています、こう言うんです。そこで、私は、それなれば、みんなで適任かどうかということでやっているんなら、これは問題だな、こんなふうに思いました。これが経過であります。  そこで、今提案している2人について、私は長いですから、皆さん、わかっています。  まず、國安さん。ここ8年間、議員として質問をして、本会議、特別委員会などで議事録の残っているものを事務局に言って8年分出していただきました。そうしたら、札幌市の予算の配分の仕方だとか、決算の配分の仕方について、具体的にこれをこうしろといったような指摘をしたのは一件もありません。何となくの雰囲気のやつが1件ありました。指摘は一件もありません。  それから、三上さん。これは三上さん本人もよくご存じだと思うんですが、平成15年、市長選挙をやり直した年です。このときに、新琴似にあるごみ埋立地の土地、持っていたやつを札幌市が民間の会社に売った、そして、買い戻しを求められた、しかし、札幌市はそれに応じていませんでした。そうしましたら、市長不在のときに、いわゆる土地開発公社、当時あった土地開発公社の社長を兼ねている副市長と、それから、市長職務代理者の副市長と、その間で土地開発公社が買うということになって、るる疑惑が指摘をされました。  私も、当時、亡くなった伊与部議員から、松浦君、こういうおかしなことがあるぞ、俺も調べているんだ、土地は新琴似だから俺のところだと。そこで、これは、当時、三上さんの名前が出てきました。それで、私どもは、堀川議員も宮本議員も一緒に会派を組んでいましたから、調べました。そうしたら、三上さんが、その土地を仲介した業者の持っているビルの中で事務所を構え、その人が後援会の幹部でありました。(「関係ないだろう」と呼ぶ者あり)そういうことで、るる、いろいろ調べていった結果、決定的な黒とはならぬけれども、関与したことは…… ○議長(山田一仁) 松浦議員。 ◆松浦忠議員 (続)濃厚だなと。こういうような…… ○議長(山田一仁) 憶測でそのような物の言い方は…… ◆松浦忠議員 (続)ことなども明らかになりました。(「何を言ってるんだ」と呼ぶ者あり)したがってですね、私は…… ○議長(山田一仁) そういう質問をしないでください。 ◆松浦忠議員 (続)それともう一つ、三上議員は、私の知る限りでは、調べた限りでは、議会で、ただの一回も、札幌市のいわゆるお金の使い方について指摘したことは一回もありません。これは議事録が示しています。  こういうことが、市長が選んだ、行政をよくわかり、なおかつ、識見を持ち合わせたという基準なのかどうか。今指摘したようなこと、こういうことが市長の選ぶ基準になっているのかどうか。一回も質問したことのない人、こういう人が―質問ということは指摘ですよ。市長のやっている、長年にわたってやっていることについて。これが監査委員を選ぶ基準になっているのかどうか。これを、まず、1点目にお尋ねしたい。  それから、前段で申し上げたように、市長にお任せだということになったから、私は、これはいかんなと思って、石川議員と相談して、これは、各会派の中で調整がつかないならば、まあ、1人会派の私と石川さんがなるのが一番中立でいいな。それじゃ……(「ふざけんな」と呼ぶ者あり)  何、藤田君。何。(「ふざけんな」「質問」と呼ぶ者あり)ふざけるな、藤田君。 ○議長(山田一仁) 松浦議員。 ◆松浦忠議員 (続)藤田君。 ○議長(山田一仁) 松浦議員、ここは本会議場です。 ◆松浦忠議員 (続)君な、人が質問をしているときに…… ○議長(山田一仁) 品位ある言葉を使ってください。 ◆松浦忠議員 (続)いいですか。ふざけるなとは何だ、君は。(発言する者あり) ○議長(山田一仁) 松浦議員。(「恫喝している」「恫喝だぞ」と呼ぶ者あり) ◆松浦忠議員 (続)恫喝でないよ。ふざけるなということはあるか、あんた、質問に対して。 ○議長(山田一仁) 松浦議員。 ◆松浦忠議員 (続)質問に対して、ふざけるなということがあるか。 ○議長(山田一仁) 松浦議員、本会議場の演壇上です。(発言する者あり)(「もう言わせないで」「いいのか、そんなことばっかり言ってて」と呼ぶ者あり)(発言する者あり) ◆松浦忠議員 (続)三上さん、言いたいのなら、手を挙げて、ここへ来て言いなさい。やろう、論戦。 ○議長(山田一仁) 松浦議員、ここは本会議場の演壇です。 ◆松浦忠議員 (続)したがって、私はですよ、そこで、二つ目、市長、私は、今までの議会の中で、少なくとも1983年以来、これ以降、私以上、市長に対する指摘によって無駄遣いをやめさせ、業務の改善をした実績はありません。それゆえに、私は、市長にぜひ監査委員に私を選任してくださいと申し入れを出しました。  そこで、この三上議員と國安議員と私と比較して、どこの点が監査委員に私が適しなかったのか、明確に説明してください。  以上を申し上げて、質問を終わります。