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  1. 神石高原町議会 2020-06-17
    06月17日-03号


    取得元: 神石高原町議会公式サイト
    最終取得日: 2021-09-01
    令和 2年第 5回 6月定例会      令和2年第5回神石高原町議会定例議会会議録(第3号)1. 招集年月日 令和2年6月17日1. 招集の場所 神石高原町議会議場1. 開   議 6月17日 午前10時00分宣告(第3日)1. 応招 議員  1番 小 川 善 久         2番 林   憲 志          3番 赤 木 俊 二         4番 横 山 素 子          5番 横 尾 正 文         6番 橋 本 輝 久          7番 久保田 龍 泉         8番 小 川 清 治          9番 木野山 孝 志        10番 藤 田 晃 己         11番 寄 定 秀 幸        12番 松 本 彰 夫1. 不応招議員  な   し1. 出席 議員  応招議員に同じ1. 欠席 議員  な   し1. 地方自治法第121条の規定により説明のため出席した者の職氏名   町長      入 江 嘉 則     副町長     森 重 純 也   教育長     馬屋原 健 治     会計管理者   瀬 尾 明 彦   総務課長    瀬 尾 浩 康     政策企画課長  岡 崎   謙   まちづくり推進課長           住民課長    谷 本 千 代           矢 川 利 幸   保健福祉課長  松 井 和 寛     子育て応援課長 赤 木 まゆみ   環境衛生課長  松 本 真 典     産業課長    豊 田 達 哉   建設課長    高 石 徹 朗     教育課長    砂 田 香代子1. 本会議に職務のため出席した者の職氏名   事務局長    国 重 修 示     書記      吉 原 敬 之1. 議事日程   内容は別紙日程書のとおり            午前10時00分 開議 ○議長(松本) 皆さん,おはようございます。 ただいまの出席議員は12名であります。定足数に達しておりますので,これより令和2年第5回神石高原町議会定例会を再開します。(説明員を報告) 直ちに本日の会議を開きます。 本日の議事日程は,お手元に配付したとおりであります。            ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(松本) 日程第1,昨日に引き続き一般質問を行います。 ◆11番(寄定) 皆さんおはようございます。 一般質問も最後の日となりました。通告に従って質問をさせていただきます。 コロナ禍での町政運営についてと,それからGIGAスクール構想についての2点の質問をさせていただきます。 本町の新型コロナウイルス感染症防止対策取り組みは,感染予防対策とともに特別定額給付金の支給,また町独自の緊急経済支援対策など,迅速かつ適切,また丁寧な対応でありました。住民に寄り添う,そういった姿勢が高く評価されるものであります。町長を先頭に,職員の皆さんの献身的な取り組みに心より感謝を申し上げ,また引き続きの取り組みをよろしくお願いを申し上げます。 さて,緊急事態宣言は解除されたものの,各地で感染者の増加の傾向が見られ,油断は禁物であり,第2波,第3波の懸念もあります。みんなで協力して,この長丁場の難局を乗り越えていかなければなりません。 そこで,質問ですが,第1に新型コロナウイルス感染症の影響下での町政運営の基本的な考え方と入江町長の決意をお伺いいたします。 次に,このコロナ禍を踏まえた防災・減災対策新型コロナウイルス感染症拡大の第2波,第3波が懸念される中,日本列島はこれから本格的な台風シーズンを迎えるとともに,またいつ起きてもおかしくない巨大地震など,災害発生に備えた対策は喫緊の課題であります。 そこで,コロナ禍を踏まえた防災・減災対策について伺います。 災害時の避難体制や避難所,避難者の健康管理と感染防止のための衛生環境,備蓄品,避難所運営にどう対処するのかをお伺いいたします。 そして,3点目ですが,新型コロナウイルス感染症の蔓延は,まさに人類への挑戦であり,それに対して私たちは応戦し,勝ち超えていかなければならないと思っております。少子・高齢化,人口減少という大きな課題に直面する本町は,このピンチをチャンスに変えて,反転攻勢へ向けての取り組みを進めていかなくてはならないと思いますが,入江町長の決意と,その構想をお伺いいたします。 以上,1点目の質問でございます。 ◎町長(入江) おはようございます。 寄定議員のご質問に答弁を申し上げます。 コロナ禍での町政運営について,まず初めに新型コロナウイルス感染症の影響下での町政運営の基本的な考え方と決意についてというご質問ですけれども,まずは緊急経済対策など,新型コロナウイルス感染症対策に町民の立場に立って取り組んでくれております職員に対して評価をいただきましたことをまことにありがとうございます。今回,町議会からも多くのそういったお声をいただいております。職員も今後さらにモチベーションを高く持って,頑張ってくれると思います。本当にありがとうございます。 それでは,答弁をさせていただきます。 いわゆる新しい生活様式を念頭に置いた町政運営が今後必要になってくるというふうに考えております。ソーシャルディスタンスやエチケット,テレワークの推奨など,従来の考え方を変化させる,そういった必要に迫られているんではないかというふうに思います。ただ,人と人がつながり,人と人との関係が社会や経済を動かしているということに変わりはないというふうに思います。その上で,町民の心や経済や雇用がコロナ以前の状況へ限りなく戻っていくよう,まずはそこに注力をしてまいりたいと考えております。 いずれにいたしましても,今回の新型コロナウイルス感染症対策のように,この町を,町民を第一に思い,人と自然が輝く,ここ神石高原町の創造に全身全霊で取り組んでまいる決意でございます。一層のご教示,ご指導を賜りますようお願いを申し上げます。 次に,コロナ禍を踏まえた防災・減災対策ですけれども,災害時に使用する避難所の環境整備や受け入れ態勢の整備につきましては,今回広島県より示されました新型コロナウイルス感染症に係る避難所運営マニュアル等に基づき対応を行ってまいります。使用する避難所につきましては,従来どおり町が開設,運営する基幹避難所自主防災組織が開設して運営する地域避難所をそれぞれ使用をいたします。避難所の受け入れ環境につきましては,感染症防止の観点から3密を避け,健康の方と体調不良者等の居住区域をそれぞれ確保し,避難者が密集しないよう配置を検討していきます。また,マスクや消毒液に加え,飛沫感染を防ぐためのテントやパーティション段ボール製の間仕切りなど,必要な資材を配備し,感染対策を行ってまいります。基幹避難所へ配置する職員については,新型コロナウイルスの感染予防や避難者の健康状態を把握するため,今回から保健師を1名ずつ増員し,これまでの1施設2名を3名体制に強化をしていきます。避難者の健康管理につきましては,避難者が避難所に到着した時点で検温や体調の聞き取りを行い,発熱等がある方や感染症の疑いがある方については,専用のスペースに隔離をさせていただいて,必要に応じて医師の診察を受けていただくとともに,状況に応じて新型コロナウイルス感染症相談窓口に連絡,相談し,管轄の保健所の指示に従うこととしております。 先般,コロナ禍での避難所運営の訓練を行いました。避難所の受け入れに当たっては,これまでにない細やかな対応が必要です。現在の役場職員体制では,なかなか十分な対応ができにくい状況にもあります。災害に係る情報は,あらゆる手段を講じて町民の方にお知らせをしてまいりますので,住民の皆さんの自助による備えはもちろんのこと,それぞれの自主防災組織を中心に共助による取り組みを進めていただくことが重要だと考えております。引き続き,ご理解とご協力を賜りますようお願いを申し上げます。 次に,ピンチをチャンスに反転攻勢の構想ですけれども,新型コロナウイルス感染症は今までと違った新しい生活様式を日常に取り入れざるを得ない,そんな社会変化をもたらしました。既成概念にとらわれず,コロナ後の概念とはどんなものかを創造していく必要があります。重厚長大からサービス業,ITへ変化したように,コロナ後は今までにない産業や取り組みが始まるのではないかと考えております。まさに,中山間地域にチャンスが来るんだというふうに思っております。当然,セーフティーネットは引いておく必要はありますけれども,議員言われるように,ピンチをチャンスと捉え,新しい考え方でトライ,挑戦をしようという人をしっかり支援できる体制を組む,そしてその人々が町の経済やまちづくりを牽引していくような,そんな状況を創造してまいりたいと考えております。 以上です。 ◆11番(寄定) ありがとうございます。 少し具体的なことをお伺いしたいと思います。 新型コロナウイルスの影響下での町政運営ですが,町民を第一にという取り組み取り組みをしていくということは大切だと思います。そういう中で,ちょっと振り返ってみたいと思いますけどが,まだ実は第2波,第3波とか言われますけど,今が第1波が終わってるのかどうかもわかりません。第1波の最中かもわかりませんので,気を抜くことなく,取り組みを進めていかなくてはならないしと思っております。 そういう中で,国の特別定額給付金の給付,そういった作業,あるいは町独自の緊急経済対策,こういった取り組みを積極的に,迅速に,また適切,確実に行っていただいたことによりまして,町民の皆さんに安心感があると思うんです。神石高原町でよかったなという,そういった声をいただいております。特に,特別定額給付金一人当たり10万円,これは大変な労作業があったと思いますが,あえて申請窓口を開設されまして,取り組みをされました。大変な苦労もあったかと思いますけどが,あるいは問い合わせ,住民の方が心配でいろんな問い合わせをされると思いますけどが,そういった相談窓口で住民の方から非常に対応がよかったと,こういう本当に感謝の言葉もたくさんいただいております。まして,この6月定例会におきまして,一般質問をされましたほとんどの議員が,このことを大きく,高く評価されてるということは,本当にすばらしいなと思います。神石高原町はすごいなというふうに改めて思っております。町長をはじめ,職員の皆様に改めて感謝を申し上げます。しかし,気を抜かずに,まだ最中でありますので,まだまだこれから対策をしていかなくてはならないことがいっぱいあると思います。そういう中で,そういう経緯を踏まえて,今回の申請窓口設置,あるいは相談窓口設置,そして緊急経済対策等を踏まえて,課題と,そして次へ向けてどういうことが必要なかということをまずお伺いしたいと思います。 ◎政策企画課長(岡崎) おはようございます。 寄定議員のご質問です。いわゆる10万円の特別定額給付金,これの取り扱いでの課題ということであります。 国の特別定額給付金が施行されまして,5月20日から専用の窓口を設置をさせていただきました。5月18日に全町民の皆様方に,世帯主でありますけれども,発送をさせていただいて,5月20日から専用窓口を,本庁で言えば三和協働支援センターに,それから各支所で言えば各支所に専用の窓口を設置をさせていただいて,皆さんにお越しをいただくということを取り組んでまいりました。 実は,この定額給付金についての原則は郵送によるものということで国から指示がおりておりましたけれども,郵送でありますので,非常に内容が込み入った内容になっておりまして,それを十分熟知をしていただいた上で返送をしていただくということになりますので,それが十分町民の皆さんに理解をしていただける状況にあるかということを内部でいろいろ検討した結果,窓口を支所を含めて全庁舎に設置をさせていただきました。これについては,窓口へ来ていただいたときには,今日申請したら,いつ給付金が出るんよということをたくさんお聞きをさせていただきまして,できるだけ早い給付をさせていただくということで,職員が全力で当たったところであります。郵送がちょっと問題がありまして,郵送をする場合には,身分証明書,それから口座のコピーが必要でありましたけれども,自宅にコピーをする機械がないというようなこともありまして,それから書いてあるものが,行政用語が非常にたくさんあって申しわけなかったんですけれども,いろんなことをたくさん書いておりましたので,それを十分熟知していただいた方もいらっしゃいましたけれども,そうでない方もいらっしゃいましたので,そこの表記の仕方がちょっと十分でなかったかなということがありまして,補正というか,郵送で返していただいたんですが,またもう一度お願いをして,また持ってきていただくとか,また郵送をしていただくというようなことをさせていただいた,そこが基本的には郵送が原則だったんですけれども,そこの中に書いてあることを事細かに書く必要がありましたので,その表記の仕方がもう少し町民の方によくわかっていただけるような表記の仕方をする必要があったかなというところが反省をしておるところであります。 それから,窓口を設置するに当たりまして,いわゆるソーシャルディスタンスというか,それからフェースシールドとか,それから消毒とか,そういったところには十分気をつけておったわけですけれども,それがなかなか,マスクを職員もしておったので,町民の人にも,もしかすると職員の顔が十分見えないというか,マスクをしているので,それからマスクをしていると,今も発言をさせていただいておりますからマスクを外していますけれども,マスクをするとなかなか聞こえづらいというようなこともありまして,高齢の方には非常にご迷惑をかけたとこがあったかなというふうには我々としても反省をしている,どういうふうな取り扱いをすればいいかというのを今後検討する必要があるかなというところでありまして,そういったところを,次のもしまた別の機会でこういうような取り組みをする必要があったときには生かしてまいりたいというふうに考えております。 ◆11番(寄定) ありがとうございます。 それと,緊急経済対策で急場の支援ができたと思うわけですけどが,今はそう影響が出てないけど,これから影響が出る事業者の方もたくさんおられると思います。それともう一つは,表には出ないけどが大変な影響がある方,特にこういった感染症は,弱い立場の人がもろに影響を受けるということがございますので,もっと現状の掌握,またきめ細かな対応というのが必要だというふうに思っておりますので,なお一層の取り組みをお願いしたいと思います。 それから,防災・減災対策ですが,新たな生活様式のもとで,感染症予防のもとで,通常でも避難所の運営というのはなかなか難しいわけですけどが,それを行っていかなくてはならないという現状がありますが,避難訓練を職員の方でされたということで,それはよかったと思うんですが,やはり問題は,答弁にもありましたように,なかなか職員では対応が難しいということを言われておりますけどが,基幹避難所,あるいは自主防災の避難所等を具体的に,じゃあこの避難所は間隔をあけてした場合にどうなんかとか,そういった想定をされたのかどうか,あるいは自主防災組織で自助,共助ということで,共助の部分を担っていただくということになったときに,どのような周知,あるいは徹底の仕方,あるいはそういった必要な支援ができるのか,そこらの具体的なとこが現実自主防災組織の立場からすれば不安なとこがございますので,その点についてお伺いしたいと思います。 ◎総務課長(瀬尾) 今後,避難所が開設されることが予想されます。現在のコロナ禍の中でどういうふうに避難所を開設をしていくかというのは非常に重要なことだと考えております。ちょうどあすでございますが,町内の地域避難所を運営していただく12施設の代表者の方に集まっていただいて,今後の避難所の開設,運営に対する対応の仕方についてお願いをしていきたいと考えております。またあわせて今回,広島県であったりとか本町が,感染対策等に使用する各種資材等を購入をする予定にしております。あす,せっかくなんで,例えば段ボールのパーティションであったりとか,飛沫感染防止として使用するテントとか,そういった資材の取り扱いについてもご説明をさせていただいて,同じ考え方で対応できるような対策をとっていこうと考えております。 以上でございます。 ◆11番(寄定) 避難所の避難者が過去の実績から想定をされますが,そういう災害がないのが一番ではございますけどが,有事の際には現状の避難所で対応できるのかどうか,あるいは避難所を増設,あるいは分散避難,また個々で避難所の確保,あるいは自家用車での避難,こういったことに対してどういう対応を考えておられるのか,伺いたいと思います。 ◎総務課長(瀬尾) 避難の考え方は,今議員がおっしゃるように,まずは地域の指定避難所を利用していただくと。あるいは,地域の基幹避難所地域避難所を中心的に使っていただくと。それ以外にも,身近な避難所でございます集落避難所がございますので,そういった施設を効果的に使ってくださいというお願いは既にしておりますし,あすの説明会の中でもそういう呼びかけ等を地域の方にしてくださいということをお伝えしていきたいなと考えております。また,今回はコロナの対策がございますので,必ずしも避難所に集まることが必要なことではないと。場合によっては,身近な友人の方とか,親戚の方等,安全な,身近で頼りにできる避難場所の確保をしっかり利用してくださいということもお伝えをしていきたいと思っています。現在,かがやきネット等のそういった情報を掲載をしておりますので,とりあえずは地域の代表者の方にその考え方をしっかりお伝えをして,今後地域の会合とか,そういったさまざまな機会にそういう周知をしていただいたらどうかと思っております。 ◆11番(寄定) 危機管理に対応する防災・減災も含めて,随分近年災害も経験をしたし,昨年の豪雨災害も,取り組みはかなり徹底,進んできたと思うんです。