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  1. 廿日市市議会 2020-09-25
    令和2年第3回定例会(第5日目) 本文 開催日:2020年09月25日


    取得元: 廿日市市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-09-24
    ▼最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1   ~~~~~~~~○~~~~~~~~     開議 午前9時29分 ◯議長(佐々木雄三) 皆さんおはようございます。  ただいま出席議員が27名であります。定足数に達しておりますので、直ちに本日の会議を開きます。  ここで報道関係者から、写真、ビデオ撮影の申出がありますので、廿日市市議会傍聴規則第11条の規定により、これを許可いたします。  本日の議事日程はあらかじめお手元に配付したとおり行いますので、御了承願います。   ~~~~~~~~○~~~~~~~~   日程第1 会議録署名議員の指名 2 ◯議長(佐々木雄三) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。  会議規則第88条の規定により、本日の会議録署名議員は、議長において第21番細田勝枝議員、第22番堀田憲幸議員の2名を指名いたします。   ~~~~~~~~○~~~~~~~~   日程第2 認定第1号 令和元年度廿日市市   一般会計歳入歳出決算認定について   日程第3 認定第2号 令和元年度廿日市市   国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定につ   いて   日程第4 認定第3号 令和元年度廿日市市   介護保険特別会計歳入歳出決算認定について   日程第5 認定第4号 令和元年度廿日市市   後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定
      ついて   日程第6 認定第5号 令和元年度廿日市市   漁港管理特別会計歳入歳出決算認定について   日程第7 認定第6号 令和元年度廿日市市   公共下水道事業特別会計歳入歳出決算認定に   ついて   日程第8 認定第7号 令和元年度廿日市市   小規模下水道事業特別会計歳入歳出決算認定   について   日程第9 認定第8号 令和元年度廿日市市   墓地管理事業特別会計歳入歳出決算認定につ   いて   日程第10 認定第9号 令和元年度廿日市   市簡易水道事業特別会計歳入歳出決算認定に   ついて   日程第11 認定第10号 令和元年度廿日   市市農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算   認定について   日程第12 認定第11号 令和元年度廿日   市市港湾管理事業特別会計歳入歳出決算認定   について   日程第13 認定第12号 令和元年度廿日   市市市営住宅事業特別会計歳入歳出決算認定   について   日程第14 認定第13号 令和元年度廿日   市市宮島水族館事業特別会計歳入歳出決算認   定について   日程第15 認定第14号 令和元年度廿日   市市水道事業会計決算認定について   日程第16 認定第15号 令和元年度廿日   市市国民宿舎事業会計決算認定について 3 ◯議長(佐々木雄三) 日程第2、認定第1号令和元年度廿日市一般会計歳入歳出決算認定についてから日程第16、認定第15号令和元年度廿日市市国民宿舎事業会計決算認定についてまでの15件を一括議題とします。  直ちに提案理由の説明を求めます。 4 ◯経営企画部長(金谷善晴) 議長。 5 ◯議長(佐々木雄三) 経営企画部長。 6 ◯経営企画部長(金谷善晴) 認定第1号令和元年度廿日市一般会計歳入歳出決算認定についてから認定第15号令和元年度廿日市市国民宿舎事業会計決算認定についてまで、うち認定第14号令和元年度廿日市水道事業会計決算認定についてを除く14件を一括して御説明いたします。  初めに、一般会計及び特別会計の決算額でございます。  令和元年度各会計歳入歳出決算書の2ページ、3ページを御覧ください。厚いほうの冊子でございます。  令和元年度各会計歳入歳出決算一覧表でございます。  一般会計の歳入総額は収入済額の欄ですが555億2,889万2,106円で、歳出総額は3ページの支出済額の欄ですが549億3,270万9,251円となっており、右端にございます歳入歳出差引残額は5億9,618万2,855円でございます。  次に、国民健康保険特別会計から宮島水族館事業特別会計まで、下から2行目の小計の欄にありますように12の特別会計を合わせた歳入総額は317億1,258万8,557円、歳出総額が310億699万5,148円となっており、歳入歳出差引残額は7億559万3,409円でございます。  次に、普通会計決算の概況でございます。  令和元年度主要施策の成果に関する説明書の2ページを御覧ください。  1の決算規模でございます。  令和元年度普通会計の決算額は、歳入が561億6,527万円、対前年度比33億4,375万8,000円の減、率にして5.6%減少し、歳出は555億2,208万4,000円、対前年度比35億7,500万5,000円の減、率にして6.0%の減少となっております。  2の決算収支でございます。  令和元年度の実質収支は、下の表の5)の行の右端の数値でございますが、1億6,855万5,000円の黒字となり、単年度収支6)に積立金7)と繰上償還額8)を加え積立金取崩し額9)を除いた表の一番下の実質単年度収支は3億3,576万4,000円の赤字となりました。  次に、3ページを御覧ください。  3の歳入の表の1行目にございます市税につきましては161億2,584万円で、前年度に比べ0.7%の増加となっております。これは固定資産税について家屋の新増築や設備投資が進んだことによるものでございます。  次に、上から11行目の地方交付税につきましては92億4,050万3,000円で、前年度に比べ3.5%の増加となっております。これは主に普通交付税の増加によるもので、社会福祉費の増加などによる基準財政需要額の増加や普通交付税の振替措置である臨時財政対策債が減少したことなどの影響によるものでございます。  次に、下から3行目の市債につきましては111億3,463万8,000円で、前年度に比べ2.7%の減少となっております。これは臨時財政対策債の発行額の減少によるものなどでございます。  次に、9ページを御覧ください。  (2)性質別歳出の状況でございますが、表を見ていただきますと義務的経費は246億3,008万4,000円で、対前年度比6億5,047万5,000円、2.7%の増加となっております。これは長期債元金償還金の減少などにより公債費が減少したものの、私立保育園への施設型給付費の増加などに伴い扶助費が増加したことなどによるものでございます。  投資的経費は106億7,051万1,000円で、対前年度比82億2,462万9,000円、43.5%の減少となっております。これは教育費の小学校空調設備整備事業中学校リニューアル事業などが増加したものの、衛生費の一般廃棄物処理施設整備事業、総務費の大野支所複合施設整備事業、教育費の学校給食施設整備事業が減少したことなどによるものでございます。  その他の経費は202億2,148万9,000円で、対前年度比39億9,914万9,000円、24.7%の増加となっております。これは合併特例債を主な財源として積立てを行ったまちづくり推進基金積立金が増加したことなどによるものでございます。  次に、16ページを御覧ください。  5の財政指標等でございます。  下にございます表の1行目、標準財政規模は前年度に比べ1億50万2,000円の増加となっております。これは臨時財政対策債は減少したものの、普通交付税標準税収入額等が増加したことによるものでございます。  一番下の経常収支比率は93.8%で、前年度に比べ1.1ポイントの減少となっております。これは分母である経常一般財源普通交付税や市税が増となったことなどにより増加し、分子である経常経費に充当した一般財源が人件費や扶助費が増となったものの、物件費や公債費が減となったことにより減少したことなどによるものでございます。  次に、17ページを御覧ください。  (2)の基金繰入れと年度末残高でございますが、令和元年度は財政調整基金及び公共施設等整備基金から合わせて6億5,000万円の繰入れを行っております。これは人件費や繰出金などの歳出増に伴う財源不足により繰入れを行ったものでございます。  次に、18ページ、19ページを御覧ください。  18ページの下の表、年度末市債残高でございますが、前年度に比べ60億4,997万4,000円増加し679億7,232万4,000円となり、人口1人当たり残高は57万9,711円となっております。  普通会計決算の概況は以上でございます。  個々の事業につきましては30ページ以降に記載しておりますので、後ほど御覧いただきたいと思います。  以上が廿日市市一般会計及び特別会計に係る令和元年度決算でございます。  続きまして、認定第15号令和元年度廿日市市国民宿舎事業会計決算認定についてを御説明いたします。  令和元年度廿日市国民宿舎事業会計決算書の4ページ、5ページを御覧ください。  決算報告書でございます。  (1)の収益的収入及び支出でございます。  収入でございますが、第1款事業収益の決算額は3,924万1,971円、支出でございますが、第1款事業費用の決算額は3,694万20円でございます。  (2)の資本的収入及び支出でございます。  収入はございません。支出でございますが、第1款資本的支出の決算額は1,228万697円でございます。  次に、7ページの損益計算書を御覧ください。  1の営業収益はございません。  2の営業費用の合計額は中央の列でございますが3,497万2,078円で、差引き営業損失は右端の列でございますが3,497万2,078円でございます。  3の営業外収益の合計額は3,616万9,067円、4の営業外費用の合計額は3,155円で、経常利益は右端の列でございますが119万3,834円でございます。  5の特別利益及び6の特別損失はございません。  当年度純利益は119万3,834円、前年度からの繰越欠損金は7億7,936万8,725円、当年度未処理欠損金は7億7,817万4,891円でございます。  以上で認定第1号から認定第15号まで、うち認定第14号を除く14件についての説明を終わります。御審議のほどよろしくお願いいたします。 7 ◯水道局長(川本秀春) 議長。 8 ◯議長(佐々木雄三) 水道局長。 9 ◯水道局長(川本秀春) それでは、認定第14号令和元年度廿日市水道事業会計決算認定について御説明いたします。  令和元年度廿日市水道事業会計決算書の4ページ、5ページを御覧ください。  令和元年度廿日市水道事業決算報告書でございます。  (1)収益的収入及び支出。  収入でございます。第1款水道事業収益の決算額は29億2,558万9,200円。  支出でございます。下の表の第1款水道事業費用の決算額は26億6,203万6,885円でございます。  次に、6ページ、7ページを御覧ください。  (2)資本的収入及び支出。  収入でございます。第1款資本的収入の決算額は7,743万5,099円。  下の表の支出でございます。第1款資本的支出と決算額は6億9,158万5,732円でございます。  次に、9ページを御覧ください。  令和元年度廿日市水道事業損益計算書でございます。  1、営業収益の合計額は中央の列、21億4,901万733円でございます。  2、営業費用の合計額は24億2,800万5,935円、差引き営業損失は右端の列、2億7,899万5,202円となっております。  この営業損失に3、営業外収益、4、営業外費用、5、特別損失を加えた当年度純利益は下から4行目、2億2,897万7,685円でございます。  この当年度純利益に前年度繰越利益剰余金17億2,534万3,849円とその他未処分利益剰余金変動額1億5,000万円を加えた当年度未処分利益剰余金は右の欄一番下、21億432万1,534円でございます。  10ページを御覧ください。  下の表、令和元年度廿日市水道事業剰余金処分計算書でございます。
     1行目の当年度末残高、右端の欄、未処分利益剰余金は先ほどの損益計算書に計上している当年度未処分利益剰余金の決算額21億432万1,534円でございます。この当年度未処分利益剰余金から条例による処分額として減債積立金の積立てを4億8,400万円、資本金への組入れを1億5,000万円行い、処分後残高として繰越利益剰余金が一番下の右端の欄、14億7,032万1,534円でございます。  次に、17ページを御覧ください。  令和元年度廿日市水道事業報告書、中ほどのアの業務状況でございます。  給水戸数は前年度と比較して578戸増加の4万8,644戸、給水人口は268人増加の10万9,531人、給水普及率は0.4ポイント増加の96.1%、年間配水量は2.1ポイント減少の1,288万1,255立方メートル、年間有収水量は2.0ポイント減少の1,172万8,153立方メートル、有収率は前年度と同じ91.0%となっております。  以上で認定第14号の説明を終わります。御審議のほどよろしくお願いいたします。 10 ◯議長(佐々木雄三) 以上で提案理由の説明が終わりましたので、これより一括質疑に入ります。  質疑はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 11 ◯議長(佐々木雄三) 質疑なしと認めます。  お諮りいたします。  ただいま一括議題となっております15件については、委員会条例第6条の規定により、10名の委員をもって構成する決算特別委員会を設置し、これに付託の上、閉会中の継続審査とすることにいたしたいと思います。これに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 12 ◯議長(佐々木雄三) 御異議なしと認めます。よって、本15件については、10名の委員をもって構成する決算特別委員会を設置し、これに付託の上、閉会中の継続審査とすることに決しました。  お諮りいたします。  ただいま設置されました決算特別委員会の委員の選任については、委員会条例第7条第1項の規定により、第1番隅田仁美議員、第3番山口三成議員、第6番新田茂美議員、第7番石塚宏信議員、第9番荻村文規議員、第10番広畑裕一郎議員、第15番徳原光治議員、第20番栗栖俊泰議員、第22番堀田憲幸議員、第25番有田一彦議員、以上10名を委員に指名したいと思います。これに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 13 ◯議長(佐々木雄三) 御異議なしと認めます。よって、ただいま指名いたしました10名を決算特別委員会の委員に選任することに決しました。   ~~~~~~~~○~~~~~~~~   日程第17 報告第24号 令和元年度決算   に基づく健全化判断比率及び資金不足比率の   報告について 14 ◯議長(佐々木雄三) 日程第17、報告第24号令和元年度決算に基づく健全化判断比率及び資金不足比率の報告についてを議題といたします。  直ちに報告を求めます。 15 ◯経営企画部長(金谷善晴) 議長。 16 ◯議長(佐々木雄三) 経営企画部長。 17 ◯経営企画部長(金谷善晴) 追加議案、報告第24号令和元年度決算に基づく健全化判断比率及び資金不足比率の報告についてを御説明申し上げます。  別紙の令和元年度決算に基づく健全化判断比率及び資金不足比率報告書の1ページを御覧ください。  1の令和元年度決算に基づく健全化判断比率。  (1)の総括表でございます。  健全化判断比率には4つの指標がございますが、そのうち実質赤字比率連結実質赤字比率はそれぞれ赤字額がございませんので、健全化判断比率の数値は生じておりません。実質公債費比率は4.7%、将来負担比率は74.7%でございます。これら4つの指標は、いずれも財政健全化計画策定の判断基準となります早期健全化基準を下回っております。  なお、実質公債費比率につきましては、昨年度が5.6%で0.9ポイント減少し、将来負担比率につきましては昨年度が64.4%で10.3ポイント増加いたしております。  2ページから5ページにかけましては、健全化判断比率の算定方法などの詳細を記載したものでございます。  次に、6ページを御覧ください。  2の令和元年度決算に基づく資金不足比率。  (1)の総括表でございます。  地方公営企業法適用企業宅地造成事業以外の水道事業、国民宿舎事業地方公営企業法非適用企業で宅地造成事業以外の公共下水道事業簡易水道事業農業集落排水事業、いずれの会計におきましても資金の不足はございませんので、資金不足比率の数値は生じておりません。いずれの会計も、経営健全化計画策定の判断基準となる経営健全化基準を下回っております。  7ページから8ページにかけましては、資金不足比率算定方法等の詳細を記載したものでございます。  以上、簡単ではございますが、報告第24号の説明を終わります。 18 ◯議長(佐々木雄三) 以上で報告が終わりましたので、質疑があれば許します。  質疑はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 19 ◯議長(佐々木雄三) 質疑なしと認めます。  以上で報告第24号令和元年度決算に基づく健全化判断比率及び資金不足比率の報告についてを終わります。  ここで休憩いたします。   ~~~~~~~~○~~~~~~~~     休憩 午前9時56分     再開 午前10時20分   ~~~~~~~~○~~~~~~~~ 20 ◯議長(佐々木雄三) 休憩前に引き続き会議を開きます。  休憩中に決算特別委員会が開かれ、委員長に徳原光治議員が、副委員長に隅田仁美議員が互選されました。   ~~~~~~~~○~~~~~~~~   日程第18 議案第77号 廿日市市宮島ま   ちづくり交流センター設置及び管理条例 21 ◯議長(佐々木雄三) 日程第18、議案第77号廿日市市宮島まちづくり交流センター設置及び管理条例を議題といたします。  直ちに総務委員長の報告を求めます。 22 ◯総務常任委員長(北野久美) 議長。 23 ◯議長(佐々木雄三) 総務委員長。 24 ◯総務常任委員長(北野久美) 議案第77号について、環境産業常任委員会との連合審査会における質疑並びに総務常任委員会における審査の経過及び結果を御報告いたします。  主な質疑は次のとおりでございます。  初めに、宮島まちづくり交流センターの開館に伴う施設の統合で公共施設の総床面積が34%減少したが削減した施設はどうするのかという質疑に対し、杉之浦集会所消防職員住宅中西集会所は市営住宅が併設され、すぐには処分できないが、滝町集会所、西連集会所は売却の方向で検討する。公共施設マネジメント基本方針において40年間で10万平方メートル削減を目標とする中で面積だけを減らすのか、維持経費の削減を目標とするのか、公共施設マネジメントの中身の見直しも含め、どうあるべきか考えていくとの答弁がありました。  