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平成26年第4回定例会(第5日目) 名簿 開催日:2014年12月16日
平成26年第4回定例会(第5日目) 名簿 開催日:2014年12月16日
平成26年第4回定例会(第5日目) 本文 開催日:2014年12月16日
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  1. 廿日市市議会 2014-12-16
    平成26年第4回定例会(第5日目) 本文 開催日:2014年12月16日


    取得元: 廿日市市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-09-24
    ▼最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1   ~~~~~~~~○~~~~~~~~     開議 午前9時30分 ◯議長(有田一彦) 皆さんおはようございます。  ただいま出席議員が30名であります。定足数に達しておりますので、直ちに本日の会議を開きます。  ここで報道関係者から、写真、ビデオの撮影の申し出がありますので、廿日市市議会傍聴規則第11条の規定により、これを許可いたします。  本日の議事日程は、あらかじめお手元に配付したとおり行いますので、ご了承願います。   ~~~~~~~~○~~~~~~~~   日程第1 会議録署名議員の指名 2 ◯議長(有田一彦) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。  会議規則第88条の規定により、本日の会議録署名議員は、議長において第21番堀田憲幸議員、第22番砂田麻佐文議員の2名を指名いたします。   ~~~~~~~~○~~~~~~~~   日程第2 選挙第1号 廿日市市選挙管理委   員及び補充員の選挙 3 ◯議長(有田一彦) 日程第2、選挙第1号廿日市選挙管理委員及び補充員の選挙を行います。  お諮りいたします。  選挙の方法につきましては、地方自治法第118条第2項の規定により、指名推選により行いたいと思います。これにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 4 ◯議長(有田一彦) ご異議なしと認めます。よって、選挙の方法は指名推選により行うことに決しました。  お諮りいたします。  指名の方法については、議長において指名することにいたしたいと思います。これにご異議ありませんか。
        〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 5 ◯議長(有田一彦) ご異議なしと認めます。よって、議長において指名することに決しました。  廿日市市選挙管理委員に、廿日市市丸石一丁目1番14号、荒木嘉信氏、廿日市市天神3番1号、菅梅素弘氏、廿日市市津田2100番地、長門秀文氏、廿日市市天神5番1号、原いち代氏、以上4名を指名いたします。  お諮りいたします。  ただいま議長において指名いたしました荒木嘉信氏、菅梅素弘氏、長門秀文氏、原いち代氏、以上4名を当選人と定めることにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 6 ◯議長(有田一彦) ご異議なしと認めます。よって、議長において指名しました荒木嘉信氏、菅梅素弘氏、長門秀文氏、原いち代氏、以上4名が廿日市市選挙管理委員に当選されました。  続きまして、廿日市市選挙管理委員の補充員に、廿日市市城内二丁目9番21号、新田俊之氏、廿日市市玖島1055番地、小田博道氏、廿日市市地御前北二丁目1番14号、塚迫たか子氏、廿日市市大野中央五丁目16番24号、川本文子氏、以上4名を指名いたします。  お諮りいたします。  ただいま議長において指名いたしました新田俊之氏、小田博道氏、塚迫たか子氏、川本文子氏、以上4名を当選人と定めることにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 7 ◯議長(有田一彦) ご異議なしと認めます。よって、ただいま議長において指名しました新田俊之氏、小田博道氏、塚迫たか子氏、川本文子氏、以上4名が廿日市市選挙管理委員の補充員に当選されました。  次に、補充員の順序についてお諮りいたします。  補充員の順序は、ただいま議長が指名しました順序にいたしたいと思います。これにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 8 ◯議長(有田一彦) ご異議なしと認めます。よって、補充員の順序は、ただいま議長が指名した順序に決定いたしました。   ~~~~~~~~○~~~~~~~~   日程第3 議案第86号 職員の給与に関す   る条例及び一般職の任期付職員の採用等に関   する条例の一部を改正する条例 9 ◯議長(有田一彦) 日程第3、議案第86号職員の給与に関する条例及び一般職の任期付職員の採用等に関する条例の一部を改正する条例を議題といたします。  直ちに総務常任委員長の報告を求めます。 10 ◯総務常任委員長細田勝枝) 議長。 11 ◯議長(有田一彦) 総務常任委員長。 12 ◯総務常任委員長細田勝枝) おはようございます。  議案第86号について、総務常任委員会における審査の経過及び結果をご報告いたします。  主な質疑は次のとおりでございます。  初めに、職員給与について、今回の改定は、若年層に重点を置くという考え方で、現実的にどの級のどのあたりに重点を置いたのかという質疑に対し、1級については1,000円以上の改定、2級については97号給まで1,000円台の改定幅になっており、そういうところを重点を置いたと認識しているとの答弁がありました。  次に、住宅手当について、市外に住む人を下げて、市内に住む人に上積みすることで総額は変わらないのか、また県内でこういった制度を設けているところはあるのか、全国的にはどういう傾向なのかという質疑に対し、平成27年、28年度については、平成28年12月31日までの経過措置を設けており、今の支給状況が変わらない場合、平成27年度で約300万、平成28年度で約200万円程度ふえると思う。経過措置が終わった段階でほぼ同額の支給額で、基本的には総額を変えることなく再分配という考えでやっている。また、こういった制度を設けているところについては、県内ではないと認識しており、県外であれば大阪市、箕面市、鎌倉市、豊中市、芦屋市といったところがあるとの答弁がありました。  討論はございませんで、採決に移り、本件は全委員で原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  以上で議案第86号の審査結果報告を終わります。 13 ◯議長(有田一彦) 以上で委員長の報告が終わりましたので、これより委員長報告に対する質疑に入ります。  質疑はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 14 ◯議長(有田一彦) 質疑なしと認めます。  これより討論に入ります。  討論の通告がありますので、第9番山本和臣議員の発言を許します。 15 ◯9番(山本和臣) はい、議長。 16 ◯議長(有田一彦) 9番山本和臣議員。 17 ◯9番(山本和臣) それでは、議案第86号職員の給与に関する条例及び一般職の任期付職員の採用等に関する条例の一部を改正する条例についての反対討論をさせていただきたいと思います。  今回の反対の論点は3つでございます。人事院勧告に準ずることへの根拠、借家手当の矛盾、そして通勤手当の矛盾についてでございます。  1つ目の人事院勧告に準ずることへの根拠が、憲法が保障する労働基本権を制限しているかわりに、人事院勧告に準拠すると最高裁判所が判断しているということで、初日の質疑に対する答弁をいただきましたが、名古屋市や大阪市など財政の厳しい自治体が独自の判断で減給や昇給を見送っており、このことは社会通念上、特殊なことではなく、昨今のような景気、経済状況の中で人勧に準じないことが憲法に違反しているとは到底言えない状況であると考えます。また、執行部が主張する人勧は、国家公務員に当てたものであり、国家公務員国家公務員法第70条の3第1項人事評価の実施とありますが、職員の執務については、その所轄庁の長は、定期的に人事評価を行わなければならないとあります。また、同じく第70条の4、人事評価に基づく措置、第1項、この法には所轄庁の長は前条第1項の人事評価の結果に応じた措置を講じなければならないとあります。人勧だけでなく、人事評価の結果に応じた措置をとっているということが義務づけられております。しかし、本市では数年前から人事評価制度を導入するように提案しているにもかかわらず、いまだこれが未導入であり、このことは行政の執務の怠慢であると考えられます。よって、人事評価が未導入のまま国家公務員に当てた人勧のみに準じて給料、手当などを改正することは、非常に都合がよ過ぎる解釈であると言えるこの条例改正は、地方公務員法第40条第1項、これは任命権者は職員の執務について、定期的に勤務成績の評定を行い、その評定の結果に応じた措置を講じなければならないの法に鑑みて、市長の裁量を逸脱しており、本地公法の趣旨に反していると指摘できるものでありますし、冒頭に申し上げた根拠を覆すに十分な理由になり得ると考えるものであります。  次に、借家手当の矛盾についてでございますけども、本議会初日の議案説明のときの質疑で、人事院勧告に準ずるとしながら、改定する借家手当の上限3万5,000円は、国家公務員の上限2万7,000円よりも高額だという指摘をさせていただきました。人勧の制度の趣旨からは大きく乖離しないと判断したとの執行部の答弁がありましたが、その根拠については詳しく説明がございませんでした。また、同じく質疑と答弁において、人事課により配付された資料にある効果の項にある経済効果はほとんど見込めず、大きなメリットとしては、職員が災害時の急な対応に駆けつけることができるということが明確になったように私のほうでは理解しております。しかし、このことは本来であれば、借家手当によって職員の所在をコントロールするのではなく、市の危機管理における計画的な施策によって実現すべきであり、本質から外れております。この資料にある効果のほとんどは意味のないものであると結論づけができると考えているものでございます。  3つ目、通勤手当の矛盾についてでございますが、県の人事委員会の今季の判断は、民間の支給状況等を踏まえ、支給しないことを決めています。また、現在の本市の通勤手当の額は、合併などを踏まえ、独自の考え方で設定しているとのことでしたが、もともと今回の改定前の額も、通勤距離区分の設定の違いから、県職員さんよりも高額な区分体が多くある、県よりも恵まれている状況があります。その中で、同じ経済圏域で設定される手当のあり方として、さらに県に先んじて通勤手当を増額させることの説明がつかないと考えるものでございます。  よって、これらのことから、議案第86号職員の給与に関する条例及び一般職の任期付職員の採用等に関する条例の一部を改正する条例については、さらなる制度の検討と精査を要すると判断し、反対の意思をあらわすものでございます。  以上です。 18 ◯議長(有田一彦) 以上で通告による討論は終わりました。  次に、賛成討論はありませんか。 19 ◯27番(植木京子) はい、議長。 20 ◯議長(有田一彦) 27番植木京子議員。 