廿日市市議会 2017-12-21
平成29年第4回定例会(第5日目) 本文 開催日:2017年12月21日
指定管理にすることで、市と地域においてどれぐらいのメリットがあるのかという質疑に対し、金額では大きな差異はないと試算しているが、地域自治組織が行うことで地域の活性化につながるということがメリットであるとの答弁がありました。
また、地域自治組織と
市民センター、学校区がリンクしていない地域で指定管理の希望があった場合はどのように考えているのかという質疑に対し、地域組織の間で協議会を設け、手を挙げていただけるようであれば、指定管理に向けて運営方法について打ち合わせ、協議をしながら指定に向けて準備をしていくように考えているとの答弁がありました。
討論はございませんで、採決に移り、本件は全
委員で原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
以上で
議案第83号の審査結果
報告を終わります。
103
◯議長(
仁井田和之) 以上で
委員長の
報告が終わりましたので、これより
委員長報告に対する質疑に入ります。
質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
104
◯議長(
仁井田和之) 質疑なしと認めます。
これより
討論に入ります。
討論はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
105
◯議長(
仁井田和之)
討論なしと認めます。
これより
議案第83号公の施設の指定管理者の指定について(
廿日市市佐方
市民センター)を採決いたします。
本件に対する
委員長の
報告は
原案可決であります。
お諮りいたします。
本件は
委員長の
報告のとおり決することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
106
◯議長(
仁井田和之) ご異議なしと認めます。よって、本件は
委員長の
報告のとおり可決されました。
~~~~~~~~○~~~~~~~~
日程第16
議案第84号 公の施設の指定
管理者の指定について(
廿日市市串戸市民セ
ンター)
107
◯議長(
仁井田和之) 日程第16、
議案第84号公の施設の指定管理者の指定について(
廿日市市串戸
市民センター)を議題といたします。
直ちに
総務常任委員長の
報告を求めます。
108
◯総務常任副
委員長(
新田茂美)
議長。
109
◯議長(
仁井田和之) はい、
総務常任副
委員長。
110
◯総務常任副
委員長(
新田茂美)
議案第84号について、
総務常任委員会における審査の経過及び結果をご
報告いたします。
主な質疑は次のとおりでございます。
今回の指定管理料が前回より400万円余り増額している理由は何かという質疑に対し、前回の2年の実績をもって今年度から課税される消費税の年70万円程度の増額と、佐方
市民センターと同じような人員配置とするため職員を1名増員した結果であるとの答弁がありました。
討論はございませんで、採決に移り、本件は全
委員で原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
以上で
議案第84号の審査結果
報告を終わります。
111
◯議長(
仁井田和之) 以上で
委員長の
報告が終わりましたので、これより
委員長報告に対する質疑に入ります。
質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
112
◯議長(
仁井田和之) 質疑なしと認めます。
これより
討論に入ります。
討論はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
113
◯議長(
仁井田和之)
討論なしと認めます。
これより
議案第84号公の施設の指定管理者の指定について(
廿日市市串戸
市民センター)を採決いたします。
本件に対する
委員長の
報告は
原案可決であります。
お諮りいたします。
本件は
委員長の
報告のとおり決することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
114
◯議長(
仁井田和之) ご異議なしと認めます。よって、本件は
委員長の
報告のとおり可決されました。
ここで休憩いたします。
~~~~~~~~○~~~~~~~~
休憩 午前10時12分
再開 午前10時29分
~~~~~~~~○~~~~~~~~
115
◯議長(
仁井田和之) 休憩前に引き続き会議を開きます。
~~~~~~~~○~~~~~~~~
日程第17 請願第3号 公立保育園の廃
止・民営化に関する請願
116
◯議長(
仁井田和之) 日程第17、請願第3号公立保育園の廃止・民営化に関する請願を議題といたします。
直ちに文教厚生常任
委員長の
報告を求めます。
117 ◯文教厚生常任