次に、営利目的での使用が可能とあるが、宮島花火大会のときなどイベント会社が大ホールを借りた場合、使用料を設定していないテラスなどの使用で利用者間の優先順位など混乱が起きるのではないかとの質疑に対し、展望ホールなど共用部分については使用料を払い借りた方が占用できるという権利はない、いろいろな方が使用することが想定されるためルールづくりは別にしっかりと整理していきたいとの答弁がありました。  討論はございませんで、採決に移り、本件は全委員で原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  以上で議案第77号の審査結果報告を終わります。 25 ◯議長(佐々木雄三) 以上で委員長の報告が終わりましたので、これより委員長報告に対する質疑に入ります。  質疑はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 26 ◯議長(佐々木雄三) 質疑なしと認めます。  これより討論に入ります。  討論はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 27 ◯議長(佐々木雄三) 討論なしと認めます。  これより議案第77号廿日市市宮島まちづくり交流センター設置及び管理条例を採決いたします。  本件に対する委員長の報告は原案可決であります。  お諮りいたします。  本件は委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 28 ◯議長(佐々木雄三) 御異議なしと認めます。よって、本件は委員長の報告のとおり可決されました。   ~~~~~~~~○~~~~~~~~   日程第19 議案第78号 職員の特殊勤務   手当に関する条例の一部を改正する条例 29 ◯議長(佐々木雄三) 日程第19、議案第78号職員の特殊勤務手当に関する条例の一部を改正する条例を議題といたします。  直ちに総務常任委員長の報告を求めます。 30 ◯総務常任委員長(北野久美) 議長。 31 ◯議長(佐々木雄三) 総務常任委員長。 32 ◯総務常任委員長(北野久美) 議案第78号について、総務常任委員会における審査の経過及び結果を御報告いたします。  主な質疑は次のとおりでございます。  既に新型コロナウイルス感染症により生じた事態に対処するための作業に従事した職員はいるかという質疑に対し、消防職員が救急隊員として新型コロナウイルス感染の疑いがある方の応急処置や搬送業務18件を3名で、消毒作業3件を1名が行っているとの答弁がありました。  討論はございませんで、採決に移り、本件は全委員で原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  以上で議案第78号の審査結果報告を終わります。 33 ◯議長(佐々木雄三) 以上で委員長の報告が終わりましたので、これより委員長報告に対する質疑に入ります。  質疑はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 34 ◯議長(佐々木雄三) 質疑なしと認めます。  これより討論に入ります。  討論はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 35 ◯議長(佐々木雄三) 討論なしと認めます。  これより議案第78号職員の特殊勤務手当に関する条例の一部を改正する条例を採決いたします。  本件に対する委員長の報告は原案可決であります。  お諮りいたします。
     本件は委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 36 ◯議長(佐々木雄三) 御異議なしと認めます。よって、本件は委員長の報告のとおり可決されました。   ~~~~~~~~○~~~~~~~~   日程第20 議案第80号 廿日市市特定教   育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営   に関する基準を定める条例の一部を改正する   条例 37 ◯議長(佐々木雄三) 日程第20、議案第80号廿日市市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例を議題といたします。  直ちに文教厚生常任委員長の報告を求めます。 38 ◯文教厚生常任委員長(大崎勇一) 議長。 39 ◯議長(佐々木雄三) 文教厚生常任委員長。 40 ◯文教厚生常任委員長(大崎勇一) 議案第80号について、文教厚生常任委員会における審査の経過及び結果を御報告いたします。  主な質疑は次のとおりでございます。  条例改正の内容と影響について問うという質疑に対し、本条例内の特定地域型保育事業について子ども・子育て支援法の第43条第2項が削除され、項が繰り上がったことから引用規定が変わったものであり、条例上影響はないとの答弁がありました。  討論はございませんで、採決に移り、本件は全委員で原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  以上で議案第80号の審査結果報告を終わります。 41 ◯議長(佐々木雄三) 以上で委員長の報告が終わりましたので、これより委員長報告に対する質疑に入ります。  質疑はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 42 ◯議長(佐々木雄三) 質疑なしと認めます。  これより討論に入ります。  討論はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 43 ◯議長(佐々木雄三) 討論なしと認めます。  これより議案第80号廿日市市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例を採決いたします。  本件に対する委員長の報告は原案可決であります。  お諮りいたします。  本件は委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 44 ◯議長(佐々木雄三) 御異議なしと認めます。よって、本件は委員長の報告のとおり可決されました。   ~~~~~~~~○~~~~~~~~   日程第21 議案第79号 廿日市市産業振   興基本条例の一部を改正する条例 45 ◯議長(佐々木雄三) 日程第21、議案第79号廿日市市産業振興基本条例の一部を改正する条例を議題といたします。  直ちに環境産業常任委員長の報告を求めます。 46 ◯環境産業常任委員長(中島康二) 議長。 47 ◯議長(佐々木雄三) 環境産業常任委員長。 48 ◯環境産業常任委員長(中島康二) 議案第79号について、環境産業常任委員会における審査の経過及び結果を御報告いたします。  主な質疑は次のとおりでございます。  初めに、法の廃止に伴い条例での個々の地域産業資源の定義を削除したが、中小企業への支援はどのような形になるのかという質疑に対し、基本的な理念や目的は変わらず地域資源を積極的に活用して事業の創出を図りながら中小企業を支援していくことに変わりはないとの答弁がありました。  次に、事業承継について後継ぎがいない場合はどのような取組を考えているかという質疑に対し、現在事業立てをして取り組んでいるものはないが、経済団体と連携しながら行っており、新型コロナウイルスの状況と国の方向性を踏まえながら今後5年間のプランを立てていきたいとの答弁がありました。  討論はございませんで、採決に移り、本件は全委員で原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  以上で議案第79号の審査結果報告を終わります。 49 ◯議長(佐々木雄三) 以上で委員長の報告が終わりましたので、これより委員長報告に対する質疑に入ります。  質疑はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 50 ◯議長(佐々木雄三) 質疑なしと認めます。  これより討論に入ります。  討論はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 51 ◯議長(佐々木雄三) 討論なしと認めます。  これより議案第79号廿日市市産業振興基本条例の一部を改正する条例を採決いたします。  本件に対する委員長の報告は原案可決であります。  お諮りいたします。  本件は委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 52 ◯議長(佐々木雄三) 御異議なしと認めます。よって、本件は委員長の報告のとおり可決されました。   ~~~~~~~~○~~~~~~~~   日程第22 議案第81号 令和2年度廿日   市市一般会計補正予算(第8号) 53 ◯議長(佐々木雄三) 日程第22、議案第81号令和2年度廿日市市一般会計補正予算(第8号)を議題といたします。  直ちに予算特別委員長の報告を求めます。 54 ◯予算特別委員長(荻村文規) 議長。 55 ◯議長(佐々木雄三) 予算特別委員長。 56 ◯予算特別委員長(荻村文規) 議案第81号について、予算特別委員会における審査の経過及び結果を御報告いたします。  主な質疑は次のとおりでございます。  初めに、インフルエンザ予防接種助成金4,583万2,000円について、対象を小学3年生までにした理由と自己負担おおむね1,000円という考え方について問うという質疑に対し、厚生労働省の調査ではインフルエンザ脳症にかかるのは7割がゼロ歳から9歳の年齢に当たるとされており、それを参考に9歳である小学3年生までを対象とした。また接種費用については病院によって違うため市内の小児科に金額を確認しおおむね1,000円の自己負担となるよう固定金額を助成するとの答弁がありました。  