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  1. 廿日市市議会 2019-06-07
    令和元年第2回定例会(第4日目) 本文 開催日:2019年06月07日


    取得元: 廿日市市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-09-24
    ▼最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1   ~~~~~~~~○~~~~~~~~     開議 午前9時29分 ◯議長佐々木雄三) 皆さんおはようございます。  ただいま出席議員が28名であります。定足数に達しておりますので、直ちに本日の会議を開きます。  ここで報道関係者から、写真、ビデオ撮影の申し出がありますので、廿日市市議会傍聴規則第11条の規定により、これを許可いたします。  本日の議事日程は、あらかじめお手元に配付したとおり行いますので、ご了承願います。   ~~~~~~~~○~~~~~~~~   日程第1 会議録署名議員の指名 2 ◯議長佐々木雄三) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。  会議規則第88条の規定により、本日の会議録署名議員は、議長において第10番広畑裕一郎議員、第11番林忠正議員の2名を指名いたします。   ~~~~~~~~○~~~~~~~~   日程第2 一般質問 3 ◯議長佐々木雄三) 日程第2、一般質問を行います。  一般質問の順番は、通告書の順に行います。  質問は全て対面台で行ってください。  各議員の持ち時間は質問時間とし、いずれも表示盤のとおりです。  第7番石塚宏信議員の一問一答方式での発言を許します。 4 ◯7番(石塚宏信) 議長。 5 ◯議長佐々木雄三) 第7番石塚宏信議員。 6 ◯7番(石塚宏信) 皆さんおはようございます。
     けさ早くから目が覚めまして、雨の音で目が覚めております。7時20分に、廿日市緊急情報が流れてまいりました。レベル3ということで、初めて国の基準に基づいて廿日市市の防災無線レベル3ということで、放送内容を聞いておりました。高齢者、要支援者の方は早目の避難をしてくださいという放送がありました。  それからしばらくして、私の住んでる宮内地区市民センターに電話をかけました。なかなか出ません。人がいなかったから出ないんだろうと思うんですが、それでここの防災担当のところへお電話しました。今、市の職員に、各避難所をすぐ開設するように指示を出していますというご返事が来ました。  ぱっと思ったのは、横の連携、きちっと避難所を、まず避難場所を、市民センターを開設できて、防災無線緊急レベル3、高齢者の方避難を始めてください、避難してくださいということが本来の筋だと思うんですが、早くそういう情報が出たという点は私は大変評価をしたいと思います。  それでは、本題に入らせていただきます。  今回の、本市の良好な生活環境を守る市民による清掃ボランティア活動についてという1件でございます。1番、2番、3番、4番と、小さくお伺いをしたいと思います。  廿日市は、町の時代から、住民による河川、公園、生活道集会所とかいろんな場所で清掃活動が熱心に行われています。また、先週の日曜日も、毎年6月には公衆衛生推進協議会による市内の一斉清掃も行われています。この日曜日は、残り半分の地域が一斉清掃をいたします。また、毎年、地域での一斉清掃もあります。と同時に、各町内会単位でも、第1日曜とか、地域清掃町内会清掃もあります。  このように、市民の清掃活動、大変熱心に清掃活動をしていただいている状況があるのに、それに対して市はどのような協力体制をとっているのかをお伺いいたします。  (1)公衆衛生推進協議会の一斉清掃地域一斉清掃は、同じ生活環境を守る同じ活動であるのに担当部署が変わる。担当部署を変えて、対応が違ってくる、それはなぜなのか。  (2)ボランティア清掃活動には、資材が公衛協から配られております。黄色いごみ袋ボランティア袋土のう袋、側溝のしゅんせつをする、泥上げをする土のう袋、透明の袋、いろんな複雑ごみが出るので、中がわかるように透明の袋とか、各資材が配られております。その資材を市のほうはどのように捉えているのか、配付方法、また数量、いろんなことについてお伺いをいたします。  小さい(3)、健康感謝募金、これ以前から募金がされております。せんだって、頭に環境がついております。環境・健康感謝募金となっています。  本市は、この公衆衛生推進協議会の運営に対して補助金を出しております。最終的に、公衆衛生推進協議会は、この環境・健康募金募金活動の資金と、市から運営に対する補助金と、その辺の関係はどのようなかかわり合いを市は持っているのかを聞きます。  (4)市民のボランティア活動などにおける廿日市独自の協働によるまちづくり基本条例、これせんだっても市民センター活動のときに言わせていただいたんですが、廿日市独自の行政と市民とで協働によるまちづくり、これは大変すばらしい、私は大変評価しているこの基本条例、それと市民のボランティア清掃活動、どのように考えているのかを問います。  以上です。 7 ◯副市長(堀野和則) 議長。 8 ◯議長佐々木雄三) 堀野副市長。 9 ◯副市長(堀野和則) 清掃ボランティア活動につきまして、一括して答弁を申し上げます。  一斉清掃は、各地域公衆衛生推進協議会が主体となって実施しております。地域により、それぞれ実施時期や手法も異なりますので、ご質問の廿日市地域における取り扱いについてお答えをさせていただきたいと思います。  廿日市地域では毎年6月に、廿日市公衆衛生推進協議会の主催で、第1または第2日曜日のいずれか1日で地域内一斉の清掃を実施しております。この一斉清掃では、一度に全地域のごみが収集されることから、実施に当たりましては、公衆衛生推進協議会からの要請に基づき、市におきまして、ごみ収集車の手配や、各地域市民センターへのごみ袋などの事前配付等を行っております。また、清掃当日には、エコセンターはつかいちでごみ収集車の誘導、受け付けやごみの仕分けなど、公衆衛生推進協議会事務局と協力しながら行っております。  一方、ボランティア清掃でございますが、町内会単位で実施される活動でありまして、独自に日程を決めて行われるため、町内会ごとに頻度が異なるという状況がございます。このため、ボランティア清掃用の資材は市役所にとりに来ていただいており、ごみの収集も、その都度、市が許可業者に委託しているところであります。  このように、一斉清掃ボランティア清掃は、活動の内容、目的はほぼ同一でございますが、実施単位、頻度、収集するごみの量等の違いから、対応が異なっております。また、今年度からは、燃やせるごみははつかいちエネルギークリーンセンターで処理しております。ボランティア清掃は、平日の施設稼働時間内での収集となることをご理解いただいた上で、ご協力をお願いしているところであります。  環境・健康募金についてでございます。  環境・健康募金は、昭和35年に、現在の広島県環境保健協会が、県内の公衆衛生推進協議会の資金を確保するため、健康感謝募金として創設した制度であります。協議会がみずからの裁量で自由に活動できる財源となっております。  