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  1. 廿日市市議会 2021-03-15
    令和3年第1回定例会(第5日目) 本文 開催日:2021年03月15日


    取得元: 廿日市市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-09-24
    ▼最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1   ~~~~~~~~○~~~~~~~~     開議 午前9時29分 ◯議長(佐々木雄三) 皆さんおはようございます。  ただいま出席議員が27名であります。定足数に達しておりますので、直ちに本日の会議を開きます。  ここで報道関係者から、写真、ビデオ撮影の申出がありますので、廿日市市議会傍聴規則第11条の規定により、これを許可いたします。  本日の議事日程は、あらかじめお手元に配付したとおり行いますので、御了承願います。  日程に入るに先立ち、諸般の報告をいたします。  新型コロナウイルス感染症対策の臨時措置として、演台及び対面台飛沫防止用アクリル板を設置しておりますので、発言の際は所定の場所で行ってください。  なお、演台及び対面台での発言時にはマスクを外しての発言を許可しますので、発言直前にマスクを外して発言するよう改めてお願いします。  ここで発言訂正及び取消しの申出がありますので、第10番広畑裕一郎議員の発言を許します。 2 ◯10番(広畑裕一郎) 議長。 3 ◯議長(佐々木雄三) 第10番広畑裕一郎議員。 4 ◯10番(広畑裕一郎) おはようございます。  2月19日の一般質問時の再質問における私の発言中、「結局、今の」から「接種したくても」までを「交通手段がなく」に訂正し、「議長、まず先ほど」から「お願いします」までを取り消したいので、よろしくお願いいたします。 5 ◯議長(佐々木雄三) お諮りいたします。  広畑裕一郎議員からの申出のとおり発言の訂正及び取消しを許可することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 6 ◯議長(佐々木雄三) 御異議なしと認めます。よって、広畑裕一郎議員からの申出のとおり発言の訂正及び取消しを許可することに決しました。   ~~~~~~~~○~~~~~~~~   日程第1 会議録署名議員の指名
    7 ◯議長(佐々木雄三) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。  会議規則第88条の規定により、本日の会議録署名議員は、議長において第18番大畑美紀議員、第19番高橋みさ子議員の2名を指名いたします。   ~~~~~~~~○~~~~~~~~   日程第2 議案第13号 廿日市市宮島訪問   税条例 8 ◯議長(佐々木雄三) 日程第2、議案第13号廿日市宮島訪問税条例を議題とします。  直ちに総務常任委員長の報告を求めます。 9 ◯総務常任委員長(北野久美) 議長。 10 ◯議長(佐々木雄三) 総務常任委員長。 11 ◯総務常任委員長(北野久美) 皆様おはようございます。  それでは、議案第13号について、文教厚生常任会及び環境産業常任委員会との連合審査会における質疑並びに総務常任委員会における審査の経過及び結果を御報告いたします。  主な質疑は次のとおりでございます。  初めに、宮島訪問税条例は議会と執行部が議論を重ね、つくり上げてきたが、市民の理解は得られていると判断しているのかという質疑に対し、これまで市民や経済団体等への説明会を重ねてきた。1月末からパブリックコメントを行い、意見の内容、市の考えをホームページに掲載しており、いただいた意見は条例に反映させている。訪問税については早く導入したほうがよいといった賛同の意見のほうが多かったとの答弁がありました。  次に、条例の施行期日は規則で定める日であり、議決事項ではないが、施行日の確定を議会にどのように説明するのかという質疑に対し、施行日は現在決まっていないが、総務省の同意や船舶運航事業者との費用負担がおおむね決まり、予算案を提出する時点で議会に報告したい。報告の仕方は議会に相談しながら進めていくとの答弁がありました。  次に、宮島訪問税の使途について、議会として関与しなければならないと考えるが、普通税として徴収したものを議会に対しどう説明するのかという質疑に対し、予算、決算では、訪問税の収入見込みや決算額、普通税ではあるが、何に使う予定か、何に使ったかの使途を説明し、審査してもらいたいと考えているとの答弁がありました。  次に、運送事業者などは宮島に日常的に訪問する行為と考えるが、一、二年経過後、いろいろな声を聞きながら定義等の見直しをしてもらいたいがどうか、という質疑に対し、宮島には様々な理由で来訪される方がいるため、状況等を見ながら、5年ごとの見直しなどの場で検証していきたいとの答弁がありました。  討論はございませんで、採決に移り、異議がありましたので、原案に賛成の委員の挙手を求め、挙手多数により本件は原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  以上で議案第13号の審査結果報告を終わります。 12 ◯議長(佐々木雄三) 以上で委員長の報告が終わりましたので、これより委員長報告に対する質疑に入ります。  質疑はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 13 ◯議長(佐々木雄三) 質疑なしと認めます。  ここで休憩いたします。   ~~~~~~~~○~~~~~~~~     休憩 午前9時36分     再開 午前9時49分   ~~~~~~~~○~~~~~~~~ 14 ◯議長(佐々木雄三) 休憩前に引き続き会議を開きます。  ここで議案第13号廿日市宮島訪問税条例に対して林忠正議員外2名から修正案が提出されております。  本修正案は所定の発議者がありますので成立いたしております。  この際、発議者の説明を求めます。 15 ◯11番(林 忠正) 議長。 16 ◯議長(佐々木雄三) 第11番林忠正議員。 17 ◯11番(林 忠正) 皆さんおはようございます。  修正動議。  議案第13号廿日市宮島訪問税条例の修正案。  地方自治法(昭和22年法律第67号)第115条の3及び廿日市市議会会議規則(昭和63年廿日市市議会規則第1号)第17条の規定により、次のとおり修正案を提出する。  令和3年3月15日、廿日市市議会議長佐々木雄三様。  発議者、廿日市市議会議員林忠正、同じく角田俊司、同じく藤田俊雄。  議案第13号廿日市宮島訪問税条例の修正案。  議案第13号廿日市宮島訪問税条例の一部を次のように修正する。  題名を次のように改める。  廿日市市宮島入域税条例。  宮島訪問税を宮島入域税に、訪問を入域に、訪問者を入域者に改める。  第1条を次のように改める。  趣旨。  第1条、特定の目的として、世界遺産を擁する宮島の自然・歴史・文化を守り、次世代に継承していくとともに、観光地としての質的向上と歴史・文化の継承の主な担い手である島民の暮らしを支えるための施策に必要な費用について、その受益のある宮島へ入域した者に負担を求めるものである。  第2条中第5条第3項を第5条第7項に改める。  第3条第2項第5号を次のように改める。  (5)入域者、旅客船舶により入域をする旅客その他の者(旅客船舶の乗員を除く。第10条において同じ。)又は旅客船舶以外の船舶により入域する者をいう。  第16条第1項中宮島訪問税額を宮島入域税額に改める。  第23条中廿日市市宮島訪問税条例を廿日市市宮島入域税条例に改める。  修正理由。  1、観光客を原因者としており、観光客を積極的に受け入れようとする姿勢に逆行する。  2、宮島住民等が非課税になることで、同じ廿日市市民に区分が生じ、税の公平性に欠ける。  3、要望のあった宮島住民等の税負担の軽減は年払い制度の導入で対応できるし、宮島住民等の受益もフェリー終便の拡充でより明確になる。  4、そもそも観光業で成り立っている宮島に、住民等を非課税にするため、原因者課税を適用するのは無理な面がある。  5、普通税にすると予算、決算での説明等で煩わしい面がある。  以上ですけど、修正箇所説明資料はその後に添付しておりますので、よく御覧になっていただければと思います。  議員の皆様におかれましては、廿日市の将来のこと、市民の思いを踏まえ、賢明な判断をお願いいたします。  以上です。 18 ◯議長(佐々木雄三) 以上で発議者の説明が終わりましたので、これより修正案に対する質疑に入ります。  質疑はありませんか。 19 ◯14番(山田武豊) 議長。 20 ◯議長(佐々木雄三) 第14番山田武豊議員。 21 ◯14番(山田武豊) この修正案は、原因者課税であるものが応益課税というふうに改められていると解釈いたしますが、修正理由も読ませていただきました。さすれば、税の導入ではなく反対という選択肢もあったのではないかと思います。原因者課税改め応益課税とされた主な理由があれば、お聞かせいただきたいと思います。 22 ◯11番(林 忠正) 議長。 23 ◯議長(佐々木雄三) 第11番林忠正議員。 24 ◯11番(林 忠正) 私も財源確保するというところでは理解はしておりまして、その上で、原因者課税の場合は税の公平性に欠けておりますけど、応益課税、宮島入域税であれば税の公平性が保てるということと、以前あった入島税のときと比べて違いは、宮島住民等の税の負担の軽減が年払い制度の導入で対応できるし、さらに宮島住民等の受益も図らなきゃいけないという上でフェリー終便等の拡充等でより明確になりますので、そういう意味で、応益課税の宮島入域税にした理由です。  以上です。 25 ◯議長(佐々木雄三) ほかにありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 26 ◯議長(佐々木雄三) これをもって質疑を終結いたします。  これより議案第13号廿日市宮島訪問税条例及び同修正案に対する討論を行います。     (14番山田武豊「議長、議事運営」と呼     ぶ)  暫時休憩いたします。   ~~~~~~~~○~~~~~~~~     休憩 午前9時58分     再開 午前10時3分   ~~~~~~~~○~~~~~~~~ 27 ◯議長(佐々木雄三) 休憩前に引き続き会議を開きます。  これより議案第13号廿日市宮島訪問税条例及び同修正案に対する討論を行います。  なお、討論は議長において議事整理のため、討論は2つに分けて行います。  最初に修正案に対する討論を行い、その後、修正部分以外の原案に対する討論を行います。  それではまず、修正案に対する討論を行います。  修正案に対して賛成討論はありませんか。 28 ◯23番(角田俊司) 議長。 29 ◯議長(佐々木雄三) 第23番角田俊司議員。 30 ◯23番(角田俊司) それでは、修正案に対する賛成の討論をいたします。  このたびの宮島の税については、私は前向きに検討すべきだと考えておりましたけども、これほど変質したものであれば賛成するわけにはいきません。  今回の提案である原因者課税は、課税対象の地域内とその地域外を海で分断することがベースとなっております。100円が僅かな金額だという意見もありますけれども、この原因者課税では、同じ市民税を負担する廿日市市民をその100円で分断することになります。  また、何度も繰り返しますが、原因者課税では、宮島に住んでいない廿日市市民が異議を唱えて裁判を起こせば、徴収する行政側が負ける可能性が高いと、この原因者課税を提案した神奈川大の青木教授本人も公の場で言われております。このいわゆる入島税は応益課税として、観光客の経済効果で恩恵を受ける島の人々も同様の負担をするべきであります。当然、島の人々は渡航回数が多いので、年払いとすれば、負担も年500円になります。  また、当初は目的税であったが、いつの間にか普通税となり、一般財源に組み替えれば、別にお金に色はついておりませんから、何に使ったかも分からない。それも大きな問題であります。  憲法第29条第3項には、私有財産は正当な補償の下にこれを公共のために用いることができるとあります。これは、緊急事態法などへの適用で大きく用いる項目ではありますが、たとえ100円の税負担でも明らかな私有財産の提供であります。観光客の方々が宮島のためにと気持ちよく負担されている善意に対し、普通税扱いでは正当な補償が確立できるとはとても思えません。この税は、多くの善意に応える意味からも目的税化すべきであります。  結論として、応益課税で目的税化するということにより市民の分断が避けられ、観光客の皆さんの期待に応え、税負担の公平公正が図れると考えるので、この修正案に賛成するものです。  以上です。 31 ◯議長(佐々木雄三) 次に、反対討論はありませんか。 32 ◯6番(新田茂美) 議長。 33 ◯議長(佐々木雄三) 第6番新田茂美議員
    34 ◯6番(新田茂美) 私は、宮島訪問税条例の修正案について反対の立場で討論をいたします。  宮島訪問税においては、宮島財源確保検討委員会で議論され、昨年5月に報告書がまとめられました。その後、議員全員協議会で4回、所管である総務常任委員会で5回、専門家を講師に招いての勉強会等で執行者と議会でしっかりと議論されてきたと考えます。また、一般質問でも多くの議員が質問され、それに対する答弁もされてきました。  これらを踏まえ、私は税の考え方、課税根拠、徴収方法、使途ともに執行部と議会がともに学習、議論して、議員の意見も取り入れながら、また法定外税を考える際の課税根拠を受益から財政需要が発生、増幅する原因に転換した訪問税の制度が出来上がったものと考えており、さきの総務委員長の報告にもありました。また、利用者、市民の理解も得られたと考えております。今さら新たな議論をする状況ではないと思いますので、修正案には反対をいたします。 35 ◯議長(佐々木雄三) 次に、賛成討論はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 36 ◯議長(佐々木雄三) 次に、反対討論はありませんか。 37 ◯16番(井上佐智子) 議長。 38 ◯議長(佐々木雄三) 第16番井上佐智子議員。 39 ◯16番(井上佐智子) 私は、廿日市市宮島訪問税の修正案に反対の立場で討論いたします。  廿日市市宮島訪問税条例第1条には、このように規定されております。宮島訪問税は、宮島への多くの観光客等の来訪によって発生、増幅する行政需要に対応するための税と規定されております。その原因者である訪問者と宮島地域の住民とを区別して課税することは、税の公平性の問題は生じないというふうに考えております。  宮島地域の住民が宮島地域以外の廿日市市内へ訪問する場合の多くは買物、通院、仕事など日常生活の範囲内での移動であり、このことにより新たな行政需要は発生いたしません。一方で、宮島地域以外の住民が、例えば廿日市市民でも宮島を訪れてくださるとき、日常生活とは異なる別の価値を求めての訪問だと思います。この訪問により、日常生活の需要とは異なる新たな行政需要が発生または増幅されると考えます。  原因者に課税する原因者課税であるこの宮島訪問税は公平公正な税と考えており、修正案に反対いたします。 40 ◯議長(佐々木雄三) ほかに修正案に対する討論はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 41 ◯議長(佐々木雄三) なければ次に、修正部分以外の原案に対する討論を行います。  修正部分以外の原案に対して反対討論はありませんか。 42 ◯9番(荻村文規) 議長。 43 ◯議長(佐々木雄三) 第9番荻村文規議員。 44 ◯9番(荻村文規) 私は、廿日市市宮島訪問税条例に反対の立場で討論いたします。  昨年5月までですか、宮島財源確保検討委員会で数度の議論を経て、その内容を市に報告があり、そして1年余りかけて、全員協議会、そして総務委員会所管事務調査、そして先日の連合審査会等で議論してきました。  まず、昨年までの検討委員会の中では、宮島財源確保、様々な手段で財源を確保するということではありましたが、議事録を読んでも、ほとんどの部分が、いかに税を税として導入するかということが熱心に議論され、それが報告されております。そしてまた、先ほどもお話がありましたが、途中までは目的税でありました。それが様々な理由によって普通税と変わっております。  まず、税というものを導入する前に私はやることがあるというふうに思います。各委員会でもお話し申し上げましたが、様々な無駄を省き、そして行政効率を高めること。