次に、ひろしまの森づくり事業1,010万円について、新型コロナウイルスの影響により木材需要が低迷しているということだが状況はどうかという質疑に対し、佐伯森林組合によると4月から7月までの市場への出荷量は約4,000立方メートルで、これは前年の半分の量である。価格も例年の半分近くに下がっており環境貢献林整備委託料を増額し市有林の手入れをしてもらうことで経営を下支えしようと考えているとの答弁がありました。  また、里山林整備事業について、市有林整備のための委託料から民有林整備への補助金へ予算を組み替えた理由を問うという質疑に対し、民間所有の里山林の整備要望が多く市有林は計画的に整備できるため民有林整備を優先させたほうが市全体の森林整備率の向上につながると判断し組み替えたとの答弁がありました。  次に、河川整備事業、毛保川改良工事請負費1億3,600万円について、パラペット、いわゆる護岸かさ上げ擁壁のサイズはどれぐらいか。また流下能力はどの程度上がるのかという質疑に対し、パラペットは厚さが約30センチメートル、高さは一番高いところが約70センチメートルの構造で工事を行う。また流下能力は現在2年確率であり、降雨強度が時間当たり約35ミリメートルと低い箇所があるため、今回の工事により10年確率まで上げ、降雨強度は約55ミリメートルへ上げるよう考えているとの答弁がありました。  討論はございませんで、採決に移り、本件は全委員で原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  以上で議案第81号の審査結果報告を終わります。 57 ◯議長(佐々木雄三) 以上で委員長の報告が終わりましたので、これより委員長報告に対する質疑に入ります。  質疑はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 58 ◯議長(佐々木雄三) 質疑なしと認めます。  これより討論に入ります。  討論はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 59 ◯議長(佐々木雄三) 討論なしと認めます。  これより議案第81号令和2年度廿日市市一般会計補正予算(第8号)を採決いたします。  本件に対する委員長の報告は原案可決であります。  お諮りいたします。  本件は委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 60 ◯議長(佐々木雄三) 御異議なしと認めます。よって、本件は委員長の報告のとおり可決されました。   ~~~~~~~~○~~~~~~~~   日程第23 議案第82号 令和2年度廿日   市市介護保険特別会計補正予算(第1号) 61 ◯議長(佐々木雄三) 日程第23、議案第82号令和2年度廿日市市介護保険特別会計補正予算(第1号)を議題といたします。  直ちに文教厚生常任委員長の報告を求めます。 62 ◯文教厚生常任委員長(大崎勇一) 議長。 63 ◯議長(佐々木雄三) 文教厚生常任委員長。 64 ◯文教厚生常任委員長(大崎勇一) 議案第82号について、文教厚生常任委員会における審査の経過及び結果を御報告いたします。  質疑、討論ともにございませんで、採決に移り、本件は全委員で原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  以上で議案第82号の審査結果報告を終わります。 65 ◯議長(佐々木雄三) 以上で委員長の報告が終わりましたので、これより委員長報告に対する質疑に入ります。  質疑はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕
    66 ◯議長(佐々木雄三) 質疑なしと認めます。  これより討論に入ります。  討論はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 67 ◯議長(佐々木雄三) 討論なしと認めます。  これより議案第82号令和2年度廿日市市介護保険特別会計補正予算(第1号)を採決いたします。  本件に対する委員長の報告は原案可決であります。  お諮りいたします。  本件は委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 68 ◯議長(佐々木雄三) 御異議なしと認めます。よって、本件は委員長の報告のとおり可決されました。   ~~~~~~~~○~~~~~~~~   日程第24 議案第83号 公の施設の指定   管理者の指定について(廿日市市佐方市民セ   ンター) 69 ◯議長(佐々木雄三) 日程第24、議案第83号公の施設の指定管理者の指定について(廿日市市佐方市民センター)を議題といたします。  本件は、地方自治法第117条の規定により、第6番新田茂美議員の退席を求めます。     〔6番新田茂美退場〕 70 ◯議長(佐々木雄三) 直ちに総務常任委員長の報告を求めます。 71 ◯総務常任委員長(北野久美) 議長。 72 ◯議長(佐々木雄三) 総務常任委員長。 73 ◯総務常任委員長(北野久美) 議案第83号について、総務常任委員会における審査の経過及び結果を御報告いたします。  主な質疑は次のとおりでございます。  指定管理者選定委員会の委員の構成と審査基準を問うという質疑に対し、委員は両副市長、教育長、総務部長、経営企画部長、自治振興部長である。審査項目としては平等な利用を確保しているか、施設の効用を最大限発揮しているか、施設の管理を安定して行っているかなどがあり、各項目について適しているかどうかを判断し審査しているとの答弁がありました。  討論はございませんで、採決に移り、本件は全委員で原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  以上で議案第83号の審査結果報告を終わります。 74 ◯議長(佐々木雄三) 以上で委員長の報告が終わりましたので、これより委員長報告に対する質疑に入ります。  質疑はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 75 ◯議長(佐々木雄三) 質疑なしと認めます。  これより討論に入ります。  討論はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 76 ◯議長(佐々木雄三) 討論なしと認めます。  これより議案第83号公の施設の指定管理者の指定について(廿日市市佐方市民センター)を採決いたします。  本件に対する委員長の報告は原案可決であります。  お諮りいたします。  本件は委員長の報告のとおり決することに御異議はありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 77 ◯議長(佐々木雄三) 御異議なしと認めます。よって、本件は委員長の報告のとおり可決されました。  除斥議員の入場を求めます。     〔6番新田茂美入場〕   ~~~~~~~~○~~~~~~~~   日程第25 議案第84号 公の施設の指定   管理者の指定について(廿日市市串戸市民セ   ンター) 78 ◯議長(佐々木雄三) 日程第25、議案第84号公の施設の指定管理者の指定について(廿日市市串戸市民センター)を議題といたします。  直ちに総務常任委員長の報告を求めます。 79 ◯総務常任委員長(北野久美) 議長。 80 ◯議長(佐々木雄三) 総務常任委員長。 81 ◯総務常任委員長(北野久美) 議案第84号について、総務常任委員会における審査の経過及び結果を御報告いたします。  主な質疑は次のとおりでございます。  市は地域自治組織が市民センターの指定管理を受けてくれるよう、どのように進めているのかという質疑に対し、現在浅原地区や吉和地域で地域自治組織自らが地域経営や地域課題の解決に向け取組を行っており、その活動拠点として市民センターの運営も視野に検討されている。市としては地域自治組織の指定管理制度による運営と法人化に向けての動きに対し引き続き助言を行うなど伴走支援を行っていくとの答弁がありました。  討論はございませんで、採決に移り、本件は全委員で原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  以上で議案第84号の審査結果報告を終わります。 82 ◯議長(佐々木雄三) 以上で委員長の報告が終わりましたので、これより委員長報告に対する質疑に入ります。  質疑はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 83 ◯議長(佐々木雄三) 質疑なしと認めます。  これより討論に入ります。  討論はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 84 ◯議長(佐々木雄三) 討論なしと認めます。  これより議案第84号公の施設の指定管理者の指定について(廿日市市串戸市民センター)を採決いたします。  本件に対する委員長の報告は原案可決であります。  お諮りいたします。  本件は委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 85 ◯議長(佐々木雄三) 御異議なしと認めます。よって、本件は委員長の報告のとおり可決されました。   ~~~~~~~~○~~~~~~~~   日程第26 議案第85号 財産の取得につ   いて 86 ◯議長(佐々木雄三) 日程第26、議案第85号財産の取得についてを議題といたします。  直ちに文教厚生常任委員長の報告を求めます。 87 ◯文教厚生常任委員長(大崎勇一) 議長。 