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  1. 神石高原町議会 2018-03-16
    03月16日-06号


    取得元: 神石高原町議会公式サイト
    最終取得日: 2021-09-01
    平成30年第 1回 3月定例会       平成30年第1回神石高原町議会定例議会会議録(第6号)1. 招集年月日 平成30年3月16日1. 招集の場所 神石高原町議会議場1. 開   議 3月16日 午前10時00分宣告(第6日)1. 応招 議員  1番 小 川 善 久         2番 林   憲 志          3番 赤 木 俊 二         4番 横 山 素 子          5番 横 尾 正 文         6番 橋 本 輝 久          7番 久保田 龍 泉         8番 小 川 清 治          9番 木野山 孝 志        10番 藤 田 晃 己         11番 寄 定 秀 幸        12番 松 本 彰 夫1. 不応招議員  な   し1. 出席 議員  応招議員に同じ1. 欠席 議員  な   し1. 地方自治法第121条の規定により説明のため出席した者の職氏名   町長      入 江 嘉 則     副町長     森 重 純 也   参事      上 山   実     教育長     馬屋原 健 治   会計管理者   吉 原 敬 之     総務課長    瀬 尾 浩 康   政策企画課長  岡 崎   謙     まちづくり推進課長                               小 坂 依 文   住民課長    川 上 清 高     建設課長    国 重 修 示   産業課長    瀬 尾 明 彦     福祉課長    米 山 文 子   保健課長    赤 木 まゆみ     環境衛生課長  砂 田 安 司   教育課長    石 田 金 寛1. 本会議に職務のため出席した者の職氏名   事務局長    柏 床 由 夫     書記      井 領 洋 子1. 議事日程   内容は別紙日程書のとおり            午前10時00分 開議 ○議長(松本) 皆さんおはようございます。 ただいまから平成30年第1回神石高原町議会定例会を再開いたします。 直ちに本日の会議を開きます。(説明員を報告) 本日の日程は,お手元にお配りしております日程表のとおりです。            ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(松本) 日程第1,昨日に引き続き,議案第88号平成30年度神石高原一般会計予算について順次質疑を求めます。 ◆10番(藤田) 最初に,事業調書1ページの総務課についてお尋ねいたします。 生活交通確保事業でございますが,町営バス豊松町立病院線については今年度から廃止ということでございますが,私も当初からこの路線は利用が少ないと思っておりましたので同感でございますが,65歳以上のふれあいバスの運賃,上限600円利用者負担,それに対する助成,あるいは町外医療機関への通院の,今まで5千円の上限で負担しとったと思いますが,今年度からは6千円上限の2分の1助成に加え,30年度からは二輪免許のみの方また妊産婦の方も対象になるという拡充,それから神石地区町外移動支援ということで6千円上限の半額助成など,利用者にとっては申し分のない施策であるわけですが,果たしてこうしたことでこれから財政がもつのだろうかという心配があります。当面はこのままで続けていくことができるのか,お尋ねいたします。 ◎総務課長(瀬尾) 皆さんおはようございます。 ふれあいタクシーの経費が相当かかっている中で,財政運営に影響があるかないかということでございます。 今のところ,昨年来1年間の試行的な取り組みっていうことで,この間様子を見させていただきました。昨年度と同じような制度を続けていくということじゃなくて,一部今回制度の見直しを行っております。その制度の見直しにつきましては,町外医療機関へ通院されるときの助成の限度額を引き下げを行ってもらったということで,一部見直しも進めております。現在,総務課としましては,今までの実績も見ながら,昨年度と比較してみても,予算が1億円弱程度で推移ができるんじゃなかろうかと思っております。ふれあいタクシー自体見てみると,5千万円から5,600万円ぐらいで推移をしてこようかなと考えております。制度の見直しを行うとともに,財源としましては事業費の7割を過疎ソフト債を充当していきますので,基本的に一般財源については3割程度の負担で制度の運営ができようかと考えております。もう少し検証していく必要もありますので,この30年度もう一年間様子を見て,今後のあり方について考えていきたいと思っております。 ◆10番(藤田) 今年一年間様子を見るということでございますが,私は心配であるわけですが,しかし値上げをするということは住民からどういった反響があるかということが非常に心配されております。優遇措置も多いほどがいいわけですが,こういったことを若い人の立場からしたら本当にこのことを教えたら不満が出るというか,そういったことも考えられるわけです。これからの事業の執行に当たっては,よくよく精査されて,間違いのない判断をされるよう願っておきます。 それから,事業調書の45ページでございます。 まちづくり推進課スコラ高原関連施設管理運営経費でございます。 帝釈の湯の改修工事1億4千万円を計上してありますが,最近の宿泊利用状況について説明をお願いします。 ◎まちづくり推進課長(小坂) 株式会社帝釈峡スコラ平成28年度決算において,宿泊利用料のほうは2,559万7千円,入浴利用料のほうは171万2千円という決算でございます。宿泊者のほうは,どうしても浴場を使いますので,そういったことも含めると,利用延べ人数としては年間1万8,000人程度が利用をされているというふうに会社のほうからは報告をいただいております。宿泊客を維持するには,この入浴施設というのは不可欠なものというふうに考えております。 以上です。 ◆10番(藤田) 今回の改修工事の中身について,少し詳しく説明してください。 ◎まちづくり推進課長(小坂) 工事の中身でございますけれども,現在2階建ての2階のところに浴場があるわけでございますけど,そこの浴場を解体し,その場所に建築をするということを考えております。工期というか工事内容につきましては,設計また建築確認申請等を8月までに終えたいと思っております。それを踏まえ,工事入札のほうは9月から10月で実施をし,実質的な工事に入るのは会社の経営もございますので12月から入れるようにしていきたいというふうに見込んではおりますが,場所がどうしても積雪がある場所ということもございます。そういったことも含めると,年度内完成を目指したいとは思っておりますが,そういう事情もあって繰り越しということもまちづくり推進課としては視野に入れた形で工事のほうに当たっていきたいと思っております。 また,具体的な工事内容は,大もとにはその建物の改修,それから予算の中で少し余裕があれば,あそこの水道管でございますけど,宿泊施設のど真ん中を通ってるということがございます。後々のことを考えれば,できれば建物の外側に水道管を配置がえをしながら,後々の凍結とか,そういったものの維持管理がしやすいようにできればと思っておりますが,こればかりは設計をした段階でないと何とも言えませんので,そういったところでうちの課としては考えているところでございます。 以上です。 ◆10番(藤田) 帝釈の湯,風呂というのは,ドームでの合宿あるいはキャンプなどでなくてはならない施設でありますが,昨年産業建設常任委員会で見させてもらいました。確かに壁のひび割れなどがあり,改修の必要はあると考えておりますが,1億4千万円ほどかけるほどの改修の必要がどうかというように私は思っておりますが,もっと実情を精査して,必要な部分の改修にとどめるべきではないかと思いますが,どうですか。 ◎まちづくり推進課長(小坂) 昨年の3月,議会のほうで調査費のほうも計上し,ご議決をいただきました。その前の段階で,壁の改修前の柱のところの腐敗等々をお示しをしたところであります。壁につきましては,一応改修をしましたので,見た目ではすごくきれいに見えるんですが,柱そのものに欠陥があるというか,問題がございますので,そういったとこの簡易な補修はしておりますけれども,根本的な柱のやりかえ,すなわち解体,そして新しく建てるということが必要であろうというふうに判断をしておるところでございます。 ◆10番(藤田) 予算はついとりましても,そこらの実情を担当課でしっかりと見きわめてほしいと思います。設計事務所というのは,設計金額のパーセントで歩合でマージンが出るわけですから,ややもすると過大設計になりがちなんです。それは自分のもうけにもつながりますから。そこを担当者がそこまで必要なかどうか,不用額は出てもそりゃ私らが文句は言いませんから,実際に必要な部分だけしたんだなということであれしますので。しっかりと予算がついとるからそれ全部使やいいという考え方はこれからはやめてほしいと思いますが,どうですか。 ◎まちづくり推進課長(小坂) 議員がおっしゃられるとおり,地方自治体の末端の自治体でございますので,予算がついたから全て消化すればいいというものではないというのは自覚をしておるつもりでございます。株式会社帝釈峡スコラともよく話をしながら,必要最低限のところで工事をしていきたいというふうに考えております。 ◆10番(藤田) お願いしておきます。 次に,事業調書の59ページ,保育所施設整備事業でございますが,くるみ保育所工事の工程につきましては同僚議員からの質問で理解いたしましたが,くるみ保育所の外構,駐車場に係る工事当該年度ではできないのでしょうか。次年度で検討するとありますが,当該年度でできない理由はどういうわけでしょうか。 ◎福祉課長(米山) 主要事業調書に書いております次年度工事のところに書いておりますけれども,工期の関係で,昨日も申しましたけれども,30年12月ごろから工事に入ってまいりますと工期が翌年にのくれてしまうという,そういう意味で書いておりますので,外構だけができないとかそういう意味ではなく,全体の工事の中で年度をまたぎますよということで書かせていただいております。 ◆10番(藤田) ほいじゃ,来年度の予算でまた外をするという意味じゃないんですね。わかりました。 それでは,次に参ります。 事業調書の103ページでございます。 182ステーションリニューアルの問題でございます。 売り場が狭いとか駐車場も狭いということで,改修については私も異論はございません。 内容について少しお尋ねしてみますが,今回長時間滞在をしてもらいたいという思い,若い人にまた来てほしいという願いで,遊具の設置が建設中であり,遊具,駐車場の近くには屋外トイレが必要であると思います。工期についても無理があるのではないかと思います。十分な工期をとって良質な建物の建築をお願いしたいと思いますが,トイレの建築,あるいは工期の設定についてお尋ねいたします。 ◎産業課長(瀬尾) おはようございます。よろしくお願いいたします。 遊具については,平成29年度の事業で実施しているところで,来週中には完成という,3月25日には遊具のほうの設置オープンということで計画しております。昨日来,遊具の近くに子どもさんも来られて,手が汚れたりトイレも近くないといろいろ不便ではないかというご提案をいただいております。 トイレについては,今年度すぐというわけにはいきませんけれども,現地には散水栓がございます。下の芝生のところに散水栓が来ておりますので,そういった箇所に手洗い場を設けることは可能かなというふうに考えておりますので,その設置については考えていきたいと思ってます。当面,トイレについては,昨日も申しましたけども,現在観光協会さんが入っておられるきのこの森の管理棟の開放であるとかということを検討してまいりたいというふうに考えております。 あと,リニューアル全体の工期についてでございますけれども,これを1年間で3億円余りの事業を執行していくというのには,かなり工期的にも苦しい部分がございます。なおかつ,国の指令が出て以降でないと着手できないという部分もございますので,そういったことを念頭に入れて,きっちりとした工程,管理のもとで実施してまいりたいというふうに考えております。 ◆10番(藤田) この182ステーションリニューアルについては,昨年の4月からコーディネーターがそれ専門にいろいろと英知を結集され,計画がされたものと思いますけれども,最近になって図面が出てくるような状況です。コーディネーターをもっと早くから指導ができなかったものか,お尋ねいたします。 ◎産業課長(瀬尾) コーディネーターについては,29年4月から採用して182ステーションに配置しとるところでございます。4月以降いろいろ検討して,コーディネーターの中にはいろいろなイメージがある中で,それをまとめて形にするまでに確かに時間がかかりました。昨年の9月過ぎぐらいです,ある程度まとまった段階で形にしないと第三者にも説明ができないので形にしてくれということでお願いしたところ,会社の中のほうでいろんな従業員さんの思いであるとか,そういった調整の部分でかなり時間を要して年をまたいでしもうたというような状況がございます。そうしたことから,議員さんにも詳しい説明が遅れて,いろんなご迷惑をかけました。 来週の20日ぐらいには,ある程度の形の設計図が出てくる予定なんですが,昨日設計会社のほうに言いまして,いろいろ変更箇所もあると,議員さんからも提案があるので,今とめとるような状況です。あらかたの図面は来週20日ぐらいに皆様にご提示して,いろいろここを改善点等も提案いただいとりますので,それ以降にきちっとした設計に入っていきたい,いければなというふうに考えております。 ◆10番(藤田) 結果が出てからの弁明がいつもなんですが,これからの1年間のコーディネーターの役割というものをしっかりと見きわめていただいて,頼んだんだからほっとくということでなくして,しっかりした指導をしてほしいと思いますし,また107ページの農山漁村活性化交付金事業を使っての新商品の開発についてもお尋ねいたしますが,私から言えば最終的には道の駅の改修の目玉はビール製造販売かなと思うわけですが,コーディネーターの発想が逆ではないかと思うんです。ビールの製造,開発するために,外国の麦でも使って製造販売して,お客さんを増やし売り上げを増にするという考えですが,私がコーディネーターの立場であったら,農家の方に荒廃地防止という観点からも大麦を作付していただいて,6次産業化の観点から町内農家ビール麦を使ってビールをつくり,売り上げ倍増,客の倍増を狙うという発想を私ならします。道の駅というのは,道の駅そのものがもうける組織ではないと思います。農産物の直販施設として,農家所得の向上という大前提があると思います。今回の計画は,原点が間違っているのではないかと思いますが,どうですか。
    ◎町長(入江) おはようございます。 先ほどの根本的な道の駅のリニューアルの計画は,順調とは言いませんけれども進んでいる中で,議会に対して説明が非常に遅れたという結果になったことは,昨日もおわびを申し上げましたけれども,そこは私の管理不行き届きといいますか,もう少ししっかりした指導力を出して指導するべきだったというふうに反省をしております。まことに申しわけございませんでした。 今の地ビールの件もですけれども,根本的には議員おっしゃられるように,もともと100円市から発展してきたさんわ182ステーション活性化センターでございますから,もちろん出荷者,地域の利益の向上というところを目的としてるわけでございます。ただ,いろんなことを今現状他の地域,他の道の駅の状況を見ますと,どこも今すごくきれいですし,利便性もいいですし,そういうところを改修する必要がある。平成6年にオープンをしてますから,それから少しずつ改修はしてきましたけれども,大きな改修をやってないと。他の道の駅と比べてかなり使い勝手も悪いし,お客さんに対しても非常に不便な部分もあるということで,今回改修をします。 私自身としては,目玉は地ビールではなくて,もちろん産直市場改修,それが目玉です。来られるお客さんに対して快適にご利用いただく,その中で当然売り上げを上げていくと。一緒に,今の出荷の量も減ってきてますから,そこもあわせて耕作放棄地を使いながらとか,また先般もお話をさせていただきましたけれども,畑で腐ってる,庭で腐ってるようなものを集荷をして出荷をする,お金にかえていくという,そんな仕組みも改めまして構築していきたいというふうに考えておるところです。ですから,議員おっしゃられるように,コンセプトとしては,リニューアルの,その部分についてはもちろん地域の利益の確保,それが一番というふうに私も考えておりますので,今回のリニューアルにつきましてもそこは外さず,しっかりやっていきたいというふうに思います。 ◆10番(藤田) 私もリニューアルについては賛成でございまして,反対しとるわけではございません。先ほども申し上げましたように,せっかくのコーディネーターが機能してないということが言いたいわけでございます。現在のコーディネーター立ち位置というのは,182ステーション取締役企画部長,そういう立場であろうかと思いますが,内容的には仕事の内容が町のコーディネーターとしての働きをされているんではないかなという気もするわけですが,その点どうですか。 ◎町長(入江) 身分的には,町も補助金という形で有限会社さんわ182ステーションの職員というか,取締役になっているわけです。ただ,今回はこのリニューアルについては町の事業で行っていますから,その部分が職員でありながら町の実施をする事業にもかかわっているというところで,身分的には明確にできてないところはあるのかなと思いますけれども,基本的には182ステーション取締役社員でございます。 ◆10番(藤田) 今の働きを見ますと,道の駅の職員としての働きより方向が変わっているのかなと思うわけです。そうしたことで,内部での職員間のコンセンサスが得られてないんではないかなという気がしております。ですから,極端に言うたら,今のような働きでしたらコーディネーターの机を場所を変えるべきではないかと思うわけですね。今のような状況ですと,職員間で不信感が多分出ているんではないかと思います。そういった状況では,各家庭でも夫婦円満にして家が繁栄するわけですから,同じ会社でも,ここへも社長さんもおられますが,社長,取締役従業員一体となって命がけで取り組まないと,いい結果が出ないわけです。そういった目で,今の机の位置では余り今の働きでは好ましくないのかなという気持ちがしておりますが,社長,どうですか。 ◎副町長(森重) 社長の立場でご指名いただきましたが,現在182ステーション取締役ということで動いております。今ありましたように,どうしても従業員全体でコンセンサスを得ながら進めなければなりませんが,その辺思いもあって十分でないところもあろうかと思います。今後,道の駅それから百彩館も含めて一体的な運営をしていくという方向も検討いたしておりますので,全体的な運営にかかわっていくということで,今藤田議員が言われてましたようなことにもなる可能性もあります。それについては,今後人事配置も考えながら進めていきたいと思っております。 ◆10番(藤田) 社長が頂点で先頭に立って指揮,命令していかないと,お互いの会社でもうまくいきません。そのことをしっかりと肝に銘じて,これからの運営に当たっていただきたいと思います。 最後に,政策企画課の11ページの庁舎建設事業でございますが,今年の工事費が4億6,439万円。造成工事についてはわかるわけですが,建設工事というのがありますが,建設工事は庁舎の,今年は私はないと理解しとったんですが,どの部分に当たるんでしょうか。 ◎政策企画課長(岡崎) 庁舎の建設ですけれども,3月補正で基本設計の変更をさせていただくことで,3月補正において設計費繰り越しをさせていただきました。そのときにもお話を若干させていただいたんですけれども,基本的には当初予算を編成するのが1月の頭にやっておりますけれども,基本設計の内容が変わってくるということを決めたのが,庁舎建設検討委員会を2月に行っておりまして,その中で今の庁舎の建設状況を変えるということでお話をいただきまして,町長が基本設計を変えるということを決定をさせていただいたのは3月になってからということになります。ですので,この予算は,基本的に工事費を4億6,400万円ということで,造成と建築の一部に入るということでやっておりますけれども,これも今の政策企画課の内部で話をしておりますのは,次年度への繰り越しも想定をして予算計上をさせていただいたと。ですから,本年度は造成をまず始めていく。建設工事については,繰り越しをそのときにはお願いをしたいというふうに考えております。 ○議長(松本) 以上で藤田議員の質疑を終了します。 ◆11番(寄定) まず初めに,今も質問がありましたが,庁舎建設あるいは町立病院造成工事,これに関して地元業者がどこまで参入が可能であるのかということと,もう一点県道小畠バイパス工事との調整がどのようにされているのか,伺いたいと思います。 ◎政策企画課長(岡崎) 造成工事の件ですけれども,造成工事につきましては基本的に町内業者お願いをしたいというふうに考えておりまして,そのことについては,発注に当たっては議員各位と相談をしながら,基本的には町内業者で行きたいというふうに思っております。 それから,県道小畠バイパスとの調整ということでありますけれども,県道の小畠バイパスが3月8日に発注になっております。そのことについては,本町の庁舎建設基本設計を変えていくということも検討協議をしておりますので,今から発注が終わりましたけれども,その都度県の土木と協議をしながらスムーズな開通に向けていきたいというふうに考えております。 ◆11番(寄定) 庁舎も町立病院耐震強度不足ということが原因で苦渋の選択といいますか,こういった建設になったわけですが,同時期の建設ということで非常に忙しいスケジュールになっておると思います。それにあわせて,県道小畠バイパスのこれもあわせたということで,非常に忙しいといいますか混雑するような工事になると思うんです。その中で,今造成工事に係るのは町内業者をということでありますが,町内業者もなかなか業者の余裕がないと思うんですよね。そういう中で,どのように調整をされ,地元の活性化の役に立つように,この大型の工事がこれからまた建設が進みますけど,建設に対しては地元業者がなかなか参入できないのが現実だと思うんです。そういう中で,地元の建設業界活性化,そして皆さんが何かそういったことに貢献したいという思いもあると思うんです。そういった思いもここでしっかり受けとめるような調整をしっかりしていただいて,貢献もしていただきたいなと思っております。そういう意味で,業者間,あるいはバイパスに関しては県との綿密な打ち合わせ,連携というのが重要だというふうに思っておりますので,今後も造成でなく本体の建設に向けても同じようなことだと思うんですが,その点をもう少し具体的に取り組みお願いしたいと思います。 ◎政策企画課長(岡崎) 造成や,それから本体の建築工事と,非常に立て込んだ工事計画になっております。議員おっしゃられるように,町内業者にということで考えておりますけれども,基本的には談合にはならないようにしたいというふうに考えておりますけれども,町内業者建設業協会と今からいろいろと協議をしながら,この庁舎建設それから病院建設がスムーズに進むように協議してまいりたいというふうに考えておりますので,よろしくお願いしたいと思います。 ◆11番(寄定) 協議といいますが,談合せえということを言ようるわけじゃないんで,その辺は間違いのないようにお願いしたいと思います。 公共事業の投資,公共投資による経済効果というのは,多くの活性化に寄与するものがあると思うんです。かけたお金の3倍ぐらい効果が出なくてはいけないし,出るべきだと思うんですね。ところが,本体の工事はほとんど大手がするということで,これだけ大きなプロジェクトであっても地元の業者が活躍する場が現実は少ないというのが残念なことであります。だから,調整しながら,調整というのはそういう面での調整をできるだけし,協力を得ながら,地元の活性化の役に立つ工事にしていただきたいなと思っております。 それでは2点目に,予算大綱に障がい者スポーツの推進への取り組みをすると,このように町長が述べられましたけど,これの具体的な取り組みについてお伺いしたいと思います。 ◎福祉課長(米山) 障がい者スポーツですけれども,福山市にあるスポーツトレーナーの方に来ていただいて,今のところでは4月以降,学校へ通われておられますので学校が終わった後週1回とか月何回とかという,今その計画を立てておりますので,そういう形でトレーニングをしていきたいと思っております。 ◆11番(寄定) 漠然とした答弁でありましたが,今テレビをつけると森友問題でどうなっとるんかと思う反面,平昌のパラリンピックでの日本選手の活躍ぶり,もうこれを見て感動するわけですね。そういうことを踏まえて,これから2020年,日本でも東京でオリンピック・パラリンピックがありますけど,こういった中でこうした障がい者のスポーツの可能性を支援できる取り組みが今年計画されているということは,非常に私はうれしい取り組みだと思っております。