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平成29年(常任)経済観光委員会−04月17日-記録

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  1. 札幌市議会 2017-04-17
    平成29年(常任)経済観光委員会−04月17日-記録


    取得元: 札幌市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-04-26
    平成29年(常任)経済観光委員会−04月17日-記録平成29年(常任)経済観光委員会  札幌市議会経済観光委員会記録            平成29年4月17日(月曜日)       ────────────────────────       開 会 午後2時57分     ―――――――――――――― ○丸山秀樹 委員長  ただいまから、経済観光委員会を開会いたします。  報告事項は、特にございません。  議事に入ります前に、一言、ご挨拶させていただきます。  さきの本会議で経済観光委員会委員長に選任いただきました公明党の丸山秀樹でございます。  昨年の機構改革により、当委員会所管経済局経済観光局に、スポーツ部スポーツ局となって1年が経過したところであります。当委員会は、本市の都市としての基盤と機能、そして、市民の活力創出を担う部局を所管する極めて重要な委員会であると認識しており、委員長として大変身の引き締まる思いでございます。  甚だ経験不足ではございますが、理事者の皆様、そして委員の皆様のお力をお借りし、本市のさらなる発展に努めてまいりたいと思いますので、皆様のご指導、ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げる次第でございます。これをもちまして、私の挨拶とさせていただきます。  ことし1年、何とぞよろしくお願いいたします。(拍手)     ―――――――――――――― ○丸山秀樹 委員長  それでは、議事に入ります。  最初に、副委員長の互選についてお諮りいたします。  ご発言はございませんか。  (岩崎委員委員長」と呼び、発言の許可を求む) ◆岩崎道郎 委員  副委員長指名推選の動議を提出いたします。  副委員長には、北村光一郎委員を推薦することの動議であります。
    丸山秀樹 委員長  ただいまの動議のとおり、北村光一郎委員を副委員長とすることにご異議ございませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○丸山秀樹 委員長  異議なしと認め、副委員長には北村光一郎委員が選任されました。  それでは、北村副委員長、ご着席の上、就任のご挨拶をお願いいたします。 ○北村光一郎 副委員長  ただいま、経済観光委員会委員長に選任いただきました自民党の北村光一郎でございます。  丸山委員長とともに、各委員のしっかりとした審議のもと委員会運営に尽力してまいりたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。(拍手) ○丸山秀樹 委員長  次に、関係理事者の紹介及び所管事務概要説明聴取を議題といたします。  最初に、病院局からお願いいたします。  なお、個々にご指名はいたしませんので、順次、自己紹介をしていただいた後、引き続き、所管事務概要の説明をお願いいたします。 ◎関 病院事業管理者  経営管理室長以下は、順次、自己紹介させていただきます。  なお、理事の今泉につきましては、診療業務のため、やむなく欠席させていただいております。  (理事者自己紹介) ◎関 病院事業管理者  それでは、平成29年度の病院事業についてご説明させていただきます。  最近の病院を取り巻く環境は、急速な少子高齢化の進展による人口構造の変化や医療ニーズの多様化、団塊の世代が後期高齢者となる2025年に向けた医療提供体制の再構築など、大きな転換期を迎えております。  