委員長(栗栖俊泰)
議長。
118
◯議長(
仁井田和之) はい、文教厚生常任
委員長。
119 ◯文教厚生常任
委員長(栗栖俊泰) 請願第3号について、文教厚生常任
委員会における審査の経過及び結果をご
報告いたします。
この請願は、公立保育園の廃止・民営化と耐震化の課題を切り離し、子どもの命を守るため、早急に補強工事を市が行い、
保護者に希望があればというのではなく、各園で説明会を開催し、
保護者が構想に十分納得し、同意が得られるまでは、公立保育園の廃止・民営化は待ってくださいというものでございます。
審査に当たり、紹介議員に説明を求めて、質疑を行いました。
主な質疑は次のとおりでございます。
初めに、請願の要旨に保育園の廃止・民営化は
保護者の同意を得てとあるが、どの程度の同意を得られたらいいのかという質疑に対し、過半数以上の理解が最低限必要と思うが、せめて7割の理解を得ることが
保護者の思いだと考えているとの答弁がありました。
次に、恵まれた環境での子どもの保育について、古い建物は給排水などの問題もある中で、耐震化だけすればいいという考えかという質疑に対し、保育園としても給排水などの設備は常時メンテナンスをしていると聞いている。子どもの命を預かる限り耐震化の優先順位は非常に高く、基金を切り崩してでもやるべきであるとの答弁がありました。
討論に移り、
反対討論がございました。
今後保育料が無償化されることにより、待機児童が増加されると予想される中、保育園再編基本構想は、すばらしい環境の中で質の高い保育が行われると同時に、待機児童の解消もされる計画だと思われる。また、第三者評価の充実、サービス向上は、現在だけでなく長期的な観点から計画、検討されていくべきであると考え、反対であるという
討論がございました。
次に、
賛成討論がございました。
丸石保育園は事業者も開園時期も決定しており、
保護者にその施設を見ていただき、安心して保育園再編基本構想に
保護者とともに歩めるような形がベストであり、
保護者の思いを最低限でもかなえるべきと考え、賛成であるという
討論がございました。
採決に移り、本請願を採択することに賛成の
委員の挙手を求めましたが、挙手少数により、本請願は不採択すべきものと決定いたしました。
以上で請願第3号の審査結果
報告を終わります。
120
◯議長(
仁井田和之) 以上で
委員長の
報告が終わりましたので、これより質疑に入ります。
質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
121
◯議長(
仁井田和之) 質疑なしと認めます。
これより
討論に入ります。
最初に、
賛成討論はありませんか。
122 ◯7番(石塚宏信)
議長。
123
◯議長(
仁井田和之) はい、第7番石塚宏信議員。
124 ◯7番(石塚宏信) それでは、
保護者の皆様が出された請願について、私は紹介議員ともなっておりますので
討論をさせていただきます。
昨年12月に、やはり
保護者の
皆さんの請願書がこの議会で採択をされております。今回の請願内容も、1、2、ありますが、1つは昨年の請願の内容とほぼ同じでございます。1点は、先ほど
委員長報告にありましたように耐震をしてほしいと。というのも、本市の隣にあります広島市でも、89という公立の保育園を広島市は抱えております。以前12%ぐらいの耐震率ですが、昨年改めて残りの69の園を耐震化を工事を着工しております。来年度には全園を公立の保育園の耐震化を完了するというように、隣の市で89園の保育園を耐震を進めております。せめて、子どもの命を預かる施設でございます。今回の民営化も、耐震により建てかえをしないといけないので民営化をするという趣旨の説明をされておりますが、まず、毎日子どもを預かっている、その耐震化にすぐ全園ができるわけではないんですが、1園でも、市のほうは誠意を見せて耐震化を適切に進めていただきたいと思います。
それと同時に、
皆さんが納得いって不安を払拭していただき、ほとんどの方が納得したと、わかりました、市の丁寧な説明により理解が得られてから進めていただきたいと。土曜日にゆめタウンで、福祉保健部よりの説明会が開催されました。110名以上の方が駆けつけ、ほぼ満席、後ろのほうにはかなり立っとられました。やはり
保護者のお母さん方から不安の声が上がっております。最終的には保健部長さんは、
皆さんに納得してから進めていきたいという答弁をしております。
なぜ今回
廿日市全域の
保護者のグループからこういう請願が、昨年12月採択されたにもかかわらず、また同じ内容で出てるというのは、いかに
皆さんが不安を払拭して納得しておられないという、せめての願いをこのような請願書にまとめられて、大方6,000余りの署名を集められて提出されております。昨年12月に、もしかこの議会で採択されたことがきちっと守られていれば、多少なり
保護者の不安も解消され、このような請願がまたこの12
