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  1. 廿日市市議会 2020-09-08
    令和2年第3回定例会(第1日目) 本文 開催日:2020年09月08日


    取得元: 廿日市市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-09-24
    ▼最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1   ~~~~~~~~○~~~~~~~~     開会 午前9時30分 ◯議長(佐々木雄三) 皆さんおはようございます。  ただいま出席議員が27名であります。定足数に達しておりますので、これより令和2年第6回廿日市市議会(第3回定例会)を開会いたします。  直ちに本日の会議を開きます。  ここで報道関係者から、写真、ビデオ撮影の申出がありますので、廿日市市議会傍聴規則第11条の規定により、これを許可いたします。  定例会招集に当たり、市長から挨拶があります。 2 ◯市長(松本太郎) 議長。 3 ◯議長(佐々木雄三) 市長。 4 ◯市長(松本太郎) 皆さんおはようございます。  令和2年第6回廿日市市議会の開会に当たりまして御挨拶を申し上げます。  議員の皆様方におかれましては、公私とも大変御多忙の中、御参集を賜り誠にありがとうございます。  さて、新型コロナウイルス感染症について、現在第2波、第3波による感染拡大が懸念される中、検査体制の強化による感染拡大の防止を目的に、佐伯地区医師会と連携して廿日市市PCR検査センターを8月22日に立ち上げました。今後インフルエンザの流行やクラスターの発生による検査件数の増加に対応可能な体制を整えることで、地域医療の崩壊を未然に防ぎ、感染症患者の早期把握と治療を通じて、市民の健康と安全・安心の確保に努めてまいります。  次に、宮島口のフェリー旅客ターミナルでございますが、ターミナル内に、はつかいち・みやじま情報センターが8月7日にオープンいたしました。宮島はもとより他の地域の観光スポットや名所など市全体の情報発信の拠点として多くの人に利用していただけるように取り組んでいるところでございます。  また、吉和地域におきましては、持続可能な地域経営を目指し、コミュニティーよしわのメンバーと職員が連携、対話を行いながら、小さな拠点づくりに取り組んでおります。  こうした取組が将来にわたって暮らし続けられる地域社会の実現につながっていくものと信じており、引き続き中山間地域の活性化に取り組んでまいります。  次に、閉館をしておりましたアルカディア・ビレッジですが、9月1日に新たにアルカディアビレッジ多目的広場としてオープンいたしました。地域の皆様はもとより市民の皆様にキャンプやバーベキューなどを通して自然と触れ合い、親しんでいただけるよう、指定管理者である一般社団法人廿日市観光協会とともに注力していく所存でございます。  次に、宮島での美術館建設についてでございます。これまで地域の皆様をはじめ各方面への御理解、御協力のもと、リベラ株式会社が進めておりました宮島への美術館建設について、今年7月に断念する旨の報告がありました。市といたしましても、地域振興、観光振興に貢献する施設として誘致に取り組んできたところでございますが、残念に思うところでございます。今後寄贈いただいた美術品の取扱いをはじめ、当該建設予定地の土地利用について、改めて検討していきたいと考えております。  さて、本日の市議会に提案をいたしております案件は、市が出資する2分の1以上を出資等している法人の経営状況説明書などについて報告が3件、また廿日市市宮島まちづくり交流センター設置及び管理条例案などの議案が4件、一般会計など補正予算案が2件、公の施設の指定管理者の指定についての議案などそのほかの議案が4件、人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについての諮問が1件、合わせて14件でございます。  なお、議会最終日には令和元年度一般会計及び各特別会計並びに各企業会計の決算認定15件と令和元年度決算に基づく健全化判断比率及び資金不足比率の報告についての1件を追加提案させていただくこととしております。議案の内容につきましては、後ほど詳しく説明をさせていただきますので、何とぞよろしく御審議いただきまして御議決いただきますようお願いを申し上げます。
     以上、簡単ではございますが、開会に当たりましての御挨拶とさせていただきます。今日はどうぞよろしくお願いいたします。 5 ◯議長(佐々木雄三) 本日の議事日程は、あらかじめお手元に配付したとおり行いますので、御了承願います。  日程に入るに先立ち、諸般の報告をいたします。  今定例会は、新型コロナウイルス感染症対策の臨時措置として、議員及び説明員ともに議場内への入場者の数を調整することについて、先日の議会運営委員会で確認し、執行部にも御理解を得たところです。したがって、臨時措置として、議員の議席については、議長において申合せのとおり、会派ごとに指名いたしますので、よろしくお願いいたします。  また、演台及び対面台飛沫防止用アクリル板を設置しております。演台及び対面台においてマスクを外しての発言を許可しますので、発言直前にマスクを外して発言するようお願いいたします。  次に、廿日市市監査委員から、令和2年6月分、7月分の例月出納検査の報告書が提出されております。その報告書は事務局に保管しておりますので、適宜閲覧されますよう報告いたします。   ~~~~~~~~○~~~~~~~~   日程第1 会議録署名議員の指名 6 ◯議長(佐々木雄三) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。  会議規則第88条の規定により、本日の会議録署名議員は、議長において第12番田中憲次議員、第13番藤田俊雄議員の2名を指名いたします。   ~~~~~~~~○~~~~~~~~   日程第2 会期の決定 7 ◯議長(佐々木雄三) 日程第2、会期の決定の件を議題とします。  お諮りいたします。  本定例会の会期は、本日から9月25日までの18日間といたしたいと思います。これに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 8 ◯議長(佐々木雄三) 御異議なしと認めます。よって、会期は18日間と決しました。   ~~~~~~~~○~~~~~~~~   日程第3 議案第86号 廿日市市固定資産   評価審査委員会委員の選任の同意について 9 ◯議長(佐々木雄三) 日程第3、議案第86号廿日市市固定資産評価審査委員会委員の選任の同意についてを議題といたします。  直ちに提案理由の説明を求めます。 10 ◯市長(松本太郎) 議長。 11 ◯議長(佐々木雄三) 市長。 12 ◯市長(松本太郎) 議案第86号廿日市市固定資産評価審査委員会委員の選任の同意について、提案理由及び内容を御説明申し上げます。  議案説明書の21ページを御覧ください。  1の提案の要旨でございます。  固定資産評価審査委員会の委員の定数は5名でございますが、そのうち佃祐世委員の任期が令和2年9月30日をもって満了いたしますので、その後任委員として佃氏を引き続き委員に選任することについて、市議会の同意を求めるものでございます。  佃氏は48歳で、廿日市地域にお住まいでございます。詳細は議案書に記載のとおりでございます。  略歴を申し上げますと、平成8年1月、広島県職員に採用され、平成10年3月、広島県を退職後、平成24年9月に司法試験に合格され、平成25年12月、下中奈美法律事務所に勤務され、平成28年1月に同事務所を退職後、同年2月に、はつかいち法律事務所を開業されて、同事務所の所長として現在に至っております。また、平成26年10月から、本市の固定資産評価審査委員会の委員を務めていただいております。任期は、令和2年10月1日から令和5年9月30日まででございます。  2の根拠法令でございますが、地方税法第423条第3項でございます。  以上で議案第86号の提案理由及び内容の説明を終わります。御同意のほど、どうぞよろしくお願いいたします。 13 ◯議長(佐々木雄三) 以上で提案理由の説明が終わりましたので、これより質疑に入ります。  質疑はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 14 ◯議長(佐々木雄三) 質疑なしと認めます。  お諮りいたします。  本件は会議規則第37条第3項の規定により委員会付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 15 ◯議長(佐々木雄三) 御異議なしと認めます。よって、本件は委員会付託を省略することに決しました。  お諮りいたします。  本件は人事案件につき討論を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 16 ◯議長(佐々木雄三) 御異議なしと認めます。よって、本件は討論を省略して採決いたします。  議案第86号廿日市市固定資産評価審査委員会委員の選任の同意については、これに同意することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 17 ◯議長(佐々木雄三) 御異議なしと認めます。よって、本件についてはこれに同意することに決しました。   ~~~~~~~~○~~~~~~~~   日程第4 諮問第2号 人権擁護委員の推薦   につき意見を求めることについて 18 ◯議長(佐々木雄三) 日程第4、諮問第2号人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについてを議題といたします。  直ちに提案理由の説明を求めます。 19 ◯市長(松本太郎) 議長。 20 ◯議長(佐々木雄三) 市長。 21 ◯市長(松本太郎) 諮問第2号人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについて、提案理由及び内容を御説明申し上げます。  議案説明書の23ページを御覧ください。  1の提案の要旨でございます。  本市から選出されております17名の人権擁護委員のうち、新居克己委員佐々木三郎委員、白築京子委員及び山本紀枝委員の3年の任期が令和2年12月31日をもって満了となりますので、後任の選定につき、広島法務局から推薦の依頼がございました。  後任条委員として新居克己氏、白築京子氏及び山本紀枝氏の3氏を引き続き推薦することとし、島雅夫氏を新たに推薦いたしたく、人権擁護委員法第6第3項の規定により議会の意見を求めるものでございます。  新居克己氏は72歳で、廿日市地域にお住まいでございます。詳細は議案書に記載のとおりでございます。  同氏は、長年学校長を歴任され、退職後も平成20年から4年間、学校教育指導員として教育活動を精力的に行われるなど、人権問題に高い見識をお持ちで、現在人権意識の普及、高揚に向け精力的に活動されておられます。今回で5期目でございます。  白築京子氏は66歳で、廿日市地域にお住まいでございます。詳細は議案書に記載のとおりでございます。  同氏は、原小学校PTA会長を務められたことから、青少年問題に意識を高くお持ちであり、現在は原地区人権啓発推進協議会会長を務められ、市民の人権意識の普及、高揚に向け精力的に活動をされておられます。今回3期目でございます。  山本紀枝氏は60歳で、宮島地域にお住まいでございます。詳細は議案書に記載のとおりで、宮島町社会福祉協議会の介護職員として長年勤務され、現在は宮島女性会の役員や宮島地区共同募金委員会の運営委員として、地域福祉の向上のため積極的に活動されておられます。今回2期目でございます。  そして、島雅夫氏は64歳で、宮島地域にお住まいでございます。詳細は議案書に記載のとおりでございます。  同氏は、長年廿日市市職員として勤務し、宮島支所市民福祉担当課長として人権業務に従事された経験があり、退職後は廿日市市社会福祉協議会宮島事務所長として地域福祉や人権啓発活動に尽力されました。これらの経験により人権問題に対する高い見識をお持ちでございます。  以上のことから、4氏は地域住民からの信望も厚く、人権の擁護に深い理解と強い熱意をお持ちの方で、適任者と考え、ここに推薦について市議会の意見を求めるものでございます。  2の根拠法令でございますが、人権擁護委員法第6条第3項でございます。  以上で諮問第2号の提案理由及び内容の説明を終わります。御審議のほどよろしくお願いいたします。 22 ◯議長(佐々木雄三) 以上で提案理由の説明が終わりましたので、これより質疑に入ります。  質疑はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 23 ◯議長(佐々木雄三) 質疑なしと認めます。  お諮りいたします。  本件は会議規則第37条第3項の規定により委員会付託を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 24 ◯議長(佐々木雄三) 御異議なしと認めます。よって、本件は委員会付託を省略することに決しました。  お諮りいたします。  本件は人事案件につき討論を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 25 ◯議長(佐々木雄三) 御異議なしと認めます。よって、本件は討論を省略して採決いたします。  諮問第2号人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについては、これに同意することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 26 ◯議長(佐々木雄三) 御異議なしと認めます。よって、本件についてはこれに同意することに決しました。   ~~~~~~~~○~~~~~~~~   日程第5 報告第21号 市が資本金の2分   の1以上を出資等している法人の経営状況説   明書について 27 ◯議長(佐々木雄三) 日程第5、報告第21号市が資本金の2分の1以上を出資等している法人の経営状況説明書についてを議題といたします。  直ちに報告を求めます。 28 ◯建設部長(河崎勝也) 議長。 29 ◯議長(佐々木雄三) 建設部長。 30 ◯建設部長(河崎勝也) 報告第21号市が資本金の2分の1以上を出資等している法人の経営状況説明書について御報告申し上げます。  廿日市市土地開発公社につきましては、私のほうから御報告いたします。  まず初めに、経営状況説明書の1ページを御覧ください。  令和元年度の廿日市市土地開発公社の事業報告書から御報告申し上げます。  事業の概要、(1)総括事項といたしまして、土地の取得では、公有地取得事業について、市道赤崎14号線整備事業用地を取得いたしました。  土地の処分では、公有地取得事業について、地域医療拠点等整備事業用地の全部を処分いたしました。  次に、(2)処務に関する事項でございます。  ア、登記事項は、理事の交代による変更の登記をいたしました。
