廿日市市議会 > 2017-12-21 >
平成29年第4回定例会(第5日目) 名簿 開催日:2017年12月21日
平成29年第4回定例会(第5日目) 名簿 開催日:2017年12月21日
平成29年第4回定例会(第5日目) 本文 開催日:2017年12月21日
平成29年第4回定例会(第5日目) 本文 開催日:2017年12月21日

ツイート シェア
  1. 廿日市市議会 2017-12-21
    平成29年第4回定例会(第5日目) 本文 開催日:2017年12月21日


    取得元: 廿日市市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-09-24
    ▼最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1   ~~~~~~~~○~~~~~~~~     開議 午前9時29分 ◯議長仁井田和之) 皆さんおはようございます。  ただいま出席議員が28名であります。定足数に達しておりますので、直ちに本日の会議を開きます。  ここで報道関係者から、写真、ビデオの撮影の申し出がありますので、廿日市市議会傍聴規則第11条の規定により、これを許可いたします。  本日の議事日程は、あらかじめお手元に配付したとおり行いますので、ご了承願います。   ~~~~~~~~○~~~~~~~~   日程第1 会議録署名議員の指名 2 ◯議長仁井田和之) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。  会議規則第88条の規定により、本日の会議録署名議員は、議長において第4番大崎勇一議員、第5番枇杷木伸議員の2名を指名いたします。   ~~~~~~~~○~~~~~~~~   日程第2 議案第70号 職員の給与に関す   る条例及び一般職任期付職員採用等に関   する条例の一部を改正する条例 3 ◯議長仁井田和之) 日程第2、議案第70号職員の給与に関する条例及び一般職任期付職員採用等に関する条例の一部を改正する条例を議題といたします。  直ちに総務常任委員長報告を求めます。 4 ◯総務常任委員長新田茂美) 議長。 5 ◯議長仁井田和之) はい、総務常任委員長。 6 ◯総務常任委員長新田茂美) 皆さんおはようございます。  広畑総務常任委員長が体調不良のため、副委員長であります新田から報告をさせていただきます。
     議案第70号について、総務常任委員会における審査の経過及び結果を報告いたします。  主な質疑は次のとおりでございます。  民間平均の指数とは何をもって民間平均としているのかという質疑に対し、人事院民間給与の実態について、企業規模50人以上かつ事業所規模50人以上の事業所の中から無作為に抽出した約1万2,400社を対象に、公務の行政職俸給表に類すると認められる事務等の職種約48万人の本年4月分として実際に支払われた給与月額と、従業員役職段階、学歴、年齢等を詳細に調査し調整したものであるとの答弁がありました。  討論はございませんで、採決に移り、本件は全委員で原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  以上で議案第70号の審査結果報告を終わります。 7 ◯議長仁井田和之) 以上で委員長報告が終わりましたので、これより委員長報告に対する質疑に入ります。  質疑はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 8 ◯議長仁井田和之) 質疑なしと認めます。  これより討論に入ります。  討論はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 9 ◯議長仁井田和之) 討論なしと認めます。  これより議案第70号職員の給与に関する条例及び一般職任期付職員採用等に関する条例の一部を改正する条例を採決いたします。  本件に対する委員長報告原案可決であります。  お諮りいたします。  本件は委員長報告のとおり決することにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 10 ◯議長仁井田和之) ご異議なしと認めます。よって、本件は委員長報告のとおり可決されました。   ~~~~~~~~○~~~~~~~~   日程第3 議案第71号 特別職職員等の   給与、旅費及び費用弁償に関する条例の一部   を改正する条例 11 ◯議長仁井田和之) 日程第3、議案第71号特別職職員等の給与、旅費及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例を議題といたします。  直ちに総務常任委員長報告を求めます。 12 ◯総務常任委員長新田茂美) 議長。 13 ◯議長仁井田和之) はい、総務常任委員長。 14 ◯総務常任委員長新田茂美) 議案第71号について、総務常任委員会における審査の経過及び結果をご報告いたします。  主な質疑は次のとおりでございます。  行政委員会委員等については地方自治法日額支給が基本になっているが、選挙管理委員会において年額支給になっている根拠は何かという質疑に対し、所管する業務の範囲が広く、所掌事務が多岐にわたり、会議の出席以外にも日ごろの調査研究が求められている。その勤務量勤務日数のみではかるのは難しく、年額制が合理的であると考えている。次期改正時には月額制について検討したいと思っているとの答弁がありました。  議員間討議では、行政委員の報酬の年額制を早期に改正すべきという意見があり、委員会としても実態調査を行った上で、今後判断すべきという意見がありました。  討論はございませんで、採決に移り、本件は全委員で原案のとおり可決すべきものと決定をいたしました。  以上で議案第71号の審査結果報告を終わります。 15 ◯議長仁井田和之) 以上で委員長報告が終わりましたので、これより委員長報告に対する質疑に入ります。  質疑はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 16 ◯議長仁井田和之) 質疑なしと認めます。  これより討論に入ります。  討論はありませんか。 17 ◯19番(大畑美紀) 議長。 18 ◯議長仁井田和之) はい、第19番大畑美紀議員。 19 ◯19番(大畑美紀) 私は、議案第71号特別職職員等の給与、旅費及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例に反対ですので、反対の理由を述べます。  今委員長報告にもありましたように、特別職とともに監査委員農業委員教育委員等報酬額見直しもこの議案で提案されていますが、傍聴した総務委員会の審議では、支給の方法は年額が適当か、日額が適当かなど、まだ検討の余地があるのではないかと思えることもありましたが、これら行政委員の報酬の見直しについては反対するものではありません。反対するのは、特別職期末手当に関してです。  人事院勧告を考慮して、一般職勤勉手当支給割合引き上げられることに伴い、市長、副市長、教育長市議会議員期末手当支給割合を0.1月分引き上げようとするものです。