当然、今もやっていただいてはおりますが、それを今以上やることによって、そして宮島の自然環境保全、そしてまた文化財保護等、例えば参道を造る、そういったことも含めて財源が要るということは私も承知しております。ただ、それは皆さんから税を頂く、増税をして獲得するのではなく、協力金や、そしてガバメントクラウドファンディング、強制の税ではなくて共感によって、皆様から思いをいただくことによって整備等をすべきだという観点でありますので、この条例には反対いたします。 45 ◯議長(佐々木雄三) 次に、賛成討論はありませんか。 46 ◯24番(岡本敏博) 議長。 47 ◯議長(佐々木雄三) 第24番岡本敏博議員。 48 ◯24番(岡本敏博) 私は、宮島訪問税条例に賛成の立場で討論を行います。  前眞野市長が約12年前に言い始め、言い続け、そしてやっと条例制定の議案が提案できるところまでこぎ着けました。諦めずに挑戦をし続け、できたということがすばらしいと思いますし、それから原因者課税、訪問者に対して課税をするというこの方式を、私はよく見いだしたというか、よく発見したというか、感性がすばらしいという表現もありましたが、私は感性というよりはこれを見いだしたこと、発見したことを大変評価しております。  これは、島民の皆様にも理解していただき、廿日市の市民にも理解していただき、日本各地、世界中の方々にも理解してもらえる、そして何よりも総務省がこれならいいという、そういう制度でございまして、すばらしいと思っております。  今、コロナもあり、安定した財源が強く強く求められているときでございます。こういうときにこそ、強くて優しいまち廿日市。財源がないと、いろんな施策に反映できません。そういう意味でも、財源を確保するというこの新しいシステム、私はすばらしいと思っております。  一度決めたら諦めずに挑戦をし続けるというこれまでの姿勢、そして多くの多くの時間を費やし、多くの多くの人の意見を取り入れて出来上がっておりますこの条例案に心から賛成をいたします。  以上です。 49 ◯議長(佐々木雄三) ほかに討論はありませんか。 50 ◯14番(山田武豊) 議長。 51 ◯議長(佐々木雄三) 第14番山田武豊議員反対討論ですね。 52 ◯14番(山田武豊) 本条例に反対の立場で討論をさせていただきます。  何度も申し上げますが、私は税を導入するということ自体には反対いたしません。しかし、この条例に至りましては、先般の訪問税の説明会でもございました。これは以前から私が質疑、質問等でも聞いておりますが、宮島に住む市民の方が非課税となる理由でございます。  これまで一貫して市当局は、宮島に暮らす市民の方は法定内の税でその行政サービスを賄えると報告しております。先般の会議でもこの確認を取りましたところ、その考えに変わったところはございませんでした。しかし、皆さんよく考えてください。租税平等原則です。廿日市市の行政サービスは市民全体の市税によって賄われております。そして、国から頂く交付税もしかりでございます。人口1,500人の宮島へ交付税を配分しているわけではございません。人口11万7,000の廿日市市に交付税を出しているわけでございます。  そういったことを考えれば、市の執行者は当初、確かにあんな立派なターミナルも立派な市道も人口1,500人の島には必要ない。観光地でなければ必要ない。確かに分かります。しかし、よく考えてください。11万7,000の廿日市市にあんな立派なターミナルは要りますでしょうか。立派な市道は要りますでしょうか。観光地だからこそ要るわけでありまして、その観光を支えていくのは廿日市市全体でなければならないと私は考えております。そういった意味では、租税平等の原則がこの条例では保てないというのが一つの理由でございます。  そして、もう一つの理由なんですけれども、アンケートの結果も総務常任委員長の説明もそうでしたが、確かにこの訪問税に対しては大多数の方が賛成をされております。税というのは制度が固まってしまうと義務となります。しかし、今の段階では義務となっておりません。市民の権利でございます。権利というのは確かに放棄をすることができます。大多数の方が放棄しているものと理解しているわけですが、廿日市市民の中の2割前後の方がこの放棄をしていないわけです。つまり、宮島の方と同等の納税者である私たちは同じ行政サービスを受ける権利がある、受益できる権利があるんだと言っているわけです。  その権利者に対して、廿日市市民の代表である議員の皆さん、剥奪することはできないんじゃないんでしょうか。     (「そうだ」と呼ぶ者あり)  そういったところの議論をこれまで一切行っておりません。     (「そのとおり」と呼ぶ者あり)  先ほど、井上議員の討論の中でも日常生活というものがありましたが、これまで質問でも聞きました。では、そういった調査を何かされましたかと。そういった調査はされていないことも答弁で出ております。  いかに言ってもこの訪問税は議論不足であると言わざるを得ません。また、制度設計の甘さも目立ちます。反対いたします。 53 ◯議長(佐々木雄三) 次に、賛成討論はありませんか。 54 ◯22番(堀田憲幸) 議長。 55 ◯議長(佐々木雄三) 第22番堀田憲幸議員。 56 ◯22番(堀田憲幸) 私は、本条例に賛成の立場で討論をいたします。  この訪問税自身がもともとスタートしたことは十分皆さん理解されておりますので、この場で私は述べませんけれども、これまでいろいろ疑義を尽くした結果、今回提案された訪問税、これがベストであるということを我々も確信いたしましたし、これまでも議論をした末、結論を出しておるというふうに私は理解をしております。  その上で、これまで議論された中では行政需要という言葉が盛んに出てまいりました。この行政需要というのは何かといえば、宮島にお見えになる観光客のために廿日市市がこれまで取り組んできたおもてなし、いわゆるお客様に対する接待をどれだけしていくかということがいつも、市の観光地として世界遺産である宮島をどう見ていただくか、またどう気持ちよく見ていただくかということにこれまでも廿日市市は頑張ってまいりました。  その結果、おもてなしトイレも昨年完成をいたしました。残念なことに、コロナ禍の中で訪問者が減ったために、その利用価値が評価されていないところもありますけれども、御使用になった方々は十分に私たちを気持ちよく迎えてくれたんだなということを感じておられますし、事実、私も利用いたしましたけれども、まさにこれからの観光地にふさわしいサービスが行われているんだなということを実感いたしております。  では、このサービスをやっていく上で、先ほどから議論になっておりますけれども、どなたから税金を頂くのかということになれば、アンケート調査もし、いろいろ調査研究もした結果、訪問される方々に負担してもらうことがいいのではないかということを提案され、アンケートも取った結果、多くの方が、ほとんどの方が100円の訪問税に対しては賛成ですよということをちゃんと述べていただいております。  今、本市が取り組んでおる財政健全化のために取り組む、3つほど今行われておりますけれども、一つは行政施設のネーミングライツであったりとか、あるいは本市が持っております宮島ボートレース企業団からの配当金であったりとか、今度新たに頂こうとするこの訪問税、これも市の財政を豊かにしていく、あるいは財政を少しでも支援していくための資源でありますから、これは我々廿日市市民にとっては非常に大事なことであろうかと思います。  今かかっておる宮島へのおもてなし、それへの負担金というのは数億円に上っておりますが、これが、コロナ以前の観光客に復元することによって、その半分以上のものが税として納められる。そのことは、本市が今取り組んでおります行政サービスをさらに増すことができるし、市民サービスも増幅することができるということの一つのあかしになろうかと思います。  そういったいろんな大事な要素を含んだこの訪問税をこの機会に制定をしていただき、実施については社会情勢やこれからの景気動向も見ながら、その時期をまた議会に諮って決められるそうですから、我々議員としては本提案を快く受け入れ、この条例に賛成することにいたしたいと思いますが……     (「そうだ」と呼ぶ者あり)  議員各位におかれましても、十分理解されておると思いますが、いま一度そのことを確認していただきまして、御賛同いただきますようにお願いを申し上げまして賛成討論といたします。 57 ◯議長(佐々木雄三) ほかに討論はありませんか。 58 ◯18番(大畑美紀) 議長。 59 ◯議長(佐々木雄三) 第18番大畑美紀議員。 60 ◯18番(大畑美紀) 私は、宮島訪問税の導入に反対ですので、その理由を述べます。  大きく2つの理由があります。  1つは、経費が多額であるということです。得られる税収が市の試算どおり期待できるかどうか、今の時点では不明です。税収を得ることについては反対ではありませんが、現時点では他の事業を見直すということで費用を捻出するべきではないかと思います。  2つ目には、少数ではありますが、無視できない反対意見があるということです。市の取られたアンケートでも、日本共産党が市民アンケートを行いましたその結果でも、大半賛成でありました。しかし、少数ではありますが、反対意見、大事なものがあると思われます。  観光目的以外の方から取られるということで、宮島在住の方は生活と一体となっているから非課税ですが、宮島に親族がおられる方、実家に行き来する方、それからボランティアなどで行き来する方などもおられます。その方はとん税という500円の負担をということなんですけれども、それが高いか安いかということではなくて心情的に、日常的に行き来することに税金をかけられるということへの心理的な負担感、納得がいかないというところは私はよく分かります。  それから、市の取られたパブリックコメントでも、1つを紹介しますと、宮島で生まれ育った人間として、これまで観光に来ていただいた方々からの恩恵を受けて宮島は繁栄を続けました。基本に立ち返って魅力を再発見し、将来宮島はどうあるべきか検討し、宮島の魅力を広く知っていただく努力をしてください。この検討は中止をお願いしますとあります。  そのほかにもいろいろと、宮島に住んでいる方、また通われる方からの非常に強い反対の意見があります。  宮島にお金がかかるということについては、宮島に住んでいる方からは複雑な思いがあると思います。宮島の維持に費用がかかるということは分かりますが、これは当然であり、それを理解して合併されたはずです。世界遺産の島を誇りにしているはずです。全国の例から、観光消費量は税導入によって減るわけではないと言われましたので、それについては今宮島の方が心配してることは払拭できるかと思いますが、ただ心理的な抵抗感、納得できないということは払拭できないと思います。  そして、こうした歴史的、文化的な価値に対して、国の補助また支援をもっと増やすように市は求めるべきだと考えます。  先ほど修正案が出ましたが、その修正案については幾つか納得できるところがありますので、ここで判断するというよりは再検討するべきではないかと思います。  私自身は、法定外目的税の導入について、普通税についても導入そのものについては反対ではありませんが、反対意見の中に無視できない意見があること、また十分理解されていないということと、先ほど言いました経費の負担が多額であることなどから反対いたします。再検討するべきだと考えます。  以上です。 61 ◯議長(佐々木雄三) ほかに討論はありませんか。 62 ◯8番(中島康二) 議長。 63 ◯議長(佐々木雄三) 第8番中島康二議員。 64 ◯8番(中島康二) 私は、廿日市市宮島訪問税条例の導入に賛成の立場で討論を述べさせていただきます。  先ほどから多くの意見が活発に、賛成、反対出ています。また、本日は傍聴者も非常にたくさんお見えになっております。ということは、いかにこの税に対する市民の関心が高いか。言ってみれば、税は我々日本国民、廿日市市民にとって生活する上での根本的なものになるということだと思います。  そこで、私は賛成の大きな理由といたしまして、税をどう公平に扱うか。そういう点で、るるそれぞれの考え方で差異はありますけども、広く浅く税を徴収するということに尽きるかと思います。  今回、訪問税そのものに反対という御意見もあります。当然、行政としても、その辺は市民の懐を一円たりとも痛めるということはないということは断言できませんけども、ただこの導入をすることによって多くの市民に、また現在宮島の行政サービスにかかっていますごみ収集、トイレ清掃、その他の経費をこの訪問税で賄うことになれば、その金額がまた廿日市全市民に還元されるということになります。  私も多くの市民にヒアリングしましたけど、世界遺産の宮島を守っていくということに対する財源はどこから捻出するかと考えて、市も先ほどからありましたように12年前よりこの検討をやってまいりました。しかし、ここに来てやっと原因者課税という形で訪問税という案が設立されまして、本議会に提案されております。ぜひともここは、後世、子どもたちのためにも世界遺産の宮島を守るという観点で、全市民がこの訪問税導入に対して前向きに捉えていきたいと思います。  ということで、私、中島は宮島訪問税条例に賛成の立場で討論させていただきました。 65 ◯議長(佐々木雄三) ほかに討論はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 66 ◯議長(佐々木雄三) なければ、これをもって討論を終結いたします。  これより議案第13号廿日市宮島訪問税条例修正案について起立により採決いたします。  本修正案に賛成の方の起立を求めます。     〔賛成者起立〕 67 ◯議長(佐々木雄三) はい、起立少数であります。よって、本修正案は否決されました。  議案第13号修正案が否決となりましたので、次に議案第13号廿日市宮島訪問税条例の原案について起立により採決いたします。  本件に対する委員長の報告は原案可決であります。  委員長の報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。     〔賛成者起立〕 68 ◯議長(佐々木雄三) はい、起立多数であります。よって、本件は原案のとおり可決されました。  ここで休憩いたします。   ~~~~~~~~○~~~~~~~~     休憩 午前10時39分     再開 午前10時54分   ~~~~~~~~○~~~~~~~~ 69 ◯議長(佐々木雄三) 休憩前に引き続き会議を開きます。