21 ◯27番(植木京子) 私は本議案に賛成ということで討論をしたいと思います。  公務員の給与が上がるか下がるかは、民間の給与に与える影響は大きい、その上、地方経済に与える影響も大きいことは、これまでの論戦の中でも明らかにしたところですけれども、この間人事院の引き下げ勧告が続き、そして市独自で昨年度は引き下げも、市職員の給与の引き下げも行われました。昨年の場合は、国の地方行政への介入というひどいやり方で給与引き下げを迫ったわけですけれども、これが国家公務員に続いて地方公務員全部が7.8%、国が言うように7.8%の引き下げを行われたとしたら、全体で4,700億円もの税収減になったであろうということが試算されていました。本市においては4.7%の引き下げで抑えられましたけれども、このように人勧に続いて独自の引き下げも、国のやり方の地方への介入とはいえ、本市においても引き下げが行われ、市職員の市民サービスを第一義とする市職員のやる気をなくしてしまう、モチベーション引き下げる施策がこの間続いてきたわけであります。私は、職員のやる気を起こす、そして市民サービス向上ができるような、そういうモチベーションの上がる常識的な範囲で努力されることが当然であろうというふうに考えます。本市において、今回わずかではありますけれども、引き上げの努力が人勧に基づいて行われるということでありまして、人勧に左右されることはないという考え方も一方ではありますけれども、しかし今、特に民間も上がり、一部ではありますけれども、上がり、こういう中で地方公務員の給与も上げていくというのは大事な時期であろうというふうに考えます。加えて言えば、地方公務員の給与というのは、民間の給与の基準となる、そういう性質のものであり、ずっともっと行けばそういうふうに言われておりまして、それを突き詰めていけば、生活保護基準にも影響を与えるような、そういう性質のものであります。私はここをしっかりと守るということが今特に求められている時期だというふうに考え、この議案には賛成をいたします。  以上です。 22 ◯議長(有田一彦) ほかに討論はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 23 ◯議長(有田一彦) はい、なければこれをもって討論を終結……。 24 ◯12番(田中憲次) 議長。 25 ◯議長(有田一彦) 田中議員。いや、あればですが、同じことでしたら。今の植木議員のと視点がずれているようなあるならいいですが。されます。     (発言する者あり)  ほいじゃ、どうぞ。  12番田中憲次議員。 26 ◯12番(田中憲次) 私は賛否の賛の立場で討論をさせていただきます。  現在我が国が置かれている現状、最優先課題は何といっても財政再建……     (「そうだ」と呼ぶ者あり)  そして、景気回復であります。     (「そうだ」と呼ぶ者あり)  負の連鎖であるデフレスパイラルからの脱却、いわゆる悪循環から物価や賃金が緩やかに上がり、好循環へ変えていこうとする政策であります。日銀による異次元の金融緩和、大量の資金供給、そして本来労使で決められるべき賃上げ、政労使会議による賃上げの要請、そしてその結果としてトリクルダウン効果による税収増、残念ながらまさにこれしかないと言われている現在であります。我が国の実情、国、国民、そして職員を含む市民に対して少しでもその効果を我々が力添えすることが必要ではないかと思います。よって、賛成の意を表します。 27 ◯議長(有田一彦) ほかに討論はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 28 ◯議長(有田一彦) はい、これをもって討論を終結いたします。  討論がありましたので、議案第86号職員の給与に関する条例及び一般職の任期付職員の採用等に関する条例の一部を改正する条例を起立により採決いたします。  本件に対する委員長の報告は原案可決であります。  委員長の報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。     〔賛成者起立〕 29 ◯議長(有田一彦) 起立多数であります。よって、本件は原案のとおり可決されました。   ~~~~~~~~○~~~~~~~~   日程第4 議案第87号 廿日市市特別職報   酬等審議会条例の一部を改正する条例 30 ◯議長(有田一彦) 日程第4、議案第87号廿日市特別職報酬等審議会条例の一部を改正する条例を議題といたします。  直ちに総務常任委員長の報告を求めます。 31 ◯総務常任委員長細田勝枝) 議長。 32 ◯議長(有田一彦) 総務常任委員長。 33 ◯総務常任委員長細田勝枝) 議案第87号について、総務常任委員会における審査の経過及び結果をご報告いたします。  主な質疑は次のとおりでございます。  教育長を特別職に入れることで、教育委員会として教育の中立性、自主性、公正性を守れるのか、また守る意思はあるのかという質疑に対し、教育委員会が教育行政を管理執行する機関として引き続き存続すること、市長と教育委員会の職務権限に変更はないことから、政治的中立性、継続性、安定性の確保は図られると考えているとの答弁がありました。  討論はございませんで、採決に移り、本件は全委員で原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  以上で議案第87号の審査結果報告を終わります。 34 ◯議長(有田一彦) 以上で委員長の報告が終わりましたので、これより委員長報告に対する質疑に入ります。  質疑はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 35 ◯議長(有田一彦) 質疑なしと認めます。  これより討論に入ります。  反対討論はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 36 ◯議長(有田一彦) 賛成討論もありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 37 ◯議長(有田一彦) はい、討論なしと認めます。  これより議案第87号廿日市特別職報酬等審議会条例の一部を改正する条例を採決いたします。  本件に対する委員長の報告は原案可決であります。  お諮りいたします。
     本件は委員長の報告のとおり決することにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 38 ◯議長(有田一彦) ご異議なしと認めます。よって、本件は委員長の報告のとおり可決されました。   ~~~~~~~~○~~~~~~~~   日程第5 議案第88号 特別職の職員等の   給与、旅費及び費用弁償に関する条例及び教   育長の給与、勤務時間その他の勤務条件に関   する条例の一部を改正する条例 39 ◯議長(有田一彦) 日程第5、議案第88号特別職の職員等の給与、旅費及び費用弁償に関する条例及び教育長の給与、勤務時間その他の勤務条件に関する条例の一部を改正する条例を議題といたします。  直ちに総務常任委員長の報告を求めます。 40 ◯総務常任委員長細田勝枝) 議長。 41 ◯議長(有田一彦) 総務常任委員長。 42 ◯総務常任委員長細田勝枝) 議案第88号について、総務常任委員会における審査の経過及び結果をご報告いたします。  質疑はございませんで、議員間討議に移り、報酬等審議会の答申を尊重する。任期中の時限立法で報酬を設定することもできる。報酬等審議会の答申しか根拠になるものはないが、平成4年の答申から社会情勢は変わっており、人事院勧告にこだわることなく、市民意識への配慮は重要な要素であるなどの意見が出されました。  討論はございませんで、採決に移り、異議がありましたので、原案に賛成の委員の挙手を求めましたが、挙手多数により原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  以上で議案第88号の審査結果報告を終わります。 43 ◯議長(有田一彦) 以上で委員長の報告が終わりましたので、これより委員長報告に対する質疑に入ります。  質疑はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 44 ◯議長(有田一彦) 質疑なしと認めます。  これより討論に入ります。  討論の通告がありますので、第9番山本和臣議員の発言を許します。 45 ◯9番(山本和臣) 議長。 46 ◯議長(有田一彦) 9番山本和臣議員。 47 ◯9番(山本和臣) それでは、議案第88号特別職の職員等の給与、旅費及び費用弁償に関する条例及び教育長の給与、勤務時間その他の勤務条件に関する条例の一部を改正する条例について反対討論をさせていただきます。  本議会初日の議案説明時の質疑で、特別職期末手当の支給割合を市の一般職に準じ改定することの根拠を問いました。これは平成4年に行われた報酬審議会の答申によるもので、以来22年間、この間に2度の合併を経験し、また経済状況も大きく変わったにもかかわらず、その後全く審議されていないことがわかりました。この審議結果については、当時の状況には沿うものであったと理解はできるものでありますが、22年もたった現在では、少なくとも幾つかの問題点を含んでいると考えるものであります。  1つは、この内容が特別職の報酬等を決定するプロセスとして、現在の実情に合ったものなのか、つまり月額報酬については、平成14年10月に金額が改定されて以来固定されており、市の一般職に準ずるような改定はされていません。このことは特別職の報酬の審議として2つの案件について審議の整合がとれているのかということであり、言ってみればダブルスタンダードの審議内容ではないかという懸念が残ります。  もう一つは、昨今の本市を初めとする経済状況に沿っているのかどうかということです。12月8日に平成26年7月から9月期の2次速報値、GDPの経済状況2次速報値が発表されました。当初の1次速報値よりもまた大きく数字を落としたものであり、大変ショックを受けたのも事実であります。この数字は実質GDPが年率換算でマイナス1.9%、名目GDPが年率換算でマイナス3.5%と大きく1次速報値よりも下方修正されております。また、雇用者報酬も実質マイナス0.8%と、1次速報値からそれぞれ下方修正されております。この数字は安倍総理が解散総選挙に踏み切ったときよりも非常に悪い数字ということが言えると思います。また、本市の平成25年の決算状況は、財政力指数、経常収支比率、実質公債費比率、全てのポイントが悪化しております。またさらに、国民健康保険税まで引き上げることを含めて検討をしているという報告も受けております。このような中で、本市の執行責任者である市長を初め、議決責任を負う我々議員などの期末手当を市の一般職に準じ増額することに市民の理解を得ることができるのかという懸念が残るものでございます。  また、議案第87号の可決に関連して、平成27年2月ごろには報酬審議会の開催が決まっているということも聞いております。したがって、前述の件に関して諮問することが適当ではないかと考えるものであります。これらのことから、今回の議案第88号は一旦否決し、再度の慎重審議を行うことが適当と考え、ここに反対の立場を表明するものでございます。  以上。 48 ◯議長(有田一彦) 以上で通告による討論は終わりました。  次に、賛成討論はありませんか。 49 ◯25番(岡本敏博) 議長。 50 ◯議長(有田一彦) 25番岡本敏博議員。 51 ◯25番(岡本敏博) 私は議案第88号に賛成の立場で討論を行います。  