廿日市特別職報酬等審議会の答申に基づくとされていますが、特別職の報酬に関しては、昨年、28年の3月議会で、市議会議員、市長、副市長、教育長期末手当支給割合引き上げ、同年12月議会では、市議会議員、市長、副市長の報酬額期末手当支給割合引き上げられています。昨年の2度目の引き上げがあって後、まだ1年しかたっていません。また、一般職員給与改定特別職報酬改定を同列に扱うべきではないと考えます。特別職の報酬は一般職員と比べて高額であり、また、市議会議員については政務活動費引き上げられております。現行のままで十分職責を果たせると考えます。特別職期末手当支給割合引き上げを行う議案第71号に反対いたします。 20 ◯議長仁井田和之) 次に、賛成討論はありませんか。 21 ◯17番(井上佐智子) 議長。 22 ◯議長仁井田和之) はい、第17番井上佐智子議員。 23 ◯17番(井上佐智子) 議案第71号に対して賛成の立場で討論いたします。  特別職一般職の給与について。特別職一般職の給与については、公平公正な立場で審議する第三者機関である廿日市特別職報酬等審議会の答申に基づいて額が定められております。私たち議員は、下げるときも上げるときも、みずからの報酬に対してみずからが主張してきたことはございませんでした。よって、第三者機関である廿日市特別職報酬等審議会の答申に粛々と従い、職務に励むことでその任に応えるべきだと考え、賛成いたします。 24 ◯議長仁井田和之) ほかに討論はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 25 ◯議長仁井田和之) はい。これをもって討論を終結いたします。  討論がありましたので、議案第71号特別職職員等の給与、旅費及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例を起立により採決いたします。  本件に対する委員長報告原案可決であります。  委員長報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。     〔賛成者起立〕 26 ◯議長仁井田和之) はい、着席ください。はい。  起立多数であります。よって、本件は原案のとおり可決されました。   ~~~~~~~~○~~~~~~~~   日程第4 議案第72号 廿日市市民セン   ター条例の一部を改正する条例 27 ◯議長仁井田和之) 日程第4、議案第72号廿日市市民センター条例の一部を改正する条例を議題といたします。  直ちに総務常任委員長報告を求めます。 28 ◯総務常任委員長新田茂美) 議長。 29 ◯議長仁井田和之) 総務常任委員長。 30 ◯総務常任委員長新田茂美) 議案第72号について、総務常任委員会における審査の経過及び結果をご報告いたします。  質疑、討論ともございませんで、採決に移り、本件は全委員で原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  以上で議案第72号の審査結果報告を終わります。 31 ◯議長仁井田和之) 以上で委員長報告が終わりましたので、これより委員長報告に対する質疑に入ります。  質疑はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 32 ◯議長仁井田和之) はい、質疑なしと認めます。  これより討論に入ります。  討論はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 33 ◯議長仁井田和之) 討論なしと認めます。  これより議案第72号廿日市市民センター条例の一部を改正する条例を採決いたします。  本件に対する委員長報告原案可決であります。  お諮りいたします。  本件は委員長報告のとおり決することにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 34 ◯議長仁井田和之) ご異議なしと認めます。よって、本件は委員長報告のとおり可決されました。   ~~~~~~~~○~~~~~~~~   日程第5 議案第73号 廿日市道路占用   料徴収条例の一部を改正する条例 35 ◯議長仁井田和之) 日程第5、議案第73号廿日市道路占用料徴収条例の一部を改正する条例を議題といたします。  直ちに建設常任委員長報告を求めます。 36 ◯建設常任委員長枇杷木正伸) 議長。 37 ◯議長仁井田和之) はい、建設常任委員長。 38 ◯建設常任委員長枇杷木正伸) 議案第73号について、建設常任委員会における審査の経過及び結果をご報告いたします。  主な質疑は次のとおりでございます。  道路法施行令が改正された趣旨は何かという質疑に対し、主には土地価格の下落などの影響を考慮し、適正な占用料を算定し徴収することであり、本市もそれに追随し、適正な占用料となるよう改正したとの答弁がありました。  討論はございませんで、採決に移り、本件は全委員で原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  以上で議案第73号の審査結果報告を終わります。 39 ◯議長仁井田和之) 以上で委員長報告が終わりましたので、これより委員長報告に対する質疑に入ります。  質疑はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 40 ◯議長仁井田和之) 質疑なしと認めます。  これより討論に入ります。  討論はありませんか。
        〔「なし」と呼ぶ者あり〕 41 ◯議長仁井田和之) 討論なしと認めます。  これより議案第73号廿日市道路占用料徴収条例の一部を改正する条例を採決いたします。  本件に対する委員長報告原案可決であります。  お諮りいたします。  本件は委員長報告のとおり決することにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 42 ◯議長仁井田和之) ご異議なしと認めます。よって、本件は委員長報告のとおり可決されました。   ~~~~~~~~○~~~~~~~~   日程第6 議案第74号 廿日市下水道条   例及び廿日市農業集落排水処理施設設置及   び管理条例の一部を改正する条例 43 ◯議長仁井田和之) 日程第6、議案第74号廿日市下水道条例及び廿日市農業集落排水処理施設設置及び管理条例の一部を改正する条例を議題といたします。  直ちに建設常任委員長報告を求めます。 44 ◯建設常任委員長枇杷木正伸) 議長。 45 ◯議長仁井田和之) はい、建設常任委員長。 46 ◯建設常任委員長枇杷木正伸) 議案第74号について、建設常任委員会における審査の経過及び結果をご報告いたします。  主な質疑は次のとおりでございます。  最終ますの施工について、過去にはさまざまな施工方法があり、適正に施工されているかどうかを市の管理としてどこまでチェックができるのかという質疑に対し、以前はコンクリートますを入れており、木の根が入り込んだりすることもあったが、最近は塩化ビニール製の小口径ますが活用されており、そういった心配も少なくなっている。