      ~~~~~~~~○~~~~~~~~   日程第3 議案第15号 廿日市市放課後児   童健全育成事業の設備及び運営に関する基準   を定める条例の一部を改正する条例 70 ◯議長(佐々木雄三) 日程第3、議案第15号廿日市市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例を議題といたします。  直ちに文教厚生常任委員長の報告を求めます。 71 ◯文教厚生常任委員長(大崎勇一) 議長。 72 ◯議長(佐々木雄三) 文教厚生常任委員長。 73 ◯文教厚生常任委員長(大崎勇一) 議案第15号について、文教厚生常任委員会における審査の経過及び結果を御報告いたします。  主な質疑は次のとおりでございます。  市内の児童会に対する放課後児童支援員の資格保有者の状況を問うという質疑に対し、現在、放課後児童支援員は40名おり、研修未受講者は4名である。研修は今まで県のみが実施主体であったが、条例改正により、政令市の広島市、中核市の呉市と福山市が実施する研修も対象となるとの答弁がありました。  討論はございませんで、採決に移り、本件は全委員で原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  以上で議案第15号の審査結果報告を終わります。 74 ◯議長(佐々木雄三) 以上で委員長の報告が終わりましたので、これより委員長報告に対する質疑に入ります。  質疑はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 75 ◯議長(佐々木雄三) 質疑なしと認めます。  これより討論に入ります。  討論はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 76 ◯議長(佐々木雄三) 討論なしと認めます。  これより議案第15号廿日市市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例を採決いたします。  本件に対する委員長の報告は原案可決であります。  お諮りいたします。  本件は委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 77 ◯議長(佐々木雄三) 御異議なしと認めます。よって、本件は委員長の報告のとおり可決されました。   ~~~~~~~~○~~~~~~~~   日程第4 議案第16号 廿日市市介護保険   条例の一部を改正する条例 78 ◯議長(佐々木雄三) 日程第4、議案第16号廿日市市介護保険条例の一部を改正する条例を議題といたします。  直ちに文教厚生常任委員長の報告を求めます。 79 ◯文教厚生常任委員長(大崎勇一) 議長。 80 ◯議長(佐々木雄三) 文教厚生常任委員長。 81 ◯文教厚生常任委員長(大崎勇一) 議案第16号について、文教厚生常任委員会における審査の経過及び結果を御報告いたします。  主な質疑は次のとおりでございます。  介護保険料の額を据え置いた要因と、基金は第8期介護保険事業計画に十分な残高であるかを問うという質疑に対し、令和2年度の基金残高は10億4,000万円であり、今後、後期高齢者が増え、介護認定者の増加が見込まれる中、保険料の増額も考えられるが、第7期に計画していた施設整備等が進まなかったこともあり、今回は基金を活用し、保険料の増額を抑えたとの答弁がありました。  討論はございませんで、採決に移り、本件は全委員で原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  以上で議案第16号の審査結果報告を終わります。 82 ◯議長(佐々木雄三) 以上で委員長の報告が終わりましたので、これより委員長報告に対する質疑に入ります。  質疑はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 83 ◯議長(佐々木雄三) 質疑なしと認めます。  これより討論に入ります。  討論はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 84 ◯議長(佐々木雄三) 討論なしと認めます。  これより議案第16号廿日市市介護保険条例の一部を改正する条例を採決いたします。  本件に対する委員長の報告は原案可決であります。  お諮りいたします。  本件は委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 85 ◯議長(佐々木雄三) 御異議なしと認めます。よって、本件は委員長の報告のとおり可決されました。   ~~~~~~~~○~~~~~~~~   日程第5 議案第17号 廿日市市指定地域   密着型サービスの事業の人員、設備及び運営   に関する基準を定める条例の一部を改正する   条例 86 ◯議長(佐々木雄三) 日程第5、議案第17号廿日市市指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例を議題といたします。  直ちに文教厚生常任委員長の報告を求めます。 87 ◯文教厚生常任委員長(大崎勇一) 議長。 88 ◯議長(佐々木雄三) 文教厚生常任委員長。 89 ◯文教厚生常任委員長(大崎勇一) 議案第17号について、文教厚生常任委員会における審査の経過及び結果を御報告いたします。  主な質疑は次のとおりでございます。  今回の改正により、併設の施設で兼務を認められることになれば介護現場の余裕につながると思うが、運用の周知はどうかという質疑に対し、本市はこの改正の人員配置の緩和等による影響は今のところはないが、今回の内容を周知し、業務の効率化や人員確保につなげていきたいとの答弁がありました。  討論はございませんで、採決に移り、本件は全委員で原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  以上で議案第17号の審査結果報告を終わります。 90 ◯議長(佐々木雄三) 以上で委員長の報告が終わりましたので、これより委員長報告に対する質疑に入ります。  質疑はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 91 ◯議長(佐々木雄三) 質疑なしと認めます。  これより討論に入ります。  討論はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 92 ◯議長(佐々木雄三) 討論なしと認めます。  これより議案第17号廿日市市指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例を採決いたします。  本件に対する委員長の報告は原案可決であります。  お諮りいたします。  本件は委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 93 ◯議長(佐々木雄三) 御異議なしと認めます。よって、本件は委員長の報告のとおり可決されました。   ~~~~~~~~○~~~~~~~~   日程第6 議案第18号 廿日市市指定地域   密着型介護予防サービスの事業の人員、設備   及び運営並びに指定地域密着型介護予防サー   ビスに係る介護予防のための効果的な支援の   方法に関する基準を定める条例の一部を改正   する条例 94 ◯議長(佐々木雄三) 日程第6、議案第18号廿日市市指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員、設備及び運営並びに指定地域密着型介護予防サービスに係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準を定める条例の一部を改正する条例を議題といたします。  直ちに文教厚生常任委員長の報告を求めます。 95 ◯文教厚生常任委員長(大崎勇一) 議長。 96 ◯議長(佐々木雄三) 文教厚生常任委員長。 97 ◯文教厚生常任委員長(大崎勇一) 議案第18号について、文教厚生常任委員会における審査の経過及び結果を御報告いたします。  主な質疑は次のとおりでございます。  介護施設の夜間の人員配置が緩和されると、入居者や利用者の安全面が心配だが、対策を考えているかという質疑に対し、地域密着型サービスの事業所で利用者家族や外部の方と定期的に開催する運営推進会議などで情報を得ながら、サービスの質が確保されているか、利用者に支障がないかを実地指導で確認していきたいとの答弁がありました。  討論はございませんで、採決に移り、本件は全委員で原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  以上で議案第18号の審査結果報告を終わります。 98 ◯議長(佐々木雄三) 以上で委員長の報告が終わりましたので、これより委員長報告に対する質疑に入ります。  質疑はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕
    99 ◯議長(佐々木雄三) 質疑なしと認めます。  これより討論に入ります。  討論はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 100 ◯議長(佐々木雄三) 討論なしと認めます。  これより議案第18号廿日市市指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員、設備及び運営並びに指定地域密着型介護予防サービスに係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準を定める条例の一部を改正する条例を採決いたします。  本件に対する委員長の報告は原案可決であります。  お諮りいたします。  本件は委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 101 ◯議長(佐々木雄三) 御異議なしと認めます。よって、本件は委員長の報告のとおり可決されました。   ~~~~~~~~○~~~~~~~~   日程第7 議案第19号 廿日市市指定介護   予防支援等の事業の人員及び運営並びに指定   介護予防支援等に係る介護予防のための効果   的な支援の方法に関する基準を定める条例の   一部を改正する条例 102 ◯議長(佐々木雄三) 日程第7、議案第19号廿日市市指定介護予防支援等の事業の人員及び運営並びに指定介護予防支援等に係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準を定める条例の一部を改正する条例を議題といたします。  直ちに文教厚生常任委員長の報告を求めます。 103 ◯文教厚生常任委員長(大崎勇一) 議長。 104 ◯議長(佐々木雄三) 文教厚生常任委員長。 105 ◯文教厚生常任委員長(大崎勇一) 議案第19号について、文教厚生常任委員会における審査の経過及び結果を御報告いたします。  主な質疑は次のとおりでございます。  指定介護予防支援の事業の運営に関する基準の改正はBCPの関係や新型コロナウイルス感染拡大を受けてのことだと思うが、今回の条例改正で義務化されたのかという質疑に対し、今回の改正で義務化されたものであるとの答弁がありました。  討論はございませんで、採決に移り、本件は全委員で原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  以上で議案第19号の審査結果報告を終わります。 106 ◯議長(佐々木雄三) 以上で委員長の報告が終わりましたので、これより委員長報告に対する質疑に入ります。  質疑はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 107 ◯議長(佐々木雄三) 質疑なしと認めます。  これより討論に入ります。  討論はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 108 ◯議長(佐々木雄三) 討論なしと認めます。  これより議案第19号廿日市市指定介護予防支援等の事業の人員及び運営並びに指定介護予防支援等に係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準を定める条例の一部を改正する条例を採決いたします。  本件に対する委員長の報告は原案可決であります。  お諮りいたします。  本件は委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 109 ◯議長(佐々木雄三) 御異議なしと認めます。よって、本件は委員長の報告のとおり可決されました。   ~~~~~~~~○~~~~~~~~   日程第8 議案第20号 廿日市市指定居宅   介護支援等の事業の人員及び運営に関する基   準を定める条例の一部を改正する条例 110 ◯議長(佐々木雄三) 日程第8、議案第20号廿日市市指定居宅介護支援等の事業の人員及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例を議題といたします。  直ちに文教厚生常任委員長の報告を求めます。 111 ◯文教厚生常任委員長(大崎勇一) 議長。 112 ◯議長(佐々木雄三) 文教厚生常任委員長。 113 ◯文教厚生常任委員長(大崎勇一) 議案第20号について、文教厚生常任委員会における審査の経過及び結果を御報告いたします。  質疑、討論ともにございませんで、採決に移り、本件は全委員で原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  以上で議案第20号の審査結果報告を終わります。 114 ◯議長(佐々木雄三) 以上で委員長の報告が終わりましたので、これより委員長報告に対する質疑に入ります。  質疑はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 115 ◯議長(佐々木雄三) 質疑なしと認めます。  これより討論に入ります。  討論はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 116 ◯議長(佐々木雄三) 討論なしと認めます。  これより議案第20号廿日市市指定居宅介護支援等の事業の人員及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例を採決いたします。  本件に対する委員長の報告は原案可決であります。  お諮りいたします。  本件は委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 117 ◯議長(佐々木雄三) 御異議なしと認めます。よって、本件は委員長の報告のとおり可決されました。   ~~~~~~~~○~~~~~~~~   日程第9 議案第21号 廿日市市国民健康   保険税条例の一部を改正する条例 118 ◯議長(佐々木雄三) 日程第9、議案第21号廿日市市国民健康保険税条例の一部を改正する条例を議題といたします。  直ちに文教厚生常任委員長の報告を求めます。 119 ◯文教厚生常任委員長(大崎勇一) 議長。 120 ◯議長(佐々木雄三) 文教厚生常任委員長。 121 ◯文教厚生常任委員長(大崎勇一) 議案第21号について、文教厚生常任委員会における審査の経過及び結果を御報告いたします。  主な質疑は次のとおりでございます。  この改正により、均等割額の減額に該当する人を除く全員が増額になるのか。また、その影響額を問うという質疑に対し、所得割、均等割の引上げで全体の引上げとなり、影響額は約7,000万円と考えているとの答弁がありました。  討論はございませんで、採決に移り、本件は全委員で原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  以上で議案第21号の審査結果報告を終わります。 122 ◯議長(佐々木雄三) 以上で委員長の報告が終わりましたので、これより委員長報告に対する質疑に入ります。  質疑はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 123 ◯議長(佐々木雄三) 質疑なしと認めます。  これより討論に入ります。  討論はありませんか。 124 ◯18番(大畑美紀) 議長。 125 ◯議長(佐々木雄三) 第18番大畑美紀議員。 126 ◯18番(大畑美紀) 私は、国民健康保険税条例の一部を改正する条例、国保税の引上げに反対ですので、その理由を述べます。  先ほど、委員長報告にもありましたように、この条例改正は所得割額を0.3%引き上げて2.5%に、均等割額を1,400円引き上げるというものです。全体で約7,000万円の引上げになります。この負担増に対し、負担増をさせない検討はしなかったのかという私の総括質疑に対し、答弁は、県内統一の保険標準に徐々に合わせていくために引き上げざるを得ないというものでした。  広島県の標準額は大変高く、今回、来年度の国保税で言いますと、広島県では約半数の自治体が引上げになるということになっています。一方で、引き下げた自治体もあります。三原市などは保険税の引下げを行いました。市は、約6,000万円、5,480万6,000円、財政調整基金の繰入金などを行って引上げ幅を小さくする努力はされていますが、しかし引上げになるということに賛成することはできません。  県単位化に伴って、こういうふうに標準税額が引き上げられるということで、広島県は以前から国保会計に関しての補助が行われていない県です。佐賀県では、新型コロナの影響を考慮し、所得減少による国保財政の減収分は県の剰余金で補うことを決定。国保財政に入る国からの前期高齢者交付金が増えたこともあり、多くの自治体で標準保険料率が下がりました。佐賀市は、平等割額を最大月3,500円、1世帯当たりの保険税額を年平均3,243円下げる方向ですとあります。  市だけの責任にするわけではありません。確かに努力はされております。県でも低いほうだと言われますが、しかし低いほうだと言われても今の負担感は大変重く、私たちが取りましたアンケートでも、介護保険料、国保税の負担感が大変重くなっています。県の制度の改善を求めつつ、引き上げない努力をしていただきたいと思います。この保険税額引上げには反対いたします。 127 ◯議長(佐々木雄三) ほかに討論はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 128 ◯議長(佐々木雄三) 討論なしと認めます。  これをもって討論を終結いたします。  討論がありましたので、議案第21号廿日市市国民健康保険税条例の一部を改正する条例を起立により採決いたします。  本件に対する委員長の報告は原案可決であります。  委員長の報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。     〔賛成者起立〕 129 ◯議長(佐々木雄三) はい、起立多数であります。よって、本件は原案のとおり可決されました。   ~~~~~~~~○~~~~~~~~
