廿日市市議会 > 2019-03-05 >
平成31年予算特別委員会 本文 開催日:2019年03月05日
平成31年予算特別委員会 名簿 開催日:2019年03月05日
平成31年予算特別委員会 名簿 開催日:2019年03月05日
平成31年予算特別委員会 本文 開催日:2019年03月05日

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  1. 廿日市市議会 2019-03-05
    平成31年予算特別委員会 本文 開催日:2019年03月05日


    取得元: 廿日市市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-09-24
    ▼最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1   ~~~~~~~~○~~~~~~~~      開会 午前9時28分 ◯委員長 ただいま出席委員が27名であります。定足数に達しておりますのでこれより予算特別委員会を開きます。それでは一般会計歳出の質疑を行います。質疑については、先日配信した予算特別委員会運営協議資料を確認の上ご協力願います。質疑については、通告者の質疑を優先し、通告外の質疑や通告者の質疑が全て終了後、認めるものとします。また質疑は確認する事項、つまり結論から簡潔に述べるようにお願いします。なお、既にほかの委員が行った質疑と同様の質疑は控えてください。同様の質疑をされる場合は、委員長の判断により質疑を打ち切る場合があります。また執行部への要望ですが、答弁の際には委員の質疑の復唱をせず、質疑に対しての的確、簡潔明瞭な答弁をされるようお願いします。なお、本日は8款消防費までを予定しております。ページを追って進行しますので、通告者はすぐに挙手をしてください。 【衛生費】 2 ◯委員長 4款衛生費に入ります。188、189ページ。 3 ◯大崎委員 骨髄ドナー助成金なんですけども、説明資料を読んでいくと、これサラリーマンが対象なのか、主に自営業者が対象なのか、よくわからないのがまず1点と、また今回水泳選手の件もありまして、非常に関心が高まっていると思うんですが、どのくらいの人数を想定されているのかお伺いします。 4 ◯健康推進課長 この制度は、仕事を休むと収入が減るという不安を解消し、提供しやすくする制度としております。そのため、休業によって給料の保証のある企業等は対象外というふうにしております。したがいまして、農業従事者とか自営業者に限定いたしております。2点目でございます。ドナー登録者は広島県で、県単位の表となっておりますけれども、人口比で見ると廿日市市は350人が登録者、そのうち血液が一致してドナー提供の意思確認のための通知があるのが37%、そしてその37%のうち、さらに登録意思の再確認とか提供意思の確認というのを得た後、7.4%という実績がございます。さらに自営業者となると数が限られておりまして、1名以下というのが算定上出てくるわけでございますので、予算上1名分を計上させていただいております。以上です。 5 ◯大崎委員 今までの算定だと1名以下だということなんですけども、先ほど申し上げましたとおり、ちょっと情勢が変わって非常に関心が高くなって、これが2名とかになった場合はもう受け付けることができないというものなのでしょうか。 6 ◯健康推進課長 予算の定めが必要でございますので、必要な場合は、予算に不足が生じる場合は、議会の承認または予算が現行予算の中にある場合は、自治法の規定により流用で対処いたしたいと思います。以上です。 7 ◯委員長 ほかにありませんか。 8 ◯高橋委員 89ページ、004の第一次救急医療運営事業で説明資料が28ページの4番の中で、広島広域都市圏救急相談センター運営事業負担金の件なんですが、先日もお話はあったんですが、まだ利用期間が短いんですが、現在までの利用の状況とそれから市民周知についてどのように行われるのかお伺いをいたします。 9 ◯健康推進課長 利用実績が少ないんですが、1月28日の開始から2月17日までの3週間のデータが取りまとまっております。市民相談件数が廿日市だけでございますが、3週間で99件でございます。内容、振り分けは、119番救急搬送が11件、医療機関を案内したものが70件、応急処置を助言したものが1件、その他が17件でございます。2点目の啓発でございます。市民周知の状況でございますけども、広島広域都市圏全体と本市独自での取り組み、2方向から行っております。広島広域都市圏では中国新聞への掲載、ラッピングバス、そしてJR駅構内へのポスター掲示、バス車内へのポスター掲示、ラジオ広報を取り組んでおります。本市独自の取り組みでは12月1日後、広報に登載し、市の公式ホームページそして1月12日と2月16日のフェイスブック登載、市の公共施設、医療機関、スーパー等へポスター掲示、1月初旬に保育園、私立の幼稚園の保護者に携帯用啓発カードを配付しております。今後ですが、小中学校の保護者にチラシを配付いたします。そして子育て応援ガイドまたは廿日市市こんにちは赤ちゃんに掲載することと予定いたしておりまして、こうした取り組みを今後定期的に行っていきたいというふうに思っております。以上です。 10 ◯高橋委員 わずか3週間で99件とかなりの廿日市市内だけでも相談があったというふうに思っています。これに関しては大人も相談できる電話相談ということで、大人、子どもの内容があるかどうか、あればお伺いをしたいと思います。 11 ◯健康推進課長 年齢別の利用件数でございますが、15歳までの児童が40件、16歳から64歳までが30件、65歳から74歳までが9件、75歳以上が11件、不明が9件でございます。 12 ◯高橋委員 さっきも言いましたように、子どもは別にシャープの8000番でしたっけ、あるんで、これにこの事業に関しては大人もしっかりと相談窓口になってほしいということであれば、広報手段をしっかりとその小学校とか保育園とかだけでなくて、大人にもわかってもらういうか、一般家庭にもわかってもらうように広報するべきだというふうに思います。先日、西広島タイムスにも載っていたと思うんですが、そういったところでしっかりとFMはつかいちであるとか少しまた大人向けにも広報をしていただきたいと思いますので、この件に関してはお願いをしておきます。 13 ◯委員長 ほかにありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 14 ◯委員長 次入ります。190、191ページ。 15 ◯隅田委員 29ページの産後ケア事業についてお伺いします。宿泊型、日帰り型産後ケアの事業が開始されるということで、大変喜んでおります。それでどこを拠点に行われるようになるのか、また利用者の負担金はそれぞれどの程度になるのかお伺いいたします。 16 ◯子育て応援室長 宿泊型、日帰り型産後ケア事業の実施場所でございますが、市内ではJA広島総合病院、それから産婦人科医院の3カ所とで、現在実施に向けて協議調整をしているところでございます。利用者負担でございますが、利用者の自己負担につきましては所得に応じて3段階の金額とし、課税世帯で児童手当が対象となる場合は必要な費用の4分の1を負担、児童手当が対象外の場合は2分の1を負担、非課税世帯と生活保護世帯は無料としております。例えば、課税世帯で児童手当が対象となる産婦が宿泊型を1泊2日利用した場合の費用は6万円かかり、自己負担は1万5,000円となっており、日帰り型を1日利用した場合の費用は1万5,000円かかり、自己負担は3,750円と設計しております。以上でございます。
    17 ◯委員長 ほかにありませんか。 18 ◯井上委員 今の産後ケアのことなんですが、実際にいつからの予定であるかということと、市内の産婦人科も協力が得られるというふうな説明だったんですが、それは宿泊型もオーケーなんですか。 19 ◯子育て応援室長 開始時期でございますが、各医療機関の状況も踏まえて今から詰めた話をさせていただきたいと思いますが、早い時期にスタートが切れるようにご協力いただけたらというふうに思っております。また具体的な開始時期については事業者と詰めていくということでございます。あとは産婦人科のご協力でございますが、これも協議を詰めていかなければいけないということでありますけれども、宿泊型とあわせて対応を、ベッドの空きがあればということではございますが、対応していただけるのではないかというふうに思っておりますが、これも今から詰めていきたいという内容でございます。 20 ◯井上委員 精神的なケアのほうも一緒にやらなくちゃいけないということで、その産婦人科医院のほうに全部のスタッフがそろっているわけではないので、廿日市は五師士会とかございますので、そういった精神科の関係のケアをする人とか、そういったところについては市のほうでコーディネートしてうまく回るようにしてほしいのと、あとこのネウボラは廿日市も先進的にやっていたのに広報のほうがちょっと足らなくて後からやったみたいな形になっていましたが、せっかくいいことですから、市民に周知するということで、その点も気をつけてやっていただきたいというふうに思いますが。 21 ◯子育て応援室長 産婦の精神的なケアにつきましては、産後ケア事業を実施する事業者と、あと保健師と連携をとりまして、個別に支援をしなければいけない場合には個別訪問、保健師のほうで個別訪問をするという形で連携をとりながら支援をさせていただきたいというふうに思っております。あとはネウボラ体制につきましても、来年度から佐伯、大野地域に拡大をいたしますけれども、出産された方全てに今、ネウボラに関するパンフレットを作成する予算も計上させていただいておりますので、皆さんに周知できるように努力をしてまいりたいと思います。また、民生委員さんやママフレンドさんにも関係する団体のほうにも周知をしっかりしてまいりたいというふうに思っております。 22 ◯委員長 ほかにありませんか。 23 ◯大崎委員 風疹の抗体検査通知・クーポンなんですけども、これ1年間でやるんじゃないと思うんですが、何年間に分けてやると思うんですけども、どういう予定で行われるのかお伺いしたいと思います。 24 ◯健康推進課長 ただいま通知があります対象が、昭和37年4月2日から昭和54年4月1日までの間に生まれた男性を対象といたしておりまして、単年度でやってしまうと国全体のワクチン供給に支障が出るということがございます。ワクチン自体は小児が使っておりますMRを使いますので、そうした影響が出ないようにやるというところでございます。当面予測がつきませんので、国から示されておりますのは、平成31年度は昭和47年4月2日から昭和54年4月1日生まれまでの男性に限定をいたしましてクーポン券を発送することといたしております。 25 ◯大崎委員 生年月日で言われるとちょっとよくわからないんですが、確か39から53歳ということで、その年齢が全部終わるのが本市であれば大体何年ぐらいかかるのかお伺いしたいと思います。 26 ◯健康推進課長 ご案内のとおり39歳から56歳の方ということになります。まずは32年7月までに現行の抗体保有率80%を85%にまで引き上げる計画です。さらに今後、同様の感染が拡大しないように、平成34年3月末までに世代の抗体保有率を90%以上までに高めることを目指すとされております。34年3月末で終了でございます。 27 ◯委員長 ほかにありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 28 ◯委員長 次、通告外。 29 ◯栗栖委員 済みません。母子保健費全般としてお伺いしたいんですけども、この中に未熟児養育医療というのもあります。先般、超未熟児の赤ちゃんがすごく無事に育ったという新聞報道もあったんですけども、その反面、先般一般質問でもやったように、その医療的ケア児という形になってしまうお子さんもやっぱりいるという中で、この母子保健費の事業の中で、先般なかなかニーズ把握とかいろんな部分、つないでいく中にも課題があるような答弁であったように感じるんですが、例えばこの未熟児の医療の中でそういう医療的ケアが必要なお子さんの把握であったり、あとは近年の高齢出産の関係でリスクの高い染色体起因、特にダウン症のお子さんなんかの出産という部分が最終的にその福祉のほうにつないでいくという仕組みがここの中に含まれているのかどうか、またそういうことを考えてらっしゃるのかをお伺いします。 30 ◯子育て応援室長 未熟児とか、障がいのある方が出産されたりとか、若年の妊娠であるとか、おっしゃるように高齢の妊娠というのはかなりハイリスクな妊婦さんになるということで、ネウボラ体制をしいてからは妊娠期から個別にハイリスクな妊婦さんには支援をしていくという取り組みをしております。また、医療が必要な方で在宅でケアが必要な方、支援が必要な方につきましては、出産後退院前に医療機関のほうからこういった状態で在宅へ帰るというような連絡を産科病棟からいただくということもございますので、そういった福祉サービスが必要な場合は担当課に情報提供して一緒に支援をしていくという取り組みをしているところでございます。 31 ◯栗栖委員 ぜひ、うまく次につなげるような仕組みというのをつくっていただきたいんですけど、今、ハイリスクのお話が出た中で若干気になったのが、以前これも聞いたことがあるんですけど出生前診断の関係ですよね。これらの状況というのはこの中で把握をされているのかお伺いします。 32 ◯子育て応援室長 出生前診断につきましては、具体的なご相談を今の段階ではちょっと本市では受けていない状況でございまして、実際の状況については申しわけないんですが把握してないというところでございます。 33 ◯委員長 ほかにありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 34 ◯委員長 なければ192、193ページ。 35 ◯徳原委員 説明資料の30ページ。がん検診の受診の勧奨通知作成、集団健診等Web予約受付業務委託料というのが去年なくてことし導入されてますけど、その背景というのをお伺いします。 36 ◯健康推進課長 本市のがん検診受診率が県内順位で下位が続いてございます。特に若い世代の受診者が少ないという現況がございまして、対象年齢以上の全住民を対象といたしておりますが、ご自分が受診できるということを知らなかったという声も多く聞きます。そこで、直接、対象者本人へ働きかけることにより受診意欲を喚起することを目的に、受診勧奨通知を改めてしたいというふうに思っております。集団健診Web予約はスマートフォンまたはパソコンから予約したいというふうに感じられたときに、お時間があるときに24時間いつでもどこでも申し込みができるということで利便性を図ることで、忙しい若者の受診を図っていきたいというふうに思っております。以上です。 37 ◯徳原委員 今の通知方法ですけども、対象者というのが具体的に何歳から何歳までというのと、これもちろん男女関係ないということだと思うんですけども、これはよそでもこうやっているようなシステムなんでしょうか。 38 ◯健康推進課長 対象者でございますが、基本的には40歳以上、女性がんについては20歳ということでございます。よそでやってるんかということでございますが、これは法定で義務、通知がされておりませんので、独自というふうに思います。ただ、こうしたことが先進事例で受診につながったという例がございますので、これを取り入れたいというふうに思っております。 39 ◯委員長 ほかにありませんか。 40 ◯細田委員 説明資料30ページ、環境衛生一般事業の中の地域猫活動補助金についてお伺いいたします。 41 ◯環境政策課長 地域猫活動という内容でよろしいですか。地域猫活動は、地域住民が主体となって野良猫を適切に管理することにより、野良猫によるトラブルや数を減らし住みよい地域にしていく活動でございます。当該補助金は、この活動に必要な野良猫の不妊、去勢手術費それと餌の管理費とかふんの始末に必要な用具の費用として、その活動団体に対して交付しているものでございます。 42 ◯細田委員 これ、個人も大丈夫なのか、団体もそうなのか、今把握しているのが何件ぐらいあるかというのを問います。 43 ◯環境政策課長 この制度は登録制度で、活動団体に登録していただいて、その活動団体に対して交付しております。今、廿日市市の制度と広島県がやっている制度の2種類あります。廿日市市の制度のほうで登録していただいているのが4団体あります。それと広島県と市とやり方が違うんですが、県のほうの団体登録されているのが7団体。トータルで11団体ございます。 44 ◯委員長 ほかにありませんか。 45 ◯堀田委員 29ページにかかるんかと思うんですが、がん検診の中で今、市がやろうとしておるもの、やっておるものは胃がん、肺がん、大腸がん、子宮頸がん、乳がん等の検診というふうになっておるんですが、実は前立腺がん、今胃がんを抜いてトップになっておるんですよね。恐らくご承知だろうと思うんですけれども、なぜこれが対象になっていないのかお伺いします。 46 ◯健康推進課長 がん検診につきましては、国が進めるがん検診について市としては実施いたしております。国が進めておる検診については、価格的な検証または経費の効率的支出の観点から総合的に見て公費を負担すべき部分というのを物差しとして決定されております。そうした整理にしたがって実施することを基本とさせていただいております。以上です。 47 ◯堀田委員 病院等に前立腺がん、非常にPRじゃないんですけれども昨今ふえておるよと。その前兆としては前立腺肥大というのがあるわけですけれども、この検診は非常にたやすくできるんですよね。血液をちょっと調べるだけで、もうその数値だけで判断できるようなものなんですが、将来的に市としてこれを導入するお考えはないでしょうか。 48 ◯健康推進課長 医療についてはさまざまな所見または知識、経験に基づいて検査、治療が行われておる現状でございます。そうしたものを集約して、科学的な見地から検証、整理をされた結果が厚生労働省で進められておる検診というふうになっております。そうした科学的見地が専門分野である厚生労働省のほうで整理されたことをもって市としては検討してみたいというふうに思っております。以上です。 49 ◯委員長 ほかにありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 50 ◯委員長 次ページ、194、195ページ入ります。 51 ◯岡本委員 説明資料は30ページです。生活排水対策事業でございますが、合併処理浄化槽設置整備事業補助金なんですが、去年が872万2,000円でことしが2,767万円ということで、予算が大幅に増額されておりますけれども、その理由と目的、それからどういう効果を狙っての増額なんでしょうか、お聞きします。 52 ◯下水道経営担当課長 公共下水道で整備しない浄化槽整備区域では家屋の新築、建てかえに伴う合併処理浄化槽の設置工事を新たに補助の交付対象としたことや、1件当たりの補助金の額の増額等を行ったことにより、予算額が大幅に増加しております。このように補助制度の拡充により合併処理浄化槽の整備を促進し、汚水処理施設整備構想による汚水処理人口の増加を図っていくよう考えております。以上です。 53 ◯岡本委員 はい、わかりました。次、31ページ、地球温暖化対策推進事業です。住宅用地球温暖化対策設備導入促進補助金ですが、これで足りるんだろうかということなんですが、昨年よりは100万ほど増額されておりますが、昨年の夏過ぎくらいになんか問い合わせしたら、もうなくなって無理ですというようなことじゃったんですが、そういうことから勘案するとまだ不足じゃないかなと思うんですが、大丈夫でしょうか。 54 ◯環境政策課長 30年度につきましては他都市の予算状況とか件数等を見まして、200万から始めました。31件の要望があったんですが、実はこの中に補助対象にはエネファームとか建物、建築物を建てるときに設置するものがございます。それは結局、完了した後に補助金を出しますので、どうしても申請者の方は早めに出されるのが多い、ほとんどが早めに出されます。だからどうしても補助対象で補助申請される方が早い時期に集まったということがあります。その後3件から4件ぐらい、まだないかという声が実際ありました。それと今後続けてほしいという声もありましたので、その辺を考えまして今回31年度については、1.5倍の300万の予算を組んでおります。以上です。 55 ◯岡本委員 よくわかるんですが、去年の3件かぐらい繰り越すいうか、もう建物建ったんでそれはもらえんかったという話でしょうが、これで300万ぐらいでその予算として足りるということで組んでおられるんですが、また去年と同じように途中でなくなるかもしれないなというような思いで組んでおられるんでしょうか。 56 ◯環境政策課長 一応今の時点では300万でいけるんじゃないかと考えております。 57 ◯委員長 ほかにありませんか。 58 ◯大畑委員 自然環境保全事業、説明資料で31ページの海のクリーンアップなんですが、歳入のところでも聞きましたけれども、漂着ごみが大変多いということで地元でボランティアなどでだいぶ回収しておられるんですが、ボランティアでは限界があるということで、もう少し県と協力して対策を強化してほしいんですが、今どうなっているでしょうか、県と市との協議とか、その回収方向は。 59 ◯環境政策課長 基本的には、具体的な回収する行動、実際、実行については県とは特に一緒に動くことは今ありません。ただ、この前もお話したように、俗称ですが海岸漂着物処理推進法というのが21年に定められまして、これによって国が方針を出して都道府県が実行計画を立てております。広島県ももちろん実行計画を立てておりますが、その実行計画の中に重点地区で何をするかというのを定めております。その中に、廿日市市ではこのくらいのごみを集めるっていう計画が各市町の計画論がそこに定めてあります。基本的に今までやってました漂着物の回収等を引き続きやっていくということで計画は今立ててございます。今それを実行、進めていくところでございます。 60 ◯大畑委員 今特に県とは話をしていないということですが、県と市と話が重要じゃないかと思うのと、それから漁協などでも回収しておられますが、個々の行為でやるのではなくてちゃんとした体系的な計画が必要ではないかと思うのですが、もう少し県とその辺を詰めてもらえないでしょうか。お伺いします。 61 ◯環境政策課長 全然話してないわけではないです。例えば、今現在幾らか国の補助金を県を通していただいていますが、県に補助金の額の増加の要望とかいうお話はしております。他の団体とのシステムといいますか、やり方というのは県のほうも気にされてまして、今後その辺も話題というかいろいろな協議が入っていくと考えております。 62 ◯委員長 ほかにはありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 63 ◯委員長 通告外。 64 ◯栗栖委員 環境衛生費、004の西浄苑運営事業です。先般トラブルがあったということもあったんですが、ごまかしごまかしなんとか延長をしてるんですけれども、今回も火葬炉耐火物積替工事も計画されていますけれども、引っ張って引っ張ってどのくらいもつものなのかっていうのがまず1点です。それと、今回小さな拠点の関係で地域と話をするっていう機会があるんですけども、小さな拠点とは関係ないとはいえ、すごくいいタイミングでこういう場があるので、やはり今の将来的な状況、この火葬場どうしても地域に必要なのか、将来的には霊峯苑のほうにいってもいた仕方ないのかっていう議論をするタイミングになってるというふうに感じるんですが、その点についてお考えをお伺いします。 65 ◯環境政策課長 西浄苑につきましては、議員がおっしゃられたように先般燃料を送るパイプの中にちょっと空気がかんで点火ができなかった状態があります。その後それを解消して、点火するようになって使えるんですが、今それを確実にできるように何遍もテストをしています。機械的には今のところそういった操作上といいますか、たまたまやっぱり使う頻度が少ないものですからそういうふぐあいが時々起きることがあるようです。だから機械的に問題があるというよりはその点検の仕方もあるのですが、今のところ今回予算化させていただいとるのは、点検の結果れんがのほうがかなり傷んでいるのでれんがの積みかえにつきましては、費用も大きな費用もかからないし、もう少しほかの部分の機械ももちますんで、もう一度れんがだけは詰めかえてもう少しもたせてはどうかと考えております。これ以上全面的にやるとなると数千万とかかなりの金額になりますので、今のところあと数年ぐらいは今回の積みかえでもたせることができるだろうと思っています。この西浄苑を今後どう取り扱うかについては、急いでというよりそろそろ、徐々に、急に入るのは無理なのでそろそろお話に入っていくのも必要かなと感じています。 66 ◯栗栖委員 地理的にはすごくデリケートな部分もあるんで、なかなか言いにくいのはわかるんですけれども、ただ個人的にはどうしても距離がすごくあるので、地域でっていう形が望ましいとは思うんですが、やはりこのように年々経費がかさんでくるっていう状況になってくると、逆に考えれば、それだけの予算を別の事業に回すという考え方もあるのかなと、今回特に支所の建てかえ云々っていう話でかなり事業経費もかかるっていう状況もあるので、やはりこのタイミングでしっかり地元の理解を得ていく、せいぜい延ばしても数年だと、その先はどうすべきかっていう話はやはりするタイミングだと思います。再度お答えいただきたいと思います。 67 ◯環境政策課長 おっしゃったように、そろそろといいますか、かなり費用もかかりますのでその費用をもっと効果的に使うためにも今後どうするかっていうのは関係部局とか地域の支所とも考えながら、地域とも考えながら話しながら、話を進めていきたいと思いますのでよろしくお願いします。 68 ◯中山間地域振興担当部長 今地域のほうでもいろいろ代表の方であるとか地域の方の協議の場を設けておりますけれども、今まで正直こういう話、この今の墓苑というか、火葬場のことについて他の公共施設と同じように考えて話をする機会はありませんでしたので、これも含めて考えていきたいと思います。以上です。 69 ◯委員長 ほかにありませんか。 70 ◯高橋委員 通告外です、済みません。説明資料の31ページの自然環境保全事業の中の環境基本計画策定委員会委員報償費と環境基本計画策定業務委託料が出ているんですが、環境基本計画事体が今までの環境基本計画が31年度までということで、次期、次の環境基本計画を策定されるんだと思うんですが、その大体議会への途中経過というかスケジュールも含めて策定業務がどういうふうになっているのかをお伺いします。 71 ◯環境政策課長 環境基本計画につきましては、30年度、31年度の2カ年で作成することとしてます。現在、作成するためのデータとして市民アンケートを集めてそれのデータ解析を行っているところです。今年度末に第2回の委員会を開いて、来年度の、具体的にっていうのはちょっと言いにくいんですが、来年度の秋ごろにはもうその中身をしっかり固めて議員さん方にはご説明できるようにしたいと思っています。 72 ◯高橋委員 環境基本計画の中で望ましい、こういうことを目指してというか、そういったその基本的な構想とか考え方みたいなのは決まっているんだったら、改めてお伺いをいたします。 73 ◯環境政策課長 具体的な中身、考え方っていうのは基本的には同じなんですが、ただ最近言われているのはやっぱり地球温暖化、地球環境ですね。法的にも、都道府県だけではなくて市町村、政令指定都市までだったんですが、一般市町もその辺も考えるべきじゃないかっていう意見も出ていますので、そういったものを少し表に出していかないといけないのかなと思っています。あとは、具体的にできることっていうのをちゃんと掲げていきたいなと考えております。 74 ◯高橋委員 ごみ処理施設も新しくはなっていますけれども、ごみの減量化についても市民周知も含めて環境基本計画の中でしっかりと位置づけていただきたいと言っておきます。答弁はいいです。 75 ◯委員長 ほかにありますか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 76 ◯委員長 なければ、196、197。 77 ◯大崎委員 携帯型電子翻訳機の数及び設置場所をまずお伺いいたしたいと思います。 78 ◯健康推進課長 携帯型電子翻訳機は休日・夜間急患診療所に1台設置する予定といたしております。 79 ◯大崎委員 多分そうだと思ったんですけれども、じゃあちょっとここで聞いていいものかどうかわからないんですが、やはり宮島という外国の方が多くいらっしゃる所に今後設置していく必要があるとは思うんですけれども、たしか救急車のほうはタブレットを用いて対応されていることを以前一般質問で聞いたことがあるんですけれども、やはりこれから外国人客がたくさん多く来られることを考えるとここで聞いていいものなのか自信がないのですけれども、どういうふうにお考えかどなたかご答弁いただければと思います。 80 ◯健康推進課長 吉和診療所につきましては、現在外国人の対応といたしましては韓国語ということでございます。韓国語につきましては、現状先生で対応が可能ということで追加しての配置というのは現状では考えていません。ただ今後困る状況がふえれば順次配置していきたいというふうに思っております。 81 ◯委員長 ほかにありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 82 ◯委員長 なければ198、199ページに移ります。 83 ◯岡本委員 説明書32ページ、清掃一般事業です。剪定枝破砕車両を購入されるということなのですが、それでチップにしてその後の利用というか、肥料にして畑にまくようにするのか、その辺のことを教えてください。 