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  1. 神石高原町議会 2021-06-16
    06月16日-02号


    取得元: 神石高原町議会公式サイト
    最終取得日: 2021-09-01
    令和 3年第 4回 6月定例会       令和3年第4回神石高原町議会定例議会会議録(第2号)1. 招集年月日 令和3年6月16日1. 招集の場所 神石高原町議会議場1. 開   議 6月16日 午前10時00分宣告(第2日)1. 応招 議員  1番 柏 床 由 夫         2番 小 川 善 久          3番 林   憲 志         4番 横 山 素 子          5番 久保田 龍 泉         6番 小 川 清 治          7番 木野山 孝 志         8番 藤 田 晃 己          9番 寄 定 秀 幸        10番 橋 本 輝 久1. 不応招議員  な   し1. 出席 議員  応招議員に同じ1. 欠席 議員  な   し1. 地方自治法第121条第1項の規定により説明のため出席した者の職氏名   町長      入 江 嘉 則     副町長     森 重 純 也   教育長     馬屋原 健 治     会計管理者   瀬 尾 明 彦   総務課長    瀬 尾 浩 康     政策企画課長  池 田 孝 介   未来創造課長  岡 崎   謙     住民課長    内 藤 佳 治   保健福祉課長  松 井 和 寛     子育て応援課長 赤 木 まゆみ   環境衛生課長  森 山 郁 夫     産業課長    豊 田 達 哉   建設課長    高 石 徹 朗     教育課長    矢 川 利 幸1. 本会議に職務のため出席した者の職氏名   事務局長    砂 田 香代子     書記      国 重 修 示1. 議事日程   内容は別紙日程書のとおり            午前10時00分 開議 ○議長(橋本) 皆さん,おはようございます。 ただいまの出席議員は10名であります。定足数に達しておりますので,これより令和3年第4回神石高原町議会定例会を再開します。(説明員を報告) 直ちに本日の会議を開きます。 本日の議事日程は,お手元に配付したとおりであります。            ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(橋本) 日程第1,昨日に引き続き一般質問を行います。 ◆1番(柏床) 皆さん,おはようございます。 議長から発言の許可をいただきましたので,一般質問をさせていただきます。 初めに,コロナ禍の中,感染拡大防止に従事される医療機関の皆様,そして感染拡大防止に取り組まれている行政職員,その他の皆様に大変敬意と感謝を申し上げたいというふうに思います。 私からは,今回3点の一般質問をさせていただきますので,よろしくお願いします。 まず初めに,支所機能についてお伺いをいたします。 3月の一般質問で,同僚議員支所機能について変更はないかと質問があって,町長の答弁は変更ないという答弁がありました。それで,私の住んでいる油木支所ですが,4月から職員が5名から3名体制へと,そして会計年度任用職員さんが2名体制となって5名体制ということで,1名の減員となっている状況でございまして,支所機能の変更がなければ職員の負担が増加すると思われます。現場対応も難しく,住民サービスの低下が懸念されます。支所機能の変更なしに減員になった経過を住民の皆様は何で減ったんかなということをお伺いしておりますので,そこの経過説明をよろしくお願いしたいというふうに思います。 ◎町長(入江) おはようございます。本日も一般質問,どうぞよろしくお願いをいたします。 柏床議員のご質問に答弁申し上げます。 支所機能についてでございます。 各支所5名体制となった経緯ですけれども,油木支所職員配置でございますが,本年度正規職員を5名から3名に,会計年度任用職員を1名から2名とし,5名の体制としました。神石支所豊松支所につきましては,既に2年前から再任用職員会計年度任用職員を含め,5名体制で業務を執行しているところです。限られた財源と職員数の中で,山積する地域的課題を解決し,多様化,複雑化する住民ニーズに対処するためには本庁機能を強化し,機動性のある組織体制が求められています。本庁はもとより,各支所とも人的余裕はございませんが,支所長を中心に職員一丸となり業務を進めているところでございます。 支所機能の見直しにつきましては,現在内部でアイデアを出しながら検討を進めており,早期に方向性を出したいと考えております。 以上です。 ◆1番(柏床) ありがとうございます。 事務分掌も見させていただきまして,会計年度任用職員さんも普通の職員と同じように責任を持って仕事をされるような状況になってます。これについて,会計年度任用職員さんと普通の職員さんの責任度合いは,これからいうと同等になろうと思うんですが,そこらの見解をお伺いしたいというふうに思います。 ◎総務課長(瀬尾) おはようございます。 会計年度任用職員の職務内容についてでございます。 今回,ご指摘をいただいてる油木支所につきましてですが,会計年度任用職員は2人にしております。そのうち1人がフルタイム会計年度任用職員,これはこの間行政経験が8年以上ある業務に携わっておられる専門的,また知識がかなり高い方を雇用してるところです。勤務時間もフルタイムにしておりまして,役場で言うと2級相当の業務を専門で当たっていただくことができることとしております。 その一方で,もう一人の1級の職員につきましては,パートタイム任用職員ということで,定型的,補助的な業務に携わっていただくこととしております。業務内容は,基本的には窓口対応が非常に多くございます。また,各種証明書の交付等が中心の業務でございますので,いずれの職員もそういった業務に責任を持って当たっていただいてるところでございます。 ◆1番(柏床) ありがとうございました。 やはり,人が減って取扱業務が減ってませんから,責任度合いが支所長含めて重くなりますので,精神的な負担も多くなると思いますので,職員の健康管理を含めて支所で今までどおり高齢の方も来られて手続が済むように,できるだけの住民サービスはお願いして,この項目についてはもうこれで終わらせていただきます。 次に,2番目に新型コロナウイルス対策事業についてです。 新型コロナウイルス感染症対策予算事業継続,雇用維持,地域経済対策事業について,農業者,そして農業法人支援制度が今のとこありません。他県や江田島市では地方創生臨時交付金を活用して支援制度を実施しておりますが,本町の何らかの支援の取組を考えるべきではないかと考えますが,お伺いをいたします。 ◎町長(入江) 新型コロナウイルス感染対策の事業ですけれども,農業者,農業法人への支援対策についてのご質問です。 農業経営に関しての影響につきましては,売上げが大幅に減少している商工業や観光業等に比べると,限定的ではないかと考えております。まずは,そういった経営に大きな影響を受けている企業や個人経営体への支援を最優先に取り組んできたところでございます。地方創生臨時交付金を活用した農業支援の一つとして,本年2月に農林水産省経営局長より,広島県知事に対して県内市町への臨時交付金を活用した収入保険保険料補助加入促進の働きかけの要請が出されたところであり,本年度において県内複数の市町において検討されているように伺っております。町としては,引き続き農業法人等への影響や経営状況について情報収集に努めるとともに,他市町の取組も注視しながら,必要な支援策を検討していきたいと考えております。 なお,町の予算や事務は通りませんけれども,影響を受けた法人等については国の持続化給付金経営継続補助金,高収益作物次期作支援交付金などの支援制度がございます。また,町の支援として雇用継続支援金等の制度によって,既に町のほうも財政支援を行っているところでございます。 以上です。 ◆1番(柏床) ありがとうございます。 私もちょっとお聞きしたりして,農業をなりわいとしてやっとられて,青色申告を原則で収入保険補助対象ということで取り組まれているようです。今,該当されてる法人が10件と個人が11件,収入保険を掛けられているようで,できる限りの支援は町としてもするべきではないかと思いますが,そこらはいかがでしょうか。 ◎産業課長(豊田) 収入保険に関するご質問でございます。 先ほど議員おっしゃられるように,町内のほうで個人11経営体,法人10経営体ということで,共済のほうから資料をいただいておりますが,全国的に見ますし,やはりコロナの影響が大きくて,収入保険によって経営のほうがかなり安定をされたというような情報も確認はしておりますが,町内の法人のほうでコロナの影響でどれだけ収入保険のほうで救われてるかというところは正確にはちょっとまだ把握はできておりません。 今後の対応なんでございますけれども,保険の加入につきましてはいろいろな機会,会議等において,加入促進のほうは担当課のほうとしましてもしっかり推進をしていきたいというふうに考えておりますし,交付金を用いての支援につきましては,もう少し他の市町の状況等も確認をさせてもらいながら,法人,担い手の方の意見も伺った中で判断をさせていただきたいというふうに思いますので,いましばらくお時間と検討の時間をいただきたいというふうに思っております。 ◆1番(柏床) ぜひ,ご検討のほうをよろしくお願いして,2番目の質問は終わらせていただきます。 次に,3番目の質問をさせていただきます。 昨日から同僚議員も質問されておりますが,スーパーシティ構想でございます。 4月13日に全員協議会で短い時間で概略だけを聞いて,15日の日に国に申請ということで,5月4日に中国新聞に発表されておりますけど,なかなか構想なので,この構想の論議をするのがどうかと思いますが,昨日も町民の方から何の論議をしょうるんやということで伺われたので,こうこうこうですよということでお話をさせていただきました。壮大な構想なので,11項目もありますが,5点についてお伺いしたいというふうに思います。 1番目として,国の採択を受けた場合,今後の構想の取組年数は何年間で取り組まれるのかと。そして,構想全体の事業費は幾らぐらいかかるのだろうかということと,2番目にスーパーシティ構想が国に採択されない場合の今後の考え方と方向性はということでお伺いします。 そして,具体的に新聞なんかに出ましたけど,構想の1項目の神石高原テレコムの内容はと,こういうのが結局住民の方がどういうことなんかというのが分からんのんです。そこらを簡単に分かるような説明をしていただければ助かります。 そして,3項目めの顔認証端末の配布ということで,スマートフォンの全町民へ配布するとありますが,内容的にはどういうものなのか。 そして,私はこれが一番要なんかなと思っていましたけど,11のデータセンターの取扱い,この内容について,以上5点をお伺いしたいというふうに思います。よろしくお願いします。 ◎町長(入江) スーパーシティ構想についてのご質問です。 国の採択を受けた場合,何年間で取り組むのかというご質問ですけれども,今回の構想提案では2025年度までの5年間のスケジュールで申請をしているところです。あくまでも構想でございますので,全体事業費というものは未定でございます。 2番目の採択されない場合の考え方,方向ですけれども,採択される,されないにかかわらず,必要判断する事業は今後国や県及び提案いただいた企業とも協議をしながら,事業規模や財源など詳細をこれから検討してまいりたいと考えております。 3番目の神石高原テレコムの内容ですけれども,あくまで構想ですけれども,神石高原テレコム神石高原町,自治体が通信事業者となった上で住民の皆さんへ格安で電波,携帯,スマートフォンとかが利用できるサービスを行うという構想でございます。今,格安通信事業者とかありますけれども,それよりもさらに安く提供できるという構想を今考えております。今回のスーパーシティ構想の基盤でもあり,あらゆるサービスをこの情報基盤,こういったデジタル活用の環境の上で展開するというものでございます。 4番目の顔認証端末の配布,スマートフォンの全町民配布の内容ですけれども,現時点で想定しております顔認証端末顔認証端末というのはスマホで顔に当てるとログインできるというか,使えるようになるというものですけれども,その配布ですけれども,高齢者に対する遠隔での見守りや緊急時における本人識別,タクシー利用時の本人確認等に利用が可能だと考えております。顔認証端末を希望される方,住民が希望される方全員持っていただくことで用途は無限に広がるというふうに考えております。通信料などは,先ほど申し上げましたけども,格安ということですけれども,詳細は今後の検討としてまいります。 5番目のデータセンターですけれども,今回のスーパーシティ構想の中で想定しているあらゆるデータを一元的に管理するためにデータセンターを設置するというアイデアですけれども,町のデータだけをそこに集めると,そのためのデータセンターということでもありません。 以上です。 ◆1番(柏床) ありがとうございます。 108ページにわたる膨大な計画書を見させていただきましたけど,2025年で早いものについては今年度から採択されたら取り組むようになってます。全体事業費が概算が分からないというのも,私はいかがなものを申請されたのかなあと答弁書を見て疑問に思いました。どうやら,項目によっては何か概算事業費があるようですが,そこらは出てないということで受け止めていいんですか。