ツイート シェア
  1. 神石高原町議会 2005-03-18
    03月18日-07号


    取得元: 神石高原町議会公式サイト
    最終取得日: 2021-09-01
    平成17年第 3回 3月定例会       平成17年第3回神石高原町議会定例議会会議録(第7号)1. 招集年月日 平成17年3月18日1. 招集の場所 神石高原町議会議場1. 開   議 3月18日 午前9時57分宣告(第7日)1. 応招 議員  1番 小 川 清 治         2番 久保田 龍 泉          3番 寄 定 秀 幸         4番 丸 山 達 夫          5番 豊 田 耕 三         6番 赤 木 健 二          7番 佐 伯 卓 師         8番 木野山 孝 志          9番 松 本 彰 夫        10番 村 上 克 朗         11番 瀬 尾 征 爾        12番 小 林   貢         13番 片 山 元八郎        14番 渡 邊 俊 徳         15番 小 坂 大 輔        16番 矢田貝 克 治         17番 藤 田 晃 己        18番 岡 崎   奠1. 不応招議員  な   し1. 出席 議員  応招議員に同じ1. 欠席 議員  な   し1. 地方自治法第121条の規定により説明のため出席した者の職氏名   町長      牧 野 雄 光     助役      上 山   実   収入役     佐 藤 孝 行     教育長     川 崎 勝 則   総務課長    垰 本 昌 則     企画課長    平 井 卓 志   住民課長    前 原 孝 史     福祉保健課長  佐 竹 秀 朗   環境衛生課長  加 村 功 史     産業課長    福 島 道 正   建設課長    橋 本 龍 之     出納室長    竹 中 英 次   学校教育課長  横 村 健 治     生涯学習課長  中 山 光 章1. 本会議に職務のため出席した者の職氏名   事務局長    福 場 卓 郎     書記      福 本 浩 文1. 議事日程   内容は別紙日程書のとおり            午前9時57分 開議 ○議長(岡崎) 全員出席でございます。定足数に達しております。 ただいまより平成17年第3回神石高原町議会定例会を再開いたします。 直ちに本日の会議を開きます。(説明員を報告) ここで、総務課長から昨日の発言について、神石高原町議会会議規則第64条の規定によって訂正の申し出がありましたので、これを許可します。 ◎総務課長(垰本) 皆さんおはようございます。 昨日、小坂議員からお尋ねの一般会計予算書の202ページに記載をしております損失補償について尋ねられましたところ、誤りがありましたので、おわびをするとともに訂正をいたしたいと思います。 202ページの損失補償のところをごらんいただきたいと思いますけれども、この損失補償というのは、改良区とか農協とか地元圃場整備組合が借り入れたものについて町が損失の補償、すなわち保証人になるという裏書きでございます。借入先は公庫資金がほとんどでございますが、これについての損失補償をいたしたものでございます。なお、質問でお尋ねの償還期間につきましては、お手元に開始期間終了期間を記載したものを配付いたしておりますのでごらんをいただきたいと思います。よろしくお願いいたします。            ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(岡崎) 日程第1、議案第65号平成17年度神石高原一般会計予算について質疑を続けます。 ◆11番(瀬尾) おはようございます。当初予算についてお聞きしたいと思いますが、産業課長ぐらいでありますので、あとは楽にしておいてもらえばと思います。 中山間の直接支払いでございますけれども、ことしから新規にまた始まって、内容的には今後説明があろうかと思いますけど、従来ですと夏までにあぜの草を刈ったり、それから管理転作だったら耕起をしたりと、8月段階で現地のできとるかどうかという検査があったと思います。それを経て1月中に補助金申請をして補助金が交付されるという流れだったと思うんですが、検査が終わったら直ちに補助金を交付していただきたい。なぜ2月段階まで、今まで補助金の交付が長引いていたのか、その辺を理由に私の方からは検査終了後、申請に応じて直ちに交付をされたいということでございます。 それから、各種補助要綱につきましては議員の全員協議会で説明受けて、それなりの質問をしました。協議会での回答もそれなりにあったわけですが、なかなか協議会の回答が信憑性に乏しい面もありますんで本会議で確認しておきたいと思いますけれども、電気さくにつきましても、提案も含めてでございますが、実際ネット、トタン等と電さくを比較すると非常に労力的にも、さらに侵入、本来の目的からしても電気さくが一番有利であろうというふうに思っております。私も実際しておるわけなんですが、そういった面で要するに共同で設置した場合には補助率を旧油木の場合が4分の3だったわけですけれども、そのかわり単独の場合が補助率を、これは50%ですがちょっと下げるという形の中で共同設置を奨励したという項があるんですが、合併協の横の連絡の中でそういったことが悪かったからここで落として、どこのを採用したかということがわからないわけですけれども、少なくとも今後労力配分からして共同設置を推進するようなやっぱり補助率にしていただきたいというふうに思っております。 それから、おのおのの対象者は工事が皆入るということでありましたが、実質、協議会でも申し上げましたが、例えば農機具の1機種につき10万円を超えるというのは極めて低過ぎるんじゃないかと。やはり、従来のを踏襲されておると思いますけれども、今どき10万円の機械まで3割補助というよりか、やはり200万円の限度ですが200万円の限度というと元がやっぱり670万円ぐらいになるわけですね。そういった細かい、小さいとこの補助金よりか、やっぱり大規模農機具の方が今後はどうしても導入していかなきゃならない状況になりますので、この30%の見直し、逆に言ったら10万円というのを50万円ぐらいに上げるとか、そういった内容の見直しもしてもらった方がいいんではないかということでございます。その他もありますけれども、それを含めて再検討をしていただきたいと思います。 それから、これは質問ではちょっとお聞きするんですが、水田の明渠排水事業の規定ですね。要するに20メートル以上だが、どのぐらいの幅なんか、最低。でき上がったらやっぱり検査もあるんでしょうが、写真撮って出すんかということもありますが、その長さでなしにW、幅ですね。その辺もお聞きしたいと思います。 以上です。 ◎産業課長(福島) おはようございます。 瀬尾議員さんの質問でございますが、中山間の直接支払制度事業、2期目に入るということでございまして、要綱、要領が正式なものが詳しいものがまだできておりません。4月の段階になりまして正式に農政局の方で説明があるということが一昨日通知が来ましたが、そういう状況の中での取り組みといたしましては、以前にも申し上げましたが5年間の継続、2期目でも5年間は継続、それから取り組みの要領によりまして交付に差をつけるということで、3段階方式ということになっております。従来の取り組みに対しての形のものと、それから8割程度と、それから法人等々につきましての取り組みされた分については農地の集積等々につきましてはアップしますという3段階の方式でございます。単価的には従来と変わってないという中でございます。 それで、交付金を配付ということでございます。これは当然いつもお願いをして県の方へもやっておるわけなんでございまして、今後、ことしから2期目からその取り組みについて確認が済み次第、そういうことが可能かどうかということも実績やこう出したらいいかということも、今検討するようにお願いをしております。ということはどういうことかと言いますと、町村の中である程度予算化していっとるもんについては、現場の方で全部現地確認が済む、済んで実績報告出して、各地域事務所でございます、県の出先の機関でありますが、地域事務所の方でオーケーよといただいたらもう交付金が出せるかどうかということですね。そういう話もお願いをするようにしておりますので、確認をしていただくように国の方へお願いをしております。できるだけ早く地元の方に交付金がおろせて活動できるようにしていきたいというふうには思っております。今まで取り組みをされておられる集落については、継続していただければ16年度でございますと、先般2月の段階で交付をしておりますので、それを本年度使っていただくという形になろうかと思いますので、そこら辺できると思います。 それから、産業振興の補助金の中の有害鳥獣なりいろんな補助事業の補助率のお話でもございますが、先般も言いましたようにこの補助金要綱の見直しは、全体的には運用面なり、また規則といいますか、そこら辺も含めて中身の具体的な検討をするようにいたしております。それで、4月のもし自治会の会長会議が開催されるようでございましたら、そのときにも説明いたしますので、それまでには十分整理をしておきたいと思っております。一つの例として先ほどもありましたが、暗渠なり明渠、基本的には何ぼの幅で何ぼですよ、深さが何ぼですよという、もう暗渠なんかでもあるわけなんですが、こないだの要綱では当然そこら辺までは記述しておりません。そういったことも統一的なものもつくっておくようにしております。そういった面で行いたいと思います。 それから、補助率ですが、率につきましては一応今のところ今後は検討をしていきますが、極力今のところでお願いをできればというふうに思います。それで、地域で取り組みをされとる分については、中山間の直接支払いの集落での共同作業等々の交付金が2分の1以上というようなもんがございますので、そういったもんも活用されまして、その後そういった町でのまた補助をするとか、そういう形でもする。 それから、機械導入につきましては、先般も言いましたが補助残については融資などで対応をしていただければというふうに思っております。 それから、金額ですが、10万円というのは個人的な、個人のときにはということもございました。以前、これは旧町村の運用をしております10万円というもんがあったわけでございますが、そこら辺はまた今後これから検討していけばというふうに思います。 以上でございます。            (瀬尾議員「去年までが2月出しょったのは、どうしてかい」の声あり) そうですね。去年というのが16年度、ことしですね。一番早くて、早いときは1月じゃったろうと思います。それで、県の方もそのことをえっとお願いしてきたんですが、結局そういうことで1月の終わりが一番早かったと思いますが、このたび2月の、えっと違いませんが1月、2月ということが続いてきておりますのでお願いをしていきたいと思いますが、どうしてかと言われましても県の方からの指示を仰いだということでございます。 ◆11番(瀬尾) ちょっと不思議なんですけどね、指令は早目に来るでしょう。予算は当初予算でするわけですよ、1億円何ぼ。現地の確認が済んで、なぜ地域事務所のお伺い立てにゃいけんのですか。予算もできとるんだから、現地の確認が済んだら出して当然じゃあないんですか。それが今まで1月、2月までかかっとったんがどうか、予算執行のシステム上、やっぱり例えば建設なんかは何にもせんでも皆出るでしょう。着工届をしたら4割以内出るわけですよ、何にもせんでも。これらはして2分の1を使おう思うても翌年度になって、さらに特に今回は今までの残しちゃいけんよというような話も聞いたんですが、この間来たもんが使えるわけがないんですよ。ですから、小さい集落で10万円や20万円ならいいかもわからんが、例えばうちらの場合は集落全体でやってるから260万円ぐらいあって、130万円は国に行きますからその130万円分を使おう思うても、立てかえも何も出きゃあへんのんですよ。そういった場合は、やっぱり8月段階で現地確認したら予算があるんだから執行してもいいんじゃないかというふうに思うんですが。何で県がそこへ出てきて支払うちゃいけん言うんかよく理解できんのんですが、その辺よくわかるように説明してください。重要なとこは大きな声で。 ◎産業課長(福島) 基本的にはおっしゃるとおりだと思います。それで、1年間の活動というものは、ただ、例えば町の方では一斉作業云々よという部分で農地の確認というものを9月の段階が一番いいじゃろうということでしております。それだけ済んだら、それは現地の方での一斉の農地の管理ですよね。農地補助に対する作業が確認するだけであって、全体的の集落においての協定をしとるのは1年間の中で集落ごとで活動があるわけでございまして、この実績というのは1年が済んで実績報告出すようになってますので、基本的にはそういうところで縛りがあるんじゃろうというふうに思いますので、そこを緩めていただきたいなということは、先ほど私も言いましたように議員さんと同じ気持ちではあります、私も。それで、少しでも早くいただきたいということは常に言っております。 先ほども言いましたが、例えば16年が、最初から言いますと1年ずつおくれて入っているような格好になってきておりますので、継続されとる集落についてはその分を、16年度にいただいたのを17年に使うというような格好になってくると思います。16年度のお金が17年2月に入りますよね。今、入ってきた。17年度中に使うということは難しいと、それは3月までですから。そこら辺がその年に使っていただくような格好になるんですよというのが、県がそこを言い逃れのようにはいつも言ってきておるんですが、再三言いますが、極力早目にいただきたいということは言っておるということでございます。そういうふうに努めます。 ◆11番(瀬尾) 補助金が早う入らにゃあ、支給できるできんの問題じゃないと思うんですよ。一切入らなくっても予算はついとるわけですから。先ほども言いましたように、建設関係なんかというのはびた一文入らんでしょう、年度内にゃあ。ほとんど3月、概算請求すれば部分的に入るが、起債と補助金というのは年度末から入るんですが、その間は一借なりで支払ってくるわけですから、県がオーケー言わなんだら払えんというもんじゃあないと思うんですよ。銭がないから翌年度で使ってくれえ言うても、そりゃあ国から出る金は適化法上、違法でしょう。16年で出たものを17年で使うてくれえというような。今までは全部使えという指導が来とるんですよ、それが当然なんですよ。そのことを、例えば16年度の場合は、皆前期が終わるから全部使っとかにゃいけんというようなことが聞いとるんですよ。それで新規が始まるから。そんなことを言うて2月ごろに交付してえて年度内皆使え言うても、作業は終わってからに、銭はそがあに100万円以上も立てかえはできゃあへんわけですからやむなく繰り越すわけですが、もう検査が8月段階に終わったら、もう予算組んであるんだから支給して当然じゃないですか。町の手続上は地域事務所へ出せばいいわけですよ。一々地域事務所の人が全部チェックするわけじゃなし、そういうように銭がないから出せんとか指令がないから出せんというもんではないと思うんです。県の補助金というのは行政の方が申請をすれば、そりゃあ2月に来うが3月に来うが勝手なんですよ。皆さんの方は、検査したらすぐ出してくださいというて言ようるんですから、出せん理由というのを言うてください。 ◎産業課長(福島) これは中山間だけではないと思います。転作関係の交付金もしかることですし、それから山の分も多分そういう交付金の分が、交付金関係がそういった形になっとろうと思います。それで、出せない理由と言われても私即答できませんが、検討は県の方へ了解なり云々は確認をします。それで、町の方でも予算化しとんだからそれでもいいよということになりましたら、それは検討します。            (瀬尾議員「休憩」の声あり) ○議長(岡崎) 休憩。(午前10時20分) ○議長(岡崎) 再開します。(午前10時26分) ◆10番(村上) 私も二、三点聞かせていただきたいと思いますが、まず43ページの総務費の中の行政財産管理費の中で火災保険が1,620万円から見てありますけれどもが、そうした保険の掛ける業者というか、そういう見積もりをとって入札をしてやっとられるんか、これ本庁なり支所なりの建物がほとんどでしょうが。また、その上にあります公用車の分についても自動車損害保険が327万6千円ありますが、これらも本庁、支所の一緒に合わせての入札なり見積もりの金額でしょうか。これらの予算書の出し方をお伺いしたいと思います。 それから、49ページの中で広域行政の推進費が出とるわけですが、この部分の中の団体負担金があるわけですが、この部分については一般質問のときにもちょっと言いましたけどもが、合併の枠が変わってきて今までは沼隈とか府中とか、それから福山、神辺とかというような団体との横のつながりもありましたけれどもが、今度は合併が変わってきて大分そういう団体との負担が変わって枠組みがきょうるんではないかと思うんですが、中国地方の中央部分の世羅とか芸北の関係の西広島とか安芸太田とかというふうな状態の町の団体が最終的には5町ぐらいにしかならないので、島の方の大崎上島もありますけどもがそういう団体が少なくなり、昔は町村会と言ようりましたが今度は村がなくなって町会だけになっていって、それの代表者も決まってきたりして運営されるんではないかと思いますが、いずれにしてもそういう縦の関係の、市が福山市ぐれえになると横の行政財産は全部自分のとこで国からもらった部分だけでのほとんどできましょうが、事務移管もそういう能力も十分養える福山市でしょうが、まだ町村ではまた垂直補完と県からのお願い事もせんと町村だけでは対応できん事務管理、例えば建築とかいろいろなそういう部分についてはまだ町村では対応できないから、福山市なりどっかとそういうもののギブ・アンド・テークを踏まざるを得ん部分がまだ往々に生まれてくると思いますが、そうした場合の団体の負担金なんかお伺いしたいと思います。 それから、昨日もちょっとお伺いしたんですが、この部分はどの中に入っとるんかわしよくわからんのんですが、三和の方で患者輸送事業というのを行っておられるんですが、これ大抵衛生費の中の集団健診なんかの方の予算の中にあるのかなと思うんですが、三和の車をもって、その車で患者を輸送されておる。その部分は日にちが指定されとって、送った以外のあいた日にちがあるんではないかと思う、車を使わん日が。その車を使わん日を、なぜほかのとこへ油木なり豊松なりへ回せられないのか。そこら辺がどうも、あいとる日がありながら置いてあるということがよくわからんのですが、そういう費用がほんまは三和というか町の持ち物であって運転業務だけの委託ではないかと思うんですけどもが、そこら辺のちょっと事情をお知らせ願いたいと思います。 それから、111ページの中の今の農林業産業物産振興促進管理費で1,800万円ほど見てありまして、その中でも委託料が多くの中で施設管理委託を出しておられるわけですが、そうした施設を管理されるのに、お手元に要求をした中にもそういう資料をいただきましたが、委託の内訳をもらいましたが、この基準ですね、委託の出しておる。今農業の部分についてはいろいろな基準をあるけれどもが、まだ充実してないのでそれは基準を充実していくというような課長の農業の方にもありましたけれどもが、こうした第三セクター管理委託はやはりどこの第三セクターも赤字が非常に続いておるわけですが、まだその部分の元気をつけて活性化してもらわにゃいけんのでそこら辺まで言えん面もあるかもわかりませんが、もう補助金を出して多くの事業は何年もたっていっとるわけで、特にこの第三セクター関係も町の管理者が代表者となったまんまでありまして、このまんまで行くとやはりハードルを高く上げることは言えないのではないか。 やはりまるごと市場だったらもっと売り上げを目標値を上げてほしいとか、百彩館にしても182にしても、そういうハードルを上げて皆さんの生産者の物を売ってもらうようにお願いするにしても、やはり行政のトップがそういう立場におるということになるとそういうものも言えませんし、ハードルも上げられませんし、お願いをしにくいのではないかというような気がいたしますし、そこら辺の出資金を、多くの出資金を行政が行っていますが、三和のステーションなんかも403万円とか百彩館も304万円とかというふうに町が出資をしておりますが、ほかのトマト工房なり陽光の里、豊松農業公社なんかもそういうふうな出資金は多く出しておりますが、そうした面に対していつまでも行政が携わっていくとやはり活性化しない、そこら辺の考えをお聞きしたいと思いますし、予算の内訳の内容をどういうふうな基準を持って出してられるのかお聞きしたいと思います。 以上をお願いしたいと思います。 ◎総務課長(垰本) 43ページに記載をしております公有財産火災保険とか任意保険の掛金でございますけれども、自賠責につきましては買ったところの保険に入っておりますけども、任意保険につきましてあるいは火災保険につきましては、全国町村会というこの保険会社が町村で組織したものがございますので、これに加入をいたしております。なお、道路保険等総合賠償保険等も町村会で掛金をいたしておりますので、ご了解をいただきたいと思います。 ◎企画課長(平井) 広域行政の負担金に対しますご質問でございます。お答えをしたいと思います。 確かに合併によりまして、いろいろ町村の区域というのが変わってきております。特に、町村という、うち村はなくなりまして町だけになっておりますが、この数も相当減っております。今回、計上いたしております広域行政の推進の経費というのはいずれも負担金がほとんどでございまして、その多くは共通の目的を持っての広域行政を進めているというもんであります。したがいまして、例えば新たにできました町との広域的な連携ということではなくって、例えば近くの福山市あるいは府中市、こういったとことの連携をして地域の発展を図るというふうなものに対する負担金でありますとか、あるいは電源立地の関係でのそういった同じような地域が抱えるものとの共通しての行政というものを進めていく、例えば国の補助金をいただくための施策をとるというふうなことでの広域行政というふうなことで予算化いたしておりますので、ご理解を賜りたいと思います。 ◎福祉保健課長(佐竹) 患者輸送車の件でございますが、予算書では87ページの委託料297万7千円のところで計上いたしております。説明がないため、ちょっとわかりにくかったと思いますけども、予算書は87ページでございます。なお、この運行の状況でございますが、現在29人、また小型輸送ということで2台で運行いたしておりますが、時安地区で月曜日と木曜日、それから阿下地区で火曜日と金曜日、父木野地区、大矢、下井関地区水曜日ということで、大型につきましては月曜日から金曜日までと、それから小型車両でございますが、坂瀬川地区水曜日ということで利用いたしております。なお、小型輸送につきましては、これは患者輸送、大型車が入らないために小型車両を入れておりますけども、これにつきましては学童保育の、三和地区高蓋小学校来見小学校、これの学童の迎えのバスということでも利用いたしております。ということで、月曜日から金曜日まで現行では利用している現状でございます。 以上でございます。 ◎産業課長(福島) 予算書での111ページの農林産物の販売促進の管理運営と、また113ページにもわたっておりますが、そのことについての委託料なりそれから補助金ということでございまして、その委託料の基準はどうかとかということでございました。質問でございますが、項目がいろいろと分けた形になっておりまして、先般一覧表をお渡しをいたしておりますけれども、中身の内容につきましてはこれを見ていただきまして、運営は運営、それから委託料につきましても例えば水道とか電気とか、そういった形での支払いの部分を委託料にしとるとこもございます。そこら辺を見ていただきたいというふうには思います。 それで、1つは産直市場につきましては、極力独立採算ということでお願いをしてきております。それで、先般の町長の答弁がありましたように、非常にここ数年右肩上がりで販売実績も伸びてきて、鋭意努力をしてきていただいとんのが現実でございます。極力小さな、例えば集荷場におきます土地の借り上げとか、それからちょこちょこした支払いにつきましては、極力店舗、産直市場の方で支払いをしていただくように順次整備をいたしております。そういったことで極力努力をいただいてきております。それから、公社なりでございますが、そこら辺も先般来より言っておりますが、運営がそれでは決してこれが妥当かどうかということも、支払いしとんのが妥当かどうかということも含めて、また今年度中にいろいろと十分精査していきたいとは思っております。 以上でございます。 ◆10番(村上) 保険の件ですが、町村会の分の保険に入っておられるということですが、今は非常に民間の保険も格安で団体加入によりまして、こんぐらいの金額1,800万円ぐらいになりますと、その町村会に負けんぐらいな低コストで掛けて委託を受けられるようになっとるそうでございますので、やはりもうそれが当たり前のことだという観念ではなしに、これ以上安くなるのはないかという日ごろからのコスト意識も養ってもらうからにはやはりほかのとこも、こんぐらいの金額になるとどこがどうかというのはやっぱり調べる必要もあるんではないかと思いますので、一遍そういう点からも研究してみてほしいと思います。 それから、患者輸送の分でも、これも今の言うあいとる日にちはあるわけです。土曜日やなんかは病院へ行かれんわけですよ、休みですからねえ。そうすると、やっぱり保育所の送り迎えはできるわけですよ、これは。なぜ保育所をタクシーを頼んだりほかの車を頼んで、土曜日だけを子供の送り迎えの車を頼まにゃいけんのか、そういう部分の有効に使える部分はあるわけですね。そういうことを皆さんで考えて安くいかに上げるかということを全然考えて、皆さんでの考え方が足らないのではないか思うんですよ、こういう面が。やはり小まめにもう少し対応を考えてもろうて、いかにコストを下げるか。皆さんの給料を下げるんも必要でしょうけども、人件費を下げるんも必要でしょうが、そういういかにあいとる予算、物を有効に使うということによってのやはり削減を図っていかんと、やっぱし職員の意識は、我々の給料下げるよりはそういうむだなことをまず直そうじゃないかということの方をやっぱりせんと、やっぱし皆さんの5%切ってくれや言うても、そがあなむだなことも、まだ上の者がようせんのにからわしらの何で切らにゃいけんのんかと、こういうことに相なるように私は思うんですよ。やはりそういうことは上の皆さんで考えていただかんと、そういうことがいかんのんではないかと思うんですね。やはり合理化、コスト削減については、十分努力をしていっていただきたいと思います。 また、今の言う農業の加工関係、またその施設に対しても、10%切って委託費を下げただけではやはり販売向上につながりませんので、どうやったらそういう販売のコストを下げてより多くの売り上げが上がるかということをみんなで考えて、どういうふうにすると販売も上がるかということを考えて委託業務にも当たっていただきたいと思います。 以上、お願い申し上げまして質問を終わります。 ○議長(岡崎) 答弁要りませんか。答弁は。 ◆10番(村上) どのような考えなのか。
    総務課長(垰本) それでは、私が今のご意見に対しましてまとめてお返事をさせていただきたいと思いますけれども、議員からご指摘のように既存のやっておることが常に正しいということではなく、新たな目でコスト意識も考えながら、予算時期になりますと総務課で査定をするわけでございますので、そういう観点から各課へ指示を行いまして、より早い時期に適正な価格、適正な相手と契約できるように努めますのでご理解をいただきたいと思います。 ◎福祉保健課長(佐竹) 患者輸送の件でございますが、村上議員の言われたとおり効率的な運行というのに目指していかなければいけないということでございまして、平成17年度、一般質問の中でもございましたけども患者輸送車を含めた総合的な交通体系の見直しというもので検討していくということにいたしておりますので、それにおいて患者輸送のこれからの運行につきましても十分検討してまいりたいと思っております。 ◆10番(村上) 17年度の検討事項でおられると日にちがたつんですよ、すぐ。その間にもむだが生まれてきょうるわけですよ。やはり一般質問でも申しましたように、この非常事態に即対応するようでないと住民は困るんではないかと思うんですよ。やっぱそこを即、新しい行政合併して新しい町長が生まれてきて、今までのようなことでは何が変わったんかわからん。今までのように、物をするのに皆コンサルを頼んだり答申委員会を開いて委員の意見を聞いてそれからスタートするようでは、すぐ時間がたってしまう。物事の流れは一段も二段もおくれるわけですよ。やっぱ即判断をされたときに、もう専決処分ぐらいで物事をやっていかれて、後、議会にお願いするというぐらいな方が私はいい思うんですよ。一々びくびくして、そういうことをしたらいけんのんじゃろうけえというようなことじゃあね、物はわしは手段はおくれると思うんですよ。それぐらい思って、私はやってもらいたいと思うんです。 ○議長(岡崎) 答弁いいですか。 ◆10番(村上) はい。 ○議長(岡崎) ここで休憩といたします。 再開は11時にいたします。(午前10時48分) ○議長(岡崎) 再開します。(午前10時59分) 質疑を求めます。 ◆9番(松本) 10項目ほどと思っていたんですが、議長が短くということですので4項目か5項目に絞りますので、答弁も簡潔に明瞭にお願いをいたします。 まず、16年度で非常に時間外が多いという話もありましたが、1つはやはり電算システムによるものが大変多かったと思います。町長もこの電算システムには不合理があるというふうに答弁をされております。聞くところによりますと、国民健康保険証ですか、全部だめになってやり変えたというような考えられないようなミスも生じておりますが、やはりこれは業者に問題があるのではないかとも思いますので、そこらの指導といいますか、しっかりやっていただきまして、ただそのシステムに行政が合わすのではなくて行政に合ったすぐ使えるような、高い委託料を払っとるんですから、そういったシステムをしっかりつくるように両備システムズの方に強く要望していただきたいと思いますし、私らから言えばそれにかかった残業時間外手当とか損害賠償ぐらいを両備に請求してもいいのではないかなあというふうに思いますが、そこらを今どのようにそのシステムが改善されているのか伺います。 それから、片山議員の言われました新町の開庁式でありますが、私もきのう、おとといといろんな会があったりいろんな人と会って聞きましたが、もうすべて言われるのは、何で今さらという声と、それが税金のむだ遣いよという声がほとんどでした。これはなぜ今になって開庁式をやらなくてはならないのか。きのうの企画課長の答弁では開庁式をしないとアピールできないというふうに言われましたが、本当にそれをしないと神石高原町の存在感がアピールできないのか、そこらを慎重に考えていただきたいのと、もう一回考えをお聞きします。 私とすれば絶対にやめてほしいということと、どうしてもやられるのなら、春、スコラとか仙養ヶ原でイベントがありますがそれに合わせて、開庁式もあわせたイベントということで共催したらどうかなあという気もいたしますので、その考えをお伺いしたいと思います。 それから、生きがい型のデイサービスで、きのうも資料も福祉課の方からいただきましたが、例えば油木が40人、神石が16人、豊松が94人、三和が150人と、これは通所でのデイサービスですが、そのほか油木ではまめまめクラブが大体月に何地区かで120人ぐらい参加されておられまして、これが12人でざっと1,440人、神石がサロンで大体20人で3会場で60人ですね。それを合わせますと、油木では総体的に1,880人が延べの参加になります。金額がデイサービスとまめまめクラブの合わせて3,371万4千円になりますから、1人当たりが1,975円ということになります。神石はサロンと今予算が計上されているの足しますと151万8千円になりまして、参加者が912人という概算になりますが、それを割りますと1,664円、豊松はこの予算のとおりで94人へ12カ月を掛けますと1,128人で、582万6千円を割りますと1人当たり5,164円になります。三和も同じようにやりますと894万2千円ですが、150人を12カ月といいますと1,800人になります。単価が4,967円ということになります。油木と神石が安いのは、それぞれミニデイとかそれからサロンでやっていますから、参加者が多うて単価が非常に安くなります。豊松、三和になりますと1カ所で集めますから、当然通所のための費用も見なくてはなりませんし、これは介護保険の点数は使用されておりますが、介護保険の該当しないといいますか、それを防止のための事業ですから、これは月に1回か2回が適当でいいとは思うんですが、ここらのあたりを経費ともあわせてやはりその方法を統一するということが望ましいのではないかと思いますが、そういった点について考えを伺います。 それからもう一点、先ほど村上議員の質問にありました患者輸送車の件ですが、これは今お尋ねしますと、私の認識ではバス路線は使えないのかなあと思っていましたが、乗りおりがなかったら直接時安なら時安から三和病院まで患者輸送車で来られるらしいんで、運行しとられますから、例えば油木の高齢者の交通確保事業が小野から手入までで手入からバスを使うというようになっていますが、手入で乗りおりしないのなら油木までおりるのではないかなあというふうに思いますが、規制緩和もありまして、これは陸運局の方と協議していただいて、できたら直接油木なり三和まで来れるような、そういうことを今後の課題として考えていただきたいと思います。 あと一点、要望なんですが、周回道路というのが合併協議会のときにありましたが、これは予算の関係で計画どおりにはいっておりませんが、当面、油木支所、豊松支所から本庁へ来る道の県道の改良をぜひ急いでいただきたいと。国道182号の安田から吉舎油木の分かれまでの2次改良、それから吉舎油木線の改良ですね。これがやれますと、大体支所から本庁へ来る道がかなり楽になるのではないかと思いますし、もう一点は、吉舎油木のトンネルが高さ制限がしてありますが、実際にはその高さ制限以内のトラックが、これは農協の何か運んだらしいんですが、高さ制限というのは真ん中の一番高いところではかっておりますから、トラックは幅がありますからその高さの車が通れないといったようなことがありますので、これは上下土木にもよく言っていただいてその看板の訂正なりやっていただいたり、当初、これオープンカットの計画も以前はあったというふうにも聞きますが、ぜひともこれはオープンカットでそこの改良をやっていただいたら大変皆さんも通うのが楽になると思いますので、そういった点、特に周回道路の位置づけということで県の方への要望を強く行っていただいて、早く実現ができるようにお願いをいたします。 以上です。 ◎企画課長(平井) 松本議員のご質問の2点についてお答えをしたいと思います。 まず、電算システムのことでございます。行政総合情報処理システムというふうに申し上げておりますが、行政が行います総体的な電算システムでございます。これにつきましては、平成14年度にその当時の合併協議会におきまして両備システムズということでお決めをいただいております。総事業費4億1,100万円ということで取り組んでおりまして、16年度は合併後も含めまして1億8,900万円ということでの事業でございます。最終的にシステムを立ち上げてデータを入れたのが16年度でございます。仰せのように、本来でありますと完全な状態で稼働するのが当然でございます。私ども合併協議会当時、一番注意をしておりましたのが11月5日の合併の日に、他の市町村でありましたような電算のふぐあいによっての住民の方への直接的なご迷惑といいますか、こういったものが起きないようにということを最優先課題として取り組んでまいっております。その後、この合併協議会当時に各4カ町村の担当者の方でそれぞれ入力にかかわって、あるいは打ち出しました帳票類についての確認というのをそれぞれやっていただいております。 しかしながら、残念なことに非常に期間が短かったということで、これが完璧に行われなかった例もございます。そういった結果もございまして、現在幾つかのふぐあいを生じております。幸い、職員のチェックによりまして直接的に住民の方にご迷惑かけたことは何とかなかったということで安心をいたしておりますが、結果として職員が非常に長時間にわたってかかわることになったということでございます。これにつきましては、先般も両備システムズの最高責任者の方を町長の方が呼びつけまして、そのあたりの注意というのをいたしておりますし、さらには今後の町としての対応部分についても詳しくお話をしていただいとるとこであります。そういった中にありまして、残業にかかわります賠償というふうなことも今出ておりますが、私どもシステムをつくる1億8,900万円の中には職員の研修というものが入っております。操作研修というものが入っております。この操作研修が十分に行われなかったといいますか、時間がとれなかったといいますか、熟知をさせられなかったといいますか、この点についてのものは多少はあるのかなというふうに思っておりますが、基本的には契約の中で賠償請求には当たらないもんだろうというふうに判断をいたしておりますので、ご理解をいただきたいと思います。また、システムにつきましてはその都度早急に対応をしてまいっております。そういったことでご理解を賜りたいというふうに思います。 それから、2点目の新町の開庁式でございます。昨日の片山議員のご質問にも答弁をいたしましたが、確かに11月5日に合併をして新町が誕生をいたしております。しかし、今ここでやはりもう一度この神石高原町というものを内外にアピールするということがいかに大事なかということを改めて申し上げておきたいというふうに思います。 確かに神石高原町というものは、法律といいますか、そういったものの中で認知はされております。しかしながら、本当に広く県民があるいは町民が神石高原町というものをどれだけ意識しておるか。もっと言えば、神石高原町に対する愛着というものを持っていただくというふうな、そういうふうなこともあろうかと思います。従来ですと、イベントあるいは宴会、そういったものも含めての費用を考えてやってまいりましたけども、今回の開庁式につきましては財政的なものもございますし、真に新しい町ができて皆さんとともに祝おうじゃないかという、そういった精神の中での式典でございます。今、考えております場所とすれば、一つの方法でございますけども、例えば合併の調印を行いましたやまなみホールというのを使うのも一つの方法ではなかろうかというふうに思っておりますし、そこでの後々のイベントをそのまま考えていくという方法も考えております。 先ほどご指摘がございましたけども、他のイベントとの競合でございます。確かに人が集まる場所でございますので有効な方法ではないかと思っております。しかしながら、現在このイベント等につきましては、各支所の方と地元の方なりそういったとこでの調整がなされております。したがいまして、このあたりとの事業調整をしていかないことにはなかなか難しいのかなあと。集まっていただいとる中で果たしてどういうふうな形で組んでいくのがいいのかというふうなことを今頭の中で考えておりますが、まだまとまりません。したがいまして、これも含めて検討をさせていただければというふうに思っております。 以上でございます。 ◎福祉保健課長(佐竹) それでは、お答えいたします。 まず、生きがいデイサービスでございますが、これにつきましても、やはり原則としてはこれは地域の中でこういうふうなデイサービスが行われると。地域で行われるということになりますと、やはり送迎の関係もなくなってくるというふうな状況で、原則的には地域で開催するのがベストであろうというふうに思っております。ただし、その受け皿づくりというのが現在不十分であるということで施設でのサービスという状況にもなっているわけでございますが、やはりこれにつきましては社会福祉協議会、地域サロン事業というものもこれから進めていきたいというふうなこともありますので、そこら辺も含めて受け皿づくりに努めてまいりたいというふうに思っております。 また、介護保険制度におきまして、制度改正の重点的な部分で予防重視型のシステムへ変更してくるというふうなこともございます。ここら辺も含めて検討をしてまいりたいというふうに思っております。 それから、患者輸送車でございますが、三和で行ってる部分につきましては輸送の地域を定めまして、そしてそれから県病院まで輸送するということで、途中では乗車させないということが条件として届けております。ということで、これにつきましても陸運局と協議をして行ってるわけでございますが、油木の輸送でございますが、そこら辺の規定があれば、どこでも乗せるということになりますとこれは抵触するということになりますので、そういうふうな条件を付したことによってどうかというものにつきましては、陸運局と協議をさせていただきたいと思っております。 以上です。 ◎建設課長(橋本) 国道182号線と主要地方道吉舎油木線との交点、安田地区につきましては、182の交通安全施設、歩道設置の事業に合わせまして主要地方道吉舎油木線との進入路、この改良に努めていきたいというふうに思っております。平成16年度、測量が終わりまして、全体設計、進入路の路線の検討がなされたというふうに聞いております。引き続いて改良に努めていきたいというふうに思っております。 また、主要地方道吉舎油木線の長者ヶ原地区といいますか、トンネル付近の道路状況でありますが、議員ご指摘のとおりであります。関係機関へ強く要望していきたいというふうに思っておりますので、よろしくお願いいたします。 ◆9番(松本) 最初の両備システムの問題ですが、これは課長の方もそのシステムの不備な点は認めておられるわけですが、これ決められた中には、当初合併協議会で村長が行く行くは福山市と合併になるんだから福山市を展望して、そこに使っているようなシステムを入れたいということでしたが、あそこは多分富士通だと思いますが、この両備システムというのは県北の情報公社とも神石がやっておられましたユニシスとも余りかかわりのない新しい会社か、会社は新しくないかもしれませんが全く別な組織でありますからどうしても混乱が起きるのではないかなあというふうにも思っていましたが、ぜひとも今後そのことがないようにやっていただきたいと思いますし、損害賠償は難しいというふうに言われましたが、しかしこれは実損回復ということで、そこのシステムの不備によって高原町に損害を与えているわけですから、それはやはり請求できるのではないかと思いますので強い姿勢で話をしていただきたいと思います。 それから、開庁式ですが、この愛着を生ますというのとか内外にアピールするというのはいろいろ方法があると思いますが、本当にこの式典をやっただけで町民が神石高原町に愛着を持つのか、あるいは町外の方が神石高原町を認めてくださるのか。私は、そんなことよりか神石高原町の独自の政策といいますか、そういったものでアピールするべきだというふうにも思います。これは町長にも改めてお伺いしますが、きのう、この件に関しての意見は私で2人目ですが、休憩室などで聞くのは議員のほとんどの方が反対です。ですから、町長はそういった議員の反対の声があっても、例えば修正とか否決とかというとこまではいきませんが、ほとんどの議員がこれには反対だというそういう意思を持っとるにもかかわらず、あえて強行されるのかどうか、町長のお考えをお聞きします。 それから、周回道路につきましては、ぜひとも建設課長の言われたように県土木へと協議していただいて早い完成を望みます。 それから、生きがい型のデイサービスですが、これは受け皿づくりというふうに言われましたが、実質油木でやっているまめまめクラブというのは地域の集会所なりいろんな施設を使って、社協の職員の方1人臨時で雇って、その方の人件費だけが見てあるだけですね。それで、参加される方は米なり野菜なり1回が200円の負担金を持って参加されるわけですから、やる気になればこれはすぐできるというふうにも思います。しかし、今施設なりそこで働いておられる方がありますから、一度にやめるということは難しいかと思いますが、そういった展望を持って、一番少ない費用で最大の効果が得られるような方法を検討していただきたいと思います。 