84 ◯廃棄物対策課長 剪定枝のチップにつきましては、リサイクルとして有効活用したいと考えております。具体的には、燃料用の木質チップということで、民間事業者が実施しておりますバイオマスエネルギーへの資源化の方向で現在検討、協議を進めているところでございます。 85 ◯岡本委員 他の町は肥料にして畑にまいたり、草が生えないように除草の効果もあるというので、そういう利用を考えておられましたけど、そういうのは考えられないのですか。 86 ◯廃棄物対策課長 これは廿日市ではございませんけど、隣の大竹市さんでそういった堆肥化等も昨年やられたようでございますが、需要がないということで来年度からやめられるという話も聞いております。我々としては、一応木質のバイオエネルギーということでまずは取りかかりということで考えていきたいと思っております。 87 ◯新田委員 今の剪定枝の車両なのですけど、これは現地に行ってやるのですか。それとも剪定枝を持ち込んでチップ化をするのですか。 88 ◯廃棄物対策課長 基本的には地元の方のご依頼に応じて派遣という形を考えたいのですが、毎日稼働ということではない場合はエコセンターに常駐しまして持ち込まれたものを破砕していくという2つの方法で、まずは取りかかっていきたいと思っております。 89 ◯新田委員 その派遣ということになると有料になるのですか。 90 ◯廃棄物対策課長 こちら無料で考えております。 91 ◯高橋委員 同じく剪定枝破砕車両の利用方法についてなのですが、今派遣する場合もあるし、そこに置いて持ち込みのものをチップ化するという話はあったのですが、例えば今無料で派遣とありましたけど、一般市民が個人的に個人の庭とか何とかで出てきた剪定枝について処理してほしいとあったときも、そういうのも無料で行えるのか、まずそういった利用方法についてお伺いします。 92 ◯廃棄物対策課長 無料と言いましたのは、家庭ごみということで無料ということでございますけども、事業系ごみ、いわゆる造園業者さんで剪定されましたものにつきましては事業系ごみになりますので、計量によりまして処理量は10キロ当たり150円をいただくようになりますけど、いわゆる処理する、破砕車両を使う、ということに対する利用料は無料というか、経費はかからないと考えています。 93 ◯高橋委員 それは市民はすごく助かると思います。逆に言うと、うちも来てほしいあっちも来てほしいという、逆にすごく需要が多いのではないかという思いはあるのですが、しっかりとした制度設計をしておかないと、私はどうなのかなという思いが。燃やせるごみは有料化をして、庭から出てきた庭木だとかそういうものに関しては無料で処理をしますよという考え方について、まずその考え方についてお伺いします。 94 ◯廃棄物対策課長 現在、剪定枝というものは、家庭から出るものは基本的には燃やせるごみで出されていると思います。したがいまして、32年度から家庭ごみの燃やせるごみは有料化ということになれば、こういった資源化を導入しない場合は今の剪定枝も有料になってしまいますけども、そちらを資源化、いわゆる資源ごみという形の扱いにすることによって、皆様のご負担も減るということもございますし、なおかつ資源化の率も上がってくるということで、資源ごみという形の取り扱いで考えていきたいということが本来の趣旨です。 95 ◯高橋委員 わかりますけども、例えば資源ごみにしてもある一定の場所に出してくださいと。それこそ個別で資源ごみを無料でとりに行っている状況はないので、なんで庭木だけがそういう扱いになるのかというのは、私はしっかりとした制度をつくっておかないと問題になるのではないかなと思いますので、利用方法についてはしっかりとした制度設計をつくってください。それを言っておきます。もう一つ塵芥処理費の中の001塵芥処理場管理運営事業です。大畑議員が歳入のほうでリサイクル発電のことについても質問はありましたけれども、改めてお伺いをします。まず、説明資料の中で33ページ。焼却灰等運搬事業、それから中間処理施設間運搬事業の内容についてお伺いをします。それとあわせて福山のリサイクル発電の撤退についてお伺いをいたします。 96 ◯廃棄物対策課長 焼却灰等の運搬業務でございますが、これは新しく竣工しますエネルギークリーンセンターから発生する焼却灰、あるいはその粉砕されたガラス等の焼却残渣、不燃物を最終処分場に運搬する業務でございます。それから中間処理施設間運搬業務、こちらにつきましてはエネルギークリーンセンターから発生する埋め立てごみ、有害ごみをエコセンターに運搬する。また逆にエコセンターから発生する燃やせるごみ、こちらをエネルギークリーンセンターに相互に運搬する業務でございます。それから福山リサイクル発電の関連でございますけれども、福山リサイクル発電につきましては歳入のとこでもお答えしましたように、RDFの供給、いわゆる燃料の供給はこの3月をもちまして終了いたしますけれども、福山市ほか、4市町ですね、府中市、庄原市、神石高原町におきまして5年間の延長を行うということを基本に今、契約変更を進めているところでございまして、4月以降も今言いました3市1町におきましてはRDFを供給するということが決まっております。しかし、その事業延長における事業運営会社、いわゆる参画している市町全団体でございますけれども、これは現体制を維持するということでしておりまして、いわゆる会社の定款とか資本金、あるいは発行株数そういったものを変えないということで今協議をしておりますので、平成31年度以降、来年度以降でございますが、廿日市市も株主として残る形になりますので、歳入のところでお答えしましたように株主配当金は5年間は入ってくる、歳入があるということでございます。 97 ◯高橋委員 まず焼却灰の運搬事業なのですが、エコセンターで焼却した焼却灰については最終処分場となると大野の最終処分場にいくのでしょうか。あと、リサイクルに使ったりするようなそういった仕組みがないのかということをまずお伺いいたします。 98 ◯廃棄物対策課長 現在、焼却灰につきましては大野の最終処分場のほうに搬入する予定でございます。リサイクルに使うというのは現在考えておりません。 99 ◯高橋委員 あと大野の最終処分場の使える期間は大体どれくらいなのかというのがわかればお伺いしたい。それと福山のリサイクル発電の、基本的には撤退していないというふうに考えていいのかどうか。それと5年間は株主の配当があるということだったのですけど、その5年後に向けてその会社がやめるときの出資金をどうするかとかその協議についてはどうなっているのかお伺いいたします。 100 ◯廃棄物対策課長 最終処分場の残容量でございますけれども、現状で大野だけというのは今手元に資料がないのですけれども、大野と廿日市、それと宮島を合わせまして残容量を計算しますと60年ぐらいはもつという形の数値的な試算になっております。それから福山のRDFでございますけれども、こちらにつきましては、最初に我々の立場でございますけれども、これはRDF、いわゆる燃料を供給しないということだけでございまして、事業運営とするには市として加入というか、入っているということでございますので、先ほど言いました株主配当が入ってくるということでございます。配当の見込みは、これは確定ではございませんけれども、年間610万の配当金があるというふうに聞いております。見込みでございます。それから、事業運営につきましては5年後にはRDF供給運営会社がやめるかどうかということが、5年延長が決まっているだけでございますので、また再度閉鎖する1年前ぐらいから恐らく続けるかどうかという協議が始まってくるかとは思います。そうした中で今後の話につきましては、当然5年後には解体、もしやめるのであれば解体ということもございますし、我々が出資している出資金の考え方もありますので、そこは四、五年後に協議をしていくということになろうかと思います。 101 ◯林委員 同じ清掃一般事業でごみ有料化準備作業とありますけれど、これの進捗をお聞きします。 102 ◯廃棄物対策課長 現在、各全世帯に配布を予定しております燃やせるごみの有料化パンフレット、資源化、有料化の啓発も含めたパンフレットでございますけれども、これを今現在作成中でございまして、3月中には各ご家庭のお手元に届くように配布の準備を進めているところでございます。また、来年度4月からは今年度作成したそのパンフレットを活用したごみ有料化に係る説明会を地域単位で開催する予定としておりまして、そういった準備も今進めているところでございます。 103 ◯林委員 その説明会での皆さんとのやりとりの中で先日もあったのが、今回の有料化の資源というのですか、入ってきたお金の使い道いうのですか、そこのところが手数料部分にいく部分とそれから作成する製造原価的なものになる分とあとそのサービスに向かう部分と本来の焼却部分に還元する部分、その辺の説明をされたのですが、これはあくまでも案であってその説明会の中で皆さんからの意見を踏まえながらそれは変動もあり得るということだったのですけれど、それについてどのように今後考えておられるかお聞きします。 104 ◯廃棄物対策課長 今おっしゃいますように、有料化の手数料には有料化の運営に係る費用とそれから収集サービスに対するサービスに係る経費、それと施設の維持管理に係る経費と3つ大きく分けてあろうかと思います。そうした中で、前回こちらは昨年の6月に議会の皆様にご説明した内容をもとに案という形で皆様にお示ししながらご意見をいただき、最終的にはそのサービスに係るものにつきましては十分に市民の皆様のご意見を聞いて32年度の予算へのサービスの反映といいますか、そうしたものを考えていければというふうに思っております。 105 ◯林委員 その中で先ほどありました例の剪定枝車両の扱い、これは別枠なのかそこの中で含めて考えられるのか、そこをお聞きします。 106 ◯廃棄物対策課長 剪定枝の破砕、粉砕車両の購入につきましては31年度の予算で購入をいたします。そうした中で、32年度の運用の中でのいわゆる粉砕車両を派遣するなり保管場所での粉砕する、そういった係員、委託になると思いますけれどもそういった委託料につきましてはそういった運営費の中に含めていきたいというふうに思っております。 107 ◯林委員 そこのところは一応今のところで理解しました。その上でもう一つ通告しているので、ごみ減量化促進対策事業の中で生ごみ減量対策器具で電動性のごみ処理機とあるのですが、それはそのままだけなのか、いろいろな応用編があり得るのかどうかをお聞きします。 108 ◯廃棄物対策課長 生ごみ処理機につきましては現在電気式の、いわゆる減量化させる生ごみ処理機が補助対象となっておりますけれども、これにつきましては31年、来年度から少し補助の制度を広げまして、その他市民の皆様が手間をかけることなく減量効果が期待できるものであれば31年度、来年度からその補助対象に含めていきたいというふうに思っております。 109 ◯委員長 ほかにありませんか。 110 ◯栗栖委員 32ページ、清掃一般事業です。先ほど林委員からもあった続きになるんですけれども、有料指定袋の作成業務についてです。廿日市の場合は今回の有料化に伴って袋代に処分料を上乗せするという長野市方式とは違って、袋代に全て込めるというふうな方式をとっていますから、多分、有料指定袋をつくる場合に、いかに袋の原価を安く下げるかということが処分費に回るお金を大きくするということにつながるんだというふうに理解しております。しかしながら、廿日市市内には現在の使っている指定袋をつくられる会社もありますし、また今回のような手数料の収集の仕組みを考えた場合に、いかに市内の業者さんがこれに参加してかなり大きな金額になるので、大きなビジネスになりますので、お金が回る仕組みがつくれることがやはり理想かな。今回大竹市さんのごみもやるので、場合によっては大竹市さんの業者がとるっていう可能性もゼロではないという中で、やはり市内に少しでもお金が回る方法っていうのを検討すべきではないかなと考えるのですが、その辺についてはどうですか。
    111 ◯廃棄物対策課長 有料指定袋の作成はおっしゃいますように市内業者さんというのは1社しかございませんけれども、今回は袋の製造だけではなく、おっしゃいましたように保管、それから流通また手数料の徴収など包括して委託することをまずは考えております。それは主な理由といたしましては、有料指定袋が市民の皆様に安定的に供給できる、いわゆる製造と保管と流通を分けると、いわゆるそういった業務の調整が安定的に回らないことも考えられますので、業務の効率化を考えまして先ほど言いました保管、流通、徴収等を全て1つの事業所に発注したいと考えております。そうした中で、市内業者を指定するというのは1社しかございませんので非常に難しくございますので、そういった市内業者の中でお金が循環できるというのが一番理想ではございますけれども、流通は市内業者さんにするとか、ほかも市内業者さんにするとか、そういった皆さんで組んで、組むというかそのJVをつくるとかそういった形で参画、参入していただければというふうに我々は思っておりますので、仕様書をつくる段階でどういった工夫ができるかっていうのは少し考えていければというふうに思っております。 112 ◯栗栖委員 市民負担は大きくなりますけど、ほんと長野市さんみたいに袋代プラス処理料という方式をとれば多分この辺の問題はもっと楽にできたんだろうと思います。ただ廿日市さんは少しでも利用者さん、市民の皆さんの負担を抑えるというのでこの設計をされたので、すごく大変なのはわかるんですけども、やはりお金が回る仕組みというのは一つ確立をしてほしいというのと、あとは今のようにどうしても集中してくる中で配送、今までだったら業者さんが仕入れて販売してという形だったんで、結構その末端の事業者さんなんかにも安易に袋が回るということはあったのですけれども、この仕組みになると例えば本当に吉和の地域のようなちょっと離れている所は郵送費コストがかかるからちょっと持っていけないんで、というようなことも起こり得る可能性があるので、やっぱりそこらはしっかりと制度設計をしていただきたいというふうに思います。何かあればお答えください。 113 ◯廃棄物対策課長 しっかりと地域に袋が出回らないというか行き渡らないということがないような形が当然ありますので、と言いながら今指定ごみ袋を取り扱っていらっしゃるお店というのが何十カ所かあるのですが、基本的にはそういったところで皆様にご提供できるような形を当然考えていきたいと思いますので、そういったあたりを工夫していければと思います。 114 ◯委員長 ほかにありませんか。 115 ◯山田委員 破砕車両の関連になるんですけれども、この破砕機や破砕車両を所有してウッドチップ化しバイオマスエネルギー化するというのはもう既に民間の会社の方は結構やられていますよね。ところが、このほとんどが採算性が合わないという話を聞いてます。そういった中において、なぜ今ここでウッドチップ化してバイオマスエネルギー化をするのかということが非常に疑問に思います。もう一点、これは破砕車両を購入して民間に委託するということなのですが、先ほども申し上げましたように民間事業者さんは破砕機や破砕車両を持っているところは数多くあるわけですから、むしろそのまま車両を購入せずとも委託に出すということも考えられたのではないかと思いますがいかがでしょうか。 116 ◯廃棄物対策課長 破砕車両につきまして、なぜ今かということにつきましては、これはやはり有料化導入とあわせてということが発端ということでございますけれども、先ほどご質問ありましたように、資源ごみの中でもいわゆる紙類等につきましてはご自分で集積場所もしくは地域の資源ごみの収集等に出されているとは思いますけれども、剪定の枝につきましてはなかなか袋に入れると破れるとか、あるいは家庭から多量に出るとか、地域でも皆さんでやられたときに多量に出るということもございまして、これは東広島市を参考にしたわけでございますが、派遣して市のほうで積極的にとりに行くということがいいのではないかということが発端でございます。また、民間への委託につきましては車両も含めてという例もあろうかと思いますけれど、このたびにつきましては車両を我々がまず購入して、いわゆる運営のほう、ドライバーでありますとか破砕する手間、そういったものを委託することによって少し市も介入しながらできるのではないかということでこのたびはこういった形でやっていきたいということにしたわけです。 117 ◯山田委員 それでは最後に採算分岐点。ここに計上されているのは車両費のみになっています。当然維持管理していく上で修繕費もかかれば人件費もかかります。そういった場合の採算性の分岐点は、どのくらい年間維持経費がかかって償価減却も含めて何年継続してやれば採算がとれるのかということと、枝木などに関して塩害等も考慮はされているのでしょうか。 118 ◯廃棄物対策課長 採算ということでございますけれども、今車両の減価償却を7年程度でちょっとみているわけでございますけれども、できれば10年15年は続けていきたいと思っております。車両にかかる修繕費とかそういったものもかかろうと思いますけども、皆様のご要望というか、ニーズがある限りは続けていきたいと思っております。それから塩害の件につきましては、これは今のリサイクルといいますか、チップの搬入先といいますか、引き取り先との話もございますけれども、現状では中の破砕された物の成分、いわゆる塩分というところまではちょっと話はございませんで、中に土とか草が入ると少し引き取るのは難しいかなと話は聞いておりますので、剪定枝という形で少し中身のこれからの協議をしながら幾らで買い取っていただけるかということもございますので、そういった協議をこれからもっと進めていく予定にしております。 119 ◯山田委員 一点、採算分岐点のお答えをいただきたいのと、私が塩害を言ったのは恐らくこういう破砕機は災害時なんかでもかなり出ると思うのですね。チップ化したものがというよりも、その塩分の含んだ枝木を粉砕するということは、結局は車両にも負担をかけてその長寿命化が図れないわけですよね。民間事業者さんであれば塩分を含んだ枝木であるものは一、二年放置してしっかりと塩分を抜いてチップ化するわけですから、そういった専門的なところまでちゃんと見越してやられてるのかということなんです。 120 ◯廃棄物対策課長 現状も破砕車両につきましては、災害に対応するかどうかというところまでは検討はしていないところでございますけれども、災害の規模にもよってくるかと思うのですけれども、かなり大規模な災害になることであればこういった破砕車両では間に合わないということになろうと思いますので、小規模であれば少し災害の復旧といいますか、お手伝いといいますか、そういったものには使っていければというふうに思っております。機械に対しまして塩害がどうかということでございますけれども、現状の車両の機能からいいますと、特に塩分については問題があるという形のカタログ仕様とはなっていないということでございます。    (山田委員「採算分岐点」と呼ぶ) 121 ◯委員長 答弁漏れ。採算分岐点、答弁できますか。 122 ◯廃棄物対策課長 採算分岐点につきましては、料金をいただいてするという形を今はとっておりませんので、どのあたりを採算分岐にするかということは今はございません。 123 ◯委員長 ほかにありますか。    (広畑委員「関連で」と呼ぶ) 124 ◯広畑委員 今採算分岐点の話があったのですが、もともと有料化のための市民サービスという部門があったのでそれは理解するのですが、でもさっき高橋委員が言われたように回収して大きなごみだから袋に入らないからチップにするという話なので、チップにして袋に入れる量の有料化があってもそれはそれでいいのではないですかね。全面的なサービスということになると思うのですが、それはどうなんですか。この設計そのものがちょっと違和感があるのですが。 125 ◯廃棄物対策課長 これは原則論にはなるのだと思うのですけれども、地域の方からの地元への出前講座をとるのとか、あるいは電話等の要望の中で今剪定枝が非常に困っている、袋に入れると破れるというそういったものの中で有料化をスタートするに当たりまして、基本的にはこういった資源化ごみという形で出していただくということが前提なのですが、選択肢としてどうしても剪定車両が間に合わないとか、皆さんでもう小さく小さく切ってから出すということであれば、それは車両を利用していただかないことも選択肢であってもいいのかなと思ってます。一つはこの剪定車両というのは今まで30センチに切ってくださいとかいう形で皆様にご負担というかご手間をかけておりました。このたびのこの剪定車両につきましては、長さにつきましては特に問わない形で粉砕できますので、地域でお借りいただいたものをどこか集めていただいておけば2メーター、3メーターそういった枝でも粉砕できるという利便性もございますし、太さも80センチぐらいまでは対応可能なので皆様の利便性はかなり上がるのではないかとは思っております。    (発言する者あり)  失礼しました。太さは8センチでございます。 126 ◯広畑委員 採算の話から入っているんですけれども、それはもうもちろん市民サービスの向上にはなると思うのですが、今おっしゃったように資源化するから可燃ごみ扱いにしないので袋の中は無料でとるっていう話ですが、だから長いものをチップにしてくれることで袋に入るようになるのでそこで新サービスにはなったと思うのですよ。その袋に入るものが木質チップとして採算というか、その袋代ぐらいになるのならそれはまだわかりますが、余分に市の税金を投入するようであれば制度的に考えたほうがいいのでないかと言っています。    (「わかる、わかる」と呼ぶ者あり)  いい値になるんならいいんです。 127 ◯廃棄物対策課長 採算性のことは確かに非常にちょっと難しい問題ではあろうかと思いますけれども、今その手数料収入の中で実際には運営といいますか、行っていく形で考えておりますので、やはりそれの採算性をどれだけとれるかという部分についてはちょっと詳細には検討していないとこがございますけれども、サービスということで皆さんにご利用いただくというということ、手数料収入を使ってということを考えておりますので、そこはちょっとご理解いただければなというふうに思うのですけれども。    (広畑委員「もう一回、何」と呼ぶ)  要するに、ご理解いただければというふうに思います。 128 ◯広畑委員 サービスの公平性という観点で少し疑問に感じるとこもありますので、もしかしたら総括質疑でまた問うかもしれません。以上で終わります。 129 ◯委員長 ほかにありますか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 130 ◯委員長 なければ次に移ります。200、201ページ。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 131 ◯委員長 ないようでしたら、ここで衛生費を終わります。 132 ◯環境政策課長 ちょっと一部訂正をお願いします。地域猫の箇所で市の制度と県の制度を使っているところ両方足したら11団体と申し上げましたが、実は市の制度と県の制度両方併用している団体がございますのでそれを引くと全部で8団体、市内で8団体が地域猫の活動をやっております。よろしくお願いいたします。 133 ◯委員長 はい、ここで休憩いたします。   ~~~~~~~~○~~~~~~~~      休憩 午前10時49分      再開 午前11時08分   ~~~~~~~~○~~~~~~~~ 134 ◯委員長 休憩前に引き続き会議を開きます。 【農林水産業費】 135 ◯委員長 第5款農林水産業費に入ります。200、201ページ。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 136 ◯委員長 202、203ページ。 137 ◯大畑委員 002有害鳥獣被害対策事業なのですが、狩猟免許取得補助金というのがありますが、この詳細についてお答えください。それと有害鳥獣対策なのですが、今どうしても対処療法になっているので山林だとか里山林整備が欠かせないと思うのですが、その関係でそちらのほうにも力を入れてほしいのですが市の考えをお伺いします。 138 ◯農林水産課長 鳥獣捕獲に必要な狩猟免許取得者を増加させるため、平成24年度から取得費の半額、上限6,000円なのですが、こちらのほうを補助しております。この制度につきましては、市広報でお知らせするなど周知に努めており平成30年度までに19人が新規に免許を取得されており、一定の成果は出ているものと考えております。また、鳥獣の出没を減少させるためには、潜み場となる山際の樹木の伐採等が有効な方法であるため里山林を整備するための予算も計上しており、効果的な対策を行ってまいりたいと考えております。以上です。 139 ◯大畑委員 狩猟免許についてなのですが、箱わなとかその種類と、それから実際に箱わななどの資格を取っても実地というかそういう経験がないとなかなか狩猟できないんですよね、箱わな資格を取っていても。上手な方は本当に上手にとられるということでその後の実践などが大事だと思うのですが、それについて何か市のほうでお考えがあるかどうかということと、里山林は大事なのですがそれだけではなくて、山の環境、そういう鳥獣を山の奥に帰ってもらうというような取り組みも必要なのですが、何か市で考えておられるかどうかを伺います。 140 ◯農林水産課長 基本的に今の狩猟免許のほうですが、箱わな等の免許の取得に対しての補助をしております。なかなか実践等の経験を積まないとできないという話なのですが、基本、県のほうとかでもそういう講習会とかを開催とかがありますので、そちらの案内等はさせてもらっております。山のほうに追い返すという話なのですが、なかなか有効な手段が見つからないということで今はそういう潜み場とかの整備を樹木の伐採を通して、要はバッファーゾーンを設けて集落に近づかないような対策をするような形にしております。以上です。 141 ◯大畑委員 新たに狩猟免許の更新費用の一部を助成しますというふうにあるのですが、これについて詳しくお聞きします。 142 ◯農林水産課長 こちらのほうは要は捕獲班の新規加入者を促進したいということでの取り組みでありまして、新たに捕獲班に入ると言われる方に対して狩猟免許の更新費用についても一部、平成31年度から補助をするような形を予算計上しております。 143 ◯大畑委員 済みません、一部というのはどれぐらいなのかお答えください。 144 ◯農林水産課長 基本的には2分の1、半額の助成を考えております。 145 ◯岡本委員 ただいま大畑委員と同じ有害鳥獣被害対策事業ですが、これまでよりも200万円以上予算がふえております。大変ありがたいと思うのでございますが、その増額した主な理由というか、大畑委員とダブったことはいいですからほかにあれば。それからこの有害鳥獣の被害対策事業が、この制度があるのですが十分に周知がされていないという面もあると思っておりますが、新しい年度の新しい取り組みについてお聞きをいたします。 146 ◯農林水産課長 予算額の増加理由と新年度の新たな取り組みでございますが、平成31年度においては主として猿を捕獲するための大型捕獲柵の購入費用、こちらを有害鳥獣捕獲対策協議会に118万8,000円を補助金として交付することとしております。また、有害鳥獣の捕獲班の捕獲体制を強化するために加入促進の広報を行うとともに、班員の新規加入促進を図る費用として16万5,000円、パトロールや捕獲等の活動費用として70万円を新たに有害鳥獣捕獲班の報償費に計上しております。以上です。 147 ◯岡本委員 パトロールというのは主には人件費ということになるのですか。 148 ◯農林水産課長 現在も有害鳥獣とかの相談を受けた場合は、捕獲班の人がパトロール等をしていただいていますので、そのパトロールに出た費用についてを助成する形を考えております。 149 ◯新田委員 新規農業経営者育成事業なんですけれど、昨年と同じ56万ということなんですけれども、上の担い手の事業も一緒になってくるんだと思うのですが、担い手もちょっと減額されていますよね。それで今の新規にされる方が少なくなっているのか、それとも成果があまりないのか、継続して昨年やられた人がことしも一緒に継続されているのか、その辺のところを教えてください。 150 ◯農林水産課長 新規農業経営者育成事業は、経営力の高い農業経営者の育成を実施する団体に対し事業に必要な経費を補助するものであり、平成26年度から現在受講中の研修生を含む7人の研修生を養成しております。研修生は佐伯地域で軟弱野菜の施設栽培に取り組み、スーパーマーケットや広島中央卸売市場、JA産直ふれあい市場等に出荷しており、地産地消に貢献されておられます。平成30年度はそのうち1名が売り上げ1,000万円に到達する見込みとなっており、徐々にではありますが成果のほうは出てきているものと考えております。 151 ◯新田委員 今団体と言われましたけれども、そういった大きな会社はいいのでしょうけれども、経営者ですからそういったことは形になるんだと思うんだけど、小規模なところですよね、そういったものに関しては、これは適用されないということですか。 152 ◯農林水産課長 団体と言ったのはその研修を受け持つ団体ということでして、今JA佐伯中央農協へこちらのほうのお願いをしている部分もありますので、そちらのほうで。この育成については、基本的に個人の方をそういう形で今受講をしていただいております。 153 ◯委員長 ほかにありませんか。 154 ◯大畑委員 006の農業多面的機能発揮促進事業で、35ページの説明でたくさん挙がっていますが、中山間地域等直接支払事業交付金と環境保全型農業直接支払対策事業交付金、多面的機能支払事業交付金の対象地区と、それからこういう交付金を本当は耕作放棄地になりそうなところにしてもらうのが1番なのですが、そういうところは要件に合わなくて比較的条件のいいような第一種農地などが対象になると思うのですが、要件の緩和について国に求めてほしいのですがその点についても伺います。 