• 会派再編成(/)
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  1. 廿日市市議会 2016-09-13
    平成28年第3回定例会(第1日目) 本文 開催日:2016年09月13日


    取得元: 廿日市市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-09-24
    ▼最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1   ~~~~~~~~○~~~~~~~~     開会 午前9時29分 ◯議長(藤田俊雄) 皆さんおはようございます。  ただいま出席議員が29名であります。定足数に達しておりますので、これより平成28年第4回廿日市市議会(第3回定例会)を開会いたします。  直ちに本日の会議を開きます。  ここで報道関係者から、写真、ビデオの撮影の申し出がありますので、廿日市市議会傍聴規則第11条の規定により、これを許可いたします。  定例会招集に当たり、市長から挨拶があります。 2 ◯市長(眞野勝弘) 議長。 3 ◯議長(藤田俊雄) 市長。 4 ◯市長(眞野勝弘) 皆さんおはようございます。  平成28年第4回廿日市市議会の開会に当たりまして、ご挨拶を申し上げます。  議員の皆様方には、公私とも大変ご多忙の中、ご参集を賜りまことにありがとうございます。  まず、8月後半から連続して上陸接近した台風、またその影響による大雨などにより亡くなった、また被害を受けられた方々に衷心よりお悔やみとお見舞いを申し上げます。本市も、災害対策に万全を期してまいりたいと思います。  次に、8月16日に発生した魅惑の里の火災につきましては、利用者の皆様や市民の皆様、そして議員の皆様に多大なるご迷惑とご心配をおかけいたしました。現在施設の再開と再発防止に向けた取り組みを進めており、9月中には全ての施設を再開する予定でございますので、よろしくお願いをいたします。  次に、本定例会におきましては、本年4月29日から5月1日の3日間にわたって開催されたアジアトライアスロン開催事業に関する予算議案を提案することとしております。この補正予算案につきましては、予算特別委員会における審査のため別途資料を準備させていただき説明することとしておりますので、よろしくお願いを申し上げます。  さて、広島東洋カープ屋内総合練習場大野寮が所在するという深いかかわりのある廿日市市にとって、去る10日の4半世紀ぶりとなるカープのリーグ優勝は大変喜ばしいことでございました。クライマックスシリーズを勝ち抜き、日本一となることを願っております。  次に、今年は4年に一度のオリンピックイヤーでございまして、ブラジルのリオデジャネイロにおいて8月5日から17日間、205の国と地域の約1万1,000人を超えるアスリートにより28競技306種目の熱戦が繰り広げられたのは記憶に新しいとこでございます。日本選手団もロンドンオリンピックを超える史上最多の41個ものメダルを獲得したことに私も興奮を覚えたと同時に、心からお祝いを申し上げたいと思います。また、現在開催されているリオパラリンピックでの日本代表選手団の活躍に期待をいたしております。  次に、2020年東京オリンピックパラリンピック開催に対しては、本市としても広島県とともにホストタウン構想事前キャンプ地誘致に前向きに取り組むこととしており、引き続きスポーツ振興やアスリートとの交流にも力を入れてまいりたいと考えているとこでございます。  次に、8月20日に中学生とのふれあいトークを開催し、もし自分が市長だったらというテーマで中学生の皆さんと将来のまちづくりについて意見交換しました。中学生の廿日市市への強い思いやまちづくりへの関心の高さを感じるとともに、若い皆さんの意見も参考にしながら今後の市政運営を進めてまいりたいと考えております。  最後に、世界遺産宮島の玄関口である宮島口地区の旅客ターミナルの設計者が去る8月30日に広島県において選定をされました。大きな屋根と大小さまざまな建物を組み合わせ半外部空間を大きくとった提案は、新たなにぎわいの創出や周辺と一体となった魅力的な空間の創出に寄与するものと評価されたと聞いております。このターミナルについては平成31年度の完成を目指すこととしており、今後この施設を観光交流拠点である宮島口地区の中心的な施設として十分活用し市域全体の活性化につなげていきたいと考えております。
     さて、本日の市議会に提案いたしております案件は市が資本金の2分の1以上を出資等している法人の経営状況説明書についてなど報告が4件、廿日市市税条例等の一部を改正する条例などの条例案が4件、一般会計補正予算案が1件、工事請負契約の変更についての議案などその他の議案が5件、人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについての諮問が1件、以上合わせて15件でございます。  なお、議会最終日には平成27年度廿日市市水道事業会計処分利益剰余金の処分についての議案が1件と平成27年度一般会計及び各特別会計並びに各企業会計の決算認定17件と平成27年度決算に基づく健全化判断比率及び資金不足率の報告についての1件を追加提案させていただくこととしております。議案の内容につきましては後ほど詳しく説明させていただきますが、何とぞよろしくご審議いただきまして速やかに議決をいただきますようお願いを申し上げます。  以上、簡単でございますが開会に当たりましての挨拶とさせていただきます。 5 ◯議長(藤田俊雄) 本日の議事日程は、あらかじめお手元に配付したとおり行いますので、ご了承願います。  日程に入るに先立ち、諸般の報告をいたします。  廿日市市監査委員から、平成28年5月分、6月分及び7月分の例月出納検査の報告書が提出されております。その報告書は事務所に保管しておりますので、適宜閲覧されますよう報告いたします。   ~~~~~~~~○~~~~~~~~   日程第1 会議録署名議員の指名 6 ◯議長(藤田俊雄) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。  会議規則第88条の規定により、本日の会議録署名議員は、議長において第4番枇杷木正伸議員、第5番石塚宏信議員の2名を指名いたします。   ~~~~~~~~○~~~~~~~~   日程第2 会期の決定 7 ◯議長(藤田俊雄) 日程第2、会期の決定の件を議題といたします。  お諮りいたします。  本定例会の会期は、本日から9月30日までの18日間といたしたいと思います。これにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 8 ◯議長(藤田俊雄) ご異議なしと認めます。よって、会期は18日間と決しました。   ~~~~~~~~○~~~~~~~~   日程第3 諮問第2号 人権擁護委員の推薦   につき意見を求めることについて 9 ◯議長(藤田俊雄) 日程第3、諮問第2号人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについてを議題といたします。  直ちに提案理由の説明を求めます。 10 ◯市長(眞野勝弘) 議長。 11 ◯議長(藤田俊雄) 市長。 12 ◯市長(眞野勝弘) 諮問第2号人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについて提案理由及び内容をご説明申し上げます。  議案説明書の23ページをお開きください。  1の提案の要旨でございます。  本市から選出されております17名の人権擁護委員のうち、西本タツ子委員、原いち代委員、山中攻治委員及び岡崎和生委員の3年の任期が平成28年12月31日をもって満了となりますので、後任の選定につき広島法務局から推薦の依頼がございました。後任委員として西本タツ子氏、原いち代氏、山中攻治氏及び岡崎和生氏を推薦いたしたく人権擁護委員法第6条第3項の規定により議会の意見を求めるものでございます。  西本タツ子氏は、昭和20年2月9日生まれの71歳で廿日市市玖島4952番地4にお住まいでございます。同氏は長年地域活動に精力的に取り組まれ、現在は廿日市市女性連合会佐伯支部副会長として活躍されておられます。また、人権問題啓発活動推進者の会、あじさいの会に所属するなど人権問題について積極的に取り組んでおられます。今回6期目でございます。  原いち代氏は、昭和22年3月10日生まれの69歳で廿日市市天神5番1号にお住まいでございます。同氏は現在本市の母子保健推進員を務め長年広島県立廿日市高等学校学校評議員を務めるなど、特に子どもや子育て中の母親に関する人権問題について積極的に取り組んでおられます。今回5期目でございます。  山中攻治氏は、昭和18年7月28日生まれの73歳で廿日市市前空二丁目4番36号にお住まいでございます。同氏は小学校校長、佐方会館館長を歴任され人権問題に深くかかわり、市民の人権意識の高揚等に尽力されてこられました。長年子どもの人権専門委員人権調整専門委員を務めるなど、人権問題について積極的に取り組んでおられます。今回5期目でございます。  岡崎和生氏は、昭和21年2月13日生まれの70歳で廿日市市四季が丘七丁目8番7にお住まいでございます。広島法務局に長年勤務される中、人権擁護部人権第一課長、呉支局長等を歴任され職務上さまざまな人権問題にかかわりを持たれた高い見識をお持ちでございます。今回3期目でございます。  以上のことから、4氏は地域住民からの信望も厚く人権の擁護に深い理解と強い熱意をお持ちの方で適任者と考え、ここに推薦について市議会の意見を求めるものでございます。  2の根拠法令でございますが、人権擁護委員法第6条第3項でございます。  以上で諮問第2号の提案理由及び内容の説明を終わります。ご審議のほどよろしくお願いをいたします。 13 ◯議長(藤田俊雄) 以上で提案理由の説明が終わりましたので、これより質疑に入ります。  質疑はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 14 ◯議長(藤田俊雄) 質疑なしと認めます。  お諮りいたします。  本件は会議規則第37条第3項の規定により委員会付託を省略いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 15 ◯議長(藤田俊雄) ご異議なしと認めます。よって、本件は委員会付託を省略することに決しました。  お諮りいたします。  本件は人事案件につき討論を省略いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 16 ◯議長(藤田俊雄) ご異議なしと認めます。よって、本件は討論を省略して採決いたします。  諮問第2号人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについては、これに同意することにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 17 ◯議長(藤田俊雄) ご異議なしと認めます。よって、本件はこれに同意することに決しました。   ~~~~~~~~○~~~~~~~~   日程第4 報告第16号 市が資本金の2分   の1以上を出資等している法人の経営状況説   明書について 18 ◯議長(藤田俊雄) 日程第4、報告第16号市が資本金の2分の1以上を出資等している法人の経営状況説明書についてを議題といたします。  直ちに報告を求めます。 19 ◯建設部長(河崎勝也) 議長。 20 ◯議長(藤田俊雄) 建設部長。 21 ◯建設部長(河崎勝也) 皆さんおはようございます。  報告第16号市が資本金の2分の1以上を出資等している法人の経営状況報告書についてご報告申し上げます。  廿日市市土地開発公社につきましては、私のほうからご報告いたします。  まず初めに、経営状況説明書の1ページをお開きください。  平成27年度廿日市市土地開発公社の事業報告書からご報告申し上げます。  事業の概要。  (1)総括事項といたしまして、土地の取得では公有地取得事業について街路畑口寺田線(4工区)整備事業用地の取得を行い、廿日市市地域医療拠点整備事業において不動産取得税の支払いを行いました。  土地造成事業は、下平良二丁目地区埋立事業につきまして市道下平良2-1号線道路改良工事などを実施いたしました。  土地の処分では、公有地取得事業について街路畑口寺田線(4工区)整備事業用地及び大野東部地区の用地の一部並びに(仮称)林が原公園用地を処分いたしました。  土地造成事業について、下平良二丁目地区埋立事業の平成27年度の道路改良などの完了分につきまして処分をいたしております。  次に、(2)処務に関する事項でございますが、ア、登記事項は理事の交代による変更の登記をいたしました。  イ、議決事項でございますが、平成27年度2回の理事会を開催し、平成26年度事業報告及び収支決算の承認、平成27年度補正予算、平成28年度当初予算に係る事業計画、予算及び資金計画などの議事につきまして理事会の承認をいただいております。  2ページをお開きください。  ウ、役員に関する事項につきましては、記載のとおり役員の異動がございました。  次に、(3)業務に関する事項でございます。  公有地取得事業及び土地造成事業についての事業計画と事業実績の明細でございます。  ア、取得事業。  (ア)公有地取得事業街路畑口寺田線(4工区)整備事業でございます。  面積は事業計画719平方メートル、事業実績718.09平方メートル、事業費は事業計画2億6,450万1,000円、事業実績2億6,449万9,708円でございます。  廿日市市地域医療拠点整備事業でございます。  面積は事業計画、事業実績ともゼロ平方メートル、事業費は事業計画2,799万7,000円、事業実績2,799万6,800円でございます。合計は面積は事業計画719平方メートル、事業実績718.09平方メートル、事業費は事業計画2億9,249万8,000円、事業実績2億9,249万6,508円でございます。  次に、3ページをごらんください。  (イ)土地造成事業、下平良二丁目地区埋立事業でございます。  面積は事業計画、事業実績ともにゼロ平方メートル、事業費は事業計画は6,053万5,000円、事業実績は6,036万7,380円となっております。  イ、処分事業。  (ア)公有地取得事業でございます。街路畑口寺田線(4工区)整備事業でございます。  面積は事業計画287平方メートル、事業実績286.98平方メートル、事業費は事業計画8,400万6,000円、事業実績8,400万5,276円でございます。  大野東部地区でございます。  面積は事業計画、事業実績ともに945平方メートル、事業費は事業計画686万3,000円、事業実績686万2,943円でございます。  (仮称)林が原公園用地でございます。  面積は事業計画370平方メートル、事業実績369.53平方メートル、事業費は事業計画3,137万7,000円、事業実績3,137万6,519円でございます。合計は面積、事業計画1,602平方メートル、事業実績1,601.51平方メートル、事業費、事業計画1億2,224万6,000円、事業実績1億2,224万4,738円でございます。  土地造成事業、下平良二丁目地区埋立事業でございます。  事業費は事業計画、事業実績ともに0円となっております。  4ページをお開きください。  損益計算書でございます。  本年度決算額のみ説明させていただきます。  1、収入の部、I、事業収益は公有地取得事業原価の1億2,224万4,738円、II、事業外収益は受取利息の458万5,906円、当期収入合計は1億2,683万644円でございます。  続きまして、2、支出の部で、I、事業原価は1億8,261万2,118円で、内訳として公有地取得事業原価1億2,224万4,738円、土地造成事業原価6,036万7,380円、II、販売費及び一般管理費が55万5,212円で、当期支出合計が1億8,316万7,330円でございます。したがいまして、平成27年度においては5,633万6,686円の純損失となっております。  5ページをごらんください。  貸借対照表でございます。  本年度残額のみ説明させていただきます。  資産の部は、流動資産と固定資産を合わせまして資産合計30億1,261万1,930円、負債の部は流動負債と固定負債を合わせまして負債合計24億823万8,270円、資本の部は資本金と準備金を合わせまして資本合計6億437万3,660円、負債及び資本合計は30億1,261万1,930円となり、これは資産の部、資産合計と一致しております。
     6ページ目をお開きください。  利益剰余金計算書でございますが、前期繰越準備金の6億5,571万346円から平成27年度当初純損失額の5,633万6,686円を差し引きまして準備金合計は5億9,937万3,660円となっております。  7ページをごらんください。  キャッシュフロー計算書でございます。  これは現金の動きをあらわしたものでございます。  本年度のみ説明させていただきます。  I、事業活動によるキャッシュフローは、計マイナス5億8,465万1,804円、これは主に街路畑口寺田線(4工区)整備事業、廿日市市地域医療拠点整備事業及び下平良二丁目地区埋立事業の支出によるものでございます。  II、投資活動によるキャッシュフローは、計マイナス5,000万円、これは余剰金の定期預金預け入れによるものでございます。  III、財務活動によるキャッシュフローは、計5億7,391万9,054円の増、これは長期借入金によるものでございます。  IV、現金及び現金同等物増減額は、マイナス6,073万2,750円、V、現金及び現金同等物期首残高1億1,010万5,610円。  VI、現金及び現金同等物期末残高4,937万2,860円でございます。預け入れ期間が3カ月を超える定期預金5億5,500万円を加えた額が流動資産である現金及び預金勘定残高6億437万2,860円となり、これは5ページにございます貸借対照表の流動資産の現金及び預金の数字と一致しております。  次に、8ページをお開きください。  平成28年度の事業計画書でございます。  総括事項の(1)業務方針につきましては、説明を省略させていただきます。  (2)事業内容、ア、取得事業でございます。  公有地取得事業街路畑口寺田線(4工区)整備事業でございます。事業量1,327平方メートル、事業費3億3,114万8,000円を計上しております。これは街路畑口寺田線(4工区)整備事業用地を先行取得するための用地買収費として計上しております。  イ、処分事業でございますが、公有地取得事業街路畑口寺田線(4工区)整備事業及び廿日市駅南地区整備事業で公社が先行取得した土地の968平方メートルを3億4,659万8,000円で市に引き渡す予定でございます。  (3)資金の借り入れ及び償還計画でございます。  平成27年度末の借入金残高が22億9,898万3,000円、平成28年度の借入予定額は借りかえ分も含めまして28億8,739万7,000円、償還予定額は借りかえ分も含めまして27億3,938万3,000円で、その結果平成28年度末の借入金残高は24億4,699万7,000円の予定でございます。  9ページ目をごらんください。  収支予算書でございます。  本年度予算額のみ説明させていただきます。  まず、1、収益的収入の部でございますが、I、事業収益3億4,659万8,000円でございます。  II、事業外収益として、111万2,000円を計上しております。これは主に余剰金の定期預金などの受取利息でございます。  合計は3億4,771万円を計上しております。  次に、2、収益的支出の部でございますが、I、事業原価3億4,659万8,000円でございます。  II、販売費及び一般管理費は人件費、経費を合わせまして110万4,000円でございます。  合計は3億4,770万2,000円を計上しております。  次に、10ページ目をお開きください。  3、資本的収入の部でございますが、I、資本的収入、長期借入金は28億8,739万7,000円を計上しております。  次に、4、資本的支出の部でございますが、I、資本的支出として31億2,528万1,000円を計上しております。内訳といたしまして公有地取得事業費が3億8,589万8,000円、これは街路畑口寺田線(4工区)整備事業の用地取得に係る費用及び公有地に係る借入金の利息によるものでございます。借入金償還金は27億3,938万3,000円、これは公有用地の処分及び借りかえによるものでございます。  以上で廿日市土地開発公社の経営状況の報告を終わります。 22 ◯環境産業部長(永田英嗣) 議長。 23 ◯議長(藤田俊雄) 環境産業部長。 24 ◯環境産業部長(永田英嗣) 私からは、一般財団法人廿日市市水産振興基金と一般財団法人もみのき森林公園協会の経営状況についてご説明を申し上げます。  まず、一般財団法人廿日市市水産振興基金でございます。  