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平成25年第1回定例会(第5日目) 名簿 開催日:2013年03月12日
平成25年第1回定例会(第5日目) 本文 開催日:2013年03月12日
平成25年第1回定例会(第5日目) 本文 開催日:2013年03月12日
平成25年第1回定例会(第5日目) 名簿 開催日:2013年03月12日

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  1. 廿日市市議会 2013-03-12
    平成25年第1回定例会(第5日目) 本文 開催日:2013年03月12日


    取得元: 廿日市市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-09-24
    ▼最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1   ~~~~~~~~○~~~~~~~~     開議 午前9時30分 ◯議長(角田俊司) 皆さんおはようございます。  ただいま出席議員が27名であります。定足数に達しておりますので、直ちに本日の会議を開きます。  ここで報道関係者から、写真、ビデオの撮影の申し出がありますので、廿日市市議会傍聴規則第11条の規定により、これを許可いたします。  本日の議事日程は、あらかじめお手元に配付したとおり行いますので、ご了承願います。   ~~~~~~~~○~~~~~~~~   日程第1 会議録署名議員の指名 2 ◯議長(角田俊司) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。  会議規則第88条の規定により、本日の会議録署名議員は、議長において第13番堀田憲幸議員、第14番細田勝枝議員の2名を指名いたします。   ~~~~~~~~○~~~~~~~~   日程第2 議案第18号 一般職の任期付職   員の採用等に関する条例 3 ◯議長(角田俊司) 日程第2、議案第18号一般職の任期付職員の採用等に関する条例を議題といたします。  直ちに総務常任委員長の報告を求めます。 4 ◯総務常任委員長高橋みさ子) 議長。 5 ◯議長(角田俊司) 総務常任委員長。 6 ◯総務常任委員長高橋みさ子) 皆さんおはようございます。  それでは、議案第18号について、総務常任委員会における審査の経過及び結果をご報告いたします。  主な質疑は次のとおりでございます。
     初めに、どういう部署や業務の採用が考えられるのかという質疑に対し、想定している職としては、特定任期付職員として弁護士の採用を考えている。また、一定期間内に業務が終了することが見込まれる業務として、大野の小中一貫教育推進校が整備されることにより、大野西小学校給食調理業務が終了することから、それまでの間の退職者補充にこの制度を導入したいとの答弁がありました。  次に、選考か、競争試験かはどうやって決めるのかという質疑に対し、基本的に特定任期付一般任期付職員は選考とし、その他の職員は競争試験としたいとの答弁がありました。  次に、歳入確保のため、例えば宮島の入島税の検討ができる高度な専門的知識を持った人や、観光振興にたけた人などの採用は考えないのかという質疑に対し、期限が限られれば可能である、観光プロモーションで活用している他市の事例もあるので研究したいとの答弁がありました。  次に、特定任期付職員のうち、顕著な業績を上げた職員には業績手当を支給することができるとあるが、どのような場合か、また誰が業績を判定するのかという質疑に対し、例えば観光振興で想定以上の経済効果があった場合などである。判定に当たっては、判定委員会などで慎重に判断して支給割合を定めていきたいとの答弁がありました。  次に、条例制定は人件費を抑えることが目的なのかという質疑に対し、外部の専門家と比較してスピーディーな意思決定が可能になることや、必要な期間に限って人員が確保でき、人件費を抑えることにも一部つながる。最少の経費で最大の効果を上げる公務の能率的な運営と考えているとの答弁がありました。  討論に移り、反対討論がございました。  選考による採用がふえることで、情実による人事を排した公平な採用が行われるか問題がある。また、任期付採用は、公務運営の安定性、継続性が失われるおそれがあり、不安定雇用の拡大と公務員の労働条件の悪化につながる。また、民間からの選考採用は、官民癒着につながるおそれもある。