155 ◯農林水産課長 まず、中山間地域等直接支払制度と多面的機能支払交付金制度の対象地区でございますが、農業振興地域内の農業地区域となっており、佐伯地域の浅原、玖島地区及び吉和地域が対象となっております。次に、環境保全型農業直接支払制度の対象地区は、農業振興地域となっております。いずれも農林水産省が所管の制度であり、市で独自に要件を緩和するということはできないものでありますが、平成32年度から始まる第5期対策からさらに地域が取り組みやすいように制度を改めてほしい旨をこの第4期の最終評価に関する市町の意見として回答しており、引き続き地域が取り組みやすい制度になるようお願いはしてまいりたいと考えております。 156 ◯大畑委員 どうしても農振地区に限られてしまうのでぜひお願いしたいのと、それから今大きな地区名で言われましたが、今交付されている集落名を教えてください。 157 ◯農林水産課長 集落名でございますが、吉末、中村、平谷、上大町、下大町、冷川、猪之迫、成ヶ原、小田原、大沢、一丁田、上川上等でございます。 158 ◯大畑委員 多分それはずっと前から変わらないと思うのですよね。だから条件に合って地元でやりますという意欲があるところだけだと思うのですが、もうそこで固定化しているということでしょうか伺います。 159 ◯農林水産課長 第4期でいいますと、基本同じ集落で固定しております。 160 ◯委員長 ほかにありますか。 161 ◯岡本委員 35ページの農地保全対策事業です。これまでは耕作放棄地対策事業ということでしたが、なぜ農地保全対策事業に変更したのか、その変更理由。それから、農業委員会として、耕作放棄地をどう把握して農地利用の適正化を進めようとしているのかをお尋ねします。 162 ◯農林水産課長 まず、事業名変更の理由でございますが、従来の耕作放棄地再生とともに、農業者が効率的な農業経営を行える環境を整え農地の将来的な保全を図るため、平成31年度から農地改良に対する支援を行い、総合的に農地の保全を図っていくこととしており、事業名を耕作放棄地対策事業から農地保全対策事業に変更したものでございます。 163 ◯農業委員会事務局長 農業委員会は毎年市内の農地パトロールを実施し、耕作放棄地の実態を把握しております。農地パトロールにおいて把握した情報により、農業委員、農地利用最適化推進委員よる所有者等への聞き取り、農地の保全や有効な活用について協議を実施し、農業委員会へ農地の貸し手、借り手に関する相談のあった個人や法人へ農地をあっせんしております。また、高齢農家が所有している農地や草刈り等の管理のみがされている不作付地、今後、耕作放棄地となる可能性が高い農地の所有者に利用意向調査を実施しており、その結果を踏まえて、各地域の集落において将来の営農について話し合うよう考えております。 164 ◯岡本委員 何か、農地改良への新しい支援というのがさっき答弁であったのですが、具体的にはどういう農地改良への支援なのですか。 165 ◯農林水産課長 農地改良の補助につきましては、農業振興区域内の農地を所有する農業者または農業経営を行う法人を対象として、補助率2分の1で、10アール当たり20万円、上限額40万円ということで考えております。 166 ◯徳原委員 今の同じとこなんですけれども、農地保全対策という形で名前を変えて環境整備を整えるということはわかったのですけれど、例えば具体的に昨年度の予算と比較すると、耕作放棄地が30万円が、今回130万円となっておりますけれど、100万ふえたことはいいんだと思うのです。具体的に、ふやしてどういう形のものを、対策を充実させたのかというのがわかれば。 167 ◯農林水産課長 先ほどの農地改良の補助とあわせまして、従来からの耕作放棄地の再生分の補助につきましても、これまでは10アール当たり5万円を上限単価としておりましたが、雑木等の抜根が必要な再生が困難な農地につきましては、新たに上限単価10アール当たり10万円を設定して、耕作放棄地再生に取り組む農業者の負担軽減を図ることとしております。 168 ◯大崎委員 米数量調整円滑化推進事業から需要に応じた米の生産推進事業に、多分金額が同じなので、これに変わったと思うのですけれども、何か変更点がございますでしょうか。 169 ◯農林水産課長 これは、国の米政策が、行政による生産数量の目標等の配分を廃止し、生産者等の経営判断により需要に応じて生産に取り組む形に方針を変更したことに伴い、その内容に合わせて補助金の名称を変更したものでございます。 170 ◯大崎委員 実際に、どういう形のところにお金が使われるわけでしょうか。 171 ◯農林水産課長 こちらの補助金の対象者は、廿日市市の地域農業再生協議会で、こちらの構成会員は、JA佐伯中央であるとか、市、農業共済組合で、農業集落法人の佐伯、同じく吉和、消費者協会等が入っております。 172 ◯大崎委員 そういった方々が入られて、どういうことをするときに使われるのかをお伺いしたいんですけども。 173 ◯農林水産課長 この目的でございますが、その需要に応じた米生産を行うことによって、水田農業経営の安定と発展を図るという目的で払っております。そこで協議会に係る需用費であるとか、通信費、委託費等が対象となっております。 174 ◯委員長 ほかにありますか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 175 ◯委員長 なければ、204、205ページに移ります。 176 ◯細田委員 35ページの小規模農業基盤施設管理事業のところのため池浸水想定区域調査業務委託料の内容についてと、その調査をされた後、どのようにされるかいうことで、その後の方針を問います。 177 ◯農林水産課長 平成30年の7月豪雨を受けまして、ため池対策の国、県等の方針が変わっております。それで、国、県において、防災重点ため池の新たな基準を設けまして、それに該当するため池については防災重点ため池に選定の上、平成31年度までに新たに選定する想定の数は県全体で5,400カ所、廿日市で42カ所のため池の基礎情報で、平成32年度までにその浸水想定区域図を、平成33年度までにはそれ以外の全てのため池の、県内約1万9,600カ所あるという話なんですが、廿日市市で98カ所です、そのため池の基礎情報を公表する予定と聞いております。また県のほうで、平成33年度までに防災重点ため池の500カ所を県事業として廃止する方針であり、平成31年度は本市の大野地域の別府ため池と佐伯地域の梶原ため池の廃池が採択されております。防災重点ため池に該当しない見込みの農業用ため池56カ所については、本市において浸水想定区域図を作成し、老朽度及び豪雨、地震によるため池の影響度調査を行い、その調査結果をもとに、ため池決壊による下流への危険度、影響度を明らかにして、今後のため池の廃止、改修等の方針整理を行う上での基礎資料とすることとしております。 178 ◯委員長 ほかにありませんか。 179 ◯高橋委員 同じく、ため息の浸水想定調査の件なんですけれども、廿日市市内で対象になるため池が、概要を読んだら、市内56カ所の農業用ため池の老朽度の調査を行うとなってるんですが、今の課長のお話ですと、42カ所の基礎情報を調べるという話だったんですけど、廿日市のため池の状況をまずお伺いいたします。 180 ◯農林水産課長 廿日市市全体で98カ所ため池がございます。そのうち42カ所については、今後新たな新基準により、防災重点ため池になる、それが42カ所です。それについては、県のほうで浸水想定区域図等も作成するという話になっております。残りの、防災重点ため池に該当しない見込みの農業用ため池56カ所について、市のほうで予算を計上して調査を行おうとするものでございます。 181 ◯高橋委員 私が住んでいる地域にも……。この間ちょっと、区で防災の勉強会がありまして。小さなため池があると。以前は農業に使ってたけど、もう今は全く農業のためには使ってない池があると。それを何とか、下のほうに住んでいる人は、やはりそのため池を埋めてほしいっていうような声が上がってたんですが、現在は使ってないけれども、そういった池みたいなところ、そういうことに関してもこの56カ所の調査の中に入るのかどうなのか、お伺いします。 182 ◯農林水産課長 小規模のため池につきましても、先ほど言いましたように、市のほうで今回調査の対象としておりますので、その状況を調査して今後の対応を決めていきたいと考えております。 183 ◯高橋委員 あと農業用のため池だったら、地権者というか、その権利者がおられて、その権利者の合意を得なきゃいけないというようなことだったんですが、簡単に埋め立てたりすることができるのか、もしも埋め立てたりする場合には、市で何らかの措置ができるのか、地権者との関係についてお伺いいたします。 184 ◯農林水産課長 基本は、管理者がおればそちらのほうに管理してもらういうのが大原則になります。実際にそういう形で地権者等が見つからないものとかについては、また地元とかと調整しながら対応は進めていく形になると思います。 185 ◯高橋委員 権利者がおられても、昔はそうやって農業で使ってたけど、もう今は全然農業で使ってないというような場合があると思うんですよね。結局、権利はあっても、そういう役目を果たしてないものに対してまたその個人が埋め立てるというのがなかなか難しくて、今そのまま放置されてるって状況があるんで、そのことに関してもう少ししっかりと対策について、市のほうで考えていただきたいと言っておきます。 186 ◯委員長 答弁を求めますか。 187 ◯高橋委員 要らないです。 188 ◯委員長 ほかにありますか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 189 ◯委員長 なければ206、207ページに移ります。 190 ◯大畑委員 003の地籍調査実施事業なんですが、説明資料では35ページ。最近は、津田中心地の下水道を布設する区域を中心にやっておられましたが、そのほかの地域も進めないといけないと思いますので、31年度の予定をお聞きします。 191 ◯地籍調査課長 津田地域の市道を中心とした箇所で平成31年度は予定しておりまして、佐伯支所の北側の花上・小原地区の一部、4ヘクタールの一筆調査を予定しております。山林部分の調査については、昨年度からしておりますが、過去の調査内容を整理するために、数年、新規の現地調査に取り組まない予定でございます。 192 ◯大畑委員 多分、昨年度も同じようなことを言われたと思うんですが、山林についてはちょっと整理するということなんで、そうするともうほんとに地権者がおられなくなって、ますます難しくなるのではないかと思うんですが、例えば国からの財源が少なくなってるとかいうことでなかなか進まないということはありますか。
    193 ◯地籍調査課長 国の予算はついておりますが、昨年と同じように過去の調査を今、整理している段階で、終わり次第、山林の地籍調査を再開したいと考えております。 194 ◯委員長 ほかにありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 195 ◯委員長 はい、通告外。 196 ◯栗栖委員 地籍です。近年、地籍調査等進めるにつれて、宅地、農用地、林地等の所有者不明の土地がかなり判明してきてます。国の調査では、宅地が17.4%、農用地が16.9%、林地に至っては25.5%が所有者不明っていうふうな傾向があるそうなんですが、廿日市市の地籍調査をやっている中で、その傾向っていうのはどういう状況ですか。 197 ◯地籍調査課長 所有者不明の土地でございますが、中には海外、ブラジルとかアメリカとか、もう既に過去に移住された方もいらっしゃいますし、中には所有者が明治以前に生まれた方で、大正ぐらいに亡くなられて、かなりの相続人が発生して、皆さん方そういった土地がわからなくなってる場合もございます。以上です。 198 ◯栗栖委員 状況的にどれぐらいが不明になっているかっていうのはわからないのかなと思ったんですが、それはまあいいです。農林水産省が平成30年1月に所有者不明農地・林地の利活用の促進のための新制度っていうのを創設されたそうなんですけども、これらの制度の活用っていうのは、市のほうでもされてるのか。 199 ◯地籍調査課長 新しい制度は、主には公共用地を取得する際に、所有者不明の土地があれば、そういった方を今までだったら裁判所に申し立てをして長い期間を経て買収するっていうことになっとるんですが、現在それを改めまして、県等に申請しまして短期にできるような制度にしていると、私は理解しております。以上です。 200 ◯委員長 ほかにありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 201 ◯委員長 なければ、208、209ページに移ります。 202 ◯林委員 説明資料の36ページの林道整備事業で、4,000万のところでも説明はいただいておりました林道玖島川末線開設工事の件なんですけど、そのときに原側から150メートル、泉水川から150メートルと聞いておりましたけど、ちょっとその辺の詳細と、それからその地権者等への説明とか地元の説明がきちんとできているのかどうかお聞きします。 203 ◯施設整備課長 林道玖島川末線でございますけれども、先ほど言いましたように、原側から150メートルと泉水峠側から150メートルにつきましては、2.4キロぐらいの工事ではございますけれども、玖島側と原側、両サイドから攻める、工事をしていくということでございまして、今、地権者さんについては、原側のほうについては、2月に説明会をさせていただいているという状況でございます。 204 ◯林委員 だから両方から攻められるいうのは、機材等の入れ込み等があって、それが要するに在来の道路をうまく使っていうことで理解しとっていいのかどうか、そこら辺をお聞きします。 205 ◯施設整備課長 やはり、工事を進めていくに当たりまして、我々もできるだけ早い時期に工事を完成させていきたいという思いは持っております。片側からの延長でいきますと、工事そのものが、先ほど言われたような機材であるとか、資材の搬入というところも非常に難しいということもございますので、2カ所に、2工区に分けて、早急に工事を進めていきたいという思いでございます。 206 ◯林委員 ということは、31年度が取っかかりになりますけれど、これでどういいますか、道筋ができれば、その32年度以降はみやすくなるいうんか、効率的に進捗するんかなと思うんですけど、その辺についてお聞きします。 207 ◯施設整備課長 工事そのものにつきましては、30年度予算から工事を一部着手するようにしております。そういった意味でいえば、ある程度工事が進んでいけば、次の工事も確かにやりやすいということになりますけれども、現地の状況ということもございますので、やはり事業費的には少しかかってこようかなというふうには思っております。 208 ◯委員長 ほかにありますか。 209 ◯中島委員 説明資料の37ページになります。林業人材育成事業ということで、昨年度なかった項目ではないかと思うんですけども、今度はどういった内容で事業をやられるのかをお聞きします。 210 ◯農林水産課長 この事業でございますが、林業における課題の一つである林業従事者の高齢化と人材不足の解消に向け、担い手の育成を行うため、平成31年4月に施行される森林経営管理法にあわせ新設した事業であり、財源は森林環境譲与税を活用することとしております。内容につきましては、県と連携して行う取り組みでありまして、県が、林業に従事する希望者に対し講習会や情報提供を実施し、講習会の受講者の中から希望する者を各市町にあっせんすることとなっております。市は、県からあっせんを受けた希望者を受け入れ、林業に従事する上で必要となる資格取得等の研修を市内林業経営体に委託して、担い手を育成するとともに、市内での林業への就職を図るということとしております。 211 ◯中島委員 そうするとまた今から、31年度から募集をかけてやるというような形になるのかと思うのですけど、300万の予算枠を上げてますけども、人数的な枠はどういう形かまだ見えないのか、見えるのかお聞きします。 212 ◯農林水産課長 この事業自体は、実際31年度から動き出すもので、予算的には今1名で、予算を上げさせていただいております。 213 ◯委員長 ほかにありますか。 214 ◯岡本委員 37ページです。ひろしまの森づくり事業、3,785万円ですが、当初予算の概要に、森林ボランティアの活動や木質バイオマスエネルギーの地産地消を促進するため、木質バイオマスボイラー施設の導入費の一部を補助しますと書いてありますが、その対象となる施設はというのはどこになるのでしょうか。 215 ◯農林水産課長 この補助金につきましては、吉和地域の施設で化石燃料ボイラーを木質バイオマスのチップボイラーに改修する計画があり、本市において木質バイオマスの熱利用が初めて構築されることから、当該事業を支援するため施設改修費の一部を補助するものでございます。申しわけありません、固定の企業名につきましては改修計画等がまだ公表されていないということですので差し控えさせていただきたいと思います。 216 ◯岡本委員 それが、37ページのひろしまの森づくり事業の中の補助金がたくさんありますよね。環境貢献林とか、森林・林業体験活動とか、里山整備事業とか、ほかにもたくさんありますが、どれに該当してその補助金の額というのはどれぐらいになるのですか。 217 ◯農林水産課長 こちらのひろしまの森づくり事業の中の県産材利用対策事業補助金ということで、300万円を計上しております。 218 ◯細田委員 37ページ、治山維持事業。土砂災害監視システム委託についての内容を問います。 219 ◯農林水産課長 土砂災害発生監視システム保守点検業務委託料につきましては、吉和地域にある4基の雨量観測局と、その観測局を無線回線で中継する中継及び吉和支所に設置してある監視局の機器に対する保守点検料でございます。 220 ◯徳原委員 先ほどひろしまの森づくりのことで、昨年度なかった広報用看板設置等業務委託料と、さっき説明のあった県産材利用対策事業補助金の内容について、お聞きします。 221 ◯農林水産課長 広報用看板設置等業務委託料でございますが、こちらはひろしまの森づくり事業を広く周知するため、森林整備を実施した箇所に広報用の木製看板を設置したり、広報紙に掲載するための費用でございます。補助金につきましては、先ほど答弁したとおり、吉和地域でチップボイラーを改修する計画がありまして、そちらの施設へ支援するための施設改修費の一部を予算計上しております。 222 ◯徳原委員 今の看板のことですけど、設置場所というのは大体決まっているのでしょうか。 223 ◯農林水産課長 31年度に実施する場所ということになりますので、まだ具体的には決まっておりません。 224 ◯委員長 ほかにありますか。 225 ◯大畑委員 001の林業振興事業で、説明資料36ページの分収造林伐採地調査業務委託料についてお聞きします。 226 ◯農林水産課長 こちらは歳入でも一部説明はさせていただいてるんですが、佐伯地域の中道地区にある市行造林地において、中国電力が鉄塔付近にある支障となる立木を伐採することから、その伐採範囲などについて提出される資料をもとに、適正に実施されているかどうかの現地確認を行うための委託料でございます。 227 ◯大畑委員 次に、木材利用促進事業で、37ページの10です。市産材利用促進協議会補助金の事業内容と、協議会の構成について伺います。 228 ◯農林水産課長 市産材利用促進協議会は、市産材の地産地消や需要促進に向けて、協議や意見集約、また新しい事業の提案などを行う場として、平成31年度に設立される計画となっており、その運営に対し補助する予定としております。協議会の目的が、市産材を活用していくことであり、川上から川下までの流れとして関係のある林業経営体や森林ボランティア団体、木材関連産業や木製遊具を利用する団体などで構成される予定となっております。 229 ◯委員長 ほかにありませんか。 230 ◯大畑委員 通告外なんですが、林道整備事業です。005の林道整備事業で、36ページですが、太田川林業地基幹線があるんですが、今回の31年度の区間と、完成はいつになるのか伺います。 231 ◯施設整備課長 この林道太田川林業地基幹線でございますけれども、大谷工区、佐伯に当たりますけれども、そちらの一部ののり面の改良工事でございます。工事内容としましては、切り土によるのり面整形と緑化によるのり面保護を行いますので、来年度だけで単年で終わるということでございます。 232 ◯大畑委員 その林道自体の完成がいつになるめどについてお答えください。 233 ◯施設整備課長 今、太田川林業地基幹線全体でいいますと、32年ということでお聞きをしております。 234 ◯委員長 ほかにありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 235 ◯委員長 なければ、210、211ページに入ります。 236 ◯高橋委員 説明資料の38ページの漁港整備事業負担金の件でお伺いをいたします。塩屋漁港改良、整備の内容についてお伺いをいたします。それと塩屋漁港には廃船がたくさんあるんですけど、廃船処理についてあわせてお伺いをいたします。 237 ◯農林水産課長 まず、塩屋漁港の改良事業の内容でございますが、塩屋漁港の西側沖にある片浜地区の高潮対策護岸の管理用道路、未施工部分の改良工事でございます。次に、塩屋漁港の整備事業の内容でございますが、塩屋漁港の西側沖にある1号物揚げ場の張コンクリートによる補修工事でございます。また廃船処理についてでございますが、漁港管理者である広島県が、対象となる船舶について、所有者に関する調査を十分に行い、所有者の判明した船舶については、速やかに船舶を撤去するよう求めております。所有者不明のものにつきましては、ほかの船の航行や係留等、港内の安全に支障を来すものについては、広島県が順次、維持修繕予算の範囲内で廃船処理を実施しておりまして、一時期に比べて漁港内の状況は改善しているものと認識しております。 238 ◯高橋委員 廃船の件なんですけど、基本的には県が廃船処理を行うというのはわかってるんですが、その地域でやっぱり環境的にもあんまりよくないし、防災の面でも山から流れた水が港にいっぱいたまっていくと、逆に防災上も危ないんじゃないかというふうな声も地域の中でも上がっておりますので、ぜひ市からも、その廃船処理がなかなか一度にぱっと進まないもんですから、少しずつしか進まないもんですから、やはり市からもしっかりと防災面も危ないということを声を上げていただいて、一緒になってきれいな港にするように動いていただきたいんですが、そういった意味で、市の位置づけというか、役割についてお伺いをいたします。 239 ◯農林水産課長 塩屋漁港につきましては、第2種漁港ということで県の管理ということで、今、県において対策をされております。市からもそういう声が上がっとるものについては、引き続き県に要望等をして、できるだけ廃船が減るような形の対応を続けていきたいと思います。 240 ◯委員長 ほかにありますか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 241 ◯委員長 ないようでしたら、農林水産業費を終わります。ここで休憩といたします。   ~~~~~~~~○~~~~~~~~      休憩 午前11時55分      再開 午後0時58分   ~~~~~~~~○~~~~~~~~ 242 ◯委員長 休憩前に引き続き会議を開きます。 【商工費】 243 ◯委員長 6款商工費に入ります。212、213ページ。 244 ◯徳原委員 説明資料の39ページ。産業構造調査事業で、これ去年なかったかと思うんですけど、内容と活用はどうかをお聞きします。 245 ◯産業振興課長 この調査でございますが、前回平成23年度に実施をしております。前回の調査からおおよそ8年ぶりということでございますけども、内容についてはほぼ前回と同様で思っております。8年ぶりになりますので、この間の本市の人口構造の変化による本市経済の影響でございますとか、大型商業施設の地域経済の波及効果、産業間・地域間の需給関係に基づく取引の内容など、総合的に把握したいと思っておりますので、国の地域経済分析システム、RESASというのがございますが、それにより得られるデータに市内の事業所アンケート、消費地調査、選定事業者のヒアリングなどの結果を掛け合わせまして、廿日市市の産業連関表を作成して、本市の産業の特徴や経済構造を分析いたしまして、今、産業振興ビジョンが前期の期間なんでございますが、2021年から2025年が後期基本計画の期間になりますので、そういった計画の基本施策などに反映をさせてまいりたいと思っております。 246 ◯徳原委員 もう8年前のことであんまり覚えてないんですけど、これは31年度予算ですから、いつから始めて、いつごろ結果が出て、我々が公表を見させていただく時期というのはどんな状況でしょうか。 247 ◯産業振興課長 32年度に向けて債務負担行為を設定させていただいております。31年度の歳出予算が428万で、債務負担行為が245万、合計673万でございますが、部内で職員のワーキングをやっておりまして、その中で少し課題を出してから取り組みたいと思っています。ですので、31年度の年度後半ぐらいから委託に出しての調査、それから少し年度をまたぎまして3月ぐらいに県とかの統計の結果が出るものもございますので、32年度の6月ぐらいまでには終了したいと思っています。 248 ◯委員長 ほかにありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 249 ◯委員長 214ページ、215ページに入ります。 250 ◯林委員 通告にしたがって質疑させていただきます。説明資料の39ページで、人材確保対策支援事業としてありますけれど、中身は企業情報発信力強化業務委託料となっておりますけど、内容を問います。 251 ◯産業振興課長 国とか県とかのほうでも人材確保の取り組みがございますが、県でこういった人材採用力の向上ハンドブックとかも出ておりますけども、そういった中で昨今、学生、特に大学生ですけども、就職活動における情報収集がやっぱりSNSを活用したものが主流となっておりますので、インターネット上で企業情報を入手しやすくするための工夫が何かできないかなと思いまして、まず平成31年度におきましては、広島県が今、力を入れて運用しております求人・求職支援サービス、就活応援サイトGo!ひろしまというのがあるんですけども、これは企業さんも学生さんも登録できるものなんですけども、こういったところに現在市内の企業さん、個々に登録をされてますので、なかなかその登録が進んでいないということがございます。そういったことがございますので、データベースに登録する事務の促しといいますか、あるいは代行になるかもわかりませんけども、そういったサービスとか、あとGo!ひろしまに市内の企業群、廿日市の企業ということで登録するようなリンクが張れるようなサイトについて、このサイトについては少し費用もかかるということがございますので、少し研究をしてみたいというようなところで思っております。また、働き方改革でありますとか、若者の定着率がいいということで、市内にはユースエール企業という認定を受けた企業がございます。そういった企業は、広島県や広島労働局のホームページで取り上げていただけるというようなところがありますので、生産性の向上とか働きやすさにもつながっていくんですが、そういったところの認定をできる限りとるような形で促していって、知名度を上げて、市内企業がそういう選ばれる企業になって情報がさらに発信されるような形のことをあわせて行ってまいりたいと思っております。 252 ◯林委員 データベースで見られるということは、よく若者が大学進学を機に関東圏に出ていくということがありますけど、その人たちをできるだけふるさとへという、定住いう思考にも役に立つかと思うんですけど、その辺についてお考えをお聞きします。 253 ◯産業振興課長 おっしゃられるとおりでございまして、広く情報を発信をしていくということで、国、県の取り組みに連携してというのもあるんですけども、その中で申し上げますと、広島広域都市圏の中で、UIJターン促進協議会というものをつくっております。そちらも、32年度以降にそういったサイトの検討がございますので、そこにもうまくつながるような形でありますとか、予算的にはこの事業の中の事務費の中で旅費を組ませていただいておりますけども、東京圏や関西圏での大学とのマッチングというのもそこで準備をされておりますので、そういった中でもデータを使いながら、呼び込むような形で取り組んでいきたいと思っております。 254 ◯林委員 今の件は理解いたしました。引き続いて、説明資料40ページで、商店街等活性化事業とありますけれど、これは平成30年度もついておりますけど、30年度の実績と31年度の計画を問います。 255 ◯産業振興課長 30年度については、実績は残念ながらございませんでして、しかし、29年度にこの補助金を活用されまして、けん玉商店街が空き店舗対策の視察をされまして、平成30年度に空き店舗ツアーという形で宅建業協会の佐伯支部やNPO法人と連携して、実際に商店街の空き店舗をめぐるワークショップを実施されています。ただ、これについては国のモデル事業で実施をされましたので、市の予算の執行はございませんでした。ただ、その空き店舗ツアーをやられた結果、5社程度が商店街での創業を検討されているようでございまして、商店街では今、物件のあっせんや相談に応じられております。この結果を受けまして、31年度も同じように予算を組んでおりますので、この予算を活用して空き店舗に出店していただけるように、市としても一緒に取り組んでいるところでございます。