答申が平成4年から22年間行われていない、審議されていないということでしたが、最近では平成23年に答申はされております。首長を初めとする執行者の皆さんがまちづくりを進める上で基本としなければならないことは、協働によるまちづくり基本条例、これに基づいたまちづくりです。一方、議会は議会基本条例を議会の最高規範として平成25年に制定しました。最高規範とは最高のお手本、最高の模範ということです。議会及び議員の責務として、議会基本条例に定める理念及び原則を遵守して議会を運営し、合議制の機関としての責任を果たさなければならないとあり、さらに議員報酬については、第三者機関である報酬等審議会の答申を基本とすると条例に明記してあります。期末手当の支給率については、他市並みに今後においても一般職に準じた支給率で実施されるべきものであるという答申も平成4年にされております。これが原則です。これが基本です。これに反対ということは、特別委員会を設置し、議員提案でみずからつくり上げた最高規範である議会基本条例の理念、原則を守らないということになると思いますが、それでいいのでしょうか。市民の声、市民感情ということ、経済状況が悪い、財政難ということ、みずから身を削る、その姿勢を示すということなどについては、ほかの方法で対応をできるのではないでしょうか。今まさに議員定数等調査特別委員会において、藤田委員長のもと、来年3月を目標に定数や報酬についてどうあるべきか議論をしている真っ最中です。それこそ大胆にやればいいと思います。財源の確保についても、来春には大型商業施設がオープンします。入島税の導入、あるいはごみの有料化、新機能都市開発構想などについて、めどもついてきたという状況です。人事院の勧告、審議会の答申や諸般の状況を総合的に勘案し、あらゆる角度から検討し、提出された議案であり、賛成しなければならない、そう確信し、議案第88号の賛成討論といたします。 52 ◯9番(山本和臣) 議事運営。 53 ◯議長(有田一彦) はい、山本和臣議員。 54 ◯9番(山本和臣) ただいまの討論の中で、報酬審議会で期末手当について、平成23年に審議されているとの討論がありましたが、平成23年10月に行われた報酬審議会では、期末手当の件は審議されていないものと認識しております。このことについて、議長のほうで確認をとっていただきたいと思います。 55 ◯議長(有田一彦) 暫時休憩いたします。   ~~~~~~~~○~~~~~~~~     休憩 午前10時6分     再開 午前10時6分   ~~~~~~~~○~~~~~~~~ 56 ◯議長(有田一彦) 休憩を閉じて会議を開きます。  改めて休憩をとらせていただきます。   ~~~~~~~~○~~~~~~~~     休憩 午前10時6分     再開 午前10時21分   ~~~~~~~~○~~~~~~~~ 57 ◯議長(有田一彦) 休憩を閉じて会議を開きます。  ただいま山本和臣議員のほうから申し出がありまして、調査をいたしておりますけれども、なお岡本議員と山本議員の両方の発言にちょっとずれがあるといいますか、ちょっと休憩させてください。   ~~~~~~~~○~~~~~~~~     休憩 午前10時21分     再開 午前10時30分   ~~~~~~~~○~~~~~~~~ 58 ◯議長(有田一彦) それでは、休憩を閉じて会議を開きます。  賛成討論が出ました。  反対討論はありますか。  されますか。     (27番植木京子「議案に対して反対討論     をします」と呼ぶ)  ええ。 59 ◯27番(植木京子) 議長。 60 ◯議長(有田一彦) 27番植木京子議員。 61 ◯27番(植木京子) 日本共産党としてもこの議案には賛成できないという立場でありますので、討論をしたいと思います。  まず、先ほどから休憩中も含めて議論がありました。この報酬審議会の答申というのは、期末手当等の内容でありますけれども、平成4年に答申が出されたものであります。今2014年ですから、1992年、22年前の答申でありまして、今の情勢にこれがふさわしいのかということになりますと、そのことを疑問視する人が多いのではないかというふうに考えます。それと、この議案に反対する理由を3つ挙げたいと思います。  1つは、一般の市職員、地方公務員と違って、市会議員とか市長などは、また市長が任命する特別職、副市長などは、市長に責任があるわけですから、市会議員と市長というのは選挙で選ばれた立場でありまして、一般職と混同すること自体が、一緒にすること自体が誤りであります。今こういう立場にある人たちは、社会的な経済情勢から見て、みずから報酬の引き下げ、また期末手当の引き下げなどを提案をし、報酬を引き下げている自治体もたくさんあるわけでありまして、これは皆さんも御存じのところと思います。そういう立場にある特別職市会議員は、一般職と混同すべきではない。  それから2つ目に、先ほどの討論の中にもありましたけれども、この間市行政のほうは、使用料の引き上げとか、介護保険料、国保税、今後引き上げたいという、まだそれに賛同しているわけではありませんからまだ市の意思が示されたところでありますけれども、市民には今この大変な負担の多い経済情勢の中で、さらなる負担を押しつけようということが表明されました。正式ではありません。しかしながら一方で、みずからの手当については引き上げていくと、このこと自体がやはりとても市民の目線から見ても納得できるものではないというふうに思います。  それから3つ目に、基本条例の中に報酬審議会の答申に基づくというふうに位置づけてあると言われましたけれども、しかしこの条例がそうなっているにせよ、先ほどのような古い答申であることも含めて、やはり市会議員や市長は今の市民の生活、市民感覚、そういうものは十分考慮した上で結論を出さなければならない、そういう立場にあるということを考えるわけです。そういうことから考えても、今回の期末手当の引き上げというのは問題があるというふうに考え、私は反対をいたします。  以上です。 62 ◯議長(有田一彦) 次に、賛成討論はありませんか。 63 ◯5番(大崎勇一) 議長。 64 ◯議長(有田一彦) 5番大崎勇一議員。 65 ◯5番(大崎勇一) 私は賛成の立場でお話をさせていただきたいと思います。     (「討論」と呼ぶ者あり)  討論をさせてもらおうと思います。  今回議会においては、議員定数等調査特別委員会というところで、各会派からメンバーを選出いたしまして、予算も取り、また市民の方にアンケートをとった上で議員報酬についてはしっかり検討していこうという立場で頑張っております。この3月、来年の3月にはその結果が発表できると思うんですが、その場できちんと議員報酬に関しては精査していくべきであり、現在今まで平成4年からという話ですけれども、ルールにのっとってやってきたわけですから、今回このルールに関しては通した上で、またその特別委員会のほうで結論を出していくべきだと思いますので、今回は賛成させてもらおうと思います。 66 ◯議長(有田一彦) ほかに討論はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 67 ◯議長(有田一彦) はい、なければこれをもって討論を終結いたします。  討論がありましたので、議案第88号特別職の職員等の給与、旅費及び費用弁償に関する条例及び教育長の給与、勤務時間その他の勤務条件に関する条例の一部を改正する条例を起立により採決いたします。  本件に対する委員長の報告は原案可決であります。  委員長の報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。     〔賛成者起立〕 68 ◯議長(有田一彦) はい、起立多数であります。よって、本件は原案のとおり可決されました。   ~~~~~~~~○~~~~~~~~   日程第6 議案第89号 廿日市市留守家庭   児童会条例の一部を改正する条例 69 ◯議長(有田一彦) 日程第6、議案第89号廿日市市留守家庭児童会条例の一部を改正する条例を議題といたします。  直ちに産業厚生常任委員長の報告を求めます。 70 ◯産業厚生常任委員長(広畑裕一郎) 議長。 71 ◯議長(有田一彦) 産業厚生常任委員長。 72 ◯産業厚生常任委員長(広畑裕一郎) 議案第89号について、産業厚生常任委員会における審査の経過及び結果をご報告いたします。  質疑、討論ともございませんで、採決に移り、本件は全委員で原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  以上で議案第89号の審査結果報告を終わります。 73 ◯議長(有田一彦) 以上で委員長の報告が終わりましたので、これより委員長報告に対する質疑に入ります。  質疑はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 74 ◯議長(有田一彦) 質疑なしと認めます。
     これより討論に入ります。  討論はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 75 ◯議長(有田一彦) 討論なしと認めます。  これより議案第89号廿日市市留守家庭児童会条例の一部を改正する条例を採決いたします。  本件に対する委員長の報告は原案可決であります。  お諮りいたします。  本件は委員長の報告のとおり決することにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 76 ◯議長(有田一彦) ご異議なしと認めます。よって、本件は委員長の報告のとおり可決されました。   ~~~~~~~~○~~~~~~~~   日程第7 議案第90号 廿日市市国民健康   保険条例の一部を改正する条例 77 ◯議長(有田一彦) 日程第7、議案第90号廿日市市国民健康保険条例の一部を改正する条例を議題といたします。  直ちに産業厚生常任委員長の報告を求めます。 78 ◯産業厚生常任委員長(広畑裕一郎) 議長。 79 ◯議長(有田一彦) 産業厚生常任委員長。 80 ◯産業厚生常任委員長(広畑裕一郎) 議案第90号について、産業厚生常任委員会における審査の経過及び結果をご報告いたします。  質疑、討論ともございませんで、採決に移り、本件は全委員で原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  以上で議案第90号の審査結果報告を終わります。 81 ◯議長(有田一彦) 以上で委員長の報告が終わりましたので、これより委員長報告に対する質疑に入ります。  質疑はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 82 ◯議長(有田一彦) はい、質疑なしと認めます。  これより討論に入ります。  討論はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 83 ◯議長(有田一彦) 討論なしと認めます。  これより議案第90号廿日市市国民健康保険条例の一部を改正する条例を採決いたします。  本件に対する委員長の報告は原案可決であります。  お諮りいたします。  本件は委員長の報告のとおり決することにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 84 ◯議長(有田一彦) ご異議なしと認めます。よって、本件は委員長の報告のとおり可決されました。   ~~~~~~~~○~~~~~~~~   日程第8 議案第91号 廿日市市乳幼児医   療費支給条例の一部を改正する条例 85 ◯議長(有田一彦) 日程第8、議案第91号廿日市市乳幼児医療費支給条例の一部を改正する条例を議題といたします。  直ちに産業厚生常任委員長の報告を求めます。 86 ◯産業厚生常任委員長(広畑裕一郎) 議長。 87 ◯議長(有田一彦) 産業厚生常任委員長。 88 ◯産業厚生常任委員長(広畑裕一郎) 議案第91号について、産業厚生常任委員会における審査の経過及び結果をご報告いたします。  主な質疑は次のとおりでございます。  養育する乳幼児の誕生日が6月1日の場合、現行では受給資格者の前年の所得で受給資格を判定していたものを前々年の所得で判定するように変更するのはなぜかという質疑に対し、例えば6月2日生まれの場合は、誕生日の属する月の翌月の7月から受給資格が有効になるため、準備期間が設けられるが、6月1日生まれの場合は、同日に確定した前年の所得で判定をして更新し、交付を行うというその日で全部決裁を済まさなければならない作業になるため、前々年の所得に変更することで準備期間を設けられることから、県の要領もそれに準じて変えたということであるとの答弁がありました。  討論はございませんで、採決に移り、本件は全委員で原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  以上で議案第91号の審査結果報告を終わります。 89 ◯議長(有田一彦) 以上で委員長の報告が終わりましたので、これより委員長報告に対する質疑に入ります。  質疑はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 90 ◯議長(有田一彦) 質疑なしと認めます。  これより討論に入ります。  討論はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 91 ◯議長(有田一彦) 討論なしと認めます。  これより議案第91号廿日市市乳幼児医療費支給条例の一部を改正する条例を採決いたします。  本件に対する委員長の報告は原案可決であります。  お諮りいたします。  本件は委員長の報告のとおり決することにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 92 ◯議長(有田一彦) ご異議なしと認めます。よって、本件は委員長の報告のとおり可決されました。   ~~~~~~~~○~~~~~~~~   日程第9 議案第92号 平成26年度廿日   市市一般会計補正予算(第8号) 93 ◯議長(有田一彦) 日程第9、議案第92号平成26年度廿日市市一般会計補正予算(第8号)を議題といたします。  直ちに予算特別委員長の報告を求めます。 94 ◯予算特別委員長(岡本敏博) 議長。 95 ◯議長(有田一彦) 予算特別委員長。 96 ◯予算特別委員長(岡本敏博) 議案第92号について、予算特別委員会における審査の経過及び結果をご報告いたします。  主な質疑は次のとおりでございます。  初めに、職員給与費について、時間外勤務手当が1億1,990万円余りあるが、詳しい内訳はどうなっているのか、また例年この時期に補正を行っていたのかという質疑に対し、4月から9月までの執行額に10月から3月末までの執行見込み額を合計した額と当初予算との差額を計上したものである。補正については、ここ数年来、人件費については、人事院勧告等による引き下げであったり、独自減額等の措置を行っており、人件費総額の予算の中で対応をしていたため、3月議会である程度整理をしていたとの答弁がありました。  また、特別職の期末手当の引き上げについて、今の経済状況からいえば大きな問題ではないかと思うが、引き上げの根拠は何かという質疑に対し、平成4年1月29日に開催された報酬等審議会の答申に基づくものである。答申の内容については、一般職の期末勤勉手当に準じた支給率とすることとされており、平成4年度以降、特別職の期末手当については、この答申に基づき条例改正を行い、補正予算が必要な場合は補正しているとの答弁がありました。  次に、小学校管理運営事業について、備品等移転業務委託料があるが、使えるものは移動して使うことはいいが、学校備品をオークションにかけて販売したという事例もあり、そういう考えはできなかったのか、また移動後もそういった考えはないかという質疑に対し、備品の移転は有効活用できるものについて移転し、それ以外の備品等は学校に残しておくというスタンスである。オークションについては今後検討していきたいとの答弁がありました。  議員間討議では、時間外勤務手当の見える化と削減という方向性を持つこと、また議案の審議にわかりやすい説明資料を提示すること、以上の2点を全委員の意見としてまとめております。  討論に移り、反対討論がございました。  議案第86号、87号、88号に関連する予算に反対であり、所管の委員会で審査が行われていない状況で反対の論拠を覆す意見も聞こえてこない現時点では、この予算全体に反対するとの意見や、特別職の期末手当の引き上げについては、今の経済状況を見て、引き上げるのではなく、逆の考えを打ち出してもいいのではないかと考え、反対するという討論がございました。  次に、賛成討論がございました。  職員の給与に関しては、職員のモチベーションを下げる結果につながることも考えられるとの意見や、特別職の手当の問題については、報酬審議会から職員に合わせるよう答申が出されており、下がるときには何も言わず、上がるときには反対だというのは不合理であり、賛成するという討論がございました。  採決に移り、原案に賛成の委員の挙手を求めましたが、挙手多数により原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  以上で議案第92号の審査結果報告を終わります。 97 ◯議長(有田一彦) 以上で委員長の報告が終わりましたので、これより委員長報告に対する質疑に入ります。  質疑はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 98 ◯議長(有田一彦) 質疑なしと認めます。  これより討論に入ります。  討論はありませんか。 99 ◯27番(植木京子) はい、議長。 100 ◯議長(有田一彦) 27番植木京子議員。 101 ◯27番(植木京子) 私は、この一般会計の補正予算、市民にとって大事な補正予算もたくさん組まれていることは承知しております。さくらバスの利用者が減った、その分を1,200万円市のほうが埋めるという補正予算も組まれていることも、そのマイナス効果を出したことの問題はありますけれども、補正予算を組む必要はあると考えますが、しかし先ほど反対討論しました市会議員特別職の期末手当の引き上げの補正も組まれております。私は一議員として、全国で引き下げをしている議会や自治体もある中で、それをみずから上げていくのに賛成するということはとてもできません。私はそういう補正予算が含まれているこの一般会計補正予算には政治的にも、政治姿勢としても賛成できません。  以上です。 102 ◯議長(有田一彦) 次に、賛成討論はありませんか。 103 ◯28番(小泉敏信) 議長。 104 ◯議長(有田一彦) 28番小泉敏信議員。 105 ◯28番(小泉敏信) それでは、12月補正予算に対する賛成討論をいたします。  いみじくも今植木議員が言われましたように、補正予算本当に大切な議案であります。今言われましたようなさくらバスの問題、あるいは浅原小学校と玖島小学校の移転に対する備品の移転費用等々、本当に大変重要な課題、それとあわせて消費税値上げによる臨時福祉給付金、それと子育て世代への臨時特例給付金等、本当に大切な議案ですので、これと議員の期末手当の引き上げを考えた場合に、これを全部に対する反対ですから、それは絶対に許すべきではない。それとあわせて、委員会のときにも出ましたが、時間外の見える化、これは本当に今まで12月補正で時間外の補正が出たことはありませんが、今回この補正をしたことによって時間外が見える化されたということに対しては、やはり大きく行政の決断に評価をしていきたいというふうに思っております。  それで、問題の特別職の期末手当ですけども、いろいろ議論になりますが、引き上げ、引き上げとみんな言ってますけども、私の考えとすれば、引き下げじゃなくて戻ったと、少し戻ったというふうな感覚です。今まで平成4年の答申のときに上がりましたけども、それ以後ずっと1.5ぐらい、1.5カ月ぐらい下がってきてます。それがようやく0.17ほど上がるんですが、そういう意味で言うと、今言いましたように少し戻ったという感覚です。それと、やはり期末手当というのは、やはり私が思うのは、生活給的な装いが強いということで、報酬審議会がこの分については、職員の給与と同じような形で期末手当については人事院勧告に準じて実施すべきであるというふうな答申を出されている。報酬については、これは出てないですから、期末手当についてはそういう性格が強いから報酬審の答申に合わせるべき、職員の人事院勧告に合わせるべきだというふうなことでの答申が出たんだなというふうに私は理解をしております。本当に大分下がってきましたけども、ようやく上がるんだなというふうに思っております。大変議員としても厳しい生活を余儀なくされておりますが、それも幾らでも上げよということではなくて、それも物価上昇等も踏まえた中での人事院勧告、その分を期末手当に上乗せをするということですので、何ら不思議ではないというふうに考えております。  以上、賛成討論といたします。 106 ◯議長(有田一彦) ほかに討論はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 107 ◯議長(有田一彦) はい、なければこれをもって討論を終結いたします。  討論がありましたので、議案第92号平成26年度廿日市市一般会計補正予算(第8号)を起立により採決いたします。