給食調理員をこういう方法で採用することについて反対であるという討論がございました。  次に、賛成討論がございました。  制定の理由にあるとおり、専門化、高度化する行政課題に対応するために、見識の高い人を短期間で採用し、問題を解決していくことがこれからは必要だと思うので賛成であるという討論がございました。  採決に移り、原案に賛成の委員の挙手を求めましたが、挙手多数により原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  以上で議案第18号の審査結果報告を終わります。 7 ◯議長(角田俊司) 以上で委員長の報告が終わりましたので、これより委員長報告に対する質疑に入ります。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 8 ◯議長(角田俊司) 質疑なしと認めます。  これより討論に入ります。  最初に、反対討論。 9 ◯15番(大畑美紀) 議長。 10 ◯議長(角田俊司) はい、15番大畑美紀議員。 11 ◯15番(大畑美紀) 私は、この議案第18号任期付職員の採用等に関する条例について反対ですので、反対の理由を述べます。  委員会では可決すべきものというような決になりましたけれども、反対討論の委員長報告にもありましたように、この条例の適用範囲は極めて抽象的です。今委員長報告では弁護士を採用したいというような市の答弁の紹介がありましたが、実際には全国各自治体で幅広い解釈によって、一般行政職のあらゆる分野に適用しております。一般行政職へのあらゆる分野に任期付職員を配置していくことに道を開く条例となっています。任期付職員採用の拡大は、地方公務員制度をゆがめ、公務運営の安定性、継続性を損なうことにつながり、住民本位の地方自治のあり方によい影響を与えるものではないと思います。官民癒着、また不安定雇用を拡大するものにもなると考えて反対いたします。市民の生活にもいい影響を与えるものではないとの立場から反対です。 12 ◯議長(角田俊司) それでは、賛成討論はありますか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 13 ◯議長(角田俊司) では、これをもって討論を終結いたします。  討論がありましたので、議案第18号一般職の任期付職員の採用等に関する条例を起立により採決いたします。  本件に対する委員長の報告は原案可決であります。  委員長の報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。     〔賛成者起立〕 14 ◯議長(角田俊司) 起立多数であります。よって、本件は原案のとおり可決されました。   ~~~~~~~~○~~~~~~~~   日程第3 議案第22号 廿日市市暴力団排   除条例の一部を改正する条例 15 ◯議長(角田俊司) 日程第3、議案第22号廿日市市暴力団排除条例の一部を改正する条例を議題といたします。  直ちに総務常任委員長の報告を求めます。 16 ◯総務常任委員長高橋みさ子) 議長。 17 ◯議長(角田俊司) 総務常任委員長。 18 ◯総務常任委員長高橋みさ子) それでは、議案第22号について、総務常任委員会における審査の経過及び結果をご報告いたします。  質疑、討論ともにございませんで、採決に移り、本件は全委員で原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  以上で議案第22号の審査結果報告を終わります。 19 ◯議長(角田俊司) 以上で委員長の報告が終わりましたので、これより委員長報告に対する質疑に入ります。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 20 ◯議長(角田俊司) 質疑なしと認めます。  これより討論に入ります。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 21 ◯議長(角田俊司) 討論なしと認めます。  これより議案第22号廿日市市暴力団排除条例の一部を改正する条例を採決いたします。  本件に対する委員長の報告は原案可決であります。  お諮りいたします。  本件は委員長の報告のとおり決することにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 22 ◯議長(角田俊司) ご異議なしと認めます。よって、本件は委員長の報告のとおり可決されました。   ~~~~~~~~○~~~~~~~~   日程第4 議案第19号 廿日市市新型イン   フルエンザ等対策本部条例 23 ◯議長(角田俊司) 日程第4、議案第19号廿日市市新型インフルエンザ等対策本部条例を議題といたします。  直ちに産業厚生常任委員長の報告を求めます。 24 ◯産業厚生常任委員長(栗栖俊泰) 議長。 25 ◯議長(角田俊司) 産業厚生常任委員長。 26 ◯産業厚生常任委員長(栗栖俊泰) おはようございます。  それでは、議案第19号について、産業厚生常任委員会における審査の経過及び結果をご報告いたします。  質疑、討論ともにございませんで、採決に移り、本件は全委員で原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  以上で議案第19号の審査結果報告を終わります。 27 ◯議長(角田俊司) 以上で委員長の報告が終わりましたので、これより委員長報告に対する質疑に入ります。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 28 ◯議長(角田俊司) 質疑なしと認めます。  これより討論に入ります。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 29 ◯議長(角田俊司) 討論なしと認めます。  これより議案第19号廿日市市新型インフルエンザ等対策本部条例を採決いたします。  本件に対する委員長の報告は原案可決であります。  お諮りいたします。  本件は委員長の報告のとおり決することにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 30 ◯議長(角田俊司) ご異議なしと認めます。よって、本件は委員長の報告のとおり可決されました。   ~~~~~~~~○~~~~~~~~   日程第5 議案第23号 廿日市市岩倉ファ   ームパーク設置及び管理条例の一部を改正す   る条例 31 ◯議長(角田俊司) 日程第5、議案第23号廿日市市岩倉ファームパーク設置及び管理条例の一部を改正する条例を議題といたします。  直ちに産業厚生常任委員長の報告を求めます。 32 ◯産業厚生常任委員長(栗栖俊泰) 議長。 33 ◯議長(角田俊司) 産業厚生常任委員長。 34 ◯産業厚生常任委員長(栗栖俊泰) 議案第23号について、産業厚生常任委員会における審査の経過及び結果をご報告いたします。  質疑、討論ともにございませんで、採決に移り、本件は全委員で原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  以上で議案第23号の審査結果報告を終わります。 35 ◯議長(角田俊司) 以上で委員長の報告が終わりましたので、これより委員長報告に対する質疑に入ります。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 36 ◯議長(角田俊司) 質疑なしと認めます。  これより討論に入ります。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 37 ◯議長(角田俊司) 討論なしと認めます。  これより議案第23号廿日市市岩倉ファームパーク設置及び管理条例の一部を改正する条例を採決いたします。  本件に対する委員長の報告は原案可決であります。  お諮りいたします。  本件は委員長の報告のとおり決することにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 38 ◯議長(角田俊司) ご異議なしと認めます。よって、本件は委員長の報告のとおり可決されました。   ~~~~~~~~○~~~~~~~~   日程第6 議案第24号 廿日市市国民宿舎   事業の設置等に関する条例の一部を改正する   条例
    39 ◯議長(角田俊司) 日程第6、議案第24号廿日市市国民宿舎事業の設置等に関する条例の一部を改正する条例を議題といたします。  直ちに産業厚生常任委員長の報告を求めます。 40 ◯産業厚生常任委員長(栗栖俊泰) 議長。 41 ◯議長(角田俊司) 産業厚生常任委員長。 42 ◯産業厚生常任委員長(栗栖俊泰) 議案第24号について、産業厚生常任委員会における審査の経過及び結果をご報告いたします。  主な質疑は次のとおりでございます。  初めに、国民宿舎みやじま杜の宿を指定管理として存続していくための条例の一部改正と言えるが、指定管理者に経理的な書類をしっかりと提出させ、チェックしていくことはできるのかという質疑に対し、指定管理者からは、誰でも理解できるわかりやすい資料を提出してもらい、十分チェックしていきたいとの答弁がありました。  