当院は、公立病院として、時代の要請に応えながら、救急医療、周産期医療、精神医療等政策医療を提供するとともに、33の診療科を有する総合病院として、重篤な患者に対する急性期医療を中心に、他の医療機関では対応の難しい合併症を持った患者への治療にも積極的に取り組んでまいりました。また、平成25年には地域医療支援病院の承認を受けるなど、地域の医療機関との連携のもと、地域完結型医療の構築に努めております。  それでは、病院局の事業の概要につきまして、お手元の資料により、経営管理部長の蓮実から説明させていただきます。 ◎蓮実 経営管理部長  初めに、資料の1ページをごらんください。  病院局の機構は、経営管理室市立札幌病院の二つから構成されております。経営管理室につきましては、1部3課体制で、病院の経営部門を担っております。市立札幌病院につきましては、呼吸器内科から救命救急センターまで33の診療科、臨床工学科、栄養科の2科、右に参りまして、放射線部、検査部、薬剤部、看護部、医療品質総合管理部の5部、さらに、地域連携センター及び臨床研修センターで構成されております。  続きまして、資料の2ページの職員定数についてでございます。  今年度の職員定数につきましては、上から二つ目の診療部門の一番上の医師175名、その下の歯科医師2名、一番下の看護部門の看護師693名など、全体で1,116名となっております。  続きまして、資料の3ページ目に移っていただきたいと思います。  予算の基礎となります業務量であります。  平成29年度予算では、厳しい経営状況の改善を図るため、昨年11月に立ち上げました外部コンサルを含めた院内健全化会議にて決定した取り組み事項を反映して業務量、収支を見込んでおります。  表の左下の網かけ部分をごらんください。  入院の延べ患者数につきましては、3次救急以外の救急患者受け入れ拡大に伴う増加などから、1日平均611人、年間22万2,876人の患者数を見込んでいます。また、外来の患者数につきましては、1日平均1,653人、年間40万3,354人の患者数を見込んでいます。  続きまして、4ページ目をごらんください。  平成29年度予算の総括表です。  初めに、収益的収入及び支出をご説明いたします。  中段の網かけ部分を左から右にごらんください。  収益的収入の合計は248億600万円を見込んでいます。これに対して支出は241億4,600万円を見込んでいまして、収益的収支差し引きとしては6億6,000万円の収支差し引き残高を計上する予算となっています。  次に、表の下半分の資本的収入及び支出の欄でございます。こちらも、網かけ部分を左から右にごらんください。  資本的収入の合計は23億2,600万円、これに対しまして支出は31億2,300万円で、差し引きでは7億9,700万円の収支不足となっております。  次に、資金の状況でございますが、表の右側部分収支差し引きの平成29年度予算Eの欄を中ほどから下にごらんいただきたいと思います。  平成29年度の単年度としては、下から3段目にあります4億9,500万円の資金不足を生じ、その下の前年度までの資金残であります過年度分内部留保資金2億9,100万円と合わせまして、29年度末としては、一番下になりますが、2億400万円の資金不足となる見込みです。  続きまして、5ページをごらんください。主要事業としまして、建設改良費の内訳をお示ししています。  まず、施設の整備改修費である病院整備費といたしましては、3億3,000万円を計上しています。内容としましては、法定の自動火災報知設備更新工事などを予定しております。その下の医療器械購入費等といたしましては4億4,500万円を計上しており、内容としては一般エックス線撮影装置の更新などを予定しております。 ○丸山秀樹 委員長  ただいまの説明に対しまして、質疑はございませんか。  (「なし」と呼ぶ者あり) ○丸山秀樹 委員長  なければ、質疑を終了いたします。  ここで、理事者交代のため、委員会を暫時休憩いたします。     ――――――――――――――       休 憩 午後3時8分       再 開 午後3時10分     ―――――――――――――― ○丸山秀樹 委員長  委員会を再開いたします。  次に、交通局理事者紹介及び所管事務概要の説明をお願いいたします。  なお、個々にご指名はいたしませんので、順次、自己紹介をしていただいた後、引き続き、所管事務概要の説明をお願いいたします。 ◎野崎 交通事業管理者  交通局は、かけがえのない市民の財産でございます地下鉄と路面電車を最大限に活用し、公共交通ネットワークの中核として市民の足を守り、お客様の豊かな暮らしとまちの発展を支えるという重要な役割を担ってまいりたいと考えてございます。  経済観光委員の皆様方には、これから1年間、交通局関係の事案につきましてご指導、ご鞭撻をいただきながら、適切な事業運営に努めてまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。  それでは、各部長から自己紹介をさせていただいた後、事業管理部長から、配付資料に基づきまして、交通局事業概要についてご説明を申し上げます。  (理事者自己紹介) ◎渡邉 事業管理部長  私から、札幌市の交通事業の概要につきまして、お手元にお配りした資料に基づきご説明させていただきます。  1ページの交通局の組織でございます。  まず、機構でございますが、野崎交通事業管理者以下、事業管理部長高速電車部長、そして技術担当部長の3名の部長職体制でございまして、職員定数は、平成28年度から43名減の619名となってございます。  なお、一般財団法人札幌交通事業振興公社への課長職以上の派遣職員は、部長職1名、課長職2名となっております。  続きまして、2ページの平成29年度軌道事業会計の概要をごらんください。  こちらは、路面電車業務量や予算の状況を記載してございます。  まず、(1)の業務量でございます。  輸送人員につきましては、1日平均で2万4,978人、乗車料収入につきましては、年間で15億1,800万円を見込んでおります。  次に、(2)の予算総括表でございます。  表の右側の4段目の網かけ欄のとおり、経常収支は3,100万円の赤字、最終的な年度末の資金状況につきましては、一番下の網かけ欄のとおり、約2億4,490万円の資金残となるものでございます。  なお、経常収支の概要につきましては、次の3ページにグラフでお示ししておりますので、こちらをごらんいただきたいと思います。  路面電車につきましては、人件費、経費などの経常支出経常収入で賄うことができず、経常収支は赤字となっております。特に、路面電車は、労働集約型の事業のため、支出に占める人件費の割合が高い状況にございます。  次に、(3)の主要事業でございますが、まず、車両関係といたしまして、平成29年度から平成30年度にかけて低床車両1両を単車タイプで製造するほか、200形車両2両の改良を行い、車両の延命化を図ります。停留場関係といたしましては、ロープウェイ入口、電車事業所前、山鼻19条、石山通の各停留場のかさ上げや上屋などの改良を行います。街路拡幅関連事業といたしましては、街路拡幅事業に伴い、軌道施設電気設備の移設及び改良を行います。  次に、4ページの平成29年度高速電車事業会計の概要をごらんください。  こちらは、平成29年度の地下鉄の業務量や予算の状況を記載しております。  まず、(1)の業務量でございます。  輸送人員につきましては、1日平均で61万1,000人、乗車料収入につきましては、年間で404億4,800万円を見込んでおります。  次に、(2)の予算総括表でございます。  表の右側の4段目の網かけ欄のとおり、経常収支は71億5,300万円の黒字、最終的な年度末の資金状況につきましては、一番下の網かけ欄のとおり、資金残はなしとなるものでございます。  なお、経常収支の概要につきましては、次の5ページにグラフでお示ししておりますので、こちらをごらんいただきたいと思います。  地下鉄につきましては、乗車料収入で人件費、経費などを賄うことができ、経常収支は黒字となっております。  次に、(3)の主要事業でございますが、施設・設備の老朽化が進んでいる状況から、主要な事業は施設・設備の更新や改良となっております。  まず、老朽化施設の更新といたしまして、老朽化したエスカレーターエレベーターの更新や高架駅の耐震改良工事、大通駅の空調改良、改札機の更新などを計画的に行ってまいります。  なお、改札機につきましては、平成29年度の更新により、全ての改札機でICカードが使用可能となります。  