広島市議会 2020-12-15 令和 2年第 8回12月定例会−12月15日-05号
前回も申し上げましたが,当時の安芸太田町長を筆頭に,8名の地方政治家が既に辞職されています。その中の一人,北広島町前議長だった宮本裕之さんは,政治的,道義的責任を取り,町民に対してけじめをつけたと語られたそうです。辞職された元議員は,辞めていくのは田舎の議員ばかり,何で河井夫妻や県議,広島市議は辞めんのか,正直者がばかを見とると言われたそうです。
前回も申し上げましたが,当時の安芸太田町長を筆頭に,8名の地方政治家が既に辞職されています。その中の一人,北広島町前議長だった宮本裕之さんは,政治的,道義的責任を取り,町民に対してけじめをつけたと語られたそうです。辞職された元議員は,辞めていくのは田舎の議員ばかり,何で河井夫妻や県議,広島市議は辞めんのか,正直者がばかを見とると言われたそうです。
私は,地方政治家の基本というのは,政党の下請的発想ではなく,常に市民の声の代弁者として,一人一人が情熱と信念を持って,付和雷同することなく,常に改革への志を持って,市民の幸せと郷土の発展を物差しとして対処することが必要であろうと思うわけであります。
私は,地方政治家の基本というのは,政党の下請的発想ではなく,市民の代表者として,一人一人が情熱と信念を持って,付和雷同することなく,常に改革への志を持って,市民への幸せを物差しにして対処することが必要であろうと思うのであります。 そういう意味では,地方分権がこれからさらにさらに進めば,ローカルパーティーという時代が来るようにも思うわけであります。
また、法案反対の意見書を多くの自治体、議会が採択したり、強い疑念を表明したりする各首長がふえている状況は、地方分権推進の立場に立つ地方政治家からすれば、ある意味で当然であると私は考えます。
また,この地方分権を進めることに,私たち地方政治家もですね,自分のこととして積極的に参加し,個性あるまちづくりや暮らしやすく潤いのある都市づくりを進めるため,地方分権に関しての研究を始める必要があろうかと思うんです。先生方は始めておいでになると思いますが,この平成9年は,実はですね,昭和22年第1回の戦後初めての市会議員選挙が行われ50年目の節目に当たる。
立石先輩は,不運にも衆議院選挙に敗れ,次いで市長選挙にカムバックならず,その上50代で病魔に侵され,再起の望みもなく,そのまま不幸にして悲劇の地方政治家として,多くの市民に惜しまれながら帰らぬ人となったのであります。目の当たりに政治家の運命の悲しさをひとしお感じるきょうこのごろでございます。 藤井正男市長には,かねて私淑しておりました。御縁があって,三吉町の宅をたびたび訪ねてまいりました。