     イ、議決事項でございます。令和元年度は2回の理事会を開催し、記載の件について理事会の承認をいただいております。  2ページを御覧ください。  ウ、役員の異動に関する事項につきましては、記載のとおりでございます。  3ページを御覧ください。  次に、(3)業務に関する事項でございます。  ア、取得事業、(ア)公有地取得事業、市道赤崎14号線整備事業でございます。事業計画は、面積1,453平方メートル、事業費1億5,506万8,000円でございます。事業実績は、面積1,452.96平方メートル、事業費1億5,506万7,853円でございます。合計も同様でございます。  イ、処分事業、(ア)公有地取得事業地域医療拠点等整備事業でございます。事業実績のみ説明させていただきます。面積3,622平方メートル、事業費6億710万8,697円でございます。合計も同様でございます。  4ページを御覧ください。  損益計算書でございます。  本年度決算額のみ説明させていただきます。  1、収入の部、I、事業収益は公有地取得事業収益の6億710万8,697円、II、事業外収益は受取利息の238万2,636円でございます。当期収入合計は6億949万1,333円でございます。  続きまして、2、支出の部でございます。I、事業原価は公有地取得事業原価の6億710万8,697円、II、販売費及び一般管理費が64万1,351円で、当期支出合計が6億775万48円でございます。  したがいまして、当期収支差額は174万1,285円でございます。これは、令和元年度の純利益でございます。  5ページを御覧ください。  貸借対照表でございます。  本年度残額のみ説明させていただきます。  資産の部は流動資産と固定資産を合わせまして資産合計7億6,623万9,897円、負債の部は流動負債と固定負債を合わせまして負債合計1億5,508万8,770円、資本の部は資本金と準備金を合わせまして資本合計6億1,115万1,127円、負債及び資本合計は7億6,623万9,897円となり、これは資産の部、資産合計と一致しております。  6ページを御覧ください。  利益剰余金計算書でございます。  前期繰越準備金の6億440万9,842円に令和元年度当期純利益額の174万1,285円を加えまして、準備金合計は6億615万1,127円となっております。  7ページを御覧ください。  キャッシュフロー計算書でございます。  これは年度内の現金の動きを表したものでございます。本年度のみ説明させていただきます。  I、事業活動によるキャッシュフローは計5億30万7,393円の増、これは公有地取得事業収入公有地取得事業支出より多かったことによるものでございます。  II、投資活動によるキャッシュフローは増減なし、これは基本財産及び余裕資産の定期預金預け入れによる支出と満期に伴う払戻しによる収入が同額であったためでございます。  III、財務活動によるキャッシュフローは計4億9,833万9,507円の減、これは長期借入金の借入れよりも返済が多かったことによるものでございます。  IV、現金及び現金同等物増減額は196万7,886円の増、V、現金及び現金同等物期首残高1,329万4,740円、VI、現金及び現金同等物期末残高1,526万2,626円でございます。預け入れ期間が3か月を超える定期預金残高5億9,500万円を加えた額が現金及び預金勘定残高6億1,026万2,626円となり、これは5ページにございます貸借対照表の資産の部、I、流動資産の現金及び預金の数字と一致しております。  次に、9ページを御覧ください。  令和2年度の事業計画書でございます。  総括事項の(1)業務方針といたしまして、公有地取得事業として市道熊ヶ浦鯛ノ原線(1工区)整備事業用地及び市道堂垣内広池線整備事業用地を取得する予定でございます。  令和2年度の処分事業はございません。  (2)事業内容、ア、取得事業でございます。  公有地取得事業市道熊ヶ浦鯛ノ原線(1工区)整備事業用地及び市道堂垣内広池線整備事業用地として2万4,382平方メートルを3億6,956万5,000円で先行取得する予定でございます。  (3)資金の借入及び償還計画でございます。  令和元年度末の借入金残高が1億858万5,000円、令和2年度の借入予定額は借換え分を含めまして9億4,690万9,000円、償還予定額は借換え分を含めまして5億2,515万4,000円で、その結果令和2年度末の借入金残高は5億3,034万円の予定でございます。  10ページを御覧ください。  収支予算書でございます。  本年度予算額のみ説明させていただきます。  収益的収入の部でございます。  I、事業収益0円でございます。  II、事業外収益といたしまして148万7,000円を計上しております。これは、定期預金などの受取利息でございます。  合計は148万7,000円を計上しております。  次に、2、収益的支出の部でございます。  I、事業原価0円でございます。  II、販売費及び一般管理費は、人件費、経費を合わせまして131万1,000円でございます。  合計は、131万1,000円を計上しております。  11ページを御覧ください。  3、資本的収入の部でございます。  I、資本的収入、長期借入金は9億4,690万9,000円を計上しております。  次に、4、資本的支出の部でございます。  I、資本的支出として9億40万5,000円を計上しております。主には借換えによる借入金の返済でございます。  以上で廿日市市土地開発公社の経営状況の報告を終わります。 31 ◯環境産業部長(棚田久美子) 議長。 32 ◯議長(佐々木雄三) 環境産業部長。 33 ◯環境産業部長(棚田久美子) 私からは、一般財団法人廿日市市水産振興基金と一般財団法人もみのき森林公園協会の経営状況について御説明申し上げます。  まず、一般財団法人廿日市市水産振興基金でございます。  経営状況説明書の1ページを御覧ください。  平成31年4月1日から令和2年3月31日までの事業報告書でございます。  事業の概要、(1)総括事項でございます。  廿日市地域において漁業生産基盤の整備、漁業経営基盤の強化、水産に関する技術の開発及び普及、水産業と市民の交流の推進に関する事業を行い水産物の安定供給と水産業の健全な発展に努めております。  (2)処務に関する事項でございます。  アの登記に関する事項として、評議員及び監事の変更並びに理事及び代表理事の変更の登記を行っております。  イの議決事項として、理事会を5回、評議員会を3回開催し、記載の件が議決されております。  2ページを御覧ください。  (3)業務に関する事項でございます。  事業実績といたしまして、アの漁業生産基盤の整備は、漁場整備事業及び水産施設整備事業を行いました。  イの水産に関する技術の開発及び普及は、漁場環境調査、養殖かき生育環境調査、技術研修及び青年・女性グループの育成を行いました。  ウの水産業と市民の交流の推進は、情報提供、かき消費拡大事業及びかき料理普及事業を実施いたしました。  3ページに移りまして、エの事業運営実績は、ただいま申し上げました事業内容に関する事業費でございます。  Iの事業費は、計画額2,015万円に対し、決算額は1,753万8,483円となっております。決算額が減額となった主な内容でございますが、漁業生産基盤の整備について干潟の耕うん整地に要する経費の減少及び海底耕うん並びに赤潮被害予防対策事業を実施しなかったことなどによるものでございます。  続いて、4ページを御覧ください。  収支計算書でございます。  1、収入の部の一番下の欄の収入合計Bは1,882万438円でございます。  5ページの2、支出の部、当期支出合計Cは1,760万8,808円でございます。  表の一番下の欄にある収入合計Bから支出合計Cを差し引いた次期繰越収支差額は121万1,630円となっております。  続いて、6ページを御覧ください。  令和2年3月31日現在の貸借対照表でございます。  負債はございませんので、流動資産と固定資産を合計しました2億2,551万1,630円が正味財産となっております。  続いて、7ページの令和2年4月1日から令和3年3月31日までの事業計画書でございます。  総括事項、(1)業務方針といたしましては、これまでどおり廿日市地域において漁業生産基盤の整備などの事業を行い、水産物の安定供給と水産業の健全な発展に努めてまいります。  (2)事業内容でございます。  アの漁業生産基盤の整備は、漁場整備事業のほか漁場環境保全事業、赤潮被害予防対策事業及び廃筏処理対策事業を計画しております。  8ページをお開きください。  イの漁業経営基盤の強化は、かき養殖経営安定緊急対策資金の融通に関する損失補償で、平成26年のかき採苗不調に係る緊急対策資金の融資及び令和元年8月からの高水温によるかきの生育不良に係る漁業災害特別対策資金の融資を行った広島県信用漁業協同組合連合会が貸付金を回収できず損失を生じた場合に当該連合会に対し損失補償を行います。  ウの水産に関する技術の開発及び普及は、漁場環境調査等これまでも取り組んできました各事業を継続して実施いたします。  9ページ、エの水産業と市民の交流の推進では、情報提供、かき消費拡大事業、かき料理普及事業を実施いたします。  オの事業計画は、ただいま説明いたしました事業内容に要する事業費でございます。  Iの事業費の合計ですが、915万円でございます。  10ページを御覧ください。  収支予算書でございます。  1、収入の部でございます。  当期収入合計A806万8,000円に前期繰越収支差額120万円を加えた収入合計Bは926万8,000円となっております。  続いて、2、支出の部でございます。  11ページになりますが、当期支出合計Cは、先ほどの収入合計Bと同額の926万8,000円でございます。  収入、支出ともに前年度と比較して漁業生産基盤の整備費分1,100万円の減額となっております。  以上で一般財団法人廿日市市水産振興基金の経営状況についての報告を終わります。  次に、一般財団法人もみのき森林公園協会の経営状況でございます。  経営状況説明書の1ページを御覧ください。  平成31年4月1日から令和2年3月31日までの事業報告書でございます。  事業の概要、(1)総括事項でございます。
     多様化する利用者の要望に的確に対応したサービスを提供することで、その利用の促進を図り、地域間交流の拠点性を高め、地域を活性化し、利用者の森林公園等に対する理解と啓発に努めております。令和元年度は長期のゴールデンウイークで売上げが好調であったため、当期収支差額はプラスとなっております。  (2)の処務に関する事項でございます。  議決事項として理事会を2回、評議員会を1回開催し、記載の件が議決されております。  (3)の業務に関する事項、事業実績でございます。  アの公園施設の管理運営として、園地、建物、浄水場のほか、次の2ページになりますが、汚水処理場の維持管理業務、設備機器の点検、物品の維持管理及び利用客に供する業務を行いました。  次に、イの利用の促進として、公園施設の利用促進、飲食の提供、物品の販売、各種イベントの実施、広報活動、各種ボランティア活動への支援、公園内の森林の手入れ、青少年の健全育成のほか、3ページになりますが、インバウンド事業の推進を行いました。  続きまして、ウの地域間交流の拠点性を高め、地域を活性化する事業の実施として、地域での事業及び交流事業、自然を楽しむイベント、スポーツに資するイベント、森林ボランティア活動、森林普及啓発活動を実施いたしました。  4ページを御覧ください。  エの職員のスキルアップへの取組として、各種講習会に参加しております。  オの事業運営実績は、ただいま申し上げました事業実績に関する事業費を取りまとめたものでございます。  計画額1億3,173万1,000円に対し、決算額は1億1,119万1,906円となっております。決算額が減額となった主な内容でございますが、職員の新規採用を見送ったことによる人件費の削減のほか、冬季の積雪不足で公園利用者数が伸びなかったことなどにより原価支出が抑制されたことによるものです。  5ページを御覧ください。  収支計算書でございます。  1、収入の部、一番下の欄の収入合計Bは1億1,066万7,041円でございます。  続いて、6ページを御覧ください。  2、支出の部でございます。  当期支出合計Cは1億1,119万1,906円でございます。  先ほどの5ページの収入合計Bから、6ページ下から3行目の当期支出合計Cを差し引いた次期繰越収支差額は、表の一番下の欄にありますとおり、マイナス52万4,865円となっております。  続いて、7ページを御覧ください。  令和2年3月31日現在の貸借対照表でございます。  中ほどの資産合計の額と一番下の欄の負債及び正味財産合計額は2,727万3,788円で一致しております。  9ページを御覧ください。  年度別公園利用者数でございます。  令和元年度の利用者数は合計で16万7,000人で、前年度と比較して102.5%となっております。  続いて、11ページの令和2年4月1日から令和3年3月31日までの事業計画書でございます。  総括事項、(1)業務方針といたしましては、これまでどおり安定した管理運営を行うため利用率の向上に努めるとともに、広大な森林空間を利用して子どもを対象とした環境情操教育の場の提供や実践体験イベントの実施及び運動施設を生かした事業等により利用者の健康促進に寄与してまいります。  また、令和2年度は新型コロナウイルスの感染拡大を防止するため、衛生管理、顧客管理を徹底してまいります。  (2)事業内容でございます。  アの公園施設の管理運営は、園地、建物、浄水場、汚水処理場の維持管理業務のほか、設備機器点検、物品の維持管理業務及び利用客に供する業務を行います。  12ページでございますが、イの利用の促進は、公園施設の利用促進、飲食の提供、物品の販売、各種イベントの実施、広報活動、各種ボランティア活動への支援、森林資源の活用、青少年の健全育成及びインバウンド事業の推進を行います。  13ページを御覧ください。  ウの地域間交流の拠点性を高め地域を活性化する事業の実施は、地域での事業及び交流事業、自然を楽しむイベント、スポーツに資するイベント、森林ボランティア活動、森林普及啓発活動を実施いたします。  エの職員のスキルアップへの取組は、食品衛生責任者養成講習会や安全運転管理者法定講習会などへの参加でございます。  14ページを御覧ください。  オの事業計画は、ただいま説明をいたしました事業内容に要する事業費でございます。  15ページを御覧ください。  収支予算書でございます。  1、収入の部でございます。当期収入合計A、1億1,916万2,000円に前期繰越収支差額787万5,000円を加えた収入合計Bは1億2,703万7,000円となっております。  続いて、16ページを御覧ください。  2、支出の部でございます。  当期支出合計Cは1億1,878万7,000円でございます。  以上で一般財団法人もみのき森林公園協会の経営状況についての報告を終わります。 34 ◯教育部長(寺岡慶治郎) 議長。 