     本件に対する委員長の報告は原案可決であります。  委員長の報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。     〔賛成者起立〕 108 ◯議長(有田一彦) はい、起立多数であります。よって、本件は原案のとおり可決されました。   ~~~~~~~~○~~~~~~~~   日程第10 議案第93号 平成26年度廿   日市市国民健康保険特別会計補正予算(第2   号)   日程第11 議案第94号 平成26年度廿   日市市介護保険特別会計補正予算(第2号) 109 ◯議長(有田一彦) 日程第10、議案第93号平成26年度廿日市市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)及び日程第11、議案第94号平成26年度廿日市市介護保険特別会計補正予算(第2号)の2件を一括議題といたします。  直ちに産業厚生常任委員長の報告を求めます。 110 ◯産業厚生常任委員長(広畑裕一郎) 議長。 111 ◯議長(有田一彦) 産業厚生常任委員長。 112 ◯産業厚生常任委員長(広畑裕一郎) 議案第93号及び議案第94号の2件について、産業厚生常任委員会における審査の経過及び結果をご報告いたします。  質疑はございませんで、討論に移り、反対討論がございました。  今回の補正額の内容に係る条例が本会議で上程されている議案第86号職員の給与に関する条例及び一般職の任期付職員の採用等に関する条例の一部を改正する条例で、この議案第86号について反対の立場を示しているため、本2件の補正予算についても反対の立場を表明したいという討論がございました。  採決に移り、原案に賛成の委員の挙手を求めましたが、挙手多数により本2件は原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  以上で議案第93号及び議案第94号の審査結果報告を終わります。 113 ◯議長(有田一彦) 以上で委員長の報告が終わりましたので、これより委員長報告に対する一括質疑に入ります。  質疑はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 114 ◯議長(有田一彦) 質疑なしと認めます。  これより一括討論に入ります。  討論はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 115 ◯議長(有田一彦) 討論なしと認めます。  これより議案第93号平成26年度廿日市市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)及び議案第94号平成26年度廿日市市介護保険特別会計補正予算(第2号)の2件を一括採決いたします。  本2件に対する委員長の報告はいずれも原案可決であります。  お諮りいたします。  本2件は委員長の報告のとおり決することにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 116 ◯議長(有田一彦) ご異議なしと認めます。よって、本2件は委員長の報告のとおり可決されました。  ここで休憩をいたします。   ~~~~~~~~○~~~~~~~~     休憩 午前10時58分     再開 午前11時14分   ~~~~~~~~○~~~~~~~~ 117 ◯議長(有田一彦) 休憩前に引き続き会議を開きます。   ~~~~~~~~○~~~~~~~~   日程第12 議案第95号 平成26年度廿   日市市公共下水道事業特別会計補正予算(第   1号)   日程第13 議案第96号 平成26年度廿   日市市市営住宅事業特別会計補正予算(第1   号)   日程第14 議案第97号 平成26年度廿   日市市廿日市駅北土地区画整理事業特別会計   補正予算(第1号) 118 ◯議長(有田一彦) 日程第12、議案第95号平成26年度廿日市市公共下水道事業特別会計補正予算(第1号)から日程第14、議案第97号平成26年度廿日市市廿日市駅北土地区画整理事業特別会計補正予算(第1号)まで、以上3件を一括議題といたします。  直ちに建設常任委員長の報告を求めます。 119 ◯建設常任委員長(田中憲次) 議長。 120 ◯議長(有田一彦) 建設常任委員長。 121 ◯建設常任委員長(田中憲次) 議案第95号から議案第97号までの3件について、建設常任委員会における審査の経過及び結果をご報告いたします。  主な質疑は次のとおりでございます。  初めに、公共下水道事業特別会計及び廿日市駅北土地区画整理事業特別会計について、時間外勤務手当は当初予算のままであるが大丈夫なのかという質疑に対し、当初予算の中で対応し、今のところ不足は見込んでいないとの答弁がありました。  次に、市営住宅事業について、全部指定管理に任せているので、この会計上で職員給与の支出はないということでよいかという質疑に対し、3人ほど人件費を組んでいるが、今のところ当初予算内で補正の必要がないと判断したとの答弁がありました。  討論はございませんで、採決に移り、本件は全委員で原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  以上で議案第95号、議案第96号及び議案第97号の審査結果報告を終わります。 122 ◯議長(有田一彦) 以上で委員長の報告が終わりましたので、これより委員長報告に対する一括質疑に入ります。  質疑はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 123 ◯議長(有田一彦) 質疑なしと認めます。  これより一括討論に入ります。  討論はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 124 ◯議長(有田一彦) 討論なしと認めます。  これより議案第95号平成26年度廿日市市公共下水道事業特別会計補正予算(第1号)から議案第97号平成26年度廿日市市廿日市駅北土地区画整理事業特別会計補正予算(第1号)まで、以上3件を一括採決いたします。  本3件に対する委員長の報告はいずれも原案可決であります。  お諮りいたします。  本3件は委員長の報告のとおり決することにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 125 ◯議長(有田一彦) ご異議なしと認めます。よって、本3件は委員長の報告のとおり可決されました。   ~~~~~~~~○~~~~~~~~   日程第15 議案第98号 工事請負契約の   締結について(廿日市市立中央公民館改築工   事) 126 ◯議長(有田一彦) 日程第15、議案第98号工事請負契約の締結について(廿日市市立中央公民館改築工事)を議題といたします。  直ちに総務常任委員長の報告を求めます。 127 ◯総務常任委員長細田勝枝) 議長。 128 ◯議長(有田一彦) 総務常任委員長。 129 ◯総務常任委員長細田勝枝) 議案第98号について、総務常任委員会における審査の経過及び結果をご報告いたします。  主な質疑は次のとおりでございます。  初めに、落札率が99.86%と非常に効率のいい落札と思えるが、要因はどういうものかという質疑に対し、本市では予定価格を公表しており、落札率が100%になる可能性もある。現在入札の不調が続く状況の中で、資材や労務単価の高騰、あるいは事業量の増加等により応札してもらえないという実情がある。こうした中で結果としてこのようになったと推測しているとの答弁がありました。  次に、入札状況調書にある加算点の内容はどういったものか、また評価点は低いように思われるがどうかという質疑に対し、この加算点は総合評価方式の評価項目の合計点で、加算点に基礎点の100点を加え、入札価格で割ったものが評価値である。総合評価方式をやってきた中で決して高い数値ではないが、事業者の施工実績、配置する技術者の施工実績、あるいは廿日市市内の資材購入等の項目で得点を得ており、そういった意味では評価できるところがあると考えているとの答弁がありました。  討論はございませんで、採決に移り、本件は全委員で原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  以上で議案第98号の審査結果報告を終わります。 130 ◯議長(有田一彦) 以上で委員長の報告が終わりましたので、これより委員長報告に対する質疑に入ります。  質疑はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 131 ◯議長(有田一彦) 質疑なしと認めます。  これより討論に入ります。  討論はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 132 ◯議長(有田一彦) 討論なしと認めます。  これより議案第98号工事請負契約の締結について(廿日市市立中央公民館改築工事)を採決いたします。  本件に対する委員長の報告は原案可決であります。  お諮りいたします。  本件は委員長の報告のとおり決することにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
    133 ◯議長(有田一彦) ご異議なしと認めます。よって、本件は委員長の報告のとおり可決されました。   ~~~~~~~~○~~~~~~~~   日程第16 議案第99号 公の施設の指定   管理者の指定について(廿日市市佐方公民   館)   日程第17 議案第100号 公の施設の指   定管理者の指定について(廿日市市串戸公民   館) 134 ◯議長(有田一彦) 日程第16、議案第99号公の施設の指定管理者の指定について(廿日市市佐方公民館)及び日程第17、議案第100号公の施設の指定管理者の指定について(廿日市市串戸公民館)の2件を一括議題といたします。  直ちに総務常任委員長の報告を求めます。 135 ◯総務常任委員長細田勝枝) 議長。 136 ◯議長(有田一彦) 総務常任委員長。 137 ◯総務常任委員長細田勝枝) 議案第99号及び議案第100号の2件について、総務常任委員会における審査の経過及び結果をご報告いたします。  主な質疑は次のとおりでございます。  初めに、指定管理を受けるため提出されている事業計画案のうち、特徴的なものとしてどういったものがあるのかという質疑に対し、それぞれ建物の維持管理、貸館事業、生涯学習事業の実施、地域づくり事業の実施の中で、佐方では総合防災マップの作成、公園などの維持管理、子ども教室の実施、ホームページの作成などを計画し、串戸では、日曜日に朝市やカフェ、夜間学級の開設、子どもの居場所づくり、ホームページの充実などを計画されているとの答弁がありました。  次に、串戸地区自治協議会の構成団体がどうなっているのかという質疑に対し、串戸地区では、これまでコミュニティ推進協議会と町内会連合会とに分かれていたが、協議をする中で、地区の一本化をお願いし、今年度統合し、串戸地区自治協議会を立ち上げられたとの答弁がありました。  議員間討議では、指定管理に係る経費の明細書、事業計画案など、議案の審議に必要な材料が少なく、今後は提示するように求めるとの意見でまとまりました。  討論はございませんで、採決に移り、本2件は全委員で原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  以上で議案第99号及び議案第100号の審査結果報告を終わります。 138 ◯議長(有田一彦) 以上で委員長の報告が終わりましたので、これより委員長報告に対する一括質疑に入ります。  質疑はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 139 ◯議長(有田一彦) 質疑なしと認めます。  これより一括討論に入ります。  討論はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 140 ◯議長(有田一彦) 討論なしと認めます。 141 ◯27番(植木京子) 議長。 142 ◯議長(有田一彦) はい、27番植木京子議員。 143 ◯27番(植木京子) 私はこの議案に対し反対ではありません。しかし、討論を行いたいと思います。その理由は、指定管理者そのものの公民館に指定管理者に指定をするという問題であります。公民館は本来社会教育の場であり、戦後すぐに私たちのおじいさん、おばあさんという人たちは公民館を使っていろいろな学習を積み重ねてまいりました。そういう意味では、戦後間もなく、また昭和38年には全国90%の場所で公民館ができたと言いますけれども、本当に社会教育の場、生涯学習の場として使われてきたわけです。ところが、こういう形で市民の側が指定管理を受けて、その仕事を引き受けていくと、管理をしていくということになったときに、その団体によっては社会教育、今でも廿日市でも社会教育主事を置いていなかったという問題もありましたので、そういう位置づけで、また一般の自治会もしくはそういう協議会などに指定管理委ねられたときに、本当にこの公民館の本来のあり方が貫かれるだろうかという、そういう危惧を持っているわけです。