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  1. 神石高原町議会 2020-06-23
    06月23日-04号


    取得元: 神石高原町議会公式サイト
    最終取得日: 2021-09-01
    令和 2年第 5回 6月定例会      令和2年第5回神石高原町議会定例議会会議録(第4号)1. 招集年月日 令和2年6月23日1. 招集の場所 神石高原町議会議場1. 開   議 6月23日 午前10時00分宣告(第4日)1. 応招 議員  1番 小 川 善 久         2番 林   憲 志          3番 赤 木 俊 二         4番 横 山 素 子          5番 横 尾 正 文         6番 橋 本 輝 久          7番 久保田 龍 泉         8番 小 川 清 治          9番 木野山 孝 志        10番 藤 田 晃 己         11番 寄 定 秀 幸        12番 松 本 彰 夫1. 不応招議員  な   し1. 出席 議員  応招議員に同じ1. 欠席 議員  な   し1. 地方自治法第121条の規定により説明のため出席した者の職氏名   町長      入 江 嘉 則     副町長     森 重 純 也   教育長     馬屋原 健 治     会計管理者   瀬 尾 明 彦   総務課長    瀬 尾 浩 康     政策企画課長  岡 崎   謙   まちづくり推進課長           住民課長    谷 本 千 代           矢 川 利 幸   保健福祉課長  松 井 和 寛     子育て応援課長 赤 木 まゆみ   環境衛生課長  松 本 真 典     産業課長    豊 田 達 哉   建設課長    高 石 徹 朗     教育課長    砂 田 香代子1. 本会議に職務のため出席した者の職氏名   事務局長    国 重 修 示     書記      吉 原 敬 之1. 議事日程   内容は別紙日程書のとおり            午前10時00分 開議 ○議長(松本) 皆さん,おはようございます。 ただいまの出席は12名であります。定足数に達しておりますので,これより令和2年第5回神石高原町議会定例会を再開します。(説明員を報告) 直ちに本日の会議を開きます。 本日の議事日程は,お手元に配付したとおりであります。            ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(松本) 日程第1,諸般の報告。 議事に入る前に,諸般の報告をします。 6月12日に横尾委員から議会運営委員会副委員長及び総務文教常任委員会副委員長の辞任願が提出され,いずれも6月18日に開催された議会運営委員会総務文教常任委員会において許可されました。互選の結果,横山委員議会運営委員会副委員長,小川善久委員総務文教常任委員会副委員長となりましたので,報告いたします。            ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(松本) 日程第2,議員辞職についてを議題とします。 地方自治法第117条の規定により,横尾議員の退席を求めます。            〔5番 横尾正文議員 退場〕 ○議長(松本) ここで暫時休憩とします。(午前10時01分) ○議長(松本) 再開します。(午前10時02分) 事務局長に辞職願を朗読させます。 ◎議会事務局長(国重) 〔辞職願を朗読〕 ○議長(松本) お諮りします。 横尾議員の辞職を許可することに賛成の議員の起立を求めます。            〔起立全員〕 ○議長(松本) 起立全員であります。よって,横尾議員の辞職は許可することに決定しました。 横尾議員の復席を求めます。            〔5番 横尾正文議員 復席〕 ○議長(松本) ここで暫時休憩とします。(午前10時03分) ○議長(松本) 再開します。(午前10時03分)            ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(松本) 日程第3,議案第129号神石高原町長等損害賠償責任の一部免責に関する条例の制定についてを議題とします。 地方自治法等の一部を改正する法律(平成29年法律第54号)による改正後の第234条の2第2項及び同附則第2条第7項の規定に基づく神石高原監査委員に意見を求めた結果は,お手元に配付したとおりであります。 本案件については,既に説明は終わっています。 質疑を求めます。 ◆2番(林) 神石高原町長等損害賠償責任の一部免責に関する条例の概要についてお聞きしますが,この免責の条例改正は,市長と議会がもしなれ合っていれば違法行為のやり放題だとの批判の実態から,安易な議会の放棄議決を容認できないというような実態からできたものだと思うんですが,市長らが高額な賠償請求を恐れ,思い切った政策判断をしにくくなりかねないとの指摘もあり,行政の過度の萎縮を防ぐ効果が期待できると私は思います。住民訴訟が自治体を監視する役割を果たしてきたのは確かであり,法改正で住民訴訟の機能を損なうことがあってはならず,このため上限設定の要件を重大な過失がないときとしたのは当然だと私は思います。また,上限額の目安は,町長は年収額の6倍としているのもうなずけます。 1点お伺いしたいのは,理にかなった条例改編だと評価しますが,町長のこの条例改正に対する所見と,この条例改正は基本的には情報公開っていうことが基本にあると思うんですが,そのことについて考えをお聞きします。 ◎町長(入江) 上位法令の改正に伴うものだというふうに私は理解しておりますので,それに従っていきたいと思います。 ○議長(松本) ほかに質疑ありませんか。            (「なし」の声あり) ○議長(松本) 質疑を終結します。 討論は通告がありませんので,直ちに採決します。 本案は原案のとおり可決することに賛成の議員の起立を求めます。            〔起立全員〕 ○議長(松本) 起立全員であります。よって,議案第129号は原案のとおり可決することに決しました。            ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(松本) お諮りします。 日程第4,議案第130号神石高原町特別職の職員で常勤のものの給与及び旅費の特例に関する条例の制定についてと日程第5,議案第131号神石高原教育委員会教育長の給与,勤務時間その他の勤務条件の特例に関する条例の制定についてを一括議題としたいと思いますが,これにご異議ありませんか。            (「異議なし」の声あり) ○議長(松本) ご異議ないものと認め,日程第4,議案第130号と日程第5,議案第131号を一括議題といたします。 提案理由の説明を求めます。 ◎副町長(森重) 皆さん,おはようございます。 それでは,議案第130号,議案第131号案件の提案理由を説明いたします。 時間外勤務手当の支給に関する不適切な事務処理等により町民の信頼を著しく損ねた責任の一端をあらわして,特別職,町長,副町長及び教育長の給与を減額するため,この条例案を提案するものであります。 詳細説明はありません。ご審議のほどよろしくお願いいたします。