この法人は、廿日市地域での水産業の振興に寄与することを目的として昭和63年3月に廿日市市浄化センター建設に係る漁業補償を背景に設立され、その後国の公益法人制度改革に伴い、平成24年12月12日から一般財団法人に移行しております。基本財産は、4億7,000万円を本市が出資しております。  それでは、説明書の1ページをお開きください。  事業報告書でございます。  1、事業の概要。  (1)の業務概況でございます。  廿日市地域において漁業生産基盤の整備、漁業経営基盤の強化、水産に関する技術の開発及び普及、水産業と市民の交流の推進に関する事業を行い水産物の安定供給と水産業の健全な発展に努めております。  (2)の処務に関する事項でございます。  アの登記事項として、評議員、理事の変更の登記を行っております。  イの役員に関する事項として、評議員及び理事の異動がこの表のとおりございました。  2ページをお願いいたします。  ウの議決事項として、理事会を3回、評議員会を2回開催し記載の件が議決されております。  2の事業内容でございます。  (1)の漁業生産基盤の整備は、漁場整備事業、漁場環境保全事業を行いました。  (2)の漁業経営基盤の強化は、かき養殖経営安定対策事業を行いました。  3ページをごらんください。  (3)の水産に関する技術の開発及び普及は、この表にありますように漁場環境調査、養殖かき生育環境調査、技術研修、青年・女性グループの育成を行いました。  (4)の水産業と市民の交流の推進は、情報提供、かき消費拡大事業、かき料理普及事業を実施しました。  (5)の事業運営実績は、ただいま申し上げました4つの事業内容に関する事業費を取りまとめたものでございます。  計画額の合計1,901万5,000円に対し、決算額の合計は1,549万7,121円となっております。この減額の主な内容でございますが、この表の真ん中に水産に関する技術の開発及び普及費、これの執行率が53.6%となっております。これは平成27年度から水産大学校及び瀬戸内海区水産研究所と共同で廿日市市沿岸域における養殖かき生育環境の評価に関する試験研究を実施することとなったことから、調査に要する本市の費用が減額となったものでございます。  また、その下の水産業と市民の交流推進費の執行率が69.0%ですが、これは平成26年のかき採苗不調の影響により地御前チャリティーバザー等イベントの開催やそのイベントへの参加回数が減少したため、かき消費拡大事業に要する費用が減額となったものでございます。  続いて、4ページをお開きください。  収支計算書でございます。  1、収入の部の一番下の欄の収入合計、(B)は1,949万8,165円でございます。前年度に比べ、特定資産取り崩し収入が265万円の減額となっております。  2、支出の部、右の5ページでございますけども、支出合計(C)は1,560万5,537円でございます。  ページの一番下の欄になりますけども、収入合計(B)から支出合計(C)を差し引いた次期繰越収支差額は389万2,628円となっております。  続いて、6ページをお開きください。  貸借対照表でございます。  表中ほどの資産合計と一番下の負債及び正味財産の合計は2億6,606万2,628円で一致いたしております。  続いて、右の7ページの事業計画書でございます。  1、総括事項。  (1)の業務方針といたしましては、これまでどおり廿日市地域において漁業生産基盤の整備などの事業を行い水産物の安定供給と水産業の健全な発展に努めてまいります。  (2)の処務に関する事項でございます。  理事会は年2回、評議員会は年1回開催する予定でございます。  (3)の財務に関する事項でございます。  預金先の安全性を確認した上で、大口定期預金または利息つきの普通預金で管理運用してまいります。  2の事業内容でございます。  (1)の漁業生産基盤の整備は、漁場整備事業のほか漁場環境保全事業、赤潮被害予防対策事業を計画しております。  8ページをお開きください。  (2)の漁業経営基盤の強化は、かき養殖経営安定緊急対策資金の融通に関する損失補償として平成26年のかき採苗不調に係る緊急対策資金の融資を行った広島県信用漁業協同組合連合会に対し貸付金が回収できず損失を生じた場合に損失補償を行います。  (3)の水産に関する技術の開発及び普及は、漁場環境調査のほか、養殖かき生育環境調査、かき養殖に関する技術開発、技術研修及び青年・女性グループの育成を支援してまいります。  9ページ、(4)の水産業と市民との交流の推進では、情報提供、かき消費拡大事業、かき料理普及事業を実施します。  (5)の事業計画は、ただいまご説明をいたしました4つの事業内容に要する事業費を取りまとめたものでございます。  前年度に比べて減額となる主な内容は、漁業経営基盤の強化費においてかき養殖経営安定対策事業として行っていたかき養殖共済の掛金助成を取りやめたことによる550万円の減額及び水産に関する技術の開発及び研究費において平成27年度に引き続き養殖かき生育環境調査を水産大学校及び瀬戸内海区水産研究所と共同実施することによる217万5,000円の減額でございます。  10ページをお開きください。  収支予算書でございます。  1、収入の部でございます。  当期収入合計(A)698万7,000円に前期繰越収支差額340万円を加えた収入合計(B)は1,038万7,000円となっております。  続いて、2、支出の部でございます。  右の11ページになりますけども、当期支出合計(C)は先ほどの収入合計(B)と同額の1,038万7,000円でございます。  収入、支出とも前年度と比較して875万6,000円の減額となっております。  以上で一般財団法人廿日市市水産振興基金の経営状況についての報告を終わります。  続きまして、一般財団法人もみのき森林公園協会の経営状況でございます。  この法人は広島県立もみのき森林公園の施設の管理運営と県民の森林公園等に対する理解と啓発に寄与することを目的として昭和59年4月に設立され、その後国の公益法人制度改革に伴い平成25年4月1日から一般財団法人に移行いたしております。平成17年度からは県立もみのき森林公園の指定管理者に選定され、本年度から平成32年度までの5年間が4期目となっております。基本財産は本市が510万円、広島県が500万円を出資しており、合計で1,010万円となっております。  それでは、説明書の1ページをお開きください。  事業報告書でございます。  事業の概要。  (1)の総括事項でございます。  多様化する利用者の要望に的確に対応したサービスを提供することで、その利用の促進を図り地域間交流の拠点性を高め地域を活性化し利用者の森林公園等に対する理解と啓発に努めました。  (2)の処務に関する事項でございます。  議決事項として理事会を2回、定時評議員会を1回、幹事会を1回開催し、記載の件が議決されております。  (3)の業務に関する事項、事業実績でございます。  アの公園施設の管理運営は、園地、建物等の維持管理業務のほか、2ページをお開きください。浄水場、汚水処理場の維持管理業務、設備機器点検業務、物品の維持管理及び利用客に供する業務を行いました。  次に、イの利用の促進は、公園施設の利用促進、飲食の提供、物品の販売、各種イベントの実施、広報活動、公園内の森林の手入れ、青少年の健全育成を行いました。  3ページをごらんください。
     ウの地域交流の拠点性を高め地域を活性化する事業の実施は、地域での事業及び交流事業の実施、自然と親しむイベントの実施のほか、4ページをお願いいたします。スポーツに関するイベントを開催いたしました。  エの職員のスキルアップへの取り組みは、各種会議及び講習会に参加したものでございます。  次に、5ページをごらんください。  収支計算書でございます。  1の収入の部、一番下の欄の収入合計(B)は1億2,085万4,248円でございます。前年度に比べ事業収入は約530万円の増額、IIIの特定資産収入取り崩しが400万円の減額でございます。  Iの事業収入増額の理由でございます。平成27年度は冬場以外は比較的安定した天候であったことや、9月にシルバーウイークがあったことにより入り込み客が前年度を上回ったことから利用料収入、食喫収入が大幅にふえたものでございます。その一方で、暖冬による雪不足によりスキー場の利用者は大幅な減となったことから、そりなどのスキー場関係のレンタル用品の管理収入が減額となっております。  続いて、6ページをお開きください。  2の支出の部でございます。  当期支出合計(C)は1億2,148万3,685円でございます。前年度に比べIIの仕入れ原価が約124万円の増額、IIIの事業管理費が約146万円の減額でございます。この増減の主な理由でございます。IIの仕入れ原価の増額は事業収入の増額に伴うもので、IIIの事業管理費の減額は臨時職員や人材派遣を繁忙期に集中して従事させたことにより賃金や委託料が減少したこと、また暖冬により冬場の燃料費及び除雪に要する事業費が減少したことなどによるものでございます。  ページの一番下の欄になりますが、収入合計(B)から当期支出合計(C)を差し引いた次期繰越収支差額はマイナス62万9,437円となっております。  続いて、右の7ページをごらんください。  貸借対照表でございます。  表中ほどの資産合計額と一番下の欄の負債及び正味財産合計額は2,731万2円で一致いたしております。  8ページをごらんください。  年度別公園利用者数でございます。A4横の表でございます。  平成27年度の利用者数は合計が17万7,300人で、前年度と比較して100.7%となっております。先ほど申し上げましたとおり、昨年度は冬場以外は比較的安定した天候であったこと、また9月にはシルバーウイークがあったことにより利用者数が増加をいたしました。一方で、暖冬による雪不足によりスキー場の利用者が大幅に減少となっております。  続いて、右の9ページの事業計画書でございます。  1、総括事項。  (1)の業務方針といたしましては、これまでどおり安定した管理運営を行うため利用率の向上に努めるとともに、広大な森林空間を利用した子どもを対象とした環境情操教育の場の提供及び実践体験イベントの実施、運動施設を生かした事業等により利用者の健康促進に寄与してまいります。  (2)の事業内容でございます。  アの公園施設の管理運営は、園地、建物、浄水場、汚水処理場の維持管理業務のほか、設備機器点検業務、物品の維持管理業務、利用客に供する業務を行います。  イの利用の促進は、公園施設の利用促進、飲食の提供、10ページでございます。物品の販売、各種イベントの実施、広報活動、各種ボランティア活動への支援、森林資源の活用、会計業務の更新を行います。平成27年度に新規導入いたしました宿泊サイトの効果により、県外からのお客様がふえたということで、平成28年度はさらに宿泊サイトコントローラーを導入し重複予約の未然防止を図るなど利用者のサービスの向上と業務の効率化を図ります。  なお、市役所観光課が発信する観光情報でも、もみのき森林公園のイベント情報を掲載するなど本市としても誘客の支援を行っております。  ウの地域間交流の拠点性を高め地域を活性化する事業の実施は、地域での交流事業及び交流事業の実施のほか、右の11ページでございますが、自然と親しむイベントの実施、スポーツに資するイベントの開催を行います。  エの職員のスキルアップへの取り組みは、法人会計業務など各種会議及び講習会への参加でございます。  2の業務に関する事項の事業計画は、ただいまご説明をいたしました3つの項目に要する事業費を取りまとめたものでございます。公園施設の管理運営に1,155万9,000円、利用の促進に1億2,376万5,000円、地域間交流の拠点性を高め地域を活性化する事業の実施に174万8,000円を計上しております。  12ページをお開きください。  収支予算書でございます。  1、収入の部でございます。  当期収入合計(A)1億3,758万6,000円に前期繰越収支差額3,000円を加えた収入合計(B)は1億3,758万9,000円となっております。  続いて、右の13ページ、2、支出の部でございます。  当期支出合計(C)は1億3,707万2,000円でございます。  以上で一般財団法人もみのき森林公園協会の経営状況についての報告を終わります。 25 ◯教育部長(西 寿実) 議長。 26 ◯議長(藤田俊雄) 教育部長。 27 ◯教育部長(西 寿実) それでは、公益財団法人廿日市市文化スポーツ振興事業団の経営状況をご報告いたします。  説明書の1ページをごらんください。  平成27年度の事業報告書でございます。  1の事業の概要。  (1)総括事項でございます。  平成27年度におきましては、はつかいち文化ホール及びはつかいち美術ギャラリーの指定管理者として円滑な管理運営に努めるとともに、各種文化事業を自主的、積極的に展開いたしました。  (2)処務に関する事項でございます。  アの登記に関する事項は、平成27年度中はございませんでした。  イの議決事項でございます。2ページにまたがっております。平成27年度は理事会を4回、評議員会を1回開催しております。  次に、2ページでございます。  (3)業務に関する事項でございます。  アの文化活動の推進では、鑑賞事業など7項目を掲げております。文化ホールでは48事業、美術ギャラリーでは11事業をそれぞれ実施しております。  次、4ページをごらんください。  イの施設の管理運営でございます。  廿日市市との指定管理者包括協定に基づき、はつかいち文化ホール及びはつかいち美術ギャラリーの管理運営を行っております。  (1)の施設別年間利用者数では、ごらんいただきますとおり文化ホール、美術ギャラリーの利用者数を5カ年分掲載をいたしております。  ウのその他の事業では、はつかいち文化ホールに自動販売機を設置するなど、ごらんの3事業を行い利用者への便宜を図っております。  続きまして、平成27年度の決算状況についてご説明いたします。  5ページをごらんください。  正味財産増減計算書でございます。  I、一般正味財産増減の部でございます。  1の経常増減の部。  (1)の経常収益につきましては、このページの下段に記載しております2億9,838万8,000円で、前年度に比べますと2,195万円余りの増加となっております。増加の主な理由でございますが、事業収益において文化ホールで平成26年度に比べ委託料の金額が高い事業が多かったためチケット販売収益が増加したこと、管理受託収益において市からの指定管理料が増加したこと、受け取り負担金において戦後70周年記念非核平和事業として委託を受けた文化ホールの一人芝居黒い雨や美術ギャラリーの平和美術展の開催に伴う市からの委託事業があったこと、また諸収益において文化ホールで大型の共同主催事業の開催によるチケット販売手数料や美術ギャラリーで図録売上収入などが例年に比べて多かったことなどでございます。  次に、(2)経常費用でございます。  次のページにまたがっておりますが、6ページ下段に記載しておりますように合計額は2億9,669万7,916円で、前年度に比べますと1,996万円余りの増加となっております。増加の主な理由でございますが、修繕費において適切な施設の維持管理のため大ホールのホワイエの雨漏り修繕や天井等クロスの張りかえ、和式トイレの洋式化、市民ホール等の照明のLED化など施設の改善に取り組んだこと、委託料において文化ホールで平成26年度に比べ委託費の金額が高い事業が多かったこと、また支払い負担金において共同巡回展を開催したため各館開催分担金が必要であったことなどでございます。  なお、経常費用計は2億9,669万7,916円でございますが、先ほどの経常収益計が2億9,838万8,000円でございましたので、同期経常増減額は169万84円となります。  次に、2の経常外増減の部でございます。  7ページに続いておりますが、収益、費用ともございません。したがいまして、当期一般正味財産増減額は当期経常増減額と同額の169万804円となり、一般正味財産期首残高が7,097万2,461円でございますので、これを加えた一般正味財産期末残高は7,266万2,545円となります。  続いて、II、指定正味財産増減の部は、増減がございませんでしたので指定正味財産期首残高、期末残高ともに5,000万円となります。  III、正味財産期末残高は、一般正味財産期末残高と指定正味財産期末残高を合計した1億2,266万2,545円でございます。  以上で正味財産増減計算書の説明を終わります。  続きまして、8ページをごらんください。  貸借対照表でございます。  I、資産の部につきましては、この表の中段にあります資産合計は1億9,305万3,841円となっております。  次に、II、負債の部でございます。  この表の中段より下にございますが、負債合計は7,039万1,296円となっております。  続きまして、IIIの正味財産の部でございます。  この表の下から2行目でございますが、正味財産の合計は1億2,266万2,545円で、負債合計と合算したこの表の一番下にあります負債及び正味財産合計は1億9,305万3,841円となり、中ほどの資産合計と一致をいたしております。  それでは、9ページでございます。  平成28年度の事業計画でございます。  1の総括事項。  (1)業務方針といたしまして、本市の指定管理者制度のもとではつかいち文化ホール、はつかいち美術ギャラリーの指定管理者として同施設の管理運営を適切に行うとともに、多様化するニーズに対応したサービスの提供や幅広い利用促進を図るための事業展開に取り組むことといたしております。また、平成24年度から公益財団法人として新たなスタートを切り、これまで以上に利用者の立場に立った施設の管理運営と多様な芸術文化事業の積極的な展開を目指すことといたしております。  次に、(2)の事業内容でございます。  アの文化活動の推進では、鑑賞事業から10ページのはつかいち音楽祭までの7項目を掲げて事業を展開してまいります。  イの施設の管理運営では、指定管理者としてはつかいち文化ホール、はつかいち美術ギャラリーの2施設の管理運営を行ってまいります。  ウのその他の事業では、ごらんの3事業を実施することといたしております。  11ページをごらんください。  平成28年度の収支予算書でございます。  I、一般正味財産増減の部でございます。  1の経常増減の部。  (1)経常収益につきましては、このページの下段でございますが、経常収益計は3億2,505万1,200円でございます。前年度と比べますと、1,319万2,000円の増加となっております。増加の要因でございますが、文化ホールでは買い取り公演の数を増加させるとともに、チケット単価の高額な買い取り自主公演を多く実施するほか、美術ギャラリーでは自主展覧会で多くの入館者が見込めること、関連グッズの販売増加を見込んでいるためでございます。  次に、(2)経常費用の説明に移ります。  12ページをお開きください。  一番下の行でございますが、経常費用計は3億2,456万8,787円でございます。前年度と比べますと、1,314万円余りの増加となっております。増加の要因でございますが、公演委託料の高額な事業を多く実施することなどにより委託費の増加を見込んでいるためでございます。  13ページをごらんください。  一番上の行でございますが、先ほどの経常収益計が3億2,505万1,200円でございましたので、経常費用計を引いた当期経常増減額は48万2,413円となっております。  次に、2、経常外増減の部はございません。  したがいまして、当期一般正味財産増減額は当期経常増減額と同額の48万2,413円となり、一般正味財産期首残高が6,783万215円でございますので、一般正味財産期末残高は当期一般正味財産増減額の48万2,413円を加えた6,831万2,628円となります。  次に、II、指定正味財産増減の部は、指定正味財産期首残高、期末残高ともに5,000万円でございます。  III、正味財産期末残高は、一般正味財産期末残高と指定正味財産期末残高を合算した額の1億1,831万2,628円でございます。  以上で公益財団法人廿日市市文化スポーツ振興事業団の経営状況についての報告を終わります。 28 ◯議長(藤田俊雄) 以上で報告が終わりました。  質疑の通告がありますので、第11番林忠正議員の発言を許します。 29 ◯11番(林 忠正) 議長。 30 ◯議長(藤田俊雄) 11番林忠正議員。