それとも,ある程度は全体の構想の事業費が分かりますか,どうですか。 ◎未来創造課長(岡崎) おはようございます。 柏床議員のご質問ですけれども,このスーパーシティ構想の全体の事業費です。これは,議員指摘をいただいておるとおりでありまして,町長が申し上げましたけれども,あくまでも2030年を見越した未来都市を創るための計画でありますので,いわゆる構想です。ですから,スーパーシティ構想が認定になった段階で一つ一つの事業を積み上げていくという作業に入りますので,今の段階ではあくまでも構想ということでご理解を賜れたらと思います。 ◎町長(入江) 事業費につきましては,例えば先ほど申し上げました神石高原テレコムも,携帯を配布する規模,何人に配布するかとか,どういったアプリケーションをそれに乗せていくかということで事業費がもう大きく変わってきます。例えばデータセンターでも,町内のデータだけを集めてするのか,本当に小規模なものにするのか,先ほど言いましたように,大きなIT企業と組んで大きなものを整備をするのかということで,全然事業費自体が規模によって変わってきます。ですから,そこは実証の段階で,課長が申し上げましたように,これから具体を詰めていきますから,それによって事業費がもう大きく変わってきますので,今回未定というふうに申し上げております。 ◆1番(柏床) ありがとうございます。 構想ですから,また具体な説明は議会のほうや町民のほうにあるんでしょうけど,いかにも大きな構想で,採択されなかった場合は昨日同僚議員の質問がありましたから,必要な事項から取り組んでいきたいということなんですが,ここで21年からこの行程表,全スケジュールを見ると,テレコムなんかは採択されると,本年度から実証になってますよね。これって,やっぱり予算が伴っていくもんだろうと思うんですけど,今度具体的な採択されてからの大まかな今年の計画という,概略の計画とか,説明とかというのがある程度構想的に今月末に採択が決まったら,9月に詳細な説明をするとか,町民に説明するとか,そんなイメージはある程度ありますか。 ◎未来創造課長(岡崎) 今,スケジュールのことでありますけれども,スーパーシティ構想の採択が非常に不透明というか,当初は6月の中旬には決まるという話でありましたけれども,6月18日に再度また資料の提供を求められておるという状況がありますので,これが7月のうちに採択になるのか,8月のうちに採択になるのか,ちょっと不透明な状況ではあります。ただ,昨日も他の議員さんに申し上げましたけれども,スーパーシティ構想については住民の方々にも説明の機会を持たせていただくということで計画をいたしておりますので,そういった住民の皆様に少しずつではありますけれども,情報を提供していきたいというふうに考えております。 さらに,テレコムの話が昨日の話でも,採択にならなかった場合でもテレコムという事業については前向きに進めてまいりたいというふうに町長が申し上げましたので,それについては別途,これは水面下の状況ではありますけれども,規模であったり,内容については精査を今しておるところでありますので,その精査ができた段階では議員の皆様方にも説明をしっかりさせていただくということでご理解を賜ればと思います。 ◆1番(柏床) 次のテレコムの説明はあったんですが,住民の方はテレコムというて聞いても分からんと思うんです。具体的に言えば,今の楽天モバイルとか,UQモバイルとか,そういうふうな格安の通信会社を独自でするのか,そういう説明をいただきたいなと。そうせんと,聞かれてる住民の方は分からないので,何のこっちゃと昨日もいろいろ話を聞きましたので,ひとつそこらは分かりやすいような説明を,テレコムはどういうふうなんかというのを説明いただければ大変助かります。 ◎未来創造課長(岡崎) 神石高原テレコムの話でありますけれども,この事業につきましては,神石高原町の町域が携帯電話の電波がどこでも出るという状況にはないというところから始まっておりまして,既存のドコモさんであったり,auさんであったり,ソフトバンクさんの電波が町内どこでも感知できるかというと,感知ができないというところがあります。そういったところで言うと,携帯電話という通信環境が今からはインフラの一つであるというふうに我々考えておりまして,携帯電話,いわゆる電話がどこの場所でも出ることができるんよということを目指しておる,まずそれを基盤にしております。ドコモであったり,それからソフトバンクさんが提供されておる電話,スマートフォンとか携帯電話サービス神石高原町が自ら始めることによって,携帯電話の不感知地帯がないような状況をつくってまいりたいと。併せて,現在例えば5千円であったり,6千円であったりする携帯電話料が少しでも安く提供できることがないかということを追求してまいりたいということで,この神石高原テレコムスーパーシティの事業の中の基盤として捉えておるということでご理解を賜ればと思います。
    ◆1番(柏床) ますます聞いて分からなくなりました。大手キャリアさんが3キャリアありますよね。それって,私も行政職員をしていましたから,不感地帯をここが出ないというと,小規模なアンテナを立てていただけるんですけど,これを論議しても,結局高齢の方は多分分からんと思うんですが,具体を言えば格安スマホ会社みたいなのを自分の町でつくるということですか。 ◎副町長(森重) 大変説明が難しいわけですが,今回計画しているものは既存の携帯会社が使ってる電波を格安で購入をして,その電波を皆さんに提供するというような形で進めていくことを考えておりますので,新たにアンテナを立てるとかということではございませんし,そういった形では皆さんにも安く買って安く提供して,それを有効に活用してもらう。また,先ほどありましたように,電波の届きにくいとこについては,今回法改正が可能であれば今発してる電波の強さを山間地ですから,それほどいろんな機器に影響がないということで,強くして発信することによって,幅広くエリアをカバーできるというようなことを今考えております。といったことで,具体的にはパンフレットのようなものを作成しながら,分かりやすい提供を我々していきたいと思います。ですから,今のお持ちのスマートフォンでもSIMカードというものが入ってますが,それを入れ替えると神石高原テレコムの携帯として活用できるというようなことにもなっておりますので,そういったところを丁寧に説明をして理解を求めていきたいと思います。 ◆1番(柏床) 要は,大手キャリアの電波を町がお借りして,それを皆さんに配分するということですね。難しく説明してもらうと,私らでも理解しにくいのが余計町民の方は理解しにくいと思いますので,よろしくお願いします。 顔認証端末,要するに新聞でスマートフォンを全員に配るよと,じゃわしら二つ持たにゃいけんのんかとかというようなことがあって,結局今の構想でこれって今言われましたけど,SIMカードを入れてしたらそれが使えるということらしいんですけど,格安スマホにはメールアドレスもありませんし,今使ってるIDとかというのはいろいろ個々人が使われてるんで,これって今構想ですので,これが通ったら顔認証端末スマートフォンを皆さんに,全員に配るというて新聞にはあったんですが,今答弁じゃまずは75歳以上ということだったんですが,これって高齢の方が持って歩かれると思いますか。そこが一番問題だろうと思うんです。顔認証端末,ぎょうさんぎょうさん機械が増えて置き忘れたりとかというようなことになるし,首にかけとけえというても,農業しながら,林業しながらというのは多分邪魔になると思うんですが,端末のことに関していろいろ課題があると思うので,希望者だけということになればそこから始めるんだろうと思いますけど,通信料の負担は原則は今個人負担ですよね,ちょっと確認ですけども。 ◎町長(入江) 今,検討してるところですけれども,全額町が負担するということはありませんが,今スマートフォンでない普通の携帯電話でももちろんお金がかかってるわけですから,かなりお持ちだと思います。それよりも安い価格で設定ができたらなあというふうに考えてます。 ◆1番(柏床) やっぱりメールアドレスや何かが変わるので,それを今格安スマホへ移行しにくい人がかなりおられます。そこらの解消というのが非常に課題になっとるんで,そこらはまた専門の論議,話だと皆さん分からんと思うので,いろいろな課題があるので,順次その課題を解決していっていただきたいなというふうに思ってます。 それから,全員協議会のときにも申し上げましたが,データセンターの件で個人情報の取扱いなので,例の腕時計型健康端末みたいなデータとか,それぞれ個人のいろいろなデータが蓄積されていくわけです。それって,やはり厳粛に管理していかなければならないと思うんで,そこってそれを活用して町民の福祉の向上になればそれにこしたことはないと思うんですけど,構想段階の中ではここが一番危ないとこなんかなと,セキュリティーの面でも。そういうとこの解決は非常にお金もかかるだろうし,技術も要るだろうし,スケジュールでもかなり期間がかかるようになっておりますので,そこらの構想の中でも肝を持って取り組んでいかないと,情報漏えいという形になると思いますので,そこらの見解をちょっとお伺いしときたいと思います。 ◎町長(入江) 基本的には,神石高原テレコムの設立というか,神石高原テレコムの電波を活用してデータのやり取りをします。この電波は,基本的には先ほど言われました大手キャリアの電波を使いますから,ネットワーク上でのセキュリティーというのはそのキャリアとかのセキュリティーを活用します。ですから,今と同じですね。皆さんが携帯を使われてるセキュリティーと同じ条件でそれを活用します。ただ,データがそのネットワークを介してどこに蓄積されるか,そこからどういう形で引き出していくかというところで,セキュリティーをがっちりしていく必要があるというふうに思います。それは,提案をしている事業者等々としっかり検討していきたいというふうに考えております。 ◆1番(柏床) 空中戦のような話なんですけど,この構想が実際に具現化して住民のためになれば,それはそれで私たちも積極的に論議を重ねたいというふうに思いますけど,現状ではコロナ禍の中で一人暮らしの高齢者の方は,昨日も同僚議員がおっしゃってましたけど,サロンもなくなって家から出ることもなく話し相手もおらずということで,見守り訪問員さんの車を待ちょうてというような状況だろうと思うんです。やっぱりコロナ禍の中なんで,そういう見守り訪問員さんの回数を増やすとか,そういう対応は人と自然が輝く神石高原町ですから,人が輝こうと思えば内面が健康にならないと人は輝かないと思うんで,そこらはヒューマンですので,人間ですので,人と人が会話ができるという,確かにデジタル社会で蓄積されたデータを応用することは大事だろうと思うんですけど,人間ということで見守り訪問員さんの回数を私は増やしてあげることは人的にどうなんかと思う。ちょっとこれは一般質問にないんですけど,回数を増やすことは可能ですか,そこらをすみません。 ◎保健福祉課長(松井) 回数の増ということでございます。 コロナ以前について,大体月に1回程度ぐらいで訪問等々をさせていただいておりました。やはり,どうしても対象者もいらっしゃるというところもあります。そして,どうしても時間もかかったりいたしますよね。本当に話し込む,そういったところが現状でありました。そういったことを捉えて,私自身,見守りっていうのは理想しましては24時間365日が理想ではないかなというふうに思ってます。そうしたところから,確かに言われるようにヒューマン,人と人との関わりはもちろん大切です。ですが,それをこうしたデジタル機器を使うことによって幅を広げる,補完していくと,そういう思いでおるわけでございます。決して,人と人との関わりを疎外する,軽視するということではないということはご理解いただきたいというふうに思います。 ◎町長(入江) これは,スーパーシティ構想というよりは今現状の話だというふうに思います。見守り訪問員さんにこれから回数を増やすことが可能であれば,お金のほうは交付金がありますから,それで対応できる,それは確認はしていきたいと思います。 ◆1番(柏床) すみません,ちょっと話がそれまして,デジタルの話ばっかりで人間性が寂しいなということが非常に私感じました。同僚議員ともいろいろ話をしてるんですけど,構想が人にとって優しいもんで私はあってほしいと思うんです。それが単に機械的にこうやってデータを収集して,あなた危ないですよというようなもんだったら,それはAIだけで結構やるはずなんです。人間が人間として付き合っていくというのが人間社会であるんで,スーパーシティ構想は壮大な構想で町の発展にこれがなればそれにこしたことはないんですけど,その道のりは難しいと思います。それだけに論議を重ねて,ひとつまちづくりをよくすればと思うんですけど,人間ということを構想の中にもヒューマンという,人間という概念を重点において取り組んでいただくことを要望しまして,私の一般質問終わらせていただきます。どうもありがとうございました。 ○議長(橋本) 以上で柏床議員一般質問を終了します。 ○議長(橋本) ここで休憩とします。 再開は11時ちょうどとします。(午前10時38分) ○議長(橋本) 再開します。(午前11時00分) ◆3番(林) それでは,お聞きします。私は,今日質問を4問準備しております。 それでは,1問目でございますが,耕作放棄地の解消の取組は。 車で本町を走っていると,作物を生産されている農地がある一方,耕作放棄地も点在しています。耕作放棄地の解消は,我が町の明るい未来に向けた最大のミッション,使命ではないかと私は思います。町は,基幹産業たる農業振興を図るため,神石高原町農業振興協議会を設置する予算を今年度計上されております。