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◯財政課長 議案第45号令和3年度廿日市市
一般会計補正予算(第4号)について、
歳入歳出補正予算、
事項別明細書により、その内容を御説明いたします。
補正予算書の9ページをお願いします。
1の総括、歳入でございます。15
款国庫支出金から22款市債まで、23億2,097万4,000円を追加するものでございます。
10ページをお願いします。歳出でございます。2
款総務費から12
款予備費まで、23億2,097万4,000円を追加するものでございます。
続いて、12ページをお願いします。
2の歳入でございます。15
款国庫支出金、2項
国庫補助金から16
款県支出金、2項
県補助金につきましては、一部を除きまして歳出のところで御説明させていただきます。15
款国庫支出金、2項
国庫補助金、6目
消防費国庫補助金、補正額761万円の減額でございます。これは、
応急物資管理事業において、国の補助金である
社会資本整備総合交付金の内示額が当初の見込みを下回ったことから減額するものでございます。なお、この補助金の補正及び後ほど説明する市債の補正により、歳出の
該当事業において
財源更正をさせていただいております。19
款繰入金、2項
基金繰入金、1目
ふるさと応援基金繰入金補正額3,520万2,000円でございます。これは、令和2年度の
ふるさと寄附金の額が確定したことに伴い、本
年度事業の財源として活用するため、
ふるさと応援基金からの
基金繰入金を追加するものでございます。なお、この基金の充当により、
歳出予算の
該当事業において
財源更正をさせていただいております。6目
財政調整基金繰入金、補正額1億9,134万3,000円でございます。これは、今回の
補正財源として充当するものでございます。
14ページをお願いします。22款市債、1項市債、1目総務債から5目土木債につきましては、歳出のところで説明させていただきます。6目消防債、補正額830万円でございます。これは、先ほど
消防費国庫補助金の
減額補正で御説明いたしましたが、
応急物資管理運営事業において、
社会資本整備総合交付金の内示額が当初の見込みを下回ったため、事業の財源として市債を追加するものでございます。
16ページ、17ページをお願いします。
3の歳出でございます。2
款総務費、1項
総務管理費、6目企画費、17ページ説明欄014
筏津地区公共施設再編事業、補正額19億2,000万円でございます。これは、国の補助金である
都市構造再編集中支援事業費補助金が当初の見込みを上回って内示されたことに伴い、令和4年度に予定していた
再編整備工事の一部を前倒しして実施するため、
工事請負費を追加するものでございます。財源は、
国庫支出金の
都市構造再編集中支援事業費補助金4億20万円及び市債の
筏津地区公共施設再編事業債13億6,790万円でございます。11目
コミュニティ推進費、説明欄009中
山間地域振興事業、補正額611万6,000円でございます。これは、地域の担い手の確保や、地域力の維持・向上のためになくてはならない
広島県立佐伯高等学校の生徒数を確保し、高校の存続を図るための取組を拡充するもので、学力向上に向けた公営塾の
開催日数増加に係る
学習支援員の報償費40万6,000円と、中学生が進学先を検討する6月及び7月から進学先の最終決定の期間まで、地域や高校と一体となって高校の魅力を県内外に発信するための補助金570万円及び事務費1万円をそれぞれ追加するものでございます。12目
生活交通対策費、説明欄003
自主運行バス運営事業、補正額178万円でございます。これは、
コロナ禍においても安心・安全な
公共交通サービスを提供するため、
自主運行バスに
高性能フィルターを搭載した
空気清浄機等を設置することに伴う
運行負担金で、
廿日市さくらバス運行負担金66万円、
佐伯地域生活交通運行負担金35万円、
吉和さくらバス運行負担金11万円及びお
おのハートバス運行負担金66万円をそれぞれ追加するものでございます。説明欄005
地域公共交通再編事業、補正額6万5,000円でございます。これは、先ほど御説明しました
自主運行バス運営事業と同様に、後畑地区で
実証運行を行っている
予約型乗合タクシーに
空気清浄機等を設置することに伴う
運行負担金を追加するものでございます。説明欄007
地域公共交通等応援事業、補正額514万円でございます。これは、先ほど御説明した
自主運行バス運営事業、
地域公共交通再編事業と同様に、安心・安全な
公共交通サービスの提供を図るもので、
市内交通事業者等に対し、
空気清浄機等の設置費用の一部を補助するものでございます。
18ページ、19ページをお願いします。5
款農林水産業費、2項林業費、2目
林業振興費、19ページ説明欄005
林道整備事業、補正額2,222万円でございます。これは、県の補助金である
育成林整備事業補助金が当初の見込みを上回って内示されたことに伴い、
林道頓原迫谷線の開設に係る
工事請負費を追加するものでございます。財源は、
県支出金の
育成林整備事業補助金1,444万3,000円及び市債の
林道整備事業債780万円でございます。6
款商工費、1項商工費、2目
商工業振興費、説明欄013
新型コロナウイルス感染症対策産業振興緊急支援事業、補正額4,800万円でございます。これは、令和3年3月18日付けで専決処分させていただきました、広島県の
集中対策に基づく外出機会の
削減要請等の影響を受けた
中小事業者の支援として、1
事業者当たり30万円を支給するもので、申請件数が当初の見込みを上回ることから、補助金を追加するものでございます。広島県による想定を基に当初見込んだ、240
事業者分と事務費を含めた8,100万円の予算に対し、影響を受けた
事業者数が当初の見込みを上回ったため、現在140
事業者分4,200万円を予備費により執行しておりますが、さらに増加することが見込まれるため、このたびの補正で160
事業者分を追加させていただくものでございます。財源は、
県支出金の広島県頑張る
中小事業者応援事業補助金でございまして、このたびの歳出の
増額補正に伴う財源として2,400万円、専決と予備費により既に執行しております事業費の財源として3,300万円、合わせて5,700万円を追加させていただくものでございます。3目観光費、説明欄003
観光資源ネットワーク化事業、補正額546万1,000円でございます。これは、
コロナ禍により
観光産業への影響が特に大きい
宮島地域について、自然、歴史、文化など宮島の
普遍的価値を生かした宮島らしい観光を推進し、
観光産業の復興と
ポストコロナ、
ニューノーマルに適合した
観光アクションプランとなる、
宮島ルネサンス計画を策定するための委託料495万円及び事務費の追加51万1,000円でございます。
20ページ、21ページをお願いします。7
款土木費、2項
道路橋りょう費、2目
道路橋りょう新設改良費、21ページ説明欄002
道路整備事業、補正額1億8,000万円でございます。これは、国の補助金である
社会資本整備総合交付金が当初の見込みを上回って内示されたことに伴い、
