福山市議会 2020-02-27 02月27日-04号
1992年平成4年,世界は,大気中の温室効果ガスの濃度を安定化させることを究極の目標とする気候変動に関する国際連合枠組条約を採択し,気候変動対策に世界全体で取り組んでいくことに合意しました。 日本は,平成28年,地球温暖化対策計画を閣議決定し,温室効果ガスの削減目標を,令和12年度に平成25年度比で26%減,令和32年度までに80%減とする目標を示しました。
1992年平成4年,世界は,大気中の温室効果ガスの濃度を安定化させることを究極の目標とする気候変動に関する国際連合枠組条約を採択し,気候変動対策に世界全体で取り組んでいくことに合意しました。 日本は,平成28年,地球温暖化対策計画を閣議決定し,温室効果ガスの削減目標を,令和12年度に平成25年度比で26%減,令和32年度までに80%減とする目標を示しました。
気候変動に関する国際連合枠組条約締結国会議,COPなどで,すべての国の参加と,来年のCOP15までに国際交渉が本格化し,次期取り組みがまとめられる予定です。今後は,経済社会全体での低炭素化に向けた取り組みが加速化することが予測されます。
こうした中,平成9年(1997年)京都で開催されました気象変動に関する国際連合枠組条約第3回締結会議・地球温暖化防止京都会議では,二酸化炭素の吸収源として森林・樹木の役割が改めて認識されました。樹木は,成長する過程において二酸化炭素の吸収固定増を意味しています。また,伐採されても建築構造材,内装材等木材として利用され続ける間は二酸化炭素を固定し続けています。
地球温暖化防止京都会議では,この問題を解決いたしますために,気候変動に関する国際連合枠組条約を締結をいたしました国のうち,152カ国と,その他七つの国と地域が集まり,温室効果ガスの削減目標や,それを達成するための具体的な取り組みについて新たに法的拘束力を持つ国際的な約束を採択するものでございます。