下側
の5
の附帯施設の概要でございます。
屋外トイレは、約45平方メートルで、
男性用小便器2基・個室1室、
女性用個室2室と
多目的トイレ1室を設置するものでございます。
公用車車庫については、約120平方メートル、8台分
の車庫を設置し、
屋外エレベーターについては、1基、13人乗り、出入口が2方向
のものを整備するものでございます。
6
の施設
の木造・木質化についてでございます。廿日市市
公共建築物等木材利用促進方針、施設
の建築コンセプトを踏まえ、構造については
本体施設に加え、
附帯施設もできるだけ木造とし、また、建物
の内装仕上げ材、建具、家具などについても、積極的に木質化を図ることで、木
の温かみが感じられる施設とするものでごさいます。木造化・木質化における
木材利用案でございますが、表内にあるように柱やはりといった構造材は、県産材ほかを活用しますが、内装材については、
本体施設の床は市産材・県産材混合を、次に天井や腰壁、その他として家具や備品類、
キッズスペースの玩具類について、積極的に市産材を活用することとしております。なお、市産材
の確保については、
建築工事よりも前に木材調達し、
加工製作等を行うこととしており、財源としまして、市産材
の木材利用促進を図ることから、
森林環境譲与税基金を活用する予定としているところであります。
資料3枚目、5ページ
の下側を御覧ください。
木造・木質化
のイメージでございます。
木造イメージは、2階
の大研修室など木造となる柱、はりなど
の構造材が表に見える形となるよう計画しているところであります。木質化については、天井、フローリング、腰壁などに市産材
の活用を計画しているところであります。
再度、資料1枚目、2ページをお願いいたします。
7
の概算事業費でございますが、用地費2,500万円、補償費として2億2,000万円、次に委託料
の内装材加工製作業務委託の2,000万円は、先ほど説明した市産材
の調達に係る業務で、
建築工事とは別に委託するものでございます。
複合施設建築工事として
附帯施設を含み、建築、電気設備、
機械設備工事を合わせて12億円、造成工事として1億8,800万円、
概算事業費として、16億5,300万円を見込んでいるところでございます。次に、財源内訳としましては、市債として15億3,340万円で、そのうち交付税措置され有利な起債である
過疎対策事業債を12億3,980万円を予定しているところでございます。
基金繰入金として、
森林環境譲与税基金から委託料と同額
の2,000万円としております。雑入
の160万円は、
急速充電設備補助金として、
経済産業省から
の補助を予定しているところでございます。一般財源については、
概算事業費からこれら
の特定財源を差し引いた額、9,800万円を見込んでいるところであります。なお、現在、
建築工事、造成工事
の実施設計業務を行っており、今後、各部材など仕様
の決定や、経費
の積み上げを行っていくことから、事業費については、変動することもございます。
8
の今後
のスケジュール予定でございますが、
基本設計については、業務が完了しており、現在、実施設計に着手しております。事業認定
の申請図書作成につきしては、現在、県に本申請を行っているところであり、事業認定に係る県
の告示後、地権者と契約締結を行うものでございます。令和3年度からは、造成工事、
建築工事に着手し、令和5年5月
の供用開始を目指しているものであります。
以上、簡単ではありますが、
吉和支所複合施設整備事業の説明を終わります。
5 ◯議長 以上で説明が終わりましたので、これより質疑に入ります。質疑はありませんか。
6
◯荻村議員 2つあるんで1個ずつでいいですか。まず、太陽光
の関係を聞くんですけど、10キロワットって書いてあるじゃないですか。僕全然知識ないんで教えていただきたいんですけど、10キロワットってことは、例えば
吉和支所の全体で使う電力量
のどれくらいをカバーできると。ざっくりでいいんですけど、考えたらいいんですかね。
7
◯地域政策課長 実際
の維持
管理に係るコスト
の中で
の光熱費全体でどれくらいかかるかということは、まだ実際詳細な計算はできてないところでございますけど、今回10キロ相当
の太陽光で発電量としましては、年に1万3,400キロワット相当ということでございます。なお10キロワットということで、今
の電気代を加算しますと年間約20万円弱という形となります。
8
◯荻村議員 ここ数年こういった
公共建築物には
太陽光発電つける
のは、流れとなっているような気がするんですよ。ただ、結構なお値段がするんだと思うんですよね、こういった設備する
のは。ですから例えば停電時に非常用
の電源等で太陽光が稼働したりとか、意味があればいいと思うんですよ。要は、何となく新しい建築物だから
太陽光発電つけとくというような感じであれば、今聞いた限りではそんなに大きな電力量を賄うわけでもなく、果たしてこれが幾らする
のか今日
の資料では金額は分かりませんけど、ほんとに意味がある
のかなあという素朴な疑問なんですけど、この
太陽光発電設備をつける意義というところを今一度教えてください。
9
◯地域政策課長 市
の環境関係
の取組でございますけど、
環境基本計画の公共施設等の太陽光発電設備の導入を進めているところでございます。
地球温暖化対策実行計画において、市
の事務事業における
二酸化炭素排出量を2017年度から2029年度までに10%削減という目標を掲げているところでございまして、
公共施設の太陽光
の導入という
のを進めているところということで、自然環境
の配慮という形
のところが強くなっております。なお、近年でございますけど、例えば
太陽光発電につきましては、
大野東市民センターにおきましては15キロワット、大野支所であったら20キロワット、例えば同じ10キロワット相当ということでいきますと、
平良市民センターや
津田保育園といったところが同じ10キロワット
の整備を進めているところでございます。以上です。
10
◯荻村議員 確かすぐ近くに川が流れてたと思うんですけど、例えば
CO2削減でいうんだったら、水力発電とか、何でもかんでも
太陽光発電というようなところが、ちょっと気になるんですよね。きちんとした意義づけとか意味があるということだったので、納得はするんですけど、そこはちょっといかがなものかなという
のを感じた
のと、もう一件は3年前ですかね、宮島口
の大野東部市民センターができたときに見に行かさせていただきまして、いろいろ説明を受けたときにびっくりした
のが、
インターネットの環境が事務室しかなかったんですよ。職員さん
のいらっしゃる。例えばロビーとか、今どきですから例えば電源充電できたり、誰でも使えるようなWi-Fi
の環境があってしかるべきだと思うんですよ。これは特に災害時も含めて普段使いもそうですよね。特に災害時等は、今電気と
インターネット環境、これがほんとに大事なインフラになってると思うんですよね。お尋ねするんですけど、当然事務所には
インターネットの環境あると思うんですけど、ロビーとか、ここを見ると
地域交流スペースとか、そういったところで自由に使える
インターネットの環境という
のが果たしてあるんでしょうか。
11
◯地域政策課長 フリーWi-Fi
の環境整備ということでございますけど、もちろん今回
基本設計を行う中でも、ロビー等で配管
の必要性ということで、対象となる配管
の工事、そのあたりを予定しているところでございます。また、こちら
住民説明会等も行いながら進めてまいりましたけど、その中でもやはりWi-Fi環境を整えてもらいたいという御要望はありますので、そういう形となるようこれから調整していきたいと思います。
12
◯荻村議員 はい、ぜひ充電できるスペースと、
インターネットの環境をよろしくお願いしたいと思います。以上です。
13
◯広畑議員 まず、これ
公共施設を造るということなんで、建物いわゆる
公共施設の再編整備においては、一定
の基準があったような気がするんですけど、その基準が果たされている
のか、その辺についてお願します。
14
◯地域政策課長 公共施設の再編
の関係でいきますと、20%削減という目標がございますけど、このたび
の吉和支所複合につきましては、現在統合となる施設等も含めまして、既存施設
の面積等を比較しますと、約27.5%
の削減となる予定でございます。
15
◯広畑議員 一応、整備
の目的
の中に、
交流人口と
関係人口を増やしたいとだけしか書いてないんですよね。多分支所が昔あったときに比べて、従来
の支所
の人口は1,000人近くおられて、今600人くらい。20年後には360人だったっけ、そういうふうな予測が人口減から出とるんですけど、そういう中で、ひいては人口
の増加も目標にされないといけない
のではないかと。で、二十何%って言われましたけど、人口どんどん減っていく