      日程第10 議案第22号 廿日市市重度心   身障害者医療費支給条例の一部を改正する条   例 130 ◯議長(佐々木雄三) 日程第10、議案第22号廿日市市重度心身障害者医療費支給条例の一部を改正する条例を議題といたします。  直ちに文教厚生常任委員長の報告を求めます。 131 ◯文教厚生常任委員長(大崎勇一) 議長。 132 ◯議長(佐々木雄三) 文教厚生常任委員長。 133 ◯文教厚生常任委員長(大崎勇一) 議案第22号について、文教厚生常任委員会における審査の経過及び結果を御報告いたします。  主な質疑は次のとおりでございます。  この改正の対象者と影響額を問うという質疑に対し、対象者の110名に対し、扶助費を1,160万3,000円と見込んでいるとの答弁がありました。  討論はございませんで、採決に移り、本件は全委員で原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  以上で議案第22号の審査結果報告を終わります。 134 ◯議長(佐々木雄三) 以上で委員長の報告が終わりましたので、これより委員長報告に対する質疑に入ります。  質疑はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 135 ◯議長(佐々木雄三) 質疑なしと認めます。  これより討論に入ります。  討論はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 136 ◯議長(佐々木雄三) 討論なしと認めます。  これより議案第22号廿日市市重度心身障害者医療費支給条例の一部を改正する条例を採決いたします。  本件に対する委員長の報告は原案可決であります。  お諮りいたします。  本件は委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 137 ◯議長(佐々木雄三) 御異議なしと認めます。よって、本件は委員長の報告のとおり可決されました。   ~~~~~~~~○~~~~~~~~   日程第11 議案第14号 廿日市市墓地設   置及び管理条例及び廿日市市火葬場設置及び   管理条例の一部を改正する条例 138 ◯議長(佐々木雄三) 日程第11、議案第14号廿日市市墓地設置及び管理条例及び廿日市市火葬場設置及び管理条例の一部を改正する条例を議題といたします。  直ちに環境産業常任委員長の報告を求めます。 139 ◯環境産業常任委員長(中島康二) 議長。 140 ◯議長(佐々木雄三) 環境産業常任委員長。 141 ◯環境産業常任委員長(中島康二) 議案第14号について、環境産業常任委員会における審査の経過及び結果を御報告いたします。  主な質疑は次のとおりでございます。  指定管理者制度を導入することによる懸念事項とメリットについて問うという質疑に対し、指定管理者制度を導入すると施設の維持管理を全て指定管理業者が行うため、市民サービスの低下を招かないよう、定例会議等やモニタリング等を行い、対応していく。コスト面については、指定管理料を約6,450万円で予算を計上しており、市が直接業務を執行した場合より年間50万円、5年間で250万円の削減となる。公共性の高い施設のため、運用面の柔軟性が低いことから大幅なコスト削減ではないが、施設の使用許可などを指定管理事業者が行うこととなり、市職員の事務削減につながることが1つ大きなメリットであるとの答弁がありました。  討論はございませんで、採決に移り、本件は全委員で原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  以上で議案第14号の審査結果報告を終わります。 142 ◯議長(佐々木雄三) 以上で委員長の報告が終わりましたので、これより委員長報告に対する質疑に入ります。  質疑はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 143 ◯議長(佐々木雄三) 質疑なしと認めます。  これより討論に入ります。  討論はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 144 ◯議長(佐々木雄三) 討論なしと認めます。  これより議案第14号廿日市市墓地設置及び管理条例及び廿日市市火葬場設置及び管理条例の一部を改正する条例を採決いたします。  本件に対する委員長の報告は原案可決であります。  お諮りいたします。  本件は委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 145 ◯議長(佐々木雄三) 御異議なしと認めます。よって、本件は委員長の報告のとおり可決されました。   ~~~~~~~~○~~~~~~~~   日程第12 議案第25号 廿日市市農業振   興基金の設置、管理及び処分に関する条例を   廃止する条例 146 ◯議長(佐々木雄三) 日程第12、議案第25号廿日市市農業振興基金の設置、管理及び処分に関する条例を廃止する条例を議題といたします。  直ちに環境産業常任委員長の報告を求めます。 147 ◯環境産業常任委員長(中島康二) 議長。 148 ◯議長(佐々木雄三) 環境産業常任委員長。 149 ◯環境産業常任委員長(中島康二) 議案第25号について、環境産業常任委員会における審査の経過及び結果を御報告いたします。  主な質疑は次のとおりでございます。  農業振興基金を廃止するのは基金が必要なくなったということかという質疑に対し、この基金は吉和村時代に、圃場整備田に対して大型機械を共同利用するための組織の設立、運営を支援することが目的のものであり、合併後、基金を引き継いでからは、農事組合法人よしわが機械器具の取得、更新をする際に経費の一部を集落法人経営基盤強化事業補助金として補助してきたことから、吉和地域における基金の役割や目的は果たしたものと考えているとの答弁がありました。  討論はございませんで、採決に移り、本件は全委員で原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  以上で議案第25号の審査結果報告を終わります。 150 ◯議長(佐々木雄三) 以上で委員長の報告が終わりましたので、これより委員長報告に対する質疑に入ります。  質疑はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 151 ◯議長(佐々木雄三) 質疑なしと認めます。  これより討論に入ります。  討論はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 152 ◯議長(佐々木雄三) 討論なしと認めます。  これより議案第25号廿日市市農業振興基金の設置、管理及び処分に関する条例を廃止する条例を採決いたします。  本件に対する委員長の報告は原案可決であります。  お諮りいたします。  本件は委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 153 ◯議長(佐々木雄三) 御異議なしと認めます。よって、本件は委員長の報告のとおり可決されました。   ~~~~~~~~○~~~~~~~~   日程第13 議案第23号 廿日市市地区計   画区域内建築物等の制限に関する条例の一部   を改正する条例 154 ◯議長(佐々木雄三) 日程第13、議案第23号廿日市市地区計画区域内建築物等の制限に関する条例の一部を改正する条例を議題といたします。  直ちに建設常任委員長の報告を求めます。 155 ◯建設常任委員長(山口三成) 議長。 156 ◯議長(佐々木雄三) 建設常任委員長。 157 ◯建設常任委員長(山口三成) 議案第23号について、建設常任委員会における審査の経過及び結果を御報告いたします。  主な質疑は次のとおりでございます。  今回の改正は、ゆったりとした高級住宅街のような現状を密集化させようとするものかという質疑に対し、阿品台一丁目、二丁目は高齢化が進み、敷地を半分に割った建て売り住宅が徐々に建ち、若い方が購入している状況がある。地元の有志組織は、この状況を維持しつつも住環境を守りたいと考えられてきた。市としても、阿品台の将来を考え、一丁目、二丁目の約半分ある80坪以上の敷地に対して敷地の分割を可能にし、一定の制限を設けることで、若い方が購入しやすい状況と住環境を守るバランスが取れるものと考えた。先行的に導入することで阿品台の活性化につなげていきたいとの答弁がありました。  討論はございませんで、採決に移り、本件は全委員で原案のとおり可決するべきものと決定いたしました。  以上で議案第23号の審査結果報告を終わります。 158 ◯議長(佐々木雄三) 以上で委員長の報告が終わりましたので、これより委員長報告に対する質疑に入ります。  質疑はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 159 ◯議長(佐々木雄三) 質疑なしと認めます。  これより討論に入ります。  討論はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕
    160 ◯議長(佐々木雄三) 討論なしと認めます。  これより議案第23号廿日市市地区計画区域内建築物等の制限に関する条例の一部を改正する条例を採決いたします。  本件に対する委員長の報告は原案可決であります。  お諮りいたします。  本件は委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 161 ◯議長(佐々木雄三) 御異議なしと認めます。よって、本件は委員長の報告のとおり可決されました。   ~~~~~~~~○~~~~~~~~   日程第14 議案第24号 廿日市市手数料   条例の一部を改正する条例 162 ◯議長(佐々木雄三) 日程第14、議案第24号廿日市市手数料条例の一部を改正する条例を議題といたします。  直ちに建設常任委員長の報告を求めます。 163 ◯建設常任委員長(山口三成) 議長。 164 ◯議長(佐々木雄三) 建設常任委員長。 165 ◯建設常任委員長(山口三成) 議案第24号について、建設常任委員会における審査の経過及び結果を御報告いたします。  質疑、討論ともにございませんで、採決に移り、本件は全委員で原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  以上で議案第24号の審査結果報告を終わります。 166 ◯議長(佐々木雄三) 以上で委員長の報告が終わりましたので、これより委員長報告に対する質疑に入ります。  質疑はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 167 ◯議長(佐々木雄三) 質疑なしと認めます。  これより討論に入ります。  討論はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 168 ◯議長(佐々木雄三) 討論なしと認めます。  これより議案第24号廿日市市手数料条例の一部を改正する条例を採決いたします。  本件に対する委員長の報告は原案可決であります。  お諮りいたします。  本件は委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 169 ◯議長(佐々木雄三) 御異議なしと認めます。よって、本件は委員長の報告のとおり可決されました。   ~~~~~~~~○~~~~~~~~   日程第15 議案第26号 令和2年度廿日   市市一般会計補正予算(第12号) 170 ◯議長(佐々木雄三) 日程第15、議案第26号令和2年度廿日市市一般会計補正予算(第12号)を議題といたします。  直ちに予算特別委員長の報告を求めます。 171 ◯予算特別委員長(荻村文規) 議長。 172 ◯議長(佐々木雄三) 予算特別委員長。 173 ◯予算特別委員長(荻村文規) 議案第26号について、予算特別委員会における審査の経過及び結果を御報告いたします。  主な質疑は次のとおりでございます。  初めに、介護施設等整備事業1億6,234万2,000円の減額について、第7期介護保険事業計画において整備を予定していた施設に事業所の応募がなかったということだが、状況を問うという質疑に対し、介護医療院は佐伯地域の病院が介護療養病床を介護医療院に転換する予定であったが、令和3年度に延期となった。また、小規模多機能型・看護小規模多機能型居宅介護事業所は地域を限定して事業所を募集したが応募がなく、市全域で再募集したが応募がなかった。今後は、医療的ケアを必要とする在宅高齢者の増加を見越し、小規模多機能型よりは訪問看護を合わせた看護小規模多機能型居宅介護事業所を第8期で計画しているとの答弁がありました。  次に、中学校リニューアル事業について、12月補正予算で廿日市中学校の教室増築工事を議決し、その後、国が35人以下学級を決定した。今回の補正予算に入っていないが、対応できるのかという質疑に対し、35人以下学級への移行は小学校について決定したものであり、中学校についてはまだ決定していないが、将来のその可能性を考え、再増築が必要となった場合にも対応できるよう構造設計と配置の見直しを行っているとの答弁がありました。  次に、繰越明許費補正、地域医療拠点等整備事業2億9,985万円について、繰り越しているが、供用開始までのスケジュールはどうなっているかという質疑に対し、横断歩道橋は現在屋根やエレベーター設置工事を進めており、令和2年度予定していた舗装などの周辺整備費を繰り越し、6月末の完了を予定している。官民複合施設は、令和3年12月に完了、令和4年1月に引渡し、その後開設に向け準備を進めていく。また、JA広島総合病院新棟は、令和2年度末の着工予定が令和3年度中の着工となるが、設計は最終段階までまとまっており、完了は令和5年度と聞いているとの答弁がありました。  討論はございませんで、採決に移り、本件は全委員で原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  以上で議案第26号の審査結果報告を終わります。 174 ◯議長(佐々木雄三) 以上で委員長の報告が終わりましたので、これより委員長報告に対する質疑に入ります。  質疑はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 175 ◯議長(佐々木雄三) 質疑なしと認めます。  これより討論に入ります。  討論はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 176 ◯議長(佐々木雄三) 討論なしと認めます。  これより議案第26号令和2年度廿日市市一般会計補正予算(第12号)を採決いたします。  本件に対する委員長の報告は原案可決であります。  お諮りいたします。  本件は委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 177 ◯議長(佐々木雄三) 御異議なしと認めます。よって、本件は委員長の報告のとおり可決されました。   ~~~~~~~~○~~~~~~~~   日程第16 議案第27号 令和2年度廿日   市市国民健康保険特別会計補正予算(第3   号)   日程第17 議案第28号 令和2年度廿日   市市介護保険特別会計補正予算(第3号)   日程第18 議案第29号 令和2年度廿日   市市後期高齢者医療特別会計補正予算(第2   号) 178 ◯議長(佐々木雄三) 日程第16、議案第27号令和2年度廿日市市国民健康保険特別会計補正予算(第3号)から日程第18、議案第29号令和2年度廿日市市後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)まで、以上3件を一括議題といたします。  直ちに文教厚生常任委員長の報告を求めます。 179 ◯文教厚生常任委員長(大崎勇一) 議長。 