それから、油木町の小野と仙養から来ている患者輸送車も途中で2カ所か3カ所は乗車場所があるかと思いますが、バス路線に入ってからは全く乗りおりはありませんので、そこらも含めて、ぜひとも油木なり三和病院まで行けるような体制を考えていただきたいと思います。 ◎企画課長(平井) 電算システムのことでございますが、システムそのものが間違っておるとか故障しているとかということではございませんで、プログラムのミスがあったということであります。多くのものは打ち合わせの不足でありましたりとか操作の手順を間違っておったりとか、そういうふうなものが多くの原因であります。また、原因が不明ということでからに職員のとこで問題があるということで直ちに調査したら、それが正常に動いたというふうなことがございますので、必ずしも議員が言われたようなことにはいかないというふうに思っております。 それから、システムのことなんですけども、両備システムもこれは富士通系のもんであります。したがいまして、県北情報センターも富士通系でありますから、もともと津山の情報公社なりの関係で言いますと同列のもんでございます。それから、福山市が富士通とおっしゃいましたが、富士通のベースを使っておりますが福山市は独自のシステムでございます。したがいまして、非常に近いところにいるのが両備システムというふうに私どもは考えております。 以上でございます。            (「実損回復について」の声あり) これにつきましては道義的な責任ということで、現在両備の方といろいろと話をしております。特に、これから先問題になってまいりますのが、4月1日から個人情報の保護ということでの法律が施行されます。こういったものでのセキュリティーポリシーというものをつくったりしますと、何百万円というお金がかかります。こういったとこでの協力をいただければ、1つは方法ではなかろうかというようなことでこれも調整しておりますし、形を変えての補償ということで現在協議中でございます。 ◎町長(牧野) きょうは私は答弁には立たない決意でおったんですが、名指しで来られましたので答弁いたしますが、開庁式の件が町長の考えをということでございますので、非公式と言いながら、議員さんが皆開庁式を評価されないということは多くの町民、皆さんの背後にはそれぞれの支援者があるわけですからほとんど全員の町民がということにも1つは考えられると思うんです。ですから、そういう状況の中で神石高原町として開庁式をして、無理やりにして、町民の皆さんがそういったイベントを通してなお一層町に対する愛着も持っていただくかと、ここが問題だろうと思います。ですから、もうこれを修正するとか予算額を下げて小さいのをやるとかということでなしに、しないかするかという二者択一で私が考えます。きょうはせっかく予算提案しとんですからノーと言うわけにはいきませんが、二者択一でやらせてもらいます。ご了解をいただきたいと思います。 ◎福祉保健課長(佐竹) デイサービスの関係でございますが、やはり先ほども申し上げましたとおりまめまめクラブ、これは人件費、社協に対して行ってる参加費を持ってきてるというふうなことでございます。この辺につきましてもできるところからやっていくという形で、検討ばかりしていてもいけませんので、やはりできるところはそういうふうな体制に持っていきたいということでこれから進めていきたいと思っております。 また、患者輸送の小野の関係でございますが、これは陸運局の方に確認してこれがオーケーなのかどうなのか協議をしてまいりたいと思っておりますので、よろしくお願いします。 ○議長(岡崎) 質疑を求めます。 ◆8番(木野山) お昼からと思って、ちょっと安心しとりました。 それでは、4点ほどお伺いをいたします。 昨日から大変問題になっておりますことをまた蒸し返すようでまことに申しわけないんですけども、ふるさとふれあい事業について再度お伺いをします。 事業の継続というとこら辺で、ちょっとお考えをお聞きをしたいなあというふうに思います。財源不足ということで、何らかの見直しということはやむを得ないというふうに思ってはいますけれども、この事業は本町が全国に先駆けて制定をいたしました、神石高原町人と自然が輝くまちづくり条例に基づく事業のうちの一つであろうというふうに思います。合併前の4町村の地域性あるいは独自性にあふれ、ふれあい豊かな地域を維持、発展させ、活力ある地域づくりを進めるために行う重点的な施策でございます。言いかえますと、新町のまちづくりに対する住民の夢をのせた事業だというふうに考えております。できるだけ所期の目的が達成されるように、長期にわたって事業を展開をしていただくようにご提言を申し上げます。 中身的には、今年度は各旧町村の独自性ということで所期のとおりになるわけですけども、平成18年度からは見直しということで、中身と金額両方あろうと思いますが、そこら辺の見直しは仕方がないにしても、夢をのせた事業というのは単年度で終わるんでなしに10年間というのがありますので、そこら辺、引き続いて住民が実地を行う上で夢を持って行う事業なんだから、そこら辺は取りやめということではなしに前向きの見直し検討をお願いしたいなあというふうに思います。 それから、2番目に補助事業に対する事務の取り扱いについてでございます。先般の協議会の回答では、基本的にはその団体で事務をお願いするというご回答でございましたが、合併して新町発足、財源不足ということで各種事業の縮小あるいは補助金額の1割カットとか減少が非常に大きいというようなことで、地域住民の行政あるいは理事に対する期待感、そういうものが非常に減退をしておるし、不信感というのも起こり得る状況が出てきたんではないかなというふうに思っております。あきらめ感から住民からの請願とか陳情というのも旧町村時代よりもかなり少ないんだということを、先輩議員からもちょっとお聞きをいたしました。町の活性化は、経済的にはもちろんでございますが精神的に活性化をするということが非常に大事だというふうに思います。やる気にあふれ、本町を誇りに思う気持ち、いつまでもここに住みたいという気持ち、合併した今、それを住民から奪ってはいけないというふうに思います。というようなことで、やるべき行政サービスというんですか、そういうものはできるだけ低下しないようにお願いをしたいなあと思います。 特に私、観光協会、観光の方でタッチをしておりますが、先般の町長のご回答では、観光も一つの大きな柱なんだからそれには力を入れるというふうなこともおっしゃっていただきました。というようなことで観光協会の事務等につきましても、先ほど言いましたように事務はほとんど補助団体の方でお願いできればというふうなことをお聞きをしております。ですんで、そこら辺の各種団体の特殊事情を勘案をして、できれば団体の気持ちを酌んでいただいて事務等でもしていただければ幸いだなあというふうに思いますので、再度町長のお考えをお聞きをしたいなあと思います。 それから、商工費についてでございますが7,985万円ですか、後援費も4,085万円なんで、それを除くと3,900万円程度で割合としてはわずか3.6%でございます。131ページの19、そこの負担金補助交付金240万円ですか、そこら辺は内容は何なんかなということもお聞きしたいんですけども、負担金等が大分その商工費の中にも含まれておるというふうに思いますので、非常に今不景気ということで町の方も大きな会社がどんどんできたり、町内の商工業者、非常に厳しい状況にございます。そういうようなことで、基幹の農林業対策は非常に充実をしてきておりますけれども、商工業者に対するそういう援助というふうなものはなかなか認めてもらえないという状況があるんではないかなと思います。商業後継者というのもないと本町の商業も死んでしまうというようなことで、後継者への補助等につきましてもどういうふうに、できれば考えていただきたいなと思うんですが、そこら辺もお考えをお聞きします。 また、旧三和町では商工会青年部へも何らかのまとまった補助もございましたが、本町、新しい予算ではどういうふうになっているのか、その辺もあわせてお尋ねをいたします。 それから、先ほど言われました、昨日言われた片山議員の新町開庁式のこと、先ほど言われた松本議員のこと、いわゆる新町開庁式につきましては私も到底住民の理解は得れないと、憤りを生むばかりでとても理解を得れないというふうな事業かなと思いますんで、私もできれば考え直してほしいというふうに思っております。 以上4点、お伺いをいたします。 ◎助役(上山) それでは、木野山議員の質問に対しまして、私の方からは一気に3点ほど回答をさせていただきたいというふうに思います。 まず、1番目のふるさとふれあい事業についてでございますが、昨日もいろいろこの部分ではご議論がなされまして、問題もあるということを含めて見直しの検討ということも申しました。確かに木野山議員が言われますように人と自然が輝くまちづくり条例の位置づけということの中で住民の夢をのせた事業であったということは、確かにそういう思いでやってきましたし、そういう中身で事業をしていきたいという思いがございます。ですが、きのう来話があるように、若干の問題点、疑問点というものも含まれてございます。そういう部分もありますので、それはそれで支所、さらには委員の皆さんと話し合いをし、調整をしていきます。ですが、なくするという方向ではなくて、やっぱりそういう夢をのせた部分は整理をして、できるだけ中身の濃いもの、本当に支所の、支所というか4地域のためになるものに活用できる部分で検討を加えてできるだけ、金額は定かでございませんが、残れるもんなら残していきたいという思いを持って取り組んでいきたいというふうに思ってるところでございます。 それから、各種団体の事務局といいますか、そこら辺の支援といいますか、行政の方での対応ということでございます。協議会の中でも私が申しましたが、基本的には補助金を出してる団体についてはその団体の中で事務を行っていただくということでそれぞれ指示を出してございますが、そうはいいましても各4町村、旧4町村でそれぞれ中身が行政でやってた部分、そうでない部分といろいろございます。そこら辺もこれから調整をしていかなくてはならないと思いますが、基本姿勢はそういう姿勢の中で行政が手を引くというんではなくって、一方的に手を引くということを決めるんではなくって、話し合いをしながら調整をして、できるだけ補助金を出してる団体についてはそこでやっていただく、その部分の運営のお手伝い等々はやりますけれども、そういう方向で話し合いを詰めていきたいというふうに思っております。もちろん観光協会の話も出ましたが、これには人的な予算も1名分つけてますから、そこを軸にしていただいて、もちろん本庁にも商工観光係というのをきちんと位置づけてございますから、そこと連携を取りながら調整をするというか指導もする、連携を取ってできることは本庁の事務の中でもやっていくというふうな対応はとっていきたいというふうに思っています。そういうことで調整をさせていただくということでございます。 それから、開庁式についてのご質問は町長の方が答弁しましたので、ここで結論を出したということですので、よろしくお願いをしたいというふうに思います。 商工費は課長の方で。 ◎産業課長(福島) 131ページのところの観光事務経費の中の負担金補助ということで239万5千円の内訳ということでございましたが、これは加入団体の負担金ということで、広島県の観光連盟とかそれから備後地方の観光連絡協議会ということで13団体、協議会を含めまして、そういったところへ対します加盟していきます負担金ということで239万5千円を計上いたしておるものでございまして、直接的に当町内においての組織の云々というのは余りありません。 それから、旧三和町においての商工青年の云々よということもございましたけれども、これは商工会の育成の支援事業ということで、旧町村ごとにおきます商工会へ対します補助金ということで、その中へ含んでおるということでご理解いただきたいと思います。 ◆8番(木野山) ふるさとふれあい事業につきましては、先ほどの助役さんのご回答でできるだけ前向きといいますか、所期の目的を忘れないように金額的あるいは中身についての検討は当然必要と。長引かせて、それを生かすためには当然必要というふうに私も考えますので、できれば議会の方にも積極的にご相談をいただいていいところで決着ができるように、また引き続いて長いこと町民の夢を持ち続けれるように、ひとつよろしくお願いしたいと思います。 それから、補助事業に対する考えですけども、今お聞きすると観光協会なんかは、前回の協議会では私はわずかに330万円ほどじゃないですかというふうにお話をしたら、669万円からついとるですよというご回答がありまして、よく見ればその中の余分部分は負担金で、関係ない負担金ですよというようなご回答でございまして、本当に観光協会が実際に動く事業の補助というのはわずかに人件費部分を除くとまことに申しわけないんですが、十七、八万円余りというような感じがしております。そういうようなことで、本当に観光が大事で、町の発展のためには町を売ると、そして町の農産物もどんどん売っていかにゃいけないし、これは全体的な町の方向性を打ち出すような重要的なやっぱり施策だと僕は思ってるんです。本当ならば産業課の担当でございますが、企画の方でもう観光の方はやってほしいなという気持ちも合併協のころからありまして、観光課というの別につくってほしいというようなことも言っておったんですけど、こういう形になっております。ですので、もう少し重点的に考えていただくということが町の発展のためにも必要なんではないかなというふうに思います。 それと、商工会もやはり観光の中のまた一分野を担っておりますので、そういうところで商工会も大きな町の原動力になります。何かイベントをすれば、ほとんどその辺で若い力がぱらぱらあちこち走り回るというふうな状況でございますので、そういう商工の後継者として残ってきた、あるいはこの町を支えようとしてる若者にやはりもうちょっと温かい目を向けてほしいなというふうに考えておりますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。 開庁式につきましては、私もそういう意見であるということでございますのでご配慮をお願いしたいということでございます。 以上です。 ○議長(岡崎) 答弁要りますか。 ◆8番(木野山) 確認の意味で町長に。 ◎町長(牧野) いろいろと提案的な意見をいただきましたが、趣旨を十分、対して今後の行政執行については参考にさせてもらうということでお許しをいただきたいと思います。 ○議長(岡崎) ここで休憩としたいと思います。 再開は13時15分です。よろしくお願いいたします。(午前11時42分) ○議長(岡崎) 再開いたします。(午後1時12分) なお、村上議員から中座の届け出が出ておりますので、これを許可しております。 質問を続けます。 ◆7番(佐伯) 私は、四、五点ちょっと質問をいたします。 まず、財政調整基金の取り崩しについて伺います。 財政調整基金は、急激な財源の減少とか災害とか急な場合に充てるのんで、今回の場合急激な財源不足なんで取り崩しも仕方がないとは思いますが、もともと少ない基金でありましてそれを取り崩して、基金にも入れるようにもなっておりますし16年度の決算で不用額の半分を入れるということもありますけれども、どうしても減るわけですね。今後の財政の運営上、これに不安はないのか。何か一朝時のことがあったときに心配はないのかを1点伺います。 それから、消防費、常備消防費について伺います。 高規格の救急車の導入が計画されております。その負担金も出ておりますが、これは、救急業務が推進で大変喜ばしいこととは思います。今までの例から見て、大体この高規格車が入った場合に何名程度がこれがあったら、どういいますか、想定されるのか。これには救急救命士がついておらないけませんけれども、この救急救命士、まだ配置もわからんわけですが、福山消防組合に何名おられるかも私もわかりませんが、大体勤務状態から見まして、安田にしろ小塚にしろ3名はおらんと救急高規格車があってもついて出れない。24時間で交代で休みもありますから、最低3名はおらんと出れんような状態なんですね。ですから、とても3名を配置してもらえるかもらえんかわからんのですが、その点について。また、救急救命士のこの資格でできることなんです、気管挿入とか電気ショックとか、あと点滴関係もあるらしいんですが、このことについても伺いをいたします。 それから、公民館費の関連について少し伺います。 よそのことは私もよくわからないんですが、旧神石の場合中央に今分室が残っております。職員さん、正職さんとあと臨時さんとおられます。これ、旧神石の全体をカバーしたあれだとは思うんですが、そのほかにこの前も話が出ておりましたけれども、地区で地区公民館、準公民館主事と前言っておりましたが、4カ所置いておられます。この中央といいますか、今交流センターにあります教育委員会の分室は、全体を見とるわけですね。それで、相渡地区のぶには、そこの地区だけの公民館関係、それから地域づくりの関係ですね、それを見ておる。それと、あと永野村は別ですけれども、そのあとのところ、ないところが全然ありますね。そこの不公平性はないのか。それを伺いたいと思います。 それから、観光費に関連しまして、きのうのある中国新聞に載っておりましたが、国土交通省がダム湖の景観のいいところを何か指定しておりました、景観百選ですか何かで。これ神龍湖も入っておったわけですが、これを見ますと、神龍湖、帝釈峡の神龍湖でございますが、いつも思うんですが、新聞に出るのに神龍湖東城町と出るんですね。帝釈峡東城町。よく思うんです、前にも私も旧神石でも言ったこともありますが、4月29日のいつも湖水まつりの湖水開きあるんですが、テレビやなんかでもよく放送はされますけれども、「東城町の帝釈峡では」といつも言う。帝釈峡観光協会の事務局が東城にあるという点でそういうふうになるかもわかりませんが、テレビに出る湖水まつりであるとか、これ神龍湖の一番いいとこの景観とかというようなんほとんど神石町なん、出る場面は、なんですね。何で東城町と神石町、今神石高原町の神龍湖とならないのか、その点について。きのうの新聞、国土交通省が出しておるの見ますと、中国地方で5つか6つありましたが、弥栄ダム、岩国の奥にあるんですが、あれは岩国市、弥栄町、美和町ですか3つの名前がありました。神龍湖の場合は東城町だけでした。なぜ神石高原町がそこに入らんのか。指定の場合は、これは国土交通省へ各市町村長がそれは推薦したものから選んだようなわけですが、今回のばかりでなくいつも東城町の神龍湖、東城町の帝釈峡ということなんですが、何とかならないものかちょっとお伺いをします。 ◎総務課長(垰本) ただいま佐伯議員からお尋ねの財政調整基金の取り崩しでございますけれども、合併協議会の中で各町村の持ち寄り額を5億円としておりました。11月5日には、お約束どおり5億円の原資が集まっております。16年度の本予算あるいは17年度の予算編成に当たって、議員さんからご指摘のように、これは緊急避難的なときに取り崩していくものであるという趣旨は十分理解しております。しかしながら、17年度の当初編成に当たって大変な財源不足を生じたりということで、歳出の切り詰めだけではできなかったということで、緊急避難的に2億4千万円を崩すようにしておりますけれども、考え方としては16年度においても、ただいま消耗品とか経常経費については総務課長の決裁がないと支払いをしてはいけないと、本庁に見てもらいますと蛍光灯も半分ぐらい外しておりますから、できるところから節約をして最大限の繰越金を出せという指示をいたしております。こういう小さな積み重ねが、17年度で財政調整基金が少しでも積めるように、現在努力をいたしておるところでございます。 神石高原町でき上がったばっかりでございまして、今から将来を考えますと、この財政調整基金あるいは減債基金の取り崩しがいかに少なくて済むかと言えるような財政運用が必要だと考えております。ご指摘のとおり、今後はこの財調の取り崩しができるだけ少なく、できれば上積みができるような行財政運営に努めてまいりたいと考えておるとこでございます。 次に、常備消防費で、高規格救急車のことでございますけれども、先般の全員協議会の中でも申し上げましたけれども、17年度予算で計上いたしておりますけれども、高規格救急車というのは売りようるわけでないので、今から艤装とか、艤装というのは既製の車を改造したり医療機器を積み込んだりとかというような作業がございまして、年度末あたりにその車自体が完成すると思っております。それから、救急救命士でございますけれども、福山地区消防組合の中で指名をして、年に二、三回ぐらい中央にその資格を取りに行かせております。したがいまして、3月の終わりか4月の定期異動に合わせて、その救急救命士とともに安田、小塚両出張所に配備されるものと伺っております。なお、高規格救急車におきましては、現在配備されておる救急車との入れかえでございます。したがいまして、現行の人数の中で1人が救急救命士が入るという体制で、現行の体制でいけると思います。多分、消防車と救急車で常時7名は署に確保してあると思います。したがって、消防と救急が一度に事があっても対応できるような形で運営をいたしておるところでございます。なお、救急救命士でできる行為についてでございますけれども、昨今気管内挿入というんですか、中での医療行為について東京の消防庁あたりではいろいろ論議されておるところでございますが、私も救急救命士が全員その資格を持った人が気管内挿入できるのかどうかということについては存じ上げておりませんけれども、そういう医療体制ができる資格を持った救命士を配備していただけるようにお願いはしていきたいと考えております。 以上でございます。 ◎生涯学習課長(中山) お答えいたします。 旧神石の公民館のない地域、不公平ではないかということでございますが、おっしゃる問題意識は持ち合わせております。これから、公民館の再編といいますか、新しく誕生した地域の中でそれぞれ、例えば前で言えば1行政区1公民館の地域もございますし、あるいは3つ、4つ、それ以上の、例えば三和で言えば3つの公民館というような、バランスがそろってないといいますかそういうこともございます。したがいまして、今後公民館の地域的なもの、そういうものも考え合わせながら、と同時にない地域にも公民館活動、全町的に公民館活動が実施できるようにというふうに考えております。 以上です。 ◎産業課長(福島) 帝釈峡のPRということでございまして、先ほども観光事務経費の中の団体の負担金ということを言いましたが、帝釈峡観光協会へも加入をしていくわけでございまして、負担金も納めていきます。当然、その会へも参加していくわけでございますので、今後神石高原町としての、また帝釈のPRということで、旧神石町分等含めて十分なるPRをしていただくようにもお願いしていきたいというふうにも思います。 以上でございます。 ○議長(岡崎) いいですか。 ◆7番(佐伯) 救急救命士のことですけれども、先ほど7名は配備されとるというのは、救急救命士だけでなしに1日に7名がおるという、全体21名ぐらいでしょうから、7名おる。その救急救命士が常に1つの消防署に3名ぐらいおらんと、交代ですから、おらない日が出てくるわけですね。私は、そのことを聞いたんです。それから、一つの出張所、安田なら安田に3名、小塚なら小塚に3名いないと、高規格車はあっても、どういうか、宝の持ちぐされといいますか、使えない。それで出るのは出るんですが、その機能が十分発揮できないということが起きるわけです。ですから、その配置がどういうふうにされるのかということを聞きたかったわけです。大変大きなお金を、予算をかけるわけですので、なるべく配置したからには十分な活用をしていただきたいと思うわけでございます。 それから、公民館の関係ですが、不公平は認識しておると。これなかなか通常はないところへは置くというんも難しいかもしれませんし、どういうふうに考えられるのかはわかりませんけれども、偏っとる面があるんです。中央の方が、中央に近いところの地区がない場合もあります。遠くでもないところもありますし、近くでも。地域で言うてしまえば、分室があるところでも置いてあるところもある。ちょっと見れば、非常に極端に不公平というような感じがするわけなんですが。その点について、今後どういうふうに見直しを検討されるのか。 それから、観光、帝釈峡のことなんですが、どういうふうに取り組まれるか、これはさっきの開庁式以上の私はもうマスコミに言うてもらえばPRとかアピールにはなる思うんですよ。帝釈峡のことはよくテレビに出ますので、新聞へも出ます。それが、帝釈峡は、さっきも言いましたように常に東城町の、どうもこれは。お金は要らんことなんで、マスコミ各社にも県の方にもそういうことをしっかり言うてもろうて。神石だけ言うんじゃありませんが、東城町と神石高原町の帝釈峡というように持ってきてもらわんと、東城町の帝釈峡じゃどうも。あすこの観光協会でもこっちも半分はありますし、それだけ負担金もあるわけですので、しっかりそういうふうな力を入れてもらいたいと思います。 ◎総務課長(垰本) 高規格救急車の救急救命士の配置でございますけれども、多分出張所は2交代でやってると思いますけれども、それにしても常時2人は必要ということで。安田の出張所におきましては、深安消防署の出張所でございます。小塚につきましては、府中の出張所でございますので、そこの署との連携を取って、常に救急救命士が乗車しているという状況が望ましいと思いますし、そうなることと思ってはおりますけれども、ご存じのように救急救命士の資格そのものが非常に取りにくいというか難しい試験でございます。福山市消防局でも、常時1年間に2人か3人は中央へ研修へ行かせて取らせておりますけれども、絶対数が充足されておるわけではございません。今年度の計画で、できるだけ多くの人に取っていただくようにお願い申しておりますけれども、最終的には今議員さんがおっしゃられました小塚、安田に常時救急車に救急救命士が乗車できるような体制を強く求めていきますので、よろしくお願いをいたしたいと思います。 ◎生涯学習課長(中山) お答えいたします。 著しい不公平的なもののようにお考えでございますが、これも新しい町になって比較すればそういうこともあろうかとも思いますが、公民館、これまでの各自治体でそれぞれの取り組みが行われる中で公民館活動が行われてきたという一つの経緯もございます。そういう経緯の上に立って、先ほどの不公平さというものを教育委員会としては解消していく、教育委員会の指導的な位置での解決をしていきたいと思っています。特に、旧神石の場合は、公民館活動イコール学校統合の後の後処理的な意味合いも含めての公民館の誕生というような経緯もございます。そういうところも含めながらですが、全体の均衡をとっていくような形での整理は、地域とも協議しながら進めてまいりたいと、そのように考えております。 ◎産業課長(福島) 16年度と17年度におきまして、広島県の大型観光キャンペーンが開催されて、本年度2年目ということでの最終でございます。春と秋との大型キャンペーンがございます。そういったところへも十分、先ほど十分PRしろということでございます、当然帝釈峡を含めてしてまいりたいというふうに思います。よろしくお願いします。 ◆7番(佐伯) しつこいようですが、公民館活動でございますが、これ公民館活動の中身は、置いとる主事さん、あれ中身は公民館活動というよりも地域の自治活動の事務局的な仕事がほとんどのような気がするんですよ、実際やられよってることは。その事務局的なことがほとんどの仕事なら、そこへ人置いて補助一人おりゃあもう。ほかには、全部のところに事務局はあるんですが、それここにはない、そこにはあるとことないところが。公民館、ただ教育委員会の生涯活動の公民館だけでならそう不公平は感じませんけれども、今度は担当企画というようなんに関連しとるかもわかりませんが、その方の仕事を主にしながらその方へは人をつけてる。ほかのないところもある、ということで、私はその分で非常に大きな不公平があるんではないかというように思っとるわけで。その点については。 ◎生涯学習課長(中山) お答えいたします。 実は、公民館の運営をめぐりましては合併協の中でもかなり議論がございまして、その中で、暫定の教育委員会の中では現在公民館と呼ばれるものは現状維持していこうということが決定をされております。したがいまして、そういう枠組みの中で今回は予算化を考えていますが、施設の管理あるいは先ほど出された自治区の事務してるんじゃないかとか、いろんな諸問題がございます。したがいまして、そういうあたりはこれから整理を図りながら、公民館の位置づけもはっきりとしながら整理をしていくように考えております。 ○議長(岡崎) 質疑を求めます。 ◆6番(赤木) 先日の一般質問のときにも少し触れたんですが、繰り出し経費ですね。67ページには国保の繰り出し、75ページに老人保健の繰り出し、77ページですか介護保険の繰り出し経費がそれぞれ上がっておるわけですが、これを全部足すと5億9千万円余りになると思いますし、国保の場合は基盤安定等の職員給与関係がありますので、これを見なくても老保と介護保険で4億円余りあるわけです。で、このこと議長よろしいですかね、この一般会計で言っても。 ○議長(岡崎) いや。 ◆6番(赤木) いいですか。 ○議長(岡崎) 特別会計はまたするんですが。 ◆6番(赤木) 繰り出しで言ってはいけんですか。 ○議長(岡崎) それは、いいんじゃない。特別会計はまた議案……。 ◆6番(赤木) 特別会計とは違うんです。 ○議長(岡崎) ほんなら言ってください。 ◆6番(赤木) 一般会計の方へ響くので。 ○議長(岡崎) 言ってください。 ◆6番(赤木) いわゆる、それだけの繰り出しが見てあるわけですが、年々この額は、合併してからはまだ初めてですが、上がってきてるように思います。その中でも特に、介護保険の給付費ですかについては、この前も言いましたように、チェック機能からなくて、悪く言えば言いなりに給付するような状態になっております。これから、この前町長も答弁で言われましたが、後期高齢者はふえる傾向にあるということであります。そういうふうに推測をされておりますので、今後また業者の参入もふえてくる可能性があります。そういう中で、良心的な業者ばかりはいないと思いますし、そういう意味からしてサービスが適正であるかどうかをチェックする機能がないわけです、町村には。その辺を、ことし介護保険法が見直されたりするそうでありますが、その辺で整備されるのかどうかを伺いますし、もしなければこれからそういうこともしていかなくてはならないんじゃないかと思いますので、その辺について伺います。 それから、これはちょっと確認でございますが、ごみの問題。収集日について、先日パンフレットで示してもらっております、ああいうのをまた改めて出すそうですが、分別の一部変わった部分なんかが旧三和とか豊松には配布されたそうですが、配布が行き届いていないところもあったりしてまちまちでありました。その辺の新しいところを徹底するべくチラシは配布されるように言われたかどうか、ちょっと聞き漏らしたかもわかりませんので確認したいと思います。 それと、学校給食のことでございますが、先日の全協のときも言いましたけども、地元産の食料を使って安心安全なものを子供たちにということをぜひ実現へ向けて、ことしからでもひとつそういう準備をしてもらいたいと思うわけなんですが、その辺についてお答えいただきたいと思います。 それから、数人の議員からもありましたが、開庁式の件ですが、町長の先ほど答弁もありましたので多くは言いませんが、私も今の時期になってもう要らないのではないかというふうに思っております。 以上です。 ○議長(岡崎) 赤木議員、介護のとこございましたが、介護の特別会計のとこでもいいですか、答弁は。 ◆6番(赤木) いります。 ○議長(岡崎) じゃあ、そこで答弁してください。 ◎環境衛生課長(加村) お答えいたします。 ごみの分別の件でございますが、一部十分周知されていない部分があったのではないかというご指摘でございます。確かに、所管内多少そういったことでまちまちといいますか差があるのはよく存じております。いつでしたか旧町の時代に、これは可燃のごみに一部プラスチックをまぜるかどうかという部分だったと思いますが、せっかく分別をしてきちっと出しているという状況なのに、そりゃあ矛盾しとるんじゃないかというご指摘もあったろうと思います。どうしてもきれいに洗ってプラスチックとして出せないもの、例えばマヨネーズの容器でございますが、あれを洗うというのは非常に難しくて、カッターナイフで切りようると手を切るとかというようなこともありますし、他のもの、どういいますか、そういった洗いにくいものあるいは口が狭くて底が広いようなものについては可燃物へまぜて出してくださいよという周知をしておるところもあるようですので、その辺はこれから広報を通じて、広報にカレンダーが別様であるわけですが、このコーナーへ収集日なりそれから絵を入れた、カットを入れたようなものでPRしていこうかなあというふうに思っています。そうは言っても、可燃性のごみにプラスチックをどんどん入れてもらっては困りますので、そういった洗いにくいものというふうな表現といいますか、どういったものがあるかというのは、絵か写真を入れるような形できちっとPRしていきたいというふうに思っております。よろしくお願いいたします。 ◎教育長(川崎) お答えいたします。 学校給食の食材を地元産をというお話でございますが、今油木小学校が開校を迎えて、実は地元業者の方と食材の搬入についてずっと詰めておるわけです。その中で、米ならうちの業者で責任持って1年間取り扱うんだがという業者の方もいらっしゃいました。お米については、先般もお話ししましたように、価格の問題等がございまして、また検討してお願いするかもしれませんというふうに話して、その業者の方はそれでは他の食材は棄権するという状況が1つ新しく出ました。他の4業者、今どういう形でどういうものをどのように学校へ入れるかと、ここで学校給食会っていうのがございまして、これは法人化しとるわけですが、大きな団体でございまして、いろんなものが安く供給されております。学校給食専用でございますので、確かにいろいろ工夫をしておりますし安いということがございます。で、これと地元業者の方とのせめぎ合いを今しとるところでございます。それが、今油木小学校に関することでございますが、ご質問は地元産という焦点だったろうと思います。このことについては、先般も、1回したんだがそのままの状態であるということをご報告したと思いますが、全国的な今の地産地消運動というのがございます。教育委員会としましても、新しくまた教育委員会で検討を始めたいというふうに思いますが、その前に学校給食会がこれやっぱりいろんな面でいろいろ問題を持っておりますので、そことの折衝を先にしまして、うちの方はどれだけ何をどのように対応できるかというものを決めて、教育委員会を開いて、またあるいは農協あるいはグループ等お願いして研究していきたいと思っておりますが、何分にも今度は一つの町が広うございまして、給食調理場が豊松と三和へございまして、あと油木と神石はそれぞれ学校で調理をしとるという状況でございます。一様にはいかない面が出ようと思っております。深く早く研究して、皆様方のまたご支援をちょうだいすればというふうに思っておりますが、よろしくお願いしたいと思います。 以上でございます。 ◆6番(赤木) ごみの分ですが、カレンダーを使ってと言われましたが、カレンダー、はっきり言って皆さんがそれを活用されとるとは思えませんし、ついてくるのであるのはあるんですが、皆外しておいたらそれぎり見ん人も多いと思うんですよ。そうしたら余りその意味がないんじゃないかなと思いますので、以前にされとった地域は結構ですが、それ以外の地域の者にとっては知らなかったことが多いので、やはり徹底をしていただきたいと思います。もう少し変わった方法で徹底していただきたいと思います。 それから、給食のことですが、今のお答え聞いておりますと、学校給食会が大きな団体で価格は安いということですが、健康や安全安心よりも金が安い方がいいというふうに聞こえるわけですが、これはちょっと的がずれておるんじゃないかなと思います。何よりも大事なのが健康であり安心であり安全であると思いますので、その辺をしっかりと履き違えないようなことで進めていただきたいと思いますし、方法としてはこの前も全協で教育長も言われました、農協と提携とかという方法も考えられないことはないというようなことも言われましたが、例えばそれとか百彩館とか182ステーションとかというところとの協議も必要でしょうし、さっきもありました油木、神石と三和、豊松の形態が違うということでありますが、それぞれその自治振興会があります、そこら辺との協議をしてみる必要もあるんじゃないかなとも思いますので、提言にもなるかと思いますけど、再度お考えをいただきたいと思います。 ◎環境衛生課長(加村) 収集日につきましては、広報紙のカレンダー、あれは非常にコンパクトでいろんな行事が載っておりますので、十分利用していただきたいと思いまして、そこに毎週月曜日、木曜日は神石、三和地区の燃えるごみですよとか、そういった形で掲載していきますが。 もう一つの、ごみの可燃物で一部プラスチックを入れることにつきましては、最もよい方法で広報紙の本紙の方へ、スペースの問題もありますが、環境コーナーでありますとか、そういったものを設けてPRしていきたいと思います。よろしくお願いいたします。 ◎教育長(川崎) 安全な食材をというご指摘いただきました。全くそのように思っております。地産地消の研修会へ参りましたときに、県内の農協の専務さんが私と一緒に歩いて帰るときに、うちはキャベツの産地だと、キャベツを出すのに大体出荷前までに72回予防するんだと言われました。びっくりしましたですが、そうしないと売れないんだと。よくわかります。今学校でそういうふんだんに農薬を使ったキャベツと、虫が一匹でも皿から出たら先生も生徒も大声を上げて逃げるぐらいな時代でございます。虫がちょっとおったら、米虫でもおったら大変な騒ぎでございます。というような社会状況でございまして、そうするとやっぱり農薬で虫もいないようなものが求められていくわけなんです。それは、本当情けない話でございますけどが、当然学校給食としては栄養士さん中心に指導はしていただきよるんですが、何といいましても家庭でそういう状況でございまして、虫がおったら大変でございます。そういう中で、安全食を求めていきたいとは思っております。 これから、どういう方法でどのようにという手順が非常に難しいんですけどが、例えば、要らんこと言うようでございますが、ジャガイモがございます。うちのジャガイモは、非常にえくぼが多いジャガイモでございます。北海道から来るジャガイモは、非常に肌つやのいいジャガイモがやってきます。ジャガイモは、こういう機械で皮むきをします。手ではしません。そうすると、うちのえくぼの多いジャガイモは、えくぼがないようにするのには、こんなジャガイモがこんな小さくなります。北海道から来たのは、器量いいもんですから、ちょっとで済みよる。結局、産地というのは、やはりいろんな面で手入れをして、農薬もいろんなものを使って上手につくっておりまして、調理師さんはキュウリでも曲がったんで問題ないって言われるんですが、そうはいいましても、やっぱり大量にするときにはスピードが違うんだそうでございます。そうすると、器量のいいものいいものと求めやすくなるんですが、その辺も研究しながら、1年ぐらいかけてできるだけ早目に地産地消を進めてみたいと思ってます。 以上でございます。 ◆6番(赤木) 今のことですが、産地と言われましたけども、その大量につくられる産地の産物が来ているんじゃないかと思います、今現在が。産業課長に聞いてもらやあわかると思うんですが、この地方ではそんなその農薬をしっかりかけいという指導は最近は少なくなったんじゃないかなと思うんですが。そういう意味からして、一番安全に近いのが、地元でできたもの。しかも、どこのおじいさんがつくったとかおばさんがつくったとかという近親感も持てますし、そういう意味で地元産を使うべきだと思います。それと今、栄養士なり職員がどうのこうのという話がありましたが、教育機関でありますので、そういう職員をやはり教育されて、しっかりそういうことが言われないような職員でなくてはならないんじゃないですか。そういう意味で、今後しっかりと研究されるようにお願いいたします。 ○議長(岡崎) よろしいですか。 質疑を求めます。 ◆5番(豊田) 教育長さんに1つお尋ねしたいと思います。 先般の一般質問にもいろいろと質問が出ましたが、その中で高校の受験される応募者が非常に少なかったとるる答弁をしていただいたわけなんですが、1つの要因は環境整備が十分にできてないというように私は思うんですが。寮の方が、一つの屋根の下に2階は男性、1階が女性という、ふろも共同のような状況の中で、保護者がそういう環境が十分に整ってないようなところへはやはり安心してそういうとこへ、幾ら近い高校があっても、やはりそういうとこへはちょっと、事故があったときにはという懸念をされて今回のような受験者数が少なかったんじゃなかろうかと思うんで。私はそういうふうに環境整備が十分でないというふうに判断しとるんですが、教育長はどのようにお考えかお伺いしたいと思います。 ◎教育長(川崎) 高等学校の寮の問題でございますが、大変昨年皆さん関係者を含めましてみんな心配いたしました。と申しますのは、寮の希望者が多かった、ところが寮そのものは十分な環境を整えていなかったという、こういう現実に直面しまして。実は、合併前に4町村長さんは、県の方へ直接その問題を出されまして、油木高校の寮の整備を、場合によったら新しい合併したこの町でもやりたいという申し出をなさったとお聞きしております。というぐらい力を入れていただきました。結論は、県の施設ですから、町の方がとやかく言うというのは問題があるわけでございますが、それを乗り越えてそういう要望を出されたと。結論は、新しく寮を建てるということには至らなかったというのが結論でございます。したがって、県の方で現在の寮を整備するということで現在推移しておるとこでございます。それで満足はしとるわけではございませんけどが、引き続いて県の方へ要望は出していって、これは高等学校の方からも強く要望していただいとるとこでございます。 以上でございます。 ◆5番(豊田) やはり、環境整備することによって油木高校も盛り上がっていくと思うんで、安心安全なことを今後はPRしていただいて、児童数がふえるように最善の努力が必要と考えておりますので、よろしくお願いしたいと思います。 終わります。 ○議長(岡崎) 答弁いいですか。 続いて、質疑を求めます。 ◆4番(丸山) 委託料等の、町長競争の原理というようなことをちょっと言われたんですけど、そのことについて伺います。大変厳しい財政で、健全財政をするためには歳出を減らすとかというような方法しかないように思われますが、その減らす方法は委託料も含めた義務的経費の節減で、職員の給与も5%減を出されています。これはよしとして、委託料その他のものについて、各4地域合併前のままでいろいろとばらつきがあると思います。一体化、公平性、均衡のとれたものにするにはいろいろと課題も出ると予想されますが、一日も早く調整をしていっていただきたいと思います。町長は、競争の原理を少しでも経費節減に行われるように言われていますが、恐らく入札方式ではないかなというような感じもしていますが、これは一つの例ですけど、上下の方で聞きましたことに、合併したら役場からいただいていた仕事が全然なくなったと嘆いておられるような話も聞いています。確かに、入札には公平性があると思いますが、一面違った不公平さも生じてくるんではないかなあというようなことも思うわけで、今後の委託料の見直しまた備品購入等について、町長のその競争の原理のお考えを簡単でよろしいですからお答えいただきたいと思います。 以上です。 ◎町長(牧野) 今の丸山議員の質問ですが、委託料の件の質問でございますが、おっしゃるとおりに、合併して4カ町村の委託料の委託の仕方、そういったものはおのおの違うというところはあると思いますが、1町になったんですから一つの一体化を求めると。できるだけ町内でしていくというのが一つの原則だろうと思います。しかし、そうはいっても委託料、このノウハウが必要なところもありますけど、そんなものは町内でそういう対象者がいない場合にはそれはやむを得んということですが、原則的には町内で物品も調達するし、あるいは委託先もそのように考えておる。ですが、何回も申し上げておるように、この合併して即予算編成でございましたので、いろいろと委託料が適正なもんかと、公平性あるいはコストの面で適正なものかというのを判断がなかなかつかないということですから、前年度の比較をして予算計上しておるということでございますが、これを執行段階ではやはり今の公平性とかあるいはコスト面を十分考慮して執行するように、こういうふうに私としても各課へそういう要望をしておりますし、そのように命令していくつもりでございます。 