    31 ◯11番(林 忠正) 廿日市市土地開発公社についてです。  廿日市市地域医療拠点整備事業の検討状況と今後のスケジュールがどのようになってるのか、問います。 32 ◯都市活力担当部長(玉岡政義) 議長。 33 ◯議長(藤田俊雄) 都市活力担当部長。 34 ◯都市活力担当部長(玉岡政義) 廿日市市地域医療拠点整備事業につきましては、現在市関係各課で構成する地域医療拠点等整備推進検討チーム会議により地域医療拠点としての機能に加え都市拠点機能の導入についての検討を進めているところでございます。拠点整備の核となります地域医療関連機能においては子育て支援、医療、医療介護連携を軸に具体的な導入機能の検討、調整を行っており、連携を行うJA広島総合病院側についても施設規模等計画の具体化に向けた動きを進めております。今後は病院側の計画と市の導入機能等について調整を行い、各種関係団体との協議を重ね外部委員会の意見も踏まえながら進めていきたいと考えております。 35 ◯11番(林 忠正) 議長。 36 ◯議長(藤田俊雄) 11番林忠正議員。 37 ◯11番(林 忠正) スケジュールのところが、もう少しある程度の見通しが詳しくわかればお聞きします。 38 ◯都市活力担当部長(玉岡政義) 議長。 39 ◯議長(藤田俊雄) 都市活力担当部長。 40 ◯都市活力担当部長(玉岡政義) 病院側の計画と市の導入機能等との調整に並行して、今年度から来年度にかけて廿日市市地域医療拠点等整備事業基本計画の策定及び民間事業者進出意向調査や事業スキームなどを検討する民間活力導入可能性調査を行っているところであります。また、あわせて立地適正化計画の調査も契約締結し進めており、これとの整合性を図りながら今後は各種関係機関等と実施に向けたより具体的な協議、調整を行うこととしており、その過程を踏まえ平成29年度末に基本計画を策定し、地域医療拠点の青写真が示せるよう事務を進めているところであります。 41 ◯11番(林 忠正) 議長。 42 ◯議長(藤田俊雄) はい、11番林忠正議員。 43 ◯11番(林 忠正) 引き続きまして、説明があった順番に質疑させていただきます。  一般財団法人もみのき森林公園協会なんですけれど、年度別公園利用者数の推移を見てみますと平成26年度が前年度比90.3%で落ち込みが大きく、平成27年度少し盛り返して前年度比100.7%になっているが今後の見通しはどうか。特に区分別に見ますと、平成25年度までと比較しますともみのき荘、研修棟、運動広場、体育館の利用者が大幅に減少しているが要因は何か、問います。 44 ◯環境産業部長(永田英嗣) 議長。 45 ◯議長(藤田俊雄) 環境産業部長。 46 ◯環境産業部長(永田英嗣) もみのき森林公園の利用の状況でございます。  今お尋ねございました各施設の状況からご説明をさせていただきます。  まず、もみのき荘利用が低迷している状況でございますけども、平成26年、27年、このいずれの年も天候が不順であったということがございます。26年度は夏場の天候不順、また冬期には反対に積雪が多過ぎてキャンセルがあったということでございました。また、27年度は夏場は天候はある程度比較的良好だったんですけれども、冬場冬期に暖冬で雪不足ということでお客が減ったという状況がございました。また、研修棟と体育館でございますけども、これは25年度にある法人の大規模な研修がございまして、その関係で25年度が例年に比べて非常に高い利用状況だったということで、その年が特殊要因があったということでございます。また、運動場の利用が低迷しておりますけども、こちらの運動場はアマチュアのサッカーリーグが広島シティリーグという団体でございますけども、週1回ぐらい利用していただいておりました。それが月1回の利用に変わってきたこと、これが要因として減ってきております。このようにこの施設は天候に大きく左右される施設でございまして、天気がいいときはアスレチックまたはバーベキュー、そういったオートキャンプ等でたくさんのお客様にご利用いただいておりますけども、天候が悪ければなかなかその利用が伸びないという、そういった状況がございます。  もみのき森林公園協会といたしましては、そういう状況はあるものの利用を増進促進するためにさまざまなイベントを自主的に企画をして実施していらっしゃいます。そういったことで、お客様を来ていただく取り組みもしておられる。昨年度からは宿泊予約サイトというものを導入をされた、このことによりましてこの近隣のお客様以外に県外からのお客様も利用状況もふえてきているという状況もございます。また、27年度の利用といたしましては海外からの利用ということで韓国、台湾等からのご利用もあったということがございまして、協会とすればこういったインバウンドのお客様を対象にしたことで例えば多言語化に取り組むであるとか予約サイトを英語版にするとかといったことの取り組みをして、こういった形の需要にも応えていこうと、そういうことで利用をふやしていこうという努力をされていらっしゃいます。繰り返しになりますけども、天候に左右されることでなかなか利用客の安定した利用が見込めない点もございますけども、こういった努力によりある一定の利用者は確保していくという形で何とか存続していくような形での経営努力をしていくということで考えております。 47 ◯11番(林 忠正) 議長。 48 ◯議長(藤田俊雄) 11番林忠正議員。 49 ◯11番(林 忠正) 特にもみのき荘につきましては天候に左右されてるというご説明がありましたけれど、努力もしておられるということですけれど、もう今28年度の夏場も過ぎておりますけれど、ちょっと今現在の状況で計画もあると思うんですけど、天候に大きく左右されるという要因の点で進捗がもしわかればお聞きします。 50 ◯環境産業部長(永田英嗣) 議長。 51 ◯議長(藤田俊雄) 環境産業部長。 52 ◯環境産業部長(永田英嗣) 平成28年度は協会に聞き取りをしたところ、これまでのところ比較的天候もよかったので平年並みの利用がなされているという状況でございました。また、5月にオバマ大統領の広島訪問に際して、このもみのき荘が警備の警察官の宿舎として使われたことがございまして、その臨時的な収入がございますので今年度は黒字が見込めるだろうということでございました。 53 ◯11番(林 忠正) 議長。 54 ◯議長(藤田俊雄) 11番林忠正議員。 55 ◯11番(林 忠正) それでは、公益財団法人廿日市市文化スポーツ振興事業団についてお聞きします。  ちょっと先ほど説明の中である程度は説明されていたんですけれど、通告しておりますので改めて確認を含めて問います。  まず、1番目で平成27年度実績は平成26年度に対し文化ホール、美術ギャラリーとも利用者数、収益とも大幅に増加しているが要因は何か。  それから、2として平成28年度予算が平成27年度予算に対し文化ホール、美術ギャラリー事業とも大幅に増加となっているが要因は何か。  3番目として、平成28年度予算が平成27年度予算に対し受取民間助成金が253万2,000円増加、受取負担金が300万円減少となっているが要因は何か。  以上です。 56 ◯教育部長(西 寿実) 議長。 57 ◯議長(藤田俊雄) 教育部長。 58 ◯教育部長(西 寿実) それでは、最初の利用者数の27と26の比較でございます。  27年度に利用者の増加がありました主な理由としては、文化ホールにおいて大ホールでの事業数の増加でありますとか、大ホールの一般貸し出しの数がふえたというところが主な要因となっております。美術ギャラリーにつきましては、絵本の原画展というものが有料展としては開館以来最多となる9,532人の入館者があったというところが大きな利用者の増加の要因でございます。  次に、収益の増加につきましては、文化ホールにおいて26に比べて27が公演料の高い事業が多かったためチケット代が高額となって、その影響で事業の収益が増加をいたしております。  2点目、予算の比較でございます。  28年度の予算が増加したことについてでございます。文化ホールにおいては、27よりもさらに28年度公演代の高い事業を多く企画をいたしております。その関係の事業収入の増加が見込めるということ、それと美術ギャラリーにおいて大型の全国展覧会、有田焼の展覧会を企画をいたしておりまして、そちらが大規模な事業収益の増加が見込めるということで予算を増といたしておるところでございます。  3つ目の受取民間助成金の増加については、28年度が増加している要因といたしまして文化ホールの助成金のうち文化庁の劇場・音楽堂等間ネットワーク構築支援事業に対する助成金というものがございまして、公演を演じる劇団のほうが申請をされた補助金がこちらに収入するということで増となっております。美術ギャラリーのほうにつきましては、文化芸術振興基金から平和美術展後藤靖香展に対する助成金、これが全国縦覧展など企画された美術展ではなく主催する美術館がゼロから企画をして経費を負担する事業が対象になるもので、これがあることによりまして28年度の予算が増加となっております。また、受取負担金の300万の減というところでございます。これは27年度に限定された戦後70周年記念非核平和事業として市から委託を受けたものの収入がなくなった、28年はないということで減額となっております。  以上でございます。 59 ◯議長(藤田俊雄) 以上で通告による質疑は終わりました。  ほかに質疑はありませんか。 60 ◯18番(栗栖俊泰) 議長。 61 ◯議長(藤田俊雄) はい、18番栗栖俊泰議員。 62 ◯18番(栗栖俊泰) ありがとうございます。もみのき森林公園協会についてお伺いします。  かつては本当年間40万人近いお客さんが来てたんですけども、半分以下になってるという状況なんですが、ちょっと見方がもし間違ってたらご指摘ください。  これまで本当指定管理としてはある意味優良的に黒字という形で進んでおりましたけども、今年度は赤字という形であります。これも実は昨年特定資産取崩収入が400万あったという部分で繰り越し、それでも赤字という状況です。貸借対照表のほうを見ると、現金預金は半分に減りました。逆に、未払金はふえてます。かなり資金繰り厳しくなってるんじゃないかなというふうに感じるんですが、先ほどの答弁聞けば今年度については天候状況も考えると黒字になるだろうということでありましたけども、少々の黒字ではこういった状況改善されないのではないかなというふうに推測されるんですが、指定管理決まって県のほうに上げてくれという話も難しいですし、そういう中この5年間この状況で何とかやっていけるというめどを持ってらっしゃるのかどうか、見解をお伺いします。 63 ◯環境産業部長(永田英嗣) 議長。 64 ◯議長(藤田俊雄) 環境産業部長。 65 ◯環境産業部長(永田英嗣) ただいまご指摘ございましたように、大変厳しい経営状況が26、27と続いてきたということから、キャッシュフローだんだん圧迫されてそういう貯金が減ってきてる状況にございます。今年度は先ほどもお話し申し上げましたけども、臨時的な収入があったので、その分でいけば今年度資金的には1年間もてるだろうということが協会の見解でございました。  それともう一点、今年度が指定管理の更新でございまして指定管理料が昨年度までは1,000万円でございましたけども、これが今年度から1,155万9,000円に若干ですけども増額されております。こういったことで5年間この施設を運営していただくということになってまいりますけども、先ほど申し上げましたように単年度で考えればその天候等に左右されることから、なかなかその経営は厳しいものが見込まれるときもあるということでございますが、できるだけその収益をふやす工夫をしていただきながら今の経営状況を改善させる取り組みをやっていくということが大事であるというふうに思います。何もしなければ非常に厳しい状況になるだろう、それは改善するための取り組みをどうしてもやっていかなければいけないだろうというふうには考えてございます。 66 ◯18番(栗栖俊泰) 議長。 67 ◯議長(藤田俊雄) 18番栗栖俊泰議員。 68 ◯18番(栗栖俊泰) いずれにしてもかなり厳しい状況には変わりないわけで、市のほうも財政的に豊かであれば例えば財政的にも支援するということが可能なんだろうと思うんですけども、それもできない。ご承知のとおりもみのき森林公園協会も数年前に退職手当の引当金等も全部整理されてもう今積み立てもできない、職員さん退職しても退職金も入らないというような状況でやってるわけです。もう直接的に資金を市が投入できないことになれば、もう側面的な形、今海・山・島等でも利用するような形、こういう支援もしていただいてるのかなというふうには思うんですが、そういうふうな形で何らかの側面的な、直接はできなくても側面的な形で利用を市のほうが上げていくために応援していくということは可能だろうというふうに思うんですけども、その辺についての考えをお伺いします。 69 ◯環境産業部長(永田英嗣) 議長。 70 ◯議長(藤田俊雄) 環境産業部長。 71 ◯環境産業部長(永田英嗣) 側面的な支援のあり方ということでございますけども、もみのき森林公園だけを支援していくのかと、このエリアには私どもの魅惑の里もございます。この2つの、例えば施設がお客をとり合っていたんではいけないと、だからこの点についてはいろんな取り組みが仕掛けられると思うんですけども、例えば宣伝一つにしても効果的な宣伝をすることによって相乗効果を上げていくこと、もみのき森林公園にはないものも魅惑の里にございますし、魅惑の里にない魅力がもみのき森林公園にあるということでございますから、こういったものをうまく使うことによって吉和全体をPRすることによって相乗効果を上げていく、そのことによって各施設の利用者をふやしていくということが市がかかわっていく上での大事な取り組みでなかろうかというふうには考えております。 72 ◯議長(藤田俊雄) ほかに質疑はありませんか。 73 ◯14番(山田武豊) 議長。 74 ◯議長(藤田俊雄) 14番山田武豊議員。 75 ◯14番(山田武豊) 土地開発公社のほうについて伺います。  こういった時代ですから、単年度で公社のほうもその単年度決済が黒字になることはないとは思うんですが、実際に27年4月から28年3月末まででマイナスの5,600万強というふうになっていますが、土地造成事業として6,000万円以上の費用を費やしております。埋め立てのところという説明でしたが、この事業の時期、箇所等の詳細をまずは伺います。 76 ◯建設部長(河崎勝也) 議長。 77 ◯議長(藤田俊雄) 建設部長。 78 ◯建設部長(河崎勝也) この土地造成事業につきましては、下平良二丁目地区埋立事業の道路整備等の係るものでございます。 79 ◯14番(山田武豊) 議長。 80 ◯議長(藤田俊雄) 14番山田武豊議員。 81 ◯14番(山田武豊) その時期とどこの箇所なのか、またこの単年度でその事業を実施したという発生源を知りたいわけです。 82 ◯建設部長(河崎勝也) 議長。 83 ◯議長(藤田俊雄) 建設部長。 84 ◯建設部長(河崎勝也) まず、事業の時期でございますけど、下平良埋立事業につきまして道路整備等整備をすることにしておりまして、平成27年度における下平良二丁目地区の道路公園などの事業実施をしたものでございます。 85 ◯14番(山田武豊) 議長。 86 ◯議長(藤田俊雄) 14番山田武豊議員。 87 ◯14番(山田武豊) 要は、昨年5月にゆめタウンはオープンしてるわけです。要は開発公社があそこの土地を市が買い戻して、もうその数カ月前に市は売却してるわけですよね。ですから、その売却がもう既に済んでいる、さらに今のお答えだと市道ということだったんですが、市道の管理責任者は開発公社じゃないですよね、市ですよね。その市道の改良工事、さらにはその売却も済んでいるのに、なぜその改良工事が開発公社で施されたのかということに疑問を感じてるんです。済みません。 88 ◯建設部長(河崎勝也) 議長。 89 ◯議長(藤田俊雄) 建設部長。 90 ◯建設部長(河崎勝也) シビック地区のまちづくりの一環といたしまして、下平良二丁目地区埋立事業に関する公共施設整備について公社と市とで協定を交わしております。この中で、これに基づきまして公社は下平良二丁目地区の道路公園などの公共施設整備を市にかわって施工し、工事等が完了したときにその公共施設を市に無償で引き渡すことといたしておりました。土地はさきに渡しましたけど、工事につきましては時期、昨年度繰り越しと申しますか、5月までかかっておりまして、この工事の時期がちょっとずれておるものでございます。 91 ◯議長(藤田俊雄) ほかに質疑はありませんか。 92 ◯10番(広畑裕一郎) 議長。 93 ◯議長(藤田俊雄) はい、10番広畑裕一郎議員。 94 ◯10番(広畑裕一郎) 廿日市文化スポーツ事業財団のことでお伺いします。  事業計画においては、なお一層の効率性、採算性が強く求められているところであると認識しているといって書いてあるんですが、26、27、28計画においても事業管理費は3年連続の増加ということです。事業管理費で去年は利益も出てないということで、その中で先ほど教育長さんのほうが事業費の増大は買い取りによる……。 95 ◯議長(藤田俊雄) 広畑さん、教育部長です。 96 ◯10番(広畑裕一郎) 済みません。教育部長さんのお話では買い取りによる自主公演がふえたことによって28年度の今の予算は上がるんだという話だったんですけども、買い取りの自主公演というのは効率性があって効果的なんでしょうか。全然よくわからないので、その辺を教えてください。 97 ◯教育部長(西 寿実) 議長。 98 ◯議長(藤田俊雄) 教育部長。 99 ◯教育部長(西 寿実) 文化ホールにおける事業としては、全体的に各分野、クラシックであるとかポピュラーであるとか満遍なく事業化することを基本としておりまして、できるやりたい事業というものを企画をし、そういったものがあるかというのを探してきて、いろんなところにPRをして、それがかなうかどうかというのは年によって異なっております。そういったことの中で、28年度大きな事業がこちらの希望にかなうようなものが実現できるという見込みが立ったので、そういったもので28年度はそういった買い取りのものが数多くなっているというところになっております。その事業の中で買い取りをすると、そのチケットが多くはければ収入につながりますし、見込みより下がればプラスではなくマイナスという形になりますので、そういった買い取りのものばかりをふやしていくということでは安定した経営にはつながっていかないというのを思っておりますので、一方では安定した収入が見込めるマスコミとの共催事業であるとか、そういったものもあわせて計画的にやっていこうとしております。  以上でございます。 100 ◯議長(藤田俊雄) ほかに質疑はありませんか。 101 ◯9番(山本和臣) 議長。 102 ◯議長(藤田俊雄) はい、9番山本和臣議員。 103 ◯9番(山本和臣) 2点ほど公益財団法人廿日市市文化スポーツ振興事業団についてお聞きします。  平成25年9月、それと26年9月、この議会に当たるところでですけども、同様の質問を質疑をしております。というのが、本事業団は廿日市市文化スポーツ振興事業団であります。にもあるにもかかわらず、今回の事業の報告等にもやはりスポーツに関する報告がありません。事業団の公益財団法人ですか、公益性、それから廿日市市が2分の1以上出資しているということにかなりこれ公益性が高い事業団でありますから、こういった観点からその本来の設立の趣旨に沿った運営がされてないんではないかと思いますが、足かけ4年にわたってそういう疑問を投げかけているにもかかわらず改善されてないことについて市はどのように思われてるか、また議会のこういった意見をどのように反映させてるのか、そのことをお聞きしたいのが1点。  それから……。 104 ◯議長(藤田俊雄) 1点ずつお願いします。 105 ◯教育部長(西 寿実) 議長。