そういったこれに対する,育てていこう,支援していこう,頑張っていただこうという,その頑張る人たちを応援していこうという,そういう思いをこの予算に込められてるということについて評価をしたいと思うんですが,そういったその思いについて,入江町長のほうから一言お伺いしたいと思います。 ◎町長(入江) この障がい者のスポーツの支援ですけれども,昨年皆さんご承知のように,えひめ国体で町内の高校2年生の男の子が銀メダルとったということがあって,報告に来てくれたときにいろいろ,じゃあ次はどういう夢を持ってやるんだということで,当面は3年生になった平成30年ですけれども,そこでも国体を目指してやりたいということがありまして,種目が同じものが出れるのかどうかというところもあるんですけれども,ほいじゃあとりあえず幅跳びの部分で支援をしていこう,何か指導者をつけるようなことができないかという,そういう話をしたんですね。今回予算化をさせてもらってるんですけれども,彼だけではなくて障がい者支援全体で考えていきたいと思いますから,私も先般もご答弁申し上げましたけれども,その障がい者の方としっかりいろいろ話をする機会を設けて,そのスポーツの部分もほかにもあれば,そういう挑戦者を支援していきたいというふうに考えております。 ◆11番(寄定) よろしくお願いします。 それでは,昨日来大変多くの議員皆さんが質問をされておりましたさんわ182ステーションリニューアルに関連することについてお伺いしたいと思いますが,最初に入江町長に確認をしたいんですが,昨日リニューアルには具体的に私はかかわってないというようなことを町長が言われたと思うんです。すぐメモをしてたんですけど,メモに間違いがあるかどうか知りませんけど。平成29年度から取り組んでる政策の大きな目玉の一つだと思うんです,この182ステーションリニューアルというのは。多くの方も期待をされてると思う。その中で,コーディネーターを雇用し,そして計画を立ててきたわけですが,いろいろと不備な点があるし,心配な面が多いということで皆さんから意見が出たと思うんですが,まず最初に確認したいのは,この多くの意見や要望を,今後リニューアルの新装開店ということになりますけど,この工事に十分取り入れて意見を生かしていくのかどうかということを,まず最初にお伺いしたいと思います。それを聞かないと意味がないと思うんで,そこをまずお伺いします。 ◎町長(入江) このリニューアルに私は関係ないというか,かかわってないという答弁をしたのは,私も申しわけない,記憶にないですし,そういう気持ちも全然ございません。もちろん町が発注することですし,私の思いも道の駅のリニューアルというのは町長になる前からもずっと前から考えておりましたから,もちろんそういう思いは私も強い思いを持っておるところです。ただ,多くの議員の方からご指摘をいただいてますとおり,リニューアルの計画を概要でもできた段階から議会にはご相談をさせていただいて,ご意見をお聞かせいただいて,それを現実設計に反映させていくという作業が抜け落ちておりました。それはまことに,先ほども申し上げましたけれども,私の指導力不足また管理不行き届きの部分だというふうに責任を非常に痛感をしてるところです。改めまして,まことに申しわけございませんでした。今回,設計が今これから上がってくると,具体的なものがということで,昨日もご答弁申し上げましたけれども,ベースとしてそれを,多くの議員の方からご提案をいただいたものがどういうふうに反映できるか,またうちの中で早急に検討をしてお示しをさせていただくというふうに考えておりますので,できるだけ反映できるような取り組みにしていきたいというふうに思っておりますので,どうぞご理解をいただきたいと思います。 ◆11番(寄定) 可能な限りといいますか,極力反映できるように努力をしていただきたいと思います。 昨日も質問がありましたけど,私が一番期待している一つの182ステーションリニューアルであるのにもかかわらず,一番失望したのはこれなんです。というのは,去年一年間かけてこのプランを立てたり,いろいろ検討してきたのにもかかわらず,提案がぎりぎりいっぱいで提案される,それも大変未熟な不備のある提案でした。これでは予算審議なんかできないと,中身が全然わからないという。後から出た資料を見ても不備があると。そういう改善の余地があるということですね。心配であると。というのは,我々はただ単に批判したり文句言ってるだけじゃないんです。町の今後の発展,活性化を考えたときに,責任ある立場で議員各位が意見を述べてるんです。そういうことを踏まえて,これからまだよう内容が決まってない,まだ詳細な図面ができてないわけですから,それはこれからまだ可能性があるということじゃないんですか,中身の充実には。ですから,入江町長が,私が勘違いをして,わしは直接かかわってない,具体的にかかわってないというようなことを言われたような気がしてメモしてたんですが,手が間違って書いたんかもわかりませんけど,それじゃいけんと思うんです。入江町長の施策であり,こだわりだと思うんですね。ですから,神石高原町の玄関をリニューアルして,大勢のお客さんに来ていただいて,多くの農産物を買って喜んでいただこう。そして,それが町内の観光へまたそういう広がりを持つ,そういうことで取り組まれたことだと思うんです。道の駅のプランというのがありますが,この中にも売り上げがこれから今下がってきてるから伸ばしていくということが目的ではありますが,そのためにはいま一度お客様に喜んで来ていただける施設にリニューアルしてと,こうあります。ほれから,買い物ができる優しい売り場,そういったことで売り場の増床もされるという。そういった喜んでいただきたい,優しい売り場と,こういうことが書いてあるんですが,そこに貫かれる全体像の中へ入江町長の魂がこもってないような気がするんですね。人任せ,コーディネーターに任しとるけえと。先ほどもずっと聞いてるんですが,コーディネーターと,そして182の今の取締役でありながら,町内でのなかなか調整がうまくいってない,人間関係もうまくいってない,こういうようなのをずっと1年間してきたわけですから,いいものが生まれるわけがないじゃないですか。さらに,今年一年またさらに同じことをしようとしてる。違う形態でそのコーディネーターを雇用すりゃええんじゃないですか,直接町が。さんわ182ステーション取締役という立場でおって,同じ職員同士が意見が合わない,まとまらない,これで事業が進むわけがないじゃないですか。社長は副町長がなってるけど,経営能力がないと,こういうような状況ですわ。指導力がないじゃないですか。それで任せとっていいことになるわけがない。ですから,これは今までのことです,これから,昨日からいろいろ意見が出てる,心配して。これを十分取り入れて改善していく余地はあると思うんですね。まだがちがちに決まってないということは,可能性があると思います。そういうことを踏まえて,まだこれから改善をというか,充実させる気があるのかどうか,もう一回伺いたいと思います。 ◎町長(入江) いろいろなご提案をありがとうございます。 もちろん,まだ設計が上がってきてでもまだ工事も発注してるわけではございませんから,まだ柔軟に考えていきたいというふうに考えておりますので,またご相談させていただいて,いろんなご意見をいただいて,できるだけそれが反映できるような形にしていきたいというふうに考えております。 コーディネーターの立場につきましては,確かに社長もいますけれども,私もそこの182ステーション,第三セクターでございますから,これからしっかりその中身についても関与していきたいというふうに考えております。どうぞよろしくお願いいたします。 ◎副町長(森重) 済みません。私も反省の弁を述べなければならないかと思って手を挙げましたが,私も社長を拝命しながら,182ステーションそれから百彩館,まるごと市場,3店舗の社長ということでございますが,平日はなかなか出向いて行って話もできないような状況の中で,休みには時間をとりながら行って支配人なりコーディネーターとの調整をしてまいっておりますが,実際にこの経営に心底かかわって進めていけなかったと。時間がないからという,これはもう言いわけでございますので,反省をしながら,今後私自身の経営能力を上げるというのは難しいと思いますが,私なりに努力をしてチームワークをとりながら,一体的な外から見てもすばらしい運営ができているなというものに持っていくように努力していきたいと思います。 ◆11番(寄定) 今,入江町長と森重副町長からお言葉をいただきました。私は,これを重く受けとめながら,安心はしませんけど,具体的なそこで提案をさせていただきたいと思うんです,話を聞いてやるということが前提にありましたので。 