次に、新規事業といたしまして、平成29年度から30年度にかけて車椅子対応身障者トイレ温水洗浄便座を設置するほか、平成29年度中に各駅トイレ手洗い器自動止水機能がついた手洗い器に更新いたします。また、外国人観光客の利用に対応するため、平成29年度から30年度にかけて、すすきの駅、バスセンター前駅において、改札前や各出入り口付近に設置しているつり下げ電照標識を日、英、中、韓の4カ国語表記などに改良いたします。  そのほか、受託工事として、琴似駅のエレベーター新設工事、大通駅のエレベーター新設に向けた設計、南郷7丁目駅のエスカレーター新設に向けた設計のほか、一般会計からの負担金事業として札幌駅交流拠点まちづくり推進事業を実施してまいります。  以上で、簡単ではございますが、交通事業に係る概要の説明とさせていただきます。 ○丸山秀樹 委員長  ただいまの説明に対して、質疑はございませんか。  (「なし」と呼ぶ者あり) ○丸山秀樹 委員長  なければ、質疑を終了いたします。  ここで、理事者交代のため、委員会を暫時休憩いたします。     ――――――――――――――       休 憩 午後3時17分       再 開 午後3時19分     ―――――――――――――― ○丸山秀樹 委員長  委員会を再開いたします。  次に、経済観光局理事者紹介及び所管事務概要の説明をお願いいたします。  なお、個々にご指名はいたしませんので、順次、自己紹介をしていただいた後、引き続き、所管事務概要の説明をお願いいたします。 ◎小西 経済観光局長  それでは初めに、農業委員会の会長及び各部長から自己紹介をさせていただきます。  (理事者自己紹介) ◎小西 経済観光局長  経済観光局事務概要につきまして、お手元の資料に基づいて各部長からご説明申し上げます。 ◎小野 産業振興部長  それでは、経済観光局関連事務概要につきまして、資料に基づいてご説明いたします。  まず、経済観光局の機構でございます。
     1ページから4ページにかけて、産業振興部、観光・MICE推進部雇用推進部、農政部、中央卸売市場農業委員会事務局の順に記載しております。  次に、5ページからが事務分掌でございます。  5ページから7ページが経済観光局、8ページは農業委員会事務局となっております。9ページは農業委員会委員名簿、10ページが農業委員会の概要でございます。  平成29年度の経済観光局の事業につきましては、11ページから21ページになりますが、本日は、11ページのA3判横の資料、経済観光局の計画と平成29年度の主な取り組みに基づいて、事業を実施する上で指針としているビジョン等をご説明した後、今年度の主な取り組みについて各部長からご説明させていただきます。  まず初めに、経済観光局に関連するビジョン等をご説明いたします。  資料の左側をごらんください。  最初に、全市的な計画として、札幌市の最上位計画であるまちづくり戦略ビジョンでは、まちづくりの分野を七つに分け、その中の一つとして経済を位置づけ、五つの基本目標を設定しております。また、その下になりますけれども、人口減少の緩和の方向性を示したさっぽろ未来創生プランでは、基本目標の一つに安定した雇用を生み出すを設定しており、経済分野の施策がこのプランの推進に向けて大きな役割を担っております。  次に、経済観光局においては、社会経済情勢の変化に対応するため、札幌市産業振興ビジョンをことし1月に改訂いたしました。ビジョンの二つの目的、雇用の場の確保・創出、企業・就業者の収入増加を達成するため、観光、食、環境(エネルギー)、健康福祉・医療、IT・クリエイティブの五つを本市経済の成長を牽引する重点分野と定めるとともに、中小・小規模企業への支援、新たな企業の創出、人材への支援の三つの横断的戦略により産業振興を図ることとしております。  また、今回の改訂では、初めてとなりますけれども、ビジョンの目的に沿って二つの数値目標を設定しております。一つは、市内従業者数を平成33年に90万人にするものです。道外への転出超過数の改善や、全国平均よりも低位にある市内の女性や高齢者の有業率の向上などにより目標を達成したいと考えております。二つ目は、市内企業の売上高を平成33年に16兆8,500億円にするものでございます。