各地域協議会はそれぞれ運営方法が異なるため、単純に比較することはできませんが、基本的にいずれの協議会も、市の補助金と環境・健康募金の2つを主な財源として、地域公衆衛生の向上に向け、清掃や衛生に加え、美化や地球環境などさまざまな活動を行っております。  本市では、平成24年に、地域自治を推進し、つながりを大切にした暮らしやすい豊かな地域社会の実現を目的に、協働によるまちづくり基本条例を制定しております。条例におきまして、市は、市民及びまちづくり活動団体ボランティア活動を進めていく上で必要な施設の整備、情報の共有、交流の機会の提供などの環境整備を行うこととし、また市民は、みずからがまちづくりの担い手であることを認識し、まちづくりにかかわるよう努め、まちづくり活動団体は、より多くの市民にまちづくりにかかわってもらえるよう、参加しやすい環境をつくるとともに、人と人、団体同士つながりを生かしてまちづくりに取り組むよう努めているところでございます。  今後とも、市は、協働によるまちづくりの理念に基づきまして、市民が主体的に行うボランティア活動などに対して必要な協力や支援を行うなど、つながりを大切にした暮らしやすいまちづくりに取り組んでまいりたいと考えております。 10 ◯7番(石塚宏信) 議長。 11 ◯議長佐々木雄三) 7番石塚宏信議員。 12 ◯7番(石塚宏信) それでは、再質問をさせていただきます。  この公衆衛生推進協議会の一斉清掃、これ大変大量のごみが出るということで、市のほうも全面的に、これ環境課ですね、担当が。行われております。この一斉清掃、一つも言葉が出なかったんですが、私もあえて出さなかったんですが、そのお世話をされる方が、最終的に公衆衛生推進委員という方が、各地域、宮内を例にしますと18地域、18町内会があって、18人の衛生推進委員がいらっしゃいます。この方の存在がなければ、なかなかこの一斉清掃も順調に行われないと思います。当日は、環境のほうでごみの収集車、また全てのことを世話をしていただく。  それと、これも宮内地域なんですが、コミュニティづくり協議会、宮内にございます。そこでやはり生活環境という問題で、8月、お盆の前の、昔でいう道づくり言よったんですが、やはり盆の前に地域をきれいにしてお盆を迎えようということで、盆前の清掃活動、これは宮内地域では全地域で行われる。それと同時に、10月の秋祭り、これも古くから、昭和の時代から、秋祭りの前、天王神社、またいろんなお宮で氏神さんでお祭りが行われる前、草刈り、清掃活動を熱心にコミュニティーの主催で行われております。それと同時に、先ほど堀野副市長が言われたように、町内会単位で日曜清掃、第1日曜を熱心に毎月やられるところ、年、各月において2回、3回と行われる、いろんなレベルがあります。  大きな活動としては、やはり一斉清掃公衛協主催環境課担当部署。その次は、全て維持管理課取り扱い。ここに各地域衛生推進委員町内会長さんも協力していただくんですが、レベルが違ってきます。日曜清掃ですから、日曜日、市民が全て出て、ごみをボランティア袋に詰め込みます。ほで、ごみの集積所に中へ入れると、次、月曜日とか火曜日、一般のごみとまざるんで、外に置くようにします。据わってるところはほとんど道路、また歩道にごみの集積場があります。通行の邪魔になる。ところが、日曜日は一切集配はしない。月曜日はシルバーに頼んでするんですが、シルバーは月曜日が休み。2日も3日も道路に放置したままで、そのような状態で、実際、環境課にしても維持管理課にしても、市民のその活動に対してきちっと協力体制があるかというたら、実際に今現状では、ないと思います。これが1点目です。  続けて、資材のほうも言わせていただきます。  このボランティア用清掃活動に使われる資材、初めは市民センターに送られてきます。ほんで、これも各衛生推進委員が、車のある方は車でとりに行って資材を積んで帰りますが、ない方は、女性の方やら高齢者自転車で来て、自転車の前かごに積んで、不安定なのに、とりに来ます。まだそこまではいいんですが、その後は市役所維持管理課に資材はとりに行ってくれということになるんです。年間、日曜清掃も含めてかなりな市民はボランティア清掃活動をしてる。ところが、公衆衛生推進協議会による一斉清掃のみ、資材が市民センターに配置される。  まちづくり基本条例の中にある、市民センターは市の拠点場所とちゃんと指定されております。せめてボランティアによる清掃活動の袋とか資材、市民センターにある程度置いていただいて、市民が市民センターにとりに行けるように配慮ができないかを問います。  それと、3番目ですが……     (「一問一答じゃろう」と呼ぶ者あり)  じゃあ、はい。 13 ◯環境担当部長(胡 孝行) 議長。 14 ◯議長佐々木雄三) 環境担当部長。 15 ◯環境担当部長(胡 孝行) 2点ほどご質問、再質問いただきました。  1点目は、担当部署の違いというところの中で、収集がすぐ来ないじゃないかというようなところだったと思います。  廃棄物の収集につきましては、日曜清掃については各地域で取り組む箇所が違いますし頻度が違うということで別の対応をさせていただくということで、最初の答弁でさせていただいたんですけども、ダスターステーションへごみの収集日と一緒に重なりますと、月曜日に収集へ行くとダスターステーションがいっぱいになるというようなところがお話なんだろうというふうに思います。  皆さん方で取り組んでいただいております環境美化ということで、日曜清掃であるとか地域ボランティア清掃というのは、主に道路であったり河川であったり公園であったり、そういったところが清掃箇所としては多うございます。そうした中で、地域によってはあるんですが、道路上に出さなくてはいけないのか、それとも公園なら公園のほうへ集めていただけるのか、そこがどうしても難しいということであればやむを得ずダスターステーションへということ、それも日常の生活ごみとまざらないように分けて出してくださいというようなことをお願いしてるというふうに思います。  こちらについては、ごみ処理施設稼働に伴いまして施設が今の衛生センターのところへ行ったということ、そこは民間事業者に年間通して仕事をお任せをしてるんですけれども、実際に日曜日がお休みということです。今までは祝日等もお休みだったんですが、祝日は今回出ていただけるようになってますので、日曜日と年末年始だけお休みのような状況で、日曜日に収集をしても実際に施設へ持ち込むことができないというような状況になりますので、ボランティア清掃につきましては収集日は翌日以降ということでお願いしとるというのが実情でございます。  これまで廿日市地域におきましては、エコセンターはつかいちというところへ行って、職員が第1日曜日と第3日曜日には休日出勤をして対応させていただいたんですが、今回、新しい施設を民間事業者によるDBO方式で、オペレーションまで一括で発注したというような中で、民間で運営をしてるという中で、その辺はご容赦いただきたいなということ。ちなみに、大野地域であるとかということも同じような取り扱いをしてますけども、大野地域においても日曜日に清掃はされますけども、実際収集へ行くのは月曜日か火曜日というような状況になっとるということもございますので、その辺についてはご理解いただきたいなというところでございます。  それと、2点目について、資材の関係ということで、ごみ袋ということで、市役所までとりに来なくてもというようなことなんですけども、地域の話によっては市民センターへ保管できるということがあるんだろうというふうに思っています。