以上です。 ◆4番(丸山) 大変厳しい予算であることはよくわかっておるわけですが、おれに任せろと言われ、多くの町民の支持を得られて就任されておられるわけで、財源不足、金がないというようなことはもう、ちょっと済いません、言わないように、いろいろ経費節減して、住民福祉のためそして4地域が早く一体化するようにご尽力いただくことをお願いして、終わります。 ○議長(岡崎) 質疑を求めます。 ◆3番(寄定) 産業課長さんにご質問ですが、有害鳥獣の駆除対策についてですが、4班体制で対応されると、このように聞きましたけど、合併する前で昨年のことですけどが、イノシシの被害に遭われて、産業課の方へお願いをして何とかならないかということだったんですけど、なかなか来ていただけなくて、イノシシは毎日のように喜んで田んぼで太って子供まで連れて入って。非常に収穫が本当に大変厳しい状況であったんで、すぐ対応していただけなかったということが非常に残念で。ある人から言わせると、それはあの時分をしっかり太めて猟期にとった方がええんだとかそういうふうに言われて、なかなか対応できなかったんですが、今後もしそういう有害鳥獣の被害が出たときに、そういう速やかに対応して。それもしかも合併前でしたので、油木の方で追うたら三和へ逃げるんだと、だから対応できんだとかそういうことがありましたけど、合併しましたので、油木じゃ三和じゃという町村のあれがないんですぐ対応していただけると思うんですが、そこは産業課の方で対応していただけるんでしょうか、その窓口をひとつ明確にしていただきたいと思います。 それからもう一つは、担い手のことで非常に営農の悩みが多いわけですけどが、この基幹産業である農業の担い手ということで、油木高校の卒業生、若き担い手候補生が営農に対して、就農に対しての取り組みを決意しておる人がおりますが、それに対する営農指導また経営に対するアドバイス、そういったことが産業課の方でされるのか、農協へ任されるんか、その辺ももうちょっと確認したいと思います。 それから、福祉保健課の方になると思いますけど、介護の件ですけど、予防介護にこれから力を入れていかなくてはならないという時代を迎えておりますし、またその介護についても、今の先ほども赤木議員からありましたけど、見直し、過剰介護等があるのではないかとかということが言われて、取り組みが、既に豊松ではパワーリハビリへの取り組みがされてすばらしい結果が出ておるということで、それを引き継いで油木、神石、三和も取り組むというふうになっておりますけどが、限られた地域、限られた人しかなかなかこのパワーリハビリをすることができないのが現状だと思うんです。そこで、パワーリハビリだけでなくて、もっと体を動かす方がいいんだとか、体操とかいろんな取り組みがあると思いますが、その点はどのように考えて、パワーリハビリだけでなくて、ほかのやり方についてひとつ教えていただきたいと思います。 それから、教育委員会の方ですが、また言わせてもらうんですけど、スクールバスの運行が非常に、昨日油木の中学校の関係の説明会があって、いろいろと資料を初めていただいて、なぜもっと早くこの対応ができなかったのかということが非常に嘆かれて。きのうの時点でバス停が変更になってるというようなお粗末な結果でありまして、きのうの時点でそういうことになるということ自体、どういったとこに原因があるのかということを教育長にお尋ねいたします。 それからもう一つ、学校関係、油木高校の件先ほども出ましたが、先日の一般質問でもありましたが、油木高校の受験生が少なかったという、希望者が少なかったということで、高原町内の中学生、中学校に教育長の方から責任を感じられて中学校の方へいろいろと指導されるということがあると思いますけどが、私はちょっと考え方が違うんです。教育というのは、枠にはめて、私は中学校の生徒がどこの高校を目指そうが自由だと思うんです。それを、地元に油木高校があるから油木へ行きなさいというような指導教育は余りよくないんじゃないかと、基本的に。子供の判断、また親が地元の油木高校がいいぞという価値観で選択できるように、余り枠にはめずに。まして、油木高校においては、高原町からかなり支援をしていただいて本当にありがたいと、保護者の立場でもありますけどが、ありがたいと思っております。だけどが、そのことを余り問い詰めて、やはり枠をはめた考え方で校長や中学校の教育に影響を及ぼすことはよくないと思います。ですから、そういった選択肢が、学力向上して選択肢がふえたことでどうのこうの言いよりなしたけど、私は非常にいいことだと思います。高原町でそれだけ教育に力を入れて、しっかり勉強して羽ばたいて世界へ、有為な人材に育ってほしいと、これでいいと思うんです。それを油木高校、油木高校。油木高校の問題は、油木高校が魅力ある高校になることが一番だと思うんです。それと、中学校からのそういう洗脳教育みたいなことをせずに。油木だけじゃありません。油木は、よそからでも、高原町以外からも来ていただけるような努力をしないといけないと思いますし、そのことを余りどうのこうの、油木高校がどうのこうの少ないじゃないかという話をしたら、我が家にも油木高校の生徒が、子供がおりますけどが、やはり感受性の多感なころですから大変ショックを受けておりまして、子供自体が。自分たちがつまらんから、魅力がないから少なかったんじゃないかと自分を責めておりまして、ああ、これは言ったらいけんかったなと思いました。というのが、もっともっと自分が頑張って、中学生の後輩にぜひ油木へ来てもらうように引っ張れる力がなかったと、このように子供が反省しておりました。ですから、教育というのが非常にデリケートな部分がありますから、余り教育長が責任を感じて中学校へ圧力かけるようなことはしない方がいいと思います。もっと自信を持って、確信を持ってやってもらいたいと思うんですね。そのことひとつお願いしたいと思います。 それから、学校の安全対策ですが、先日も質問させていただきましたが、具体的に学校任せになっておりまして、もっと行政とし、町として責任持って子供の安全を確保するという、そういう責任感ある対応で対応していただきたいと思うんです。今の状況は、校長以下教職員がこれは大変だということで、自分たちで悩み、そしていろんな対応策を講じておられる、それは皆まちまちです。もっと責任を持って、教育委員会がリードして、そして警察などと連携を取りながら、また保護者と連携を取りながら、地域の皆さんにもお願いしていくということをしていかないと、何かあってからでは遅いと思いますので。そして、新年度予算に反映されて何かをされてるかと思えば何もしてないというのが現状です。ですから早急に、できることから、小さいことでもいいですから、安全対策に取り組むという姿勢を見せていただきたいと、このように思いますので、よろしくお願いいたします。 ◎産業課長(福島) 有害鳥獣の件でございますが、先般も言いましたように、町一本化を一応図っていきたいということでございます。それで、協議会を設立いたしまして、その中でもいろいろとお願いをしていきます。そうした中で、猟友会というのは旧町村ございますので、これをすぐ一本化というわけにいきません。県の方の協議会へまたそこからお願いして、そこから了解をいただいて一本化をいたします。それを、17年度中にはしたいというふうには思っておりまして、いずれにいたしましても、駆除の班体制は4班で行いたいというふうには思っております。 それで、出動体制の件でございますが、これは旧町村におかれましていろいろと今までは体制がいろいろとあったろうと思います。苦情のお願いの形態はこれから体制はつくりますが、イノシシは、ご存じいただいておりますように、足跡を見つけたらすぐに言ってほしいというのがハンターの素直な意見らしいです。気がついたんが2日なり3日たつと、どうしてもなかなか移動しておりますので難しいということでございますので、けさ行ってみたら、きのうはなかったんじゃがけさあるよと、ついたよという足跡があるよ、出てきた形跡があるよというのは、できるだけ早目にしてほしいということは事実でございます。そういった中で、今後いずれにいたしましても、そこら辺は体制を組んで協力をしていく必要があろうというふうには思います。それから、休猟区ですよね、そういったところも一応見直しをしていきたいというふうには思ってますし、捕獲を十分していただければそれなりの報償費も計画をしておりますので、ハンターの方にも頑張って、とっていただくと言うたらいけんのですかな、これは一応こうなっとりますので、そういった形も進めていきたいというふうに思っております。 窓口につきましては、これから協議会の中でもしていきますが、一応直接的には支所の方にしますけど、多分そこから猟友会の駆除班のだれだれさんへというような形になるんじゃろうと思います。旧町村の中で体制がまちまちであったろうというふうに思いますので、そこら辺も調整をしながら行いたいと思います。ちなみに、旧三和町は、直にこう行くようなこともありましたので、班の方の班長さんとかという、班長さんを決めて行ったりもしておりましたので、そこら辺は検討していきたいというふうに思ってます。 それから、先ほどの担い手で、油木高校のものとかというような話もちょっとあったようでございますが、ついでにちょっと油木高校の話もしておきますが、実はきのうも話がちょっと出ておりましたが、校長先生の方も一遍私の方へも来られましたし、支所の方へも来られたんですが、産業ビジネス科ですか、そういうところで今度17年度でラジコンヘリですか、そういったものもひとつ取り入れ、購入をしてできるような授業を云々やというような話もされておられました。そういうヒアリングも云々よということで、何か大分整理ができとるようでございます。それはというのが、三和においてラジコンヘリによります水稲の防除をやっております。そういったところの1つは、オペレーターといいますか、それの研究用というようなこともございまして、積むところもどれくらいの面積が云々かあるかなというようなことも相談に来られまして、お話もした経緯もございます。ちなみに、お話をしておきますと、昨年が5集団といいますか5集落といいますか、5つの地区でやっておりまして、面積的には75ヘクぐらい取り組んでおりまして、延べでいきますと106ヘク実施をいたしております。これも、当然県の方への防除所等々へ事前に申請をして了解を得てやるわけでございますが、そういったような今までやっております、そういうところの数字もつかまれて帰られておられます。それで、指導等々につきましてはということでございますが、いずれにいたしましても、担い手につきましては、地域事務所等との先生方を含めて一生懸命になって指導なりをしていきたいというふうに思っております。 以上でございます。 ◎福祉保健課長(佐竹) それでは、介護予防についてのご質問でございましたが、ご承知のとおり、パワーリハビリ、平成17年度から4カ町村で実施してまいりますが、これは対象人員300名弱というふうなことで、大変これにあぶれるといいますか利用できない方が出てくるということもございます。この方に対しましては、デイサービスまたまめまめクラブとか先ほど出ておりますが、そういうところを利用していただくという形にもなってまいりますが、特に介護保険法で予防重視の制度をつくっていきたいということが出ております。既に、本町では食の自立支援ということで配食サービス、それから認知症予防教室とか転倒予防教室、そういうような教室のほか、老人クラブの生きがい活動助成というふうな形で、これにつきましてもやはり財政上補助のあるものをやはりとってやってるというふうな状況もございます。どこかの講演で聞きましたが、畑と坂道があれば介護予防につながるというふうなことで、やはり働いてそして歩くということが一番介護予防になるんではないかというふうに思います。特に、この予防につきましては、みずからが健康管理をいただく、またそして行政的にもこういうふうな予防教室等実施していく中で、介護になる予防を行っていきたいというふうに考えております。ただし、制度の方がこれから改正されて、どういうふうなものが出てくるかまだわかりませんけども、そういうふうな情報等、それから有利な補助と、そういうふうなものもこれから十分に研究しながら進めてまいりたいというふうに思います。 ◎教育長(川崎) 3点ございました。 まず1点目は、スクールバスのことでございますが、寄定議員さんには昨夜もご苦労をかけてありがとうございました。このスクールバスの対応の遅さがどこに原因があるのかという、端的に言いますとそのご質問だったと思いますが、これは端的に申しまして、認識のずれでございました。 私どもは、合併してこのバトンを受けたときには、まずスクールバスの発注というところからスタートしております。したがって、既にもう統合した学校についての生徒さんあるいは中学校の生徒さんの、どのバス停で何人乗るというのは、大体もう調査済みというふうにデータいただいておりましたので、それに基づいてバスの大きさを発注したわけでございます。で、説明会をまず小学校の方でさせていただきました、油木の小学校で。このときに、改めてずれがあるということを知りました。しかし、中学校の方は大体かなり生徒の方へは浸透してるだろうというお話を受けておりましたので、学校の方で一番いい時期を選んで説明会をお願いしますという状況でございました。ところが、昨日になっていろんな問題があるということをお聞きしまして、昨日議会が終わってあれこれとしたわけでございますけどが、用意周到にバトンタッチをしてなかったというところに、皆様方に不安を抱かせたというふうに反省しております。 問題は、6キロと4キロというのがございます。今まで旧町村時代にそれぞれのところで小学校、中学校の統合がございました。そのときの条件がそれぞれ違うわけなんです。例えば、今回の油木の小学校の場合は、中学生は6キロ以上と小学生は4キロ以上。だから、学校が中心じゃないわけです。例えば、近田小学校の子供さんの場合に、スクールバスへ乗れる子供さんと乗れない子供さんがいらっしゃったわけなんです。中学生も同じです。そういうところが、実は私どもの認識としましては今までそういう経験していないんです。三和町の場合やったら、3つの中学校が1つになったときには、高蓋の中学校の生徒は、スクールバス、来見の中学校の生徒はスクールバスっていうふうな条件だったわけです。したがって、私の家からここまでは4キロないんです。でも、スクールバスでやってきております。旧小畠中学校の生徒は6キロの生徒がございます。それは自転車でやってきております。これは、統合のときの条件であったということですべてを解決してきたわけなんです。解決ではございません、お願いしてきたわけなんです。 そういう事情が皆違っている中で、バトンタッチが十分そこを吟味してなかったということで今回ご迷惑かけたんじゃないかと大変反省をしております。これから、4月の入学式からできるだけ、できることならいろんなものを保護者の皆さんあるいは地域の皆さんと話をしながら、いい方向へ行くことができればなあというのがゆうべの反省でございます。 2点目は、油木高校の問題でございますが、これは寄定議員さんと同じ考えでございます。油木高校の発展と存続という言葉を私は今までずっと話してきたと思います。油木高校の存続だけじゃあございません。油木高校をすばらしい学校にするということが第一条件で、そしてそのことによって生徒は少なくっても存続の方向を探っていこうじゃないかというのが、今までの基本姿勢でございます。そうはいっても、地元さんが少ないんで、寮をというので、ことしになりましても町長さんと一緒に、町長さん県の方へ教育長のところへ行かれて、油木高校の寮の整備をお願いされました。というように、油木高校のよさをみんなでつくっていこうという思いは、これは議員さんと同じ考えでございます。 ただ、問題は、そのよさを知らない生徒が多過ぎるということを実は1年感じたわけでございます。例えば、あの通信衛星授業を30人おった中学生に、油木高校ではことし1年これをやっとるんだが知っとる人と手を挙げたら、3名しかいなかったと聞きます。3名しかいなかった。30名中3名しか知っていなかったと。これは、目玉としてやってきたことです。たくさんこといい面を持っとるんですが、それを中学生に知るような努力を私どもが不十分であったという反省を実は先般中高の校長としたわけなんです。だから、行きたくないとかなんとか、油木高校へ行け行けとこういう指導ではなくって、よさを見つける中で選んでほしいというものを進めていこうといって別れたわけなんでございます。17年度はそういうところで、アピールは、例えば油木高校の理科の先生ですばらしいものを持っておられた、その一番すぐれたものを中学校へ来ていただいて教えていただこうと。すばらしい体育の先生がいらっしゃる、その先生に郡内の中学生を寄せて指導してもらおうというふうなのを話し合っておるわけでございます。議員さんのおっしゃるように、油木高校のすばらしいものをつくり上げ、それを生徒に知ってもらっての進学というふうに思っております。前にも話しましたように、油木高校の学習成果発表、2回1年間に聞きました。すばらしいもの、今まで感じなかったものをたくさん身につけてきております。ぜひともこれを、中学生はもちろん地域の皆さんにも見たり知ったりしていただきたいという願いを持っておるとこでございます。 それから、安全対策の面ですが、まことに申しわけないです。研究不足は、はっきり私はあると思ってます。じきに簡単なところへ逃げていきます、警備員を置いたらいいんじゃないかとか。いや、やっぱりおらが町のおらが村のおらが学校という意識が強い中では、人の目をたくさん集中した方がいいんじゃないかという思い、これを言うと教育委員会はまた逃げの一手だと言われるわけなんですが、私の思いはそこは強いんでございます。さすまたも寄贈受けたり購入いたします。学校へ渡しますが、これが果たしていいものかどうかも、先般も申し上げたように、不安も持っております。インターホンとかそれから感知ベルとか等々またお願いしていこうかというふうに思ってるんですが、何分にも学校は広うございまして塀がございません。そう簡単に防御できないっていうことで苦慮しておるとこですが、また多くの知恵をいただきながら、進めていきたいと存じます。 以上でございます。 ◆3番(寄定) 有害鳥獣に対しては、早急に対応できるようにひとつお願いしたいと思いますし、予防介護については、さらにしっかり取り組んでいっていきたいと思いますので、よろしくお願いしたいと思います。 スクールバスも、今入学式言われましたけどが、6日の日が登校日でありますので7日入学式の前に、ですからそれに間に合うように、日にちがありませんので、だから心配をして何回も何回も言っても現実が厳しいんで、停留所の問題もまだはっきりしてないような状態ですから、非常に危ないとこを想定してありましたので、きのう問題になりましたですね。いろいろとこれから早急に対応していただいて、万全の体制で事故のないように取り組んでいただきたいと思います。 それから、油木高校の問題も、やはりみんなで油木高校を守り育て、そして油木高校の頑張ってる子供たちを応援していこうという姿勢がまず第一だと思うんです。ですから、経済的なことも支援をしていただいておりますけどが、やはりそれプラス子供たちがクラブ活動なんかも一生懸命やっております、そういうのを励ましていくという、そういう地域を挙げて子供を守り育てるという体制をしていく心の部分がやはり大切ではないかと思いますので、よろしくお願いしたいと思います。 安全対策については、もしものことがないように十分な対応をして子供の命を守る、そのことが高原町の安心の教育ということで子育て支援にもつながってくるし、また少子化対策にもなるし、本当に住んでよかったと言える高原町にもつながると思いますので、教育ということに対して本当に真剣に取り組んでいっていただきたいと思いますので、どうかよろしくお願いいたします。 以上、質問終わります。 ○議長(岡崎) 次に、質疑を求めます。 ◆2番(久保田) 質問も最後の方になりまして、私が質問させていただきたいということは同僚議員の方がかなり質問されましたので、一、二点お伺いをしたいと思います。 まず、合併して3カ月余りたったわけですが、これまでの各地域の各旧町村のいいとこをそれぞれ特色を出してやっていこうというようなことで、ふれあい事業等上げておられます。その中で、イベントというかお祭りというか、こういったものを旧町村でかなりやっておられたと思いますが、今度の予算では神石高原町のイベント、お祭り、こういったものが上がっておりません。説明では、これまでのいろんな行事というかイベントですよね、あれは旧町村というか各支所でやってくださいということでありましてちょっと残念だなあという思いがしております。これをいつまでも旧町村、各支所単位でやっておったら、新町での一体というか一体感がいつまでたっても出んのじゃないかというふうに思います。できれば、ことし神石高原町ふれあい祭りでも神石高原町何とかフェスティバルでも何でもいいですからやっていただきたかったなあというのが私の願いでありましたが、これも仕方がないというか、予算に盛り込まれてないということで残念に思っとります。なぜこの町主催のイベントを企画されなかったのか。イベントというても、合併記念のイベントじゃないですよ。合併記念の新町の開庁イベントは、もうこれは評判悪いですから、これは何か判断はどっちか判断してるでしょうけれども、いわゆるお祭りというかああいうたぐいのあれで、イベントですよね、あれをなぜされなかったのかお伺いをいたしたいと思います。 もう一点、先ほど佐伯議員さんからもありましたように、公民館の問題につきましてお尋ねをするわけですが、さっきの説明会ではちょっと私かなりこれはしつこく問うたわけなんでございますけれども、公民館長と主事では報酬が違うというようなことで、これはかなり不公平感があるということを聞いたわけなんですが。先ほどの質問では、公民館があるとことないとこの不公平感があるじゃないかという質問もあったわけですが、今度は私も思っておりますものは、あるとこで実際に不公平感が生じているという感じがしております。