これまでは私での管理であり、市がかかわりにくい部分もあったが、今後は最終ますについても市で管理するよう整理したとの答弁がありました。  討論はございませんで、採決に移り、本件は全委員で原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  以上で議案第74号の審査結果報告を終わります。 47 ◯議長仁井田和之) 以上で委員長報告が終わりましたので、これより委員長報告に対する質疑に入ります。  質疑はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 48 ◯議長仁井田和之) 質疑なしと認めます。  これより討論に入ります。  討論はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 49 ◯議長仁井田和之) 討論なしと認めます。  これより議案第74号廿日市下水道条例及び廿日市農業集落排水処理施設設置及び管理条例の一部を改正する条例を採決いたします。  本件に対する委員長報告原案可決であります。  お諮りいたします。  本件は委員長報告のとおり決することにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 50 ◯議長仁井田和之) ご異議なしと認めます。よって、本件は委員長報告のとおり可決されました。   ~~~~~~~~○~~~~~~~~   日程第7 議案第75号 平成29年度廿日   市市一般会計補正予算(第4号) 51 ◯議長仁井田和之) 日程第7、議案第75号平成29年度廿日市市一般会計補正予算(第4号)を議題といたします。  直ちに予算特別委員長報告を求めます。 52 ◯予算特別委員長田中憲次) 議長。 53 ◯議長仁井田和之) はい、予算特別委員長。 54 ◯予算特別委員長田中憲次) 議案第75号について、予算特別委員会における審査の経過及び結果をご報告いたします。  主な質疑は次のとおりでございます。  初めに、中山間地域振興事業について、下宿として佐伯高校の生徒を受け入れている軒数、生徒数、来年度の受け入れをどの程度想定しているのか、また、改修の補助率はどうかという質疑に対し、現在は2軒で6人の生徒を受け入れており、来年度はオープンスクール体験入部を通して現時点では11人と見込んでいる。その生徒の受け入れのために下宿の整備が急務であるということで、地域にお願いをし、4軒の承諾をもらった。改修に必要な経費の3分の1、上限30万までを市が補助するものであるとの答弁がありました。  次に、中学校就学援助奨励事業における準要保護者への入学準備金の入学前支給について、今回中学校が対象となっているが小学校はどうなるのかという質疑に対し、入学前支給の課題であった審査期間の確保や入学前の市外への転出者対応について検討を重ね、できるところから入学前支給を実施したいと考えており、今回は特に経済的負担の大きい中学校新入生から取り組み、小学校については、平成31年度の新入生から入学前に支給できるよう準備を進めているとの答弁がありました。  討論に移り、反対討論がございました。  特別職や議員の期末手当支給割合引き上げについて、一般職では人事院勧告による民間給与との差があるかもしれないが、特別職や議員に関してその考えは適用しないほうがよく、もともと多額であるため反対である。また、マイナンバー制度について、システム改修費で多額の費用をかけても住民にメリットがほとんどなく、国の決めたこととはいえ看過できないため反対であるという討論がございました。  次に、賛成討論がございました。  特別職一般職の給与について、第三者機関で額や率が定められており制度上は一緒であるため、一般職がよくて特別職はだめという明確な理由になっていない。また、マイナンバー制度は動き始めており、システム全体をとめた場合に迷惑をこうむるのは市民や国民であり、現在の制度にのっとって本市も進めるべき施策であると考え、賛成であるという討論がございました。  採決に移り、原案に賛成の委員の挙手を求めましたが、挙手多数により原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  以上で議案第75号の審査結果報告を終わります。 55 ◯議長仁井田和之) 以上で委員長報告が終わりましたので、これより委員長報告に対する質疑に入ります。  質疑はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 56 ◯議長仁井田和之) 質疑なしと認めます。  これより討論に入ります。  討論はありませんか。 57 ◯19番(大畑美紀) 議長。 58 ◯議長仁井田和之) はい、第19番大畑美紀議員。 59 ◯19番(大畑美紀) 私は、今委員長報告のありました議案第75号一般会計補正予算に反対ですので、その理由を述べます。  特別職給与費として引き上げ分が計上されていることと、マイナンバー制度関連予算が計上されていることです。特別職報酬については、議案第71号の反対討論で述べたとおり、期末手当支給割合引き上げはすべきではありません。マイナンバー制度のネットワークシステムは、初期費用が約3,000億円、年間経費は約300億円と言われています。今回の補正予算ではマイナンバー関連のシステム改修費は、国庫補助金が721万6,000円、一般財源が142万6,000円で、国全体では莫大な額になります。マイナンバー共通番号制度は、ドイツ、フランス、イギリスのように市民的自由の抑圧、国民のプライバシーを侵害する危険性、不正使用の危険性を高めるという観点から、分野別番号を維持し共通番号の仕組みはつくらない、あるいは廃止している国もあります。市民生活上のメリットは少なく、情報漏えいや犯罪などの危険が避けられない、また、経費が多額になるなどから、マイナンバー制度は廃止すべきだと考えます。  これら問題ある予算が含まれていますので、一般会計補正予算に反対いたします。 60 ◯議長仁井田和之) 次に、賛成討論はありませんか。ありませんか。 61 ◯14番(山田武豊) 議長。 62 ◯議長仁井田和之) はい、第14番山田武豊議員。 63 ◯14番(山田武豊) 本件に賛成の立場で討論をさせていただきます。  まず、特別職の報酬の件ですが、先ほどもありましたが制度にのっとってやっているものでございますので、特別職と、また、そうでない一般職との分け隔てをするというのはおかしいと思います。1つ言えば、その制度をこれまで変えてくる努力をしていたのかということです。ただ個人の思いでこういった議案に対して反対の討論をするというのであれば、その前提を踏まえて、制度の改正の努力をすべきだと私は考えます。  もう一点、マイナンバー制度ですが、先ほど討論された大畑議員も言われましたが、メリットは少ないと言われましたがゼロではございません。少数のそういったメリットのあるものに対して、少ないからといって廃止をするというのは民主的な考えではないと思います。またこれも、個人の思いでメリットが少ないから廃止するというものではなく、現行動いている制度の中で、確かにデメリットもあるかもしれないがメリットもあるのも事実でございます。