のが分かってるわけですし、逆に人口が増えとるところも削減しよるわけですから、その辺は今置いといて、今日
の質問にしたらいけんじゃろうけ。とにかくその辺
の整合性というか、考え方、人口を目的に記載されていない理由も含めて教えてほしいです。厳しいけど、吉和
のためじゃん。
16
◯地域政策課長 このたび
の吉和支所複合施設整備につきましては、もちろん既存となる支所と
市民センターが主なもの
の移設、建て替えという形となっております。そこで先ほど言いました
交流人口、
関係人口を含めるということで、そこを増やしていくということで、新たな機能となります、先ほど説明しましたけど、
地域活動スペースやら、
地域交流スペースを新たに設けるというところでございます。今後確かに人口減少等進んでいくと思いますけど、確かに
交流人口等におきましては、
設置場所等が例えばもみのきさんとか、
ウッドワン、クヴェーレ、女鹿平
スキー場等、非常に近くにございまして、そこら
の観光的に行きますと、元年度に実際31万
の方が利用されている。こういう方々にもこちらに寄っていただけるような情報発信と、またここ
の施設を使って地域
のまちづくりにおきまして、各種イベント開催しながら実際
交流人口を増やしながら、また
関係人口を増やしながら、なかなか定住という
のは非常にそこに結びつく
のは難しいんですけど、そういう機会を捉えて、少しでも定住を増やして人口
の確保を図っていきたいというふうに考えております。
17
◯広畑議員 あともう一個あるんですが、最後に、自分が言いたい
のは人口が将来半分くらいになることが分かっているいうか、人口研が出してるんだったら、この建物を建てるときに、人口
の増加を意図して造るべきじゃない
のかと。そういうことも入れてその負荷を市は負うべきじゃない
のかと、私は思って言ったんですけど、そこ
のところも考えてもらえればと思います。もう一つありまして、いわゆるこれは過疎債でかなり
の部分補填されて、フリー
の建て替えるという意味で理解はしますが、ランニングコストについて
の話になりますよね。いわゆる
公共施設の再編整備で一番大切なことは、新しいもの造ったあとに維持修繕費が、いわゆる食費が市
のエンゲル係数がどんどん上がっては困ると思うんですよ。ここが知恵
の絞りどころだと思うんですけど、どのようなお考えになってますか。
18
◯地域政策課長 確かに施設は削減できても、ランニング
のほうがどうなるかというところが非常に心配なところであろうと思いますけど、今ちょっと
実施設計業務などを行って、仕様も決まってないということでこのあたり
の維持
管理費が出ていないというところでございます。なお、新たにエレベーター
の設置とかで補修
管理業務という
のが新たに追加と出てくる経費とは思います。ただ、ランニングコスト削減に向けてはやはり全体的には省エネ対策というものをしっかり取り組んでいきたい。例えば断熱効果
の優れた断熱材、また高性能ガラス、また明るい色彩やら反射率
の高い内装材仕上げによる、照明器具等
の削減というようなことを全体的にトータルに考えてランニングコストは下げるように努力していきたいということでございます。
19
◯広畑議員 最初に計画
の段階で
公共施設の面積
の削減と、それと今後運営
の中で
のランニングコスト
の積算をしてからつくるべきじゃないんでしょうか。今
の話ではランニングコストについては全く空調、光熱水費を減らす努力をするとかいう話で、ちゃんと答えられてないと思うんで、その辺がないんだと思うんですけど平米を削減しただけで、ええとかいうことではないと思うんで、その辺は今後どのように考えておられますか。
20 ◯自治振興部長 こちら
の計画ですけど、そもそも現在吉和
の支所があり、
市民センターがあり、それから機能集約をさせていただく吉和
の保健センター、それから吉和
の歴史民俗資料館、それぞれが独立した建物で現在維持
管理をさせていただいております。当然それを今後も独立して建て替える
のかということ、今回計画を立てる中であって、1つは最初に立地適正化計画
の基に吉和
の小さな拠点、暮らし続けられる町をどうつくっていくかというとからスタートしております。先ほど申しましたそれぞれ
の施設を今後も維持をする
のかといったときに、やはり拠点を高めるために集約したほうがいい、効率性を高めたほうがいいということで整理しております。少しさっき
の新しい施設
のランニングコストていう部分では、エレベーターがあったりとか、新たな発生する部分はあろうかと思うんですが、基本的にそれぞれ
の施設を複合化することによって
のメリットというか、そういう
公共施設のマネージメントていう考え方
の基にこの計画を進めさせていただいているということでございます。
21 ◯山田議員 災害時等で電力供給がストップしたとき
の自家発電機能はどういうふうに考えておってでしょうか、システムですね。
22
◯地域政策課長 停電時
の自家発
の関係でございますけど、今
吉和地域はなかなか沿岸部から離れているということで、即燃料
の供給とか少し難しいような状況が出てくるかもしれないいうことで、現在、基本計画
の中では72時間相当
のものを稼働できるもので今予定してます。ただ実際、
吉和支所、中国自動車道、また186号が通ってますけど、こちら災害時
の緊急道路ネットワークに指定されている道路ということであり、基本的には早期に道路が開通するものというところも想定していることではございます。
23 ◯山田議員 自家発電機能は何らかついてると思うんですが、私が聞きたい
のはシステム
のほうで、
太陽光発電をされるということなんで、その太陽光で
の電力を蓄電する機能つける
のか、それともガスでする
のかとか、いろいろな手法があると思うんですよね、自家発電
の方法が。当然そのことによって何が一番効率がよくてこういった自家発電にしましたという説明がもしできるならしていただきたいんですが。
24
◯地域政策課長 太陽光につきましては、蓄電装置は計画していないところでございます。また、その他
の実際ガスとかいうような形
のものも今計画上入れていないところではございまして、自家発電につきましては、今ディーゼルということで燃料のみで
の対応としている。それが全体的な今数字ではないですけど、そういうコスト的なものとか全体整備
の容易さというものも踏まえながら考えているところでございます。
25 ◯山田議員 廿日市地域全般を見ても
公共施設で自家発電機能を有してないところって結構まだまだあると思うんですよね。先ほど
の話にもありましたけど、環境に配慮したエネルギー政策を進めていくという中で、それを市
の行政として活用するというかやっていかないといけないと思うんですよね。再生可能エネルギーを市行政が率先して使っていくと。当然コスト面
の問題もあるとは思うんですが、やっぱりそういったところは効率性とかを今一度調査してみるべきではない
のかと思うんですが、いかがですか。
26 ◯経営企画部長
公共施設全般に対するそういった再生可能エネルギー
の活用というふうなお尋ねかと思います。将来的にですね。市
のほうといたしましても、これまで
公共施設の屋上利用でありますとか、そういったところへ
のソーラーパネル
の設置、あるいは道路にあるのり面へ
のパネル
の設置ということも考えて、実際に業者から企業さんからお問合せがあったときに、そういった物
の貸出しというものも考えてまいってるところでございます。今新しく設置してきてる
公共施設には可能な限りそういった再生可能エネルギーというふうなことで
の、ソーラーパネル
の設置というものは進めております。今後もそういった施設
の更新でありますとか、大規模改修、そういったものがあったときには、そういった国
のほうも2050年でしたか、ゼロというふうな地球温暖化
のゼロを目指すというようなことも言っておりますので、そういったことに連動させて我々地方自治体
のほうも何かしら考えていかなくてはいけないというふうに思っています。
27 ◯北野議員 以前、施設整備と併せて、跡地活用も考えるべきではないかということで質問させていただいたことがあるんですけど、会派説明会
のときには具体的なことは返答いただいてないんですけど、今どういった状況で考えている
のか教えてください。
28 ◯行政経営改革推進課長
公共施設が建っていた後
の跡地利用につきましては、例えば宮島支所
の跡に拠点施設ができるように、そのほか
の施設
の計画をまず第一に考えてその利用価値があるかどうかを考えます。で、
吉和支所につきましてはその後
の計画という
のはまだはっきりとしてはおりませんので、今後担当課等と跡地活用につきましては有効的に考えていきたいとこのように考えております。
29 ◯北野議員 前回もそういった感じだったんですけど、一応供用開始が令和5年となっているんですけど、そのぐらいにはある程度示される
のか、どういった計画で考えている
のか教えてください。