また、佐伯地域の津田地区の商店街においても、まち歩きを実施されたりとか商店街発の動きがございますので、商工会と連携して一緒に支援してまいりたいと思っております。 256 ◯林委員 ということは、以前言われましたように、空き店舗をまたターゲットに商店街の活性化を促していくというところにある程度特化していると思っていいのかどうか、お聞きします。 257 ◯産業振興課長 空き店舗対策というところでは予算の半分程度でございまして、もう一つは、組織力強化というものも補助の対象に考えています。人格を持った商店街というのが本市の中にございませんので、やはり大きな事業なり国の補助を受けようと思いますと、どうしても人格が必要になる場合がございますので、そういったところについても、支援をするように考えております。 258 ◯林委員 もう1件、40ページで、フードバレーはつかいち創出事業なんですけど、30年度も、31年度も同じような予算をつけていただいてるんですけど、30年度の事業実績と31年度の事業計画についてお聞きします。 259 ◯しごと共創センター所長 まず、平成30年度の事業実績でございますけれども、平成29年度において決めました商品のコンセプトやターゲットをもとにしまして、当該事業に参加していただく市内事業所を募り、新たな商品を造成しました。この事業に最終的に参加いただいた事業所は6社おりまして、8アイテムの商品を造成することができました。商品の造成に当たりましては、食やデザイン等の専門家の意見を伺うだけでなく、テストマーケティングとして、いわゆるこの商品のターゲット層としております大人の女性を招いての試食会を行い、その方々の意見も商品づくりに反映させました。来年度につきましても、今年度と同様の枠組みで参加事業者の募集から商品造成までを行いまして、10アイテムを目標に新たな商品造成を行う予定としております。またこれに加えまして、平成30年度に造成した商品の販路開拓、それから今回の事業でつくり出した商品のブランド名でございます、ハツカマルシェというブランド名の商標登録も行う予定としております。 260 ◯林委員 今、テストマーケットで大人の試食会等をされたということでお聞きしたんですけど、当初、多分東京に打って出るというようなニュアンスで言っておられたようなんですけど、私は廿日市に結構、交流人口、観光客も来ておられるんで、そういう人たちにと思ったんですけど、実際に今のテストマーケットいうんですか、それは具体的にはどのような形でやっておられるかお聞きします。 261 ◯しごと共創センター所長 テストマーケティングというのは、いわゆる商談会に運び出す前、だから商品造成途中ということで行いました。ですので、この近郊の女性の方が対象となっております。場所は、中国醸造さんの1階と、それから広島市内にあるんですけれどもハーストーリィプラスというところの店舗で行いました。済みません、今年の事業として、そういった意味でいきますと、1月に東京、TAUで商品の商談会がございましたので、そちらには参加いたしました。それと、先月2月広島市内で行われましたビジネスフェア中四国にも、これも商談会なんですけど、こちらのほうにも参加させていただきました。 262 ◯林委員 あともう一つ、コンセプトとして地産地消という観点があってだと思うんですけど、その辺との関連がどのような形で構成しておられるかお聞きします。 263 ◯しごと共創センター所長 基本的に地産地消を視野に入れた商品開発をしております。一例を挙げますと、廿日市の割と有名なというんじゃないですけど、いちごを使った形で、それと廿日市の酢の技術のメーカーがおりますけれども、そちらを掛け合わせて、いちご酢というのをつくりましたりとか、それからこれは佐伯の醤油屋さんなんですけれども、カキのエキスを入れたカキ醤油、そういったものをつくって地産地消に努めるようにしております。 264 ◯委員長 ほかにありますか。 265 ◯高橋委員 説明資料40ページの上から16番目、企業立地促進事業です。2つあるんで、1つずつお聞きします。まず、オフィス誘致促進助成金の件でお伺いをいたします。内容についてと、それから吉和についてはお試しオフィスをやられるという話もあったんですが、それと同じなのか、助成金もそこに対応するのか、違いがあるのか、あわせてお伺いをいたします。 266 ◯産業振興課長 オフィス誘致促進助成金でございますが、対象エリアとしては市内全域を思っておりますけども、サテライトオフィスというのはやはり中山間地域のイメージを持っております。目的でございますが、雇用機会の確保、新たなビジネスの創出を促進することを目的といたしまして、3年間以上の業務継続、新規常用雇用者1名以上などを条件とさせていただきたいと思っています。賃貸等により、市内に新たにオフィス等を開設する事業者に対して、内装改修費でありますとか、設備備品購入費、オフィスの賃借料や通信回線使用料の合算した額の2分の1を補助するものでございます。上限は、1事業所につき200万円としております。こういった補助金、助成金でございますので、やはり何か事を起こして、掘り起こしをしながら組むのがよかろうかと思いまして、来年度、中山間地域振興室のほうで、吉和地域でトライアルオフィスをされるということでございますので、実際そこに事業者さんが入られてお試しをされた後に、事業所を開設したいというようなことになれば、スムーズにこちらの補助金、助成金を活用していただけるかな思いまして、助成金もあわせて計上させていただいている状況でございます。 267 ◯高橋委員 新たなビジネスの創出を促進するためということなんですが、移設でも新設でもいいというふうに概要には書いてあるんですけれども、まずその事業者をどうやって選ぶのかということと、それから今1件につき200万が上限ということになると、400万しか取ってないんで、最大限使うと2事業所しか対象にならないんで、そこら辺のその対象事業者をどういうふうに想定してこの予算をつけられたかお伺いをいたします。 268 ◯産業振興課長 この制度なんですけども、広島県で、同様の協調補助の部分がございますので、先ほど申し上げました賃借料と通信回線使用料については、県の要件を満たせば2分の1を県が出しますので、結局10分の10ということになります。そういったこともございますので、その業種につきましてはサテライトオフィスのイメージがありますので、情報サービスとかインターネット付随サービス、そういったコールセンター業のシェアオフィス、またはサテライトオフィスというようなものを対象にしております。ただ、予算を上げるときに県から打診がありまして、1社こういった形で廿日市での開業といいますか、そういったものを考えている会社もあるんですよというようなことがございましたので、そこらを目当てにして2件という形で予算を計上しております。 269 ◯高橋委員 じゃあ、あらかじめ大体の予想される事業者がおられて、そこら辺を対象としておられるのかなというふうな今の説明だとそうなんですが、逆にこういう助成事業があって、ほんとに自分でやってみたいというような人がおられたときにこの予算では当たらないわけなんで、ほんとに新規にやられようとしとる方々への、この助成が当たらない方々にはどういうふうな対応があるのか、考えておられるのか、お伺いをいたします。 270 ◯しごと共創センター所長 今のご質問、おそらく創業というふうに捉えてよろしいでしょうか。企業創業。 271 ◯高橋委員 市内のオフィス等移転する場合もオーケーだし、新規で新設する場合でもオーケーっていう、概要にはそういうふうに対象が書いてあるんで、そういった面でお聞きをしたんですが。2件以上あった場合に、あらかじめ大体の対象事業者はおられるみたいだけれども、せっかくこういう事業があるということを知られて、ほかにもそういう応募いうか、こういう事業が欲しいという方がおられたときには、どういう対応になるのかをお伺いしたい。 272 ◯産業振興課長 こちらについては、一応2件分組ませていただいておりますので、まずはその中で調整をさせていただきたいと思っております。それと、やはりお試しトライアルの部分を経由してというのが一番スムーズなのかなと思っておりまして、先ほど申し上げたものも、直ちにじゃあ廿日市にというようなことではございませんので、少し様子を見た中で活用というふうに至ればこちらの中でと思っておりますけども、何件も出るようなことがあればそれはそれで嬉しいことなんですけども、そういった場合には何らかで補正予算なりをお願いするのか、そういった形で少し対応は考えたいと思います。 273 ◯高橋委員 わかりました。あともう一つ、同じ企業立地促進事業の中で工場等設置奨励金の件でお伺いをいたします。イズミの優遇策というか、奨励金も多分今年度が最後であるとは思うんですけど、そういった内訳について、ほかの事業者も含めて内訳をお伺いします。 274 ◯産業振興課長 対象事業者2社ございます。佐伯工業団地工場設置奨励金の対象が1社、下平良二丁目地区埋立事業地商業施設誘致奨励金、こちらイズミさんでございますけども、合わせて2社でございます。佐伯工業団地の1社につきましては、459万9,000円の奨励金を計上しております。内訳ですけども、固定資産税相当額の50%を交付するもので、同社に対する奨励金は平成31年度で完了をいたします。イズミさんでございますけれども、7,382万円を計上しております。この奨励金は、固定資産税相当額の50%を交付するもので、同社に対する奨励金は31年度で完了いたします。 275 ◯高橋委員 佐伯工業団地もイズミさんもそうなんですけど、総額で幾らほど奨励金を出したかっていうのをお伺いいたします。 276 ◯産業振興課長 まずイズミさんでございますけども、総額は3億8,000万円程度となる見込みでございます。済みません、もう1社につきましては、ちょっと今、資料を持ちあわせておりませんので、後ほど答えさせてください。 277 ◯委員長 ほかにありませんか。 278 ◯徳原委員 栗栖委員とちょっと似てるんですけど、観光誘客強化。説明書41ページ。広島県の国際観光テーマ地区推進協議会負担金の内容、そしてさらに特別会計にもあるかと思うんですけど、その内容についてお伺いします。 279 ◯観光課長 この協議会でございますが、事務局は県でございます。県の観光課でございます。この協議会でございますけれども、行政、観光協会、宿泊交通事業者など会員70団体で組織しております。海外への情報発信や外国人の受け入れ態勢の整備促進などを狙いに事業展開をしております。予算説明書に記載のとおり、一般会計負担金30万円、特別会計負担金として140万円、計170万円を計上しております。一般会計でございますけれども、この負担金の内容につきましては、主に全般的な事業展開ということで、受け入れ環境の整備ということで、海外への情報発信でありますとか、通訳ガイドボランティアのガイド能力の向上や、各種セミナーの開催などを実施しております。ご質問の特別会計でございますけれども、この会計につきましては、広島県の推進するインバウンド強化事業の実施ということで、重点的に取り組む市場を設定し、国の訪日プロモーション事業の施策とも連携を図りながら、戦略的なプロモーションを行っていくということで、会計を別建てとして管理しているものでございます。以上でございます。 280 ◯徳原委員 これは昨年もあったかと思うんで、ある程度期限を決めてこの協議会を立ち上げて、いつまでを目安にっていうことがあるのかということと、この協議会の会合ですけど、定期的にどこか事務局があるのか、どこか新しい定期的な打ち合わせ等を持っておられるのかお聞きします。 281 ◯観光課長 この協議会のめどでございますけれども、この協議会は平成10年に組織化されて今日まで至っております。県の観光課が事務局ということで、この協議会のめどというものは伺っておりません。県としても、さらにインバウンド対策を強化していきたいということで、重点市場も追加していこうということで、さらなる推進を図ることとしております。もう一点でございますけど、打ち合わせのほうは事務局兼ということで、年に2回から3回ぐらいでございますけれども、そういった課長、私が出ておりますけれども、そういった会議が年に二、三回ございます。 282 ◯委員長 ほかにありませんか。
    283 ◯大崎委員 観光おもてなし向上事業なんですけども、観光案内業務委託料、かなり大きなものが計上されておりますが、この内容を問います。 284 ◯観光課長 観光案内業務委託料2,196万4,000円の内容でございます。この中身ですが、観光案内所2カ所の業務委託料の合計額でございます。内訳でございますけれども、1カ所が、従来からございます宮島桟橋の旅客ターミナル内にある観光案内所の業務委託料約500万円。もう1カ所が、今年8月に供用開始予定の宮島おもてなしトイレの整備箇所に設置する観光案内所の業務委託料、約1,700万円でございます。従来からあるターミナル内の観光案内所につきましては、予算上、宮島桟橋旅客ターミナル管理事業の中で予算計上しておりましたけれども、このたびの宮島おもてなしトイレの整備にあわせ、観光おもてなしという観点から、この向上事業のほうに予算計上の組みかえを行っております。以上です。 285 ◯大崎委員 これ来年度以降も続いていくことだと思うんですけども、さらに今度宮島口のほうに新しくターミナルが設置されて、そこにも案内所がつくられると思うんですが、そうなれば当然またプラスアルファで予算が上がってくると考えてよろしいでしょうか。 286 ◯観光課長 宮島口の観光案内所、これも来年以降オンされていくということでございます。今この宮島口の観光案内所については、宮島口のターミナル内に、市が付加機能の一つとして今いろいろと協議を重ねているところでございます。こういった運営方針等々を含めまして整理できましたら、また議会のほうにもお示ししたいと考えております。 287 ◯大崎委員 もう一つのほうなんですが、ムスリムおもてなしセミナー開催の費用が計上されております。私も月に1回ぐらいは宮島に行かせてもらってるんですけれども、あんまりムスリムの方とお会いしたことがなくて、どうしても宮島は神社仏閣がメーンとなってきますので、そういうところにこういう方々がふえてるのかなっていうのがちょっと一つ疑問で質問させていだいております。 288 ◯観光課長 まず、宮島へのムスリムの旅行客の現状でございます。統計上の話になりますけれども、ムスリムでございますけれども、世界人口の4分の1ともいわれております。その中でも東南アジアに多いといわれておりまして、広島県の観光統計にあるASEAN5カ国の状況でご紹介をしたいと思います。廿日市市でございますけれども、10年前の比較でございます。10年前の平成19年はASEAN5カ国、約3,000人で、平成29年が約7,200人。外国人観光客に占める比率は低いですけれども、数でいいますと、2.4倍に増加という状況でございます。国レベルで見ますと、平成29年度でASEAN5カ国、260万人というような結果でございます。こうした傾向を受けまして、国もこの東南アジア市場、日本政府観光局のほうで海外事務所なんかを設置されて、今後の有望市場で推進していくというようなお話も伺っております。そうしたことを踏まえまして、昨年5月、国におきまして、訪日ムスリム旅行者対応のためのアクションプランというものも策定しております。こういったことも踏まえながら、多くの外国人が訪れる宮島において、観光関連事業者とともに理解を深め、おもてなしの向上に努めていく契機としたいと、そういった思いでこのセミナーの予算を計上しております。以上です。 289 ◯大崎委員 人口的に非常に大きなマーケットをターゲットとしていくのは非常にいいことだと思って、それの準備をしていくのもいいと思うんですけども、その人たちが一体廿日市に何を求めてるのかっていう部分で、ほんとに神社仏閣を求めておられるのか、もしくは廿日市ほかにもいろいろ魅力がありまして、けん玉かアーチェリーかメダカかわかりませんけども、どういうことを本市に求めておられるのか分析をされてるかお聞かせいただきたいと思います。 290 ◯観光課長 詳しい分析というのはできておりませんけれども、先ほど申しましたように、日本政府観光局のほうでこのASEAN5カ国海外現地事務所を設けております。日本の方がおられるんで、そうした事務所からのいろいろな情報なんかも少し収集する努力もしてみたいと考えております。 291 ◯委員長 ほかにありませんか。 292 ◯栗栖委員 観光誘客強化事業。観光サブサイト、宮島紹介映像の作成業務委託料の内容、そして活用の方法について。 293 ◯観光課長 2点ご質問いただきました。まず1点目、観光サブサイト作成業務委託料でございます。現在、本市の観光情報に関するサイトとしては、市のホームページ内で観光情報という形で一つ発信しております。それともう一つが、観光課が現在独自に運用している宮島観光公式サイトというものがあります。2つございます。この委託料は、これら2つの観光情報の発信を一元的に集約し、効率的で効果的な運用を図るため、現在の市のホームページ内にサブサイトという形で宮島を含む本市の観光情報の発信サイトを新たに作成しようとするものでございます。イメージとしまして、現在市のホームページ内に移住定住サイトがございます。そうだったんだ!?廿日市!というようにありますけれども、これサブサイトでございます。このサブサイトでは、デザインに特化したページ作成が可能であるなど、閲覧への誘導効果も加味しながら、魅力あるサイトを構築していきたいと考えております。もう一点、宮島紹介映像製作業務委託料でございます。この内容につきましては、この8月に供用開始予定の宮島おもてなしトイレの2階、休憩・情報発信スペースにおいて、宮島の歴史や伝統文化など宮島を紹介する映像を放映するよう考えております。現在、宮島に関するDVDなども既にございますけれども、この委託料は旧宮島町時代に制作したVHSなどの記録映像などもあるようでございます。これらの貴重な映像を確認しながら、魅力ある映像として編集・制作し、観光客の皆さんに視聴をしていただきたいと考えております。 294 ◯栗栖委員 サブサイトは、今の宮島の観光協会のホームページとまた別個のものをサブサイトでつくるっていうことだったような気がするんですけど、ちょっとそこを確認。同じものじゃないんですよね。全く別のものですよね。 295 ◯観光課長 宮島観光公式サイトは、現在、我々観光課が運用しているサイトで、もう一方、宮島観光協会さんもホームページを独自でつくられております。これのすみ分け、役割分担が必要だろうと思います。今後、サブサイトの中で新たなコンテンツもいろいろ考えていきたいと思っておりますけれども、基本的には、イベント等重複したようなものは掲載する必要がないのではないかと考えておりまして、それは観光協会で詳しく紹介しておりますので、そういったものはうまくこのサブサイト内でリンクを張りながら紹介していきたいと考えております。 296 ◯栗栖委員 たくさんサイトをつくってコンテンツがふえるのはいいんですけど、うまくリンクを張らないと、結局来た人が迷子になってしまうんで、そこはしっかりやってほしいなと思います。もう1個、紹介映像。おもてなしトイレで流すということだったんですけど、その映像っていうのは、もうそこだけ限定の、ある意味プレミアなのか、ほかの何か、例えば市に来られた方なんかへ紹介するために視察のときに流したりとかっていうのもできるようなものなのか、そこらについて。 297 ◯観光課長 市でも今、宮島とか5地域全体を紹介するようなDVDを持っております。それにあわせて、旧宮島町時代に制作したVHS、これは私つぶさに全部中身を確認はできてないんですけれども、歴史民俗資料館などにお伺いすると、宮島の四季であるとか、あるいは伝統工芸、日本三景、厳島合戦などいろいろな中身を持った映像があるというふうに伺っております。これらをうまく編集して、映像でつなぐと。DVDということになろうかと思いますけれども、宮島おもてなしトイレの2階で視聴していただくように考えておりますけれども、当然、汎用性のある使い方もできるというふうに考えております。 298 ◯委員長 通告、ほかにありませんか。 299 ◯岡本委員 説明資料41ページ、観光資源ネットワーク化事業です。当初予算の概要に、中山間地域の周遊観光を促進するため、佐伯総合スポーツ公園及び岩倉ファームパークキャンプ場に観光案内看板を整備します、ということなんですが、その具体的な看板の設置場所はどこと、どこになるんでしょうか。 300 ◯観光課長 観光案内板設置工事でございます。ご質問ありましたように、この2カ所、それぞれ1基ずつを考えております。具体的な場所のことだと思うんですけれども、関係者といろいろ協議しながら詰めていきたいとは考えておりますけれども、ファームパークでありましたら、はつかいち観光協会さんと現場を見ながら、今の状況を見ながら、実際お話なんかも少しさせていただいております。今現在のイメージでございますけれども、佐伯スポーツ総合公園であれば、32年4月から大型複合遊具というものができます。そのあたりがいいのかなと思ったり、駐車場のほうがいいのかと、ああいったところを少し関係者とまた詰めていきたいと。岩倉キャンプ場につきましては、今大きい看板が駐車場の付近にございますので、少しサイズは小型になりますけれども、管理棟の近く、人が行き来するような目立つ所がいいのかなというようなお話をしております。詳細は今後ということでございます。 301 ◯岡本委員 具体的な設置場所については、いろいろ協議してということなんですが、私が思うのは、県道から見えるというか、県道沿いというか、例えば岩倉ファームパークのキャンプ場であれば、橋を渡る前、要するに県道のそばがいいんだろうと思うんですが。それから、スポーツ公園内でなしに、スポーツ公園があっこにあるというのが通行人、車両がわかるように、そういう県道沿いで適地が一番いいのかなというふうに思うんですが、どうですか。 302 ◯観光課長 そういったご意見もあろうかと思います。今の思いは、中山間地域の周遊観光を促進したいということで、佐伯総合スポーツ公園に大型複合遊具ができるということで、ファミリー層など少し客層も変わってくるのかなというふうに考えております。そういった方にゆっくりとその看板を見ていただいて、次、どこ行こうかなというような動機づけにしたいと思っております。逆に、岩倉キャンプ場でございますけれども、これは以前見たアンケートによりますと、キャンプ場に行って、帰りにどこか立ち寄るかっていうところで、そのまま家に帰られるというような回答が多かったようなこともございました。これもキャンプに来られて、そのキャンプ場の中でそういう看板を見て、帰りに例えば佐伯スポーツ総合公園に少し立ち寄って帰ろうと、そんな動機づけに持っていきたいという思いで2カ所、今考えております。 303 ◯岡本委員 ぜひ周遊観光ということなんで、どちらに行ってもどちらもわかるようなということに工夫をしてもらいたいというのと、以前から言っておりますが、看板にもファームパークという表現を単刀直入に岩倉キャンプ場というほうがいいと思うんで、ファームパークいうたらなんじゃろうかと思って皆さんが逆に疑問に持たれると思うので、キャンプ場にするという考えはありませんか。 304 ◯観光施設担当課長 キャンプ場の名称ですが、条例上は岩倉ファームということで、以前からご答弁差し上げておるとこですけど、やっぱり俗称ということで、既に観光協会のほうも、俗称といいますか、呼称といいますか、観光協会のパンフレットにも、もう岩倉キャンプ場というふうに明記されております。バスの運行も新しくなるということで、バス停の名称についても今、ご協議いただいておりますので、わかりやすいような名前に実態的な運用を図っていければと思っております。 305 ◯岡本委員 条例は別にそのままで構わないんで、ぜひこういう看板を設置するときには、キャンプ場というふうにお願いしますがどうですか。 306 ◯観光施設担当課長 前向きに、そういうふうに取り組んでまいりたいと思います。 307 ◯委員長 ほかにありますか。 308 ◯徳原委員 通告がもう1件あります。説明書で42ページの観光友好都市提携10周年記念事業ということで、モンサンミッシェルじゃないかと思いますけど、1,000万の予算を組んでおります。この記念事業の内容を問います。 309 ◯観光課長 観光友好都市提携10周年記念でございます。この事業につきましては、昨年平成30年12月議会において債務負担行為を設定し、既に取り組んでいる事業でございます。内容としましては、10周年記念事業として大きく2つございます。1つは、フランスを訪問し記念行事を開催する。もう一つは、宮島島内などで関連イベントの開催を行うというものでございます。この2つの取り組みにつきましては、既に公募型プロポーザル方式により企画提案を求め事業者が決定しております。これからこの提案に基づいて、詳細な協議を進めていくという運びとなっております。少し提案内容をご紹介させていただきます。1つ目のフランス訪問でございますけども、記念事業はモンサンミッシェル市において記念式典を実施したいと考えております。これにあわせて共通ロゴマーク等を作成し、またパネル展示や食や酒の試食などを通じた観光プロモーションを行ってまいりたいと考えております。もう一点のイベントでございます。これにつきましては、宮島桟橋広場においてフランス風のオープンカフェテラスを再現、あるいは市内の飲食店と連携した食フェア、街路灯へのトリコロールフラッグの掲出による周年記念の環境を創出するというようなことが提案で出ておりまして、これらを今後詰めていきたいと考えております。 310 ◯徳原委員 どういう方が具体的に行かれるのかということは、もしわかればということと、それからもちろんこれ宮島の観光協会との友好ということで、観光協会との連携は非常にあるかと思うのですけど、その辺の連携のことについても教えてください。 311 ◯観光課長 フランス訪問、記念式典の内容でございます。従前からお話しておりますけども、市は4名ほど予算措置をしておりまして、市、市議会、それと観光課職員の計4名を考えております。それにあわせて宮島観光協会にも話をしておりまして、今3名から4名程度、一緒にこの記念式典に臨むということで調整をしているところでございます。 312 ◯徳原委員 こちらのカフェテラスですけど、運営自体は観光協会が行うのですか、それとも市が絡む、その辺の割り当てというのはどんな状況ですか。 313 ◯観光課長 先ほど言いましたこの事業、大きく2つの取り組みございます。公募型プロポーザル方式により事業者を選定しております。観光協会ではなくて受託事業者が実施するというものでございます。 314 ◯委員長 ほかにありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 315 ◯委員長 通告外ありませんか。 316 ◯大畑委員 215ページ、003観光資源ネットワーク化事業で、説明資料では41ページ。上田宗箇広島入国400年記念事業委託料なんですが、委託先と、それから概要を見ますと、子どもが対象のように書いてあるんですが、鑑賞できる市民をどういうふうに想定されているのか伺います。 317 ◯観光課長 上田宗箇400年記念でございます。来年度でございます。この事業、委託料として610万円を計上させていただいております。この取り組みの中身については大きく4つの事業がございます。1つ目が、上田宗箇ゆかりの地をめぐるバスツアー計画をしております。このツアーについては、広島から岩国の少し広域的なエリアでゆかりの地をめぐるのをやっていこうと。これ1回を考えておりまして、40名程度で、参加費も要るということで少し有料ということになります。2つ目は、上田宗箇をテーマとした歴史ミュージカルの公演をさくらぴあの大ホールで開催しようというものでございます。委託先は廿日市市芸術文化振興事業団を考えておりまして、対象者は市内の小中学生を無料で招待しようということで、ふるさとへの愛着であるとか誇りであるとか、ちょっとそういった思いでおります。これにつきましては、昨年末から学校行事の確保の関係がございますので、正副校長会等に出席させてもらって、こういった取り組みの考えを伝えて、少し教育委員会と連携して対象校であるとか、対象児童の調整をお願いしとるという現状でございます。3点目が、はつかいち美術ギャラリーでの取り組みになりますけれども、これは上田流和風堂のほうにもご協力をいただいて、上田宗箇展というものを美術ギャラリーで展開をしていきたいと考えております。これは対象者については、広く市民の方に来ていただけるというふうに考えております。最後の4点目が、これは予算を伴わない事業でありますけれども、はつかいち市民図書館と連携して、上田宗箇の関連図書等を紹介する特設コーナーを設置していこうと考えております。 318 ◯大畑委員 さくらぴあでのミュージカルなんですが、昨年ありました上田宗箇まつりで早々とこういうものがありそうだというチラシをいただいたので、私も見られるかなと思ったのですが、例えば公演をもう少し回数をふやして鑑賞の対象者をふやすということはできないのかを伺います。 319 ◯観光課長 この上田宗箇のミュージカルにつきましては、年明けでございますけれども、宗箇まつり、浅原のコミュニティーあるいは浅原の市民センターのほうにもこういった取り組みをご紹介させていただいて、情報共有しております。その中で、今言ったようなお話もございましたけれども、一応8月にさくらぴあでやるのは1回とさせていただきたいというのが1点と、あと一般の方も恐らくこれを契機にという話があって、基本的にはこの公演は広島公演という形でことしの8月から9月に予定しておりますけれども、主に広島市内の県民文化センターで計17回の、有料でございますけれども、そういった公演の機会があると伺っておりますので、そういったことをご紹介させていただいております。以上でございます。 