    106 ◯議長(藤田俊雄) 教育部長。 107 ◯教育部長(西 寿実) スポーツということでございますが、一つ例を言いますと宮島パワートライアスロンの実行委員会のほうに名を連ねて協力をしているということが1点あろうかと思いますけども、それ以外施設的なものの管理はしておりませんで、長く指定管理のほうを外れて期間がたっておるということでノウハウについても少し薄くなってきている状況がございます。そういったもろもろのことを見まして、今後のあり方については検討する時期に近づいているのではないかと思いますけども、まだその具体的なところには至っておりません。  以上でございます。 108 ◯9番(山本和臣) 議長。 109 ◯議長(藤田俊雄) 9番山本和臣議員。 110 ◯9番(山本和臣) 質疑の趣旨がどのように市が考えているのかということと議会のこういった声をどのように反映させるのかということをお聞きしたんですが、そのことに直接言及されてなかったように思いますし、もう一点そのことに関連してお聞きしますけども、確かに平成26年の同様の質疑のときにもそういった答弁がありました。確かに今現在宮島パワートライアスロンへの共催でしたかね、それと本年度でいえばASTCアジアトライアスロンの事務局のほうに名前が上がっておられます。そういったことで事業をされてるということではあるんでしょうけども、ただ定款を見てみますと定款の中には各種の文化及びスポーツ事業を自主的に展開しと書いてあります。でしかも、この定款をもとに公益財団法人の資格を取っているわけですね。ですから、これがこのままこの状況で事業を続けられるということは、この公益財団法人の許認可の問題にもかかわってくるんじゃないかと思いますが、そういったことの認識はおありでしょうか。 111 ◯教育部長(西 寿実) 議長。 112 ◯議長(藤田俊雄) 教育部長。 113 ◯教育部長(西 寿実) 議会において、この意見をいただいておりますことについては事業団のほうに伝えております。そういった中で、今後のあり方について話をする機会は持ってはおるんですけども、その具体化についてはまだ至っておりません。 114 ◯9番(山本和臣) 議長。 115 ◯議長(藤田俊雄) 9番山本和臣議員。 116 ◯9番(山本和臣) 議会の声については、そういった答弁で理解いたしました。そもそも公益財団法人としての資格を取っておられるということについて、定款どおりの運営が今事業がなされてないんじゃないかということを申し上げました。そのことについては今後どのような改善を図っていかれるか、またどのような認識でおられるのか、もう一度お答えいただけますか。 117 ◯教育部長(西 寿実) 議長。 118 ◯議長(藤田俊雄) 教育部長。 119 ◯教育部長(西 寿実) 定款の中にスポーツ自主的にというところのところでございますが、自主的に今はできるノウハウの点が薄くなっているというところと人的なものの体制がそこまでの体制になっていないという現状から今後のあり方について話をしていく必要があるという認識を持っております。 120 ◯9番(山本和臣) 議長。 121 ◯議長(藤田俊雄) 9番山本和臣議員。 122 ◯9番(山本和臣) 本案件は報告ですから、もうこれ以上追求することはいたしませんが、当初の公益財団法人の資格を取られたときの、その定款の内容から少しずつそういう能力がないということを今答弁があったわけですから、これ危機感を持って早急に理事会等でその辺を業務改善されるように促していただきたいと思います。これ意見です。  もう一点の質問ですけども、会計上の数字の中で租税公課というものがあります。この租税公課は公益財団法人ですから公益性の高いものについては非課税ということになろうかと思いますが、にもかかわらず租税公課が上がってるということはこれはほかの事業をやられてるのか、それとも自動車等の車両等に係る税金の計上なのか、この辺を教えていただければと思います。 123 ◯教育部長(西 寿実) 議長。 124 ◯議長(藤田俊雄) 教育部長。 125 ◯教育部長(西 寿実) 済みません。ちょっと手元の資料で不足があるようでございます。時間をいただきたいと思います。 126 ◯議長(藤田俊雄) ほかに質疑はありませんか。 127 ◯27番(植木京子) 議長。 128 ◯議長(藤田俊雄) 27番植木京子議員。 129 ◯27番(植木京子) 2点ほどお聞きしたいと思います。 130 ◯議長(藤田俊雄) 1点ずつお願いします。 131 ◯27番(植木京子) 1つは、土地開発公社の先ほども出ましたが、土地造成のところの道路、公園の費用ですね、これが6,000万余ということだったわけですけれども、この間道路、公園の造成費用が毎年計上されてきたわけですが、合計で幾らになったのかという総額をお聞きしたいと思います。これが全てが完了して市のほうに契約どおり無償で提供した、当然ではあるわけですけど、そういうことでよいのかという確認が1つです。 132 ◯建設部長(河崎勝也) 議長。 133 ◯議長(藤田俊雄) 建設部長。 134 ◯建設部長(河崎勝也) ただいまちょっと資料を持ち合わせてないので、調査後回答いたします。 135 ◯27番(植木京子) 議長。 136 ◯議長(藤田俊雄) 27番植木京子議員。 137 ◯27番(植木京子) あの土地はいろいろ市民のほうも注目してきましたし、私どもも造成に関していろいろ意見も出してきました。総額幾らなのかということは事前に通告しとけば一番よかったわけですけれども、大事な問題なのでなるべく早目にお答えをいただきたいと思います。  2つ目ですけれども、水産振興基金です。  ちょっと気になったのが7ページの事業内容のうちの漁業生産基盤の整備というところの漁業整備事業のうちのカキいかだ係留施設の整備に要する経費を助成しというのがあるわけですけれども、これが27年の計画、26年、27年の計画に比べて減額されていると、100万円ですけれども減額されています。これはなぜまだ必要ではないかというふうに思われるわけですけれども、減額の理由と、それから今後どういう計画なのか、お聞かせください。 138 ◯環境産業部長(永田英嗣) 議長。 139 ◯議長(藤田俊雄) 環境産業部長。 140 ◯環境産業部長(永田英嗣) 水産振興基金、7ページの漁場整備事業の関係でございます。  今年度計画いたしておりますカキいかだ係留施設の整備でございますけども、これは御手洗川河口でのカキいかだ垂下式漁場、これの整備を図ろうというものでございまして、昨年度は場所が阿品一丁目地先で事業を行っております。毎年やる場所が変わってまいります。そこの状況に応じて、その事業量もボリュームが変わってくるということから事業費が増減が生じてくるということでございまして、これについては地御前漁協のほうでどのあたりを計画にやっていくかということは考えていらっしゃいまして、そういうことで計画を立てながらやっていくということになろうかと思います。 141 ◯27番(植木京子) 議長。 142 ◯議長(藤田俊雄) 27番植木京子議員。 143 ◯27番(植木京子) その場所、場所で額が変わってくるということを理解しました。ただ、今後どのようになっていくのか、それでは漁協のほうからここをやりたいと、必要だということがあれば額もふえるし場所も変わるということをずっと続けていく計画なのかどうか、お聞かせください。 144 ◯環境産業部長(永田英嗣) 議長。 145 ◯議長(藤田俊雄) 環境産業部長。 146 ◯環境産業部長(永田英嗣) この基金の創設からの趣旨もございまして、地御前漁協のそういう漁獲量を安定していくためにやっていく事業ということでございます。各施設、今堆積土の状況等によりまして、こういったしゅんせつ、そういったものの老朽化したものの取りかえということが必要になってくるわけでございまして、それについては継続をして必要が生じたところはそれで手当てをしていくということでございます。 147 ◯議長(藤田俊雄) ここで休憩をいたします。   ~~~~~~~~○~~~~~~~~     休憩 午前11時10分     再開 午前11時25分   ~~~~~~~~○~~~~~~~~ 148 ◯議長(藤田俊雄) 休憩前に引き続き会議を開きます。 149 ◯建設部長(河崎勝也) 議長。 150 ◯議長(藤田俊雄) 建設部長。 151 ◯建設部長(河崎勝也) 済みません。下平良二丁目地区埋立事業の事業費でございますけど、まず用地補償費が4億7,975万2,179円、負担金といたしまして4,006万7,400円、工事費といたしまして14億7,364万6,860円、委託料でございますけど1億4,154万9,496円、その他支払い利息等といたしまして2,910万2,754円、合計21億6,411万8,689円、合計です、21億6,411万8,689円でございます。 152 ◯27番(植木京子) 議長。 153 ◯議長(藤田俊雄) 27番植木京子議員。 154 ◯27番(植木京子) 土地開発公社の資料を見れば年々の動きというのは数字だけは追えたわけですけれども、これだけのお金が投入されているということで、あそこが市民がゆめタウンに行く、また外からもゆめタウンを利用するということは実際に使われているわけですけれども、この額が私たちの何ていいますかね、予算、決算、一般会計の予算、決算で出てくる額ではなかったということから、これだけの額が土地開発公社のほうで造成に使われていたというのは全額こうして聞いてみて改めて驚くべき数字だなというふうに私は感じてるわけです。ある意味一つの大型店舗の誘致に埋め立てをし、こういう造成費もつぎ込みということになっているということから、そのものに商店街の疲弊なんかの問題もつなげて考えたときに賛成できないということで私どもは主張してきましたが、今の市としてこれだけの額を予算、決算に出さずに、しかもゆめタウンという大きな企業、大手大型店ですね、店舗に費やしているということを考えたときにどのような評価をしてるとか、総括をしているのか、そこをお聞かせいただきたいというふうに思います。  以上です。 155 ◯議長(藤田俊雄) それはどなたに。 156 ◯副市長(原田忠明) 議長。 157 ◯議長(藤田俊雄) 原田副市長。 158 ◯副市長(原田忠明) 下平良二丁目地区の評価ということでございますけども、まず最終的には土地売払収入でございますけども、24億9,884万4,880円ということでございまして、収支的に土地開発公社のほうのプロパー事業としては事業費につきましても約3億3,000万の黒字ということで最終段階を迎えておるということでございます。当然議会への説明の状況でございますけども、やっぱり段階を置きまして当初のその計画であったりとか中途報告なんかも含めて我々とすれば説明させていただいてきたというぐあいに思っております。また、やっぱりこの全体のこういった事業をやった効果をどのように考えてるかということでございますけども、やはり雇用であったりとか税収であったりとか、にぎわいであったりとか、シビック公園周辺地区の人の流れも大きく変わったということでありまして、一つは自立した都市としての都市の成長を担うような事業になったのではないかというような評価もしておりますけども、一方雇用不足であったりとか、あるいは商店街のほうの検証ということもございますので、これらにつきましてもその負の部分もしっかり検証しながら、これからも継続的なそれらのことについてもいろんな事業を展開できればというぐあいに思っているとこでもございます。 159 ◯教育部長(西 寿実) 議長。 160 ◯議長(藤田俊雄) はい、教育部長。 161 ◯教育部長(西 寿実) 廿日市文化スポーツ振興事業団における租税公課のことでございますが、消費税がかかる収入というものがありまして、チケット販売等事業収益でありますとか利用料金の収益、雑収益などがございます。こういったものにかかる消費税をここに掲げてございます。 162 ◯議長(藤田俊雄) ほかに質疑はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 163 ◯議長(藤田俊雄) なければ質疑を終結いたします。  以上で報告第16号市が資本金の2分の1以上を出資等している法人の経営状況説明書についてを終わります。   ~~~~~~~~○~~~~~~~~   日程第5 報告第18号 専決処分事項の報   告について(工事委託契約の変更について) 164 ◯議長(藤田俊雄) 日程第5、報告第18号専決処分事項の報告について(工事委託契約の変更について)を議題といたします。  直ちに報告を求めます。 165 ◯建設部長(河崎勝也) 議長。 166 ◯議長(藤田俊雄) 建設部長。 167 ◯建設部長(河崎勝也) 報告第18号専決処分事項の報告について(工事委託契約の変更について)専決理由及び内容のご説明を申し上げます。  議案説明書の1ページをお開きください。  1の専決処分した理由でございますが、平成27年議案第70号により契約を締結することについて議決を得た廿日市駅南北自由通路等新設工事の委託契約について入札差金が発生したことなどにより委託金額を変更する必要が生じましたので、地方自治法第180条第1項の規定により専決処分をさせていただいたものでございます。  本委託契約は、西日本旅客鉄道株式会社執行役員広島支社長伊勢正文氏と廿日市駅南北自由通路等新設工事について変更委託契約をしたものでございます。  2の専決処分の内容でございます。  変更の内容につきましては、委託金額7億4,367万円を7億1,513万7,198円に変更したもので、委託金額の減少額は2,853万2,802円で、減少率は約3.8%でございます。  減額変更した理由でございますが、西日本旅客鉄道株式会社が発注した工事に入札差金が発生したこと及び現地精査により減額となったものでございます。  3の専決処分年月日は、平成28年8月19日でございます。  4の根拠法令は、市長の専決処分事項第3号でございます。  以上で報告第18号の説明を終わります。 168 ◯議長(藤田俊雄) 以上で報告が終わりましたが、質疑があれば許します。  質疑はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 169 ◯議長(藤田俊雄) 質疑なしと認めます。 170 ◯建設部長(河崎勝也) 議長。 171 ◯議長(藤田俊雄) 建設部長。 172 ◯建設部長(河崎勝也) 済みません。ただいま専決処分した理由でございますけど、議案が間違うておりましたので、平成25年議案第71号により契約を締結することにもらったものでございまして、その分を修正お願いいたします。 173 ◯議長(藤田俊雄) 以上で報告第18号専決処分事項の報告について(工事委託契約の変更について)を終わります。   ~~~~~~~~○~~~~~~~~   日程第6 報告第19号 専決処分事項の報   告について(損害賠償の額を定めることにつ   いて) 174 ◯議長(藤田俊雄) 日程第6、報告第19号専決処分事項の報告について(損害賠償の額を定めることについて)を議題といたします。
     直ちに報告を求めます。 175 ◯福祉保健部長(山本美恵子) 議長。 176 ◯議長(藤田俊雄) 福祉保健部長。 177 ◯福祉保健部長(山本美恵子) 報告第19号専決処分事項の報告についてご説明申し上げます。  議案説明書の3ページをお開きください。  1の専決処分をした理由でございます。  平成28年5月9日に地域包括支援センターの非常勤職員が介護予防支援業務終了後、帰庁のため病院の駐車場に駐車していた公用車を右後方に後退させたところ、駐車しようと右後方から進行してきた軽貨物自動車の側面に接触し同車に損害を与えたものでございます。この事故による損害賠償について示談解決を図るため、その損害賠償額の決定について地方自治法第180条第1項の規定により専決処分させていただいたものでございます。  2の専決処分の内容でございます。  損害賠償額は2万8,797円、債権者は議案説明書に記載のとおりでございます。過失割合は市が80%、相手方が20%でございます。  3の専決処分年月日は、平成28年7月18日でございます。  4の根拠法令は、地方自治法第180条第1項及び第2項並びに市長の専決処分事項第5号、5の参照法令は、民法第715条でございます。  これまでも交通安全研修に参加するなど安全運転に努めるよう注意喚起してきたところでございますが、このたびの事故を受け、くらし安全指導員による講習を実施いたしました。今後細心の注意を払い安全運転に努めるよう、朝礼等において周知徹底してまいります。  以上で報告第19号の説明を終わります。 178 ◯議長(藤田俊雄) 以上で報告が終わりましたが、質疑があれば許します。  質疑はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 179 ◯議長(藤田俊雄) 質疑なしと認めます。  以上で報告第19号専決処分事項の報告について(損害賠償の額を定めることについて)を終わります。   ~~~~~~~~○~~~~~~~~   日程第7 報告第17号 専決処分につき承   認を求めることについて(平成28年度廿日   市市一般会計補正予算(第4号)) 180 ◯議長(藤田俊雄) 日程第7、報告第17号専決処分につき承認を求めることについて(平成28年度廿日市市一般会計補正予算(第4号))を議題といたします。  直ちに提案理由の説明を求めます。 181 ◯分権政策部長(西村元伸) 議長。 182 ◯議長(藤田俊雄) 分権政策部長。 183 ◯分権政策部長(西村元伸) 報告第17号専決処分につき承認を求めることについてをご説明申し上げます。  お手元の平成28年9月定例市議会補正予算の概要、専決処分をごらんください。  専決処分いたしておりますのは、平成28年度一般会計補正予算(第4号)でございます。  専決処分の内容でございますが、本年8月16日に吉和魅惑の里レストラン厨房室において発生をした火災に係る復旧工事請負費を補正するもので、火災により休業となったレストランの営業を早期に再開するために専決処分をさせていただいたものでございます。  報告第17号をごらんください。  地方自治法第179条第1項の規定により専決処分したもので、同条第3項の規定により報告をし、市議会の承認を求めるものでございます。  3枚めくっていただき、2ページをごらんください。  第1表歳入歳出予算補正、歳入でございます。  19款繰越金、1項繰越金、補正額400万円を追加するものでございます。  歳出でございます。  6款商工費、1項商工費、補正額400万円を追加するものでございます。  事項別明細書の総括は省略をさせていただきまして、8ページをお開きください。  2の歳入でございます。  19款繰越金、1項繰越金、1目繰越金でございます。補正額は400万円で、このたびの補正の財源でございます。  次に、10ページでございます。  3の歳出でございます。  6款商工費、1項商工費、4目観光交流施設費、右ページ説明欄、003魅惑の里管理運営事業、補正額400万円でございます。これは火災により燃焼したはり、柱、筋交いなどの構造体、空調機及びダウンライト等の電気設備等の復旧などを行うとともに、壁面へ耐火ボードを設置するなどの工事請負費として400万円を予算措置したものでございます。  なお、本復旧に先立ち燃焼した柱の炭化調査や営業に支障がないよう火災箇所へ目隠し板を設置するなど、火災後直ちに対応した経費につきましては既存予算で対応させていただいております。  専決処分年月日は、平成28年8月29日でございます。  以上で説明を終わります。ご承認のほどよろしくお願いいたします。 184 ◯環境産業部長(永田英嗣) 議長。 185 ◯議長(藤田俊雄) 環境産業部長。 186 ◯環境産業部長(永田英嗣) 8月16日に発生いたしました魅惑の里の火災につきましては、利用者の皆様に大変なご迷惑をおかけしたこと、また市民の皆様及び議員の皆様に多大なご心配をおかけしたことにつきまして深くおわびを申し上げます。魅惑の里の施設管理にかかわっております私ども市職員及び受託事業者は、ともに今回の件を重く受けとめ深く反省をいたしております。今後このようなことが二度と起きないよう、安全管理の手順の見直しや市と事業者の定期的な連絡調整を行い再発防止に向けて施設の安全管理を徹底してまいります。また、できるだけ早期に市民の皆様にご利用いただけるよう施設の復旧工事について専決処分で予算措置をさせていただいております。レストランの9月中の再開を目指して現在工事を行っておりますので、ご理解を賜りますようよろしくお願いをいたします。 187 ◯議長(藤田俊雄) 以上で提案理由の説明が終わりましたので、これより質疑に入ります。  質疑はありませんか。 188 ◯20番(堀田憲幸) 議長。 189 ◯議長(藤田俊雄) はい、20番堀田憲幸議員。 190 ◯20番(堀田憲幸) 今回の火災発生ということは、大変な事態が起きたんだなというふうに率直に認識をいたしております。ちょうどこの時期は盆休みの中で8月16日といえば相当のお客さんが泊まっておられたのかなということも推測するわけですけれども、それについて何名ぐらいが宿泊されとって、そのことについて誘導がうまくいったんだろうと思います、人災は出ておりませんので。ただしながら、しかしながらお客さんを含め影響度というものは非常に大きなものがあるというふうに認識をします。その点についてどのようにお考えか、まず1点。  議長ここで二、三点あるわけですが、1点ずつやっていきますか。はい、じゃ、その点についてお尋ねをいたします。 191 ◯環境産業部長(永田英嗣) 議長。 192 ◯議長(藤田俊雄) 環境産業部長。 193 ◯環境産業部長(永田英嗣) ただいま火災が出火した直後、清流荘にお泊まりいただいておりましたお客様は3組7名いらっしゃいました。その皆様には道路を挟みました木工館へ避難を誘導をいたしまして、事なきを得たという状況でございます。幸い、人的な被害等はございませんでした。また、事業者の初期の消火活動により被害も最小限に食いとめできたのかなというふうには思っております。  ただ、この火災によりましてこの4月に新しくリニューアルオープンした魅惑の里でございましたけども、スタートを切った直後といいますか、ばかりのときにこのような事態になったということで、その評判等につきましても手痛いものがあったなというふうには思っております。これにつきましては、できるだけ速やかに再開をすることでそういった信頼を取り返していくように努めたいというふうに思っております。 194 ◯20番(堀田憲幸) 議長。 195 ◯議長(藤田俊雄) 20番堀田憲幸議員。 