(発言する者あり) ○議長(山田一仁) 答弁を求めます。  秋元市長。 ◎市長(秋元克広) 副市長人事についてでありますけれども、私が2期目を担っていくに当たって、市政課題、少子高齢化、こういった中で札幌がさらに発展をしていかなければいけない、その4年を取り組んでいくことに対して安定した市政運営ができる、そういう人材について私なりに熟慮をし、今回提案をさせていただいているところでございます。  監査委員につきましては、必ずしも議会の質問のやりとりだけが議員の活動ではないというふうに認識をしてございます。多くの方々は、市民の負託をいただいて、國安議員につきましては4回当選、三上議員については8回当選ということで十分な議員としての経験をお持ちということ、何より、選任の事案でございますので、議会の多くのご同意を得られる方、このことについて推薦をさせていただきました。  (松浦 忠議員「議長」と呼び、発言の許可を求む) ○議長(山田一仁) 松浦議員。 ◆松浦忠議員 一つは、市長ね、私が尋ねたいのは、じゃ、共産党なら議会が同意しないということですか。市長はどうやってそれを確かめたんですか。この点、まず明らかにしてください。これが一つ。いいですか。(発言する者あり)  私はね、議会の同意を得られる方というから、それじゃ、私なら同意が得られないというのは、市長はどうやって確認したんですか。(発言する者あり)どうやって。これを明らかにしてください。これが一つ。共産党も含めて一緒。  それから、二つ目、副市長の人事について、これだけ私がわかりやすく事実に基づいて不適任だということを説明し、そして、どこがと、具体的にですね。市長の言っているのは、ただ暑い、寒いの話だけなんです。季節感の話ですよ、季節感の。ちゃんと、人ですから、具体的に、この人はこういうことに、この4年間、顕著な実績があって、ゆえにこの人を再任したいんだ、こういうことがなきゃならぬのですよ。  石川さんにしたって、あなたが使ってみて、こういう顕著な実績があったから、ほかの職員にはないものがある、ゆえに、こうだということが説明されてわかるんですよ、初めて。  なぜ私はこういうことまで聞くかといったら、いわゆる金の使い方も、仕事の仕方も、全部、人がやることなんですよ。したがって、議員として一番大事なのは、人事の配置をきちっと見ることなんですよ、適正に配置されているかどうか。  したがって、この点について、さらにもう一回、再度説明してください。 ○議長(山田一仁) 秋元市長。 ◎市長(秋元克広) 先ほどご答弁をさせていただいたとおりであります。  加えて、議会の同意を得られる、多くの方から賛同を得られる、そういった方を選任させていただいたと。 ○議長(山田一仁) 以上で質疑を終了し、討論に入ります。  通告がありますので、発言を許します。  まず、小形香織議員。  (小形香織議員登壇) ◆小形香織議員 私は、日本共産党を代表して、ただいま市長から上程されました議案第7号 監査委員選任に関する件に反対の立場で、討論を行います。  まず、最初に申し上げますが、私ども日本共産党は、市長が提案されたお2人の議員の人物や議会活動に問題があるという理由で反対するものではありません。市長の人選の仕方に問題があるため、この議案に反対するものです。  議会には、議長、副議長、監査委員の三つのポストがあります。選挙で示された民意を最大限に反映するためには、大会派がポストを独占するのではなく、少数会派も応分の権限を持つ民主的な構成が必要です。そのためには、第1会派から議長、第2会派から副議長、第3会派と第4会派から監査委員を選出し、憲政の常道にかなったものにするべきです。  地方自治法に基づき、札幌市には4人の監査委員が置かれ、条例により、このうち、議会から2人の監査委員が選出されます。かつて、本市議会では、自民党が第1会派で、旧民社党系列の議員を含めた保守系議員による第4会派の新政クラブがあった当時、第1会派の自民党から議長、第2会派の社会党から副議長、そして、第3会派の公明党と第4会派の新政クラブからそれぞれ監査委員を選出していました。その後、新政クラブが自民クラブとなりましたが、やはり、第4会派のため、引き続き監査委員を選出していました。ここまでの監査委員の選出の仕方は、憲政の常道にかなったものであったわけです。  しかし、平成5年、1993年、自民党議員の死亡や会派の離脱などがあり、自民クラブと自民党が合体し、それが今日まで継続しているのですけれども、そのときから、第4会派は保守系会派ではなく、日本共産党市議団となりました。そして、このときから、一貫して第4会派には監査委員を渡さず、第1会派が議長と監査委員の二つのポストを独占し、日本共産党が排除されるという議会の民主的運営上で不正常な事態が続いています。