市道熊ヶ浦鯛ノ原線道路改良工事請負費9,000万円、市道赤崎14号線
道路改良工事請負費3,000万円、
用地購入費5,400万円、
家屋等補償費600万円をそれぞれ追加するものでございます。財源は、
国庫支出金の
社会資本整備総合交付金9,900万円及び市債の
道路整備事業債7,280万円でございます。3項河川費、2目
海岸保全費、説明欄003
港湾施設整備負担金、補正額5,000万円でございます。これは、広島県が実施する
臨港道路廿日市草津線の整備について、国の補助金が当初の見込みを上回って内示されたことに伴い負担金を追加するものでございます。財源は、市債の
港湾施設整備事業債4,500万円でございます。4項
都市計画費、1目
都市計画総務費、説明欄005
宮島口地区整備事業、補正額1,219万2,000円でございます。これは、国の補助金である
社会資本整備総合交付金が当初の見込みを上回って内示されたことに伴い、
宮島口地区内の
道路整備等に係る
工事請負費を追加するものでございます。財源は、
国庫支出金の
社会資本整備総合交付金509万6,000円及び市債の
宮島口地区整備事業債450万円でございます。6項砂防費、1目急
傾斜地崩壊対策費、説明欄003急
傾斜地崩壊対策事業、補正額2,000万円でございます。これは、県の補助金である急
傾斜地崩壊対策費補助金が当初の見込みを上回って内示されたことに伴い、丸石地区急
傾斜地崩壊対策工事請負費1,000万円及び
水口B地区急
傾斜地崩壊対策工事請負費1,000万円をそれぞれ追加するものでございます。財源は、
県支出金の急
傾斜地崩壊対策費補助金1,000万円及び市債の急
傾斜地崩壊対策事業債1,000万円でございます。
24ページ、25ページをお願いします。12
款予備費、1項予備費、1目予備費、25ページ説明欄001予備費、補正額5,000万円でございます。これは、災害や
感染症対応として当初予算で5,000万円計上しておりましたが、先ほど御説明した
中小事業者への支援金など約4,900万円を執行する見込みであることから、今後の不測の事態に備えるため予備費を追加するものでございます。
以上で説明を終わります。御審査のほどよろしくお願いします。
7
◯委員長 以上で当局の説明は終わりました。これより質疑を行います。
【総務費】
8
◯委員長 それでは2
款総務費について質疑はありませんか。
9
◯栗栖委員 佐伯高校の中
山間地域振興事業です。この
補正予算を受けて、一昨日土曜日の中国新聞に市が取り組んでいると記事が出てたのですが、そこに21年度
一般会計補正予算案に
関連事業費6,100万円盛り込んだと書かれているのですけど、6,100万円というのはこれまでの分とかも含めてとか関連しているの全部含めてなのか、ちょっと見えなかったのでこの金額についてまず説明をお願いします。
10
◯佐伯支所長 土曜日の新聞に6,100万と書かれておりましたけれども、610万の誤りですので、翌日に610万と訂正させていただいております。
11
◯栗栖委員 次の日に訂正記事が入ってたんならよかったです。勘違いをされると一人歩きするので慎重に対応お願いします。今回かなり今年度の部分で定員割れをしているので、2年連続になると統廃合の対象になるということで、かなり市も危機感持って今回の補正を組まれたのは分かるのですが、2023年度から入試の制度が変わって、今までだったら選抜1、2とあったのがほぼほぼ選抜1でやって、定員を割れた場合に2という形で、これが
佐伯高校の入試にとっていい方向に働くのか悪い方向に働くのかってのはちょっと読めないのですけども、とにかくこの1年何とか頑張れば次につながるのかなと期待もしているのですけども、そこらの考えはどう思えばいいのか、答えられたらお願いしたいのですけど。
12
◯佐伯支所長 将来入試の方法が変わるということはありますけども、とりあえず76になったということが非常に大変なことであるということから、このたび何とか80人を超えるように目指して今回緊急的に
補正予算を上げさせていただいたという分です。
13
◯栗栖委員 その入試制度が変わることがプラスに働くのであれば、例えば今回こういった補正組んで頑張ったけど結果がついてこなかったというときにも、例えば県に対しても何とか例外認められないのかと強いことも言えるのかなという気がしたのですよ。だけど今のようにそこらの部分についても感覚がないのであれば、もし今回これだけのお金かけて来年度の入試で80を超えなかったといった場合には、もうそれで終わりということでよろしいですか。
14 ◯中
山間地域振興室長 すみません、入試制度の見直しの部分については私どももまだ詳細つかみきれてないので、何とも言えないという部分もございます。ただ、そうした中で先ほど支所長も申しましたように、そうは言っても我々としても
佐伯高校存続のために生徒を確保していきたいというような強い思いを持っています。これは私どもだけではなく学校も同じような思いで、先般の一般質問でもお答えを部長のほうからもしておりますけども、生徒数確保に向けて一体となって取り組んでおります。そうした中で何とか頑張って成果を出していきたいと、今そこまでしか御答弁できませんけど、そういう形で頑張ってまいりたいと思っております。
15
◯岡本委員 今の
佐伯高等学校活性化支援事業補助金についてなのですが、
佐伯高校の存続に向けた取組について応援をする会への
補助制度の内容についてお伺いをいたしたいと思います。
佐伯国際アーチェリーランドが広島市内、宮内、佐伯の3か所で
アーチェリーで
入学希望者を20名増やすことを目標に、
アーチェリーの体験会を計画をされております。これは
アーチェリーに興味関心を持ってもらい佐伯中、
佐伯高校の部員を増やすことで
佐伯高校の存続を目的としているということなのですが、現在市は
佐伯高校を応援する会を通じて様々な支援を行っていただいております。この
アーチェリーランドの取組も応援をする会と連携または応援をする会の取組となるように調整をし、
佐伯高校の存続に結びつけることはできませんでしょうか、お伺いをいたします。
16
◯佐伯支所長 今回の
アーチェリー体験会の予定ですけども、こちらにつきましては応援する会の代表とも調整をいたしまして協力できる部分は協力する、市としてもできる部分は協力するということでお話をさせていただいております。
17
◯岡本委員 応援をする会のほうから支援をするということですが、そうするとまた応援をする会の資金というか、不足するようになるのだろうから応援をする会に対しても市から補助を増やしていくということをしないといけないと思うのですが、その辺はどうですか。
18
◯佐伯支所長 確か応援する会に対する補助金については大幅な執行残が発生することが見込み難いということもございますので、こちらにつきましては同窓会とも連携をして何とか応援できる部分を協力していくと考えております。
19
◯岡本委員 はい分かりました。しっかり調整をしてもらえればと思います。もう一点、
佐伯中学校の
アーチェリー部員ですが、23名ほどおられます。ですが、学校の先生による顧問はおられず、
佐伯国際アーチェリーランドの指導者が