30 ◯行政経営改革推進課長 その時期に示せるかどうかはあれなんですが、イエローがかかっているということもあって、あと壊す
のにも次
の建物があったほうが有利な財源が使えるということも含めて、あと
吉和地域にどういった施設が必要か、そういったこともあろうかと思いますので、慎重に考えていきたいと考えております。
31 ◯高橋議員 すみません、ランニングに関しては広畑議員と同じで、ランニングコストしっかりと削減できるかどうか示していただきたいんですが、まだ詳細
の電気代だとかそういう
の計算してないってことだったんですけど、ランニングについて
の見込みというか、はいつ頃出てくるでしょうか、経年経費。
32 ◯都市建築担当部長 今実施設計に入ってる段階でございまして、まだ詳細は詰めきれてないような、特に設備であったり、そういったものを今具体的に進めていくという作業入っておりますので、実施設計が上がった段階では併せて仕様等が決まりますので、そういったランニングを示せることができようかと思っております。
33 ◯高橋議員 既存
の施設も含めて比較でどうなるかということもぜひ示していただきたいというふうに思います。あと、この建物が1階はRC構造で2階は木造ということで、それぞれ耐久年数に差があるんじゃないかと思うんですけど、大規模改修も含めて、そういった耐久年数に差があるものについてどうな
のかとちょっと疑問があるんですが、改修
のランニングも含めてどうなる
のかをお伺いいたします。
34 ◯都市建築担当部長 このたび
のように、新たに
公共施設を建てるいう際に、先ほどからランニング
のお話もございますが、長寿命化計画という
のをしっかり立てていく必要があろうかと思います。そういった中で維持
管理、適正な維持
管理を、例えば外壁
の補修であったり、2階になりますと今木材も使うような仕様にしておりますので、そのあたり
のメンテナンス、そういったものをしっかり計画的に進めることで、長寿命化を図りまして、しっかりした維持
管理を行っていきたいというふうに考えております。
35 ◯高橋議員 この地域に吉和地区
のほとんど
の公共施設が集約するということで、随分使いよくなるんじゃないかと期待はしておりますので、あと支所と
市民センター、それから福祉センター、そこ
の横
の連携がうまくいくような、ソフト面で
の連携について何か考えておられる
のかお伺いします。
36
◯地域政策課長 確かにこのたび複合施設整備する際は、福祉センターと
の隣接地ということで、今
の整備地に決まったところでございます。確かにそこ
の利便性
の向上ということで先ほど説明しましたように、
屋外エレベーターを設置し、そこ
のお互い
の利便性をさらに高めるという形とさせてもらってます。ソフト面で言いますと、福祉センター
のほうには社会福祉協議会が入っております。また
吉和診療所のほうに先生がおられる。また、同じ福祉センターにおきましては、さいきせせらぎ園
の方が地域包括支援センター
の佐伯
のブランチという形となっておりまして、そういう福祉
の関係
の連携という
のが今もできておりますけど、さらに同じ敷地内に入ることで、複合施設
の中には相談室等も設けましたんで、基本的にもし高齢者等
の相談、支援という
のも連携した形がさらに図れるというふうに考えております。
37 ◯高橋議員 せっかくですので、そういった今市役所においてもワンストップサービスであるとか、できたらそこら辺で全部全て
のことが整うというようなそういう仕組みをつくっていただくように、ぜひお願いします。
38 ◯中島議員 先ほど荻村議員からもWi-Fi
の環境整備をとか、広畑議員からも
交流人口とか
関係人口を増やすというか、定住化につなげたいという話
の中で、こういうシステムが揃う中で、例えば今コロナ禍において働き方が大きく変わって、サテライトオフィスとか、その辺
のあれはこれに網羅される
のか、またそれに関連したことをまたやろうとされる
のか、その考え方をお聞きします。
39 ◯中山間地域振興室長 ただいま
の御質問にお答えします。今こちら
のほうで複合施設でいろいろと移住定住という部分に取り組むということをしておりますが、それだけではなくて、サテライトオフィス
の誘致であるとか、吉和ここから塾ということで、地元
の企業
の人材確保ですとか、そういったものを別事業で取り組んでおります。そういった取組と併せて吉和
の人口維持等につなげていきたいというふうに考えております。
40 ◯中島議員 先般
の議会
の前に、会派説明会で、大野
の賑わい施設
の中で、ちょっと説明
の中で、やはり商工会
の人たちは、新たな起業する人たち
のブースとか、イベント用
の場所も考えたりと。例えば今回、吉和でこういった複合施設造られるときに、そういった情報交換といいますか、連携という
のは、共有されてるんでしょうか。
41
◯地域政策課長 こちら
の施設、複合ということで、庁舎内においても各担当課と
の協議を何回も開いてるところでございまして、またいろいろ情報発信
の面におきましても、観光協会とか、そのあたりとも取り組んでいるところでございまして、今後におきましてもいろいろ商工会とか、いろんな点につきまして、情報を密に交換していきたいと考えております。
42 ◯林議員 ここ
の中で補償費が2億2,000万ということと、それからスケジュールを見ますと、令和3年、令和4年で造成工事、
建築工事、外構工事ということが入ってるんですけど、要はここ
の買物施設ですよね、それがこれは民間
の立場から
のことなんですけど、それがどのように維持されようとしてる
のか、そこをお聞きします。
43
◯地域政策課長 こちら
のほう
の用地補償、もちろん契約締結後におきましては、今現在民間
のほうで建っております建物を、ちょっと2枚目
の配置図を御覧いただければと思う
のですが、下側ですね。そうすればこの配置図、左側
のほうに民間店舗用地というふうに記させてもらってます。逆にここ、民間店舗を建てようと思いますと、今
の既存
の建物、ドライブインとか、そのあたり一部解体する必要がございます。実際一部解体していただいて、そこに民間
のほうで新たな次
の店舗を建ててもらうと。民間
の店舗を建てていただいた後に、今デイリーとかと、コンビニ系
の建物ありますけど、そちらから引っ越していただいて、実際営業可能となりましたら、残っている施設を相手方
のほうで全て解体してもらうというスケジュールで、基本的にはちょっと引っ越し作業等で一部営業
の停止期間が出るかもしれませんが、そのあたりはなるべく短く済むように相手方と調整しているところでございます。
44 ◯井上議員 こちら
のほうで歴史民俗資料館スペースていう
のが、展示スペースがあるのでいいなと思ったんですが、これについては誰
の発案だった
のかという
のを聞きたい
のと、住民
の皆さんと
の話し合い
の中で出たと言ったので、それか市
のほうで発案した
のかということと、学芸員がおられたと思う
のですが、そのあたりは今後どうされる
のかお聞きしたいと思います。
45 ◯生涯学習課長 歴史民俗資料
の展示スペースでございますけど、現在ある吉和歴史民俗資料館
の展示物を一部移して展示するように考えております。学芸員につきましては、現在歴史民俗資料館には配置してない状況ではございますが、展示スペースで展示する資料をどのように活用していくかという
のは今後協議しながら決めていきたいと考えております。
46 ◯井上議員 徳原議員もよく質問してくださってたんですけど、宮島
の民俗資料館
の建て替えと、大野民具庫についてということで、たびたび質問してきたんですけど、いつも答えは一連
の流れ
の中で総合的に廿日市市内
の歴史民俗資料館をどう考えてくかということを考えてからやっていくということで回答いただいてますので、今回このように複合施設
の中にできた
のはすごくいいなと思うんですが、大野
の場合だったら、筏津とか大野支所
のときにも検討はされてなかったし、宮島についてはちょっと規模がでかいんですけども、今回この中で位置づけが決まったということで、今からほか
のところも進んでいくというふうに理解してもよろしいんでしょうか。
47 ◯生涯学習課長 歴史民俗資料館
の再編計画、再編について今取り組んでおりますけど、今年度予算を取りまして、各資料館に収蔵してあります資料を現在調査中でございます。吉和にも2,000点余り
の様々な資料があるということになっておりますので、今後
の再編計画
の中にそういった収蔵資料をどのように活用していくかというところを盛り込んだ上で、今後固めていく中で吉和
の資料館
の在り方についても結論を出していきたいと考えております。
48 ◯堀田議員 2点ほどお伺いします。1点目は合併建設計画に、この支所
の建て替えとか移転ということが組み込まれなかった
のか、その理由と、2点目は、財源内訳
の中
の市債なんですが、これ補助金としてなる