また、指定管理者が中途で辞退する場合の賠償はどうするのかという質疑に対し、違約金という形で整理をしたいとの答弁がありました。  次に、指定管理にする趣旨の説明が不足しており、市が強く指定管理者制度を導入しようとする理由を明快にしてほしいという質疑に対し、杜の宿の将来に向けての活用は、宮島での滞在時間延長や宿泊客の増加等が大きなテーマであり、観光振興の実践の場として活用し、観光の柱としたいので理解を求めたいとの答弁がありました。  討論に移り、反対討論がございました。  市の財政状況が大変な中、市が国民宿舎を運営しなくてもよいという考え方であり、今後15年間維持できる確証はなく、一般財源を投入しなければいけないような事態も考えられることから、この議案には反対であるという討論がございました。  次に、賛成討論がございました。  安易に壊したり、売却したりすべきではなく、市民サービスや地域経済の活性化のための活用や努力をすべきだと考えればやむを得ない選択であり、民間と一緒に滞在者数をふやす努力をしていくという答弁に期待して、この議案に賛成であるという討論がございました。  採決に移り、原案に賛成の委員の挙手を求めましたが、挙手多数により原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  以上で議案第24号の審査結果報告を終わります。 43 ◯議長(角田俊司) 以上で委員長の報告が終わりましたので、これより委員長報告に対する質疑に入ります。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 44 ◯議長(角田俊司) 質疑なしと認めます。  これより討論に入ります。  最初に、反対討論はありませんか。 45 ◯17番(高橋みさ子) 議長。 46 ◯議長(角田俊司) 17番高橋みさ子議員。 47 ◯17番(高橋みさ子) 議案第24号廿日市市国民宿舎事業の設置等に関する条例の一部を改正する条例には反対ですので、反対討論を行います。  今回の条例改正は、国民宿舎みやじま杜の宿の運営に指定管理者制度を導入しようとするためのものです。しかし、私はみやじま杜の宿については、民間への売却検討を第一とすべきと考え、指定管理者制度を導入し、長期間にわたり運営を継続していくとの市の方針には反対です。昭和30年代、国民宿舎は低廉で快適な宿泊施設として整備されました。一時は全国に400を超える施設が整備されましたが、施設の老朽化や利用者の減少による経営不振で、現在では公営の国民宿舎は全国で118施設が残っているのみです。安価で宿泊できる民間施設がたくさんある今、いわゆる宿泊施設の経営はもはや市が行わなければならない事業ではなく、公共の宿の役割は終わったと思います。行財政改革を推進していく上からも、民間にできることはできるだけ民間に任せるべきであり、いわゆる宿泊業である国民宿舎事業は、真に市が行わなければならないサービスとは考えられません。     (「そうだ」と呼ぶ者あり)  指定管理者制度を導入することで採算がとれ、協力金を積み立てることができるとのことですが、多額の利潤が生まれ、市の財政に寄与するとは考えられません。また、この施設を利用する主な対象が廿日市市民ならともかく、利用者のほとんどが市外からの観光客であり、廿日市市民の公共の福祉、利益につながるとも思えません。     (「そのとおりだ」と呼ぶ者あり)  この施設の存在意義については、来島者の滞在時間の延長や水族館みやじマリンとの連携など、観光振興の面からも否定するものではありません。しかし、市がこの事業をやらなければならない理由には当たりません。     (「そうだ」と呼ぶ者あり)  市が抱える事業が肥大化する中、真に公がやらなければならない事業を見きわめることが必要です。私は国民宿舎事業については、市民サービスへの優先度は限りなく低いと思っております。指定管理者制度を活用して杜の宿の運営を民間事業者に任せるということは、すなわち民間事業者が経営することと同じであります。国民宿舎みやじま杜の宿については、民間売却の道を探るべきです。よって、指定管理者制度導入に向けた本条例改正案には反対です。  以上で反対理由の討論を終わります。 48 ◯議長(角田俊司) それでは次に、賛成討論はありますか。 49 ◯9番(佐々木雄三) 議長。 50 ◯議長(角田俊司) はい、9番佐々木雄三議員。 51 ◯9番(佐々木雄三) 私は賛成のほうの立場で討論をさせていただきます。  