私はこの委員会において、総務委員会において、地元のほうで指定管理を受けると言われた団体が一体その管理受けてどういう事業をしていくのかと、どういう計画を持っているのか、またどういう姿勢で臨まれるのかという質疑をいたしました。子どもの居場所にしたいと、それから自治的な組織、会合を、そういう意識を高めていくためにも活用したいと、そういういろいろな、ほかにもさまざまな事業計画を聞いたわけですけれども、その後資料でも、串戸も佐方も事業計画を見せてもらいました。本当にどちらの自治会にしても……。 144 ◯議長(有田一彦) 植木議員、まとめて。 145 ◯27番(植木京子) みずからその指定管理を受けて、本来の公民館のあり方として、またコミュニティーの場も加えて前進させたいというそういう事業計画が書かれておりました。私がどうしても討論したかったのは、これらの串戸も佐方もそういう姿勢を持たれているということには大いに賛成をするものですけれども、市のほうがこれからもあちこち指定管理を進めていくために、地元の十分な意識が醸成しないまま、また合意が十分得られないまま進めていく可能性もなくはない、それは皆さんも同じように不安に感じておられるところもあろうかと思います。そういう中でどんどん進めていくということに今危惧を感じて討論に立ったわけですけれども、今後もしっかりとその地元の意識、それから社会教育の場としての市の位置づけ、これを十分市として政策として置くということを改めて求めておきたいと思います。  以上、そういう意見を付して賛成いたします。 146 ◯議長(有田一彦) 反対討論はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 147 ◯議長(有田一彦) はい、反対討論なしと認めます。  これより議案第99号公の施設の指定管理者の指定について(廿日市市佐方公民館)及び議案第100号公の施設の指定管理者の指定について(廿日市市串戸公民館)の2件を一括採決いたします。  本2件に対する委員長の報告はいずれも原案可決であります。  お諮りいたします。  本2件は委員長の報告のとおり決することにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 148 ◯議長(有田一彦) ご異議なしと認めます。よって、本2件は委員長の報告のとおり可決されました。   ~~~~~~~~○~~~~~~~~   日程第18 議案第101号 公の施設の指   定管理者の指定について(廿日市市健康増進   施設(宮浜べにまんさくの湯)) 149 ◯議長(有田一彦) 日程第18、議案第101号公の施設の指定管理者の指定について(廿日市市健康増進施設(宮浜べにまんさくの湯))を議題といたします。  直ちに産業厚生常任委員長の報告を求めます。 150 ◯産業厚生常任委員長(広畑裕一郎) 議長。 151 ◯議長(有田一彦) 産業厚生常任委員長。 152 ◯産業厚生常任委員長(広畑裕一郎) 議案第101号について、産業厚生常任委員会における審査の経過及び結果をご報告いたします。  主な質疑は次のとおりでございます。  初めに、指定管理者の応募は1者しかなかったようだが、どのような状況だったのか、また利用料金の設定や過失割合はどのようになっているのかという質疑に対し、結果として応募は1件だったが、現地説明会は2者来られ、電話問い合わせがもう一件あった。今の提案によれば、利用料金は現行のままで、リスク分担は指定管理者の管理瑕疵によらないものについて、物品の更新は1件30万円以上の備品を市の負担とし、修繕工事は1件100万円以上のものを従前どおり市の負担としているとの答弁がありました。  次に、大幅な改修のために5年間での納付金1,200万円だけでなく、温泉の使用料や入湯税を改修等の目的で積み立てておけるのか、また見込みはどのくらいかという質疑に対し、平成25年度で温泉源の使用料は約220万円、入湯税が440万円程度の実績で、その程度を見込んでいる。入湯税は温泉の施設などに係る消防、衛生等の広い範囲、分野で活用することとしており、その年度に生じた修繕に充てることはあるが、観光の分野だけに全部というふうな個別化はしていないとの答弁がありました。  討論はございませんで、採決に移り、本件は全委員で原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  以上で議案第101号の審査結果報告を終わります。 153 ◯議長(有田一彦) 以上で委員長の報告が終わりましたので、これより委員長報告に対する質疑に入ります。  質疑はありませんか。 154 ◯28番(小泉敏信) 議長。 155 ◯議長(有田一彦) 28番小泉敏信議員。 156 ◯28番(小泉敏信) べにまんさくの湯の指定管理料なんですが、補正予算等も出てないんで何ぼかもらわれるんかなというふうに思うんですが、委員会で指定管理者から指定管理料について話が出なかったんでしょうか、お伺いいたします。 157 ◯産業厚生常任委員長(広畑裕一郎) 議長。 158 ◯議長(有田一彦) 産業厚生常任委員長。 159 ◯産業厚生常任委員長(広畑裕一郎) 委員会で委員が質問したというよりも、執行部のほうから説明がありまして、ここにも先ほど言ったんですけども、5年で1,200万円、月々20万円か、年間240万円の今の納付金を指定管理者のほうが支払う提案がなされたということを執行部のほうからまず説明を受けております。  以上です。 160 ◯議長(有田一彦) ほかに質疑はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 161 ◯議長(有田一彦) はい、なければこれをもって質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。  討論はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 162 ◯議長(有田一彦) 討論なしと認めます。  これより議案第101号公の施設の指定管理者の指定について(廿日市市健康増進施設(宮浜べにまんさくの湯))を採決いたします。  本件に対する委員長の報告は原案可決であります。  お諮りいたします。  本件は委員長の報告のとおり決することにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 163 ◯議長(有田一彦) ご異議なしと認めます。よって、本件は委員長の報告のとおり可決されました。   ~~~~~~~~○~~~~~~~~   日程第19 議案第102号 市道路線の認   定及び廃止について 164 ◯議長(有田一彦) 日程第19、議案第102号市道路線の認定及び廃止についてを議題といたします。  直ちに建設常任委員長の報告を求めます。 165 ◯建設常任委員長(田中憲次) 議長。 166 ◯議長(有田一彦) 建設常任委員長。 167 ◯建設常任委員長(田中憲次) 議案第102号について、建設常任委員会における審査の経過及び結果をご報告いたします。  主な質疑は次のとおりでございます。  内容について、詳細はどうかという質疑に対し、現在県が実施している都市計画道路佐方線の事業に伴い、支障となる市道を佐方線の西側に新たに代替道路として計画しているものであるとの答弁がありました。  討論はございませんで、採決に移り、本件は全委員で原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  以上で議案第102号の審査結果報告を終わります。 168 ◯議長(有田一彦) 以上で委員長の報告が終わりましたので、これより委員長報告に対する質疑に入ります。  質疑はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 169 ◯議長(有田一彦) 質疑なしと認めます。  これより討論に入ります。  討論はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 170 ◯議長(有田一彦) 討論なしと認めます。  これより議案第102号市道路線の認定及び廃止についてを採決いたします。  本件に対する委員長の報告は原案可決であります。
     お諮りいたします。  本件は委員長の報告のとおり決することにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 171 ◯議長(有田一彦) ご異議なしと認めます。よって、本件は委員長の報告のとおり可決されました。   ~~~~~~~~○~~~~~~~~   日程第20 議案第103号 公の施設の指   定管理者の指定について(市営住宅等及び共   同施設) 172 ◯議長(有田一彦) 日程第20、議案第103号公の施設の指定管理者の指定について(市営住宅等及び共同施設)を議題といたします。  直ちに建設常任委員長の報告を求めます。 173 ◯建設常任委員長(田中憲次) 議長。 174 ◯議長(有田一彦) 建設常任委員長。 175 ◯建設常任委員長(田中憲次) 議案第103号について、建設常任委員会における審査の経過及び結果をご報告いたします。  主な質疑は次のとおりでございます。  初めに、これまでの指定管理に対する検証はどうかという質疑に対し、1点目としては、修繕業務や保守管理業務など、24時間、365日の受け付け体制の確保及び緊急時の対応が速やかに行われているということ、2点目としては、修繕工事等市が行う場合は、業者見積もりをとることから設計書の作成、発注の起案、決裁まで時間を要していたが、この処理が迅速に行われるという結果が出ている。また、平成24年度から平成26年度まで3カ年で約1,700万円の経費が縮減できたと検証しているとの答弁がありました。  次に、3年間での苦情の対応について、ワンクッション通すことになればそれだけ手間がかかるとも起こり得ると思うが、どのように捉えているかという質疑に対し、市が管理していたときと同じような要望や苦情は発生しているのが事実であり、一義的には指定管理者が丁寧に説明をし、入居者にご理解をいただいて対応している。市の判断が必要な内容については、毎月1回指定管理者から苦情や問い合わせの内容と対応状況をまとめて報告してもらい、打ち合わせをする中で解決策を話している。直接市に苦情として上がってくる件数はかなり減ってきており、指定管理者に誠意を持って対応していただいていると判断しているとの答弁がありました。  次に、委託する5年間、構造物のメンテナンスは誰がするのかという質疑に対し、日常的な維持管理については指定管理者が実施する、毎月のパトロールの点検結果について、団地ごとに報告が上がってくるので、危険な状況があれば緊急的に対応するよう修繕計画に反映させるという形をとっている。屋上防水や外壁の全面的改修など、国から補助金をいただいて行うような計画的な修繕については、市が長寿命計画を策定しており、その年次計画に基づいて直接発注をかけるという形で維持管理しているとの答弁がありました。  討論はございませんで、採決に移り、本件は全委員で原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  以上で議案第103号の審査結果報告を終わります。 176 ◯議長(有田一彦) 以上で委員長の報告が終わりましたので、これより委員長報告に対する質疑に入ります。  質疑はありませんか。 177 ◯4番(石塚宏信) はい、議長。 178 ◯議長(有田一彦) 4番石塚宏信議員。 