先ほどの生涯課長の答弁では、今度全体の公民館の状況を、これを整理しながら公民館としての位置づけをこれからやっていくということでございましたので、これを早い時期にやっていただきたいと思います。で、いつまでに整理をされて今度新しいスタートをされるのか、期限を切っていつからするのかということをお伺いをしたいと思います。 以上でございます。 ◎企画課長(平井) おしかりを覚悟で、あえてまた申し上げますが、開庁式の中でのイベントということを昨日の片山議員のご質問に対しまして答弁をいたしております。その中で、私どもが考えておりました内容というのは、そのときも申しましたように、町民の方の交流の場をそのイベントの中で設けていこうと。年寄りから若い人、男女、すべての人に集まっていただこうということであります。式典につきましては、くどいようでありますが、やまなみ文化ホールを使いまして、その後ウインズコートの方でイベントを計画をしていきたいというふうに思っておりました。これは、ご存じのように非常に利便性といいますか地域性といいますか、交通の便がいいとこでございます。さらには、夕日が見えるような非常に雄大な自然があるとこであります。この中にアトラクションなどを設けながらステージを組んで、そこで町民の方が夕日が沈むまでお祭りをしていくといいますか、そういったことを考えておりました。それが、開庁式の延長でありました。しかし、それが理解されないということでありますので、今回の全部の4つの地域が集まってのイベントというのは断念せざるを得ないのかなあと、そんな思いであります。 以上でございます。 ◎生涯学習課長(中山) お答えいたします。 時期を明確にしろということでございますが、まず委員会としてこの方針を均衡といいますか、大変ある意味でいいますと、あるところとそれから1行政区1公民館という地域と広域的な公民館、この3つにある意味で大別されます。で、このものを均衡を図るといいますかそういうことにしていくとすれば、そういう方針を委員会でつくりながらさらに社会教育委員さんのご意見もお聞きし、まず方針はつくっていかなくてはならないと思っています。で、この方針は17年度で確実につくっていきたいとは思いますが、じゃあそれを一体いつ実施するのかということに対しては、何月何日までにこれを実施しますというふうにはちょっとご回答をいたしかねます。 ◆2番(久保田) 企画課長より答弁をいただきました。町主催のイベントは計画をしておるんだが、余り議員の方が賛成しかねるというようなことで断念せざるを得ないということでございましたけれども、式典が、多分あれですよね、皆さん思っておられるのはそういう式典は必要ないんじゃないんかなということで、開庁記念は要らんのじゃないかと認識をされとるんじゃないかなあと私は思うんですよね。で、さっきのそのイベントの話でありますけれども、確かに町民の方、たくさんの方を子供からお年寄りの方まで来ていただいて、神石高原の何々祭りとかということは、私はかえっていいんじゃないんかなあと、かえって元気が出て、みんなやろうやというような気持ちになるんではないかなあというような思いもしておるんですが、これもいろいろ賛否両論もあるようでございますので、ひとつよく考えてまた検討していただいて、どうするかということを決めていただければというふうに思っております。 町長も先般来言われておりますけれども、合併から今日まで執行部の方は大変お疲れだったと思います。決算から16年度の予算、暫定予算また本予算、新年度予算と目まぐるしく変わりまして、事務量も大変多かったという中で今回の定例会を迎えられたわけでございまして、この予算審議を通しまして新町での、新しい町での統一ということはなかなか難しかったろうと思います。これまで、委託料でありますとかバスの問題、今出ましたが、スクールバスの問題等とかまだまだ多くの調整課題が残った中での新町の出発でございます。時間的にも無理だったろうと思いますけれども、この1年しっかり時間をかけて、もう各旧町村の垣根を取って、それぞれあっこはええことしょうる、ここはええことしょうるということのないように不公平感を一つでも解消して、一体感の持てる、一体化した新しい神石高原町をこの1年でどうかつくり上げていただきたいというふうに思っておりますので、どうかよろしくお願いをいたします。 以上でございます。 ○議長(岡崎) 質疑を続けます。 質疑のある方。 ◆1番(小川) 皆さんたくさん質疑がありましたんですが、何点かお伺いしたいというふうに思います。 先ほどから出ておりますふれあい事業2,500万円のことでございますが、資料いただいておりますように、広島県の町村合併推進交付金の中の10億円ということで、平成16年、17年で8億円、この10億円の原資がこの17年度の予算、多分きょう可決すると思いますが、17年度で8億円、10億円のうちの8億円をもう既に使うということで、あと残すところは2億円という原資になるかと思いますが、その計画は幾らか見直しをしなくてはいけないかもしれないというような町長のお考えのようでございますが、ひとつ今の公平感というか不公平感があるんじゃないかというようなところで、見直す部分については合併協議会の中では2,500万円を4つの地区へ均等、均等というんが額が均等じゃなしに2,500万円を4つずつという、一つずつで4つということですから、そういうそこら辺も1人当たりにすればかなり3倍まではいきませんが2.何倍というような差があるところもあるというふうに思いますが、その辺の見直しも考えておられるかということをひとつお伺いしたいというふうに思いますし、ほかの面では企画課の方で先般からあります開庁記念式典ですが、もっと大きなイベントも後へ控えておったんじゃが、ちょっとそれは考え直したというようなことを課長さんおっしゃっておりますが、私もやはり開庁式典については、町民へことしの予算は計画しておったよりはかなり緊縮予算になったという新聞等でももう既に広く皆さんご存じのようでございます。そういった中で、そこへそういうことをするということになると、やはり余計批判を買うんじゃないかと、これ私の思いはそういうふうに思います。 それと、そのことに関連すると思いますが、広く高原町アピールするんだという課長さんの考え方はわかりますが、ラジオCMを福山のレディオ備後だと思いますが、90万7千円の予算でこれをPRする、これは非常にこっちの方がやはり開庁式典するよりは広角的であろうというふうに思います。これを6カ月間ということで計画されとるようですが、その時期といつから6カ月間やられるんか、飛び飛びにいくんですか、それとも連続でいくんかわかりませんが、その点どういう計画なのか、それからあわせて先ほどから高原町の帝釈峡の問題も出ておりますが、産業課とか各観光協会、郡内の観光協会とか、そこら辺ともやはり連携をしてPR活動をしていっていただきたいというふうに思います。余り輪を広げたら、うちのところは言うてくれんかったじゃない、うちの祭りは言うてくれんかったじゃないというようなところも出てくるかと思いますんで、そこら辺はよく協議をしていただいてやっていただきたいと思いますが、その点、今ラジオCMの関係。 それから、観光係は産業課ということで、先ほどからも企画課の方とも連携をしたらええんじゃないかというような議員さんの発言もあったようですが、観光係専属の係の方が2名おられるということで、先般の神石高原町の観光協会の会議の中では、事務所を神石のスコラへ置いて、その職員さんの人件費部分を高原町の方で見ようというようなことだったというふうに思います。事務所はそういうことになっとるわけですが、やはり高原町へ来られて、これから高原町の観光を、どういいますか、観光に来られるお客さんというんはやはり182号線を通ってこられる方がかなり多いというふうに思いますし、産業課の方からいただいた観光客の入り込み数もデータをいただいたわけですが、182ステーション付近ですね、サンワの森も含めてあの辺がやはり多いと、また帝釈峡も多いわけですが、182ステーションは高原町の施設といいますか持ち物ですから、やはり観光客の動向というか考え方というか思いは、やはり現地で係の方も出て役場の机へ、わかりませんが、私はついて見よらんのでどういう業務を今やられとるかというのはちょっとわかりませんが、飛躍するかもしれませんが、高原町の観光係のいすと机といいますか、事務所を182ステーションのあいとるとこありますんで、そこへ持っていって、やはりすると、これ飛躍するかもしれませんが、観光客のいろんな意見を聞くという意味ではいいんじゃないかなあというふうに思います。そういう考えは多分ないと思いますが、なかろうと思うんですが、やはりそういうとこまで考えていただきたいなあというふうに思います。 今の観光係のことは私の思いを述べさせていただいたところでございますが、どういいますか、縮減、縮減で経費を下げてというようなことで、後向きな考え方ばかりにとどまらず、町長さんの施政方針あるいは17年度の予算大綱の考え方という中へひとつ入れていただきたかったなあという部分がございます。やはり前向きにやっぱりどんどんいくんじゃという方向でいかなくては将来はないということで、やはり人口が減っとります。人口をふやすには一番何がいいかということになるかと思いますが、やはり雇用の拡大であろうというふうに思います。 三和地区においては三和町時代に企業誘致ということで貝原産業さんが来られてかなりの雇用も広がるということで、自主財源の方もこれによって何億円かは一般財源へ入ってくるということでございます。やはりそういった部分を、やっぱり企業誘致、雇用の拡大ということで取り組むんだということを持っていただきたい。 それから、同僚議員の方からもございましたが、開発計画、基本計画をする中ではやはり井関地区にあります三和時代に購入しております土地をどういうふうに開発するか、開発の委員会をつくるということで結構なんですが、まだそちらの方へは全部買っておりません。まだ残った土地も半分残っておると思いますんで、そこら辺も含めてどういいますか、住むには神石高原町は非常に環境のいいとこですから、住宅なりそういった施設をして町外からの若い、そういった元気な皆さんを呼び込むんだというところをやはり展開していただきたいというふうに思います。外からそういった人口を取り入れることも大切ですが、やはり転出される方がかなりあると思います。そういった部分もそこで食いとめができるんじゃないかと、どうで家を建つんなら、同じ住んどった高原町の中へ建つという考えでとどまる方もおられるというふうに思います。そこら辺の基本計画の考え方へそういった点も入れていただきたいというふうに思います。大綱の説明の中に、考え方の中に、退職者と新規雇用という言葉が出てきておりますが、ことし雇用の計画があるのかないのか聞かせていただきたいというふうに思います。 それから、貝原さんの工場が完成して一部10月1日から営業というふうにお聞きをしておりますが、小畠バイパスと関連すると思うんですが、やはり営業が始まりますと大型車両、それから従業員さん関連のもろもろの車両がふえると思います。どちらからどうに車が流れるかということは私も承知しておりませんが、やはり旧といいますか、今の国道からのアクセスということで、小畠の町を通る車がふえるというふうに思います。それに伴う交通の交通量がふえる関係で、やはりいろいろ心配があるというふうに思います。小畠バイパスの進捗状況はどのようになっておるのか、これは県の問題であろうと思いますが、お聞かせいただきたいというふうに思います。 以上、よろしくお願いいたします。 ◎企画課長(平井) それでは、小川議員のご質問にお答えをしたいと思います。 まず、ふれあい事業のいわゆる原資となります交付金であります。これは広島県市町村合併推進交付金というもんでございまして、これに伴いましてふるさとふれあい事業の各旧町村単位での2億5千万円といいますか、これを一律にいくのかということでございます。 まず、この対象となっております推進交付金というものの交付の額というのが、合併前の町村の数といいますか、これによって算出されるようになっております。簡単に計算式申し上げますと、交付金の限度額というのは5億円プラス2億5千万円掛けることの合併する町村から2を引いたものを掛けると。いわゆるこの場合でありますと、2億5千万円に4から2を引いた2を掛けまして5億円と、それと5億円を足すということでございますので、もとの計算が合併する町村ということを考えておりますので、したがって均等に割り振りをしたということになろうかと思います。この額を見直すかどうかということにつきましては、私の方からそれを答える立場にございませんので、現在の段階では均等に割り振りされるもんというふうに思っております。 それから、次のイベントのことでございます。イベントにつきましては、開庁式に引っかけましてイベントをやっていくということで思っておりましたし、このイベントのまず初めといたしまして、旧支所単位に4つ支所がございます。それぞれの支所で地域のイベント取り組まれます。そして、4つございますから、オリンピックではございませんが、4年に一遍その地区が回りながら、全体の全町的なイベントをやっていけば、オリンピックと同じようにいいものができるんではなかろうかと、まずその手始めとしまして、この本庁ございます三和地区においてその開庁式とあわせたイベントをやっていきたいと。しかも、町が持っておりますホテルを利用してと、グレードの高いイベントをというふうに考えとったわけであります。 お尋ねのラジオでの放送といいますか、これでございますが、レディオ備後ということで、福山で放送されとるもんであります。内容的にはラジオでのPRでありまして、時間帯は一番いい特Aという時間で朝の7時から9時、それから夕方の5時から7時というこの2時間、2時間であります。この中を20秒買い取ります。これ毎日でございますが、週1回やりますと3万7,800円、これ週5回ということになりますと15万1,200円ということで、ほとんど毎日ということになります。この間やっていくと、これが1カ月が15万1,200円ということになります。これの6カ月分ということで予算計上をさせていただいております。ですから、車、自家用車等で通勤されてるお方がこのものを耳にされるということであります。 それで、私どもはこの中で、例えば豊松地区での紙飛行機あるいはゼロハン、竹トンボ、荷車と、こういったいろんなイベントが神石高原町内で行われております。中には全国大会というふうな名前を打ってやってる荷車でありますとか紙飛行機とかというのもございます。こういったものを常にアピールしていく、それから先ほどございましたが、観光シーズンになりますと、今例えば神石高原町にございます神龍湖のほとりのもみじがきれいですよとかという、そういった放送もやっていただくということで、一番いい時間帯、さらには一番いい時期をつかまえて6カ月間のPRをしたいというふうに考えておったもんであります。 それから、総合開発計画のことでございますが、既によくご存じのことであります。特に井関の地区にございます町有地でございますが、いわゆる塩漬け状態になってると思います。このものをいかにして塩を抜いて使えるようにするかということが目的でもあります。さらには、仙養ヶ原の開発等ございますが、必ずしも町が金をかけてやるんではなくって、民活を利用してものが何かつくれないだろうかと、そういう総合的なものを、いろんな知恵を拝借しながら青写真をつくっていきたいということで考えておりますんで、ご理解をいただきたいというふうに思います。 ◎助役(上山) それでは、私の方から観光等前向きに頑張りんさいというのもありましたし、退職者のもございましたから、若干そこら辺で答弁をさせていただきたいと思います。 観光の分野で言われました観光協会の中で事務所をスコラに設けるというのが、これは合併協時代に決まってたものでございまして、新たに新町で観光協会を立ち上げて、先般の会議で確認をされたんだろうと思うんですが、それはそれで観光協会の方でそこでやるんだというご確認があればそれでいいと思います。話の中にございましたスコラだけじゃなくって、スコラは近畿圏の方の観光客が多ございますが、こっちの182ステーション、あそこにつきましては福山の方面から182を通ってたくさん人が来ると。あそこにもだれか要るんじゃないかというような話も聞きましたが、確かにおればいいんですが、あそこには職員がおられて、その人が対応されてるような状況だと思います。それは当面は2人の職員の人件費というわけにいってませんので、そこら辺は観光協会の方で融通をきかせていただいて方策を考えていただきたいというふうには思います。 それと、観光係にせっかく専任がおるんだから、その人が机を持っていろいろ動きゃいいんじゃというような話もございます。それも一つの案だと思います。今そうするとは言えませんが、方法としては考えれる方法かなと思いますので、また検討をして、もしそれが可能であればそういうことになるかもわからないということです。 それと、産業課でなくって企画課の方がいいのかなというのもございましたが、それも機構改革の中でその方が本当にうまく観光の振興がいくという状況になりますれば、それも検討の余地に入るかなというふうに考えてるところでございます。 それから、金がない、金がないというてどういうん、引っ込み思案なるんじゃなくってもうちょっと思い切って元気でやりんさいという質問ございました。先ほどの総合開発計画についての絡みの中でございましたが、確かに金が現実今ないんですが、そうはいってもこれから財政計画立ってずっとないわけじゃございませんから、削減もしながら経費の削減、人件費の削減しながら、そのうち楽になりますから、それはそれでやりますんで、もちろん自然や企業やいろんなもん、資源があるわけですから、それを有効に活用するということを含めて、総合計画の中にも入れて、夢のある元気の出る計画は立っていきたいと思ってます。皆さん方の助言もこれからいただきたいというふうに思ってるところでございます。 それから、退職者と新規雇用について言われましたが、今年度、新年度で新規に雇用するという部分は、新年度でございませんが、合併協の中で約束事項ございました県北情報センターの職員2名というのが3月31日に採用ということは決定事項でございますんで、それがあるだけで、新年度につきましては今人員の職員採用の予定はございません。 それから、国道からの進入路といいますか、これから貝原が営業をするということで、大型も入ってくるよというのも含めてございます。小畠バイパスの進捗状況というのも聞かれましたんで、進捗状況につきましては建設課長の方から知ってる範囲を申しますし、早期開通に向けて行政は努力をしていくということで頑張ってますので、よろしくお願いをしたいというふうに思います。 ◎建設課長(橋本) ご質問ですね、小畠バイパスの進捗状況でありますけどが、小畠バイパスの推進委員会の長谷川会長さん初め役員の方々のご協力得まして、平成16年度予算分につきましてはすべて契約済みであります。平成17年度に入りましても、スムーズに用地取得ができましたら、1工区一部工事に着手できるのではないかというふうに思っております。 以上です。 ◆1番(小川) お答えをいただきましてありがとうございます。 いただいております資料によりますと、先ほど助役さんがお答えいただいたように、17年度から25億円ずつぐらい直すような計画がここへいただいた資料があります。もうちょっとしたら楽になるよというんが何年のことかわかりませんが、まだ平成22年度ではまだ22億円、24年ぐらいから18億円ということで20億円を切って、平成26年度では11億円ぐらいにかなり減ってくるような計画ができとるようであります。一年でも早く楽になって、前向きなことができるように期待をするわけです。 先ほどから言うように、やはり企業の誘致の実現は総合的に今の少子・高齢化であるとか、財源の確保であるとか、雇用の拡大であるとか、若者の定住であるとか、総合的に町の発展につながることでありますから、やはり施策の中に入れて取り組んでいただきたいというふうに思います。ことしがゼロということでありますから、マイナスへ向けていくんじゃないと、1、2、3、4と、こう上向きにいくんだという考え方で我々も頑張っていきたいと思いますんで、ひとつ計画が計画どおりに前向きにいきますようよろしくお願いをしまして終わります。 ○議長(岡崎) これで質疑を終結します。 ここで休憩といたします。 再開は15時20分といたします。(午後3時05分) ○議長(岡崎) 会議を再開いたします。(午後3時20分) 討論を求めます。 ◆10番(村上) 賛成討論を申し上げたいと思います。 今日、日本でもNHKの平成17年度の予算の審議に当たりまして、NHKはどん底で大変厳しい状況にあり、また不祥事などを理由といたしました支払い拒否、保留が3月末では70万件に達しておるということでございまして、経費や役員の報酬なり、また職員の給与もこれまた削減して当面をやらなくてはならないというような状況がNHKのテレビ局の方にも起こっております。しかしながら、野党の方も明確な改善策がないので、野党も反対しておりますけれどもが、与党の賛成多数で承認されておることが新聞で報道されておるのが皆さんもご承知のとおりであります。 我が神石高原町は合併して牧野丸の初めての17年度の当初予算が行われ、規模的には一般会計において107億円を超える予算でありまして、その中でもまだ十分な国の税源移譲が行われない中での三位一体改革等により、地方交付税を今年度会計見込み額とほぼ同額の54億5千万円を見込み、町債は総額13億360万円とし、合併交付金、合併補助金を前倒しをして計上してあり、さらに不足する財源は財政調整基金、福祉地域資金などを取り崩して確保してあるのが現状であります。この歳入不足に対しまして、歳出においては全課一丸となられて歳出を抑え、住民サービスの低下を最小限にとどめられ、合併初年度から予算編成に苦慮されておるところがうかがわれます。 財政難の深刻さは合併前の皆さんが予想されていた以上でございまして、合併の初年度から建設計画を見直しざるを得ない現状であります。町長は予算大綱でも執行者としての心構えの一端として四役の給与を10%カット、職員管理手当の半減を訴えるなど、また職員の時間外勤務手当も給与の総額の2.5%計上でとどめられ、職員の給与も5%のカットの組合と交渉中ということでございます。こうした人件費の思い切った削減に積極的に取り組んでおられる姿勢に対して評価をしたいと思います。 