320 ◯林委員 先ほど栗栖委員が質問した観光サブサイトのことなのですけれど、先ほどお聞きしましたら市の宮島公式サイトと宮島の観光協会のサイトはセットにするというふうな入り口だったのですけれど、もともとは市内の観光施設の中に宮島もあるし今の旧廿日市の廿日市もあるんですけれど、宮島観光協会と廿日市の観光協会が独自にやっているために、人の交流をしようと思ってもその入り口のところで窓口が一本化していない、ある程度交流していないのでその辺の整理をどのようにされようとしているのか、もうそれはあきらめられとるのかどうか、そこをお聞きします。 321 ◯観光課長 このサブサイトは、人の交流という面ではまたちょっと違ったいろんな課題整理がいるのかなと思っております。このたびのサブサイトのほうで申しますと、廿日市観光協会も各支部を抱えておられまして、それぞれの支部ごとに、現在でしたら旧町村単位でつくった観光のサイトを独自で運用していると伺っております。はつかいち観光協会としては、そういったサイトを協会として一元的に構築できないかというようなことの取り組みもしたいというふうに伺っております。人の交流というのは、少しまた別の視点なのかなというようなところもございます。まずは、廿日市市でこのサブサイトを構築して、宮島観光協会がつくっている宮島情報、それとはつかいち観光協会がつくっているそれ以外の情報、これをうまくアクセス件数がふえるような形で、ポータルではないですけれども、そういったサイトを構築していきたいというふうに考えております。 322 ◯委員長 ほかにありますか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 323 ◯産業振興課長 済みません。先ほどの高橋委員さんの企業立地促進事業の中での佐伯工業団地への工場設置奨励金でございますが、29、30、31年度、3カ年交付をしておりまして合計額が約2,000万円でございます。 324 ◯委員長 ほかにありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 325 ◯委員長 なければ216、217ページに入ります。 326 ◯徳原委員 説明の42ページ、自然公園一般事業で、今回さくらの里と3カ所、3つの委託がありますけれど、新規で。これの内容をお聞きします。 327 ◯農林水産課長 まず、さくらの里維持管理業務委託料につきましては、平成30年度まではつかいちアルカディア管理事業において、はつかいち観光協会にトイレや樹木の管理などを指定管理委託していたものであり、はつかいちアルカディア設置及び管理条例廃止に伴い、隣接する瀬戸内海国立公園の極楽寺と一体的な管理を行うため、自然公園一般事業に計上変更したものでございます。次に、登山者数調査業務委託料につきましても、アルカディア・ビレッジのあり方を検討する過程で実施した極楽寺境内での登山者カウンター調査を、引き続き一体の利用状況の基礎資料とするため、平成31年度も継続して行うものでございます。次に、宮島地域環境保全巡回業務委託料につきましては、観光客の多い市街地を中心に自然公園としてのごみのない環境や鹿の餌やり防止に向けた巡回に取り組むため、平成31年度から新たに予算計上したものでございます。 328 ◯広畑委員 アルカディアの管理事業というのがありました。217の43。アルカディアは、3月31日をもって今の指定管理が契約を終わってホテルなどを閉鎖するとか聞いているのですが、4月1日以降の運営する場所がどこかあるのかどうかも聞いていないのですけれども、この維持管理業務委託について委託業者の選定と、委託業務で何をするのか教えてください。 329 ◯観光施設担当課長 アルカディア・ビレッジにつきましては、4月より宿泊温浴施設の営業を中止することとしております。公衆トイレや周辺の管理を行う必要があるため、委託業務といたしまして、施設の定期巡回、トイレ清掃、園内の草刈りなどの施設維持管理業務のほか、浄化槽保守点検、消防設備点検、専用水道施設の管理業務について予算計上しております。4月以降お使いいただける部分につきましては、体育館、グラウンドゴルフ場、体育館入り口のトイレ、駐車部分にあります公衆便所、こちらをお使いいただく予定としております。それから委託業者の選定に当たりましては、施設維持管理業務については、極楽寺山キャンプ場やさくらの里の維持管理を行っておりますはつかいち観光協会を、それから浄化槽の管理などその他の業務につきましては、市の入札参加資格者の中から指名競争入札により選定するように考えています。以上です。 330 ◯広畑委員 バーベキューはもうやらないのかどうかというのと、それから今の話でいうと、年間732万9,000円の委託料は結構な額かなと思ったのですがどうでしょうか。 331 ◯観光施設担当課長 済みません。バーベキューも引き続きやらせていただこうと思っております。それから維持管理費の件なのですけれども、やはり浄化槽の点検業務、それから専用水道の管理業務、こちらのほうが結構値を張っておりますので、こういった数値になっております。 332 ◯栗栖委員 43ページ、宮島地域シカ対策事業です。先ほど徳原委員の質疑の中で、宮島地域環境保全巡回業務委託料、鹿の餌やりの監視というのもあったのですが、実際問題、先般は奈良の鹿で、ちょっと前に鹿の角切りの部分が別の事業で出てましたけれど、特にやっぱり餌やりの関係で襲われたりとかという大変深刻な問題になっているという話がありました。巡回の部分だけではどうしても限界もありますし、一昨年の決算委員会のときにその餌やり禁止の条例の話をしたら、その後、匿名で大変脅しのような文章が届きまして、大変躊躇もしているのですけれども、やはり何らかの対策はしなければいけないのかなと。餌やる側もいろいろ言い分もあるので、全面的にというのは難しいのかなと思うのですが、かつてポイ捨て禁止条例の関係で宮島地域については考えていきたいというような答弁もあったように思いますので、これらの中で実際餌づけにつながらない方策というものが提議できないものか。またやはりこれも過去から問題になっていたのですが、捨てたごみを食べて鹿がおなかを壊してというような状況もあったりしたので、そちらの改善にもつながると思うのですけれども、その辺についての見解をお伺いします。 333 ◯農林水産課長 宮島の鹿保護管理対策は平成21年度から実施しており、平成30年度で10年となります。観光地宮島の特異性からも人と鹿が共存していける環境づくりをするため、地元住民及び有識者と協議を行いながら対策を進めているところでございます。主な対策としては、個体数増加の原因となる給餌行為の禁止、誤食の原因となるごみの持ち帰りや餌やり禁止などの取り組みを進めてきて、その結果、市街地での目撃される鹿の頭数は減少してきており、また市街地のふん害とかもそういう面で改善されているということで、一定の効果が出ているものと今考えております。そういう形で一定の効果が出ていることから、現時点で鹿に特化した条例の制定は考えておりませんが、ポイ捨てなどの対応として先ほど申し上げた宮島地域環境保全巡回業務で啓発活動などに取り組むこととしており、これが餌づけの防止等にもつながるものと考えております。 334 ◯栗栖委員 保護団体というか、餌づけを肯定化される団体の方からかなりいろいろな方面の圧力もあるのは、私も前回の件でよく感じました。そういうところでなかなか厳しく対応していくというのはやっぱり難しいのかなとは思うのですけれども、状況を見ながら、最終的にはやはりそういう条例的なものというのも将来的には視野に入れた形で、やっぱりどこかで決着をつけないとこの話というのはずっと永遠に続いていきますし、今後また手紙が届かないか大変心配なのですけれども、しっかり取り組んでいただきたいというふうに思います。答弁はいいです。 335 ◯委員長 ほかにありませんか。 336 ◯新田委員 包ヶ浦自然公園リニューアル事業についてお聞きします。ケビン並びにテニスコートの整備ということでいろいろされております。そういった施設を直すと、利用客もかなりふえているのではないかと思いますし、ちょっと多目的とここに書かせていただいたのですが、多目的は多分県の管轄だと思うのですけれども、今栗栖委員が言われたように鹿との共存がこう言われているのですけれども、鹿専用のような形になっていまして、今そこが利用客として使えるか使えないかというのがやっぱりちょっとありますよね。柵とかそういったものは、グラウンド内は多分県だと思うのですが、柵とかいう形で市のほうが整備はできないのですか。そうすると、今のここにいろいろやっていただいた効果がもっと出ると思うのですが。 337 ◯観光施設担当課長 現在のグラウンドのご利用の状況でありますけれど、イベントとかグラウンドの中でバーベキューのコンロを敷き詰めたりというようなことで、たくさんの方にご利用いただいているという状況もございます。そういった中で、グラウンドの周囲を鹿、イノシシの対策で囲うということは確かに有効かもわかりませんけれど、グラウンド自体の開放性といいますか、囲われた中で何かイベントをするとかそういったふうなことになるのではないのかなということを少し危惧しております。いずれにいたしましても、グラウンドの管理を県にお願いしておりますので、こちらのほうにも適正な利用ができるようにということで要望も重ねておりますので、今後引き続き要望もしてまいりたいと思っております。 338 ◯新田委員 バーベキューとか言われていますが、大体あそこはバックネットがあって、野球ができたりとか、多分、県協会のほうからサッカーボールがぼっときたと思うのですけれど、そういったスポーツのイベントとしても今からどんどん活用して入島者がふえてくると思いますし、せっかくケビンも直したのでそこに泊まってもらうという利用もやっぱり必要だと思うので、今回、もうこうやって予算が決まっていることなので、テニスコートも大事だと思いますけれども、そういったところにも、人数がふえるということで考えていただければと思いますがどうでしょうか。 339 ◯観光施設担当課長 運動施設も包ヶ浦の中には整備しておりますので、これを有効に活用しながら宿泊者の増加、利用者の増加というのは思うとこはございます。いずれにしましても、粘り強く県にも要望を重ねてまいりますので、よろしくお願いしたいと思います。 340 ◯佐々木委員 テニスコートの修理と書いてありますが、ここに6面、全部直すのか。 341 ◯観光施設担当課長 現在、テニスコート6面ございます。今回、予算計上させていただいておりますのは、残念なんですけれども1面。とりあえず1面。6面のうち、片側3面は地下水がテニスコートの下を通っていて非常に状況が悪いので、反対側3面を工事対象として見ております。3面のうち、1面につきましては、人工芝のコートに張りかえをやろうと思います。残り2面については、既に人工芝がめくれてつまずくとか、安全性が担保できないので、それは人工芝を撤去した上でアスファルト舗装、ちょっと硬いものできちんと平坦な状態にして、テニス以外にもバスケットの球をつくこともできますし、ローラースケートもできますし、スケートボードもできますし、そういうふうなことでとりあえずは多目的に使えるように整備していきたい。きれいになったテニスコートで利用者数がどんどん伸びてくるようであれば、また次に予算をお願いして順次整備させていただければと思っております。 342 ◯堀田委員 岩倉ファームパークの先ほど言ったトイレの件なのですが、管理棟の横にある現在のものを改修される予定なのかということと、今度の構造はせっかくですから、例えばログハウス的なものにされるのか、もう1点は、もう洋式が当然だろうかと思うのですが、その3点をお伺いします。 343 ◯観光施設担当課長 今回対象としております施設につきましては、管理棟の横のいわゆる第一キャンプ場というところに既存の公衆トイレがございますけれども、そちらが対象施設としております。工事の内容につきましては、基本、トイレの洋式化ということで改修するようにしております。これにあわせまして、内装の改修、照明のLED化、それとあと防寒対策といいますか、凍結対策、外部から風が吹き込まないような対策をできればと思っております。もう1点、ログハウス風にというご質問でありますけれども、基本は今の建物の外装をリニューアルしていくということでありますので、ちょっとログハウス風なものには仕上がらないというふうに思っております。 344 ◯堀田委員 私も何度か使うのですが、冬場は特に日当たりが悪いもので、衛生上ではないのですが、湿気も非常に高いし、あまりいい環境にないのですよね、これ。トイレは、今は快適でないとなかなか使用しにくい。そういう点も、できればご配慮いただくようにこれから検討していただければと思いますが、その点はいかがでしょうか。 345 ◯観光施設担当課長 恐らく臭気対策ということで非常に外気に開放性のあるつくりになっているように見受けております。ご指摘のとおり、冬場のかなり冷たい風、冷気も入って非常に使いにくい状況ということも認識しておりますので、これから設計に入ってまいりますので、そこらを視野に入れてつくってまいりたいと思います。 346 ◯委員長 ほかにありますか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 347 ◯委員長 218、219ページ。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 348 ◯委員長 質疑がありませんので、商工費を終わります。ここで休憩といたします。   ~~~~~~~~○~~~~~~~~      休憩 午後2時08分      再開 午後2時24分   ~~~~~~~~○~~~~~~~~ 349 ◯委員長 休憩前に引き続き、会議を開きます。その前に確認をさせていただきますけれども、質疑答弁は簡潔、明瞭にお願いを申し上げます。 【土木費】 350 ◯委員長 それでは7款土木費に入ります。218、219ページ。 351 ◯大崎委員 無電柱化を推進する市区町村長の会に加入したようなのですけれども、金額が小さいので加入しただけかなという気もするのですが、具体的に例えば宮島の伝建地域を見据えてのものとか、何かビジョンがあるようであれば教えてもらいたいと思います。 352 ◯建設総務課長 本市におきましては、どの地域から無電柱化するといったような具体的な計画等については現時点ではございません。この会につきましては、この会を通じて全国的に無電柱化が進むよう無電柱化の推進に関する施策や補助制度の確立、さらには予算の確保などにつきまして、国や関係団体との調整や要望をしていくというものでございまして、その趣旨に賛同して入会したものでございます。なお、今後まちづくりが進んでいく地区につきましては、防災上であるとか景観上の観点から無電柱化を進めていくものとは考えております。 353 ◯徳原委員 説明書の44ページ。土木業務積算システム共同利用負担金が今回ありますけれど、この内容について問います。 354 ◯建設総務課長 現在の土木工事設計積算システムでございますけれど、市が直接リース会社と単独で賃貸借契約をしておりますが、この契約が今年の7月末に期間満了となります。それに伴いまして、8月からは一般社団法人広島県土木協会が提供する積算システムのサービスを県内の自治体が共同利用することとしております。そのシステム利用に対する負担金でございます。 355 ◯徳原委員 ということは単独でなしに、このシステムは、今まで廿日市が入ってなかったところに、県全体の中に入っていくということなのですか。 356 ◯建設総務課長 先ほど申しましたように、広島県の土木協会という組織が、そういう県内のほかの市町が使えるようなシステムを有しておりますので、そちらを共同利用するということでございます。 357 ◯委員長 ほかにありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 358 ◯委員長 220、221ページ。 359 ◯隅田委員 説明書45ページです。空き家対策推進事業で、空き家の活用状況はどのように今なっておりますでしょうか。 360 ◯住宅政策課長 空き家の活用状況につきましては、2つの施策の状況でご説明したいと思います。まず、空き家バンクについてでございます。これまで、利用促進を図るため、所有者等に向けた情報提供の充実、空き家活用支援補助金制度の拡充、関係部署との情報共有、連携強化などの取り組みを進めてきております。利用状況といたしましては、昨年度に比べ増加傾向にございます。具体的には、平成31年2月末時点でございますが、空き家バンクに登録したいという相談件数につきましては、昨年度が9件であったものが今年度は16件。登録の件数につきましては、昨年度が5件であったものが9件。成約件数は、昨年度6件であったものが7件の状況でございます。次に、空き家活用補助金についての状況でございます。こちらにつきましては、情報提供等をさせていただいておりますが、平成30年7月に制度を拡充いたしまして、対象に相続整理や不動産登記などの費用も加え、補助額の増額も行っているところでございます。こちらにつきましても、状況として平成31年2月末時点、利用物件数でございますが、昨年度は2物件であったところが4物件となっております。補助金の額につきましては、昨年度97万1,000円の実績でございましたが、今年度は126万7,000円の利用となっております。以上でございます。 361 ◯広畑委員 予算書221ページの説明資料45ページ。空き家対策推進事業です。今、隅田委員からあったのですけれども、空き家の活用状況については説明があったのですが、私たちはやっぱりその都市部のほうのもったいないところにある空き家についての活用等についても興味があるのですけれども、そういったところはどうなのでしょうか。 362 ◯住宅政策課長 都市部の空き家の活用という視点だと思います。空き家の活用補助金につきましては、中山間地域とかそういったその空き家の流通が図れない地域を対象としてやっております。それ以外の地域につきましては、基本的には不動産流通が活発であるというところから、対象として外しているところでございますが、例えば、住宅団地につきましては、やはり一時期に団地への入居者が一気にふえたというような実態がございまして、そのため高齢化が進んで空き家も今後急速に増加するのではないかというような懸念がございますので、そういったところについては今現在そのモデル事業として、空き家の活用というのを単体で考えるのではなくて、まちづくりの視点も加えて戦略的に空き家活用が図れるような検討というのを、住宅団地でいきますと阿品台のほうで地域コミュニティー等と連携して検討を進めているところでございます。以上でございます。 363 ◯広畑委員 じゃあもう一つの質問に入ります。特定空家等除却工事が246万4,000円ですが、それの内容について教えてください。 364 ◯住宅政策課長 除却工事の内容でございます。こちらにつきましては、所有者とか管理者などの個人情報等に配慮いたしまして、具体的な所在地等のお答えはできませんが、対象となる特定空き家は沿岸部の市街地にございまして、敷地の周囲は住宅が近接している状況でございます。対象の建物につきましては、木造平屋建てで、面積約60平米でございます。除却工事の内容でございますが、建物の解体工事に伴う仮設、建物の解体、廃棄物等の運搬、処分などの費用を計上しております。 365 ◯広畑委員 個人の財産を市の税金で解体するということは、行政代執行ということでよろしいですか。 366 ◯住宅政策課長 こちらにつきましては、今、所有者が自主的に対応できない状況になっておりまして、空家対策特別措置法に規定のございます略式代執行という手続を踏んでおります。 367 ◯広畑委員 多分、略式代執行じゃろうが行政代執行でしょうが、いずれにしても廿日市市では初めてのことになると思うんですけども、それはそれでどうしようもないものをどうにかしなければいけないんで、よくここまで判断されたと思うんですが、問題はあくまでもこれは代執行なんで、税金を立てかえるという形になると思うんですよ。当然今のその所有者から回収する必要があると思うんですが、その辺の担保っていうか、大丈夫なんですか。 368 ◯住宅政策課長 そちらに関しましては、民法に規定のございます相続財産管理人制度を活用して、解体費用等の回収に努めてまいりたいと考えております。 369 ◯広畑委員 ちょっと今の説明では具体的によくわからなかったんですが、例えば土地とかを没収して、売却して費用を捻出するとか、そういう話でいいんですか。 370 ◯住宅政策課長 相続財産管理人制度でございますけれども、そちらにつきましては、今の所有者が、相続人が不在であると。確知できない場合に、その土地の処分などが行えるような権限がございます。そういう方が、例えばなんですが、土地を最終的に処分されて、その売却益等を今回の解体費用に充てるとかいったようなことで回収していきたいというふうに思っております。 371 ◯広畑委員 わかりました。これはしっかりと回収していただければと思います。いい勉強になると思います。あとこの代執行っていう行為は、これからもほんとにどうにもならない場所が結構あると思うんですが、この危険空き家が。そういったことはこれからも進めていくお考えですか。
    372 ◯住宅政策課長 こういった代執行のようなものは最後の手段ということで考えておりまして、やはり早い段階で、こういった老朽化して危険な空き家にならないようなところをまずやっていくということが重要だと考えております。そのため、今年度、空き家の手引書という空き家の所有者等に向けた適正管理を促すようなパンフレットを作成したり、意識啓発に努めておりますので、そういうところを重点的にやっていきながら、こういった危険空き家で、最後は市が解体しなければいけないというような事態をできるだけ防いでいこうと考えております。 373 ◯栗栖委員 45ページ、耐震改修促進事業です。済みません、対象箇所数の把握はしているのか、としか書いてなかったので、どの事業についてか、というのが書いてませんでしたが、ブロック塀の安全確保事業の部分の対象箇所数をどの程度把握されていますか。 374 ◯建築指導課長 ブロック塀等安全確保事業でございますが、ブロック塀につきましては台帳などのデーターベースとなるものがない状況で、これまで長年にわたり毎年路線を選定しながら実施してきた通学路沿道のブロック塀の点検調査などで1,000件以上の調査を行い、40件を超える物件に対して早急な改修等の対応を促すなどの取り組みを実施してきています。補助対象の把握には、さらに多くの調査や情報が必要であるなど対象数の把握にはいたっておりませんが、相当数はあるものと想定しているということでご理解いただければと思います。 375 ◯栗栖委員 手上げ方式みたいな形で、できるところからやっていくというふうに思うのですが、本当に対象箇所数を把握するのは大変な労力かなと思います。ただ、自分も車とか運転しながらずっと見るのに、気になるのが、例えば家と家との境。要は、家と家との境界にかなりの高さのブロック塀を積んで、今みたいな補強が入っていなくて、少しもう既に傾いているというようなものもかなり見るのです。それは、通学路に面しているということになれば対象になるのかもしれないですけれど、面していなければ対象外ということになるのかなと。線引きもちょっと難しい部分もあるのかなと少し感じたんですが、そういうふうに安全も個人個人の、民民のいうような話になるような事案の場合は、当人が直すということになるのかもしれませんけれども、その干渉というのですかね、市のほうからもこれ危険だから早く直しなさいという指導というのもやっぱりしていかないといけないと思うのですが、そこらについてはどういった状況ですか。 376 ◯建築指導課長 今回の補助対象ということには難しいだろうというふうに思います。ただ、やはり安全にかかわるということで、個別にご相談いただいた中で、できるだけの対応という形にはなろうかなというふうに考えております。 377 ◯栗栖委員 ありがとうございます。もう1件、私道の舗装です。大体説明もあったので内容についてはわかるのですが、実際対象になり得る箇所がどのくらいあって、何年ぐらいで対応ができそうなのかというあたりがわかればお伺いします。 378 ◯維持管理課長 私道の舗装についての補助金ですけれども、現在私道のある団地は佐伯地域だけで約75カ所ございます。その中でも町内会など、ある程度組織がまとまっており補助制度の対象となり得る団地は、それと要望のある団地については、約25カ所であると考えております。これは地元との会話の中で、例えば、アスファルト補修材をとりに来られたとか、あるいは現場で補修の対応をしたとか、そういったところの話の中で補修作業する方の高齢化や人手不足などの話が出ますので、地元負担はあるのですけれども、当該制度を活用していただけると考えているその箇所数は約25カ所であるというふうに考えております。以上でございます。 379 ◯栗栖委員 業者じゃないのでわからないのですが、大体舗装するのに、メーター当たりどのくらいかかるかというのはわかりますか。 380 ◯維持管理課長 これはあくまでも試算でございますけれども、いろいろなケースがございますので、剥ぎ取らないといけない場合、あるいはオーバーレイをしないといけない場合、いろいろなケースがございますので、一概には言えないのですけれども、1平方メートル当たり約6,000円前後で考えております。以上でございます。 381 ◯枇杷木委員 45ページ、空き家対策推進事業の一番下のほうですけど、老朽危険空き家除却事業補助金というのがありますけれど、これはさっきの説明の特定空き家とはまた別だと思うのですけれど、老朽空き家、危険空き家の除去というのは、補助金は当然自分の持っている家が危ないよと思いながらも費用がなかなかかかるのでできないという、壊したいという意思があるところにお金を出して除去してもらうのではないかと解釈しているのですけど、具体的にはこの175万という金額とは、もう何件か決まっているとか、決まっていないけど大体1件当たり幾らぐらいになったら出すよということを考えておられるのかをお聞きしたいと思います。 382 ◯住宅政策課長 補助金の内容でございますが、補助金の交付額につきましてでございます。除却費の一部と家財等処分費を対象経費としまして、その対象経費の3分の1と30万円のいずれか少ないほうの金額を限度に補助を行っているものでございます。今上げさせていただいている175万円の内訳でございますが、危険空き家の除却の費用として、5件程度を対象として考えております。ただ、先ほど言われたような、もう既に対象物件が決まっているというのではなくて、やはり危険空き家でこの補助金の対象となるようなところへ向けて、今後除却する際にはこういう補助制度もありますので、活用して早く危険な状態を解消してくださいといったような働きかけをしてまいります。 383 ◯林委員 説明資料の45ページで、住宅マスタープラン策定業務委託料とありますけれど、内容をお聞きします。 384 ◯住宅政策課長 住宅マスタープランでございますが、住生活基本法の趣旨にのっとりまして、廿日市市住生活基本計画と名称を変えて、今年度と来年度の2カ年で策定を目指して検討を進めているものでございます。本委託料の内容でございますけれども、計画に必要な各種統計分析や、市民アンケートの調査の実施、集計、分析、それから住宅施策の課題抽出、先進的な住宅政策の事例収集など専門的な知識、能力を有する計画コンサルタントへの業務委託のための費用でございます。 385 ◯林委員 この調査というのは、例えば何年に1度やるようになっていて、それがたまたま今回になっているのか、そうじゃなくて新規のものなのか、そこら辺をお聞きします。 386 ◯住宅政策課長 こちらの調査につきましては新規でございます。今年度、来年度で廿日市市の住生活基本計画を初めてつくりますので、そのための調査でございます。 387 ◯林委員 今初めてだということで言われたのですけれど、住宅の中にもいろいろ住宅があると思いますが、市営住宅なんかも入っていると思うのですけれど、その範囲がどういう範囲になるのか教えてください。 388 ◯住宅政策課長 こちらにつきましては、国の住生活基本法の対象でもございますけれども、市営住宅とかそういった公営住宅に限らず、民間の住宅も含めた広い範囲での住宅施策を対象としておりますので、昨今空き家の対策計画とか個別の計画はつくっておりますけれども、それの上位になるような住宅施策としての幅広い全般の計画になる予定でございます。 389 ◯林委員 住宅ということですから、一戸建てもあるし、マンションみたいな高層住宅も含まれると理解しとっていいかお聞きします。 390 ◯住宅政策課長 マンションや戸建ても含まれる計画でございます。 391 ◯岡本委員 先ほどの私道の舗装の件ですが、佐伯地域に75カ所あって、25カ所から要望ということなのですが、20%の負担金を出すことも含めての要望ということなのでしょうか。 392 ◯維持管理課長 現場に行って要望を端々に聞きますのに、負担金の話まではございませんで、舗装、補修の要望がございます。その中で、高齢化しているとか人手不足とかそういうこともお聞きをしております。それである程度お金のやりとりをする中で、地域、ある程度まとまった団地とかについて、お金のやりとりをしながら補助金を出して、その私道である団地の道路に対して団地の中で主体的に補修する補助金を出すという考えでございますので、舗装の要望とかそういったことがあったときにその負担金の話まではしてございませんけれども、一つの市の課題の解決方法のご提案といいますか、そういったことで要綱を策定して、それを活用していただくというように考えております。以上です。 