今高橋議員が言われました民間に売却すべきであるということは、去年の6月の全員協議会で執行部のほうからお示しがあったと思います。民間に売却するのには非常に時間がかかり困難であると。     (「やる気の問題よ」と呼ぶ者あり) 52 ◯議長(角田俊司) 静かにしてください。 53 ◯9番(佐々木雄三) 静かにしてください。しゃべるのを忘れてしもうたよ。 54 ◯議長(角田俊司) 討論を続けてください。 55 ◯9番(佐々木雄三) 賛成の討論としてまず言います。これは昭和37年ですかね、旧宮島町の時代に国民宿舎の必要性を考えられて発展したものでございます。ちょうどことしで50年になります。やはり西町の開発ということでこれができたんだろうと思っています。ただ、私もその当時の当事者ではありませんし、その当時小学生でございますので、非常にいいものが建ったなという思いは持ってました。それで、50年間これをまちが運営してこられてました。一般会計から非常に、赤字だ、赤字だと言われてますが、実はこれ今一般会計のほうには一つも繰り入れておりません。一般会計からは確かにもらったような記憶もありませんし、ずっと建設改良資金としてこの資金をためてきてます。現在今6億、今の時点でたまっております。赤字は実際8億あります。だけど、これは実は平成5年に新たにリニューアルするために建てかえました。そのときに旧宮島町で資本金を出していただきまして、16億という資本金を出していただきまして、それを原資のもとに現国民宿舎は建てかえてあります。あくまでも西町の発展、宿泊客の増加ということを目的にやりました。ただ、その当時と変わりましたのは、修学旅行がその当時は非常に少なかった。最近修学旅行に広島県修学旅行誘致対策協議会にも廿日市市は加盟してまして、修学旅行に大いにこちらの地区に来ていただきたい、そういうふうなことも今行政のほうはやっておられます。そのときに今宮島のほうには修学旅行が宿泊できる施設が4軒ありました。今2軒、民間の宿泊のためにかえられてます。そして、今の国民宿舎が受け持っておるのは、修学旅行も大切な観光産業の一つでございます。そして、どうしてもこちらのほうの施設に受け入れることが必要である。今回指定管理にしたのは、民間に任せたほうがいいという6月に答申が出てます。この指定管理者は、本来の指定管理者というのはこちらが金額を決めまして、これで運営をしていただきたい、これが民間に任す指定管理です。今回の指定管理者は、家賃としていただきたい、運営資金をいただきたい、今回それをまたプールして、一般会計から繰り入れるんでなくて、これからも存続をしていくためにも必要であるという結論に達してましたので、この指定管理者を導入することには賛成といたします。 56 ◯議長(角田俊司) ほかに討論はございますか。 57 ◯13番(堀田憲幸) 議長。 58 ◯議長(角田俊司) はい、13番堀田憲幸議員。 59 ◯13番(堀田憲幸) 賛成討論いいですか。  私は賛成の立場でこの条例に討論を行います。  ただいま宮島出身の元町長でもあり、現在市議会議員である佐々木雄三議員のほうから討論がありましたが、この宮島の国民宿舎杜の宿の存在というものはもう明らかでございます。これまで宮島町の発展のために寄与してきたことはもちろんのこと、これからも市が観光資源の一つである宮島を核に、世界遺産のこの宮島を核に廿日市市域全体にわたって観光資源の開発をするんだということを表明いたしておりますし、その拠点とすべきポイントがこの杜の宿であるということが示されております。これまでも実績どおり杜の宿は宮島町にとっては必要不可欠なものであり、先ほど佐々木議員から述べられたように、宮島が合併する条件の中の一つとして宮島町で議論された結果、西町の発展のため、あるいは島全体のバランスを読み取るためにも、この国民宿舎と一昨年リニューアルオープンをいたしました水族館の存続というものがどうしても必要なんだということで、この2つの事業を存続するんだということが、当時の宮島町が廿日市市として廿日市市と合併するための条件の一つであったということが明確であり、さらにその発展のためにということが現在もう機能を十分に満たしております。そういった理由もあり、この杜の宿の必要性というものは誰もが認める施設であり、今後も存続が望まれるものであります。先ほどから民間売却をということが指摘されておりますけれども、これについては国有地であったりとか、あるいは神社のものであったりとか、いろいろな難しい条件のもとに、宮島町であるからこそこの施設を運用管理できるんだということがこれまでも報告されておりますし、事実そのとおりだと思っております。