総務課の課長も真剣に取り組んでいただいて,かなり防災・減災に対する取り組みは進んできたと思います。さらにこれに新型コロナウイルスの影響ということで大変だと思うんですが,あす開催される代表者の方との説明,あるいは協議,これにおいて地域の現状,実情をよく把握して,適切な対応,支援ができるように,そしていつ起きるかわからない災害に迅速に対応できるような体制をつくっていただきたいと,また住民の皆さんもそういう意識を持っていただきたいなと思っております。そういうことで,防災・減災対策取り組みということについてはよろしくお願いしたいと思っております。 それから,ピンチをチャンスにということで,町長のほうからもお話がありましたけどが,総合戦略を策定して,新たな総合戦略のもとで神石高原町のスタートを切った新年度でございますけどが,やはりそれに新型コロナウイルスの影響ということになるんで,一つの戦略といいますか,町の今の課題,少子・高齢,人口減少という課題を克服するための総合戦略,これも大きく影響をしてくると思うんです。そういう意味で,ここはもちろん計画してる総合戦略も進めていくわけですけどが,コロナ禍の,新型コロナウイルスの影響下において,神石高原町が経験した,今回取り組んできた,いい点,また住民の方が評価してくださる点をしっかり自覚して,それを伸ばしていくことが必要だと思うんです。例えば,道の駅がリニューアルをしまして,コロナウイルスの影響下にあっても,多くの方が新鮮な食材を求めて,来ていただいた。これは大きな力になってると思います。そういうこと,またきめ細かな対応ができるということ,人口減少ということを悲観せずに,一人一人を大切に,人数は少なくても,これだけ立派にやれるんだというものを根底にまちづくりを,ピンチをチャンスに変えて,経済的にも大変打撃を受けた町内の事業者でございますけどが,ここを乗り越えて反転攻勢,さらなる活性化をしていかなくてはならないなというように思っておりますので,入江町長が就任以来8つの挑戦を掲げて積極的に取り組んでこられましたが,3月議会においてまた次への挑戦を表明されておりますけどが,そこらがコロナウイルスの影響のもとでどういう戦略でやっていくのかということを私たちは聞いてみたいなと思うんですが,その辺についてのお考えを伺いたいと思います。 ◎町長(入江) 答弁でも申し上げましたけれども,基本的なスタンスというか,考え方は,やはり町民の声をしっかり聞いてというところだというふうに思います。今回のコロナウイルスの対策についても,さまざまな単独事業の取り組みを行っておりますけれども,それを進めるに当たって,私も職員にとにかく町民の方々,事業所の方々の声を聞けと,どういう状況か把握をしないと対応がとれないよということで,しっかりそういう状況把握をした上で,じゃあどういう課題があるのか,どういう対策をすればいいのかということで取り組んできました。しかも,それも今回は,きのうの答弁でも申し上げましたけども,阪神・淡路大震災東日本大震災と同じような,それに匹敵するような大災害だというふうに認識をしておりますから,とにかくスピード感が重要だということで,これも職員としっかり共有をして,スピード感を持った取り組みができたんだなというふうに思っております。 これからは,議員言われるように,これでコロナは終わったわけではありません。まだ第1波の終わりごろかなというふうに私も思ってますけれども,これからの対応もしっかり考えながら,いろんな想定をしながら取り組んでいく必要があると思います。 総合戦略もスタートしましたけれども,これは人口減少対策に主にフォーカスをした計画となってます。今回は,まさにピンチをチャンスにということで,こういった中山間地域の魅力というものを全国にPRできた,逆にできたんではないかなというふうに思います。道の駅もそうですし,例えばティアガルテンも,先週末はキャンプがテントサイトいっぱいということで,新たなチャンスがまさに始まったのかなというふうに思います。さまざまな分野において変化が起きます。それに対する変革,イノベーションもこれからどんどん進んでいくんだというふうに思いますから,そういったことをしっかりと捉えて,変化に対応して総合戦略にも結びつけながら,新たなまちづくりをこれからは必要になってくるのかなと,新しい生活様式の中でそういった取り組みをしていく必要があるのかなというふうに考えておりますので,また引き続き皆様の声を聞かせていただきながら,しっかりと町政運営を進めてまいりたいと思います。よろしくお願いいたします。 ◆11番(寄定) 時代が変化ということでありますけどが,大きく変化すると思います。というのは,今回テレワーク等が一気に進んだわけですけどが,本町におきましては,サテライトオフィス等を早くから検討して,そういう試みもされておりますけどが,そういった遠隔での,学校で言えば授業も含めて,あるいは医療もそうです,そういう時代に一気に加速したような思いがあります。それに本町も遅れをとらずについていかなくてはならないというふうに思っております。逆に,逆にですね,町長がさっき言われましたけどが,強みとして,こういう大自然の中で過疎と,こう言われてたわけです,過疎,少子・高齢化と,人口減少と。過疎という言葉は,いい言葉か悪いことかわかりませんけど,疎というのは密の反対なんですね。今は,密を避けると,こう言われてるわけです。ですから,山でキャンプをしながら過ごすとか,あるいはそういう田舎でテレワークで仕事をしながら過ごす,こういうような生活スタイルもこれからは多くなってくるんじゃないかなと思っております。そういう意味で,神石高原町が発足以来取り組んできた,人と自然が輝く高原のまちということをうたっておりますけども,まさにこの豊かな自然環境を生かして,そこで人が,いわゆる人と対面でなくて,そういうICTを使ったつながりのもとで,そして仕事もできる,子育てもできる,教育も立派だ,こういうまちづくりをしっかり自信を持ってPRしていくべきだと,これこそが反転攻勢,攻めの取り組みはないかというふうに思うわけですけどが,町長,いかがおお考えでしょうか。 ◎町長(入江) まさに議員言われるとおり,今の働き方も,テレワークとか,テクノロジーを活用した働き方に転換がされてくるのかなというふうに思ってます。そういった意味では,神石高原町は光ケーブルも全戸に張りめぐらされてありますから,今回の過疎対策の関係の要望も,5Gの敷設とかということも盛り込んで要望をさせていただいてるところです。こういった新しい技術も,こういった過疎地域にも十分活用できるというふうに考えておりますので,そういったことも含めて,今新しい取り組みを,ドローンとか,そういうテクノロジーを活用した取り組みが過疎地域には必要だということで進めてますけれども,さらに今のこのピンチというか,チャンスに変えて,しっかりと進めてまいりたいと考えております。 ◆11番(寄定) それで,国のほうも6月12日ですね,第2次の補正予算が参議院で成立をしております。これは,過去最大の31兆9,114億円ということであります。第1次の補正をさらに補強していくと,そしてコロナウイルスの後のことも含めた,アフターコロナに備えての対策も入っとると思います。その中で,特に我が自治体で大切なのは,第1次のときに地方創生臨時交付金,全体で1兆円規模でしたかね,これが本町においては八千数百万円が恐らく限度額だったと思いますけどが,今回国は,これは地方創生臨時交付金から倍増しておりまして,2兆円ということでございます。私は,今の感染防止対策,あるいは防災・減災にしても,また経済対策にしても,国の言った補正予算をどう活用するか,これは大きなポイントだと思うんです。ですから,迅速にこれも活用を決めていただいて,補正をしっかり組んでいただいて,取り組みを進めていきたいと思うんですが,どういうようなスケジュールといいますか,予定になっているのかを伺いたいと思います。 ◎総務課長(瀬尾) 今回の国の2次補正に伴う本町の補正についてでございます。 現在,先週の12日に国会のほうで補正予算が可決されたところですが,今回の補正予算の概要について,国であったり県のほうから具体的な情報がまだ入ってきておりません。私のところの財政部局で県のほうにも今照会をかけてるんですが,恐らく今週の末,もしくは来週に入って具体的な情報が入ってくるだろうということです。ただ,それを待っていてもいけないんで,今各課のほうへ今月末30日まで会期をとっていただくことが予想されるということでお願いをしておりますので,具体的な,今回補正に上げられる事業の頭出しを今お願いをしてるところです。23日ぐらいまでに,一定の行わなければいけない各種事業について整理をして,できるだけ優先度の高い事業について補正予算のほうを編成していきたいなと思っているところです。ただ,細かなところについてはこれから調整を行っていきますので,詳細についてはちょっとお答えできるものはございません。 ◆11番(寄定) 23日に整理すると,30日に間に合えばいいと思うんですが,できるだけ早く編成をしていただいて,そして対応していく。やはり迅速な対応というのが一番だと思いますので,それによってしっかり支援をしていくということが大切だと思ってます。 コロナウイルスにおけるいろいろな影響で,悩みというか,不安に思ったり,困っている方に対して引き続き相談窓口の設置は必要だと思うんです。通告はしてないんですけど,関連しますので,若い,赤ちゃんが生まれたばかりのお母さんがお電話いただきまして,こういうコロナの影響で小児科,福山なんですけどが,感染症対策が心配なんで,いわゆる予防ワクチンの接種をどうしたらいいですかというようなことがありました。私も,これは予防接種は大切な時期を逃さないほうがいいから,感染防止対策をしっかりして受けたほうがいいんじゃないですかというふうなことを言ったんですけど,そういうように非常に不要不急の外出を避けるようにと,こう言われてまして,ちゅうちょされてる方もおられて,そういうことに対してどういうふうに本町では適切なアドバイスをされてるのかなというふうなことがありますので,その点については,もしよろしければ答弁をいただきたいと思います。 ◎子育て応援課長(赤木) 乳幼児をお持ちのご家庭では,定期接種であります接種については,本当に心配をされて,受けられていることと存じます。本町におきましても,3月,4月,5月は乳児健診についてはちょっと延期させてもらって,個別にしているところから,そういう健診のときに予防接種の打ち合わせなんかもするんですけども,個別の健診をお願いしているところでした。そのときに,健診についての詳細でありますとか,予防接種についても電話をかけたりさせていただいて,アドバイスもさせていただいたところです。 また,母子推進委員さんの訪問も今中止しておりますので,未就学の家庭につきましては,毎月子育て応援課からいろんなチラシでありますとか,接種であるとか,コロナに関する情報なども個別に送付をさせていただいて,何かお困り事があったら,すぐに遠慮なく子育て応援課のほうにご連絡をいただきたいというのをつけて,毎月今マスクなどと一緒に発送をさせていただいているとこでございます。 ◆11番(寄定) そういった小まめな適切な対応ができるのが神石高原町のよさだというふうに思っております。よろしくお願いしたいと思います。 それでは,次の2点目の質問に移りたいと思います。 GIGAスクール構想についてでございますが,新型コロナウイルスの感染拡大による臨時休校に伴い,パソコンなどの情報通信技術であるICTを活用したオンライン学習が注目されてる一方で,そうした機器や通信環境が整備されてない学校や家庭への対応が問題となっております。全国的な話でございますが,本町では既にGIGAスクール構想取り組みを進めているところでございますが,子どもたちの学ぶ機会の確保のためにGIGAスクール構想の早期実現が必要と考えますが,教育長のお考えをお伺いいたします。
    ◎教育長(馬屋原) GIGAスクール構想の早期実現への取り組みということでございます。 今回の長期にわたる臨時休業に伴いまして,町内各学校とも,とりわけ児童・生徒の家庭学習について最大限の取り組みを丁寧に実施をしていただき,先生方には心から感謝をしているとこでございます。また,全国的な休業期間中の家庭学習の手段として,教科書に基づいた学習に加えて,紙の教材だけでなく,オンライン教材等を活用した学習や同時双方向のオンライン指導を通じた学習が展開されている自治体もございました。今後も臨時休業が続く環境下においては,早期に改善を進めなければならないと考えております。 本町といたしましては,GIGAスクール構想に早くから取り組み,現在計画を進めております。今後の状況を考え,さまざまな課題はございますけれども,早期に実現できるよう努力してまいります。 ◆11番(寄定) GIGAスクール構想の早期実現ということで,実現をしていくということですが,具体的にいつから運用開始といいますか,できるのかということと,それから神石高原町は県内においても一番早くから取り組みができるんじゃないかと思っております。そういう意味で,こういった運用開始のめど,そして特に課題について,ただ既に補正予算等で計画されておりますけどが,校内LAN,あるいは学習用タブレットの配備,こういったことはもちろんですけどが,やはり運営面での実質それをどう生かしていくかということが大切だと思います。課題も多いと思いますが,その辺も含めてお伺いしたいと思います。 ◎教育長(馬屋原) 運用開始の時期でございますけれども,先般も幾らかお答えをさせていただきましたが,タブレット端末につきましては9月末をめどにと,それから学校のインターネット環境の整備については10月末を工期の期限としておるわけでございます。ただ,先般も申しましたように,校内LANの整備につきましては,夏休み中を当初計画をしておりましたが,夏休みに授業を実施するというふうなこととなりまして,若干そのあたりの計画の変更を今しておるわけでございますけれども,子どもたちに迷惑をかけないように,できるだけできるところは平日,あるいはできないところは土日を含めて,できるだけ早く進めてまいりたいというふうに考えておるとこでございます。 さまざまな課題ということでございますが,そういった工期の件,あるいはそれぞれの家庭のインターネット環境,先般も幾らかお示ししましたけども,全ての家庭にインターネット環境があるわけではないという,そういう状況を踏まえて,本町ではできるだけかがやきネットのほうにご加入いただきたいというふうなお願いはしているつもりでございますけれども,なかなか難しいとこもあるのかなと。そういったときにどういった対応をしていくのか。例えばモバイルルーターを貸し出すとか,そういったことも今考えてはおりますが,ただ地域的にこの中山間地がなかなか入らないとこもあるというふうなことを聞いておりますので,できればかがやきネットであれば線を引っ張ってありますから,どんな状況下でもきちんと通じるというふうなことで,そういったこともあわせて保護者の皆様にもお願いをしてまいりたいというふうに考えておるわけでございます。 そして,一応端末,工事が完了しましても,じゃあどのようにして授業の中で活用していくのかと,ここが大きな課題であろうというふうに思っています。3月議会でご答弁申しましたけれども,先生方には文科省のほうから,こういったこの教科についてはこういう指導方法がありますよというふうなところを紙の上では研修をしていただいておるわけでございますが,実際そのものが来て,そしてその機種の使い方から,そして今度は子どもをすえて,どういうふうな形で活用していくのかというふうなところも,そういった研修が今後重要になってくるだろうというふうに考えております。この辺については,早期に取り組みを進めたいというふうに思っておるところでございます。 以上です。 ◆11番(寄定) 今回の臨時休業で,子どもたちも大変であったが,学校の先生,教職員の方も大変なご苦労をされたというふうに思っております。コロナ対策で休校ということでありますけどが,GIGAスクール構想等における今の交付金の活用等もしながら整備をしていくべきだと思います。そういうことも,地方創生臨時交付金の活用もできるというふうに伺っております。 日本がなぜGIGAスクール構想に昨年から国のほうが急激に進めてるのかということがちょっと疑問があるわけですけどが,グローバル化の目から見ると,世界は既にそういった面で進んでおって,日本はOECDの中で最下位だそうですね。ICTの活用をする時間が一番少ないというふうに調査が出ております。子どもの学習時間というのはあるわけですけど,ICT活用での時間が少ないと。その反面,フェイスブックとかツイッターですね,SNS,あるいはゲームをする時間がトップだそうですね。こういったことは,日本の将来,子どもたちの将来が非常に心配されるわけです。そういう意味で,やはりGIGAスクール構想もこれをしっかり実現をして,活用して,学びの機会の確保,あるいはさらなる学習を進めていけるということが大切だと思うんです。だけどが,今教育長が言われましたように,運用面といいますか,実際それをどう活用するのかというのは,子どもにとってもですが,学校の教職員,先生にとっても大きな課題だと思うんです。そういうことで,ICTのコーディネーター等のことも考えながら,そういう知識をいただきながら,支援員のような制度も活用しながら,本町としてそういう配備をしたら運用をどうするのか,またどういう学習にどう生かすのかということが,中身が大切だと思うんです。そういうことを考えたときに,教育,学習の面,もう一つは学校の校務,事務の効率化,これによって,このICT化によって学校の先生が時間が余裕ができる,そして教材等,あるいは調べたり,あるいは子どもの接する時間が確保できたり,そういう事務の効率化につなげていかなくては意味がないというふうに思うわけですよ。