35 ◯議長(佐々木雄三) 教育部長。 36 ◯教育部長(寺岡慶治郎) 私のほうから、公益財団法人廿日市市芸術文化振興事業団の経営状況の報告をさせていただきます。  経営状況説明書の1ページを御覧ください。  令和元年度の事業報告書でございます。  1、事業の概要、(1)総括事項でございます。  廿日市市芸術文化振興事業団は、市民の皆様の文化活動の普及振興を図るため、各種文化事業を自主的、積極的に展開し、地域文化の振興を図るとともに、優れた芸術文化の提供や文化活動の機会の拡充に努めております。また、はつかいち文化ホール及びはつかいち美術ギャラリーの指定管理者として市民の皆様が快適に利用できるよう施設の円滑な管理運営に努めています。  (2)処務に関する事項でございます。  ア、登記に関する事項では、監事の変更登記を行っております。  イ、議事事項でございます。2ページに続いておりますが、令和元年度は定例の理事会を4回、評議員会を1回開催したほか、監事の変更に伴い、臨時の理事会、評議員会をそれぞれ1回開催しております。  次に、(3)業務に関する事項でございます。  ア、文化活動の推進では、2ページから3ページにかけて掲げているとおり、鑑賞事業、市民参加・創造事業など7項目の事業を実施しております。  4ページを御覧ください。  施設の管理運営でございます。  本市との指定管理者包括協定等に基づき、はつかいち文化ホール及びはつかいち美術ギャラリーの管理運営を行っております。  (1)施設別年間利用者数は、直近5年間の利用者数を掲載しております。  ウ、その他の事業としては、他の事業者が主催する公演チケットの受託販売など2つの事業を行っております。  続きまして、令和元年度の決算状況について御説明いたします。  5ページを御覧ください。  正味財産増減計算書でございます。  I、一般正味財産増減の部でございます。  1、経常増減の部、(1)経常収益につきましては、5ページの下から4行目、経常収益計を御覧ください。  令和元年度は2億7,658万6,118円で、前年度と比べて2,002万8,331円の増加となっております。増加の主な理由は、この表の上から5行目、収益事業が515万円の増加、中段辺りにあります利用料金収益が699万円の増加、管理受託収益が約779万円増加しているのによるものでございます。  これらの内容でございますが、事業収益のうち、美術ギャラリー事業収益が、西本喜美子写真展など好評な企画展示により、前年度と比べて約363万円増加し、受託事業収益が上田宗箇関連事業など、本市が委託した事業により前年度と比べ約606万円増加したことなどによるものでございます。  利用料金収益が前年度と比べて約699万円増加しておりますのは、県からの指導で利用料金の計上時期を入金時から利用時に変更するよう会計処理を改めたことによるものでございます。  また、管理受託収益が前年度と比べ約779万円増加しておりますのは、施設の老朽化に伴い、修繕費を増加して指定管理料を定めたことによるものでございます。  次に、(2)経常費用でございます。  6ページに続いておりますが、こちらは文化ホール及び美術ギャラリーの事業実施に係る経費である事業費と事務局運営費等に係る経費の管理費に分かれております。  6ページの一番下を御覧ください。  令和元年度の経常費用計は2億7,505万3,074円で、前年度と比べて1,399万6,858円の増加となっております。増加の主な理由は、6ページの上から13行目、事業費のうち、修繕費が約871万円の増加、同じく6ページの中段辺り、管理費のうち給料手当が約378万円増加したことなどによるものでございます。  これらの内容でございますが、修繕費につきましては、昨年度の指定管理者更新に当たり、施設の老朽化に伴う修繕の増加に対応するため、予算を増額し、施設の修繕を行ったものでございます。また、給料手当の増加につきましては、人事異動に伴う人件費の増加によるものでございます。  7ページを御覧ください。  当期経常増減額は、5ページの経常収益計2億7,658万6,118円から、6ページの経常費用計2億7,505万3,074円を引いた153万3,044円でございます。  次に、2、経常外増減の部でございます。  (1)経常外収益、(2)経常外費用ともございません。したがいまして、当期一般正味財産増減額は、当期経常増減額と同額の153万3,044円となり、一般正味財産期首残高が5,998万6,491円ですので、これを加えた一般正味財産期末残高は6,151万9,535円となっております。  次に、II、指定正味財産増減の部は、増減がなく、期末残高5,000万円は変わりません。  III、正味財産期末残高は、一般正味財産期末残高と指定正味財産期末残高を合計した1億1,151万9,535円でございます。  以上で正味財産増減計算書の説明を終わります。  続きまして、8ページを御覧ください。  貸借対照表でございます。  I、資産の部につきましては、流動資産と固定資産を合わせた資産合計は2億1,587万9,210円となっております。  次に、II、負債の部でございます。流動負債と固定負債を合わせた負債合計は1億435万9,675円となっております。  続きまして、III、正味財産の部でございます。正味財産の合計は1億1,151万9,535円で、負債及び正味財産合計は2億1,587万9,210円となり、先ほどの資産合計と一致しております。  9ページを御覧ください。  令和2年度の事業計画書でございます。  1、総括事項、(1)業務方針でございます。  引き続き、はつかいち文化ホール及びはつかいち美術ギャラリーの指定管理者として施設の管理運営を適切に行うとともに、事業団の使命である市民の皆様への適切かつ安定したサービスの提供とその向上のため、運営面において効率性や採算性を十分に考慮しながら事業展開に取り組むこととしております。昨年4月から第4期の指定管理期間がスタートしており、これまで以上に利用者の立場に立った施設の管理運営と多様な文化芸術事業の積極的な展開を目指すこととしております。  次に、10ページを御覧ください。  (2)事業内容でございます。  ア、文化活動の推進では、鑑賞事業からはつかいち音楽祭まで7つの項目を掲げ、事業を展開することにより、文化活動を推進することとしております。  イ、施設の管理運営では、指定管理者として、はつかいち文化ホール及びはつかいち美術ギャラリーの管理運営を行います。  ウ、その他の事業では、掲載しておりますとおり2事業を実施することといたしております。  11ページを御覧ください。  令和2年度の収支予算書でございます。  I、正味財産増減の部でございます。  1、経常増減の部、(1)経常収益につきましては、このページの中段より下辺り、経常収益計を御覧ください。当年度は2億9,700万2,600円で、前年度と比べて1,816万3,600円の増加となっております。増加の主な理由は、買取り公演を前年度より2事業多く計画しているため、事業収益のうち文化ホール事業収益を増加して計上しているものでございます。  次に、経常費用でございます。12ページ、中段から少し下、経常費用計を御覧ください。当年度2億9,895万6,939円で、前年度と比べて1,834万7,562円の増加となっております。増加の主な理由は、11ページの下から9行目、事業費のうち報償費が532万円の増加、その下の行、賞与引当金繰入額が432万円の増加となっております。12ページに移りまして、上から6行目、委託費が約423万円の増加、また管理費のうち委託費が約304万円増加したことによるものでございます。  以上、11ページの経常収益計の当年度予算額2億9,700万2,600円から12ページの経常費用計の当年度予算額2億9,895万6,939円を差し引いた当期経常増減額はマイナス195万4,339円となっております。
     次に、2、経常外増減の部でございます。  増減がございませんので、当期一般正味財産増減額はマイナス195万4,339円となり、一般正味財産期首残高は5,625万8,114円でございますので、一般正味財産期末残高は5,430万3,775円となります。  次に、II、指定正味財産増減の部は、増減がございません。  III、正味財産期末残高は、一般正味財産期末残高と指定正味財産期末残高を合計した額の1億430万3,775円でございます。  以上で公益財団法人廿日市市芸術文化振興事業団の経営状況についての報告を終わります。 37 ◯議長(佐々木雄三) 以上で報告が終わりました。  質疑の通告がありますので、第11番林忠正議員の発言を許します。 38 ◯11番(林 忠正) 議長。 39 ◯議長(佐々木雄三) 第11番林忠正議員。 40 ◯11番(林 忠正) それでは、一般財団法人もみのき森林公園協会について質疑させていただきます。  3件ありますけれど、まず1件目が、令和元年度決算は長期のゴールデンウイークの売上げが好調となっていますがと書いてありますけれど、後半のコロナの影響はなかったのかお聞きします。  それから、2番目が、令和元年度決算の利用料収入は大幅に増加しておりますけれど、食べるほうの収入、それから売店収入、自販機収入が大幅に減少しているのはどうしてか。  それから、3番目として、予算書の事業収入の減少はコロナの影響か、お聞きします。 41 ◯環境産業部長(棚田久美子) 議長。 42 ◯議長(佐々木雄三) 環境産業部長。 43 ◯環境産業部長(棚田久美子) 3点ほど御質問いただいております。1点目から順番に御答弁申し上げます。  1点目のゴールデンウイークの売上げが好調であったけれども新型コロナウイルスの影響ということでの御質問ですけれども、新型コロナウイルスによる影響といたしましては、令和2年3月、この頃から徐々に感染が拡大し始めたところもあるのかもしれませんが、令和2年3月の団体利用客のキャンセルがございました。そういったところで、令和元年度については3月に新型コロナウイルスの影響が出始めたという状況でございます。  それから、2点目でございます。利用収入のほうが増えているのに食喫収入、売店、自販機の収入が大幅に減少していることについてでございますけれども、9ページの利用者数の表を御覧いただきたいと思いますが、利用料収入の増加要因といたしましては、先ほど御報告のほうもさせていただきました、長期ゴールデンウイークまたは暖冬によるオートキャンプ場やアスレチックの利用者が例年よりも多かったというところにあると思っております。ただ、宿泊者数につきましては、平成30年度とあまり変わらない状況であるということがございますので、以上のことから、御質問のありました食喫収入、売店収入、自販機収入が減少している主な要因というのは、日帰り利用者の利用、レストランであるとか売店であるとか、そういったところの利用が少なかったということによるものというふうに捉えております。  それから、3点目の御質問、収支予算書の事業収入の減少がコロナの影響かどうかということで、これは令和2年度、今年度のところの部分についての御質問と思います。新型コロナウイルスの影響が原因で3月の時点、理事会で次年度のどういったことをやるかという協議をするわけですけれども、3月の時点で今日までの状況を推測できたかどうかというわけではございませんけれども、既に令和2年3月から団体利用客のキャンセルが入ってきたということを受けまして、令和2年度の収支予算においても4月分の宿泊利用者等を例年より低く想定して事業収入を予算化しているといったところが要因でございます。  以上でございます。 44 ◯11番(林 忠正) 議長。 45 ◯議長(佐々木雄三) 第11番林忠正議員。 46 ◯11番(林 忠正) よく分かりました。もう一件、公益財団法人廿日市市芸術文化振興事業団について質疑させていただきます。2件あります。  まず1件目が、令和元年度決算の利用者数、事業収益について見ると、文化ホールは大幅に減少して、美術ギャラリーが大幅に増加しておりますけれど、どうしてか。先ほどちょっと説明いただいた件に関連はしてくると思います。  それから、先ほど言いましたように、後半のコロナの影響をお聞きします。  それから、2番目として収支予算書の事業収益は大幅に増加しておりますけれど、コロナの影響はないのかお聞きします。 47 ◯教育部長(寺岡慶治郎) 議長。 48 ◯議長(佐々木雄三) 教育部長。 49 ◯教育部長(寺岡慶治郎) それでは、私のほうから御答弁をさせていただきます。  まず、令和元年度決算の利用者数と収益に関する減少、美術ギャラリーはどうかということです。  令和元年度の文化ホール入場者数は13万9,680人でございました。前年度と比較いたしまして1万8,165人減少しております。これは、新型コロナウイルス感染症の影響によりまして令和2年1月から3月の利用者が前年度の同時期と比較いたしまして1万8,365人減少したことが主な理由でございます。  令和元年度の文化ホール事業収益は、811万2,399円でありまして、前年度と比較いたしまして426万8,466円減少いたしております。これは、令和元年度に実施いたしました買取り公演の件数が前年度の3件から1件に減少したことで、その収益が前年度から大きく減少したものでございます。  一方、令和元年度の美術ギャラリーの入場者は4万1,900人で、これは前年度と比較いたしまして1万568人増加をしております。これは、先ほど御説明しましたような西本喜美子写真展でございます。これは、11月22日から12月22日の期間で開催されておりまして、過去最高となったことが主な理由でございます。  美術ギャラリーの収益事業は474万1,977円で、前年度と比較しまして363万7,889円増加しております。これは、先ほど申し上げました西本喜美子写真展の収益が主な増加の要因でございます。  以上でございます。  それで続きまして、収支予算書の事業収益が大幅に増加しているがコロナの影響はないかという御質問でございます。  芸術文化振興事業団におきましては、10月から次年度の当初予算を作成いたしまして、3月の理事会で承認を受けております。令和2年度の当初予算に、新型コロナウイルス感染症の影響により見込まれる事業収益等の減収分を反映はできておりません。そのため事業計画が増加のままのこのたびの報告となっておるものでございます。  なお、令和2年4月18日から1か月間、文化ホールと美術ギャラリーを臨時休館したほか、イベント開催時の収容人数を制限しておりますことから、今年度の事業につきましては当初の計画から大幅に変更を実施しておる状況でございます。  具体的には、文化ホールでは8月末までの実施事業を全て中止あるいは延期、美術ギャラリーでは5月に開催いたしました収蔵作品展を除いて8月までに開催予定であった3つの自主事業が中止または延期となっている状況でございます。  以上でございます。 50 ◯11番(林 忠正) 議長。 51 ◯議長(佐々木雄三) 第11番林忠正議員。 52 ◯11番(林 忠正) よく分かりました。終わります。 53 ◯議長(佐々木雄三) 以上で通告による質疑は終わりました。  ほかに質疑はありませんか。 54 ◯20番(栗栖俊泰) 議長。 55 ◯議長(佐々木雄三) 第20番栗栖俊泰議員。 