179 ◯4番(石塚宏信) 私も建設のほうで委員でありまして、やはり適正な管理についてを質問させていただきました。その答弁は今委員長の報告のとおり、適切に管理してあるという答弁がありましたが、実際野坂住宅、野坂中学校の前にある住宅、現在今改修工事が行われております。屋上の防水工事も施工中でありますが、適切に管理されてないと思うんですが、その辺ちょっと教えていただきたい。 180 ◯議長(有田一彦) 石塚議員、それは今の委員長の説明といいますか、報告というのは、その中にあるものに対して質疑をしていただく……     (4番石塚宏信「適切に管理をされると     いう……。」と呼ぶ)  いや、それはちょっと違う。もし自分の意見を言うんであれば討論で。  ちょっと休憩いたします。   ~~~~~~~~○~~~~~~~~     休憩 午前11時42分     再開 午前11時43分   ~~~~~~~~○~~~~~~~~ 181 ◯議長(有田一彦) 休憩を閉じて会議を開きます。 182 ◯建設常任委員長(田中憲次) 議長。 183 ◯議長(有田一彦) はい、建設常任委員長。 184 ◯建設常任委員長(田中憲次) 恐らく石塚委員は建設委員だと思うんですけども。いや、その建設委員会で決まったことの、もちろん今の質疑に対する質疑は委員会ではなかったから私が答弁する必要ないんですけども、委員会で十分検討したことを、なかったことは事実なんですけど、またここでその再討論するつったら何か委員会そのものが、また要するに二重手間というふうな感じがするんですが。 185 ◯議長(有田一彦) 委員長、委員長、質疑にだけ答えてもらえばいい。 186 ◯建設常任委員長(田中憲次) 質疑に対する検討は、委員会ではありませんでした。  以上、報告します。  執行部から答えてもらってください。 187 ◯議長(有田一彦) ほかに質疑はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 188 ◯議長(有田一彦) はい、これをもって質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。  討論はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 189 ◯議長(有田一彦) はい、討論なしと認めます。  これより議案第103号公の施設の指定管理者の指定について(市営住宅等及び共同施設)を採決いたします。  本件に対する委員長の報告は原案可決であります。  お諮りいたします。  本件は委員長の報告のとおり決することにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 190 ◯議長(有田一彦) ご異議なしと認めます。よって、本件は委員長の報告のとおり可決されました。   ~~~~~~~~○~~~~~~~~   日程第21 請願第6号 子ども医療費の中   学校卒業まで完全無料化を求める請願書 191 ◯議長(有田一彦) 日程第21、請願第6号子ども医療費の中学校卒業まで完全無料化を求める請願書を議題といたします。  直ちに産業厚生常任委員長の報告を求めます。 192 ◯産業厚生常任委員長(広畑裕一郎) 議長。 193 ◯議長(有田一彦) 産業厚生常任委員長。 194 ◯産業厚生常任委員長(広畑裕一郎) 請願第6号について、産業厚生常任委員会における審査の経過及び結果をご報告いたします。  この請願は、子どもの医療費を中学校卒業まで完全無料とする制度を速やかに実施してくださいというものでございます。  審査に当たり、紹介議員に説明を求めて、質疑を行いました。  主な質疑は次のとおりでございます。  初めに、この請願に係る歳出と歳入の試算はできているのかという質疑に対し、歳入は計算していないが、歳出は市からの資料によると、中学校卒業まで無料化にした場合、1億7,000万円の増である、ただし所得制限を行い試算したものであるため、15%ぐらいの人が対象から外れていることから、完全無償化であればその15%分を加算することになり、2億円ぐらいの増と思われるとの答弁がありました。  次に、中学校卒業まで入院と通院を含め、一部負担金がなく完全無料化を実施している市町は広島県内にはないということでよいかとの質疑に対し、言われたとおり、入院、通院ともに中学校卒業まで完全無料化している市町はないが、いろいろなところと比べて本市のほうがすぐれた制度にしていかないと、本市に移り住みたいとわざわざ選択するような状況が生まれてこないと考えているとの答弁がありました。  討論に移り、反対討論がございました。  制度が拡充されることは必要とする家庭にとって大変助かると思うが、一時的な財源の確保では制度が維持できないことから、恒久的な財源とセットでないと論議できないと考えて、この請願書については反対をする。  また、県内の市において、所得制限はあるが、就学前まで一部負担金のない完全無料の医療費助成をしているのは本市のみであることは評価したいと思っている。中学校3年生までの完全無料化は、医療費の拡大につながる傾向もあり、全くの無料というのはどうなのかと考え、拡大することに関しては賛成ではあるが、完全無料化という点において採択しにくく、反対である。  また、約2億円の財源が恒常的にかかるということであり、採択して市に安易に提出するのはどうかと考える。この請願には賛同できないが、制度を拡充することは間違っていないので、本委員会においてしっかり検討し、また別の形で提案していければどうかと思っているという討論がございました。  次に、賛成討論がございました。  市の財政状況や高額所得者に同じ給付をしていいのかということは慎重に考慮しなくてはいけないが、定住政策や子育て支援という点では、誰かが大きな声を上げてやらなくてはいけないので、今回の請願には趣旨に賛同し、賛成であるという討論がございました。  採決に移り、本請願を採択することに賛成の委員の挙手を求めましたが、挙手少数により本請願は不採択すべきものと決定いたしました。  以上で請願第6号の審査結果報告を終わります。 195 ◯議長(有田一彦) 以上で委員長の報告が終わりましたので、これより委員長報告に対する質疑に入ります。  質疑はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 196 ◯議長(有田一彦) 質疑なしと認めます。  これより討論に入ります。  最初に、本請願に賛成の方の討論はありませんか。 197 ◯27番(植木京子) はい、議長。 198 ◯議長(有田一彦) 27番植木京子議員。 199 ◯27番(植木京子) それでは、私、紹介議員でもあり、この請願に対し賛成をいたします。この請願は、子どもの医療を充実させる会からの提出でありまして、中学3年生まで医療費を完全に無料にしてほしいという、この願いを持つ請願であります。署名数は、議会前に3,079筆分、産業厚生委員会までに追加された署名数565筆分、そして昨日284筆分が追加されまして、合計3,928筆分の署名が提出されております。12月議会中だけで1,000名近い署名が返ってきたことになります。今後もこのまま取り組んでいけば、この勢いで市民からの署名が返ってくるということは十分感触を得ています。日本共産党市議団としても、子どもの医療費を中学3年生まで無料化にする問題は、これまで委員会や一般質問等などで長いこと求めてまいりました。今回は紹介議員としてですけれども、また署名を集める一人でもありましたから、その中で治療代が払えない、小学校入学前に薬をまとめて出してもらった、アレルギーの子どもの治療が続けられなくなったなど、若いお父さん、お母さんのせつない声が随分寄せられました。中高年の人は、財政は大丈夫なんですかと聞かれる人もありました。若い人が住みやすい元気な廿日市にしたいとか、廿日市よりも大変なところが既に実施している、そういう話をすると、共感して快く署名をしてくださいました。4,000名近い署名の一筆一筆には市民の皆さんの切実な願い、若い人が住みよいまちにしてほしいという願いが込められていることを改めて強調したいと思います。市の子育て支援計画策定に向けた子育てに関するアンケート調査、9月議会において議員に配られましたけれども、この中にも子どもの医療費の年齢枠拡大を求める声が多数書かれておりました。もちろん小学校6年生までという声もあり、中学校3年生、また高校生までというのもありましたが、設問がないのに書かれているというのが目立ちました。過去廿日市市は、県内では他市に先駆けて3歳までの医療費の無料化を実施した先進市でありました。ところが、今や県内23市町のうち、就学前までというのは、廿日市市を含め3自治体だけしかなくなってしまっています。本市は一部負担をとっていないという前進面はありますが、年齢枠の低さにおいて随分おくれをとっていることになります。一部負担等のあるなしを考慮しなければ、外せば小学校3年生までが1、小学校6年生まで無料にしている市町が12、中学3年生までが7自治体、23市町のうち19が小学校6年生もしくは中学校3年生まで年齢枠を拡大しているわけです。全国の状況に比べるとなお廿日市はおくれています。1,742自治体のうち、無料が就学前まで無料というのはわずか2割です。2年前の厚労省の数字ではありますけれども、通院助成だけ見ても、中3までが一番多く、小学校3年生までを除いて、6年生まで拡大しているところが275自治体、中学校3年生まで拡大しているところは831自治体、高3まで無料にしているところは157自治体もあります。6年生から高3までの合計が1,263自治体です。つまり約73%の自治体が6年生から高3まで本市よりすぐれた制度を実施していることになります。     (「わかった」「完全無料じゃないよ」     と呼ぶ者あり)  本市は一部負担をとっていないという前進面があることは先ほども言いましたけれども、全国では所得制限もなく、一部負担をとっていない完全無料の自治体が主流となっています。一部負担をとっていないところは半数、所得制限なしが7割です。平成25年4月1日現在の厚労省の母子保健課の資料でありますから、2年たっております。今はさらにふえている可能性のほうが高いことが想像できます。     (「数字に具体がないよ」と呼ぶ者あ     り)  国がやるべき無料化をなぜ全国の自治体が頑張っているのか、言うまでもありませんけれども、子育て支援をするまちには若い人が住みやすくなるまちになる。子どもを安心して産めるまちになるからです。さらに、生産年齢人口がふえれば税収増にもつながるわけです。全国では早くから独自の子育て支援をし、出生率のアップにつなげている市町があちこちあります。もちろんこういうところは年数をかけてやっているわけですけれども、私は子育てするなら廿日市、この子育て応援をキャッチフレーズにするぐらいの市を目指すべきであろうと考えます。産業厚生委員会では、趣旨はわかるが完全無料は無理だというような意見が発言が多数ありました。しかし、ほかよりすぐれた制度にしてこそ廿日市に若い人が住みたくなる、選択できる魅力あるまちと言えるのではないでしょうか。  最後に、皆さんにお願いですけれども、完全無料を求めているから賛成しがたいとか、そういう理由で否決をすることなく、これだけの署名に込められた市民の願いをぜひ考慮し、賛成をしていただきたいと思います。完全無料化に抵抗がある方も、それはその意見をつけてこの請願に賛成をしていただき、そして後は市の判断に委ねる、そういう方法も市民の切実な請願に応えると、こういう姿勢だと考えます。