ただ、地域の方が市民センターにとりに行く、市役所へ来るほうがいいよというようなこと、当然頻度が違いますので、枚数を集計した中で、そこで1年間分のものが保管できるのであれば、市民センターでの取り扱いということも可能だろうというふうに思っています。  一斉清掃との違いというのは、一斉清掃というのは先ほども言いましたように、廿日市地域でいうと6月の第1と第3ということで限定されていますので、資材をかなりの量が行くんですけども、公民館、要は市民センターの業務に支障が出てはいけないということで一応ご理解いただいてるんですが、ある一定程度の短い期間だからこそここへ置いてもいいですよと。それは、その時期が来れば全部がなくなるということなので、市民センターとの協力のもと実現してるという状況。これを地域の日曜清掃まで受け入れるかどうかというのは、市民センター業務の運営ということもありますので、地域市民センターとがきちっとお話ができればそれも可能になるんじゃないかというふうに考えております。  以上でございます。 16 ◯7番(石塚宏信) 議長。 17 ◯議長佐々木雄三) 第7番石塚宏信議員。 18 ◯7番(石塚宏信) 大分歩み寄っていただきました。ありがとうございます。  ただ、やはり行政の方の都合、今担当部長が言われたように、自分ところの都合ですよ。市民のほうは、衛生推進委員を通じて町内会長さん、また班長さんと皆協力体制で、年1回の打ち上げ花火じゃないんですよ、我々の日常生活は。1年に1回派手にやれば、もう市のほうも協力体制も1年に1回一斉清掃公衛協の主催で大々的にやった、打ち上げ花火じゃない、市民の生活は。  毎月毎月、地域コミュニティづくり協議会にしても、最低でもお盆とか秋祭りとか年末とか、自分の住んでる地域自分たちできれいにしようと、公園にしても集会所にしてもいろんなところを、市民のそういう熱意があるわけですよ。それに対して、協働のまちづくり基本条例まで策定してある市のほうは、ある程度部署が寄り合って、どのように対策をできるか、それが本当の協働のまちづくりだと思うんですよ。いま一度、出たごみの収集体制をよく考えてみていただきたいと思います。  それではあと、健康感謝募金、ほで公衛協に対する市の助成金についてなんですが、これも宮内地区で大変考えられないような事態があります。  今まで衛生推進委員は長く、私も昭和63年に衛生推進委員をさせていただき、当時は半明英夫町長の名前で、当時は墨できちっと筆文字委嘱状をいただいております。今度、市長がかわられて、山下三郎市長の折には、今度はパソコンで打ったきちっとした委嘱状、市の公印が押してある委嘱状をいただいております。  このように大変重要な公衆衛生推進委員、各地域、宮内では18名いらっしゃるんですが、女性部も合わせたら、女性部が7人ぐらいいらっしゃるんですが、どこがその衛生推進委員に対して、あなたは公衆衛生推進委員ですよと、2年間、また1年間よろしくお願いしますという発注元が、その委嘱する方がわからない。ちゃんと市が助成金を出して公衛協を指導しないと、助成金出すだけであとは公衛協で運営してくださいじゃなしに、市のほうも実情をよく精査されて、この廿日市市内にどれだけの衛生推進委員がいるか。  毎年このように立派な手帳、これ県から配付されてるんですよ。大変この中身は濃いものがある。それこそ公衆衛生推進委員に任命されたら、うわ、これ大変じゃな、これ全部読むんだ。多分、読む方いらっしゃらない。なぜ読まないか。それは衛生推進委員を誰が任命したかという任命者がはっきりしないから、もらってもこれ開く人いないんじゃないか思う。市のほうがきちっと助成金を出す限り、この衛生推進委員、末端のほうまでその趣旨が伝わるように、せっかくお金出されるんなら。  ほで、健康感謝募金のことなんですが、ある町内会、大変大きな400世帯の町内会では、一銭も出さない、健康感謝募金には協力しない、はっきり言われました。そういうところが何カ所もある思います。それとも、まだひどいところは、まあ1万円でええよとか、うちは400世帯じゃから2万円出しとけ、あんなレベルになってますんで、その辺をきちっと行政も指導していただきたい、補助金を出すんなら。  今まで衛生推進委員委嘱状を出して、きちっと任命されてるね。それを今度は公衛協で任命されればええ思うんですよ、委嘱状。そのような状態でないと、健康感謝募金がなかなか現実的に各町内会が理解をしてないということがあります。  それともう一つは、町内会長さんでもそうですが、公衆衛生推進委員の方でもそうですが、活動する、今言うたように町内会清掃日、第1清掃、また宮内地区コミュニティーの年3回とか、ずっと実際に市役所にとりに行ったり、またそのごみの集積場所を見に行ったりいろんな活動をされる、その活動に対してきちっとした活動費なりを、公衛協に指導して、実際の実務の活動に対してはある程度の弁済をする、報償を出すなりしたらどうかと思うんですが、以上の点について見解をお伺いいたします。 19 ◯環境担当部長(胡 孝行) 議長。 20 ◯議長佐々木雄三) 環境担当部長。 21 ◯環境担当部長(胡 孝行) 3点のご質問をいただきました。  1点目の衛生推進委員の関係、それと活動費の関係というのは密接にかかわりがあるので、一括で答弁をさせていただきます。  まず、衛生推進委員制度でございます。  こちら、廿日市町時代、昭和43年ごろから非常勤特別職の公務員として委嘱をしていたということで、当時、墨で書いてあったというのはそういうふうなことがあったんだろうというふうに思います。平成に入りまして、22年ごろですか、大竹市が廃止をされたというところがこの辺でいうと早いのかなというふうに思っています。実際に県内で非常勤特別職として委嘱してるのはその当時廿日市だけだったというような状況もあったというふうに聞いております。  そうした中で、制度が発足した当時というのは、日本という国が、公衆衛生というところ、衛生というところですね、例えば害虫であったり河川だったりというようなところで、いろいろとそういうところが公衆衛生というのが前面に出てたというふうなことだったんだろうと思います、時代背景がですね。それが時代とともに、下水の整備であるとか、地域公衆衛生が改善されたということで、伝染病であるとかそういうことが大分なくなってきたという中で、少し公衛協活動が変わってきたというふうな背景もあるんだろうというふうに思います。  そうした中で、平成23年度で、本市においては、衛生推進委員を委嘱するということではなくて、その当時は当然個人でやってもらってましたから、報酬を出してたというような状況があったんだろうと思いますが、そういうふうな個人の報酬にかえて、公衛協への補助金を増額する形で整理をさせていただいたという経緯がございます。そういった中でいいますと、時代背景とともに役割が変わってきたということがあったにしても、市が委嘱する形から、公衆衛生推進委員という公衛協の中の組織としてしっかり活動していただくと、その報酬についてはその活動費の中へ補助金と一緒に整理をしたという経緯がございますので、そういった中でご理解いただきたいということでございます。  それと、健康感謝募金ということ、今、環境・健康募金ということで、これも先ほども言いましたように、昔は健康というところがテーマであったんだろうと思いますけども、最近は環境、地域環境、地球環境といったような活動に大きくシフトしているというような中から、募金が健康感謝募金という募金でなじむんだろうかというような議論の中で、今回、環境・健康募金ということだったというふうに聞いています。  