196 ◯20番(堀田憲幸) 幸い宿泊客も少なかったということで、万全を期されたということで人害もなかったということで結果的にはよかったんだろうかと思いますが、次に移りたいと思いますが、復旧工事についてなんですけれども、この我々に与えていただいた資料によりますと、これまでに余熱といいますか、加熱といいますか、そういうことで壁面の内部が炭素化しとったというふうなことを警察や消防署のほうで検証したというふうに書いてあるわけですね。ということは、もともとこの建物自体の構造が私は完璧なものではなかった、もちろん使用されるほう側の不注意もあったのかもしれません、最大の原因はそのゆで機の水を抜いた後に空だき状態が起きたということ、これは基本的にもうあってはならないことなんですけれども、それが主な原因で今回の火災を発生した。ところが、検証されたところによれば、先ほど申し上げたように以前から柱等には炭素化した経緯があるということですから、これは構造上に非常に問題があったんだなということを改めて感じるわけですけれども、これによって今後ここを復旧されるに当たって、この説明書の中にも書いてあるんですが、これまでどおり木造の柱を利用し筋交いも使い、その熱を遮断するためのボードを二重構造にするとか、あるいはモルタルを塗ってそちらのほうに熱が伝導しないようにするとか、またゆで機自体を今まではステンレス製の壁面に密着しておったものを離して利用してもらうとか、いろいろ書いてあるわけですよね。ところが、同じ人、同じ管理者がずっと使うんであれば細心の注意を払い、そのマニュアルがあるかどうか知りませんけれども、それに沿って作業をしていくんだろうかと思いますが、指定管理者とかいろんな業者が変わるたんびに、そのことが十分に伝えられるという確約はないわけですよね。そうなると、今回の原因のようにステンの壁にそのゆで機が密着する可能性も十分考えられるわけですね。また、同じように水を抜いた後に空だきをもし万が一したときに、同じような現象が発生するんじゃないかというふうに思うんですけれども、その辺も十分に検討された上で今回の措置を講じられるのかどうか、その点をお伺いいたします。 197 ◯都市建築担当部長(向井敏美) 議長。 198 ◯議長(藤田俊雄) 都市建築担当部長。 199 ◯都市建築担当部長(向井敏美) 建築の構造上のお話がございましたので、少し私のほうからご説明をさせていただきます。  今回火災ということで現況の復旧ということをまず第一的には考えますけれども、おっしゃったように二度とあってはいけないということで構造上炭化の部分が少し見られるということで、これについては過去どうなっていたかというのは推測の部分もございますが、周囲にも火を使うところがございましたので、これについてはファイバースコープ等使って、そのほかの部分についても調査をさせていただいております。その結果、炭化が見られたのは結果のところ、このゆで麺機の裏のみであったということから、建築基準法上も特に支障のあるつくりではございませんでしたが、今回のゆで麺機の裏については復旧する上で耐火ボード、これについては一重で十分なんですけれども、今回は二重にするということで整備をし、さらにゆで麺機も壁面から約5センチ離隔をとり空気層を持つことで熱伝導が直接は伝わらないという形で措置をさせていただいております。それからさらに、ゆで麺機自体が過去のものは温度が上がってもそのまんまとまらないと、火が消えないという状態だったんですけれども、ゆで麺機についてもサーモでこれ以上温度が上がるととまるというものに変えまして、構造的には二重、三重の安全面を措置をさせていただいたということでございます。 200 ◯20番(堀田憲幸) 議長。 201 ◯議長(藤田俊雄) 20番堀田憲幸議員。 202 ◯20番(堀田憲幸) まず、お伺いしたいのは、耐火がこれまでは私がちょっと聞き間違いかもわかりませんけれども、いわゆる遮熱板が一重であったというふうにお伺いした、一重でその余熱が伝わっていった、今度は二重構造にされるということで、さらに余熱が伝わる率が低くなるというふうなこと、そしてまたゆで麺機自体に空だきをしても一定の温度になれば火力が停止するような、そういうシステムがついたものに交換をされる、また壁面とそのゆで機を間隔を5センチに置くということ、先ほど私が言ったのは、そうはいいながらその温度を感知するセンサー等も今のこの技術が進んだ中でもトラブルが起きるんですよ、トラブルが。これあっちゃならないんですが、精度を信頼しながら今市場にそういうものが利用されておるわけですけれども、車にしてもあれだけの技術を持ってやってもトラブルが起きるんですよ。私はこういうことが再発することを防止するために、内部でこの壁面をもし修復するに当たって、素人が考えても家庭のそのコンロの周りを見ても言えることなんですが、耐火れんが等を使うというふうなことがスタッフの中で議論されたという経緯がありますか。その点についてお尋ねをいたします。 203 ◯都市建築担当部長(向井敏美) 議長。 204 ◯議長(藤田俊雄) 都市建築担当部長。 205 ◯都市建築担当部長(向井敏美) 直接みんなでそれをどうしようかという話し合いまではしておりませんけれども、私個人的にその耐火についてはどうかということは検討をさせていただいております。恐らく耐火れんがというもの自体が非常に熱を伝えないということで、それについては効果は非常に大きいというふうに思います。例え話で申しわけないんですけれども、近年まきストーブ等がリビング等で使われ設置される場合に似たような整備をする場合がございます。これは既存の壁が台所等ではありませんので、不燃材料ではふいてない。これをストーブを設置する場合には、標準的には27センチ5ミリ壁面から離しなさいという基準がございます。ただし壁面から25ミリ以上空気層を持って、そこに耐火のあるもの、例えば12ミリ以上の耐火ボードであるとかケイカル板5ミリ以上であるとか、そういったものを設置すれば空気層は25ミリまででいいと、そういったものがございます。これは耐火れんがも同じ基準で、そういったような建築基準法上のものがございます。これは基準法上設置をする上での基準がいろんな防火テストであるとか、そういったものを経てこういう基準が示されたというふうに聞き及んでおりますので、今回耐火ボードを二重にし、さらに50ミリの離隔をとるということで、これは同等であるというふうに考えておりまして、耐火れんがのみを検討するんではなくて、そのほかにも同じように耐火性がとれるということで今回このような措置をとらせていただいたということでございます。 206 ◯20番(堀田憲幸) 議長。 207 ◯議長(藤田俊雄) 20番堀田憲幸議員。 208 ◯20番(堀田憲幸) それは残念ですね。1人の人しか考えてない。私個人で判断をした。これだけ多くのスタッフおられるんですよ。中には、一級建築士の方もいらっしゃるでしょう。文殊の知恵ですよ。いろんな経験を積んできておられる方がいらっしゃるわけですから、いろんな意見を総合して判断すべきであるというふうに思うんですが、その点についてどのようにお考えですか。 209 ◯都市建築担当部長(向井敏美) 議長。 210 ◯議長(藤田俊雄) 都市建築担当部長。 211 ◯都市建築担当部長(向井敏美) ちょっと説明が悪かったので申しわけないんですけれども、そういった発想をしたのが1人で、その分はみんなで話をして現況復旧にプラス今のような二重にし5センチで同等であろうという最終的な判断はそういったみんなの意見でそこは判断をしたということでございまして、みんなが同じようにアイデアを出したという意味ではございませんので、そこはご理解をいただいたらと思います。 212 ◯20番(堀田憲幸) 議長。 213 ◯議長(藤田俊雄) 20番堀田憲幸議員。 214 ◯20番(堀田憲幸) 今25ミリ間隔を置けば遮断されるというふうにおっしゃったわけですが、ゆで麺機自体が長年使っていると、その背面の壁との間にギャップがあるわけですから、当然湯もこぼれるでしょう。場合によっては、麺のいろんな不純物もこぼれるでしょう。私が我が家の台所を使っても汚れを防ぐためにどうするかということで、できるだけ壁面に密着するんですよ。こういうことも利用者側が変わってくると可能性としてあるんですけれども、その対策はどのようにされるおつもりですか。 215 ◯都市建築担当部長(向井敏美) 議長。 216 ◯議長(藤田俊雄) 都市建築担当部長。 217 ◯都市建築担当部長(向井敏美) 離隔をとる上で壁にくっつかないように、それは構造的に動かないように固定をさせていただくということでございます。 218 ◯20番(堀田憲幸) 議長。 219 ◯議長(藤田俊雄) 20番堀田憲幸議員。 220 ◯20番(堀田憲幸) 今固定すると言われたですよね。通常そういうものを固定する場合にはアンカーボルト等で床面と確実に動かないようにするということなんですが、そのようにされるということですか。再度確認いたします。 221 ◯都市建築担当部長(向井敏美) 議長。 222 ◯議長(藤田俊雄) 都市建築担当部長。 223 ◯都市建築担当部長(向井敏美) そのように考えております。さらに申せば、作業スペースの関係がございますので、それは確実にそのようなことで固定をしたいというふうに考えております。 224 ◯20番(堀田憲幸) 議長。 225 ◯議長(藤田俊雄) 20番堀田憲幸議員。 226 ◯20番(堀田憲幸) これで最後の質疑にいたしますけれども、今資料をもとにいろいろ答弁をいただいた中で、かなり安全率は高まってくるんだなということは私自身は認識をいたしました。しかしながら、最終的に不安要素を抱えるのは壁面をもとのような木造構造で遮熱板を二重構造にしたとかモルタルにしたとかというのでは、なかなか私はそこでクリアできるというふうに理解しがたいんですよ。しがたいんですよ。実際にそういう事故が発生したわけですから、再度お伺いしますが、もう専決でやっとられる、9月の下旬までにはオープンしたいということですから工事に着手されとると思います。わずか数平米ですよ。れんがづきも数平米ですよ。何十万も何百万円もかかるもんじゃないんですよ。その点の見直しをされるお考えはないか、お伺いをいたします。 227 ◯都市建築担当部長(向井敏美) 議長。 228 ◯議長(藤田俊雄) 都市建築担当部長。 229 ◯都市建築担当部長(向井敏美) 専決でさせていただいて、できるだけ早くオープンがしたいということでもう今週の末には引き取りというふうなことで工事を進めさせていただいておりますので、先ほど申し上げました工事の内容で我々は再発防止できるというふうに考えておりますので、検討ということはございません。 230 ◯議長(藤田俊雄) ほかに質疑はありませんか。 231 ◯10番(広畑裕一郎) 議長。 232 ◯議長(藤田俊雄) はい、10番広畑裕一郎議員。 233 ◯10番(広畑裕一郎) 今回の施設は市の施設ということで火災が起きて早急にということで専決で400万円の予算が組まれたことの承認を求めるという話だと思いますが、一応今の加害者責任というか、今回の原因者が誰であったのか、そして今の保険等が今後適用になるのか、そういったことも含めて、これじゃけ、我々の血税が全て市の責任で市が直さなければいけないのかどうかが現時点でわかっていないと思いますので、その辺を今後どのように考えておられるのかと、それからそれを議会のほうに報告していただけるのかどうか、その2つをお答えください。お願いします。
    234 ◯環境産業部長(永田英嗣) 議長。 235 ◯議長(藤田俊雄) 環境産業部長。 236 ◯環境産業部長(永田英嗣) このたびの火災における責任関係ということでございますけども、原因はゆで麺機の空だきにあるということが原因で直接の原因でございまして、それを行ったのは受託事業者の調理員でございました。したがいまして、直接的にはその個人に責任がある。  ただ、受託事業者の企業としましてもこの契約を履行していく責任があるということから、その責任とすれば受託事業者に管理責任とか含めてあるんだろうというふうに思います。この責任をどういうふうに考えるときに民法の関係、失火責任法の関係、そういった関係の法令がございます。それとの関係で、どのように判断すべきかということは十分慎重に検討しなきゃいけない事項だというふうに思っておりまして、この点本市の顧問弁護士にも相談をし、どういうふうに考え方持っていくのかということについてはいろいろ見解をいただいて検討していきたいと思っています。  それと、この建物は保険に入っておりますので、その保険が適用になるかどうか、こちらの面からも検討してもらう必要がある。これは私どもが入っている共済事業者に速報を出して、こういう状況であることは既に通知をしております。この案件について共済事業者のほうで検討されて保険が適用になるのか、全額になるのか、それともならないのか、ある程度部分的になるのか、そういったことの判断もしていただいた中で総合的にその事業者の賠償責任というものについても判断していく必要があろうかと考えております。  現在今回の専決処分には、そういった保険の共済金についてはまだ予算計上させていただいておりません。まだ幾ら入ってくるかはっきりしておりませんので。これが明らかになったときには、また補正予算で計上させていただくとなりますので、そのときにこの状況についてまた議会にもご報告させていただきたいというふうに思っております。 237 ◯議長(藤田俊雄) ほかに質疑はありませんか。 238 ◯22番(高橋みさ子) 議長。 239 ◯議長(藤田俊雄) はい、22番高橋みさ子議員。 240 ◯22番(高橋みさ子) 専決処分については営業の早期再開ということで、私は認めなければならないかなというふうには思ってます。  ただ、この火災に対する安全管理とかという面で少し言っておきたいんですけれども、たまたま厨房のスタッフがゆで麺機の火を消し忘れて1時間ぐらいがたってると、スタッフが帰るときに普通なら基本のき、戸締まり、火のもとを確認するのは基本のきですよ。まずそれができてないということに関して、もう大変驚きとともに、ぜひしっかりと注意していただきたいなというふうには思います。  ただ、幸いしたのがその今火災が起こったところの真裏がフロントだったんで、そこにスタッフがおられたんですぐ気がついたと、もしそれが違うとこにおられたりした場合にはこの火災がなかなか発見しにくく、逆を言うともっと大規模な被害になってたんじゃないかなと思うわけです。そういう意味では、しっかりと当事者には厳重注意していただきたいし、また考えていただきたいんですけど、あともう一つ当日は7名の宿泊者がおられて、宿直スタッフが速やかな避難誘導したんで幸いけが人も出なくて大事に至らなかったということではありましたけれども、その宿直スタッフがたしか聞くとこによると1名しかおられなかったということを聞いてます。その宿直スタッフが、火災を発見してますね。もしもその方が別のとこにおられたらということを考えると、本当にこういった被害だけで済まなかったんじゃないかなというふうに思ってます。  安全管理については受託者に閉店時の作業のチェックリストをつくる、作成させるだとか、閉店作業2名以上で行うというふうには書いてありますけれども、もう一方でやっぱり宿泊者がおられるんですから、そういった体制についてもっと強化して受託者に要求すべきじゃないかと思いますけど、その点についてどういうふうにお考えでしょうか。 241 ◯環境産業部長(永田英嗣) 議長。 242 ◯議長(藤田俊雄) 環境産業部長。 243 ◯環境産業部長(永田英嗣) 2点ご質問いただいたと思いますけども、確かにガスの消し忘れ等につきましては家庭でも起こり得ることでございまして、単純な人間のヒューマンエラーといいますか、というものでございます。  ただし、こういったものが気がつかないという状況があってはいけない。その点、業務に対するなれ、慢心、そういったものがあったのかもわかりませんけども、ただそれは組織的にフォローできないといけない。その体制がとってなかったことは非常に遺憾であるというふうに思っておりまして、事業者にその点強く申し入れをいたしました。そのことでチェックリストを作成し、また複数でその厨房の状況を確認するということを今徹底させております。  2番目にご質問ございました宿直の関係でございますけども、これも1名でこの対応についてはなかなか見るものがあったという評価もいただいておりますけども、確かにこの職員がよそにいた場合にはこの火災には気づかなかったことが起こるかもしれない。その体制については、事業者のほうにも十分対応できるような体制を要望いたしました。  ただ、繰り返しになりますけど、一番大事なところはこういった火災を早期に発見するとこでございますので、その点の対応を十分やる必要があるというふうに思います。起きたことをできるだけ早くその火災、災害の芽を摘むと、その体制をいかにとることが大事だろうというふうに思っておりまして、その点を事業者と私ども職員もおりますので、どういう体制でこの魅惑の里の管理ができてやっていくことができるかということは一緒になって考えていきたいというふうに思っております。 244 ◯22番(高橋みさ子) 議長。 245 ◯議長(藤田俊雄) 22番高橋みさ子議員。 246 ◯22番(高橋みさ子) 私は今回の火災だけではなくて、いろんな災害が起こった場合に宿泊者がおられる、最大でおられた場合に1人の宿直スタッフで安全が守られるのかなということが疑問に思います。そういう意味で、私はそういった体制も含めてもう一回事業者に考えていただきたいというふうに思うんですが、今の部長の見解ではそれより火災が起こらない要望をするほうが先というふうなことでしたけれども、私は宿直スタッフの体制についても求めるべきだと再度思いますけど、再度ご見解をお伺いします。 247 ◯環境産業部長(永田英嗣) 議長。 248 ◯議長(藤田俊雄) 環境産業部長。 249 ◯環境産業部長(永田英嗣) もちろんその体制についても求めてまいります。大事なのは、先ほど申し上げましたように一番最初のそういった災害が火災だけではございませんけども、そういったことが起こらないようなことを十分配慮していくこと、または災害、例えばこういう天災とかもございますので、そういったときの対応としての人の配置ができること、こういったことは事業者にも求めていきたいと思います。 250 ◯議長(藤田俊雄) ほかに質疑はありますか。 251 ◯8番(中島康二) 議長。 252 ◯議長(藤田俊雄) 8番中島康二議員。 253 ◯8番(中島康二) 先ほど多くの議員の方から質問の中で、やはり血税の400万を専決で投入するということを踏まえて今回の火災についてヒューマンエラーとか構造的欠陥とかいろいろありますけども、他に廿日市市指定管理者の制度委託する施設が杜の宿とかアルカディア等ありますけども、その辺の水平展開等はどういうふうにされているか、まずお聞きします。 254 ◯環境産業部長(永田英嗣) 議長。 255 ◯議長(藤田俊雄) 環境産業部長。 256 ◯環境産業部長(永田英嗣) この火災が発生した8月16日の翌々日18日ですけども、私ども環境産業部が所管しております施設の管理者に対して今回の火災の状況等も周知いたしまして、みずからの点検をしていただくということの通知を出しております。それとあわせて今回の炭化ということ、低温炭化ということが起こったということでございましたので、構造的にそういったことが起こるのかどうなのか、そういうことをチェックをいたしております。 257 ◯8番(中島康二) 議長。 258 ◯議長(藤田俊雄) 8番中島康二議員。 259 ◯8番(中島康二) よく安全に対して安全に完全はないということで、特にヒューマンエラーという人間どこかでやはりミスするものだという前提に立って、こういうチェック体制とか特に構造的な問題先ほどいろいろけんけんがくがく意見もありましたけども、ぜひともそういうことを水平展開する場合にやはり同業者を一堂に会してせっかく400万円というある意味で投資されるわけです、新たに、そういったいい意味で学習効果を得るようなことも考えてはどうでしょうか。 260 ◯環境産業部長(永田英嗣) 議長。 261 ◯議長(藤田俊雄) 環境産業部長。 262 ◯環境産業部長(永田英嗣) やはり施設の管理等につきましては、なれとかないように緊張感を持って管理をしていくということは当然大事なことでございまして、そういったことを業者、受託事業者、指定管理の事業者等も話をしていきたいと思います。なかなか一堂に会すということが難しいかもわかりませんけども、こういった教訓をその施設管理に生かしていただくように、そういった話は進めていきたいと思います。 263 ◯8番(中島康二) 議長。 264 ◯議長(藤田俊雄) はい、8番中島康二議員。 265 ◯8番(中島康二) これあるメーカーなんかでこういったときにはいいかどうか別にして、メモリアルデーとかやっぱり設けて年1回はついついこういうのは時間経過で忘れがちになるということで、そういった検証をすると、また新たにそういうことを呼び起こして注意喚起を促すということで、ぜひそういうことも企画されてはどうかと思いますが、いかがでしょうか。 266 ◯環境産業部長(永田英嗣) 議長。 267 ◯議長(藤田俊雄) 環境産業部長。 