そういった学習面と校務に,両方にわたってどういうふうに取り組みを考えておられるのかを改めてお伺いをしたいと思います。 ◎教育長(馬屋原) 学習面においてでございますけれども,これは新しい学習指導要領におきまして初めて情報活用能力を学習の基盤となる資質,能力というふうに位置づけております。したがいまして,そういった育成を図らなければいけない。その育成のために必要なICT環境をきちんと整えて,それらを適切に活用した学習活動を充実していくというふうなことが国の学習指導要領の中できちんと明記をされている。そのために,今いろんな取り組みをしておるわけでございます。 そして,先ほど言われましたように,教科等の指導におけるICTの活用はもちろんでございますけれども,校務の情報化の推進ということもあわせて,今幾らか本町も校務の情報化はしておりますけれども,さらにこの導入によって,そういった校務の情報化を推進していきたいというふうに考えております。 そして,国のほうも,ICT支援員というふうな措置をというふうなお話もございます。幾らかそういったことも考えながら,どういった方がふさわしいんだろうかというふうなことは今話をしておるわけでございます。本町は7校でございますが,学校のほうにいろいろ話をしてみますと,機器の使い方については幾らか先生方はなれておられると,ただ問題は,どういった形で授業に活用していくか,今までの対面の授業,これが僕は一番大切だと思うんですが,子どもたちの様子も見ながら,コミュニケーションをとりながら対面授業を大切にしていきながら,それを補完する,それをさらに強めていくという形で,このICT機器をどう活用していくのかというふうなところをいろいろな形で私たちも研究し,あるいはご指導を受けなければならないというふうに思っております。 以上です。 ◆11番(寄定) そういう意味で,両面で取り組みをお願いしたいと思いますが,このたびの臨時休校により,夏休み等も活用した授業により学習の遅れを取り戻すということが言われておりますけどが,今年は,昨年整備していただきましたエアコンが,この夏は大活躍するんじゃないかなと思っております。教室の換気に気をつけていただいて,子どもたちの学習,学力の低下にならないような全力での取り組みをお願いしたいと思っております。 最後に,入江町長にもこういった質問を最後にしたいと思うんですが,昨年のエアコン設置,そしてこのたびのGIGAスクール構想,本当に大きなお金をかけて未来への投資,将来を担う神石高原町の子どもたちの教育環境の整備に当たってくださって,実現に向けて取り組んでいただいたということを大変感謝しております。このことが神石高原町のよさでもあり,そして未来への投資でもあり,本当に住民の満足度につながることだと思っております。そういう意味で,このGIGAスクール構想も含めて,さらなる教育の充実に取り組んでいただきたいなというふうに思っておりますが,最後に決意をお願いしたいと思います。 ◎町長(入江) まさにエアコンもそうですし,さまざまな将来へ向けての投資を今までやってきたわけです。今回のコロナも大変な災害と言えると思いますけれども,これから神石高原町が未来永劫持続可能な,続いていくまちづくりをする上で,しっかりと財政状況等も踏まえて,必要なところにはもちろん投資をしていく,節約するとこは節約していく,それで長期の神石高原町の財政計画というものを立っていきたいということで,その中でも一番,議員言われるように,子どもたちの子育てとか教育というのは非常に重要だというふうに考えております。このGIGAスクール構想も,今ご質問ありましたけれども,グローバルとイノベーションなんですね,一番初めのGとIは。ですから,そういったインフラを使いこなすだけではなくて,しっかりそういった目的に沿った使い方,子どもたちがそういったものを学べるような環境をこれからもそういったところにしっかり投資をしていきたいというふうに考えております。 いずれにいたしましても,必要なところ,集中と選択でこれからもまちづくりを進めていきたいというふうに思いますので,引き続きご指導賜りますようお願いを申し上げます。 ◆11番(寄定) 私は,コロナウイルスの影響で加速をすると思いますが,GIGAスクール構想,日本の教育の大きな変革の一歩につながるというふうに思っております。グローバル化する社会において,神石高原町の子どもたちが学習,学力を伸ばして,そしてこういう最先端の技術を使って,どう生かすかということが大切だと思っております。ですから,世界に羽ばたく子どもたちを育てていく,そしてまた世界から選んで来ていただけるような町をつくっていく,これが私たちの取り組み,使命だというふうに感じておりますので,今後一層の取り組みをお願いをいたしまして,私の質問を終わります。ありがとうございました。 ○議長(松本) 以上で寄定議員の一般質問を終了します。 ○議長(松本) ここで休憩とします。 再開は11時10分とします。(午前11時00分) ○議長(松本) 再開します。(午前11時10分) ◆2番(林) おはようございます。 執行部側と議会側のソーシャルディスタンスがあいとりますので,マスクを外させていただきます。 今回,私は質問を2本用意しております。 1問目ですが,内容は新型コロナウイルスと共生し,輝く神石高原町にというタイトルです。趣意書を読ませていただきます。 まずは,新型コロナウイルスでお亡くなりになった方々のご冥福をお祈りしますとともに,今闘病中の皆様のご回復を心よりお祈りしております。また,最前線で命を守る活動を続けておられる医療,福祉,介護の現場で働く皆様,そして経済を回していただいている事業所,お店,食糧を生産されている農家,保育所の先生,役場,商工会職員の皆さん,まだまだ私が思い当たらない方も頑張っておられる方がおられると思いますが,本当に心から敬意と感謝を申し上げます。 全世界で猛威を振るい,日本の死亡者数924人,きのう現在ですが,世界では43万人のとうとい命が亡くなりました。この人類の生存を脅かす,未知なるウイルスの蔓延防止に向け,日本全国に緊急事態宣言が出され,小・中・高・支援学校の休業,保育所の自粛や事業所の営業自粛要請,平日,土日に不要不急の外出自粛要請が出され,広島県でも県民一丸となった外出自粛が功を奏し,新型コロナウイルスの感染者がゼロ人の日が続き,緊急事態宣言が解除されました。しかし,気を緩めると,東京では今でも感染者数が二桁台,北九州,北海道でも第2波,第1波がまだ終わってないんじゃないかというふうなことも懸念されます。これは,長期戦の様相を呈してきております。しかしながら,経済を回していかなければどうにもなりません。しかし,経済の行動原理は,安心・安全,この施策が一番優先されるべきものだと私は考えます。具体的には,広島県が示した新しい働き方様式の確実な履行,事業者がどのように行うのか,消毒や防御具,感染防止の徹底指導,また病院,介護事業所への助成などはどうするのか,また出水期を迎え,土砂災害,浸水被害に向けた準備や避難所の対策です。また,長い休業が続いた教育現場の現状と対応はどうしていくのか,未来を担う子どもたちの体力,学力の低下はないのかなど,住民各層の新型ウイルスの影響を町がどう捉え,輝く神石高原町の未来に向けかじ取りをするのか,考えをお聞きします。 具体的な質問としては,1番目,本町の新型コロナウイルス感染を疑う人の受診体制,PCR検査など,対応はどうなっていますか。2番目,広島県は,クラスターが発生し,医療,介護の崩壊が危惧されました。事業所,自宅,この介護,また病院への施策をお聞きします。3番目,出水期を迎え,ゲリラ豪雨,台風などの大雨や土砂災害により避難を強いられることが予想されますが,避難所の感染防止対策,複合災害に対する対策をお聞きします。4番目,広島県の新型コロナウイルス感染症対策取組宣言店の確実な履行や町内の事業所の消毒,3密対策など,感染防止実施の施策,予算措置,体制ですね,これはどのように考えておられるでしょうか。5番目,長い休校や自粛が続きましたが,学校教育の現場の対応はどうなっていますか。 以上です。 ◎町長(入江) 林議員のご質問に答弁申し上げます。 初めに,本町の受診体制,PCR検査などの対応ですけれども,医療機関では感染拡大の防止,院内感染防止のため,入院患者への面会及び発熱患者の外来受診を制限をされています。その他,院内に入る前の検温の徹底,発熱で来院の方は症状によって別棟に案内をするなど,対応をされているところです。 PCR検査につきましては,医師が問診された際に,症状や経過を見て,医師が必要と判断された場合に保健所等に連絡され,検査を実施されています。 次の介護,病院への施策ですけれども,6月補正予算,今回ですけれども,特別給付金を支給する医療・高齢者施設等従事者特別支給事業に取り組んでいきます。これは,新型コロナウイルス感染症により最前線で対応されておられます医療関係者及び高齢者や障害者を介護される町内施設に従事される方を支援することを目的として行うものでございます。その他,新型コロナウイルス感染症により,これまでマスク1万4,300枚,衛生用品30本を医療機関や介護施設,町内飲食店に配布をしたところでございます。 次の避難所の感染防止対策ですけれども,新型コロナウイルスの感染が危惧される中,住民の方が安心して避難できる対策については,先般広島県より示されました,新型コロナウイルス感染症に係る避難所運営マニュアル等に基づき対策を行ってまいります。 避難所における新型コロナウイルス感染防止対策についてですが,マスクや消毒液,体温計の活用など,基本的な対策に加え,ビニール手袋,フェースシールドなど,必要な資材を活用し,対策を行います。また,プライベートの確保や飛沫感染対策として,段ボール製の間仕切りやテント,パーティションなどを活用していきます。 避難所運営につきましては,こうした資材を活用するとともに,避難者同士の間隔をあけ,定期的な換気を行うなど,3密を避ける取り組みを行います。 避難所での受け入れ場所については,体調不良者が発生することを想定し,一般避難者と居住スペースや動線の分離など,レイアウトの工夫を行い,感染防止を図ります。 なお,今年度は避難者の健康管理と発熱者に対する対応として,基幹避難所に保健師を配置し,体調不良者等への配慮と感染防止につなげていきたいと考えておるところです。 次の事業所の消毒や3密対策など,感染防止実施の施策ですけれども,まず新型コロナウイルス感染症対策取組宣言店につきましては,広島県が主に飲食店を対象に感染予防の意識を高める目的で始めたものと聞いております。現在,商工会がこの趣旨を町内事業者へ周知をしており,6月12日現在で10店舗が賛同し,事業を展開されておられます。 次に,町内事業者への感染防止対策では,必要に応じて医療機関や施設へマスクを配布しておりますし,食品を扱う小売店舗にマスクと消毒液を,また今回の補正で医療・介護施設へ支援措置を行うこととしております。 私からは以上です。 ◎教育長(馬屋原) 長い休業や自粛が続いたが,学校教育現場の対応はどのようになっているかということでございます。 本町では,新型コロナウイルス感染症対策のため,本年度は4月15日から5月31日まで臨時休業といたしました。始業式と入学式は実施をいたしましたけれども,本格的な授業を実施しないまま臨時休業といたしました。この間,各学校では家庭訪問や,あるいは保護者の皆様のご協力によりまして,1週間ごとに家庭学習教材を回収し,そして先生が添削,評価するなどの取り組みや,ケーブルテレビを活用し,学習や生活の仕方などを発信してまいりました。また,感染防止対策を講じた上で,5月19日より児童・生徒の生活リズムを整え,学校再開に向けた準備のため,自主分散登校を実施してまいりました。そして,5月25日に全国的に緊急事態宣言が解除をされまして,本町においても感染症対策に最大限配慮した上で,児童・生徒が学ぶことができる環境をつくり,6月1日より学校教育活動を再開をしたところでございます。 以上です。 ◆2番(林) 改めて確認したいのですが,まず住民の皆様が発熱などの症状があったら,これは保健所に電話するんでしょうか,それとも地域の医療機関に行くんでしょうか。 ◎保健福祉課長(松井) 現在のところ,広島県感染症疾病管理センターというところがございますので,そちらにまずはご相談をいただくと。そこから医療機関等のご案内があるかと思いますが,第一次的には,先ほど言いました広島県感染症疾病管理センターへのご連絡をお願いしたいと思います。 ◆2番(林) これは,変わる可能性はないんですかね。当初,37.5度の熱が4日以上続いたら,そこの今のところへ電話しろっていう話がありました。しかしながら,これは途中で報道等でも変わってきましたよね,平熱であるとかっていうことで。それで,大相撲の高田川部屋の三段目の勝武士という方がお亡くなりになられまして,ご冥福をお祈りしますが,この方が熱が出たときに,親方が保健所に電話してもなかなかつながらなかった。結局,それが一つの手遅れの原因になったんじゃないかというふうに言われておりますが,本当にそれで大丈夫なんでしょうか。再度お聞きします。 ◎保健福祉課長(松井) 林議員言われますように,当初はそういった問い合わせのときに,37.5度以上の発熱が4日以上続いた場合にPCR検査を受けるか受けないかという目安になっておったというふうに思います。それについては,ご指摘のとおり,いろんな全国的な状況を見て,厚生労働省のほうも,その37.5度以上の熱が4日以上続くという表現のほうを,目安を削除されております。 ◆2番(林) 最新の情報というものをできるだけ住民にわかりやすいように啓蒙していただきたいんですが,今最初の通達にもあったと思うのが,テレビ報道,マスコミの報道をよく見なさいというふうなチラシが回ったと思うんですよ。混乱してる方も多いと思うんです。ケーブルジョイであるとか,告知等で最新の情報を逐一知らせていただければなと思います。 それと,湯崎知事がPCR検査の能力を現在の2万件から10倍,10から20万件引き上げるような提案をしておられますが,県会で議員が県内の市町でPCR検査ができない市町はどこかっていう質問に対して,答弁では,江田島市,北広島町など,神石高原町もその中に入ってますが,1市7町の中,これは今PCR検査ができない状況です。ほかのところはできるんです。身近なところで検査を受けたいというのは,住民の方,もしか発症したおそれがあれば,切実なことじゃないんでしょうか。これは,PCR検査が本町でもできるようなことっていう要望は上げられてるんでしょうか。 ◎保健福祉課長(松井) 現在のところ,PCR検査を実際分析されとるところは,県の保健福祉センター,これは広島市の南区にございます。それと,広島市の衛生研究所,西区のほうにあると思います。それ以外にも,国の検疫所というところが,要するに検体が持ち込まれて,それを分析するのが3カ所ということで,それは公表されております。 議員が言われます,PCR検査ができる医療機関というところについては,残念ながら非公表ということになっておりますので,そういった情報を今のような,どういった情報のところかわかりませんが,私が広島県の保健所に問い合わせしましたところは,そういうところでございます。ただ,そうはいいましても,私,自分自身が陽性であるとかというところでは,大変本当に心配するとこであります。当初は,一気に検査が受けたい,そうはいいましても,検査を受けるに当たっては,体制が要りますよね。人もそうでしょうし,それから施設もそうでしょう。残念ながら,現段階でもそれが十分に整ってない状況であることを確認をしております。今後は,いろんなところ,技術,PCR検査以降に抗原検査ですね,もう少し時間が速く,PCRですと6時間ぐらいかかるように言われておりますけども,抗原検査では数時間,それから現段階では抗体検査ですかね,血液で抗体があるかないかというようなことも出ておりますので,そういった状況を見ながら,町内でもできるようなことも模索はしていきたいと思いますが,現在のところはまずそういう検査をすることになりますと,飛沫が飛んだりとか,そういうこともありますので,十分な体制を整えないといけませんし,それに係る人も必要になるというところから,それが一つ障害になっておりますが,議員言われますように,住民の方の安心をしてもらうためには,そういった検査が必要であろうかと思いますが,今後とも検討はしていきたいと思いますが,残念ながらそういう状況になってないことをお伝えしたいと思います。 ◆2番(林) これは,知事との話になるのかどうかわかりませんが,地域の医師会であるとかというとこと,県から行くのか,町が上げるのかわかりませんが,知事のほうにぜひともPCR検査センターを神石高原町にも設置していただくような要望を上げていただくことはできるんでしょうか。 ◎町長(入江) 検査センターというのは,どこまで,検査結果を出すまでのことを言われてるのかと思いますけれども,それは福山ですらありませんから,なかなかそれは費用的な部分と人材的な部分で難しいのかなと思います。ですから,検体をとるのは,福山か府中へ行ってとって,それで広島で検査するという体制は,当分はそれで続くのかなというふうに思います。費用対効果等を県のほうももちろん考えますから,福山にないものを神石にということには,今はならないというふうに思います。 ◆2番(林) 私が言うのは,検査の検査所ですよね,発熱外来。それは,どっかへ送るとか,そういう技術的な運営の問題はあるかもしれませんが,やっぱり知事とウエブ会議とかをされてないんでしょうか,そういうことを上げるような。湯崎知事は,ウエブ会議を結構得意にされてるようなんですが。 ◎町長(入江) いろいろ支援事業等々で,23市町の首長と知事とでウエブ会議を何回か行いましたけども,PCR検査場の建設とか,そういう話は出ておりません。 ◆2番(林) ぜひとも検査でもできるようにお願いして,例えばひとり暮らしのお年寄りとかが福山へ行くとかってことになると,家族がいなかったりしたら,じゃあどういうふうな交通手段で行くのかとか,タクシーを使うにしても,いわゆる感染症対策とかが必要になってくると思いますが,こういうふうなことって,どういうふうになるんでしょうか,じゃあ。 ◎保健福祉課長(松井) 先ほどの町長のほうも答弁させていただきましたが,まずPCR検査の流れといいましょうか,そういうことで説明させていただきたいと思います。 まず,発熱が続いて,とても症状が心配なという方が医療機関へ行かれますよね。そうしたところで,当初は,先ほど言いました,37.5度とか以上が4日続いとるとかというところがあったんですが,今はそういったものはございません。医師がその方の病状,現状を診られたり,それから周りにそういうコロナウイルスに感染するような方がいらっしゃらないかとか,そういう状況を聞かれて,最終的に医師が判断をされる状況になっております。前よりは,PRC検査が受けやすい状況にはなってきとると思います。 今議員言われますように,じゃあその人が通常の公共交通機関を使えませんから,みずから行ってくださいとか,ご家族の方といいますか,議員言われますように,例えばおひとり暮らしで運転もできない方については,どうしても行けん場合は,保健所が例えば迎えに来られるケースはあるとお聞きしております。 ◆2番(林) わかりました。 保健所のほうから迎えに来られる体制はできてるってことですよね。そこは,じゃあわかりました。ぜひともその辺の連携のほうもしっかりとお願いしたいと思います,保健所ですね。 2番目の質問の再質問ですけども,今の自宅療養,介護を自宅で見られてる方がおられると思うんですけども,例えば今回の新型コロナで,動けなくて,外へ出られないような場合で,フレイルとかが進んでるような場合があると思うんですが,そのようなことっていうようなことは,町は把握されてるでしょうか。 ◎保健福祉課長(松井) コロナに関して……。 外出できないという方の把握ということでございましょうか。 それについては,数字的な把握はしておりませんが,総体的に今のような高齢者の方が出にくい状況にあるということは,先日もお答えさせていただきましたように,町が把握できてる方については,電話をかけたり,その人の状況とか,声かけをさせていただくことはしておりました。 ◆2番(林) 結局,百歳体操とかへ行ける人はいいんですけども,家で見ておられる人とかっていうのは,介護の家族の方に負担もかかってると思うんですよ。だから,そういう方等の把握っていうのはできてるんでしょうか,自宅介護に対する。 ◎保健福祉課長(松井) 百歳体操については,地域が主体となり,立ち上げに当たっては町のほうも支援をさせていただきました。現在,28団体ぐらいあります。ただ,どうしても団体ですよね。何人もいらっしゃってというところがあって,なかなか行きにくい方もいらっしゃることもあるかもしれません。そうした方については,例えば介護サービスを受けられるとかという方法も一つにあると思います。その場合は,要介護の認定とか,そういったものは必要になりますが,そういう健康面で外出ができないということになりましたら,そういうサービスをお使いになられて,健康維持にサービスを受けられる方法はあろうかと思います。 ◆2番(林) 私が把握してる限りで,かかりつけのお医者さんに行くのも受診控みたいなんでどうしても出られないようになって,介護度が進んでるとかっていうこともあると思うんですよ。それで,いわゆるコロナ前,コロナ後で介護度が例えば上がったような方,そういう方への支援とかということはお考えじゃないでしょうか。 ◎保健福祉課長(松井) 介護度が上がったというとこに対しては,まだ現状としましてはそういうところまで把握はできておりませんが,今やっておりますのは,6月1日から通いの場を始めております。その中で,体力測定もスタートします。それはどういうことかと言うたら,以前にその方は,筋力とか,そういったものを測定しておりますので,そのデータと比較するようなところを今進めておるところでございます。そういったところで,通いの場の重要性であるというようなところもしっかり再分析しながら,その場をもっと充実させるような取り組みを今進めておるところでございます。 ◆2番(林) 通っておられる方っていうのは,集団でサロンとかでわかるんでしょうけど,自宅でおられる方,孤立が高まっても困りますので,そのあたりをきめ細やかに状況を把握していただいて,対応というかをしていただきたいと思うんですけども,再度お聞きします。 ◎保健福祉課長(松井) 介護サービス事業所ともしっかりと連携をしながら,そういった状況があるかどうかも聞き取りしながら,していきたいと思います。 ◆2番(林) 今自宅介護のことを聞きましたけど,ちょっと事業所のことについて,例えばアンケートがありまして,ちょっと困ってることは,介護事業所がですね,例えば陽性患者が出た場合,入院はどうするんでしょうかとか,医療機関との連携ということがちょっと今不足ぎみではないかという声がありますが,コロナ第2波,第3波の準備というか,町はどのような施策をお考えでしょうか,介護と医療の関係。 ◎保健福祉課長(松井) 林議員ご質問の件でございますが,広島県内でもそういった福祉施設でクラスターが発生したというところを捉えてのご質問になろうかと思います。 町としましても,本当に医療現場,それから介護施設の職員の方の懸命な取り組みによって,そうしたクラスター発生もしておりませんし,感染者ゼロというところでございます。しかしながら,この後第2波によって再度コロナの脅威が来るかもわかりませんので,現在考えておるのは,介護施設に対しまして感染症対策にかかわる緊急調査というところで,早急にヒアリングをする予定でございます。この間の困られたこととか,できたこととか,そういったとこも具体的に現場のほうと一緒に聞き取りをしながら,医療も含めて体制づくりをしていきたいというふうに考えております。 ◆2番(林) 2兆円の第2次補正等もあると思うんですが,またそれをしっかりと把握していただいて,そちらのほうの支援ということも考えていただければなと思うんですが。 それと,医療についてお伺いしてますが,特に自粛生活が続くと,訪問医療,訪問診療ですか,そういうことが大変必要を迫られてくると思いますが,神石地区のほうの団体からも要望が上がってますが,今訪問診療ができない部分がありますが,こういうふうなことって施策とかお考えになってるんでしょうか,できるようにするとか。 ◎保健福祉課長(松井) 神石地区の訪問診療についてということでございます。 それについては,コロナのこともあるでしょうし,そういった診療所のスタッフのことであるとか,そういったところもあるのではないかというふうに思います。ただ,残念ながら3月末で訪問診療をやめられとるということはお聞きしております。 これまでもご説明させていただいておりますように,神石地区の個人診療所については,町が土地と建物を購入いたしまして,町立の診療所としてやっていくように考えております。そうしたことから,体制も変わるわけでございますから,もちろん先生とも相談しながら,言われるように,診療ができなくなったということで住民の方が不便を感じるようなところをしっかりとお聞きしながら体制づくりをしていきたいというふうに考えております。 ◆2番(林) 町立病院との連携とかで,応援,増派,医師の派遣とかっていうことはできないんでしょうか。お考えでしょうか,訪問診療。 ◎保健福祉課長(松井) そういったところも,どこまでできるかわかりませんけども,町内の医療体制というものについては,町等が考えていく必要があろうと思います。例えば,第7期の高齢者プラン等でも示しておりますけども,病院や,それから診療所,薬局等,多職種が連結していきながら,そういった町民の方の医療体制であるとか,そういったことを考えていかなければいけないというふうに思っておりますので,町立病院等も含めて検討はしていきたいと思います。 ◆2番(林) ぜひとも確実にできるようにお願いしたい。これも要望しときますわ。 もう一つお聞きしたいんですけど,今私が一般質問の中でいろいろ聞いてる,この医療,保健とか,介護の部分でのコロナに対する準備ということは,役場の方,保健福祉課長様をはじめ,いろいろアンケート調査等で調べられて,支援を考えられてる最中でもあろうかと思いますが,これはまだまだ何かたくさんあるんじゃないかと思うんですよ。例えば,住民の方とか,そういうふうな把握っていうのを何か協議会っていうか,意見を吸い上げる場所みたいなものを設置して,取り入れるというような考えはお持ちじゃないでしょうかね。住民からの意見の集約ですが,介護,医療,保健に対して,介護,医療ですね,今回。 ◎保健福祉課長(松井) 議員の言われますものについては,病院や,それから福祉施設,それから地域の方々も含めて,既に地域ケア会議といったような会議も定期的にやっております。それは以前からもやっておりますし,コロナに関しても,それに対する対応についても,そこの場で十分協議をしてまいりたいと思います。 ◆2番(林) せっかく地域包括ケアっていうのがあるんですが,コロナっていうのもいいタイミングっていうか,それをいかに実質的に運営できるかっていうことにかかってると思うんで,頑張っていただきたいなと思います。 じゃあ,次の質問をします。 避難所の問題ですが,これはフェースシールドを何か予算に上がってたんですけども,それもあけてみられたですか。装着してみられたでしょうか,避難所に準備されているフェースシールド。 ◎総務課長(瀬尾) 先般,避難所を開設する担当となる職員を集めて,シミュレーションを行っております。その際に,フェースシールドを実際にあけて,数人なんですが,着用をしてみております。 ◆2番(林) 役場の方がちゃんとやられたら,問題ないと思います。私,卸屋で買ったら二つあって,ちょっとまがいもんがあるんで,透明じゃないんですよね。意味がないようなのもありますので,大丈夫だとは思うんですけど,ちょっとそれを確認しました。 それで,フェースシールドの実感なんですけど,装着するっていうのは義務づけるというか,確実にやってほしいと思うんですよ。住民の方も,職員の方がしてれば,してみようかなってなる。私でも,これを今つけようかなって,何かちょっと恥ずかしいなという分もあるんですよね。だから,つける習慣っていうか,そこの立場にある人が確実にやっていただくっていうことは,住民もすごく勇気が湧いてくるんじゃないかなと思います。ちょっと何かひとり違うことをやるっていうのは,どうも同調圧力みたいなのがあって,そういうのに負けてしまうような分もあるんで,その辺のとこもしっかりやっていただきたいと思います。 それで,避難所に入るときに,マニュアルがあるんだと思うんですけど,これ一々聞くと全部大変だと思いますが,マニュアルの確実な履行をお願いしたいんですけれども,ちょっと一部だけ聞きたいんですけど,健康チェックシートってのがありますね。これの記入っていうのは,必ずやるんでしょうか。 ◎総務課長(瀬尾) 健康チェックシートというものを準備しております。基本的に,避難所に来られた方を対象として,健康チェックシートを記入していただくことに思っておりますが,例えば避難所に来られたときに既に体調が悪いという方であったりとか,体温が非常に高い方もおられます。そういう何らかの体調のふぐあいを感じてる方については,すぐに別室に通させていただくように思っております。それ以外の方については,一定の検温をした後に健康状態の確認をして,その際にこういう聞き取りの表のほうへ記入をしていただくことにしております。基本的には,全ての方に記入をしていただくようには思ってます。 ◆2番(林) そこでわかって,振り分けて,ちょっと熱があるなっていう方は,確実に違う場所で,変な言い方すると隔離をするっていうふうになっているんかなと思うんですけど,専用スペースっていうのは,段ボールで仕切るだけですか。個室を別に用意するんでしょうか,発熱者。 ◎総務課長(瀬尾) 例えば,本庁の隣に三和協働支援センター,公民館がございます。今,そちらで考えていることをちょっと説明させていただきますが,体調にふぐあいを感じておられる方については,1階の和室を開放しようと思っております。それ以外の健常の方については,2階の大集会室等の会議室を使っていくようにしております。個々で分離をさせていくように思っております。 ◆2番(林) 専用のスペースと専用のトイレなんかもあるわけですね。 ◎総務課長(瀬尾) そうですね。トイレ等も,1階と2階で使用される方を分けていきたいと思ってます。特に,体調の悪い方につきましても,1階の和室,40畳程度あるんですが,場合によってはテントを使っていただいたり,もちろん基本的な対応としてパーティションも使いながら,一定の間隔を置くように考えております。 ◆2番(林) その辺もしっかりやっていただけるものだと思ってますが,あと今回の避難の中で私が思ったのは,車中泊っていうのが結構推奨されてるようなんですが,車中泊の避難場所の指定とか,そういうふうな車中泊された人の避難者の対応とか把握,そういうことはどういうふうに考えてられるんでしょうか。 ◎総務課長(瀬尾) 議員おっしゃるとおり,車中泊も有効な避難方法の一つだと考えております。 避難所のほうに来られたときに,ちょっとぐあいが悪い,違和感を感じるということで,必ずしも避難所の中で待機していただくことを前提としておりません。場合によっては,近くの駐車場のほうに車をとめていただいて,もちろん場所を決めようと思いますが,そちらのほうで待機をしていただくと。避難所とできるだけ連携がとれるような体制をとっていきたいなと思ってます。 ◆2番(林) 私,これをいつも聞くんですけど,この間は訓練をされて,ここの職員さんがいわゆる避難所の係役とこっち側の面倒を見るほうっていうか,体制側の役をされたんですが,住民を巻き込んだ,こういう避難訓練というのはできないんでしょうか。 ◎総務課長(瀬尾) 今回は,住民を取り込んだ訓練とまでは考えておりません。各自主防組織についても,今年役員の方が変わられております。あす会議を持って,避難所の運営の基本的な考え方とか,どういう受け入れ方法をしていったらいいのかということもまずは説明をして,それから必要があれば,そうした訓練のことについても,地域でも対応してみることもできるかと思いますので,その辺は役場と協力しながら,必要なお声がけ等をいただけたら,そうした対応もやってみたいなと思ってます。 ◆2番(林) わかりました。ぜひとも対応のほうをよろしくお願いします。 前回の30年7月豪雨も,避難する決断っていうのは,なかなかつかない部分が多いんです。避難所がちゃんとしてる,避難所に不安がなければ,避難しようっていう決断が早くなると思いますので,その辺のとこを自主防災組織,自分の避難も含めて,しっかりやっていただきたいなと思います。 それで,次の質問ですが,3番目の感染症防止の宣言店の3密の対策についての再質問ですけども,これは私が今日渡したんですが,これは住民の自発的な取り組みで,いろいろチェックがあるんですよ。発熱,倦怠感,せきのあるような従業員は勤務してませんとか,感染予防の取り組みを公表しますとかって,それを履行する店にはこれを張る。いわゆるブランド化だと思うんですね,ブランド化と思うんです。だから,これを確実にやるってことが,確実にできるだけやっていくってのが安心・安全につながり,経済の循環にもつながっていくと私は考えておるんですが,よくほかの自治体では,飲食店とかに食品監視センターっていうとこがあって,回って,デリバリーをやってるようなところの状況を見て回るような,いわゆるチェックシステムっていうか,そういうことを回してる自治体もあるんですけども,そのようなことはお考えじゃないですか。 ◎政策企画課長(岡崎) 只今議員おっしゃられておるのは,保健所が持っておったり,それから食品衛生協会とか,そういったところが,公的な機関が回ってるんだろうというふうに思っておりまして,本町ではそういったまだ組織がありませんので,今のところそれを実施をするというところには至ってないのが現状であります。 ◆2番(林) これは広島県のですけども,ちょっとこれを見せて神石高原町独自のこういう感染防止の対策をやっても僕はいいんじゃないかと思うんですよ。その中で,食品衛生協会とかあると思うんですが,そういう方々が協力していただいて,しっかりと見ていくっていうふうなことをお考えじゃないですか。再度お聞きします。 ◎政策企画課長(岡崎) 行政が積極的にそういった取り組みをするというよりも,業界団体の方々が積極的にそういった取り組みをされるというところを支援をしていくスタンスのほうがいいのかなというふうに思っておりますので,議員提案のことにつきましては,商工会にお伝えをして,そういう提案があったということを周知してまいりたいというふうに思います。 ◆2番(林) 要は,絵に描いた餅じゃなくて,熱心にやる,単純な話ですけど,熱心に進めるってことが一番の運営のあれだと思います。ちょっとやそっとでは,今やってることを変えるっていうのはなかなか難しいんですが,新型コロナっていうことがあって,それをきっかけにいい方向に行けばいいと思ってますので,本当に熱心にやっていただきたいなと私は思います,シンプルな話ですけど。 また,この飛散防止シールドがありますよね。これは一部には配られてると思うんですけども,例えば今こういう,もし神石が独自に感染防止の取り組みをやるとすれば,これを配るとかっていうことはできないですか,例えば入江マスクとか,そういう感じで。これをやってるとこへのあかしみたいな形です。 ◎政策企画課長(岡崎) 議員から,熱心にということで,いろんな提案をいただきましたんで,内部で協議をしてまいりたいというふうに思います。 ◆2番(林) ぜひともよろしくお願いいたします。 福山のほうでは,これは福山の話ですけど,さまざまな,今政策企画課長さんがお答えですけれども,こういう取り組みっていうのは,ひょっとしたら保健福祉課さんにも関係があったりとか,ひょっとしたら建設課さんにもあったりとか,これは全部の話ですよ,感染防止っていうのはね。