とりわけ耕作放棄地の再耕地化に向け,専業,兼業農家,町内の事業者,外部企業の参入なども含め,町はどのような未来像を描き,施策を検討していくつもりなのか,考えを聞きます。 具体的には,耕作放棄地解消と農地の維持保全策を町はどのように考えていますか。 ◎町長(入江) 林議員の一般質問に答弁申し上げます。 初めに,耕作放棄地解消の取組ですけれども,基本的な考えとして,耕作放棄地になるのは作付に適さない何らかの理由があるか,耕作が経済的に合わないために誰もその農地に手を入れないからだと考えております。そういった農地に対し,町が積極的に財政投資をするとか,人材を投入して再耕地化を図るということは,特別な理由がない限り現状考えておりません。 今年度立ち上げる農業振興協議会においては,優良農地の維持管理,なりわいとしての農業,農業公社等の在り方,基盤整備も含めた土地の有効活用等の検討を行います。 今後,守るべき農地をどうやって守っていくのか,法人等の集積農地をいかに次の担い手に引き継ぎ,雇用が創出されるような農業経営が行えるのか,地域課題の対策等も含めて議論,検討をお願いしたいと考えております。最終的には,協議会の意見を参考にしながら,次の施策につながる取組にしていきたいと考えております。 以上です。 ◆3番(林) 町内で,具体的に休耕地とか耕作放棄地を見てますと,やっぱり田んぼが圧倒的に多いと思うんですが,例えば田んぼを暗渠排水等の工事をして畑化するとすれば,1町800万円とか,そのぐらいな予算がかかるとかという試算も聞いております。10町だったら8千万円,例えば農水省の補助を半分頂いたって4千万円になると思います。それでも,一般の方ってなかなかそこにはかなりのハードルが高いと思うんですが,そのような方を応援するような体制であるとか,交付とか支援ということはお考えじゃないでしょうか。 ◎産業課長(豊田) 耕作放棄地の再耕地化ということでございます。 町内いろいろとだんだんと荒れてきておりまして,状況によっては基盤整備が済んでるところも作付のほうが行われないような農地もぽつぽつ出てきておりまして,非常に心配をしてるところです。基本的に,農地の基盤整備を行って経営をしていただくということは,いわゆる担い手の方,法人,そういったある程度の規模の方の経営農地というところで整備をするべきだろうというふうに考えておりまして,個々の方の農地に対して特別な理由がない限り,そういった公費を投入して基盤整備を行って整備をするというようなことは現状では考えておりません。 ◆3番(林) 今,法人等のほうの再耕地化の工事は考えているが,個人についてはあまり考えてないということですが,専業農家とかでIターン等で個人でもやられてるような方もいらっしゃいますので,幅広い世界的にも小農とかという動きもあります。そういうふうな方に対しても,支援できるような体制というのをいま一度検討していただけないかなと思います。 もう一つ,農業振興協議会の意見を参考にするという今日の答弁でございますよね。その中で,農業振興協議会というのは今年度立ち上げられるんでしょうが,これは諮問機関であるというふうに私は思うんです。その中で,町がリーダーシップを取ってスピード感を持って再耕地化とか農地の保全,耕作放棄地の解決というのをしなくちゃいけないと思うんですが,町がビジョン,あるべき姿というのをまず示すということも大事なんじゃないかと思うんですが,そういうふうなところはいかがお考えでしょうか。 ◎町長(入江) 農業振興協議会というか,これから立ち上げますけれども,今現在打合せというか,立ち上げに向けての協議を行っているところです。その中でも,もちろん今町が考えている耕作放棄地の在り方,これからどういう形で農地を守っていくのかということももちろんビジョンというか,方向性としてお伝えをしているところです。今月中に1回目の会議をして立ち上げますけれども,そのときももちろん町の考えとして,私がそのことをメンバーに申し伝えたいというふうに考えております。 ◆3番(林) そういう部分でお聞きしたいんですけども,町がそういうビジョンをまず示すという話は今お聞きしましたが,例えば今楽天との連携協定がございますが,永野南の休耕地を再建されておるというのは皆さん町民大変喜んでおられる方も多いというふうに思います。このような企業が優良農地等を借地できるようになって,企業と農家が借地市場でも差別なく競争できるようになることになれば,マーケティングに秀でた企業が生産性の高い農業が展開できると私は思うんです。そうなると,そういうふうな方向,そういうふうな企業が耕作放棄地を使っていくような方向性もお考えなんでしょうか,広げていくというような方向性。 ◎産業課長(豊田) 民間企業の参入についてということでご質問でございますけれど,町の考えとしましては,優良農地の維持あるいは管理におきましては,当然民間企業の参入っていうのは非常に有効な手段の一つだろうというふうに考えております。現に,荒廃農地を再生されて農業経営をされておられるという実績もございますので,民間企業の参入ということについては今後もしっかり議論もしていきたいと思いますし,必要に応じて支援を行っていきたいというふうには思っております。 また,企業参入されるような場合は,当然そこにも雇用というものが生まれてきますから,そういった面も含めて企業参入については協議会の中でもしっかり議論をしていただく一つの項目であるかなあというふうに考えております。 以上です。 ◆3番(林) 以前の町長の答弁で,楽天の農地を町も一緒になって探してるというふうな答弁を一回いただいたと思うんですが,例えばそういうことになって,町が農地をそうやってあっせんする場合,企業に渡すのか,渡すというか,お預けするような形になるのか,例えば町の中でも事業者もいらっしゃいますから,あっせんする場合の貸出先の公平性,そういうものに関してはどういうふうにお考えでしょうか。 ◎産業課長(豊田) 農地の貸し借りでございますけれども,基本的には農地の出し手と借手の相互の話合いの中で決定されるべき事項だろうというふうに思ってます。民間企業につきましては,そういった選択肢もありますよというような情報提供につきましては,町のほうからもお示しはしますけれど,あくまで貸手と出し手の中での話の中で決定をされるべきであろうというふうに考えております。 ◆3番(林) 町があっせんするということになれば,それはそこで貸方も考えられるんじゃないかと,貸す方も借りるほうも考えられると思うんですが,例えば企業倫理からいえば安く借りたいというのがあると思うんです。でも,私たちの考えからいえば,そこの企業さんが肝腎なのは,ここへ農業で来て地域をよくしたいとか,その思いがすごく大事になってくるんじゃないかと思うんです。その中で,地元の方との,住民の方との協力であるとか,農業者のネットワークづくりであるとか,そういうふうなことというのは必要になってくるんじゃないかと思うんですけど,いかがお考えですか。 ◎産業課長(豊田) 議員言われるように,あくまで地域に入られる方については,個人だろうと民間企業だろうと地域にしっかり入っていただいて地域の輪といいますか,交流の場を持っていただくとか,地域のことをまず考えていただくことは当然必要なんだろうというふうに思っております。 ◆3番(林) ぜひとも,そちらのほうも,分かっておられる方も多いとは思いますが,肝に銘じてというか,お願いしたいと思います。 それで,今国はSDGsの取組の中で,みどりの食料システム戦略でCO2の削減や化学農薬肥料の削減を図るため,慣行農業から有機農業を40倍にするというふうな構想もあるようですが,このことについて農地の維持管理,耕作放棄地の解消に向けた施策の中で,将来像ですけども,有機農業をどう捉えて進めていこうという考えをお持ちでしょうか。 ◎産業課長(豊田) 有機農業の推進につきましては,現在も町の有機農業推進協議会を中心に町のほうも生産量の拡大等に向けて支援をさせていただいてるところでございますし,補助事業としましても,環境保全型農業直接支払のほうを事業として取組をさせていただいてるところでございます。 先ほど,議員もおっしゃられたように,国におきましても,有機農業がSDGsに貢献するという理由もありますし,パリ協定のこともありますが,2030年度を目標に有機農業の生産拡大に力を入れるということで取り組んでおりますんで,こういったところも含めて,町のほうも引き続き有機農業の政策拡大についてはしっかり支援をしていきたいというふうに考えております。 ◆3番(林) 農業をやってる方はみんなそうだと思いますが,農家が培ってきた作物の生命力を生かした環境に優しい技術,こういうものを取り入れて豊かな自然環境が提供できるような,神石でも生物多様性保全や重視した農業生産及び田園地域や里地里山の整備保全を推進できるような将来像,私はこういう将来像というのが未来のあるべき姿であってほしいなと思います。 それでは,次の質問をいたします。 木材価格が高値,今度は林業政策をお聞きします。 コロナ禍で,巣籠もり需要による住宅の改築などで世界的に木材価格が急騰しています。米中の木材需要が過熱し,日本にベイマツなどの海外からの木材,いわゆる外材が入らなくなっているそうです。ウッドショックが起きたと大騒ぎになっています。アメリカでは3倍に,日本では倍以上になった例があり,末端では一,二割の値上げ状態になっているそうです。今こそ,本町の森林資源を有効活用すべく,森林環境譲与税などを財源として森林施業をすると同時に施業技術の向上を図り,地元産材の使用の機運を高め,不足している木材の量産,供給体制の振興を進めるべきではないでしょうか。考えをお聞きします。 木材価格が高値,今こそ本町80%を占める森林資源の活用を考える時期ではないのでしょうか。森林経営の考え方をお聞きします。 ◎町長(入江) 林業施策についてのご質問です。 民有林につきましては,森林所有者と木材生産業者は別でございますから,森林施業においては基本的に経営計画等,森林所有者との契約に基づき,補助事業を活用しながら計画的に搬出間伐等を行っているところです。また,林道や作業道の開設,整備,搬出,製材,乾燥,流通等,伐採後もかなりの時間を要するため,価格の高騰に併せてすぐに木材生産量を増やし,重要に応え,森林所有者の所得の向上につながるということにはなかなかなりません。本町だけでなく,森林面積が国土の3分の2を占める森林大国において,外国産の動向も含めて,この価格高騰がいつまで続くのかも分からない状況です。ただ,木材価格の状況により,少しでも輸入依存から脱却し,いま一度国産材が見直される機会となるとともに,林業が成長産業になることを大いに期待しているところでございます。 町有林の処分につきましては,町の財産でありますから,木材価格の情勢や適切な時期を判断して伐採,販売していく必要があります。森林の持つ多面的機能や水源涵養の維持,環境への影響,伐採後の植林の対応等も含め,検討する必要があると考えております。いずれにいたしましても,専門家である森林組合や木材事業者の情報やご意見も伺いながら,町内森林資源の活用について考えていきたいというふうに考えております。 以上です。 ◆3番(林) なかなかすぐには搬出等が難しいという,相場に応じた動きが難しいというような答弁だったと思うんですけども,このウッドショックの木材価格による高騰というのは去年の後半ぐらいからあったんですけど,町はそのような動きというのはどういう形で把握されてたでしょうか,情報。 ◎産業課長(豊田) 木材の価格が非常にコロナの影響で下がっているというような状況を去年の春ぐらいからかなりお聞きをしておりまして,森林整備において間伐等を少し見合わせようかなあというようなお話をずっと聞いておりました。産業課のほうというか,私のほうで少し価格が上がってますよというようなお話を聞いたのは,この春ぐらいだったと思います。ショックがあるほど価格が高騰しているっていうことの把握ができたのは,この春ぐらいだったように思います。情報がなかなかつかめてないということで,大変申し訳ないとは思うんですが,状況としてはそういった状況でございます。 ◆3番(林) 林業経営というのは経営ですから,しっかりそういう状況把握というのを,町にも専門家の林政アドバイザーという方もいらっしゃいますし,森林組合と事業者等もございますので,しっかりそこらあたりは情報収集というのをしっかりしていただいて,町の財貨でございます。何十年もそうやって補助金をかけて作業道を造ったりしてますから,しっかりそこはやっていただきたいなあと思います。 また,林業の今のいろんなシステムの中で,価格変動に対して需要がなかなか追いつかないというのをお聞きしましたが,例えば私が日頃からいってるような小規模林業であったりすれば,自分で切って自分で出すという形であれば割と早い対応ができるんではないかというふうに私は思っております。ぜひとも,この機会にそちらのほうもご一考いただきたいなと思うんですが,いかがでしょうか。 ◎産業課長(豊田) 小規模な林業経営者の育成ということでございますが,当然支援といいますか,経営について産業課のほうで何もしてないということではないんですが,行政としてなかなか効率化といいますか,補助事業の活用等も含めて森林施業のほうを進めておりますから,なかなか現実的には大規模的といいますか,効率的な森林整備についてどうしても優先せざるを得ないというところでございます。 ◆3番(林) 隣の庄原市あたりでは,森林組合を卒業された方が自分で自立されて自伐型林業のグループを作っておられるような若い方もいらっしゃいますので,例えばインターンシップ制であるとか,今森林に対して施業が追いつかない状況であるという話も聞いておりますので,事業者や森林組合等の連携も深めながら,そういう小規模の林業者の育成というふうな形も私は検討していただきたいなというふうに思います。 