市民の負託に的確に応える議会のあり方を常に追求するという札幌市議会基本条例からも、市民の良識からも、到底、許されるものではありません。速やかに解決すべきであります。  地方自治は、民主主義の学校と言われます。その議会は、当然ながら、民主主義が徹底されなければなりません。数の力による横暴を排除し、公正かつ公平な議論のもと、少数意見を尊重する住民の意見を反映した議会にしなければなりません。市民の誰から見ても公正で民主的であり、一層、信頼される議会にするため、互いに努力し、見直すべきはしっかり見直そうと、私は、この場から会派と市長に呼びかけるものでございます。どの政党や政治勢力であっても、それが市民の負託の結果によるものであるなら、市民と選挙の結果を信頼し、尊重して、監査委員にすべきであります。  今回初めて当選された新人議員の皆さん、そして先輩議員の皆さん、私ども札幌市議会議員がどこの会派に所属をしていたとしても、その一人一人が党利党略を排除し、民主主義を徹底することに真剣であることをこの議会で明らかにしようではありませんか。(発言する者あり)  改めて、大会派がポストの独占をしないこと、市長は、与党や大会派におもねることなく、全ての議員、会派と公平に向き合うことを求めるものでございます。  以上の理由で、議案第7号には反対をいたします。  以上で、私の討論を終わります。 ○議長(山田一仁) 次に、松浦 忠議員。  (松浦 忠議員登壇) ◆松浦忠議員 私は、ただいまかけられている人事案件、5人の方について、まず、石川敏也さんについては、評価するところを、副市長として適任かどうかというところの評価をするほどの仕事ぶりは見ておりませんけれども、ただ、中央市場長をやっていたときにはよくやったな、いろんなことを改善し、やったと、これは評価しております。そこで、この石川さんの選任については賛成です。  町田副市長と吉岡副市長については、先ほど話したように、これはもうやっぱり無理じゃないの。これを続けていけば、また下の統制はとれなくなっていく。  例えば、今回の里塚の一件も、あの契約の一件も、吉岡さんの所管事項ですよ。全く指示がされていない。きちっと議会の承認を得るための工程でやりなさいなんていう指示は何にもない、ずうっと担当課長まで調べていったら。誰もしていない。無責任だ。  言葉では、被害者の復旧を一日も早く、そして、まれに見る難工事、困難事態、何か難解な、ふだんみんなが使わぬ言葉を使えば、議員がよくわからぬから質問しない、こういうことかなと、こうも推測されるわけです。もっと誰にでもわかる話の仕方で説明をすることが、より階級の高い人が一般の市民にする話の仕方なんです。  そういうことからいったら、私は、全く、吉岡さんは、ずうっと局長時代、もっと言えば、丘珠空港対策の担当理事になったかな、その辺から注目して見ていたけれども、だめだね。したがって、これは再任すべきでない。  市長の話は、市役所の職員の中で、私に、ふだん、仕事の中で何げない会話の中で出てくるのは何かといったら、みんな北大の同級生、同学年前後で固まればいいんだ、俺たちには夢も希望もないから、こう言うんです、ほかの学校の人は。そして、同学年、仲間内で固まって、何となく気が合わなくなったら、はい、ご苦労さんと。  そして、選任でもない、何かいろいろ聞こえてくる話によると、岸副市長は、また、中田元副市長みたいに国際プラザの何か副理事長になっていくというような話がされておりますけど、中田さんもそうですね。やめて、あそこへ行っている。あそこにいなくても、ちゃんと機能しておるんですよ。前の板垣さん、この板垣さんも、結局は藻岩山の社長になって行った。民間の有能な人を公募でやりなさいと言ってもやらない。これが実態ですね。  したがって、市長ね、やっぱりひとり立ちして、新しくこの2期目に向かって入れかえて、人心一新して、事務系1人、技術系1人、それで、あなた自身がいろんなことをきちっと把握して判断していくということをやらなかったら、1万4,000人と1兆5,000億円、そして、それらに外郭の出資団体、関与団体などを含めた経営というのはきちっとやっていけない、これ、見ていて。大変、皆さん、民間の方々も、会社を経営している方々も心配しています、中小企業の方も。ゆえに、私は、この2人を入れかえて、そして、石川さんともう1人技術系の新しい人を入れて、2人で4年間やってみる、これが私は必要だと思います。  それゆえに、2人の再任には、こういう理由から私は反対です。  そして、重ねて申し上げます。  議長、市民から出された請願、いわゆる副市長3人に、議会として条例改正をしてほしいという、私が紹介議員です。なぜ、この審議に先立って、所管の委員会に付託して審議しないんですか。そして、これが上程される前に採決をして、その上でこれの上程を求めて審議する、これが当たり前の議会のやり方じゃないですか。