昨日からもありましたけど,ここでこのさんわ182ステーションの新装,リニューアルということの一番のここへ貫かれていなくてはならないのはどういう精神かと言うたら,おもてなしの精神だと思うんですね。5文字です,おもてなし。裏があるということではありませんけど,おもてなし。これは,お客様を心からおもてなしをするという部分で,その精神が貫かれてないといけない。そのために新装オープン,開店するわけですから,建物だけが新しくなってきれいになったからそれでいいというもんじゃないと思うんです,中身が伴わないと。そのためにも,課題を多く抱えてますけど,課題を一つ一つ克服していく努力をしないと,私はだめだと思うんですね。心機一転,リニューアルですから。我々も心機一転ですが,職員も心機一転。今まで以上に接客マナーの向上に努めよう,これも課題だと思うんです。店舗は新しゅうなったが中身は一緒じゃと言われたんではいけません。それから,一番大事な出荷者の出荷量の確保,生産体制確立。そういったことをして,町民が期待をし,うきうきするような,わくわくするようなリニューアルにしていただきたいと思いますし,期待感のある取り組みをしていきたいと思うんです。 それで,たくさんあるんですが,具体的にはクラフトビール,これについても意見や要望がありましたが,全くそのとおりだと思いました。コンセプトは地元産というのが必要だと思います。それは輸入すれば安いんですよ,麦はね。キロ50円ぐらいで入るんですかね。ところが,それでは意味がないと思うんです。それは,もちろん最初はええかもわかりませんけど。私も小さいときにビール麦を家でつくってるのを思い出しました。できないことはないんです,標高400メーターちょっとぐらいですけど。既にその体制も手入のほうでという話を昨日いただきましたが,これは後づけで,これは改善されたんだと思うんですけど,最初はそういうことはなかった。水も水道水,これじゃあいけんと思います。私が考えたのは,このビールもJIN(神)プレミアムビールになるかどうか知りませんけど,神石高原の清らかな源流水を使用した高原の大地の恵みをふんだんに受けた神石高原町産の二条麦を原料とし,神石高原ならではの酵母が生きていますと。酵母には,健康と美容によいミネラル,ビタミンが豊富に含まれ,芳純な香りと爽やかな味のこだわりのビールですと。これぐらいわしは言うてほしいんですね。どうでしょうか。こういう感じだったら飲みたいなと思うわけですが,そういうようにこだわりのある神石高原町ならではのそういうクラフトビールお願いしたいと思います。 それから,トイレの件が出ました。当然のことなんですね。今日も行ってみました。雨の中,遊具を大きなクレーンがつり上げて組み立てをしとりました。滑って事故がなけりゃええがなと,そういう祈るような思いでおりましたけど,トイレは必要だと思います。それも今あるトイレ,これはお客さんが増えるのに今のままではトイレは狭いんじゃないんかと思うんです,規模が。その辺はどうかなと思う。それとあわせて,若い人,子ども連れを遊具で来ていただこうというのにもかかわらず,おむつ交換のできるような多機能トイレを考えてないじゃないですか。それはおもてなしの精神に反するわけですよ。そういったトイレでのおもてなし,おもてなしトイレを考えていただきたい。 それと,まだ言いますけど,時間があるだけ言おうと思うとるんです。 外装も黒だと言われましたけど,赤と黒じゃないんですかね,神石高原町は。赤と言うたらトマトがありますけど,カープです,やっぱし。私は,あそこへ観光協会が入りますけど,カープグッズ,あるいはカープの歴史の,応援団長がおりますから応援団長の持ってる貴重な物を展示して,あそこへ行ったらカープの珍しいもんがあると,カープを応援しようというカープを応援する道の駅に一つはしていただきたい。それで,楽天と協定を結んだのに,何でカープと結ばんのかとか,佐賀県から来た基山町の議会広報の研修に来た方から,楽天とどうして協定を結んだんですかと,カープじゃないんですかと言われたんですね。それは野球で言われたわけですけど。だけど,カープに神石高原町は大変かかわりがある,お世話になっているじゃないですか。だったら,道の駅でカープが応援できるような,またカープ女子が集まるような,こういったコンセプトも必要じゃないかと思うわけです。休憩かたがた,その点についてお伺いしたいと思います。 ◎副町長(森重) 休憩ではなく,本気で答弁したいと思いますが。 おもてなし,大変重要なところだと思っております。常々そういうところは私も行ってでも話をするわけですが,特に接客の部分,これは大手のスーパーの従業員さんがどのように接客をされて物を売られてるかというようなところもありますので,そういった研修も行ってまいりたいとも考えております。 あと,クラフトビール。これも先ほどまた書き取れませんでしたからいただきたいと思いますが,また源流の里でもありますので,そういった清らかな水,清らかな空気,イメージをしっかり入れ込みながら,そういったものもつくるようなことも検討してまいりたいと思います。 トイレもこれまで出ておりますので,本当に来ていただいて,トイレというのは大変重要だと思います。仙養ヶ原の関係もトイレが行ってびっくりしたというようなことも,ぽちゃんと落ちるようなトイレであったということで,あれではリピート,また行ってみたいと思いませんよという,来られた方のご意見もいただいて,今改修をされております。そういった部分で言うと,集客をするにはトイレは本当大切だと思っておりますが,あとはトイレの規模ですね。建物の面積によったり集客によったりしてトイレを増設するとどういったことになるか,その辺も研究をしてまいりたいと思っております。 外装については,これはデザイナーの思い,プロポーザルを受けて検討しておりますが,この辺も赤と黒のプロジェクトもありますし,先ほど言われましたように,カープのほうも本当神石高原町応援をしていただいております。今年も5月26日にマツダスタジアムでイベントをさせていただきますが,今年はほかのスポンサーではなくて神石高原町独自で迎えてあげましょうということで,始球式から何からそういった手配もいただいておりますので,往年の選手のグッズも持たれてる方が町内にあります。その展示も,話を聞きましたが,そういったことも含めたり,今の選手のユニホーム等,サインをしたようなものも展示ができれば,そういったアイデアをいただきましたので,できるだけそういったところも取り入れられるとこは取り入れていきたいと思います。いろいろご意見をいただきましたので,参考にしてまいりたいと思います。時間を使ってしまいました。 ◆11番(寄定) ありがとうございました。前向きな答弁をいただきました。これで予算が少しは賛成するかなというふうに近づいてきた。 あと,もう一点忘れたんですけど,フードコートのスペースは少し大型のモニターぐらい置いて,パブリックビューイングでカープの優勝を応援できるような,ビールを飲みながら,こういうような感じもいいんじゃないかと,私の趣味のというか,そういう感じで思っています。 南の玄関口,さんわ182ステーションリニューアルは,神石高原町が新たに価値創造に向けて大いなる挑戦の姿を示す意義ある事業であります。心を合わせ,英知を結集し,よりよい事業に仕上げていくべきであり,リニューアル事業の成功を心から期待をしております。最後に,入江町長の魂のこもった決意をお伺いいたします。 ◎町長(入江) ありがとうございます。 このたびのリニューアルの件以外もですけれども,非常に私の力不足を痛感したところでございます。これは,私の経験不足もあり,能力まだ低いというところもあります。そういうところをしっかり自分なりに見詰めて,今後こういうことのないようにしっかり生かしていきたいと。このリニューアルについても,またご意見をいただきながら,町民のためにいいものに仕上げていきたいというふうに思いますので,引き続きご支援,ご協力を賜りたいと思います。よろしくお願いいたします。 ○議長(松本) 以上で寄定議員の質疑を終了します。 ここで休憩とします。 再開は13時15分とします。(午前11時01分) ○議長(松本) 再開します。(午後1時15分) 質疑を終結し,討論を求めます。 初めに,原案反対の討論を求めます。 ◆1番(小川善) この予算書(案)に関してですが,全部否定するわけではありません。そのうち一部,私の場合は道の駅のリニューアルについて,これは本当に通してもいいもんなのかどうか考えました。