180 ◯議長(佐々木雄三) 文教厚生常任委員長。 181 ◯文教厚生常任委員長(大崎勇一) 議案第27号から議案第29号までの3件について、文教厚生常任委員会における審査の経過及び結果を御報告いたします。  主な質疑は次のとおりでございます。  初めに、国民健康保険特別会計について、コロナの影響により受診を控えた人の割合を問う。また、令和3年度は集団健診を実施できるよう調整するのかという質疑に対し、特定健診については令和2年度予算編成時に45%と見込んでいたが、受診控えにより32%となった。コロナ禍の状況が続き、受診者数が伸びない状況にあるが、少しでもコロナの状況が緩和されたときには従前のような集団健診等の取扱いも必要と考えているとの答弁がありました。  次に、介護保険特別会計について、コロナの影響により要介護者やその家族への悪影響はないかという質疑に対し、通いの場等の自粛により、地域に差はあるが、認定率が上がっており、筋力低下による大腿骨骨折の方が増えている。市では、閉じ籠もりや生活不活発病の予防のためにパンフレットやDVDを作成し、地域の方や関係機関の協力をいただき啓発しており、2月、3月からは地域の通いの場も徐々に活動再開しているため、少しでも外出していただいて介護予防につなげていきたいとの答弁がありました。  次に、後期高齢者医療特別会計について、コロナの影響による減免の状況を問うという質疑に対し、減免が4件あり、金額は27万9,000円であるとの答弁がありました。  討論はございませんで、採決に移り、本3件は全委員で原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  以上で議案第27号、議案第28号及び議案第29号の審査結果報告を終わります。 182 ◯議長(佐々木雄三) 以上で委員長の報告が終わりましたので、これより委員長報告に対する一括質疑に入ります。  質疑はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 183 ◯議長(佐々木雄三) 質疑なしと認めます。  これより一括討論に入ります。  討論はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 184 ◯議長(佐々木雄三) 討論なしと認めます。  これより議案第27号令和2年度廿日市市国民健康保険特別会計補正予算(第3号)から議案第29号令和2年度廿日市市後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)まで、以上3件を一括採決いたします。  本3件に対する委員長の報告はいずれも原案可決であります。  お諮りいたします。  本3件は委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 185 ◯議長(佐々木雄三) 御異議なしと認めます。よって、本3件は委員長の報告のとおり可決されました。   ~~~~~~~~○~~~~~~~~   日程第19 議案第30号 令和2年度廿日   市市墓地管理事業特別会計補正予算(第1   号)   日程第20 議案第33号 令和2年度廿日   市市宮島水族館事業特別会計補正予算(第2   号)
    186 ◯議長(佐々木雄三) 日程第19、議案第30号令和2年度廿日市市墓地管理事業特別会計補正予算(第1号)及び日程第20、議案第33号令和2年度廿日市市宮島水族館事業特別会計補正予算(第2号)の2件を一括議題といたします。  直ちに環境産業常任委員長の報告を求めます。 187 ◯環境産業常任委員長(中島康二) 議長。 188 ◯議長(佐々木雄三) 環境産業常任委員長。 189 ◯環境産業常任委員長(中島康二) 議案第30号及び議案第33号の2件について、環境産業常任委員会における審査の経過及び結果を御報告いたします。  主な質疑は次のとおりでございます。  宮島水族館事業特別会計について、コロナの影響による休館期間と、その間コストの減額はあったかを問う。また、修学旅行生の入館料の免除額が予想より少なかったということだが、何校だったのかという質疑に対し、臨時休館は令和2年度は4月1日から5月17日までであり、生き物を飼っていることから業務委託費等の費用の減額は難しいが、施設閉館による光熱費の減額はあった。また、修学旅行の利用団体は2月末時点で273校、そのうち市内宿泊の学校は120校であり、人数は8,418人であったとの答弁がありました。  討論はございませんで、採決に移り、本2件は全委員で原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  以上で議案第30号及び議案第33号の審査結果報告を終わります。 190 ◯議長(佐々木雄三) 以上で委員長の報告が終わりましたので、これより委員長報告に対する一括質疑に入ります。  質疑はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 191 ◯議長(佐々木雄三) 質疑なしと認めます。  これより一括討論に入ります。  討論はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 192 ◯議長(佐々木雄三) 討論なしと認めます。  これより議案第30号令和2年度廿日市市墓地管理事業特別会計補正予算(第1号)及び議案第33号令和2年度廿日市市宮島水族館事業特別会計補正予算(第2号)の2件を一括採決いたします。  本2件に対する委員長の報告はいずれも原案可決であります。  お諮りいたします。  本2件は委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 193 ◯議長(佐々木雄三) 御異議なしと認めます。よって、本2件は委員長の報告のとおり可決されました。   ~~~~~~~~○~~~~~~~~   日程第21 議案第31号 令和2年度廿日   市市港湾管理事業特別会計補正予算(第1   号)   日程第22 議案第32号 令和2年度廿日   市市市営住宅事業特別会計補正予算(第1   号)   日程第23 議案第34号 令和2年度廿日   市市水道事業会計補正予算(第2号)   日程第24 議案第35号 令和2年度廿日   市市下水道事業会計補正予算(第2号) 194 ◯議長(佐々木雄三) 日程第21、議案第31号令和2年度廿日市市港湾管理事業特別会計補正予算(第1号)から日程第24、議案第35号令和2年度廿日市市下水道事業会計補正予算(第2号)まで、以上4件を一括議題といたします。  直ちに建設常任委員長の報告を求めます。 195 ◯建設常任委員長(山口三成) 議長。 196 ◯議長(佐々木雄三) 建設常任委員長。 197 ◯建設常任委員長(山口三成) 議案第31号から議案第35号までの4件について、建設常任委員会における審査の経過及び結果を御報告いたします。  質疑、討論ともございませんで、採決に移り、本4件は全委員で原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  以上で議案第31号、議案第32号、議案第34号及び議案第35号の審査結果報告を終わります。 198 ◯議長(佐々木雄三) 以上で委員長の報告が終わりましたので、これより委員長報告に対する一括質疑に入ります。  質疑はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 199 ◯議長(佐々木雄三) 質疑なしと認めます。  これより一括討論に入ります。  討論はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 200 ◯議長(佐々木雄三) 討論なしと認めます。  これより議案第31号令和2年度廿日市市港湾管理事業特別会計補正予算(第1号)から議案第35号令和2年度廿日市市下水道事業会計補正予算(第2号)まで、以上4件を一括採決いたします。  本4件に対する委員長の報告はいずれも原案可決であります。  お諮りいたします。  本4件は委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 201 ◯議長(佐々木雄三) 御異議なしと認めます。よって、本4件は委員長の報告のとおり可決されました。   ~~~~~~~~○~~~~~~~~   日程第25 議案第1号 令和3年度廿日市   市一般会計予算   日程第26 議案第2号 令和3年度廿日市   市国民健康保険特別会計予算   日程第27 議案第3号 令和3年度廿日市   市介護保険特別会計予算   日程第28 議案第4号 令和3年度廿日市   市後期高齢者医療特別会計予算   日程第29 議案第5号 令和3年度廿日市   市漁港管理特別会計予算   日程第30 議案第6号 令和3年度廿日市   市墓地管理事業特別会計予算   日程第31 議案第7号 令和3年度廿日市   市港湾管理事業特別会計予算   日程第32 議案第8号 令和3年度廿日市   市市営住宅事業特別会計予算   日程第33 議案第9号 令和3年度廿日市   市宮島水族館事業特別会計予算   日程第34 議案第10号 令和3年度廿日   市市水道事業会計予算   日程第35 議案第11号 令和3年度廿日   市市国民宿舎事業会計予算   日程第36 議案第12号 令和3年度廿日   市市下水道事業会計予算 202 ◯議長(佐々木雄三) 日程第25、議案第1号令和3年度廿日市市一般会計予算から日程第36、議案第12号令和3年度廿日市市下水道事業会計予算まで、以上12件を一括議題といたします。  直ちに予算特別委員長の報告を求めます。 203 ◯予算特別委員長(荻村文規) 議長。 204 ◯議長(佐々木雄三) 予算特別委員長。 205 ◯予算特別委員長(荻村文規) 議案第1号から議案第12号までの12件について、予算特別委員会における審査の経過及び結果を御報告いたします。  主な質疑は次のとおりでございます。  一般会計について、歳入では、初めに、市税における新型コロナウイルス感染症の影響をどのように見込んでいるかという質疑に対し、個人市民税は雇用所得環境の悪化により3億8,000万円の減額、法人市民税は企業業績の悪化などにより2億9,000万円の減額を見込んでいる。また、地方税法の改正により、厳しい経営環境にある中小事業者に対して、令和3年度に限り、償却資産と事業用家屋に係る固定資産税と都市計画税の課税標準を2分の1またはゼロにする措置が取られることが決まっており、これに伴う免除額を固定資産税と都市計画税の合計で8億573万8,000円と見込んでいる。この減収分は、新たに創設される新型コロナウイルス感染症対策地方税減収補填特別交付金により国から全額補填されるとの答弁がありました。  次に、まちづくり推進基金繰入金について、大幅な増額の理由と使途を問うという質疑に対し、モーターボート競走事業収入が3億3,695万円増加したことに加え、合併特例事業債を原資とした部分について、令和3年度から元金償還済分の3億7,000万円を取り崩して事業に充てるため増加している。使途については、合併特例事業債を原資にした部分は協働のまちづくり推進事業、地球温暖化対策推進事業などに、モーターボート競走事業収入を原資とした部分は児童会整備事業、福祉センター整備事業などに充当しており、当初予算案の概要にその内容を示しており、決算のときにも分かりやすく表示するよう検討するとの答弁がありました。  歳出に入り、総務費では、職員健康管理事業について、コロナ禍の中、職員のオーバーワークが考えられるが、健康状態など例年と比べてどうかという質疑に対し、コロナ対応のため、特別定額給付金、中小企業者等家賃補助金、ワクチン接種事業などの担当課の業務は増加しており、プロジェクトチームの設置や会計年度任用職員の活用などで一部の職員に過度な負担が生じないよう対策を講じている。一方、令和2年度の時間外勤務は、コロナの影響でイベントや会議などが中止、延期となったこともあり、月平均で約20%の3.1時間減少している。メンタル不全による1か月以上の病気休暇職員は29人で、増加に対しては、職員の不調の早期発見に向けて自己診断チェックリストの活用や、産業医の面談に早期につなげるなどの取組を引き続き行っていきたいとの答弁がありました。  次に、新機能都市開発推進事業について、造成計画の詳細及び事業費を問うという質疑に対し、造成計画では、施行地区面積は当初約55ヘクタールであったが約70ヘクタールに広げ、造成宅地面積は31.6ヘクタールで、観光交流施設用地のAエリアが約15ヘクタール、工業施設用地のBエリアは当初12ヘクタールであったが15ヘクタールへ、多目的エリアのCエリアを約2ヘクタールとして平面図がおおむね決定している。事業費は現在算出中だが、施行区域が増えているため、単純には増加傾向になると考えるとの答弁がありました。  民生費では、重層的支援体制整備事業について、事業内容と市の体制を問うという質疑に対し、令和2年6月の社会福祉法改正に基づき、包括的な支援体制を具体化するために、相談支援、参加支援、地域づくりに向けた支援を一体的に実施できるよう国が創設した事業であり、これまで介護、障がい、子ども、生活困窮の各分野にそれぞれ補助金が交付されていたが、分野を越えて支援を円滑に行うために一括して交付されることとなった。あいプラザの相談支援拠点の整備に合わせて、この事業を実施するための体制構築に取り組むとの答弁がありました。  衛生費では、家庭系一般廃棄物収集運搬事業について、コロナ禍における家庭系一般ごみが増加し、収集作業にも事業者が神経をすり減らしていることについて市の対応を問うという質疑に対し、コロナ対策として国が示す注意事項などを事業者に情報提供するとともに、市民に対しては、ごみをしっかり縛って封をして出すなど排出時の留意事項を啓発しているとの答弁がありました。  農林水産業費では、地産地消推進事業について、ジビエ利活用検討業務委託料と地産地消商品開発等業務委託料の内容を問うという質疑に対し、ジビエ利活用検討業務委託料は、捕獲頭数の一番多いイノシシをジビエとして活用できるかを検討するため、採算性や運営主体、その他の方向性を調査するものである。地産地消商品開発等業務委託料は、今年度酒米に特化して実施した地産地消商品新規開発検証業務の継続事業であり、今年度は市内で栽培した酒米が病害虫の被害などにより十分な品質が確保できなかったため、来年度改めて地産地消による商品づくりの検証のために予算化するものであるとの答弁がありました。  商工費では、観光資源ネットワーク化事業について、バス旅事業委託料とはつかいち森の遊び場協議会負担金の内容を問うという質疑に対し、バス旅事業は原地域と中山間地域で実施し、路線バスなどを活用する旅の提案によりバスなどの利用促進を図る事業である。はつかいち森の遊び場協議会負担金は、これまでの地域の魅力創造事業を引き継ぎ、佐伯、吉和エリアの体験観光事業者が情報発信や来訪者の受入れ環境づくり、体験観光の人材育成等を目的に自主的に運営するために設立する協議会に対する負担金であり、市も参画して事業者を支援し、周遊観光促進や新たな観光資源の発掘につないでいきたいとの答弁がありました。  土木費では、空き家対策推進事業について、予算があまり増えていないが、昨年の実績と危険空き家の対応を問うという質疑に対し、空き家化の予防、空き家の活用、危険空き家の除却の取組を進めており、片づけセミナー等を令和元年度15回、令和2年度10回実施した。また、空き家バンクの成約が好調で、令和3年度は予算を拡充する。危険空き家の除却は、令和元年度に略式代執行しており、平成28年度に危険空き家として把握していた28件のうち16件が改善し、危険性が高い5件を特定空家と認定、指導し、今年度までに全て解消された。所有者不明の場合は財産管理人制度を使って整理できないか研究を始めているとの答弁がありました。  消防費では、消防団活動運営事業について、国は消防団の団員確保のための待遇改善として出動手当を1回当たり7,000円程度とする方針を示し、地方交付税措置を行っている。市は今後の団員の待遇改善をどう考えているかという質疑に対し、本市の出動手当は条例で3,000円と定めており、4時間を超えるごとにさらに3,000円を支給している。国における消防団員の処遇等に関する検討会で取りまとめられた内容を踏まえ、市として何が最善かをしっかり検討していきたいとの答弁がありました。  教育費では、青少年育成事業について、補助金は各団体と協議した上で予算計上したかという質疑に対し、予算計上に当たっては各団体と個別に話をし、今年度、新型コロナウイルスの影響などにより行った事業内容の見直しや工夫を来年度の事業計画にも反映することをお願いした上で、各団体の減額が均衡となるよう補助金額を調整したとの答弁がありました。  次に、補助金が突出している団体があることについて昨年議論したが、反映されていないのはなぜかという質疑に対し、各団体間で協議、連携をしていく中で補助金の在り方について整理していきたいとの答弁がありました。  公債費では、一時借入金利子償還金が増えているが、一時借入れの見込みを問うという質疑に対し、令和2年度当初予算では借入限度額は80億円であったが、コロナの関係により補正予算で100億円に引き上げた。令和3年度も令和2年度と同額の100億円を見込んでいるとの答弁がありました。  続きまして、国民健康保険特別会計から下水道事業会計までの11会計について一括で審査をいたしました。