このことを私は議長に強く求めておきます。そして、ぜひ、中川洋一さんが議長に会いたいと言っていますから、これが終わったら会ってあげてください。そのことを議長に求めておきます。  以上で、私がなぜ2人の副市長の再任に反対をするか、そして、2人の監査委員になぜ反対をするか、このことの理由を皆さんに説明いたしました。これをもって、私の討論とします。  ぜひ、賢明な議員の皆さん、もう一度、私の話を聞いて、ちょっと考え直すかという人が出てもいいんでないかな、こう思っているんですが、さあ、どうなりましょうか。  以上で、終わります。 ○議長(山田一仁) 以上で討論を終了し、採決に入ります。  この場合、分割して採決を行います。  まず、議案第7号のうち、三上洋右議員の監査委員選任を問題とします。  地方自治法第117条の規定により、三上洋右議員の退席を求めます。  (三上洋右議員退席) ○議長(山田一仁) 三上洋右議員の監査委員選任について同意することに賛成の方は、ご起立願います。  (賛成者起立) ○議長(山田一仁) 起立多数です。  したがって、三上洋右議員の監査委員選任は、同意されました。  ここで、三上洋右議員の入場を求めます。  (三上洋右議員入場) ○議長(山田一仁) 三上洋右議員に申し上げます。  ただいま、議案第7号のうち、三上洋右議員の監査委員選任につきましては、同意されましたので、本席から通知します。  次に、議案第7号のうち、國安政典議員の監査委員選任を問題とします。  地方自治法第117条の規定により、國安政典議員の退席を求めます。  (國安政典議員退席) ○議長(山田一仁) 國安政典議員の監査委員選任について同意することに賛成の方は、ご起立願います。  (賛成者起立) ○議長(山田一仁) 起立多数です。  したがって、國安政典議員の監査委員選任は、同意されました。  ここで、國安政典議員の入場を求めます。
     (國安政典議員入場) ○議長(山田一仁) 國安政典議員に申し上げます。  ただいま、議案第7号のうち、國安政典議員の監査委員選任につきましては、同意されましたので、本席から通知します。  次に、議案第6号のうち、石川敏也さんの副市長選任を問題とします。  石川敏也さんの副市長選任に同意することに賛成の方は、ご起立願います。  (賛成者起立) ○議長(山田一仁) 起立全員です。  したがって、議案第6号のうち、石川敏也さんの副市長選任については、同意されました。  次に、議案第6号のうち、町田隆敏さんの副市長選任を問題とします。  町田隆敏さんの副市長選任に同意することに賛成の方は、ご起立願います。  (賛成者起立) ○議長(山田一仁) 起立多数です。  したがって、議案第6号のうち、町田隆敏さんの副市長選任については、同意されました。  次に、議案第6号のうち、吉岡 亨さんの副市長選任を問題とします。  吉岡 亨さんの副市長選任に同意することに賛成の方は、ご起立願います。  (賛成者起立) ○議長(山田一仁) 起立多数です。  したがって、議案第6号のうち、吉岡 亨さんの副市長選任については、同意されました。  それでは、ただいま監査委員の選任について同意されました國安政典議員、三上洋右議員を紹介します。  まず、國安政典議員。  (國安政典議員登壇) ◆國安政典議員 ただいま、議会の多数の皆様のご同意をいただき、監査委員に選任いただきました國安政典でございます。  職責の重さを考えますと、身の引き締まる思いがいたしますが、誠心誠意、努めてまいりたいと思いますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。(拍手) ○議長(山田一仁) 次に、三上洋右議員。  (三上洋右議員登壇) ◆三上洋右議員 ただいま議会の多数の皆様のご同意をいただきまして、監査委員に選任いただきました三上洋右でございます。  誠心誠意、努めてまいりますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。ありがとうございます。(拍手)  ―――――――――――――――――――― ○議長(山田一仁) ここで、日程に追加して、決議案第1号 大都市税財政制度災害対策調査特別委員会設置の決議、決議案第2号 総合交通政策調査特別委員会設置の決議、決議案第3号 冬季オリンピックパラリンピック招致調査特別委員会設置の決議の3件を一括議題とします。  決議案第1号から第3号までの3件は、自由民主党、民主市民連合、公明党、日本共産党所属議員全員及び市民ネットワーク北海道・石川さわ子議員の提出によるものです。  これより、質疑・討論の通告がありませんので、採決に入ります。  決議案3件を可決することにご異議ありませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(山田一仁) 異議なしと認めます。  