その中には,環境譲与税の運用メニューの中にも林地残材の搬出とか雇用事業の創出とか,そういうメニューもあるとは思うんです。だから,そういうことのメニューの活用等も視野に入れていただけないかなというふうに思いますが,いかがお考えですか。 ◎産業課長(豊田) 森林環境譲与税の趣旨に沿った事業ということであれば,当然そういったことも含めて今後使途については十分検討してまいりたいというふうに思います。 ◆3番(林) この際,私の家にも床柱があって,昔家を建てるときに床柱を一番いいのを作って,触ると木というのは宝石のようなもんだなと,高いもんだな,立派なもんだなというか,私たちはやっぱり木の文化でございますから,これを機に林業の地産地消,町内産材を是が非でも使う,そういうふうな取組の強化をお願いして次の質問に移らせていただきます。 次の質問は,DX推進,セキュリティー対策についてお聞きします。 本年度から,未来創造課デジタル係が新設され,DX推進や少子・高齢化に伴う様々な課題解消のための機構改革も同時に行われ,集積されたデータへの早いアクセスにより,行政改革や住民への情報公開も進むものと期待をしております。 ただ一方,米最大規模の石油パイプラインがサイバー攻撃によって停止した事件で,ダークサイドと呼ばれるハッカー集団が犯行声明を出すなど,情報漏えい個人情報の悪用の懸念も指摘されております。庁内事務などのDX化を始めるには,同時進行でセキュリティー,これを強化する必要があると考えますが,町の考えを伺います。 DX推進,セキュリティー対策をどう考えますか。 ◎町長(入江) DXのセキュリティー対策についてのご質問ですけれども,もちろん現段階におきましても,セキュリティーの対策というのは最大限注意を払って行っているところです。DXを進める上では,より個人情報の保護や情報漏えいには細心の注意を図る必要があるというふうに認識をしております。また,ハッカーによるサイバー攻撃などにもしっかりと対策を講じながら進めていく必要があるというふうにも考えております。議員ご指摘のように,今後取り組むデジタル化の推進においては,セキュリティー対策に万全を期してまいりたいと考えております。 以上です。 ◆3番(林) セキュリティー対策をぜひともお願いしたいんですが,合理性や利便性と引き換えに住民の個人の生活などの情報漏えいがあるようなことがあってはならないと思います。今のウエアラブル端末のことですけど,これとはスマートフォンの情報を今サーバー,データの蓄積という議論がさっきございましたが,これ今中国のほうに行く場合が多いというふうにも聞いております。中国に行くと,別に企業であるとか,日本の国とはまた違いますし,体制も違う,こういうとこでの監視体制であるとか,LINEの情報漏えいの事故もございました。そういう中で,これは神石高原町対中国になるわけにはいかないんで,これは国の問題だと思うんです。こういうセキュリティーの問題というのは,国のほうがしっかりやってもらわないと困る,それをこちらに押しつけてもらっては困ると思うんですけども,予算配分を含めてその辺のところはどういうふうにお考えでしょうか。 ◎未来創造課長(岡崎) 林議員のご質問ですけれども,この9月1日に国ではデジタル庁という新しい省庁ができる予定になっております。デジタル3法という,DXを進める上での個人情報も含めて一括管理ができるような,一括情報の管理ができるようなデジタル庁というのを設立をされます。その中には,今まで民間での情報の管理と,それから公的な情報の管理をする部署が違っておりましたけれども,この9月1日からできるデジタル庁が所管する個人情報の考え方としては,民間も公的な行政の情報も一括して,個人情報保護委員会という外部団体の委員会が一括で管理をするようなことになっています。今までよりも,さらに個人情報の管理,国においてですけれども,強化されるんだろうというふうに今のところ思っておりますが,それが具体的にどういうふうな取扱いをしてくるのかというのがまだ詳細は分かっておりませんのであれですけれども,国も議員が言われるように情報漏えいであったり,情報の管理を今以上にしっかりしていくということを法律にも書いて進めていくんだろうというふうに考えています。 ◆3番(林) だから,そこを地方に押しつけるんじゃなくて,国の財政支出としてしっかりやっていただきたいというふうに報告体制も含めて思います。 また,最後になりますが,今まで先ほどの同僚議員も多数言われておりますが,神石高原町ではコロナの給付金であるとか,ワクチン接種の体制の準備であるとか,大変職員の方々が本当に手際よくされて助かっております。こういうことも,例えばデジタルで変えていくとかというふうになるんじゃなくて,まずそこのマンパワーというのを本当に補えるのか,そういうことをしっかり含めて,まずそういうことの削減ありきではなくて,そこをしっかり見極めてこういうものは取り入れていただきたいなというふうに思います。まず,規模縮小ありきではなくて,窓口を小さくしたりとかということじゃなくて,しっかりそちらのほうが本当にできるのかということを,ここの空中戦ではなくて,それができるようになってからですよね,思いますけど,その辺はいかがお考えです。 ◎町長(入江) デジタル化が人的な労力の削減とか効率化に寄与するということは間違いないです。ただ,私たちが今進めようとしてることは,もちろんお金がたくさんあって人もいれば,そのお金を使って人をどんどん雇えばいいです。職員数もどんどん増やせばいいと思います。でも,今現状そういう時代じゃないですよね。お金もないし,その中で限られた財政の中で職員数も考えていかなきゃいけない。ただ,そこをやらないんじゃなくて,できない状況になってる。だから,そのできない状況を何で補完していくか,それがデジタル化なんです。デジタルの技術を活用する,それで人が少なくなっていく,やむを得ず少なくなっていくとこを補完していこうという,その取組なんです。だから,それを使って人を減すとかという考え方じゃないです。逆なんですね。そこを補完していくためにそれをやると。例えば,今のワクチン接種の受付なんかでも,それを使ってどんどん人を減していこうとかということは考えてないです。ただ,人がいない場合はそれを何で代えてやるんですかと,しないわけにいかないですよね。だから,そういうことなんです。それが基本的な考え方ですから,それを空中戦とかと言われてますけど,そういうことではなくて,人がいない部分をどうやって補完していくか,それがデジタル化だというふうに,DXだというふうに考えてます。 ◆3番(林) おっしゃることは分かる,補完という言い方は分かるんですけど,できないことはありますからね,そりゃまだ。だから,そこをしっかり見極めることが大事なんじゃないかなと私は思います。だから,そっちのほうに話に行くと,どうしても補完するとか大事なんですけど,そっちに行くとやっぱり縮小というふうな言葉が浮かんできます。それはお金がないから,交付金が下りないから減らしていくしかないということがあるんですが,やっぱりそこは見極めが一番大事なんじゃないかと私は思います。 じゃ次の質問に行きます。4番目です。 NPO犬舎の危機管理マニュアル作成について。 協働のまちづくり支援事業の交付団体であるNPOのスコラ犬舎には,立入禁止の看板が設置,犬舎への案内看板も撤去され,地域外の方からは犬舎へはどう行くのか,住民が頻繁に聞かれるという声も私は聞いております。 また,脱走犬の事案もまだ未解決であり,子どもに危害を加えられないのか,町民はもとより,施設に隣接する庄原市民からも危惧の声を聞いております。このわんちゃんの飼養頭数に対する担当飼育員の配置数,安全対策なども含めた犬舎の危機管理マニュアルはできていますか。また,町,県の指導体制はどうなっているんでしょうか,お聞きします。 町長が以前本会議で作成を言及した犬舎の危機管理マニュアルは作成されていますか。災害時や飼育員などの危機対応をお聞きします。 ◎町長(入江) NPO犬舎の危機管理マニュアルついてですけども,NPO法人としての危機管理マニュアルは作成されていることを確認をしています。犬の逸走を防止するために必要な措置を講ずること,飼育員の配置数,安全対策等を含め適切な使用及び管理を行うための環境を確保することなどは法人として当然の責務であります。 県は,法令の定めるところにより,多数の犬の飼養によってその環境が損なわれていると認められる事態が生じているときは,事態を起こしている者に対し,必要な措置を取るべきことを勧告することができます。町としては,そのような権限を持ちませんが,NPO法人や関係機関とさらなる連携を図りつつ,犬が生活の安全上の支障を生じさせたり,人に迷惑を及ぼしたりしないよう,引き続き適正な飼養に関し広報活動を通して普及啓発を図り,危機回避に努めてまいります。 以上です。 ◆3番(林) 前向きなご答弁をありがとうございました。 答弁いただいた,町が広報活動を行っていくということですけど,これは誰を対象にどのような広報活動をされるんですか。 ◎環境衛生課長(森山) 直接には,NPO法人の危機管理についてのご質問ではありますけれども,NPO法人を含めて犬の飼い主の皆さん方,そして広く町民の皆様方に動物の愛護,そして適正な飼い方,管理の面について関心と理解を深めるよう,そのような広報活動を進めることによりまして,町民,町全体としての意識が高められないかなということでございます。それが町としてやるべきことではないかと考えておりまして,意識が高まるということが危機管理にもつながるのではないかという趣旨の答弁だというふうにご理解くださればと思います。 ◆3番(林) 理解しました。 殺処分ゼロに向けた取組,人と自然が輝く動物愛護の町神石高原町,こういうことを誇れるということは地域振興にも住民福祉にもつながっていくと思いますので,今広報活動は分かりやすい何度でも広くお願いしたいなと私は思います。 それと,今ちょっと基本的なことを聞きますが,町内のNPOの犬舎には保護犬が何頭飼養されているのでしょうか。全体とスコラシェルターの数を教えてください。 ◎環境衛生課長(森山) 保護犬につきましては,これまでに町内で保護された犬の数から,もともとの飼い主にお返しできた犬の数と新しく飼い主が見つかって譲り渡されていった数を差し引いた数ということになろうかと思います。それが170頭という数字になっております。保護犬だけではありません。町全体でNPO法人が所有者として,つまり飼い主として登録をしている数が6月14日現在で2,009頭です。そのうち,スコラ犬舎に全体で何頭いるかということはNPO法人にお問合せをいたしましたところ,5月31日現在で1,598頭だということでございまして,一番多かったときの数字と比べますと,現在200頭以上減っているようでございます。 ◆3番(林) 分かりました。 再質問ですけど,さっきの危機管理マニュアルはそもそもこれは前回3年前の答弁で作ると言われたんですが,これはいつ作成されたんでしょうか,できたんですか,この危機管理マニュアル。 ◎環境衛生課長(森山) おととしの9月に作成されております。 ◆3番(林) この中で,同僚議員の質問に答えて,危機管理マニュアルを作るというのは飼養状況を町が把握することによって,住民の安心・安全に応えるために町長が指示されたんだと思うんです。そういう中で,実際のマニュアルの内容を町が納得しているのか,住民や飼育員の方の安心・安全にどこまで配慮されてるのか,マニュアルの履行のチェック,このような体制はされておるんでしょうか。 ◎環境衛生課長(森山) ご指摘のとおり,住民の皆様方はもちろんですけれども,希望があれば見学の方も受け入れておられますので,いらっしゃる場合は見学者の方の安全・安心,そしてNPO法人の飼育に当たる方を含めた職員の安全・安心の確保を目的に作成されたものでございますので,納得といいますか,そのような内容であるということを確認しているということでございまして,そのマニュアルの履行ですとか,チェックに当たっては当然NPO法人の責任において自主的に進められていくものだというふうに認識をいたしております。 ◆3番(林) 自主的にとおっしゃったんですが,これは岡山県のほうでは高梁市が職員さんも県の方と一緒にチェックされてるようなんですけども,神石高原町ではそういうことはされないんでしょうか。 ◎環境衛生課長(森山) 場合によっては勧告ができたりですとか,より強い指導,助言ができる立場の県の動物愛護センターが立ち入られる予定があれば,ぜひその際に同行してていきたいということを愛護センターのほうにお伝えをしております。具体的な日程の連絡ですとか,調整がまだございませんけれども,そのような形で立ち入る機会に確認をしていきたいと考えております。 ◆3番(林) そこはしっかり県,NPOの方の協力も得なくちゃいけないと思います。しっかりと連絡を密にしていただいて行っていただきたい。どっちか分かりませんが,連絡が少ないんじゃないかなというふうな質疑もありました。そこはしっかりと対応していただきたいなと思います。 それと,このマニュアルの内容についてお聞きしますが,災害発生時に例えば火事とか地震とか大水とか,そういうときに町役場や警察,消防,関係機関,そういうふうなところに通報したり,連携したりするふうな手順的なことも含まれて触れられてるんでしょうか。 ◎環境衛生課長(森山) ご指摘のとおり,手順的なことについて触れられておりまして,明記をされているものでありました。 ◆3番(林) また,火事や地震などから被災した犬を別の場所に移すとか,そういう移す場所とか,そういうことの対応策というのは盛り込まれてるんでしょうか。 ◎環境衛生課長(森山) 議員がおっしゃるような,そこまでの具体的なことにはマニュアルには明記はされておりませんですけれども,初動態勢ですとか現状確認,そして安全確認,通報体制などについて,先ほど答弁申し上げたとおり,示されているということでございます。 ◆3番(林) 今,1,598頭,スコラ犬舎にいるというふうに聞きましたが,6月1日の改正動物愛護法で犬1頭当たりの人員の配置について決まったと思うんですが,繁殖犬15頭,販売犬20頭というふうな飼養体制になると思うんですが,このような体制の確保というのはできてるんでしょうか。 ◎環境衛生課長(森山) 広島県のほうから,NPO法人のプロジェクトリーダーに対しまして,この件について指導されているというふうに伺っております。 ◆3番(林) できてるということでしょうか。減らしていただく方向のほうが私はいいんじゃないかと思うんですが,いかがお考えでしょうか,犬のほうをですね。 ◎環境衛生課長(森山) ご指摘の従業員数に関しましては,経過措置がございまして,4年間の経過措置がございます。その間にNPO法人において対応されるということになります。 ○議長(橋本) 時間が来ました。            (林議員「分かりました。ありがとうございました。以上です」の声あり) 以上で林議員の一般質問を終了します。 ○議長(橋本) ここで休憩とします。 再開は13時20分とします。(午前11時40分) ○議長(橋本) 再開します。(午後1時20分) ◆9番(寄定) それでは,通告に従いまして,2項目について質問をさせていただきます。 新型コロナ対策について,またデジタル化推進についての2項目でございます。 初めの新型コロナ対策についてでございますが,早い時期にワクチン接種体制を構築し,万全の態勢で取り組んでいただいたワクチン接種は,現在円滑かつ順調に推進しておりますが,このワクチン接種の進捗状況と課題,そして今後の取組を伺います。 次に,新型コロナの収束の見通しが立たない中,不安な環境や生活の変化によって心の不調を訴える人が増えて,コロナ鬱とも呼ばれております。特に,経済的な困窮は大きなストレスになります。警察庁の統計を見ると,2020年の全国の自殺者はリーマン・ショック直後の2009年以来,11年ぶりに増加に転じ,2万人を超えております。特に,女性が増えており,女性が多く占める非正規労働者の失職が増えていることから,経済的な苦しみがメンタルヘルス,心の健康の不調につながってると言われております。 そこで,本町のコロナ禍における経済的困窮や健康被害などの不安に対するメンタルヘルスへの取組をお伺いいたします。 そして,3点目ですが,新型コロナを克服し,新たな生活様式の下,神石高原町の特性を生かした積極的な施策の展開で,活力と魅力あるまちづくりを推進しなければならないと考えております。農林業や観光振興など攻めの取組が重要と考えますが,取組をお伺いいたします。 以上,1回目の質問です。 ◎町長(入江) 寄定議員のご質問に答弁申し上げます。 初めに,新型コロナ対策についてですけれども,ワクチン接種の進捗状況と今後の課題,取組についてです。 ワクチン接種の進捗状況ですけれども,6月15日現在,昨日ですけれども,65歳以上の方,対象者4,320人のうち3,349人,接種率77.5%,それが1回目です。2回目の方は同じく4,320人の対象者のうち1,898名,接種率が43.9%となっております。16歳から64歳までは,対象者3,555人おられますけれども,1回目が1,311人,接種率が36.9%,2回目が同じく84人,接種率は2.4%という状況でございます。7月中には高齢者は希望者の接種完了の見込みで,12歳以上も含めて全体では8月末の完了を見込んでいるところでございます。 課題は,予約できない人の把握やフォローでございます。今後は,CATV音声放送やデータ放送,町ホームページで呼びかけてまいりたいと考えております。また,12歳から15歳も公的予防接種対象になりました。6月14日に対象者に接種券を送付し,予約受付を6月18日から予定をしております。現在進めております16歳以上の接種と併せてスムーズに接種できるよう,引き続き取り組んでまいります。 次のコロナ鬱などの心の健康への取組についてですけれども,長引くコロナ禍により,通いの場等の外出の自粛等で,高齢者だけでなく,若い世代の方も運動不足やストレスが懸念されています。現在,そうしたお問合せは聞いておりませんが,そうした悩みがある場合,電話等で保健師を中心に職員による声かけや相談受付を行ってまいります。健康指導や介護予防について,広報や音声放送等で対策を広く周知してまいります。 次のアフターコロナを見据えた積極的な施策の展開についてのご質問ですけれども,まず農林業関係につきましては,コロナの影響を受けた経営体には国の経営継続補助金持続化給付金によって財政措置が行われました。また,次期作に向けた支援としまして,次期作支援交付金が交付されたところです。 現状のコロナが今後農林業にどういった影響を与えるか,もう少し状況を見守りながら,国の補助事業も含めて生産量を伸ばす支援,新たな販路に向けた支援等々を検討していきたいと考えております。 また,次の施策展開につきましては,本年度立ち上げる農業振興協議会においても,各委員の専門的なご意見を伺いたいというふうに思っております。 観光振興につきましては,ワクチンの接種が進み,社会経済活動が少しずつ回復していくことへの期待はあるものの,コロナ以前のような多くの人が同じ時期に一斉に動くような観光動態に戻ることはなく,消費行動も大きく変わる可能性があります。 アフターコロナでは,これまでのようないつでも行ける場所から,ぜひ行っておきたい場所への旅やお金だけでなく人の心も動く旅など,付加価値の高い観光ニーズに応えていくことも重要だと考えております。そういったことも含め,観光振興計画を策定して施策に反映させていきたいと考えております。 以上です。 ◆9番(寄定) ワクチン接種に関しては,かなりの進捗状況というふうに捉えておりますが,課題であります予約できない人,接種を受ける希望があってもなかなか予約できない環境にある方へのフォローで,しっかり連携を取っていくということでありますけど,例えば交通の便が悪くて接種に行かれない方に対して,どのように希望者に対して接種をしていくのかということが一つの課題だと思っております。訪問接種等も考えていくべきなのかどうかと思うわけですが,その点についてお伺いしたいと思います。 ◎保健福祉課長(松井) 議員言われます交通手段の限定された方,そういった方への配慮,支援というご質問でございます。 現在,先ほど町長が答弁しましたように,町民の方全体にワクチン接種の輪を広げております。まずは,そこに全力を尽くしておるとこでございます。議員言われますように,そうした予約ができない方,しようと思ってもできない方ということに関しては,少し数字を全体がある程度終了といいましょうか,把握ができる段階になりましたところで,しっかりとそこは配慮してまいりたいというふうに思っております。昨日のご質問でもありましたが,もう終わったからすぐ閉じますというようなことではありません。国のほうから,来年の2月まではそうした体制を維持するようにというとこもありますので,そこの期間をしっかりと活用して周知をしてまいりたいというふうに考えております。 ◆9番(寄定) 希望者でなかなか環境的に厳しい方も,そういう方にもしっかりフォローして接種をしていくように取組をお願いしたいと思います。 それから,首都圏では職域接種とか,学校での接種とか,かなり接種体制も進んでおりますけど,本町以外から町内へ職場,事業所へ来られている方への接種が可能なのかどうかということもできるだけ,もしできれば医療体制が整えば,接種券を持っておられる方は受けれる体制ができるのかどうか,その辺も検討課題ではないかと思いますが,他の遅れてると思われた自治体もかなり接種も進んできておりますが,勤務をされてる方が町内で接種が受けれれば理想だというふうに思いますが,その点についてはどのようにお考えでしょうか。 ◎保健福祉課長(松井) 町外から勤務されとる方についての接種への考え方というとこでございます。 まずは,住民の方に接種をしていただくというところに努めてまいりたいと思います。基本的に,国が示しておりますように住所地,住所がある方に接種券も配布しておりますので,基本的には住所地を優先してまいりたいと思います。ただ,本町の場合,医療機関のご協力もありまして,早くに進捗しとるような状況もありますので,それについては医療機関とも相談をしながら,余力といいますか,引き続いてやっていただけるようなことであれば,拡大していくことは検討していきたいと思ってます。といいますのは,言われますように職場や学校等,そういったとこでまず広がると,家庭や保護者の方への影響もあるわけですから,そこは慎重に,また前向きに考えていかなければならないと思います。 遅れましたが,先ほどの高齢者の方の訪問接種については,本町では個別接種ということで,アナフィラキシーとかに備えるために医療機関でまずそこを優先してやっておりますし,それがうまく機能しておりますので,訪問接種というところまでは考えておりませんので,よろしくお願いいたします。 ◆9番(寄定) それと,12歳から15歳も拡大をしておりますが,これについて課題もあると思いますが,12歳から15歳の接種の課題をどのように把握されて対応されるのかをお伺いしたいと思います。 ◎保健福祉課長(松井) 本町では,先ほど町長の答弁にもありましたように,12歳以上の方への接種券の配布をしたところでございます。それの配慮というところでございますが,本町では学校での接種は考えておりません。ある自治体では,そうしたところも検討されて,かなり反対もあったということで取りやめられた状況もあります。本町としましても,なかなか判断がしにくい子どもへの接種を学校でということになると,打つ,打たないということでの差別であるとか,そういうことも生むことも考えられますので,学校での接種は考えておりません。引き続き,保護者の同意の下,保護者のご判断によって医療機関に行っていただいて,個別接種で受けていただきたいというふうに考えております。 ◆9番(寄定) 12歳から15歳に対しては学校での接種は行わず,医療機関ということで,保護者の同意を得て行うということでございますが,こういったことに関しても正しい情報をしっかりお伝えして,正しく判断して接種をしていただくようにしていくことが必要じゃないかと思っております。そういった細かい配慮もしながら,ワクチン接種を円滑に迅速に進めていただきたいと思っております。 コロナ鬱などの心の健康への取組も,しっかり声かけあるいは聞いてあげるということが大切だと思うんですが,なかなか本人もそういった状態であるということに気づかない人も多いと思うんです。そういう症状でありながら気づかない,だから相談もしない,まして役場のほうへ相談するとかということはなかなか難しい。ですから,担当者あるいは心にかけてる近隣の方とかが心の健康はどうなんかというふうに気をつけてあげるような,要するに住民の支え合いの体質というのも心を配るという,こういうことが大切かなというふうに思っております。耳を傾ける傾聴というんですか,お話を聞いてあげると,悩みを聞いてあげると,そういった取組ができればいいんかなと思っておりますが,その点について健康指導,介護予防等の保健師さんを中心に取組をされておりますが,もう一歩地域住民の方もできるだけ参加できるような,そういうメンタルヘルスケアの取組が考えられないかというふうに思いますが,その点について何かお考えがありましたらお答えしてください。 ◎保健福祉課長(松井) 議員言われますように,コロナ禍が長引いております。本当に深刻な状況という,まだ役場のほうにもないわけでございます。ただ,言われますように,気づかないうちにそういった心の病気にかかられとることも知られとるわけでございます。本町では,見守り支援員というような形を配置しまして,気になる方へ定期的に訪問したりしとるとこでございますが,なかなかこういう状況ですので,訪問ができない場合もあります。ただ,定期的に電話をしたりとかというところで声かけをしとるというとこがございます。議員言われますように,よりきめ細やかにそうした連携を取りながら,コロナ鬱というような症状に陥らないような取組をこれまで以上に進めていきたいというふうに思っております。 ◆9番(寄定) それでは,アフターコロナの取組ですが,コロナ後を見据えた,このコロナが完全に終息ということはなかなか時間がかかるかと思いますけど,新しい生活様式の中で神石高原町の特性を生かした産業振興ということが非常に重要になってくると思いますので,守りから攻めへ,ピンチをチャンスに変える積極的な取組が求められると思います。その点について,先ほどの答弁でもございますが,農業あるいは観光振興についても,積極的な取組をしていかなくてはならないと思いますが,これはこの後デジタル化の推進等の質問に関連してくると思いますけど,観光が産業でありますけど,コロナによってお客様が交流が途絶えておりますけど,アフターコロナでさらにこの観光振興をしていくということになりますと,本町の特性を生かした魅力ある町の,あるいは文化,生活,体験型,そういったものが神石高原町そのものを観光資源とするような発想で,もちろんデジタル化も含めて取組を進めていかなくてはならないなと思っております。その点について,お考えがありましたらお伺いしたいと思います。 ◎政策企画課長(池田) 観光振興につきましては,まさに議員がおっしゃられたように,これからのコロナ以降の観光につきましては,まず一番大きな影響があったのはテレワークというのが一つあります。もちろん,小さな町だけのことでないんですけど,マクロ的な意味で申し上げますが,テレワークが発達というのは結局のところ,今までだったら例えば月曜日から金曜日まで会社に出勤して,終末になると土日は休んでどこかに行くとかというような,そういうみんなが同じような形の余暇の取り方というのがこれからは大きく変わっていく。例えば,テレワークの発達によって休日の過ごし方,それから休暇先での仕事の仕方,ワーケーションのようなこともこれからは増えていく。そうなると,同じ時期にみんなが同じように一斉にどこかの観光地に行くとかというのじゃなくて,それぞれの個々のスタイル,要するに自分たちはどういった時間にどういったところで余暇を過ごそうとかというのがすごくいろんな多様性が出てくると思います。 それが一つと,またコロナの影響というのは,ソーシャルディスタンスというものを多分みんな意識しての観光,旅行とかになると思います。そうなってくると,これもまた同じところに行くというんじゃなくて,自分たちはここに行こう,そうなると例えば神石高原町なども大規模な観光地とは全然別な魅力というのを求められる方もいらっしゃると思うし,それは情報発信をそういうのをしていかなければいけないので,そういったところではバーチャルリアリティーも含めたデジタルの活用も必要になってくると。 また,そこで関わってきた地域の人とのおもてなしとか,この町に来てよかったねというような部分が,これからは大変大きな人と人とのつながりというのが今以上に大事になるかと思います。そういう意味では,デジタルとアナログのどちらかじゃなくて,両方が共存しての観光というのが主体になってくると考えております。 ◆9番(寄定) それでは,2点目のデジタル化推進についてお伺いをいたします。 DX,いわゆるデジタルトランスフォーメーション推進について,3月定例会の一般質問で,町長はデジタル化の推進,新技術の活用により,町の魅力を発信し,新たな企業の誘致や若者の定住促進につなげていきたい旨の答弁をされました。 そこで,特に遠隔医療やあるいは行政サービス,また防災・減災対策におけるDXへの取組をお伺いいたします。 次に,学校教育におけるDX推進の現状と今後の課題ということについて,第1点目にはGIGAスクール構想の一環で児童・生徒に1人1台の情報端末の貸与,並びに校内の高速ネットワーク整備が実現し,ICTを活用した多様な学びの実現が期待されますが,その取組を伺います。 また,情報端末の利活用や個人情報の取扱いなど,教員のDXに対応する研修などの取組状況をお伺いいたします。 そして,3点目ですが,よく聞き,よく読み,よく書くなどの生涯学び続けるための基本的な学ぶスキルを身につける上で,紙面の活用と対面学習の併用が重要であると考えますが,お考えを伺います。 そして,3点目ですが,デジタル化は地方や中山間地,また高齢者の方こそが恩恵を受けるべきであり,誰も置き去りにしないデジタル社会の構築を目指すべきであります。本町の課題克服と持続可能なまちづくりを実現するため,スーパーシティ型国家戦略特区指定に向けて取組が進められておりますが,その基本はデジタル化であると考えます。DX推進によるスーパーシティ特区の取組への構想をお伺いいたします。 ◎町長(入江) デジタル化推進についてのご質問でございます。 遠隔医療,行政サービス,防災・減災対策の取組ですけれども,DXを進めていく上で多くの法規制が関わってまいります。その関わりを規制を改革するために,今回スーパーシティ構想を国に提案しているところでございます。特に,遠隔連携医療につきましては,スーパーシティ構想にも入ってますけれども,町内医療機関をはじめ,県,医師会,また福山地区消防組合などの関係機関と連携しながら,何をどういうふうな形で進めていくか検討をしているところでございます。 また,行政サービスのデジタル化については,ドローンを活用した地産地防の取組や産直市場のインターネットでの商品紹介など,できるところからスピード感を持って取り組んでまいります。 2番目の教育現場でのDXの推進については,後ほど教育長のほうから答弁を申し上げます。 3番目のスーパーシティ国家戦略特区の取組ですけれども,今回提案をしておりますスーパーシティ構想では,通信,遠隔連携医療や未病,教育,農業など多岐にわたり近未来,2030年頃を見据え,まるごと未来都市を描いているところです。この構想には,多くの民間企業にも協力いただいております。デジタル化の推進は,行政だけではできない分野が多々ありますので,民間の力を借りながら進めていくこととなります。高齢化や少子化が進む本町のような中山間地こそ,従来のサービスを補完するため,その問題解決のためにデジタル化を進めるべきであると考えております。スーパーシティ構想はデジタル化を進め,暮らしやすい社会の実現のため,国家戦略特区制度をさらに一歩進めていく取組です。この国の制度を今後も活用しながら,2030年を見据え,取組を加速させてまいります。 私からは以上です。 ◎教育長(馬屋原) それでは,学校教育におけるDX推進の現状と今後の課題,まずICTを活用した多様な学びの実現への取組でございますけれども,授業におきましてはタブレット端末を使い,インターネットで調べたことや撮影した静止画,動画を持ち寄り,意見交換や話合いを行う場面で活用しております。また,電子黒板に各児童・生徒の考えを提示し,拡大表示や並べて比較するなど,全体で共有する場面でも活用しているところでございます。 さらに,タブレット端末の学習アプリ等を活用し,授業の終末に各自の進度に合わせた学習を行うことで,学力の定着を図っております。このように,授業の狙いを達成するためのにICT機器の効果的な活用について,様々な工夫をしながら取り組んでいるところでございます。 次に,情報端末の利活用や個人情報の取扱いなど,教員のDXに対応する研修などの取組状況でございますが,教員に対する研修につきましては,昨年度各校のICT教育担当者を中心に,2回の研修を実施をしたところでございます。電子黒板につきましては,業者の方にご協力をいただきながら,実際に触れながら使用方法について研修を行ってまいりました。また,タブレット端末につきましては,広島県教育委員会より指導主事を招聘し,授業改善に生かせる活用について研修を実施をしているとこでございます。 さらに,今年度は2回の研修を計画をしておりまして,ICT機器を効果的に活用した授業実践や様々な活用方法について,各校の取組を交流する機会を設けております。今後,さらに各校において積極的な活用を推進し,その取組を町内各校で共有しながら,ICT機器を活用した多様な学びを進めてまいりたいと考えています。 個人情報の取扱い等につきましては,情報セキュリティー研修や不祥事防止対策協議会においてもアンケートを行うなど,教職員全体の意識を高める取組を実施をしております。 3点目でございます。 紙面の活用と対面学習の併用についてでございますが,ご指摘のようによく聞き,よく読み,手で書いて考えるなど,今まで培ってきた授業スタイルを大切にしつつ,1人1台の端末をはじめとし,ICT機器を無理なく効果的に取り入れたいと考えています。そして,日々の授業をより効率的,効果的に展開するために,ICT機器の活用を工夫していきたいと思っています。 また,教科書等を用いた対面授業では,教師と児童・生徒,また児童・生徒同士のコミュニケーションの中から理解度,習得度を確認することができます。学校では,学力向上に加えて人格形成や人間力を高めることも重要な要素でございます。このような側面からも,ICT機器の普及に伴って,教室を中心とした対面授業という場面の重要性を改めて再認識する必要があると考えているところでございます。 以上でございます。 ◆9番(寄定) ありがとうございます。 初めに,学校におけるDXについての再質問をさせていただきたいと思います。 GIGAスクール構想の取組で,先般マスコミ等でも報道されましたが,ある自治体の子どもたちにタブレットを配布したが,管理が保護者の了解を得ていなかったということで,教育委員会が管理してたと。アクセスの履歴,あるいはそういったものが断りなしに管理されてたという問題になりまして,今当面ストップをしているというとこもありますが,本町におけるタブレット端末の扱いについて,教育委員会,また学校はどのように管理をし,その履歴,記録を扱われてるのか,そういったとこを確認したいと思います。 ◎教育課長(矢川) 管理の在り方ということでございますけれども,現在小学校,中学校全生徒にタブレットを配布をして,それで操作をしていただいてるということです。問題になっとる自治体では,その操作した履歴がログとして残るということで,これはファイアウオールであるとか,様々なとこで履歴が残るというものが個人情報保護条例に基づく収集の制限に抵触してるんじゃないかということのご指摘でございます。このタブレット導入でございますけれども,あくまでもGIGAスクール,DXもそうですけれども,教育目的で導入させていただいておりまして,やはり公益上必要があり導入したものでございます。そして,その導入に当たりましてはセキュリティー対策など個人情報保護については必要な措置をこれまでも講じておるところでございます。この保護法の抵触というとこでは,本町の担当課と相談の上,対応が必要であれば取ってまいりたいというふうに考えております。保護者の理解を得るよう説明して,教育現場でのDXの推進を図ってまいりたいなというふうに考えております。 ◆9番(寄定) 管理については万全に,また説明をし,保護者の理解を得た上でしっかり教育効果のある管理の仕方もお願いしたいと思います。 スーパーシティ国家戦略特区についてでございますけど,詳しい内容について多岐にわたる戦略,構想でありますので,まだまだ理解がしにくいとこがあります。遠隔医療についても,HMネットの活用ということですが,なかなかそれもじゃあ本町の電子カルテシステムがどのようにつながるのか,つながってないのか,あるいはこの遠隔医療を本当に取り組むんなら,広島県のHMネットだけにとらわれず,クラウド化し,電子カルテが全部につながらないと意味がないのではないかとか,いろんなことがあります。今日は時間もございませんので,これについては今後の課題としてしっかり内容を,構想が実現するためには我々の要望,意見,こういったものももう少し取り入れていただきたいなと思います。 例えば,今の観光あるいは遠隔医療,これをデジタル化でつなぐということでありますけど,スーパーシティ構想にありますけど,じゃあ本来我が町が取り組んでいる,例えば森林セラピー基地に認定されて,安芸太田と併せて広島県で2番目ですけど,その森林セラピーの森林浴療法の取組が盛り込まれてないんです。温泉だけが入ってました。だけど,そういった我が町の特性を盛り込んだ本物のスーパーシティ構想にしていかなくては意味がないと思うんです。そういう意味では,デジタル化もそうですけど,誰も置き去りにしないのが原則なんです。そのためのデジタル化でありますけど,我々議会も何か置き去りにされとるような感じがするわけですけど,誰人も町民全ての幸せのためのデジタル化でないといけないと思いますので,置き去りにしないデジタル化推進に向けて,現状を踏まえた入江町長の決意をお伺いし,質問を終わりたいと思います。よろしくお願いします。 ◎町長(入江) ありがとうございます。 このスーパーシティ構想構想段階ということで,具体についてはこれからですけれども,もちろん町民が主体で町民の安心・安全,それから幸せな生活,そういったものを目指した一つの手段でございます。資源も今いろいろご指摘をいただきましたけれども,神石高原町の資源はたくさんございます。そういったものをしっかりと活用しながら,このスーパーシティ構想を進めていきたいと考えております。ただ,今手を挙げることに意義があるというふうに私は考えております。採択の有無に限らず,できることから進めていきたいというふうに考えておりますので,また議員各位にもしっかりと説明をしながら,ご意見もお聞かせいただきながら,この取組を全国のモデルとなる取組につくり上げていきたいという決意を持っておりますので,引き続き議員各位におかれましても,ご支援,ご協力を賜りますようお願いを申し上げます。 ◆9番(寄定) 議会の声,要望をしっかり聞きながら,説明もしっかりしていただきながら,一丸となってこういった我が町の魅力あるまちづくりに向けて取組を推進していっていただきたいということをお願いを申し上げまして,質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。 ○議長(橋本) 以上で寄定議員の一般質問を終了します。 ○議長(橋本) ここで休憩とします。 再開は14時20分とします。(午後1時48分) ○議長(橋本) 再開します。(午後2時20分) ◆7番(木野山) 議長のお許しをいただきましたので,本日は最後のバッターとなりますが,頑張ってみたいと思います。ひとつよろしくお願いをいたします。 私は,このたびはスーパーシティ構想ということ一本に絞りまして,少しご質問をさせていただきたいというふうに思います。 世界的に蔓延するコロナ禍に対する対策を最優先に取り組まざるを得ない状況の中で,新年度を迎え,本町は抱える多くの課題の解消と安心・安全,便利な地域社会の実現を目指し,新たにスーパーシティ構想を掲げ,国の国家戦略特区の認定に向けかじを切られました。