月議会に提出されることは、私はなかったと思います。やはり我々議員が、お母さん方、
保護者の切なる不安、思いを十分に受けとめていただき、
皆さんが、
保護者が不安なく民営化が進んでいくことを私は望んでおります。
以上で
討論を終わります。
125
◯議長(
仁井田和之) はい。次に、
反対討論はありませんか。
126 ◯18番(松本太郎)
議長。
127
◯議長(
仁井田和之) はい、第18番松本太郎議員。
128 ◯18番(松本太郎) それでは、本請願に反対の立場で
討論をさせていただきます。
私は、この本請願を取り扱う所管の
委員でもあります。その
委員会の際に、先ほど栗栖
委員長からもご
報告がありました。私を含めて何人かの
委員が紹介議員である石塚
委員に質問をさせていただきました。そのときに石塚
委員が目に涙を浮かべながら答弁をされてる姿っていうのは、今でも私も印象に残っておりますし、気持ちもよくわかります。ただ、こうした問題を取り扱う私たち
市議会議員がとるべき姿勢というのは、まずは自分の感情をしっかりと排除して、子どもたちを初めとする全ての市民の利益とは一体何ぞやということはしっかり冷静に判断するべきだと私は思います。その中で、改めて今回の本請願の中身ですが、2点ありました。
まずは、その1点目、先ほど
委員長からもありましたが、
保護者の同意、納得が得られるまで、この再編計画を前に進めないでほしいというご要望がありました。じゃ、その過半数はというと、その過半数に対する分母ですが、
廿日市市外の方の署名もありましたし、また県外の方の署名もありました。それを考えたときに、納得同意の対象は一体どこまで広がるのか、過半数7割という答弁がありましたけれども、この過半数7割とれたという判断を一体どこでするのか、誰がするのか。恐らくできないです。その合理性が全く感じられない。
そして、もう一点ありました。再編計画と耐震化を分けて考えて、一刻も早く耐震化を進めるようにという項目です。今、公立の保育園が運営、また建てかえを進めるときに、国からの補助はありません。そんな中で財源はどうするのかというふうな質問したところ、基金を取り崩してでもやるべきだという答弁がありました。この基金は、将来の公共施設の維持更新でありますとか、さまざまな行政リスクに備えて基金を積み立てているわけであります。それを取り崩すということになりますと、次の世代へのツケにもなります。私は、そうなると本末転倒じゃないかというふうに思っておりますし、私たち
市議会議員は改めて、市民の
皆さんからお預かりする貴重な税金をどうやって効率的に、合理的に使うのかというふうに考えたときに、やはりこれは好ましい使い方だとは到底私には思えないということで、反対の
討論とさせていただきますが、ただし、まだまだ
保護者、関係者の皆様、不安に思ってらっしゃる方、たくさんいると思います。改めて執行部の
皆さんには、より丁寧な説明を心がけていただきますよう心からお願い申し上げて、本請願には反対の立場で
討論をさせていただきます。
以上です。
129
◯議長(
仁井田和之) はい、ほかに
討論はありませんか。
130 ◯19番(
大畑美紀)
議長。
131
◯議長(
仁井田和之) はい、第19番
大畑美紀議員。
132 ◯19番(
大畑美紀) 私は、この請願、採択とすべきと考えますので、その理由を述べます。
この請願、署名数は提出時5,670、さらに今はふえて、約6,000と聞いております。この請願の内容は、昨年の12
月議会で全会一致で採択された友和保育園民営化の延期を求める請願、
廿日市保育園の民営化に関する請願の趣旨と矛盾しないものであり、採択すべきと考えます。署名数は、それぞれ1,201、2,219筆でした。説明会や議場で執行部は、採択された請願はスケジュールの延期を求めたものであるとおっしゃいます。しかし、その発言は、請願の趣旨をそれだけに矮小化したものと思います。2つの請願の趣旨は、理解が得られないまま進めないでください、納得できる判断ができるようにしてくださいということが一番で、そのためには再編構想のスケジュールでは早過ぎるので
見直してくださいというものです。
今回の請願理由にあるように、突然の構想案発表から計画実施に至るまでが早過ぎて、当事者が十分理解できないまま進められようとしているのは確かです。私は、公立保育園の廃園や民営化には反対で、公立のままで守るべきだと考えていますが、民営化に賛成の方でも、
保護者の
皆さんが納得できるような進め方をしないといけないということについては異論はないと思います。
誤解のないように言いますが、私は民間はよくないと言っているのではありません。私立の保育園でもすばらしい保育理念を持って実践しているところもあります。
廿日市市内においてもそうだと思います。しかし、メディア報道でもありましたが心配な例を見聞きすることもあって、民営化に不安を持たれるのは当然です。それは、幾ら市が責任を持ちますと言われても、なってみないとわからないことです。せめて丸石保育園の民営化後の状況を見てから考えさせてほしいという