で、ある地域では集まるけれどある地域では集まらないということで、市のほうが少し指導してはというようなご意見だったんですけども、あくまでも名目上募金ということでございますので、募金するしないというのを指導するとか強制するとかというようなことにはならないということなので、確かに募金の集まりようで地域性があるような感じは見受けられます。これは旧合併町もそうですし、例えば旧廿日市の中ででも少し濃淡があるんだろうというふうに思っています。そうした中で、市のほうが公衛協さんに対して、この募金は少しどうなのかな、しっかり集めましょうねということはちょっと行き過ぎてるのかなあというふうなことを思うような状況でございます。  以上でございます。 22 ◯7番(石塚宏信) 議長。 23 ◯議長佐々木雄三) 第7番石塚宏信議員。 24 ◯7番(石塚宏信) ご説明ありがとうございます。  かなり行政のほうも、私、今回の質問で考えていただける思うんですが、補助金を出してる関係上、公衛協をしっかり指導する立場にある思います、お金を出す限り。せんだっても、定期総会が開かれました。多分、市の行政の方も何人か出席しとられました。総会で、規約の改正が出とりましたね。何号議案ですかね、規約の改正が出て、その総会資料を見ても、規約がないのに改正議案として上がってる、何号議案って。どこのページ見ても、その規約が載ってない。それにちゃんと行政の人も出席してるのに、何とも思わないのか。もっと、補助金出す限り、本会の定例の総会、規約改正、何号議案出て、規約改正なんか載ってない総会資料。  きょうは約束が30分という時間をきつく制限されてますんで、重要な日なんで、ただ1つ最後にお願いで、聞きたいのは、廿日市市に協働推進課、中川部長のころだった思うんですが、すごい、私は町連にいましたけど、賛成、いろんな意見が出てけんけんがくがくで、大変この条例をつくられるのは苦労されたと思います。しかし、内容を精査して、こんな条例ができたら私はすばらしい。ちゃんと、市民のやること、市の責務、市の職員の立場、市民の立場、きちっとこの基本条例に書いてあります。  最後に1つ、この条例に対して、この市民の清掃ボランティアのかかわり合いについて、最後にお伺いします。 25 ◯自治振興部長(村田克己) 議長。 26 ◯議長佐々木雄三) 自治振興部長。 27 ◯自治振興部長(村田克己) 市内の一斉清掃であるとか、地域でされていらっしゃる日曜清掃、こういった活動が本市の環境美化という面から非常にまちづくりの中でも大きく貢献しているということは私のほうも認識しております。いろんなさまざまなボランティア活動であるとかまちづくり活動があります。そういったことから、公共性であるとか公益性、それからまさに今、地域性といったようなこと、そういったこともいろんな観点からしっかり協力の中で考えていかなきゃいけないというふうに思ってますんで、先ほどから言っていただいてるように、協働によるまちづくりの条例のほうを制定させていただいておりますんで、今後とも市民の方、それとまちづくり活動団体の方、そちらとしっかり市のほう協力、支援をしっかりやりながらまちづくりを進めていきたいと思っておりますんで、よろしくお願いします。 28 ◯7番(石塚宏信) 議長。 29 ◯議長佐々木雄三) 第7番石塚宏信議員。 30 ◯7番(石塚宏信) ありがとうございました。これで終わります。 31 ◯議長佐々木雄三) 第9番荻村文規議員の一問一答方式での発言を許します。 32 ◯9番(荻村文規) 議長。 33 ◯議長佐々木雄三) 第9番荻村文規議員。 34 ◯9番(荻村文規) 皆さんおはようございます。  第9番荻村文規であります。  きょうは大きく2点質問をさせていただくんですが、議長、2番のドローンの活用のほうから先にやらせていただいてもよろしいでしょうか。 35 ◯議長佐々木雄三) はい。 36 ◯9番(荻村文規) じゃあ、2番のドローンの活用からさせていただきます。  皆さんもいろんな報道とかでドローンお聞きになったこともあると思いますし、実際にごらんになったということもあると思います。私も先日、香港のドローンの事業者さんとお話をする機会をつくらせていただいて、いろいろと勉強させていただきました。  なぜ香港かといいますと、今、世界で一番ドローンの活用が進んでるのが、中国の一番南側の深センという特区があるところですね。その深センからすぐ南側がまた香港という位置づけになって、香港は深センとも隣接してるということもあって、非常に世界でもドローンの事業が活発に行われてます。きょうは主に、自治体での活用は防災とかそういう観点で提案、質問させていただくんですが、よく荷物をドローンが運ぶなんていうことを言うじゃないですか。僕もちょっとイメージが湧かなかったんですね。  というのが、昔、今でもありますが、ラジコン。ラジコンのちっちゃいヘリコプターみたいなものが荷物をくっつけて飛ぶぐらいだとしたら、そんな荷物を運ぶことにドローンがどんだけ有効なんやという程度の僕は認識しかなかったんですね。で、よくいろいろ話を聞いてみました。  実際に使われてる事例をちょっと申し上げますと、中国の本当に道も悪い、車で1時間ぐらいかかるところに1軒だけ家があって、そこにも当然荷物を運ぶ必要があるわけですね。その際に、本当に1個だけの荷物のために1時間余り悪路をたどって車で行くところを、そこはドローンだと実際どれぐらいで行くんですかと聞いたら、10分だというんですよ。ぴゅうっと行って、10分。それも、現在ではまだ約20キロぐらいなんですけど、20キロぐらいまでの荷物が積めるというわけですよ。要は、どれぐらいの人件費をかけてどれぐらいの配送業者が大変な思いをして1個運ぶということを考えれば、あのちっちゃいドローンがそういったことまでもう実際に実用化されてるというような話を聞きながら、非常に可能性があるなあということをまざまざと思い知りました。  けさも大変な雨が降って、警報まで出てます。こういったときも、朝早くから市役所皆さんの車、パトロール等だと思うんですが、早朝から、宮内あたりもそうですし、私が住んでるところでもかなり皆さんが朝から警戒されてるような状況もありました。そういった場合も、そういった目視もそうですが、ドローン等による現場の映像をこちらの防災センターとかにリアルタイムで状況を逐次送信しながら状況も把握できるような、そういったような時代にもなってますし、具体的に使い始めてる日本国内の自治体や消防もありますので、そういったことを含めてご紹介を含めてきょうは質問させていただきたいと思います。  まず、ドローンの活用についてであります。  現在、国内では、非常に多岐にわたる分野でのドローンの活用が進んでおりますが、次の点について質問させていただきます。  1番、現在の本市での廿日市でのドローンの活用及び検討状況についてであります。  2番、火災などで容易に近づけない場所での上空からの現場確認や救難そして救助など、特に災害現場等では多くの自治体や消防が、先ほどもご紹介いたしましたが、ドローンを活用し出しております。本市でも災害現場等での活用を始めるべきというふうに考えますが、いかがでございましょうか。