268 ◯環境産業部長(永田英嗣) 今回の件を教訓にするためにも、これから来年度もこういったことをこの日をメモリアルデーではないんですけども、思い起こして再度そういった安全管理徹底するようなことはこれからもやっていきたいと思います。 269 ◯14番(山田武豊) 議長。 270 ◯議長(藤田俊雄) はい、第14番山田武豊議員。 271 ◯14番(山田武豊) 単純なヒューマンエラーということで私もそういうことはよくあるんですが、基礎基本でちょっと聞きたいんですが、火災の際のあれです、火災探知機の設置の有無と、またこういった宿泊施設なので、その法的な安全義務課せられてるものがあるんじゃないのかなと思うんです。そういったところは、きちんと整備されていたのでしょうか。 272 ◯環境産業部長(永田英嗣) 議長。 273 ◯議長(藤田俊雄) 環境産業部長。 274 ◯環境産業部長(永田英嗣) 火災探知機等法令にのっとった整備をいたしております。もう一つつけ加えればケビン等もございますけども、ケビン等については法令上はそういう探知機の設置義務はないんだそうですけども、この施設においてはそちらのほうにも設置をいたしております。 275 ◯14番(山田武豊) 議長。 276 ◯議長(藤田俊雄) 14番山田武豊議員。 277 ◯14番(山田武豊) 他の議員さんの繰り返しになるかもしれないんですけれども、やはり宿泊施設としてそこに人命があるわけですから、そういったところに十分留意して今後の安全対策を考えていただきたいと思いますがどうですか。 278 ◯環境産業部長(永田英嗣) 議長。 279 ◯議長(藤田俊雄) 環境産業部長。 280 ◯環境産業部長(永田英嗣) 今ご指摘いただいた人命がある点、非常に大事なとこなので、その点は留意をして安全管理に取り組んでまいりたいと思います。 281 ◯議長(藤田俊雄) ほかに質疑はありませんか。 282 ◯27番(植木京子) 議長。 283 ◯議長(藤田俊雄) 27番植木京子議員。 284 ◯27番(植木京子) 2点ほど聞きます。 285 ◯議長(藤田俊雄) 手短に1点ずつお願いしますね。 286 ◯27番(植木京子) 合わせてお聞きします、2点とも。  1つは、先ほどのこれまでも会派での説明ときょうと2日間説明を聞いたわけですけれども、どちらもまだ責任の所在というか、どちらにあるのかというところが弁護士と相談しながらという答弁でした。  ただ、こちらのほうが説明を聞く範囲では個人的なミスで出火をさせてしまったと、構造的な問題はあるけれども、しかしそれに気づかずに時間を置いてしまったというようなたび重なる問題があったわけで、そのことから考えたら責任は受託業者のほうにあるのではないかというふうに率直に思えるわけですね。その辺お金の流れはこれからどちらの責任がどうなるのかという割合が出た時点で変わってくるのかもしれませんが、しかし今の報告の範囲ではそのように思えて仕方がないわけですけれども、今市行政としてはどういうふうに考えているか、弁護士と相談する前でしょうけれども、してるんでしょうけれども、今の時点でどう考えているのかというのが1つ。  それから、もう一つは……。 287 ◯議長(藤田俊雄) 1点ずつ。 288 ◯環境産業部長(永田英嗣) 議長。 289 ◯議長(藤田俊雄) 環境産業部長。 290 ◯環境産業部長(永田英嗣) 責任の所在ということでございまして、先ほどもちょっと申し上げましたけれども、この火災の原因は事業者の過失だというふうに認識いたしております。その過失に伴う責任、賠償責任がどの程度発生するのかという点については専門家の意見を聞きながら判断したいということでございまして、この点についてはまだ検討段階でございますから余りちょっと具体的な内容は申し上げられないということはご理解いただきたいと思います。 291 ◯27番(植木京子) 議長。 292 ◯議長(藤田俊雄) 27番植木京子議員。 293 ◯27番(植木京子) もう一つの質問なんですけれども、複数体制で宿泊者の見守りをすべきではないかと、安全管理をすべきではないかということもあるわけですけれども、市としてそれに見合うような委託料を支払っているのかと、ここが大事な点だと思うわけですけれども、そのことを求めるならばそれに見合うような委託料を払わなければならないと、それが伴ってくるわけですが、今市として今の委託費、ちょっと私今数字持ってきてないですけれど、どう考えているのか、改善の余地があるのか、お聞かせください。 294 ◯環境産業部長(永田英嗣) 議長。 295 ◯議長(藤田俊雄) 環境産業部長。 296 ◯環境産業部長(永田英嗣) 委託の中では当然こういった施設の安全管理、厨房での安全管理というのは仕様の中に入れております。その点について具体的に何々しなさいという細かいもんではございませんけども、仕様の中で当然安全管理をしていただくという必要ございますので、今回の契約の範囲内でそういったことは対応していただくべきだろうというふうに認識いたしております。 297 ◯27番(植木京子) 議長。 298 ◯議長(藤田俊雄) 27番植木京子議員。 299 ◯27番(植木京子) 今の範囲では安全管理に徹底するのが業者の仕事だという認識だと思うわけですけれども、私どもも同様な思いは持ちますが、しかし業者として本当にその複数体制で毎日それができるのか、それにふさわしい委託費がもらえてるかという意識が実際そういうことができているかということを判断する場合に、そこも一つは争点になってくるのではないかというふうに思うわけですね。そういう意味で、本当にそれを求めるだけのふさわしいものになっていたかどうか、その確認をもう一度します。 300 ◯環境産業部長(永田英嗣) 議長。 301 ◯議長(藤田俊雄) 環境産業部長。 302 ◯環境産業部長(永田英嗣) 繰り返しになって恐縮ですけども、本来であればそこの契約の仕様の中でやっていただくべき案件であると、その遂行していくために例えば事業者がもっと人を入れなきゃいけないということで人件費がかさむということから、例えば今の委託料では賄えないというようなことが起こったとすると、それはこの契約の履行はできないということになりますので、厳密に言えばこの契約の履行解除と、契約解除というようなことにも発展しかねないことだと思います。それぐらいの内容だと思ってますので、その辺は十分事業者とも話をしていきたいと思います。 303 ◯議長(藤田俊雄) ほかに質疑はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 304 ◯議長(藤田俊雄) これをもって質疑を終結いたします。  ここで休憩をいたします。   ~~~~~~~~○~~~~~~~~     休憩 午後0時20分     再開 午後1時20分   ~~~~~~~~○~~~~~~~~ 305 ◯議長(藤田俊雄) 休憩前に引き続き会議を開きます。  お諮りいたします。  本件は会議規則第37条第3項の規定により委員会付託を省略いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 306 ◯議長(藤田俊雄) ご異議なしと認めます。よって、本件は委員会付託を省略することに決しました。  これより討論に入ります。  討論はありませんか。 307 ◯20番(堀田憲幸) 議長。 308 ◯議長(藤田俊雄) はい、20番堀田憲幸議員。 309 ◯20番(堀田憲幸) 私は報告第17号専決処分につき承認を求めることについて(平成28年度廿日市市一般会計補正予算(第4号))に反対の立場から討論を行います。  この施設は吉和地域の皆さんの切望なる要望を受け本議会も慎重審議をした上で今年4月にリニューアルオープンをし、この事故が発生するまでの期間ご利用者の皆様方からは好評を得ていたようにも伺っております。しかしながら、残念なことに今回の出火という事故を起こしたことによって将来に不安要素を持たざるを得ないような、そんな要素が生まれております。
     今回の修復に対しても執行者側からの説明によれば十分に施したとのことでありますけれども、確かにゆで麺機の壁とのすき間を基準を保ち直接熱が伝わらない方法、さらにその麺機を床に固定し安全を確保する、また万が一水を抜き空だきをしても異常音を察知して自動的に鎮火するというふうなシステムまで講じるということですから、ゆで麺機については将来にわたってある程度安全がキープされたというふうに認識をいたしました。しかしながら、壁面においてはこれまでも長い期間において炭素化現象が見られるというふうに警察や消防のほうの検証で言っておりますように、そういうことが起きる可能性は秘めたままこれまでの工法に少しの手を加えてそういった事故が起きないようにということがなされておる。  私は質疑の中で、なぜ耐火れんがの使用は検討されなかったんですかということもお尋ねをいたしました。なぜならば完全に熱を遮断するという原則のもとに、ましてやお客さんをたくさん受け入れるこの施設において万全が期されていないということが私にとってはどうしても不安要素として残っておるということをまず申し上げたいと思います。その上で、今後のこの施設の活用に当たっては議員の皆様方もご認識どおり再発はこれで防止されたというふうにご理解をされているんだろうかと思いますけれども、もう一度申し上げますが、壁面の耐火は不十分であるというふうに私は捉えておりますので、議員各位におかれましても議会議員の権威を持って的確な判断を期待し、反対討論といたします。 310 ◯議長(藤田俊雄) 次に、賛成討論はありますか。 311 ◯18番(栗栖俊泰) 議長。 312 ◯議長(藤田俊雄) はい、18番栗栖俊泰議員。 313 ◯18番(栗栖俊泰) ただいま反対討論のありました報告第17号専決処分につき承認を求めることについて、私は承認するという賛成の立場で討論をさせていただきます。  その前に一つ申し上げたいんですが、今回の魅惑の里の火災につきましては今回の一般質問私も通告してますとおり本当にただぼやで終わった、よかったという話ではないというふうに思っております。原因の究明というのは現在の状況でしかわかりませんけれども、今後の再発防止、また徹底に努めていただきたいということは冒頭に申し上げさせていただきます。  先ほどの討論の中でその耐火の性能が不十分ではないかというふうな話の中で反対討論があったわけですが、100%これで絶対に起こらないということはないと思います。そういう意味で心配をしていただいて反対討論していただいたという部分はある意味では感謝を申し上げたいなというふうに感じますが、しかしながら現在の状況の中での平成7年のオープン以来20年間、今回が初めてのぼや騒ぎであります。そういったことを考えますと、ボードの2枚設置で今後火災が起きない可能性というのは極めて高いのではないかというふうに私自身は感じます。やはりこういった迅速な対応を考える上では、費用対効果という部分も大変重要なことであろうかというふうに考えます。耐火のれんがを使う、またしっかりとモルタル等でも補強していくというような形の大規模な工事になりますと当然多額の費用も発生いたしますし、オープンに向けてもかなりの時間を要するということを懸念するわけであります。  先ほど魅惑の里の2分の1出資法人のときにも言われましたけども、やはり吉和地域もみのき、魅惑の里、またその他の施設、これらが一体となって地域を盛り上げていくという話をされました。そういった意味においても、これからの雇用施設向けて一日でも早い魅惑の里の再開というのは地域のみならず廿日市市民の願うところではないかというふうに考えております。  また、費用面につきましても保険の関係もございました。今後100%ではないにしても、これらが戻ってくるということもございます。多大な投資をした場合、それらがじゃ、保険で戻ってくるという保障はございません。今後の再発防止、あわせて財政的な負担、それら全てを考慮いたしまして今回の市の対応については私は十分なものであるというふうに認識をして、このたびの報告、専決処分につき承認を求めることについては承認をするという賛成の立場をとるものであります。 314 ◯議長(藤田俊雄) ほかに討論はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 315 ◯議長(藤田俊雄) これをもって討論を終結いたします。  討論がありましたので、報告第17号専決処分につき承認を求めることについて(平成28年度廿日市市一般会計補正予算(第4号))を起立により採決いたします。  本件を承認することに賛成の方の起立を求めます。     〔賛成者起立〕 316 ◯議長(藤田俊雄) 起立多数と認めます。よって、本件は承認することに決しました。   ~~~~~~~~○~~~~~~~~   日程第8 議案第82号 廿日市市税条例等   の一部を改正する条例 317 ◯議長(藤田俊雄) 日程第8、議案第82号廿日市市税条例等の一部を改正する条例を議題といたします。  直ちに提案理由の説明を求めます。 318 ◯総務部長(中野博史) 議長。 319 ◯議長(藤田俊雄) 総務部長。 320 ◯総務部長(中野博史) 議案第82号廿日市市税条例等の一部を改正する条例につきまして提案理由及び内容をご説明申し上げます。  議案説明書の5ページをお開きください。  1、提案の要旨でございますが、地方税法の一部が改正されたことなどに伴い、次のとおり市民税及び固定資産税に関する規定を改正しようとするものでございます。  (1)の市民税でございます。  アでございますが、修正申告書の提出または納付すべき税額を増加させる更正があった場合において、その修正申告または増額更正に係る個人の市民税の所得割または法人の市民税について期限内申告書または期限後申告書が提出されており、かつ当該期限内申告書または期限後申告書の提出により納付すべき税額を減少させる更正があった後に、当該修正申告書の提出または増額更正があったときは当該修正申告書の提出または増額更正により納付すべき税額に達するまでの部分について延滞金の計算期間から一定の期間を控除して計算するものでございます。これは国税において延滞税の計算期間等の見直しがなされたことに準じ、地方税においても延滞金の計算期間等についての所要の措置を講じるものでございます。  イでございますが、平成30年度から平成34年度までに限り所得割の納税義務者等が前年中に支払った特定一般用医薬品、いわゆるスイッチOTC医薬品等でございますが、これらの購入費が1万2,000円を超える場合において同年中に人間ドックの受診など健康の保持増進及び疾病の予防への一定の取り組みを行っているときには、その超える部分について8万8,000円を限度に総所得金額等から控除するという医療費控除制度の特例を設けるものでございます。  なお、本特例の適用を受ける場合には現行の医療費控除の適用を受けることができません。  ウでございますが、市内に住所を有する者が支払いを受けるべき特例適用利子等及び特例適用配当等については他の所得と区分し、その前年中の特例適用利子等の額及び特例適用配当等の額に100分の3の税率を乗じて計算した金額に相当する所得割を課するというものでございます。これは日本と台湾との間の課税問題を解決するための法整備がされたことから、市税条例においても規定の改正を行おうとするものでございます。今まで日本と台湾は正式な政府間交流がなく租税条約を締結することができなかったことから、平成27年11月に両国の民間窓口機関において租税条約に準じた取り扱いを内容とする日台租税取決めが署名されたことを受け、その内容を日本国内で実施するため国内法を整備することが必要となり、平成28年度の税制改正で外国人等の国際運輸業に係る所得に対する相互主義による所得税等の非課税に関する法律が一部改正され、外国居住者等の所得に対する相互主義による所得税等の非課税等に関する法律が整備されることとなりました。この法律の規定により、市民税においても台湾との間で租税条約に準じた取り扱いを行うこととなり、特例適用利子等及び特例適用配当等、つまり台湾の企業等から支払われる利子配当などに対し改正前は総合課税であった取り扱いが改正後は他の所得と区分し所得割を課する分離課税となるものでございます。  (2)の固定資産税でございます。  電気事業者による再生可能エネルギー電気の調達に関する特別措置法に規定する一定の太陽光発電設備のうち、平成28年4月1日から平成30年3月31日までの間に取得されたものに係る取得後3年度分の課税標準の特例割合を3分の2とするものでございます。当該設備に係る課税標準の特例については、平成28年度税制改正において固定価格買取制度の認定発電設備を対象外とし、自家消費型を新たに対象とするという見直しを行った上で適用期限を2年延長することにあわせ地域決定型地方税制特例措置、通称わがまち特例方式とし、その特例割合を法に規定する範囲内において条例で定めることとされました。この太陽光発電設備の特例割合につきましては、3分の2を参酌して2分の1以上6分の5以下の範囲内で定めることとなっておりますので、本市における特例割合を国の参酌基準のとおり3分の2と定めようとするものでございます。  (3)でございますが、その他必要な規定の整理を行うこととしたものでございます。  2の施行期日は、平成29年1月1日でございますが、1の(2)の改正規定については公布の日、1の(1)のイの改正規定については平成30年1月1日でございます。  3の根拠法令でございますが、地方税法第3条でございます。  以上で議案第82号の提案理由及び内容の説明を終わります。ご審議のほどよろしくお願いいたします。 321 ◯議長(藤田俊雄) 以上で提案理由の説明が終わりましたので、これより質疑に入ります。  質疑はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 322 ◯議長(藤田俊雄) 質疑なしと認めます。  本件は総務常任委員会に付託いたします。   ~~~~~~~~○~~~~~~~~   日程第9 議案第85号 廿日市市消防団員   の定員、任免、給与、服務等に関する条例及   び廿日市市非常勤消防団員に係る退職報償金   の支給に関する条例の一部を改正する条例 323 ◯議長(藤田俊雄) 日程第9、議案第85号廿日市市消防団員の定員、任免、給与、服務等に関する条例及び廿日市市非常勤消防団員に係る退職報償金の支給に関する条例の一部を改正する条例を議題といたします。  直ちに提案理由の説明を求めます。 324 ◯消防長(山口幸正) 議長。 325 ◯議長(藤田俊雄) 消防長。 326 ◯消防長(山口幸正) 議案第85号廿日市市消防団員の定員、任免、給与、服務等に関する条例及び廿日市市非常勤消防団員に係る退職報償金の支給に関する条例の一部を改正する条例について提案理由及び内容についてご説明申し上げます。  議案説明書の11ページをお開きください。  1の改正の理由でございますが、特定の業務のみに従事する団員を機能別団員と位置づけ、その定員、資格及び報酬の額を定めるなどの改正を行おうとするものでございます。  消防団員数は全国的に減少が続いており、地域防災力の低下が憂慮され地域防災体制の充実強化を図るためには地域に必要な消防団員を確保し住民の幅広い層が消防団員に入る必要がございます。本市においても、消防団員の充足率の低下や被雇用者団員の増加等により昼間における活動団員の確保が大きな課題となっていることから、全ての災害活動等を行う消防団員に加え、消防団OBや学生、女性など多くの方が消防団に入れるよう活動内容を特定した機能別団員の導入を行おうとするものでございます。  2の改正の内容でございます。  (1)の廿日市市消防団員の定員、任免、給与、服務等に関する条例でございます。  アでございますが、団員の定員732名のうち70人を機能別団員とするものでございます。  イでございますが、団員の資格要件に消防団の区域内に通学する者を加えるものでございます。  ウでございますが、機能別団員には年額1万円の報酬を支給するものでございます。  エでございますが、機能別団員には従事する消防事務の内容により必要となる被服等を貸与するものでございます。  (2)の廿日市市非常勤消防団員に係る退職報償金の支給に関する条例でございます。  アでございますが、機能別団員には退職報償金の支給をしないこととするものでございます。  イでございますが、機能別団員として勤務した年数は勤務年数には算入しないこととするものでございます。  3の施行期日は、公布の日でございます。  4の根拠法令は、消防組織法第19条、第23条及び第25条でございます。  以上で議案第85号の提案理由及び内容の説明を終わります。ご審議のほどよろしくお願いいたします。 327 ◯議長(藤田俊雄) 以上で提案理由の説明が終わりましたので、これより質疑に入ります。  質疑はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 328 ◯議長(藤田俊雄) 質疑なしと認めます。  本件は総務常任委員会に付託いたします。   ~~~~~~~~○~~~~~~~~   日程第10 議案第83号 廿日市市国民健   康保険税条例の一部を改正する条例 329 ◯議長(藤田俊雄) 日程第10、議案第83号廿日市市国民健康保険税条例の一部を改正する条例を議題といたします。  直ちに提案理由の説明を求めます。 330 ◯福祉保健部長(山本美恵子) 議長。 331 ◯議長(藤田俊雄) 福祉保健部長。 332 ◯福祉保健部長(山本美恵子) 議案第83号廿日市市国民健康保険税条例の一部を改正する条例について提案理由並びに内容をご説明申し上げます。  議案説明書の7ページをお開きください。  1の改正の要旨でございます。  所得税法等の一部を改正する法律において外国人等の国際運輸業に係る所得に対する相互主義による所得税等の非課税に関する法律の一部が改正され、市民税においても台湾との間で租税条約に準じた取り扱いを行うこととなり、特例適用利子等及び特例適用配当等、つまり台湾の企業等から支払われる利子、配当等に対し改正前は総合課税であった取り扱いがほかの所得と区分し所得割を課する分離課税となったものでございますが、このことに伴い国民健康保険税の課税の特例に関する規定を設けようとするものでございます。  2の改正の内容でございます。  (1)市民税で分離課税される特例適用利子等の額及び特例適用配当等の額に対して所得割を課するものでございます。  (2)軽減判定に用いる金額に市民税で分離課税される特例適用利子等の額及び特例適用配当等の額を含めるものでございます。  3の施行期日は、平成29年1月1日でございます。  4の根拠法令は、地方税法第3条でございます。  以上で議案第83号の提案理由及び内容の説明を終わります。ご審議のほどよろしくお願いいたします。 333 ◯議長(藤田俊雄) 以上で提案理由の説明が終わりましたので、これより質疑に入ります。  質疑はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 334 ◯議長(藤田俊雄) 質疑なしと認めます。  本件は産業厚生常任委員会に付託いたします。   ~~~~~~~~○~~~~~~~~   日程第11 議案第84号 廿日市市自転車   駐車場設置及び管理条例の一部を改正する条   例 335 ◯議長(藤田俊雄) 日程第11、議案第84号廿日市市自転車駐車場設置及び管理条例の一部を改正する条例を議題といたします。
