広島市議会 1997-03-27 平成 9年第 1回 2月定例会−03月27日-06号
1兆円以上の資金の必要が予想される7本の大型道路建設計画にしても,そのような膨大な資金をかける事業に足を踏み出してもいいのか,環境問題にしてもその必要性の問題にしても十分な市民の合意が確認できない段階で見切りスタートしていいものでしょうか。 今日,国も地方自治体も膨大な負債を抱え,その大もとの大規模公共事業に世論の批判が高まり,国さえも見直しを進めようとしております。
1兆円以上の資金の必要が予想される7本の大型道路建設計画にしても,そのような膨大な資金をかける事業に足を踏み出してもいいのか,環境問題にしてもその必要性の問題にしても十分な市民の合意が確認できない段階で見切りスタートしていいものでしょうか。 今日,国も地方自治体も膨大な負債を抱え,その大もとの大規模公共事業に世論の批判が高まり,国さえも見直しを進めようとしております。
しかし,このような大型道路をつくるときに絶対に必要なのは,まず市民の合意,特に最も影響を受ける沿線住民の合意,二つは新たな公害による住環境の破壊をもたらさないこと,これらが必要であります。ところで,2号線高架延伸への国,県,市の対応は余りにも問題が多過ぎます。 第1は,沿線住民の納得と合意がほとんど得られていません。