    37 ◯危機管理担当部長(加藤正行) 議長。 38 ◯議長佐々木雄三) 危機管理担当部長。 39 ◯危機管理担当部長(加藤正行) ドローンの活用についてでございます。一括してご答弁させていただきます。  無人航空機、いわゆるドローンにつきましては、議員ご紹介のとおり、近年、災害現場での被害状況の調査や、建物などの劣化点検調査、物資の搬送、農薬散布など、さまざまな分野で活用またはその活用の検討が進められております。  災害時のドローンの活用につきましては、自然災害が発生した際には、災害現場全体の状況が空から把握でき、迅速な応急対策が講じられること、人命の捜索救助活動の際には、山間部や海域での広範囲にわたる要救助者の捜索ができること、火災時には、火災状況に応じた消火作業の検討に活用ができることなど、人が容易に立ち入れない場所を空から確認することができ、有効に活用することができます。  こうしたことから、本市でも、災害時などに迅速かつ正確な情報を収集する手段として、今後はドローンを活用していくことといたしました。そのため、本年6月末までにはドローンの操縦技術の講習を10名の職員に受講させ、その後、ドローンの操縦訓練を実施し、災害時に活用できるようにしていくこととしております。 40 ◯9番(荻村文規) 議長。 41 ◯議長佐々木雄三) 第9番荻村文規議員。 42 ◯9番(荻村文規) 6月末ですか、今10名の皆さんが講習等受けられてるということで、もう少し具体的に教えていただきたいんですが、活用の事例のご紹介はあったんですが、廿日市市としてどのあたりの分野から先に活用をし始めるおつもりか、お尋ねします。 43 ◯危機管理担当部長(加藤正行) 議長。 44 ◯議長佐々木雄三) 危機管理担当部長。 45 ◯危機管理担当部長(加藤正行) まず、災害時から復旧に向かっての迅速な対応のところで第一に活用をしていきたいということでございまして、大雨が降ってるときはなかなかドローンは飛ばせないんですけれども、少しやんだ後の全体の状況把握の空から見た写真を見て、どこがどのような被災をしているかという状況を確認し、今後どのような復興に向けて作業を進めていくかというところで第一に進めていきたいということを考えております。そのためには、ドローンの操縦技術を受講したもののなかなか技術が上がりませんので、操縦技術を上げるために訓練を頻繁にやっていきたいというふうに考えております。 46 ◯9番(荻村文規) 議長。 47 ◯議長佐々木雄三) 第9番荻村文規議員。 48 ◯9番(荻村文規) 危機管理のセクションと消防の分野もかなり重なる部分があるとは思うんですね。今、消防に関する部分が答弁ではなかったような気がするんですが、消防の分野での活用というのを今どの程度検討されてて、どの程度今後進めていかれるか、その点をお尋ねします。 49 ◯消防長(中田健史) 議長。 50 ◯議長佐々木雄三) 消防長。 51 ◯消防長(中田健史) 消防分野でのドローンの活用というご質問でございますけども、今、消防業務の中でのドローンの位置づけとして2つの流れがありまして、1つは、国が政令都市に向けてドローンを貸与している、これで消防分野での活用を模索しなさいというような意味合いで政令指定都市に配備しているのが1つです。これは広島市が該当しておりまして、聞くところによると、今年度の10月あたりから試験的に運用をするというふうな位置づけになります。もう一つは、県の消防学校、こちらのほうにも国から貸与を今年度中にされまして、これは消防団員を対象にしたカリキュラムを今後つくっていくというふうな2つの流れがあります。  消防としては、消防で活用できるレベルのドローンということになるとかなり大型になるんで、重さも10キロぐらいありまして、これがまかり間違って誤操作で10キロのものが上から落ちてくるということになると大変な二次災害を巻き起こしたりすることもありますんで、そのあたりも含めて、火災でどういうふうな活用ができるのか検証するとともに、市の危機管理のほうが導入するドローンも、これは資格を取らせる10名の中には消防職員もおりますので、しっかりとそのあたりを検証しながら、より安全な運用、火災で効果的な運用を目指して、研究を今年度中にしていきたいと考えております。 52 ◯9番(荻村文規) 議長。 53 ◯議長佐々木雄三) 第9番荻村文規議員。 54 ◯9番(荻村文規) よくわかりました。  たしか金沢市の消防ですかね、早くも今年度導入が始まってると聞きますし、実際来年から5G、通信速度が今よりも100倍以上に速くなるということの5Gが始まるんですが、そうすると、先ほども言いましたように、僕もラジコン程度の感覚だと、例えばここの中でたくさん一斉に飛ばすとぶつかって危ないんじゃないかという懸念が当然あるんですけど、その香港の事業者さんにいろいろ詳しく聞くと、5Gが導入されると、手で操縦するというよりも、AIでドローン自体がぶつからないようにだったり、あとは例えばバッテリーなんかも、ラジコンレベルでいくと20分ぐらい可能だったら、もう10分ぐらいになったら、操縦してる側が戻さなきゃって考えてしまうんですが、そうじゃなくて、ドローンの機械自体が判断をして、こちら側の操縦者が戻ってこいという操縦をしなくても、例えば残量が20%を切ったら自動的に覚えている地点に帰ってきたりとか、それぐらいの性能というかレベルのものになってると聞きますので、たしか5月24日だと思うんですが、中国新聞にも、広島県の備後地域の一帯の市町が協力して、ドローンをしっかり活用してまちづくりをやろうと、その中には、産官学なんですけど、地元の高校生も備後圏域でのドローンの研究チームに入って、じゃあどんなまちにしたらこれからもっとそのエリアの人が豊かに暮らしていけるのかというのを本気で取り組み始めてるという記事がありました。それに対抗するというよりも、これはもう本当に時代の趨勢でもありますし、よりよい廿日市にするためにも、もっともっとこのドローンについても加速していただきたいというふうにも思います。  それでは、大きな1番に参ります。  観光事業者の災害対応マニュアルの策定についてであります。  本当にきょう大変な雨が降って、警報までが出ました。恐らくけさも旅館、ホテルには、国内外、日本国内のみならず海外からの多くのお客様も泊まっていらっしゃったんだと思います。そんなときに、廿日市市民の皆さんは特に、廿日市市役所からの防災メールとかいろんな手段で、当然テレビの速報だったりいろんな手段で情報を得ることができます。ただ、じゃあ日本語がほとんど理解できない外国人のお客様が、けさこのホテルから見る、旅館から見る、外を見れば大変な雨が降ってる、ただ日本語が理解できない、状況がなかなか理解できないというときに、じゃあ警報というレベルで避難勧告が出てるということを果たしてどのような手段で知ったんだろうかなあというのを、たまたまきょうこういった僕が質問させていただく朝に警報が出たということもあって、いま一度考えたりもいたしました。そういったことも含めて質問させていただきたいというふうにも思います。  1番です。市民の安心・安全というのを確保するというのが廿日市市、本市の重大な責務であるのは当然のことなんですが、先ほども申し上げました宮島だけじゃありません。市のホームページの統計を見ると、少しデータは古かったんですが、2016年ですか、平成28年の廿日市市全体の観光客数が821万人ですか、そのうちの外国人の方が35万人という少し古いデータがありました。