     その主な質疑は次のとおりでございます。  国民健康保険特別会計について、コロナの関係で国保被保険者への影響と、他の保険と国保の移動状況について問うという質疑に対し、新型コロナウイルス感染症の影響による国民健康保険税の減免は153世帯、約2,995万円、徴収猶予は49世帯、約793万円である。社保から国保への加入は令和元年度3,038人、令和2年度2,879人、国保から社保への加入は令和元年度2,456人、令和2年度2,127人となっているとの答弁がありました。  次に、介護保険特別会計について、要介護認定調査事務業務委託料が大幅に増加している理由を問うという質疑に対し、認定期間は元は1年更新だったが、制度改正があるたびごとに2年間、3年間と延長されている。認定期間の終了による更新者数は年によって異なり、令和3年度が要介護認定の更新者が多い年に当たることが増加の要因であるとの答弁がありました。  最後に、全12会計の総括質疑では、今後のまちづくりには自主財源の確保が重要であるが、新機能都市開発推進事業は35社中27社が市内企業であり、市内企業の移転では法人税収入は変わらない。どれくらい財源確保につながると考えているかという質疑に対し、立地意向を示している企業からは雇用増大や生産拡大を図りたいとの意向を聞いている。また、移転後の跡地においては、令和3年度で調査を予定しているが、新たな投資が生まれ、工場から建物などに高度利用されることになれば効果があると考えるとの答弁がありました。  また、土壌汚染対策法の改正の影響やデフレスパイラルの中で実際に何社が移転するかは未知数であり、市と企業との間には土地区画整理組合が入っているが、確かな情報が得られるのかという質疑に対し、企業への聞き取りでは、土壌汚染対策法改正を認識し、維持管理から施設の廃止時の手続は熟知されていると考えるが、社会状況の変化もあるため、企業の経営状況などの調査を断続的に行い、区画整理組合と調整しながらしっかりと情報収集に努めていくとの答弁がありました。  次に、人口減少対策に取り組む中山間地域において地域支援員の報酬が安過ぎる。優秀な人材の確保や、交付税措置の見込める3大都市圏からの応募が実現できるように増額すべきだが、今の報酬のままで妥当と考えているのかという質疑に対し、必要に応じて一般財源の投入も検討していかなければならないと考えているが、それだけでなく、例えば週3日、4日制やフルタイム、民間企業で働きながら仕事ができる制度にしていくなど、いろいろな選択肢も含め検討していくとの答弁がありました。  一括討論に移り、議案第1号一般会計予算、議案第2号国民健康保険特別会計予算、議案第4号後期高齢者医療特別会計予算、議案第10号水道事業会計について討論がございました。  まず、反対討論として、一般会計について、アジアトライアスロン選手権は多くの職員や医療関係者を従事させなければならず、コロナ対策や通常業務に専念するため取りやめるべきである。新機能都市開発や新たな開発はリスクもあり、市民の暮らしを向上させるか疑問である。また、マイナンバーカードの普及推進は個人情報を守れる保証がないことなどの理由により反対する。  国民健康保険特別会計について、財源を投入し、国保税の引上げを減らす努力はしているが、引上げはすべきではないため反対する。  後期高齢者医療特別会計について、病気にかかることの多い年代を分けて、医療費が増大するに従い負担が重くなる後期高齢者医療制度に反対する。  水道事業会計について、自己水源を守るべきであり、水道事業広域連携のための企業団設立準備協議会負担金が計上されており、反対するとの討論がありました。  次に、賛成討論として、一般会計について、アジアトライアスロン選手権は様々なボランティアが実行委員会を構成し、準備をしており、現段階では予算計上すべきである。新機能都市開発は税を生み、その税を中山間地域へ回して、市全体で豊かになっていくとの考え方に賛成する。また、マイナンバーカードは個人情報を保護しながら進めると答弁があり、そのようにやってくれると確信するため賛成する。  国民健康保険特別会計について、国が定めた制度であり、現制度をこのまま堅持したほうがよいと考えるため賛成する。  後期高齢者医療特別会計について、国民皆保険制度の将来にわたる安定的な維持運営を目的にできた制度であり、保険料の負担増に対する緩和措置も盛り込まれるなど、被保険者に対する一定の配慮もされているため賛成する。  水道事業会計について、本市が様々な条件を出し、それを取り入れることが判明したため、企業団設立準備協議会に参画することに賛成するとの討論がありました。  採決に移り、討論がありました一般会計、国民健康保険特別会計、後期高齢者医療特別会計、水道事業会計を除く8会計については一括で行い、全委員でいずれも原案のとおり可決すべきものと決定しました。  討論のあった4会計については、それぞれ原案に賛成の委員の挙手を求め、挙手多数により、いずれも原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  以上で議案第1号から議案第12号までの審査結果報告を終わります。 206 ◯議長(佐々木雄三) ここで休憩いたします。   ~~~~~~~~○~~~~~~~~     休憩 午後0時4分     再開 午後1時10分   ~~~~~~~~○~~~~~~~~ 207 ◯議長(佐々木雄三) 休憩前に引き続き会議を開きます。  以上で委員長の報告が終わりましたので、これより委員長報告に対する一括質疑に入ります。  質疑はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 208 ◯議長(佐々木雄三) 質疑なしと認めます。  これより一括討論に入ります。  討論はありませんか。 209 ◯18番(大畑美紀) 議長。 210 ◯議長(佐々木雄三) 第18番大畑美紀議員。 211 ◯18番(大畑美紀) 私は、委員長報告のありました令和3年度当初予算のうち、一般会計、国民健康保険特別会計、後期高齢者医療特別会計、水道事業会計に反対ですので、その理由を述べます。  一般会計について。  コロナ危機の中で予算編成には苦労があったと思います。おおむね賛成なのですが、一部賛成できないものがあるので、それについて述べます。  1点目は、ASTC国際トライアスロン大会開催は取りやめるべきだと考えます。聖火リレーなど、東京オリンピック・パラリンピック関係で約1,200万円の予算が計上されています。世論調査で、東京オリンピック・パラリンピック大会を中止または延期すべきと答えた方が約8割おられます。新型コロナの収束が見えない中で、今年の開催はやめるべきだと考えております。  国や組織委員会との関係で計上せざるを得ない費用を除いて、国際トライアスロン大会の開催は中止すべきです。選考レースとして不可欠なものではありません。エントリー選手など、またこうした大会を待ち望む市民の方もおられるとは思いますが、市がよく言われる優先順位を考えたらやめるべきです。大会開催には多くの人、職員や医療関係者など集中しなければならず、市はコロナ対策や通常の業務に専念すべきです。  2つ目は、マイナンバー制度についてです。デジタル化推進についていろいろ出ておりますが、予算委員会の総括質疑で述べたように、市民にとってのメリットはあまりなく、政府や民間企業の要求に応えて個人情報の集積が一番の目的です。今回計上されたデジタル関係の予算には反対ではありませんが、問題なのはマイナンバー制度です。  デジタル担当大臣は、マイナンバーカードがデジタル社会のパスポートだと、マイナンバー制度を推進しています。マイナンバー制度は、もともと財界の要求です。マイナンバーに医療また保険、運転免許、銀行などの口座、個人情報をひもづけ、個人情報を一元化し、そのビッグデータを民間企業が活用することも狙われています。マイナポイントには2,000億円以上費用が使われています。こういうお金があれば、コロナ対策に振り向けることが必要だと思います。  一政党の考えだということではありません。1つ、新聞紙上にありました意見を取り上げますと、アメリカ・ニューヨーク在住の映画作家、想田和弘さんがこう言っておられます。僕自身は米国の社会保障番号を持っています。当初は大恐慌後の福祉政策のためにつくられた制度でしたが、今では銀行口座開設や就職、納税など、社会生活を営む上で欠かせない番号となりました。おかげで自分の経済活動は米国政府にほぼ把握されています。大規模な番号流出やなりすまし詐欺も起きています。でも、制度から抜けることは事実上、不可能です。番号なしではこの国では生きていけないのです。  また、こうも言っています。マイナンバーカードを売り込む政府の態度には、主権者を消費者に見立てる感覚がにじんでいます。カード会社のサービスは嫌だと思えば利用をやめられますが、国から抜け出ることは容易ではありません。また、国は徴税権という絶大な権力を持っています。国と会社は全く異質な存在だということを忘れてはなりません。脱税していないから問題ないというものではありません。独裁国家では、政府に都合の悪い発信をする人の言動を封じるために別件で嫌がらせをするのはよくあることです。マイナンバーカードが将来的に国家権力が個人の消費行動を把握するような目的に使われるのではないか、僕自身は不安と抵抗を感じますなど言っておられます。  市民にとってはほとんどメリットのないマイナンバーカード推進はやめるべきですし、強制はさらにやめるべきだと思います。国策に従ってやっておられることとは思いますが、制度自体が反対ですので反対いたします。  そして3つ目に、新機能都市開発事業です。新機能都市開発に加え、さらに新たな開発を行おうとする事業用地開発可能性調査検討業務の委託料が計上されています。これらの事業は市民の幸せにつながる事業なのか疑問に感じます。リスクが高いのではないかと思います。新機能都市開発事業はスタートしていますが、今でも沿岸部の緑地として市民が自由に入れる都市型緑地とすることを私はまだ考えております。  4つ目に、市職員を増員することです。無期雇用の職員を増やすべきだと考えています。先ほどの委員長報告にもありましたように、メンタル不全で長期休養、病欠されている職員さんが29人おられます。市は、多様化する行政需要とよく言われますが、それならば市職員を増員すべきだと思います。会計年度任用職員制度で一定の待遇改善が図られたと言われますが、1年ごとの短期雇用であり、不安定雇用であることには変わりはありません。余裕ある人員体制にすべきだと考えています。  次に、特別会計です。  国保会計についてなんですが、先ほど議案でも言いましたが、条例改正で所得割額が2.5%に、均等割額が1,400円引上げになります。全体で約7,000万円の引上げです。市は努力はしておられると思いますし、また県でも負担の低いほうだと言われますが、ほかと比較するのではなく、今でも高過ぎて払えない方がたくさんおられます。引下げの努力をすべきだと思いますので、反対いたします。  後期高齢者医療特別会計です。  病気になりやすい年代を分けた医療制度であり、医療費が上がれば被保険者の負担は増え、それ以外の世代の負担も増えています。国保会計で歳入を見ますと、国保税のうち後期高齢者支援分は5億5,314万4,000円でした。また、閣議で、来年度以降、医療費の窓口負担を現行の1割から2割に引き上げる計画もあります。後期高齢者医療特別会計には以上の理由で反対いたします。  水道事業会計です。  来年度予算に企業団設立準備協議会への参加負担費が計上されています。参画の判断は令和4年度と言われておりますが、答弁を聞いていますと、参画することを前提で進めておられるように思います。そして、佐伯地域の5浄水場を休廃止し、県用水に一本化するという方針でおられます。これは広域化に関係なくやりたいということなんですが、県との協議では県が費用負担をするというような条件を出されていますので、広域化に参加する方向であるということが見えます。  答弁の中で民営化は計画にないと言われますが、政府の方針では、広域化させ、その後また民営化を狙っていますので、決して安心できるものではないと思います。広域化に反対いたしますので、水道事業会計に反対いたします。  以上です。 212 ◯議長(佐々木雄三) 賛成討論はありませんか。 213 ◯16番(井上佐智子) 議長。 214 ◯議長(佐々木雄三) 第16番井上佐智子議員。 215 ◯16番(井上佐智子) 私は、議案第1号令和3年度廿日市市一般会計予算案に対して賛成の立場で討論いたします。  初めに、廿日市市においても、今年度は3つの重要事業、新機能、地域医療構想、宮島口整備事業の具現化を図り、人や企業、地域団体などの活動をさらに活性化させ、まちづくりの好循環をなお一層創出する必要があると、市長の強い決意が示されているものと思います。  特に、ソフト部分では、子育てをしやすいまちとして各種行政施策を充実させ、定住人口を増やすという目標を掲げた予算も計上しています。世界遺産宮島、嚴島神社を後世に継承するまちづくり、門前町の宮島口のまちづくりなど、歴史と文化を世界の人々に提供できる都市としての魅力も併せ持った廿日市市としてやっていく。そのためには市民と協働してまちづくりを行う。そのような計画の充実を今年度さらに計画しておられました。市民第一、このことを常に市政の基本に置きながら行政を運営してほしいと思いますし、その志も表れた予算になってると思います。  まず、第1番目の東京オリンピック・パラリンピック、そしてアジアトライアスロン大会について、1,200万円の予算がついてるということで、これは今必要ないではないかというような理由でしたけれども、既に実行委員会方式で様々な支援団体が参画し、2年にわたり実行委員会が動いております。そして、このような世界大会あるいは国際大会は国際的な信頼関係の中での事業採択であり、国際協調という観念からも今やめることはできない。やめるという理由には、コロナ禍でこのまま事業遂行ができないと、トライアスロンの本部等の決定により本市の大会会長が協議してやめる。そういう選択肢しかないというふうに思いますので、これについては反論いたします。  デジタル化、そして主にはマイナンバーの普及についてでした。  デジタル化については、生涯学習の充実と、過疎、中山間地域などでの情報過疎化を防ぐためにも充実させるべきだと考えています。  マイナンバーについては、たくさんの疑念点、懸念点がございますが、今、情報化社会にあって個人のプライバシー保護はますます確保すべきとの意見が市のほうの答弁でありました。国家権力に利用されるのは私もよくないと考えますが、その点、それぞれの市町のほうでプライバシー保護、これについての政策をきちんと確立していくべきだというふうに思います。  新機能事業について。何度も言いますけれども、新機能事業については、地場産業を守り、雇用を守るという点からも、新規事業を誘致することとともに非常に重要なことと考えます。市長の公約にあったように、新機能事業などで税収を増やし、そして確保し、その収益を過疎地域や中山間地域の福祉事業などに使い、廿日市市全体が豊かになっていくという考え方には共鳴しています。  最後に、無期雇用と有期雇用について。もちろん、無期雇用、そのほうがいいとは思いますけれども、いつも財政について、人件費と財政再建、雇用の確保、この3点はジレンマを持ちながらいろいろ検討されています。有期雇用について、会計年度、再任用制度ができて、このような形で反省を生かした施策がなされておりますので、注目しながら見ていきたいと思います。  以上のことで廿日市市一般会計予算案に対しては賛成です。  次に、議案第2号令和3年度廿日市市国民健康保険特別会計予算について賛成の立場で討論いたします。  