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  1. 神石高原町議会 2009-03-17
    03月17日-07号


    取得元: 神石高原町議会公式サイト
    最終取得日: 2021-09-01
    平成21年第 2回 3月定例会       平成21年第2回神石高原町議会定例議会会議録(第7号)1. 招集年月日 平成21年3月17日1. 招集の場所 神石高原町議会議場1. 開   議 3月17日 午前10時00分宣告(第7日)1. 応招 議員  1番 横 尾 正 文         2番 橋 本 輝 久          3番 小 川 清 治         4番 寄 定 秀 幸          5番 丸 山 達 夫         6番 佐 伯 卓 師          7番 木野山 孝 志         8番 村 上 克 朗          9番 藤 田 晃 己        10番 瀬 尾 征 爾         11番 小 林   貢        12番 片 山 元八郎         13番 松 本 彰 夫        14番 岡 崎   奠1. 不応招議員  な   し1. 出席 議員  応招議員に同じ1. 欠席 議員  な   し1. 地方自治法第121条の規定により説明のため出席した者の職氏名   町長      牧 野 雄 光     副町長     上 山   実   教育長     佐 竹 秀 朗     会計管理者   赤 木 憲 次   総務課長    垰 本 昌 則     企画課長    馬屋原 康 弘   病院対策室長  弓 戸 義 樹     住民課長    藤 岡 健 三   福祉課長    西 本 伸 廣     保健課長    吉 津 賢 秀   環境衛生課長  近 藤 秀 夫     産業課長    前 原 孝 史   建設課長    橋 本 龍 之     教育課長    宗 田 秀 信1. 本会議に職務のため出席した者の職氏名   事務局長    平 井 卓 志     書記      川 上 広 恵1. 議事日程   内容は別紙日程書のとおり            午前10時00分 開議 ○議長(岡崎) おはようございます。 事項別質問の最後の日になるかと思いますが,よろしくお願いして開会いたします。 全員出席でございます。定足数に達しております。 ただいまから平成21年第2回神石高原町議会定例会を再開いたします。 直ちに本日の会議を開きます。(説明員を報告)            ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(岡崎) 日程第1,議案第85号平成21年度神石高原一般会計予算から日程第11,議案第95号平成21年度神石高原病院事業会計予算までの11議案について議題といたします。 昨日に引き続き,一括して事項別質疑を行います。 ◆4番(寄定) 4番寄定です。 それでは,初めてトップバッターでございますが,よろしくお願いいたします。 初めに,神石高原表彰事業についてお尋ねをいたします。 45ページと書いてますけど間違いで,40ページの間違いでしたが,表彰の条件,または選考基準選考方法をまずお尋ねいたします。 ◎総務課長(垰本) おはようございます。 お尋ねの表彰事業でございますけれども,例規集をもしお持ちでしたら301ページを,1巻でございますけれども,お開きをいただきたいと思いますけれども,この中に神石高原表彰条例というのがございまして,表彰の種類は功労表彰及び善行表彰の2種類というふうにうたってございます。第3条では功労表彰,第5条では善行表彰というふうに,表彰する中身についても具体的に掲載をしてありますので,よろしくお願いをいたします。 ◆4番(寄定) 善行表彰でございますけどが,予算書には5名,そして36万円という計上されておりますけどが,その選考基準を改めてお尋ねいたします。 ◎総務課長(垰本) その例規集にも記してありますように,功労表彰のほうは合併してまだ4年ちょっとでございますので,町長の職で12年,町議会議員で12年とかという該当者はいないかと思われます。第3条第1項第5号で,町の振興,発展に寄与し,顕著な功労のあった者というものがございます。それから,善行表彰の中では1号から3号まで定めておりますけれども,町の公益事業に尽力し,また公務を助力し,その功績が顕著な者,町の公益のため100万円以上の金品を寄附した者,町民の模範になるような善行をした者という規定がございまして,現在のところ100万円以上の寄附をいただいた方もおられますし,今から町の模範となるような善行をされる方がおられるかとも思います。この善行者には,表彰状及び記念品を贈呈するということになっておりまして,第7条の委員会でこれを審査するというふうになっておりますけれども,この委員は副町長,教育長,総務課長町議会議長及び町議会副議長の5人とするというふうにうたってございます。 なお,参考までに,323ページからその規則のほうも載っているかと思いますけれども,参考にしていただければと思います。よろしくお願いいたします。 ◆4番(寄定) わかりました。100万円以上寄附者と善行功労者を含めて5名でしょうか。 ◎総務課長(垰本) 現在の想定はそのように考えておりますが,選考基準を緩めればもっとふえるかもわかりませんし,初めての試みでございますので,委員さんの合議で決めていくのが適正かと思っております。当面,5名分予算をしております。 ◆4番(寄定) 最後に,一応説明書では5名ということで,3万円の記念品で15万円。36万円ですから,あと21万円はその審査委員への報酬なのかどうか確認させていただきたいと思います。 ◎総務課長(垰本) 報酬もあるかと思いますが,式典費用も含めて計上いたしておりますので,よろしくお願いいたします。 ◆4番(寄定) 表彰事業については理解をいたしました。よろしくお願いしたいと思います。 次に,地域新エネルギービジョン策定経費についてお尋ねをいたします。 940万円,NEDO全額補助ということでございますけどが,この新エネルギービジョン策定の調査は,どこが主体で何を調査するのかお伺いいたします。 ◎企画課長(馬屋原) 新しい新エネルギービジョンの目的でございますが,本町に最もふさわしい新エネルギー導入促進方法を検討すると。地球環境問題やエネルギー問題に対応した,本町独自の取り組みを計画することを主目的といたしてございます。特に,本町は地域特性から,農林畜産資源を利用したバイオマスエネルギー水資源活用が有望と考えられております。産業振興森林保全,雇用の創出という面からも期待をいたしておるものでございます。具体的には,公共の温浴施設等へのバイオマス熱利用,庁舎や町立病院,学校への太陽光発電導入,住宅への太陽光発電やペレットストーブの導入,マイクロ水力発電導入等を現在のところ考えております。 ◆4番(寄定) そういう構想のもとで,この制度を利用して確かなるビジョンが策定されるということで,すばらしいことだというふうに思います。ただ,先日の総括質疑におきまして,バイオマスタウン構想への取り組みを取り組むと,このように町長のご答弁いただきましたが,既に北広島町におきましては合併前に,芸北町が平成9年から,千代田町が平成15年に,この新エネルギー構想を制定しておりまして,合併後に平成18年からバイオマスタウン構想の構想ができて,平成19年から本格的な具体的な取り組みが進んでおります。 本町におきましては,今からワンステップ,ツーステップスリーステップ,3段階においての策定をしていって結論を出すということになりますと3年おくれますので,それとあわせて,既に先ほど企画課長が申された太陽光,水力,またバイオマスと,このような方向性のもとで改めて調査をし,確かなものを策定していただけるのかどうか,そして最初に申した,どこが,だれが調査するのか,もう一回改めて伺います。 ◎企画課長(馬屋原) 基本的には,この策定に当たりまして委員会を組織をいたします。委員会の構成でございますが,この新エネルギービジョンの関係者を入れて10名程度になろうかなというふうにも思っていますが,最終的にはまだそこまで十分検討しておりません。特に,先ほど寄定議員さん言われましたように,100%の補助というのはNEDOという機構を通じて行うことになっておりますので,そういった関係者も含まれるというふうに思います。あとは,主体的にはこういう精通をされたお方のお話も聞きながら,この策定委員会の中で協議をしながら進めていくというのが第1ステップでございます。 なお,企画課の説明資料の19ページに掲載をいたしてございます流れの例ということで,下側のほうへ第1から第3ステップという形で書かせていただいております。 以上です。 ◆4番(寄定) 第3ステップまでNEDOの補助が,第2ステップもそうですけどが,おりて,十分な調査が進められると思いますが,具体的に現実的なことを見ますと,風力は少し無理ですけど,太陽光は既に国を挙げて,もう既に各個人的にもそうですけどが,取り組みが進められておりまして,それで日本がこの太陽光パネルの開発,そして住宅への設置ということで,既に来年から売電,電力価格の2倍にするということが,10年間それを取り組まれるということで,かなり進んでくると思うんです。ですから,太陽光については,既にもう世の中の趨勢として取り組みが進んでくると思います。 我が町ではバイオマスと,もう一つは水力発電が考えられるわけですけど,このマイクロ水力発電がそれぞれまた取り組みができると思いますけど,既に水力発電が現在ある施設が休止しておりますけどが,これについての取り組みは考えられるのかどうか伺います。 ◎企画課長(馬屋原) 太陽光発電につきましては,議員言われるとおり来年から本格的に補助体系もできるというふうに伺っております。水力発電でございますが,現在JAさんのほうで,以前持たれておられました仁吾川の部分が今休止をいたしてございまして,JAさんのほうからそういった情報をお聞きをいたしてございます。これが21年度で河川の使用許可が切れるということになっておりますので,こういったことも一つは検討の中へ入れようというふうに今現在では思ってございますので,今後策定委員会の中で論議をしていこうというふうに思っています。 ◆4番(寄定) 水力発電の活用を今考えていくということですが,いいことだというふうに思います。太陽光発電の電力の買い取り価格を2倍にしますけど,こういったクリーンエネルギー水力発電の電力も,太陽光と同じように2倍に買い取るというようなことも,これから進めていかなくてはならないのじゃないかというふうに思うわけなので,せっかくの施設ですので,これが修理して使えるものなら,仁吾川の自然の力を生かした特徴ある一つの取り組みではないかというふうに思いますので,よろしくお願いしたいと思います。 次に,病院対策経費についてお尋ねをいたします。 特別会計もあわせてひとつよろしくお願いしたいと思います。 医師や看護師の確保のために,確保事業として激変緩和等のことが連日,何回も質問に出ておりますが,それのことについて1つはお尋ねしたいと思います。 この激変緩和という措置がとられておりますけどが,県立から町立へと移管ということで,一番のネックである人件費を抑制するということであったわけですけど,激変を推進するために移管したわけですが,それを緩和といったら,なかなか理解しがたい点があると思うんですが,まず最初に29名の看護師さんと医師5名と,このように昨日ご答弁がありましたが,4月1日の開院に向けて改修工事も進んでおりますが,1つは看護師さんあるいは職員さんのスムーズな開院への取り組みがどのようになされているのか,ひとつお聞きしたいと思います。 ◎病院対策室長(弓戸) 開院に向けての陽正会との協議を進めながらやっておりますけれども,先日の土曜日,新しい町立病院の職員となられる方を集められて,陽正会のほうで説明会,いわゆるオリエンテーションをされておられます。病院の今後の,理事長のほうから病院の基本的な理念とか病院の運営についての基本的な考え方,それからあと事務局のほうから病院についてのいろんな今後の研修も含めまして,制度的なものも含めて,まず研修会をやっておられます。 それから,今例えばそれぞれのセクションごとに,1つは県立病院の職員の方と,それから今度陽正会の職員の方の引き継ぎのための,それぞれセクションごとに今引き継ぎをやっていただいています。それはもう,当然引き継ぎというのは口頭じゃなくって,陽正会の職員が現場に行って実際に,例えば放射線科であれば機械の操作も含めまして,それから書類といったものもどういったものがあるかといったことも含めまして引き継ぎをやっていただいております。それは,当然文書化をして整理をするということもやっていただいています。 それから,看護のほうで申し上げますと,今と同様のこととあわせまして,今度新たに看護補助者を採用するということでございまして,看護補助者の方は初めて業務につかれる方もいらっしゃるということで,23日の週から実際の事前研修をやるといったことも準備されておられます。そういった準備を今進めて,4月1日にはスムーズに移行ができるようにやっていただいているというとこでございます。 ◆4番(寄定) 4月1日を目指して,開院へスムーズな移行ということで,いろいろと取り組みがなされているということの説明でしたが,最終的な私も確認ですけどが,医師,職員数,看護師あるいはそれ以外の技師などの配置状況を改めて確認させていただきたいと思います。