     直ちに提案理由の説明を求めます。 336 ◯建設部長(河崎勝也) 議長。 337 ◯議長(藤田俊雄) 建設部長。 338 ◯建設部長(河崎勝也) 議案第84号廿日市市自転車駐車場設置及び管理条例の一部を改正する条例についてご説明を申し上げます。  議案説明書の9ページをお開きください。  1の提案の要旨でございます。  廿日市市駅前自転車駐車場が移転することに伴い、当該自転車駐車場の位置を変更しようとするものでございます。  内容でございますが、移転先の位置を廿日市市駅前1番7号とするものでございます。  9-2ページの平面図をお開きください。  図面右側にございます現在利用中の自転車駐車場を駅前広場整備にあわせて図面左側の場所に新しく整備いたします自転車駐車場に位置を変更するものでございます。今回整備いたします廿日市駅前自転車駐車場は敷地の東側、図面のちょうど中ほどの駅舎に近い側に3階建ての立体駐車場、その西側に平面駐車場を配置しております。敷地面積は、合計で1,433.28平方メートルでございます。このうち立体駐車場の延べ床面積は992.79平方メートルで、計画駐車台数は自転車のみとしており、646台としております。また、平面駐車場につきましては原動機付バイク及び自動二輪としており、両方で163台の計画でございます。  2の施行期日は、公布の日から起算して三月を超えない範囲内において規則で定める日としております。  3の根拠法令でございますが、地方自治法第244条の2でございます。  以上で議案第84号の提案理由及び内容の説明を終わります。ご審議のほどよろしくお願いいたします。 339 ◯議長(藤田俊雄) 以上で提案理由の説明が終わりましたので、これより質疑に入ります。  質疑はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 340 ◯議長(藤田俊雄) 質疑なしと認めます。  本件は建設常任委員会に付託いたします。   ~~~~~~~~○~~~~~~~~   日程第12 議案第86号 平成28年度廿   日市市一般会計補正予算(第5号) 341 ◯議長(藤田俊雄) 日程第12、議案第86号平成28年度廿日市市一般会計補正予算(第5号)を議題といたします。  直ちに提案理由の説明を求めます。 342 ◯分権政策部長(西村元伸) 議長。 343 ◯議長(藤田俊雄) 分権政策部長。 344 ◯分権政策部長(西村元伸) 議案第86号平成28年度廿日市市一般会計補正予算(第5号)について提案理由及び内容をご説明申し上げます。  平成28年9月定例市議会補正予算の概要をごらんください。  1、歳入歳出予算補正1億4,868万3,000円の追加補正でございます。  (1)の地域介護・福祉空間整備事業741万6,000円でございます。これは介護従事者の負担軽減及び離職防止を図るため、国の交付金を活用し介護事業者が介護ロボット等の機器の導入に要する経費を補助するものでございます。  (2)の重度心身障害者医療費給付事業45万8,000円でございます。これは平成27年度の福祉医療費公費負担事業費が確定をしたことにより、超過交付となった平成27年度分の県補助金を返還するものでございます。  (3)の児童扶養手当給付事業1,709万6,000円でございます。これは児童扶養手当受給者数が当初の見込みを上回ったことに伴い、児童扶養手当を追加するものでございます。  (4)の予防接種事業1,117万4,000円でございます。これは予防接種法施行令等が改正をされ本年10月1日からB型肝炎ワクチンの予防接種が定期接種化されることに伴い、ワクチンの購入費及び予防接種業務委託料を追加するものでございます。  (5)の橋梁耐震対策事業2,473万9,000円でございます。これは西日本旅客鉄道株式会社に建設工事を委託して実施する大之木跨線道水路橋耐震補強工事において実施設計の過程で現地の精査や西日本旅客鉄道株式会社と詳細に工法等の調整を行った結果、工法の見直しが必要となり電気移設工事費、保安費用等を追加する必要が生じたため委託料を追加するものでございます。  (6)の急傾斜地崩壊対策事業4,000万円でございます。これは本年6月20日から25日にかけての大雨により被災をした大野地域の早時A地区急傾斜地の崩壊対策に要する工事請負費でございます。  (7)のアジアトライアスロン開催事業950万円でございます。これは本年4月29日から5月1日に開催をされASTCアジアトライアスロン選手権において競技の円滑かつ安全な実施を行う必要があったことから、競技コース周辺の環境整備費用や警備費用など追加となり大会全体の経費の増額とともに収支に不足が生じる状況となり、ASTCアジアトライアスロン選手権廿日市市実行委員会から市へ負担金増額の要請があったことに対して同実行委員会へ負担金を追加するものでございます。  (8)の農地災害復旧事業180万円でございます。これは本年6月20日から25日にかけての大雨により被災をした佐伯地域の峠地区及び廿日市地域の上平良地区の農地の本復旧に係る工事請負費でございます。  (9)の林道災害復旧事業450万円でございます。これは本年6月20日から25日にかけての大雨により被災をした大野地域の林道矢草線の本復旧に係る工事請負費でございます。  (10)の土木災害復旧事業3,200万円でございます。これは本年6月20日から25日にかけての大雨により被災をした佐伯地域の市道鹿の打線及び普通河川峠川並びに本年7月8日から9日にかけての大雨により被災をした大野地域の市道物見山1号線の本復旧に係る工事請負費でございます。  次に、2の債務負担行為補正、3の地方債補正については議案書でご説明をいたします。  平成28年度廿日市市一般会計補正予算(第5号)の4ページ、5ページをお開きください。  第2表債務負担行為補正、1の変更でございます。  大之木跨線道水路橋耐震補強工事委託料、補正前限度額6,000万円を補正後限度額1億円とし、4,000万円の増額でございます。これは先ほど歳出予算の橋梁耐震対策事業の追加補正で説明をいたしました大之木跨線道水路橋耐震補強工事において平成29年度に予定している工事についても橋梁塗装の塗りかえ工事において有害物質の除去対策が必要となったことや線路内の作業時間に制約が生じ仮設工事費に要する費用が追加となったことなどにより建設工事委託料が増額する見込みとなったため平成29年度に係る債務負担行為の額を増額するものでございます。  第3表地方債補正、1の追加でございます。  農地災害復旧事業、限度額50万円でございます。これは峠地区農地災害復旧工事請負費等の補正財源として追加をするものでございます。  林道災害復旧事業、限度額200万円でございます。これは林道矢草線災害復旧工事請負費の補正財源として追加をするものでございます。  土木災害復旧事業、限度額1,040万円でございます。これは市道鹿の打線災害復旧工事請負費等の補正財源として追加をするものでございます。  次に、2の変更でございます。  橋梁耐震対策事業、補正前限度額2,690万円を補正後限度額3,740万円とし、1,050万円増額するものでございます。これは大之木跨線道水路橋耐震補強工事委託料の補正財源として追加をするものでございます。  急傾斜地崩壊対策事業、補正前限度額5,690万円を補正後限度額7,690万円とし、2,000万円増額するものでございます。これは早時A地区急傾斜地崩壊対策工事請負費の補正財源として追加をするものでございます。  起債の方法、利率、償還の方法は補正前と同様でございます。  以上で議案第86号の提案理由及び内容の説明を終わります。ご審議のほどよろしくお願いいたします。  最後になりましたが、トライアスロン開催事業における本市の負担金の追加補正でございますが、このたび再度の予算提案をお願いすることとなりましたこと、議会並びに議員の皆様方におわびを申し上げます。今後とも予算編成にしっかりと取り組んでいくとともに、予算の提案に当たりまして丁寧な説明に努めてまいりたいと思います。 345 ◯議長(藤田俊雄) 以上で提案理由の説明が終わりましたので、これより質疑に入ります。  質疑はありませんか。 346 ◯9番(山本和臣) 議長。 347 ◯議長(藤田俊雄) 9番山本和臣議員。 348 ◯9番(山本和臣) 2点ありますので、1点ずつ質問させていただきたいと思います。  まず、橋梁耐震対策事業についてなんですが、今回土木工事等ではよく工事の途中で追加補正等よく聞くんですが、こういう構造物に対しての契約内容変更ということに対しては当初の調査がどういう状況だったのか、このあたり十分だったのか疑念が持たれるんですけども、これについて何かご意見があればお教えください。 349 ◯建設部長(河崎勝也) 議長。 350 ◯議長(藤田俊雄) 建設部長。 351 ◯建設部長(河崎勝也) 大之木跨線橋につきましては、平成25年度に耐震対策の補強設計等をする中でJR等に当然その協議をする中で進めてまいりました。その中で調整をしておったわけですけど、このたび実施に基づきましてJRと協議する中で3点ございまして、まず電線路の移設工事につきまして橋梁関係の耐震を国のほうが5年に1度の目視、現場の確認をすることが義務づけられたことに伴いまして5年に1度の近接目視による調査となれば再度またこの調査のための電線路の移設等があるということでJRとの協議の中でそこらについてもう下のほうに埋設、地下埋設するということでなされたこと。  もう一点が、有害物質の除去につきましてです。平成25年度の耐震調査をしたときにおいては本橋梁に塗布されております塗料関係について、その有害物質という指定はしてなかったわけですけど、平成26年のたしか4月以降、これらにつきまして有害物質ということで指定されまして、もともとの設計に対してその対策が必要となったこと、さらにJRとの協議の中で当初山陽本線夜間の3時間程度の作業時間が見込まれるということがあったんですけど、精査する中で作業時間は1日の中で夜間2時間程度しか見れないということ、それからこの跨線橋につきまして電線とのクリアランスがない中で通常の橋梁の補修なり塗装する場合に足場とつり足場をするわけですけど、それがこの電車の建築限界の中に入ってしまうために、そこはかなわないので直接夜間線路上に足場を組み立ててさらに撤去する、それの関係が先ほど言いました作業時間3時間から2時間という非常に厳しい中で工期が十分な時間がとれないために作業日数が長くなってしまう、その回数等に伴う増額があったということで、これら全てJRとの実施協議の中で判明したものでございます。 352 ◯9番(山本和臣) 議長。 353 ◯議長(藤田俊雄) 9番山本和臣議員。 354 ◯9番(山本和臣) 橋梁の耐震対策事業については不可抗力の部分が今回大きかったということで、了解いたしました。  もう一点なんですが、ASTCアジアトライアスロンの開催事業費についてでありますが、昨日配布された資料等を見ておっても予算、今回の950万円の予算の発生した経緯や、これはもう大会は終わっておりますので予算は今審議するということでここへ提案されとるわけですけども、事業としてはもう既に執行されてるわけですよね。こういったことは誰が許可を出したのか、時系列とともにその議論の内容が全くここではわからないです。これはこの費目と金額を精査するということ以前に、どういうルールの中でこういう予算が提案されてるのか、このことのほうが重要な問題だと思っております。加えて実行委員会、先ほど分権政策部長のほうからも実行委員会のほうから予算の請求があったというような発言があったと思いますけども、その実行委員会というのは実質市が主体となって運営してるんではないでしょうか。かつ実行委員会のこのメンバーを見ておりますと、廿日市市議会もこれ入っておりますね。こういったその実行委員会の人選、またその実行委員会の中でどういった今まで説明のプロセスがされてるのか、一切わからない中でこれは審議する上で資料が決定的に不足していると思うんです。ですから、先ほど申し上げたような今回のこの950万円を執行した、その議論の内容だとか時系列、もうちょっとしっかりと説明できる資料が追加で出せるか、またはさっきのその実行委員会等のメンバーの人選やまたその実行委員会の中でどういった議論がこれまでされてきたのか、そういった資料も追加で出せるか、そのことをその可否をお聞きしたいと思います。 355 ◯教育部長(西 寿実) 議長。 356 ◯議長(藤田俊雄) 教育部長。 357 ◯教育部長(西 寿実) 予算特別委員会での質疑、説明の中で説明に加えてその説明に補完するような資料をどういったものを出せるかという検討をしたいと思います。 358 ◯9番(山本和臣) 議長。 359 ◯議長(藤田俊雄) はい、9番山本和臣議員。 360 ◯9番(山本和臣) 検討していただけるということなんですけども、もう一度はっきりここでさせておかないといけないのが私今何を申し上げてるかといいますと、これはルールに反した執行をもう既に、要するに議会の議決を超えた予算をルールを超えてもう現場で執行してるという事実がもうここであるわけですから、これが合理的で合法的だということが説明できる予算がそろうというふうに思ってよろしいですか。 361 ◯教育部長(西 寿実) 議長。 362 ◯議長(藤田俊雄) 教育部長。 363 ◯教育部長(西 寿実) 実行委員会において執行した中身について、また今質疑をいただいております件にも含めて説明できるような資料に努めたいと思います。 364 ◯議長(藤田俊雄) 山本議員、これ少なくとも資料請求の話になりますので、改めて文書にして資料請求してもらうことができますか。  じゃ、教育部長そういうことで資料請求ということで取り扱いをします。  ほかに質疑はありませんか。 365 ◯22番(高橋みさ子) 議長。 366 ◯議長(藤田俊雄) はい、22番高橋みさ子議員。 367 ◯22番(高橋みさ子) 私も山本議員と同じく、このお金の流れがちょっとよく本当に理解できないんですが、今の状況であれば大会が済みました、決算してみたら足りませんでした、なので市のほうからの予算を負担金を追加してくださいというようなやり方がまかり通るんであれば、当初の予算がどうだったのかということもあります。まだ大会が済んでない時点での補正予算組むというのであればまだわかるんですが、もう大会が済んで何カ月かも過ぎて、この時期になってこういう追加予算を出される、それの流れについてちょっと私も理解できないんですが、これ本当にさっき山本議員が言われたような妥当なお金の使われ方なのか、こういうことがまかり通るのか、見解をお伺いいたします。 368 ◯分権政策部長(西村元伸) 議長。 369 ◯議長(藤田俊雄) 分権政策部長。 370 ◯分権政策部長(西村元伸) 先ほど補正予算の説明を申し上げました内容のとおりでございまして、実行委員会のほうからその不足の見込み、不足の状態であるという何といいますか、依頼、申請がございましたので、その内容についてこちらのほうで査定、審査いたしまして、この予算計上にさせていただいたということでございます。 371 ◯議長(藤田俊雄) 高橋議員、ごめんなさい、ちょっと、予算特別委員会がありますので、内容についてはそちらのほうで、ですから詳しく質疑をしてもらいたいと、ですから大きくこの今回の提案の内容の確認程度にとどめていただく質疑でお願いをします。 372 ◯22番(高橋みさ子) 議長。 373 ◯議長(藤田俊雄) 22番高橋みさ子議員。 374 ◯22番(高橋みさ子) それでは、お金がないということが予算が足らないということがわかっていながら警備とか道路環境整備のためにお金が使われたということなんですが、この執行に当たっての責任者はどなたになるのか、お伺いをいたします。それで終わりにします。 375 ◯教育部長(西 寿実) 議長。 376 ◯議長(藤田俊雄) はい、教育部長。 377 ◯教育部長(西 寿実) 大会を始めるときに当たって、実行委員会の中で予算を持っておる範囲内で発注をしている事業についてはできるものと思っておったところでございます。その後、大会が終了して精査をする中で予想を超える結果になっておるということでございます。 378 ◯議長(藤田俊雄) 静かにしてください。  教育部長、責任者は誰かという端的にもう一言で答えてください。 379 ◯教育部長(西 寿実) 議長。 380 ◯議長(藤田俊雄) はい、教育部長。 381 ◯教育部長(西 寿実) 大会の実行に当たっては、実行委員長ということになってございます。 382 ◯議長(藤田俊雄) ほかに質疑はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 383 ◯議長(藤田俊雄) これをもって質疑を終結いたします。  本件は予算特別委員会に付託いたします。