中学生高校生を1人で指導されています。学校の先生が無理ならば外部から指導者を雇用することは可能ではないでしょうか。今回こうした予算は計上されておりますでしょうか。
20
◯教育総務課長 6月補正には計上させていただいておりません。ただ、我々市教委では部活動の充実と教職員の
負担軽減を図るために
部活動指導員を置くように制度化いたしております。校長から
部活動指導員の配置要望を受けまして一定要件に合致すれば配置することといたしておりますので、現場の校長先生から申出があればまた相談していきたいと思っております。
21
◯高橋委員 今の中
山間地域支援事業では
佐伯高校を支援するという
補正予算、
佐伯高校を支援するということには反対ではないし、ぜひ支援して来年度の
入学者数を増やしていくということには賛成なのですが、使い方なんです、この611万6,000円の使い方にちょっと疑問があるのですが、下のほうの
活性化事業補助金追加ということで570万、先日情報提供いただきました中に
活性化事業、当初予算で240万円を
PR動画作成事業に使っていると。今回の補正570万円でさらに
オープンスクールの特色ある教育、
部活動オンライン動画配信に係る経費ということで、この570万がのっていると思うのですが、この動画配信によってどれぐらいの入学者が見込める予定なのか、そういった思いがあるのかお伺いします。
22
◯佐伯支所長 入学者の見込みですけれども、目標としては当面は30名を確保したいと考えております。そして最終的には定員が40名になるようにと考えております。
23
◯高橋委員 上のほうの公営塾の
学習支援報償費の追加40万6,000円、これについては9月から公営塾を今1回やっているのを3回に増やすということで書いてあったのですが、私は今回
佐伯高校が
国公立大学に4名でしたかね入学したと。聞くところによると山口県警にも通ったということ聞いておりまして、例えばクラス30人の中で4名が国公立に通るということはすごいことだと私は思うのですね。そういう意味でPR動画よりもむしろそっちのほうに支援するほうが
佐伯高校のイメージアップにもつながるし、口コミでどんどん広がっていけば在校生の
学力アップにもつながる、安心して進路が補償される学校なんだとイメージをつくるほうがいいと思うのですが、そこら辺のお金の使い方、40万6,000円と570万については大きく差があり過ぎると思うのですが、もっと
学習支援のほうにお金が使うようにできないものかお伺いいたします。
24
◯佐伯支所長 委員おっしゃるように学力というのは高校を選ぶ際に大きなポイントになると考えております。しかしながら、当面一定の生徒数を確保しないといけないということで、まずは情報発信、
オープンスクールが7月にあるのですけども、それに向けてしっかりと情報発信することが大切であるということも学校とも協議しまして、今回このような予算の計上をさせていただいているところでございます。
25
◯高橋委員 あとは先ほど言いました当初予算で240万が計上されていて、PR動画作成配信SNS等を活用した告知に係る費用として当初予算で240万は計上してあると。さらに570万で今度オンライン動画の配信をすると。両方で大方800万以上ものお金をそういった動画配信で使うというのは、私はさっきから言いますようにもっと学力、公営塾のほうに力を使うほうが何ぼか効果が上がると思うのですが、そこら辺の870万も使って動画配信をされると。その動画が今後何年間か使えるというものなのかどうなのか、改めてお伺いします。
26 ◯中
山間地域振興室長 今の情報発信のほうでございます。当初予算を充当して使うという部分は主に
オープンスクールに来ていただくということを狙っています。今回
増額補正ということで
補正予算を提案させていただいている部分につきましては、やっぱり昨年度の状況をみましたときに
オープンスクールに参加した人、これが40人強いらっしゃいます。そのうち23人というような入学の状況の中で、やっぱり
オープンスクールに来ていただいた後も
佐伯高校に関心を持っていただくというような情報発信をしっかりやっていかないくてはいけないのではないかということで、
オープンスクール参加者にそれ以外の方にもですが情報を出していくという部分を
補正予算で提案をさせていただいております。併せて今御質問の中にあった学力の向上、これは私どもも情報発信する前にやっぱり魅力を高めるということで学力向上は必要だと思っておりまして、今回
補正予算提案に当たって学校側ともお話をさせていただいております。これは民間の学習塾の活用という部分も含めて話をさせていただく中で、まずはやっぱり今の公営塾をベースにやっていくほうがいいだろうというようなこと、学校のほうからもお声をいただいて回数を増やすということで
補正予算を上げさせていただいております。あと併せて学校のほうも昨年度から補修というものを週2回でございますけども、補修というものに取り組まれております。こちら併せまして、うまいこと生徒さんには使っていただいて相乗効果を出していきたいと、発揮していきたいと考えております。
27 ◯大畑委員 今の佐伯高等学校についてなのですが、PR動画ですが主にどのようなことをPRされようとしているのかお聞きします。
28
◯佐伯支所長 PRの内容ですけれども
オープンスクールの様子であったり、授業それから部活動の様子などをPR動画作成いたしまして配信をしたいと考えております。
29 ◯大畑委員 普段の高校生活の様子が分かるといいと思うのですが、今どうしても女子野球とか
アーチェリーそれから国公立への入学者のほうがもてはやされて、それ以外の生徒にもやっぱり楽しい学校生活送ってほしいんですよね。そういう特色あるものをPRするのはやっぱり存続のために県がそうしろと言っているので必要だと思うし活躍はうれしいのですけども、
佐伯高校にそこまで注目されないクラブだとか属していなくても十分に楽しめるような
佐伯高校にするために何かそういうところですよというようなPRにできるのかどうか伺います。
30
◯佐伯支所長 確かに
佐伯高校の特色のあるクラブとしましては女子硬式野球部、
アーチェリーというようなことがありますけども、それ以外の学校生活であったり、ほかのクラブもありますので、そんなに数多くないのですけども、そういった学校の雰囲気がよく伝わるような動画としたいと考えております。
31 ◯大畑委員 地元としても私もどういうことができるか協力はしていきたいと思うのですが、ただ県として廃止を考えるというような対象にするというようなことなのですが、県は叡智学園のような超エリート校にはすごくお金をつぎ込んでしているので、県教委との話でも特別な活躍をしなくても地域にとってはなくてはならない学校だということしっかりと伝えてほしいと思うのですがどうでしょうか。
32
◯佐伯支所長 委員おっしゃられたように
佐伯高校の特色であったり、よいところをしっかりと伝えていきたいと思います。
33 ◯林委員 今、中学校3年生が佐伯と吉和で何人おられてということと、30名なら30名でいいと思うのですけど、佐伯、吉和で何名、それ以外の廿日市で何名、県外で何名というもくろみを持っておられるかどうかお聞きします。