    ○議長(岡崎) 休憩。(午前10時19分) ○議長(岡崎) 再開いたします。(午前10時20分) ◎病院対策室長(弓戸) 失礼いたしました。職員の配置状況についてご説明をさせていただきます。 医師は,常勤医師が5名でございます。それから,非常勤の医師といたしまして10名の医師を予定しております。それから,看護師につきましては22名,それから准看護師は13名,それから看護補助者の方が23名,薬剤師が2名,診療放射線技師が2名,臨床検査技師が2名,理学療法士が2名,それから管理栄養士さんが1名,それから社会福祉士,いわゆるソーシャルワーカーというふうに申し上げますけど1名,そのほか事務方が9名というふうに伺っております。 以上でございます。 ◆4番(寄定) ありがとうございました。 激変緩和で医師5名,そして看護師29名の予算措置をとられておりますけどが,私は町立病院スタート,開院と,4月1日ということになりますと,もちろん緩和措置をとられたということは賢明な措置だと思いますけどが,できれば町立病院開院記念特別手当ということで,それ以外の方へもするべきだというふうに思います。なぜかといいますと,スタート時点で報酬についての格差をあえてつくるということは,職場でのチームワークあるいは人間関係に影響があるのではないかというふうに考えますが,どうでしょうか。 ◎病院対策室長(弓戸) このたびの激変緩和につきましては,現在県立病院に勤務されている看護師さんのほうについての対応ということでございます。特にこのたびの分というのは,今までの勤務,給与以外も含めまして,制度がこれまでの公務員の立場から,今度は民間に移られるといったようなことも,残られるかどうかという選択をされるときの非常に大きなポイントになっておりました。という中で,こういう対応を町としても考えたわけでございます。確かに,職員間での給与のそういったものがあるということも,当然検討の中には入れてしたわけでございますけども,やはり指定管理者でございます陽正会としても,全部の職員をすべて確保するということは,今の看護師さんの不足状況の中を考えるとできないということもございます。そうした中で,やはり今おられる方をいかに残っていただくかというところで検討した中で,こういう措置がどうしてもせざるを得ないと。ですから,格差がある程度出るということは好ましいとは思いませんけれども,やはり4月1日にスムーズにスタートするということを考えると,やはりこの措置はやむを得なかったかなあというふうに考えております。 ◆4番(寄定) やむを得ない面と思われる面もありますけどが,やはり初めて神石高原町立病院スタートするということになりますと,新たなスタートということになりますと,もちろん医師,看護師の確保というのは一番大きな問題で,それに力を入れていただいたということは評価いたしますけどが,それは県からの交付金を充てられているのだというふうに思いますけどが,でしたら神石高原町としてみたら,町立病院スタートへ携わっていただける職員全員の方に,格差はなしに,気持ちだけでもそういうような気持ちが大切じゃあないかなあというふうに,私はそういうふうにどうしても思えるんですけどが,そこに働いている人たちも,気持ちがそのほうがよろしいんじゃないかというふうに思うんですけど,どうでしょうか。 ◎副町長(上山) 言われることはごもっともなんですが,激変緩和をするという部分では,先ほど室長が言いましたように,どうしても病院をするに当たっては確保が要るということで,それは県の職員にかなりの人が残っていただかなくてはならないということで,県の交付金をもって,それは県のほうからそういう措置をするということですから充てたということですが,ほかな部分については,それは病院の民の努力という部分が要って,民は民で募集要項を出して,そしてもちろん臨職の人なんかは正職員になったときには条件がアップをしています。ですが,県の職員については,かなりダウンをしているという現状もあって,民へ応募して採用された人については納得ずくということもありますが,ただ,今言われるように激変緩和の部分だけは格差が確かに出てございます。 それにつきましては,思いはわかりますが,町がそれを手当をするっていうふうにはやってませんで,今後民のほうが,利潤が出る出んもありますが,そういう中で手当を,ボーナスのときに今言われるような手当をつけるとかというような話はあるかなと思いますんで,そこら辺で職員の感情の中で一緒になってやろうということで,そういう措置ができるというふうに民が思えば,そういう助言はしていきたいと思いますが,町がそれにするというふうには現在はできませんということでございます。 ◆4番(寄定) そういう金額の大小でなくて気持ちで,町立病院スタートに対して携わっていただけるスタッフ全員に,町としてもそういうできる範囲の思いやりといいますか,感謝の気持ちを込めたアドバイス,適切なアドバイスをいただければ,円滑な安心して医療に携わっていただけるというふうに思います。人の命を預かるとこでございますので,製品をつくるとこでも,そういう派遣社員との,そういう報酬に対したり,あるいはそういう待遇面でのこういうトラブルもあるというふうに聞いておりますが,特に人の命を預かるとこでございますので,気持ちよく医療に携わっていただけるようなご配慮をお願いしたいというふうに思います。 次に,グラウンドの芝生化についてお尋ねをいたします。 グラウンドの芝生化を計画していただいておりますけどが,このグラウンドの芝生化のメリットといいますか,目的,効果,それから鳥取方式メリット,特徴,それからそれ以外の非常に芝生というのは管理が大変で,後の管理費が高くつくんじゃないかとかというような,いろいろと心配もあるんですけど,この鳥取方式での,ほかのコウライシバなどに比べて,どのように材料費あるいは管理費が比較して安価で済むのかということについてお尋ねしたいと思います。 ◎教育課長(宗田) それでは,グラウンド芝生化についてお答えしていきたいというふうに思います。 まず,目的です。子供からお年寄りまで,伸び伸びと活動できる環境を整備することができるとともに,植えつけとか管理を利用団体と共同で行うことによって,グラウンドに愛着を持ってもらうということができると思います。また,ボランティア活動の普及というふうなことも目的として掲げております。 そして,効果であります。効果につきましては,芝生の弾力性がスポーツ活動に安全性をもたらすということと,芝生化することによって多様性が得られるというものであります。そして,学校の芝生化,グラウンドの芝生化につきましても,教材としても活用できるんではなかろうかなというふうに考えております。そして,風の強い日等においては,砂ぼこりとかの飛散防止にもなるというふうに思っております。そして最後に,夏季になると,夏場なんですが,照り返しや気温上昇を抑えるということも期待できるものというふうに思っています。 そして,鳥取方式メリット,特徴であります。鳥取方式は,ティフトンという芝を使うものであって,西洋芝の中でも横に伸びる性質を持っております。繁殖力が強いため,踏みつけとか,そういった損傷にも強いというものであります。 そして,植えつけであります。こぶしぐらいの苗を40センチから50センチ間隔で植えつけていくというものであります。これは,3カ月後には芝で地面が覆われてるというふうな特徴を持っております。 そして,材料費の比較であります。従来コウライシバとか,そういった芝を使う場合の材料費と比べると,約20分の1で済むというふうに思っております。材料費は,大体平米当たり30円から40円というふうに見積もっております。 そして,維持管理であります。維持管理作業は,専門的知識がなくても可能というふうに思っております。ただ,成長が速いので,芝刈りを小まめに行わないと背丈が伸びてしまうというふうなことがありますので,芝刈りは小まめにする必要があるというふうに思っております。 以上です。 ◆4番(寄定) ありがとうございました。 7,000平米のかなり広いとこへ今回植栽,植えつけられるということでございますけどが,これが広がってふかふかの緑のじゅうたんになったら,それはすばらしいことだと思って,近隣の子供さんを含めて,憩いの場になるんじゃないかというふうに期待をしております。 この西洋芝ティフトンについては,私たちも余り認識がなかったわけですけどが,芝を時々植えますけどが,大体コウライシバ系統が多いわけですが,非常に植えるときは緑があこがれて植えるんですが,後の管理が大変ということでありますが,管理も経費が安く済むということでありますが,この芝刈りというのが,非常に成長が速い。普通の芝の30倍ぐらいの成長だというふうに伺っていますけどが,芝刈りを小まめにしないといけないということで,芝刈りに対して,植えつけもボランティアとかいろいろされますけども,管理の体制をどのように,地域の住民の方の協力体制ができてるのかということがちょっと心配なんですが,その辺はどうでしょうか。 ◎教育課長(宗田) 管理体制でありますが,先ほど言われましたように,この芝生については成長が速いというものであります。管理につきましては,昨年切田の野球場,そして三和の小学校のグラウンド,そして牧の農村グラウンドグラウンドゴルフ場等々したわけですが,それぞれボランティア,例えば小学校であれば小学校の保護者の方に植えていただいて,そして刈っていただくという。そして,野球場においては,その施設を利用される団体,軟式野球連盟の方々とか,それに携わる方々に植えていただいて,そしてその方でボランティアによって芝刈りをしていただくと,そういった方法で管理をしていきたいというふうに思っております。 ◆4番(寄定) 管理体制はそういう協力体制がないとできないというふうに思うわけですけど,逆にそういう保護者とか地域とかで管理体制ができたら,これは非常に早く緑ができますし,グラウンドが,子供たちにしてもですが遊びやすい,けがもしない,安全ということで,いいことだらけだと思うんですが,例えばこの小学校のグラウンド,東京等を中心にヒートアイランド防止も含めて芝生化が進んでおりますけどが,本町においては小学校,中学校あるいは保育所,子供たちが外で遊んでもけがをしないと,外で活動しやすくなるために,これを進めていく方向であるかどうかということを確認したいと思います。 ◎教育課長(宗田) この芝生化事業については,学校の理解,保護者の理解等が得られれば,グラウンドの芝生化等は行っていきたいというふうに思っております。 ◆4番(寄定) わかりました。特に小さい子供たちが,芝生の上で転んだり遊んだりするのが喜ぶし,大変効果があるということを言われてるんですけど,保育所に対しても取り組みがかなり進んでる自治体がございますけどが,本町にあってはどういうふうにその辺も考えておられるのか,この辺もお聞かせください。 ◎福祉課長(西本) 今のご質問でございますけど,保育所も,お話からすると非常に大切な事項ではございますけど,現状では予算にも掲載しておりませんし,これからの検討課題ということでございます。 終わります。 ◆4番(寄定) 徐々にこの芝生についてのティフトンあるいは冬の間も暑さに弱い種をまいて,暖かくなったら枯れて冬は芽を出す,こういう種を秋にまけば,年じゅう緑が維持されるというふうにも伺っておりますが,効果が非常にあるということで,教育的にもそういう利用ができれば進めていただきたいなというふうに思っております。 次に,ブックスタート事業についてお尋ねをいたします。 やっと新年度からブックスタート事業を計画していただいておりますが,このブックスタートが図書館あるいは健診時に行うということでございますけどが,この具体的な取り組みをどのようにブックスタートをされるのか,またあわせて図書券のプレゼントをするということに決めておられますが,なぜ図書券を使用するのか,プレゼントするのかお尋ねをいたします。 ◎教育課長(宗田) 具体的な実施方法でありますが,保健課と連携をとりながら乳幼児健診,4カ月健診から6カ月健診等において図書券を配付して,そのときに図書館職員,また講師等によって研修会,また講義方式等で普及していきたいというふうに考えております。 そして,なぜ図書券を贈るのかということであります。本を贈るということも考えてみました。本を贈ることは,こちら側から指定して贈るということになると,ご家庭で持っている本と重複するという可能性もありましたので,図書券ということをさせていただきました。といいますのは,図書券を贈ることによって,お母さん方が本屋に行っていただくと。そして,初めて生まれる子供に対して,どういった本がいいかということをそこで考えられます。そこで,初めて絵本についての重要性とか,そういったものを考えていただければというのも一つの利点というふうに考えております。 以上です。 ◆4番(寄定) 健診時に絵本の読み聞かせなどの指導を,お母さんや保護者の方にアドバイス等の,実際に読み聞かせとかは実施されるのかどうか伺います。 ◎教育課長(宗田) 健診時に,先ほど言いましたアドバイスとか,そういったものをしていきたいというふうに思います。そこで,ただこちら考えておりますのは,ブックスタートというのは,単に絵本を配る運動だけではないというふうに考えております。この図書券を贈るときにお母さん方に,言葉の世界そのものである絵本に,お幸せにという言葉を添えて配っていきたいというふうに思います。初めて赤ちゃんが手にした絵本は,必ず保管していただいて,へその緒と一緒なんですが,その子が成長したいつか,例えば結婚式である,結婚をされるときであるとか,そういったときにお子様に手渡してくださいと,そういった手渡し方の工夫等も考えていきたいというふうに考えております。 ◆4番(寄定) わかりました。ただ,図書券といいますか,今は図書カードになっていると思うんですけど,券でなしに。