のは森林環境譲与税
の基金が2,000万と、後は
急速充電設備補助金160万、これだけしかないんよね。後は全て市が出さにゃいけんようになるんですよね。この市債
の中
の過疎対策事業債の利息がどれくらい要るんか、で何年くらいに償還されるんか。それから一般単独事業債、これも2億9,360万円ですが、この利率がどれぐらいで、何年ぐらいかけてこれを償還される
のかと、その2点をお伺いします。
49
◯地域政策課長 2点
の問合わせ
の1個、支所等
の今回
の改修じゃないですけど、佐伯・吉和と
の合併建設計画に入ってたかということでございますけど、合併建設計画には入っておりませんでした。
50 ◯議長 ここで休憩いたします。
~~~~~~~○~~~~~~~
休憩 午後0時04分
再開 午後1時10分
~~~~~~~○~~~~~~~
51 ◯議長 休憩前に引き続き会議を開きます。
52
◯地域政策課長 すいません、先ほど私が答弁しましたことについて1点訂正させていただきます。堀田議員から
吉和支所等
の改修とか合併建設計画へ
の計上はなかった
のかという問いに私、ありませんという答弁させてもらいましたけど、合併建設計画
のほうにおきましては、地域拠点
の整備という中
の吉和地区整備事業という中に、地域活動支援施設
の整備という形
のもので計上されておりまして、これ
の想定としましては支所とか
市民センターの改修を予定していたところでございますけど、こちら
のほう実施はしておりません。その後、立地適正化計画による小さな拠点
の形成とか、そういうことで逆に吉和が計画区域に入ったということ踏まえて今、整備は逆に今スタートしたということです。
53 ◯財政課長 先ほど
の堀田議員
の御質問でございます。
過疎対策事業債、12億3,980万、それと一般単独事業債、これを借りたら利息はどれくらいかかる
のかということでございます。まず、
過疎対策事業債、これ財政融資資金といういわゆる政府資金でございます。これで直近
の利率で言いますと、0.03%と非常に今利率が安くございます。3年据置き12年償還で借りたといたしますと、トータルで利息が282万7,000余りということになります。それと一般単独事業債、これが2億9,360万ということでございます。これはいわゆる政府債ではございませんで、銀行
の資金ということになります。直近
の令和2年
の5月に借り入れました利率が0.495%。これで直近と同じ償還
の条件で3年据置き
の15年償還ということで借りますと、利息
のほうが1,331万2,000円余りということになります。当然でございますが、過疎債
のほうにつきましては、交付税
の措置が償還額に対して、利息も含めて70%つくということでございまして、過疎債
のほう
の借入れに対しては、最後に全部返し終わると、12億4,200万余りになりますが、そのうち
の7割ということで8億6,900万余りが交付税措置されるという計算になります。
54 ◯堀田議員 当然ながら有利な資金ということになるんだろうと思いますけど、先ほど合併建設
の中にはいろいろ施設
の問題であったけど、それをやらずに今回過疎債でやるという、いわゆる拠点づくり
のほう
の手法をとったということなんですけど、それと合併とででやったら、どちらが有利になるんですか。
55 ◯財政課長 合併特例債は事業費
の95%を借入れができます。過疎債
のほうは100%
の借入れができるということで、そこで5%分は起債
のほうが多く借りれると。それとあと交付税
の戻りですが、過疎債
のほうは7割、特例債は7割ですので、借入れが5%、過疎債
のほうが有利に借りれるということになろうかと思います。
56 ◯大畑議員 供用開始後
の使用料についてなんですが、ほか
の市民センターと同じ基準で決められると思うんですが、地元
の方が使用するに当たって、人口が少ないことですし、全て
まちづくりに関係するとして、無料にするべきだと思うんですが、どうでしょうか。
57 ◯地域活動施設担当課長
市民センターの部分につきましても、他
のセンターと
のバランスも図る必要があるので、現状と同じ考え方でいきたいとは考えております。
58 ◯大畑議員 原則はそうでしょうけど、利用する側からすると、結構大研修室だとか、調理室、広くて多分かなり高額になると、高額ってほどではないけど、負担になると思うんですが、今でも
市民センターにエレベーターがないこととか、使用料が全額減免だった
のが、有料になったあたりから、福祉センター
のほうを利用する方がおられたり、今現状は聞いておりませんが、福祉センター
のほうに変わったという方もおられますので、どんどん使っていただく
のが一番いいと思いますので、今後すぐには決められないかもしれないですけど、使いやすいような、地元
の方が使われるときに限っては、そういうような使用料設定ができないものか、再度伺います。
59 ◯地域活動施設担当課長 使用料につきましては、やはり受益者負担分も負担していただきたいとは思っております。どこで活動されるかいろいろ考えられるとは思いますけど、やはり新しい施設も活動しやすいように取り組んでまいりたいと思っております。
60 ◯徳原議員 新たな複合施設を建てるのに、今ある民間
の店舗がありますよね、これ
の解体費用等もかかるんじゃないかと思うんですけど、その費用という
のはこの中に入ってるんでしょうか。
61
◯地域政策課長 基本的に民間店舗に関するもの
の経費につきましては、こちら
の補償費
の中でそういう物件移転にかかる経費も入っておりますので、もちろんこういう契約した後に民間さん
のほうで、自分で解体していただくという形になります。
62 ◯徳原議員 この予算
の中に入っているということですね、改めて。で、幾らぐらい想定してるかという
のは、分かるんですか。
63 ◯用地担当課長 この補償費でございますけど、2億2,000万という数字が上がっておりますが、建物
の移転費用とそのほか
の項目がございます。先ほど
の解体費でございますが、建物移転料に入っておりまして、数字としてはおおむね4,000万程度を見込んでおります。
64 ◯栗栖議員 すみません、ちょっと今補償費
の話を聞いてもらったんで、ちょっとお伝えしておきたい
のが、やっぱり自分も地元でいろんな事情を知ってる部分があって、今回
の説明会でお金
の金額という
のが出てしまった
のが、公な数字になります。一番危惧する
のは、以前この複合施設をやるっていうんで、新聞に掲載されたときに、地域
の心ない方がおまえんとこなんぼもらうんやという
のを言いに行かれたような方もいたりして、すごく心を痛めたという話も聞いてます。今回この金額が出てくるというんで、これ丸々全て懐に入ると誤解される方がいるんじゃないかな、と大変危惧してるんで、この辺
の配慮っていう部分を市
のほうにしっかりしていただきたい。そういう誤解にならないように。多分今
の補償費
の中から解体費用も出して、しかも税金も取られて新しく店を建て替えてって費用を捻出したらほとんど残らないと思うんですね。しかも用地
の部分も個人的なあれが入るけど、一筆じゃなく何人か
の部分なんで、全てがそこに入るわけじゃないという事情もあったりするんで、そこら
の配慮という
のをしっかりしていただきたいな、下手すると話が潰れてしまうことも起こりかねないんで、よろしくお願いします。
65
◯地域政策課長 地権者
のほうにもしそういうようなお話があったときには、支所なりこちら
の地域政策課
のほうにすぐ連絡くださいという形で、こちら
のほうは行政でやる事業でございますので、そのあたりそういう声があった場合は、市が責任もって対応するということで、地権者
の方には伝えて、いろんなほか
の話もありますけど、信頼関係を築いているところでございます。
66 ◯石塚議員 この建物
のことをちょっとお伺いします。吉和という地域柄を考えると、雪
の多い場所であります。また気温も極端に低いとこなんで、特にこの2階木造部分、例えば屋根から積雪が50センチも60センチも積もったときに、落ちた雪でいろんなことが現実的に起きてくる思うんで、その積雪対策と結露
の対策、木造
の家屋ですんで、壁厚も薄いんで、サッシなんかも二重になる
のかとか、いろんなことがやはり極寒冷地
の場合は考えられるんで、その辺はどのように考えておられますか。
67 ◯営繕課長 まず積雪
の対策につきましては、屋根
の落雪防止
のため
の雪止め等も考えております。そして万が一落雪があった場合につきましては、立面図を御覧いただければいいんですけど、1階
の周囲に下屋根を設けております。そこは通路
の形態になっております。そこで通行者に雪とかが落ちないような形で配慮しております。それと結露対策につきましては、壁
の断熱性能を高めることとともに、窓
の二重ガラス等を考えて、結露対策は行いたいと考えております。
68 ◯石塚議員 もう一点、県が建設したもみのき森林公園でも流用するんですがあの建物を、やはり町