56 ◯20番(栗栖俊泰) まず、もみのき森林公園協会について質問させていただきます。  ただいま林議員のほうからもあったのでかぶる点もあるかもしれませんが、まず昨年度の決算状況について、ゴールデンウイーク等の増収もあっておおむねいい感じかなというような受け止めをしたんですけども、実際蓋を開けてみますと昨年よりも売上げは減ってますし、今回も1,000万円ぐらい、内部保留じゃないですけど、お金、現金があるんですよね。これも職員を採用しなかったことによる600万円職員給与費が減ってるということによるものなので、一応形的には経営的にはいいようには見えますけど、実態としては本当にかなり厳しい。これは毎年、毎年言ってるんですけども、その辺について認識、どのようにお考えかをまずお聞かせください。 57 ◯環境産業部長(棚田久美子) 議長。 58 ◯議長(佐々木雄三) 環境産業部長。 59 ◯環境産業部長(棚田久美子) 今議員さんのほうから御指摘がございましたとおり、令和元年度につきましてはゴールデンウイークが長かったといったところではございますが、基本的にもみのき森林公園協会の経営状況が厳しいということには変わりはないというふうに私どもは捉えております。実態としては、昨年度も御質問いただきまして、自転車操業になっているのではないかという御指摘をいただいたと思いますが、報告書の7ページの貸借対照表にもありますとおり、実際の貯金から未払金などを処理しますとそれほどの財産が現金が残るという状況ではないので、そこはかなり厳しいという捉え方を私どももしております。 60 ◯20番(栗栖俊泰) 議長。 61 ◯議長(佐々木雄三) 第20番栗栖俊泰議員。 62 ◯20番(栗栖俊泰) ありがとうございます。厳しい状況だということは認識されてると思うので、しっかりと市としてもできるだけの支援をしていただきたいなというふうに思いますが、続けてある今年度の収支予算の部分です。先ほどの説明の中にもコロナの部分も若干配慮したような形では書いてありますが、実際3月に決まったものがあって、今実態はどういう状況なのかという部分を大変心配しております。5月ゴールデンウイーク、一番収入のある時期を閉館しておりますので相当減っているとは思うんですが、逆にアウトドアブームというか、密を避けるためにアウトドアの部分でキャンプ場とかそういった部分というのは伸びているような話も聞いています。実態がどうなのかという部分が大変心配なんですが、その辺現時点でお答えができればお聞かせをいただきたいなというふうに思います。  それと、これは芸術文化振興事業団のほうとも関わるんですが、先ほど説明がありましたけども、やはり3月に立ててる予算なので、現状を反映してないということは分かるんです。ただ、今9月なんです。6月の議会で例えば報告があるんだったらまだ百歩譲っていいんですが、9月の状況であって質問しない限り今の状況がどうだということが、形上それは報告できないのかもしれませんが、全くないというのはどうなのかな。今みたいな状況が今後起こる可能性というのはそんなにはないとは思うんですけども、やはりこういう有事の際の在り方、報告の仕方という部分はちょっと考えるべきかなというふうに感じたんですが、その点についてもお答えいただけたらと思います。 63 ◯環境産業部長(棚田久美子) 議長。 64 ◯議長(佐々木雄三) 環境産業部長。 65 ◯環境産業部長(棚田久美子) 2点ほど御質問いただいております。  先に今の状況が分かりにくいといったところでございます。そちらのほうからお答えをさせていただこうと思いますけれども、一応もみのき森林公園協会の理事会として決議をしている内容が令和2年3月の終わりぐらいといったところがございまして、それ以降臨時の理事会等は今のところ開かれていないということで、その時点での資料ということで説明をさせていただいております。ただ、御指摘をいただいたところについては、今後改善をしていきたいと思いますけれども。  ちなみに1点目の御質問、今年の状況はどうかなといったところです。  今私どもが協会のほうから報告を受けておりますのが、7月ぐらいまでの利用状況でございます。やはりかなりコロナの、キャンプ場などは一定程度の利用者は確かにあるんですが、コロナの影響がかなり出ております。トータルでいいますと、約、対前年の7月利用者数に比べて46.8%ですから半分という状況です。これが、一つ要因としてありますのは、実は令和2年4月21日から令和2年5月19日の間、県のほうから休業要請がございまして、その間開けてなかったといったところで、やはり利用者数が伸びなかったといったところはございます。議員さんおっしゃられるように、もみのき森林公園の収益というのは4月、5月が非常に重要な月でございましたので、大変厳しいというか、痛いところではあります。ただ、広島県のほうも、そこはちゃんと手当てをしていただいておりまして、休業期間中の支援ということで、今のところ460万円ちょっとぐらいのお金をもみのき森林公園協会のほうに追加での支払いということで、県のほうも一応御努力をいただいているという状況です。 66 ◯20番(栗栖俊泰) 議長。 67 ◯議長(佐々木雄三) 第20番栗栖俊泰議員。 68 ◯20番(栗栖俊泰) ありがとうございます。最後に聞いた今年度の部分の考え方なんですけども、もう多分そんなにあることではないと思うんですけど、市長にお伺いするんですが、例えばこういう状況になったときに、9月の報告ですから、例えば途中で、補正じゃないですけども今の現状はどうだというふうな形の報告の入れ方、これそのもの自体を少し見直すべきだと思うんですけども、これはトップの決断だと思うんで、その点についてだけお答えください。 69 ◯市長(松本太郎) 議長。 70 ◯議長(佐々木雄三) 市長。 71 ◯市長(松本太郎) 今部長からも御答弁させていただきましたように、やはり改善すべきところは改善させていただきたい。私どもも今回こうした未曽有の惨事ということで、本当に経験のない中で手探りでやってまいりました。議会の皆さんへの説明も遅れたことは本当に真摯におわびを申し上げます。今後はあるべき姿を議会の皆さんと一緒に探っていきたいと思いますので、どうぞ御理解いただきますようにお願い申し上げます。 72 ◯議長(佐々木雄三) ほかに質疑はありませんか。 73 ◯2番(北野久美) 議長。 74 ◯議長(佐々木雄三) 第2番北野久美議員。 75 ◯2番(北野久美) 水産振興基金の7ページにあります事業計画の中の廃筏処理対策事業費なんですけれども、100万円で今回新たに出た事業だと思うんですけれども、この内容の詳細についてお伺いします。  あと今回は試験運用ということなんですけれども、今回の事業でどのぐらいのいかだが処理できるのかということをお伺いします。 76 ◯環境産業部長(棚田久美子) 議長。 77 ◯議長(佐々木雄三) 環境産業部長。 78 ◯環境産業部長(棚田久美子) 今御質問いただきました項目、令和2年度の初めて着手する事業でございます。内容でございますけれども、地御前漁協さんのほう、この基金が地御前漁協さんの基金ということになりますが、こちらのほうがこれまでいかだに使っておりました竹を廃棄するときに竹原市のほうにございます業者のほうに委託をしておったようでございますけれども、そちらが熊本の災害のごみの処理のほうでもうオーバーフロー状態になっているということで、そちらのほうに地御前漁協さんのほうからいかだを搬入することが今できない状況になっておりまして、その対策に苦慮をされているということです。  今回試験的にやらせていただきたいのは、その竹材の廃棄につきまして、廿日市市内の業者さんが粉砕しましてチップ化することに御協力をいただけるということがございましたので、そこで試験的にやっていきたいというふうには思っています。竹材がなかなか、切るときに機械を傷める部分もあるということがございますので、今年度どれぐらいの量ができるかというのはちょっとまだ今の段階では確定的なことは申し上げられないんですけれども、事業者さんのほうも年間50台から100台未満ぐらいの間でできればなというにはおっしゃっておられるんですが、これはちょっと試験的なところなので今からやってみて年間どれぐらいの処理量ができるかといったところはまた出していきたいというふうには思います。 79 ◯2番(北野久美) 議長。 80 ◯議長(佐々木雄三) 第2番北野久美議員。 81 ◯2番(北野久美) 内容は理解したんですけれども、今回の100万円でどのぐらいのいかだが処理できるのかなというのをお伺いしたんですけれども、今回地御前の漁協だけで年間、多いときで100近くのいかだを処理してるというのをお聞きしています。今回試験運用後にもしこれが継続して可能であれば、これがどのぐらいで処理できるのか分からないんですけれども、かなりカキ業者さんに負担になるのかなと思いまして、市のほうでもこの件に関して支援のほうを考えていらっしゃるのかお伺いしたいと思います。 82 ◯環境産業部長(棚田久美子) 議長。 83 ◯議長(佐々木雄三) 環境産業部長。 84 ◯環境産業部長(棚田久美子) どれぐらいできるかっていうのは本当にやってみないと分からないところなんですが、カキのいかだに含まれている塩分を抜いたりするという期間もあったりしますので、実際に今年度間でどこまでできるかというのはちょっとやってみないと分からないところはあります。地御前漁協さんのこの基金のほうを活用して今回試験的にやらせていただきますけれども、もしうまくいけば市内の違うエリアのカキ業者さんでもできるかどうかという次の段階に移っていくというようなことを少し考えておりますけれども、一応今年は試験的なところといったところで100万円で請け負っていただくということになっております。市のほうとしては、今回のこの結果を見てから次の段階で少し検討したいというふうに思っています。 85 ◯2番(北野久美) 議長。 86 ◯議長(佐々木雄三) 第2番北野久美議員。 87 ◯2番(北野久美) これからいろいろ検討されるということなんですけれども、かなりの負担になるんじゃないかと懸念しております。今後カキ業者さんの声を聞いていただきながら、負担軽減できるようにぜひ努めていただきたいと思いますけれども、最後にお願いいたします。 88 ◯環境産業部長(棚田久美子) 議長。 89 ◯議長(佐々木雄三) 環境産業部長。 90 ◯環境産業部長(棚田久美子) もう一つ考え方として、カキというのが広島県の特産品としてエッジが立っているものなので、この課題は実は廿日市市だけではないんだろうと思います。広島県の沿岸部の自治体の皆さんともちょっと情報共有しながら進めていくところは必要かなというふうに思っております。 91 ◯議長(佐々木雄三) ほかに質疑はありませんか。 92 ◯18番(大畑美紀) 議長。 93 ◯議長(佐々木雄三) 第18番大畑美紀議員。 94 ◯18番(大畑美紀) 文化芸術振興事業団についてなんですが、先ほど説明してくださいました経常収益です、予算の。事業を多くしたと説明されましたが、分かりにくかったのでもう一度説明をお願いします。  それから、人事異動による人件費の増について、もう少し詳しくお答えください。  それから、新型コロナ対応の関係で、出演予定だった方へのキャンセル料がどのような状況か伺います。 95 ◯教育部長(寺岡慶治郎) 議長。 96 ◯議長(佐々木雄三) 教育部長。 97 ◯教育部長(寺岡慶治郎) 人件費の増加の要因ということでございますが、これは、金額がどこのところでありましょうか。ちょっとお待ちください。収支予算書のところでございますでしょうか。収支、はい。給料手当。     (「休憩したれや」と呼ぶ者あり)  すいません。先にキャンセル料のところを先に御説明させていただきます。
     施設の利用料金の還付につきまして、コロナが原因ということであれば全額を還付させていただくということで手続をさせていただいておりまして、申請は6月30日まで受け付けておりまして、還付した合計が508万9,375円ほどこのたび還付をさせていただいとる状況でございます。  人件費につきましては、ちょっとお待ちください。はい、すいません。この賞与の引当金の繰入金のことかと思いますが……はい、すいません。人件費が増加しておりますのは、大変失礼しました、事務局職員が嘱託職員だったのが1名増加したことによって人件費の増加になっております。  あとは、もう一問は。     (18番大畑美紀「経常収益が予算で多い」     と呼ぶ)  これは、先ほど御説明しました買取り事業を当初予算ベース、昨年度2事業であったのを4事業に増やすということの計画の中で収益が増加しているものでございます。 98 ◯18番(大畑美紀) 議長。 99 ◯議長(佐々木雄三) 18番大畑美紀議員。 100 ◯18番(大畑美紀) 1つだけなんですが、キャンセル料、これはチケットなどの払戻しのことでお答えいただいたと思うんですが、出演者、予定だった方がキャンセル、事業がなくなったことで収入が途絶えるということで、それのキャンセル料の支払いはなかったのか。今後予算でもあるかどうか伺います。 101 ◯教育部長(寺岡慶治郎) 議長。 102 ◯議長(佐々木雄三) 教育部長。 103 ◯教育部長(寺岡慶治郎) この件につきましては確認をいたしておりませんので、その辺は承知をしておりません。申し訳ございません。 104 ◯議長(佐々木雄三) ほかにありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 105 ◯議長(佐々木雄三) なければ質疑を終結いたします。  以上で報告第21号市が資本金の2分の1以上を出資等している法人の経営状況説明書についてを終わります。  ここで休憩いたします。   ~~~~~~~~○~~~~~~~~     休憩 午前10時54分     再開 午前11時14分   ~~~~~~~~○~~~~~~~~ 106 ◯議長(佐々木雄三) 休憩前に引き続き会議を開きます。   ~~~~~~~~○~~~~~~~~   日程第6 報告第22号 専決処分事項の報   告について(令和2年度廿日市市一般会計補   正予算(第7号)) 107 ◯議長(佐々木雄三) 日程第6、報告第22号専決処分事項の報告について(令和2年度廿日市市一般会計補正予算(第7号))を議題といたします。  直ちに報告を求めます。 108 ◯経営企画部長(金谷善晴) 議長。 109 ◯議長(佐々木雄三) 経営企画部長。 110 ◯経営企画部長(金谷善晴) 報告第22号専決処分事項の報告についてを御説明申し上げます。  令和2年9月定例市議会補正予算の概要(専決処分)を御覧ください。  専決処分いたしておりますのは、令和2年度一般会計補正予算(第7号)でございます。  専決処分の内容でございますが、新型コロナウイルス感染症対策に係るもので、保育園及び児童館並びに児童会における感染症対策経費を追加するものと、地域外来・検査センターの設置、運営に係る経費などを補正させていただいたものでございます。  なお、このたびの専決処分につきましては、地方自治法第180条第1項の規定による市長の専決処分事項のうち、緊急を要するもので市費負担100万円以内の予算の追加構成及び全額寄附または全額国庫もしくは県負担による予算の追加構成を定めることによるものでございます。  