恐らく今年度に至っては、廿日市市全体の総観光客数でいえば1,000万人近い数字が出て、外国人の観光客のお客様というのは50万人を超えるぐらいの規模になってくるんだと思います。そういった観光を大きな産業の柱とする廿日市市におきまして、観光事業者の皆様への災害対応マニュアル、観光客の方へのということですが、そういったことを質問させていただきます。  (1)番です。災害対策本部が設置されるような大規模な災害発生時、外国人の観光客を含む観光客の方への安全確保、避難誘導、そしてまた情報提供の現状の手段等についてお尋ねを申し上げます。  2番です。大分県の由布市、由布院があるところですね、平成28年4月16日に発生の熊本地震の被害等々を教訓にされて、由布市観光事業者災害対応マニュアルというものをつくられております。これは、そういった大規模災害時に、各観光事業者、旅館の方とかホテルの方とかそういった方が、お泊まりの観光客の方、これは日本人そして外国人問わずなんですが、どのような対応をすべきかというのが非常にわかりやすく書いてありました。きょう実物を持ってこれればよかったんですが、用意できておりません。  その災害対応マニュアルというものを由布市はつくられておりまして、観光客の方の安全確保や避難誘導、そしてまた情報提供等を行う際の手引とされております。本市での策定を急ぐべきというふうに考えますが、いかがでしょうか。 55 ◯副市長(堀野和則) 議長。 56 ◯議長佐々木雄三) 堀野副市長。 57 ◯副市長(堀野和則) 観光事業者災害対応マニュアルの策定について、最初に、外国人観光客を含む観光客の安全確保などについてであります。  災害時における観光客への避難情報の発信でございますが、各携帯電話事業者を通じた緊急速報メールや防災行政無線などによって行い、指定緊急避難場所等の安全な場所へ避難の呼びかけを行っております。特に宮島地域では、避難情報に加えましてフェリーの運航情報について、日本語と英語で防災行政無線放送をしているところであります。  次に、マニュアルの策定についてでございますが、廿日市市観光振興基本計画では、災害時においても観光客が安心して避難できる危機管理を行うことを施策として掲げております。また、廿日市地域防災計画におきましても、災害予防計画の一つに観光客防災計画を位置づけまして、避難情報の提供や一時滞在施設の確保など、外国人を含む観光客に対する防災対策に取り組むことにしております。中でも、外国人を含む多くの観光客が訪れる宮島につきましては、平成29年3月に、宮島旅館組合、一般社団法人宮島観光協会、市との3者で、災害時における指定緊急避難場所としての使用や避難誘導等に関する協定を締結しております。  ご質問の観光事業者災害マニュアルについてでございますが、こうした協定に基づく連携した取り組みを実効性あるものにしていくとともに、日ごろからの災害への備えに関するノウハウや災害時における観光事業者の初動対応など、観光客の安全確保にも寄与すると考えております。今後、観光協会、旅館組合などに、災害時における実情も伺いながら、どのような合同計画やマニュアルを備えておくことが効果的なのか検討してまいりたいと考えております。 58 ◯9番(荻村文規) 議長。 59 ◯議長佐々木雄三) 第9番荻村文規議員。 60 ◯9番(荻村文規) マニュアルの策定に関しては検討していただいているというご答弁をいただきました。  ちょっと具体的に教えていただきたいんですが、先ほど冒頭申し上げましたとおり、けさ警報が出て、その後だったと思うんですが、避難勧告という形だったと思うんですよ。で、エリアメールとかいろんなNHKの例えばテレビニュースの速報とかで見てて、廿日市市がそうだとか出たり、廿日市市の中でもどこどこに避難所が開設されましたとか、日本語での情報はたくさんあったと思うんですよ。これ現状で、先ほどフェリーの運航状況は日本語と英語で防災無線でお知らせするとおっしゃいましたが、避難勧告が出てるとかそういったことの情報というのは日本語以外で観光客の方向けに現在発信されてますか。もしそれがあるんだったら、どのような手段で伝えてるのか、教えてください。 61 ◯危機管理担当部長(加藤正行) 議長。 62 ◯議長佐々木雄三) 危機管理担当部長。 63 ◯危機管理担当部長(加藤正行) けさの状況でございますが、朝5時46分に大雨警報が発令され、その後、土砂災害警戒情報が出まして、本市では7時5分に避難準備及び高齢者等避難開始という避難情報を発令いたしました。ただ、これについては全域ではございませんので、土砂災害の危険が迫っているところについて出しました。おっしゃられる宮島地域については、雨は降っておりましたけれども土砂災害の警戒の基準に達しておりませんでしたので、宮島には避難準備情報は発令はしておりません。  もしそういった避難情報を発令する場合ですけども、現在ですと、まず防災行政無線によって日本語の放送と、あとは英語での放送をすることとしております。 64 ◯9番(荻村文規) 議長。 65 ◯議長佐々木雄三) 第9番荻村文規議員。 66 ◯9番(荻村文規) 主に宮島というのはよく理解もできますし、当然、宿泊されてるお客様の数からいえばそれは相当数宮島だと思うんですよ。ただ、対岸の宮島口エリアにも大きなホテル、旅館等はあるわけですし、もっと言えば、世界遺産に一番近い温泉地である宮浜温泉にもたくさんの旅館、ホテルがあります。そしてまた、それ以外でも、佐伯、吉和、そして旧廿日市も、最近は民泊というような形、ゲストハウスという言い方もするのかもしれませんが、たくさんのお客様が現実いらしてるんですよね。ですから、宮島に人数が多いからそこにというのもわかるんですけど、もっと広範囲な形でやっていかなきゃいけないと思いますし。  もう一つは、防災行政無線、要は外のスピーカーから聞こえる放送だと思うんですよ。エリアによっては、家の中にも受信器があって聞くことはできると思うんですけど、多分それは一部だと思うんですよね。  僕は、もう何年前ですか、安佐南、安佐北の大雨、5年前ですかね、あのときにボランティア行ったときに、その家の方に聞いてみたんですよ、どんな状況でしたかと。そしたら、いよいよ危ないと思って1階の玄関をあけようとしたら、もうあかなかったというんです。来てるわけですよ、土砂が。でも、最近の家って気密性が高いじゃないですか。ですから、あの日の晩の大雨とか雷、今でも僕も覚えてますが、本当に信じられないぐらい雨で、雷もすごくて、それプラス防災行政無線、広島市が何ていう言い方してるかわかりませんけど、いわゆる外のスピーカーから出る放送ですよね、避難してくれとか。そういうのは当然聞こえなかったというんですよ。で、いよいよ状況がおかしいと思って玄関あけようと思ったらあかなくて、やばいと思って、その方は2階に上がった瞬間に土砂が流れ込んできた。  何を言いたいかというと、外から出るスピーカーって意外と聞こえないんですよね。実際今、議員の皆さんもそうだと思いますけど、きょう傍聴いらしてる方々も、なかなか最近聞こえないんですよ。これは多分かなり大きな音でもやっていただいてるとは思うんですが、まず家自体が気密性が高い家に住んでるんですよ。すき間がない家というか、簡単に言えば。ですから、本当に別の手段、いろんな手段ですよね。最近では、特にスマートフォン、若い方のみならず多くの方が手元でいろんな情報を得るわけじゃないですか。