88 ◯議長(佐々木雄三) 文教厚生常任委員長。 89 ◯文教厚生常任委員長(大崎勇一) 議案第85号について、文教厚生常任委員会における審査の経過及び結果を御報告いたします。  主な質疑は次のとおりでございます。  ネットによるいじめ問題があり、この機種はそういったことの遮断や利用の制限はできるのかという質疑に対し、携帯電話のように保護者によるアクセスの制限設定ができるかの確認は十分にできていないが、端末の活用方法はあらかじめ指導が必要だと考えている。物理的な面とソフト面での両方から対応していきたいとの答弁がありました。  討論はございませんで、採決に移り、本件は全委員で原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  以上で議案第85号の審査結果報告を終わります。 90 ◯議長(佐々木雄三) 以上で委員長の報告が終わりましたので、これより委員長報告に対する質疑に入ります。  質疑はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 91 ◯議長(佐々木雄三) 質疑なしと認めます。  これより討論に入ります。  討論はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 92 ◯議長(佐々木雄三) 討論なしと認めます。  これより議案第85号財産の取得についてを採決いたします。  本件に対する委員長の報告は原案可決であります。  お諮りいたします。  本件は委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 93 ◯議長(佐々木雄三) 御異議なしと認めます。よって、本件は委員長の報告のとおり可決されました。  ここで休憩いたします。   ~~~~~~~~○~~~~~~~~     休憩 午前10時47分     再開 午前11時18分   ~~~~~~~~○~~~~~~~~
    94 ◯議長(佐々木雄三) 休憩前に引き続き会議を開きます。   ~~~~~~~~○~~~~~~~~   日程第27 発議第5号 宮島法定外税調査   特別委員会の設置について 95 ◯議長(佐々木雄三) 日程第27、発議第5号宮島法定外税調査特別委員会の設置についてを議題といたします。  直ちに提案理由の説明を求めます。 96 ◯14番(山田武豊) 議長。 97 ◯議長(佐々木雄三) 第14番山田武豊議員。 98 ◯14番(山田武豊) それでは、議案書の朗読をもって説明に代えさせていただきたいと思います。  発議第5号。  廿日市市議会会議規則(昭和63年廿日市市議会規則第1号)第14条の規定により、宮島法定外税調査特別委員会の設置について別紙案のとおり提出する。  令和2年9月25日、廿日市市議会議長佐々木雄三様。  提出者、廿日市市議会議員山田武豊、賛成者、廿日市市議会議員田中憲次、同じく高橋みさ子。  宮島法定外税調査特別委員会の設置について(案)。  次のとおり宮島法定外税調査特別委員会を設置するものとする。  1、名称、宮島法定外税調査特別委員会。  2、設置の根拠、地方自治法第109条及び廿日市市議会委員会条例第6条。  3、目的、宮島法定外税導入に伴う制度設計の調査。  4、委員の定数、12人。  5、設置の期間、宮島法定外税に関する条例案が提出され議決するまで。  提案理由です。  これまで本市は、宮島来島者への法定外税の検討を過去2回にわたり行ってきた。昨年9月には3度目となる検討委員会を設置し、本年5月に最終報告書が市に提出され、その内容にはこれまでになかった原因者課税などの新たな制度が上げられている。平成12年に地方分権一括法が施行され、地方自治体の自主課税権が拡大されたが、国・地方を問わず税を課す政策は大きな責任が伴う。よって、法定外税導入に向けて、議会の責任を果たすことを念頭に宮島法定外税調査特別委員会を設置する。  以上でございます。御審議のほどよろしくお願いいたします。 99 ◯議長(佐々木雄三) 以上で提案理由の説明が終わりましたので、これより質疑に入ります。  質疑はありませんか。 100 ◯24番(岡本敏博) 議長。 101 ◯議長(佐々木雄三) 第24番岡本敏博議員。 102 ◯24番(岡本敏博) それでは、2点ほど質疑したいと思います。分けて質疑をさせていただきます。  まず、1点ですが、提案理由の中に報告書にはこれまでになかった原因者課税などの新たな制度が上げられているとありますが、これまでどおりでは導入できないから原因者課税という新しい制度を見いだし、11年かけてやっとたどり着いたのが宮島訪問税なのです。宮島で暮らす人たちにも通勤、通学で入域する人たちにも総務省にも納得してもらえる、すばらしい税制度をつくってもらったと思っています。提案理由に原因者課税などの新たな制度が上げられている、このことが特別委員会を設置し調査しなければならないという理由なのでしょうか。設置の狙い、目的は何ですか、お聞きをします。 103 ◯14番(山田武豊) 議長。 104 ◯議長(佐々木雄三) 第14番山田武豊議員。 105 ◯14番(山田武豊) 岡本議員が要は設置目的は何かということだったのですけれども、中身はその原因者課税に限ったことではございません。やはり自主課税権というものが認められて、その地方が課税を課すという政策が可能になった昨今でありましても、税を課す政策というのはやはりかなり重たいと私は認識しております。その政策に対して、二元代表制の一翼であります議会が調査をするというのは当然の責務でございまして、これは地方自治法にもうたわれていることでございます。  先ほど岡本議員、総務省にも納得していただけるという発言がございましたけれども、総務省は議会の承認があり初めて総務省との協議になるものが制度上のたてりでございます。租税法律主義というものがございまして、今まだまさにその段階でございます。調査をし、しっかりとした議論を執行者とするべきが本市議会の役割であると認識しているところでございます。 106 ◯24番(岡本敏博) 議長。 107 ◯議長(佐々木雄三) 24番岡本敏博議員。 108 ◯24番(岡本敏博) 私が聞いたのが、何が狙いで何が目的で設置するのかということを聞いたわけです。新しい制度というふうに原因者課税が書いてありますが、応益者課税だろうが原因者課税だろうが協力金であろうが寄附金であろうが、これまでずっと一貫して調査検討してきたのは財源を確保するという、そのことです。新しい制度、原因者課税、一つのこれは手法であって財源確保するということの目的は変わっていないということであり、私は特別委員会を設置する必要はないと思うんですが、どうですか。 109 ◯14番(山田武豊) 議長。 110 ◯議長(佐々木雄三) 第14番山田武豊議員。 111 ◯14番(山田武豊) 岡本議員、何が狙いで何が目的かということでございますけれども、他意があってのものではございません。私が議会としてやるべきことを、その制度にのっとって上程をさせているわけです。岡本議員が言われるように、確かに廿日市市にとってその財源の確保策、これは大きな目的であるというのは私のみならず、ここにおられる議員さんほとんどの方が認識しているのではないかと思います。  しかし、今現在においても、なお本市議員さんの声を聞いても、制度的または法的、そして時期的な問題、いろいろな矛盾がいまだに私の耳にも入ってきております。こういったことを一つ一つ執行者と議論を重ねていくことによって、いいものは私以前から言ってますけど、いい政策はやはり議会はアクセルになるべきだと思います。そのためには、矛盾がある、課題があるというところはとことん議論を尽くして、よりいいものをつくって市民のために、そして市の発展のために寄与すべきではないかと考えております。 112 ◯24番(岡本敏博) 議長。 113 ◯議長(佐々木雄三) 第24番岡本敏博議員。 114 ◯24番(岡本敏博) 次に行きますが、法定外税導入に向けて責任を果たすことを念頭にということなんですが、特別委員会を設置することが議会のその責任を果たすということとどう結びつくのでしょうか。導入に向けて議会の責任を果たすということは、緊張感を持ってしっかりとチェックし批判もし、議論を尽くして最終的な決断をする、議決をするというのが責任を果たすということになるのではないでしょうか。 115 ◯14番(山田武豊) 議長。 116 ◯議長(佐々木雄三) 第14番山田武豊議員。 117 ◯14番(山田武豊) 提案理由の中に、導入に向けてと確かに書いております。一般質問のときにも私言いましたが、私は税の導入に関して決して反対の立場ではございません。岡本議員がおっしゃるように十分な議論を尽くしてと、そのために特別委員会の設置をこのたび上程させていただいているわけです。議論をする場をつくろうとしているわけでありますので、まさに岡本議員の言われることを私は今させていただこうとしているわけです。 118 ◯24番(岡本敏博) 議長。 119 ◯議長(佐々木雄三) 第24番岡本敏博議員。 120 ◯24番(岡本敏博) 私が申し上げた審議を尽くして責任を果たす、審議を尽くすために特別委員会を設置するということですが、この目的には審議でなしに調査ということが目的に書かれています。だから、先ほども聞いたんですが、何を調査するのか、具体的に答えてください。 121 ◯14番(山田武豊) 議長。 122 ◯議長(佐々木雄三) 第14番山田武豊議員。 123 ◯14番(山田武豊) 何を調査するのかということでございますが、一言で調査といっても多岐にわたると思います。法的な調査、または執行者に対しての調査、市民に対しての調査、その内容は多岐にわたるものと思われます。