恐らく図書カードになっていると思いますけど,それは図書券の発売が2005年ぐらいに終わっていると思います。図書カードだと思いますが,ブックスタートというのは,本に興味がある,本読みに興味のある保護者もおられれば,余り興味のない方もおられるということで,ブックスタート,今のやり方は,何というか図書券スタートというかチケットスタートのような感じがするんですけどが,やはり読書に興味がある方もない方も,やはり身近に絵本をプレゼントしていくという,ダイレクトに。これはまた本屋さんへ行っていただかないといけないので,またこれはチケットでございますので,金券に当たると思いますので。ですから,それよりは,やはり私はプレゼントするなら物を,それはダブる場合があるかもわかりませんけどが,4カ月,6カ月健診ではまだそこまで絵本を買ってないと思います。 だから,それにNPOブックスタートというとこが,そういうお手伝いをしとるわけです。これは,1千円の図書カードを贈られますけどが,NPOブックスタートにはそういうブックスタートパックというのがございまして,金額的にも非常に1千円ぐらい,1千円以内,数百円からできます。そういった取り組みも既にやっておるわけで,我が町が図書カードに,図書券にあえてしたというのが,どうもさみしい思いがします。そういうのも踏まえて,わざわざできるだけ本を届けて,ダイレクトにその場で親子の触れ合いしていただこうというふうな取り組みにならないと,本当のブックスタートにはならないと思うんです。図書券を上げて,後は自分で選んで買ってくださいでなしに,そういうふうにまずきっかけづくりをして,そしてその次からは自分で本屋へ行ってからに,そのもとをつくっていこうというのに,そういう遠回りなといいますか,ちょっと認識が違うんです。 ブックスタートパックという,このセットになったものをNPO法人が,NPOブックスタートが進めておりますけどが,これはよだれかけとかコットンバッグです。本を入れて,綿のコットンバッグ,それから子育てに役立つ資料,絵本のリスト,ほれから図書館を使う登録カードとか,それから絵本はもちろん,それからアドバイス集のイラストでできたアドバイス集,それから町の,神石高原町の,地元の町の案内を入れたりしながら,セットにしてそれをプレゼントすると,これが普通なんです。ですから,図書券,カードを扱ってるとこは少ないと思うんですけどが,その辺も検討をしていただきたいというふうに思いますが,どうでしょうか。 ◎教育課長(宗田) 先ほど言われましたブックスタートパック等についても検討して,この事業を進めていきたいというふうに思います。            (寄定議員「以上」の声あり) ○議長(岡崎) 以上で寄定議員の質問を終わります。 ◆3番(小川) 小川です。 ダブったとこもあるかと思いますが,何点かご質問させていただきます。 各課,補助団体への各種補助があるというふうに思います。21年度についても,20年度あるいは19年度の実績等を踏まえての予算組みをしていただいておるというふうに思いますが,この補助金に対する残金等の把握はどのようにされておるか,それを踏まえての予算組みという形でありますので,どのように把握されとるかお伺いをいたしますとともに,団体によっては,そのまま積み残したところもあるんじゃないかなあというふうに想定をするわけですが,そういったところの把握あるいは全然使ってないところがあればそれに対する返納あるいは21年度においては実績を踏まえての補助というように思うわけですが,その辺の考え方をお聞かせください。 ◎総務課長(垰本) この各種補助金でございますけれども,おおむねほとんどの課で予算組みをしております。基本的な考え方を申し上げたいと思いますけれども,まず団体補助というのは,その団体が決算をするのが大体4月,5月にしますので,うちへ総会の実績報告というような形で製本で上がってくるのが5月,6月が多いということで,例えば21年度の当初予算,1月ごろ編成しますので,20年度の活動状況をもとに予算編成をするというのは困難であります。したがって,19年度の実績報告あるいは総会の資料等を参考に予算配分をいたしてございますけれども,その際には活動内容あるいは繰越金等々を吟味して交付をいたしておるところでございます。 ただ,目的の助成,特別な目的を持ったものに対する助成については,安価で上がれば当然返納を求めるということは当然だと思いますし,それから出納閉鎖が5月31日でございますけれども,3月31日までに物が確定していないと,その年度の精算ができませんので,早急に執行して,確定したものについては返納あるいは済んだ後に減額して交付するというような方法もとっておりますので,すべての団体を一律にというわけにはいきませんけれども,考え方はそのようにいたしておりますので,よろしくお願いをいたします。 ◆3番(小川) 大体想定の答弁をいただいたというふうに思うんですが,19年度の反映ということになれば,やはり19年度が21年度へ実際的には反映してくると。20年度については,5月までの総会で上がってきた時点で,そういった場合があればお返しをいただくというように理解をしたわけですが,どこどこと具体的には言えませんが,そういったところが,町はお金がないお金がない言っても,補助金だけはいただいて使わんこうに積み残しとるが,あれは返さんでもええんじゃろうかというような,具体的なとこも耳にしたりするんで,やはりそういったところは,特に団体が合併しましたから,下部組織ということで,頭があって下へ下へということで,上部組織があって下へ,補助という形で下へおりていくと。例えば,10万円同じように10万円ずつ配ったら40万円あるでしょう。地区によっては,そのまま残っとるというようなお話も聞くわけでして,そういったところは,やはりお金がないからというようなことを言いながら,あれはどうなっとるんかというような話も聞くことがございます。そういった場合は,やはりちゃんと返していただくという方法でやっていただくような予算づけを徹底といいますか,お願いをしたいというふうに思います。あえて,どこどことは言いませんが。 ◎総務課長(垰本) 小川議員ご指摘のとおりでございますけれども,町全体の団体へ交付をして,下部組織へ出ていくということでございますけれども,現実的には下部組織の決算までこちらへ上がってきませんので,内容をよく精査するということが必要かと思います。合併時から,補助金については1割カットとかというような形でだんだん窮屈になってきて,各団体において窮屈になっておられると思いますけれども,組織の統廃合等も含めて,適切な補助金交付に努めたいというふうに思いますので,よろしくお願いをいたします。 ◆3番(小川) きょうは,予算のあれですから,また決算のときに言わせていただこうと思いますが,そういった形で予算組みができておるということを,お考えをお聞きをいたしました。 次に,ふるさとふれあい事業の執行状況ということで資料を請求いたしましたら,早速にいただいております。この中で何点か,予算組みですから,これは20年度のふるさとふれあい事業ということで今見込みをいただいております。21年度の予算組みとの関係がございますので,少しお伺いするんですが,毎年同じことを言うんですが,やはり合併の建設委員会ですか,法定協議会で決まったように,各地区同じように予算組みを21年度もされとるわけでして,実績とか均等割,人口割を,もう合併して5年目になるんで考えられとるんかなあと思いましたが,やはり旧合併協時代の考え方で,同じく400万円をそれぞれという形で予算をされとるようでございます。これはもう,結局ずっと変えていくということは検討されたんですか。もうそのままいこうということでなっとるんでしょうか。 ◎総務課長(垰本) お尋ねが企画課になっておりますけれども,基金全体の管理を20年度総務課でしておりますので,お答えをしたいと思います。 この案件につきましては,合併以来,各議員さんから何度もご質問があったようでありましたけれども,答弁どおり最初の配分,均等にいくと。20年度は500万円で21年度は400万円,22年度から300万円で25年度まで,それで10年になると思いますけれども,そういう配分にしていきたいというふうに思っておりますし,各年度で未執行で積み残したお金もまだたくさんありますので,有効に使っていただければいいかと思います。 なお,ファンド事業も20年度に実施をいたしました。約半分ぐらい使いましたので,基金は5千万円でございます。残りの事業費,なくなったら終わりでございますので,そういう基金も活用して活動していただければというふうに考えております。 ◆3番(小川) 想定内のお答えをいただきまして,検討はしとるが10年間はこれでいくというお答えであったと思います。この中身についてなんですが,それぞれ旧町村でふれあいふるさと祭りですか,これをやられとるというのは20年度のあれも出ておりますが,大体どこも負担をしながらやったということで,事業費に対して交付額が8割,9割ぐらいで推移をしておりますが,1件,豊松については交付額と事業額がほとんど一緒ということで,この辺の考え方はこれでいいんですか。豊松じゃない,油木です。油木のふるさと祭り,大体交付額と事業額が500円ぐらいは違うようですが,すべてこの表を見た限りでは,実績報告書を見なわかりませんが,この表によると事業費と交付額が満額ということに,油木についてはそうですし,ほかの地区についてはそれぞれ地区で負担をしてお祭りをされたというふうに見えるわけですが,考え方として2割負担の8割交付ということが基本にあるんではないかと思いますが,この辺の考え方は,それぞれの支所に任せとるんで,うちからは口を出さんということでいいんですか。 ◎総務課長(垰本) 特に油木地区をご指摘でございますけれども,ふるさと祭りについては100%の補助でございますけれども,原則的には80%ということで運営いたしてございます。なお,決定につきましては,自治振興連絡協議会の支部のほうで判断をされております。敬老会は全額ですし,その他についてはおおむね8割というふうに考えております。あと,ふるさとふれあい事業が100%です。また,20年度の決算のときに詳しくご報告をいたしたいと思いますので,よろしくお願いします。 ◆3番(小川) それじゃあ,これの見込みでいいんですが,それぞれ地区の20年度末見込みの残高をお知らせいただけばと思うんです。 ◎総務課長(垰本) 今お手元にございます,各地区の一番最後の額が精算になるだろうという金額でございます。油木地区では528万8千円,それから神石地区では449万8千円というような形でございますけれども,油木地区につきましては過年度の積み立てた中から幾らか入ってますので,オーバーしておりますけれども,全体的にはそのようにごらんをいただきたいと思います。よろしくお願いをいたします。 ◆3番(小川) わかりました。 では,次の項ですが,敬老会開催が,またことしもこの予算を幾らか使ってということになっております。全員協議会の中でも同僚議員からもございましたが,統一へ向けていくというようなお話もあったわけですが,その辺の考え方はどういう考え方なんでしょうか。 ◎福祉課長(西本) 今の敬老会のご質問でございますけど,議員の皆様からもいろいろなご意見をいただいているところでございますけど,現状では二通りの開催形態で行っておりまして,油木地区は5地域,この油木地区を除く町の直営方式3カ所につきましては,役場職員の一部と民生児童委員の皆様を初め,公民館,社会福祉協議会などのご協力をいただきながら,それぞれ実施をしているところでございます。運営につきましては,旧町村で創意工夫されて培われてきたものがございまして,安易に統一の一言で語ることが難しいというように今考えているところでございます。近隣の市,町の状況も,地域によって内容は異なっているようですが,基本的にはそれぞれの地域で行われた行事に対して助成を行うという状況があるようでございます。このほとんどが,自治振興区や老人会,実行委員会や社会福祉協議会などに対して,金額掛けるの人数分を補助している状況でございます。この統一については,他の市,町も難しい状況があるようでございます。本町としましても,町内各地区の実情も見ておりますけど,スタッフの検討もしながら,ベストな運営方法を見つけたいというふうに考えているところでございます。 以上でございます。 ◆3番(小川) 統一へ向けては,なかなか難しいということでございますが,どちらか二方向があるようですから,どちらかへ向けてという考え方があるのかなあと思いましたが,当分このままというような考え方にお伺いをいたしました。 続きまして,病院問題ですが,このたび運営の貸付資金ということで1億円の予算を組んでございます。利子が2.2%ということで220万円,1年後には町のほうへ利子としていただきますと,収入のほうへ入っておりますが,この利率についてはどういう形で決められたんでしょうか。 ◎病院対策室長(弓戸) この年2.2%の利率でございますけども,独立行政法人福祉医療機構が医療貸付事業というものを行っております。病院に対する長期運転資金といたしまして年2.2%の利率をしておりますんで,それを準用させていただいております。 ◆3番(小川) 独立行政法人の利率をということでございますが,これは具体的には陽正会さんとの取引になると思うんですが,これで陽正会さんのほうは納得をされとるんですか。 ◎病院対策室長(弓戸) 陽正会との事前の協議の中では,この機構の利率を使わせていただくということについては,了解という言い方がよろしいのか,ちょっと適切かどうかわかりませんが,私のほうは提示をさせていただいております。 ◆3番(小川) 社会の経済の状況によって,利率はいろいろ変化するわけですが,今の時点でしたら,陽正会さんもこんな高い利子を使わんでも,一般の取引先の金融機関で,もっと安いところで幾らでも借りることができられるというふうに思うんですが,これ一応予算組んであるということは,裏づけがあるということですから,借っていただけるというか,お貸しするという方向でいいんですか。 ◎病院対策室長(弓戸) 基本的には,町としては貸し付けをするということで,このたびの基金条例をつくらせていただいております。 ◆3番(小川) 地域医療を守るということでありますが,医療法人ですから,利益を追求する団体でありますんで,一円でも安い利子を,利息を,多分思われとると思うんですが,220万円をそういった形でいただくということになると,やはり運営面からその部分余計に利益が得られないといけないという,一般の経営からいけばそういうことになるわけでして,その分やはり利率が高い分,余計に赤字が,逆に言えばそれだけふえるということですから,その分町から,もし赤字が出たときには赤字補てんをするという,交付税の範囲内ということでございますが,結局ぐるぐる回って同じことに,うちが出す金が多くなるというふうに私は思うんですが,その辺はどういうようにお考えでしょうか。 ◎病院対策室長(弓戸) この利率につきましては,市中銀行等の利率等もちょっと調べまして,それより高いものではいけないということで,この公の機関のものの利率を提供させていただいております。陽正会といたしましても,町立病院を運営するに当たりましては先般の全協でも副町長がお答えをさせていただいておりますが,最初の2カ月間というのは,診療報酬が入ってまいりません。したがいまして,その間の人件費でありますとか,あるいは必要な経費というものは,とりあえず銀行から借りるとかといったことは当然あるわけでございます。それをこちらの利率でやることによって,少しでも赤字部分を減していただこうというのは一つございます。 それから,町といたしまして,赤字補てんという部分につきましては,基本的には政策医療についてということを基本に考えております。先ほど議員がおっしゃられたように,いわゆる交付税の相当額の範囲内ということでしとりますので,町としたら,その範囲内でのご支援もしないといけないかなということで考えております。 ◆3番(小川) どうも私の考えとはちょっと違うような考えなんですが,そういったことでお話ができているようであれば,この利率でいかれればいいと思うんですが,また独立行政法人の利率が来年変わるというとはないと思いますが,このことについてはやはり,きょうはこのくらいにしておきますが,やっぱり市中の,町の一般の金融でお借りする場合は,多分1.5から六,七ぐらいで貸してくれるというふうに思いますから,そこら辺が私はめどじゃないかなあというふうに思います。 次に,激変緩和ですが,これは我々も,この議会へ提案されて初めてわかったわけですが,このお話はいつ決まったんでしょうか。職員さんというか,こういうことをするということは。 ◎病院対策室長(弓戸) まず,県との移管協定を結んだのは,昨年6月でございます。その協定書の中では,現在勤務されてる職員の確保については町としても配慮してほしいというのが,1つ条文として入っております。それが1つございます。それから,9月以降で県のほうで,全職員の方に対して,このまま1つは他の県立病院に異動されることを希望されるか,あるいは県を退職して陽正会へ行かれるか,あるいは退職してほかの医療機関へ勤務するとか,そういったような意向確認をされたのは9月以降でございます。その中で,たしか10月以降で最終的にご本人の希望というものを確認されたということでございまして,それ以降の中で組合との交渉等を県もやっておられます。そういう中で,やはり看護師さん等の職員の確保をするということになれば,何らかの町としても対応が必要であろうというところの中で町として協議した中ですので,12月の段階で大体そういう方向性というものを出してきたということでございます。 ◆3番(小川) 6月からの県との協定の中へ始まりまして,最終的には12月に大体の確定がしたということでございます。できれば,我々議会のほうへも,3月にはこういった形で,12月に大体決まった時点で,3月の新年度予算にはこういった形でお願いしますというようなお話も欲しかったなあということでございます。 次に,同じことを書いておりますが,簡易水道あるいは井関の総合開発で,1月に緊急対策のあれでできました予算で繰越明許になっとるわけですが,かなりな金額もありますし,事業もかなり大きな事業になるというふうに思われます。我々にも資料をいただいておりますが,計画がこういった形で進みますということになっております。これは,このとおりに執行ができるというふうに我々も思っとけばいいんでしょうか。 ◎環境衛生課長(近藤) 水道のほうの繰越明許事業でございますが,金額的には8,050万円ということでございます。内容といたしましては,井関開発ポンプ場の実施設計業務ということで500万円,それにつきましては,4月に入りまして入札準備等を経まして,4月末には発注のほうをしたいというふうに考えております。その工期を約2カ月ほどとりまして,その設計業務ができ上がりましたら,改修工事のほうへ参っていきたいと思います。改修工事のほうが4,500万円ということでございます。時期的には7月の下旬等を考えております。それから,井関定住促進団地の配水管布設工事,これも3,050万円ございますが,これも7月末には発注したいということで,工期的にも約8カ月ございますので,計画どおり執行のほうができるものと考えております。 以上でございます。 ◎企画課長(馬屋原) 井関団地の整備工事でございますが,この工事に対しましても,先般お配りいたしてございます日程,工程表によりまして,計画どおりやっていきたいというふうに思っております。 ◆3番(小川) 計画どおりにやっていくということでご答弁いただいておりますが,井関の団地については,この道路ができないと,やはり今度定住促進団地の配水管布設ができないということですから,関連するというふうに思われますんで,水道のほうは道路ができればすぐでしょうが,できなければできないということになりますか。 ◎環境衛生課長(近藤) 促進団地のほうの配水管の布設工事でございますが,今回計上させていただいておりますのは,国道部分についての配水管の布設ということでございます。 ◆3番(小川) わかりました。国道部分についての配水管工事ということで理解をしました。 団地のほうは,この表を見ますと4月から整備工事ということになるわけですが,もう4月に工事のほうが発注になるんですか。これはまだ,そこら辺はどうなんですか。 ◎企画課長(馬屋原) 先ほど言いましたように,4月発注を目指して頑張りたいというふうに思っています。 ◆3番(小川) ことしは雨不足ということでありますが,梅雨も6月ごろには来る予定になっております。なるべく早い時期に発注されまして,天候にめがれないように,計画どおりできるようにやられますことをお願いをしまして終わります。 ○議長(岡崎) ここで休憩といたします。 再開は11時25分といたします。(午前11時13分) ○議長(岡崎) 再開いたします。(午前11時25分) 引き続き,事項別質疑を行います。 ◆2番(橋本) 2番橋本です。 質問の通告には2点挙げておりますが,ほかにも3点ほどお伺いしたいことがあります。 まず1点目なんですが,生活交通及びスクールバスの運行についてですが,この事業といいますか,スクールバスは教育委員会,また路線バス,タクシーにおいては企画課の担当でよろしいでしょうか。 ◎企画課長(馬屋原) 議員言われるとおりだと思います。 ◆2番(橋本) 2番橋本です。 企画課においては,この高原町の町の行く末を担うといいますか,企画立案する大事な部署だと思っております。生活交通体系が4月からスタートするということで,事業が開始するということになりますが,ほかにも大事な案件等々が企画課には山積をしておると思いますが,今後この生活交通事業も企画課がずっと担当をされるのかお聞きしたいと思います。 ◎副町長(上山) そのつもりでございます。企画課が担当をするということで進めたいと思います。 ◆2番(橋本) 2番橋本。 まず,スクールバス運行についてでありますけども,全協において,児童4キロ,生徒6キロ以上が補助の対象であるということの回答がありましたが,その理由をお伺いしたいと思います。 ◎教育課長(宗田) 理由でありますが,まず神石高原町立学校通学費補助交付規則というものがあります。これに基づきまして,小学校の児童については4キロ以上が補助の対象,そして中学生,生徒に対しては6キロ以上が対象ということであります。これにつきましては,国等の基準等もありまして,これに基づいて規則等をつくって運用しております。 ◆2番(橋本) 2番橋本です。 4キロ以内の児童においては,補助はなくても事情により乗車ができる。ただし,所定の運賃を払えば乗れるということでよろしいでしょうか。 ◎教育課長(宗田) 今のご質問は,個々の都合で乗車されますと,議員の言われるとおり4キロ,6キロ未満の児童・生徒に対しては,運賃等を支払っていただければ乗れるものだというふうに思っています。 ◆2番(橋本) 橋本です。 済みません。豊松においてのことであります。スクールバスにおいては,フリーバスでよろしいんでしょうか。 ◎教育課長(宗田) このバス路線については,停留所等設けてあります。まず,この停留所を設けたということにつきましては,運行時間等を確保するということから設けておりますが,児童・生徒についてはフリーということで対応していきたいというふうに思います。 ◆2番(橋本) 理解をいたしました。 次に,車両の管理でありますけども,これも教育委員会と企画課,管理についても分けられるということでしょうか。 ◎企画課長(馬屋原) スクールバスの状態の中では教育委員会,それから町営バスの状態の中では企画課ということで,両方管理をしていくように思ってございます。 ◆2番(橋本) 2番橋本です。 車両についてですけども,仕業点検,車両点検等々,毎日の多分これは義務づけであり,管理者への報告義務も多分あると思われますが,その辺はどうでしょうか。 ◎企画課長(馬屋原) この町営バス運行につきましては,法律的には道路運送法が該当されますし,行われる業者の方については,労働安全衛生法というような法律も適用されます。その中で,主に義務づけられるというのは,安全確認表等をつけていただくようなことも考えておりますし,日報あるいは,例えば事故の記録とか,それから苦情処理簿,それからもちろん毎朝点呼等をとっていただくようなことも考えております。 ◆2番(橋本) 2番橋本。 その前に,スクールバスは,子供に対してはフリーバス乗車でオーケーということですが,一般の乗車もあきがあれば乗れるということを聞いておりますが,一般の乗客もフリーということでしょうか。 ◎企画課長(馬屋原) スクールバスと混乗の段階におきましては,学校生徒を優先するということにいたしてございます。いすの都合によりますが,15人乗れますが,そういった部分の中で,あきがあればいっぱいいっぱい乗っていただけるというようなことを考えています。一般の乗客については,停留所を原則として乗っていただくということを考えています。 ◆2番(橋本) 2番橋本。 原則は停留所ですけども,それ,例外があるということですか。 ◎企画課長(馬屋原) 原則停留所で乗車お願いしますということを言ってございます。それはといいますと,実は時間が,公共バス,中国バスさんへ連絡するような路線も考えられますし,地域から一応支所へ行きます。支所から今度町営バスで,油木なり三和町立病院になりますが,そういったところへ連絡するということもありますので,時間が守られるためには,そういった停留所で乗車をしていただくというふうに思っております。 ◆2番(橋本) 2番橋本。 昨日も質問がありましたけれども,豊松の15人乗りのバスについての保管場所,もう一度お伺いしたいと思います。 ◎企画課長(馬屋原) 3台のうち2台,15人乗りのマイクロバスにつきましては,豊松支所の屋根つきの駐車場,ちょうど裏になるか横になるかわかりませんが,車庫へ入れたいというふうに考えておりますし,もう一つのバスにつきましては,町営バスにつきましては,油木の三和交通の営業所の車庫の中へお願いをしてございます。 ◆2番(橋本) 橋本。 車両を,これは新車で買われたと思いますけども,果たして屋根つきだけのところへ保管するのがいいのかどうか,やはり永年にわたり使うわけですから,きちっとした車庫も必要ではなかろうかと考えますが,その点いかがですか。 ◎企画課長(馬屋原) 一応,この4月1日からそういった形でスタートをしようというふうに考えていますが,もし途中でそういった形でないほうがいいということになれば,今後検討したいというふうに考えます。 ◆2番(橋本) 2番橋本。 もう一点,車両異常時の代替え等々のことはいかがでしょうか。 ◎企画課長(馬屋原) 路線タクシーですふれあい号,あるいは町営バスの運行がもしできなかったときの対策といたしまして,町が所有します9人乗りの公用車,これを代替えとして現在考えております。もちろん,支所の9人乗りのマイクロといいますか車両も想定をいたしてございます。 ◆2番(橋本) 2番橋本。 了解をいたしました。 次に,通学路のことでありますが,通学路の定義を教えていただきたいと思います。 ◎教育課長(宗田) 通学路とは,道路法に規定する道路,その他の道路のうち,児童が通学のために通常する経路であるというふうに認識しております。神石高原町内の小・中学校においては,それぞれが,それぞれの学校において児童・生徒の通学路を把握しております。