いかなる理由があろうとも、廿日市市が今掲げております観光資源、この世界遺産を誇る宮島を核として、今後5カ町村が合併した廿日市全域の発展のためにも、どうしてもこの杜の宿が必要であるということで、本市も練りに練った結果、指定管理者制度を導入するんだという結論に達しておるわけでございまして、これまでも議論をした結果、この杜の宿が指定管理者に移行することにより、よりサービスが向上し、国内を初め世界各国からお見えになるお客さんのためにも、安価で宿泊できるこの杜の宿を存続すべきである、このように私は考えまして、本条例に対しましては賛成をいたすものであります。 60 ◯議長(角田俊司) ほかに討論はございますか。  原則反対討論を今求めております。 61 ◯27番(植木京子) 議長。 62 ◯議長(角田俊司) それでは、27番植木京子議員。 63 ◯27番(植木京子) 私は日本共産党の立場からこの原案に賛成をしたいと思います。  先ほどから財政的な問題も出されているわけですけれども、私がこれからこの国民宿舎を市がつくるというのであれば、これは慎重な検討が必要だというふうに考えます。しかし、今既に杜の宿は平成5年につくられて以来、運営をされてきているわけであります。市が行政がつくったものを簡単に壊すべきではないというふうに考えております。その目的に沿って、しかも財政的な問題が解決しているのであれば、これは市民にとっても、また宮島、世界遺産の宮島、観光客を十分招いて、そしてしっかりと滞在してもらうということのメリットにつながるものであれば存続すべきだというふうに考えます。まず、委員会でも出ました財政的にどうなのかという点であります。それはこの平成5年以来の財政の推計を私も資料をつぶさに見せてもらいました。固定資産を除いた実質収支であります。公の会計というのは実質収支で見るべきだというふうに考えておりまして、それは水道会計でも一緒であります。     (発言する者あり)  実質収支が一時期6年間わずかのマイナスの時期がありましたけれども、それは19号台風があった後の来客数が減った、宮島全体が減ったという時期でありました。その後はまたこの国民宿舎の会計は黒字になっているわけであります。私はもう一つの問題、残すのかどうかという目安にするに当たっては、民業圧迫という意見が出ました。民業圧迫をしているのかどうかという点であります。それは宮島の旅館数がどのように推移しているのか、これを見ましたときに、当時23あった旅館が今22に変わっているだけということでありました。1人は後継者の問題で廃業されたと聞いております。それから、本当に廿日市の国民宿舎が民業を圧迫しているんであれば、市が黒字を出してきたときに、民のほうが赤字だったかと、そういう関係があるのかということを聞きましたところ、これも杜の宿が来客が減れば、ほかの旅館も減っていると、杜の宿によってお客さんを取られるとか、取られないとか、そういう関係ではないということも明らかになりました。私はこの国民宿舎が持つ比較的安価で宿泊できる、私も利用しましたけれども、やはり安価で泊まれる場所があるということは、これは大事なことだというふうに考えます。福祉を削ってまで過剰な税金投入をするということになれば、これは問題であります。しかし、国民宿舎だけで安定的な会計が運営できるということであれば、私はこれは民と一緒にこの宮島、そして宮島に観光客を招き、それが市民にとって有益になるような、税収も含めて有益になるような方向で、しかもこの伝統文化の息づく宮島をしっかりと発信させる役割を持つ市としても民と一緒になって頑張るべきだというふうに考えます。  最後に、指定管理者制度の問題でありますから、指定管理者制度そのものを私たちは早く業者がやるべきではないという立場からなくしていきたいというふうには考えております。しかし、今導入されております。導入されている中で、これになじむもの、指定管理者制度になじむもの、なじまないものというふうにすみ分けをした場合に、この国民宿舎杜の宿は比較的指定管理者制度に行政のやっている仕事の中ではなじみやすいものだろうというふうな判断をしております。これまでも市が直営と言いながら、民間がかなり入っていたという経緯もあります。そのことも考えれば不自然ではないというふうに考えます。絶対に指定管理者にすべきではないものはやるべきではないというふうに考えますけれども、そういう点から私たちはこの議案に賛成をいたします。  以上です。 64 ◯議長(角田俊司) それでは、反対討論はありますか。 65 ◯6番(山田武豊) 議長。 