これは,デジタルトランスフォーメーション,DXの実現により,新たな生活環境を構築し,人口減少傾向の著しい中山間地域における我が町のさらなる安全体制の確立,それによる安心感醸成,スマートなより便利な暮らしを実現させるものであります。 示された構想によりますと,自治体神石高原テレコムデータセンターなど四つのハードインフラ整備と顔認証端末の配布,遠隔連携医療,ドローン社会資本インフラシステムなど,七つのソフトインフラ整備を行うと,合わせて11の先端的なサービスを核としたスーパーシティ構想となっております。 全体スケジュールとしては,今年度,令和3年度より調査,実証実験に始まり,令和5年度末には運用開始,全体計画終了し,軌道に乗るのは令和8年度当初となる5年計画というふうになっておるようでございます。 私見といたしましては,この構想はそれぞれ一歩踏み込んだ戦略として改めて大いに評価をする構想であるというふうに思っております。恥ずかしながら,自治体神石高原テレコム顔認証端末の配布については思いも寄らなかったというのが私の正直な気持ちでございます。 上記の各種構想を実現するために,神石高原テレコムを核として情報管理を一元化し,各事業を展開をするということになっております。神石高原テレコム整備は,あくまでハードインフラ整備であり,住民に対してのより割安な通信環境の提供と,その安定的な運用が必要条件となります。また,個人情報をはじめ各種インフラ,事業管理関係の情報のデータを蓄積することにより,各セクションでの活用は使い方によれば最大限の価値を生み,有用なものであろうというふうに思います。 しかしながら,スーパーシティ構想の実現は神石高原町の住民にとっては,ある意味新しい生活環境への対応が必至となり,それができなければ新しいサービスの享受もままならない。また,各種先端的サービスに係る投資費用はそれぞれ数億数千万円単位の予想がなされており,それらに対する財政負担は多大になるというふうに予想されます。よって,スーパーシティ構想において,以下お伺いをいたします。 1番目,本町長期計画,第2期総合戦略との整合性はあるのか。 2番目に,神石高原テレコム顔認証端末配布について,住民側の対応はどうなるのか,具体的に説明をお願いいたします。 3番目に,住民はかなりのライフスタイルの変更となると思われますので,構想の実現には住民の理解が不可欠というふうに思います。住民アンケートなど予定をされておりますけども,今後どうされるのか。 4番目に,個人情報をはじめ多くの情報の蓄積を行うデータセンターも整備されますが,これらのデータ活用はもろ刃の剣でもあり,情報の管理は必須であります。どうされるのか。 5番目に,スーパーシティ構想と国のデジタル庁との関連性はどうなのかという5点についてお伺いをいたします。もう既に同僚議員よりかなり質問が出てますので,省けれるものは省いてもらっても結構ですけども,できればよろしくお願いいたします。答弁書はお願いします。 ◎町長(入江) 木野山議員のご質問に答弁申し上げます。 スーパーシティ構想についてのご質問です。 総合戦略との整合性についてですけれども,今回のスーパーシティ構想の基本となるデジタル化ですけれども,長期総合計画でも時代に対応した情報通信基盤の整備をうたっているところでございます。また,第2期総合戦略では目指すべき将来の方向の中で,様々なテクノロジーを駆使して人が主役であり続ける施策を行っていくと明記をしています。したがいまして,総合計画や総合戦略と目指す方向は一致しているものと考えております。 2番目の住民側の対応はどうなるのかというご質問ですけれども,あくまでも構想段階でございますけれども,神石高原テレコムは本町が,自治体が通信事業者となることで,通信環境が格段に改善できはしないか,その上で顔認証端末を住民の皆さんが持つことで本人確認が簡略化したり,地域通貨券の活用や高齢者の見守り,また未病の取組の一助になるのではないかというふうに考えておるところです。 町民への説明ですけれども,現在高齢者限定のアンケートは実施をしております。ただ,町民全体に関わる内容でもございますので,具体的な事業を展開する上ではしっかりと住民説明を行ってまいります。 4番目の個人情報の取扱いですけれども,今回の構想では多くの個人情報やデータを蓄積をします。データの取扱い,特に個人情報につきましては,個人情報保護条例に基づいて厳格に取り扱ってまいりたいと考えております。 国のデジタル庁との関連性はというご質問ですけれども,本年9月1日に設置される国のデジタル庁は,あくまで単に従来のやり方をデジタルに変えるだけではなく,デジタルを前提とした次の時代の新たな社会基盤を構築することを目的として設置をされます。現在,スーパーシティ構想は内閣府と協議をしておりますが,デジタル庁の新設目的からすれば,この構想との関連ももちろんあるというふうに思っているところです。 以上です。 ◆7番(木野山) スーパーシティ構想の長期総合計画と第2次総合戦略との整合性をお聞きをいたしました。趣旨は,住民にとって大きなライフスタイルの変更を伴う可能性のある構想ということだけに,本町の将来計画に絵が描かれていること,また財政計画を含めた長期計画,総合戦略に沿っておるということが必要だろうというふうに思ったからであります。幸い,目指す方向は一致してるというご認識でありますので,構想の実現化を目標に事務執行に努力をお願いしたいというふうに思っております。 ただ一点,財政運営において,先般3月の議会での総務課長答弁にありますように,こばたけ保育所など多くの大規模な工事も予定をされておるということで,収入も国税を中心に減少するという傾向は変わらないし,厳しい状況が続いて経常収支比率も90%程度になると,各事業の見直しを行いながら,経費の抑制と効果的な事業執行が必要であるというふうに今後も厳しいというふうに予測をされております。財政計画との整合性はどうなのかということをまず伺います。長期計画は,期間中の事業の細かい積み上げから成り立っておるというふうに思うんです。その意味でも,財政計画との整合性は本当に必要であるというふうに私は考えます。特区の申請時にあまり考慮をされなかったのか,あくまで構想であって財源を目的に練ったものではないというご答弁をされました。あまりにも町民に対して無責任ではないかなと,私はそう思います。その点について,どう思われますか,ご回答をお願いします。 ◎町長(入江) このスーパーシティ構想ですけれども,費用,事業費については先ほどから申し上げたとおり,それぞれの事業の規模とか,どういう範囲でやるかということで大きく事業費も変わってきます。ですから,それもまだ決めてるわけではありません。ですから,スーパーシティ構想に提案をする,申請をしたから何億円もかかるとかということではありません。もちろん,財政計画も考えながら進めていくわけですけれども,今やることにメリットというか,価値があるんだというふうに申し上げましたけれども,結局このサービスが20年先にはもう必ずできてると,もう一般的にどこの自治体もできてると思います。そのときにそのサービスを買うのはすごいお金がかかります。今もいろんなシステムを考えるのに物すごいお金がかかりますよね。それを買うだけでそれだけのお金がかかるんです。それは,そのサービスを運用するだけでかかるわけです。今だと,それに関わる事業者にたくさん関わっていただきます。それから生まれる効果というのは,計り知れないものがあるというふうに考えてます。もちろん,国,県の財政支援もあると,そういうものも活用できますし,企業の負担ももちろんあると思います。ですから,財政計画ももちろん事業を実施する段階になったら財政推計もやっていきますけれども,その規模を決めた段階でやっていきますから,そういった将来を見越したところで考えて今やるべきだというふうに私は判断してやってます。財政については,もろちん検討していきます。 ◆7番(木野山) あくまで構想でありますので,実現の段階で財政は計画をしていくというふうなご答弁かと思いますけども,やはり国家戦略特区に申請をするという大事業です,ある意味では。そういう意味では,財政の担当課とも,あるいはスーパーシティの担当課ともいろいろ話しながら,町の戦略会議等にもあろうと思います。そこら辺でも考えながら,財政について考慮しない,将来的にこれくらい要るんだよということについて考慮しないで,いきなり申請をするというふうに聞かざるを得なかったんで,それではどうも説得力はないんかなと私は思います。確かに,本町は100億円近い基金も積んでおりますし,財政は私は他市町に比べると余裕はあるというふうには考えておりますけども,それでも財政が何とかなるんだよというご回答というか,うん行きましょうというのがないと前へは行かん問題と思うんです。ですから,財政の担当課長もおられますが,回答までは求めると長くなるんで求めませんが,ひとつそこら辺のところをもうちょっと抑えながら計画というのは立てていくべきだというふうに私は感じますので,強くご要請をしておきます。 それでは次に,端末の配布の部分でございますが,質問の前問で申しましたように,テレコムを立ち上げて顔認証の端末を利用することによって,るる説明された各種の先端的サービスを提供するという日程につきましては,先ほど言ったように私のようなアナログの人間には思いもつかない事業だったというのが正直なとこでございます。このことで私がお聞きしたいのは,この事業を実施することによって町民の今のライフスタイルというのはどのように変わるのかと,言い換えれば住民として初期的にどういうふうな対応をする必要があるのかと,ついていけるのかというところが聞きたいわけでございます。町民が神石高原製の格安SIMの端末を持つ気持ちに果たしてなるんだろうかなと。利用できるサービスを行うというふうに言われましたが,どんなサービスを組み込むのか,また今までの携帯端末で十分に満足をしていろんなことをやっております,若い方は。そういう人がこれに代えるということに賛同されるんかなということもあります。格安のSIMの端末を持って,いろんなことで読んでみるとできないことも何かあるようでございます。そういうことをできないことがあるのに,あえてまたキャリアの端末からこちらに切り替えていくと,それを配布するということが住民の皆さんに認められるんかなというふうなことが私はちょっと心配をするんです。また,対応できる住民の方ばっかりではいいんですけども,現在でもいろんな町の政策等について説明をしてくださいといえば,ホームページを見てくれというふうにいつも言われるし,ホームページで見てもろうたらよう載っとりますよというて課長等も担当の方も言われるし,我々もそういうて答えるんですけども,先般もホームページを見い見いというて言われるけど,わしらはよう分からんのんよと,ホームページをどうやって見りゃあええんなというふうな人も二,三,おられるんです。ですから,そういった情報弱者の方も,今回はそういう人を対象にする事業でありますので,そこらをどのように考えておられるのか,そういうことについても簡単に気持ちをお聞かせください。 ◎町長(入江) この情報端末についても,今顔認証端末を想定してますけれども,そうでない端末もたくさんあります。ですから,そこはどういう形で使い分けをしていくかということもこれから考えていくわけですけれども,高齢者だけじゃなくて一般の方も格安SIMを使ってやることはできます。何ができなくなるというところは,私はそこまで感知をしてませんけれども,一般的に全然今も使ってる人がたくさんいますから,そんなに問題はないのかなというふうに思ってますし,あくまでも強制,例えばドコモを使われてる方にSIMを入れ替えてやってくださいとかということは申し上げる気はありません。このSIMを使って料金が例えば3分の1になる,4分の1になるんですよと,そういう説明をしたときに,じゃあ私はそれを使うということであれば,そのサービスを提供するということです。例えば,今の高齢者の健康情報,心拍数とかそういう情報も今普通のスマホでも取れるわけですから,特にその携帯がなければ,端末がなければ取れないということではないです。アプリケーションをインストールすればできますから,そういったことを強制的にこの携帯を持ってくださいというようなことはもちろんしません。ですから,アンケートとかそういう説明をして,私はじゃあこの携帯を,スマホを使いたいという方がおられれば,もちろんそこにサービスを提供していく,端末のサービスはですね。そういう形で,どんどん広げていきたいなというふうに考えていますから,住民の方にどう対応するのかというのは,もちろんそれでいろんなことを入れるとか,スマホをずうっと24時間絶対肌身離さず持っておいてくださいよとかということもないわけですから,そこはもう劇的に生活環境が変わるということはないと思ってますし,そこはしっかり説明をしていきたいと思います。 ◆7番(木野山) 町長は,昔からそういうことに詳しい。エクセルでも早うからされとるし,コンピューターは詳しい,町長はね。ですから,自分の感覚で簡単ですよと,すぐそういう世界におられるわけです。我々はそういう世界にいないんです。ユーチューブをちょっと見ようと思うても,どうするんかなというような段階です。ちょっと何かIDを入れてくれというて向こうから来たら,どうするんかなと僕もよう分からんのんです。そういうもんが一般住民ですわ。ですから,そういう方の目線に落として事業というのは展開をしていく。今までもそうじゃと思うんです。今のデジタル構想以外のことで,いろんな町の情報が欲しいのに,そういうことを町が言うけえ,わしらようやらんねえというて僕らに言われるというのが普通なんです。