毎回言うんですけれども、様々な懸念はあるんですが、この制度に代わるよい制度があるかというと、私は今この制度を堅持しつつ、市も国民も努力する点があればしていくことが重要だと考えています。  そして、今年度予算でも、民生費になりますが、市民への支援、扶助的なことは、家計が苦しい人への応援体制づくりとして生活困窮者自立支援事業、自立相談支援、自立に向けた就労準備支援など、民生費で事業化しています。これらのことを評価したいと思いますので、賛成の立場で討論をいたしました。  次に、後期高齢者医療、議案第4号令和3年度廿日市市後期高齢者医療特別会計予算について賛成の立場で討論いたします。  これも国民健康保険事業と同様ですけれども、この制度に代わるよい制度があるかというと、やっぱり今はありません。ですから、今の中で市がやれることはやってると思いますけれども、国の制度をどのように補完してやっていくかというのは、これは廿日市市の課題ではございますが、今この制度が反対だからという理由では賛成ができません。民生費等でいろんな扶助的なこと、家計が苦しい人への応援体制づくりとして補完した事業をやっておりますので、保険税そのものについての議論については賛成ができません。  最後に、水道特別会計、議案第10号令和3年度水道事業特別会計について賛成の立場で討論いたします。  まず、執行部からの説明では、企業団設立へ参加する前に、県には市から様々な条件を出し、その条件を取り入れていただくことを確認した上での参画というふうに報告を受けました。  主なものは3点。1点目が、県水を購入しているが、その購入の水道料金を下げる。2点目が、宮島、佐伯地区の本管を県の費用で引く工事を施工する。3点目が、料金に地域区分制を導入し、当分の間、値上げしない。この3点の条件に県が理解を示したので参画するという報告でしたので、私はその判断を相当と思い、この予算案に賛成いたします。民営化については、議会もチェックしながら今後見ていきたいと思っています。  以上の理由で水道事業会計については賛成いたします。  以上です。 216 ◯議長(佐々木雄三) ほかにありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 217 ◯議長(佐々木雄三) これをもって討論を終結いたします。  ただいま議題となっております12件のうち、討論がありました議案第1号令和3年度廿日市市一般会計予算、議案第2号令和3年度廿日市市国民健康保険特別会計予算、議案第4号令和3年度廿日市市後期高齢者医療特別会計予算、議案第10号令和3年度廿日市市水道事業会計予算を除く8件を一括採決いたします。  お諮りいたします。  本8件に対する委員長の報告はいずれも原案可決であります。  委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 218 ◯議長(佐々木雄三) 御異議なしと認めます。よって、本8件は委員長の報告のとおり可決されました。  次に、討論がありました議案第1号令和3年度廿日市市一般会計予算を起立により採決いたします。  本件に対する委員長の報告は原案可決であります。  委員長の報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。     〔賛成者起立〕 219 ◯議長(佐々木雄三) はい、起立多数であります。よって、本件は原案のとおり可決されました。  次に、討論がありました議案第2号令和3年度廿日市市国民健康保険特別会計予算を起立により採決いたします。  本件に対する委員長の報告は原案可決であります。  委員長の報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。     〔賛成者起立〕 220 ◯議長(佐々木雄三) はい、起立多数であります。よって、本件は原案のとおり可決されました。  次に、討論がありました議案第4号令和3年度廿日市市後期高齢者医療特別会計予算を起立により採決いたします。  本件に対する委員長の報告は原案可決であります。  委員長の報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。     〔賛成者起立〕 221 ◯議長(佐々木雄三) はい、起立多数であります。よって、本件は原案のとおり可決されました。  次に、討論がありました議案第10号令和3年度廿日市市水道事業会計予算を起立により採決いたします。
     本件に対する委員長の報告は原案可決であります。  委員長の報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。     〔賛成者起立〕 222 ◯議長(佐々木雄三) はい、起立多数であります。よって、本件は原案のとおり可決されました。   ~~~~~~~~○~~~~~~~~   日程第37 議案第36号 広島市と廿日市   市との連携中枢都市圏形成に係る連携協約の   変更に関する協議について 223 ◯議長(佐々木雄三) 日程第37、議案第36号広島市と廿日市市との連携中枢都市圏形成に係る連携協約の変更に関する協議についてを議題といたします。  直ちに総務常任委員長の報告を求めます。 224 ◯総務常任委員長(北野久美) 議長。 225 ◯議長(佐々木雄三) 総務常任委員長。 226 ◯総務常任委員長(北野久美) 議案第36号について、総務常任委員会における審査の経過及び結果を御報告いたします。  主な質疑は次のとおりでございます。  連携協約を変更して、今後どのような取組をしようと考えているのかという質疑に対し、連携市町に加わることにより、みなとオアシスみやじま・みやじまぐちのイベント情報等を相互に発信するなど、圏域内のみなとオアシスを拠点とした地域のにぎわいの創出や活性化に努めていきたいとの答弁がありました。  討論はございませんで、採決に移り、本件は全委員で原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  以上で議案第36号の審査結果報告を終わります。 227 ◯議長(佐々木雄三) 以上で委員長の報告が終わりましたので、これより委員長報告に対する質疑に入ります。  質疑はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 228 ◯議長(佐々木雄三) 質疑なしと認めます。  これより討論に入ります。  討論はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 229 ◯議長(佐々木雄三) 討論なしと認めます。  これより議案第36号広島市と廿日市市との連携中枢都市圏形成に係る連携協約の変更に関する協議についてを採決いたします。  本件に対する委員長の報告は原案可決であります。  お諮りいたします。  本件は委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 230 ◯議長(佐々木雄三) 御異議なしと認めます。よって、本件は委員長の報告のとおり可決されました。   ~~~~~~~~○~~~~~~~~   日程第38 議案第37号 市道路線の認定   について 231 ◯議長(佐々木雄三) 日程第38、議案第37号市道路線の認定についてを議題といたします。  直ちに建設常任委員長の報告を求めます。 232 ◯建設常任委員長(山口三成) 議長。 233 ◯議長(佐々木雄三) 建設常任委員長。 234 ◯建設常任委員長(山口三成) 議案第37号について、建設常任委員会における審査の経過及び結果を御報告いたします。  主な質疑は次のとおりでございます。  桃山9号線を市道路線に認定する理由は何かという質疑に対し、市道路線として引き取れる形態で相手方から申請があり、道路として引き取ったものであるとの答弁がありました。  討論はございませんで、採決に移り、本件は全委員で原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  以上で議案第37号の審査結果報告を終わります。 235 ◯議長(佐々木雄三) 以上で委員長の報告が終わりましたので、これより委員長報告に対する質疑に入ります。  質疑はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 236 ◯議長(佐々木雄三) 質疑なしと認めます。  これより討論に入ります。  討論はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 237 ◯議長(佐々木雄三) 討論なしと認めます。  これより議案第37号市道路線の認定についてを採決いたします。  本件に対する委員長の報告は原案可決であります。  お諮りいたします。  本件は委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 238 ◯議長(佐々木雄三) 御異議なしと認めます。よって、本件は委員長の報告のとおり可決されました。   ~~~~~~~~○~~~~~~~~   日程第39 議案第40号 令和2年度廿日   市市一般会計補正予算(第13号) 239 ◯議長(佐々木雄三) 日程第39、議案第40号令和2年度廿日市市一般会計補正予算(第13号)を議題といたします。  直ちに提案理由の説明を求めます。 240 ◯経営企画部長(金谷善晴) 議長。 241 ◯議長(佐々木雄三) 経営企画部長。 242 ◯経営企画部長(金谷善晴) 議案第40号令和2年度廿日市市一般会計補正予算(第13号)について、提案理由及び内容の御説明を申し上げます。  令和3年3月定例市議会補正予算の概要(追加提案)を御覧ください。  1、歳入歳出予算補正、補正額0円でございます。  補正の内容でございますが、先ほど御承認いただきました一般会計補正予算(第12号)において、国の補正予算(第3号)に対応し、増額補正した小学校リニューアル事業及び中学校リニューアル事業について、国の補助金である学校施設環境改善交付金が当初の見込みを上回って内示されたため、歳入のみの補正を行うもので、事業費の財源として国庫支出金及び市債を追加し、これに伴い、財政調整基金繰入金を減額するものでございます。  また、これに合わせて、地方債補正として歳入限度額の変更を行うものでございます。  それでは、議案第40号の2ページを御覧ください。  第1表歳入歳出予算補正、歳入でございます。  15款国庫支出金から22款市債まで、補正額の合計は0円でございます。  3ページ、歳出でございますが、財源更正のみであり、補正額の合計は0円でございます。  4ページ、5ページを御覧ください。  第2表地方債補正、1の変更でございます。  小学校リニューアル事業及び中学校リニューアル事業について、補正前限度額の合計3億3,990万円を補正後限度額の合計3億8,780万円とし、4,790万円増額するものでございます。起債の方法、利率、償還の方法は補正前と同様でございます。  事項別明細書の総括は省略させていただきまして、12ページ、13ページを御覧ください。  2の歳入でございます。  15款国庫支出金、2項国庫補助金、7目教育費国庫補助金、補正額2,405万4,000円でございます。これは、国の補正予算(第3号)に対応し、前倒しして実施する宮内小学校屋内運動場長寿命化改修工事及び佐伯中学校トイレ改修等工事の財源として追加するものでございます。  19款繰入金、1項基金繰入金、1目財政調整基金繰入金、補正額7,195万4,000円の減額でございます。これは、このたびの補正に伴う国庫支出金及び市債の増額によるものでございます。  22款市債、1項市債、8目教育債、補正額4,790万円でございます。これは、先ほどの国庫支出金の増額に伴い、財源として有利な市債を増額して発行できることとなったため、小学校リニューアル事業債及び中学校リニューアル事業債を追加するものでございます。  14ページ、15ページを御覧ください。  3の歳出でございます。  9款教育費、2項小学校費、3目学校建設費及び3項中学校費、3目学校建設費については、このたびの歳入補正に伴う財源更正でございます。  以上で議案第40号の提案理由及び内容の説明を終わります。御審議のほどよろしくお願いいたします。  先ほど、私の説明で、歳入歳出補正予算のところでございまして、財政調整基金の減額と、それから地方債補正として「歳入」の限度額の変更を行うというふうな御説明をしましたけれども、「借入れ」の限度額の変更を行うものでございました。失礼いたしました。訂正をさせていただきます。 243 ◯議長(佐々木雄三) 以上で提案理由の説明が終わりましたので、これより質疑に入ります。  質疑はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 244 ◯議長(佐々木雄三) 質疑なしと認めます。  お諮りいたします。  本件は、会議規則第37条第3項の規定により委員会付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 245 ◯議長(佐々木雄三) 御異議なしと認めます。よって、本件は委員会付託を省略することに決しました。  これより討論に入ります。  討論はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 246 ◯議長(佐々木雄三) 討論なしと認めます。  これより議案第40号令和2年度廿日市市一般会計補正予算(第13号)を採決いたします。  お諮りいたします。
     本件は原案のとおり可決することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 247 ◯議長(佐々木雄三) 御異議なしと認めます。よって、本件は原案のとおり可決されました。   ~~~~~~~~○~~~~~~~~   日程第40 議案第41号 令和2年度廿日   市市介護保険特別会計補正予算(第4号) 248 ◯議長(佐々木雄三) 日程第40、議案第41号令和2年度廿日市市介護保険特別会計補正予算(第4号)を議題といたします。  直ちに提案理由の説明を求めます。 249 ◯福祉保健部長(中川美穂) 議長。 250 ◯議長(佐々木雄三) 福祉保健部長。 251 ◯福祉保健部長(中川美穂) 議案第41号令和2年度廿日市市介護保険特別会計補正予算(第4号)について、提案理由及び内容を御説明申し上げます。  令和3年3月定例市議会補正予算の概要(追加提案)の下の表、令和2年度介護保険特別会計補正予算(第4号)を御覧ください。  1、繰越明許費、介護保険一般事業でございます。  このたびの補正の内容ですが、12月定例市議会で議決をいただきました介護保険制度改正に対応したシステム改修手数料について、当初、3月末までの完了を見込んでいたものの、国からの改修内容の公表に遅れが生じたことなどから年度内の完了が困難となったため、繰越明許費を設定させていただくものでございます。  それでは、議案第41号の4ページ、5ページを御覧ください。  第1表繰越明許費でございます。  1款総務費、1項総務管理費、事業名、介護保険一般事業、1,389万8,000円の繰越しでございます。これは、介護保険制度改正に係るシステム改修手数料でございます。事業の完了は令和3年9月の予定でございます。  なお、この遅れによる介護サービス利用者や事業所への影響はございません。  以上で議案第41号の提案理由及び内容の説明を終わります。御審議のほどよろしくお願いいたします。 252 ◯議長(佐々木雄三) 以上で提案理由の説明が終わりましたので、これより質疑に入ります。  質疑はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 253 ◯議長(佐々木雄三) 質疑なしと認めます。  お諮りいたします。  本件は、会議規則第37条第3項の規定により委員会付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 254 ◯議長(佐々木雄三) 御異議なしと認めます。よって、本件は委員会付託を省略することに決しました。  これより討論に入ります。  討論はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 255 ◯議長(佐々木雄三) 討論なしと認めます。  