66 ◯議長(角田俊司) はい、6番山田武豊議員。 67 ◯6番(山田武豊) この議案に反対の立場で討論をさせていただきます。  先ほどの討論の中で市がつくったものを簡単に壊すべきではない、また宮島には安価に泊まれる宿も必要であると、こういった言葉がありましたが、そもそも安価に泊まれる宿、杜の宿よりも低価格で泊めさせてくれる宿は周辺には幾らでもあります。また、市がつくったものを簡単に壊すべきではないという意見に対しましても、私は昨今こういった考え方が通念の行財政の運営の妨げになっていると思います。     (「そうだ」と呼ぶ者あり)  また、指定管理というものは今の時代考えてみたとき、大きく2つに分かれるのではないかとも思います。市長が掲げられる住民協働のまちづくり、こういったものの後ろ盾、また推進に資すものの進む指定管理であるならばいいと思います。しかし、この杜の宿の指定管理につきましては、幾らできる規定であろうとも、明らかに運営面を重視した指定管理であると言わざるを得ません。もっと指定管理のあり方というものを考えて話は進めていくべきでもありますし、先ほど佐々木議員からも、独自でこの杜の宿を運営してきたと言いましたが、みずからおっしゃるように、原資は税金でございます。そして、今基金にあるものもそうでございます。     (「そのとおり」と呼ぶ者あり)  この大切な税金を使っていくということに対して、今本当に杜の宿という施設をこの福祉、厳しい時代に行政の事業としてやっていくべきかどうかということを考えたときに、私は今一定の結論を出し、この杜の宿、行政がやるべき事業ではないと考えており、反対の討論とさせていただきます。 68 ◯議長(角田俊司) それでは、これをもって討論を終結いたします。  討論がありましたので、議案第24号廿日市市国民宿舎事業の設置等に関する条例の一部を改正する条例を起立により採決いたします。  本件に対する委員長の報告は原案可決であります。  委員長の報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。     〔賛成者起立〕 69 ◯議長(角田俊司) 起立多数であります。よって、本件は原案のとおり可決されました。   ~~~~~~~~○~~~~~~~~   日程第7 議案第25号 廿日市市障害程度   区分認定審査会の委員の定数等を定める条例   及び特別職の職員等の給与、旅費及び費用弁   償に関する条例の一部を改正する条例 70 ◯議長(角田俊司) 日程第7、議案第25号廿日市市障害程度区分認定審査会の委員の定数等を定める条例及び特別職の職員等の給与、旅費及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例を議題といたします。  直ちに産業厚生常任委員長の報告を求めます。 71 ◯産業厚生常任委員長(栗栖俊泰) 議長。 72 ◯議長(角田俊司) 産業厚生常任委員長。 73 ◯産業厚生常任委員長(栗栖俊泰) それでは、議案第25号について、産業厚生常任委員会における審査の経過及び結果をご報告いたします。  主な質疑は次のとおりでございます。  条例の内容を見ると、名称のみ変わったものと思うが、内容は全く変わらないという認識でいいのか、また障害程度区分の認定に当たり、本市に苦情は出ているのかという質疑に対し、平成25年度から名称が変わり、内容については、法の施行後3年をめどに検討され、新しい制度が示される見込みである。また、本市内における苦情はこれまで聞いていないとの答弁がありました。  討論はございませんで、採決に移り、本件は全委員で原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  以上で議案第25号の審査結果報告を終わります。 74 ◯議長(角田俊司) 以上で委員長の報告が終わりましたので、これより委員長報告に対する質疑に入ります。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 75 ◯議長(角田俊司) 質疑なしと認めます。  これより討論に入ります。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 76 ◯議長(角田俊司) 討論なしと認めます。  これより議案第25号廿日市市障害程度区分認定審査会の委員の定数等を定める条例及び特別職の職員等の給与、旅費及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例を採決いたします。  本件に対する委員長の報告は原案可決であります。  お諮りいたします。  本件は委員長の報告のとおり決することにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 77 ◯議長(角田俊司) ご異議なしと認めます。よって、本件は委員長の報告のとおり可決されました。   ~~~~~~~~○~~~~~~~~   日程第8 議案第28号 廿日市市いもせ寮