報告第22号を御覧ください。  地方自治法第180条第1項の規定により、専決処分を行い、同条第2項の規定により御報告を申し上げるものでございます。  2ページを御覧ください。  第1表歳入歳出予算補正、歳入でございます。  15款国庫支出金、2項国庫補助金、補正額850万円、16款県支出金、2項県補助金、補正額3,970万円、合計4,820万円を追加させていただいております。  歳出でございます。  3款民生費、2項児童福祉費、補正額3,300万円、4款衛生費、1項保健衛生費、補正額1,520万円、合計4,820万円を追加させていただいております。  事項別明細書の総括は省略させていただきまして、8ページ、9ページを御覧ください。  2の歳入でございます。  15款国庫支出金、2項国庫補助金及び16款県支出金、2項県補助金につきましては、歳出のところで説明させていただきます。  10ページ、11ページを御覧ください。  3の歳出でございます。  3款民生費、2項児童福祉費、3目保育園費、11ページ、説明欄002保育園管理運営事業、補正額750万円でございます。これは、公立保育園の感染症対策に要する経費を追加するものでございます。財源は全額県支出金の新型コロナウイルス感染症緊急包括支援交付金でございます。同じく説明欄003私立保育園運営事業、補正額1,650万円でございます。これは、民間保育園が実施する感染症対策に要する経費に対し、補助するものでございます。財源は、全額県支出金の新型コロナウイルス感染症緊急包括支援交付金でございます。  6目児童福祉施設費、説明欄002児童館管理運営事業、補正額50万円でございます。これは、児童館の感染症対策に要する経費を追加するものでございます。財源は全額県支出金の新型コロナウイルス感染症緊急包括支援交付金でございます。同じく説明欄003児童会管理運営事業、補正額850万円でございます。これは、児童会の感染症対策に要する経費を追加するものでございます。財源は、全額国庫支出金の子ども・子育て支援交付金でございます。  4款衛生費、1項保健衛生費、2目予防費、説明欄004新型コロナウイルス感染症対策事業、補正額1,520万円でございます。これは、市内における感染症の拡大に備え、感染症患者等を搬送するための専用車両の購入費420万円と、佐伯地区医師会が設置運営するドライブスルー方式による地域外来・検査センターの運営に要する経費への補助金1,100万円でございます。財源は、全額県支出金で、新型コロナウイルス感染症疑い患者搬送車両整備費補助金420万円及び地域外来・検査センター運営体制支援費補助金1,100万円でございます。  専決処分年月日は、令和2年8月17日でございます。  以上で報告第22号の説明を終わります。 111 ◯議長(佐々木雄三) 以上で報告は終わりましたが、質疑があれば許します。  質疑はありませんか。 112 ◯10番(広畑裕一郎) 議長。 113 ◯議長(佐々木雄三) 第10番広畑裕一郎議員。 114 ◯10番(広畑裕一郎) 早速ですが、PCRの検査センターについて質問いたします。  8月22日に開設したということですけども、これまでにどのくらいの検査が行われてきたのかお答えください。基本的に1日当たりの今の検査最大予定数と、それから業務時間等について、まずお答えください。 115 ◯福祉保健部長(中川美穂) 議長。 116 ◯議長(佐々木雄三) 福祉保健部長。 117 ◯福祉保健部長(中川美穂) このPCR検査センターでございますけれども、既存の帰国者・接触者外来で検査を受けていた方たちが水曜日、木曜日、土曜日にこちらに検査に来られるというものでございます。8月22日にスタートいたしまして、週3日、これまで全ての日、運営をしております。手元に詳細の検査の数は持ってないのでございますけれども、1日当たり現状では3件から5件というような形の疑い患者さんが来て検査をされているというのが現状でございます。 118 ◯10番(広畑裕一郎) 議長。 119 ◯議長(佐々木雄三) 第10番広畑裕一郎議員。 120 ◯10番(広畑裕一郎) 改めてお尋ねをいたします。  ここは、もう一回どのような方が今の検査が受けられるのかと。例えば自分が今熱があるんで直接行ったら検査ができるのかとか、そういった今の問合せもあるんで、その辺はっきり教えてください。 121 ◯福祉保健部長(中川美穂) 議長。 122 ◯議長(佐々木雄三) 福祉保健部長。 123 ◯福祉保健部長(中川美穂) これは、従来の帰国者・接触者外来というところで検査をしていたものを補完する形で設置をしております。今おっしゃったような自由に検査を受けられるのかというと、従来の取扱いと一緒で受けられません。例えば医療機関でお医者さんが検査が必要ということを症状から判断をされた方、あるいは濃厚接触者という、陽性者の接触があったというような方で保健所から指示された方など、全て保健所を通しての検査の対象となる方の割り振りになりますので、自由に御自身が受けたいというような方に検査を受けていただけるものではありません。 124 ◯10番(広畑裕一郎) 議長。 125 ◯議長(佐々木雄三) 第10番広畑裕一郎議員。 126 ◯10番(広畑裕一郎) では何も進んでないように思うんですけども、保健所の指示によって検査を決めるんであれば何も進んでないように思うんですけど、廿日市市にある今の個人外来の医師がこれは検査したほうがいいという場合に、保健所を通じずにそこで検査できるっていうことで聞いたような気がするんですが、そういうことでよろしいんですか。 127 ◯福祉保健部長(中川美穂) 議長。 128 ◯議長(佐々木雄三) 福祉保健部長。 129 ◯福祉保健部長(中川美穂) 当初この検査センターを設置することについて医師会等と協議の中ではそういう形を望む声もございました。ただ、今廿日市の中の医療機関でお医者さんが疑わしいと、検査をしたほうがいいと判断された方については、全て県の保健所で、検査を受けていただくということの振り分けをせず、全て受けることができる形になっておりますので、結果としてお医者さんが検査が必要とされた方は、一度保健所を通りますけれども全て受けていただくということができる形になっております。 130 ◯10番(広畑裕一郎) 議長。 131 ◯議長(佐々木雄三) 第10番広畑裕一郎議員。 132 ◯10番(広畑裕一郎) いや、何か廿日市の市民が独自に検査しやすくなる体制が医師会がやることで市の補助でできるようになったんかなあって思ったんですが、そうではないんかなあと思うんですが。  あともう一つ、今の総合病院でもPCR検査をやってるって聞いたんですけども、総合病院との今の役割のすみ分けっていうか、そういったものもあったと思うんですけども、その話を聞くと、何か同じことのような気がしたんですけども、結局市民にとって何のメリットがこれで出るのかちょっと分からなくなったんですが、どうですか。 133 ◯福祉保健部長(中川美穂) 議長。 134 ◯議長(佐々木雄三) 福祉保健部長。 135 ◯福祉保健部長(中川美穂) 今総合病院とおっしゃいましたけれども、実際に廿日市の市内に帰国者・接触者外来というそのPCR検査の検体を取ることができるという機関が既存で3つございました。全て基本的には保健所のほうから検査を受ける人の振り分けをしておりまして、今の水曜日、木曜日、土曜日にこの市が医師会と設置しております検査機関が検査を受け持つことで、既存の医療機関の負担が軽減されることによって、医療体制への負担が軽減されるということが市民の方へのメリットだと思っております。 136 ◯10番(広畑裕一郎) 議長。 137 ◯議長(佐々木雄三) 第10番広畑裕一郎議員。 138 ◯10番(広畑裕一郎) いや、あまりメリットを感じないんですけど。ただ、今の今後数がどんどん増えるというか、第3波とかが来た場合には、件数がたくさんできるようになるということは言えるんですか。 139 ◯市長(松本太郎) 議長。 140 ◯議長(佐々木雄三) 市長。 141 ◯市長(松本太郎) 今部長からも答弁させていただきましたように、今回の廿日市のPCR検査センターの設置の意義ですけれども、やはり今申し上げましたように、既存の3つのPCR検査場がかなり負担が大きくなってると。これから第2波、第3波が来たときに対応し切れない可能性が出てくるということで、廿日市においても独自のPCR検査場を設けようというものでございます。今ある3つの検査場をしっかりとこれからも維持していくためにも、もう一つ別のPCR検査場が必要だといったところで今回設けたわけであります。  確かに議員がおっしゃるように、これからそのPCR検査を受ける幅を広げていく、これは県もかなり力を入れてやっていただいております。これは県と国としっかり連携しなきゃいけないんだろうと思いますが、これからは自分がもしかしたら陽性なんじゃないんかなというふうに不安に思っている方が検査をしっかりと受けて診療がしっかりと受けられるというのがこれから目指していく社会のあるべき姿なんだろうと思いますが、こういったものは県としっかりまた協力しながら市長会を通じてまたお話をさせていただきたいと思いますので、まずは御理解いただきたいと思います。 142 ◯10番(広畑裕一郎) 議長。 143 ◯議長(佐々木雄三) 広畑裕一郎議員。 144 ◯10番(広畑裕一郎) はい。あまり時間がないんであれですけども、最後に今の420万円で搬送車を購入されたということですが、この搬送というこの車の使い方について教えてください。お願いします。 145 ◯福祉保健部長(中川美穂) 議長。 146 ◯議長(佐々木雄三) 福祉保健部長。 147 ◯福祉保健部長(中川美穂) 感染症の患者の搬送というのは、基本的に県の役割になっております。ただ、この新型コロナが市中に蔓延するかもしれない中で、例えばPCR検査を受けて陰性ではあるけれども、陰性になっても2週間の健康観察の期間というのがございます。その間に災害が起きてその方をどこかに安全な避難場所、感染症の対応ができている避難場所に移送するですとか、あともう一点、宮島の観光客の方も想定をしておりますけれども、観光客の方に何か症状が出て移送が必要になったというようなケースもこの車で移送させていただいてはどうかと考えております。あとこれは県からの補助で購入をさせていただくのですけれども、県からはクラスターなどの大量の患者が発生したときに現行の県が移送しているものを手伝うことができないかというような相談も受けているところでございます。 148 ◯10番(広畑裕一郎) 議長。 149 ◯議長(佐々木雄三) 第10番広畑裕一郎議員。 150 ◯10番(広畑裕一郎) やっぱり聞いてよかったなと思うんですけども、────────────────────車のない方が今のそれは感染の疑いのある方を搬送させるために使われるものかとちょっと思ったんですよ。それ以外にも使われるというのは結構なんですが、そういうケースでは使われないんでしょうか。 151 ◯福祉保健部長(中川美穂) 議長。 152 ◯議長(佐々木雄三) 福祉保健部長。 153 ◯福祉保健部長(中川美穂) 現状で新型コロナウイルスの感染の疑いの患者の方が検査場に行くのに交通機関がないとおっしゃる方の場合は、県の保健所が移送をしております。これは、市が買わせていただくのと同じ装備をした車で移送しておりますので、基本的に最初に申し上げたとおり、患者等の移送というのは県の役割になっているというところでございます。
    154 ◯10番(広畑裕一郎) 議長。 155 ◯議長(佐々木雄三) 第10番広畑裕一郎議員。 156 ◯10番(広畑裕一郎) ───────────────────────────────────  以上で終わります。 157 ◯議長(佐々木雄三) ほかに質疑はありませんか。 158 ◯19番(高橋みさ子) 議長。 159 ◯議長(佐々木雄三) 第19番高橋みさ子議員。 160 ◯19番(高橋みさ子) 保育園の管理事業、それから私立保育園運営事業、また児童館、児童会の管理運営事業で、今回施設修繕などの追加が出てますけれども、具体的な内容についてお伺いをいたします。 161 ◯子育て担当部長(川下晃一) 議長。 162 ◯議長(佐々木雄三) 子育て担当部長。 163 ◯子育て担当部長(川下晃一) 全体的には感染予防ということで、換気対策を行っていきたいと思っております。主には、感染予防の消耗品等々、あと施設の換気対策ということで、施設の網戸がついてないところがございますので、より換気をよくするために網戸の設置等を考えております。全体的には、主にそういった内容になります。 164 ◯19番(高橋みさ子) 議長。 165 ◯議長(佐々木雄三) 第19番高橋みさ子議員。 166 ◯19番(高橋みさ子) 分かりました。あと3月にこういうコロナウイルスの感染が拡大し始めた頃、児童館、留守家庭児童会においても子どもたちの感染、クラスターが起きないようにというようなことでいろいろ対策は講じられたところですけど、あと職員体制ですね、児童館の人員体制についても強化するべきではないかというような声もありましたけど、現状では留守家庭児童会の状況についてはいかがな対策が取られているかお伺いをいたします。 167 ◯子育て担当部長(川下晃一) 議長。 168 ◯議長(佐々木雄三) 子育て担当部長。 169 ◯子育て担当部長(川下晃一) 児童会の職員体制につきましては、おおむね整ってきているところではございますけれども、まだ不足している児童会もありますので、随時募集をかけておりまして、職員体制を充実していくように現在も進めているところでございます。 170 ◯19番(高橋みさ子) 議長。 171 ◯議長(佐々木雄三) 第19番高橋みさ子議員。 172 ◯19番(高橋みさ子) 前回も言いましたけれども、会計年度職員とか、そういった今回のコロナの感染によって失業された方とかそういうこともありますので、ぜひ市民の中でそういった雇用の場としてでも広げていっていただきたいというふうに思います。これは要望として終わりたいと思います。 173 ◯議長(佐々木雄三) ほかに質疑はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 174 ◯議長(佐々木雄三) これをもって質疑を終結いたします。  以上で報告第22号専決処分事項の報告について(令和2年度廿日市市一般会計補正予算(第7号))を終わります。   ~~~~~~~~○~~~~~~~~   日程第7 報告第23号 専決処分事項の報   告について(損害賠償の額を定めることにつ   いて) 175 ◯議長(佐々木雄三) 日程第7、報告第23号専決処分事項の報告について(損害賠償の額を定めることについて)を議題といたします。  直ちに報告を求めます。 176 ◯建設部長(河崎勝也) 議長。 177 ◯議長(佐々木雄三) 建設部長。 178 ◯建設部長(河崎勝也) 報告第23号専決処分事項の報告(損害賠償の額を定めることについて)、御説明申し上げます。  議案説明書の1ページを御覧ください。  