393 ◯岡本委員 20%の負担金というのは、100万要るのならば20万ほど地元が負担するということの条件があるので、あるとなかなか話がまとまらないのかなというふうにも想定するのですが、それからどういう手順で、地元が業者に発注をして、それの領収書をもって補助を80%もらうという方式になるのか、その辺のシステムというか、手順を教えてください。 394 ◯維持管理課長 今のところ考えておりますのが、工事について市も補助金を出しますので、どの程度の工事が必要かというのをまず一緒に見させていただいて、工事をするということになりまして、その工事の金額の中から市が8割ほど補助金を出すと。その補助金をお支払いする先は、業者さんになるケースもありますし、地元にお支払いするケースもありますので、その辺は今のところ業者さんへ直接8割をお支払いするようには考えておりますけれども、またその地域地域の特性に合わせて考えていきたいと思っております。 395 ◯岡本委員 先ほど要綱をつくると言われたと思うのですが、これも早くつくって早く皆さんに周知して、要望が20カ所のところにこういうふうなシステムですよと説明しないといけないと思うのですが、要綱はいつまでにつくられますか。 396 ◯維持管理課長 要綱はもうほぼというか、つくっております。あとそういう細やかな要綱の内容でありますとか、そういうことについては広報などで4月1日以降にお知らせをしたいと思っております。 397 ◯委員長 ほかにありませんか。 398 ◯大畑委員 耐震改修促進事業で、先ほども出ましたブロック塀等安全確保事業補助金なのですが、この機会にブロック塀でなくて、緑をふやすという意味で生け垣などにかえることを促進する考えはないか伺います。他市ではそういうようなことをやっているところもあるのですが。 399 ◯建築指導課長 このブロック塀等安全確保事業補助金につきましては、あくまで危険なブロック塀等の除却という制度で国の制度を利用して行うもので、今回も危険なブロック塀等の除却後にそれにかわるものとして生垣などを設置するということに対しては補助は可能と考えております。 400 ◯大畑委員 もう一つ、空き家対策推進事業。先ほども出ていました危険空き家の除却とか特定空き家の除却なのですが、除却した後の草が生えると思うのですが、今でも家がないところでも所有者がおられないところで大変近所が困っておられるところがあって、以前にも草刈り条例というのを提案したことがあるのですが、この除草について何か市で対策を考えておられたら伺います。 401 ◯住宅政策課長 空き家対策の関係の除草についてでございますが、空き家の敷地も含めて適正管理を所有者等に求めて行っております。老朽危険空き家の除却事業の補助制度につきましては、除却後の跡地の適正管理というのも求めておりますので、必要に応じて自主管理を指導してまいります。 402 ◯委員長 ほかにありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 403 ◯委員長 なければ222、223ページ。 404 ◯細田委員 国・県道整備負担金のところで、済みません。私の文書が、大野、そこを消していただければいいかと思います。訂正がなっていませんでした。県道の佐伯線ののうがのほうに上がっていくところまでの線のことを言いたかったわけなのですけど、あそこのちょっと曲がりくねって狭隘な道の道路の拡張、拡幅の計画があるかないか。なかったら、今後の見通しがあるかどうか、それだけをお聞きします。 405 ◯建設総務課長 県道廿日市佐伯線の宮内地域でございますけど、明石地域におきましては拡幅等の整備を行ってきたところでございますけど、それから続いての具体的な計画というのは現時点ではございませんが、廿日市佐伯線はさらなる機能強化が必要な路線であるとの認識はしておるところでございます。今後についてでございますが、新規の整備路線につきましては、2020年からの県の次期道路整備計画への位置づけが必要となってまいりますので、今後この計画策定に向けて具体的な路線箇所等につきまして協議、要望を進めていくところでござます。 406 ◯高橋委員 223ページの道路橋りょう新設改良費の中の002道路整備事業でお伺いをします。まず1つ目が、説明資料で46ページになると思うのですが、書いてないのですが熊ヶ浦鯛ノ原線について新規事業で整備したいと去年もお話があったのですが、その進捗状況についてお伺いをします。 407 ◯施設整備課長 熊ヶ浦鯛ノ原線についてでございますけれども、これは廿日市市大野字熊ヶ浦を起点に国道2号から分岐し、大野字鯛ノ原を終点に市道深江林ヶ原線までの大野地域を南北に横断する重要な道路でございます。延長は約1キロメートルで、まずは1工区として国道2号から540メートルの整備を計画しております。平成26年度より事業を着手しておりまして、道路橋梁詳細設計などを行い今年度、30年度に一部用地取得を行うこととしております。31年度につきましても、引き続き用地の取得を予定をいたしております。 408 ◯高橋委員 全長1キロメートルで工区を分けてやられるということなのですが、今はまだ用地取得の時期でということだったのですが、実際の完成スケジュール、工事に入るスケジュールとかもっと具体的なスケジュールがあればお伺いいたします。 409 ◯施設整備課長 現在予定をしておりますのは、平成32年度から工事の着手を予定いたしております。新たに橋梁等も設置をするということもございますので、全体1工区としての完成を36年度ということで目標に進めているということでございます。 410 ◯高橋委員 新しい橋梁をつくって、横に中国新聞の橋梁になるのですかね、古い橋梁があります。あれは市のものではないので、どうするかというのは中国新聞社にお任せするのかもしれないのですけれども、橋梁が2本並んだりすることになるのか、撤去されるのか、そこら辺の見通しはありますでしょうか。 411 ◯施設整備課長 今回、橋梁の整備をしていくに当たりましては、当然JRさんとの協議等も関係がございます。その中でいえば、新たに橋梁が設置されることであれば、既設の橋梁は撤去という条件もございますので、新たに今回整備をすれば、今もとある橋梁は撤去させていただくということでございます。 412 ◯高橋委員 今中国新聞が持っている橋梁は、新たなものは広島側になるのか、大竹側になるのかということと、今言われる2本ではなくて1本にするとなると、撤去するのはどこが撤去するようになるのか。市がやるようになるのか、中国新聞社がやられるようになるのか、そこら辺のすみ分けについてお伺いします。 413 ◯施設整備課長 新たにできます橋梁は、今あります橋梁の大竹側に設置をいたします。撤去につきましては、中国新聞さん所有の橋梁ということで、そちらのほうで撤去していただくということで現在調整中でございます。 414 ◯高橋委員 もう一つ、同じ道路整備事業で、新機能都市開発推進事業に伴って周辺道路の整備を行うということがありますけども、具体的にどこら辺まで進んでいるのかということと、新機能都市開発事業の中の幹線は県にやっていただくようなお話で、準幹線は市がやるというお話でした。そっから外に出る周辺道路ですよね。それについてはどういう計画になっているのか、お伺いをいたします。 415 ◯施設整備課長 新機能都市開発推進事業に伴いまして、区域外の道路として今、堂垣内広池山線という路線を計画させていただいております。この路線につきましては、廿日市の上平良の字堂垣内を起点に、国道433号から分岐をして新機能都市開発推進事業までの上平良地域を東西に横断する重要な道路ということでございまして、これは平成30年、今年度でございますけども、事業を着手して地形測量、道路橋梁の予備設計を行っているところでございます。平成31年度につきましては、道路の橋梁の詳細設計と土質調査、それから用地測量を予定させていただいております。 416 ◯委員長 ほかにありますか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 417 ◯委員長 なければ次にまいります。224、225ページ。 418 ◯新田委員 3つか4つあるのですが、全てにあの…… 419 ◯委員長 1つずつしてね。 420 ◯新田委員 いや、一緒で歩道の整備なのですが、ここに地域の方々やPTAなどと連携をして行っていきますということで、今ついている予算は、今年度も具体的なものがある事業なのですか、それとも今からPTAとか地域とかと協議をしながらしていく予算でしょうか。どちらでしょう。 421 ◯施設整備課長 この歩道整備に上げさせていただいた分なんですけれども、これは大野東部の公園を整備いたしておりますけども、その前面の道路の歩道の拡幅ということを計画させていただいております。 422 ◯新田委員 じゃあ、もう具体的に決まっているということで。子どもの歩道整備ということになりますと、子どもの目線に立ってとかいうてこう書いてあるので、今から具体的にそういった歩道整備を子ども安心整備をされるのかなと思ったのですけど。 423 ◯維持管理課長 今のご質問ですけども、子ども通学路安全対策事業でお答えをさせていただきます。子ども通学路安全対策事業につきましては、登下校時における児童生徒の安全確保を図ることを目的としまして、年度当初に各小中学校から通学路の改善要望を受けて行います。提出された要望につきましては、市内部の関係課で構成する通学路整備部会で対応方針を議論しまして、その対応方針をもって国、県、道路管理者、警察、小学校、PTAなどで構成する通学路安全推進会議で方針決定をして情報共有を行っております。対策方法の検討に当たりましては、子どもの身体的特性であるとか行動等を十分考慮した上で、即効性のある安全対策を実施することとしております。以上でございます。 424 ◯新田委員 そうではなくて、これは決まった事業なんですか。それとも、今から新年度に向けて今言ったような協議をされて決めることなのか。どちらかということだけなので。 425 ◯維持管理課長 子ども通学路安全対策事業につきましては、今までずっと継続して続けてきた安全通学路整備部会での議題で上がってきましたものをその都度……    (「違う、違う」と呼ぶ者あり)  失礼しました。工事箇所は具体的にございます。その場所については、今手元にございませんので済みません。    (新田委員「はい」と呼ぶ) 426 ◯栗栖委員 説明書47ページ、河川維持管理事業です。GISデータ作成の関係なのですが、特に土木費はGISのデータの作成であったり、また更新の事業が大変多いように感じます。効果については別のところでも話を聞いたのですけど、まず初めにきのう質問して答えられなかった部分、GISのデータとなる地図の種類であったり、今後の測量等のし直しという部分での対応についてお伺いします。 427 ◯情報推進課長 本市のGISで用いております基準となる地図につきましては地形図でございます。国土地理院などの地図ではなく、この地形図は航空写真をもとに作成したもので、道路や家屋の輪郭などを表現しているものでございます。GISの座標の関係になるかと思うのですけども、それの現在の廿日市市の基準は世界標準、世界測地系になっております。これは測量法の改正により平成14年4月から世界測地系のほうに移行するということでそちらに準拠して行っております。これにつきまして、平成23年に東日本大震災による地殻変動を補正するため新基準が設けられておりますけれども、それで新基準が制定されたのですが、その時点では西日本につきましては変更は今されてはおりません。ただ、今後基準が変更になるということになった場合には、新基準にあわせていくということになると考えております。 428 ◯栗栖委員 GISにかぶせる地図のデータが独自のものになるという意味ですか。航空写真、汎用性のあるものなのか。例えば県のポータル広島なんかで土砂災害の想定のマップなんか一番わかりやすいGISになるのかなと思うのですけど、あれは国土地理院という名称が書いてあったりするのですけども、そこらとの汎用性というのはどうですか。 429 ◯建設総務課長 地形図でございます。独自といいますか、市で航空写真を撮っているものを活用しまして、それを平面化するという作業をいたしますけども、基準となるそういった点というのが国が管理したりするそういう基準点がございます。そういった基準点を照らし合わせながら、そういった地形図をつくるというものでございます。 430 ◯栗栖委員 河川の関係がどういうふうな形のGISデータなのかというのがちょっとわからないのですが、例えば県の土砂災害のポータルマップの災害想定とかぶせるということが可能であれば、この辺の河川が危険だとかいろんな部分というのが容易に判断できるのかなと思ったので、そこらの県データとの整合性とか相互利用とかそういったことが今の段階でできないのかなと感じたのですが、どうなのですか。 431 ◯建設総務課長 今委員おっしゃられますように、そういった市だけでなくて県であるとかほかのものとの整合した活用というのも今の時点ではちょっと整合がとれてない部分もございますけども、今後はそういったようなことも踏まえてどういう形で反映できるかということは考えていきたいと思っております。 432 ◯栗栖委員 このほかにも出てくる中で、例えば景観なんかちょっと金額が大きい600万ぐらいのGISというのもあるのですけども、市の内部のいろんな調査をするたびに、市内部の資料としてつくるものと、さっきのような県のポータルサイトみたいな形で市民に公表するものと、というような位置づけもあるのですけども、市のつくるものに関してはそういう市民に公表するという部分でのGISデータというのはないのですか。 433 ◯情報推進課長 現在、GISで市民に公表させているものにつきましては3つ地図がございます。その1つは認定路線網図、それと建築基準法道路情報と都市計画情報と、今現在はこの3つということにはなっているのですけれども、今後いろいろ地図情報をつくられていく中で、市民の方に公表できるものが出てないかということで調整はとらせていただこうと思っております。 434 ◯高橋委員 225ページの交通安全対策事業費の中の005歩道整備事業です。説明資料の47ページ、第5番の歩道整備事業の中の深江林ヶ原線の歩道整備工事とあるのですが、この内容についてお伺いをいたします。 435 ◯施設整備課長 これは現在大野東部公園の整備を行っておりますけども、その前面の道路の拡幅工事ということでございまして、工事内容としましては、既設歩道幅員が約1メートルから1.6メートルの部分を2.5メートルに拡幅するという工事でございます。 436 ◯高橋委員 大野インターの滝ノ下から深江林ヶ原線の橋ができて、もうかなりでき上がってますけど、私はあそこら辺についての歩道整備かなと思ったのですが、あそこについてはもう完了ということなのでしょうか。深江林ヶ原線の大野インターから大野学園の上に関しての工事。 437 ◯施設整備課長 大野インター入り口のところから街路深江林ヶ原線のところだと思うのですけれども、西方面に向かっていく道路ですね。    (高橋委員「そう、そう」と呼ぶ)  約330メートルについて完成をいたしております。今現在その続きの街路といいますと、全体の中の工事費とか優先とか順位とかそういったトータル的なことを考えて、なかなかすぐに着手できないという部分がございますので、今その整備した先線については部分的に広げて通りやすくできるようにするとか、そういった車道の拡幅等も今検討して、来年度から少しずつ進めていきたいと考えております。 438 ◯委員長 ほかにありませんか。 439 ◯堀田委員 4回目なのですが、いいですか。 440 ◯委員長 はい、もう全然。 441 ◯堀田委員 47ページ、高齢者あんしん歩行事業。これ、私ずっと以前から聞いていると、市街地の中のいわゆる歩く、昔でいう里道幅ぐらいのものを旧廿日市市内、それから宮内串戸近辺とずっとやってこられた事業なのかどうか、まず確認いたします。 442 ◯維持管理課長 高齢者あんしん歩行事業につきましては、主に廿日市でいえば鉄道の駅など交通結節点を中心とした生活経路の改善を進めてきたところでございます。以上です。 443 ◯堀田委員 ということは、この高齢者あんしん歩行事業、高齢者が対象になっているとみれば、以前、さっき言ったような狭い、車両が通らない人が歩くだけの路面を舗装したりとかいろいろやってこられたよね。廿日市にしても宮内串戸近辺にしてもね。これじゃあないんかなということで、これがさらに延長されて佐伯地域にもくるんかなという思いも込めて質疑をしておるのですが、全く対象外ですか。 444 ◯維持管理課長 高齢者あんしん歩行事業につきましては、委員ご指摘のように急速に高齢化が進む中で安心して住み続けられる高齢者にやさしいまちづくりを実現することを目的としておりますので、高齢者の方が頻繁に利用される道路でありますとか、そういう狭い道でありましてもその対象にはなってございます。 445 ◯委員長 ほかにありますか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 446 ◯維持管理課長 済みません。先ほど新田委員からご質問で、子ども通学路の箇所について、箇所と内容についてお尋ねでございましたので答えさせていただきたいと思います。路肩カラー舗装9路線、路面標示4カ所、カーブミラー2カ所、防護柵1カ所、市道駅屋代線カラー舗装、それから市道深江林ヶ原線のカラー舗装等をやっております。以上でございます。 447 ◯委員長 次、226、227ページに入ります。 448 ◯林委員 説明資料の49ページで宮島口地区整備事業の中で、宮島口旅客ターミナル内装工事とありますけど、この金額は、要するに骨格は県がされるということはお聞きしておりますけども、内装は全て市整備になりますかどうかお聞きします。 449 ◯宮島口みなとまちづくり推進課長 委員おっしゃったように、ターミナル本体につきましては県の所有工事として現在工事を行っております。その中で通路とかトイレとか、これらについての内装については、県の本体工事とあわせて、広島県において内装の整備も行われます。また、改札切符売り場とか旅客船事業者の事務室、それからJRサービスネットが運営予定の売店等の内装につきましては、各事業者のほうが本体工事完成後に整備を行うこととなっております。予算計上させております市が整備する内装工事としましては、観光案内所、物販施設、多目的スペース等、市の付加機能部の間仕切りやカウンター等の内装工事でございます。また完成後、県との規約に基づいて建物管理をしていく上で必要な機械警備であったり、放送設備、通信設備等についてもこの中で整備する予定としております。以上です。 450 ◯林委員 今の件は理解いたしました。同じ説明資料の49ページで、景観形成推進事業で宮島口地区景観形成アドバイザー業務委託料から街なみ環境整備事業費補助金とありますけど、これの内容をお聞きします。 451 ◯都市計画課長 現在、宮島口地区におきまして景観形成の取り組みを進めておりまして、今年度末には宮島口地区景観ガイドラインを公表する予定でございます。宮島口地区街なみ環境整備事業費補助金でございますが、このガイドラインに即しまして民間建物の修景や改修に対してその費用の一部を助成する補助金でございます。また、景観形成アドバイザー業務委託料につきましては、地区住民や店舗などの事業者等から修景や改修の内容の相談につきまして、景観の専門家による的確なアドバイスが行えるよう体制を整えるための委託料でございます。 452 ◯林委員 これの全体を協議会が主体になるのか、市が全面的にやられるようになるのかということと、今さっき言われた街なみ補助金というのは具体的な基準とかいうのがあればお聞きします。 453 ◯都市計画課長 ガイドラインの作成につきましては、今年度、ワークショップを重ねながら一定程度住民事業者の方の意見も踏まえながら進めてきておるところでございます。今後、地元を中心に景観形成の取り組みと申しますと、やはり市の主体でいくことがなかなか難しいといいますか、いわゆる地元の住民の方とか事業者の方が理解を示していただいて主体的に取り組んでいただきたいというふうに考えているところでございますので、できるだけ今後はまちづくり協議会等への話も進めながら地元主体で取り組んでいきたいと考えております。また支援制度でございますが、これは国の街なみ環境整備事業という国の制度でございまして、補助率が2分の1ということでございます。例えば、建物の外観を和風にするとかそういったところに対しましては、現在、補助限度額300万円、補助率2分の1ということで、1つの例でございますが進めていきたいと考えております。 454 ◯徳原委員 同じ場所なのですけど、赤崎14号線のことは4,000万の室内で聞いたのですけど、ここの予算にある3号線の進捗状況をお聞きします。 455 ◯宮島口みなとまちづくり推進課長 市道赤崎3号線でございますが、広電の踏切解消によって渋滞を緩和させる国道2号南側のアクセス道路といたまして、延長250メートル、幅員20メートルといたしまして、広島県の臨港道路と一体的に整備を進めるものでございます。この整備につきましては、県への事務委託により一体的に整備をすることとしておりまして、平成38年度ごろの完成を目途に整備を進めているところでございます。進捗状況でございますけども、道路整備により移転となります広電グループ宮島口もみじ本陣の物件移転補償契約を昨年12月に締結したところでございます。平成31年度予算においても、県への委託料を計上しております。今後、平成32年春に埋立地のターミナルの横のほうにもみじ本陣も移転を予定しておりまして、オリンピック開催までに現建物につきましても解体撤去される予定と聞いております。またその後、広電が実施する軌道、駅舎の移設工事に向けて、現在、県におきましてその用地補償調査も並行して進めております。引き続き、関係者と調整しながら、整備計画に沿って事業が着実に進むように、関係者と調整を行いながら取り組んでまいります。 456 ◯枇杷木委員 49ページの6番、景観形成推進事業の一番下のほうの吉和地域の景観協議会活動費補助金とあるのは、内容をお聞きしたいと思います。 457 ◯都市計画課長 吉和地域景観協議会が行っております吉和地域の景観形成に関する活動に対する補助金でございまして、補助事業の内容でございますが、吉和地域での国道や県道へのスイセンやツツジなどの植栽、花壇の維持管理などを行っておられますが、その費用に対する補助金でございます。 458 ◯枇杷木委員 僕はちょっと違う内容かと思って質問させてもらったのですけど、それならアダプト制度みたいなもんですよね。僕がなぜ質問したかというと、この160万という金額が我々からみたら結構大きいなと、いつもまちづくりで思うのですよ。それが組んであったからどんな事業されるのかなと思ったのですが、今のそういう事業にお金がこれだけ出るのであれば、ほかのところにもぜひやりたいという気持ちが出てくるのですが、これはちょっと趣旨が違うのではないかと思うので、そんなので出していいものかなと思うのですが、いかがなものでございましょう。 459 ◯都市計画課長 この補助金の経緯でございます。これはもともと平成元年にふるさと創生基金によりまして、当時の吉和村でございますが、国道186号などの幹線道路沿いにフラワーポットを設置し、その際に地元の団体の方が地域内でそれに花を植える活動を始められたという経緯がございまして、そういう活動を進められている中、平成15年度に地元住民が景観協議会を立ち上げられました。そういったことから吉和村では維持管理業務をこの景観協議会に任せたという形になっておりまして、それを平成16年度から経済性、活動目的を考慮し、補助金の創設となったというような経緯でございます。 460 ◯枇杷木委員 ちょっと僕、驚いているのですがね、私のところも御存じの方はおられるかもしれないですけど、433のずっと沿道で地元の人間がまちづくりのお金を使って、たるを置いて花を植えて、ずっと水をやって管理してるのですね。それは下の平良の七尾のとこにもあります。あちこちやっておられると思うけど、それの金額というのは10万か15万のぐらいのものですよ。160万いうたらびっくりするような金額になるのですよね。こんなのが普通に出るのかなと。相当あちこちあちこち植えまくっているのかとかね。別に、吉和の人に恨みがあるわけでもないのですけど、ちょっとびっくりしているのですけど、これが妥当な金額なのですかね。 461 ◯都市計画課長 これがいわゆるスイセンロードとして整備されているところでございまして、4月にはすい仙まつりというようなイベントも開催されておられるところでございます。吉和の景観といえばスイセンというようなところもありますし、また国道、県道といいますいわゆる主要道路に面して、多くの方が見られるというところもございます。160万でございますが、もともと吉和村で事業開始されたわけでございますが、その当時は270万の事業費で進められておられたと。その後、補助金に移行したときに費用を160万として補助金としてされたということもございまして、1年中いろいろな取り組みをされておられます。今のようなスイセンを中心に、ほかの花も植えられたりしながらいろいろな景観に1年通してしっかり活動されておられるということで、このような額で補助をさせていただいております。以上でございます。 462 ◯岡本委員 説明資料49ページ、全国都市緑化ひろしまフェア推進事業です。1つ目は、廿日市のどこの会場で行われるのかということと、佐伯や吉和でのイベント開催については考えておられますか、どうでしょうか。 463 ◯建設総務課長 この都市緑化ひろしまフェアでございますが、広島市内の旧市民球場跡地をメーン会場といたしまして、庄原市にございます国営備北丘陵公園などを協賛会場として設けるほか、県内の各自治体におきまして花と緑に関連する既存のイベントを活用してこのフェアのスポットイベント会場とすることとしております。本市においてのスポットイベント、イベント会場といたしましては、中山間地域でのよしわすい仙まつりやヒマワリの摘み取りなどを行います吉和夏まつり、そのほか廿日市地域では、はつかいち桜まつりなどを候補として検討、調整をしているところでございます。
