廿日市市議会 2017-06-15 平成29年第2回定例会(第3日目) 本文 開催日:2017年06月15日
区域運行であるデマンド交通の導入によりまして、交通空白地区の解消に一定の効果があったと考えておりますが、これまでマイカーや幹線でのバス利用で移動を賄えていた地域において、住民の高齢化に伴い、新たな公共交通のニーズが生じていることは認識をいたしております。
区域運行であるデマンド交通の導入によりまして、交通空白地区の解消に一定の効果があったと考えておりますが、これまでマイカーや幹線でのバス利用で移動を賄えていた地域において、住民の高齢化に伴い、新たな公共交通のニーズが生じていることは認識をいたしております。
各地域とも公共交通の人口カバー率は90%を超えてはおりますけれども、バス路線から遠く、カバーし切れない交通空白地区が存在するほか、勾配のある住宅団地の住民の高齢化により、既存の公共交通が使いづらくなった地区が生じていることも課題であると認識をいたしております。
金沢市など他都市の条例を見ますと、その内容は基本理念や各関係主体の責務のほか、交通ネットワークの強化や交通空白地区への対応など、地域公共交通網形成計画において定める事項に含まれているものであり、具体的な取り組みは、別に策定された計画に委ねられております。
導入に当たっての目的は、住民の移動に係る利便性向上、交通空白地区の段階的解消のほか、交通渋滞の緩和、交通事故防止、環境保全を図ることといたしておりまして、こちらも基本的な考え方は現在に引き継いでおります。
いずれにしても、廿日市市生活交通再編計画におきまして、対応が必要な交通空白地区というふうにしておりまして、何らかの対策を講ずべき必要がある地区というふうに認識をしております。 以上です。
市が運行する廿日市さくらバス、おおのハートバスは、民間路線バスが運行していない交通空白地区の運行や民間路線バス撤退後の代替運行をしており、多くの方に利用していただいていることから、一定の成果を上げているものと考えております。
廿日市さくらバスは、平成12年に民間路線バスが運行していない交通空白地区や公共施設などを結ぶ福祉的な役割を持った生活交通として運行開始した広島県内でははじめてのコミュニティバスでございます。
特に、廿日市地域のさくらバスは、民間路線バスの運行されていない交通空白地区を循環するルートを運行し、交通手段を持たない市民の利便性向上につながっていると考えております。 ご質問の都市部における団地内のデマンド方式の乗合タクシーにつきましては、さくらバスと同様に、交通空白地区をカバーするための有効な方策であり、住民自らが運行している交通手段としては、全国の他都市では多くの事例がございます。
このことから市が運行する廿日市さくらバスは、大型の路線バスでは走れない団地内の道路を走ることなど、交通空白地区の解消を目的としてルート設定をしております。
市といたしましては、免許を持たない若年層や高齢者の生活交通を確保するため、民間路線バスの撤退した地区など、交通空白地区の特性に応じたバス路線を開設し、公共交通の確保を行なっております。
その後、平成19年8月1日から、交通空白地区の段階的解消と、それまで寄せられたご意見、ご要望を参考といたしまして、ルート、ダイヤの改正を行なったところでございます。
ハートバスの運行につきましても、その中で議論し、運行当初に掲げていた交通空白地区の段階的解消と委員会の開催までに寄せられましたご意見やご要望を参考に、平成19年8月1日にルート、ダイヤの改正を行なったところでございます。
ことしの8月に改正した主な理由は、交通空白地区の解消を図ることとし、これまで寄せられたご意見、ご要望を参考にルート、ダイヤを定めたものでございます。この8月改正に関するこれまでに寄せられたご意見、ご要望は、本庁、支所を含めて46件で、複数の要望もあるので、延べ60項目をいただいております。