呉市議会 2017-06-12 06月12日-01号
時代を反映、感じさせる建物があり、また、部屋には大和ミュージアムとは違った海軍時代の遺品を展示することにより、観光客の郷愁とロマンが浮かび、より一層回遊性が高まり、幸町エリアを初め呉中心部が活性化すると確信しています。徐々に市民有志の間でも保存運動が広がっているとのことですが、いかがお考えでしょうか。
時代を反映、感じさせる建物があり、また、部屋には大和ミュージアムとは違った海軍時代の遺品を展示することにより、観光客の郷愁とロマンが浮かび、より一層回遊性が高まり、幸町エリアを初め呉中心部が活性化すると確信しています。徐々に市民有志の間でも保存運動が広がっているとのことですが、いかがお考えでしょうか。
収蔵品の中には、展示していただけると思って、貴重な遺品を寄附された方もおられると思います。戦争博物館ではないので、遺書、遺品ばかり展示することはできませんが、場所を変えてでも何らかで日の目を当てることが必要であると思われます。市の考えをお尋ねします。 4番目、民間委託についてのうち、1、ごみ収集事業についてお尋ねします。
遺品や死傷、こういうのを示すのが平和博物館です。軍事の方は武器やら兵器ですよ。民間人や戦死者、これを大事にするのが平和博物館で、軍事の方は軍人、これが主です。非人道的な行為、これが平和博物館。軍事の方は勇敢な愛国的戦闘行為、自己犠牲的行為。これから見ても、大和ミュージアムは軍事博物館の色が非常に濃いんです、この尺度に照らしてみても。
しかし、彼らは、艦艇とともに海の底に深く沈んだため、何の遺品、遺骨もありません。私も全国各地の方の中で、高齢者の方から、「私の主人の第2の故郷は呉です。船とともに戦死したため、家には何もない。字だけ書いた墓があるだけです」とか「私の父親の墓参りのために呉を訪れることがあります。なぜなら、私の父が乗っていた船、沈んだ船の石碑が呉の海軍墓地にあり、これが唯一のあかしですから」といった声を聞きました。
そして、その年の、一昨年でございますが、呉市で約2カ月にわたって引き揚げられた遺品等と海底に沈んでおる「大和」の模様を展示をしたわけでございますが、若い人たちも含めて、今まで戦艦「大和」のことを全く知らなかったと、本当にこんな悲劇があったのかと、もっと知りたいという答えが随分寄せられました。
なお、昨年秋に、潜水調査で引き揚げられました遺品等を含めまして、企画展示「戦艦大和展」を開催いたしましたけれども、その際1万人を超える参観者がございまして、アンケートをいたしましたところ、多くの感想が寄せられております。10代、20代の非常に若い人たちからも、「初めて知ってよかった。
現在入船山記念館には、昭和60年に一部引き揚げられました「大和」の遺品を昭和61年11月に寄贈を受けまして、保存、展示しております。 自治体の役割といたしまして、その地域の歴史を忠実に残し保存するということが、大切なことは言うまでもございません。