広島市議会 1990-09-11 平成 2年第 3回 9月定例会−09月11日-02号
足元では,被爆者の高齢化が進み,被爆建造物が次々と姿を消し,被爆体験の風化と平和行政の形骸化が同時進行する中,平和都市広島は何をなすべきか全世界から注目をされております。 私は,日本社会党市議団を代表しまして,荒木市政4期16年,政令指定都市移行後10年を振り返りながら,当面する諸課題について,残された市長の残任期間中どう対応されるのか所見を交えながら質問を申し上げます。
足元では,被爆者の高齢化が進み,被爆建造物が次々と姿を消し,被爆体験の風化と平和行政の形骸化が同時進行する中,平和都市広島は何をなすべきか全世界から注目をされております。 私は,日本社会党市議団を代表しまして,荒木市政4期16年,政令指定都市移行後10年を振り返りながら,当面する諸課題について,残された市長の残任期間中どう対応されるのか所見を交えながら質問を申し上げます。
幾ら平和を口にしても,足元でこんな事件が起こるようでは,平和が泣きます。広島は怖いまちだという定評がようやく薄れかけたときに,一市民として残念でなりません。 山口組は系列団体の組員でヒットマンを編成したとか,2万人を超える組員数に物を言わせて波状攻撃をしかけるのが特徴であるとか,山口組の報復本格化とか,5人1組の報復隊を5隊つくったとか,新聞報道も市民の不安を助長しているようであります。
水と緑と文化のまち広島もさることながら,もっと身近な私どもの足元に目をやって,少なくとも月1回は特定の日を定めて早朝一斉清掃の日を設定していただきたい。そのイニシアチブをとってはどうかということであります。
足元のおぼつかない年寄りのことを思い,市長におかれましては,特別なお考え,また御配慮をいただきたいと思うのでございます。 取りまとめて,いろいろお願いやらあるいは御提案やら申し上げましたが,明快な市長の御答弁をお願いいたしまして,質問を終わらしていただきます。御清聴ありがとうございました。(拍手) ○議長(柳坪進君) 市長。
次に,世界に平和を訴えると同時に,足元でその平和行政をどう進めるかが大切だと私どもは一貫して重視してまいりましたが,この点で中曽根句碑問題をめぐる本市の対応に,全国から,また,海外からも強い批判の世論,高まっております。この問題は,被爆地の市政にとって絶対にあいまいにできない問題ですので,以下お尋ねをいたします。
私たちの足元で核戦争を想定したこうした準備が行われているこの事実を放置して,平和都市広島,平和日本などはあり得ないことであります。ノーモア・ヒロシマ,再び過ちを繰り返しませぬと核兵器の廃絶を訴え続けてきた広島,平和宣言を行っている広島市の市長として,こうした事態は決して放置できない重大な問題であります。 次の点で,具体的な行動をとられるよう要求をします。
このように,大局的には世界は平和と核兵器廃絶に向かいつつありますが,一方,私どもの足元を見ますと,これとは逆に,極めて危険な方向に進みつつあります。特に,政府の国連での態度は,市民の願いに逆行しています。強く抗議されることを求めます。
このことを考えますと,案外足元が盲点になっていたのではないかというように思います。 新基本計画──今実施をしております新基本計画ですけれども,その第2編「世界平和をめざすまちづくり」の第1章「平和意識の高揚」の項では,平和教育を社会教育と学校教育で行うということになっております。
まちながら,子供の大人としての人間形成を図られるようにやらなければならぬのではないかと,私はこういうような考えを持っておるわけでございまして,そういうようなことにつきましては,国際平和文化都市,それぞれ民俗を越え,国の政治体制を越えて地球上に──一つの地球上に生きておる人類が,それぞれ人間愛に基づいて,人類愛に基づいて自分の一生を全うできるような,そういう環境をつくっていく必要があろうと,そのためにはまず足元