これより議案第41号令和2年度廿日市市介護保険特別会計補正予算(第4号)を採決いたします。  お諮りいたします。  本件は原案のとおり可決することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 256 ◯議長(佐々木雄三) 御異議なしと認めます。よって、本件は原案のとおり可決されました。   ~~~~~~~~○~~~~~~~~   日程第41 発議第1号 選択的夫婦別姓制   度についての議論を求める意見書 257 ◯議長(佐々木雄三) 日程第41、発議第1号選択的夫婦別姓制度についての議論を求める意見書を議題といたします。  直ちに提案理由の説明を求めます。 258 ◯2番(北野久美) 議長。 259 ◯議長(佐々木雄三) 第2番北野久美議員。 260 ◯2番(北野久美) それでは、意見書案の朗読をもって説明に代えさせていただきます。  発議第1号。  選択的夫婦別姓制度についての議論を求める意見書。  地方自治法第99条及び会議規則第14条の規定により、別紙のとおり意見書案を提出する。  令和3年3月15日、廿日市市議会議長佐々木雄三様。  提出者、廿日市市議会議員北野久美、賛成者、廿日市市議会議員隅田仁美、同じく荻村文規、同じく広畑裕一郎、同じく徳原光治、同じく井上佐智子。  選択的夫婦別姓制度についての議論を求める意見書(案)。  民法第750条は、「夫婦は、婚姻の際に定めるところに従い、夫又は妻の氏を称する」と規定し、夫婦同姓を義務付けています。  しかし、そのことにより、改姓で社会的な不利益を被ったり、事実婚を選択せざるを得ない人が相当数いるといった事態が生じています。  一方、選択的夫婦別姓制度の導入は、家族の絆を弱め、伝統的な家族観を壊してしまうのではないかといった懸念や、子どもの姓をどうするのかなど、家族をめぐる様々な問題が生じるといった意見もあります。  平成30年2月に内閣府が公表した「家族の法制に関する世論調査」の結果では、「夫婦が婚姻前の名字(姓)を名乗ることを希望している場合には、夫婦がそれぞれ婚姻前の名字(姓)を名乗ることができるように法律を改めてもかまわない」という「選択的夫婦別姓制度の導入に賛成」が42.5%、「導入に反対」が29.3%、「夫婦は必ず同じ名字(姓)を名乗るべきだが、婚姻によって名字(姓)を改めた人が婚姻前の名字(姓)を通称としてどこでも使えるように法律を改めることについては、かまわない」という「通称使用は容認」が24.4%となっており、様々な意見が存在します。  また、平成27年の最高裁判決において、夫婦同氏制を定めた民法第750条の規定は憲法第24条に違反するものではないとしながらも、「夫婦同氏制の採用については、嫡出子の仕組みなどの婚姻制度や氏の在り方に対する社会の受け止め方に依拠するところが少なくなく、この点の状況に関する判断を含め、この種の制度の在り方は、国会で論ぜられ、判断されるべき事柄にほかならないというべきである」と付言されています。  しかし、現在のところ国会での審議には至っておらず、加えて、選択的夫婦別姓制度については、導入を求める意見も多くある一方で、当人の人生を左右する大きな問題であることから、十分な議論がもとめられます。  よって国会及び政府は、選択的夫婦別姓制度について、様々な意見や社会情勢を踏まえた上で、深く慎重に議論するよう強く求めます。  以上、地方自治法第99条の規定に基づき、意見書を提出する。  令和3年3月15日、広島県廿日市市議会。  以上でございます。御審議のほどよろしくお願いいたします。 261 ◯議長(佐々木雄三) 以上で提案理由の説明が終わりましたので、これより質疑に入ります。  質疑はありませんか。 262 ◯23番(角田俊司) 議長。 263 ◯議長(佐々木雄三) 第23番角田俊司議員。 264 ◯23番(角田俊司) この意見書についてなんですが、ちょっと確認をいたします。  これは、夫婦別姓を推進しろという意見書なのか、それともするべきではないという意見書なのか。今の意見書の中では分かりませんので、その辺を教えてください。 265 ◯2番(北野久美) 議長。 266 ◯議長(佐々木雄三) 第2番北野久美議員。 267 ◯2番(北野久美) 推進するか、やめるかといった内容ではなくて、重要な案件だということで、まだ国会で議論が深まっておりませんので、取り上げられておりませんので、ぜひ国会のほうで議論を進めていただきたいという内容の意見書でございます。 268 ◯議長(佐々木雄三) ほかに質疑はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 269 ◯議長(佐々木雄三) これをもって質疑を終結いたします。  お諮りいたします。  本件は、会議規則第37条第3項の規定により委員会付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 270 ◯議長(佐々木雄三) 御異議なしと認めます。よって、本件は委員会付託を省略することに決しました。  これより討論に入ります。  討論はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 271 ◯議長(佐々木雄三) 討論なしと認めます。  これより発議第1号選択的夫婦別姓制度についての議論を求める意見書を採決いたします。  お諮りいたします。  本件は原案のとおり可決することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 272 ◯議長(佐々木雄三) 御異議なしと認めます。よって、本件は原案のとおり可決されました。   ~~~~~~~~○~~~~~~~~   日程第42 議案第39号 廿日市市教育委   員会教育長の任命の同意について 273 ◯議長(佐々木雄三) 日程第42、議案第39号廿日市市教育委員会教育長の任命の同意についてを議題といたします。  直ちに提案理由の説明を求めます。 274 ◯市長(松本太郎) 議長。 275 ◯議長(佐々木雄三) 市長。 276 ◯市長(松本太郎) 議案第39号廿日市市教育委員会教育長の任命の同意について、提案理由及び内容を御説明申し上げます。  議案説明書の1ページを御覧ください。  1の提案の要旨でございます。  奥典道教育長の任期が令和3年3月31日をもって満了いたしますので、その後任教育長の任命につきまして市議会の同意を求めるものでございます。  後任教育長として任命しようとする者は、生田徳廉氏でございます。生田氏は、59歳で、広島市佐伯区にお住まいでございます。  略歴を申し上げますと、昭和60年に佐伯郡湯来町立砂谷中学校で教諭として教職に就かれ、平成5年から大野町立大野中学校教諭、平成10年から広島県教育委員会事務局において指導第一課指導主事などとして勤務され、平成17年から再び廿日市市立大野中学校教諭、平成20年、同中学校教頭、そして、平成21年、広島県教育委員会事務局指導第一課主任指導主事、平成24年からは、本市教育委員会事務局において教育総務課、企画調整担当課長、教育部次長兼教育指導課長として勤務された後、平成29年には廿日市市立廿日市小学校の校長をお務めでございます。そして、平成31年、広島県教育委員会事務局参与、令和2年には、広島県立教育センター所長兼広島県教育委員会事務局参与を歴任されておられます。  任期につきましては、令和3年4月1日から令和6年3月31日までの3年でございます。  2の根拠法令ですが、地方教育行政の組織及び運営に関する法律第4条第1項でございます。
     以上で議案第39号の提案理由及び内容の説明を終わります。御同意のほど、どうぞよろしくお願いいたします。 277 ◯議長(佐々木雄三) 以上で提案理由の説明が終わりましたので、これより質疑に入ります。  質疑はありませんか。 278 ◯18番(大畑美紀) 議長。 279 ◯議長(佐々木雄三) 第18番大畑美紀議員。 280 ◯18番(大畑美紀) 新しい教育長の選任同意なんですが、教育行政に関してどのような考えをお持ちなのかということが今の時点で分かりませんので、分かる方が少し、本人が言われるのが一番だと思うんですが、説明していただけたらと思います。 281 ◯市長(松本太郎) 議長。 282 ◯議長(佐々木雄三) 市長。 283 ◯市長(松本太郎) どのようなお考えを持っていらっしゃるかは難しいんでありますけど、まずはこのたび私が議会へ生田氏の選任同意を求めることについてですけれども、先ほど申し上げましたように、生田氏はこれまで廿日市の小中学校に勤務されておられます。廿日市の教育行政に非常に精通されていらっしゃると。皆さんも御存じだと思いますけれども、平成24年からは本市の教育委員にも在籍をされておられます。  そういった、まずは廿日市にしっかりと造詣の深い方だということ。それと、県での教育委員としての経歴というのは非常に大きな私はウエートを占めてると思っておりまして、今、教育行政も非常に大きく変わってきております。特に、広島県におきましては、平川教育長をはじめ、DXの対応等、新しい教育の在り方について先進的な検討をされています。そういったものを間近で見られて、また本市の教育行政についても俯瞰して見ていただける。本市の教育長として非常に高い識見をお持ちの方だということで、今回、同意を求めるものでございます。 284 ◯議長(佐々木雄三) ほかに質疑はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 285 ◯議長(佐々木雄三) これをもって質疑を終結いたします。  お諮りいたします。 286 ◯市長(松本太郎) 議長。 287 ◯議長(佐々木雄三) 市長。 288 ◯市長(松本太郎) 申し訳ありません。今、私の答弁で、教育委員というのは教育委員会へ在籍していただいたということです。失礼いたしました。 289 ◯議長(佐々木雄三) お諮りいたします。  本件は、会議規則第37条第3項の規定により委員会付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 290 ◯議長(佐々木雄三) 御異議なしと認めます。よって、本件は委員会付託を省略することに決しました。  お諮りいたします。  本件は人事案件につき討論を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 291 ◯議長(佐々木雄三) 御異議なしと認めます。よって、本件は討論を省略して採決いたします。  議案第39号廿日市市教育委員会教育長の任命の同意については、これに同意することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 292 ◯議長(佐々木雄三) 御異議なしと認めます。よって、本件についてはこれに同意することに決しました。  以上をもって本定例会に付議された案件の審議は全部終了いたしました。  ここで休憩いたします。   ~~~~~~~~○~~~~~~~~     休憩 午後2時4分     再開 午後2時48分   ~~~~~~~~○~~~~~~~~ 293 ◯議長(佐々木雄三) 休憩前に引き続き会議を開きます。  令和3年第1回廿日市市議会(第1回定例会)の閉会に当たり、一言、御挨拶申し上げます。  去る2月16日に開会し、本日まで28日間にわたって多くの重要議案を御審議いただいた本定例会が無事閉会できますことは、議員各位並びに松本市長をはじめとする理事者の皆様に深く感謝申し上げます。  令和3年度当初予算をはじめ提案された諸議案は、熱心な御審議の上、全議案を原案のとおり可決いたしました。執行部におかれては、諸議案の審議において表明された各議員の意見や提案を十分に尊重され、今後の施策に反映していただくよう強く要望します。  さて、私が議員各位の御推挙を経て議長に就任したのは2年前の平成31年4月11日であります。その年の5月には元号が令和と改元され、56年ぶりに東京で開催されるオリンピック・パラリンピック競技大会を翌年に控え、我が国全体が新しい時代の幕開けを期待と希望を持って迎えました。  そして一方で、年末に中国で確認され、世界中の国々に拡散した新型コロナウイルス感染症により、他人との接触を減らす3密回避やリモートワークなど感染防止の新しい生活様式を求められ、私たちの生活は一変しました。政府は、緊急事態宣言の発出とゴーツートラベル事業など、感染拡大防止と経済の両立を目指す対策を講じてきましたが、そのかじ取りは非常に困難であり、今も収束には至らず、新型コロナウイルスに奔走される状況が続いています。  言うまでもなく、自治体の重要な使命は市民の生命と暮らしを守ることであります。我々市議会も、今までに経験のない危機に際して、コロナ禍で必要とされる感染症対策、経済対策が迅速に、かつ適切に実施されるよう執行部に申入れを行い、また執行部から提案された新型コロナウイルス関連議案に対しては十分な審議を行い、できるだけ速やかに可決してまいりました。感染防止対策を取りながらの議会運営でありましたが、議員各位の御理解と御支援により、二元代表制の一翼を担う議会の役割を果たせたことに感謝申し上げます。  さて、今年は4年に1度の市議会議員改選の年で、本定例会は任期最後の定例会であります。この4年間の任期を振り返ってみますと、市では500億円を超える一般会計予算を編成し、第6次廿日市市総合計画前期基本計画に基づき、新機能都市開発事業、地域医療拠点整備事業、宮島口地区整備事業の3大プロジェクトや地域の拠点づくりなど大型公共事業を推進し、またまちづくりの様々なソフト事業を実施してまいりました。我々議員は、議会広報紙「さくら」や議会報告会で市民にこれらの事業と議会の取組を説明し、そこで得られた市民の意見を執行部に伝えるとともに、執行部から提案された諸議案に対し是々非々に審議し、議論を経て議決してまいりました。  特に、長年の懸案であった宮島に係る法定外税宮島訪問税条例として提案され、議会で活発に論戦と審議を尽くし、条例案が可決に至ったことは、議長として、そして宮島ゆかりの議員としても万感の思いがあります。  そして、5年連続の転入超過、住みやすいまち、子育てしやすい自治体としての高評価を受けたことは、市と議会が執行機関と議決機関として緊張感を持ちながら、それぞれの役割と責務を誠実に果たしてきた成果であると思います。  また、このコロナ禍において、生活様式の変化や働き方改革など時代の大きな転換期を迎えています。私たちは急速に価値観の変化を求められており、ポストコロナにおいてはデジタル社会、脱炭素社会への取組が加速度的に進んでいくものと思います。  また、市民の安全・安心な暮らしを守るために、頻発する自然災害や、今回のように感染症対策に対して速やかな対応が取れるよう、十分に備える必要があります。  さらに、超高齢化社会と人口減少が急速に進行する中で、地方自治体は目まぐるしく変化する社会・経済の趨勢を的確に捉え、限られた財源を有効に活用し、持続する地域経営を行っていかなければなりません。  今後は、行政を監視し、政策立案を行うという市議会の役割と責任はさらに重くなるものと思われます。我々議員は、市民の信頼を得られるよう自らの能力を向上させ、議事機関としての議会の機能を強化していかなければならないと思います。  来る4年に1度の改正に挑まれる議員各位におかれては、公明正大に選挙戦に臨み、堂々と市民の信任を勝ち取られ、再びこの議場において相まみえることができますよう、お互いに健闘を誓い合いたいと思います。  終わりに、今期をもって勇退される細田副議長、小泉議員、有田議員、角田議員、藤田議員には、長年にわたり市民の声を市政に届け、廿日市市の発展に寄与された御功績と御労苦に対して深甚なる敬意を表すとともに、心から感謝申し上げます。  今後は、ますます健康に留意され、市民一人一人が幸せに暮らせるまちづくりに温かい御支援を賜りますようお願い申し上げ、閉会の御挨拶とさせていただきます。  これにて令和3年度第1回廿日市市議会(第1回定例会)を閉会いたします。   ~~~~~~~~○~~~~~~~~     閉会 午後2時56分  以上のとおり会議の経過を記載して、その相違ないことを証するた め、ここに署名する。    廿日市市議会議長    佐々木 雄 三    廿日市市議会議員    大 畑 美 紀    廿日市市議会議員    高 橋 みさ子 このサイトの全ての著作権は廿日市市議会が保有し、国内の法律または国際条約で保護されています。 Copyright (c) HATSUKAICHI CITY ASSEMBLY MINUTES, All rights reserved....