そうした多くの節減を考えられながら、また一方では多くの事業を行うように予算化もされております。給水施設、下水道施設、衛生施設など、また豊松への高齢者向けの特定公共賃貸住宅5戸の建設を初め、この回は深安消防署の安田、小塚出張所に高規格救急車を配備され、町医療に対する一分でも早い対応ということでそういう規格救急車を配備され、また安田小学校の再利用で介護保険の充実を図る一端としての事業も行われ、また油木、神石、三和地区においてもパワーリハビリテーション事業を行い、また子育て定住支援事業など多くの事業を計画されております。こういう面に対しても評価をしたいと思います。 しかしながら、ある一方で多くの議員の皆様が意見を述べられましたように、開庁式での反対意見なり、またふるさとふれあい事業での予算化の地域における不均等なものがあり、これらは一般財源で対応するべきではないかとか、交通対策の患者輸送事業など、多くの皆さんのご意見が出たと思います。そういう皆さんのご意見を聞かれまして、今後一層町民の福祉の向上の発展のためにご努力されますよう切望いたしまして、予算案に賛成いたします。 ○議長(岡崎) ほかに討論はございませんか。            (「なし」の声あり) ○議長(岡崎) 討論を終結し、採決します。 本案は原案のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。            〔起立多数〕 ○議長(岡崎) 起立多数であります。よって、議案第65号は原案のとおり可決することに決します。            ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(岡崎) 日程第2、議案第66号平成17年度神石高原町国民健康保険特別会計予算についてを議題とします。 質疑を求めます。 ◆11番(瀬尾) 資料等もいただきまして、いろいろ見させていただきました。運営委員会に提出された資料をもとにお聞きしたいと思いますが、歳入面で国民健康保険税、新年度では国民健康保険税率の改正は予定しておりません。ただし、括弧で現段階ということになっております。ということは、8月の本算定を控えて状況によっては改正もあり得るというふうに理解できるわけですが、せんだって資料の提出を求めまして、いわゆる資産割の額でございます。率が40%というふうになっておりますが、内容的には所得割額の4分の1、均等割額の3分の1とか、平等割額では65%ぐらいに、一番低いわけでございまして、これから全体の金額からいけば考え方によれば重税感はないなと思うんですけれども、現実的に高齢化が進み、一人世帯、二人世帯、収入がない年金暮らし、そういった方のやはり資産割というのは、田舎で全く資産価値がないもんが多いわけで、非常にそのことに対して重税感が持っておられるわけです。これ以上減すのがどうかということがありますけれども、やはり個々においては、え、こんなに資産税割あるんかというふうに思うわけなんです。 そういった面を検討していただきたいと思いますが、歳入の資料の8ページ、これは議会に出されたのはページが飛んでますから真ん中の方だろうと思いますけれども、一般会計のこれミスかなと思うんですが、一般会計からの繰り入れを3,078万円というふうにあります。大体予算書では1億920万円でありますから、これがそのまんま訂正されとればですが、私が見る限り一般会計からの繰入金は1億920万円だろうと思います。それを3,078万円という説明では、たったこのぐらいなら入れんでもええんかというような気もしますし、さらに恐らく旧油木町でも国保会計は黒字を続けております。基金も母屋の一般会計よりかようけ持って、さらにそれから何千万円という繰り入れをしとるというようなことで、非常に母屋の方の家主がおもしろくないんですが、これは義務的に入れる交付税算入等々で繰入金がある程度義務的になっておるわけでございます。恐らくことしの5月末での決算見込みは黒字になるんではなかろうか、そうすると財調へ積み立てるというような状況の中では、多分国保会計もすぐ母屋の基金よりか多くなるんではなかろうかと思います。所得割をふやすとかという手法もありますが、資産割を減すためにその他の率を上げてふやすということもありますけれども、必要以上に積立金を積んで積んで積み上げる必要もないというふうに思っております。そういった面で、資産割をある程度軽減できるんではないかというふうに思っておりますが、その辺の考えを聞きたいと思います。 もう一点は、12月ですか、全協でお聞きしたレセプト点検は、これ賃金がそれに入ると思うんですけれども、非常に専門的な知識が要ると。そういった面で、問題は医療費の受けた内訳ですから極めて個人のプライバシーに当たるものを見るわけです。こういったスタッフの職員の中で見直しを図れるという中では、やはり職員がレセプト点検を少なくともやれば、安く上がるのは臨時職員かもわかりませんが、レセプト点検をしっかりすれば相当なものが、病院の方の意図的ではないにしても非常にミスというんですか、医療費のミスが発見できるんではないか、そういうような意味からも、職員、正職員をレセプト点検に配置した方がいいんではないかというふうに思っておりますが、その2点につきましてお聞きしたいと思います。 ○議長(岡崎) 休憩。(午後3時33分) ○議長(岡崎) 再開します。(午後3時33分) ◎住民課長(前原) お尋ねのありました保険税の関係でありますが、現在の保険税の算定におきましては所得割を7%、資産税割を40%、均等割額2万円、平等割額2万円ということで算定してきておりまして、その辺の積み上げの結果につきましては、資料等で福祉課の方からお示ししてるとおりであります。資産割の関係、確かに資産を持ってても、それがそれほどの価値を生んでないというのも現実であります。その辺が重税感につながってるのでないかというようなご指摘もありますけども、全体としましての保険税をどう組んでいくかというところ、特に国民健康保険におきましては、残念ながらどちらかといえば低所得者の人の加入が多いというような状況もありますので、その辺につきましては今後の検討材料にさせていただきたいと思っております。 なお、今の税率等につきましては、ことしの16年度の最終的な決算の状況等見ながら8月の本算定向けて検討していくわけですが、できるだけ変更かけないようにしたいと考えております。 ◎福祉保健課長(佐竹) レセプト点検員でございますが、特にこのレセプト点検員、薬剤関係から広範な医療関係の知識を有しているということで、これはもう専門職的な部分がございます。これを職員でやっていくということになりますと、相当な研修期間というものが必要ではないかというふうに思うわけですが、これにつきましても、これは以前の議会におきましてもご指摘していただいたところでございまして、これをすぐというわけにはこれ研修等も必要でございますので、ご意見をお伺いしたということで、これから将来に向けて検討させていただければというふうに思っております。 ◆11番(瀬尾) ちょっとよく聞こえなかったんですが、低所得者層が多いので資産割については検討材料としたいということだったと思います。その後、現段階では見直しをしない、8月算定においても税率は変更しない方針だと言われたんですかね。 レセプトも専門的で研修期間が要るというふうに、今雇用されとるのは、ほいじゃプロですか。どういう方を臨職として、どのぐらい雇われたか、その臨職の方がほいじゃ研修へ長く行って任せえかという人なんか、その辺をお聞きしたいと思います。 ◎福祉保健課長(佐竹) 現在レセプト点検員さん、2名でございまして、あともう一名の方はその経験年数がまだないということで臨時職員ということで入っていただいております。このレセプト点検に要する期間というふうなことについては、実は私もどのぐらいの期間が必要かということはわかりませんが、現在入っていただいてる方につきましては、それぞれ10年以上も前からちょっとその業務に携わっていただいてるという方ばっかりでございます。 ◆11番(瀬尾) 10年以上もすれば大分プロになると思いますが、やはり一番問題は、非常に最初言いましたように個人のプライバシーのきわみでございます。やはりこういった仕事は、臨職員の方がする仕事と正職の方がする仕事というのは基本的に違うと思うわけです。こういったものはやはり正職が、ずっと長い間各町村とも臨職でやってきましたから当たり前と思うてますが、よくよく考えればこういった個人のプライバシーのきわみにかかわるようなものを臨職がやるというのはやはり考えもんではなかろうかと思いますし、研修期間が要るといいましても、例えばほかの水道管理者なんかでも正職員が何カ月も行きますわね。だから、少々研修を受けて、そういったプロ的な専門的な知識を受けるためには、今臨時がおってやってくれるんなら、その間職員を養成するということはできるんではないかと思いますが、そういったやはり正職がする仕事、臨時職がする仕事という基本的な問題から考えていただきたいというふうに思うわけです。 ○議長(岡崎) 休憩とします。(午後3時40分) ○議長(岡崎) 再開します。(午後3時40分) ◎助役(上山) 先ほどの瀬尾議員の質問でございますが、個人のプライバシーのきわみであるのが臨職ではいかがなものかということでございます。これは今佐竹課長が言いましたように、専門性ということがあって踏襲をしてきてます。すぐ正職で対応できるような業務でないということも含めてありますし、今そこにはめる、確かに職員も多ございますが、これから人事の中で整理をして、今言われたような部分で正職で対応していくようには心がけてはいきたいと思いますが、当面は今できる人材がいないということもございますから、研修も含めて必要でしょうし、そこら辺を考えて、できるだけそういう方向に向けて努力をしていきたいということでございます。 それから、プライバシーにつきましては、臨時であろうと点検員であろうと、これは守秘義務は守っていただくということできちんと契約もしながら対応していかさせておりますので、そこら辺はご理解をいただきたいというふうに思ってます。
    ○議長(岡崎) 質疑を求めます。 ◆9番(松本) 高額療養費が5千万円計上されておりますが、これはだんだんふえる傾向にありますが、どういったものがふえていくのか、その原因の分析をどうされているか、またその対策ですね、どのように考えておられるのか伺います。 ○議長(岡崎) 休憩とします。(午後3時42分) ○議長(岡崎) 再開します。(午後3時47分) ◎福祉保健課長(佐竹) 松本議員さんの高額療養費の対策でございますが、やはりこれにつきましては、受診者に対する保健指導、保健師等の指導等、また二重診療とかそういうふうな総合的なところを啓発してまいりたいというふうに考えております。 ○議長(岡崎) ほかに質疑ございませんか。 ないですか。            (「なし」の声あり) ○議長(岡崎) 質疑を終結し、討論を求めます。            (「なし」の声あり) ○議長(岡崎) 討論を終結し、採決します。 本案は原案のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。            〔起立多数〕 ○議長(岡崎) 起立多数であります。よって、議案第66号は原案のとおり可決することに決します。            ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(岡崎) 日程第3、議案第67号平成17年度神石高原町老人保健特別会計予算について質疑を求めます。 質疑ございませんか。            (「なし」の声あり) ○議長(岡崎) 質疑を終結し、討論を求めます。 討論ないですか。            (「なし」の声あり) ○議長(岡崎) 討論を終結し、採決します。 本案は原案のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。            〔起立多数〕 ○議長(岡崎) 起立多数であります。よって、議案第67号は原案のとおり可決することに決します。            ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(岡崎) 日程第4、議案第68号平成17年度神石高原町介護保険特別会計予算について質疑を求めます。 ◆6番(赤木) それでは、もう介護保険会計ですから、これに絞るだけですが、介護保険の給付金の方なんですが、年々と高くなっております。この現状と、将来へ向けての不安なんですが、いわゆるチェック機能というのが町村にはないために、悪く言えば言いなりに支払う結果になりかねないというようなことから、これから高齢者もふえて、特に後期高齢者というのがふえてくる推測がされております中で、新規に業者の参入を考えていかれよりますし、そういう中で介護のサービスが適当であるかどうか、適正であるかどうかということがチェックできない今のシステムであります。それでは特会の会計、介護保険事業を執行する上で大変不利な面が起きてくるんでないかと思うわけでございます。 したがって、今回改正がされるであろうという新しい法のどういうんですか、内容等がある程度わかるようでしたら、その辺も知らせていただきたいし、それがそこら辺がクリアできないんだとしたら、町独自でもそういう精査する機関を体制をつくるべきではないかと思うんですが、その辺についてのお答えをいただきたいと思います。 ◎福祉保健課長(佐竹) 赤木議員の介護サービス等のチェック機能等についてでございます。 介護保険制度でございますが、サービスを利用するに当たりましては、現段階では申請者の方が介護保険の認定に係る申請をされますと、認定調査ということで訪問調査を行います。そして、主治医の意見書を添付して、今度審査会へかけて判定されると。そこで判定されますと、今度は介護度が決まってきて、その中で今度は介護サービス計画、ケアプランを今度立てて、それに基づいてサービスを利用していくという仕組みになっておりますが、現段階のところで認定調査の部分、それからケアプランの部分というふうなところで、これは町村がやるところにつきましても、大体在宅介護支援センターとかというふうなところでお願いしてる状況でございます。 介護保険法の一部を改正する法案ということで情報が入っておりますが、まず先ほどに申しましたように、介護保険制度を予防重視のシステムに変更していくということと、それから在宅と施設との間に利用者の大きな負担の差があるということで、このたび居住費また食費に係るものを保険給付外とするというふうなことも出ております。ただし、低所得者の方の施設利用が困難となることのないよう、所得に応じた新たな給付を行うことと。それから第3に、都道府県知事が事業者の指定等を行うこれまでのサービス体系に加え、市町村長が事業者を指定し、指導監督を行うことができる地域密着型サービスを創設するということで、このたびそういうふうな指導監督というものが法の中で出されて、案として出ております。介護サービス事業者について情報の公表を義務づけるというふうなことも情報として入っております。 先ほど申し上げましたように、認定調査の見直しということで、新規の申請者にありましては、現行では市町村、それから居宅介護支援事業者、それから介護保険施設というところが調査を行っていくということになっておりますが、改正後では市町村が行うという形で改正案が出てます。特にこれも経過措置が設けられておりますが、介護保険制度の見直しで市町村が主体的にこういうふうな調査を行いなさいと。 それからケアマネジメントですが、ケアプランを立てる場合、1人の人がたくさんのケアプランを持ってるとやはり煩雑になってくるということで、担当件数の見直しというものも出ております。このものをそれでは町村がやるといっても、これはどういう体制でやっていくのかということが出ておりまして、これは基幹型支援センターと、基幹型支援センターというものがこのたび制度の改正で地域包括支援センターというふうな形で制度をつくっていこうということで進められております。 地域包括支援センター、これは町村で置きなさいということでございますが、このセンターといたしましては、総合的な相談窓口機能を有したものと、そして介護予防マネジメントと、それから包括的、継続的なマネジメントというこの3つの基本機能を有した保健センターを設置しなさいということが出ております。これを、ではどういうふうに設置していくかということで、17年度は準備期間という形で出ておりますけども、18年度からはこれに設置に向けて整備を進めていきなさいというものが出ております。まだ、この包括支援センターにつきましてより具体的な部分等についてはこれから出されてくるというふうに思いますが、この包括支援センターにつきましては、社会福祉士とか保健師、それからケアマネジャーなどを置いて整備を進めなさいということで、これに係る財源的な措置というものにつきましては、これから検討されるということになっております。 ということで、以前基幹型支援センターというものを進めておりましたが、介護保険等の仕組みの中で包括型支援センターというふうな形で、これは各市町村に1カ所、これをつくりなさいということで、その中で指導とか監督とかそういうふうなことに当たりなさいという形のものが出されております。 ということで、この制度を利用しながら、特にこの介護サービスの適正化といいますか、町が関与するというふうな形の中で適正化を図っていければというふうに思いますし、またすべてこれが町村でできるというものではない、支援センターにも協力をしていただくということになれば、その指導、助言等についてもこれから十分に、職員配置がこれ伴うものでございまして、すぐにということに専門職の育成も含めてやらなければいけないんではないかというふうに思っております。 ○議長(岡崎) ほかに。 ◆6番(赤木) 今年度じゃなしに17年度にはもう決まってくるわけですか、改正法です。 ほいから、体制づくりの方、やはり慎重に対応していただきまして、またその専門職等もかなりの高度な資格が必要だと思うんですが、その辺を十分しっかりとした体制づくりをしていただきたいと思います。 ○議長(岡崎) 答弁いいんですか、答弁。 ◆6番(赤木) ちょっと簡単に。 ◎福祉保健課長(佐竹) 介護保険制度の見直し、これが具体的なものがこれから出てくるというふうに思いますので、制度の趣旨に乗って、また適正なサービスが提供できるよう努めてまいりたいと思います。よろしくお願いします。 ○議長(岡崎) その他質疑を求めます。 ◆9番(松本) 関連するんですが、チェック機能ということでありましたが、国保の場合はレセプト点検が大きなチェックになると思うんですが、介護保険の場合は町村ではなかなか難しいというふうにも聞いておりますが、もととなるこのケアプランはケアマネジャーが作成されますが、これ大体施設へおられる人が多いので、悪くとれば自分のとこの施設へようけもうかるようなケアプランを立てれば、そうもうけがふえるということにもなりますが、そこのケアプランについてのチェックは幾らか町村でできるのではないかなあと思いますが、そのあたりがどうなのかという点と、それから先ほど言われました地域包括支援センター、これはまだこれから検討とは思いますが、今ある既存のどっか施設を利用されるのか、あるいは新しくこういったものをつくられるのか、どういった方向で検討されるのか伺います。 ◎福祉保健課長(佐竹) 松本議員さんの質問ですが、ケアプランのチェックということで、実際に相当な件数が出ていて、町の方でちょっと点検ができていないという状況でございます。これにつきましても、やはり制度の改正に伴いまして、やはりこういうふうなところにつきましては、監督指導また検査というものに努めてまいりたいというふうに思います。 それと、包括型支援センターの設置場所でございますが、これについてはまだこのものが情報が入った程度でございまして、基本的な考えは持っていなかったわけでございますが、基幹型、以前基幹型支援センター、これにつきましては当初は保健福祉センター、神石の、こちらの方に設置した方がいいのではないかというふうに考えていたところでございます。 ◆9番(松本) ケアプランの審査が十分できていないということですが、これはやった方がいいと思っておられるのか、初めからやる気がないというか、やるのは無理とあきらめておられるのか、もしやった方がいいというなら、今後どのような体制で取り組まれるのか。 ◎福祉保健課長(佐竹) このケアプランのチェックにつきましては、やはりこれは適正にサービス料の提供ということでチェックをしていくことが必要と思っております。ということで、現用人員でどこまでできるかというのはちょっと数値等については申し上げられませんけども、チェック体制ができるような形の中で進めていきたいというふうに思っております。 ○議長(岡崎) ほかにありませんか。            (「なし」の声あり) ○議長(岡崎) ないようなので、質疑を終結し、討論を求めます。            (「なし」の声あり) ○議長(岡崎) 討論を終結し、採決します。 本案は原案のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。            〔起立多数〕 ○議長(岡崎) 起立多数であります。よって、議案第68号は原案のとおり可決することに決します。            ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(岡崎) 日程第5、議案第69号平成17年度神石高原町簡易水道事業特別会計予算について質疑を求めます。 ありませんか。            (「なし」の声あり) ○議長(岡崎) 質疑を終結し、討論を求めます。            (「なし」の声あり) ○議長(岡崎) 討論を終結し、採決します。 本案は原案のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。            〔起立多数〕 ○議長(岡崎) 起立多数であります。よって、議案第69号は原案のとおり可決することに決します。            ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(岡崎) 日程第6、議案第70号平成17年度神石高原町飲料水供給施設事業特別会計予算について質疑を求めます。 ◆11番(瀬尾) 古くは前課長の時代にお聞きし、新しくは現課長のときにお聞きして検討課題になっておる問題でございますが、神石高原町の予算であります。豊松地域の合併前の施設を引き継ぐのは既得権ということでそれは当然でありまして、合併後はそうした各町内地域にいろいろそういったレベルの施設があるわけでございまして、統一した基準で全域を対象とすべきではないかというふうにお聞きしたわけですが、非常に高齢化で不安を持っておられる集落といいますか、地域もあるわけでございます。意向を把握して対処していただきたいと思いますが、きょう段階でどの程度まで検討されたかというのをお聞きしたいと思います。 ◎環境衛生課長(加村) この飲料水会計でございますが、専用水道が7つとそれから飲料水供給施設が9で16施設現在あります。それに類する地元管理の施設があるというふうなことで、それを町管理、だんだん高齢化するということで、議員がご指摘のように伺っております。小さいところでは5戸、それから大きいところでも38戸という施設規模ですので、非常にどういいますか、それも集落が隣接しておるところは少ないという、点在しているところがたくさんあると思います。実情もある程度把握を今しておりますし、それから地域によっては旧町単位で地元の意向を聞いております、地元管理施設、この施設を。ですから、その辺をもう少し精査しながら、やはり飲料水でございますので、豊富で低廉で、それから浄水、きれいでなけにゃいけないと、この3原則がありますので、何とか水量があればいいだろうということではいけないんで、どうしても維持管理なり、それから地元でも何とかしてくれんかというところはあろうかと思いますので、その辺は十分対応していきたい。これから、恐らくこの地域でどんどん給水戸数がふえるとは思えませんので、施設は古くなるけれどもが、だんだん負担がかかってくるというような状況はよく存じております。したがいまして、この施設を一遍にどういいますか、町管理ということにはなかなかならないかと思いますが、その辺を十分考慮しながらやっていきたいと思います。 ただ、全部管理といいましても、どういいますか、周辺の草刈りでありますとか、それからメーターを見ていただくとかということは多少地元へお願いするかもわかりませんけど、その辺で現段階ではそう思っています。 ◆11番(瀬尾) 意向を精査して状況によっては対応したいということでございます。小規模になればなるほどこの収支のバランスが崩れて赤字になるんですが、地域でやれば黒字なんですよね。相当な黒字が出とるから、元気なところは専用水道でも意向調査したら、30万円補助があったら60万円の薬代して結構やるよ、やるよと言っておられますが、今はできても将来的にできなくなったときに受けるというよりか、一つの基準を設けてやはりそういった専用水道については強制的にでも移行した方がいいんじゃないかというふうに思いますし、飲料供給施設についてもすべてを5戸や6戸をするというわけにはいかないと思います。やはり、国庫補助でやったもんでなかったら水道の基準の工事ができてない面もあるわけですから、そういった一つの統一した基準で意向を把握して対応できるとこは対応された方がいいんではないかというふうに思います。先ほどの答弁で意向を十分把握して対応したいということでございますので、答弁は要りませんので質問を終わりたいと思います。 ○議長(岡崎) ほかに質疑ございましたら。            (「なし」の声あり) ○議長(岡崎) 質疑を終結し、討論を求めます。            (「なし」の声あり) ○議長(岡崎) 討論を終結し、採決します。 本案は原案のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。            〔起立多数〕 ○議長(岡崎) 起立多数であります。よって、議案第70号は原案のとおり可決することに決します。            ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(岡崎) 日程第7、議案第71号平成17年度神石高原町農業集落排水事業特別会計予算について質疑を求めます。 ◆9番(松本) この加入率が一番高いところが四日市の93%で一番低いのが市場地区の73%ですが、これはもうこれで固定されるのか、またこれの加入率の拡大といいますか、それに向けて取り組まれるのかという点と、それから区域内の公共施設というのは全部接続されてるのかどうか伺います。 ◎環境衛生課長(加村) お答えいたします。 加入率でございますが、先日協議会のときにお示ししておりますが、一般家庭につきましては、ほぼもう余り伸びないんじゃないかなあというふうに思っております。地域によれば計画給水人口より住宅がふえたというところもありまして、随分高くなっているところもありますが、ご指摘いただきました一番低い地域73.4%でございますけど、推進は随分しておるわけですけどが、なかなか経費もかかりますから、個人的にトイレの改造等もありますので、余りもうそれは伸びないんじゃないかなあというふうに思います。 もう一点、公共施設については、これも旧町によってかなり差があります。公衆トイレをすべて集排接続してあるところもありますし、そうでないところもありますし、一つの例がですね、公共施設すべてということになりますと、まだまだ件数、ちょっと詳細な件数は把握しておりませんが、に接続のところが随分あります。 ◆9番(松本) 公共施設で接続ができていないというのは、学校が多いんでしょうか。町村ごとでの何か地区ごとでなくてもいいんですが、大まかにどういったところができていないのか伺います。 ◎環境衛生課長(加村) 学校等は集落排水、区域内にあるところは接続はしてありますと。それ以外に、先ほど言いました公衆トイレでありますとか公民館、公民館の付随した建物、そういうなところ、それからどういうんですか、いわゆる体育施設のトイレのようなところ、グラウンドのトイレとか、そういったところはまだ随分残ってるというふうに思います。 以上です。 ◆9番(松本) 町が一生懸命推進加入を勧めても、それぞれの親元ができてないようではなかなか難しいと思いますので、予算の関係もあると思いますが、それぞれの所管において早く接続できるように取り組んでいただきたいと思います。 ○議長(岡崎) ほかに質疑は。            (「なし」の声あり) ○議長(岡崎) 質疑を終結し、討論を求めます。            (「なし」の声あり) ○議長(岡崎) 討論を終結し、採決します。 本案は原案のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。            〔起立多数〕 ○議長(岡崎) 起立多数であります。よって、議案第71号は原案のとおり可決することに決します。            ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(岡崎) 日程第8、議案第72号平成17年度神石高原町観光施設事業特別会計予算について質疑を求めます。 ◆12番(小林) 昨日も例として出してましたが、委託料について十分過去の例、いろいろ経緯も踏まえて精査する必要があるということを申し述べましたが、このウインズコートホテルの施設貸与に関する収入ということが168万円計上されております。これは旧町で契約されたことではございますが、この根拠についていまだ説明が私には納得できない、理解できないというのは、高いか安いかということ、結局そういうことにはなりますが、168万円がどういう数字なのかというのがわかりません。それと、これの納期が4月と8月というふうに説明がございました。このことについても、どういう根拠か私にはわかりません。説明をお願いします。 ◎助役(上山) それでは、私の方から小林議員の質問に対してお答えをしたいと思います。 先般来も質問ございましたように、根拠という部分ですが、定かな根拠というのは何でその168万円になったかということですが、私が引き継ぎをしてますのは、平成15年2月に再建会議が行われて、るるその行政であったり会社であったり銀行であったり、そういうところが会議をしてつぶさないと、これ財産だから残そうということがまず決められてまして、それからじゃ残すにしたらどういう形で残すのかということがございましたようです。その中で、それがるる会議の中で積み上げられまして、経営計画といいますか、そういうものも提示をされる中で、結果的には経営状況、要するに宿泊、宴会、婚礼、それからプール、茶事、そういうところで経営状況が出ますが、大体36か7%の稼働ということを試算として出されて、そうしたときには経営状況の中で168万円なら出せるという判断だろうというふうに思います。それが私のところで言える状況というのは、経営状況を見てやるというのが、引き継ぎを受けたというかサンワの森の社長と話をする中での聞き取りで、そういうふうに私の方はつかんでございます。 それからもう一つ、納期につきましても、これも以前にもう契約の中で4月と8月に払うというふうに決めてございますので、それを踏襲をしているということでございます。 以上です。 ◆12番(小林) 今の説明では旧町であったことで、そういうふうに引き継いでおるという程度のことで、どうもそこら辺からが、それではどうも住民の皆さんも私も、そりゃ理解できないんですね。これは何か別な方法もあるんではないかと思うんです。不動産鑑定とかというふうな手順もあったりして、それがお互い払うものと、それからいただくものと、相反するわけですから、今のお話では、そりゃその時点で協議はできた結果だとはおっしゃいますが、まあこのぐらいなら払えるというのは当初のご希望と可能な数字ということで、そこへ決着しとるというふうに思いますが、あの施設が三十六、七%の稼働率だとおっしゃいますが、36%の稼働率で実質160万円というのはどうも説明、あの施設そうかなと。もちろん町が一応所有者でございますので、管理者でございますので、固定資産税などはむろんかからないということからすれば、もっと交渉したり、町のこういう財政でもございますし、ですからもう少しというふうな話もできないことはないと思うんです。 それと、基金が3,100万円あるわけです。この基金というのは3,100万円、あの大きな施設で3,100万円というのは小修理でも何回かすりゃ済むようなことで、実質は大きい修繕費には回らないと思うんです。回ってもごく限られとるものだと思います。ですから、こないだ助役の説明では基金のある中で対応していくと、その後のことについてはまた相談ということはお聞きしております。ですが、3,100万円の基金があってでも、これを当てにして将来償還が20年となっておりますが、この間に果たしてこのものが運営できるのかと。そんなら、できなかったときに基金をさらに積み込んで待機して対応する考えなのか、この辺が荷物にならないと言えばならないし、なると言えば未曾有です。そういうようなことから、そのようなところについて考えをお聞きしたいと思います。 ◎助役(上山) それでは、お答えをいたします。 最初の168万円の件でございますが、これは経営状況を見てこんだけ払えるという契約がなされてるわけですから、これにつきましてはその契約を尊重するということで168万円を見てるんですが、要はその金っていうのが確かに3億3千万円の公債費に充当できるということで、平成36年9月30日までで完済できるわけですから、ある意味それは町の持ち出しはないということはあります、その借金の部分で言いますとですね。 それと、1つ大きい整理という部分では、やっぱり再建をしていこうというとこで、15年にさかのぼりますが、バブルがはじけてからやっぱり調子が悪くなったと。そういうときに、そのウインズコートがそうはいっても三和にとっては集客の目玉でもありますし、そうはいってもああいうホテルが地域にあるというのは魅力の一つだということを従業員も当時は五十何人おられたんでしょうが、今は三十七、八人ですか、その分の雇用もあるよということも含めて、道の駅とのリンク、ほんであの地域の開発を結構公費をかけてやられてますから、そういう部分ではつぶしてしまって廃屋にしたんでは何の意味もないというところから始まってますから、それはそれで今度新町になって踏襲をして、もちろんウインズコートだけじゃございませんし、スコラがあったり仙養があったり藤野呂があったり、それは前から言ってるようにリンクをしてセットで開発をしていくというか、魅力を探っていくというふうな施設にしたいということがございまして、額の問題はありますが、それは今の場合は腹が痛まないからいいと思うんですが、今見直そうと思ってませんが、疑義が生じた場合は、何億円ともうかり出したらもし、それはまた変わるかもわかりませんし、どうにもならん、手を上げると言われたときには、それはそれでまたご協議をしていきたいというふうに思っていますので、今のところはこれでやっていきたいというふうに思います。 それから、修繕費ですが、修繕費も今基金で積んでございます。当面は大きなものは社長と話をして、ないだろうということで、例えば災害等大きな部分は保険の対象で入ってますから、かなりそれで修理ができるだろうということで、当面はそんだけあれば一般財源を充ててプラスやって、基金の中でできるだろうという判断をしてますので、これが枯渇したときには、またそれはそれで十分な検討をしていきたいというふうに思ってるところでございます。 以上です。 ◆12番(小林) 168万円についてはそのようなことで、逆算的なことでもございますが、今ほかな観光施設についても見直しとか、大修繕についてもやっぱりそれなりの対応をするということでございますが、これらについても今の契約できとる事項については、どうも一方的な話のように私は受け取れる。ですから、他の施設についても、そういう話ができるのか、例えばこれだけしか払えないよと、これだけは要るぞと言われた場合に、そういう話がこれからできていくのかということを危惧しますし、それと今の納期の問題、4月、8月ということですが、これはお互いの納税に対しても毎月納期になっとるわけですね。毎月、もう分けておる、四半期に4期に分けたもんもございますが、最低限この4期ぐらいには分けていただいてもええのじゃないかと思います。だから、4月と8月というのは契約事項だとおっしゃいますが、これは四半期、8月というのが理解もできないし、4月というのもわからないんですが、そのようなことも考えます。 趣旨等についてもお話になりましたが、この趣旨とかこの不要論とか、そういうもの私持っとるわけではないんです。ただ、けたが大きいだけに、心配があるということでございますんで、そこらあたり今の状況、お話の状況では一般の住民の皆さんにわかってもらえる説明には私は理解いかないんですよ。 ◎助役(上山) お答えをいたします。 経営状況というか、他の施設にはどうするんかという質問でございましたよね。他の施設にも幾らか金をもらうのはもらいよる、出す方が結構多いんですが、もらうのもございますが、それは経営状況見て判断をしていってるんですよ。そん中でつぶさにゃいけんもんはもうやめるというのを判断、町の方がしなきゃいけませんが、今のところは必要ですから、経営状況見ながら、ある程度の我慢はしていただきながら、維持ができる部分はやっていくという方針でいきたいと思います、他の施設の部分ですね。この今の納得ができんという部分は、もう納得をしていただくしか今のところございません。 それから、4期に分けての方がという部分もですが、これは会社との相談ですが、契約の中に毎年4月20日と8月20日までに2分割して払うというふうに契約書がございますので、これを尊重して2期というふうに言ってるんですが、これにつきましても社長とまた話をして、2期に分けるより4期でも同じようにできるんじゃないんですかというようなことは、それは調整をしながら、よしということになったらそうするし、毎月の方がええと言うてんならそうしますし、というのはちょっと事後相談をして協議をして、またお答えをしたいというふうに思います。 ○議長(岡崎) ほかに質疑はありませんか。 ◆11番(瀬尾) 12番議員に関連するんですが、今の納期、世の中には常識というもんもありますし、特に行政については一つの決まりもあるわけなんです。4月と8月に賃貸料入れるというのは、どう考えても常識では考えられない。やはり毎月か上半期か下半期か四半期というのが常識だろうと思います。今の4月、8月で想定はできませんし、仮定のことも公には言えませんが、万が一ここ4月前になったときには8カ月間がパアになると。ですから、小切りの方がいいんですが、少なくとも四半期ぐらいで話が進めばいいと思うんですが、恐らく契約条項の最後には、この契約で疑義が生じたら甲、乙協議するというんがまずあると思いますから、その辺でできれば前払いの方がいいんです、四半期ずつ。そういったことも含めてやはり協議していただきたいと思いますが、どうでしょうか。 ◎助役(上山) お答えをいたします。 納期の問題でございますが、契約書の中にそういうふうに書いてございますからそうですよというのは原則でございますが、今言われたように、そりゃ小林議員にも答えましたが、何でこういう契約になったかというのもまだ聞いてませんので、それもまず聞く中で、できれば疑義が生じた例ももちろんございますから、できれば前納がいいよというのはもちろんそうですし、毎月、2カ月に1回とかというようなことで、できるだけきちんと説明がつくような形で入れていただくようにということで協議をしていきたいというふうに思います。 ○議長(岡崎) ほかにありませんか。            (「なし」の声あり) ○議長(岡崎) 質疑を終結し、討論を求めます。            (「なし」の声あり) ○議長(岡崎) 討論を終結し、採決します。 本案は原案のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。            〔起立多数〕 ○議長(岡崎) 起立多数であります。よって、議案第72号は原案のとおり可決することに決します。            ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(岡崎) 日程第9、議案第73号平成17年度神石高原町分収育林事業特別会計予算について質疑を求めます。 ありませんか。            (「なし」の声あり) ○議長(岡崎) 質疑を終結し、討論を求めます。            (「なし」の声あり) ○議長(岡崎) 討論を終結し、採決します。 本案は原案のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。            〔起立多数〕 ○議長(岡崎) 起立多数であります。よって、議案第73号は原案のとおり可決することに決します。 17年度の予算が成立して、一言お礼の言葉を述べさせていただきます。 先日は、合併に伴う旧町村の最終年度の決算審議をし、また新しい町の予算の審議いたし、本日成立いたしました。この歴史的とも言える議会に執行部の皆さんは実に熱心に真摯にご答弁をいただき、厚く感謝申し上げます。皆さんは、この合併の生き証人として、成立予算をした予算に一生懸命頑張っていただきたいと思います。また、この予算を審議していただいた議員の皆さん、大変今まで経験したことのない長い本会議の期間でございます。残すところはあと少しでございます。どうぞ皆さんもこの合併に対しての生き証人でございます。それに使命感と誇りを持ってやっていただきたいと思います。大変ありがとうございました。感謝申し上げます。 ここで、町長から発言のお申し出がありましたので許可します。 ◎町長(牧野) 議長から発言の許可をいただきましたので、私から一言ごあいさつ申し上げます。 この3月定例議会、決算審査に始まって、この新町発足後の最初の17年度の一般会計初め7特別会計予算を3月10日に計上しております。その間、議長の円満なる議事運営によりまして、限られた時間ではございましたが濃密なる審議を賜りまして、ここに全会計予算とも原案どおり可決決定していただきまして成立をいたしました。まことにありがとうございました。 今議長も言われましたように、新町始まって最初の歴史のスタートの予算でございます。私としてももう少し、どういいますか、大手を振ったような堂々とした予算ができることを望んでおりましたが、いろいろ事情がありましてこういう予算になりましたが、しかしながら皆さんの審議の過程でいろいろと提案型のご意見も賜りまして、新町発足後の初議会、各町村からいろいろな立場で議員さんが当選されておりまして、幅広い発想豊かな提案、ご意見をいただきました。私きょうはずっと聞き役に回っておりましたが、すばらしい皆さんのそれぞれの立場でのご意見を伺いまして、こういう議会ならこの新町、これからの将来展望は確かなものになるというふうに確信をしたわけでございます。不肖私を初め執行部の者といたしましても、皆さん方のご意見を予算執行に当たっては十分配慮、考慮しながら、新町の発展のため、あるいは住民福祉の向上にさらなる鋭意努力してまいる所存でございますので、この上ともいろいろとご指導賜りたいというふうに思います。 簡単でございますが、本予算の成立に当たっての私のお礼のごあいさつといたします。まことにどうもありがとうございました。ご苦労いただきました。ありがとうございました。 ○議長(岡崎) お諮りいたします。 議事の都合により、あす19日から22日まで休会といたしたいと思いますが、これにご異議ありませんか。            (「異議なし」の声あり) ○議長(岡崎) ご異議なしと認めます。よって、あす19日から22日まで休会といたします。 お諮りいたします。 本日これにて散会といたしたいと思いますが、これにご異議ありませんか。            (「異議なし」の声あり) ○議長(岡崎) ご異議なしと認めます。よって、本日はこれで散会することにいたします。 23日午後1時30分まで本議場にご参集ください。 ご苦労さまでございました。            午後4時40分 散会...