先ほどご説明いたしました横断的戦略の効果的な実施や重点分野の積極的な振興により、年間1%の上昇を目指したいと考えております。観光の振興につきましては、観光まちづくりプランに基づき、まちの魅力を高め、国内外からの集客交流人口の確保により地域経済活性化する取り組みを図ってまいります。  なお、本プランにつきましては、観光を取り巻く環境の変化を受け、今年度見直しを行う予定となっております。  都市型農業の振興につきましては、ことし1月に策定した第2次さっぽろ都市農業ビジョンに基づき、担い手対策遊休農地の解消、地産地消の推進などの加速化を図ってまいります。  中央卸売市場につきましては、北海道の拠点市場として、食料基地である北海道のポテンシャルを最大限活用して市場の活性化を図る市場活性化ビジョン、経営の健全化を図り、持続可能な市場運営を行うとともに、時代の要請にも的確に対応することを目的に策定した市場経営改革プランを同時に実行していくことで、持続可能な強い市場づくりを推進してまいります。  続きまして、資料の右側をごらんください。  平成29年度予算の中から、各部の主な取り組みについてご説明させていただきます。事業名に二重丸がついている事業は平成29年度の新規事業、丸がついている事業はレベルアップ事業でございます。  産業振興部では、産業振興ビジョン重点分野である環境(エネルギー)の取り組みとして札幌型省エネルギービジネス創出事業を実施し、企業のエネルギーコスト削減に関する総合窓口を立ち上げ、新たなビジネスを創出する取り組みを支援してまいります。  次に、産業振興ビジョン横断的戦略として、商業の活性化を図るため、これまでの商店街支援に加え、個店活性化推進事業を実施いたします。経営改善のモデルとなる事例の創出やすぐれた取り組みをしている店舗の表彰を通し、これらの事例や取り組みを市内の事業者に広く周知することで店舗の魅力向上を図ってまいります。また、中小企業の円滑な資金調達を支援するため、中小企業金融対策資金貸付金において、重点分野への低利な融資制度である札幌みらい資金融資対象産業振興ビジョン改訂に合わせて拡充するほか、小規模事業資金小口資金などにより運転資金設備資金などの必要な資金を供給してまいります。  最後に、企業立地促進事業につきましては、人材面などの札幌の強みを生かし、本社機能IT企業、健康・医療・バイオ関連企業などの誘致に取り組むとともに、市内企業市外移転防止製造業等企業誘致を一層進めるため、工業系用地需給状況の調査を行ってまいります。 ◎知野 国際経済戦略室長  続いて、国際経済戦略室の主な取り組みについてご説明いたします。  産業振興ビジョン重点分野である食について、外需獲得商材開発支援事業として、食分野における市内企業輸出仕様商品開発を支援するほか、新たに外国人観光客向け商品開発を支援いたします。また、同じく産業振興ビジョン重点分野であります健康福祉医療分野では、医療関連産業集積促進事業として、医療に関連した新たな産業の集積に向け、関係機関によるフォーラムや研究と企業を結びつけて事業化を後押しする仕組みを構築いたします。  最後に、IT・クリエイティブ分野では、映画・音楽・IT複合イベント創出支援事業において、昨年度プレ開催した産学官連携イベントNo Mapsについて、今年度の本開催に向けた支援を実施いたします。 ◎森 観光・MICE推進部長  続きまして、観光・MICE推進部の主な取り組みにつきましてご説明いたします。  まず、1点目の観光まちづくりプランの改定でございますが、近年の外国人観光客の急増や個人旅行客の増加、物消費から事消費へのシフトなどを考慮し、現行の目標設定重点項目などの見直しを実施いたします。  2点目のMICE関連事業でございますが、MICE誘致に係る事業の実施やMICE施設整備について、具体的な施設構成、機能や整備手法などをまとめた基本計画を策定いたします。  3点目のさっぽろオータムフェスト事業につきましては、10周年を記念した市内のシェフたちとのコラボレーション企画など、北海道や札幌の食をより楽しんでいただける取り組みを進め、さらなるまちのにぎわいの創出に努めてまいります。 ◎金谷 雇用推進部長  続きまして、雇用推進部の主な取り組みについてご説明いたします。  