そういったことを考えたら、まず制度優先、こういうことを考えて、私はこの件に対して賛成をさせていただきたいと思います。  以上です。 64 ◯議長仁井田和之) ほかに討論はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 65 ◯議長仁井田和之) はい。これをもって討論を終結いたします。  討論がありましたので、議案第75号平成29年度廿日市市一般会計補正予算(第4号)を起立により採決いたします。  本件に対する委員長報告原案可決であります。  委員長報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。     〔賛成者起立〕 66 ◯議長仁井田和之) はい、着席ください。  起立多数であります。よって、本件は原案のとおり可決されました。   ~~~~~~~~○~~~~~~~~   日程第8 議案第76号 平成29年度廿日   市市介護保険特別会計補正予算(第2号)   日程第9 議案第77号 平成29年度廿日   市市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1   号) 67 ◯議長仁井田和之) 日程第8、議案第76号平成29年度廿日市市介護保険特別会計補正予算(第2号)及び日程第9、議案第77号平成29年度廿日市市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)の以上2件を一括議題といたします。  直ちに文教厚生常任委員長報告を求めます。 68 ◯文教厚生常任委員長(栗栖俊泰) 議長。 69 ◯議長仁井田和之) はい、文教厚生常任委員長。 70 ◯文教厚生常任委員長(栗栖俊泰) 議案第76号及び議案第77号の2件について、文教厚生常任委員会における審査の経過及び結果をご報告いたします。  質疑、討論ともにございませんで、採決に移り、本件は全委員で原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  以上で議案第76号及び議案第77号の審査結果報告を終わります。 71 ◯議長仁井田和之) 以上で委員長報告が終わりましたので、これより委員長報告に対する一括質疑に入ります。  質疑はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 72 ◯議長仁井田和之) 質疑なしと認めます。  これより一括討論に入ります。  討論はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 73 ◯議長仁井田和之) はい、討論なしと認めます。
     これより議案第76号平成29年度廿日市市介護保険特別会計補正予算(第2号)及び議案第77号平成29年度廿日市市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)の以上2件を一括採決いたします。  本件に対する委員長報告原案可決であります。  お諮りいたします。  本件は委員長報告のとおり決することにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 74 ◯議長仁井田和之) ご異議なしと認めます。よって、本件は委員長報告のとおり可決されました。   ~~~~~~~~○~~~~~~~~   日程第10 議案第78号 平成29年度廿   日市市公共下水道事業特別会計補正予算(第   2号)   日程第11 議案第79号 平成29年度廿   日市市小規模下水道事業特別会計補正予算   (第1号)   日程第12 議案第80号 平成29年度廿   日市市農業集落排水事業特別会計補正予算   (第1号) 75 ◯議長仁井田和之) 日程第10、議案第78号平成29年度廿日市市公共下水道事業特別会計補正予算(第2号)から日程第12、議案第80号平成29年度廿日市市農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)まで、以上3件を一括議題といたします。  直ちに建設常任委員長報告を求めます。 76 ◯建設常任委員長枇杷木正伸) 議長。 77 ◯議長仁井田和之) はい、建設常任委員長。 78 ◯建設常任委員長枇杷木正伸) 議案第78号から議案第80号までの3件について、建設常任委員会における審査の経過及び結果をご報告いたします。  主な質疑は次のとおりでございます。  3会計における債務負担行為補正について、29年度、30年度の2カ年事業とし、早目に対応することで効果が出るのはこれらの業種であるからなのかという質疑に対し、これまで新年度予算の執行については、入札行為や契約事務を4月1日で実施していたが、維持管理業務などは24時間、365日、年間を通じて継続する業務であり、時間的空白がないことで安定的で適正に業務が履行できるとの答弁がありました。  討論はございませんで、一括採決に移り、本3件は全委員で原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  以上で議案第78号、議案第79号及び議案第80号の審査結果報告を終わります。 79 ◯議長仁井田和之) 以上で委員長報告が終わりましたので、これより委員長報告に対する一括質疑に入ります。  質疑はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 80 ◯議長仁井田和之) 質疑なしと認めます。  これより一括討論に入ります。  討論はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 81 ◯議長仁井田和之) 討論なしと認めます。  これより議案第78号平成29年度廿日市市公共下水道事業特別会計補正予算(第2号)から議案第80号平成29年度廿日市市農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)までの3件を一括採決いたします。  本3件に対する委員長報告はいずれも原案可決であります。  お諮りいたします。  本3件は委員長報告のとおり決することにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 82 ◯議長仁井田和之) ご異議なしと認めます。よって、本3件は委員長報告のとおり可決されました。   ~~~~~~~~○~~~~~~~~   日程第13 議案第81号 工事請負契約の   締結について(池田保育園改築工事) 83 ◯議長仁井田和之) 日程第13、議案第81号工事請負契約の締結について(池田保育園改築工事)を議題といたします。  直ちに文教厚生常任委員長報告を求めます。 84 ◯文教厚生常任委員長(栗栖俊泰) 議長。 85 ◯議長仁井田和之) はい、文教厚生常任委員長。 86 ◯文教厚生常任委員長(栗栖俊泰) 議案第81号について、文教厚生常任委員会における審査の経過及び結果をご報告いたします。  主な質疑は次のとおりでございます。  