私は子育てするなら廿日市という、市長の子育て応援のまちにしたいというその公約を実現するために、もう一度、子育てするなら廿日市というまちを目指してぜひ採択をお願いしたいと思います。  以上です。 200 ◯議長(有田一彦) 続いて、反対討論はありませんか。 201 ◯23番(高橋みさ子) 議長。 202 ◯議長(有田一彦) 23番高橋みさ子議員。 203 ◯23番(高橋みさ子) この請願の採択については、大きく2点において賛同できませんので、会派を代表いたしまして反対討論を述べさせていただきます。  1点目の理由は、署名の有効性に疑問があるという点です。今回の請願は、子どもの医療費を中学卒業まで入院、通院いずれも無料にしてくださいという内容で、今植木議員が言われました約4,000名の署名が添えられています。しかし、その請願書に書かれていることに誤りがあり、署名の有効性に疑問があります。請願書には、「廿日市市では子どもの医療費を所得制限を設けた上で就学前までは無料にしていますが、広島県内では既に多くの自治体で中学卒業までを対象とした無料化が行われています」と書いてあります。こう書かれて署名も集められております。しかし、中学校卒業まで無料としているのは、熊野町の入院においてのみであり、県内の多くの自治体では、医療費助成においては、1医療機関につき1日500円を患者が支払うなど、一部負担を設けております。無料ではありません。逆に、子どもの医療費助成において無料化を行っている自治体は県内に3つしかなく、廿日市市はその数少ない自治体の一つです。     (発言する者あり)  このように市民に間違った情報を与え、署名を集めることは厳に慎むべきであるとともに、請願書自体の信頼性に欠けます。  2点目は、中学校卒業まで完全無料化を求めるという内容について反対です。少子化が進む中、子どもの医療費助成については、全国的に拡大する傾向があります。しかし、子育ての支援策をどこまですべきか議論する時期に来ているとの新聞報道がありました。これは平成24年3月24日の日経新聞ですが、「子ども医療、首都圏で無料化相次ぐ、ばらまき批判も」との見出しで、次のように書いてあります。「首都圏では子どもの医療費を無料化にする自治体がふえている。財政が豊かな東京23区が中学校3年生までを無料化し、行政の横並び意識もあり、追随する市町村が広がっている。高校まで無料化にする例も出てきた。ただ、財政負担が重く、ばらまきとの批判もある。子育ての支援策をどこまですべきか議論する時期に来ている。また、都内のある小児科医は、無料のため大した症状でもないのにとりあえず来院する人もいると漏らす。安易な診療が医療費の増大を招く上、病院が混雑して、本当に診療が必要な人が不便になるという問題点も起きている」と書いてありました。実は11月中旬、廿日市市子どもの医療を充実させる会の署名を集めた市民が、この請願の紹介議員になってほしいと我が家に来られました。私は、医療費助成の対象年齢を拡大することには賛成ですが、中学校3年生まで完全無料化を求めることは厳しいですとお断りをいたしました。そして、会派内で話し合いをしましたが、全員対象年齢を拡大することには賛成だが、中学校3年までの完全無料化という点においては賛同できないと意見がまとまりました。子どもの医療費助成の対象年齢を拡大できないかという趣旨の質問は、直近では我々の会派は10月末の決算審査においても質疑を行っておりますし、今定例会でも栗栖議員が一般質問を行っております。我々は、医療費の増大を初め、扶助費の増大が見込まれる中、子どもの医療費助成の拡充については、持続可能な制度にすることが必要であり、所得制限、また一部負担も含め、さまざまな角度から検討すべきと考えております。財政も考えず、中学校3年生まで完全無料化を求めることは現実的ではなく、議員としても無責任であると考えております。
     以上、大きく2点の理由について、請願を採択することには賛成できません。  以上で討論を終わります。 204 ◯議長(有田一彦) 続いて、反対討論はありますか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 205 ◯議長(有田一彦) はい、ほかに討論はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 206 ◯議長(有田一彦) はい、なければこれをもって討論を終結いたします。  これより請願第6号子ども医療費の中学校卒業まで完全無料化を求める請願書を採決いたします。  お諮りいたします。  採決は起立により行います。  本請願に対する委員長の報告は不採択であります。  本請願を採択することに賛成の方の起立を求めます。     〔賛成者起立〕 207 ◯議長(有田一彦) はい、起立少数であります。よって、本請願は不採択することに決しました。   ~~~~~~~~○~~~~~~~~   日程第22 発議第9号 ウイルス性肝炎患   者に対する医療費助成の拡充及び身体障害者   福祉法上の肝機能障害による身体障害者手帳   の認定基準の見直しを求める意見書 208 ◯議長(有田一彦) 日程第22、発議第9号ウイルス性肝炎患者に対する医療費助成の拡充及び身体障害者福祉法上の肝機能障害による身体障害者手帳の認定基準の見直しを求める意見書を議題といたします。  直ちに提案理由の説明を求めます。 209 ◯10番(広畑裕一郎) 議長。 210 ◯議長(有田一彦) 第10番広畑裕一郎議員。 211 ◯10番(広畑裕一郎) お手元の資料のとおりでございます。  それでは、意見書の朗読をもって説明にかえさせていただきます。  発議第9号ウイルス性肝炎患者に対する医療費助成の拡充及び身体障害者福祉法上の肝機能障害による身体障害者手帳の認定基準の見直しを求める意見書。  地方自治法第99条及び会議規則第14条の規定により、別紙のとおり意見書を提出する。  平成26年12月16日、廿日市市議会議長有田一彦様。  提出者、廿日市市議会議員広畑裕一郎、賛成者、廿日市市議会議員井上佐智子、同じく枇杷木正伸、同じく大崎勇一、同じく荻村文規、同じく山本和臣、同じく藤田俊雄、同じく佐々木雄三、同じく高橋みさ子。  ウイルス性肝炎患者に対する医療費助成の拡充及び身体障害者福祉法上の肝機能障害による身体障害者手帳の認定基準の見直しを求める意見書(案)。  我が国においてウイルス性肝炎、特にB型・C型肝炎の患者が合計350万人以上とされるほど蔓延しているのは、国の責めに帰すべき事由によるものであるということは、肝炎対策基本法や「特定フィブリノゲン製剤及び特定血液凝固第IX因子製剤によるC型肝炎感染被害者を救済するための給付金の支給に関する特別措置法」、「特定B型肝炎ウイルス感染者給付金等の支給に関する特別措置法」でも確認されているところであり、国の法的責任は明確になっている。  ウイルス性肝炎患者に対する医療費助成は、現在、肝炎治療特別促進事業として実施されているが、対象となる医療が、B型・C型肝炎ウイルスの減少を目的とした抗ウイルス療法であるインターフェロン治療とB型肝炎の核酸アナログ製剤治療に限定されているため、医療費助成の対象から外れている患者が相当数にのぼる。特に、肝硬変・肝がん患者は高額の医療費を負担せざるを得ないだけでなく、就労不能の方も多く、生活に困難を来している。  また、現在は肝硬変を中心とする肝疾患も身体障害者福祉法上の障害認定(障害者手帳)の対象とされているものの、医学上の認定基準が極めて厳しいため、亡くなる直前でなければ認定されないといった実態が報告されるなど、現在の制度は、肝炎患者に対する生活支援の実効性を発揮していないとの指摘がなされているところである。  他方、特定B型肝炎ウイルス感染者給付金等の支給に関する特別措置法の制定時(平成23年12月)には、「とりわけ肝硬変及び肝がんの患者に対する医療費助成を含む支援の在り方について検討を進めること」との附帯決議がなされた。しかし、国においては、肝硬変・肝がん患者に対する医療費助成を含む生活支援について、何ら新たな具体的措置を講じていない。  肝硬変・肝がん患者は、毎日120人以上の方が亡くなっており、医療費助成を含む生活支援の実現は、一刻の猶予もない課題である。  よって、本議会は、下記事項を実現するよう強く要望する。  1、ウイルス性肝硬変・肝がんに係る医療費助成制度を創設すること。  2、身体障害者福祉法上の肝機能障害による身体障害者手帳の認定基準につき見直しを行い、患者の今日的状況に応じた認定制度にすること。  以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。  平成26年12月16日、広島県廿日市市議会。  以上でございます。ご審議のほどよろしくお願いいたします。 212 ◯議長(有田一彦) 以上で提案理由の説明が終わりましたので、これより質疑に入ります。  質疑はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 213 ◯議長(有田一彦) 質疑なしと認めます。  お諮りいたします。  本件は会議規則第37条第3項の規定により委員会付託を省略したいと思います。これにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 214 ◯議長(有田一彦) ご異議なしと認めます。よって、本件は委員会付託を省略することに決しました。  これより討論に入ります。  討論はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 215 ◯議長(有田一彦) 討論なしと認めます。  これより発議第9号ウイルス性肝炎患者に対する医療費助成の拡充及び身体障害者福祉法上の肝機能障害による身体障害者手帳の認定基準の見直しを求める意見書を採決いたします。  お諮りいたします。  本件は原案のとおり可決することにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 216 ◯議長(有田一彦) ご異議なしと認めます。よって、本件は原案のとおり可決されました。   ~~~~~~~~○~~~~~~~~   日程第23 所管事務調査の申出について 217 ◯議長(有田一彦) 日程第23、所管事務調査の申出についてを議題といたします。  お諮りいたします。  お手元に配付したとおり、会議規則第105条第1項の規定に基づき、閉会中の所管事務調査の申し出がありました。ついては、申し出のとおり、閉会中に所管事務調査を行うことにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 218 ◯議長(有田一彦) ご異議なしと認めます。よって、申し出のとおり、閉会中に所管事務調査を行うことに決しました。  以上をもって本定例会に付議された案件の審議は全部終了いたしました。  これにて平成26年第5回廿日市市議会(第4回定例会)を閉会いたします。   ~~~~~~~~○~~~~~~~~     閉会 午後0時14分  以上のとおり会議の経過を記載して、その相違ないことを証するた め、ここに署名する。    廿日市市議会議長    有 田 一 彦    廿日市市議会議員    堀 田 憲 幸    廿日市市議会議員    砂 田 麻佐文 このサイトの全ての著作権は廿日市市議会が保有し、国内の法律または国際条約で保護されています。 Copyright (c) HATSUKAICHI CITY ASSEMBLY MINUTES, All rights reserved....