これをもとに,校長が集団登校等を行うように指導しています。その路線についてを学校では通学路というふうに定めているというふうに思っております。 ◆2番(橋本) 2番橋本。 通学路ですけども,スクールバス運行によって学校へ行くわけですけども,普通スクールバス路線が通学路とみなしてよろしいんでしょうか。 ◎教育課長(宗田) 路線を通学路ということでありますが,あくまでも徒歩による場合の通学というふうに思っております。といいますのは,子供たちの通学路については,子供たちの安全等々が必要であります。まず,スクールバスでの通学ということになると,その間については安全が確認されるというふうに思っております。ですから,徒歩による通学の家から学校までというふうな感じでおります。 ◆2番(橋本) 2番橋本。 徒歩による通学路ということですけども,スクールバスにおいても,そこがやはり安全でなければいけないと思います。バスに乗って学校まで,学校から家までは安全に輸送することも大事でありましょうし,これも私は通学路とみなすべきではなかろうかと思っております。なぜそこまで言うかといいますと,豊松の場合,スクールバス,公共タクシーも,公共の車両が初めて通る路線なんです。県道,大幹道路じゃない,山の中を走っていくバスなんです。そうしたところに,やはり安全を求めるべきではなかろうかということで,それをちょっと聞いてみたわけであります。学校としても,今のスクールバスに乗って路線を通ってみて危険箇所はどこか,いろんなチェックをされているのかどうか,また企画課においても,車両に乗ってどういう状況であるか確認をされているのかどうかお聞きしたいと思います。 ◎教育課長(宗田) 通学路の確認でありますが,まず学校においては今回町営バスの通る経路については把握してないと思います。ただ,子供たちが歩いて通学する道,道路等については把握しているという状態であります。先ほどありました,バス路線等における危険な箇所とか,そういったこと,当然あり得るかと思うんですが,そういったときにつきましては,修繕とか補修とか,そういったとき必要と判断するときは関係機関,建設課等に補修,修繕等を要望していきたいというふうに考えております。 ◎企画課長(馬屋原) 企画課におきましては,町営バスの路線につきましては事前に調査はしてございますが,ただ危険と思われるとこがどうかという部分については,運行をこれからしてみないとわからない部分があるかとも思われます。ただ,そういった部分については,運行業務を行う方と十分検討といいますか,そういった情報をお聞きしたいというふうに考えております。 ◆2番(橋本) 2番橋本。 運行をやってみてではなくして,子供が乗って学校へもう行くわけですから,その辺をやってみて,ほいじゃあふぐあいが起きたらそこを直すじゃなくて,もう子供が実際乗っていくバスなんですから,その辺を最初に見てチェックをして,そういうとこを言うとんです。それを至急やっていただきたい。 ◎教育課長(宗田) お答えしていきたいと思います。 チェック体制ということでありますが,この3月中に事前に試行運転等を行っていくというふうに計画しております。その中で,保護者等も乗っていただいて,安全性の確認とか,そういったものを行っていくということにしております。 ◎企画課長(馬屋原) 今申し上げましたように,事前に調査をして通行可能ということで運行したいというふうに思ってますし,今後そういった危険等々のことがもし出ますと,そういったことについては検討してまいりたいというふうに思っております。 ◆2番(橋本) 私も実際通ってみまして,路面排水がしっかりできてないとこやら,最近倒木が目立つんです。やはり,異常気象というか雨が少ないのかよくわかりませんけども,地力がなくして根っこから倒れているケースが非常に何か目立つような私は気がしております。実際にも,このバス路線においてもそういったところが何カ所かあると思いますので,改めてそういったところもチェックをしていただきたいと思っております。そして,町道の修繕等々においては,その路線において優先的に費用をつけていただいて直していただきたいと思いますが,建設課長どうですか。 ◎建設課長(橋本) 議員言われておりますが,先般の小川議員からの質問で,路線バス路線,それからスクールバス路線の整備点検につきましては,十分対応してまいりたいというふうに思っております。 ◆2番(橋本) 豊松地域においては,公共事業というものが少なく思います。今年度は,町道改良等々計画がなされておりますが,今後の町道等においての今後の計画を教えていただきたいと思います。 ◎建設課長(橋本) 21年度予算で,特にどこどこ地区が多いとか少ないとかという表現は私どもはできませんが,町道,町全体の道路計画に沿ってやっておりますし,各合併前のそれぞれの建設計画に基づいて事業を進めておりますが,ただ想定されなかった財源不足というとこから,集中と選択ということで,今改良工事を進めとる路線を早く改良して整備して供用に供するというか,皆さんに利用していただくということで,非常に路線本数といえば少ないというか,もっと計画路線があったというふうに思われると思いますが,私どもも計画路線を認識しとりますが,限られた財源で早急に,緊急度の高いものからやっていくということで現在やっております。今後の計画につきましても,先般の12月定例会で藤田議員から新規路線はどういうものをやっていくのかという質問がありましたが,それにも答えておりますが,路線名を挙げることは控えますけどが,周回道路を中心にして拠点と拠点とを結ぶ路線,それから集落と主要な拠点を結ぶ路線を中心に計画に沿ってやっていきたいというふうに思っております。 以上です。 ◆2番(橋本) 2番橋本。 これは県道でございますけども,豊松の場合,前原谷仙養線が通っておりますが,その改良見通し,町のほうはどういう見通しをされ,今後推進していくのかどうかお伺いしたいと思います。 ◎建設課長(橋本) 県道の改良におきましては,一般会計の中で135ページに県道整備事業負担金,その中で県営事業負担金1,910万円という予算を計上いたしておりますが,今路線を言われました一般県道前原谷仙養線,この路線は当予算に事業費として含むということは,今の段階では想定をいたしておりません。事業執行につきましては,私が答える立場にありません。 以上です。 ◆2番(橋本) 2番橋本。 次に,本庁,支所管理費について少しばかりお聞きしたいと思いますが,支所費のところで350万円ほど増額になっておりますが,説明を受けたときに油木支所の屋根の修繕230万円が上がっとった思いますが,それ以外の120万円ほど,何が増額になっとるんかお聞きしたいと思います。 ◎総務課長(垰本) 支所費の増でございますけれども,油木支所費の屋根の修繕210万円と,ほかな修繕費と合わせて230万円ですか,豊松支所では軽トラの公用車を購入する費用100万円ほど見込んでおります。その他大きなものが,昨今話題になっております国費の事務費の適正使用ということで,先ほど公共事業の話がありましたけれども,公共事業費の中で事務費が取れるようになっています。その事務費の中で,支所の事務費に充てておりましたけれども,これが一部不適切ではないかというような指摘もございまして,公共事業の縮減と相まって事業費支弁ができなくなっておりますので,その分単独町費で充当したということで,減ったもんもありますけれども,差し引きして500万円余りがふえるということでございます。 ◆2番(橋本) 2番橋本です。 委託料が計上してありますが,どんなもんでしょうか。 ○議長(岡崎) 休憩。(午前11時49分) ○議長(岡崎) 再開いたします。(午前11時50分) ◎総務課長(垰本) 支所費の委託料でございますけれども,支所警備委託料あるいは消防点検あるいはトイレ関係の浄化槽汚泥引き抜きとか,そのようなものが予算の中に入っています。
    ◆2番(橋本) 2番橋本です。 そのとおりだと思います。大きいものはそんなとこかなと思っておりますが,先日支所へ行きますと,あれはワックスがけというんですか,今ごろは,何か業者さん来られてからやっておられましたけれども,私たち子供の時分は,学校の床とか子供でワックスがけをやった私は記憶があるんです。それで,果たしてそういったとこを業者へお願いしてやるべきなのかどうかと思うんです。その辺,ご見解をお伺いしたいと思います。 ◎総務課長(垰本) 合併して以来,みずからできるものはみずからするということで,合併時はトイレの清掃等も含めてシルバー人材センターへ委託しておりましたけれども,現在は職員,早く出たり帰りがけにしたりということで対応いたしております。今ご質問のワックス剥離でございますけれども,これは当初1年に2回とか,かなりの回数見てましたけれども,今は2年に1回とかということで,専門的業者でないとワックスの取る部分ができないということもありまして,必要最低限の業務委託にいたしております。 ◆2番(橋本) 2番橋本です。 ほいじゃあ,2年に1回,たまたま私が出くわしたということで納得いたしました。職員の方々も,十分な一生懸命仕事をされておられると思います。ふだんの仕事以上に,その上にやっぱり努力されておることであると思いますけども,町民の立場から見ると,やはり役場の職員がちょっと変わったなというところが見えてこないのが実情かなと思っておりますので,どんどんとそういったことを要望しておきます。 もう一点,管理費について昨年と本年度,削減したとこあるのかないのか,お聞きしたいと。 ○議長(岡崎) 管理費。            (橋本議員「管理費じゃなくて全般の」の声あり) ワックスがけ。            (橋本議員「管理費。じゃあなしに,一般に管理がかかるじゃないですか。本庁の施設の管理とか支所の管理,二千何万円でしたっけ,本庁が2,300万円,支所が2,900万円のトータル的な金額」の声あり) ◎総務課長(垰本) 旧町の役場でございますが,支所によって管理形態が違っておりましたので,なるべく同じように思っておりますけれども,そのサイクルがうまく合わない部分もありまして,すべての施設について把握してませんけども,基本的には先ほど申し上げたとおりでございます。 なお,学校等におきましては,議員先ほど言われましたように,子供たちにも清掃させようということでワックスの購入とかブラシのついた掃除機がありますけれども,これらを講習を受けてみずからするというようなことも検討いたしてございます。 なお,どうしても植木等の何年かに1回の剪定とか専門業者でなければできないこと,あるいは回数も必要最小限でクリアできるもの等々に分類をして,基本的には職員でやろうという意気込みでやっておりますので,それが外に見えないということでございますので,ちょっと外で見えるとこもやってみようかなと思いますので,よろしくお願いします。 ◆2番(橋本) 2番橋本です。 最後に,寄定議員からの質問もあり,ご答弁もいただいておりますが,新エネルギービジョン策定において仁吾川発電所の話が出ました。これは,有木振興会内にある発電所でございますけども,これは大正14年に旧豊松村で発電利用組合というものができまして,704人組合員がおりまして出資をされました。これが,当時のお金で2万7,220円,総工事費が4万3,500円で,この発電所が豊松地域の明かりをともしてきたという歴史がある発電所であります。約80年ともし続けて,残念なことに平成17年に運転を中止したという経緯があります。この発電所を地元の若い者たちも何とかよみがえらせようという思いを持っております。ぜひとも,この水力発電を復活させ,町のシンボルとして,また地域の活性化になると私は思っておりますので,ぜひ計画段階等々において推進をしていってほしいなという気持ちがありますので,よろしくお願いをいたし私の質問を終わります。 ○議長(岡崎) 以上で橋本議員の質問を終わります。 ◆1番(横尾) 1番横尾です。 質問したいと思いますが,通告違いで1つ追加をお願いしたいのですが,CATVのことをちょっと質問というか要望ということになると思うんですけど,それちょっとつけ加えたいと思います。 まず,じゃあ通告書に従っていきます。スクールバス等の安全対策について,先ほど橋本議員が車両管理のことを言われましたので,私はどちらかといえば人的管理のほうの質問にさせていただきます。 ここにありますように,スクールバスを初めとする町営バス等の安全対策や安全教育を実施していただきたいということです。ここにありますように,1番,適性検査,年に1回ぐらい,定期健康診断,これやはり人を乗せますから年2回,安全教育,毎朝の点呼,それとこれ車両管理になりますけど,車両の仕業前点検,6番はちょっと後ほどまた別枠でやりたいと思います。これを青ナンバーといいますか,でしたら運行管理者という者がおりまして,その方が年に1回の講習を受けながら乗務員等を指導管理していくのですが,白ナンバーにおきましては,そういう規定がないと思いますが,やはり安全,人を乗せますから,特にスクールバス等,子供さんを乗せますので,この安全管理,人間の安全管理をどこまでやられようとしているのか,また今現在のスクールバスがどこまでやられてるのか,ちょっとそこら辺をまずお聞きしたいと思います。 ◎教育課長(宗田) それでは,スクールバスの安全対策ということであります。現在スクールバスにおいて委託してもらっております委託業者については,旅客自動車運送事業運輸規則というものに基づいて管理をされているということを伺っております。その中身につきましては,運転手が遵守すべき事項とか知識とか,そういったものを通じて安全確保を図ると,これは義務づけということでやっているということであります。 