初めに、園長室がないが、保護者が相談に来られた場合の相談場所は確保されているのかという質疑に対し、保育園では園長室は設けていないが、実際に相談がある場合は、休憩室を利用するなどプライバシーに配慮した場所での相談を受けている。事務所にブースを設置するなど、何らかの工夫をしたいとの答弁がありました。  次に、建物は耐火構造になっているのか、また、自動火災報知設備はつけるのかという質疑に対し、建物は建築基準法上の準耐火建築物で自動火災報知設備もついている。また、壁、天井等は不燃材である石こうボードを二重張りにし、延焼を防ぐ構造としているとの答弁がありました。  討論はございませんで、採決に移り、本件は全委員で原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  以上で議案第81号の審査結果報告を終わります。 87 ◯議長仁井田和之) 以上で委員長報告が終わりましたので、これより委員長報告に対する質疑に入ります。  質疑はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 88 ◯議長仁井田和之) 質疑なしと認めます。  これより討論に入ります。  討論はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 89 ◯議長仁井田和之) 討論なしと認めます。  これより議案第81号工事請負契約の締結について(池田保育園改築工事)を採決いたします。  本件に対する委員長報告原案可決であります。  お諮りいたします。  本件は委員長報告のとおり決することにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 90 ◯議長仁井田和之) ご異議なしと認めます。よって、本件は委員長報告のとおり可決されました。   ~~~~~~~~○~~~~~~~~   日程第14 議案第82号 辺地に係る公共   的施設の総合整備計画の変更について 91 ◯議長仁井田和之) 日程第14、議案第82号辺地に係る公共的施設の総合整備計画の変更についてを議題といたします。  直ちに総務常任委員長報告を求めます。 92 ◯総務常任委員長新田茂美) 議長。 93 ◯議長仁井田和之) はい、総務常任委員長。 94 ◯総務常任委員長新田茂美) 議案第82号について、総務常任委員会における審査の経過及び結果をご報告いたします。  質疑、討論ともございませんで、採決に移り、本件は全委員で原案のとおり可決すべきものと決定をいたしました。  以上で議案第82号の審査結果報告を終わります。 95 ◯議長仁井田和之) 以上で委員長報告が終わりましたので、これより委員長報告に対する質疑に入ります。  質疑はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 96 ◯議長仁井田和之) 質疑なしと認めます。  これより討論に入ります。  討論はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 97 ◯議長仁井田和之) 討論なしと認めます。  これより議案第82号辺地に係る公共的施設の総合整備計画の変更についてを採決いたします。  本件に対する委員長報告原案可決であります。  お諮りいたします。  本件は委員長報告のとおり決することにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 98 ◯議長仁井田和之) ご異議なしと認めます。よって、本件は委員長報告のとおり可決されました。   ~~~~~~~~○~~~~~~~~   日程第15 議案第83号 公の施設の指定   管理者の指定について(廿日市市佐方市民セ   ンター) 99 ◯議長仁井田和之) 日程第15、議案第83号公の施設の指定管理者の指定について(廿日市市佐方市民センター)を議題といたします。  直ちに総務常任委員長報告を求めます。 100 ◯総務常任委員長新田茂美) 議長。 101 ◯議長仁井田和之) はい、総務常任委員長。 102 ◯総務常任委員長新田茂美) 議案第83号について、総務常任委員会における審査の経過及び結果をご報告いたします。  主な質疑は次のとおりでございます。
     指定管理にすることで、市と地域においてどれぐらいのメリットがあるのかという質疑に対し、金額では大きな差異はないと試算しているが、地域自治組織が行うことで地域の活性化につながるということがメリットであるとの答弁がありました。  また、地域自治組織と市民センター、学校区がリンクしていない地域で指定管理の希望があった場合はどのように考えているのかという質疑に対し、地域組織の間で協議会を設け、手を挙げていただけるようであれば、指定管理に向けて運営方法について打ち合わせ、協議をしながら指定に向けて準備をしていくように考えているとの答弁がありました。  討論はございませんで、採決に移り、本件は全委員で原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  以上で議案第83号の審査結果報告を終わります。 103 ◯議長仁井田和之) 以上で委員長報告が終わりましたので、これより委員長報告に対する質疑に入ります。  質疑はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 104 ◯議長仁井田和之) 質疑なしと認めます。  これより討論に入ります。  討論はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 105 ◯議長仁井田和之) 討論なしと認めます。  これより議案第83号公の施設の指定管理者の指定について(廿日市市佐方市民センター)を採決いたします。  本件に対する委員長報告原案可決であります。  お諮りいたします。  本件は委員長報告のとおり決することにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 106 ◯議長仁井田和之) ご異議なしと認めます。よって、本件は委員長報告のとおり可決されました。   ~~~~~~~~○~~~~~~~~   日程第16 議案第84号 公の施設の指定   管理者の指定について(廿日市市串戸市民セ   ンター) 107 ◯議長仁井田和之) 日程第16、議案第84号公の施設の指定管理者の指定について(廿日市市串戸市民センター)を議題といたします。  直ちに総務常任委員長報告を求めます。 108 ◯総務常任委員長新田茂美) 議長。 109 ◯議長仁井田和之) はい、総務常任委員長。 110 ◯総務常任委員長新田茂美) 議案第84号について、総務常任委員会における審査の経過及び結果をご報告いたします。  主な質疑は次のとおりでございます。  今回の指定管理料が前回より400万円余り増額している理由は何かという質疑に対し、前回の2年の実績をもって今年度から課税される消費税の年70万円程度の増額と、佐方市民センターと同じような人員配置とするため職員を1名増員した結果であるとの答弁がありました。  