34
◯佐伯支所長 現在の中学校の生徒数ですけども、3年生、
佐伯中学校が52名それから吉和中学校が2名といった状況となっております。これまでの進学の状況を見てみますと、令和3年度ですけれども、15名が地元の佐伯・吉和中学校から行っておりますけども、
佐伯中学校でいえば49人中14人、吉和からは4人中1人となっております。約30%ぐらいの進学率となっております。また、令和2年度につきましては19人入学されて、そのうち
佐伯中学校から19人、吉和からはゼロ人ということでありましたけども、できるだけこの率なるだけ多く
佐伯中学校から
佐伯高校に入っていただくようにしたいと考えております。もくろみと言いますかあれですけども、できるだけ地元のほうから
佐伯高校に行ってもらえるようにということで今回こういったPRなり公営塾でも地元の中学生が参加できるような形を取っておりますので、そういったことをしっかりとやっていきたいと思います。
35
◯栗栖委員 上に言ったので聞けなかったのですけど、今の地元からの進学率等に関わる話で、先ほど入試制度が変わるといったことなのですが、実際にこれまで女子野球部とか
アーチェリーに力を入れる部分で、地域外からの生徒がたくさん来られているのは実績としてあるのですが、実は推薦入学の枠が10しかないというところに、実際地域外から来られる方が多数を占めて地元中学校から進学する人があふれてしまうというケースが2年ぐらい続いたのですよ。実際私も言われたのですが、結局地元の人を排除する格好になっているという部分でどうなんだと言われたことがあって、これは県の制度だからどうしようもないので、我々がどうこうもできないのですけども、そこらの認識もしっかり持ってやらないと、たくさん来れば来るだけもしかすると地元の人がはじかれる可能性があるので、ここの部分については慎重にしていただきたい思いがあります。そこの点についてだけお答えいただけたらと思います。
36
◯佐伯支所長 そういったことがあるということを十分踏まえて、今後取り組んでいきたいと思います。
37 ◯山田委員
佐伯高校の存続をかけての事業なので、この事業の継続性についてどのようにお考えかを伺います。
38
◯佐伯支所長 事業の継続ですけども生徒確保に取り組む上で保護者の
負担軽減であったり、高校の魅力を発信するということが大変重要だと考えておりますので、そのための財政的支援については継続していくように考えています。なお、応援する会と連携して取り組むものについては内容やコストを見直しながら行っていきたいと考えております。
39 ◯山田委員 要は
佐伯高校存続に向けての事業なので、逆の考え方をすれば存続の安定性が見込まれたらこの事業はもう必要なくなると思うのですよ。そういった線引きがどのような形で考えられているのかということなのですよ。もう一つはやっぱり廿日市市内に県立高校がほかにもありますよね。
佐伯高校の場合は中山間地域にある中山間地域の子どもたちの進学先を守らなきゃいけないというのはあるのですけど。例えば、沿岸部にも宮島工業高校なんかは就労しながら勉強するという定時制とか特殊な事情を持った学校学科というのはあるのですよね。だからこういった県の学校の支援をしていくって市が言うのであれば、もう少し幅広く視野を持たないといけないと思うのですが、そういった支援策をですね。今特段困っているところはないのでしょうけれども、それは分かりませんよね、いつ定員割れを起こすかも分りませんし。そういった広い意味でのこの事業の継続性とかも聞きたいのですよ。今後の展開とか。
40 ◯中
山間地域振興室長 ただいまの質問、今の継続性の話とセットでのお答えとなろうと思います。
佐伯高校につきましては、やはり地理的な条件等も含めまして沿岸部に比べて非常に生徒の確保に苦慮しているという状況の中で、1学年1学級というような状況がずっと続いております。やはり今の沿岸部の高校と比べて何が一番違うかというと、1学年1学級という規模、これ県教委が統廃合等の基準を示している中で、やはりその状況にある限り市として何らかの支援が必要ではないかと考えております。そういう中で今の支援をしていくことで特に中山間地域、地元の中学生の進学先の確保、あと地域の担い手育成というようなそういった役割を担っている
佐伯高校を守っていきたいというような考えでおります。
41 ◯山田委員 ということは
佐伯高校の今は定員が割れて生徒数が少ないことで統廃合の危機に瀕しているわけですけども、これが生徒数も確保できて学校の存続の見通しが立ってもこの事業は継続していかれると受け取ってよろしいのでしょうか。
42 ◯中
山間地域振興室長 すみません、県の考え方でもう一つございまして、中山間地域の県立高校につきましては1学年2クラスから6クラスというのを基本とするという大前提の考え方がございます。そういう状況に
佐伯高校がなってくれば、またそのときに支援をどうしていくかというのは検討する必要はあろうかと思いますけども、現状が続いていく中ではやはり一定の支援はしていく必要があると考えております。
43 ◯徳原委員
自主運行バスの負担金追加というとこですけど、追加ということは今までも何らかのコロナ対策なり感染のあれは対策してると思うんですけど、今までやってるのとどういう形でやってるのかということと、あと追加ということは空気清浄機をつけるということだと思いますけど、今までの感染対策の状況と、この追加ということで乗る人たちの安心安全ということをきちっとアピールしてもらいたいと思うんですけど、その辺の今までのことと追加ということの今回の予算措置のことについてもうちょっと詳しく答えてください。
44 ◯交通政策室長 これまで行っている
自主運行バスの感染症拡大防止対策でございますが、今現在車内等の消毒・清掃こちらの人件費とかマスクの購入費、消毒液それから運転席の仕切りのビニールカーテンなどについて対策を行っているところでございます。今回の
補正予算でございますが、国の
補助制度と協調いたしまして、公共交通の安全な車内空間の実現を目指しまして、交通事業者が実施される空気清浄機、それから空気清浄モニターに要する費用につきまして支援を行おうとするものでございます。また併せて市の
自主運行バスにつきましても、これらの機器を設置することによりまして、さらに安心して公共交通を御利用いただけるよう環境を整備していこうとするものでございます。
45 ◯徳原委員 分かりましたけど、ちょっと予算と直接関係ないかもしれんですけど、いろんな意味で行動制限がコロナでされてるということで、利用者も相当影響が出てるんじゃないかと思うんですけど、それに対して今回ある意味で安心安全ですよっていうことのアピールもできるかと思うんですけど、
コロナ禍に入っての利用状況の増減、変化、それから今回具体的にこういう対策されるわけですから、何らかの具体的なアピールをされると思うんですけど、どういうようなことを考えておられますか。