1の専決処分した理由でございます。  令和2年7月28日午前8時頃、債権者が所有する原動機付自転車を債権者本人が運転して廿日市市宮内地内の市道阿品高通線を阿品台方面へ進行中、路面の表層が剥離してできた穴に前輪及び後輪が落ち、同車の後輪が損傷したものでございます。  この事故による損害賠償において示談解決を図るため、その損害賠償額の決定について、地方自治法第180条第1項の規定により専決処分したものでございます。  2の専決処分の内容でございます。  損害賠償額は、物的損害の原動機付自転車後ろタイヤ及びホイールの修理費用6,518円で、債権者は議案説明書に記載のとおりでございます。  過失割合でございますが、事故発生時が通学の時間帯で明るく、運転手にも前方注意義務があり、走行中に当該箇所を予見し避けることも可能であったこと、また市の道路管理については通常備えるべき安全性を欠いており瑕疵があったことなど、同様の事故の過去の判例等も参考にした上で総合的に判断し、市が3割、相手方が7割といたしました。  事故の申出につきましては、債権者より後日受けたものでございまして、当該箇所につきましては同日の道路パトロールにより午前10時頃には応急対応したところでございます。  再発防止策でございますが、引き続き道路パトロールをより強化することで事故の未然防止に努めてまいります。  3の専決処分年月日は、令和2年8月5日でございます。  4の根拠法令は、地方自治法第180条第1項及び第2項並びに市長の専決処分事項第4号でございます。  5の参照法令は、国家賠償法第2条でございます。  以上で報告第23号の専決処分事項の報告について説明を終わります。 179 ◯議長(佐々木雄三) 以上で報告は終わりましたが、質疑があれば許します。  質疑はありませんか。 180 ◯20番(栗栖俊泰) 議長。 181 ◯議長(佐々木雄三) 第20番栗栖俊泰議員。 182 ◯20番(栗栖俊泰) 前回もこのような形でありまして、また起こってしまったというのは大変残念なんですが、その被害を受けられた方が大した、けがはないと、修理だけで済んだということでほっとしてます。また道路パトロールがその後すぐに直したということで、第2、第3の被害者が出なかったということは本当に幸いだなというふうに思います。聞きたいのは、前回の質疑の際に、雨が降っていても補修できる新しい材料を購入して対応するというふうなことを言われてたんですが、実際その後それをどのぐらい活用されてるのか。実際、特に今回長雨がすっごく続いてたんで、それの効果っていうのがあったのかどうかという部分についてお聞かせいただきたいと思います。 183 ◯建設部長(河崎勝也) 議長。 184 ◯議長(佐々木雄三) 建設部長。 185 ◯建設部長(河崎勝也) 前回報告ありました雨でも対応できる材料につきまして購入いたしまして、たしか10袋ぐらいだったと思いますけど、それは活用させていただいて、ほかの箇所で修理等を行いました。  それで、そこについての事故等も未然に防げた状況ではございます。 186 ◯20番(栗栖俊泰) 議長。 187 ◯議長(佐々木雄三) 第20番栗栖俊泰議員。 188 ◯20番(栗栖俊泰) しっかり活用されてるということで安心しました。これからも事故が発生しないように対応していただきたいんですが、最後にお伺いをすれば、やはり雨が降ってもできるというのは今までのものとかなり違って、補修がすごくやりやすいとかという状況だったのかっていう部分を併せて教えていただきたいと思うんですけど。 189 ◯建設部長(河崎勝也) 議長。 190 ◯議長(佐々木雄三) 建設部長。 191 ◯建設部長(河崎勝也) 言われますとおり、雨、水があっても対応できるということで、ほかの一般の合材、レミファルトといいますか、常温合材につきましては、施工しても固まらない、転圧のしようがないんで、水の中で雨があれば対応不可能ということで、今回のこの製品につきましては非常に効果があると確認をしております。 192 ◯議長(佐々木雄三) ほかに質疑はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 193 ◯議長(佐々木雄三) これをもって質疑を終結いたします。  以上で報告第23号専決処分事項の報告について(損害賠償の額を定めることについて)を終わります。  ここで暫時休憩いたします。   ~~~~~~~~○~~~~~~~~     休憩 午前11時43分     再開 午前11時44分   ~~~~~~~~○~~~~~~~~ 194 ◯議長(佐々木雄三) 休憩前に引き続き会議を開きます。   ~~~~~~~~○~~~~~~~~   日程第8 議案第77号 廿日市市宮島まち   づくり交流センター設置及び管理条例 195 ◯議長(佐々木雄三) 日程第8、議案第77号廿日市市宮島まちづくり交流センター設置及び管理条例を議題といたします。  直ちに提案理由の説明を求めます。 196 ◯自治振興部長(村田克己) 議長。 197 ◯議長(佐々木雄三) 自治振興部長。 198 ◯自治振興部長(村田克己) 議案第77号廿日市市宮島まちづくり交流センター設置及び管理条例について、提案理由及び内容を御説明申し上げます。  議案説明書の3ページを御覧ください。  1の制定の理由でございます。  地域の生涯学習及びまちづくりの振興を図るとともに、触れ合いと交流を通じて活力ある地域社会を創造するため、廿日市市宮島まちづくり交流センターを設置し、その管理に関して必要な事項を定めようとするものでございます。  2の条例の内容でございます。  (1)の宮島まちづくり交流センターの区分、名称及び位置でございます。区分は、本館及び分館がございます。本館の名称は、廿日市市宮島まちづくり交流センター、位置は廿日市市宮島町412番地でございます。分館の名称は、廿日市市宮島まちづくり交流センター杉之浦、位置は廿日市市宮島町993番地1でございます。  (2)の事業でございます。  ア、生涯学習の推進に関すること、イ、まちづくり活動の支援に関すること、ウ、市民と来訪者との交流促進に関すること、エ、宮島まちづくり交流センターの目的を達成するために必要な事業に関することとしております。  (3)の開館時間でございます。午前9時から午後9時30分までとしております。  (4)の休館日でございます。  ア、本館にあっては、次に掲げる日でございます。(ア)月曜日。ただし、月曜日が国民の祝日に関する法律に規定する休日に当たるときは、その直後の休日でない日。(イ)12月29日から翌年の1月3日までの日としております。  4ページを御覧ください。  イ、分館にあっては、次に掲げる日でございます。(ア)国民の祝日に関する法律第2条に規定する日。(イ)12月29日から翌年の1月3日までの日としております。  (5)の施設等の使用料でございます。  アの本館でございますが、表中の区分、集会室1からステージまでの基本使用料を設定しております。  5ページを御覧ください。  イの分館でございますが、表中の区分、大研修室から調理室までの基本使用料を設定しております。  本館及び分館の使用料につきましては、人件費、維持管理費、減価償却費などの原価から算定をいたしております。  (6)の指定管理者による管理等、(7)の指定管理者の指定、6ページを御覧ください、(8)の指定管理者が行う業務までにつきましては、宮島まちづくり交流センターの管理等を指定管理者に行わせることもできるよう規定をするものでございます。  (9)関係条例の廃止及び改正でございます。  アでございますが、この条例の施行に伴い、廿日市市宮島観光会館設置及び管理条例を廃止するものでございます。  イでございますが、同じくこの条例の施行に伴い、廿日市市市民センター条例の一部を改正し、宮島市民センター及び宮島杉之浦市民センターを廃止するものでございます。
     3の施行期日でございます。  施行日は、令和3年4月1日でございます。ただし、宮島まちづくり交流センターの使用の許可及びこれに係る手続並びに別表の使用料については、令和2年10月1日から施行するものでございます。  4の根拠法令は、地方自治法第225条、第228条、第244条の2の第1項、第3項、第4項、第8項及び第9項でございます。  以上で議案第77号の提案理由及び内容の説明を終わります。御審議のほどよろしくお願いいたします。 199 ◯議長(佐々木雄三) 以上で提案理由の説明が終わりましたので、これより質疑に入ります。  質疑はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 200 ◯議長(佐々木雄三) 質疑なしと認めます。  本件は総務常任委員会に付託し、環境産業常任委員会との連合審査といたします。   ~~~~~~~~○~~~~~~~~   日程第9 議案第78号 職員の特殊勤務手   当に関する条例の一部を改正する条例 201 ◯議長(佐々木雄三) 日程第9、議案第78号職員の特殊勤務手当に関する条例の一部を改正する条例を議題といたします。  直ちに提案理由の説明を求めます。 202 ◯総務部長(藤井健二) 議長。 203 ◯議長(佐々木雄三) 総務部長。 204 ◯総務部長(藤井健二) 議案第78号職員の特殊勤務手当に関する条例の一部を改正する条例について、提案理由及び内容を御説明申し上げます。  議案説明書の9ページを御覧ください。  1、提案の要旨でございます。  職員が新型コロナウイルス感染症により生じた事態に対処するための作業に従事する場合に、当該作業の危険性及び特殊性を考慮し、防疫等作業に係る特殊勤務手当の特例を定めようとするものでございます。  改正の内容につきましては、(1)といたしまして、職員が新型コロナウイルス感染症から市民の生命及び健康を保護するために緊急に行われた措置に係る作業に従事した日1日につき3,000円を支給するものとし、(2)といたしまして、新型コロナウイルス感染症の患者もしくはその疑いのある者の身体に接触して、またはこれらの者に長時間にわたり接して行う作業等に従事したときは、当該作業に従事した日1日につき4,000円を支給するものでございます。  2、施行期日でございますが、公布の日から施行し、新型コロナウイルス感染症が政令により指定感染症として定められた日でございます令和2年2月1日から適用するものでございます。  3、根拠法令は、地方自治法第204条第2項及び第3項並びに地方公務員法第24条第5項及び第25条第3項でございます。  以上で議案第78号の提案理由及び内容の説明を終わります。御審議のほどよろしくお願いいたします。 205 ◯議長(佐々木雄三) 以上で提案理由の説明が終わりましたので、これより質疑に入ります。  質疑はありませんか。 206 ◯11番(林 忠正) 議長。 207 ◯議長(佐々木雄三) 林忠正議員。 208 ◯11番(林 忠正) 常任委員会が違いますのでちょっと確認させていただきたいんですけれど、この対象になる方を今の職員でどういう方がそういう職場というんですか、どういう方が対象になると想定しておられるかお聞きします。 209 ◯総務部長(藤井健二) 議長。 210 ◯議長(佐々木雄三) 総務部長。 211 ◯総務部長(藤井健二) 今現在想定しておりますのは、例えば子育て応援室の方が保護者が陽性時に一時保護所へ児童を搬送した場合、あるいは地域包括支援センターが高齢者宅の訪問支援事業等でそういった陽性者の方のところにお伺いした場合、それから健康推進課のほうが先ほどもちょっと御説明をいたしましたがPCR検査センター等への送迎、こういったものを行った場合、また消防職員、こちらのほうが搬送を行った場合というのが4,000円のものということで想定をしております。また、3,000円のものにつきましては、これはいろんな施設の消毒を行う場合、あるいは救急車両を消毒する場合ということでございますので、それぞれ担当した者に適用しようと考えているところでございます。 212 ◯11番(林 忠正) 議長。 213 ◯議長(佐々木雄三) 林忠正議員。 214 ◯11番(林 忠正) よく理解しました。ありがとうございます。 215 ◯議長(佐々木雄三) ほかに質疑はありませんか。 216 ◯19番(高橋みさ子) 議長。 217 ◯議長(佐々木雄三) 高橋みさ子議員。 218 ◯19番(高橋みさ子) 具体的な職種については分かりました。それで、施行期日なんですけれども、公布をした日、適用が令和2年2月1日というふうに書いてあります。この特殊勤務手当については、総務省のほうも4月、消防庁については3月に各市町に通達が来ておると思います。自治体によっては早い時期にこういった特殊勤務手当の条例改正をされてたところもあるんですが、今回廿日市市がなぜこの時期になったかというようなことについてお伺いをいたします。  それと、遡ってということなんで、2月1日以降、こういった作業に関わられた方の人数を把握しておられたら、それについてもお伺いをいたします。 219 ◯総務部長(藤井健二) 議長。 220 ◯議長(佐々木雄三) 総務部長。 221 ◯総務部長(藤井健二) この時期に関しましては、先ほど議員さんおっしゃったように、3月、まず人事院規則のほうが変わりまして、国のほうでダイヤモンド・プリンセス、あるいは武漢からのチャーター機、こういった方のものが職場としての対象になったということでございまして、その後4月に入りまして、そういった一般のホテルであるとか、あるいはこの緊急搬送した場合の車両、こういったものも範囲が広げられたという状況でございます。  議員さんおっしゃるとおり、6月議会で幾つかの市町がこの特殊勤務手当を条例を改正をしとるという状況でございます。私ども少しいろいろな状況を見させてもらってたという状況でございまして、また国のほうも3月に制定をした中で1月27日に遡ってるということもございまして、最初からといってはいけないとは思うんですが、そういった遡りということも想定する中でいろいろと研究をさせてもらっていたという状況でございまして、この時期になったということでございます。  それから、今までの実際の例でございますが、これにつきましては、実際に消防のほうが少しそういった疑い例の搬送をしたものがございまして、一番最初が大体4月の当初にそういったものが1桁台の日付でそういったものの搬送があったということでございまして、一応件数については把握をしておりまして、それを含めた中で今回の補正予算額というのを算定しとる状況でございます。 222 ◯議長(佐々木雄三) ほかに質疑はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 223 ◯議長(佐々木雄三) これをもって質疑を終結いたします。  本件は総務常任委員会に付託いたします。  ここで休憩いたします。   ~~~~~~~~○~~~~~~~~     休憩 午前11時59分     再開 午後0時59分   ~~~~~~~~○~~~~~~~~ 224 ◯議長(佐々木雄三) 休憩前に引き続き会議を開きます。   ~~~~~~~~○~~~~~~~~   日程第10 議案第80号 廿日市市特定教   育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営   に関する基準を定める条例の一部を改正する   条例 225 ◯議長(佐々木雄三) 日程第10、議案第80号廿日市市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例を議題といたします。  直ちに提案理由の説明を求めます。 226 ◯子育て担当部長(川下晃一) 議長。 227 ◯議長(佐々木雄三) 子育て担当部長。 228 ◯子育て担当部長(川下晃一) 議案第80号廿日市市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例について、提案理由及び内容の御説明を申し上げます。  議案説明書の13ページを御覧ください。  1、提案の要旨でございます。  地域の自主性及び自立性を高めるための改革の推進を図るための関係法律の整備に関する法律において子ども・子育て支援法の一部が改正されたことにより、条例で引用している同法の規定が移動したことに伴い、必要な規定の整理を行おうとするものでございます。  2、施行期日は、公布の日からでございます。  3、根拠法令は、子ども・子育て支援法第34条第2項及び第46条第2項でございます。  以上で議案第80号の提案理由及び内容の説明を終わります。御審議のほどよろしくお願いいたします。 229 ◯議長(佐々木雄三) 以上で提案理由の説明が終わりましたので、これより質疑に入ります。  質疑はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 230 ◯議長(佐々木雄三) 質疑なしと認めます。  本件は文教厚生常任委員会に付託いたします。   ~~~~~~~~○~~~~~~~~   日程第11 議案第79号 廿日市市産業振   興基本条例の一部を改正する条例 231 ◯議長(佐々木雄三) 日程第11、議案第79号廿日市市産業振興基本条例の一部を改正する条例を議題といたします。  直ちに提案理由の説明を求めます。 232 ◯環境産業部長(棚田久美子) 議長。 233 ◯議長(佐々木雄三) 環境産業部長。 234 ◯環境産業部長(棚田久美子) 議案第79号廿日市市産業振興基本条例の一部を改正する条例について、提案理由及び内容を御説明申し上げます。  議案説明書の11ページを御覧ください。  1の提案の要旨でございます。  令和2年6月に成立した中小企業の事業承継の促進のための中小企業における経営の承継の円滑化に関する法律等の一部を改正する法律、いわゆる中小企業成長促進法でございますが、こちらにおきまして、中小企業による地域産業資源を活用した事業活動の促進に関する法律、これはいわゆる地域資源法と呼ばれるものでございますが、こちらが廃止されることなどに伴い、必要な規定の整理を行おうとするものでございます。  2の施行期日は、公布の日でございます。  3の根拠法令は、地方自治法第14条第1項及び第2項でございます。  4の参照法令は、平成28年に当該条例を制定する際に参照いたしました中小企業基本法第6条並びに小規模企業振興基本法第7条第1項及び第2項でございます。  以上で議案第79号の提案理由及び内容の説明を終わります。御審議のほどよろしくお願いいたします。 235 ◯議長(佐々木雄三) 以上で提案理由の説明が終わりましたので、これより質疑に入ります。  質疑はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 236 ◯議長(佐々木雄三) 質疑なしと認めます。  本件は環境産業常任委員会に付託いたします。   ~~~~~~~~○~~~~~~~~   日程第12 議案第81号 令和2年度廿日   市市一般会計補正予算(第8号) 237 ◯議長(佐々木雄三) 日程第12、議案第81号令和2年度廿日市市一般会計補正予算(第8号)を議題といたします。
     直ちに提案理由の説明を求めます。 238 ◯経営企画部長(金谷善晴) 議長。 239 ◯議長(佐々木雄三) 経営企画部長。 240 ◯経営企画部長(金谷善晴) 議案第81号令和2年度廿日市市一般会計補正予算(第8号)について、提案理由及び内容の御説明を申し上げます。  令和2年9月定例市議会補正予算の概要を御覧ください。  1、歳入歳出予算補正10億7,619万9,000円の増額補正でございます。  (1)の新型コロナウイルス感染症対応1億9,785万9,000円でございます。これは、新型コロナウイルス感染症への対応として、引き続き感染拡大の防止や医療・福祉サービスの提供体制の確保などに取り組むものでございます。  補正予算の内容でございます。  アの職員給与費76万9,000円でございます。これは、先ほど議案第78号職員の特殊勤務手当に関する条例の一部を改正する条例で提案理由を御説明させていただいた防疫等作業に従事する職員の特殊勤務手当でございます。  イの市議会議員選挙事業405万6,000円でございます。これは、感染症対策として投票所に設置するアルコール消毒液や飛沫防止用パーティションなどを購入するための消耗品費でございます。  ウの介護施設等整備事業1,039万6,000円でございます。これは、介護施設等における感染拡大を防止するため、特別養護老人ホームなど5施設の簡易陰圧装置及び換気設備の設置費用を補助するものでございます。  エの予防接種事業7,034万8,000円でございます。これは、新型コロナウイルス感染症とインフルエンザの同時流行に備え、医療提供体制を確保するとともに、市民の健康を保持するために実施するもので、高齢者のインフルエンザの予防接種費用に係る自己負担額を1,500円から1,000円に変更し、また新たに妊婦及び生後6か月から小学校3年生の子どもを対象におおむね1,000円の自己負担により接種できるよう助成するものなどでございます。  オの新型コロナウイルス感染症対策事業2,459万4,000円でございます。これは、医療従事者及び社会福祉施設等従事者が安心して業務に従事できるよう、宿泊施設の提供など必要な支援を行うもので、協力していただく宿泊事業者が受入れに要したかかり増し経費を支援するものと、医療従事者等の宿泊に要する経費を支援するための補助金などでございます。  カのひろしまの森づくり事業1,010万円でございます。これは、新型コロナウイルス感染症の影響による木材需要の減少などに伴い、木材の生産量が減少した林業事業体を支援するため、市有林及び民有林整備に係る委託料及び補助金を追加するものなどでございます。  キの消防庁舎等維持管理事業106万7,000円でございます。これは、感染予防として消防職員が使用する寝具類に係る使用料及び賃借料を追加するものでございます。  クの小学校ICT活用教育推進事業3,129万9,000円でございます。これは、GIGAスクール構想の実現に向け、引き続きICT教育環境を整備するための経費で、タブレット端末の附属品購入や予備機としてタブレット端末の購入費を追加するものなどでございます。  ケの中学校ICT活用教育推進事業1,523万円でございます。これは、小学校と同様、タブレット端末の附属品購入費や予備費としてタブレット端末の購入費を追加するものなどでございます。  コの予備費3,000万円でございます。これは、新型コロナウイルス感染症の予防、感染拡大防止等に係る対策を迅速に行うための経費として予備費を追加するものでございます。  (2)のまちづくり推進基金積立金4億7,612万5,000円でございます。これは、宮島ボートレース企業団の令和元年度決算において未処分利益剰余金が生じ、そのうち9億5,000万円が本市と大竹市へ配分されたことに伴い、第6次総合計画などの取組に活用するため、この配分金をまちづくり推進基金に積み立てるものでございます。  なお、9億5,000万円のうち、本市への配分額は73.25%に当たる6億9,587万5,000円でございますが、そのうち2億1,975万円は配分見込額として令和2年度当初予算に計上してあるため、その差額の4億7,612万5,000円をこのたびの補正予算により追加するものでございます。  (3)の吉和支所複合施設整備事業1,440万円でございます。これは、吉和支所複合施設整備の実施設計業務委託料について、当初予算では債務負担行為の限度額4,800万円を計上し、業務完了となる令和3年度に全額支払うものとしておりましたが、本年9月1日から測量及び建設コンサルタント等業務における前払い金制度を導入したことに伴い、本年度に支払う前払い金として当該業務委託料の10分の3に当たる1,440万円を補正するものでございます。  (4)の市民税課税一般事業1,100万円でございます。これは、法人市民税及び個人市民税の還付金が当初の見込みを上回ることから、市民税過誤納還付金を追加するものでございます。  (5)の戸籍住民基本台帳一般事業1,994万6,000円でございます。これは、国の施策としてマイナンバーカードを用いたオンライン申請やマイナポイントによる消費活性化、健康保険証としての利用などを推進するもので、電子証明書関係事務手続に用いるシステムの機能強化などを行うため、地方公共団体情報システム機構へ支払う負担金を追加するものなどでございます。  (6)の重度心身障害者医療費給付事業375万4,000円でございます。これは、令和元年度の福祉医療費公費負担事業費が確定したことにより、超過交付となった令和元年度分の県補助金を返還するものでございます。  (7)の予防接種事業44万円でございます。これは、予防接種の状況等を管理している健康管理システムについて、ロタウイルスワクチンが定期接種化されたことに伴い、新たに管理項目を加えるためのシステム改修手数料でございます。  2ページを御覧ください。  (8)の林業人材育成事業137万8,000円でございます。これは、森林環境譲与税を財源として実施するもので、先進的な技術や機器の購入などによる効率的な経営を行う林業従事者の担い手の確保と育成を図るため、林業経営体に対し林業用機械等の整備費用の一部を補助するものでございます。  (9)の漁港整備事業1,000万円でございます。これは、梅原漁港護岸改良工事について国から補助金の追加内示があったため、工事請負費を追加するものでございます。  (10)の河川整備事業1億3,600万円でございます。これは、普通河川毛保川において、流下能力を確保し、台風や大雨時の浸水被害を防止するため、護岸や河床の改修を行うための工事請負費でございます。  (11)の職員給与費2,000万円でございます。これは、令和2年7月豪雨等の災害対応により時間外勤務手当が不足する見込みとなったため、今後の災害対応に備え、災害対策本部等に従事する職員の時間外勤務手当を追加するものでございます。  (12)の防災行政無線整備事業1億4,829万7,000円でございます。これは、廿日市地域及び大野地域において、現行の防災行政無線放送の音達範囲から外れているエリアの音達状況を改善するための工事請負費でございます。  (13)の小学校維持管理事業2,500万円でございます。これは、小学校施設の老朽化に伴う雨漏りや空調設備の故障、設備機器の不具合などが当初の見込みを上回って発生したことなどにより、維持補修費が不足する見込みとなったため、維持管理工事請負費を追加するものでございます。  (14)の中学校維持管理事業1,200万円でございます。これは、中学校施設の老朽化に伴うコンクリート躯体のひび割れ、空調設備の故障、設備機器の不具合などが当初の見込みを上回って発生したことなどにより、維持補修費が不足する見込みとなったため、維持管理工事請負費を追加するものでございます。  次に、2の繰越明許費補正、河川整備事業ほか、3の債務負担行為補正、吉和支所複合施設整備事業実施設計業務委託料、4の地方債補正、吉和支所複合施設整備事業ほかにつきましては、議案書で御説明いたします。  令和2年度廿日市市一般会計補正予算(第8号)の4ページ、5ページを御覧ください。  第2表繰越明許費補正、1の追加でございます。  7款土木費、3項河川費、事業名、河川整備事業8,160万円の繰越しでございます。これは、先ほど歳出予算で御説明いたしました河川整備事業について、年度内に適正な工期の確保ができないため、工事請負費を繰り越すものでございます。  8款消防費、1項消防費、事業名、防災行政無線整備事業8,897万9,000円でございます。これは、先ほど歳出予算で御説明いたしました防災行政無線整備事業について、年度内に適正な工期の確保ができないため、工事請負費を繰り越すものでございます。  第3表債務負担行為補正、1の変更でございます。  吉和支所複合施設整備事業実施設計業務委託料、補正前期間、令和2年度から令和3年度までを、補正後期間、令和3年度とし、補正前限度額4,800万円を補正後限度額3,360万円とし、1,440万円減額するものでございます。これは、先ほど歳出予算で御説明いたしました吉和支所複合施設整備事業に係る実施設計業務委託料について、本年度に前払い金を支払うこととしたため、債務負担行為の限度額及び期間を変更するものでございます。  第4表地方債補正、1の変更でございます。  吉和支所複合施設整備事業、補正前限度額1億8,900万円を補正後限度額2億250万円とし、1,350万円増額するものでございます。これは、歳出の実施設計業務委託料の補正財源として追加するものでございます。  漁港整備事業、補正前限度額1,500万円を補正後限度額1,950万円とし、450万円増額するものでございます。これは、歳出の梅原漁港護岸改良工事請負費の補正財源として追加するものでございます。  河川整備事業、補正前限度額2億290万円を補正後限度額3億3,890万円とし、1億3,600万円増額するものでございます。これは、歳出の毛保川改良工事請負費の補正財源として追加するものでございます。  急傾斜地崩壊対策事業、補正前限度額1億1,490万円を補正後限度額1億2,290万円とし、800万円増額するものでございます。これは、当初予算に計上している急傾斜地崩壊対策事業の測量設計業務において、丸石地区の崩壊対策工事に係る実施設計を行うこととしたため、その委託料の財源として市債を追加するものでございます。  防災行政無線整備事業、補正前限度額1,100万円を補正後限度額1億5,920万円とし、1億4,820万円増額するものでございます。これは、歳出の防災行政無線機能増設工事請負費の補正財源として追加するものでございます。  起債の方法、利率、償還の方法は、補正前と同様でございます。  以上で議案第81号の提案理由及び内容の説明を終わります。御審議のほどよろしくお願いいたします。 241 ◯議長(佐々木雄三) 以上で提案理由の説明が終わりましたので、これより質疑に入ります。  質疑はありませんか。 242 ◯19番(高橋みさ子) 議長。 243 ◯議長(佐々木雄三) 高橋みさ子議員。 244 ◯19番(高橋みさ子) まちづくり推進基金積立金についてお伺いをいたします。  