討論はございませんで、採決に移り、本件は全委員で原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  以上で議案第84号の審査結果報告を終わります。 111 ◯議長仁井田和之) 以上で委員長報告が終わりましたので、これより委員長報告に対する質疑に入ります。  質疑はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 112 ◯議長仁井田和之) 質疑なしと認めます。  これより討論に入ります。  討論はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 113 ◯議長仁井田和之) 討論なしと認めます。  これより議案第84号公の施設の指定管理者の指定について(廿日市市串戸市民センター)を採決いたします。  本件に対する委員長報告原案可決であります。  お諮りいたします。  本件は委員長報告のとおり決することにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 114 ◯議長仁井田和之) ご異議なしと認めます。よって、本件は委員長報告のとおり可決されました。  ここで休憩いたします。   ~~~~~~~~○~~~~~~~~     休憩 午前10時12分     再開 午前10時29分   ~~~~~~~~○~~~~~~~~ 115 ◯議長仁井田和之) 休憩前に引き続き会議を開きます。   ~~~~~~~~○~~~~~~~~   日程第17 請願第3号 公立保育園の廃   止・民営化に関する請願 116 ◯議長仁井田和之) 日程第17、請願第3号公立保育園の廃止・民営化に関する請願を議題といたします。  直ちに文教厚生常任委員長報告を求めます。 117 ◯文教厚生常任委員長(栗栖俊泰) 議長。 118 ◯議長仁井田和之) はい、文教厚生常任委員長。 119 ◯文教厚生常任委員長(栗栖俊泰) 請願第3号について、文教厚生常任委員会における審査の経過及び結果をご報告いたします。  この請願は、公立保育園の廃止・民営化と耐震化の課題を切り離し、子どもの命を守るため、早急に補強工事を市が行い、保護者に希望があればというのではなく、各園で説明会を開催し、保護者が構想に十分納得し、同意が得られるまでは、公立保育園の廃止・民営化は待ってくださいというものでございます。  審査に当たり、紹介議員に説明を求めて、質疑を行いました。  主な質疑は次のとおりでございます。  初めに、請願の要旨に保育園の廃止・民営化は保護者の同意を得てとあるが、どの程度の同意を得られたらいいのかという質疑に対し、過半数以上の理解が最低限必要と思うが、せめて7割の理解を得ることが保護者の思いだと考えているとの答弁がありました。  次に、恵まれた環境での子どもの保育について、古い建物は給排水などの問題もある中で、耐震化だけすればいいという考えかという質疑に対し、保育園としても給排水などの設備は常時メンテナンスをしていると聞いている。子どもの命を預かる限り耐震化の優先順位は非常に高く、基金を切り崩してでもやるべきであるとの答弁がありました。  討論に移り、反対討論がございました。  今後保育料が無償化されることにより、待機児童が増加されると予想される中、保育園再編基本構想は、すばらしい環境の中で質の高い保育が行われると同時に、待機児童の解消もされる計画だと思われる。また、第三者評価の充実、サービス向上は、現在だけでなく長期的な観点から計画、検討されていくべきであると考え、反対であるという討論がございました。  次に、賛成討論がございました。  丸石保育園は事業者も開園時期も決定しており、保護者にその施設を見ていただき、安心して保育園再編基本構想に保護者とともに歩めるような形がベストであり、保護者の思いを最低限でもかなえるべきと考え、賛成であるという討論がございました。  採決に移り、本請願を採択することに賛成の委員の挙手を求めましたが、挙手少数により、本請願は不採択すべきものと決定いたしました。  以上で請願第3号の審査結果報告を終わります。 120 ◯議長仁井田和之) 以上で委員長報告が終わりましたので、これより質疑に入ります。  質疑はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 121 ◯議長仁井田和之) 質疑なしと認めます。  これより討論に入ります。  最初に、賛成討論はありませんか。 122 ◯7番(石塚宏信) 議長。 123 ◯議長仁井田和之) はい、第7番石塚宏信議員。 124 ◯7番(石塚宏信) それでは、保護者の皆様が出された請願について、私は紹介議員ともなっておりますので討論をさせていただきます。  昨年12月に、やはり保護者皆さんの請願書がこの議会で採択をされております。今回の請願内容も、1、2、ありますが、1つは昨年の請願の内容とほぼ同じでございます。1点は、先ほど委員長報告にありましたように耐震をしてほしいと。というのも、本市の隣にあります広島市でも、89という公立の保育園を広島市は抱えております。以前12%ぐらいの耐震率ですが、昨年改めて残りの69の園を耐震化を工事を着工しております。来年度には全園を公立の保育園の耐震化を完了するというように、隣の市で89園の保育園を耐震を進めております。せめて、子どもの命を預かる施設でございます。今回の民営化も、耐震により建てかえをしないといけないので民営化をするという趣旨の説明をされておりますが、まず、毎日子どもを預かっている、その耐震化にすぐ全園ができるわけではないんですが、1園でも、市のほうは誠意を見せて耐震化を適切に進めていただきたいと思います。  それと同時に、皆さんが納得いって不安を払拭していただき、ほとんどの方が納得したと、わかりました、市の丁寧な説明により理解が得られてから進めていただきたいと。土曜日にゆめタウンで、福祉保健部よりの説明会が開催されました。110名以上の方が駆けつけ、ほぼ満席、後ろのほうにはかなり立っとられました。やはり保護者のお母さん方から不安の声が上がっております。最終的には保健部長さんは、皆さんに納得してから進めていきたいという答弁をしております。  なぜ今回廿日市全域の保護者のグループからこういう請願が、昨年12月採択されたにもかかわらず、また同じ内容で出てるというのは、いかに皆さんが不安を払拭して納得しておられないという、せめての願いをこのような請願書にまとめられて、大方6,000余りの署名を集められて提出されております。昨年12月に、もしかこの議会で採択されたことがきちっと守られていれば、多少なり保護者の不安も解消され、このような請願がまたこの12月議会に提出されることは、私はなかったと思います。やはり我々議員が、お母さん方、保護者の切なる不安、思いを十分に受けとめていただき、皆さんが、保護者が不安なく民営化が進んでいくことを私は望んでおります。  以上で討論を終わります。 125 ◯議長仁井田和之) はい。次に、反対討論はありませんか。 126 ◯18番(松本太郎) 議長。 127 ◯議長仁井田和之) はい、第18番松本太郎議員。 128 ◯18番(松本太郎) それでは、本請願に反対の立場で討論をさせていただきます。  