    ○議長(松本) 説明が終わりました。 日程第4,議案第130号神石高原町特別職の職員で常勤のものの給与及び旅費の特例に関する条例の制定について質疑を求めます。            (「なし」の声あり) ○議長(松本) 質疑を終結します。 討論は通告がありませんので,直ちに採決します。 本案は原案のとおり可決することに賛成の議員の起立を求めます。            〔起立全員〕 ○議長(松本) 起立全員であります。よって,議案第130号は原案のとおり可決することに決しました。 日程第5,議案第131号神石高原教育委員会教育長の給与,勤務時間その他の勤務条件の特例に関する条例の制定についての質疑を求めます。 質疑ありませんか。            (「なし」の声あり) ○議長(松本) 質疑を終結します。 討論は通告がありませんので,直ちに採決します。 本案は原案のとおり可決することに賛成の議員の起立を求めます。            〔起立全員〕 ○議長(松本) 起立全員であります。よって,議案第131号は原案のとおり可決することに決しました。            ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(松本) お諮りします。 日程第6,報告第2号繰越明許費繰越計算書について(一般会計)から日程第8,報告第4号事故繰越し繰越計算書について(簡易水道事業特別会計)までは一括して報告を受けることにしたいと思いますが,これにご異議ありませんか。            (「異議なし」の声あり) ○議長(松本) 報告要旨の説明を求めます。 ◎副町長(森重) まず,報告第2号案件の報告要旨を説明いたします。 令和元年度神石高原一般会計繰越明許費は,令和2年3月31日に地籍調査事業緊急対策分令和元年補正ふるさと活性化センター管理運営経費トマト団地農地造成事業小規模崩壊地復旧事業橋梁トンネル補修事業,公立学校情報通信ネットワーク環境施設整備事業,過年発生農地及び農業用施設災害補助復旧事業,過年発生林道施設災害補助復旧事業道路橋梁補助災害復旧事業,過年発生社会教育施設災害復旧事業5億8,217万7千円を翌年度に繰り越したので,法令の定めにより報告するものであります。 続きまして,報告第3号案件の報告要旨を説明いたします。 令和元年度神石高原一般会計予算簡易水道事業特別会計繰り出し経費繰越明許45万円,現年発生農地及び農業用施設災害補助復旧事業繰越明許1億9,092万9千円について,避け得ることのできない事故のため,事故繰り越しとして翌年度に繰り越したので,法令の定めにより報告するものであります。 続きまして,報告第4号案件の報告要旨を説明いたします。 令和元年度神石高原簡易水道事業特別会計予算簡易水道施設補助災害復旧事業繰越明許200万円について,避け得ることのできない事故のため,事故繰り越しとして翌年度に繰り越したので,法令の定めにより報告するものであります。 詳細説明はございません。ご審議のほどよろしくお願いいたします。 ○議長(松本) 説明が終わりました。 報告第2号の質疑を求めます。 ◆6番(橋本) 三和ふるさと活性化センター管理運営経費繰越事業繰り越しになっとるんですが,この内容というか,これは何なんでしょうかね。 ◎産業課長(豊田) 失礼します。三和ふるさと活性化センター管理運営経費繰越事業560万3千円でございますけれども,今予定しておりますのは,182ステーション裏,出荷者の方からのご要望ということで,出荷者搬入路における雨対策を検討しております。 それから,182ステーションのトイレですけど,一部修繕が必要な箇所がございますので,修繕を予定しております。 あと,高原の風の裏の回廊の修理までできればというふうに考えております。 ◆6番(橋本) その年度でなぜできなかったんですかね。繰り越しした理由は何ですか。 ◎産業課長(豊田) 工事を発注するまでに時間的に余裕が,年度内に終わらないということで,繰り越しのほうをお願いをしてるところでございます。 ◆6番(橋本) 年度に終わらんかったから繰り越したというのはわかりますけど,何でその発注ができんかったんですかね。それはわかったことでしょう。 ◎産業課長(豊田) 会社のほうとの協議がなかなか進んでいないということで,いろいろと協議をしてたわけなんですけど,最終的には何の工事をするかということで話ができたのが年度ぎりぎりというようなことでございましたので,繰り越しをさせていただいております。 ○議長(松本) ほかに質疑ありませんか。            (「なし」の声あり) ○議長(松本) 以上で報告第2号を終わります。 報告第3号の質疑を求めます。            (「なし」の声あり) ○議長(松本) 以上で報告第3号を終わります。 報告第4号の質疑を求めます。            (「なし」の声あり) ○議長(松本) 以上で報告第4号を終わります。            ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(松本) お諮りします。 日程第9,報告第5号一般財団法人神石高原地域創造チャレンジ基金経営状況についてから日程第12,報告第8号株式会社神石高原農業公社経営状況についてまでは一括して報告を受けることにしたいと思いますが,これにご異議ありませんか。            (「異議なし」の声あり) ○議長(松本) ご異議ないものと認め,一括して報告を受けます。 報告要旨の説明を求めます。 ◎副町長(森重) 報告第5号から報告第8号案件の報告要旨を説明いたします。 本町が出資して設立した法人,一般財団法人神石高原地域創造チャレンジ基金株式会社帝釈峡スコラ,有限会社さんわ一八二ステーション及び株式会社神石高原農業公社に係る令和元年度分の経営状況について,法令の定めにより報告するものであります。 詳細説明は,チャレンジ基金につきましては政策企画課長帝釈峡スコラにつきましてはまちづくり推進課長,さんわ一八二ステーション農業公社については産業課長が説明いたします。ご審議のほどよろしくお願いいたします。 ◎政策企画課長(岡崎) 〔詳細について説明〕 ◎まちづくり推進課長(矢川) 〔詳細について説明〕 ◎産業課長(豊田) 〔詳細について説明〕 ○議長(松本) 説明が終わりました。 日程第9,報告第5号一般財団法人神石高原地域創造チャレンジ基金経営状況についての質疑を求めます。 ◆9番(木野山) 中身は大体わかったんですけども,4番の株式会社ダストマンズ資金支援額500万円というのがございますけども,これをもうちょっと具体的に知りたいんですが。油木高校動画クラブ運営へのコミット継続コンテンツ優先的利用というように書いてあって,ようわからんのんですが,この油木高校動画クラブへの援助というんですかね,これを利用した営業なんですかね。営業というか,それを助ける会社なんですかね。これは,何を行って利益が出るんです。民間の会社ですから利益追求されるはずですけど,どういうのが収益になるんですかね。具体的な営業内容を込めてお願いします。 ◎政策企画課長(岡崎) 株式会社ダストマンズです。これは,神石高原町の小野にある会社でありますけれども,ダストマンズは,映像クリエーターということで,映像を制作をして,それをユーチューブに流して利益を得るという事業を展開をされておりますけれども。