この宮島競艇の未処分利益剰余金のうち、4億7,612万5,000円が今回まちづくり推進基金に積み立てられてますけど、当初予算で同じように収益事業収入、諸収入のところで宮島競艇の収益事業収入として2億1,975万円で、これを合計して今回の廿日市分の大方7億円だというふうには聞いたんですが、どうして、以前ならこの9月の定例議会で未処分利益剰余金は一括で廿日市市に入って補正予算で計上されてたものが、今年度についてはそういうふうな諸収入としてまず当初予算に上げて、また今回こういう形で残り分を補正で上げてこられると、このやり方というか、剰余金の配分の在り方についてお伺いをいたします。変更点についてお伺いをいたします。 245 ◯総務部長(藤井健二) 議長。 246 ◯議長(佐々木雄三) 総務部長。 247 ◯総務部長(藤井健二) すいません。このモーターボート競走の事業収入に関しましては、これまでいろいろボートレース宮島の経営状況等を勘案をしながら予算要求をしてきたところでございますが、本年度におきましてはこれまでの経営状況、こういったものも鑑みる中で、当初予算で当初見込額を大竹市と廿日市を含めて3億円程度配分があるのではないのかなということで想定をいたしまして当初予算計上させていただいたところでございます。この3億円分を大竹と廿日市で案分をいたしますと、2億1,975万円ということで、先ほど議員さん御指摘いただいた当初予算での予算額ということになります。しかしながら、今回かなりそういったボートレースの経営状況よかったということでございまして、そういった未処分利益が多いということでございまして、全体的に9億5,000万円の配分金があるという状況の中で、廿日市に対しては6億9,587万5,000円が配分されるということが決まったわけで、今回こういった補正予算を上げさせていただいたという状況でございます。 248 ◯19番(高橋みさ子) 議長。 249 ◯議長(佐々木雄三) 高橋みさ子議員。 250 ◯19番(高橋みさ子) 今の分け方というか、それについては分かったんですけれども、これまではそういうやり方でなくって9月で一括でという形だったんで、何で今回、当初予算のときもちょっと疑問には思ったんですが、見込みで上げておいて決算でというやり方については、今後もこういうやり方でやられるのか、こういうやり方におけるメリットといいますか、当然9月にならないと競艇のほうの決算もできてないのにそういう形で上げてこられるということについては少々疑問に思うんですが、もう一度こういうやり方に変えたメリットについてお伺いをしたい。もし、当然収益が見込まれるから当初予算で上げられたんでしょうけれども、私は収益事業収入というのがもっと違う形で、未処分利益剰余金ではなくて、競艇の初めの中の予算立ての中で、廿日市、大竹にはどういった形、周辺対策費ではないですけれども、そういった形で出されてきたものかと思っておりましたので、ちょっと今回の逆に当初の予算が引かれるという部分ではちょっと納得できなかったんですが、再度こういった未処分利益剰余金の配分の分け方について、もう一度お伺いをいたします。 251 ◯総務部長(藤井健二) 議長。 252 ◯議長(佐々木雄三) 総務部長。 253 ◯総務部長(藤井健二) 当然我々も勝手にこれを予算計上しとるわけではございませんで、ボートレースのほうといろいろと連絡調整をさせていただく中で、この程度のものは見込めるかなということで調整をしながら当初予算のほうを上げさせていただいているところでございます。議員さんおっしゃるとおり、確かに9月にならないと決算も済まないという状況でございまして、実際にはまたこういった9月補正というのも今後も必要になるかもしれませんが、当初に関してはこれまでと同様にそういったボートレースのほうと緊密に連携を取りながらそういった想定をした中で予算計上というものをこれからも続けていきたいと考えております。 254 ◯議長(佐々木雄三) ほかに質疑はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 255 ◯議長(佐々木雄三) これをもって質疑を終結いたします。  本件は予算特別委員会に付託いたします。   ~~~~~~~~○~~~~~~~~   日程第13 議案第82号 令和2年度廿日   市市介護保険特別会計補正予算(第1号) 256 ◯議長(佐々木雄三) 日程第13、議案第82号令和2年度廿日市市介護保険特別会計補正予算(第1号)を議題といたします。  直ちに提案理由の説明を求めます。 257 ◯福祉保健部長(中川美穂) 議長。 258 ◯議長(佐々木雄三) 福祉保健部長。 259 ◯福祉保健部長(中川美穂) 議案第82号令和2年度廿日市市介護保険特別会計補正予算(第1号)について、提案理由及び内容の御説明を申し上げます。  令和2年9月定例市議会補正予算の概要、2ページ、下の表を御覧ください。  1、歳入歳出予算補正3,812万7,000円の追加補正でございます。  (1)の介護給付費負担金等返還金3,812万7,000円でございます。これは、国、県及び社会保険診療報酬支払基金から概算交付を受けている令和元年度の介護給付費負担金及び地域支援事業交付金について、実績額が確定いたしましたので超過交付分を返還するものでございます。  以上で議案第82号の提案理由及び内容の説明を終わります。御審議のほどよろしくお願いいたします。 260 ◯議長(佐々木雄三) 以上で提案理由の説明が終わりましたので、これより質疑に入ります。  質疑はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 261 ◯議長(佐々木雄三) 質疑なしと認めます。  本件は文教厚生常任委員会に付託いたします。   ~~~~~~~~○~~~~~~~~   日程第14 議案第83号 公の施設の指定   管理者の指定について(廿日市市佐方市民セ   ンター) 262 ◯議長(佐々木雄三) 日程第14、議案第83号公の施設の指定管理者の指定について(廿日市市佐方市民センター)を議題といたします。     〔本件は、地方自治法第117条の規定に     より、第6番新田茂美議員は除斥となる     が、申合せにより既に退席済み〕  直ちに提案理由の説明を求めます。 263 ◯自治振興部長(村田克己) 議長。 264 ◯議長(佐々木雄三) 自治振興部長。 265 ◯自治振興部長(村田克己) 議案第83号公の施設の指定管理者の指定について、提案理由及び内容を御説明申し上げます。  議案説明書の15ページを御覧ください。  1の提案の要旨でございます。  廿日市市佐方市民センターの指定管理者の指定期間が令和3年3月31日をもって満了することに伴い、当該施設の指定管理者を新たに指定しようとするものでございます。  廿日市市佐方市民センターの指定管理者につきましては、施設の目的及び業務の性質から、非公募により佐方地区の地域自治組織である佐方アイラブ自治会から申請を受け、指定管理者選定委員会において審査が行われ、令和2年6月26日付で選定委員会委員長から、当該申請者を指定管理者とすることについて適当との報告を受けております。
     (1)の公の施設の名称は、廿日市市佐方市民センターでございます。  (2)の指定管理者となる団体の名称は、廿日市市佐方一丁目4番28号、佐方アイラブ自治会、会長新田茂美氏でございます。  (3)の指定の期間は、令和3年4月1日から令和8年3月31日までの5年間でございます。  2の根拠法令は、地方自治法第244条の2第6項でございます。  以上で議案第83号の提案理由及び内容の説明を終わります。御審議のほどよろしくお願いいたします。 266 ◯議長(佐々木雄三) 以上で提案理由の説明が終わりましたので、これより質疑に入ります。  質疑はありませんか。 267 ◯19番(高橋みさ子) 議長。 268 ◯議長(佐々木雄三) 高橋みさ子議員。 269 ◯19番(高橋みさ子) 指定管理を今回3年から5年に延ばされるということで、これまでの実績も踏まえて適格だという判断をされたというふうには思います。指定管理料の件なんですけれども、指定管理料が平均で割ったら、これまでは年1,783万円だったのが、今回2,193万1,000円というふうに指定管理料が値上がりしています。普通の民間の施設であれば、長期間で指定管理してもらうと逆に指定管理料が安くなったりとかというようなことがあるんですが、これは市民センターなんでなかなかそれは適合しないかもしれないんですけど、ただ年間の指定管理料が値上がりした理由、根拠についてお伺いします。これは、串戸も同じなんですけれども、根拠をよろしくお願いいたします。 270 ◯自治振興部長(村田克己) 議長。 271 ◯議長(佐々木雄三) 自治振興部長。 272 ◯自治振興部長(村田克己) 委託料の増額の主な要因でございますけど、今年度から地方公務員法、それと地方自治法の一部改正が行われておりまして、市の非常勤職であった直営の市民センター長につきましても、再任用職員もしくは任期付職員ということになって、いわゆる人件費のほうが上がっております。今申しましたように、市の直営の市民センターと基本的に同一労働、同一賃金という考え方に基づいておりますので、指定管理となるこういった施設についても、その人件費の見直しを行って、今回の指定管理料に必要額を計上しておるということでございます。     (19番高橋みさ子「分かりました」と呼     ぶ) 273 ◯議長(佐々木雄三) ほかに質疑はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 274 ◯議長(佐々木雄三) これをもって質疑を終結いたします。  本件は総務常任委員会に付託いたします。   ~~~~~~~~○~~~~~~~~   日程第15 議案第84号 公の施設の指定   管理者の指定について(廿日市市串戸市民セ   ンター) 275 ◯議長(佐々木雄三) 日程第15、議案第84号公の施設の指定管理者の指定について(廿日市市串戸市民センター)を議題といたします。  直ちに提案理由の説明を求めます。 276 ◯自治振興部長(村田克己) 議長。 277 ◯議長(佐々木雄三) 自治振興部長。 278 ◯自治振興部長(村田克己) 議案第84号公の施設の指定管理者の指定について、提案理由及び内容を御説明申し上げます。  議案説明書の17ページを御覧ください。  1の提案の要旨でございます。  廿日市市串戸市民センターの指定管理者の指定期間が令和3年3月31日をもって満了することに伴い、当該施設の指定管理者を新たに指定しようとするものでございます。  廿日市市串戸市民センターの指定管理者につきましては、施設の目的及び業務の性質から、非公募により串戸地区の地域自治組織である串戸地区自治協議会から申請を受け、指定管理者選定委員会において審査が行われ、令和2年6月26日付で選定委員会委員長から、当該申請者を指定管理者とすることについて適当との報告を受けております。  (1)の公の施設の名称は、廿日市市串戸市民センターでございます。  (2)の指定管理者となる団体の名称は、廿日市市串戸二丁目13番13号、串戸地区自治協議会、会長市里尚弘氏でございます。  (3)の指定の期間は、令和3年4月1日から令和8年3月31日までの5年間でございます。  2の根拠法令は、議案第83号と同じく、地方自治法第244条の2第6項でございます。  以上で議案第84号の提案理由及び内容の説明を終わります。御審議のほどよろしくお願いいたします。 279 ◯議長(佐々木雄三) 以上で提案理由の説明が終わりましたので、これより質疑に入ります。  質疑はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 280 ◯議長(佐々木雄三) 質疑なしと認めます。  本件は総務常任委員会に付託いたします。   ~~~~~~~~○~~~~~~~~   日程第16 議案第85号 財産の取得につ   いて 281 ◯議長(佐々木雄三) 日程第16、議案第85号財産の取得についてを議題といたします。  直ちに提案理由の説明を求めます。 282 ◯教育部長(寺岡慶治郎) 議長。 283 ◯議長(佐々木雄三) 教育部長。 284 ◯教育部長(寺岡慶治郎) 議案第85号財産の取得について、提案理由及び内容を御説明申し上げます。  議案説明書の19ページを御覧ください。  1の提案の要旨でございます。  廿日市市立の小学校17校及び中学校10校に整備する備品を買い入れようとするものでございます。  2の取得する財産でございます。  タブレット端末1,000台でございます。これは、GIGAスクール構想の実現に向けた児童生徒1人1台端末整備の一環として取得するもので、タブレット端末の概要は7月臨時議会で財産の取得を御承認いただいた8,117台と同一機種である教育クラウド用端末クロームブックY2でございます。  当初1人1台端末の整備に当たり、既存の教育用タブレット端末を含めて計画しておりましたが、既存の教育用タブレット端末は持ち帰って各家庭で使用するには適さない仕様であり、このたび家庭に持ち帰って使用することが可能なタブレット端末を追加整備するものでございます。  8,117台の財産取得の際には、指名競争入札を行い、相手方を決定いたしましたが、このたびの取得につきましては、8,117台と同一機種を整備することで学校での運用を円滑に行うという観点から、前回指名競争入札の落札業者である株式会社ソルコムIT事業本部ソリューションビジネス部と随意契約を行うこととしたものでございます。  なお、納入時期でございますが、令和3年3月5日を最終納入期限といたしております。  3の取得価格でございます。  4,400万円でございます。  4の相手方でございます。  広島市南区皆実町一丁目10番2号、株式会社ソルコムIT事業本部ソリューションビジネス部、ソリューションビジネス部長福島淳二氏でございます。  5の根拠法令でございますが、議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第3条でございます。  以上で議案第85号の提案理由及び内容の説明を終わります。御審議のほどよろしくお願いいたします。 285 ◯議長(佐々木雄三) 以上で提案理由の説明が終わりましたので、これより質疑に入ります。  質疑はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 286 ◯議長(佐々木雄三) 質疑なしと認めます。  本件は文教厚生常任委員会に付託いたします。  以上で本日の日程は全部終了いたしました。  本日はこれにて散会いたします。   ~~~~~~~~○~~~~~~~~     散会 午後1時42分  以上のとおり会議の経過を記載して、その相違ないことを証するた め、ここに署名する。    廿日市市議会議長    佐々木 雄 三    廿日市市議会議員    田 中 憲 次    廿日市市議会議員    藤 田 俊 雄 このサイトの全ての著作権は廿日市市議会が保有し、国内の法律または国際条約で保護されています。 Copyright (c) HATSUKAICHI CITY ASSEMBLY MINUTES, All rights reserved....