      ~~~~~~~~○~~~~~~~~   日程第13 議案第87号 工事請負契約の   変更について(本庁舎・文化センター屋上防   水・外壁保全工事) 384 ◯議長(藤田俊雄) 日程第13、議案第87号工事請負契約の変更について(本庁舎・文化センター屋上防水・外壁保全工事)を議題といたします。  直ちに提案理由の説明を求めます。 385 ◯総務部長(中野博史) 議長。 386 ◯議長(藤田俊雄) 総務部長。 387 ◯総務部長(中野博史) 議案第87号工事請負契約の変更についての提案理由及び内容をご説明申し上げます。  議案説明書の13ページをお開きください。  1、変更の理由でございます。  平成27年9月定例会において平成27年議案第80号により契約を締結することについて議決をいただきました本庁舎・文化センター屋上防水・外壁保全工事の請負契約につきまして工事内容の一部変更に伴う設計変更により請負金額を変更する必要が生じたものでございます。  2、変更の内容でございます。  本工事は請負金額2億3,220万円で、大竹市立戸四丁目1番47号、株式会社山陽技建と契約したものでございますが、請負金額を2億7,742万3,920円に変更するものでございます。請負金額の増加額は4,522万3,920円で、増加率は約19.5%でございます。  なお、工期につきましては変更はなく、平成29年3月31日まででございます。  変更工事の内容でございますが、本工事は外壁タイルの浮き、割れ及び屋上防水を改修するものでございますが、当初契約における設計時の数量に比べ実際の数量が多くなったことにより工事費の増額をするものでございます。外壁改修工事は設計時において高所作業車を使用した打診調査及び赤外線による調査を行い、おおむねの数量を把握した上で工事発注をしたものでございます。本工事において足場を設置して改めて全ての壁面を打診調査したことにより、設計時の調査では把握が困難であった小さな浮きや割れなどが明らかになり、数量が確認できたため工事費を変更するものでございます。  また、屋上防水改修工事についても足場を設置したことにより設計時では把握することが困難な部分の防水劣化を補う改修工事を追加するものでございます。  請負金額の増額の内容といたしましては、外壁改修工事に係る請負金額の増額が約4,058万円で、屋上防水改修工事に係る請負金額の増額が約464万円でございます。  それでは、次のページ以降の図面によりまして変更点をご説明申し上げます。  図面1枚目の位置図をお開きください。  工事場所は廿日市市下平良一丁目11番1号で、図面中央の丸で囲んでいるところでございます。  次のページをお開きください。  建物の配置図でございます。屋上防水改修工事の範囲を網かけで示しております。  次のページをお開きください。  本庁舎・文化センターの東側立面図に外壁改修工事に係るタイルの改修箇所を記載したものでございます。薄く網かけをしている部分が当初設計での改修箇所で、濃く塗り潰した部分が追加した箇所でございます。庁舎棟と文化センター棟合わせた改修面積は東面が179.6平方メートルで、当初に比べ1.6倍の増加となっております。  次のページをお開きください。  西側立面図でございます。同様に黒く塗り潰した部分が、追加した箇所でございます。西面の改修面積は444.4平方メートルで、当初に比べ2.3倍の増加となっております。  次のページをお開きください。  北側と南側の立面図になります。同じく黒く塗り潰した部分が、追加した箇所でございます。北面の改修面積は170.8平方メートルで当初に比べ2.6倍、南面が445平方メートルで当初に比べ2.7倍となっております。変更後の改修面積全体の内訳としましては、庁舎棟が165平方メートルで当初に比べ2.2倍の増加、文化ホール棟が1,074.8平方メートルで2.3倍の増加となっております。  3、根拠法令でございますが、議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第2条でございます。  以上で議案第87号の提案理由及び内容の説明を終わらせていただきます。ご審議のほどよろしくお願いいたします。 388 ◯議長(藤田俊雄) 以上で提案理由の説明が終わりましたので、これより質疑に入ります。  質疑はありませんか。 389 ◯5番(石塚宏信) 議長。 390 ◯議長(藤田俊雄) はい、5番石塚宏信議員。 391 ◯5番(石塚宏信) 大変わかりやすい説明ありがとうございます。  ただ、ちょっと不信に思うのは、この費用この期間をかけてこのタイルがどのぐらいこの後耐久年数があるのか、例えば屋上の防水なんか一般では10年保証、特殊の場合で15年保証というのが常識なんですが、果たしてこの工事タイルの浮きを防止して補強する、これがどのぐらい期間が持てるのか、お聞きします。 392 ◯都市建築担当部長(向井敏美) 議長。 393 ◯議長(藤田俊雄) 都市建築担当部長。 394 ◯都市建築担当部長(向井敏美) 一般論ということになろうかと思いますけれども、タイル自体のどういいますか、劣化があってどれぐらいが剥離をしていくかということがお答えになろうかと思うんですけれども、大体施工不良がない限り通常であれば5年で3%ぐらいが劣化していくというふうに言われております。今回全体で20年たって12%ですから、まあまあ妥当なあたりだろうというふうに思っております。今回全部足場をかけて打音検査をして実際に調査員が見てひび割れ等も確認をしておりますので、今すぐに1年、2年でまたどこかがということはないというふうに思っておりますけれども、新築をしたときと同様に5年以上たてばまたどこかが劣化は進んでいくだろうというふうには考えております。ですから、今回施工したところについては一般的には新築時には10年間大体外壁が通常の施工であれば保証されますので、そのぐらいは十分安全であるというふうに考えております。 395 ◯議長(藤田俊雄) ほかに質疑はありませんか。 396 ◯22番(高橋みさ子) 議長。 397 ◯議長(藤田俊雄) はい、22番高橋みさ子議員。 398 ◯22番(高橋みさ子) 工事発注をしたときには赤外線とか打音調査だけで、まず最初の発注をしたということだったんですが、今回実際足場組んでやってみるともっとということは発注した時点からなぜその逆に足場を組んでしっかりとした調査をした上でのあれができなかったのかどうかということがまず一つ。  それと……。 399 ◯議長(藤田俊雄) 1点ずつお願いします。 400 ◯都市建築担当部長(向井敏美) 議長。 401 ◯議長(藤田俊雄) 都市建築担当部長。 402 ◯都市建築担当部長(向井敏美) 今回の実はその工事の大半が足場代ということで、足場を全てかけて調査をし、その後に一度に工事するということにはなりませんので、まず調査の段階では低い位置は打音、それから高所作業車で一定のところまで調査をし、それから手の届かないといいますか、足場がかけられない、それから高所作業車でも届かない、言うなれば3階以上ないし10メートル以上のところは赤外線で調査をさせていただいたということでございます。 403 ◯22番(高橋みさ子) 議長。 404 ◯議長(藤田俊雄) 22番高橋みさ子議員。 405 ◯22番(高橋みさ子) 全く素人なんでよくわからないんですが、逆に言うと議会棟のほうも随分前から外壁を覆ってあってやっと工事が完了したんだなと思ってたんですが、今のこの新たなタイルの工事が追加ということになりますと、またもう一回足場を組んでやっていくようなことになるのか、今やった中でもう新たなひび割れ箇所が見つかって既にもう足場が外してあるとこについては完了してたらおかしいですよね、予算のあれが補正が組んでないのに、そこら辺はどういうスケジュールになるんでしょうか。 406 ◯都市建築担当部長(向井敏美) 議長。 407 ◯議長(藤田俊雄) 都市建築担当部長。 408 ◯都市建築担当部長(向井敏美) 今回の庁舎・文化センターの外壁・屋上防水の工事は一括で発注をしておりますので、庁舎棟、それから文化ホール棟2期に分けて工事をさせていただいております。前半の庁舎棟のときに既に追加部分はございましたけれども、その追加トータルでは全体予算の中のタイル補修の数量よりは上がっていないというようなことで、残りの文化センターのほうも十分に調査をし額が確定してから予算を契約を変更させていただき、今文化ホール棟のほうをしておりますけれども、予算認めていただいた後にそこは施工していこうというスケジュールで今回変更を計上させていただいておるということでございます。 409 ◯議長(藤田俊雄) 高橋議員、少しちょっと勘違いされてる部分もあるんじゃないかと思うんで、それはまた後聞いてください。ここで大事な時間を個人の勘違いで使うというわけにいきませんので。はい、もう一度手を挙げてください。 410 ◯22番(高橋みさ子) 議長。 411 ◯議長(藤田俊雄) はい、22番高橋みさ子議員。 412 ◯22番(高橋みさ子) 議長、今個人の勘違いでこんな大事な時間を費やすのはもったいないと言われましたけれども、私も申しましたように素人ですのでよくわかりません。だから、教えてくださいと言いました。議員は聞く権利はあると思いますので、議長の今言われたことに関しては私は心外であります。 413 ◯議長(藤田俊雄) その話は終わってからゆっくりしましょう。 414 ◯22番(高橋みさ子) それは個人的、本会議の場でそれは言う話ではないと思いますので、言っておきます。わからんところを質問するのは、議員の役目です。市民にかわって質問するのは議員の役目ですのでしておるんであって、議員の資質をここで問われる必要はないと思います。 415 ◯議長(藤田俊雄) ここで暫時休憩いたします。   ~~~~~~~~○~~~~~~~~     休憩 午後2時20分     再開 午後2時21分   ~~~~~~~~○~~~~~~~~ 416 ◯議長(藤田俊雄) それでは、休憩前に引き続き会議を開きます。 417 ◯22番(高橋みさ子) 議長。 418 ◯議長(藤田俊雄) はい、22番高橋みさ子議員。 419 ◯22番(高橋みさ子) 私まださっきの質問にお答えいただいていないので、答弁をお願いします。 420 ◯総務部長(中野博史) 議長。 421 ◯議長(藤田俊雄) はい、総務部長。 422 ◯総務部長(中野博史) 今回の庁舎・文化センターの一連の屋上防水・外壁保全工事の予算の関係でございます。  この工事に関しましては、平成27年度におきまして当初予算5,674万4,000円、それから債務負担を1億8,825万6,000円の合計2億4,500万で予算措置を認め予算のご承認をいただいております。これにつきまして3月におきまして、27年度予算につきましては3,626万4,000円への減額、それから債務負担につきましては1億9,595万6,000円へ減額させていただいております。これは27年8月19日契約いたしました、先ほど議会で承認いただきましたときの契約金額が2億3,220万円であったことから、このような予算措置をさせていただいておりました。  ただ、3月でございますので平成28年度当初予算におきまして2億4,133万6,000円の当初予算措置をお願いさせてもらっております。これは今高橋議員が疑問に思われております、こちらの議会棟でありますとか庁舎棟のほうの工事を行う中で一定程度文化ホール側の劣化部分の数量の予測を調査時点よりは本庁舎も一定程度劣化しているということがわかりましたので、その時点で工事の最中の見込みをもとに当初予算をお願いさせていただいたものでございます。そうしたことから今回の変更契約によりまして2億7,700万余りですかね、それにつきましては昨年度執行いたしました3,600万と今回の今年度当初予算で組ませて予算措置いただいております2億4,000万、合計2億7,700万の中での変更契約を行わせていただいたという流れでございます。  以上です。 423 ◯議長(藤田俊雄) よろしいですか。高橋議員、よろしいですか。     (22番高橋みさ子「はい」と呼ぶ)  はい、ほかに質疑はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 424 ◯議長(藤田俊雄) これをもって質疑を終結いたします。  本件は総務常任委員会に付託いたします。   ~~~~~~~~○~~~~~~~~   日程第14 議案第90号 財産の取得につ   いて 425 ◯議長(藤田俊雄) 日程第14、議案第90号財産の取得についてを議題といたします。  直ちに提案理由の説明を求めます。 426 ◯消防長(山口幸正) 議長。 427 ◯議長(藤田俊雄) はい、消防長。 428 ◯消防長(山口幸正) 議案第90号財産の取得について提案理由及び内容をご説明申し上げます。  議案説明書の19ページをお開きください。  1の提案の要旨でございますが、廿日市消防署に平成12年度配備した化学消防ポンプ自動車が老朽化したため更新整備しようとするものでございます。  2の取得する財産でございますが、化学消防ポンプ自動車1台でございます。  今回更新整備するものは現有の化学消防ポンプ自動車と同等のもので、泡消火薬剤の混合装置を装備し危険物施設の火災を初め建物火災などにも対応する車両でございます。  3の取得価格でございますが、5,697万円でございます。  4の相手方でございますが、広島市中区本通7番26号、株式会社クマヒラセキュリティ代表取締役今中英治氏でございます。  5の根拠法令でございますが、議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第3条でございます。  以上で議案第90号の提案理由及び内容の説明を終わります。ご審議のほどよろしくお願いいたします。 429 ◯議長(藤田俊雄) 以上で提案理由の説明が終わりましたので、これより質疑に入ります。  質疑はありませんか。
        〔「なし」と呼ぶ者あり〕 430 ◯議長(藤田俊雄) 質疑なしと認めます。  本件は総務常任委員会に付託いたします。   ~~~~~~~~○~~~~~~~~   日程第15 議案第91号 財産の取得につ   いて 431 ◯議長(藤田俊雄) 日程第15、議案第91号財産の取得についてを議題といたします。  直ちに提案理由の説明を求めます。 432 ◯消防長(山口幸正) 議長。 433 ◯議長(藤田俊雄) 消防長。 434 ◯消防長(山口幸正) 議案第91号財産の取得について提案理由及び内容をご説明申し上げます。  議案説明書の21ページをお開きください。  1の提案の要旨でございますが、廿日市市消防団大野分団に平成10年度整備した小型動力ポンプ付積載車が老朽化し各地域分団に1台の消防ポンプ自動車を配備するため消防ポンプ自動車への更新整備をしようとするものでございます。  2の取得する財産でございますが、消防ポンプ自動車1台でございます。  3の取得価格でございますが、1,144万8,000円でございます。  4の相手方でございますが、広島市中区大手町五丁目3番12号、株式会社吉谷広島支店支店長犬山達也氏でございます。  5の根拠法令でございますが、議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第3条でございます。  以上で議案第91号の提案理由及び内容の説明を終わります。ご審議のほどよろしくお願いいたします。 435 ◯議長(藤田俊雄) 以上で提案理由の説明が終わりましたので、これより質疑に入ります。  質疑はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 436 ◯議長(藤田俊雄) 質疑なしと認めます。  本件は総務常任委員会に付託いたします。   ~~~~~~~~○~~~~~~~~   日程第16 議案第88号 市道路線の認定   及び廃止について 437 ◯議長(藤田俊雄) 日程第16、議案第88号市道路線の認定及び廃止についてを議題といたします。  直ちに提案理由の説明を求めます。 438 ◯建設部長(河崎勝也) 議長。 439 ◯議長(藤田俊雄) はい、建設部長。 440 ◯建設部長(河崎勝也) 議案第88号市道路線の認定及び廃止について提案理由及び内容のご説明を申し上げます。  議案説明書の15ページをお開きください。  1の提案の要旨。  市道路線の認定でございます。  16-2ページの路線認定図1をごらんください。  路線番号708、路線名城内八幡神社線の認定の理由でございますが、廿日市駅北の土地区画整理事業の実施に伴い起点の変更が必要となったものでございます。  次に、市道路線の廃止でございます。  16-3ページ、廃止路線図1、路線番号162、路線名城内線及び16-4ページ、廃止路線図2、路線番号569、路線名国鉄駅裏線の廃止でございます。  両線の廃止の理由でございますが、同じく土地区画整理事業の実施に伴い新設道路の整備により不要となったものでございます。  16-3ページ、廃止路線図1にお戻りください。  路線番号708、路線名城内八幡神社線につきましては市道路線の認定に伴い路線が重複することとなるものでございます。  次に16-5ページ、廃止路線図3の路線番号4110、路線名大国6号線でございますが、こちらにつきましては大国住宅跡地の土地利用の変化により不要となったものでございます。  議案説明書の15ページにお戻りください。  2の根拠法令でございます。  道路法第2条第2項及び第10条第3項でございます。  なお、認定路線及び廃止路線の起点、終点につきましては議案書の37ページのとおりでございます。  以上で議案第88号の提案理由及び内容の説明を終わらせていただきます。ご審議のほどよろしくお願いいたします。 441 ◯議長(藤田俊雄) 以上で提案理由の説明が終わりましたので、これより質疑に入ります。  質疑はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 442 ◯議長(藤田俊雄) 質疑なしと認めます。  本件は建設常任委員会に付託いたします。   ~~~~~~~~○~~~~~~~~   日程第17 議案第89号 工事委託契約の   締結について(廿日市市公共下水道根幹的施   設(塩屋沖汚水中継ポンプ場)建設工事) 443 ◯議長(藤田俊雄) 日程第17、議案第89号工事委託契約の締結について(廿日市市公共下水道根幹的施設(塩屋沖汚水中継ポンプ場)建設工事)を議題といたします。  直ちに提案理由の説明を求めます。 444 ◯建設部長(河崎勝也) 議長。 445 ◯議長(藤田俊雄) 建設部長。 446 ◯建設部長(河崎勝也) 議案第89号工事委託契約の締結について提案理由及び内容のご説明を申し上げます。  議案説明書の17ページをお開きください。  1の提案の要旨でございます。  廿日市市沖塩屋二丁目6496番3において施工します廿日市市公共下水道根幹的施設(塩屋沖汚水中継ポンプ場)建設工事の委託契約を締結しようとするものでございます。  本工事は、大野地域にあります塩屋沖汚水中継ポンプ場の機械設備及び電気設備の更新工事について日本下水道事業団に委託し実施しようとするものでございます。  工事の理由でございます。塩屋沖汚水中継ポンプ場は平成3年4月より供用を開始しておりますが、供用開始から25年が経過しており平成25年度に策定いたしました長寿命化計画に基づき老朽化した施設の改築更新を行うものでございます。  2の委託契約の内容でございます。  (1)の工事内容でございますが、廿日市市公共下水道根幹的施設(塩屋沖汚水中継ポンプ場)建設工事で機械設備工事及び電気設備工事一式でございます。詳細につきましては、後ほど図面によりご説明申し上げます。  (2)の委託金額は、1億9,100万円でございます。  (3)の受託者、東京都文京区湯島二丁目31番27号、日本下水道事業団理事長谷戸善彦氏でございます。日本下水道事業団は日本下水道事業団法による認可法人であり、下水道根幹的施設の建設や維持管理及び下水道に関する技術的援助などを行うことを目的に設置された団体で、資本金は地方公共団体が出資しております。  (4)の工期につきましては、議決の日の翌日から平成29年3月31日まででございます。  3の根拠法令でございますが、議案第87号説明書に同じでございます。  それでは、次ページ以降の図面により工事委託内容についてご説明申し上げます。  17-2ページをお開きください。  位置図でございます。このたび施工します沖塩屋二丁目にございます塩屋沖汚水中継ポンプ場の箇所を示しております。  次のページをお開きください。  建物内の機械設備の配置平面図及び断面図でございます。図面左上が地上1階平面図、その下が地下1階平面図、図面右上が地下2階平面図、その下が建物の断面図となっております。この図面のうち、今回の工事委託する施設を太く黒い線で表示しております。  主な工事の内容でございますが、地上1階の換気脱臭機室にありますエリミネーター、脱臭ファン、活性炭吸着塔、また地下1階、2階におきましては細目自動除じん機、バイパススクリーン、揚砂ポンプ、これ口径80でございます、ポンプ井にありますポンプ3台、口径150、2台。口径65ミリを1台の更新工事を行うものでございます。  17-4ページをお開きください。  建物の電気設備の配置平面図及び断面図でございます。  図面左上が地上1階平面図、その下が地下1階平面図、図面右下が断面図となっており、右上の機器一覧表は地上1階の電気室にある機器類を表示しております。この図面のうち機械設備同様、工事委託する施設を太く黒い線で表示しております。  主な工事の内容でございますが、機械設備に付随する電気設備の更新工事を行うもので、主な機器として機器一覧表にあります直流電源盤やコントロールセンター、計装盤などでございます。  以上で議案第89号の提案理由及び内容の説明を終わらせていただきます。ご審議のほどよろしくお願いいたします。 447 ◯議長(藤田俊雄) 以上で提案理由の説明が終わりましたので、これより質疑に入ります。  質疑はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 448 ◯議長(藤田俊雄) 質疑なしと認めます。  本件は建設常任委員会に付託いたします。  以上で本日の日程は全部終了いたしました。  本日はこれにて散会いたします。   ~~~~~~~~○~~~~~~~~     散会 午後2時38分  以上のとおり会議の経過を記載して、その相違ないことを証するた め、ここに署名する。    廿日市市議会議長    藤 田 俊 雄
       廿日市市議会議員    枇杷木 正 伸    廿日市市議会議員    石 塚 宏 信 このサイトの全ての著作権は廿日市市議会が保有し、国内の法律または国際条約で保護されています。 Copyright (c) HATSUKAICHI CITY ASSEMBLY MINUTES, All rights reserved....