この映像クリエーター神石高原町に会社がありますけれども,この代表は,神石高原町の子どもたち油木高校子どもたちユーチューブ,映像を使って作品をつくっていく,今現実にこの代表の方はユーチューブで流しておって,そこで利益を得てますけれども,ユーチューブを使うという,映像クリエーターというか,こういった仕事が今からのなりたい職業の上位にもつけられておって,世の中でいう映像クリエーターの職業があるというのを,油木高校子どもたちにも実際に自分でつくっていただいて,そういった職業があるというのを知ってもらう,そのために,油木高校子どもたちを集めて自分らで一緒になって映像をつくっていくという活動をするために,このダストマンズが,ここへ書いとるのは教育コンテンツというふうに書いておりますけれども,油木高校子どもたちユーチューブを使った映像を流す,そういった制作から撮影からユーチューブで流すまでの一連の仕事を一緒になって教えていくという活動をするものであります。 この500万円ですけれども,事業的には1年間のうちの半年間ですけれども,半年間を使って,自分が今映像クリエーターとしてやっておる仕事を中止をして,油木高校の支援をするために自分の仕事は置いといて,油木高校子どもたちと一緒に映像をつくっていくという活動をしたいという申し入れでありまして,それについては高校の支援にもなるし,子どもたちの教育的な観点からいうと非常に価値が高いということで,今回チャレンジ基金が支援をしたということになります。 今回はコロナの状況で4月から学校へ行っておりませんでしたので,リモートで音楽作品をつくって,子どもたちと一緒につくって,それを流していくことをしておるということを聞いておりますけれども,今学校が再開しましたので,今度は積極的に学校へ行って子どもたちと一緒に本当の映像を撮って,自分らで映像を撮って,それができた暁にはユーチューブで流していく,そうするとそれが全国へ拡散すると課金になってくるというような取り組みを子どもたちに教えると,そういう教育的な活動の一環としてダストマンズ事業展開をするということで,今回チャレンジ基金が支援をしたということであります。 ◆9番(木野山) 中身はわかったんですけども,ですから油木高校の生徒にどうやったら映像を撮ってどうしたら流せるかという技術的な指導をするということなんですけども,ユーチューブに流されて,油木高校の活動とかいろんなことをしとることが媒体で,ユーチューブで,ユーチューブが見られたら収入になるということなんでしょうけども,そういう高校生を媒体として,流した映像を収入の糧にするというのは道徳的にええんかなと思うんですけどね。そういう子どもたちがやってることが流れて,それが収入になるというのは,これは世間的にええんかなと。それを公が認めるということはええんかなと思う。どんなんでしょうかね,そこがひっかかるんですけど,見解はどうです。公がそこに入っていくというのはどうかなと思うんですけど。 ◎政策企画課長(岡崎) 今回つくる映像を子どもたちを使ってダストマンズがもうけようというようなことではなくて,この500万円については,子どもたちが映像を制作する体験をするために,今映像クリエーターとしてやっておりますけれども,その自分の仕事を置いといて,営業活動をせずに,その期間は油木高校子どもたちが制作するのに注力をしていくということであります。 さらに,そういった子どもたちが映像っていうのを勉強した暁には,ダストマンズについては,自分で,来年以降ですけれども,油木高校の卒業した子どもたちを言ってみれば雇用して映像会社をさらに大きくしていったり,それから地元に映像が撮れるブースをつくって,専属でそういった映像活動ができるような施設をつくっていきたいという意気込みを計画の中に取り入れておるということで,町内で新しい事業が展開をされるもの,それから高校の子どもたちが新しい職業になじむというか体験できるという意味で新しい取り組みの一つだということで,油木高校子どもたちを使って何かもうけようというような,そういう計画ではありませんので,ご理解をいただければと思います。 ◆9番(木野山) よく理解できました。ということなんですけども,そこら辺のところを注意しながら指導していただきたいというふうに思います。よろしくお願いします。 ○議長(松本) ほかに質疑ありませんか。 ◆5番(横尾) このダストマンズ,4月か何かの情報誌には載ってたんですけど,我々には,うわさでは聞いてましたが,何をするんか全然ちんぷんかんぷんで,載ってるわって感じだったんで,2月に決まったんなら3月議会で少しぐらい議会に報告があってもいいんじゃないかなと思うんですが,こういうことが全くないんでね。情報誌で見て初めて何が決まったかというのを知るようじゃ,何のために議会がここにおるのかなというんが私の大きな思いなんです。だから,もう少し情報を流していただきたいということをお願いしときます。 これはそれでいいんですけど,フェアトラベルのことで質問させていただきますが。結局,7月,昨年の3月に1千万円出て,1年3カ月,4カ月後にやっと回収が終わるということでありますが,このフェアトラベルの遅れた理由が韓国からの輸入の資材が遅れたということを聞いてますが,結局,資材というか材料は韓国のものを使ったんですか,それとも日本のものを使ったんですか。 ◎政策企画課長(岡崎) 議員ご指摘のように,韓国からの資材が水揚げができなかったということで遅れてしまったということは事実であります。今工事をしておりますけれども,韓国から水揚げをした資材も使います。今全部使っております。足らないところについては日本の資材を使うということで,今工事を急ピッチで実施をしているということであります。ご理解を賜ればと思います。 ◆5番(横尾) 韓国の資材は入ったんでしょうけど,余りいい資材じゃないということを聞いておりますので,ほとんどが日本の資材がメーンになってるんじゃないかと思います。結局,それが遅れた理由じゃなくて,何かほかにあるんじゃないかと思うんですけど,多分もうそれについては言われないでしょう。 ただ,課長がいつも言われたように,休眠預金とかふるさとチョイスも使って何とかやりたいというけど,ほとんど集まってない状況で,このままでいけば,多分どんどん基金を使って,チャレンジ基金にお金をどんどん出していくようになって,いつかはこれはなくなると思うんですが,あと何年もつかわかりませんけど。5年据え置きのそれからの回収ということで,基金は終わっても回収にまた10年ぐらいかかるような状況が今後出てくるんじゃないかと思うんで,そうなれば,ずっとその間,回収のために人を置いて,やっぱりお金がかかるわけですよね,回収には。黙って返ってくるわけはない,誰かは専属というか,おって,回収していかないといけないんですけど,そういうような状況が今後起こる可能性が私は十分あると思うんですが,それについてどうですか。ここら辺でもうやめたらどうなんです。 ◎政策企画課長(岡崎) 議員ご指摘のように,支援をした後に資金を,出資を引いていく期間がかかりますので,それを事務手続をする必要があります。ですから,その事業が全部出資を引くまではこのチャレンジ基金というのは続いていく必要があるというふうに思います。 今回の,先ほども申し上げましたけれども,財務基盤の確立というのが非常に大きな課題になっておるというのは,チャレンジ基金内部の役員も全員理解をしておりますので,代表理事を先頭に一般の寄附を集めていくということをまずやっていく。