のほう
の設計士が設計した建物であります。そういう屋根
の勾配にしても、使う素材にしても、かなり寒冷地と沿岸部は違うんですよね。その辺をしっかり本設計するときには要望されてんないと、やはりもみのき森林公園を見ると、積雪に耐えられないような、寒冷地に耐えられないようなタイルを使ってあったり、タイルが全部はじけたりしてますよ。その辺はやっぱりきちっと建築
のほうでお願いしとかんと、できて10年くらいしたらそういう凍結によりいろんなものが発生する。特に宮島に建てた展望台なんかでも、冬
の間凍結して水が出ないとか、いろんな建てて1年目からもう使用禁止になったりするんで、あの辺は注意されてお願いしたらいい思うんですが、どう考えておられますか。
69 ◯営繕課長 施設
の寒冷地仕様につきましては、十分に研究等しまして配慮していきたいと考えております。
70 ◯議長 ほかにありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
71 ◯議長 これをもって質疑を終結いたします。ここで説明員
の入れ替え
のため暫時休憩いたします。
~~~~~~~○~~~~~~~
休憩 午後1時25分
再開 午後1時27分
~~~~~~~○~~~~~~~
72 ◯議長 休憩前に引き続き会議を開きます。
~~~~~~~○~~~~~~~
日程第2 広島県
水道広域連携推進方針
に関する方向性について
73 ◯議長 日程第2、広島県
水道広域連携推進方針に関する方向性についてを議題といたします。直ちに当局
の説明を求めます。
74 ◯水道局業務課長 広島県
水道広域連携推進方針に関する方向性について、御説明いたします。
本日
の資料は6ページございます。資料1ページから3ページまでは、令和2年6月に県が策定した広島県
水道広域連携推進方針から抜粋し、資料4ページから6ページでは本市
の広域連携
の方向性
の判断に当たり、3つ
の重点項目と、今後
の方向性について、記載しております。それでは、資料に沿って説明させていただきます。
資料1ページを御覧ください。
初めに推進方針
の策定
の背景でございます。今後
の水道事業は,給水収益
の減少や施設
の更新費用
の増加
のほか、事業を支える人材・技術力
の不足など、経営環境
の悪化が見込まれると
の課題があり、水道事業を健全な形で持続していくため広島県
水道広域連携推進方針を策定したとされております。県としては、県内水道事業
の経営組織を一元化し、全体最適を図りながら事業運営ができる統合による連携が適当と考え、早期に取り組んでいくためにも、まずは賛同する市町と統合に向けた取組を加速させることとしております。
次に、右
の実施プロセスを御覧ください。推進方針
の中で、統合による連携に向けて
の実施プロセスでございます。図左下
の現状として、現在、各市町で運営している水道事業を、企業団設立後、ステップIからステップIIへ段階的なプロセスを経て、最終的に1事業1会計
の事業統合するイメージ図でございます。企業団設立時
の左
のステップIでは、市町と県を構成団体とする企業団を設立し、水道事業と水道供給事業を一体的に運営する経営統合するもので、その内容は、市町間で
のヒト・モノ・カネ
の経営資源を流用せず、会計は区分経理し、事業ごと料金設定をするものです。右端
のステップIIでは、水道事業と水道供給事業を1つ
の事業に統合する事業統合によるものです。ステップIから、ステップII
の移行は、施設
の最適化などにより、事業間格差を縮小させ、企業団設立
のおおむね10年後に、会計
の1本化と料金
の統一
の可能性について改めて検討することとされております。
資料
の2ページを御覧ください。
左
の施設
の最適化についてでございます。県内を5つ
のエリアに分けて再編整備による施設
の最適化を図るとしています。本市は小瀬川・八幡川エリアで、水色
の矢印
の送水ルートによる最適化でございます。下
の要点を御覧ください。佐伯地域では、5つ
の浄水場を休廃止し,県三ツ石浄水場に集約、県用水に切り替え
のため新たに送水管等を整備するものでございます。宮島地域では、大砂利浄水場を休廃止し,県三ツ石浄水場に集約、新たな海底管
の整備による宮島へ
の送水ルート
の二重化
の方針を掲げています。
次に右
の組織図を御覧ください。
令和4年11月
の設立を目指す企業団
の組織イメージ図でございます。企業団による経営
の統合では、総務・人事・財務・経営企画などは本部で総括し、効率的な組織体制を構築するとされています。要点を御覧ください。執行機関、職員とも、設立当初は当分
の間、現行体制・現行人員体制を引き継ぐこととしています。企業団
の意思決定機関である企業団議会を置くこととされております。
資料
の3ページを御覧ください。
令和4年度から令和43年
の広域連携に関する各市町ごと
の水道料金、県平均
の試算でございます。要点を御覧ください。水道料金
の比較は、各市町
の単純比較が困難なことから、統一的な基準となる1立方メートル当たり
の供給単価を水道料金として試算、比較してございます。供給単価とは、水道水1立方メートル当たり幾らで売っているかを表したもので、年間
の総給水収益を年間
の総有収水量で除して求めることができます。要点
の2点目をお願いします。表
の一番下に県平均
の単価が示されておりますが、広域連携により料金統一をした料金を比較してみると、令和43年度では単独経営が271円、広域連携は246円となり、広域連携
のほうが、25円安価となることから料金
の上昇幅
の26%抑制効果があるとし試算されています。この水道料金につきましては、本市が重点項目としておりますので、後ほど詳しく説明させていただきます。
右
のロードマップをお願いします。
企業団による事業開始まで
のロードマップでございます。令和2年度
の欄を御覧ください。6月
の推進方針
の策定から、今後1月
の基本協定案を策定し、推進方針に賛同する市町は、4月に基本協定を締結することが示されております。賛同する場合は、基本協定を締結し、企業団設立準備組織に加わり、企業団
の設立に向けた事業計画
の策定や許可・申請等
の諸準備を進めることになります。令和4年11月設立
の企業団は、先ほど
の組織イメージ図
の自治法に基づく一部事務組合であり、市町が企業団へ
の参加を判断した場合、議会議決を経て参加することとなります。市町は、令和2年度末までに県
の推進方針に対する賛同について
の判断を行う必要があります。現時点で、広島市、福山市が不参画
の表名を県に回答しておりまして、参画を表明している市町は世羅町、1町でございます。
資料4ページを御覧ください。
広域連携参画
の判断に当たり、本市では重点項目
の3つを県と協議・確認し、総合的に判断することとしています。
重点項目
の1つ目は、区分経理
の継続です。
左
の現状を御覧ください。広域連携
の形態は統合による連携を目指すことから、将来的には県内水道事業を1つにする事業統合で、水道料金
の統一も実施されることとなります。本市
の料金単価は、県内市町と比較して安価であることから、広域化に伴う料金統一が実施されると、本市にとっては大幅な料金値上げが予測されます。
右
の参考資料を御覧ください。
先ほど
の推進方針
の水道料金
の試算結果
の全21市町
の状況をグラフ化したものでございます。青い棒グラフが平成29年度
の水道料金
の実績値で、黄色い棒グラフが令和43年度まで
の料金上昇額でございます。本市は、緑
の破線で囲っている部分で、平成29年時点で県内で7番目に低い料金でございます。令和43年には、県内で4番目に低い料金となります。赤い縦
の破線、246円
のラインは、21市町が参画し、料金統一した場合、県が示した目安
の料金でございます。
青い縦
の破線350円
のラインは、広島市・福山市が不参画
の場合
の料金統一
の目安を示しております。この数値は、県が試算結果を示していないため、本市において概算で算出しています。現状
の欄で申し上げましたように、広島市・福山市が不参画
の場合、大幅な料金値上げが予想されます。
資料5ページを御覧ください。
最初に右
の欄を御覧ください。廿日市市
の水道料金試算でございます。
このグラフは、前
のページ
の水道料金
の試算
の本市分
の試算を10年ごとに示したものでございます。赤い棒グラフが広域連携に参画しない単独経営
の料金、青い棒グラフが広域連携に参加した料金、黄色
の棒グラフが広島市・福山市を含む県平均
の統一料金でございます。緑
の部分は広島市・福山市を除く県平均料金で、概算では本市でデータが把握できた40年目のみ表示してございます。40年目を御覧ください。赤
の278円と青
の255円
の差23円が、本市が広域に参加し、区分経理した場合
の水道料金が安価に抑えられる単価です。全市町が参画し黄色
の統一料金となった場合、赤