有限会社道の駅は第三セクターという形態でやられとります。このリニューアルというのは,すごく多額な費用がかかっております。それは国費から出されとるということではありますが,その多額な費用を使うにもかかわらず,役員会も出資者説明会も従業員に対しての説明とかというものもありませんでした。これを議会で通せというほうが,なかなか難しいんではないかと私は思っております。本来なら,前もって会社の中でこういうようなプロジェクトを組みたいということで十分審議された上で議会にかけられるのが正しいのだとは思うんですが,そういうところが抜けていたものに対して私は賛成できません。これは,全体を反対するわけではなく,道の駅のリニューアルのうちの一部分について反対をしたいと思います。 以上です。 ○議長(松本) 次に,原案賛成の討論を求めます。 ◆9番(木野山) 私は,平成30年度神石高原一般会計予算について賛成の立場で討論を行います。 入江町長就任2年目を迎えました。予算提案に当たっては,本町の持つ人口の減少がとまらない状況を最も重要な課題と捉えられ,小さくても元気の出るまちづくりを目指し,持続可能な財源財政運営を行うことを前提とした積極的な予算提案となっております。 本町の一般会計当初予算は,総額で123億円となり,前年度と比べて,額にして25億3千万円,率にして25.9%増の本町発足以来最大規模の積極型予算となっております。財政健全化路線を継続しながら,昨年に引き続き8つの挑戦を積極的に推進することで人口増加を目指すと予算編成方針に述べられているとおり,平成30年度一般会計当初予算編成においては,平成31年度,32年度の本庁舎並びに病院建設,本年度の道の駅リニューアル,また第2定住団地造成など大型プロジェクト事業を控え,合併算定がえの終了による地方交付税の減少や町税の収入減少傾向を見込みながら,国県支出金の確保,後年度を見越した各種繰入金の活用,有利な条件に特化した町債の発行など,財源確保に努められております。 そういった中で,減債基金や財政調整基金を活用して思い切った9億円もの繰上償還を行い,今後増大すると予想される公債費負担の適正化を図られたことは,大いに評価されるところでございます。しかしながら,チャレンジファンドの創設など,昨年から引き続いての各種挑戦プロジェクトをはじめ,多くの新規ソフト事業や集中する大型ハード事業の執行には多額の単独町費の投下も予測され,将来的にさらなる財政運営の厳しさが見込まれます。予算執行に当たっては,さらなる財政基盤の確立と,なお一層の事業実施計画を充実させ,事業効果の早期実現に向けて英知を結集されることをまず望むものであります。 予算審議を通じ,議員からの指摘,提案など十分に参酌の上,解決に向け具体的,積極的な対応を望むとともに,予算執行に当たっては特に以下のことについて十分対応されるよう強く要望するものであります。 1,新規事業の提案においては,早期に提案し,事業目的,事業効果を明確に示し,住民の理解を得るよう努めること。 2,事務事業の執行に当たっては,万全の態勢でスピード化を図り無駄を極力省くこと。 3,道の駅のリニューアルに当たっては,農産物の販売促進,生産者,出荷者の所得向上という本来の目的を達成するよう企画立案し,町の玄関としてふさわしい施設の完成を目指すこと。 4,町内の第三セクター役員及び職員の報酬,賃金においては,公平を期すよう配慮すること。 5,クラフトビール工房の運営に当たっては,地産地消を旨とし,安定した経営基盤を確立すること。 6,ドローン活用事業については,長期的な視野に立ち,地域課題の解決に向けた活用を望む。 7,チャレンジ基金,ビジネスコンテスト,ふるさと回帰塾など新規ソフト事業は,必ず成果を公表し,その目的に資するよう努めること。 以上申し上げ,種をまかれた8つの挑戦から芽吹いた芽がしっかりと育ち,誰もが住んでよかったまちづくりに取り組まれることを期待し,議案第88号平成30年度神石高原一般会計予算案に対する賛成討論といたします。 ○議長(松本) ほかに反対の討論がありますか。 ◆2番(林) 私は,この一般会計予算に反対の立場で討論させていただきます。 今年度,今回国民健康保険税が上がるかもしれないという議案が提出されておりますが,全体的に見まして積極投資型予算ではないかと思います。私は,住民の格差を少なくする方向の福祉関係を重要視した予算であってほしいと思いました。これから保健センター解体などで,庁舎の総工費も18.8億円から24.5億円にはね上がる予想ができております。確実に毎月払う保険料が上がり……            (「それは特別会計の方」の声あり) ごめんなさい。そっちのほうよろしいです。 全体的に福祉関係の予算を高めてほしいと思いまして,今予算案に反対いたします。 ○議長(松本) ほかに賛成討論ありますか。 ◆6番(橋本) 私は,賛成の立場で討論したいと思います。 平成30年度当初予算の中身でございますが,入江町政2年目の町政でございます。挑戦の事業も含め,かなり定住対策また子育て支援等々にも力を入れた事業が十分に入っておると思います。先ほど反対討論をされましたけれども,中身については疑問視することもありますが,いろいろと議員それぞれ意見を持ち,その事業に反映できるよう受けとめられるということを信じております。町長に対しても,町政運営につきましても厳しい意見を言わせていただきました。いろいろと意見は真摯に受けとめて,この町の繁栄を我々も願っておりますし,執行者側も同じ思いだろうと思いますので,間違われないように今以上に力を入れて頑張っていただきたいという思いで賛成といたします。 ○議長(松本) 討論を終結し,採決します。 本案は原案のとおり可決することに賛成の議員の起立を求めます。            〔起立多数〕 ○議長(松本) 起立多数であります。よって,議案第88号は原案のとおり可決することに決しました。            ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(松本) 日程第2,議案第89号平成30年度神石高原町国民健康保険特別会計予算について質疑を求めます。            (「なし」の声あり) ○議長(松本) 質疑を終結し,討論を求めます。            (「なし」の声あり) ○議長(松本) 討論を終結し,採決します。 本案は原案のとおり可決することに賛成の議員の起立を求めます。            〔起立多数〕 ○議長(松本) 起立多数であります。よって,議案第89号は原案のとおり可決することに決しました。            ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(松本) 日程第3,議案第90号平成30年度神石高原町後期高齢者医療特別会計予算について質疑を求めます。            (「なし」の声あり) ○議長(松本) 質疑を終結し,討論を求めます。            (「なし」の声あり) ○議長(松本) 討論を終結し,採決します。 本案は原案のとおり可決することに賛成の議員の起立を求めます。            〔起立多数〕 ○議長(松本) 賛成多数であります。よって,議案第90号は原案のとおり可決することに決しました。            ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(松本) 日程第4,議案第91号平成30年度神石高原町介護保険特別会計予算について質疑を求めます。 ◆7番(久保田) 30年度におきまして,介護保険料が引き上げ,また介護報酬が引き上げになります。介護現場への待遇改善ということが当然図られなければなりませんが,これは施設の介護職の待遇改善につきまして,どのように指導やあるいは確認ということをされるのか,お伺いいたします。 ◎保健課長(赤木) 処遇改善加算等につきましては,書類等で確認させていただいておりますが,介護保険料の全体,今回来年度4月から上がりますが,その中での引き上げ分についてが職員の処遇改善につながったかどうかという確認につきましては,保険者のほうでその確認の方法というのが難しゅうございますので,そういったことはできないかとは思いますが,そういった面ではなくてその施設がちゃんと経営がしてあるか,サービスの提供がちゃんとその利用者に届いているか,それに対して職員の処遇がまずくてそういう質が下がるようなことがあるとすれば,そういったことに対しては本町の保健課のほうから指導ができるかと思います。 ○議長(松本) ほかに質疑ありますか。            (「なし」の声あり) ○議長(松本) 質疑を終結し,討論を求めます。            (「なし」の声あり) ○議長(松本) 討論を終結し,採決します。 本案は原案のとおり可決することに賛成の議員の起立を求めます。            〔起立多数〕 ○議長(松本) 起立多数であります。よって,議案第91号は原案のとおり可決することに決しました。            ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(松本) 日程第5,議案第92号平成30年度神石高原町簡易水道事業特別会計予算について質疑を求めます。            (「なし」の声あり) ○議長(松本) 質疑を終結し,討論を求めます。            (「なし」の声あり) ○議長(松本) 討論を終結し,採決します。 本案は原案のとおり可決することに賛成の議員の起立を求めます。            〔起立多数〕 ○議長(松本) 起立多数であります。よって,議案第92号は原案のとおり可決することに決しました。            ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(松本) 日程第6,議案第93号平成30年度神石高原町飲料水供給施設事業特別会計予算について質疑を求めます。            (「なし」の声あり) ○議長(松本) 質疑を終結し,討論を求めます。            (「なし」の声あり) ○議長(松本) 討論を終結し,採決します。 本案は原案のとおり可決することに賛成の議員の起立を求めます。            〔起立多数〕 ○議長(松本) 起立多数であります。よって,議案第93号は原案のとおり可決することに決しました。            ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(松本) 日程第7,議案第94号平成30年度神石高原町農業集落排水事業特別会計予算について質疑を求めます。            (「なし」の声あり) ○議長(松本) 質疑を終結し,討論を求めます。            (「なし」の声あり) ○議長(松本) 討論を終結し,採決します。 本案は原案のとおり可決することに賛成の議員の起立を求めます。            〔起立多数〕 ○議長(松本) 起立多数であります。よって,議案第94号は原案のとおり可決することに決しました。            ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(松本) 日程第8,議案第95号平成30年度神石高原町総合開発事業特別会計予算について質疑を求めます。 ◆8番(小川清) 30年度総合開発事業特別会計でございますが,1,806万円で地形測量の実施ということになっております。このことによって,その次の年になるかと思いますが,上水道それから下水,農業集落排水,この事業によって20個ぐらい増えるんかなと思いますが,上水の関係それから下水の関係の許容能力が十分あるんでしょうか。 ◎政策企画課長(岡崎) 井関の第2定住団地の開発に係る水道それから下水の処理能力という問題であります。それにつきましては,平成30年度に用地測量それから地質調査,立木調査を行ってまいりますけれども,あわせて設計とかに入る前に関係各課と調整をして,その上で十分な設計ができるように調整をしてまいりたいと思いますので,よろしくお願いをしたいと思います。 ◎環境衛生課長(砂田) 井関地区の第2定住団地の上下水道についてでございますが,上水道につきましてはあと20世帯分ぐらいは能力的に可能かと思います。増設すれば,また可能ではあると思います。集落排水につきましても,区域内であればあと20世帯分の能力はあります。 ○議長(松本) ほかに質疑ありませんか。            (「なし」の声あり) ○議長(松本) 質疑を終結し,討論を求めます。            (「なし」の声あり) ○議長(松本) 討論を終結し,採決します。 本案は原案のとおり可決することに賛成の議員の起立を求めます。            〔起立多数〕 ○議長(松本) 起立多数であります。よって,議案第95号は原案のとおり可決することに決しました。            ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(松本) 日程第9,議案第96号平成30年度神石高原町分収育林事業特別会計予算について質疑を求めます。            (「なし」の声あり) ○議長(松本) 質疑を終結し,討論を求めます。            (「なし」の声あり) ○議長(松本) 討論を終結し,採決します。 本案は原案のとおり可決することに賛成の議員の起立を求めます。            〔起立多数〕 ○議長(松本) 起立多数であります。よって,議案第96号は原案のとおり可決することに決しました。            ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(松本) 日程第10,議案第97号平成30年度神石高原町病院事業会計予算について質疑を求めます。 ◆5番(横尾) では,病院事業会計について質問させていただきます。 では,64ページ。 医療機器及び備品購入整備事業なんですが,来年度2,060万円,超音波診断装置が900万円,約1千万円近いという大きな投資を病院されようとされておりますが,これは全て町の負担になるのでしょうか。 それと,政策医療交付金が一般質問で言いましたけども,増加してるということで,私への答弁では来年度3,200万円の補正が9月で出る予定であるということを言われました。それ以降,政策医療交付金がそれ以後どのようになるのか予想され,また指定管理との協議の中で,患者数増や経費の削減などの協議は今後どうされるのでしょうか。 ◎保健課長(赤木) 1点目の医療機器の更新等でございますが,来年度6点ほど大きなものをしております。これについては,町の負担で,町が入札を行い購入する予定でございます。上の1,2,3につきましては,ご説明が申しわけなかったんですが,県の補助金の申請を行いまして,通れば更新をしていこうかなというところでございますので,県のほうの許可になるかどうかによっての部分は,1,2,3での1千万円程度については保留の部分もございますが,そういった計画をしておりますけれども,買うのは全部町で負担いたします。 それと,政策医療交付金につきまして今後の推移ということであったかと思うんですが,政策医療交付金でございますが,今年度29年度につきましては先ほど議員からお話があったように,地方交付税相当額と比較しますと512万円ほど不足するというような今の見込みでございます。来年度におきましては,地域ケア病床のほうが順調に行きますと収益が3千万円ぐらいは出るのではないかと予想しておりますが,本年度分につきましても3カ月分入っておりますので全額とはなりませんが,1年で約3千万円ぐらいではなかろうかと思っております。しかし,4月からの診療報酬改定によりまして若干数百万円ぐらいは減額というところもございますので,もう少し精査しないと来年度の収益についてはわからないところがございます。 それと,整形外科医につきまして,今2日,各月隔週の金曜日でございますが,世羅中央病院のほうから支援をいただきまして,その間の週,金曜日の午後診療ということが進んでおりまして,そうなりますと4月からは毎週金曜日の診療となります。そういったことで,少し収益増になるのではないかと考えております。しかし,地方交付税相当額のほうが,12床減少している,介護病床しているということによりまして,2,300万円ぐらいは影響額があるのではないかと今の推計でございます。これも決算統計をやってみないとわからない部分もございますので定かではありませんが,30年度につきましても地方交付税相当額とほぼそれぐらいというところではないかと今担当課では推計をしておるところでございます。 ◆5番(横尾) 多分この大きな備品とかの購入は町が一番持つんでしょうけど,これも一応参考のために言っときますけど,何回も言ったと思うんですが,第1期目の協定書では第22条の2項で,甲,町は,一応言おうか,乙は施設及び設備の維持管理ということで,新しく整備した施設による減価償却相当額の負担については甲と乙が負担方法を協議するということで第1期ではなっておったんですが,第2期ではここの条項が削除されております。