ここに日本語も含めて多言語で情報が入らないと、なかなか目にできないんだと思うんですよね。  ですから、当然、1手段だけでやっていくと、それはないと思うんですが、ぜひいろんな手段で情報を伝えていく、それも多言語で伝えていくということをしっかりとやっていただきたいなあと思うんですが、その点最後にいかがでしょうか。 67 ◯危機管理担当部長(加藤正行) 議長。 68 ◯議長佐々木雄三) 危機管理担当部長。 69 ◯危機管理担当部長(加藤正行) 情報伝達をする場合の対象の方でございますが、まず市民の方と、それから外から来られた観光客の方という、両方あろうかと思います。特に市民の方ですと、日本の方、日本語がわかる方と、外国語でないとわからない方というのもあろうかと思います。  本市の安全・安心メールでは、この4月1日から、登録いただければ10カ国語でメールのほうを配信するようにしておりまして、今そのQRコード、登録していただくように各商工会を通じて、廿日市で住んでおられる方、働いておられる方に対して今PRのほうを進めているところでございます。  それから、外から来られた観光客につきましては、先ほど言いましたように、緊急速報メールとか防災行政無線ですけれども、やはり宮島での外国人観光客が多いということから、今、宮島のみでの防災行政無線での英語のみの放送ということでしておりますが、今後どのような対応ができるのか、また宮島島内で宿泊される方もいらっしゃいますので、ご質問のように、観光事業者様と連携を図りながら、どのような対応がいいのかも今後検討してまいりたいというふうに思います。 70 ◯9番(荻村文規) 議長。 71 ◯議長佐々木雄三) 第9番荻村文規議員。 72 ◯9番(荻村文規) 10カ国語でというのは、僕も今初めて知りました。そういった情報も、やられてたとしても伝わってなければなかなか使ってもらえないわけなんで、いろんな手段を使ってぜひ外国人の方にも、当然廿日市市民の皆さんもそうなんですけど、外国人のお客様、そして日本国内から来るお客様にも伝えていただきたいなあと思いますし、あとは宮島、恐らく一番フランスのお客様が多いと思うんですよ。英語は国際的に共通する言語だとはいえ、一番来島の多い国別でいうフランス語でないというのが僕はどうしても理解ができないんで、ぜひフランス語も含めまして多くのお客様に対応していただきたいというふうに思います。  以上、終わります。 73 ◯議長佐々木雄三) ここで休憩いたします。   ~~~~~~~~○~~~~~~~~     休憩 午前10時32分     再開 午前10時59分   ~~~~~~~~○~~~~~~~~ 74 ◯議長佐々木雄三) 休憩前に引き続き会議を開きます。  第6番新田茂美議員の一問一答方式での発言を許します。 75 ◯6番(新田茂美) 議長。 76 ◯議長佐々木雄三) 第6番新田茂美議員。 77 ◯6番(新田茂美) 皆さんこんにちは。  きょうはいつもと違って、たくさんの傍聴の方がおられます。いつもこれぐらいおられれば、やりがいがあるんでございますが。  令和最初の議会の一般質問最終日の最後の質問者、新政クラブの新田でございます。  けさの中国新聞に載っておりました、皆さんの関心も高い、本市にとって大変重要な件について質問をいたしますので、よろしくお願いいたします。  今秋10月には、本市の将来を決める大変重要な選挙、廿日市市、市長選挙が行われます。現市長でおられる眞野市長におかれましては、昭和59年に旧廿日市町の職員としてスタートされ、昭和61年、当時の廿日市町から廿日市市への市制準備室長の重責を務められました。その後、財政課長、総務部長、助役、副市長と要職を歴任され、平成19年11月に本市市長に就任をされました。  以後3期12年間、大変厳しい社会情勢の中、2度の合併後の本市の市政運営を担い、各地域間の一体化を図るべく、市民に寄り添った、市民のためのまちづくりに努めてこられました。その実績は、皆さんもよく知っておられることと思います。  そこで、残すところ4カ月余りとなった今、市長のこれまでの市政運営を総括して、以下の点を問います。  1、今日まで眞野市長が取り組んでこられた市政運営の成果と評価についてをお伺いします。  2つ目、前述の成果と評価を市長ご自身はどのように受け取られ、そして感じておられるかをお伺いします。  3つ目、これまでの実績を踏まえ、今後も本市が発展していくためには、眞野市政の継続は私だけでなく市民の皆さんの多くが期待し望んでいることと思います。これからも、眞野市長の行動力と経験、そして人脈と能力は、本市の市政運営と諸課題の解決には必要不可欠と考えます。引き続き市政のかじ取りをお願いしたいと思いますが、ご自身の今後の市政運営に対するお考えと、新聞に載っている以外の市長の選挙についての率直なお考えをお聞きいたします。 78 ◯市長(眞野勝弘) 議長。 79 ◯議長佐々木雄三) 市長。 80 ◯市長(眞野勝弘) 新田議員のご質問にご答弁申し上げます。  任期満了に当たり、市政運営への市長の思いと今後についてというご質問でございます。3点ございますが、一括ご答弁をさせていただきます。  任期中の成果、評価でございますが、早いもので本年11月には3期12年の任期が満了となります。この12年間、市民の皆さんと、笑顔と品格のある元気なまちづくりに向けて、一貫してさまざまな政策に取り組んでまいりました。  笑顔と品格のある元気なまちづくりは、私のキャッチフレーズでございます。笑顔とは、感謝の気持ちを持ち、人と人がつながり、心の底から自然な笑顔がたくさん生まれるまち、品格とは、家族や隣人を大切にして、人の縁を重んじ、互いに敬う心が育つ品格のあるまちでございます。元気とは、廿日市ならではのものづくりや観光など、これからもこれらのまちを支える産業力が生まれ、人が集いにぎわう、あすの活力を生み出す元気なまちでございます。この笑顔と品格と元気があふれる廿日市をつくりたいと決意をし、歩みを進めてまいりました。  また、市民の皆様とのまちづくりの約束であるローカル・マニフェストでは、3つの基本政策として、1つ目は、住んでみたいと思い、生きがいを持って住み続けられるまち、2つ目は、活力ある自立をしたまち、3つ目は、行財政を安定的かつ健全に運営していくまちを掲げ、将来の可能性を見据え、心が通う温かい市政運営を目指して、愚直にまちづくりに傾倒してまいりました。そういうつもりでございます。これらの政策は、第5次廿日市市総合計画、そして第6次廿日市市総合計画の「市民一人ひとりが幸せに暮らせるまちづくり」を基本理念とし、いつまでも住み続けたいまちづくりへとつながっていると思います。  振り返ると、33年前の昭和61年4月1日に、当時の廿日市町市制調査室長を拝命して以来、廿日市の行政に携わってきました。平成19年11月には、市長に就任をさせていただきました。市長就任当時は、広域合併から2年経過した時期であり、各地域間の一体化を図る途上であったと思います。私は、合併町村に若干の知己もあり、少しお役に立ったのかなと思っております。  厳しい社会経済情勢、平成20年9月にはリーマン・ショックもありました。そうした中、職員の皆さんのたゆまぬ努力により、合併建設計画、第5次廿日市市総合計画、第6次廿日市市総合計画等を着実に進めてきた結果、この11月2日には就任から12年目を迎え、一つのまとまった自治体として軌道に乗ったと考えております。