私は、この本請願を取り扱う所管の委員でもあります。その委員会の際に、先ほど栗栖委員長からもご報告がありました。私を含めて何人かの委員が紹介議員である石塚委員に質問をさせていただきました。そのときに石塚委員が目に涙を浮かべながら答弁をされてる姿っていうのは、今でも私も印象に残っておりますし、気持ちもよくわかります。ただ、こうした問題を取り扱う私たち市議会議員がとるべき姿勢というのは、まずは自分の感情をしっかりと排除して、子どもたちを初めとする全ての市民の利益とは一体何ぞやということはしっかり冷静に判断するべきだと私は思います。その中で、改めて今回の本請願の中身ですが、2点ありました。  まずは、その1点目、先ほど委員長からもありましたが、保護者の同意、納得が得られるまで、この再編計画を前に進めないでほしいというご要望がありました。じゃ、その過半数はというと、その過半数に対する分母ですが、廿日市市外の方の署名もありましたし、また県外の方の署名もありました。それを考えたときに、納得同意の対象は一体どこまで広がるのか、過半数7割という答弁がありましたけれども、この過半数7割とれたという判断を一体どこでするのか、誰がするのか。恐らくできないです。その合理性が全く感じられない。  そして、もう一点ありました。再編計画と耐震化を分けて考えて、一刻も早く耐震化を進めるようにという項目です。今、公立の保育園が運営、また建てかえを進めるときに、国からの補助はありません。そんな中で財源はどうするのかというふうな質問したところ、基金を取り崩してでもやるべきだという答弁がありました。この基金は、将来の公共施設の維持更新でありますとか、さまざまな行政リスクに備えて基金を積み立てているわけであります。それを取り崩すということになりますと、次の世代へのツケにもなります。私は、そうなると本末転倒じゃないかというふうに思っておりますし、私たち市議会議員は改めて、市民の皆さんからお預かりする貴重な税金をどうやって効率的に、合理的に使うのかというふうに考えたときに、やはりこれは好ましい使い方だとは到底私には思えないということで、反対の討論とさせていただきますが、ただし、まだまだ保護者、関係者の皆様、不安に思ってらっしゃる方、たくさんいると思います。改めて執行部の皆さんには、より丁寧な説明を心がけていただきますよう心からお願い申し上げて、本請願には反対の立場で討論をさせていただきます。  以上です。 129 ◯議長仁井田和之) はい、ほかに討論はありませんか。 130 ◯19番(大畑美紀) 議長。 131 ◯議長仁井田和之) はい、第19番大畑美紀議員。 132 ◯19番(大畑美紀) 私は、この請願、採択とすべきと考えますので、その理由を述べます。  この請願、署名数は提出時5,670、さらに今はふえて、約6,000と聞いております。この請願の内容は、昨年の12月議会で全会一致で採択された友和保育園民営化の延期を求める請願、廿日市保育園の民営化に関する請願の趣旨と矛盾しないものであり、採択すべきと考えます。署名数は、それぞれ1,201、2,219筆でした。説明会や議場で執行部は、採択された請願はスケジュールの延期を求めたものであるとおっしゃいます。しかし、その発言は、請願の趣旨をそれだけに矮小化したものと思います。2つの請願の趣旨は、理解が得られないまま進めないでください、納得できる判断ができるようにしてくださいということが一番で、そのためには再編構想のスケジュールでは早過ぎるので見直してくださいというものです。  今回の請願理由にあるように、突然の構想案発表から計画実施に至るまでが早過ぎて、当事者が十分理解できないまま進められようとしているのは確かです。私は、公立保育園の廃園や民営化には反対で、公立のままで守るべきだと考えていますが、民営化に賛成の方でも、保護者皆さんが納得できるような進め方をしないといけないということについては異論はないと思います。  誤解のないように言いますが、私は民間はよくないと言っているのではありません。私立の保育園でもすばらしい保育理念を持って実践しているところもあります。廿日市市内においてもそうだと思います。しかし、メディア報道でもありましたが心配な例を見聞きすることもあって、民営化に不安を持たれるのは当然です。それは、幾ら市が責任を持ちますと言われても、なってみないとわからないことです。せめて丸石保育園の民営化後の状況を見てから考えさせてほしいという保護者もおられます。  委員会では、請願の提出者が民営化に反対なのか、賛成なのか問う質疑がありましたけれども、これは判断の材料にはならないと考えます。反対の方もいらっしゃるでしょうし、賛成の方もいらっしゃるでしょう。署名をなさった方にはさまざまな考えで署名をされていると思います。民営化に賛成でも、いい事業者に来てほしい、それがわかるまではなかなか理解はできないという方もいらっしゃると思います。  それから、財政負担の問題です。国の政策で公立保育園への補助が一般財源化され大幅に削減されたことは、市にとって大きな痛手ですが、これを説明会では、国の流れだからと簡単に説明されています。子育て施策や待機児対策を言うなら、なぜ公立保育園への補助を削り、民間には補助をふやすのですか。これを国の流れで片づけてほしくはありません。公立でも、私立でも、保育に必要な予算は国の責任で十分手当てをしてほしい。私たち廿日市市議会は、市民生活を支える予算が十分確保されるよう、教育予算などでは政府に対して意見書を上げています。政治家として、公立保育園の運営を厳しくさせるような政府の方針に対しては強く抗議し、財源の保障を求めるべきではありませんか。公立では耐震化や建てかえが難しいから民間でというのは納得できません。政治が市民に不安を、苦しみを与えるようなことになってはいけません。
     請願理由には、これまで私たちは、どこの保育園でも一定の高い質で保育を実施してくれる廿日市市の公立保育園に、長きにわたり厚い信頼を寄せてきましたとあります。私も同じ思いです。先週行われました説明会に参加した市民の方からは、市の大切な財産という発言がありました。第6次総合計画では、廿日市市に誇りを持てるとか、住んでよかったと思えるまちなどが上げられ、市長も折に触れておっしゃっています。納得できないまま再編が進めば、誇りの持てないまち、住んでよかったのだろうかと疑うまちになってしまいます。  これだけ市民から信頼を寄せられている公立保育園ですから、今後に関しては市民の信頼を失わないように進めていただきたい。廿日市市立保育園の保育を守る保護者の会の皆様が、仕事、家事、子育てなど日々忙しい中で考え、署名を集めて、願い、要望を請願として議会に届けるという活動をされたことに敬意を表します。もちろん前回出された請願に対してもそういう思いを持っています。最初に述べたように、昨年の12月議会に全会一致で採択された請願と共通した趣旨であり、この願いを議会として重く受けとめて採択すべきと考えます。議員の皆さんの賛同をお願いいたします。 133 ◯議長仁井田和之) 反対討論はありませんか。 134 ◯12番(田中憲次) 議長。 135 ◯議長仁井田和之) はい、第12番田中憲次議員。 136 ◯12番(田中憲次) 請願に反対の立場で討論をさせていただきます。  