それから,事務局体制も,今は都市圏の専門家の人にお願いをしておりますけれども,だんだんと地元の方の雇用をすることによって事務局体制を確立をして財務基盤を立て直そうというふうに財団法人も考えておりますので,できるだけ町も一緒になって財団法人財務基盤の確立に向けて取り組んでまいりたいというふうに思っております。ご理解を賜ればと,よろしくお願いします。 ◆5番(横尾) 課長は,これは2年も3年も前から財務基盤の強化ということを言われますけど,全く強化になってないわけですから,この先どがあになるかわかりませんけど,かなり難しいと私は思っております。結局,やめても回収するまでずっと事務局を置いて,そのお金は全部,多分,一般会計から繰り入れてどんどんやってって,10年以上もそのお金をずっとかけていくような状況に今後なると思います。休眠預金も絶対無理だったんですし,今後,5年,10年先のことを考えたら,これはやめるべきなんですよ。 フェアトラベルに関してもそうでしょう。ニュアンスが若干違いますけど,例えば若者にターゲットを絞ってたんだけど,ある理由があって若者が難しくなったんだとお年寄りにターゲットを絞るようなもんじゃないですか。外国から入れるのを国内の,それの全然,多分計画も,ただやるというだけで,計画もまだこれから立てられるんでしょうから,ころっと変わったような状況の中で,やるというのは難しいんですよ。 このチャレンジ基金は,もともと私は最初から大反対だったんですけど,もうやめましょう,これは。どうなんですか,町長。 ◎町長(入江) この財団法人の継続的な運営というのは,課長が申し上げましたように,これからもしっかりと財務基盤の確立を図っていきたいと考えております。このチャレンジ基金の考え方ですけれども,全てではありませんけれども,補助金にかわる仕組みということで,お金が循環をする,非常に私は画期的な仕組みだなというふうに思っておりますから,財務基盤を確立すること継続をしていきたいというふうに思っております。 ○議長(松本) ほかにありませんか。            (「なし」の声あり) ○議長(松本) 以上で報告第5号を終わります。 日程第10,報告第6号株式会社帝釈峡スコラ経営状況についての質疑を求めます。 質疑ありませんか。            (「なし」の声あり) ○議長(松本) 以上で報告第6号を終わります。 日程第11,報告第7号有限会社さんわ一八二ステーション経営状況についての質疑を求めます。 ◆4番(横山) 百彩館のことなんですけど,令和2年度の事業計画案では,昨年度までは売り上げがすごく減ったということで,今年度はお客様を呼び戻すように努力するというふうに書いてあると思うんですが,今もすごく野菜が少ない状態で,行っても余り商品がないんですけど,どういうところを改革して今後売り上げを伸ばしていこうと思われているのか,何か具体策がもしあればお聞かせください。 ◎産業課長(豊田) 済みません,油木百彩館の運営についてのご質問でございますが,油木百彩館,以前は百彩館はいろんなものを仕入れて販売をされておりましたけれども,地元のほうから地元の産品,地元の野菜にこだわって運営をということでご意見をいただいてました。それに伴いまして,地元の声を尊重しまして,地元のものを優先して販売していくということで運営しておりましたけれども,どうしても野菜なり産品の出荷が少なくなっておりまして,今の状況になっているということでございますけれども。 今後の対策でございますが,先般,地元百彩館を支える会,油木のほうにございますけれども,そういった会でありますとか,油木協働支援センターの方々と会社のほうが協議をされたように聞いております。油木百彩館の現状,毎年1千万円程度売り上げが下がっておりますが,そういった現状,また収支の状況と今までの経過のご説明をさせてもらった中で,地元産以外の商品も商品として販売をさせていただきたいというようなお願いもされたように聞いてます。協議の中では,その方向でということになったようでございます。 当面,182ステーションのものを油木百彩館のほうでも販売をしていくということで現在調整をされておりますけれど,地元の商店の方には配慮というものが必要かなということで,そこら辺の配慮も考えながら,商品を少しずつ増やしていくということをお聞きをしております。 現在の状況から,経費をかけるリスクというのがありますから,そういったところも勘案しながら,地域の方にどういったものが喜ばれるのか,慎重に判断をしながら対応していきたいというふうにお伺いをしております。 それから,油木高校との連携でございますけれども,中国バスの最終時間が18時30分ということになっております。百彩館は6時には閉店なんですが,ここら辺の調整も,営業時間の調整なんかもできれば検討して,学生さんの生活といいますか通学にも合わせたような営業時間,それから食堂なんかも利用していただければということで,油木高校との連携も含めて現在検討されているというふうにお伺いをしております。 以上です。 ◆4番(横山) 油木高校の生徒さんのために,あそこの食堂を開放してカップ麺とかを置いて試みておられましたけど,なかなか高校生の人も行かれなかったようなんですが。今は油木の町の中に,にしかわっていう憩いの場ができたので,高校生のバスに乗る時間の調整であそこの理由が増えていると聞いております。だから,その点はだんだんと高校生もにしかわを使うようになってきているのかなというふうに思うんですが。 産品ですけど,去年まではそうやって地元の声があるということで,なるべく地元産をっていうことだったんですけど,それじゃあもう限界が来てるなというふうにも,現場を見て思います。ですから,先ほど言われましたけど,地元産にこだわらず,地元の人が求めているものをだんだんに商品を増やしていって,とにかくお客さんが来てくれることをしていかないと,行っても何にもないとなるとだんだん皆さん行かなくなると思うんですよ。このままじゃあ,本当に百彩館が心配でたまりません。 今,182も改修されました。すごく目玉になってます。それから,トマトガーデンもあるし,家族連れの方はあそこへたくさん行っておられるようです。そうなると,ますます百彩館がどんどんどんどん寂しくなるんですよね。何か目玉的なことを百彩館でしないと,本当にお客さんが減ってしまうような気がするんですけど。例えばおトイレも大分古くなってきてるので,182は今回おトイレを改修されなかったんですけど,例えば百彩館のおトイレを近隣にはないような,すごく立派なおトイレにするとか,何かそういう目玉的なことを一つつくればいいんじゃないかなというふうにも個人的には思いますけど,いかがでしょうか。 ◎産業課長(豊田) 私も地域の者ですから,油木百彩館はすごく心配をしております。物が少ないからお客さんが来ない,来ないから出荷する人も少ないという負のスパイラルみたいな形になっておりますので,どうにかそこを断ち切る案を会社のほうでもしっかり検討していただきたいというふうに思っております。 どこにもないようなトイレというようなご意見もいただきましたけれど,トイレは別にしましても,どういった形で百彩館のほうが皆さんに愛していただける,来ていただける店になるかということにつきましては,会社のほうと産業課もあわせてしっかり協議をしながら今年一年進めていきたいというふうに考えております。 ◆4番(横山) 済みません,もう一点。182カフェで売られてるメニューを百彩館でも販売されるっていうふうに聞いてましたけど,あれは話は前に進んで販売できるような方向に向かっているんでしょうか。 ◎産業課長(豊田) 今お伺いしてるのは,とりあえず182ステーションの産品を百彩館のほうで売っていくというところの調整をされてるようです。             (「コーヒーも」の声あり) コーヒーもですか。あと,コーヒーもだそうですね。            (「あと,加工品です」の声あり) 加工品もですね。はい。じゃけえ,182のほうの産直市場で売ってるもので百彩館のほうへということに伺ってます。 ○議長(松本) ほかに質疑ありませんか。 ◆5番(横尾) 2点ほど,182ステーションのことで聞きたいと思います。 最初は赤字が出たのはコロナと言われていましたが,だんだん人件費が増えたということをたしか言われたように私は認識しておりますが。この182ステーションの赤字,この原因が人件費,その人件費の内容を具体的に教えていただきたいということと,もう一点,発泡酒の件,クラフトビールじゃなくて発泡酒なんですが,これが前回,同僚議員の質問では,3月,4月,5月で381本売れたということで聞いていますけども,1ロットは何本頼んで,入れた発泡酒がどのくらいもつんですか。余り売れなかったら,今度は破棄しなくちゃいけないんじゃないかと思って気にしてるんですけど,1ロットというたらある程度の本数がないと注文できないと思うんですけど,そこの内容を詳しく教えてください。 ◎産業課長(豊田) 人件費ということでございますが,会社の人件費なので個々の一人ずつの金額等々は聞いておりませんけれども,フードコートをオープンするに当たりまして,今まで人材不足といいますか,募集してもなかなか来ていただけないような状況でございましたので,早目に募集をされたようです。新たに職員さんを採用されたりパートさんを採用されたりということで,オープン前にオープンの業務の研修等をするために早目に採用されたということで,売り上げがない中で人件費のほうだけ増えているというような状況がございました。 あと,リニューアルに伴いまして平成30年度に運営補助金のほうを600万円余り交付をしておりましたけれど,昨年はこちらのほうも交付をしておりませんので,そこら辺も少し影響してるというふうに思っております。 それから,発泡酒なんですが,最終ロットの生産数を,済みません,確認をしておりませんので,後ほど確認をさせていただきたいというふうに思います。 ◆5番(横尾) フードコートの人件費だと言われたんですが,今後フードコートが単独でされると思うんですけど,今後フードコートが赤字にならないようにしていただきたいと思うんですけども,足手まといになっちゃいけないと思いますけども,そこら辺の今後の計画等があれば教えていただきたいということと,1ロットがわからないということなのですが,どのくらいの期間の賞味期限があるんですか,この発泡酒は。 ○議長(松本) 暫時休憩します。(午前11時07分) ○議長(松本) 再開します。(午前11時08分) ○議長(松本) ここで休憩とします。 再開は11時20分とします。(午前11時08分) ○議長(松本) 再開します。(午前11時20分) ◎産業課長(豊田) 済みません,お時間をとらせてしまい,済みませんでした。 クラフトビールなんですけど,182ステーションのほうへ……            (「発泡酒」の声あり) 発泡酒,はい,済みません。 発泡酒の件ですが,182ステーションのほうに確認をしましたところ,1ケース24本からつくっていただいて納入していただいているというふうに聞いております。 それから,賞味期限につきましては,3カ月であるということでございます。 ◆5番(横尾) 24本が1ロットで,じゃあ24本だけ納入してくれるんですか。足らんかったら24本だけ。それなら問題ないんですけど,例えば100本とか150本まとめて納入するんであれば,廃棄が出るんで,それが心配だったんですが。 ◎産業課長(豊田) そこら辺も考えて,1ケース24本,多いときにはその倍ぐらいになるのかもしれませんけど,少量ずつ入れてるということで聞いております。 ○議長(松本) ほかに質疑ありませんか。 ◆2番(林) お聞きしますが,令和2年度の事業計画で,これは反転攻勢ってことになるのかどうか知りませんが,182ステーションのドライビングシアターをここに積極的に展開していくっていうことをうたわれてるんですが,今まで1回上映されたと思いますが,それの総括というか課題,これはもうかるんでしょうか,やって,お聞きします。 ◎産業課長(豊田) ドライビングシアターにつきましては,4月に予定をしておりましたけれども,コロナの影響で4月は中止をさせていただきました。6月の2週目の土曜日に第1回をさせていただきまして,完売ではなかったようですけど,ほぼ売れているということでございます。 天気も前回は雨が降ったりしてたので,そこら辺もあるんだろうと思うんですが,今週の土曜日に第三弾のドライビングシアターを実施をする予定にしております。これにつきましては,チケットは全て完売をしているというふうにお伺いをしております。 基本的には映画会社のほうでやりますので,182ステーションのほうは,ローソンなりいろんなところの売店の売り上げのほうで収入を上げるということと,182ステーションのPRをしっかりしていただくということで実施をされてるように聞いております。 ◆2番(林) これは映画館がやるんですよね,フューレック。そっちのほうは利益がないっていう理解で,販売のほうで利益的には上げていこうっていうことでよろしいんですね。 それで,お聞きするんですが,この間一回中止になりました,コロナの感染が抑制されて。そういうときにキャンセル料とかそういうものはかからないんでしょうか。 ◎産業課長(豊田) キャンセル料は発生をしておりませんので,182ステーションのほうで特にお支払いをしてるということはありません。 ◆2番(林) これは映画上映自体はこちらに入らないってことですけど,例えば制作会社と直接交渉して上映するとかそういう方法もあると。私は,昔,映画の上映をボランティアでしてたことがあって,そういうこともしたんですが,事業の趣旨としてどうなのかはっきりわかりませんが,そのような考え方はないでしょうか。 それと,ドライビングシアターの場合は,リスクとしては雨とか昼間できないっていうリスクがあると思うんですが,スクリーンは雨にでも大丈夫なようなスクリーンも,空気を入れてやるようなスクリーンもありますし,輝度の高いプロジェクターを使えば昼間も上映できると思うんですけども,そういうことをやってリスクを低減することはできると思うんですが,いかがお考えでしょうか。 ◎産業課長(豊田) 182ステーションのほうで映画をするということは,今現在は考えておりません。 雨のときの対応ですけれども,前回が少し雨が降ったということですけれども,雨が降っても普通にスクリーンのほうにはきちっと映ってるように聞いてますし,ワイパーをする必要があるのかもしれませんが,基本的には雨でも対応できるというふうに思ってます。 あと,時間的に,今,日が長いものですから,開始時間がどうしても遅くなるということで,終了時間が少し遅くなるっていうのがありますけれども,今のところ大変好評をいただいてるというふうに聞いております。 ○議長(松本) ほかに質疑ありませんか。 ◆10番(藤田) 182ステーションの経営のことでお尋ねいたしますが,損失が1,200万円出とるわけですが,経営感覚というのが親方日の丸主義だと思うわけですが,もう少し経営感覚を持った人材を入れるべきではないんでしょうか。 ◎産業課長(豊田) 会社のことですからあれですが,別に経営感覚を持ってない人を採用してるというふうには認識はしておりません。 ◆10番(藤田) そう言われると思いましたが,実際にはないと思いますよ。仮店舗の影響で赤が出たという説明があったと思うんですが,民間事業でしたら人件費を減すわけで,人を減すわけで,そういった経営努力というのがないんです。赤字が出たら町がしてくれるんだという,根本的な考え方が違うんです。農産物でも,在庫ができるわけじゃございません。売れた分の15%は確実に入るわけですから,そういった状況で,私らの感覚からしたら赤が出るということは到底考えられんので。 ほいで,今度,社長は副町長さんですが,優秀な人材も行かれとるんですから,それを社長にして,一日一日の経営状況を掌握して,そこらを即対応するような形で,売れない,赤字が出そうなら,臨時の職員を減すとか,高給取りを首にするとか,そういった,もっと真剣な経営感覚がなかったらだめですよ。 ほいで,赤字が出たということでも,私は中身の問題だと思うんですよ。もともと182ステーションというのは,農家所得の向上という大原則があるんです。農家の方の新鮮な野菜あるいは加工品を売る,都会の人にその野菜を,おいしい野菜を求めてこの地に来てもらう,その便といいますか,そのときにいろいろなもんも売れるというのが原則で,最近は野菜が少ないんです。もうちょっと野菜を増やすことを考えることが第一なんです。農家の農産物がたくさん売れて,農家の方がもうけられて,しかる後,道の駅が赤字なら,農家の方がもうけられたらそれでいいわけですが,農家の方もいいことはない,道の駅も赤が出るんでは,一もとらん二もとらんということになるんで。 一つの例をとれば,フードコートで高給取りの方が頑張っていただいとります。そこらももっと考えた経営をされたら,大分経費も助かると思いますよ。そういった経営感覚をぜひとも入れてほしいと思います。 ◎町長(入江) ご指摘を承ります。 大きな変化,リニューアルがございましたから,経営陣については前からかわってはいないわけです。今年初めて赤が出たということでございます。先ほど言いましたように,大きなリニューアルという事業がありまして変化があったということもございます。 ただ,人件費,ほかにもいろんな要因がありますけれども,そういったところを今しっかり分析もしてます。その対応をこれからしっかりやってくれると期待もしているところです。 農産物も,もちろん売れればその手数料はいただきますけども,85%は還元されるわけです。それは,リニューアル後も農産物が売り上げが上がってますから,還元はされてるというふうに思います。 さらにしっかり農産物を集荷,栽培をしてもらえるような仕組みをこれからつくっていくように,また出資者として協議をしていきたいというふうに思います。 ◆10番(藤田) もう一点落としておりました。 最近行ってみますと,お菓子も売っておられますよね。要するに,道の駅が生きていくための方策なんです,これは。基本を大事にしてもらわにゃいけん,農産物という基本を。地元の商店に買い物に行かんでも,あそこで間に合うような状況になっとるんです。それも悪いことじゃないんだけれども,地元の商店は大変疲弊をされております。そういったこともあるんで,あくまでも農家の所得を向上,おいしい野菜を都会の人に供給するという大原則を忘れないでほしいとお願いしときます。 ○議長(松本) 答弁。 ◎町長(入江) どんなお菓子か私もわかりませんけれども,もちろん産品がメーンのお店でございますから,そこは確認をしてみたいと思います。 ○議長(松本) ほかに質疑ありませんか。 ◆1番(小川善) 一般質問から先ほどからずっと話題になってるんですが,人件費が問題だということは課題はわかったんですけど,それをどうふうに解決される予定でしょうか。 ◎町長(入江) 人を準備の段階から雇用したということで人件費がかさんでるということはありますけれども,ほかにも要因はあるわけです。もちろん,ここはそれだけの雇用が,今はコロナで少ないということはありますけれども,しっかり営業がスタートするとそれだけの人件費が必要だというふうに会社のほうは思ってるんだと思います。そこはもちろん,節約するところはもちろんやっていきますよ,これからも。やっていきますけれども,コストカットももちろんそうですけれども,売り上げを上げることによって利益を出していく,そういった経費を賄っていくということを,基本的にはそういうスタンスに変えるというか,今そういうふうに考えて会社のほうは運営を進めているところです。 ◆1番(小川善) 売り上げが上がればよろしいかと思うんですが。 先日,さんわ182ステーションの体制というのを表をいただきました。6部門あるんですかね。じゃけえ,産直市場部門とローソン部門,統括部門,百彩館部門,フードコート部門,経理部門って6部門あって,その中に各担当の職員さん等々がおられると思うんですが,これは普通,一つの会社なんですから,こっちの部門で人が足りんかったらこっちの部門から連れてくるということは十分できるんじゃないかと思うんです。役場でも,政策企画課に人が余っとる,どうしようか,環境衛生課に人が足りん,何とかしてくれっていったら,多分そっちからそっちへ回されるんが一つの会社として普通だと思うんです。高原の風で人がおらんから182に何とかしてくれというのは,会社が別なんで全然頼むことはできんと思うんですが,そういうことを考えた場合には,そういうシフトは統括部門のほうでやられてると思うんですが,そういう大きなシフトということもちゃんと考えてやられるという指導ができますか。 ◎町長(入江) この間お配りをさせてもらったらしいですけれども,その配置図は一応その担当ということで表示をさせていただいてますけれども,もちろん繁忙,忙しいときとそうでないときのシフトの変更とかというのはもう既に会社でやられてます。これは当然のことだと思います。 ◆1番(小川善) もう一つだけお願いしたいんですが,私は,百彩館のほうはどちらかというたら弁当とか食堂とかそういうところがもう少し力を入れられればよろしいんじゃないかと考えます。牛肉を食べるところがないとかっていうような話もあるんで,牛丼がいいかどうかまだわからないですけど,そういうような,手軽につくれて,また加工ができて,それを自宅に持って帰ってもらえるような感じのことを主にされるようなことにすれば,それに総菜とかおばんざいとかがついたら,それはここの店で売っとりますよというような感じの売り方がよろしいんじゃないかと思うんで,そういうこともお願いいたしたいと思います。答えはよろしいです。 ○議長(松本) ほかに質疑ありませんか。            (「なし」の声あり) ○議長(松本) 以上で報告第7号を終わります。 日程第12,報告第8号株式会社神石高原農業公社経営状況についての質疑を求めます。 ◆6番(橋本) 農業公社につきましては,事業収益というのは,稲作,育苗事業から始まり,田植え,収穫,調整までが大きな収益の事業だと思います。 3ページを見ると,作業実地面積等の推移が載っておりますが,年々自作する面積が減ってきておるのが現状ですよね。これは高齢化等々に伴うもんであるかなと思います。この推移は,5年先,10年先の推移は,多分できると思うんですよね。