の278円から黄色
の統一料金246円では差が32円となり、大きなメリットが享受できます。一方、広島市・福山市を除く県平均
の緑色を加えた350円
の統一料金
の場合、赤
の単独経営
の278円より72円、本市にとっては大幅な料金値上げが危惧されることとなります。
左
の欄
の対応を御覧ください。重点項目1
の区分経理
の継続でございます。対応といたしまして広域連携参画後においても、市町別
の区分経理を継続し、料金統一を実施しない方向性について、県に協議していくこととしております。
資料6ページを御覧ください。
重点項目2、3についてでございます。県内に3つ
の水道用水供給事業があります。本市は広島水道地域水道用水事業から本市全体
の配水量
の約8割を受水しております。この県用水事業について2つ
の重点項目を掲げております。
重点項目2は、県用水受水費
の削減です。県用水受水費
の削減
の現状を御覧ください。推進方針には、県営
の水道用水供給事業が、広域化推進交付金
の活用により生じた削減効果額を、広域連携に参加する市町
の受水費に反映させることが示されております。県用水受水費
の削減率は8%と示されており、本市
の水道事業経営におきまして、受水費
の削減は経営基盤強化につながる大きな要素であります。対応として、受水費を削減する期間や削減額
の詳細及び実施方針について、県へ確認していくこととしております。
右
の欄
の重点項目3を御覧ください。
施設整備区分
の明確化でございます。水道水
の安定供給、施設
の最適化、危機
管理面から、宮島、佐伯地域へ
の県用水供給は重要な事業でございます。現状として、推進方針において、佐伯地域と宮島地域へ
の県用水送水管
の整備について県と市
の整備区分は示されておりません。県用水供給に伴う送水管
の整備事業は、区分経理
の中で県が整備することも可能であると本市では考えております。送水管整備に係るイニシャルコストやランニングコスト等
の経費は水道事業経営に大きく影響するものでございます。また、県施工により、廿日市市
の人的資源を他
の施設更新、拡張事業に集中させることができます。以上
の現状を踏まえ、対応として施設整備
の区分や事業
の実施
の在り方について、県へ確認していくものとしています。
最後に、今後
の方向性でございます。一番下
の囲みを御覧ください。広域連携に関する参画
の判断については、本市が重要と考える重点項目に対する広島県と
の協議・調整結果等を踏まえ、広域連携による市民が受けるメリットを確認しながら総合的に判断をすることとし、判断時期については令和3年2月を目標に考えているものでございます。以上で広島県
水道広域連携推進方針に関する方向性について説明を終わらさせていただきます。
75 ◯議長 以上で説明が終わりましたので、これより質疑に入ります。質疑はありませんか。
76 ◯大畑議員 ちょっと回りくどい言い方をされてるんですが、広域化で広島市と福山市が参画しない状態で、普通に参加すると水道料金が上がる、どっちかいうと市民にとってデメリットが多いけれども、区分経営がなされたらというふうに県が方針を示したら、広域化に連携に加わる可能性があるということかどうか伺います。
77 ◯水道局業務課長 はい、この判断に当たりましては、ただいま説明させていただきました、重点事項1
の料金についてはおっしゃられるとおりでございます。2、3も含めてそういった県と
の今から協議調整を経た後、判断したいと考えております。
78 ◯大畑議員 もう一つ、送水管について、その整備費で県がどれくらい負担してくれる
のかどうかで、たくさん負担してくれると実現可能だし、してくれなかったら難しい、参画したくないというふうにとれるんですが、どうでしょうか。書き方がややこしくて真意がよく分からないんですが。
79 ◯水道局業務課長 県用水
の受水を今からやっていく事業ということで、事業主体であるとか、宮島で申し上げました海底に通る部分と陸上
の部分、佐伯で申し上げましたら峠までとか、そこから先
の受水
の整備
の区間と、どちらがやるかという事業主体という2つ
の点で、今から協議調整をしていきたいと考えております。その結果につきましては、先ほど申し上げましたとおり、重点項目3
のところになりますので、判断
の大きな重要な項目になっているということでございます。
80 ◯大畑議員 県としては広域化連携進めたいので、条件をよくして、することが考えられると思うんですよね、県用水をどんどん使ってくださいっていう方向になると思うんですが、経営上
のお金
の面だけで考えると、更新費用などを考えたときに、市としてはそのほうがメリットがあると言われる
のかもしれないですけど、住民側からすると、災害時
の1本で大丈夫な
のかと、佐伯地域でも大丈夫な
のかということと、佐伯地域でいい水があるのに、ぐるっと回ってまた戻った水をなぜ飲まないといけない
のかという疑問があるんですよね。財源
のこと考えると、それはそう言われること分かりますけれども、道理から考えて、自然
の摂理から考えて、ちょっと無理がある
のではないかと思うんです。その点について伺います。
81 ◯水道局業務課長 以前も一般質問等で御質問いただいたときがございます。水道
の基準につきましては、そういったものはクリアしております。おいしい水かどうかという点でございますけど、厚生労働省がまとめているおいしい水
の要件といたしましては、水温
のほか、残留塩素、硬度、蒸発
の残留物
の含有量等がございます。硬度はカルシウムとマグネシウムなど
の含有量
の合計で表示いたしまして、硬水が低い水は癖がなく、高いと好き嫌いがございます。そういったカルシウム、マグネシウム、ナトリウム、鉄など
の含有物
の量が多いと渋みが増して、適度に含まれるとコク
のあるまろやかな味というふうに言われております。廿日市・大野で採取した水と、佐伯地域で採取した水
の成分を比較しますと、いずれも特段問題がない値となっていまして、おいしいという部分は主観的な部分は入るとは思いますけど、それほど
の差はないというふうに判断しております。
82 ◯大畑議員 しつこく言いますけど、おいしいかどうかは主観もあるので、全てそりゃちゃんと基準をクリアしていてちゃんとした水だと思うんですが、地元にある水をなぜ飲めない
のかということなんですね、市民としては。堀田議員が飲んでいる水と私が飲んでいる水は浄水場が違いますので、味も違うと思うし、一律に言えないと思うんですけど、おいしいかどうかというよりも、地元にせっかく浄水場があって、そこ
の水を使っているのに、水と緑
のまちなのに、なぜというところが住民からすると疑問なところなんですよね。財政的なもので言っておられる
のはよく分かりますけれども、そこはなんとか佐伯
のいいものがどんどんなくなるんですよね、合併後。いいものはなかなか来ないんですけど、いい財産がなくなってしまうという
のを、住民にとってどんなことかという
のを考えてもらいたいんですよね。それと、災害時、一本化する
のはどうな
のかという危機
管理の面からも、やるべきではないと思う。そこを頑張っていただいて、ぜひ浄水場は残してもらいたいと思います。どうでしょうか。
83 ◯水道局業務課長 まず大事な点が一つ抜けておりまして、佐伯
のほうは水
の供給量が間に合ってないということで、県用水を上げるという
のが第一義的なものでございます。2点目は施設
の更新、浄水場は5つございますので、その辺で
の施設
の最適化、再編整備によるものが大きゅうございます。それも財政的な部分ということでございます。水を1立米当たり作るため
の原価も、自己水でございますけれども、そういった5つ
の浄水場でやってる関係で、とても単価が高くなります。あと、危機
管理上
の問題でございます。県用水1本ではということではございますけれども、県用水を上げた後にそういった危機
管理の問題も含めて、浄水場
の休廃止等含めてそういった部分で段階的に県用水に切り替えていくというふうに考えております。
84 ◯大畑議員 何度もしつこく聞くようなんですが、佐伯地域、まだまだ水道が通ってないところがたくさんあるんですよ、そういう安全な水を供給するという市
の責務からするとまだ不十分な中で、こういうことがなされるということに対して、大変疑問に感じる
のと、上水道って言ってたんですけど、簡易水道がつくときに、それぞれ
の地域で山
の水を取って
管理してたような
のを廃止したんですよね。井戸水を使っていたところも上水道に切り替えたり、いまだに井戸水使っておられるところもありますけれど、そういうことで地域
の水が来るんだということで喜んでつないだところが、今度県用水がくるということで、心情的なものもありますし、それだけじゃなく全体を見たときに国が広域化を進めようとしてるけど、身近なところ
の職員さんがおられる
のが必要だと思いますので、その点について人的資源を他
の施設更新、拡張事業に集中させることができるという