46 ◯交通政策室長 一般質問のほうでもちょっとお答えはさせていただきましたところでございますが、沿岸部等につきましては令和2年度の利用者数が廿日市さくらバス全体で約11万人で、おおのハートバスでは約14万人で、全体を対前年比で見ると7割程度の利用まで落ち込んでいるような状況でございます。こういった中で空気清浄機それから空気清浄モニターでございますけども、こちらはモニターにつきましては車内空間の清浄の状況をセンサー用いてモニタリングして結果を画面に表示できるようなものでございます。こういったところで清浄状況を表示することで安心して公共交通を御利用いただけるよう車内空間の見える化を行っていきたいと考えております。
47 ◯徳原委員 さっき言ったように今回こういう対策をして安心安全ですよということをしっかりアピールしてもらいたいと思うんですけど、その辺のアピールする手法なり何かを考えていらっしゃいますか。
48 ◯交通政策室長 今具体的に申し上げれるような案はございませんが、今後ちょっと考えていって、より皆様に周知をいただけるよう考えていきたいと思います。
49 ◯徳原委員 高齢者が全ての乗車じゃないとは思うんですけど、具体的に市老連とかそういう意味でのある程度きちっと組織のところに具体的にアピールするとか、ぜひそういうことも考えてもらいたいと思いますけど、どうですか。
50 ◯交通政策室長 御提案いただきましたような方法も含めまして、周知ができるような方法を考えてまいりたいと思います。
51
◯栗栖委員 関連のバスを守っていくためにということなのですが、いろいろコロナ関係の対応もしながらいろいろと存続に向けて努力されています。自主運行については当然市の運営なので、例えば市で不足が出てもお金を入れてということもあり得るのだろうとは思うのですが、広電バス等の部分はかなり厳しいものがある。実際問題この4月から佐伯線は2便減便になったのですかね。広島市内も何路線か廃止っていうふうなコロナの影響がかなり出てきています。本当にこの金額で十分なのかな、なんか追っかけ追っかけでやっているようにしか感じないのですけども、その点の認識について。今回財源が一般財源だけになってますので、今後その交付金等の対応という部分での考え方についてお答えください。
52 ◯交通政策室長 今回国の
補助制度と協調いたしまして、こういった
空気清浄機等の設置に対する費用につきまして市で補正の予算化を提案させていただいているところでございます。補助の対象となる市内に事業所を有する交通事業者さんが登録をされておられます貸切りバス・タクシ等を対象とさせていただいておりますけども、交通事業者さんにもいろいろお考え等があろうかと思いますので、その事業の実施を半分程度と見込みまして全体の半分程度について予算を上げさせていただいているところでございます。それから交付金につきましては、今現在は一般財源で編成をさせていただいております。今後国の
補正予算等により交付税が措置された場合には市の中で優先順位あろうかと思いますが、充当する対象として検討していきたいと考えております。
53
◯委員長 ほかにありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
【衛生費】
54
◯委員長 ないようでしたら4款衛生費について質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
55
◯委員長 それでは衛生費を終わります。
【農林水産業費】
56
◯委員長 5
款農林水産業費について質疑はありませんか。
57 ◯荻村委員 林道の件で最初の資料を出させてもらいますね。ここの中で
事業期間のところですね。令和2年度から令和7年度ということで計画をされておるのですが、皆さん御承知のとおり非常に今世界的にウッドショックなんて言い方もされています。住宅用の輸入産材も物すごく上がっていて、夏場には2倍になろうかというような話も聞くのですよね。やっぱり廿日市木のまちということで、本当にこの強みを生かす意味でもこの整備期間も少しでも早めてやはり林道整備して、ここにも書いてあるような林業のますますの発展・振興を図るべきと考えますがいかがでしょうか。
58
◯施設整備課長 林道整備につきましては、国の補助金をもらいながら整備していきたいと考えております。毎年毎年要望活動、その他を行いながら補助金の確保を努めてなるべく早く整備できるような形で林道整備を行いたいと考えています。
59 ◯堀田委員 同じところなんですけども、先ほどよく見たら、ここ雑木林なんよね、このあたり一帯は。まあこれから伐採されて植林されるんだろうかと思いますけれども、まず1点目、この山林の所有者はどこになるんですか。
60 ◯委員長 答弁後にしますか。
61
◯施設整備課長 私有林が約21名の方がおられます。あと市の市有林が約20ヘクタールぐらいあります。
62 ◯堀田委員 ここは太田川の上流で水源涵養林というふうに多分位置づけとると思うんですけれども、この整備をするに当たって林道をつけられるんだろうと思うんだけど、今の雑木林の中に旧の伐採したときの林道が一部残ってるんですよね。それを改良しながらまだ延長される予定なんだろうと思うんですが、その雑草林を伐採してそこに植林をされるというふうな計画まであるんですか、どうですか。
63
◯施設整備課長 現在この整備事業については専用道の林道整備を考えておりまして、現在先にヒノキ、杉、その他がいっぱい植林されている状況でございますので、その間伐等を進めて、早く主伐できるような形で今この林道整備を行っているところでございます。
64
◯委員長 ほかにありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
65
◯委員長 ないようでしたら農林水産業費を終ります。ここで休憩といたします。
~~~~~~~○~~~~~~~
休憩 午前10時28分
再開 午前10時44分
~~~~~~~○~~~~~~~
66
◯委員長 休憩前に引き続き、会議を開きます。
【商工費】
67
◯委員長 6
款商工費について質疑はありませんか。
68 ◯井上委員
観光資源ネットワーク化事業についてお聞きしたいと思うんですが、宮島ルネサンスというそのルネサンスという意味をどのような意味で使っているのかもあるので、それが1点ともう1点。宮島まちづくり構想とか伝統的建造物群の計画とかたくさんの重要事項・大きな計画があるにもかかわらず、ここでルネサンス計画を立てるその意図をもう少しお聞きしたいと思います。
69 ◯観光課長 まずこの名称、ルネサンス計画ということですが、ルネサンスというのフランス語で復活を意味するというところで、このコロナで大きな打撃を受けている観光業、特に宮島の復活、それも歴史や文化、自然そういったものを大切にして、再生・復興につながる具体的な計画をつくり上げようというところでございます。そして各種まちづくり構想とか重伝建も今から選定されます。そういったものと別の計画というよりもそういった計画に沿ったものとしてそれを生かした上で具体的に今後、来年度以降3年間程度の要は何をやっていくのかというところを少し明確にしていきたいなというふうに考えております。