    464 ◯岡本委員 ですから、佐伯はスポット会場はないということになるのですね。 465 ◯建設総務課長 これは第一段階でスポットイベント会場として案が出ているところでございまして、これからさらに既存のイベント会場といったようなものをいろいろな角度で検討していきたいと思っております。 466 ◯高橋委員 227ページの都市計画総務費、003開発指導一般事業です。説明資料の49ページ、3、開発指導一般事業の中の大規模盛土造成地調査業務委託料について、その内容についてをお伺いいたします。 467 ◯歴史まちなみ担当課長 大規模盛土造成地調査業務委託料の内容でございますが、大地震が発生した場合に被害が発生するおそれのある大規模盛土造成地の位置及び規模を図上で調査した後に現地を確認し、大規模盛土造成地のマップを作成し、公表を行うという業務でございます。本業務は廿日市市域内の宅地造成工事規制区域内を対象範囲として行うこととしておりますが、宅地造成工事規制区域外の地域につきましては広島県が今年度調査を実施しております。 468 ◯高橋委員 宅地造成区域について本市がやるということだったのですけど、大規模団地の造成にかかわってやるのか、ミニ開発なんかで盛り土なんかあったところもそういった調査の対象に入るのかお伺いをいたします。 469 ◯歴史まちなみ担当課長 ここで言います大規模盛土造成地の定義といたしましては、盛り土の面積が3,000平方メートル以上の谷埋め盛り土と、勾配が20%以上ののり面に5メーター以上の盛り土を行う腹付け盛り土の2つとしております。これらの条件が整った団地につきましては、大規模盛土造成地となります。ですから、例えば四季が丘とか大きな団地だけではなくて、小さな団地でもこういった工事が行われているところを大規模盛土造成地というふうに申します。 470 ◯高橋委員 今後、調査をして公表されるということなのですが、既存のものだけではなくて、今後の開発のものについても公表していくようになるのかということと、そういった意味で、地盤強化というかそういったことに義務づけというか、そういった対策は何かとられるのかお伺いをいたします。 471 ◯歴史まちなみ担当課長 この大規模盛土造成地につきましては、今後につきましても大規模盛り土を行う団地について公表する予定でございます。また、対策工事につきましては、開発とか宅地造成の許可を取って行われた事業につきましては、ある一定の基準を持って造成されておりますので、そちらについては維持管理が適切にやっておられればほぼ危ないという状況はございませんので、新たに制限とか、要は対策工事を求めることはございません。 472 ◯高橋委員 となると市民がその土地を購入したりとかするときの指標の一つにするということと、あと既存のものであれば防災にどういうふうに結びつけていくのか、そこら辺についてをお伺いをいたします。 473 ◯歴史まちなみ担当課長 大規模盛土造成地は他の造成地と比較しまして、地震時に揺れやすいというふうにいわれております。このことに留意していただくために、おおむねの位置と範囲を示させていただいております。皆様のお住まいの地域の防災情報の一つとして活用していただければと考えております。 474 ◯栗栖委員 先ほどの岡本委員の全国都市緑化ひろしまフェアの関連で質疑をいたします。スポット会場として吉和地域、スイセンだったりヒマワリ、そういうことを考えていただいているというのは大変ありがたかったのですが、ヒマワリについてはここのところあまりうまくいっていない。地域もいろいろ手法を凝らしながらやっているのですけども、やっぱり布野のあたりのヒマワリ畑なんかと比較するとちょっとなかなか効果が出てないので、このスポット会場にしていただけるのであれば、今年度いろいろな部分でしっかりうまくいく方策という部分は検討していただきたいと思います。この都市緑化機構のホームページ見ますと、この緑化ひろしまフェアの部分について概要が書いてあるのですが、開催主体については、主催者は広島県、広島市、呉市とかなっててその中に廿日市市も一応主催者という位置づけになっています。名前だけという部分もあるのかもしれません。今回、負担金として203万払って、もうそれだけ。事務費もなんにもない。来年の3月19日からということなのですけども、今後その費用がふえていくのか。あと事務的な部分の、その市が絡んでいくことがあるのかどうかという部分がまず1点。それから花の部分ですよね。廿日市、切り花が県内1位という話もあったりするので、こういう部分を生かせる方法を考えていただきたいと思ったのですが、その点についてお答えください。 475 ◯建設総務課長 まず負担金についてでございますが、現在このフェアの事務局が最終的なイベント等含めた中で、会場等含めた中での事業費を算出した中での各市町が負担するような形になっております。それは人口で割った形になっております。現時点ではその事業費の中でこのフェアを運営していくと聞いているところでございます。それから先ほど委員さんおっしゃられましたように、本市におきましてはバラであるとか、そういったような特産品を今からどんどん売っていこうという、そういうアピールをしていこうというところがございますので、こういったイベントにそのようなものが反映できないかというようなことも含めていろいろ内容を考えていきたいと思っております。 476 ◯栗栖委員 これは概要で、決まっている話じゃないんだとは思うのですけど、この中には開催期間が2020年3月19日から11月23日までの250日間で想定来場者数はメーン会場、160万人。協賛会場、スポットイベント会場で80万人というかなり大きな構想を充てられてて、それで本当に203万払って、何もしないでほんとに収まるのですか。 477 ◯建設総務課長 実は負担金の金額でいいますと、昨年度から負担をしておりまして、来年度まで合わせて廿日市市の負担金は全部でいいますと465万1,000円でございます。 478 ◯委員長 ほかにありますか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 479 ◯委員長 ここで休憩といたします。   ~~~~~~~~○~~~~~~~~      休憩 午後3時41分      再開 午後3時58分   ~~~~~~~~○~~~~~~~~ 480 ◯委員長 休憩前に引き続き、会議を開きます。228、229ページ。 481 ◯北野委員 公園整備事業で、佐伯総合スポーツ公園の大型遊具について、改めて内容と内訳等わかれば教えてください。 482 ◯施設整備課長 佐伯スポーツ公園の遊具についてでござますけれども、まずメーンとなりますツリーハウスをシンボルとした大型複合遊具と幼児遊具、あわせて遊具周辺の園地改修、植栽、また子どもを見守りながら利用できるシェルター及び健康遊具等の整備を行うこととしております。この整備の内訳でございますけども、大型複合遊具が約1億8,000万、幼児遊具が3,800万、園地改修等が3,700万、シェルター等が3,000万、給水、植栽等で1,500万で合計3億円を見込んでおります。 483 ◯北野委員 近隣では大竹市に大型遊具の公園あると思うのですけど、確認した中では遊具で1億ちょっとぐらいだったんです。それよりもかなりかかっていると思うのですけど、どのレベルのものになるか、規模とか、どういったところが特化されているのかということと、年間の利用人数の見込みがわかれば教えてください。 484 ◯施設整備課長 まず今回の大型複合遊具につきましては、独自性を持ってどこにもないものでオーダーのそういった遊具というものを製作をして設置するように考えておりまして、通常の既製品みたいなものとは違うようなものでやっていくということで割高になっているという部分がございます。 485 ◯北野委員 済みません、どこにでもないものというのがちょっと漠然だったのでちょっとわからなかったんで、改めてその内容と、佐伯スポーツ公園でトイレとかいろいろ整備が何個かあったのですけど来年度で全ての整備が終わるのかをお伺いします。人数もなかったですね。 486 ◯スポーツ振興担当課長 まず遊具の人数ですけど、駐車場のほうから逆算したところ、春から夏、秋にかけての休日で大体約2万人。その他の平日や閑散期を含めますと約1万8,000人ぐらいを見込めるというふうに考えております。それから……    (「年間」と呼ぶ者あり)  休日が2万人の、そのほかで1万8,000人で、年間で3万8,000人ぐらいを見込めるかなと思っております。それからトイレでございますけれども、今年度トイレのほうで設計上げておりますのは、駐車場に隣接しておりますトイレと、大型複合遊具などを設置することになります広場に隣接しておりますトイレを改修するように予定しております。 487 ◯新田委員 同じくスポーツ公園ですが、多目的の整備の設計工事ということで1,700万つけられています。今、遊具の見込み人口3万とか4万とか言われましたけど、その多目的グラウンドの整備の仕様によってはそれこそグリーンフィールドでも6万人は利用していますので、そうなると10万、20万ぐらいはふえてくる可能性もあると思うのですが、設計をよっぽど大事にしていただけたと思うのですけど、まあ天然芝でするのか、人工芝でするのか、そこだけちょっとお願いします。 488 ◯スポーツ振興担当課長 多目的広場につきましては、現在その整備内容を固めているところでございまして、天然芝、人工芝につきましては見込まれる利用形態や利用者数、さらには建設コストや維持費、その財源等も含めまして最終的に判断していきたいと思っております。それで天然芝と人工芝につきましては、利用者でございますけれども、これちょっと古い資料になるのですけれども、以前、早稲田大学が調査されたところによりますと、天然芝から人工芝に変えますと約2倍ぐらい、利用者。これは面積とかが同じぐらいだろうと思うのですけれども、そうしたようなデータも出ておりますので、利用者数はかなり伸びるのではないかなと。その整備の形態によっては、利用者数も伸びていくものと考えております。 489 ◯細田委員 私も通告しているのですけども、一つ気になるのは今度大型遊具ができたときには、大体大竹でもそうなのですけれども、小さな子どもを連れていくのにはおじいちゃん、おばあちゃんが多いのですよね、付き添いで。大概そういう場面が多いのですけれども、あそこの佐伯スポーツ公園の急な階段というのは何かお考えがありますか。 490 ◯施設整備課長 急な階段ございまして、そこへエスカレーターとかそういったところは今のところ考えておりませんけれども、遊具を使うに当たってはそこへ行くのに駐車場はどこにどうするのかとか、そこにとめて行ける場所とか、そういったところを含めて検討していきたいと考えております。 491 ◯細田委員 上のほうにもちょっと小さな駐車場があると思いますけれども、あそこの拡幅みたいなのをされる予定もあるのですか。 492 ◯スポーツ振興担当課長 もちろん現在第2駐車場と言っているところでございますけども、そこの利用というのも視野には入れておりますけども、現在は次年度の設計の中にはそこは入っておりません。ただ、当然今後の集客力を高めていくためには駐車場の増設というのは不可欠でございますので、先ほど施設整備課長も申しましたとおり、第2駐車場も視野に入れながら今後整備を進めてまいりたいと思っております。 493 ◯細田委員 先ほどエレベーターとかいうような話も聞こえてきましたけど……    (発言する者あり)  エスカレーター。動くほどじゃないけども、そういう感じのものが要るようになるかとは思いますけれども、いかがでしょうか。 494 ◯施設整備課長 先ほども申し上げましたように、エスカレーターとかいうのも今のところは計画ございませんけども、やはり駐車場として遊具に行きやすい場所というところを一つの検討の中に含めていきたいと考えております。 495 ◯大崎委員 公園維持管理事業の宮島公園トイレ改修工事負担金。負担金とあるので県のトイレだと思うのですけども、宮島の中にあるトイレほとんどが県だと思うのですが、何カ所ぐらい改修を予定されているのかお伺いします。 496 ◯維持管理課長 宮島公園の中のトイレでございますけども、31年度につきましては紅葉谷中、これは宮島ロープウエーの下のトイレの設計業務と改修工事を予定しております。そのほか紅葉谷下、これはもみじ荘付近と、それから上中西、これは大聖院下のトイレの2カ所の設計業務を予定しております。ですから3カ所ということになります。以上でございます。 497 ◯大崎委員 多分これ県でも話題になったと思うのですが、要はやっぱり外国の方が多くいらっしゃるのでどうしても和式よりも洋式化をしていかなくてはいけないと思うのですが、その辺は多分念頭に入れた上での工事だと思うのです。それが1点と、あともう一点気になるのが、地図を見ればわかるのですけれども、宮島にあるトイレ、さっき言った3カ所の大聖院のところもそうだと思うのですが、なかなか景観に配慮したというか、あまり目立つといけないということで、非常にこう景観に埋没してしまってトイレがどこにあるのかよくわからないという問題があると思うのですが、その外装というのですか、見た目なんかは、県がやっているのだから市がどうこう言える話ではないのかもしれませんけど、どのように考えておられるのか。2点ほどお伺いします。 498 ◯維持管理課長 トイレの改修工事の内容ですけどれも、和式トイレの洋式化のほかに、女子トイレの擬音装置の設置でありますとか、洗面の自動水栓化、また照明の人感センサーつきのLED化、それから床面・壁面の抗菌防臭の仕様としまして床の面を乾式とするように内装工事が予定されていると聞いております。それからトイレの目立ちぐあいなんですけれども、これはいろんな景観の問題もございますので、これにつきましては今のところ具体的にどういうデザインで行うかというのはちょっと存じ上げておりませんので、済みません。 499 ◯大崎委員 そうすると今回3カ所ということなのですが、ほかにも例えば大願寺のとこであるとか、清盛神社のほうであるとかいろいろあると思うのですが、随時そこらも改修していくという考えでよろしいでしょうか。 500 ◯維持管理課長 県の施設につきましては順次、改修工事をしていくと聞いております。 501 ◯大崎委員 最後に1点なのですけども、その延長線上に弥山のトイレとかは入ってますでしょうか。 502 ◯維持管理課長 弥山のトイレは今のところ聞いておりません。 503 ◯徳原委員 佐伯総合スポーツ公園のことで通告しているのですけど、入場の予定人数とか聞きましたけど、一番例えば多く見込んでいる日曜日、休みとかそういうときに来る人数が問題であって、駐車場のことですけど、今までの既存の地域内に整備するということがあるのですけど、何台ぐらいとめられる予定なのかということと、もしも例えばたくさん来て不法駐車とか周辺の住宅等に迷惑かかったりっていうようなおそれもあるかと思うのですけど、その辺のことを問います。 504 ◯スポーツ振興担当課長 大型複合遊具もございますけども、また陸上競技場を多目的化したことによる利用者増も考えられます。そうしますと、委員おっしゃられるように現在の駐車場では当然足りませんし、また休日利用でも一時的にその際には駐車もふえると思います。したがいまして、これまでも行っておりましたけども佐伯中学校のグラウンドを利用したりとかいうようなことも踏まえながら、そういったことをしながら対策をとっていきたいなと思っております。 505 ◯徳原委員 平均しては多分困らないと思うけど、やっぱり開設時とか集中するところあると思うので、まずは何台ぐらいとめられるような計画で現在は、いっているのかというのと、今の佐伯中学校とか今度は遠隔地になると移動手段があるかと思うのですけど、そういうことまで考えているかどうかお聞きします。 506 ◯スポーツ振興担当課長 済みません、少しお時間いただければと思います。 507 ◯中島委員 説明資料50ページで、大野東部公園整備事業ということで、30年の補正予算でもありましたけども、今の進捗状況と実際市民が公園として利用できるのはいつかということお聞きします。 508 ◯施設整備課長 大野東部公園につきましては、来年度につきましては引き続きの造成工事と容量100トンの耐震性貯水槽及び深江二丁目方面から公園への避難路を整備することとしておりまして、平成32年度に備蓄倉庫、トイレ、遊具等を整備し、公園全体としては32年度末の完成の予定をしております。その後、供用が開始できると、利用ができるというふうに考えております。 509 ◯枇杷木委員 説明書の50ページで、公園維持管理事業の樹木維持管理工事について聞きます。ちょっと素人なのでよく間違っているかもしれませんけど、ここにある公園をずっと自分で考えてみると、公園の面積と右の金額が合わないような気がするとこもあるのですけど、この樹木管理というのは積算の基準とかがあるのでございましょうか。 510 ◯維持管理課長 積算につきましては、業者さんから見積もり、規模について積算をしております。以上でございます。 511 ◯岡本委員 50ページで、総合スポーツ公園ので。屋外トイレの改修工事の実施設計275万が予算化されておりますが、その設計段階で今トイレがある現有の場所、今最適な場所にあるとも思えないわかりにくいところにもあったりしますので、それを位置も含めて設計をする考えなのですか、どうですか。 512 ◯スポーツ振興担当課長 位置につきましては大変申しわけございませんが、現在の既設の位置にありますトイレを改修するということで考えております。 513 ◯岡本委員 そういうふうに限定されなくてもやはり様子は変わってくるので、大型複合遊具でもそうですけど陸上競技場も変わります。特に陸上競技場の南側にあるトイレなんかなかなかわかりにくいというか、位置もそんなによくないと私は思っているのですが、そういう声も地元からもあります。ですから現有位置に建てかえるんだというのではなしに、やっぱり柔軟に一番最適な場所にトイレを、この際設計をされるのですから、考えてもらうことは到底無理なのでしょうか。 514 ◯スポーツ振興担当課長 なかなか既存のトイレを移設するとなりますと、既にあります配管とかそうしたこともあって厳しいと思っております。場所がわかりにくいというご指摘もありますので、園内の表示、こうしたところを少し見直しなどもしまして、いずれにしても今回の再整備の中で園内の表示につきましても見直しというのは視野に入れているところでございますので、わかりやすいサインというか、そうしたことで対応させていただければと思っております。 515 ◯岡本委員 先ほどからあります駐車場のことなんですけど、今第2駐車場というのが裏から入っていくところにあります。そこを拡幅するというか、周辺の土地も民間の土地もありますが、購入してでも駐車場をふやす。それから進入路、そこも裏から入ると道が狭いので、進入路の拡幅もあわせて設計をするというこの予算なのでしょうか。 516 ◯スポーツ振興担当課長 今回の予算につきましては、第2駐車場の部分につきましては入ってないというところでございます。第2駐車場につきましては、先ほども少し申しましたとおり、今後の来園者の増加に伴いまして駐車場を確保していく上では第2駐車場の整備は視野に入れているところでございますので、現在は公園の敷地外というようなこともあります。そうしたところの整理であったりとか、また道路の拡幅のためには委員おっしゃられたように用地買収であったり、また造成工事が必要となってまいりますので、いずれにしましても地元とも調整しながら整備が必要となれば地元とも調整しながら進めていきたいと考えております。 517 ◯枇杷木委員 さっきの樹木維持管理工事の積算根拠といったときに、業者の見積もりの積算根拠だと言われたのですが、よく中国電力とか伐採の補償なんかやったら何年の木を切ったら幾らとかそういうある程度の基準があるのですけど、そういうことではなしにあくまでも見積もりでいくということなのですね。 518 ◯維持管理課長 見積もりを参考にして市で積算をするということでございます。以上でございます。 519 ◯新田委員 先ほどの多目的。今年度が実施設計ということで、完成年度はいつになるのでしょうか。 520 ◯スポーツ振興担当課長 平成32年度に工事完了できればと計画しているところでございます。 521 ◯広畑委員 さっきからの佐伯スポーツ公園の遊具、それから公園改修の話です。佐伯地域の交流人口の拡大、活性化、そしてそのために運動公園を整備して遊具で人を呼んで交流人口ふやして活性化したいという話だったのだけども、遊具も特注のものをつくって整備したというので、ほいじゃあ結構人が呼べるんかのと思ったら、年間3万数千人。1日で割ったら104人。小田島公園でも104人は来ると思うんですけど、今でも。それでは、税金の使い方の問題がええんですかね、ほんとに。発想がいいとか悪いとか言いませんけど、遊具つくって3万なんぼとかいうんじゃなしに、30万人の人を来させることを考えてやるのならまだいいのですけど、佐伯をほんとに活性化する気合いがある話なんですか。今からでもまだ整備やり直しができると思うのですけど、どう思われますか。 522 ◯スポーツ振興担当課長 委員から遊具ということではございましたけど、遊具とあわせて陸上競技場の多目的広場であったりとか、または既存の有料スポーツ施設も長寿命化計画によりましてよりよくしていこうという計画で、佐伯総合スポーツ公園全体で集客できる施設へとするように考えておりますので、その全体で利用者数が伸びていくと考えておるところでございます。 523 ◯広畑委員 はい、わかりました。    (「もう1回ぐらい頑張れよ」と呼ぶ    者あり)  いや、わかりましたってわかってないのですが、結局こんだけトータルで10億円ぐらいかかると思うのですけど、そういう整備をして佐伯の活性化のためにやると言ったのですから、しっかりした数字を出してほしいのですよ。そのように自信を持ってものをつくって話してもらって、堀田委員が、交流人口がふえて農業が活性化するぐらいしっかりしたものでないと、そりゃ納得できません。 524 ◯教育部長 佐伯総合スポーツ公園、多くの費用をかけさせていただいて整備をさせていただくということでございます。これに関しましては、当然教育委員会、そういうスポーツ施設を管理しているところでございますが、また中山間という中の所属もございます。そしてまた公園整備という中での建設部ということもございます。これらが一体になって、全てが一体になって市全体で佐伯の交流人口の拡大、関係人口の拡大ということでしっかり取り組んでまいりたいと思っております。以上です。 525 ◯大畑委員 今の佐伯総合スポーツ公園の件についてなのですが、今もありましたように3億円かけて遊具整備ということで、費用対効果から考えて中山間地域活性化ということは大変ありがたいことなのですが、これが本当になればいいのですけど、やっぱり懸念があるわけですよね。3億円かけるのであれば、例えばほかと比べれば保育園なんかでも2つ建ちますよね、国の交付税措置も考えれば。それとか中山間地の活性化にするのであれば、もうちょっと違うところに注力してもらったらいいのかなと思って、それは成功すればありがたいことですが、それについて費用対効果をもう少しどれぐらい考えておられるのか。維持管理費も要りますよね、大型遊具に。それも含めてお答えください。それと、あそこに大型複合遊具をつくられるとゲートボール場がどっかにはつくるということだったんですが、それがはっきりしないとどうもやっぱり判断できかねますので、ゲートボール場はどうなるのかということ。それから陸上競技場でも、新聞紙上などでは変わると、全面芝生化するというような、多目的広場にするというようなことの記事が出て、地元から多くウオーキングなんかもしているのに、なんで今のままもうちょっと利用をふやすような努力をしないのかという声も聞きますし、あそこは鯉の池もあって大変いいとこなんですよね。例えばもっと利用がふえるためには全天候型にするとか、そのほうが全面芝生化するより維持管理費用が安くつくのではないかと思うのと、今でもサッカーの練習なんかにも使っておられるし、スポーツ振興という観点からはもう少し考えるべきじゃないかと思うのですが伺います。 526 ◯スポーツ振興担当課長 まず1点目の費用対効果についてでございますけど、現在の計画では施設の長寿命化や機能向上による利用者の増加、大型複合遊具など近隣にはない新たな魅力の付加による来園者の増加を図りますとともに、本年6月に計画しておりますドリームベースボール大会であったりとするトップアスリートを見る機会の創出や、各種スポーツ大会、スポーツ合宿、マルシェの開催などについて、今後地域コミュニティーや商工会、観光協会、スポーツ施設の指定管理者など関係団体と連携を図りながら取り組んでいきたいと考えておりまして、市内外から佐伯総合スポーツ公園を多くの人に利用していただき、そして訪れていただけるようその魅力の発信に努めることで中山間地域の交流人口の拡大とにぎわいの創出につなげることはもとより、中山間地域のみならず本市の新たな魅力、地域資源として活用していくこととしておりまして、再整備による効果を発揮していくいう所存でおります。それからゲートボール場ということでございましたけれども、現在ゲートボールの利用されていらっしゃいます広場に、このたび大型複合遊具などを整備することとなるわけでございますが、このゲートボール利用につきましては今後もスポーツ公園内に確保していきたいと考えております。したがいまして、大型複合遊具などの設置により生じます公園整備におきまして、設置を検討していきたいと考えております。最後に、陸上競技場の件でございますけど、佐伯総合スポーツ公園は平成5年に供用開始いたしまして、陸上競技場につきましては中体連等の大会や記録会などの利用を想定して整備したところではございますが、現在は陸上競技場としての利用がややなされてないのではないかというふうな状況となっております。佐伯総合スポーツ公園の再整備の検討に当たりましては、陸上競技場をより多目的に、そして幅広い利用を可能とする多目的広場へと転換することのほうが利用者の増加や交流人口の拡大につながると考えているところでございまして、事前に陸上競技会などとも陸上競技場の必要性も含めて意見交換をさせていただいたところでございまして、大変申しわけございませんがこのたび整理をさせていただいたところでございます。なお、そうした中におきまして関係団体の意向も踏まえながら、今年度、宮園公園内に100メートルコースを整備したところでございます。 527 ◯大畑委員 芝生化することにより維持管理費はどうみておられるのかも伺いましたが。 528 ◯スポーツ振興担当課長 維持管理費につきましても、これも先ほど新田委員へのご答弁にもありましたように、天然芝にするか人工芝にするかによってその後の維持管理費は変わってきますので、現在この場で維持管理費がこうだというのは、その芝の面の形態によってはちょっと変わりますので、維持管理費につきましては申しわけないですけど今の時点では答えにくいと思います。 529 ◯大畑委員 芝生も全面なのか、一部なのか多分まだ決めておられないと思うのと、それから前言いましたように、人工芝だとマイクロプラスチックが発生するような問題もありますので、私はもうちょっと検討が必要かと思うのですがもう一度伺います。 530 ◯スポーツ振興担当課長 ここでご答弁しますとどちらかに決まってしまうような感じで答えてしまいますので、なかなか申し上げにくいところでありますけども、もちろん天然芝と人工芝につきましてはメリット、デメリットがあろうかと思います。天然芝につきましては、維持管理費が人工芝より高額になる、またはメンテナンスにかかる手間も非常に大きいと一般的には言われております。もちろんクッション性が人工芝より高いことから、天然芝のほうが選手の故障が少ないといったようなこともあります。ただ一方で、現在の状況でございますが、天然芝の場合には養生期間というものを設ける必要がございまして、年間では現在4カ月は利用停止をして養生するような状況でございます。さらには雨天時の利用後は芝が傷んでしまいまして、また雨天後の利用も芝が傷んでしまうため、数日の養生期間が必要になるとも言われております。そうしたような状況も踏まえまして、これから天然芝、人工芝というのを先ほどご答弁させていただいたとおり、今後の維持管理費や利用形態というようなことも踏まえまして整理をしていきたいと思っております。 531 ◯大畑委員 私としてはマイクロプラスチックが出るようなものでなくて、佐伯でするのであれば天然芝がいいと思う。賛成ではないのですけれども。もしするとされればということなんですよね。ただ、陸上競技を総合的にできる場所がなくなるということで、宮園公園とか学校施設もできると言われましたが、総合的に3段跳びでありますとか、やり投げでありますとか、そういうものを総合的にできるところがなくなるわけですよね。スポーツ推進計画をつくられるのに、そういうことでいいのかなと。使われる利用者が少ないからといって、陸上競技場としてふやすための努力が足りないんじゃないかと思うんです。市民の方からも強く言われてますので、もう一度お答えください。 532 ◯スポーツ振興担当課長 陸上競技のその競技性を高めることにつきまして、現在の利用状態を踏まえて、なかなか廿日市市内でそうした専用の陸上競技場を整備していくということは難しいのかなというようなことも考えます。計画のこともおっしゃられましたけれども、計画でいきますと今の子どもの状況を踏まえますと、運動、スポーツ好きの子どもをまずはふやしていくということも大事だと思っておりますので、走るとか、ボールを投げるとか、そうしたようなことが自由にできる多目的広場へとすることのほうがよりよいのではないかというふうに思って再整備を検討したところでございます。 533 ◯大畑委員 その件についてはもう言いませんけど、ただ、走る、投げる、そういうことは非常に大事なので、大型遊具のようなでき上がったものではなくて、ほんとは子どもはもっと単純なもので喜ぶというのはよく保護者の方も言われますので、私はもう一度再考していただけないかなと思います。済みません、もう一つあるのですが、001の公園維持管理事業ですが、51ページになります。佐伯総合スポーツ公園の公共下水道の接続工事の費用が出ていますが、現在の下水処理の方法と比べて費用的にはどういうふうに変わるのか伺います。 534 ◯維持管理課長 現在の佐伯総合スポーツ公園の下水の処理でございますけども、合併処理槽で処理をしてございます。今後、公共下水道に接続することによりまして、この合併浄化槽の維持管理に要する経費、あるいは更新に係る経費がかからなくなるため下水道使用料に取ってかわるということでございます。 535 ◯大畑委員 かわるのはわかるのですが、費用を比べた場合にどうなのでしょうか。撤去費用なども要ると思うのですが。 536 ◯維持管理課長 費用の比較でございますけれども、合併浄化槽とそれから公共下水道につきましてはいろいろな要素がございますので単純比較はできないのですけど、今後、機器の交換に係る費用でありますとか、更新でありますとか、やりかえでありますとか、そういったもろもろの更新費用、それから現在352槽でございますけども、今後、利用者の増減にも対応していけるということになりますと公共下水道のほうが有利であると考えております。それもありますけども、公共施設である公園としても接続をするというものでございます。 537 ◯委員長 ほかにありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 538 ◯スポーツ振興担当課長 申しわけございません。先ほど駐車場整備のところで答弁漏れがございましたので、それにつきましてご答弁させていただきます。次年度、平成31年度に計画しておりますのが体育館前の広場を駐車場にするのでございますが、こちらで約100台というふうに計画しているところでございます。 539 ◯徳原委員 今のこの施設全体で駐車は何台とめられるのかということと、31年度に100台ということですけど、今後それをふやすという計画等のことも聞きたいです。 540 ◯スポーツ振興担当課長 現在でございますけれども、佐伯総合スポーツ公園を上がりましての駐車場が約150台ぐらいでございまして、今いわゆる第2駐車場と言っているところ、墓地の近くでございますが、こちらが約40台ぐらい置けるスペースがございます。今後につきましては、もちろん先ほどから話題になっておりましたけれども、駐車場につきましては佐伯総合スポーツ公園の集客力を向上させるためには欠かせない要素だとは思っておりますので、この駐車場の増設につきましては佐伯総合スポーツ公園の再整備を今後何年かかけてやっていきますけれども、その中で検討することは考えておるところでございます。 541 ◯委員長 ほかにありますか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 542 ◯委員長 230、231ページ。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 543 ◯委員長 232、233ページ。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 544 ◯委員長 ほかに質疑はありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕
    545 ◯委員長 ないようでしたら土木費を終わります。ここで説明員の入れかえのため暫時休憩いたします。   ~~~~~~~~○~~~~~~~~      休憩 午後4時41分      再開 午後4時45分   ~~~~~~~~○~~~~~~~~ 546 ◯委員長 休憩前に引き続き会議を開きます。本日の会議時間は議事の都合によりあらかじめこれを延長します。 【消防費】 547 ◯委員長 8款消防費に入ります。 548 ◯消防長 済みません。冒頭に、配付させていただいております予算説明資料の事業内容に誤りがございましたので、おわびさせていただき、資料によりご説明させていただきます。お手元に配付させていただきました資料でございます。53ページの消防通信施設維持管理事業につきまして、下線部、訂正箇所にございますように、APS電子メール配信サービス対応業務委託料でございますが、正誤表にございますように正しくはASPでございます。大変ご迷惑をおかけしました。なお、あすの朝、説明資料にシールを張らせていただきますのでよろしくお願いいたします。 549 ◯藤田委員 修正はいいのですが、タブレットを持っていますので、要するにタブレットを変えてもらったほうがありがたいのですが。わかりますか、言っていること。データを修正してください。今じゃなくてもいいですよ。いつでもええ。 550 ◯財政課長 済みません。PDFが間に合わなかったので申しわけないのですが、あすの朝までには配信をさせていただきますのでよろしくお願いいたします。    (藤田委員「残業せんでええよ。朝、    昼になってもええから」と呼ぶ) 551 ◯委員長 それでは、232、233ページ。 552 ◯栗栖委員 予算書233ページ、説明資料53ページです。まず、消防庁舎等維持管理事業の中で、消防庁舎再整備基本構想策定業務委託料の内容、背景はどうかということです。消防庁舎も施設ごとに建てた年代とかいろいろ状況も違うんだと思うんですが、それぞれ建てられたのがいつごろなのか、耐震の対応はしているのかというようなことももしわかればあわせてお答えください。改修はどこをしようとしているのか。 553 ◯消防本部総務課長 現在の消防庁舎でございますが、平成21年度完成の本部庁舎を除きまして大野消防署、宮島消防署が昭和40年代から50年代の初頭に建築されております。また西分署、佐伯分署につきましても平成の初頭に建築されておりますので、今後十数年のうちに耐用年数を迎えることとなりますので、大規模改修等も含めて計画を策定していきたいと考えております。 554 ◯栗栖委員 だから緊急性の高いところから順次改修等もしていくということなのかなというふうに思うんですが、予算の説明資料のほうには手狭になった部分をこう改修するというような話もあったんですけど、そこらの状況というのはどうなんですか。 555 ◯消防本部総務課長 もう一度お願いします。 556 ◯栗栖委員 済みません。予算の資料のほうには「救急業務の増加、高度化や大規模化する災害などへ迅速に対応するため、施設・設備が老朽化、狭あい化している消防庁舎について」というふうに、狭隘化というような文言も出ているので、支障が出ているのであれば早く対応しなきゃいけない。かといって今みたいに建てかえ云々の時期なんかの絡みもあるので、そこらがどういう状況なのか。 557 ◯消防本部総務課長 狭隘化につきましては、佐伯分署が平成元年に13人体制でスタートしております。現在、倍増しまして24名おります。ここはもう完全に狭隘化しております。また大野、宮島につきましてはもう老朽化しておりますので、何らかの方法をもって今後の災害へ対応できるように対応していきたいと考えております。 558 ◯栗栖委員 ということは今回、基本構想策定業務委託料というところの基本構想を策定はするんですけど、もうかなり早い段階で設計、施工という段階を踏んでいかないと、今の佐伯分署のように13人のところに二十何人も閉じ込めてるような状況では大変な状況だと思うんですけど、その辺はどうなんですか。 559 ◯消防本部総務課長 今回の具体的な構想の内容でございますが、その消防庁舎の老朽化や狭隘化、この現状を解決するというのがベースにございますが、あわせて消防庁舎の機能や規模について、市内の道路状況でございますとか将来の人口推計や災害発生状況等の各種データをもとに、将来を見据えた検討を行ってまいりたいと考えております。またそれらの検討結果をもとに、個別の庁舎ごとに整備方針を外部の知見をいただきながら構想を策定していきたいと考えております。 560 ◯栗栖委員 単に急ぐからやるというのではなくて、あらゆるデータをもとに本当に人口推計とかいろいろなものまで把握してやられるというのは大変いいことだと思うので、しっかり進めてください。それで、次の消防通信施設維持管理事業です。高機能消防指令センターの改元対応と書かれているのですが、確かに5月から改元ということなのですけど、この改元という部分についてどういう意味なのか教えてください。今、消防長から訂正がありましたASP、ネットで調べて出てこなかったのでおかしいなとは思ったのですが、ASPの電子メール配信というのはどういった状況を想定して行うものなのか、またこれをやることによってどういう効果が得られるのかについてお答えください。 561 ◯通信指令担当課長 まず、高機能消防指令センターの改元についてですが、高機能消防指令センターには、火災、救急、救助などの災害情報が国に報告する必要があるものと関連づけがなされています。そのため、平成31年5月に新天皇即位に伴う改元が予定されていることから、まずシステムの設定を変更いたします。その後、定められた様式への関連づけを行う工程となっております。続きまして、ASP電子メール配信の件ですが、ASP電子メール配信サービスのASPはアプリケーションサービスプロバイダーの略で、簡単に言いますと、民間の業務用のアプリケーションソフトを活用し、一括でメールを配信するサービスのことを言います。活用想定としては大規模災害を想定しております。現在でも、災害招集などを消防職員や消防団員といった必要な職員にメールで内容を知らせ、必要な体制を整えておりますが現在のメールサービスは一度に大量にメールを送信すると契約業者により迷惑メール対策として利用制限措置がなされます。消防本部では、契約業者と調整し、最大100件を分割し送信しておりますが、送信後に2分以上の間隔をあける必要がございます。通常の災害においては、休みの職員、それから必要な消防団員だけを招集するため問題はありませんが、大規模災害では約900人いる関係職員に周知するにはそれを行うと20分程度かかることになります。そのため、大規模災害においてより迅速な災害対応するため、ASP電子メール配信サービスを導入したいと考えております。以上でございます。 562 ◯栗栖委員 かつてパソコンが2000年問題とかいろいろあったのを少し思い出したのですが、消防ではこういった改元対応という形で出てたのですけど、市全体で改元対応というのは問題ないのですか。 563 ◯情報推進課長 改元対応につきましては、各システムで元号とか使っているところにつきましては改元対応を行うように準備しているところであると思いますけれども、行政システムにつきましても今回の予算に上げさせていただいております。総務費のほうに上がっております。    (栗栖委員「わかりました」と呼ぶ) 564 ◯岡本委員 同じ消防庁舎等維持管理事業、53ページですが、基本構想の委託についてはよくわかりましたが、佐伯分署が佐伯消防署に格上げをされますが、今聞くと狭隘で13人の数でという整備で今に至っているということなのですが、ここに書いてありますように場所ですよね。佐伯消防署の位置。これも私は防災拠点機能を強化するというような意味も含めて、佐伯支所付近に全部集約するのが一番いいのかなと思っております。特に、市営住宅を、新宮原住宅を高層化して、そこで残地もできています。そこへ持ってきて、支所近くを防災拠点にするということもこの構想の中で検討される予算なのでしょうか。 565 ◯消防本部総務課長 佐伯分署につきましては、基本的には基本構想策定後に具体的詳細に位置や改修等の検討をしてまいりたいと思っておりますが、その検討内容といたしまして、やはり女性消防職員の当直施設でございますとか、仮眠室の個室化、手狭になった事務所スペースの改善、また中山間地域の災害の防災拠点として地域密着型の消防庁舎となるように今後検討していければと考えております。 566 ◯新田委員 高規格救急自動車なのですが、これは最新の設備で救急車というのは必要だと思うのですが、救急車の耐用年数は走行距離なのですか、それとも初年度登録なのですか。 567 ◯警防課長 耐用年数につきましては、本市ですと平成24年度に消防本部と消防団車両の更新基準に基づいて更新しておりますけども、その救急車につきましては8年と言われ、年数と走行距離10万キロというふうに2点で判定しております。 568 ◯新田委員 救急車というのは、すごい装備が複雑で、最新のものを設置しなくてはいけない思うのですが、そういった装備は対象にならないのですか。その代替の。 569 ◯警防課長 救急車は今のように8年、走行距離10万キロというふうに基準は決めておるのですけども、資機材におきましても外国の資機材もありますけれども、大体10年ぐらい持ちますので、今の救急車の耐用年数と同じように更新することで最新型を維持していると考えております。 570 ◯委員長 ほかにありますか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 571 ◯委員長 234、235ページ。 572 ◯林委員 説明資料55ページで、消防艇係留施設整備事業ですけど、消防艇の活用状況と管理状況をお聞きいたします。 573 ◯警防課長 消防艇の活用状況でこざいますけども、消防艇は宮島消防署に2艇ございます。1つは消防艇もみじというものと、もう一つはビーグル号という2艇です。その消防艇もみじとビーグル号で活動しておりますけども、今のところ過去10年間におきましては、火災が2件、救急が534件、水難は17件、警戒が26件、訓練等は1,492件でございます。管理状況でございますけども、2艇はそれぞれ別のところに係留しておりまして、宮島島内では1号、2号、3号の係留施設がございます。1号はJR、2号が松大、3号はそのほかの銀河とか高速艇とかいうところですけども、ビーグルというのは2号桟橋、もみじというのは3号桟橋というところに今、係留しておりますけども、点検につきましては日常点検のほかに、船体を陸揚げしましてエンジンでありますとか電装系の整備や船底の高圧蒸気の洗浄でありますとか塗装、そういったことを年2回ほど実施しております。 574 ◯林委員 今何件か活動状況がありましたけど、宮島の定期船が通っておりますけれど定期船になるのか、それとも非常艇が動くのか、その辺の実際の判断というのですか、それはどのように実際なっているかお聞きします。 575 ◯警防課長 消防艇の主な活動は救急活動でございます。救急は、日中の宮島航路、松大とかJRが航行中はそちらを活用するということで、そのほかの夜間でありますとか、動いていない場合においては消防艇を活用しているという状況でございます。また、ビーグル号は小型でちょっと小さいので、救急救助艇という位置づけで、水難救助でありますとか、例えば行方不明者が島内の反対側にいた場合に捜索に使ったりして活用しております。 576 ◯委員長 ほかにありませんか。    (「通告外」と呼ぶ者あり) 577 ◯広畑委員 小型動力ポンプ付積載車整備事業なのですが、これ前にもお話したことがあるのですけど、消防車を新しくかえるときに今までは下取り的に出しておられて入札価格が決まっておったという話を前に課長としたことがあるのですけど、最近では地元の自警消防団やゴルフ場等も欲しがっておられるし、もっと高く売れる方法であればインターネットの競売なんかすごい金額が最近ついておるようなのですが、市も財政が大変と聞いておるので少なくとも今の下取りだと結局どうなのかよくわからないとこの前も言われたので、そういう方法も考えると言われたのですがどうですか。 578 ◯警防課長 これまではテロ対策ということで廃車というふうに位置づけていましたけども、一応その辺は今、調査検討しております。 579 ◯広畑委員 ネットを見たらわかりますけど、全国の市町村が消防車とかそういったものをネットで公売にかけておられます。何年も調べんと、そろそろはっきり結論出してもらいたいと思います。終わります。 580 ◯委員長 ほかにありますか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 581 ◯委員長 236、237ページに入ります。 582 ◯隅田委員 55ページの防災一般事業です。タイムラインを関係機関と連携し作成するとともに実践的な訓練の実施や災害対策本部の体制の見直し、地域防災計画の改定を行うとありますけれども、どのようなスケジュールで行われるようになっているのでしょうか。 583 ◯危機管理課長 災害対応強化業務については、被災地の状況や被災自治体の取り組み事例などの知見にたけた防災コンサルタントの支援のもと、2カ年にかけて本市の災害対策力の強化を図るもので、平成31年度はタイムラインの作成と課題である災害情報の一元化などについて検討を行い、平成32年度はそれらを踏まえた見直し内容を反映するため、地域防災計画の改定を行うものであり、また訓練の実施業務については、職員がなかなか経験することができない災害を机上で疑似的に体験できる図上訓練を行うものであり、見直し反映作業や風水害対応が落ち着いた時期に実施をするように考えております。 584 ◯隅田委員 わかりました。同じところで、防災士を養成するための研修会の告知はどのような形でされるのでしょうか。また申込者の条件とかっていうのがあるのでしょうか。 585 ◯地域政策課長 防災士の養成事業の告知、周知ですけど、各自主防災組織や地域自治組織に対して募集の案内を既に行っております。今後、市の広報紙とか市のホームページへも掲載するよう今準備を進めているところでございます。また、将来の世代交代や男女共同参画の視点も踏まえ、新たな担い手や女性の方にも地区の防災リーダーになってもらうようPTA連合会や女性連合会へも案内を行い、それぞれの会員へ周知をすることとしております。なお、条件としましては資格取得後、自主防災組織の活動に携わっていただくため、申し込みに際しましては各地区の自主防災組織から推薦を受けた方を対象とすることとしております。以上です。 586 ◯隅田委員 スケジュールとしてはどのような形になりますか。 587 ◯地域政策課長 募集の締め切りでございますけども、今4月12日程度をまず募集の締め切りとして、それから実際委託先となります防災研修センターへ名簿を送付し、20日前後ぐらいで実際の決定を受けた後に、研修センターから冊子が事前に送られます。テキストが来る予定になっています。実質の開催日時ですけど、5月25日土曜日、5月26日日曜日の2日間受講が必要となります。実際こちらは12月の補正予算で債務負担行為補正を上げていましたので、もうそういうふうに契約を進めて日にちも決定しています。 588 ◯林委員 説明資料55ページ、防災一般事業で、土砂災害ハザードマップの作成はずっとやってきておられますけど、この31年度で完了するのかどうかということと、また修正とありますけどこの修正箇所がどうか。それから、ハザードマップ全体としまして活用状況がどうかお聞きいたします。 589 ◯危機管理課長 土砂災害ハザードマップは、土砂災害防止法に基づき、広島県が土砂災害警戒区域等の指定を完了した地区からコミュニティー単位で今年度までに18の地区で作成しており、平成31年度の津田・四和地区、浅原地区、吉和地区、大野第5区、大野第6区、平成32年度の友和地区、玖島地区、大野第1区、大野第3区、大野第11区をもって市内全域の作成を終える予定でございます。ハザードマップの修正箇所については、部分的に警戒区域等が変わった箇所や地形や道路の変更箇所などを修正するものであり、平成27年度に作成した串戸地区及び平成28年度に作成した四季が丘地区を予定しております。各地区において作成した土砂災害ハザードマップは全戸に配布し、危険箇所や避難ルートを周知するとともに各地区の防災訓練や防災研修などで活用されております。また町内会や班、地域のサロンなどにおいて地域防災相談員が行う出前トークでは、いつ、どこへ、誰が避難するなどの防災意識の啓発にハザードマップを活用しているところでございます。 590 ◯林委員 昨年の7月の豪雨であっても、ハザードマップがあってもそれが十分活用されてないか、その住民の方がよく認識してなくて、いろんな警報、注意報とかいうのがあるのが、動きが十分とれてないということがあったかと思うのですけど、実際の活用に対して行政や消防署からの働きかけとか、どのような努力をしておられるか、もしわかればお聞きします。 591 ◯危機管理課長 ハザードマップについては、市の広報紙などによって周知するとともに、今さっき言った地域防災員による出前トークや防災訓練などで周知させてもらっているところです。今後も防災マップを各支部に置いてありますので、それをもとに自主防災等、消防団等、連携したもので避難の行動を進めていきたいと考えております。 592 ◯林委員 その件は理解させていただきました。続いて、同じ55ページで避難勧告等の判断・伝達マニュアル修正等の業務委託料とあるのですけど、この修正箇所がどういうところかお聞きいたします。 593 ◯危機管理課長 避難勧告等の判断・伝達マニュアルは、市民へ避難勧告等の避難情報を適切に発令、伝達し、市民が迅速かつ適切な避難行動がとれるよう平成23年2月に作成しました。その後、平成28年3月には内閣府及び広島県がガイドラインを改定したことから本市のマニュアルを改定し、概要版を全戸に配布したところでございます。このたびの修正は、平成30年7月豪雨を踏まえ、平成30年12月に広島県のガイドラインが改定されたことや、現在、国において5段階の区分による住民への避難行動等の防災情報の提供を検討されており、平成31年度の早い時期に国のガイドラインが改定される予定であるため、その改定に基づき本市の避難勧告等の判断・伝達マニュアルを改定するものであります。このマニュアルの改定後には概要版を印刷し、全戸に配布することとしております。 594 ◯林委員 今の5段階のこととかいうのはわかったのですけど、ガイドラインのところで特に変わったところいうのがわかりましたら、全部じゃなくていいのですけど、特にというところがありましたらお聞きいたします。 595 ◯危機管理課長 平成30年7月豪雨を踏まえ、広島県のガイドラインで改正されたところは、住民への明るいうちに避難行動をするとかそういうものを明記するような形になっております。 596 ◯林委員 今のところは理解させていただきました。もう一件、防災一般事業で防災対応強化業務委託料と災害対策本部運営訓練実施業務委託料とありますけど、この内容をお聞きいたします。 597 ◯危機管理課長 先ほども答弁させてもらいましたが、災害対応業務については、被災地の状況や被災地の取り組み状況の知見にたけた防災コンサルタントの支援のもとで2カ年にかけて本市の災害対応力強化を図るもので、平成31年はタイムラインの作成と、32年についてはこれらを踏まえた見直しを反映させるため地域防災計画を作成するものであり、その中で平成30年度のタイムラインについては、災害のシナリオと市と関係機関の防災行動を時系列に整理した事前行動の計画を作成するものでございます。また、災害対策本部の体制の見直しについては、円滑な災害情報の一元化や迅速な対応をするため、広い災害対策事務スペースや機器等の専門的な知見を得ながら検討することとしております。また、32年度には地域防災計画の全部改正と災害対策本部のマニュアルを作成し、時系列の概念の導入と、平成31年に検討した改善事項の実効を高めたものを検討することを考えております。 598 ◯岡本委員 重複する点が多いので一つだけ。タイムライン、事前行動計画は災害が多発することが予想される梅雨までにできるのですか、どうですか。 599 ◯危機管理課長 このタイムラインの作成については、災害対策等いろいろ検討を抽出した災害対策本部の体制の見直しを来年度、1年かけてさらなる初動体制、応急体制の強化を図るように考えております。また出水期の対策として、7月豪雨を踏まえた災害対策本部の見直しについて各担当班からの問題点や集約を整理したり、出水期に間に合うように災害対策本部の運営に反映させるように作業を進めているところであり、また自主防災や支部との連携とか消防団の連携などを出水期までにはそういう整備をしていきたいと考えております。 600 ◯岡本委員 梅雨までにタイムラインができるのかどうかと聞いたのですが。 601 ◯危機管理課長 梅雨までにはちょっと……。1年かけて整備をするように考えております。 602 ◯岡本委員 先ほどの隅田委員の答弁の中で実践的な訓練をするということでした。実践的な訓練といいながら、机上とか図上で訓練するという話だったので、どういう意味か私は理解に苦しんだんですが、実践的な訓練というのは図上とか机上が入るのですか。 603 ◯危機管理課長 今回計上させている図上訓練については、机上で今回の7月豪雨とか、災害を紙ベースで、例えば7月豪雨の7月6日にこういう避難勧告出しましたよとか、そういう広報がどういうものを出したいうのを各班に配りながら、そういう連携をして対応するというような訓練をするということです。 604 ◯岡本委員 よくわかりませんが、実践的訓練といったら体を使って、器具を使って現地に行ったという気がしたわけで、どうなんでしょうかということだけ聞いたのですが、まあわかりました。図上で実践的にやるということのようです。次です。自主防災活動推進事業ですが、地域の防災力を強化するということなのですが、しかしこの予算、地域の防災力を強化するという割には少ないのではないかということなのですが、それからもう一つは、地域からの要望はどの程度上がっておりますかお聞きします。 605 ◯地域政策課長 地域の防災力の強化につきましては、各自主防災組織で防災リーダーとして活動していただく防災士の増員を図ることを重点と置いております。従前、各2名ずつの養成から平成31年度におきまして50名を養成し、各自主防災組織の活動の活性化と体制強化を図ることとしており、防災士の養成に係る予算としましては295万5,000円ほど増額しております。なお、自主防災組織から特に予算にかかわるような要望は受けておりませんが、7月の西日本豪雨の際、組織的に連絡体制や避難の声がけなどの活動に課題があったとのことから、体制の強化とあわせて現在、廿日市地域自主防災連絡協議会では地域防災相談員と連携し、災害時行動マニュアルの作成に取り組んでいるところでございます。以上です。 606 ◯新田委員 応急物資管理事業の中のペットケージを配備されるということですが、台数とその保管場所は考えておられますか。 607 ◯危機管理課長 ペットケージについては中・大型犬でも対応できるように幅57センチ、奥行91センチ、高さ65センチのものを購入し、支部となる各市民センターに1個配置するように考えております。 608 ◯新田委員 市民センターに置いておくわけですか。場所はあるのですか。 609 ◯維持管理課長 市民センターに話をして、そういう場所を確保できるように、折り畳みなので小さくなりますので、その分で保管してもらうように考えております。 610 ◯新田委員 続きまして、佐方川に水位計を設置されるということですが、佐方川、大体皆さん御存じのように天井川なので、両サイド低いのでこういうことをされたと思うのですが、どういった目的で効果を見込んでおられるのかお聞きします。 611 ◯維持管理課長 佐方川への水位計の設置によりまして、現地に行かずに水位が把握できるほか、今後の水位データの蓄積によりまして避難勧告等の情報提供に生かせるということを見込んでおります。 612 ◯新田委員 廿日市はいろいろ川があると思うのですけど、佐方川だけでいいのですか。 613 ◯維持管理課長 今回、予算要求では佐方川を要求をさせていただいておりますけれども、毛保川につきましても今年度、30年度で水位計の設置を行ったところでございます。そのほかのところにつきましては、二級河川については県が設置しているデータを活用したり、いろんな場所の水位計を活用したりして、そういった水位のデータを蓄積しまして避難勧告などの情報提供に生かしていきたいと効果を見込んでおります。 614 ◯枇杷木委員 さっきの質問とまたダブるのですけど、自主防災活動推進事業のところで、防災士養成研修事業委託料というところで対前で295万5,000円ほどプラスになっていますけど、昨年、私と石塚委員もこの研修受けさせていただいて防災士をもらったのですけど、この315万というと相当な人数になると思うのですけど、それ何人ぐらいを今回は想定されているのですか。 615 ◯地域政策課長 こちらの315万ですけど、防災士養成に係ります講座の受講料や試験の受講料、防災士資格の登録料、これを合わせまして50人分の予算という形になります。 616 ◯枇杷木委員 50人というたら結構な数になると思うのだけど、今それぐらいの方が応募されているということなのですか。 617 ◯地域政策課長 先ほど答弁しましたように、今、各自主防災組織を中心にご案内を申し上げているところでございます。自主防災の関係者と話をするときには、やはり拡充してもらいたいというような話は受けてますので、その50人については埋まるものと思っております。 618 ◯徳原委員 防災情報システム管理事業ですけど、防災行政無線のファクスを更新となっておりますけど、この更新の時期ということがあるのだろうと思うんですけどその時期のことと、工事内容と、いろんなところで全市ではないでしょうけど行政無線ありますけど、全機がファクスの対応となっているかお聞きします。 619 ◯危機管理課長 このファクスの更新でございますが、これは防災行政無線ファクスは通常の電話回線によるファクスに加え、防災行政無線を用いて本庁舎と各支所や市民センターの間でファクス通信ができる機器でございます。今回更新するファクスは、平成19年度に設置した大野支所と宮島支所のほか廿日市地域内の11市民センターにあるファクス13台でございます。 620 ◯徳原委員 ということは、まだ残っているところもあるということですよね。 621 ◯危機管理課長 その他の市民センターについてはまだ更新時期がきていませんので、その更新時期にあわせて更新したいと考えております。    (徳原委員「わかりました」と呼ぶ) 622 ◯高橋委員 防災行政無線なのですけど、今年度が佐伯、吉和、宮島の設備更新工事で4億1,798万、去年が2億4,477万で、29年度も1億幾らと出てたと思うのですけど、この行政無線の整備についてはいつまでやるのか、大体多額な投資なので一体いつまでで終わるのかお伺いをいたします。 623 ◯危機管理課長 現在、佐伯地域と宮島地域について防災無線の工事を進めているところでございます。一応、31年度末には全地区を防災無線の工事を完了する予定でございます。 624 ◯大畑委員 防災一般事業で、先ほど地域防災計画を改定すると、31年度と言われたのですが、地域防災計画の復興計画についてもう少し具体的な計画が必要だと思うのですがどうでしょうか。これは議員研修で地域の防災について研修を受けたときに、講師の方が復興計画が非常に大事であるということを言われまして、市の地域防災計画を見ましたら本文が7行と2文字しかなったのでここを充実させないといけないのではないかと思うのでお聞きします。 625 ◯危機管理課長 本市の地域防災計画は、災害予防、災害応急対策、災害復旧等についての総合的な計画としております。災害からの復旧については、災害の規模や被災状況により対応が異なるため、具体的な計画については定めていないところでございます。大規模な災害があった場合は、将来のまちづくりの方向性など復興計画を定めて取り組まなければならないと考えております。このことについては、平成31年度から2カ年で改定予定の地域防災計画においてわかりやすい記述となるよう検討したいと考えております。 626 ◯大畑委員 例えば、そういうことはあってはならないのですが、復興住宅を建てないといけないということもあると思うので、ある程度は目星をつけておくとかいうことが改定でなされるのでしょうか伺います。 627 ◯危機管理課長 実際の災害が起きてからの復興については、災害が起きた規模によってかなり考え方が変わってきますので、その災害状況に応じて、大まかなものは、明確なものはプランを考えていきたいと考えています。 628 ◯堀田委員 確認なのですけど、55ページの防災行政無線整備事業4億1,798万円、これは子機いわゆる家庭についているものなのですか、それとも発信基地のものなのですか。 629 ◯危機管理課長 子機及び発信基地も……    (堀田委員「両方ですか」と呼ぶ)  はい。 630 ◯委員長 ほかに質疑ありませんか。
       〔「なし」と呼ぶ者あり〕 631 ◯警防課長 済みません。先ほど新田委員の答弁の中で資機材を10年と言ってしまいましたけども、資機材は救急車両と同じ8年でございます。以上でございます。申しわけありませんでした。 632 ◯委員長 ほかに質疑ありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 633 ◯委員長 ないようでしたら消防費を終わります。本日の審査はここまでとし、あす6日水曜日は午前9時30分から開き、9款教育費から質疑を行います。本日はこれにて散会いたします。   ~~~~~~~~○~~~~~~~~      散会 午後5時32分 このサイトの全ての著作権は廿日市市議会が保有し、国内の法律または国際条約で保護されています。 Copyright (c) HATSUKAICHI CITY ASSEMBLY MINUTES, All rights reserved....