だから,それをできるだけ神石高原町の方が安心・安全な町,食品衛生も含めて,労働環境も含めて取り組んでいると,これは私一番の神石高原町のこれから宝になっていくんじゃないかと思っておりますので,本当に何回も言うんですが,熱心にやっていただきたいと思います。 それで,あともう一つお聞きしたいんですけど,テイクアウトをやられてるお店が何軒かありますよね。そういう方々が,同僚議員の質問もあったんですけれども,大口の配達とかって,町長,職員さんがしてる,エール飯みたいなのもありますけど,100個とか200個とか,それはできると思うんですよ,実に効率的に。ただ,私がやっぱり思うのは,お年寄りの方とか,家族で家に引きこもっているような方にもそういうふうな恩恵っていうか,コロナが非常事態宣言が出たときだけでも,デリバリーができるような体制が神石で構築できないですかね。そのときだけでもいいんですけどね。 ◎政策企画課長(岡崎) 現在,議員提案のこの件につきましても,今国の補正が12日に通りましたので,それに向けて反転攻勢をするためにどういう事業が必要かということを今内部で練っておりますので,議員提案のことにつきましても,デリバリーのことにつきましても,内部で十分検討してまいります。 ◆2番(林) ぜひとも検討のほうをお願いしたいと思います。前向きによろしくお願いいたします。 それでは,これは都会で言うと,ウーバーイーツとかね,そういうとこがいろんな飲食店と契約して小口の配達,町と田舎は違いますけども,例えばそういうことが循環型でできないのかと。里山資本主義的な考えで,マネー資本主義ではなくて,多少は損をするっていうか,効率だけを求めないやり方っていうのも,町長も信奉されてる考え方と思いますので,ぜひともお願いしたいと思います。 それで今度は,ちょっと学校のほうをお聞きしますが,学校の休校中に健康の管理体制,生活の乱れ,そのようなことは指導でどうなってた。あと,給食を食べないことで,休業明けにちょっと痩せてきたなとか,そんな子どもたちっていうのはおられる,ちょっと私も痩せたんですけども,ないでしょうか。 ◎教育長(馬屋原) 臨時休業中には,先般もご答弁させていただきましたが,家庭とのいろんな連絡をとりながら,児童・生徒の健康管理については学校も十分把握をしております。ただ,痩せたかどうかというところまでは十分まだ把握をしておりません。 ◆2番(林) なかなか体重測定とか,そういう機会がないかなと思うんです。ぜひとも,学力もですが,体力というか,体がまだ一番っていうか,そこの,私,命とか,そっちのほうがまず優先すると思いますので,健康のほうも,やっていただいてるとは思うんですけど,お願いしたいと思います。 また,復学後の,家にいたら家で何したかわかりませんが,運動とか,これから夏の暑さがあると思うんですけども,暑さ対策っていうのは何かお考えでしょうか,暑さに対してマスクをしたりする中で対策っていうものは。 ◎教育長(馬屋原) 暑さ対策でございますが,最近気温が非常に上昇してきているということで,マスクを着用というのは原則なんでございますけれども,教科によって,あるいは登下校時が一番歩いて通学する子どもたちにとってはしんどいような,そういう情報が校長のほうから入りましたので,しんどかったらマスクを外していいよというふうな指導をしてくださいというふうなことは言っています。当然,集団で登校してくるわけですけども,そんなに密でひっついて来てる状況ではないので,しんどい場合はマスクを外していいですよと,回復したら,またつけてください,そういう指導を低学年にもわかるように指導をお願いしますというふうなことは対応として考えております。 ◆2番(林) もう一つお聞きしたいんですけども,この間休業中に動画でケーブルテレビが流されたんですけれども,これは先生方がつくられたんですよね。これの時間とか負担っていうのはないんでしょうか。時間的な負担で残業してるとか,そういうことはないんでしょうか,残業されてるとか。 ◎教育長(馬屋原) ごらんになった方もいらっしゃると思うんですが,ケーブルテレビを活用しまして,特に小学校1年生については,学校に入ったばかりですぐ休業に入ってるということと,なかなか学校の様子もわからない,授業の様子もわからないということで,特に小学校1年生を対象に算数と国語については,ずっと休業期間中,放送をしてまいりました。それは,全て先生方が自主的にやっていただいたことでございます。ただ,これは勤務時間との関係で言いますと,臨時休業中でございましたので,子どもたちが来ておりませんので,いろんな時間を活用しながら作成をいただいたというふうなことでございます。 ◆2番(林) 夏休みはちょっと短縮ってことで,遅れを取り戻すって話は聞きましたが,8から18日ですね。その中で,今まで中止になった行事っていうのは,中止ですよね,もうやらないってことでしょうかね。私は,行事っていうのは,学園祭とか,高校のときは本当に自分の記憶としては大変自分の人生の中で役に立ったというか,記憶があるんですが,行事を立案して,みんなで考えて,皆さんの前で見せると,これが本当に失敗もします。僕も失敗しました。映画をつくったんですけど,音が入ってなかったりとかして,大恥かきました。でも,それからどうしようかってことを考えて,次は絶対失敗しないとか思って。私の場合はそうだったんで,行事を中止にするっていうのは,かなり子どもたちにとっては,損害っていうか,リスクが多いんじゃないかと思います。行事をやってみるという考えはないですか。例えば,無観客でやるとか,動画で流してみるとか,そういうふうなことってお考えじゃないでしょうか。 ◎教育長(馬屋原) 学校行事につきましては,多分これからが多くなるんだろうと思います。春にかけては,地域の運動会等々ございましたが,これは中止になったということでございますが,各学校でこれから学校の運動会,あるいは学校の学習発表会等々が計画をされております。先般にも校長会を通じてお話をしたわけでございますけども,できるだけ行事は大切にしてくださいと,ただしそれはどんな規模でやるのか,あるいはどのような方法,方策をとってやるのか,そういうことを検討してくださいと。例えば午前中で終わるとか,あるいは先ほど言われましたように,保護者と子どもたちだけで行うとか,そういったことを工夫してください。しかし,そんな工夫をしても,なおかつ感染拡大が防止できないというふうな判断になった場合は,それは中止もやむを得ませんというふうなお話をしておるところでございます。 ◆2番(林) わかりました。 それで,コロナをきっかけに,逆に自宅にいたりして,家族のきずなが強くなったりとか,地域のきずなが強くなったりするようなこともあったと思うんですよ。私は,今回のことで営業自粛が続けば経済が回らなくなって,自殺者が増えるんじゃないかという考えを持った方がおられたんですが,見てると,3月,4月,5月って,自殺者が減っているんですよ。これはどういうことか専門家が調べないとわからないかもしれませんけど,環境が変わったりとか,マネー資本主義ではなくて,もうちょっとゆったり生きようよみたいな考えも起きたんじゃないかと思うんです。だから,まさしく神石高原町の光輝く将来を考えるときに,そっちのほうの考えも伸ばしていくってどうかなとか思うんですよ。人間関係が改善されることもありますので,徹底的に今の環境整備とか感染防止,そういうことに努めていくことによって経済を回していくっていうふうなことの考えを再度言って,次の質問に移ります。 次の質問が,健全な育林で自然と人との共生をっていう通告なんですが,日本の森林率は66%と,実に世界第2位の森林王国でありますが,木材価格の低迷で,有数の木材輸入国でもあります。本町でも民有林を皆伐後,再造林されない林地が目立つようになりました。私有林地,分収林地は,大きくは国土であり,その管理,保全には,国,自治体にも努力義務があります。経済林はもとより,森林の持つ多面的機能,水源涵養,土砂災害防止,生態系の形成,希少動植物,日本人の心のよりどころとして,里山の持つ癒やし効果などを守るためです。ゆえに,山の荒廃を阻止すべく,育林を大きく奨励すべきだと考えます。町の施策をお聞きします。具体的には,本町の私有林の育林の施策は。 ◎町長(入江) 健全な育林で自然と人との共生をということで,本町の私有林,分収林の育林についてですけれども,本町の森林面積は3万623ヘクタールです。そのおうち,民有林面積は2万6,923ヘクタールで,森林面積の87%を占めております。近年,森林が伐採された後の再造林が進んでいない状況が全国的に課題となってきてます。県内におきましても,業者による,生活環境や自然環境に対して配慮を欠く伐採や太陽光発電設備のための広範囲な森林伐採が問題となっているようです。本町におきましても,皆伐後に植林できていない箇所が点在してきた状況もあります。 森林所有者は,立木を伐採する場合,あらかじめ伐採及び伐採後の造林の届け出書を町へ提出していただく必要があり,町ではその届け出により伐採確認を行っています。しかしながら,ほぼ天然更新となっているのが現状でございます。木材価格の低迷により,再び植林し育てる経費を考えると,採算が合わないというのが主な理由だと考えられます。 町といたしましては,国土の保全,水源の涵養,自然環境の保全等,森林の有する多面的機能の維持,推進を図るため,まずは国や県の限られた予算の中で,適切な育成管理が必要な既存の山林を優先して森林整備を実施していきたいと考えておるところです。 町内では,1ヘクタールを超えるような広範囲な皆伐はほぼありませんが,伐採を希望される森林所有者の方には十分な検討をお願いをし,伐採後は造林補助事業の活用等の検討をお願いしていきたいと考えております。 分収林につきましては,既存契約をしております町行造林の施業を引き続き実施していきますが,新たな契約は考えておりません。 以上です。 ◆2番(林) 今育林っていうのは,余りそれこそお金にならないんでほとんどやられてるとこは少ないと思うんですけども,伐採はやられてると思うんですが,今の時期,木材のヒノキやなんかの単価も下がってまして,山の木は買われた業者の方がお金を先払いで払われてて,今ちょっと材木の値段が安いんで,今木を切るのをちゅうちょされてるという向きもあると思う,季節柄もあるんでしょうが。そういう方へ,今のコロナ禍の影響でもあると思うので,育林を前提の条件で支援っていうのを出せないんでしょうか。 ◎産業課長(豊田) 済みません。林業者の方への支援ということのご質問でございます。 コロナウイルスの影響によりまして,木材業者の方につきましても,大変木材価格の低迷ということでいろいろと影響が出ているということにつきましては,産業課のほうでも承知をしておるところでございます。 林業に対するコロナウイルスに対する対策につきましては,まず国におきまして補正予算によりまして,例えば持続化給付金でありますとか,雇用調整助成金,そういったものの給付金でありますとか,一定期間利子がつかない無利子の優遇資金制度,こういったものも支援策として充実をしております。 また,町としましても,政策企画課のほうで担当しておりますが,各種給付金の単独の支援をさせていただいてるところでございます。いろいろとご支援をさせていただければいいんだとは思うんですが,とりあえず単独のほうの町費でも支援をさせていただいておりますから,まずはそこら辺のご検討をいただきまして,できるだけ対応していただければというふうに思いますし,状況につきましては,引き続き産業課のほうでも,林業家さん等の情報収集には努めていきたいというふうに考えております。 ◆2番(林) しっかり情報収集していただいて,なかなか育林の林家には持続化給付金がおりないっていうふうな話も聞いておりますので,しっかりとその辺のとこも聞いていただきたいと思います。 あとまた,横尾議員のお聞きになった入谷地区の保育間伐でございますが,ここに近隣に私有林もあって,もちろん町行林もあるんですが,ここは保育間伐で作業道はつける予定はないんでしょうか。ぜひとも近隣の林家の方も意欲のある方がいらっしゃるんで,作業道がつけば森林施業をやられる方もおられるんじゃないかと思うんですが,いかがお考えでしょう。 ◎産業課長(豊田) 済みません。作業道の開設についてのご質問でございますが,町行造林のうち,旧油木町の入谷地区の町行造林の一部施業ができてないというご連絡をいただきまして,急遽地域林政アドバイザーのほうが現地を確認をさせていただきました。確かに施業のほうが滞っているということで,現在枝打ちなり保育間伐をするように経営計画のほうを立てて,認定事務を進めているところでございます。 作業道につきましては,とりあえず搬出を伴いませんので,ただいま認定をしている経営計画の中では搬出がないので,作業道の設置も予定はしておりません。いろいろ考えてみるんですけど,できれば現在森林組合さんのほうが草木地区を随時森林計画のほう策定をされまして間伐等の作業を実施されておりますので,経営計画の策定を少し待っていただいて,間伐と作業道をセットでできないかというようなことで,森林組合さんのほうとも少し協議をさせていただきたいなというふうに考えております。 ○議長(松本) 以上で林議員の一般質問を終了します。 ○議長(松本) ここで休憩とします。 再開は13時15分とします。(午後0時10分) ○議長(松本) 再開します。(午後1時15分)            ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(松本) 日程第2,議案第113号工事請負契約の変更について(庁舎・病院敷地造成工事)を議題とします。 提案理由の説明を求めます。 ◎副町長(森重) 議案第113号案件の提案理由を説明いたします。 庁舎建設事業(神石高原町庁舎・病院敷地造成工事)について,工事事業量増により令和2年6月1日に工事変更請負仮契約を締結したので,条例の定めにより提案するものであります。 詳細説明は建設課長が行います。ご審議のほどよろしくお願いいたします。 ◎建設課長(高石) 〔詳細について説明〕 ○議長(松本) 説明が終わりました。 質疑を求めます。            (「なし」の声あり) ○議長(松本) 質疑を終結します。 討論は通告がありませんので,直ちに採決します。 本案は原案のとおり可決することに賛成の議員の起立を求めます。            〔起立多数〕 ○議長(松本) 起立多数であります。よって,議案第113号は原案のとおり可決することに決しました。            ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(松本) 日程第3,議案第114号工事請負契約の締結について(神石高原町立小中学校情報通信ネットワーク環境施設整備工事)を議題とします。 提案理由の説明を求めます。 ◎副町長(森重) 議案第114号案件の提案理由を説明いたします。 公立学校情報通信ネットワーク環境施設整備事業(神石高原町立小中学校情報通信ネットワーク環境施設整備工事)について,令和2年5月29日に入札を執行し,令和2年6月2日に仮契約を締結したので,条例の定めにより提案するものであります。 詳細説明は教育課長が行います。ご審議のほどよろしくお願いいたします。 ◎教育課長(砂田) 〔詳細について説明〕 ○議長(松本) 説明が終わりました。 質疑を求めます。 ◆2番(林) この請負者ですけども,本町の工事の実績っていうのはあるんでしょうか。どのようなことをされた実績なんでしょう。 ◎総務課長(瀬尾) この大和電気工事株式会社の実績につきましては,ちょっと今詳細の資料を持っておりませんので具体的なところはわかりませんが,恐らくここ2年程度ないものと思っております。 ○議長(松本) ほかに質疑はありませんか。 ◆2番(林) ちょっとよく聞こえなかったんですけど,もう一回お願いします。 ◎総務課長(瀬尾) 実績はないと思います。            (林議員「ない」の声あり) はい。 ○議長(松本) ほかに。 ◆2番(林) 再質問ですけど,この業者が本町で工事したときに,例えば本町に対する経済効果はどのぐらいあるかというのはわかりますですか。 ◎総務課長(瀬尾) 経済効果につきましては,ちょっとよくわかりませんが,下請等で地元の業者等を使っていただくことになるかどうかということも今詳細のことがわかりませんので,恐らくは十分な効果はないと思います。 ○議長(松本) ほかに質疑はありませんか。            (「なし」の声あり) ○議長(松本) 質疑を終結します。 討論は通告がありませんので,直ちに採決します。 本案は原案のとおり可決することに賛成の議員の起立を求めます。            〔起立多数〕 ○議長(松本) 起立多数であります。よって,議案第114号は原案のとおり可決することに決しました。            ~~~~~~~~~~~~~~~