のはどういう意味かどうか、伺います。
85 ◯水道局業務課長 最初におっしゃっていただいたように、水道
の供給
の使命は生活用水
の供給、衛生面からも公共
の福祉を増進するコアサービスであると考えております。また一方受益者でお支払いいただく水道料金により、サービスを提供するということで
の水道事業
の使命があります。地域で今まで
の歴史というものがございますけど、そういった安定供給という部分で、佐伯へ
の供給
のほうは考えております。2点目
の人的な資源を投入できるという部分でございます。佐伯・宮島で
の送水管
の整備事業では、市がやる場合、広域に入ってやる場合は区分経理になりますけど、単独でやる場合におきましても、その人的な資源は敷設
の整備事業
のほうにかけることになります。それは県
のほうで施工等やっていただけるんであれば、そこに回せる人員等を、別
の更新事業
のほうに充てれるということでございます。この広域化に対する交付金につきましても、更新事業
のほうでも活用できるということになりますので、県
の供給事業に使う人的なものを、ほか
の更新事業に充て大きく更新する事業を推進させていこうと、できるということでございます。
86 ◯大畑議員 いろいろ予想されてますが、このとおりになかなか行かないこともあると思うんですよね。いい数字が出されているところもあると思うので、私
の思いとしたら、広域化に参加せず単独で、県用水佐伯地域は自己水でということを最後に求めておきます。
87 ◯堀田議員 先ほど
の答弁
の中で佐伯地域
の水が足りないという表現をされたんですが、総合的に見て足りない
のか、それとも工業用水が足りない
のか、飲料水は私は十分足りとると思うんですけど、その辺どうですか。
88 ◯水道局工務課長 通常時は飲み水については足りてるだろうと、ただ工場とかっていうとこまで配ろうと思ったら、やっぱり足りない。それと井戸水って
のは渇水期には減少するんですよね。そうすると、減少したときにやっぱり足りなくなるというような状況が発生してきてますので、そういった意味からいうとトータル的には足りない、そういった意味合いでございます。
89 ◯堀田議員 これまでも何か所もボーリングして、なかなか地下水が得られないということは私も十分承知しておるんですが、それに相反して人口が相当ダウンしてきたですよね。それによって、人口1万2,800おったときと、今9,700台くらいまで落ちてるかと思うんですが、使用量が随分変わってきてるよ思うんですよ。その辺
の調査というか数字という
のは出しておられますか。
90 ◯水道局業務課長 おっしゃられるように人口
の減はございます。各地域で長期的な水量、今から
の部分は計算しております。これまで徐々に徐々に市域全体を含めて需要量は減っております。やはり節水器具とかが発達というか、お風呂とかトイレとか、洗濯機とか
の節水
の効果
のあるものが多くなったということで減っております。ただその辺は下げ止まっておりますし、全体
のシェアといたしましては、7割が家庭用で3割が家庭じゃないところで
の使用になっておりますので、佐伯地域では徐々には減っておりますけど、接続が増えている部分とかということで、微減という形で今まで推移しております。今後についてもそういった形で推移すると考えております。
91 ◯堀田議員 そういう諸々
のデータとかですね、情報とかを私たちは市民に話さなきゃいけないんですよ。これ見ると最後
のところに判断時期については令和3年2月。今は令和2年12月ですよね。わずか2か月しかないですよ。これで十分時間足りとるというふうに判断されとりますか。
92 ◯水道局業務課長 この推進方針が県から出されて、先ほど申し上げましたように広島市、福山市が不参画を表明されまして、この数字自体
の全体的なものであるとか、本市が受ける広域で
のメリット
の額等
の検証に時間がかかりまして、判断
のほうが遅れておりました。で、今はもう絞っておりますので、今
のような形
の重点項目1、2、3につきましては県と協議しておりますし、文書によるやり取りでも回答をいただこうと思っておりますので、時間はかかってるところは大変申し訳なかったと思っております。ほか
の市町におきましても正式な回答は2市1町しか、県
の方に回答しておりませんので、いろいろほか
の市町におきましても悩まれている状況であろうかと思います。最終的には市が今いった水
の需要であるとか、そういったものは中期
の計画であるとかといったものと将来的な重要なものは県が推計してるものと別
のものを、市ができ次第、そういったものをどんどん公表していきたいと考えております。
93 ◯堀田議員 私たちも今非常に微妙な時期にきている
のですよ。御存じだろうと思いますが。これね論点になる可能性も出てくる
のですよ。執行部は前から知っているかも分からないが、私たちにこれだけ
の説明出た
のは今日が初めてな
のです。これから一番大事な時期にこれを出しながらね、そして来年3月
の2月までに判断するという
のは常識的には考えられないよね。考えられない。その辺をどのように思っておられますか。
94 ◯市長 これから本格的な人口減少期に入ってくる。マンパワーもある意味財源も少なくなってくるわけです。そんなときに今
の施設を維持しようと思えば、やはり効率化、広域化して効率化していく。ある意味合理的な考え方なんだろうと思います。ただ一方で今お話をしましたように、この料金統一を前提にした制度であるならば本市民
の利益が大きく損なわれるという現実があります。本市民
の利益を阻害してまで参画する理由はないと思ってます。ただもう一つ、先ほど申し上げましたように受水費
のことであったり、送水管
の費用であったり、そういったいろんな要素がある。これを広く多岐に考えていかなければならないなと思っています。が、いずれにしましても市民
の利益が損なわれるようなことがあっては断じてならないと思っております。市民
の利便性が向上するという前提がなければ、ここには参画する理由はないと思っております。そういった考え方で今県と協議をしているところであります。今御報告をさせていただきました3つ
の要素について今県と確認をしているところでございまして、これが担保できないようであれば参画はできないという意志表示はしっかり県にしてあります。
95 ◯堀田議員 今市長
のほうから答弁でまだまだ慎重に検討するということいただいたもんで、私たちとしたら先ほど大畑議員も一部言葉出しましたけど、水と緑
のまちを提唱した旧佐伯町なんですね。この水
のおいしさとかいろんなものは科学的には問題ないという表現をされた
のですが、人間ですから受け入れる側
の気持ちというものが一番大事なんよね。科学的にいつもあるじゃあないですか、公害問題でもこの数値内ですからないですよと。でも精神的にはものすごくダメージ受ける
のですよ。それと同じことでその辺を十分に配慮されて、市民が納得するような説明をその機会を、その機会を設けていただくと同時に判断する時期を検討していただきたいと思いますがどうですか。
96 ◯原田副市長 いろいろ御意見があろうかとは思いますけども、一つ
の判断時期につきましては一つは広域連携
の協議会に参加するという
のがこのリミットになっている。企業団に入るっていうことになると議会議決が必要ということになりますので、いずれにしましてもロードマップ
の中でも、やはり将来に向けてどのようなスキームでやっていくかという
のが県から今まで全然示されていません。それを示してもらった上でその2年後に向けて
の最終判断をしていくということも我々としては視野に入れているということもございます。したがいまして、今回
の中でどこまで県が担保してくれる
のかということも含めて、また将来令和4年度
の企業団に向けては設立しないよと。先ほど来また技術力
の低下ということもございますけども、これにつきましては派遣人事ということも可能という形でもらっていますので、そうした中で情報を取りながら最終判断ということにもなろうかと思いますので、今たちまち今日
のところは広域連携協議会に参加するかどうかというところに対して
の今
の我々
の判断基準を今日お示めさせていただいたということで御理解をお願いしたいと思っております。
97 ◯藤田議員 何も言うつもりはなかった
のですが、ただいま市長が非常に踏み込んだ微妙な話をされましたので再確認ということで。市民
の不利益になるようなこと、それと併せて県と
の協議がまとまらなかったら何か参画しない決断があり得るんだということ今日正式に言われて、私は非常に驚いている
のですが、発言が正にそれが額面とおりに受け取れば参画しないこともかなり
の確率である
のではないかと。という
のは4ページに明らかに水道料金が上がると書いてある
のですよね、提示は。でもこれは先ほど指摘があったように、市民
の不利益になる
のは間違いないわけで、そうすると今
の市長
の発言という