物をつくって売る事業ではありませんから,もう既に先が見える面積等々があるんであれば,大体の見当がつくじゃないですか。経営するためにどうすればいいとかというのが,大体の計画が立つはずなんですよ。 令和2年度の事業計画を見させていただきますと,過疎化と高齢化が進行する中で農業公社の再認識をしてという文言がありますが,もう少し本気で具体的な事業計画を立てて,どうするのか,赤字部分をどう圧縮していくのかというのをきちっと出すべきだと思うんですね。もうちょっと事業収益の中に,農業生産の事業収益で,これがトマトの生産をして販売が1千万円近く計上してあるんですね。かなりトマトはいいのかなと思いますが,トマトの栽培にしても人件費等々の問題が出てくるかと思いますが,その辺を踏まえてもう少し具体的な事業計画を求めたいと私は思っておりますが,その辺はいかがですか。 ◎産業課長(豊田) 農業公社の代表取締役もかわりましたので,現在,社長のほうで今後の運営方針等々をあわせて構想のほうを考えているということでございましたので,これから社員のほうへもその構想のほうを説明しながら将来的な運営について当たっていくというふうに聞いております。 ◆6番(橋本) 5月にかわられたんですね。5月でしたかね,総会でかわられたということで,早急にそういうものを方針を出されて,また我々にもこういった方針というのをお知らせをしていただければと思います。 以上です。 ○議長(松本) ほかに質疑ありませんか。            (「なし」の声あり) ○議長(松本) 以上で報告第8号を終わります。            ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(松本) 日程第13,発議第3号議員定数等調査特別委員会設置に関する決議についてを議題とします。 朗読。 ◎議会事務局長(国重) 〔発議を朗読〕 ○議長(松本) 暫時休憩とします。(午前11時39分)            〔5番 横尾正文議員 退場〕 ○議長(松本) 再開します。(午前11時40分) 提案理由の説明を求めます。 ◆6番(橋本) それでは,提案理由を説明をさせていただきます。 神石高原町議会では,効率的でわかりやすい運営を行い,町民の意思を反映した開かれた議会を目指すとともに,議会そして議員が将来の活動にとどまることなく,自己の資質の向上を図りながら議会改革を推し進め,公正で透明な議会を構築するため,平成24年9月に神石高原町議会基本条例を制定しました。この条例のもと,議会及び議員の活動活性化や議会運営の基本事項を遵守し,最高規範と位置づけ,議会運営,議会活動に取り組んでいます。 昨今の社会情勢等の変化に伴い,住民からの議会に対する意見や指摘も多様化し,議会また議員の責任はますます大きくなっています。議員定数は合併時18人で始まり,平成28年12月の改選時から現在の12人となっています。本年12月に任期を終え,9月の定例会が最後となりますが,将来の議会活性化につなげるためにも,議員みずからの保身を捨て,適正な議員定数や議会としての機能充実など,将来を見越した議論を活発に真剣に行うことが最重要だと考えます。 合併以来,人口減少が進み,地方交付税の減額など,本町を取り巻く環境はますます厳しくなっており,社会情勢の変化に対応し,町民の負託に応えられ,信頼される議会の実現をするために,本町議会における適正な議員定数等に調査研究をする議員定数等調査特別委員会の設置を提案いたします。 何とぞ議員各位のご理解をいただき,議員間討議を真剣また活発に行い,将来の神石高原町議会のあり方を考えていきたいと思いますので,ご賛同くださるようよろしくお願い申し上げ,提案理由の説明とさせていただきます。 ○議長(松本) 補足の説明はありませんか。            (「なし」の声あり) ○議長(松本) 質疑を求めます。            (「なし」の声あり) ○議長(松本) 討論は通告がありませんので,直ちに採決します。 本案は原案のとおり可決することに賛成の議員の起立を求めます。            〔起立多数〕 ○議長(松本) 起立多数であります。よって,発議第3号は原案のとおり可決することに決しました。 ○議長(松本) ここで,議員定数等調査特別委員会の構成を協議しますので,休憩といたします。 再開は11時55分とします。(午前11時46分) ○議長(松本) 再開します。(午前11時55分) 議員定数等調査特別委員会の構成が決定しましたので,私から発表いたします。 配付しましたとおり,委員長に寄定委員,副委員長に橋本委員と決定しました。            ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(松本) 日程第14,発議第4号地方財政の充実・強化を求める意見書の提出についてを議題といたします。 朗読。 ◎議会事務局長(国重) 〔発議を朗読〕 ○議長(松本) 提案理由の説明を求めます。
    ◆9番(木野山) 発議第4号地方財政の充実・強化を求める意見書につきまして説明を申し上げます。 お手元に配付をしております意見書(案)の朗読をもって説明にかえさせていただきますので,よろしくお願いいたします。 今,地方自治体には,医療・介護など社会保障への対応,子育て支援策の充実,地域交通の維持,確保など,より多く,またより複雑化した行政需要への対応が求められています。しかし,現実に公的サービスを担う人材不足は深刻化しており,疲弊する職場実態にある中,新型コロナウイルス感染症対策や近年多発している大規模災害やそのための防災・減災事業の実施,また新たに発生している感染症対策など,緊急な対応を要する課題にも直面しています。 こうした地方の財源対応について,政府は,骨太方針2018で,2021年度の地方財政計画まで,2018年度の地方財政計画の水準を下回らないよう,実質的に同水準を確保するとしています。実際に,2020年度地方財政計画の一般財源総額は63兆4,318億円,前年度比プラス1.2%と過去最高の水準となりました。しかし,人口減少,超高齢化に伴う社会保障費関連をはじめとする地方の財政需要に対応するためには,さらなる地方財政の充実強化が求められています。 このため,令和3年度の政府予算と地方財政の検討に当たっては,歳入,歳出を的確に見積もり,地方財政の確立を目指すよう,政府に以下の事項の実現を求めます。 1,社会保障,感染症対策,防災,環境対策,地域交通対策,人口減少対策など,増大する地方自治体の財政需要を的確に把握し,これに見合う地方一般財源総額の確保を図ること。 2,とりわけ,子育て,地域医療の確保,介護や児童虐待防止,生活困窮者自立支援など,急増する社会保障ニーズへの対応と人材を確保するための社会保障予算の確保及び地方財政措置を的確に行うこと。 3,新型コロナウイルス対策として,新たに政府が予算化した新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金や新型コロナウイルス感染症緊急包括支援交付金については,令和2年度の補正予算にとどまらず,感染状況や自治体における財政需要を把握しつつ,令和3年度予算においても,国の責任において十分な財源を確保すること。 4,地方交付税における業務改革の取り組みなどの成果を反映した算定(従来のトップランナー方式)は,地域の実情を無視し,本来交付税に求められる財源保障機能を損なう算定方式であることから,その廃止,縮小を含めた検討を行うこと。 