70 ◯井上委員 その気持ちは分かるんですが、できたばかりのまちづくりの宮島のすごい分厚い量で、今後100年残すようなというような大きな希望を持ったものをつくっておきながら、この3年間をルネサンスというのも決して宮島、観光客は落ちてるけど死んでないと思うんですが、もともと大きなものをやっていくために位置づけてやるというんかもしれませんが、なんか私から見たらあっちこっち計画はきちんとつくって、どこで実践するのというときに、これがもともとの宮島のまちづくりの大きな計画の中に組み込まれるんだったらいいんですが、別々の印象が受けるんですが、その点は課内できちんと話をしてやっていただかなくちゃいけないなと思うんですが、そのあたりどうなんですかね。
71 ◯観光課長 そのあたりはもうしっかり整合をまずとりたいというふうに思っておりまして、当然関係課とも協議も行っておりますし、連携もして進めていきたいと思ってます。
72 ◯井上委員 最後にしますけども、宮島の中にはもともと様々なグループをつくったり、街並みの保存をこの伝統的なものができる前から意識してやってるいろんなグループがおられるんですが、そういう人たちの意見をきちんと取り入れながらやらないと、観光課の皆さんも一生懸命やってらっしゃると思うんですが、3年に1度大幅な入替えがあって継承ができてるかなというのが心配なんですが、地元の皆さんとか宮島が好きな人たちの意見が取り入れるようなシステムをつくっていただきたいと思うんですが、それはどうですか。
73 ◯観光課長 今回の計画はこれからの先ほどアクションプランと言いましたが、実際例えばどういったツアーを組んでいけばいいのかとか、そういう視点で今までの自然とか歴史を生かしたツアーをどう組んでいくかとか、それから最近宮島のエコツアーの構想も認定もされました。そういったこともどうやって生かしていくのか、そこを議論しようということでございます。これのつくり方につきましては、検討会も設置をして地元の意見、それからヒアリングをまずやります。1年間でというか、これから年度末にかけてつくり上げようと思ってますので、まずは
コロナ禍で今ヒアリングをやります。関係者のヒアリングを行って、それからそれを基に素案をつくって検討会を行いたいと思ってます。その検討会のメンバーの中に宮島の関係者等も当然入ってくるというふうに思ってますし、そういったものを踏まえて最後計画づくりに結びつけたいと思ってますので、しっかり意見は幅広い意見を聞いてつくっていきたいと思っております。
74 ◯井上委員 古い観光地でハワイとかはホテルの1室を1か月借りたりとか1年とかそういった形で長期滞在のものをやってたりするんですが、宮島は今までそれがなかったんですけど、そういった形で市がそういったところに毎日泊まるのに2万円も払えませんから、1週間、1か月定額でやる部分で宮島を好きになってもらいながら定住したいという若い人が来れるような形で、定住化に向けての対策としてもそういった長期間滞在するようなシステムをこのアクションプランの中では入れたらいいなと思うんですが、そういった意見を取り入れてやっていくということでよろしいんですかね、いろんな意見を取り入れてやっていくという。
75 ◯観光課長 まずこの観光振興基本計画は最終目標は定住につながるように観光で呼び込んで、それから定住につなげていくというところになってます。その理念、考え方を当然生かしていく計画になってますし、最終的には住んでもらえるっていう、魅力を感じてもらって住んでもらえる、そこを目指していきたいというふうに思ってます。
76
◯委員長 ほかにありませんか。
77 ◯荻村委員 013です。
新型コロナウイルス感染症対策産業振興緊急支援事業なんですが、先ほどの説明で中小企業の地元企業の皆さんに30万円掛け160事業者で4,800万円ということは理解はしたんですが、地域の地元のお店の皆さんにいろいろ聞き取りをすると、こういった支援策、補助金とか県や国や市のがあって分かるんだが、やはりなかなか手が回らないんだと言うわけです。その手続だったり書類整えたり、データそろえたり。去年も
コロナ禍が始まって士業の皆さんに対してこういった申請を依頼というか、する場合の補助金等もついてました。これ去年ついてたのが継続的に今も使えた上で、この30万円掛け160事業者という認識でよろしいんでしょうか。
78 ◯産業振興課長 この今回の30万円の支給の事業は、昨年度市のほうで独自にやっていた事業と重複して使うことはできます。ただし、今回のは昨年の12月からこの2月にかけて県が
集中対策ということで外出自粛であったりとかということを打ち出しました。そのことによって影響を受けた事業者で、売上げが前年対前年で30%以上というところの事業者に対して、県と市が財源を持ち寄って30万円を出そうという事業になっていますので、その要件に該当していれば支給することができます。ただし、県が12月から2月に飲食店向けに独自でお金を出しているんですけども、そういったものをもらっている方は受け取れないということになっておりまして、昨年度市が独自でやっていた事業と重複して受け取ることは可能でございます。
79 ◯荻村委員 そこはそこで理解はしてるんですけど、そこじゃなくてポイントは使いたくても使えないお店さん、事業者さんがいるわけですよ。そこをもうちょっと目配りしながら、さっき言いましたけど、士業の皆さん、司法書士さんとか行政書士さんとかそこにもきちんと当然対価、お金を払いながらアシストしてもらうようにしないとこぼれてる事業者さんが聞き取りをしただけでもたくさんあるんですよ。使いたいし使えるのは分かってるけど、そこまで手が回らないとかそういったところを、その間を埋めるような昨年その士業の人たちに対しても確か幾らか予算をつけてそういった申請を一緒にやるというか、やったと思うんですよ。だからそういったものも含めて30万円掛け160万円とセットでやるべきだというふうに思うんですけど、そこはいかがですか。
80 ◯産業振興課長 この3月に3月補正で予算を組ませていただいて、それを繰越しをして産業対策の実行委員会のほうへ補助金を交付して事業をやるようにしております。そういった中には専門家の方に相談をしたりとかそういったものがございます。あとは各種補助金であったり助成金、やっぱり手続がなかなか難しいということなんで、やっぱり会議所であったり商工会のほうにまずはちょっと相談をしていただいて、今みたいな形で何かその士業の方にお手伝いをいただく方法で、さらにそこに助成金がつくようなものもあればそれを御案内してやるようにしていきたいと思ってますので、そういった声を聞き取りながら事業を進めていきたいと思います。
81 ◯荻村委員 ぜひ商工会議所会員、商工会会員じゃない方でも会議所や商工会へ行けば相談できるということは僕も承知してるんですけど、去年も言いましたけど実際の現場のお店の方がそこを理解されてなくて二の足を踏んでる方も非常に多いんですよ、聞いてみると。ですから特に会員じゃない方に向けてのメッセージをぜひ担当課の皆さんから発していただけたらなと思います。何かあればお願いします。
82 ◯産業振興課長 環境産業部内各プロジェクトでコロナ対策の支援やってますので、それぞれ現場の場面でこういった案内をしたりとか、広報に載せたりとか周知するようにしていきたいと思います。
83
◯高橋委員 2つとも質問したいんですけども、まず013の産業振興緊急支援事業なんですけども、昨年の秋ぐらいに聞いたときに、
