広島市議会 2021-12-08 令和 3年第 5回12月定例会−12月08日-02号
令和2年1月の衆議院代表質問では,当時の斉藤鉄夫幹事長が,国として積極的に県と連携し,貴重な被爆遺構の全棟保存に向けた支援策を打ち出すよう強く主張いたしました。また,令和2年8月5日には,公明党山口那津男代表が,旧陸軍被服支廠を視察し,改めて全棟保存の重要性について言及いたしました。
令和2年1月の衆議院代表質問では,当時の斉藤鉄夫幹事長が,国として積極的に県と連携し,貴重な被爆遺構の全棟保存に向けた支援策を打ち出すよう強く主張いたしました。また,令和2年8月5日には,公明党山口那津男代表が,旧陸軍被服支廠を視察し,改めて全棟保存の重要性について言及いたしました。
このほか,旧中島地区被爆遺構の展示整備の取組を進めるとともに,広島大学旧理学部1号館に関する企画展を開催するなど,被爆の実相を守り,広め,伝える取組を推進しました。 最後に,新型コロナウイルス感染症への対応についてです。
また,建設予定地の中央公園広場で見つかった旧陸軍の輸送部隊の中国軍管区輜重兵補充隊施設の被爆遺構については,今後,保存・公開に向けた検討を求める市民意見を踏まえて,来年の3月の期限にこだわることなく検討されるよう求めておきます。 以上で討論を終わります。 ○山田春男 議長 以上で討論を終結いたします。 これより採決いたします。
例えば,サッカースタジアムの予定場所から被爆遺構が出土しました。この遺構をどうしていくべきかなどと考えることこそが,平和文化に通じるものがあるのではないでしょうか。この地,広島の市長は,特別な都市であり,平和について世界的リーダーとしての責任を認識すべきであると考えますが,いかがでしょうか,お答えください。 次に,コロナ感染とワクチン接種についてです。
まず,本市が国の史跡指定を目的に進めている被爆遺構の基礎調査の内容と,国の史跡指定を受けた場合の利点についてです。 本市では,被爆遺跡の国の史跡指定に向けて,昨年10月から候補となる物件の文献や古写真などの資料収集のほか,専門家の指導・助言の下,現地において物件の現状や被爆の痕跡などの調査を行ってきました。
旧陸軍被服支廠は,議会から,広島市の所有ではないが,被爆遺構として後世に残し,伝えていくべきであり,全棟保存と利活用の要望が出されており,これに対して市は,被爆建物は,被爆という歴史的な事実や原爆被害の凄惨さを今に伝える物言わぬ証人であり,失われてしまうと二度と取り戻せない貴重な財産であることから,所有者の意思を尊重しつつ,できる限り保存・継承していただくよう要請している,旧陸軍被服支廠についても,
① 「『迎える平和』の推進」については,「ヒロシマの心」を次世代に継承する若者による平和の誓いの集いや,核兵器禁止条約への市民の理解を深めるためのシンポジウムを開催するとともに,平和記念公園内にある旧中島地区被爆遺構の展示公開を行います。
また,平和記念資料館本館の再整備を完了するとともに,原爆ドーム保存事業等基金を活用して,旧中島地区被爆遺構の展示整備の取組を進めました。さらに,比治山公園「平和の丘」基本計画に基づき,エントランス広場の整備に向けた基本設計などを行いました。
続いて,被爆遺構の国史跡指定についてお伺いいたします。
(9) 次に,旧中島地区被爆遺構の展示整備についてです。 見学者に被爆遺構が示す被爆の実相をより深く理解してもらえるよう,被爆前後の町並みや遺構に関する解説パネル,映像設備などの整備に向けた実施設計を行います。
山田議長 ………………………………………………………………………………… 171 田中勝議員 ……………………………………………………………………………… 171 1 新型コロナウイルス感染症対策について (1) 医療支援について (2) 広島市所管施設における感染予防対策について 2 平和政策について (1) 核兵器禁止条約締約国会合について (2) 被爆遺構
広島県、市に関わることではございますが、3の、広島市の旧陸軍被服支廠など被爆遺構の保存と、黒い雨についての市長の見解をお願いいたします。 420 ◯市長(松本太郎) 議長。
次に,旧中島地区被爆遺構の展示整備については,今年度末の工事完了の予定でしたが,基本計画の策定が約3か月遅れの今月中旬となる見込みであり,展示公開は令和3年度にずれ込む見込みです。
広島市は,平和記念公園における旧中島地区被爆遺構の展示整備の検討を2018年から懇談会を開催し,検討してきました。これは,平和公園の敷地がかつての広島の中心的な繁華街であったこと,そして,1発の原子爆弾でそれが焼失したこと,さらに,その事実が平和公園を訪れる方々に伝わり切れていないことなどから,遺構の展示整備をしようとするものです。この展示整備はいつ頃から行われるのでしょうか。
その中,広島市においては,被爆75周年事業として,平和首長会議総会や広島大学旧理学部1号館に関する企画展の開催,旧中島地区被爆遺構の展示整備など,様々な記念事業の計画があります。とりわけ東京オリンピック・パラリンピックに合わせたヒロシマ・ナガサキ原爆・平和展の開催については,我が会派としても非常に強い関心を持っているところです。
また,旧中島地区被爆遺構の展示公開を行うとともに,広島大学旧理学部1号館に関する企画展を開催するなど,被爆の実相を守り,広め,伝える取組を推進します。 令和2年度の当初予算案は,行政経営改革推進プランに掲げた考え方の下,「選択と集中」を推し進め,広島の将来も展望しつつ,真に求められる施策について,重点的に予算配分しました。
また,我が会派は,東京都議会を通じて東京都にも協力をお願いしてきた東京都での原爆・平和展の取り組み状況と,旧中島地区被爆遺構の展示整備検討状況についてもお答えください。 次に,2020ビジョンについて質問いたします。
さらに,原爆ドーム保存事業等基金を活用して,旧中島地区被爆遺構の展示整備方針の策定などを行いました。 最後に,昨年7月の豪雨災害への対応についてです。 発災以降,避難所の設置や仮住宅の提供など,被災された皆様への応急救助を行うとともに,国や県と連携し,砂防ダムや河川,道路等の基盤施設の整備を推進するなど,被災地の復旧・復興に努めました。
本年4月に平和記念資料館本館がリニューアルオープンしたことに続き,平和記念公園レストハウスを建設当時の姿を残す形で保存・活用するとともに,旧中島地区の被爆遺構の展示に向けた整備を行い,平和記念資料館及び国立広島原爆死没者追悼平和祈念館と一体となった更なる発信力強化も推進します。
この原爆により失われたものの大きさを肌で感じていただくことのできるような被爆遺構を展示することにより,修学旅行生を初め,国内外から平和記念公園を訪れる多くの人々に,原爆被害の凄惨さや核兵器がこの世に存在してはならない兵器であることをより深く理解していただけるようになることは,大変意義深いことであると思います。