先ほど私も言いましたが、制度の中身、法的なもの、そして時期、こういったものを調査していくということでございます。 124 ◯24番(岡本敏博) 議長。 125 ◯議長(佐々木雄三) 第24番岡本敏博議員。 126 ◯24番(岡本敏博) あとクリアしなければならないというのは、税の徴収システムをしっかりと確立するというか、誰が改札の改修をし、その負担をどうするかとか、そういうことが残っているだけで、この制度設計についてはもう検討委員会のほうでさっきから言いますが、すばらしい報告がされており、それにのっとって進めていくわけですから、それについてそれ以上調査する必要はないし、さっきから言いますように条例案が提案されて、それを審議するのは分かりますが、しかし今は調査が目的なので調査することはない、だから特別委員会を設置する必要もないし、大体特別委員会を設置するという要件、重大案件であったり2つ以上の委員会をまたぐようなことについてはそうなるかもしれませんが、総務常任委員会でこれまでやってきていますし、それで十分対応できるんではないでしょうか。 127 ◯14番(山田武豊) 議長。 128 ◯議長(佐々木雄三) 第14番山田武豊議員。 129 ◯14番(山田武豊) 岡本議員、これまで特別委員会は重要な案件に対して設置してきたと言いますが、まさにこれから市民の方をはじめ他市他県から来られる、または海外から来られる方から税をいただこうとしているのであって、それが重大な案件ではないと私はとてもそうは思えません。これほど重要な案件はないと思います。しかも今現在、これまで総務常任委員会さんのほうで所管事務調査等もしていただいてきておりますが、今総務常任委員会さんは6名の委員で構成されております。委員長を除いて5名であります。このたびの定例会でも執行者はなるべく早い時期に条例を上程したいと、こう明言されたわけですけれども、であるならば我々議会もその制度の中身等をしっかりと議論していかなければならないと思います。そのために総務常任委員会さんが6人であるものに対して、特別委員会は人数を増やした場合の12名という明記をさせていただいているところでございます。 130 ◯24番(岡本敏博) 議長。 131 ◯議長(佐々木雄三) 第24番岡本敏博議員。 132 ◯24番(岡本敏博) 私が重大案件と言いましたのは、重大案件、それは始まったときから重大案件なんですよ、この財源確保の方策を探ることを開始したときから重大案件であって、もうその重大案件もほとんどのことが整理がつき調整がつき今にでも条例案を提案をしたいという、この時期になって出す、そのタイミングとして重大案件には該当しないというふうに私は思っておりますので、質疑はこれで置きますが、重大案件というのはタイミングも関係するということを申し上げて、質疑を終わります。 133 ◯14番(山田武豊) 議長。 134 ◯議長(佐々木雄三) 第14番山田武豊議員。 135 ◯14番(山田武豊) この宮島法定外税の検討は過去2回、今回含めて3回なされております。いずれも重要な案件だと、私も認識しております。しかしながら、これまでは過去2回入島税という内容で議論がされてこられ断念した経緯がございます。このたびは訪問税という形に形を変え、先ほども申し上げましたが新たな制度もこれに盛り込まれております。この検討結果を検討委員会のほうから市のほうに提出されたのが5月、そして我々が正式な会議でこの報告を受けたのが6月でございます。6月の議会運営委員会でも特別委員会の設置を要望いたしましたが、そのときは残念ながら設置かなわなかったので、このたびは議案として上げた。私はこういった調査をする組織というのは、ある程度の骨子が固まったので、なるべく早ければ早いほうが十分な議論もできると思いますし、市民の皆様にきちんとした情報提供ができると、このように考えております。 136 ◯議長(佐々木雄三) ほかに質疑はありませんか。 137 ◯16番(井上佐智子) 議長。 138 ◯議長(佐々木雄三) 第16番井上佐智子議員。 139 ◯16番(井上佐智子) 案の中に目的として宮島法定外税導入に伴う制度設計の調査とありますが、今まで検討委員会が提示している制度設計以外に何を調査をしたいのかを具体的に答えていただきたいと思います。 140 ◯14番(山田武豊) 議長。 141 ◯議長(佐々木雄三) 第14番山田武豊議員。 142 ◯14番(山田武豊) 何を調査したいとのことですが、先ほども御答弁さしあげましたが、非常に多岐にわたると思います。     (16番井上佐智子「聞こえないですが」     と呼ぶ)  申し訳ありません。先ほども申し上げましたが、そういった内容は多岐にわたると思います。具体例で1つ挙げさせていただくとなれば、今現在私たちに説明していただいてるのは小学生は非課税ということになっておりますが、教育義務という憲法の規定で考えると合理性に欠けるのではないかという疑問も持っております。こういったことをはじめ、徴収方法であるというのも今まだ決まっておりません。むしろこれから議論をしていかなければならないことのほうが多いのではないかと認識しております。 143 ◯16番(井上佐智子) 議長。 144 ◯議長(佐々木雄三) 第16番井上佐智子議員。 145 ◯16番(井上佐智子) 特別委員会設置という、このような事案に関わりどのようなことを調査するかというと多岐にわたってるというふうな抽象的な言葉で提案されましたけれども、やはりこれだけのことをしようというときには具体的にたくさんのことを上げてほしいと思いましたけれども、それがちょっと聞けなかったので残念でした。  次は、委員の定数12についてお聞きします。  根拠は何でしょうか。 146 ◯14番(山田武豊) 議長。 147 ◯議長(佐々木雄三) 第14番山田武豊議員。 148 ◯14番(山田武豊) まず、抽象的な説明であったかもしれませんが、個別具体な説明、ものであれば、これは常任委員会ですることもできます。  これの根拠は何ですかということなんですが、申し訳ありません、主語がございません。 149 ◯16番(井上佐智子) 議長。 150 ◯議長(佐々木雄三) 第16番井上佐智子議員。 151 ◯16番(井上佐智子) 委員の定数12の根拠は何ですかと聞きました。 152 ◯14番(山田武豊) 議長。 153 ◯議長(佐々木雄三) 第14番山田武豊議員。 154 ◯14番(山田武豊) まずは、申し訳ございません、委員12名というものがおっしゃられたのか、私の聞き漏れだったのか分かりませんが、そのところを失念しておりましたので、まずはおわびを申し上げたいと思います。  委員12名の根拠ですけれども、今現在総務常任委員会さんで6名という委員さんで審議というか、調査をしていただいております。しかしながら、先ほども申し上げましたが、執行者のほうがなるべく早い段階でこの条例を上程していきたいということも明言されたので、これはスピード感を持ってやっていくべきだろうと思います。本来であれば議員27名全員で、予算特別委員会のように議員27名全員で構成するというのが望ましいのかもしれませんが、そうすると今度は逆にその時間調整であったりとかのフットワークが鈍くなる可能性もあります。そういった間を取って、今の総務常任委員会さん6名の倍の人数ということで12名とさせていただいております。 155 ◯16番(井上佐智子) 議長。 156 ◯議長(佐々木雄三) 第16番井上佐智子議員。 157 ◯16番(井上佐智子) 今山田議員から予算のときの委員の定数についてお話がありましたが、決算のときの定数についての検討はなかったんですか。 158 ◯14番(山田武豊) 議長。 159 ◯議長(佐々木雄三) 第14番山田武豊議員。 160 ◯14番(山田武豊) 確かにこれまで特別委員会の設置で10名という委員でさせていただいた事例は、これまで多々あります。しかし、このたびに限っては、既に総務常任委員会さんで調査のほうに着手していただいているということもございます。これは個人的な考えで大変恐縮なんですけれども、この6名の方の枠はぜひ確保しておきたい。10名にしたときでは、あと4名の方しか、その委員の中に入ることができない。会派から大体通常は案分で委員になっていただくというのが廿日市では通例になっておるのですが、そういったバランスをいろいろ考えた結果、12名がふさわしいのではないかと思います。 161 ◯16番(井上佐智子) 議長。 162 ◯議長(佐々木雄三) 16番井上佐智子議員。 163 ◯16番(井上佐智子) 今個人的な考えで総務6で、決算等は10名で今まで特別委員会10名で個人的な考えで会派の案分について、今回はそれに従わないとおっしゃいましたけども、提出者山田議員、田中議員、高橋みさ子議員3人の総意でないと困りますが、個人的な考え方についてはお聞きするつもりはありません。 164 ◯14番(山田武豊) 議長。