コロナ禍の影響で倒産した企業あるかっていうふうな質問があったと思うんですが、そのときにはあんまり把握してないと、倒産までは至っていないというふうな答弁だったと思うんですが、今のこの時点でかなり倒産件数も増えてきてるというふうなちまたの情報があるんですが、廿日市市においてはそういった倒産社の件数把握されているのか、あるのかお伺いをいたします。
84 ◯産業振興課長 民間のデータ分析の会社であったりとかが定期的に倒産の情報を流してますけども、そこは法的な破産手続であったりとかそういったことをしているところが出てるんですが、大きいところしか出てないので、小さいところはそういったホームページには出ていないのが現状だと思います。ただ、やはり小さいお店だったりとか年末に飲食店畳まれたりであったりとか、そうしたことっていうのは実行委員会の中で情報共有するようにしております。ただ、何件あったかとかいうデータ整理はちょっと今手元にはないんですけれども、やはりそういったところはございます。今後もワクチン接種が進んでいく中で、次どういったメニューをつくっていくのか、その辺も今のお店の状況だったり事業者の状況を実行委員会の中で情報を共有しながら対策を考えていきたいと思ってます。
85
◯高橋委員 ぜひ、せっかく支援事業がありながら、さっきの荻村委員の質問ではありませんけれども、そこに支援が届かなければ知らないうちに倒産、店を閉めてしまう、事業を辞めてしまうっていう方が増えていくんで、ぜひ支援の手をしっかりと差し伸べていただきたいということと、民間の帝国データバンクですか、そこに載らないような小さな事業者ですね、そういったところをしっかりと把握して、どういった事業者が畳まなければならなかったのか、じゃあどこにどういう支援をしていくべきかというのはしっかりと把握していただきたいと思いますが、今組んでおられる実行委員会の中でそういった取組もしていただきたいと思うんですが、いかがでしょうか。
86 ◯産業振興課長 そういった情報っていうものを共有しながら必要な対策を打っていきたいと思います。
87
◯委員長 ほかにありませんか。
88
◯高橋委員 003で
観光資源ネットワーク化事業です。さっきのこういった計画をつくるときにこれ委託料を出しておられますけれども、こういった計画を受ける委託業者というのは大体どういったところなんでしょうか。
89 ◯観光課長 こういう計画は大体経営コンサルにお願いをすることになろうかと思います。様々な計画に手がけているところにお声をかけるようになるのかなというふうに思います。
90
◯高橋委員 先ほどの井上委員からの質問もありましたけども、地元の方の声もしっかりと声を聞き入れながら、何が課題なんかっていうことになると、何もかんもコンサルタントに委託しなくても、こういった計画なり何なり、ほかのたくさんの様々な各種計画のことも考えれば、内部でできんのかなというふうに思うんですが、委託する理由をお伺いいたします。
91 ◯観光課長 この委託をする理由というのは、一つにはやはり期間、要は短期間で計画をつくり上げる必要がある。それと専門的な知識、経験、ネットワーク、そういったものを持っているところの力を借りてやるほうが速く、そして内容も濃いものになるのかなと。自前で計画をつくる場合も当然あろうかと思いますが、この観光につきましてはそういった専門的な業者にお願いをしたほうがいいのかなというふうに思っております。
92
◯委員長 ほかにありませんか。
93 ◯広畑委員 ルネサンスの計画の件です。策定業務委託料ということで、何のために何をしたいのかというのがはっきりはさせてほしいと思いまして、ルネサンス復活という話で宮島の歴史・文化を守る計画をつくり上げていくんだという話の後に、アクションプランとしては今のエコツアーや歴史・文化も備えたツアーの在り方という直接的な観光客導入の直接的な話がメインなんかなと今になって思うんですけど、結局何のためにどんなことをやる気で経営コンサルタントに頼んで結果を出していきたいというのをもう少しちょっと整理して教えてください。
94 ◯観光課長 このタイミングでこの計画をつくるに至った、一つ背景があろうかなというふうに思います。まずはコロナで来島者も半減をしました。そういったところが一つです。もう一つ、三つか。あとコロナのワクチンも少し普及というか見えてきて、
ポストコロナが大体いつ頃かというようなことも少し見えつつあると。そして一大イベントだった宮島の花火大会、これも終止符が打たれたというところで、多くの声はやむを得ないというような声でありましたが、やはり事業者から市民から惜しむ声もやはり聞かれております。そして今まで花火大会は1日5万人が来島されました。大変なにぎわいというか大人数というか、そういったことがなくなったというようなこともありまして、今後の誘客、ああいう一過性の大きいイベントをまた再度やるのか、そうではないのかということで言うと、宮島らしい観光を今のコロナ後、
ニューノーマルに適合した形で進めていく、そのための内容を充実していくプランにしたいと。具体的には、まだこれから計画をつくるわけですからあくまでも仮説的なものになりますけど、例えばある一定期間にわたって展開をする行事のキャンペーンを打つとか、そういったことで観光客の回復、それからリピーターの増加につなげていきたいと。そのキーワードが歴史・文化・自然ということを生かしてやっていきたいというところでございます。
95
◯委員長 ほかに質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
96
◯委員長 ないようでしたら商工費を終ります。
【土木費】
97
◯委員長 7
款土木費について質疑はありませんか。
98 ◯山田委員 土木費の道路橋梁費の
道路整備事業の
用地購入費追加と
家屋等補償費の追加、ちょっとこれも表記じゃ分かりにくいんで詳しい説明をお願いします。
99
◯施設整備課長 この
用地購入費におきましては、赤崎14号線の用地買収にかかるものでございます。用地買収面積として令和3年で、このたびの補正と合わせて1,512.67平米を買収するものでございます。あと補償費については、3軒の補償を考えております。
100
◯委員長 ほかにありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
101
◯委員長 ないようでしたら土木費を終わります。
【消防費】
102
◯委員長 8款消防費について質疑はありませんか。
103 ◯林委員 先ほど
財源更正で社会整備のほうが減額になって市債を追加ということだったんですけど、その減額に内示があって減額になるというケースは多々あるものかどうか、ちょっとその辺をお聞きします。
104 ◯危機管理課長 減額の件でございますが、近年は要求どおりにほぼ補助、あるいはそういったものは下りておりますが、ちょっとこういったケースは近年なかったというところでございます。それに代わりまして市債によって更正をさせていただいたというところでございます。
105 ◯林委員 その減額になったその代いうのは分かったんですが、理由がもし分かれば。