まず、子育てママ就職支援事業につきましては、職場体験を受ける際に一時保育を利用される方々を対象に支援を強化し、体験を受けやすくすることによって再就職につなげてまいります。  次に、東京圏新卒者等UIJターン就職支援事業でございますが、東京大手町に設置いたしました相談窓口に配置しておりますカウンセラーを増員するなど、UIJターン希望者へのきめ細やかな支援を進め、市内への人材還流を促進してまいります。  続きまして、中小企業採用力人材育成力強化事業でございます。  市内中小企業へのコンサルタントなどの派遣やセミナーを開催することにより、学生の地元への就職を促進するとともに、非正規社員正規雇用化を図ってまいります。 ◎長谷川 農政部長  続きまして、農政部の主な取り組み農業委員会委員定数についてご説明いたします。  まず、産地パワーアップ事業補助金につきましては、市内農業法人から支援要望のありました野菜の栽培施設及び集出荷施設を東区丘珠町に整備するための事業経費を補助するものでございます。  次に、さっぽろ夢農業人育成支援事業につきましては、新規就農者の経営の定着を図る国の支援事業の実施や初期投資の負担を軽減するための補助事業により新規就農者の自立を支援するほか、新たな担い手を育成する研修事業などを行います。  次に、札幌市農業基盤整備事業につきましては、地産地消の推進や環境保全型農業に寄与する施設、機械などの補助、また、地域の中心的経営体に対する農業用機械等導入支援を行ってまいります。  最後に、農業委員の定数についてでございます。10ページをごらんください。  法改正によりまして、委員の選任方法が公選制及び団体推薦から市長の任命制に変更となります。改選後の6月24日より、委員定数が22名から11名となります。委員の任命は、議会の同意が必要となるため、2定議会において議案の提出を予定しております。  なお、新たに設置、委嘱予定農地利用最適化推進委員の定数は17名となります。 ◎片貝 中央卸売市場長  最後に、私から、中央卸売市場についてご説明いたします。  11ページの資料にお戻りいただいて、右下をごらんください。  中央卸売市場経営活性化プロジェクトに基づく取り組みについて、次の事業を行います。  まず、1点目の新たな経営展望の策定でございますが、活性化ビジョン経営改革プランが平成23年度にスタートしてから6年が経過し、市場を取り巻く情勢も変化していること、また、農林水産省から第10次卸売市場整備基本方針が示されたことを踏まえて、現在、見直しに着手しております。  2点目の市場施設・設備の整備でございますが、水産棟に設置している場内の殺菌を目的としたオゾン水製造器特別高圧受変電設備等の老朽化に伴う設備、機器の更新を行います。  3点目の道内連携取り組みでございますが、生鮮食品の産地である道内の市町村や卸売市場と連携し、市場に初入荷された夕張メロンなどの商材のプレスリリースや、市民向けの一般開放イベントである消費拡大フェアにおいて道内市町村PRコーナーを設置するなどの取り組みを行っております。  また、所管の事業概要の説明に関連いたしまして、先日、新聞報道がありました、場内のガスストーブの一部が稼働していない件について、経過などを説明させていただきます。  この設備は、冬期間、冷気による売り場の温度低下と床面の凍結を防止するため、市場の建てかえ時の平成15年に設置したものであります。その後、車両の低公害化と搬入、搬出の効率化が進み、排気ガスの換気と運搬作業のためにシャッターを全開しないで済む状態となりましたことから、棟内の温度の低下がおさまり、ストーブの稼働を行っていないものです。今後につきましても、売り場の使い方の見直しによるシャッターの開放、あるいは、一時的な寒波到来時のストーブの稼働が想定されることから、私ども開設者並びに場内事業者ともに引き続き必要な設備であると認識しております。  以上につきましては、先週14日に農林水産省にお伺いし、直接状況を説明したところであり、今後は、同省とよく相談の上、対応してまいります。委員の皆様には、状況に応じて改めて説明させていただきたいと考えております。 ○丸山秀樹 委員長  ただいまの説明に対して、質疑はございませんか。  (「なし」と呼ぶ者あり) ○丸山秀樹 委員長  なければ、質疑を終了いたします。  ここで、理事者交代のため、委員会を暫時休憩いたします。     ――――――――――――――       休 憩 午後3時36分       再 開 午後3時37分     ―――――――――――――― ○丸山秀樹 委員長  委員会を再開いたします。  次に、スポーツ局理事者紹介及び所管事務概要の説明をお願いいたします。  なお、個々にご指名はいたしませんので、順次、自己紹介をしていただいた後、引き続き、所管事務概要の説明をお願いいたします。 ◎石川 スポーツ局長  まず初めに、ことし2月、2017冬季アジア札幌大会、そして、引き続きまして、3月に札幌で初めての開催となりましたIPCノルディックスキーワールドカップ札幌大会の開催に当たりまして、委員の皆様には多大なるご協力をいただきましたことを、この場をお借りいたしまして厚く御礼申し上げます。ありがとうございました。  さて、私どもスポーツ局では、引き続き、冬季オリンピック・パラリンピックやさまざまな国際スポーツ大会の招致の取り組みを積極的に進めますとともに、障がいのあるなしにかかわらず、誰もが健康や生きがいを得ることができるような共生社会の実現に向けた取り組みについても進めまして、スポーツを通じたまちづくりというものを積極的に推進してまいりたいと考えております。  今年度は、スポーツ局にスポーツ施設配置活用計画などを担当する企画担当課、及び、日本スポーツマスターズ2018や、国体冬季スキー大会を担当する事業担当課をそれぞれ新設したところでございます。また、招致推進部には、ラグビーワールドカップ2019並びに東京2020オリンピック・パラリンピックを担当する国際大会推進担当課も新設したところでございまして、今後、開催が決定しております大規模なスポーツ大会の円滑な実施につなげてまいりたいと考えております。  それではまず、本日、出席しております説明員から自己紹介をさせていただきます。  (理事者自己紹介) ◎石川 スポーツ局長  それでは、お手元に配付の資料に基づきまして、スポーツ局所管事務につきまして、担当の部長から順にご説明申し上げます。 ◎手島 スポーツ部長  スポーツ部の主な事業につきまして、お手元の資料に基づきまして、新規事業及びレベルアップ事業を中心に説明させていただきます。  4ページ以降のスポーツ部の欄をごらんください。  初めに、4ページ一番上の太字のスポーツまちづくり推進費でございます。  このうち、下から3番目の日本スポーツマスターズ2018開催準備費でございます。これは、35歳以上の世代を対象に、水泳やサッカーなど13競技で実施されます日本スポーツマスターズの開催に向け、大会PRなどの準備を行うものでございます。  次に、その下のウインタースポーツ塾事業費でございますが、これは平成29年度からの新規事業でありまして、小学生を対象に、クロスカントリー、スキージャンプ、カーリングなどウインタースポーツを幅広く体験できる機会を提供し、ウインタースポーツの裾野の拡大や競技力の向上を図るものでございます。  次に、その下のウインタースポーツ施設整備支援事業費でございますが、1年を通じてウインタースポーツに親しめる環境を整えるため、民間企業などが行う通年利用可能な施設の整備に対する支援手法を検討するものでございます。  次に、1枚おめくりいただきまして、一番上の第74回国民体育大会冬季大会スキー競技会開催準備費でございます。これは、平成31年2月に開催を予定しております冬季国体の開催に向けた準備を行うものでございます。  続いて、その下のパラスポーツ普及促進事業費でございます。これは、みなみの杜高等支援学校の学校開放事業を障がい者スポーツに特化することによりまして、障がい者の競技スポーツの普及拡大や競技力向上に向けた環境整備を行うものでございます。  次に、一番下の太字の体育施設運営管理費でございます。これは、スポーツ部が所管しております体育館や温水プールなど34施設の指定管理に要する費用でございます。  次に、6ページの一番上の太字のその他体育施設運営管理費でございます。