5,まち・ひと・しごと創生事業費として確保されている1兆円について,引き続き同規模の財源確保を図ること。 6,令和2年度から始まった会計年度任用職員制度における当該職員の処遇改善に向けて,引き続き所要額の調査を行うなどして,その財源確保を図ること。 7,森林環境譲与税の譲与基準については,自治体と協議を行い,林業需要の高い自治体への譲与額を増大させるよう見直すこと。 8,地域間の財源偏在性の是正に向けては,偏在性の小さい所得税,消費税を対象に,国税から地方税への税源移譲を行うなど,抜本的な改善を行うこと。また,各種税制の廃止,減税を検討する際には,自治体財政に与える影響を十分検証した上で,代替財源の確保をはじめ,財政運営に支障が生じることがないよう対応を図ること。 9,地方交付税の財源保障機能,財政調整機能の強化を図り,市町村合併の算定特例の終了への対応,小規模自治体に配慮した段階補正の強化など対策を講じること。 10,依然として4兆5千億円強と前年度を超える規模の財源不足があることから,地方交付税の法定率を引き上げ,臨時財政対策債に頼ちない地方財政を確立すること。 11,プライマリーバランスを黒字化することにより,地方交付税と公共事業の抑制が行われている。地方財政基盤の弱体化を招くプライマリーバランスの黒字化のための数値目標を設定せず,地方のみならず国民を豊かにするための財政出動を行うこと。 以上,地方自治法第99条の規定に基づき,意見書を提出をいたします。 提出先は,以下,記載しているとおりでございます。どうかご判断をいただき,適正なご意見を頂戴いたしますようによろしくお願いをいたします。ご賛同いただきますようによろしくお願いいたします。終わります。 ○議長(松本) 補足の説明はありませんか。            (「なし」の声あり) ○議長(松本) 質疑を求めます。            (「なし」の声あり) ○議長(松本) 討論は通告がありませんので,直ちに採決します。 本案は原案のとおり可決することに賛成の議員の起立を求めます。            〔起立全員〕 ○議長(松本) 起立全員であります。よって,発議第4号は原案のとおり可決することに決しました。            ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(松本) 日程第15,議会運営委員会の閉会中の所掌事務調査についてを議題とします。 お手元に配付しましたとおり,議会運営委員会委員長から,会議規則第75条の規定により,閉会中の継続調査の申し出があります。 お諮りします。 委員長から申し出のとおり閉会中の所掌事務調査とすることにご異議ありませんか。            (「異議なし」の声あり) ○議長(松本) ご異議なしと認めます。委員長からの申し出のとおり閉会中の所掌事務調査とすることに決定しました。            ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(松本) 日程第16,各常任委員会の閉会中の所管事務調査についてを議題とします。 お手元に配付しましたとおり,総務文教常任委員会,産業建設常任委員会及び議会広報常任委員会の各委員長から,会議規則第75条の規定により,閉会中の継続調査の申し出はありました。 お諮りします。各委員長から申し出のとおり閉会中の所管事務調査とすることに異議ありませんか。            (「異議なし」の声あり) ○議長(松本) ご異議なしと認めます。各委員長から申し出のとおり閉会中の所管事務調査とすることに決定しました。 以上で本定例会に付議された全議案を議了いたしました。 ここで,町長から挨拶があります。 ◎町長(入江) 令和2年度第5回神石高原町議会定例議会の閉会に当たり,ご挨拶を申し上げます。 6月15日に開会した本定例会も本日で閉会となります。新型コロナウイルス感染症対策の経費等を盛り込んだ一般会計補正予算(第3号)をはじめ,工事請負契約,条例改正等,全19議案をご審議いただき,全て可決いただくことができました。理事者を代表し,衷心より感謝を申し上げます。 新型コロナウイルス感染症は,まだまだ終息したわけではありませんので,感染予防に万全の態勢で取り組んでまいります。 また,町内事業者も,企業活動,経営状況において大変厳しい状況が続いています。今後もしっかりと情報収集,状況確認等を行い,神石高原商工会をはじめとする各団体と連携を密にし,その対策を講じてまいります。 議員各位におかれましては,引き続きご助言,ご指導を賜りますようお願いを申し上げます。 また,今月末で辞職されます横尾議員におかれましては,永年,神石高原町議会議員として本町まちづくり,行政運営に尽力いただきましたことを心より感謝申し上げます。ありがとうございました。 終わりに,本定例会では,多くの議案においてご質問,ご意見を頂戴いたしました。担当部局でしっかりと精査,確認を行い,業務に反映させる所存でございます。今後も,町民が安心して暮らせる,また安定した行政運営のもとに,本当に住んでよかったと実感できるまちづくりに職員とともに邁進いたしますので,引き続きご支援,ご協力賜りますようお願いを申し上げ,閉会に当たってのご挨拶といたします。ありがとうございました。 ○議長(松本) 第5回定例会の閉会に当たり,一言ご挨拶を申し上げます。 今定例会は6月15日に開会され,本日まで新型コロナウイルス対策を含めた補正予算,条例改正など,当面する本町行財政の諸案件を議員各位の終始極めて真剣なご審議によって,提案された全ての案件を原案どおり議決して議了することができました。これもひとえに議員各位の良識ある判断によるものと深く感謝し,厚くお礼を申し上げます。 また,町長をはじめ執行機関の各位におかれましても,審議の間,真摯な態度をもって説明,答弁に当たられ,そのご労苦に対して厚くお礼を申し上げます。 新型コロナによる緊急事態宣言も解除され,都道府県をまたぐ移動自粛も全面解除をされ,徐々にではありますが,平常の生活を取り戻しつつあります。 しかし,第2波の感染も予想されます。感染予防に取り組みながら,経済の活性化に取り組まなくてはなりません。国の第2次補正予算を早く有効に活用する本町の対策を早急に取り組まれるよう要望をいたします。 最後になりましたが,横尾議員におかれましては,強い決意を持って新しい道に進むために今月末で辞職することになりました。今日までの活動に深く敬意を表し,今後のご活躍を祈念をいたします。 結びに,今定例会に寄せられました議員各位及び執行者の皆様のご協力に対しまして重ねてお礼を申し上げます。執行者,議員各位におかれましては,これから暑さも厳しくなります,健康に留意され,ますますのご活躍をご祈念いたしまして,閉会の挨拶といたします。大変お疲れさまでした。 お諮りします。 会議規則第7条の規定により,会期を残しておりますが,会期中の閉会とすることにご異議ありませんか。            (「異議なし」の声あり) ○議長(松本) ご異議なしと認めます。よって,本定例会は本日をもって閉会することに決します。            午後0時12分 閉会   以上,議会の経過を記載してその相違ないことを証するためここに署名する。    令和2年6月23日               神石高原町議会議長               神石高原町議会議員               神石高原町議会議員...