今回、多くの市民から声をいただいていることに大変感謝を申し上げますけれども、反対という意見を述べさせていただきますけれども、皆さんご承知のように、現在我が国においては少子高齢化、何よりも政府においては少子化対策が最優先課題であるかと思います。廿日市市においても、過去はゼロ歳児保育はありませんでした。現在、先ほど委員長報告がありましたように無償化が進められておりますけれども、もっと待機児童が増加していくという状況であります。まして、将来を考えたときに、今から生まれてくる子どもたちに、施設の整備はもちろんのことでありますけれども、民間の力をかりることによってさまざまなメニューが選べられる、そういう保育の環境を進めていくことが何よりも大事かと思っております。そんな思いを込めながら、もちろん市民への理解度を深めていくっていう努力は行っていただきたいと思いますけれども、この請願には私は反対の立場で討論をさせていただきました。  以上です。 137 ◯議長仁井田和之) ほかに討論はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 138 ◯議長仁井田和之) はい。これをもって討論を終結いたします。  これより請願第3号公立保育園の廃止・民営化に関する請願を起立により採決いたします。  お諮りいたします。  本請願に対する委員長報告は不採択でありますが、本請願を採択することに賛成の方の起立を求めます。     〔賛成者起立〕 139 ◯議長仁井田和之) はい。着席ください。  起立少数であります。よって、本請願は不採択とすることに決しました。   ~~~~~~~~○~~~~~~~~   日程第18 発議第10号 道路整備に係る   補助率等の嵩上げ措置の継続を求める意見書 140 ◯議長仁井田和之) 日程第18、発議第10号道路整備に係る補助率等の嵩上げ措置の継続を求める意見書を議題といたします。  直ちに提案理由の説明を求めます。 141 ◯5番(枇杷木正伸) 議長。 142 ◯議長仁井田和之) はい、第5番枇杷木伸議員。 143 ◯5番(枇杷木正伸) それでは、意見書案の朗読をもって説明にかえさせていただきます。  発議第10号。  道路整備に係る補助率等の嵩上げ措置の継続を求める意見書。  地方自治法第99条及び会議規則第14条の規定により、別紙のとおり意見書案を提出する。  平成29年12月21日、廿日市市議会議長仁井田和之様。  提出者、廿日市市議会議員枇杷木正伸、賛成者、廿日市市議会議員大畑美紀、同じく林忠正、同じく藤田俊雄、同じく角田俊司、同じく有田一彦。  道路整備に係る補助率等の嵩上げ措置の継続を求める意見書(案)。  道路は、地域の発展や経済社会活動を支えるとともに、災害時には住民の命を守るライフラインとして機能するなど、生活に欠かせない最も重要な社会基盤の一つである。  本市においては、「第6次廿日市市総合計画」が目指す将来像を実現するため、都市活動を支える幹線道路の整備や、安心して安全に通行できる生活道路等の整備、老朽化した橋りょうの維持補修など重点的に取り組んでいるところである。  現在、道路事業においては、「道路整備事業に係る国の財政上の特別措置に関する法律」(以下、「道路財特法」)の規定により、交付金事業の補助率が50%から55%に嵩上げされており、この嵩上げ規定が平成29年度までの時限措置となっている。  地方自治体にとって、この時期に道路財特法の規定による補助率等が低減することは、死活問題である。  よって、来年度以降も迅速かつ着実な道路整備の推進により地方創生が推進され、地域の活性化が図られるよう道路財特法の補助率等の嵩上げ措置については、平成30年度以降も現行制度を継続することを強く要望する。  以上、地方自治法第99条の規定により、意見書を提出する。  平成29年12月21日、広島県廿日市市議会。  以上でございます。ご審議のほどよろしくお願い申し上げます。 144 ◯5番(枇杷木正伸) 議長。 145 ◯議長仁井田和之) はい、第5番枇杷木伸議員。 146 ◯5番(枇杷木正伸) 一部訂正をさせていただきたいと思います。  中間どころですけど、「現在、道路事業においては、道路整備事業に係る国の財政上の特別措置に関する法律」というところで、ごめんなさい、「関する」が抜けておりましたので、「関する」を入れてほしいと思います。 147 ◯議長仁井田和之) 着席してください。はい。  申し出がありました件については、これを許可いたします。  以上で提案理由の説明が終わりましたので、これより質疑に入ります。  質疑はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 148 ◯議長仁井田和之) お諮りいたします。  本件は会議規則第37条第3項の規定により委員会付託を省略いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 149 ◯議長仁井田和之) ご異議なしと認めます。よって、本件は委員会付託を省略することに決しました。  これより討論に入ります。  討論はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 150 ◯議長仁井田和之) 討論なしと認めます。  これより発議第10号道路整備に係る補助率等の嵩上げ措置の継続を求める意見書を採決いたします。  お諮りいたします。  本件は原案のとおり可決することにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 151 ◯議長仁井田和之) ご異議なしと認めます。よって、本件は原案のとおり可決されました。   ~~~~~~~~○~~~~~~~~   日程第19 所管事務調査の申出について 152 ◯議長仁井田和之) 日程第19、所管事務調査の申出についてを議題といたします。  お諮りいたします。  お手元に配付したとおり、会議規則第105条第1項の規定により、閉会中の所管事務調査の申し出がありました。ついては、申し出のとおり、閉会中の所管事務調査を行うことにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 153 ◯議長仁井田和之) ご異議なしと認めます。よって、申し出のとおり、閉会中の所管事務調査を行うことに決しました。  以上をもって本定例会に付議された案件の審議は全部終了いたしました。  これにて平成29年第5回廿日市市議会(第4回定例会)を閉会いたします。   ~~~~~~~~○~~~~~~~~     閉会 午前10時58分  以上のとおり会議の経過を記載して、その相違ないことを証するた め、ここに署名する。    廿日市市議会議長    仁井田 和 之    廿日市市議会議員    大 崎 勇 一    廿日市市議会議員    枇杷木 正 伸 このサイトの全ての著作権は廿日市市議会が保有し、国内の法律または国際条約で保護されています。 Copyright (c) HATSUKAICHI CITY ASSEMBLY MINUTES, All rights reserved....