    165 ◯議長(佐々木雄三) 第14番山田武豊議員。 166 ◯14番(山田武豊) 井上議員おっしゃるように、私の個人的な考えで突っ走ってここへ12名という記載はできるものではございません。当然のことながら賛同者の方にもこのお話はさせていただきまして、賛同いただいたのでこのような形にさせていただいております。 167 ◯16番(井上佐智子) 議長。 168 ◯議長(佐々木雄三) 第16番井上佐智子議員。 169 ◯16番(井上佐智子) こういう議場の場で永久的に残る議事録の中で、そういった実は個人的な考え方ではありませんというようなことはきちんと訂正していただきたいと思います。 170 ◯14番(山田武豊) 議長。 171 ◯議長(佐々木雄三) 第14番山田武豊議員。 172 ◯14番(山田武豊) これは議員発議ですので、私が考えたことに賛同していただき、そして賛成していただくというものでございます。先ほど井上議員さんも決算の委員会のことは考えられなかったんですかということでございますが、本議会の委員会条例は特別委員会は人数は定めておりません。ですから、その根拠たるものを考えて、私はこのように提示させていただいているので、この12名がおかしいという根拠もすなわちないということです。 173 ◯16番(井上佐智子) 議長。 174 ◯議長(佐々木雄三) 第16番井上佐智子議員。 175 ◯16番(井上佐智子) これまで廿日市市議会では会派というものを大切にしまして、そして様々な委員会についても会派での案分ということになってたんですが、総務委員会の会派、そして後から足していく6人の会派、どういうふうになるか分かりませんが、それが均等化しなければ一方的な特別委員会の決定になってしまうおそれがあるので、これについて私は12にするのは不均衡だというふうに考えますが、今後様々なことでこの委員会については12、この委員会については今までどおり会派の案分というふうに、そのような事例ができてくるんですが、私はそれには納得できないんですが、この点は考えられたんですか。 176 ◯14番(山田武豊) 議長。 177 ◯議長(佐々木雄三) 第14番山田武豊議員。 178 ◯14番(山田武豊) 井上議員、ただいま会派案分がどうのこうのという話でありましたが、委員会条例で委員は互選となっております。  以上です。 179 ◯16番(井上佐智子) 議長。 180 ◯議長(佐々木雄三) 第16番井上佐智子議員。 181 ◯16番(井上佐智子) 設置の期間が宮島法定外に関する条例案が提出され議決されるまでというふうになっておりますが、本来議決されるまでというときは議会の中の自分たちに関することについて定数等、ああいったときには議決するまでがあるんですが、このような法定外税調査特別委員会等はやはり調査期間を定めるというのが大切だと思います。例えば様々な意見が出て12月に上程されるか、3月に上程されるか、6月に上程されるか分かりません。6月だったら委員の改選があって、これがうまく機能しないということもあるんですが、そこは検討されたんですか。 182 ◯14番(山田武豊) 議長。 183 ◯議長(佐々木雄三) 第14番山田武豊議員。 184 ◯14番(山田武豊) 確かに調査期間を定めるという事例のほうが多くございます。しかし、これまで本市の中でも、議員基本条例等制定特別委員会もありました。議員の定数に関わる特別委員会もございました。いずれも、その議会内の発議によるものです。しかし、本案件につきましては執行者から提案されるものでありますので、調査の時期を定めるのがある意味でいえばいいかもしれませんが、ある意味でいえば執行者の妨げになる可能性もあります。例えば今執行者はなるべく早期にということで言われておりますが、ではこの調査期間を令和4年と定めると、これは明らかに妨害になるわけです。ですから、なるべく早く定める。今執行者が言われてるのは、年度をまたぐことはないということを言われております。ですから、提案権を阻害することなく提案されるまでに議会として一生懸命、懸命に調査をしてまいりましょうという意思の表れでもあると理解していただきたいと思います。     (16番井上佐智子「終わります」と呼ぶ) 185 ◯議長(佐々木雄三) ほかに質疑はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 186 ◯議長(佐々木雄三) これをもって質疑を終結いたします。  お諮りいたします。  本件は、会議規則第37条第3項の規定により委員会付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 187 ◯議長(佐々木雄三) 御異議なしと認めます。よって、本件は委員会付託を省略することに決しました。  これより討論に入ります。  討論はありませんか。  反対討論から始めます。反対討論です。 188 ◯24番(岡本敏博) 議長。 189 ◯議長(佐々木雄三) 第24番岡本敏博議員。 190 ◯24番(岡本敏博) それでは、反対の立場で討論を行います。  私は、ピンチはチャンスだとよく言います。また、バランスとタイミングが大切だともよく言います。いいタイミングでいいチャンスが訪れても、そのときに挑戦をするという行動が伴わなければ何も始まりません。何も生まれません。11年もの年月をかけ新しい財源確保の道筋が見えてきた今こそ、議会としての責任を果たす、このタイミング、このチャンスを逃すようなことがあってはなりません。それこそ3度目の正直です。特別委員会を設置し議会としての責任を果たすことよりも議会基本条例、倫理条例を遵守し信頼回復の責任を果たすことが今求められているのではないでしょうか。宮島法定外税調査特別委員会の設置については設置が10年遅い、タイミングが悪い、今さら調査することもないということと、基本として所管の総務常任委員会で当たればいいなどの理由により特別委員会の設置には反対です。 191 ◯議長(佐々木雄三) 賛成討論はありませんか。 192 ◯19番(高橋みさ子) 議長。 193 ◯議長(佐々木雄三) 第19番高橋みさ子議員。 194 ◯19番(高橋みさ子) 私は宮島法定外税調査特別委員会の設置に賛成ですので、この議案の提案者への賛同者となりました。  本市は法定外税(仮称)宮島訪問税の導入検討を進め、条例制定に向けた準備を行っております。先ほど山田議員からの提案にもありましたように、税を課す行為は地方自治体として極めて重い責任が伴うとともに、制定に当たっては市民の理解はもちろん、広く国内外にも理解されるべきものでなければなりません。そして、我々議会も意思決定機関として重い責任を負うことになり、慎重な判断が求められます。このような重大な案件の導入については、私は単純に多数決で決定するというものではなく、議会は条例の内容について十分な調査を行うとともに、議員間での議論を行い合議体として一つの方向性を示すべきだと思っております。この法定外税調査特別委員会が決して導入を阻害するというものではなく、しっかりとした議会、そして執行部も併せて共通理念の基に条例が制定されるためには、まだまだ調査、議論が必要だと感じております。よって、特別委員会を設置することに賛成です。 195 ◯議長(佐々木雄三) 反対討論はありませんか。 196 ◯2番(北野久美) 議長。 197 ◯議長(佐々木雄三) 第2番北野久美議員。 198 ◯2番(北野久美) 私は宮島法定外税調査特別委員会の設置について反対の立場で討論いたします。  本市では過去2度にわたり新たな財源確保について検討されており、その中での課題を基に議論を進め、今回検討委員会では原因者課税を導入すべきであると結論を示されています。原因者課税についてはこれまで十分な説明を受けており、増加する観光客等により発生する行政需要を原因者とされる訪問者に求めるものであり、合理的な制度であると理解しています。本議会では委員会主義を取っており、昨年度より総務常任委員会において新たな財源確保についての所管事務調査を実施しています。今後も実施予定としており、その中で引き続き調査を行い所管する委員会としての責任を果たしていきたいと考えています。また、今次定例会においても議員全員協議会が開催されますが、これから詳細な制度設計や特別徴収の具体化、総務省との調整を進める中で、今後も丁寧な説明と様々な意見を基に柔軟な対応をしていただくことを執行部には求めたいと思います。  以上の理由により、特別委員会の設置については反対いたします。 199 ◯議長(佐々木雄三) 賛成討論はあります。 200 ◯23番(角田俊司) 議長。 201 ◯議長(佐々木雄三) 第23番角田俊司議員。 202 ◯23番(角田俊司) 私は賛成の立場で討論いたします。  まず、一番最初に言っておきます。  私は、この入島税については賛成をしております。しかし、議会としてどこまで携われるのか、私は総務委員会だけでは、申し訳ございませんけれども、まだまだ皆さんの議員の意見がまとまっていないというふうに感じました。そして、今回法定外税の専門家である神奈川大の青木教授のお話を有志の皆さんでお聞きしました。そのときに、はっきりと先生は言われております。今ある島内の在留者や常勤の勤務者などを除いた島外の者が宮島を訪れたときに税を払うということで、これは廿日市市民であっても例外ではならないというシステムであります。これについて異議を唱えた廿日市市民が裁判を起こせば行政は負けるかもしれないと、ちゃんとこれは教授が言葉で言われました。やはり何が問題であるのか、住民に対しての説明責任というのは議員は全て持っております。その中で、もし裁判を起こされたら負けるかもしれない、そういうものに対してやりましょうと簡単に言えるものではありません。やはり議員としてちゃんとした説明ができるように、そこまで納得してできるように、しっかりと特別委員会をつくっていきたい、そういう思いで賛成いたします。 203 ◯議長(佐々木雄三) ほかにありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 204 ◯議長(佐々木雄三) これをもって討論を終結いたします。  討論がありましたので、発議第5号宮島法定外税調査特別委員会の設置についてを起立により採決いたします。  本件は原案のとおり可決することに賛成の方の起立を求めます。     〔賛成者起立〕 205 ◯議長(佐々木雄三) はい、可否同数であります。起立13名であります。賛成反対同数と認めます。よって、地方自治法第116条の規定により、本件は否決といたします。  ここで休憩いたします。   ~~~~~~~~○~~~~~~~~     休憩 午後0時4分     再開 午後1時0分   ~~~~~~~~○~~~~~~~~ 206 ◯議長(佐々木雄三) 休憩前に引き続き会議を開きます。   ~~~~~~~~○~~~~~~~~   日程第28 発議第6号 新型コロナウイル   ス感染症の影響に伴う地方財政の急激な悪化   に対し地方税財源の確保を求める意見書 207 ◯議長(佐々木雄三) 日程第28、発議第6号新型コロナウイルス感染症の影響に伴う地方財政の急激な悪化に対し地方税財源の確保を求める意見書を議題といたします。  直ちに提案理由の説明を求めます。 208 ◯2番(北野久美) 議長。 209 ◯議長(佐々木雄三) 第2番北野久美議員。 210 ◯2番(北野久美) それでは、意見書案の朗読をもって説明に代えさせていただきます。  発議第6号。  新型コロナウイルス感染症の影響に伴う地方財政の急激な悪化に対し地方税財源の確保を求める意見書。  地方自治法第99条及び会議規則第14条の規定により、別紙のとおり意見書案を提出する。  令和2年9月25日、廿日市市議会議長佐々木雄三様。  提出者、廿日市市議会議員北野久美、賛成者、廿日市市議会議員隅田仁美、同じく荻村文規、同じく広畑裕一郎、同じく徳原光治、同じく井上佐智子。  新型コロナウイルス感染症の影響に伴う地方財政の急激な悪化に対し地方税財源の確保を求める意見書(案)。  新型コロナウイルス感染症が世界的に蔓延し、わが国は戦後最大の経済危機に直面している。地域経済にも大きな影響が及び、本年度はもとより来年度においても地方税・地方交付税など一般財源の激減が避けがたくなっている。地方自治体では医療介護、子育て、地域の防災・減災、雇用の確保など喫緊の財政需要への対応をはじめ、長期化する感染症対策にも迫られ、地方財政は巨額の財源不足を生じ、これまでにない厳しい状況に陥ることが予測される。よって、国においては令和3年度地方財政対策及び地方税制改正に向け、下記事項を確実に実現されるよう強く要望する。  1、地方の安定的な財政運営に必要な地方税、地方交付税などの一般財源総額を確保すること。その際、臨時財政対策債が累積することのないよう発行額の縮減に努めるとともに、償還財源を確保すること。  2、地方交付税については、引き続き財源保障機能と財源調整機能の両機能が適切に発揮できるよう総額を確保すること。  3、令和2年度の地方税収が大幅に減収となることが予想されることから、思い切った減収補填措置を講じるとともに、減収補填債の対象となる税目についても地方消費税を含め弾力的に対応すること。  4、税源の偏在性が小さく税収が安定的な地方税体系の構築に努めるとともに、国税・地方税の政策税制については積極的な整理合理化を図り新設・拡充・継続に当たっては有効性・緊急性を厳格に判断すること。  5、とりわけ固定資産税は市町村の極めて重要な基幹税であり、制度の根幹に影響する見直しは土地・家屋・償却資産を問わず断じて行わないこと。先の緊急経済対策として講じた特例措置は臨時・異例の措置としてやむを得ないものであったが、本来国庫補助金などにより対応すべきものである。よって、今回限りの措置とし、期限の到来をもって確実に終了すること。  以上、地方自治法第99条の規定に基づき意見書を提出する。  令和2年9月25日、広島県廿日市市議会。  以上でございます。御審議のほどよろしくお願いいたします。 211 ◯議長(佐々木雄三) 以上で提案理由の説明が終わりましたので、これより質疑に入ります。  質疑はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 212 ◯議長(佐々木雄三) 質疑なしと認めます。  お諮りいたします。  本件は、会議規則第37条第3項の規定により、委員会付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 213 ◯議長(佐々木雄三) 御異議なしと認めます。よって、本件は委員会付託を省略することに決しました。  これより討論に入ります。  討論はありませんか。
        〔「なし」と呼ぶ者あり〕 214 ◯議長(佐々木雄三) 討論なしと認めます。  これより発議第6号新型コロナウイルス感染症の影響に伴う地方財政の急激な悪化に対し地方税財源の確保を求める意見書を採決いたします。  お諮りいたします。  本件は原案のとおり可決することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 215 ◯議長(佐々木雄三) 御異議なしと認めます。よって、本件は原案のとおり可決されました。   ~~~~~~~~○~~~~~~~~   日程第29 発議第7号 医療機関への緊急   財政措置を求める意見書 216 ◯議長(佐々木雄三) 日程第29、発議第7号医療機関への緊急財政措置を求める意見書を議題といたします。  直ちに提案理由の説明を求めます。 217 ◯4番(大崎勇一) 議長。 218 ◯議長(佐々木雄三) 第4番大崎勇一議員。 219 ◯4番(大崎勇一) それでは、意見書案の朗読をもって説明に代えさせていただきます。  発議第7号。  医療機関への緊急財政措置を求める意見書。  地方自治法第99条及び会議規則第14条の規定により、別紙のとおり意見書案を提出する。  令和2年9月25日、廿日市市議会議長佐々木雄三様。  提出者、廿日市市議会議員大崎勇一、賛成者、廿日市市議会議員枇杷木正伸、同じく石塚宏信、同じく高橋みさ子、同じく栗栖俊泰、同じく有田一彦、同じく仁井田和之。  医療機関への緊急財政措置を求める意見書(案)。  新型コロナウイルス感染の拡大を踏まえた第2次補正予算では、医療・福祉の提供体制の確保に約2.7兆円の予算が確保されましたが、喫緊の課題である医療機関への財政支援についてはまだ不十分の部分があります。新型コロナウイルス感染症患者を受け入れている医療機関では外来患者、入院患者の減少及び空床確保などにより医療収益が減少しており、また新型コロナウイルス感染患者を受け入れていない医療機関においても4、5月の自粛要請や感染への不安などから外来患者が前年同月比で減少しております。また、新規開業の医療機関では融資の返済や家賃、人件費など固定費の負担が重くのしかかっております。感染防止のための支出も多く、医療活動を維持することに不安を感じているのが現状です。  医療機関は国民皆保険制度という公的な仕組みの中で保険診療を実施し、公共的、公益的な役割を担っております。地域の医療機関が経営破綻すれば、その地域の患者さん、住民への医療提供、健康の確保に影響を及ぼします。新型コロナウイルス感染拡大に伴う医療機関の経営状況の悪化は、全国的な課題であります。今後のさらなる感染拡大に備えるためにも、医療機関の立て直しは急務でありますが、単独の自治体での対応には限りがあり極めて困難であることから、国による迅速かつ積極的な財政措置を強く求めます。  以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。  令和2年9月25日、広島県廿日市市議会。  以上でございます。御審議のほどよろしくお願いいたします。 220 ◯議長(佐々木雄三) 以上で提案理由の説明が終わりましたので、これより質疑に入ります。  質疑はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 221 ◯議長(佐々木雄三) 質疑なしと認めます。  お諮りいたします。  本件は会議規則第37条第3項の規定により委員会付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 222 ◯議長(佐々木雄三) 御異議なしと認めます。よって、本件は委員会付託を省略することに決しました。  これより討論に入ります。  討論はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 223 ◯議長(佐々木雄三) 討論なしと認めます。  これより発議第7号医療機関への緊急財政措置を求める意見書を採決いたします。  お諮りいたします。  本件は原案のとおり可決することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 224 ◯議長(佐々木雄三) 御異議なしと認めます。よって、本件は原案のとおり可決されました。   ~~~~~~~~○~~~~~~~~   日程第30 所管事務調査の申出について 225 ◯議長(佐々木雄三) 日程第30、所管事務調査の申出についてを議題といたします。  お諮りいたします。  お手元に配付したとおり、会議規則第105条第1項の規定に基づき、閉会中の所管事務調査の申出がありました。ついては、申出のとおり、閉会中に所管事務調査を行うことに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 226 ◯議長(佐々木雄三) 御異議なしと認めます。よって、申出のとおり、閉会中に所管事務調査を行うことに決しました。  以上をもって本定例会に付議された案件の審議は全部終了いたします。  これにて令和2年第6回廿日市市議会(第3回定例会)を閉会いたします。   ~~~~~~~~○~~~~~~~~     閉会 午後1時11分  以上のとおり会議の経過を記載して、その相違ないことを証するた め、ここに署名する。    廿日市市議会議長    佐々木 雄 三    廿日市市議会議員    細 田 勝 枝    廿日市市議会議員    堀 田 憲 幸 このサイトの全ての著作権は廿日市市議会が保有し、国内の法律または国際条約で保護されています。 Copyright (c) HATSUKAICHI CITY ASSEMBLY MINUTES, All rights reserved....