一番上の札幌ドーム保全事業費でございますが、札幌ドームの計画的な保全改修のほか、球場における選手の安全性を高めるため、よりクッション性の高いフェンスを設置するものでございます。  続きまして、ページ中段の仮称)平岸配水池テニスコート整備事業費でございます。これは、平成22年度から休止中の平岸配水池上面のテニスコートを再整備するものでございます。面数につきましては、従来の15面から大規模大会の開催が可能となります20面にふやすほか、コート表層部のレベルアップを実施いたします。  次に、中央体育館改築事業費でございます。これは、平成29年3月に改築に着工しました中央体育館の建物取引費相当額の負担金でございます。 ◎梅田 招致推進部長  招致推進部の主な事業につきましてご説明させていただきます。  6ページの中段をごらんください。  初めに、冬季オリンピック・パラリンピック招致費でございます。  冬季オリンピック・パラリンピック招致に係る予算につきましては、現時点でIOCより2026年大会の招致スケジュールが示されておらず、JOCも立候補の可否について判断をしていないことから、2026年大会の招致の有無にかかわらず、必要と考えられる予算を計上しているところでございます。  このうち、下から二つ目の冬季オリンピック・パラリンピック招致費でございますが、これは、機運醸成に係る事業を引き続き実施していくことに加えまして、小・中学生をターゲットにしたオリパラ教育の推進、さらには、平昌大会を想定した大規模国際大会の調査等に取り組むものでございます。  また、その下の施設計画調査費は、冬季オリンピック・パラリンピックの会場候補地に係る施設配置の検討、さらには、冬季版総合ナショナルトレーニングセンター誘致に関する費用でございます。  なお、札幌市が2026年大会の国内候補都市に決定した場合には、立候補ファイル作成のための新たな予算措置が必要と考えております。  次に、1枚おめくりいただきまして、7ページ一番上の太字のスポーツ・イベント誘致促進費でございます。これは、国際大会や合宿の誘致、冬季オリンピック・パラリンピック招致に向けて国際大会の実績を積み重ねるための開催支援を行うものでございます。  次に、上から3番目のラグビーワールドカップ2019大会開催準備費でございますが、開催都市分担金及び機運醸成など、札幌開催に向けた準備を行うものでございます。  次に、その下の東京2020オリンピック・パラリンピック開催準備費でございます。これは、札幌ドームでサッカー競技を予定しております東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会に向け、機運醸成等の開催準備を行うものでございます。  最後に、2017年アジア冬季競技大会事業費補助金でございます。これは、大会公式報告書や記録映像の作成、OCA総会での大会実施報告、会場使用地の原状回復のための仮設除却等、組織委員会が大会終了後に行う事業に対する補助でございます。 ○丸山秀樹 委員長  ただいまの説明に対して、質疑はございませんか。  (「なし」と呼ぶ者あり) ○丸山秀樹 委員長  なければ、質疑を終了いたします。  ここで、理事者退席のため、委員会を暫時休憩いたします。     ――――――――――――――       休 憩 午後3時46分       再 開 午後3時47分     ―――――――――――――― ○丸山秀樹 委員長  委員会を再開いたします。  最後に、委員派遣についてお諮りいたします。  本委員会に関係する本市の諸課題や取り組みについて、道外他都市の先進的な事例を調査し、今後の委員会活動の参考とするため、行政視察を実施することにご異議ございませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○丸山秀樹 委員長  異議なしと認め、行政視察を実施することといたします。
     なお、調査都市については、現在、相手先と調整を行っております。詳細につきましては、正副委員長にご一任いただきたいと思いますが、各委員には、適宜、お知らせいたしますので、よろしくお願いいたします。  以上で、委員会を閉会いたします。     ――――――――――――――       閉 会 午後3時48分...