そこのところを分かっていただいて,今日も同僚議員がしきりに言いましたが,人とヒューマン体制とか,もうちょっと目線を落としてとか言った意味はそういうことなんです。住民目線に立って,こういうふうに丁寧に説明をして,皆さんがついてこられるようにひとつやっていただきたいというのが本意です。 そういった意味で,3番目に住民説明はどうするんかというとこにつなげていきたいと思うんですけども,この事業の構想の住民説明について,ホームページの第1ページ目にぽんと載っております。それの公表をされてるホームページも見ますと,住民説明については令和3年4月から5月に住民アンケートの実施を予定,事業化する際はパブリックコメントの募集,それから議会,住民説明,それから議決,それから個人情報保護関連手続など必要な手続を行うというふうになっております。ということで,住民側もデジタルの対応が必須でございますので,町全体へ普及を図るためにはしっかりとした丁寧な住民説明と住民の賛同の上での理解,協力が必要というふうに思います。そして,その上で我々の議会の承認が要るということでございます。3月の定例会におきましては,町長施政方針の中にDXを推進することの重要性とその実現に向けての機構改革については言及がありました。それに対しては,議員各位の一般質問で町長の思いは一般的に伝わったのかなというふうに思っておりましたけども,このスーパーシティ構想についての具体的な説明はありませんでした。ようやく4月13日の全員協議会での神石高原町のDXについてという説明の中で,あくまで例ということで挙げられた本町のDXを実現することで目指す日常という場面で,担当課長が簡単な説明をされたというとこです。その説明の中で,事業の実施については関係省庁と一緒に考え,100%実施することは難しいが,まず手がける。ゴールになった段階で予算化する,国の国家戦略特区に向け,申請を4月1日に行いました,認定は未定というふうに説明があったと記憶をしております。それ以後,議会に対しましては具体的に説明はなく,今回の一般質問というふうになっておると思います。ホームページに掲げられた構想に目を通しますと,我々にとっては目をみはるような町にとっては大変大きな構想だけに,もう少し早めに説明があってもよかったのではないかなというふうに私は思っております。昨日の答弁によると,町長の思いという中で,2年前から構想を練ってこられたということで,先ほど言ったように今年度からデジタル推進課を設け,実動体制を取られました。施政方針の中では,DXについての説明もされましたけども,スーパーシティ構想も,また特区申請のことも一言も触れられなかったと私はそのときは記憶しとるんです。前段で,議会民主主義において町民の代表である我々議会には,当然前段において説明があってしかるべきであるというふうに私は今考えております。なぜ,こんなことになったのか。4月の施政方針では何もなくて,機構改革までされたのに,そのスーパーシティ構想についてはもう4月に入ってから,それも特区の申請ということになっとる。これは,我々議会としても町民を代表する議会民主主義の中で,我々の責任は非常に肩に重いもんがある中で,今質問を聞いたようなことではとても説明ができるようなもんじゃないなあと思うんです。これは,練られた段階でこういうことを練っとるよと,こういうこともあるよというのは遅くとも3月の予算の議会で当然説明があってしかるべきだというふうに私は思っております。そこら辺のとこをどう思われとるのか,今どう思われとるのか,そこをちょっと聞きたいなと思うんですけど,どうですか。 ◎町長(入江) 2年前から分かってたんだろうというお問いだと思いますけれども,昨日小川議員の答弁の中で申し上げたことは今回の申請の経緯ですが,2年前から内閣府の職員とまちづくりに関する趣旨の協議を行っていた中で,今回のスーパーシティ構想への提案へとつながり,提案に至ったものですというふうに答弁を申し上げました。2年前からスーパーシティの話をしてるというふうには申し上げてません。スーパーシティという単語は2年前以降に出てるかもしれませんけれども,今回のスーパーシティ構想については本当にもう時間がなくて,4月以降にいろいろな提案が出て進めてきたものです。内閣府の職員と,この中身について2年前からずうっと練ってきたというようなことはありません。ですから,時間がなかった中で提案という形になったことは事実です。それと,それを議会のほうに詳しい内容について,提案の構想の説明ができてなかったことはおわびを申し上げたいと思いますけれども,なかなかそういう機会もなかったんだというふうに考えているところです。これから,採択があろうがなかろうが,やっていくべきことは進めていきたいと考えておりますので,具体的に説明をさせていただきたいと思います。住民の方にも,もちろん分かりやすく説明をさせていただきますけれども,木野山議員も今スマートフォンを使われてユーチューブとかというような話を言われましたけども,もうそういうレベルなんです。全員がじゃないですよ。全員がじゃないですけれども,そういう方がもうかなり多くおられます,高齢者の方でも。ですから,そこまでユーチューブであれをしてくれとか,LINEであれしてくれとかというようなことはありません。できるだけ,デジタルを表に出さないデジタル社会というふうなことを私たちも考えてますから,持ってるだけで裏ではデジタル技術が活用されてるというようなデジタル社会を目指そうということも今考えているところです。説明につきましては,きちんと丁寧に進めていきたいと思ってます。 ◆7番(木野山) 少し僕の勘違いもあったのかもしれませんけども,説明をるるもう少し早めにこちらのほうに情報を入れてほしいなという気持ちがございます。そこのところはみんな言ってますんで,ひとつ町長,肝に銘じて今後やっていただきたいなあと思います。 それでは,個人情報のことをお聞きするんですけども,個人情報保護法につきましては,個人の権利や利益を守りながら個人情報を有効活用するということを目的に定められておるというふうに私は思うんですけども,インターネットの普及やIT技術の発達に伴って,個人情報が利用される機会が非常に増えておるというのは事実でございます。そういった中において,本年4月19日に中国新聞の社説の中でいろいろ述べておられます。5番目に言う,デジタル庁との関連ともあるんですけども,中国新聞に書いてあることを要約すると,菅首相が看板政策に掲げるデジタル改革関連法案が成立すれば,個人情報の取扱いに加え,国と地方の情報システムの在り方など大変大きな変更が迫られると。デジタル庁に各省庁や自治体でばらばらであったシステムや個人情報保護のルールを共通化されるということが柱であると。現在は,国独立行政法人,民間企業を対象とする三つの法律と地方自治体による多くの条例によって,あるルールをこのたび全国共通の情報保護ルールというものに一本化をするということでございます。データの共有が容易になれば,感染症とか災害対策など国や自治体,民間企業の連携が円滑になるという利点がございます。しかし,中国新聞が言うには,自治体から住民情報が漏えいするリスクが高まるという指摘があると。また,行政に個人データがより集中しやすくなれば,国民の監視,透視性に結びつくという危惧も強まると。多様な個人データが悪用されるおそれが払えず,情報が漏えいした場合の被害や影響も計り知れないというふうに社説で書いてございました。情報の警告,保護,補償,そういうものの検討を求めておる社説でございますが,そうなんかなというふうにも思いましたし,またほかのところのを読みますと,この改正案は個人情報保護の充実ではなく,緩和し,行政の効率化や企業などによる個人情報の利用を容易にすることだというような主張もあると。先ほど,岡崎課長は国の一本化によって,個人情報の保護はより強固になると私は理解しとるというふうに言われましたが,逆だよという指摘もあるわけです。ですから,そういった中で,どのようにデータを集積して個人の保護を考えておられるのか,その重要性をどう考えておられるのかということを再度聞きたいし,また同僚議員も言いましたが,サイバー攻撃,そういうもんに対するセキュリティー,それも確実じゃなくてはならないし,また前々から言われてるように,オフショアで中国へ情報がどんどん漏れとるというふうなことを言われとるじゃないですか。そういったことの保護も考えながら,この事業はやっていかないといけないなあと思うんです。だから,基本的にどのようにお考えかということも再度お聞きしたいなと思いますが。 ◎町長(入江) 国の法律の改正というか,結構日本はデータの活用がなかなかできてないということで,そういうことになるんだと思いますけれども,神石高原町というか,単独で国の法律が決まったことに逆らって神石高原町はこういうふうに独自でやりますということにはなりませんから,国の法律が決まればそれに従って,うちの個人情報保護条例というか,個人保護に対してもしっかり取組を進めていくことになりますし,今回のスーパーシティ構想につきましても,その基盤の中で法律に基づいて処理をしていく,個人情報を保護していくというふうに考えております。 ◆7番(木野山) やはり,個人の情報というのは情報の主体である個人のものであるということは間違いないと思うんです。ですから,先ほど申しましたように,いろんな国の流れの中で情報の保護が緩和のような形になるとか,利用の度合いが増えて個人情報がどんどん漏れていくというふうなことがあってはならないと思うんですけども,これは国の方針ですから,ある程度従わなくてはいけないと思うんです。ですから,その中でそういうことを勘案しながら,本町は本町でデータの管理をしっかりしていただきたいなあというふうなことが望みでございます。担当課長,何かそういうようなことで,こういうようなことが大事で,こういうことだけはやりたいというふうなことがあれば答弁願います。 ◎未来創造課長(岡崎) 木野山議員のご指摘です。 デジタルの実現に向けた改革ということで,法律の改革であったり,先ほど言われました地方公共団体のシステムの標準化の法律も通っております。ということで,民間が取っておった情報の管理の仕方,それから公共というか,行政が取っておった個人情報の取扱いの保護法がばらばらでありましたから,今回の法律が一つになったことによりまして,国の情報保護委員会が一括で各自治体の個人情報保護に関わる条例についても管理をするというか,指摘をしますよという非常に我々から見ると厳しい法律が施行されるというふうに思っています。今までの町の個人情報保護条例を十分に担当課として担当課以外の各課,例えば福祉に関わる情報であったり,それから住民登録の情報であったり,そういったところの活用の仕方が本当に十分であったかどうか,それをチェックができておったかどうかということを担当課としても今までの中身をしっかりと掘り起こしておりますけれども,そういった個人情報の取扱いについての十分な研修も内部でしていかないといけないなというふうには考えておるところであります。今回の新しい法律の趣旨をしっかり理解した上で,今後の個人情報の取扱いのマニュアルはありませんけれども,趣旨にのっとって正確な取扱いをしてまいりたいというふうに考えております。 ◆7番(木野山) もう時間がないのであれですけども,デジタル庁を作るという国の姿勢が地方のシステムを大きく変換をするということは間違いないので,早めに対応していけるようにやっていただきたいなあと,勉強会等も含めて条例の精査をしていただきたいというふうに思います。 デジタル庁との関連で,同じようにイメージ的にクラウドを持つとかという部分については,同僚議員も言ってましたんで,私は一つ提案じゃないんですけど,本年9月1日に設置されるデジタル庁はこれまでの単に従来のやり方をデジタルに変えるだけのデジタル化ではなく,デジタルを前提とした次の時代の新たな社会基盤を構築するということを目的に設置されるということでございます。現在のスーパーシティ構想は,内閣府と協議しておりますが,デジタル庁の設置目的からすれば,この構想との関連もあるものと思われますというふうな答弁でしたけども,何かあやふやで3月の定例会で町長に質問をしたときに,そんな感じで対応はすぐにできますよというふうなことを言われとったんかなと思って今思い出しましたけども,個人情報に関しては先ほど述べたんで,視点を変えて国のDX推進計画の中に自治体DXの取組と併せて取り組むとい事項の中に,デジタルデバイス対策として2021年,2022年度,各年度2千億円の予算の計上をしてあります。デジタル化を集中的に推進するために,総務省が取り組んでおるものでございます。この事業は,先ほど言いました情報弱者と言われる方というか,高齢者の方,なかなか対応ができそうにないなあというふうな方に対するどうしようかなという具体的な国からの予算でございます。これを大いに活用すべきと思いますけど,どうでしょうか。これだけは私提案じゃないですが,お話ししたいんですが,どうでしょうか。
    未来創造課長(岡崎) 積極的に情報を把握をしながら,取り組むことができる事業であれば取り組んでまいりたいというふうに考えます。 ○議長(橋本) 時間が来ました。            (木野山議員「以上で終わります。ありがとうございました」の声あり) 以上で木野山議員の一般質問を終了します。 お諮りします。 議事の中途ですが,以上で本日の会議を閉じ,延会としたいと思いますが,これにご異議ありませんか。            (「異議なし」の声あり) ○議長(橋本) ご異議なしと認めます。よって,本日はこれにて延会といたします。 明後日,6月18日午前10時までに本議場にご参集ください。            午後3時00分 延会...