次に,適性検査はどうしょうるんかということであります。これについては,個々の運転者に,日ごろの運転行動の特性とかそういったものを自覚するよう努めたり,また運転者のストレスなどの心身の状態に配慮した指導等を行っているということであります。 そして,定期健康診断についてでありますが,これは定期的に診断の結果に基づいて,生活習慣の改善など適切な管理を行っているというものであります。 そして,安全教育についてであります。これについては,乗務員の指導年間計画,これ毎月立てられております。これによって運転者の心構えとかというものを毎月指導しているというものであります。 そして,点呼であります。点呼につきましては,安全な運行を確保するため,始業前点呼,そして終業後点呼を対面点呼,または間接点呼で行っているということであります。対面点呼につきましては,事業所が町内にある場合においてはできるわけですが,現在スクールバスにおいては,町外に委託業者がいるという場合については間接点呼,電話そしてパソコン,そういったものを利用して行っているというものであります。 車両の仕業前点検についてでありますが,これについては,日常点検はもとよりの手のあいた時間等においては点検整備はやっているというものであります。それについて,車の清掃の手入れ等にも怠らないようにしているというふうなことで,委託事業者との確認をとっております。また,これらの要綱については,契約書等の中でもうたっておりますので,今言ったような安全対策を講じられているというふうに思います。 以上です。 ◆1番(横尾) ありがとうございます。 まず,1番の適性検査,それと先ほど聞きますと,法的な適性検査もやられてないような気がするんです。陸運局等で決まっている法的な適性検査じゃなくて,自前でやってると聞いたんですが,ちょっと自前でやるという意味が私には理解できないんです。この法的な適性検査は必ずやってもらわないと,これは動体視力とかいろんな問題がありますので,その人間が本当に適しているかどうかという検査も的確に出てきますから,これ個人に任せるというたらとんでもないことだと思うんですけど,どうでしょうか。 ◎教育課長(宗田) 先ほど言われました動体検査とか,法に義務づけられたものを個人にやらせるというんでなしに,事業所の管理者等が率先して行うというものであります。個人がやるんでなしに,義務づけられたものについては,その事業者の責任においてやっていただいておるというものであります。 ◆1番(横尾) 事業者がやられているその適性検査の結果は,町は見てるんですか。どこまでやってんの確認してるんですか。 ◎教育課長(宗田) その確認については,結果をいただいておりません。ただ,報告のみの確認をとっております。 ◆1番(横尾) 私が考えているのは,例えばこれが青ナンバーを持っている業者でしたら,運行管理者が必ずおりますから,法的に決まっておりますので,これはまずやられてるとは思うんです。問題は,先ほど言いましたように県外,地元以外の業者で,対面点呼,点呼じゃないんですけど,対面やられてないところは本当にやってるのかどうか,それとまた先ほど言いました対面点呼に関しても,人を乗せる仕事で電話で点呼というのちょっと問題があると思うんで,やはり対面ができる業者を選定していただかないと,大変怖いことだと思うんですが,どうでしょうか。 ◎教育課長(宗田) 対面点呼の方法でありますが,電話等言いました。実際言って対面点呼の中には酒気とかいろんなものがあると思います。ある業者に行くと,テレビ電話を使った対面点呼を行っているというものであります。これは,本人を確認するということで,テレビ電話で対応しているということで,本人の状況等についても電話,さっき言いましたパソコン,画面を通してやっているという報告を受けています。 ◆1番(横尾) 今,確かにテレビ電話あるのは知っておりますが,何回も言いますけど,人を乗せる仕事ですから,運行管理者がいないところに業務を任せるということも問題がありますし,地元以外のところでテレビ電話とか電話に頼るだけの点呼では問題がありますし,適性検査の内容も町に上がってこないというのも問題があるので,ここら辺はやっぱりしっかり安全対策はとっていただきたいのですが,どうでしょうか。 ◎教育課長(宗田) 議員が言われますとおり,今後安全対策等図ってまいりたいというふうに思います。 ◆1番(横尾) ちょっと,もう一点言うんですけど,運行管理者がいないところもしてるはずなんで,そこら辺どうですか,運行管理者,やはりどうしても私はいないといけないと思うんです。そういう業者はどっちかというたら排除していただきたいんですけど,そこら辺のことはどうですか。というのは,安かろう悪かろうじゃあちょっとだめだと思うんです。やはり,きっちりした運行管理者,安全教育体制ができてるところを,やはり入れていかないと,どうしても漏れると思うんです。やっぱり運行管理者という専門的な者がどうしても必要になってくると思うんで,それができない業者はとにかく排除していただきたいのが私のお願いなんですが。 ◎教育課長(宗田) 運行管理者がいないということでありますが,これは毎日仕業前,仕業後というふうに点検等行っておるわけですが,議員が言われましたことについては,また今後検討させていただきたいというふうに思います。 ◆1番(横尾) ぜひとも検討していただきたいと思います。運行管理者は国家試験が要りますので,今かなり難しいらしいんですが,これは必ずやっていきたい。また,これについてはできたかどうか質問させていただきたいと思いますので,運行管理者は年に2回しかとれないらしいんで,試験がないので,もうちょっと時間を置いて必ずしていただきたいなと思います。 それと6番目,次に移ります。6番目の保険等についてなんですが,予算書の中に45ページに自動車損害保険料というのが300万円余り載ってはいるんですが,これは町の公用車が多分この保険料があると思うんですけど,例えば委託先の車両等,町が買って委託したとか,三セクの先の公用車に準ずるような車,これの保険はどうなっているんですか。 ◎総務課長(垰本) 45ページの保険料でございますけれども,これは町村会へ納めております任意保険料でございます。町が所有して貸し出したものも町が負担しております。一応その掛金をここで整理をいたしてございます。 ◆1番(横尾) 町が委託していると。例えば三セク,第三セクターか,町が管理している有限会社ですか,いろんなとこがあると思うんで,そこに車両があると思うんですが,それもこの中に入っているわけですか。 ◎総務課長(垰本) 所有権が三セクにあれば三セクのほうで掛けておると思いますし,町にあれば町が掛けとると思います。 ◆1番(横尾) といいますのが,以前も交通事故が起きまして,任意保険が掛かってなかったということがあったと思うんです。これについてなんですが,やはり最終的には使用者責任といいますか,町が最終的に責任を負わなくてはいけない,人的損害なんかにしてはそうだと思うんで,これらをどこまで保険を掛けてるのか掛けてないのか。そういうことじゃなくて,任せるんじゃなくて,一応もう一度洗い直していただけないかなと,保険に関しては。やはり,いざというときのためのものですから,任せっきりじゃあちょっと問題があると思うんですが。 ◎総務課長(垰本) 今,議員ご指摘の件でございますけれども,行政財産あるいは備品等々について,合併以来膨大な数がございまして,この整理をいたしております。その中でも,建物の保険あるいは地元のもんじゃろうとかというようなたぐいのもんもありまして,そこら辺の整理もして,地元で管理していただけるものは地元で掛けてくださいと,うちはこれだけ掛けますという整理をいたしてございます。おおむねできたというふうに思っておりますし,先ほど申し上げましたように,会社の所有のものはきちんと入ってください。特に,過去にそのような経験をいたしておりますので,そういう認識でおりますし,今後もそのように努めたいと思います。よろしくお願いをいたします。 ◆1番(横尾) 一応全部入っているかどうかだけ,ちょっと確認を必ずしてほしいんですが,できますか。 ◎総務課長(垰本) 公用車等につきましては,台帳をつくっておりますので,第三セクターも含めて調査をしていきたい。特に町で直接所有しておるものについては,再度チェックをしたいと思います。 ◆1番(横尾) ぜひともよろしくお願いします。 それともう一点,この自動車損害保険の内容はどうなってるんですか,対人,対物,搭乗,いろいろあると思うんです,車両。内容ちょっと教えてもらえますか。 ◎総務課長(垰本) 基本的には,対人,対物無制限で免責なしと,免責1万円ありましたか。基本的にはないというふうに思ってます。 ◆1番(横尾) 搭乗者も車両も掛けとるんですか。 ◎総務課長(垰本) 合併して以来,損害賠償と公用車の修繕というのを何回も出して,ご指摘はいただいておりまして,最近少なくなったなあと思っておりますが,またお願いすることもあるかと思いますが,車両と対人,対物,基本的に全部入ってます。搭乗者も入ってます。職員が乗った場合は,公務で乗っておりますと公務災害,職務外ではいけませんけども,それらも基本的に補償できるよう考えております。 ◆1番(横尾) ぜひともよろしくお願いします。 事故率なんかはどんなんですか。というのが,割引率なんかどんなんかと思います。 ◎総務課長(垰本) この保険は,町村会でございまして,町村だけが入っておりますので,事故をして金額が上がるというようなことはございません。 ◆1番(横尾) そうなんですか。いい保険ですね。事故しても保険料が上がらないのがあるんですね。わかりました。しっかりと保険は入っていただきたいと。 それと,一応先ほど言いましたように,三セク等いろんなとこの車両に関しても,保険がどの程度掛かっているかということがわかりましたら資料が一応欲しいんですが,お願いできますか。 ◎総務課長(垰本) 三セクにつきましては,それぞれの会社でございますから,調査をするのは少し時間がかかるかと思いますけれども,町の直接の公用車につきましては,早い時期にできるというふうに考えております。なお,保険料が上がらないのでいい保険だと言われましたけれども,掛金と町村会が実際に全国で払ったお金でプールしますから,全部の自治体がどんどん事故をやれば,当然掛金は上がりますし,うちだけがやって,次の掛金が上がることはないというふうにご理解をいただきたいと思います。 ◆1番(横尾) わかりました。理解しました。ありがとうございます。 続きまして,ちょっとここに告知はしてないんですが,先ほど言いましたようにCATVの件でちょっとお願いになると思うんですが,今年度1億円の調査費ですか,1億円余りの調査費がついてるんですけども,まずお聞きしたいのが,ある程度の内容がどのくらい,例えば手数料,加入費とかかかるとかというような内容が,いつごろ大体わかるのかということと,わかればできるだけ議会にも報告していただきたいということです。 といいますのが,どうしてもCATVに関しては,先般のアンケートでは,よくあのアンケートであの結果が出たかなあという私の率直な思いです。だから,皆さんがまだわかられてない,特に年配の方はCATVについてはまだまだ理解不足だというのが私の考えなんで,それと3千円というのがひとり走りしてると。もう3千円,3千円,もう年金じゃあ3千円払えない,年間3万6千円払えない。そうじゃないですという話は重々してるんですけども,そういうことを早目にこの議会,報告していただくと,私なりに,ほかの同僚議員さんもそうですが,いろんなことを聞かれると思うので,そういうときに説明をしやすいと。そうすることによって,できるだけ町と議会がタイアップして加入率をやっぱり高めていかないと,これはだめだと思うんです。テレビに関しては,各自やる方もおられますけど,やはり告知放送は加入率をどれだけ高めるかが勝負だと思うので,そこら辺のことを要望と,いつごろわかるかだけ教えていただければ。 ◎企画課長(馬屋原) CATVにつきましては,昨日もお答えをしておりますが,この1億円という予算の中では,きのうも言いましたように大体の実施設計あるいはそれにまつわる調査費等を行っていくようなことを考えておりますし,もう一つは,あわせて公設民営の相手側の業者を,民のほうの業者を並行して選任するといいますか,決めていきたいというふうに考えておりますし,その選任といいますか,民のほうの業者との協議の中で,じゃあ一体ほいじゃあどのくらいなお金で加入していただけるかという部分も,十分検討していきたいというふうに思ってますし,議員言われるように加入料金が加入率の基本になると思います。十分それは我々もわかっておりますんで,そこら辺をできるだけ安くしていただくということを今考えております。 アンケートの中では,3千円,5千円という言い方をしてますけど,これは何回も説明する中で,対外的に周り,近隣市,町の部分を見ると,上限これぐらいで今考えてますと,詳しい部分については今後調査検討してお答えをまた出していきたいというふうにも説明をいたしてございますので,もちろん加入の促進については,できるだけ全戸を歩いて説明に歩きたいと思います。それには,新しい料金体系を決定した後ということに思っております。 ◆1番(横尾) ありがとうございます。 じゃあ,調査が来年度でやられるみたいなんですけど,来年の後半ぐらいには,ある程度の動きがわかるということでいいんですか。 ◎企画課長(馬屋原) そういった取り決めをして,申請手続等もありますんで,できるだけ早い時期に,そういう議会のほうへもご相談を申し上げながら金額等を決定していきたいというふうに思いますし,工期的なスケジュール的なもんも,ある程度3カ月,4カ月たてばわかってくるんかなというふうにも考えてますので,ぜひともそういった情報提供をして,先ほど言われましたように,加入率の促進をお互いにしていきたいというふうにも考えております。