    ○議長(松本) 日程第4,議案第115号財産の取得について(来見堆肥センター用ホイールローダー)を議題とします。 提案理由の説明を求めます。 ◎副町長(森重) 議案第115号案件の提案理由を説明いたします。 ホイールローダーの購入に当たり,令和2年5月27日に入札を執行し,令和2年5月28日に物品購入仮契約を締結したので,条例の定めにより提案するものであります。 詳細説明は産業課長が行います。ご審議のほどよろしくお願いいたします。 ◎産業課長(豊田) 〔詳細について説明〕 ○議長(松本) 説明が終わりました。 質疑を求めます。            (「なし」の声あり) ○議長(松本) 質疑を終結します。 討論は通告がありませんので,直ちに採決します。 本案は原案のとおり可決することに賛成の議員の起立を求めます。            〔起立全員〕 ○議長(松本) 起立全員であります。よって,議案第115号は原案のとおり可決することに決しました。            ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(松本) 日程第5,議案第116号財産の取得について(神石高原町立小中学校情報機器一式)を議題とします。 提案理由の説明を求めます。 ◎副町長(森重) 議案第116号案件の提案理由を説明いたします。 公立学校情報機器整備事業(神石高原町立小中学校情報機器一式)の購入に当たり,令和2年5月27日に入札を執行し,令和2年6月1日に物品購入仮契約を締結したので,条例の定めにより提案するものであります。 詳細説明は教育課長が行います。ご審議のほどよろしくお願いいたします。 ◎教育課長(砂田) 〔詳細について説明〕 ○議長(松本) 質疑を求めます。 ◆2番(林) この相手方ですが,有限会社スクラムさん,これは神石での営業の実態っていうのはどういうふうになってんでしょうか。どのような商売をされてるんでしょう。 ◎総務課長(瀬尾) この業者の実態でございますが,最近になって,今までは町内の他の地区,旧三和の上地区に事業所を設けておられたと思います,天満屋ショップみたにさんの廃業に伴って,事務所を借りるか,取得されて,こちらの所在地のほうで営業をされているように聞いております。実態としては,雇用もされておられるように聞いておりますので,実態はあると思っております。 ◆2番(林) 実際,土曜日,日曜日休みとか,平日は9時から5時まで営業してるとか,そういうことを具体的にもうちょっとわかりますか。お店があるんですか。 ◎総務課長(瀬尾) そこまでの営業の細かいところまでは掌握しておりません。            (林議員「わかりました」の声あり) ○議長(松本) ほかに質疑はありませんか。            (「なし」の声あり) ○議長(松本) 質疑を終結します。 討論は通告がありませんので,直ちに採決します。 本案は原案のとおり可決することに賛成の議員の起立を求めます。            〔起立全員〕 ○議長(松本) 起立全員であります。よって,議案第116号は原案のとおり可決することに決しました。            ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(松本) 日程第6,議案第117号令和2年度神石高原町一般会計補正予算(第3号)から日程第12,議案第123号令和2年度神石高原町農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)まで一括議題としたいと思いますが,これにご異議ありませんか。            (「異議なし」の声あり) ○議長(松本) ご異議ないものと認め,日程第6,議案第117号から日程第12,議案第123号は一括議題といたします。 提案理由の説明を求めます。 ◎副町長(森重) まず,議案第117号案件の提案理由を説明いたします。 令和2年度神石高原町一般会計補正予算(第3号)の主な内容は次のとおりです。 補正予算額2億364万6千円,補正後予算現計137億180万6千円。 議会費,補正予算額4万5千円,補正後予算現計8,619万5千円,議会費職員人件費4万5千円。 総務費,補正予算額マイナス186万1千円,補正後予算現計41億7,134万4千円,一般管理費職員人件費マイナス870万9千円,税務総務費職員人件費マイナス197万6千円,町長等特別職人件費マイナス39万1千円,自治宝くじ助成事業250万円,かがやきネット管理運営経費541万5千円。 民生費,補正予算額1,506万7千円,補正後予算現計18億5,032万7千円,保育所費職員人件費マイナス758万8千円,国民健康保険特別会計繰り出し経費231万8千円,生活保護総務費職員人件費366万7千円,社会福祉総務費職員人件費552万円,高齢者福祉施設管理経費709万5千円。 衛生費,補正予算額3,586万2千円,補正後予算現計14億7,516万7千円,保健衛生総務費職員人件費148万5千円,し尿処理車両管理経費171万3千円,飲料水確保対策事業275万円,清掃総務費職員人件費640万円,保健衛生総務経費2,185万9千円。 農林水産業費,補正予算額マイナス4,017万3千円,補正後予算現計8億7,547万7千円,地籍調査事業マイナス3,973万円,ひろしま農業創生事業マイナス3,092万円,農業総務費職員人件費マイナス861万6千円,地籍調査費職員人件費209万2千円,農地耕作条件改善事業3,125万2千円。 商工費,補正予算額5,129万2千円,補正後予算現計1億8,979万2千円,商工総務費職員人件費マイナス1万9千円,自然公園等管理運営経費281万1千円,商工会育成支援事業350万円,事業継続・雇用維持支援事業4,500万円。 土木費,補正予算額2,528万2千円,補正後予算現計3億4,726万2千円,土木総務費職員人件費マイナス91万7千円,公営住宅管理経費45万4千円,社会資本整備総合交付金事業574万5千円,町道維持補修経費2千万円。 教育費,補正予算額4,134万1千円,補正後予算現計7億5,495万1千円,教育長特別職人件費マイナス15万1千円,事務局費職員人件費379万4千円,小学校体育館等管理経費444万4千円,児童・生徒送迎対策事業1,088万9千円,学校教育諸費1,997万7千円。 災害復旧事業費,補正予算額7,264万6千円,補正後予算現計18億5,676万6千円,過年発生道路橋梁災害復旧事業202万6千円,過年発生農地及び農業用施設災害補助復旧事業7,062万円。 諸支出金,補正予算額414万5千円,補正後予算現計3億2,371万5千円,医療従事者確保基金積立経費67万5千円,保健・医療・福祉支援事業基金積立経費347万円。 主な補正財源は,町税789万1千円,繰入金3,348万4千円,繰越金3,478万1千円,県支出金3,940万9千円,国庫支出金8,697万1千円でございます。 続きまして,議案第118号案件の提案理由を説明いたします。 令和2年度神石高原町国民健康保険特別会計補正予算(第2号)の主な内容は次のとおりです。 補正予算額965万4千円,補正後予算現計10億3,521万4千円。 総務費,補正予算額231万8千円,補正後予算現計7,730万8千円,職員人件費231万8千円。 基金積立金,補正予算額733万6千円,補正後予算現計763万6千円,国民健康保険財政調整基金積立経費733万6千円。 主な補正財源は,繰入金231万8千円,国民健康保険税733万6千円でございます。 続きまして,議案第119号案件の提案理由を説明いたします。 令和2年度神石高原町後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)の主な内容は次のとおりです。 補正予算額300万2千円,補正後予算現計3億8,210万2千円。 総務費,補正予算額24万8千円,補正後予算現計584万8千円,徴収費24万8千円。 諸支出金,補正予算額275万4千円,補正後予算現計334万4千円,保険料還付経費44万2千円,他会計繰り出し経費231万2千円。 主な補正財源は,繰入金24万8千円,諸収入44万2千円,繰越金231万2千円でございます。 続きまして,議案第120号案件の提案理由を説明いたします。 令和2年度神石高原町介護保険特別会計補正予算(第1号)の主な内容は次のとおりです。 保険事業勘定,補正予算額3,981万1千円,補正後予算現計18億4,061万1千円。 保険事業勘定,総務費,補正予算額マイナス1万1千円,補正後予算現計6,449万9千円,職員人件費マイナス1万1千円。 地域支援事業費,補正予算額マイナス383万4千円,補正後予算現計1億3,032万6千円,職員人件費マイナス430万7千円,一般介護予防事業費47万3千円。 基金積立金,補正予算額3,076万円,補正後予算現計3,099万円,続きまして次のページ,介護給付費準備基金積立金3,076万円。 諸支出金,補正予算額1,289万6千円,補正後予算現計1,314万6千円,第1号被保険者保険料還付金1万4千円,一般会計繰出金38万9千円,その他精算返納金183万2千円,県精算返納金370万9千円,国庫精算返納金695万2千円。 主な補正財源は,繰入金マイナス352万9千円,国庫支出金マイナス85万6千円,県支出金マイナス58万5千円,保険料108万8千円,支払基金交付金511万2千円,繰越金3,858万1千円でございます。 続きまして,議案第121号案件の提案理由を説明いたします。 令和2年度神石高原町簡易水道事業特別会計補正予算(第1号)の主な内容は次のとおりです。 補正予算額414万4千円,補正後予算現計2億5,414万4千円。 総務費,補正予算額マイナス151万6千円,補正後予算現計2,301万4千円,職員人件費マイナス151万6千円。 施設費,補正予算額566万円,補正後予算現計1億3,863万円,施設維持管理経費566万円。 主な補正財源は,使用料及び手数料48万4千円,繰越金366万円でございます。 続きまして,議案第122号案件の提案理由を説明いたします。 令和2年度神石高原町飲料水供給事業特別会計補正予算(第1号)の主な内容は次のとおりです。 補正予算額200万円,補正後予算現計4千万円。 施設費,補正予算額200万円,補正後予算現計1,453万円,施設維持管理経費200万円。 主な補正財源は,使用料及び手数料1万4千円,繰越金198万6千円でございます。 続きまして,議案第123号案件の提案理由を説明いたします。 令和2年度神石高原町農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)の主な内容は次のとおりです。 補正予算額530万7千円,補正後予算現計2億8,850万7千円。 総務費,補正予算額30万7千円,補正後予算現計1,394万7千円,職員人件費30万7千円。 施設費,補正予算額500万円,補正後予算現計1億3,072万円,施設維持管理経費500万円。 主な補正財源は,使用料及び手数料27万2千円,繰越金503万5千円でございます。 以上で提案の説明を終わります。詳細説明はございません。ご審議のほどよろしくお願いいたします。 ○議長(松本) 説明が終わりました。 基本条例第13条の規定により,質疑は一問一答方式により行います。質疑時間は,質疑及び答弁を含め,1議員30分を限度とします。 これより各会計補正予算の審議を行います。 それでは,日程第6,議案第117号令和2年度神石高原町一般会計補正予算(第3号)の質疑を求めます。 ◆4番(横山) 17ページの16番ですけど,新型コロナウイルス感染症対策事業で,保育所とか幼稚園の先生と保護者がタブレットやスマートフォンで相談ができるような環境を整備するというのがありますけど,備考のところの通信料が9カ月6カ所というのがありますけど,町内の保育所や幼稚園だと思うんですが,下の備品購入費のところが7台ってなってるんですけど,この内訳とか,詳しい説明をお願いします。 ◎子育て応援課長(赤木) 今回の補正でございますが,この事業は,今回新型コロナウイルス感染対策のために保育所は休業はできないんですけれども,登園の自粛をお願いしたりした時期もございました。そういったことで,保育所の中でどうしても保護者の総会であるとか,各種行事であるとか,それから家庭訪問等々がこの時期できなかったこともございまして,そういったところで保育所,また幼稚園のほうにも伺ってお聞きしたんですけれども,やはりお休みの子どもさんのことが大変気になる,心配であるというのが職員さんの中から声がございました。そういったことで,保育所,幼稚園と保護者の方を結ぶ,オンライン上でできるツールを今回補正事業でお願いしているとこです。 9カ月6カ所分につきましては,6カ所は5保育所と1幼稚園でございます。 タブレットの7台につきましては,もう一台子育て応援課のほうにも1台配備をいたしまして,保育所と子育て応援課をつなぐという部分でもう一台配備を思っております。これは,もしコロナ等々また来ましたら,また保育所長会議であるとか,各種連絡会議等々の開催がまた頻繁にできない可能性もありますので,そういったときに,今度はオンライン上のアプリを使って,オンライン会議であるとかケース会議などに使えたらと,今は想定しているとこでございます。 ◆4番(横山) よくわかりました。 今回のようなコロナのときに限らず,今からも子どもさんが病気になったりとかしたときに,心配事があったときにこういうのを使って,保護者の方が保育士の先生とかに相談ができるのはとてもいいことだと思います。核家族が多いので,ひとりで悩まれるお母さん方もおられるんじゃないかなと思うので,ぜひそういう相談相手になってあげたらいいかなと思います。 子どもに関しての悩みっていうのは,お母さんだけじゃなくて,お父さんも同じだと思うんですよ。お父さんって,日ごろ余り保育所に行ったり,そういうかかわりがない方も多いかと思うんですけど,そういうお父さんとのオンラインもできるんではないかなと思いますけど,その点いかがでしょうか。 ◎子育て応援課長(赤木) 現在,育児相談などで一部オンラインで相談を受け付けております。そういったことをご紹介したときに,結構お父様のほうがそういったことに関心をお持ちの方も多いようでございます。なので,家族全員で子育てについてを考えていただくいい機会にもなるのかなとも思っております。ですので,オンラインでお母さんとだけではなく,時間を融通れば,お父さんとも一緒にお話できる機会もあると思いますので,そういったことで育児,保育の相談であるとか,役割分担であるとかというところで協力できる体制につながればなというところも若干考えております。 ◆4番(横山) すばらしい取り組みだと思います。期待をしております。 それと,26ページの30番の,これも新型コロナウイルス感染症対策事業ですけれども,道の駅デリバリー支援プロジェクト,高原町の特産品を詰め合わせにしてネット販売をされるのを支援するという事業だというふうに説明を聞いておりますが,箱詰めにされるのは,高原の新鮮な野菜をされるんですか。それとも,JIN(神)プレミアム商品というようなのを詰め合わせをして送られるのでしょうか。その辺のところをもうちょっと詳しく説明をしてください。 ◎産業課長(豊田) 三和ふるさと活性化センター管理運営経費の新事業としまして道の駅デリバリー支援プロジェクトということで,これも新型コロナウイルス感染症対策事業の新規事業ということで県のほうの補助率10分の10ということで実施をさせていただくものでございます。 これにつきましては,道の駅さんわ182ステーションのほうで,特産品であります野菜でありますとか加工品,そういったものを詰め合わせにさせていただきまして,専用の販売活用サイトさとやま商店500というホームページのほうで販売をしていくものでございます。 箱詰めにします商品につきましては,主に加工品とか野菜になるんだろうと思うんですが,当然JIN(神)プレミアムの商品もPRということでさせていただきたいというふうに思いますので,中身につきましては,そのときの状況にもよるんだろうと思うんですが,できるだけ町のPRをしていきたいということで,しっかりチラシなんかも入れまして,商品のほうをお届けしたいというふうに考えております。 ◆4番(横山) 全国へ神石高原町の産品をPRをするいいチャンスだと思いますので,よろしくお願いします。 備考のところに,販売促進グッズの作成などというて書いてあるんですけど,グッズって具体的には何をつくられるんですか。 ◎産業課長(豊田) これにつきましては,182ステーションのほうと協議をさせてもらいまして,例えばのぼり旗がいいのか,ちょっとしたマスコットのようなものがいいのか,ちょっとあれですけど,具体的なものについては,これから会社のほうといろいろ協議をしながら進めていきたいというふうに思っております。 以上です。 ◆4番(横山) じゃあ,ネット販売に限らず,PRのグッズということなんですね。ネット販売だから,余りのぼりは要らないのかなと思ったんですけど。ネット販売に限らず,町のPRのグッズをつくるということでいいですか。 ◎産業課長(豊田) 済みません。基本的にはネットのほうの販売なんですが,できるだけPR商品もしっかりつくってほしいというようなことで,県のほうからもアドバイスをいただいてますんで,できるだけ有効活用していきたいというふうに考えております。 ◆4番(横山) わかりました。 町には,JIN(神)プレミアム商品が何点か認定されているので,いいチャンスだと思うから,しっかりPRをして,JIN(神)プレミアムも,そうでないほかな産品もしっかり販売していただきたいなというふうに思いますが,ちょっとこれは余談ですけど,JIN(神)プレミアム商品もせっかく認定されているので,売り場を見たんですけど,もうちょっとまだPRをどんとしてもいいのかなというふうに,私はお店に行ってみて感じましたので,そこら辺を今後よろしくお願いいたします。 以上で質問を終わります。 ○議長(松本) ほかに質疑ありませんか。 ◆6番(橋本) 20ページの保健衛生総務経費でありますが,2,181万5千円と計上があります。神石地区の継続的な医療の確保を目的として診療所を購入ということであります。土地,そして家屋の購入であります。町内にいろんな遊休財産,遊休施設が多くある中,この医療施設を町が購入するということは,地域医療を守るんだという強い思いが感じられます。 まず,聞きたいのは,現在ある診療所というか,そこでしょうけれども,その中の設備というか,医療器具等々はどのようになっていくのかなと。そこをまず聞きたいと思います。 ◎保健福祉課長(松井) 橋本議員ご質問の中の医療機器ということでございますが,それについては,続いて診療をお願いしようとする方の,その方の所有のままということでございます。土地,建物について購入費用として,このたび予算措置をさせていただいております。 ◆6番(橋本) いろんな医療機器があると思うんですね。