のは市民
の不利益という
のは私は水道料金が一番大きい
のだろうと思う
のですが、こういう発言をはっきりここでされるということは、少なくとも執行部
の中でそういう合意があってこういう発言をされている
のかどうか。要するに覚悟
のほどをお聞きしたいということです。
98 ◯市長 確かに市民
の不利益があるようであればこの令和4年
の企業団設立については参画できないという意志表示はしております。ただ市民
の不利益という
のは、当然一番大きな要素は水道料金だと思いますが、先ほどもありましたように、いろんな要素があると思っております。そういった要素も含めて全体的な中で最適を求めていきたいということでございます。
99 ◯藤田議員 先ほど質問もありましたが、いろんな要素があると言われる
のでしたら非常に微妙な話を結構大胆にお話しされていますので、ちょっと気をけてもらわないといけない
のは、ほか
の不利益といったら一体何がある
のか。私は市民
のが1番目に見える
のは当然水道料金であって例えばパイプがどっち向いておろうが、ほとんど関係ないだろうと思う
のです。トータルで行けばそれは判断は違うところで出てくる
のだろうと思う
のですが、それは行政判断であって市民
の判断ではないわけですよね。だからそこらを、あやふやな、いろんな不利益があるだろうみたいなあやふやなところで答弁されると議会に対しても、例えば市民に対してもちょっとと私は思う
のですが、だから何を申し上げたいかというと、一つ
の大きな流れ
の中で市
のトップとして決断しなければいけないこともたくさんあるわけで、それは苦言を言えば市民が料金がちょっと上がってでも頑張らなきゃいけないこともある
のだろうと思うです、トップとしては。だから今
のような発言をされると今まで何年もかけてこの広域化
の話を私も聞いてきました。私も水道
のプロとしてはそうだろうなと思います。だから、そういう今日
のような発言という
のは非常に微妙な発言になりかねないので、もう少しよく考えていただいて発言をされたほうがいい
のではないかということを老婆心ながら申し上げておきます。何かあったら、なければいいです。
100 ◯市長 当然市民
の利益を守っていく。議員は料金
の部分が市民
の利益イコールだというふうなことをおっしゃられました。確かに私は市
のトップとして、いろいろな政治的な判断をしていかなければいけないと思います。まさに私
の言いにくい部分を藤田議員が代弁していただいた
のだろうと思いますが、私はでもトップとしてやはり市民
の利益を守っていくということは、これからも全面的に出していきたいと思ってます。ただ、今も申し上げましたように料金だけではなくていろんなものがあると思います。もしかしたらそういった政治的な部分も市民
の利益になる
のかもしれない。そういった広い意味で市民
の利益を守っていく。そういった意味も含んでおること御理解いただきたいということと、あとやはりこういったものは議会をはじめ市民
の皆さんにもはっきりとお伝えしていく。この努力はこれからも惜しまずにやっていきたいとその中で御理解いただけたらと思っております。
101 ◯藤田議員 私がこういうことをくどくどとやってはいけないと思っている
のですが、もう一度申し上げますと、市民にとってはとにかく水道水
の料金がほぼ関心事であり自分
の利益不利益という
のはほぼ間違いない
のだろうと思うんです。そういう中で、今
のようなお話しになると思う
のですが、それは十分理解している
のですが、やはりそのもろもろと言われても今ここであえて聞きませんけど、だけどそういう言葉でこのことを簡単に発言されると私はいかがなもんかと思う、独り言を言って終わります。
102 ◯市長 独り言ということで答弁求められておりませんが、その中で明らかに参画しないと広島や福山は参画しないと意志表示をされいるわけです。それは市民
の利益が担保されていないからということで参画をされてないわけです。やはりそうやってこれからはしっかり意思表示をされる首長も自治体も出てきているわけです。廿日市もその一つでありたいと私は思っております。
103 ◯小泉議員 一番最後
のところに今藤田議員も言われましたが判断時期については令和3年2月を目標にと書いてある
のですが、最終的な期限という
のは堀田議員も言われたけども微妙な時期という
のもあって、最終的にはどこで判断すればいいというふうに思っていますか。
104 ◯水道局業務課長 この準備組織が4月に立ち上がるということで、ほか
のところも本市と同じような問合せ
の状況で遅れております。現実には後から、間に合わない場合も参画できますよという形で事務レベルではお話をいただいておりますけれども、参画であれば4月
の段階から事務組織に参画すべきと思っております。この2月
の判断でそれには間に合うと判断しております。2月に市で準備組織へ
の参画を判断すれば、4月から
の準備組織
の加入といいますか、参加は可能であると思っておりますので、この2月で参画
の場合も4月から
の部分には間に合う。2月まで
の判断をしたいと思っております。
105 ◯小泉議員 僕が言った
のはそれは今まで言いよったことで、この2年を目標にと書いてあるのでちいと余裕がある
のではないですかと判断
の時期を。
選挙もあるしということ。
106 ◯水道局業務課長 今この3つ
の重点項目につきましては県とやり取りをしておりまして先ほど申し上げましたような形です。回答待ち
の部分がございますので、早い段階でこの重点項目
の確認、調整等を行いたいと思っております。
107 ◯小泉議員 この重点項目3項目が結論が出ないと準備会にも参加できないということですか。
108 ◯水道局業務課長 これまで
のいろいろな検討であったり推進方針
の中
のものを分析等した結果、この重点項目を3つ絞っておりますので、その重点項目
の回答によって4月から
の準備組織へ
の参画というものを判断されるということになると思います。
109 ◯原田副市長 少し追加的にお話をさせていただきたいと思います。私どもとすれば、やはり区分経理
の継続というところに一番こだわっておりまして、これが一番広島市、福山市が参画しないというところでは市民
の方々
の料金負担が大きくなるということがあります。区分経理であれば我々
の事業に対しても交付金を頂いたりとかという中で、市民メリットも働くということも思ってますので、ここ
のところにつきましてはロードマップ的にも企業団で統一料金をするかしないかということは参画しても10年後という判断もございます。そういうところもありまして、今3つ
の項目
の中では1番
の項目が1番どのような形で協議がなされるかというところが一番重きを置いているところではありますけども、やはりこの3つ
の項目を提案しておりますけども100点満点で返ってくるか、70点で返ってくるかということもありますので、3つを全部ということではなくてその3つ
の中で
の回答
の、ちゃんとした回答いただける
のか、少しぼかした回答いただける
のかということもあろうかと思いますので、それらを総合的に判断させていただきたいと思ってまして、そういった中では一つ
の今回
の企業団
の協議会に参画するという
のが今回
の段階でありますので、それらがいろいろ事業計画とか、市町
の方向性みな見えてくる中で
のその話し合いで企業団
の設立で、そのときにまた新たな判断があって、いや企業団には参加しないよと判断もあろうと思っていますので、非常に明確なことが現在言えないということでありますけども、その辺についてもう少し県から
の回答を詳細に御説明させた上で、当面協議会に参加する
のか協議会も参加できない
のかというようなところ
の判断を2月ぐらいにはお示ししたいなという思いで今県としっかり協議させていただいているという状況でございます。
110 ◯小泉議員 大体分かりましたけども、要は準備会で、回答次第と言われましたので、回答次第によっては、当面はこれ見たら70点ぐらいだったら協議会に参加をして協議をして、協議が整えば設立
のほうに進みたい。協議が整わなかったら脱退もできるということですか。
111 ◯原田副市長 そういうなことも一つ
の、3つ
のところ
の回答
の含めた中でも、そういった話し合いも可能かというようなこともいろいろ話をいたしておるところでもございます。
112 ◯議長 ほかにありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
113 ◯議長 これをもって質疑を終結いたします。以上をもって本日
の案件は全て終了いたしました。これにて、
議員全員協議会を閉会いたします。
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閉会 午後2時13分
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