よろしくお願いいたします。 ◆1番(横尾) ありがとうございます。 三,四カ月というたら,夏ごろにある程度の目安が出るということを聞いたので,またその時期になったら詳しい内容を聞かせていただければ,私なりにも説明をできるだけ,どうしても受けますから,質問を,我々も,そういう意味では説明をどんどんしていきたいと思いますので,どうぞよろしくお願いします。ありがとうございます。 以上で。 ○議長(岡崎) 以上で横尾議員の質問は終わりました。 ここで休憩とします。 再開は13時30分とします。(午後0時22分) ○議長(岡崎) 再開いたします。(午後1時30分) 休憩前に引き続き事項別質疑を行います。 質疑の前に総務課長から発言の申し出があるので,これを許します。 ◎総務課長(垰本) さきの横尾議員さんに対する答弁の中で,町村会保険料の補償額について誤りがございましたので,訂正をさせていただきます。 対人については無制限,対物については1千万円,搭乗者が1,500万円というふうな補償額になっておりますので,よろしくお願いをいたします。 ○議長(岡崎) 質疑を続けます。 ◆13番(松本) 82ページの児童福祉総務費ですが,次世代育成行動計画が21年度で前期の計画が終わりますが,現在までの達成率,それを踏まえて後期計画に盛り込む課題は何か伺います。 一応,一通り質問をさせていただきますが,保育所費の保育料でありますが,現在町では大体7割ということでありますが,この保育料,3人目からを無料化に取り組んではどうかと思います。県内で既に12の市,町が実施されておりますが,近隣では福山市,世羅町,北広島町,それから町村では熊野町,海田町などが実施しておりますし,庄原市,三原市も3人目の無料化に取り組んでいますので,ぜひこれの実現をお願いをしたいと思います。 それから,保健衛生費でありますが,町の健康づくりにつきましては保健師の役割は非常に重要でありますが,現在町内の,本町の保健師さんはベテランの方が多くて年齢も固まっています。したがって,これも来年不足したから来年すぐ採用というのは難しいと思いますから,今から計画的な採用が必要ではないかと思いますが,その考えについて伺います。 それから,93ページの保健衛生総務費で,食育のまちづくりの推進経費がパンフレットの作成が出ておりますが,このパンフレットの内容,それから本年度パンフレット以外に取り組まれる具体的な事業の内容をお尋ねします。 それから,環境衛生費で,浄水器の設置が出ておりますが,これは半額の補助ということでありますが,そうしますと1台が20万円ということでありますが,この20万円で弗素が完全に除去できるのかどうか,そしてそれをするということは,現在の水は弗素を含んでいるということを行政が認めているということになりますが,こういった対応が正しいのかどうか伺います。 それから,やすらぎ苑については省略します。 121ページの地籍調査でありますが,これはご案内と思いますが,昨年の20年3月21日に国土交通省の土地・水資源局長からの通達で,森林組合の持っている森林基本図をもとに,これを利用してGPSを利用した一筆地調査などをやって地籍調査の効率化を図る取り組みというのが出ておりますし,2月21日には林野庁の長官通知も,この地籍調査に情報提供をしてその事業をやるというのが来ておりますが,大変高齢化が進みまして,境界を歩くのも非常に困難でありますし,スピードアップを図るためにも,ぜひそういった方式を利用することが望ましいと思いますが,その取り組みについて伺います。 それから,文化財の保護については,先般来からたくさん質問が出ておりますし,私の思っていたように議場を使ってという回答もありましたが,特に油木の議場は窓がなくて非常に暗くて,そういった光が入らないので,文書を保管するには最適かとも思いますし,所有しておられる方も,しっかりと保管をしてもらえれば提供してもいいという方もおられますので,ぜひ調査とともに保管場所の検討も具体的に取り組んでいただきたいと思います。 それから,介護保険ですが,保険料の値上げが介護報酬の値上げ3%ということでありますが,これの要因というのは介護従事者の不足を解消するものというふうにも言われておりますが,本当に介護従事者,労働者の賃金にこれがどの程度反映されるのか,またどのように指導されるのか伺います。 最後に,病院事業会計でありますが,弓戸室長におかれましては2年にわたって,町内では初めてであります県病院の移管に向けて精力的に取り組んでいただきまして,4月1日の開院までこぎつけていただきまして,そのご努力に感謝と敬意を表したいと思いますが,きのうの答弁の中でも,引き続いて県職員の派遣ということがありましたが,大体弓戸室長のような人はなかなか来ていただけないとは思いますが,どのような内容の,仕事の面の内容の人をお願いをされるのかということと,その後新年度からの病院対策室の任務です,これについてスタッフの内容と任務について伺います。 以上で1回目の質問を終わります。 ◎福祉課長(西本) まず,次世代育成行動計画についてのご質問でございますけど,議員のご質問にありましたように,21年度までが前期計画ということで,5カ年の計画でございました。それで,この行動計画の体系としましては,地域全体に親子の明るい声が響く神石高原をということで掲げております。この計画につきましては,基本目標としましては,1に子育てに喜びや楽しみを感じることのできる家庭づくり,2つ目としまして,子供の健やかな成長を支援する環境づくり,3つ目としまして,子供が健康で安心して暮らせる環境づくり,4つ目としまして,子供の豊かな人間性をはぐくむ環境づくり,そして5つ目としまして,子育てを地域で支えるシステムづくりというふうに掲げております。 この計画の達成率についてのお尋ねでございますが,これは数値ではちょっと示せないもんですから,おおむね達成できているということでございます。おおむねと言いましたが,保育所の保育時間の延長につきましては,引き続き検討段階というふうに思っております。 この後期計画についての課題のご質問でございますけど,今年度のアンケート結果をもとにしながら,来年度策定委員会の審議をしていただくようにしております。引き続き,子育て不安の解消,子育て支援体制の強化,そして児童の健全育成に係る体制の整備などを盛り込むようにしております。 次に,保育料のことでございますけど,現状では3人児童がおる場合には,3人目は10分の1で運営をしております。議員のご質問にございましたように,県内では無料の市,町が12で,10分の1にしているところが11ございます。半々となっていることでございますけど,今後の方向としましては,国において無料化の方向が出されるのではないかというふうに考えております。その後に検討するようになると考えているところでございます。 以上でございます。 ◎保健課長(吉津) お答えいたします。 保健課ほうからは,保健師の計画的な採用がというふうなことでございますけれども,私も議員同様に,そのように思っております。保健師事業の拡大でありますとか,本町の状況を見るときに,保健師の果たす役割というのは非常に重要なものになってきているというふうに肌で感じております。とりわけ本町におきましては,比較的同世代の方でベテランの方が多い。したがいまして,こうしたベテランの層が厚くなってきております。こういった保健師のすばらしい実践を身につけるためにも,若い人たちが近くで一緒に仕事をするということは非常に参考になろうかと,保健師活動に生かすことができるかというふうに思っておりますので,総務係あるいは財政係のほうへ,予算時あるいは協議のときに意見は述べさせていただいているところでございます。 また,食育の関係でございますけれども,食育に関しましては,今年度に策定いたします神石高原町食育推進計画に沿って事業を展開していくこととなります。これは,平成21年度から平成25年度までの5年の計画でございますけれども,食育そしてメタボでありますとか,そういった言葉の普及啓発,さらには朝食をとる子供たちをふやす,毎朝歯磨きをする習慣をつけるといった,具体的な項目を10項目ほど予定しておりますけれども,10項目ほど目標を立てて,さらにはそれの達成率を実際に数値であらわすことといたしております。 平成21年度の具体的な政策といたしましては,地産地消部会,そして食農教育部会,食生活改善部会の3部会を立ち上げまして,それぞれが産業課,そして教育委員会,保健課が事務局を担って,その部会を展開していく活動が主になろうかというふうに思います。21年度に関しましては,その部会を立ち上げるのが主な事業になろうかというふうに思います。したがいまして,21年度はその部会がそれぞれ食育の意義とか必要性,そういったものを啓発していく必要があろうかと思いまして,印刷製本費,パンフによる啓発を進めていく関係で,そういった予算を計上いたしてございます。あと,広く町民の方に啓発をするために,講演会でありますとか各種研修会の資料も計上いたしております。 次に,介護保険の従事者に対する処遇改善の普及についてでございますけれども,町内におきましては社会福祉法人,さらにはNPO法人等それぞれ事業展開がなされておりますけれども,おおむねその運営は円滑にできているというふうに認識いたしております。その報酬率アップの分はどのようになるかということでございますけれども,施設あるいは事業所におきましては,施設の場合は1.7%,そして居宅の場合は1.3%,3%のアップかというふうに思いますけれども,職員を賃金を改定をするところもありましょうし,さらには賃金の改定ではなく事業量を減して,少しでも他の職員をふやすというふうな方法もあろうかというふうに思いますが,いずれにいたしましてもその事業者の経営,安定的な運営にかかわることでございますので,町のほうから今そのアップ率に関しまして指導というふうなことは考えておりません。 以上です。 ◎環境衛生課長(近藤) 浄水器についてのご質問でございますが,浄水器につきましては,いろいろと見積もりをとったりいたしまして検討いたしました。逆浸透膜による処理というのがございまして,この処理で砒素,弗素が取れるとのことでございました。価格につきましても20万円前後ということでございまして,これで除去が可能と思っております。それから,弗素を含む水を行政が認めているのかということでございますが,ボーリングを行われた際には,水質検査ということで義務的に行っていただいております。その際に,こういった水質基準を超過した場合におきましては,浄水器の設置などの指導を行っております。あくまで個人の水源ということでございますので,行政といたしましては,指導を行うにとどまっているということでございます。 以上でございます。 ◎産業課長(前原) 地籍調査事業のことでございますが,GPSを使った測量というのは,現在は基準点測量などでは行っております。GPSの場合は宇宙の衛星を,精度を高めようと思うと3つ以上つかまえないといけないので,その辺では林間,山のほうとか谷間とかそういうところで,上空の視界が開けてないところでは,十分な測量効果が得られないという問題がございます。現在のところ,地籍調査の基準では直接地上測量というのを基準としております。森林組合等が,林野の造林事業等行う場合に,当然そこの受益地の面積等はかるわけですが,簡易なGPSの測量機器を神石森林組合も持っております。それで,測量地図等は作成しておりますが,それを地籍調査に生かすというようなことができないかというようなことも,森林組合のほうからも相談がありました。 これの活用している県もあるわけですが,県の地籍の関係聞いてみますと,基準としまして1筆が1ヘクタール以上ぐらいな大きい筆でないと,この適用にならないと,県内ではそういうところはないだろうというような話でございました。島根県等の大きな山林地主等がおるところでは,そういうのを使っているそうであります。ですので,これが将来にわたって,まだかなりの年数がかかろうと思います,全筆測量までは。そうしますと,今生きていらっしゃる人がお亡くなりになるかもしれないし,わからなくなると。山にも無論入らないからわからなくなるというようなことがあるので,できるだけ現在のおる人で,できないところの,そういうせめて境のくいを入れとくだけでも,そういうことでも大事なことではなかろうかと思っておりますので,その辺につきましては,山の境等入れるときに一緒にやってもらうように,森林等とも協議しながら進めてみたいと思います。 ◎教育課長(宗田) 古文書等の管理状況でありますが,これにつきましては各資料館において保存しているという状況であります。整理等でありますが,まだ整理してないという状況がありますので,今年度から整理を行い,まず目録を作成し,そしていきたいと思います。保管等の状況につきましては,議員が言われました議場等の有効活用等も考えてているというふうなことであります。また,保管場所ができることによって,提供者もふえるというふうには思っております。 ◎副町長(上山) 病院の部分で派遣を今度受ける,県職員の派遣はどんな人で,どんなことをさせるのかというご質問でございましたが,県への申し入れは,県病院に勤務した経験がある人で実務ができる人で民がチェックできる人を要望をしてございます。そのとおりになるという話ではなかったんですが,思いとしてはそれですということで申し入れをしてございました。あした内示のようでございますが,おおむねその趣旨に沿った人が来るだろうという回答は,きのうの時点で確認をしてございます。 