106 ◯危機管理課長 すみません、ちょっと理由はこちらまだ詳細は分かっておりません。申し訳ありません。
107
◯委員長 ほかに質疑ありますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
108
◯委員長 ないようでしたら、消防費を終ります。
【教育費】
109
◯委員長 9款教育費について質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
110
◯委員長 ないようでしたら、教育費を終わります。
【予備費】
111
◯委員長 12
款予備費について質疑はありますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
112
◯委員長 ないようでしたら、予備費を終わります。
【その他の歳入、
繰越明許費、
債務負担行為補正、
地方債補正】
113
◯委員長 その他の歳入、
繰越明許費、
債務負担行為補正、
地方債補正の一括質疑を行います。
114 ◯大畑委員 4ページの
佐伯高校の通学費の補助についてなんですが、現行がどういう補助をやっておられて、利用者が何人かということと、どのように補助を増やすのかについてお聞きします。
115
◯教育総務課長 現行の利用者につきましては、76人中の22人でございます。細部を除き、ざっくりと概要を説明申し上げます。従来制度は1か月分1万2,000円を超える通学費負担に対しまして、3分の2を市が補助しております。それを令和4年4月からの新制度では、広電バス佐伯線のバス運賃とそれ以外の公共交通機関の運賃とを分けて補助率を設定いたしております。まず広電佐伯線のバス賃については、1か月分にかかる負担に対しまして、6,000円を超える額について10分の10を補助することとしています。また、御自宅から広電佐伯線のバス停までJRや市内電車などを利用される方の運賃につきましては、1か月分の負担に対し、4分の3を補助することといたしております。以上です。
116 ◯大畑委員 それでどれぐらい利用者が増えるのかということと、説明の、本会議では市域外っておっしゃられたような気がしますが、市内でも該当するんじゃないかと思うんですが、対象者、市内もおられるかどうか伺います。
117
◯教育総務課長 この補助の目的は沿岸部からの方の通学を支援しようということでございまして、廿日市市内以外の広島市、周辺からの方についても広く補助対象としようとするものでございます。
118 ◯大畑委員 市内であっても6,000円を超える生徒には補助するということでよろしいですか。
119
◯教育総務課長 先ほど答弁漏れの何人増えるかというところでございますが、そちらについてはできるだけ多く増やしていきたいというふうに思っておりまして、予算的には4名以上のものを追加で組んでおります。そして、2点目は6,000円の考え方でございますが、基本的にはバスでいきますと、佐伯地域外から通われる方についてを全額補助しようというものでございます。
120 ◯大畑委員 広電のバスの定期代が10月から安くなると思うので、幾らになるかちょっと分からないんですが、今のままでしたら玖島からもしバスで行こうとすると、月に6,000円以上はかかるのではないかと思われるのですが、やっぱり地元からもたくさん行ってほしいということを考えると、地元の生徒でも補助すべきではないかと思うんです。自転車で通っている子も以前はおられたし、バスで通っている子もおられて、両方玖島からおられたと思うんですが、今後のことを考えた場合にどの地域であっても、本当は6,000円でも結構負担ですのでもっと補助してほしいんですが、どうでしょうか。
121
◯教育総務課長 沿岸部から通われる方のバスにかかる運賃につきまして、6,000円につきましては個人に負担していただこうということでございまして、狙いとしては佐伯の方もそれ以外の方もバスについては6,000円以内で通学できるという同一条件とさせていただいております。
122 ◯大畑委員 だいぶ前に、10年以上前になるかと思いますが、バス賃の補助、
佐伯高校の通学代の補助といったときに、高校は選択できるのだからしませんというふうに拒否されましたけれども、やっぱりその頃、ほかの危機感を感じている高校では通学バスを出したりして支援をされていたということで、これが今回の策がうまく効果があればいいんですけれども、やっぱり機を見てもっと通学の負担を軽くできるような方法を考えてもらえたらいいかと思うんですがどうでしょうか、伺います。
123
◯教育総務課長 基本的に高校への進学につきましては、個人の意欲に応じまして進学を選択し通学することとされておりまして、通学にかかる経費負担について学生本人または保護者負担が原則と考えております。しかし、佐伯高等学校の通学費補助金の施策意図は、個人の選択に任せている現況を放置していれば、学校存続のために必要な学生数80人を割った状態となるため、こうした学校存続を維持するために、
佐伯高校に行きたいが交通費負担で外部の方が二の足を踏んでしまうということを動機を促そうというものでございます。そうした中でのものでございますので、基本は個人負担と。ただ、そうしたことを外部の方の入学を促すというものでございますので、まずはこの制度をさせていただいて、それでもということになれば、さらに一層の検討をしていかなかればならないというふうに考えております。まずはやらせていただきたいと思います。よろしくお願いいたしします。
124
◯委員長 ほかに質疑はありますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
125
◯委員長 ないようでしたら、質疑を終結いたします。ここで暫時休憩いたします。
~~~~~~~○~~~~~~~
休憩 午前11時17分
再開 午前11時18分
~~~~~~~○~~~~~~~
126
◯委員長 休憩前に引き続き会議を開きます。これより
議員間討議を行いたいと思いますが、いかがでしょうか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
127
◯委員長 議員間討議なしと認めます。これより討論を行います。討論はありますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
128
◯委員長 討論なしと認めます。これより議案第45号令和3年度廿日市市
一般会計補正予算(第4号)を採決いたします。本件は原案のとおり可決することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
129
◯委員長 御異議なしと認めます。よって本件は原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。以上で本委員会に付託された案件の審査は全部終了しましたので、本日の
予算特別委員会を閉会いたします。
~~~~~~~○~~~~~~~
閉会 午前11時19分
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