こういうことによって,こういう大きな備品購入は多分償却に関するものは全部町が持つようになったんだということを推測をいたします。どうしてこういうふうになったのか,わかる範囲で説明をお願いします。 ◎保健課長(赤木) 1期目と2期目につきまして,購入金額の単価でありますとか減価償却費の部分の見直しにつきましては,1期目につきまして最初21年から始まったわけですが,その当時政策医療交付金の中でどれぐらい減価償却費の部分ができるかということもまだ手探りの状態で始めておりましたので,甲乙の協議でその金額については協議していきましょうということで始めたわけでありますが,最初の辺はすごく経営も県の時代に比べまして良好な経営状態をしていただいていたところでございますが,診療報酬の改定等々ありまして収益が思うように伸びない中,じゃあ政策医療交付金の中でまた減価償却費をも見るのかというようなことにもなりますし,更新した医療機器につきましてもなかなかその耐用年数と本当に使う年数が違うというところもあります。それから,指定管理者のほうで更新していただいた医療機器の所有権の問題もございますので,そういったことを加味しまして,10万円未満のものについては指定管理者の負担とし,それ以上は町長からもありましたように,町の病院であるということで,町のほうで医療機器の整備をするということで2期目を始めさせていただいたと思っております。 ◎町長(入江) 1期目と2期目の変更の部分について今保健課長が申し上げたとおりですけれども,基本的な考え方として町立病院に必要なものは町で準備をすると。こういう備品についてもしていきます。それを使って業をやってるわけですから,償却というよりは使用料のほうになるのかなというふうに,私自身は思ってます。町の備品で償却をしてるものは,基本的には病院に関しては若干ありますけれども,ないというふうに考えてますから,使用に係る経費という部分で徴収をするという形になるのかなと思うんですけれども,基本的に黒字であればもちろんこちらでいただきますけれども,今の場合赤字で政策医療交付金で補填をしている状況でございますから,そこが経営状態を見ながら黒字であるようであれば,また考えていきたいというふうに思います。 ◆5番(横尾) 最初のころは,指定管理したときは黒字が出て黒字なりのもんでまたその利益の一部を指定管理者のほうへ上げてたんですよ。それで上げてたんで,今度は赤字になったらもちろんそれは上げれないですけど,今度はこういう中身を変えて,どんどんどんどん指定管理者のほうへ補助というたらおかしいんですけど,どんどん金額が政策医療交付金以外でも増えてるということを私は町民の皆さんに一言言っとかないといけないのかなという気持ちがあります。政策医療交付金だけじゃなくて,さっき言うたこの償却の部分もそうですし,修繕費の部分もそうですし,どんどんどんどん指定管理者のほうに町からお金が行ってるんだということをまた認識してもらわないといけないと思います。 それと,もう一点言っておきますけど,来年の10月,消費税がアップいたします,8%から10%。消費税がアップするということは,病院経営がさらに厳しくなるということがもうありますので,そこら辺のことを含めて,もう指定管理者を来年31年度から更新するということを町長が明言されておりますから,そこら辺のことを先ほど言ったように,指定管理者と赤字をどういうように減らすかということをもう少し,確かに看護病床が増えてから少しは改善するんでしょうけど,消費税のアップ等を検討しながら,この経費をどういうふうに削るか,患者数をどういうふうに増やすかという協議を今後どうするのかということをまず聞きたいんですが,どうでしょうか。 ◎町長(入江) もちろん経営改善に向けては今までも話をしてきたわけですけれども,先般一般質問でもお答えしましたように,経営者同士,町と私と法人の代表の理事長としっかり協議をしながら,今後の経営についても進めていきたいというふうに思いますし,先ほど保健課長申しましたように,そういう話をしてる中で,月に2回,今度世羅のほうから整形外科の先生も来ていただけるというようなことが改善をしておりますので,そういうふうに一つ一つ課題について協議をしながら進めていきたいというふうに考えております。 ◆5番(横尾) 町長,済みませんが答弁になっておりません。私が聞いてるのは,今現状でどんな経費削減,患者数の増をどういうふうに図ろうとしてるかという考えが,今現状でどのくらいあるか,今後しようとしたらするのは当然なんですから,今現状でどういう考えがあるのかを聞きたいんですよ。病院に対して,指定管理者に対して,こういう方法で提案していこうとかということが具体的にあるのかどうかを聞いてるんです。 ◎町長(入江) 病院ですので,その医療行為に対しましてはこちらからいろんなお願いをするということは多分できないと思うんですね。ですから,例えば職員の接遇とか,人気度の部分もありますから,そういうのを議員もおっしゃられてましたから,そういう調査をしっかりして,そういうところを改善をして,町民に愛される病院を目指していきたいというふうに考えております。 ◆5番(横尾) 私も一般質問で言いました。神石高原町立病院協議会の報告書を見ながら町長等に一般質問したんですけど,そのときに外部のいろんな指導関係の方を入れないかと言ったら,それも入れると言った。そういう具体的なことを私は欲しいんですよ。世間一般じゃなくて,具体的にどうするのかということを言っていかないと動かないんですよ。世間一般のことを聞いてるんじゃないですよ。外部をどう入れようかとしようとしてるのか,この前一般質問でその話をしましたよね。接遇をどうするのか,じゃあ具体的にどういうふうに接遇をするのか,経費をどこをどういうふうに削るのか。もう2年目です,町長。これだけ政策医療交付金が交付税を超えるんですよ,来年は。9月には3,200万円の補正を組むって言ってるんですよ。反対されたらどうするんですか,議会。真剣に考えてもらいたいんです,そこ。だから,具体的にもう一度言って,お願いします。 ◎町長(入江) 今すぐ具体的に,この間出されました病院協議会の内容について資料がありませんけれども,外部講師を入れるとか,そういうことは,誰をとかどっからとかということは今すぐお答えできませんけれども,早急に病院と担当課と話をして進めていきたいというふうに思います。補正予算につきましても,現在の見込みですることになるということになりますけれども,これも現段階の協定では予算の範囲内ということになっておりますから,そこはご理解をいただきたいというふうに思います。 ◆5番(横尾) 具体的にいつごろどういう動きをするか,結論が私は欲しいです。例えば,6月ぐらいにある程度の結論が出せるなら出せるという答弁があれば,お願いします。 ◎町長(入江) 具体的な改善策につきましては,6月の定例会にはご報告できるように進めていきたいと思います。 ◆5番(横尾) ぜひともそこをやってください。協議会の内容がまだよくわかってられないというような雰囲気もしますし,消費税の問題が一番怖いんです。本当2%経費が上がるわけですから,売り上げは頭一緒で。2%大きいですよ。何億上がってるか報酬覚えてませんけど,そこの辺もこれが来年の秋ですから。それと,9月には補正を3,200万円組むというようなこともだろうと,予測ですけど,金額は。表明されてるわけですから,6月までには必ずある程度の方向性を出していただきたいと思います。 質問を終わります。 ○議長(松本) ほかに質疑ありますか。            (「なし」の声あり) ○議長(松本) 質疑を終結し,討論を求めます。            (「なし」の声あり) ○議長(松本) 討論を終結し,採決します。 本案は原案のとおり可決することに賛成の議員の起立を求めます。            〔起立多数〕 ○議長(松本) 起立多数であります。よって,議案第97号は原案のとおり可決することに決しました。 お諮りいたします。 議事の中途ですが,以上で本日の会議を閉じ,延会としたいと思いますが,これにご異議ありませんか。            (「異議なし」の声あり) ○議長(松本) ご異議なしと認めます。よって,本日はこれにて延会といたします。 3月20日午前10時までに本議場にご参集ください。            午後1時54分 延会...