福山市議会 2012-06-21 06月21日-06号
東日本大震災で発生した膨大な災害瓦れきを速やかに処理することは,被災地の復興にとって最重要課題です。それが進まない最大の原因は,事故を起こした東京電力福島第一原発から放出された放射性物質が被災県以外にも拡散し,瓦れきに放射性物質が含まれていることにあります。放射能汚染された廃棄物の処理責任は,第一義的には東京電力と政府にあります。
東日本大震災で発生した膨大な災害瓦れきを速やかに処理することは,被災地の復興にとって最重要課題です。それが進まない最大の原因は,事故を起こした東京電力福島第一原発から放出された放射性物質が被災県以外にも拡散し,瓦れきに放射性物質が含まれていることにあります。放射能汚染された廃棄物の処理責任は,第一義的には東京電力と政府にあります。
◎滝口季彦市長 国は岩手県、宮城県の災害瓦れきを迅速かつ適正に処理するため、東日本大震災により生じた災害廃棄物の処理に関する特別措置法を制定し、本年3月16日には、総理大臣が全国の道府県、政令指定都市に広域的な協力の要請を行うとともに、4月17日には、東日本大震災により生じた災害廃棄物の広域処理を進めるための災害瓦れきの受け入れ基準、処理の方法、安全性の確認方法等を示しております。
放射能汚染された災害瓦れきの広域処分についてお伺いします。東日本大震災により,膨大な災害瓦れきが発生しました。環境省発表の5月21日付の資料によると,岩手県の推計量は525万トン,宮城県は1153万7000トンとなっており,それまで排出されてきた一般廃棄物の10倍,20倍に当たる量です。災害瓦れきは今も山積みとなっており,被災地の復興の大きな障害ともなっています。
その後、災害瓦れき受け入れに関しまして、市内外から市長への便り、電話等で約650件の意見をいただいておりますが、内容としましてはそのほとんどが受け入れに反対する意見です。
その後、災害瓦れき受け入れに関しまして、市内外から市長への便り、電話等で約650件の意見をいただいておりますが、内容としましてはそのほとんどが受け入れに反対する意見です。
この処理に当たって、国は、本年1月1日に完全施行された放射性物質汚染対処特別措置法により、放射性物質に汚染された瓦れきを処理する基準を示し、キログラム当たり8,000ベクレルを超えない災害瓦れきについては、廃棄物処理法の適用を拡大し、広域処理することができるようにしております。