保護者もおられます。
委員会では、請願の提出者が民営化に反対なのか、賛成なのか問う質疑がありましたけれども、これは判断の材料にはならないと考えます。反対の方もいらっしゃるでしょうし、賛成の方もいらっしゃるでしょう。署名をなさった方にはさまざまな考えで署名をされていると思います。民営化に賛成でも、いい事業者に来てほしい、それがわかるまではなかなか理解はできないという方もいらっしゃると思います。
それから、財政負担の問題です。国の政策で公立保育園への補助が一般財源化され大幅に削減されたことは、市にとって大きな痛手ですが、これを説明会では、国の流れだからと簡単に説明されています。子育て施策や待機児対策を言うなら、なぜ公立保育園への補助を削り、民間には補助をふやすのですか。これを国の流れで片づけてほしくはありません。公立でも、私立でも、保育に必要な予算は国の責任で十分手当てをしてほしい。私たち
廿日市市議会は、市民生活を支える予算が十分確保されるよう、教育予算などでは政府に対して意見書を上げています。政治家として、公立保育園の運営を厳しくさせるような政府の方針に対しては強く抗議し、財源の保障を求めるべきではありませんか。公立では耐震化や建てかえが難しいから民間でというのは納得できません。政治が市民に不安を、苦しみを与えるようなことになってはいけません。
請願理由には、これまで私たちは、どこの保育園でも一定の高い質で保育を実施してくれる
廿日市市の公立保育園に、長きにわたり厚い信頼を寄せてきましたとあります。私も同じ思いです。先週行われました説明会に参加した市民の方からは、市の大切な財産という発言がありました。第6次総合計画では、
廿日市市に誇りを持てるとか、住んでよかったと思えるまちなどが上げられ、市長も折に触れておっしゃっています。納得できないまま再編が進めば、誇りの持てないまち、住んでよかったのだろうかと疑うまちになってしまいます。
これだけ市民から信頼を寄せられている公立保育園ですから、今後に関しては市民の信頼を失わないように進めていただきたい。
廿日市市立保育園の保育を守る
保護者の会の皆様が、仕事、家事、子育てなど日々忙しい中で考え、署名を集めて、願い、要望を請願として議会に届けるという活動をされたことに敬意を表します。もちろん前回出された請願に対してもそういう思いを持っています。最初に述べたように、昨年の12
月議会に全会一致で採択された請願と共通した趣旨であり、この願いを議会として重く受けとめて採択すべきと考えます。議員の
皆さんの賛同をお願いいたします。
133
◯議長(
仁井田和之)
反対討論はありませんか。
134 ◯12番(
田中憲次)
議長。
135
◯議長(
仁井田和之) はい、第12番
田中憲次議員。
136 ◯12番(
田中憲次) 請願に反対の立場で
討論をさせていただきます。
今回、多くの市民から声をいただいていることに大変感謝を申し上げますけれども、反対という意見を述べさせていただきますけれども、
皆さんご承知のように、現在我が国においては少子高齢化、何よりも政府においては少子化対策が最優先課題であるかと思います。
廿日市市においても、過去はゼロ歳児保育はありませんでした。現在、先ほど
委員長報告がありましたように無償化が進められておりますけれども、もっと待機児童が増加していくという状況であります。まして、将来を考えたときに、今から生まれてくる子どもたちに、施設の整備はもちろんのことでありますけれども、民間の力をかりることによってさまざまなメニューが選べられる、そういう保育の環境を進めていくことが何よりも大事かと思っております。そんな思いを込めながら、もちろん市民への理解度を深めていくっていう努力は行っていただきたいと思いますけれども、この請願には私は反対の立場で
討論をさせていただきました。
以上です。
137
◯議長(
仁井田和之) ほかに
討論はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
138
◯議長(
仁井田和之) はい。これをもって
討論を終結いたします。
これより請願第3号公立保育園の廃止・民営化に関する請願を起立により採決いたします。
お諮りいたします。
本請願に対する
委員長の
報告は不採択でありますが、本請願を採択することに賛成の方の起立を求めます。
〔
賛成者起立〕
139
◯議長(
仁井田和之) はい。着席ください。
起立少数であります。よって、本請願は不採択とすることに決しました。
~~~~~~~~○~~~~~~~~
日程第18 発議第10号 道路整備に係る
補助率等の嵩上げ措置の継続を求める意見書
140
◯議長(
仁井田和之) 日程第18、発議第10号道路整備に係る
補助率等の嵩上げ措置の継続を求める意見書を議題といたします。
直ちに提案理由の説明を求めます。
141 ◯5番(
枇杷木正伸)
議長。
142
◯議長(