したがって、決議案3件は、可決されました。  ―――――――――――――――――――― ○議長(山田一仁) ここで、日程に追加して、ただいま設置されました大都市税財政制度・災害対策調査特別委員会、総合交通政策調査特別委員会、冬季オリンピック・パラリンピック招致調査特別委員会の委員の選任を議題とします。  本件につきましては、お手元に配付の委員名簿のとおり指名したいと思いますが、ご異議ありませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(山田一仁) 異議なしと認めます。  したがって、委員名簿のとおり、それぞれ選任されました。  ―――――――――――――――――――― ○議長(山田一仁) さらに、日程に追加して、大都市税財政制度・災害対策調査特別委員会、総合交通政策調査特別委員会、冬季オリンピック・パラリンピック招致調査特別委員会の委員長の選任を議題とします。  (飯島弘之議員「議長」と呼び、発言の許可を求む) ○議長(山田一仁) 飯島弘之議員。 ◆飯島弘之議員 ただいま議題とされております各調査特別委員会の委員長の選任につきまして、指名推選の動議を提出いたします。  大都市税財政制度・災害対策調査特別委員長に伴 良隆議員を、総合交通政策調査特別委員長に丸山秀樹議員を、冬季オリンピック・パラリンピック招致調査特別委員長に山口かずさ議員をそれぞれ選任することを求める動議であります。(「賛成」と呼ぶ者あり) ○議長(山田一仁) ただいまの飯島議会運営委員長の動議に対し、所定の賛成者がありますので、本動議を直ちに問題とし、採決を行います。  動議のとおり決定することにご異議ありませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(山田一仁) 異議なしと認めます。  したがって、大都市税財政制度・災害対策調査特別委員長に伴 良隆議員が、総合交通政策調査特別委員長に丸山秀樹議員が、冬季オリンピック・パラリンピック招致調査特別委員長に山口かずさ議員がそれぞれ選任されました。  (國安政典議員「議長」と呼び、発言の許可を求む) ○議長(山田一仁) 國安政典議員。 ◆國安政典議員 動議を提出いたします。  懲罰動議を提出するため、本臨時会の会期等を議会運営委員会で協議していただくため、本会議を暫時休憩することを求める動議であります。(「賛成」と呼ぶ者あり) ○議長(山田一仁) ただいまの國安議員の動議に対し、所定の賛成者がありますので、本動議を直ちに問題とし、採決を行います。  動議のとおり決定することにご異議ありませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(山田一仁) 異議なしと認めます。  したがって、ここで会議を暫時休憩します。  ――――――――――――――――――――       休 憩 午後5時3分       再 開 午後6時15分  ―――――――――――――――――――― ○議長(山田一仁) これより、会議を再開します。  ここで、日程に追加して、会期延長の件についてを議題とします。  (飯島弘之議員「議長」と呼び、発言の許可を求む) ○議長(山田一仁) 飯島弘之議員。 ◆飯島弘之議員 会期延長の動議を提出いたします。  本臨時会の会期を17日間延長し、5月31日までとすることを求める動議であります。(「賛成」と呼ぶ者あり) ○議長(山田一仁) ただいまの飯島弘之議会運営委員長の動議に対し、所定の賛成者がありますので、本動議を直ちに問題とし、採決を行います。  動議のとおり決定することに賛成の方は、ご起立願います。  (賛成者起立) ○議長(山田一仁) 起立多数です。  本動議は、可決されました。  したがって、本臨時会の会期を17日間延長し、5月31日までとすることに決定されました。  ―――――――――――――――――――― ○議長(山田一仁) お諮りします。  本日の会議はこれで終了し、再開日時については、議会運営委員会で協議することにしたいと思いますが、ご異議ありませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(山田一仁) 異議なしと認めます。  したがって、そのように決定いたしました。  ―――――――――――――――――――― ○議長(山田一仁) 本日は、これで散会いたします。  ――――――――――――――――――――       散 会 午後6時16分 上記会議の記録に相違ないことを証するためここに署名する。  議  長        山   田   一   仁  署名議員        伴       良   隆  署名議員        前   川   隆   史...