その医療機器は,ずっとそれが使えるわけでもなく,更新時期も来るでしょうけれども,基本的に診療のやり方というか,方法というか,その器具にしたって,更新時期が来たときにはその方がかえられていければずっといいんですが,そういうわけにも多分いかんと思うんですね。どっちみち町立病院が核となって地域医療を守るんだという姿勢なんだろうと思うんで,その辺の考え方はどう考えておけばよろしいんですか。 ◎保健福祉課長(松井) このたびの土地と建物の購入に当たりましては,現在診療所を経営されとる方が3月をもって閉院したいというようなこともありました。それを受けまして,町のほうとしましては,地域の僻地医療の核となる診療所を残していきたいというところで,町が購入し,途切れることなく医療体制を継続というところで考えております。そういったところから,今の診療所が先生の意向も踏まえて維持できるように土地,建物を購入し,医療機器については先生のお考えもありまして,そのままご本人が所有されとることのほうが後々のこともいいであろうということで,そのご意向に沿ってお話をさせていただいとるとこでございます。 ◎副町長(森重) 中の医療機器につきましては,更新時期があったり,廃棄の問題,それから新しく購入される関係で,現在診療されてるクリニックのほうで管理をしていきたいということで,町のほうで,機器が古くなったから,更新時期が来たからということで購入するという話はしておりませんので,クリニックのほうで管理,調達をされるというところでございます。 ◆6番(橋本) 当面,その方がやられるということはわかるんですけども,じゃあ町が買う必要ないじゃないかという話も出てくるわけなんですね。将来的に町が守りをするという,その診療所を地域医療として守っていこうという姿勢があるから,その土地を買うんでしょう,土地と建物を。将来的な話をしよんですよ。将来的に町立病院からその先生が行ったり,そこを活用して地域の医療を守るんだという姿勢を聞きたいわけです。今は,今の先生が器具を持ちながらやる。それはわかるんです。将来的な話を,ちょっとそこをびしっと話を,方向性を出して答弁いただけんと,たちまち買うときゃあええかという話になってしまう。何も将来の方向性が出てないじゃないかということになってしまう。その辺をちょっと,町長。 ◎町長(入江) まさに,将来的に神石地区の医療を継続して地域医療として行っていく,そのために購入をするわけです。もちろん町立病院を核とした各診療所を網羅した地域医療を考えていますから継続していくわけですけれども,例えば今の神石地区のクリニックのレントゲンとか,そういう大きな機器については,機材については,更新ということは町のほうもかなりお金がかかりますから,それは考えずに,それは町立で検査をしていただきゃあいいわけですから。小さな,どういったものが必要なかわかりませんけれども,そういったものは町が購入する場合もあります,継続をしていくためにです。ですが,そこは今運営されてる先生方と協議をしながら,経営体制が変われば,またそのときにどういった形がいいのか,地域の方々とも話をしながら進めていきたいと。もちろん継続をしていくことで考えていきたいと思います。 ◆6番(橋本) 了解です。 ですが,診療内容をどこまで町が考えてやるかということになってしまうんで,それが今からの,どうなるかわかりませんけども,協議の内容の一つに大きな柱となってくるのかなと思いますので,その辺はよくよく協議をしてほしいなと思っております。 それと次に,22ページの飲料水確保対策事業,ボーリングの飲料水水源施設の新設ということで275万円計上してあります。今まで3件が応募があったと,交付決定済みということでありますが,今後申請予定数が5件ということで,そのうち1件が2戸申請分となっておりますが,昨今水源が確保がなかなか難しいという,川の水を見ても減ってきてると,山の保水力もなくなって,その上雨が降れば豪雨,一気に流れてしまうということで,年々水位が,地下水というか,下がってきとるのが,僕は現状だろうと思うんです。そんな中で,こういった件数が増えてくるんであろうかと思っております。今後も,飲料水確保がいろんなところで出てくるんであろうかと思いますが,一つはこの予定数5件という内訳というか,内容を教えていただきたいことと,どの辺の地区が要望が多いのかをお聞きをしたいと思います。 ◎環境衛生課長(松本) 飲料水確保事業の中の個人に向けて飲料水確保の補助金でございますが,現状を申しますと,まず今年度既に当初予定をしておりました3件,こちらのほうは,1件は旧三和地域からの要望でございました。あと2件は,旧神石町地域です。一応この3件については,実は4月の段階で既に申請を受け付けし,一応決定通知のほうをお送りをしております。 今回補正でお願いをしております5件でございますが,そのうち2件につきましては,現在まだ予算のほうがございませんので,一応お話のほうをお伺いをしてるというのが2件の状況でございます。これも,神石が多いのが状況です。残りの3件につきましては,まだ今現在6月ということで,これから,先ほど議員がありましたように,災害の時期を迎え,また冬場の渇水期を迎える中で,当初予定をしておりました3件分については,いつでも町から要望に応えられるようにということで,3件については現在のところ要望のほうはお聞きをしておりませんが,その3件は一応確保しときたいということで,今回補正のほうを要望させていただいております。 昨年の実績で言いますと,実は昨年は5件の実績がございまして,全て旧神石町地域からでございました。 以上でございます。 ◆6番(橋本) 水のことですから,重要なことであります。もし件数が増えれば,また9月の補正でもかけるという方針なんですよね。 ◎環境衛生課長(松本) 担当課といたしましては,町民の要望にぜひとも応えていきたいということで,その都度要望のほうをさせていただきたいというふうに考えております。 ○議長(松本) ほかに質疑ありませんか。 ◆9番(木野山) 済みません。もうちょっと説明のときによく聞けばよかったんですけど,12ページの9番のコロナウイルス感染対策事業で,小・中学校を休業した際,遠隔での学習環境整備を支援するため,かがやきネット未加入家庭の契約プランにより月額使用料の一部を減免し,相当額を事業者へ補助するということで,361家庭,3カ月分,一月5千円程度というふうになっておりますが,この361家庭というのは,どういう積算になっているんかということと,この5千円程度というふうに書いてありますけど,5千円の一月の補助額によってどの程度の減免になるんか。制度の具体的な内容がよくちょっと私も理解してないんで,できればその辺の具体的なところから入っていただいて,こんな形になるんですという部分も一緒にご説明をいただけたらと思うんですが。 ◎教育課長(砂田) 361家庭は,現在の小・中学校の家庭数になります。 それから,5千円程度というのは,かがやきネットのほうのインターネット契約をしていただいた場合に,スタンダード契約のテレビと告知放送の部分を除いた金額,20メガ契約とかの契約金額になったときに,そのスタンダード契約部分を差し引いた額が大体5千円程度になりますので,その部分を減免という形で,負担をしないで,その分を業者さんのほうへお支払いするような格好になると思います。 ◆9番(木野山) じゃけえ,インターネット環境の部分だけの5千円ということなんですかね,はあはあ。361家庭というのは,現在学校に通われている児童・生徒のいる家庭ということなんで,これはインターネット環境は,どの程度の環境になるんでしょうかね。 ◎教育課長(砂田) 現在,スマホを含めてのネット環境,99%ぐらいの家庭が,親御さんのスマホを含めてですので,そうなるんですけど,今度もし第2波が来たときには,親御さんが家庭にいらっしゃらない時間にネット配信というか,授業のほうを配信したりしようというのが,この補助金の対象になる時間帯になりますので,そうなったときには,かがやきネットの安定した通信状況のもとで授業のほうの配信を受けていただきたいということを考えて,かがやきネットのプランを使っての配信を考えております。 ◆9番(木野山) ほじゃけえ,今持っとるスマホでも何ぼでも見れるような学校の授業が休みのときに家庭で受けられるんです,子どもが。 ◎教育課長(砂田) 通信手段として,今お手持ちのスマホでもできるんですが,先ほど承認いただきましたタブレットを自宅に持って帰ってから,子どもたちがそれを見て,その機械を使って授業を受けるということです。 ◆9番(木野山) じゃけえ,スマホは家へ持って帰ってもいいんですよね,子どもが。あれ,何とか構想という分とはまた別なんですかね,これは。 ◎教育課長(砂田) タブレットになりますので,今度は。ですから,先ほど承認いただきましたタブレットを1人1台という,GIGAスクール構想のタブレットを持ち帰るようになります。 ◆9番(木野山) GIGA構想の中のタブレットが皆さんに配られるんで,それを持って帰って,そのタブレットでインターネットをするということなんでしょう。そのタブレットで見られるようにソフトが組まれるんですか。誰でも見られるんです。361の子どもたちでなしに,僕でも見られるんです,それは。 ◎教育課長(砂田) ご家庭に子どもさんがいらっしゃれば,見ることは可能だと思いますが,持って帰るのは子どもたちですので,そのタブレットを持って帰ったものを使ってもらいます。 ◆9番(木野山) ですから,子どもさんの家庭が99%タブレットを持っておられるんで……。ちょっとようわからん。改めて聞いてもいいんですが,せっかくじゃったら聞いとるんですけど,どんな形で授業ができるんかなと思って,どうも仕組みがようわからん。仕組みがわからないんですがね。後から個人的に聞いてもいいんですが,公で皆さんにわかればええかなと思って,あえて質問をしてるんですけど。 前の質問のときに,20メガがどうとかこうとかと言よおっちゃったじゃないですか。その20メガというのも,ちょっとよう理解がわからんので,361家庭で子どもさんがおられればいいんですけど,子どもさんもまた卒業されたらいなくなるということも想像されるじゃないですか。そうすると,この361家庭の中で20メガを配信されて,今のかがやきネットに入っておられない家庭,20メガをとっておられない家庭があるじゃないですか。そこへも絶対これに加入してもらわんと,子どもたちが機会均等に学校の授業が受けられないということになるんじゃないん。そうすると,子どもたち全員の学力を保障しようと思ったら,361の家庭に全部20メガのインターネット配信のかがやきネットが入っていかないと保障にならんわけですよ。それは,家庭が,うちはええわと言うたら,学力が遅れるから,入ってないとこは知らんよと言うんではだめだと思うんですよ。みんなに保障してあげないといけないということになれば,これは単にこれのプランの使用料を減免とかということではなしに,絶対に入ってもらうということを前提にした事業にしていかないと,私はだめなんだと思うんよね。そこら辺のとこを一切書いてないんで,これは全部家庭の選んで入るとこは入る,入らんとこは入らん,スマホでできるとか,スマホよというようなことでは,均一性がないし,機会均等の教育にならない。それから,授業も学力にもそこで差がついてくると思うよ。ですから,同じような環境をつくってあげるというためには,こんな感じの単なる5千円で361家庭の予算を組んだよというふうなもんではだめなんかなと思うんですよ,これはもうちょっとちゃんとした事業にせんと。そこら辺のところをどうお考えかなと思って,あえて質問してるんですけど。 ◎教育課長(砂田) タブレットで配信授業ができるようになったときには,全家庭にそのタブレットの通信ができる手段をとっていただくように,その家庭,家庭でかがやきネットが都合がいい方もいらっしゃいましょうし,今現在も普通に通信の整備をされとられて,今でも使える方もいらっしゃいます。その場合には,かがやきネットに入ってもらう必要はないんですけど,先ほどありましたように,20メガっていうのが動画配信とかというのが安定して見られる容量だそうです。ですので,20メガ相当の通信ができるものに入ってくださっていれば構いません。ですが,今回補正で上げさせていただいてるのは,その通信ができる状態になって,皆さんが見られる状態で,コロナで休業しなきゃいけないということになったときには,その通信料について減免しましょうというような考え方を持っておりますので,通常コロナで休業しないような場合には,普通に通信料をご負担いただくようになります。 ◆9番(木野山) ちょっと僕も頭を整理をしてみます。それで,そしたらいいということで,ありがとうございました。 ○議長(松本) ほかに質疑ありませんか。 ◆2番(林) 済みません。今のとこの追加で,12ページのかがやきネット管理運営経費のとこをお聞きするんですが,第1波のコロナ禍の時期に,うちはOCNなんですけど,一般のスマホでも結構混雑でつながりづらかったんですけども,そういう子どもだけじゃないと思うんですよ,家でスマホを見てる人。そういうことの対策も,この管理運営経費の中では想定されておるでしょうか。 ◎まちづくり推進課長(矢川) かがやきネットのほうを担当しておりますので,答弁させていただきます。 このたびは,学校の教育がコロナ対策で授業が受けられないという状態のときの支援策でございますので,一般的なものは対応は考えておりません。 ◆2番(林) 初めてやることなので,なかなか想定は難しいかもしれないですが,大体回線って込みますからね,ある時期は,みんないじってるんで,大人もね。その辺のとこをちょっと宿題が,課題があるんじゃないかなと思いますわ。 それと,今GIGAスクール構想っていうのは,いわゆる世界的な情報網っていうか,国際化する社会への対応みたいなことで言われてるんですけど,今のコロナウイルスの時期に,世界ではスマートフォンとかタブレットによる子どもの被曝かな,電磁波の影響がいっぱい言われてます。これを入れることによる,そういうふうなリスクっていうのは計算されてるんでしょうか。フランスなんかは,それは取りやめになってるんですよ。そういう見識もあるんですけど。 ◎教育課長(砂田) そういう健康被害とかというふうなことは,ちょっと今のところ想定してないんですが,使用についてのセキュリティーとか使用時間とか,そういったものは,モラルといいますか,そういったところの勉強も子どもたちにしていただいて,いかに上手に使っていくか,これからのITCを使っての生活にいかにうまいこと適合していくかというところは,いろいろな授業の中でやっていきたいと思います。 ◆2番(林) これは一つの見識なんですが,高周波の電磁波で子どもの認知機能とか健康な暮らしぶりに影響する可能性があるっていう知見もありますので,そちらのほうもちょっと検討していただければなと思います。 あと,19ページなんですけど,先ほどの20番,医療・高齢者施設等従事者特別給付金,これはさっきの私の一般質問で医療のほうはお聞きしたんですが,介護事業所のほうですけど,備考のとこですね,高齢者・障害者事業所特別給付金138万円,これはちょっと見る限り,ちょっと桁が違うんじゃないかと思って見たんですけど,これの介護事業所32施設掛ける3万円,これは事業に対するカウントだっていうふうに説明を受けたんですが,この3万円で32施設,事業をやられている個人に配られると思うんですけど,漏れるような方が出ないんでしょうか。 ◎保健福祉課長(松井) 林議員ご質問の件でございますが,介護施設の対象事業所というのが,施設を建物といたしましょうか。その中にある,例えばデイサービスであるとか,例えばヘルパーステーションとか,ヘルパーステーションの中でも居宅介護であるとか,重度訪問介護とか,いろんな事業のもので運営されとるわけでございます。その事業所に対して3万円という想定で現段階は考えております。ですので,町内で言えば,具体的な名前はあれですけども,四つ,五つ,法人と言いましょうか,そういうものはあると思うんですが,その中に事業をされとると,それに対して3万円というような計算で参ります。個人ではないです。 なお,その施設の中で,建物の中で,例えばさっきも言いましたように,ヘルパーステーションであるとか,ショートステイとか,そういった事業をされとる場合,同じ建物の中にあって,人が,どちらにも同じ人がかかわってるような場合については……。 済みません。それはカウントしないというような感じで考えております。 以上でございます。 ◆2番(林) それぞれの事業の中の使い道っていうのは,そこの事業のヘルパーステーションとか,そこが決めてるってことですね,じゃあね。人件費に充てるとか,何か物を買うとか,そういうことは決まってないんですね,これはじゃあ。 ◎保健福祉課長(松井) あくまでも事業所に対してするものであります。ただ,この支援の趣旨としましては,コロナに対して最前線でやっていただいた方々に対する本当にお礼の意味も込めた補助金という形で考えておりますので,そういったところにお使いいただければと思います。 ◆2番(林) わかりました。 前,議会で視察に行ったときに,事業所にくれるんだけど,私のところには回ってこなかったみたいなこともあったんで,事業所の部門にあるんだけど,そこに働いてる,違うところの部分にはなかったっていうようなとこも,私聞いたんですよ,行ったときにね。だから,そういうとこの落ちはないですね。 ◎保健福祉課長(松井) これについては,事業の運営状況とか聞き取りをさせていただいて,登録を申請していただいておりますので,そこの事業所に対して全て説明をさせていただこうと思ってます。 ◆2番(林) わかりました。 30ページの37,児童・生徒送迎対策事業スクールバス運行経費の登下校に使うときのこれの対策費ですけど,委託料というのがありますけど,これは運行日の人件費でしょうか。運行を増やしたことの人件費ですかね。 ◎教育課長(砂田) あくまでも業務委託料です。 ◆2番(林) その中身に関しては,特に縛りのないお金でしょうか。その委託先がやるってことでしょうか。 ◎教育課長(砂田) そうですね。業者さんにお支払いする委託料になりますので,そこからはうちは関与しません。 ◆2番(林) 見てると,今北九州で小学生のクラスターが発生しましたけど,登下校中に感染した疑いがあるみたいなことは,授業中もあるし,休み時間に感染した疑い,いろんな知見が今出てるんですけど,これは例えばマイクロバスの中の消毒であるとか,そういうふうなことへの配備ではないわけですか。 ◎教育課長(砂田) 消毒をしていただくので増額するという意味ではなくて,便数を増やしますので,もちろん消毒とか換気とかというのは業務の中で,今回コロナウイルスの感染症対策として全ての業者さんにお願いしているところです。            (林議員「はい,わかりました」の声あり) ○議長(松本) ほかに質疑ありませんか。 ◆8番(小川清) 2点ほどお聞きします。 先ほどの同僚議員からありました20ページの21番,保健衛生総務費ですね。クリニックの土地と家屋を買うということです。これは,土地の面積と家屋の面積をお知らせください。 ◎保健福祉課長(松井) 小川議員ご質問の件でございますが,土地の面積については,3筆ございまして,1,050.3平米でございます。 ○議長(松本) 建物。 ◎保健福祉課長(松井) 建物については,延べ床面積が597.27平米でございます。 ◆8番(小川清) よく聞こえなかった点もあるんですが,土地が3筆で1,050.3平米,家屋が延べ床面積で597.27平米で,同僚議員からもあったんですが,将来的なことですよね。3月にやめるというて言われるのを土地と建物を買って,医療が続けられるのですか。 ◎副町長(森重) 一旦は,閉院を考えているということで話がありました。その時点で,町でこの診療施設を確保しておかなければ医療の継続が難しいということで購入を決定したわけですが,購入を決定した以降,現在運営されてるクリニックのほうで,もうしばらくやっていこうという,努力をしていこうというお話をいただきましたので,当面は現在のクリニックのほうで運営をしていただいて,その後については,また町立病院が僻地拠点病院ということになりますから,そういったバックアップを今取りつけてるというか,町立の指定管理者とも話をしているところでございます。 ◆8番(小川清) しばらくとか,当面とか,ファジーな答弁ですが,地域医療を守っていく,無医地区を防ぐという意味では,確かに私も同感なんですが,同僚議員からもありましたが,もし引退された場合は,次に引き継いでくれる方ですよね,医師の方とか,医療機関とか,町立病院とか。町立病院でも医師不足で,医師が来ていただけない状態がある中で,この施設を守って,新しく購入する,無医地区を防ごうということで取り組んでいただいているんだと思うんですが,かなりハードルが高いんじゃないかなと,私も心配するんです。建物は買ったけど,しばらくが5年になるか,10年になるかわかりませんが,町の関係の医療機関のほうへは,そういったこともちゃんと説明をしていただいて,お願いを早い段階からとっていただかないと,せっかく町費を投入したのに,なかなか思うようにできなかったということにならないように取り組んでいただきたいと思いますが,いかがでしょうか。 ◎副町長(森重) 神石地区のクリニックにつきましては,僻地診療所という位置づけになっております。町立病院につきましては僻地拠点病院ということで,僻地の医療をする拠点になりますから,当然町立診療所になれば,僻地診療所になれば,町立病院がバックアップするということで,現在の指定管理者との協議の中でも,町長と会長,理事長と協議をしまして,バックアップはしていくという返事をいただいておりますので,信頼をしてるところでございます。 ◆8番(小川清) そういう約束といいますか,お話,協議ができているのであれば,ひとまずは今の段階では安心かなとは思うんですが,無医地区にならないように,よく協議をして,後対応をお願いしたいと思います。 もう一点,30ページの38番,学校教育諸費で,新型コロナウイルスの対策,国から1千万円ですかね,来るんですよね。遠隔授業の実施環境の整備ということで,教育で使う電子黒板及びスタンドということで,47教室ということは,単純に割れば,一つの学校が七つずつぐらいかなと思うんですが,以前にも電子黒板を買ったり,いろいろ器具的には充足しとるんかなと思うんですが,これが二重投資になったり,置く場所というか,教室へかけるとこがちゃんと確保できるんですかね。 それと……。ちょっとそれから聞いてみましょう。 ◎教育長(馬屋原) 本町の電子黒板は,平成23年ぐらいに各校に1台か2台導入されていると聞いています。今でもそれはあるんですけれども,電子黒板を本当に有効に活用しようと思えば,例えば1階から2階とか,そういう移動が,非常に大きな重たいものですから,例えばワンフロアに大体1台置いてはありますけれども,それを授業ごとに教室を移動していく必要があるというふうなことと非常に古いというふうなことで,今回各クラスに1台設置すれば,移動の必要もないし,有効活用ができるだろう,しかもタブレットも配布ということで,この47台ということになっているわけでございます。 ◆8番(小川清) 古いということと各教室へ1台ずつということで,47台になるんかなと思います。65型ということですから,かなり大きいと思うんですが,この運用ですよね。この説明によりますと,遠隔授業ということで,遠隔授業というんは,そこの各校の学校の先生がカメラの前でしゃべったのが,その教室へ行くんですか。それとも,どっか町外のあれとか,DVDをかけて見てもらうとか,いろいろあるんだと思うんですが,遠隔授業という,このやり方というのは,どういう方法になるんです。 ◎教育長(馬屋原) ここには遠隔授業というのが前面に出てますけども,基本的には各教室において子どもたちが1人1台のタブレットを持って,その子どもたちが,例えばこのことについてはこう考えているよということをそのタブレットに示せば,電子黒板にそれぞれの子どもの考え方が全部出てくるというような形であります。あるいは,例えばパソコン教室から電子黒板へということも,それは可能であろうというふうに思っています。 ◆8番(小川清) いいです。 ○議長(松本) ほかに質疑ありませんか。            (「なし」の声あり) ○議長(松本) 質疑を終結します。 討論は通告がありませんので,直ちに採決します。 本案は原案のとおり可決することに賛成の議員の起立を求めます。            〔起立全員〕 ○議長(松本) 起立全員であります。よって,議案第117号は原案のとおり可決することに決しました。 日程第7,議案第118号令和2年度神石高原町国民健康保険特別会計補正予算(第2号)の質疑を求めます。            (「なし」の声あり) ○議長(松本) 質疑を終結します。 討論は通告がありませんので,直ちに採決します。 本案は原案のとおり可決することに賛成の議員の起立を求めます。            〔起立全員〕 ○議長(松本) 起立全員であります。よって,議案第118号は原案のとおり可決することに決しました。 日程第8,議案第119号令和2年度神石高原町後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)の質疑を求めます。            (「なし」の声あり) ○議長(松本) 質疑を終結します。 討論は通告がありませんので,直ちに採決します。 本案は原案のとおり可決することに賛成の議員の起立を求めます。            〔起立全員〕 ○議長(松本) 起立全員であります。よって,議案第119号は原案のとおり可決することに決しました。 日程第9,議案第120号令和2年度神石高原町介護保険特別会計補正予算(第1号)の質疑を求めます。            (「なし」の声あり) ○議長(松本) 質疑を終結します。 討論は通告がありませんので,直ちに採決します。 本案は原案のとおり可決することに賛成の議員の起立を求めます。            〔起立全員〕 ○議長(松本) 起立全員であります。よって,議案第120号は原案のとおり可決することに決しました。 日程第10,議案第121号令和2年度神石高原町簡易水道事業特別会計補正予算(第1号)の質疑を求めます。            (「なし」の声あり) ○議長(松本) 質疑を終結します。 討論は通告がありませんので,直ちに採決します。 本案は原案のとおり可決することに賛成の議員の起立を求めます。            〔起立全員〕 ○議長(松本) 起立全員であります。よって,議案第121号は原案のとおり可決することに決しました。 日程第11,議案第122号令和2年度神石高原町飲料水供給施設事業特別会計補正予算(第1号)の質疑を求めます。            (「なし」の声あり)
    ○議長(松本) 質疑を終結します。 討論は通告がありませんので,直ちに採決します。 本案は原案のとおり可決することに賛成の議員の起立を求めます。            〔起立全員〕 ○議長(松本) 起立全員であります。よって,議案第122号は原案のとおり可決することに決しました。 日程第12,議案第123号令和2年度神石高原町農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)の質疑を求めます。            (「なし」の声あり) ○議長(松本) 質疑を終結します。 討論は通告がありませんので,直ちに採決します。 本案は原案のとおり可決することに賛成の議員の起立を求めます。            〔起立全員〕 ○議長(松本) 起立全員であります。よって,議案第123号は原案のとおり可決することに決しました。 ○議長(松本) ここで休憩とします。 再開は14時50分とします。(午後2時36分) ○議長(松本) 再開します。(午後2時50分)            ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(松本) 日程第13,議案第124号神石高原町参事の設置に関する条例を廃止する条例についてを議題とします。 提案理由の説明を求めます。 ◎副町長(森重) 議案第124号案件の提案理由を説明いたします。 令和2年4月の組織機構改革により参事職を廃止することとしたため,この条例案を提案するものであります。 詳細説明は総務課長が行います。ご審議のほどよろしくお願いいたします。 ◎総務課長(瀬尾) 〔詳細について説明〕 ○議長(松本) 説明が終わりました。 質疑を求めます。            (「なし」の声あり) ○議長(松本) 質疑を終結します。 討論は通告がありませんので,直ちに採決します。 本案は原案のとおり可決することに賛成の議員の起立を求めます。            〔起立多数〕 ○議長(松本) 起立多数であります。よって,議案第124号は原案のとおり可決することに決しました。            ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(松本) 日程第14,議案第125号神石高原町税条例の一部を改正する条例についてを議題とします。 提案理由の説明を求めます。 ◎副町長(森重) 議案第125号案件の提案理由を説明いたします。 新型コロナウイルス感染症緊急経済対策における税制上の措置を講ずる地方税法の一部を改正する法律が令和2年4月30日に公布されたことに伴い,徴収の猶予制度の特例等の措置が講じられたことを踏まえ,所要の整備を行うため,この条例案を提案するものであります。 詳細説明は住民課長が行います。ご審議のほどよろしくお願いいたします。 ◎住民課長(谷本) 〔詳細について説明〕 ○議長(松本) 説明が終わりました。 質疑を求めます。            (「なし」の声あり) ○議長(松本) 質疑を終結します。 討論は通告がありませんので,直ちに採決します。 本案は原案のとおり可決することに賛成の議員の起立を求めます。            〔起立全員〕 ○議長(松本) 起立全員であります。よって,議案第125号は原案のとおり可決することに決しました。            ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(松本) 日程第15,議案第126号神石高原町国民健康保険税条例の一部を改正する条例についてを議題とします。 提案理由の説明を求めます。 ◎副町長(森重) 議案第126号案件の提案理由を説明いたします。 新型コロナウイルス感染症の影響により収入が減少した被保険者等に係る国民健康保険税の減免を行うため,この条例案を提案するものであります。 詳細説明は住民課長が行います。ご審議のほどよろしくお願いいたします。 ◎住民課長(谷本) 〔詳細について説明〕 ○議長(松本) 説明が終わりました。 質疑を求めます。 ◆2番(林) 国民健康保険は,他の健康保険より割高になってるんで,大変ありがたいことだと思うんですけど,前も聞きましたけど,この周知の仕方っていうのは,割と複雑なことなので,住民の方にわかりやすいように,これは申告制でしょうから,忘れてる方がおられないようなやり方をしっかりやってほしいんですが。 ◎住民課長(谷本) そうですね。先ほど議員おっしゃられたように,本当にちょっとわかりにくくはなっております。既にご相談をいただいてる方もいらっしゃいますし,周知のほうも十分していこうと思っておりますので,よろしくお願いいたします。 ○議長(松本) ほかに質疑ありませんか。            (「なし」の声あり) ○議長(松本) 質疑を終結します。 討論は通告がありませんので,直ちに採決します。 本案は原案のとおり可決することに賛成の議員の起立を求めます。            〔起立全員〕 ○議長(松本) 起立全員であります。よって,議案第126号は原案のとおり可決することに決しました。            ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(松本) 日程第16,議案第127号神石高原町手数料条例の一部を改正する条例についてを議題とします。 提案理由の説明を求めます。 ◎副町長(森重) 議案第127号案件の提案理由を説明いたします。 情報通信技術の活用による行政手続等に係る関係者の利便性の向上並びに行政運営の簡素化及び効率化を図るための行政手続等における情報通信の技術の利用に関する法律等の一部を改正する法律の一部施行により,個人番号通知カードが廃止されたことに伴い,神石高原町手数料条例の一部を改正するため,この条例案を提案するものであります。 詳細説明は住民課長が行います。ご審議のほどよろしくお願いいたします。 ◎住民課長(谷本) 〔詳細について説明〕 ○議長(松本) 説明が終わりました。 質疑を求めます。            (「なし」の声あり) ○議長(松本) 質疑を終結します。 討論は通告がありませんので,直ちに採決します。 本案は原案のとおり可決することに賛成の議員の起立を求めます。            〔起立多数〕 ○議長(松本) 起立多数であります。よって,議案第127号は原案のとおり可決することに決しました。            ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(松本) 日程第17,議案第128号神石高原町介護保険条例の一部を改正する条例についてを議題とします。 提案理由の説明を求めます。 ◎副町長(森重) 議案第128号案件の提案理由を説明いたします。 新型コロナウイルス感染症の影響により収入の減少が見込まれる場合等に保険料の減免措置を実施するため,この条例案を提案するものであります。 詳細説明は保健福祉課長が行います。ご審議のほどよろしくお願いいたします。 ◎保健福祉課長(松井) 〔詳細について説明〕 ○議長(松本) 説明が終わりました。 質疑を求めます。            (「なし」の声あり) ○議長(松本) 質疑を終結します。 討論は通告がありませんので,直ちに採決します。 本案は原案のとおり可決することに賛成の議員の起立を求めます。            〔起立全員〕 ○議長(松本) 起立全員であります。よって,議案第128号は原案のとおり可決することに決しました。            ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(松本) 日程第18,議案第129号神石高原町長等の損害賠償責任の一部免責に関する条例の制定についてを議題とします。 提案理由の説明を求めます。 ◎副町長(森重) 議案第129号案件の提案理由を説明いたします。 地方自治法の一部が改正され,町長等が賠償を負う額から一部を免れさせる旨を条例で定めることができることとされたことを踏まえ,必要な事項を定めるため,この条例案を提案するものであります。 詳細説明は総務課長が行います。ご審議のほどよろしくお願いいたします。 ◎総務課長(瀬尾) 〔詳細について説明〕 ○議長(松本) 説明が終わりました。 本件については,地方自治法等の一部を改正する法律(平成29年法律第54号)による改正後の地方自治法第243条の2第2項及び同附則第2条第7項の規定に基づき,神石高原町監査委員へ意見書の聴取を行い,後日審議採決を行います。 お諮りします。 議事の途中ですが,以上で本日の会議を閉じ,延会としたいと思いますが,これにご異議ありませんか。            (「異議なし」の声あり) ○議長(松本) ご異議なしと認めます。よって,本日はこれにて延会といたします。 6月23日午前10時までに本議場にご参集ください。            午後3時12分 延会...