仁井田和之) はい、第5番
枇杷木正
伸議員。
143 ◯5番(
枇杷木正伸) それでは、意見書案の朗読をもって説明にかえさせていただきます。
発議第10号。
道路整備に係る
補助率等の嵩上げ措置の継続を求める意見書。
地方自治法第99条及び
会議規則第14条の規定により、別紙のとおり意見書案を提出する。
平成29年12月21日、
廿日市市議会
議長仁井田和之様。
提出者、
廿日市市議会議員枇杷木正伸、賛成者、
廿日市市議会議員大畑美紀、同じく林忠正、同じく藤田俊雄、同じく角田俊司、同じく有田一彦。
道路整備に係る
補助率等の嵩上げ措置の継続を求める意見書(案)。
道路は、地域の発展や経済社会活動を支えるとともに、災害時には住民の命を守るライフラインとして機能するなど、生活に欠かせない最も重要な社会基盤の一つである。
本市においては、「第6次
廿日市市総合計画」が目指す将来像を実現するため、都市活動を支える幹線道路の整備や、安心して安全に通行できる生活道路等の整備、老朽化した橋りょうの維持補修など重点的に取り組んでいるところである。
現在、道路事業においては、「道路整備事業に係る国の財政上の特別措置に関する法律」(以下、「道路財特法」)の規定により、交付金事業の
補助率が50%から55%に嵩上げされており、この嵩上げ規定が平成29年度までの時限措置となっている。
地方自治体にとって、この時期に道路財特法の規定による
補助率等が低減することは、死活問題である。
よって、来年度以降も迅速かつ着実な道路整備の推進により地方創生が推進され、地域の活性化が図られるよう道路財特法の
補助率等の嵩上げ措置については、平成30年度以降も現行制度を継続することを強く要望する。
以上、
地方自治法第99条の規定により、意見書を提出する。
平成29年12月21日、広島県
廿日市市議会。
以上でございます。ご審議のほどよろしくお願い申し上げます。
144 ◯5番(
枇杷木正伸)
議長。
145
◯議長(
仁井田和之) はい、第5番
枇杷木正
伸議員。
146 ◯5番(
枇杷木正伸) 一部訂正をさせていただきたいと思います。
中間どころですけど、「現在、道路事業においては、道路整備事業に係る国の財政上の特別措置に関する法律」というところで、ごめんなさい、「関する」が抜けておりましたので、「関する」を入れてほしいと思います。
147
◯議長(
仁井田和之) 着席してください。はい。
申し出がありました件については、これを許可いたします。
以上で提案理由の説明が終わりましたので、これより質疑に入ります。
質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
148
◯議長(
仁井田和之) お諮りいたします。
本件は
会議規則第37条第3項の規定により
委員会付託を省略いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
149
◯議長(
仁井田和之) ご異議なしと認めます。よって、本件は
委員会付託を省略することに決しました。
これより
討論に入ります。
討論はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
150
◯議長(
仁井田和之)
討論なしと認めます。
これより発議第10号道路整備に係る
補助率等の嵩上げ措置の継続を求める意見書を採決いたします。
お諮りいたします。
本件は原案のとおり可決することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
151
◯議長(
仁井田和之) ご異議なしと認めます。よって、本件は原案のとおり可決されました。
~~~~~~~~○~~~~~~~~
日程第19 所管事務調査の申出について
152
◯議長(
仁井田和之) 日程第19、所管事務調査の申出についてを議題といたします。
お諮りいたします。
お手元に配付したとおり、
会議規則第105条第1項の規定により、閉会中の所管事務調査の申し出がありました。ついては、申し出のとおり、閉会中の所管事務調査を行うことにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
153
◯議長(
仁井田和之) ご異議なしと認めます。よって、申し出のとおり、閉会中の所管事務調査を行うことに決しました。
以上をもって本定例会に付議された案件の審議は全部終了いたしました。
これにて平成29年第5回
廿日市市議会(第4回定例会)を閉会いたします。
~~~~~~~~○~~~~~~~~
閉会 午前10時58分
以上のとおり会議の経過を記載して、その相違ないことを証するた
め、ここに署名する。
廿日市市議会
議長 仁井田 和 之
廿日市市議会議員 大 崎 勇 一
廿日市市議会議員 枇杷木 正 伸
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