それから,任務でございますが,当面は軌道に乗せていく必要があるのかなというふうに思いますし,町立病院としての役割が果たせるように運営,さらには民,県との調整もございますし,チェックもしていただかなくてはならないし,指導もしていただくということに当たっていただきながら,さらには医師の確保もしていく,室長としても汗を流す必要がございますし,公設民営,非常に珍しいですから,視察対応も結構あるのかなというふうに思いますし,かがやき委員会の運営もしていくということで多々にわたりますが,そういう任に当たっていただこうというふうに思っているわけです。 ◆13番(松本) まず,次世代の行動計画ですが,おおむね達成できているということですが,今の回答を聞きますと,地域住民の皆さんへのPRといいますか,その啓蒙が多いと思うんですが,こういったことに向けて,行政自体での取り組みというのはどんなことがあるんですか。 ◎福祉課長(西本) 地域への啓発ということでございますけど,平成16年10月に神石郡次世代育成支援行動計画というものが策定をされまして,これが配付をされているというふうに,合併直前だと思いますが,これによって周知をされていると思いますし,それで定期的に神石高原町の保健医療,保健対策推進協議会というのがございまして,その部会の一つであります母子保健福祉部会というのがございますが,この部会におきまして,この計画の進捗状況に関する定期的な点検を行っていただくというふうに,この計画にもうたっておりますので,このようにしております。それで,あとのそれ以降のPRにつきましては,広報等でお知らせをするということ,それ以外にはこの計画に沿った方向で予算づけをして実施をしていくという,そういうことで執行をしておるところでございます。 ◆13番(松本) ちょっと,取り間違えておられたかと思うんですが,私が言ったのは,この啓発活動が主で,言ってしまうとなかなかこの立派な計画でも,こういうことを役場でやっているというのが,なかなか地域の皆さんにはわかっていないのではないかと思いますが,ですから町の事業として,行政として直接的に取り組まれるようなことはないんですか。 ◎福祉課長(西本) 失礼しました。個別の事項がございますので,それぞれに行っていくというものでございます。この内容につきましては,福祉課,保健課,この福祉部門の課だけでなくて教育委員会も含まれますし,広範囲なものでございますので,それぞれに個別な成果報告というものを行っていかなければならないというふうに思っております。ですから,福祉課サイドだけで広報をするというものではございません。 以上です。 ◆13番(松本) わかりました。 それでは次に,保育所費ですが,国も無料化の方向というのは聞いていますが,これはやはり町長も,さきの医療費も無料化も先駆けてやられたんですから,ぜひ国に先駆けてやられたらと思いますし,実質はというたら変なんですが,余り金はかからないと思うんです。ですから,それよりか,やっぱりそれをやったというアピール度のほうが高いので,そういうことは有効的にアピールされたらと思いますが,町長のご意見を,考えを伺います。 ◎町長(牧野) 事項別は,私は立たないことになっておると思っとったんですが,立ちました。 私の子育て支援の,本当は一巻のうちに入ってもよかったんですが,いろいろな要件でこのたび落ちとったんですが,これは本当を言えば松本議員のおっしゃるのもよくわかりますから,早急にそのようにしたいと思います。 ◆13番(松本) それと,保育料のことで,全般的には県の平均よりも,町の平均よりも,本町の保育料安いんですが,どういうわけか第2階層,要するに非課税世帯の分については,2歳児も3歳児も4歳児についても県内の平均よりも,町の平均よりも,本町のほうが高いわけですが,これはどういうことでしょうか。 ◎福祉課長(西本) 全体で国と比較すると,約7割というふうなことを申しましたけど,当初の合併当時からの保育料の設定ということで,昨年度まで調整段階がございました。そういうことで,いろいろ今後調整をしなければならないところもございますけど,それが済むまではちょっとつつけないということで,現状で進んでいるというとこでございます。 ◆13番(松本) ご承知と思いますが,例えば2歳児では本町が6,300円で県内の平均が4,852円,町の平均が4,543円,それから3歳児が本町が4,200円で単純平均でいくと3,400円です,県内が。4歳以上になりますと本町が4,200円で単純平均では3,387円となっていますが,ですからこれは,行く行くはこれも,この階層においても改善される考えがあるわけですか。 ◎副町長(上山) 松本議員おっしゃるように,本町の場合の保育料っていうのは,合併時に,ある意味7段階に分かれてますが4段階,5段階,所得税額が10万円以下から0円までですか,それは県下で一番安いというふうに,集中しているところを一番安くしようということで設定をしてございまして,あとのところが今言われるように高い。県平均より高いとこもあるし安いとこも,いろいろばらついてございまして,それは今後検討するかという部分ですが,総枠にわたって検討していくというふうにしたいと思います。物によってはどうなるかわかりませんが,検討していくということでございます。 ◆13番(松本) 子育て支援で保育料の段階の親の方が,大変経済的にも苦労しておられますので,ぜひそういった面の改善をお願いをしたいと思います。 次に,保健師の計画的な採用ですが,課長はベテラン,ベテランと言われましたが,ベテランということは年齢が高いということで,退職も近いということになると思います。ご承知のように,御調町が寝たきりゼロ作戦を行ったのでは,これは保健師の役割が非常に大きく評価をされています。現在でも,やはり高齢化が進むほど高齢保健師さんの訪問活動というのは重要になってくると思いますが,そういった意味で旧油木町では奨学金制度などつくって採用も行っていましたが,今後具体的にはどのようにされるのかという点と,本町での今の保健師の任用が,他の類似団体とか近くの市,町に比べてどのようなのか伺います。 ◎副町長(上山) 保健師の採用も含めての件ですが,保健課長が言いましたように,年齢構成が高くなっているということも承知をしてございますし,そういう意味では本町のこれからの福祉,保健の業務もあわせて検討していかなくてはなりませんし,他市,町の保健師の状況もお問いですが,これにつきましても本町は,大崎上島に次いで一番低うございます。そういう意味では,人口比だけではいかんでしょうが,少ないという部類に入るでしょうから,採用を含めて,これは具体に検討していく時期が来ているというふうに思っています。奨学金制度をどうのこうのっていうのは今考えていませんが,採用に向けて具体の検討に入っていきたいというふうに思います。 ◆13番(松本) それでは,そういった方向で取り組んでいただきたいと思います。 次に,弗素の関係なんですが,弗素の含有率といいますか,除去しなくてはならない戸数というのが大体どのぐらいあるんですか。 ◎環境衛生課長(近藤) 水質検査の結果によってですけれども,18年度からボーリングをいたしました水質検査の結果,46件ございましたが,砒素が含まれていたのが11件,弗素が14件というところでございます。 ◆13番(松本) この弗素のろ過器といいますか浄水器ですが,これはそういった利用者の方から要望があったのか,あるいはこういうのが含まれとるから,行政のほうでつけなさいと指導するのか,どちらですか。 ◎環境衛生課長(近藤) 先ほども申し上げましたように,水質検査の結果が悪ければ,こういった浄水器なりの対応をしてくださいといった指導をしているという状況でございます。 ◆13番(松本) 20万円の浄水器というのは,余り高くはないかと思うんですが,本当にこれで完全に除去できるんですか。 ◎環境衛生課長(近藤) いろいろとカタログのほう取り寄せたりして検討をいたしましたけれども,逆浸透膜処理というのがございまして,そのフィルターによる除去が最適とのことでございまして,パーセントでは何とも言えませんけれども,ほとんど除去可能というふうに思っております。 ◆13番(松本) カタログでは,取れるというふうに書いてあると思うんですが,例えば県の指導とか,そういったところでの検査というのはどうなっていますか。その機械に対する検査。 ◎環境衛生課長(近藤) その機械の性能についての県の検査等ということでございましょうけれども,そこまでのちょっと確認はいたしておりません。 ◆13番(松本) 町が補助金を出してまでやるわけですし,たちまち皆さんの健康にかかわることですから,慎重に,本当にいいものをやっていただきたいんですが,これをうちは金がないからつけないというふうに言われたときにはどうなるんですか。弗素はあっても砒素があっても,うちはもう今まで生きとるんだから,このままでいいという場合はどうなるわけですか。 ◎環境衛生課長(近藤) あくまで個人の申請に基づきますので,そこまでのフォローというのはできないかなというふうに思っております。 ◆13番(松本) 地域的にはどこが多いんでしょうか。 ◎環境衛生課長(近藤) 済みません。地域的には神石地区が砒素,弗素合わせて46のうち21ということで,石灰岩質というところかもわかりませんが,神石地区が多いという結果となっております。 ◆13番(松本) 基本的な解決も必要かと思うんですが,上水道の要望がないということですと,行政がつけるわけにもいかないとは思いますが,こういった方向がいいのか悪いのかも少し疑問にも感じますが,よい方法を考えていただきたいと思います。 それから,地籍調査についてですが,GPSは長短いろいろあると思うんですが,特にこの山の中では,森林基本図とかといういろんなデータを参考にして,少しでもスピードアップなる方法を考えていただきたいということと,これは私の勝手な思い過ごしかもしれませんが,今度油木地区の場合,安田が終わったら仙養に入りますが,特に高齢化の厳しくて地形の厳しいようなところ,そういったところを早くやらないと,なかなか年がたって高齢化が進むと,余計難しくなるんではないかと思いますので,そういった面も,地域の皆さんとよく検討されて実施をお願いをしたいと思います。 環境衛生の介護保険なんですが,先ほど言われましたように3%のうち1.7%と1.3%に分かれておりますが,その中で加算措置というのが,例えば資格をたくさん持っている職員がたくさんいるところとか,経験者の長い職員がたくさんいるところ,あるいはまた重度の方,受ける方が重度の方は加算があって,比較的軽い人は安く抑えられるということがありますが,そのことによって施設のほうももうけといいますか利潤の追求もありますから,比較的軽い人の入居が拒まれるという,そういったことはありませんか。 ◎保健課長(吉津) お答えいたします。 県のほうにおきましては,この18日に福山のほうで介護報酬にかかわる説明会があるというふうに聞いております。まだ,厚生労働省のほうも詳しいデータはありませんけれども,その研修会ではっきりして,各施設の加算率等,アップが対象になるかどうかというのが,その説明会ではっきりするかというふうに思います。 以上です。 ◆13番(松本) この介護保険料の報酬の改定というのは,やはり基本的には従事者が不足して,途中でやめる人が多いということで,それを確保のためには待遇改善もしなくてはならないということもあったと思いますので,そういった趣旨も十分考えて取り組んでいただきたいというふうに思いますが,具体的な指導はできないということですが,全くノータッチなわけですか,町とすれば。 ◎保健課長(吉津) 従事者が足りない,あるいはサービスが悪いというふうなのは,私どものほうへは包括支援センターのほうで,さらには介護保険係のほうへ苦情という形で上がってこようかと思います。そういった折に,施設でありますとか事業所のほうへ出向いて指導することになろうかというふうに思います。 ◆13番(松本) 最近では,介護も看護も大体在宅のほうを進めていますが,特に今回の報酬の改定でも在宅が1.3%の率になっていますが,在宅での介護ということになりますと,在宅ではできない人もあるわけですが,軽度の人は比較的施設も受け入れにくくなると思いますが,そういった場合,在宅でできる条件整備というのを考えてあるんですか。 ◎保健課長(吉津) 在宅でのサービスということでございますけれども,私どものほうへいろんな相談,介護保険申請者から,要介護者の方から,いろんな相談がありますので,各事業所と連携をしながら,その個々の方への対応を図っているとこでございます。福祉課のほうも,介護認定にならない方に対してもさまざまな制度がありますので,そういったことも啓発をして,何とか安心して暮らせるように指導,相談に乗っております。 ◆13番(松本) 次に,病院事業会計ですが,先ほど県の職員さんについてはお聞きしましたが,後の任務を非常にたくさん,軌道に乗ってからというのは,医師の確保とかというのが大きな仕事になろうかと思いますが,そういった場合に機構改革もあるということですが,現在の病院対策室なるものはどのぐらいな,何人ぐらいなスタッフで思われていますか。 ◎副町長(上山) 病院対策室は病院室長と職員というふうに,基本的には2名ということで今考えてございます。 ○議長(岡崎) 以上で松本議員の事項別質疑が終わりました。 お諮りします。 議事の中途ですが,以上で本日の会議を閉じ,延会としたいと思いますが,これにご異議ありませんか。            (「異議なし」の声あり) ○議長(岡崎) ご異議なしと認めます。よって,本日はこれにて延会といたします。 明後日3月19日午前10時までに本議場にご参集ください。            午後2時12分 延会...