また、昨年は、市制施行30周年の節目を迎え、これまでの市制施行からの歩みを振り返るとともに、これからの廿日市市の発展を願い祝うことができました。  成果、評価に対する受けとめでございます。  平成30年度の市民アンケートでは、約8割の人が、廿日市市に住み続けたいと回答をいただいております。また、民間調査機関が発表した平成28年の活力ある都市ランキングで県内1位、平成30年2月の自治体子育てランキングでは県内1位、全国29位など、まちづくりに対してうれしい評価をいただいております。  さらに、中国新聞には、僕はふるさとの学習を通し、いつか廿日市市を離れることがあっても戻ってきて、きれいなふるさとの姿を確認したいという市内中学生の記事や、2020年アジアトライアスロン選手権大会の試泳会での関係者の献身的なサポートへの感謝や、盛会を期待するという試泳会参加者の記事、また、ある会議ではドクターが、今では廿日市市民であるとみんなに堂々と言えるとの言葉など、多くの機会を通じて温かい言葉をいただいております。  こうした評価をいただきながら、現在の人口は合併当時の人口と比べると約2,000人減少しているものの、この4年間は転入超過が続いております。これまで市民の皆様とともに種をまき、水をやってきたものが、つぼみをつけるまでのまちづくりができ、多くの人に選ばれるまちへと成長してきたと思い、そのあかしでもあるというように思っております。本当に成長を実感をしております。また、市民の皆さんに喜んでいただけるまちづくりを進めることができたと受けとめております。  その間、自分としては精いっぱい心を込めて市政のかじ取りを担わせていただいた。今は充実感、達成感、満足感でいっぱいであります。これは市民の皆さん、市議会議員の皆さん、そしてそれぞれの時代に私を支えてくれた、そそとしてそうそうたる職員の皆さん、国からも県からも褒めていただく職員の皆さんには本当に頑張っていただいた。全ての皆さんに感謝をいたしております。  市長選挙への思いでございます。  私自身を顧みると、今や76歳となります。健康のことも考えます。熟慮した結果、本市の将来を鑑み、新しい時代に新しい人にバトンを渡し、今期をもって退任することが、私が選択すべき最良の道であると決意をいたしました。  厳しい社会情勢が続く中で、元号も令和の時代、一人一人があすへの希望とともにそれぞれの花を大きく咲かせることができる時代へと変わってきました。新市長には、平和の希求と人権の尊重を普遍的理念と位置づけ、市民力、地域力を結集して、安全で活力のある明るい輝かしい未来を切り開くまちづくりを進めてもらいたいと願っています。廿日市市の限りない発展を祈っております。  以上でございます。 81 ◯6番(新田茂美) 議長。 82 ◯議長佐々木雄三) 第6番新田茂美議員。 83 ◯6番(新田茂美) 今お聞きしました市長のご功績は、私どもといたしましても十分満足できるものと思いますが、新機能や医療拠点整備、宮島口の整備など、まだ途中の大事業があります。退任をされるとなると、これらの事業に影響をしてくると思いますが、その辺のお考えはいかがでしょう。
    84 ◯市長(眞野勝弘) 議長。 85 ◯議長佐々木雄三) 市長。 86 ◯市長(眞野勝弘) 退任すると事業推進に滞りが出るのではないかという点でございますが、じくじたるもの、またざんきにたえないところもあります。私は、特別な人脈も能力もありませんが、日本の縮図、広島県の縮図、廿日市まちづくりを新しい時代の自治体のモデルとして支援していただきたいといって、国、県に訴えてまいりました。また、国、県と相互に人事交流を行い、お互いのスキルアップ、スムーズな調整もできたと思っております。  道半ばの事業、継続して取り組むべき多くの大事業、また中山間地域の活性化、2025年問題、2040年問題など、ソフト、ハードともに大きな事業、課題がありますが、これらへの対応は、今まで副市長、教育長を初め誇るべき職員とともに取り組んできた事業ばかりであります。それぞれの課題のありどころは皆で理解共有できており、乗り越えてもらえるものと信じております。新市長には、これらの事業、課題が本市の発展に資する政策と認識していただき、継続して適切に、新しい感覚で処理・推進をしていただけるものとかたく信じております。  行政は継続なりといいます。これらの取り組みが実現するよう、私のモットーである至誠をもって、残された4カ月余りの任期を全力を挙げて務めていきたいと思います。 87 ◯6番(新田茂美) 議長。 88 ◯議長佐々木雄三) 第6番新田茂美議員。 89 ◯6番(新田茂美) ただいまのご答弁で、眞野市長のお気持ちは十分にわかりました。  市長選に出馬をされないということで、新聞にも、若い人にバトンタッチするのが最善と書かれておられました。どなたか後継者指名をされるのか、それとも何かお考えがあるか、お聞かせください。 90 ◯市長(眞野勝弘) 議長。 91 ◯議長佐々木雄三) 市長。 92 ◯市長(眞野勝弘) 後継者指名、市政運営を託す人物ということでございます。  次の市長に今までの私の仕事、進め方を継承してもらいたいと思うものは、特にありません。廿日市市の未来を真剣に考えている方に次の市長を担っていただきたい、その市長は市民の皆さんが選ばれるというふうに思っております。どなたがつかれても、新しい発想で新しい時代への対応、大事業の推進など、しっかり市政を引っ張っていただけると思います。  思いを述べるとすれば、元号も令和に、人々が美しく心を寄せ合う中で文化が生まれ育つ時代に変わりました。繰り返しになりますが、次の市長には、一人一人の市民があすへの希望とともにそれぞれの花を大きく咲かせることができるまちづくりをと願っております。また、職員の皆さんには、健康に留意をし、みずからの夢を追い続け、そして一丸となって、次の世代が希望の持てるまちをつくっていただきたいと願っております。  新田茂美議員には過分なお褒めの言葉をいただき、感謝をしております。小生は、どこにあってもこの廿日市に恋をし続けます。そういう思いでございます。 93 ◯6番(新田茂美) 議長。 94 ◯議長佐々木雄三) 第6番新田茂美議員。 95 ◯6番(新田茂美) 大変答えにくい質問にもご答弁いただき、まことにありがとうございました。眞野市長におかれましては、健康に留意をされ、残りの任期を務めていただくことをお願いいたします。  最後に、これまでの眞野市長のご尽力とご功績に対し敬意をあらわすとともに、心より深く感謝を申し上げます。  まだまだお礼の言葉は足りませんが、これで質問を終わります。 96 ◯議長佐々木雄三) これをもって本日の一般質問は終了いたします。  以上で本日の日程は全部終了いたしました。  本日はこれにて散会いたします。   ~~~~~~~~○~~~~~~~~     散会 午前11時27分  以上のとおり会議の経過を記載して、その相違ないことを証するた め、ここに署名する。    廿日市市議会議長    佐々木 雄 三    廿日市市議会議員    広 畑 裕一郎    廿日市市議会議員    林   忠 正 このサイトの全ての著作権は廿日市市議会が保有し、国内の法律または国際条約で保護されています。 Copyright (c) HATSUKAICHI CITY ASSEMBLY MINUTES, All rights reserved....