      条例を廃止する条例 78 ◯議長(角田俊司) 日程第8、議案第28号廿日市市いもせ寮条例を廃止する条例を議題といたします。  直ちに産業厚生常任委員長の報告を求めます。 79 ◯産業厚生常任委員長(栗栖俊泰) 議長。 80 ◯議長(角田俊司) 産業厚生常任委員長。 81 ◯産業厚生常任委員長(栗栖俊泰) 議案第28号について、産業厚生常任委員会における審査の経過及び結果をご報告いたします。  質疑では、施設の職員体制について、母子支援員、少年指導員等の指導員が専任であることを確認し、討論はございませんで、採決に移り、本件は全委員で原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  以上で議案第28号の審査結果報告を終わります。 82 ◯議長(角田俊司) 以上で委員長の報告が終わりましたので、これより委員長報告に対する質疑に入ります。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 83 ◯議長(角田俊司) 質疑なしと認めます。  これより討論に入ります。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 84 ◯議長(角田俊司) 討論なしと認めます。  これより議案第28号廿日市市いもせ寮条例を廃止する条例を採決いたします。  本件に対する委員長の報告は原案可決であります。  お諮りいたします。  本件は委員長の報告のとおり決することにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 85 ◯議長(角田俊司) ご異議なしと認めます。よって、本件は委員長の報告のとおり可決されました。   ~~~~~~~~○~~~~~~~~   日程第9 議案第20号 廿日市市下水道区   域外流入分担金に関する条例 86 ◯議長(角田俊司) 日程第9、議案第20号廿日市市下水道区域外流入分担金に関する条例を議題といたします。  直ちに建設常任委員長の報告を求めます。 87 ◯建設常任委員長(林 忠正) 議長。 88 ◯議長(角田俊司) 建設常任委員長。 89 ◯建設常任委員長(林 忠正) 10時を過ぎましたんで、皆さんこんにちは。  議案第20号について、建設常任委員会における審査の経過及び結果をご報告いたします。  主な質疑は次のとおりでございます。  初めに、認可区域に隣接しているところでないと適用されないのか、既に汚水管渠が通っているところからかなりの距離があっても、この条例にのっとった負担金、分担金を支払えば公共の汚水管渠に通すのかという質疑に対し、どんなに距離があったとしても、区域外流入をしようとする方が排水管を布設し、下水道管理者が適正であると認めれば接続は可能であるとの答弁がありました。  次に、この条例が施行され、現時点で要望者はどのぐらいあるのかという質疑に対し、平成16年から21年の間に10件の区域外流入の申請があり、そのうち5件は処理区域内に入り、去年も3件の要望があり、今後も要望が出てくるものと考えているとの答弁がありました。  討論はございませんで、採決に移り、本件は全委員で原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  以上で議案第20号の審査結果報告を終わります。 90 ◯議長(角田俊司) 以上で委員長の報告が終わりましたので、これより委員長報告に対する質疑に入ります。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 91 ◯議長(角田俊司) 質疑なしと認めます。  これより討論に入ります。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 92 ◯議長(角田俊司) 討論なしと認めます。  これより議案第20号廿日市市下水道区域外流入分担金に関する条例を採決いたします。  本件に対する委員長の報告は原案可決であります。  お諮りいたします。  本件は委員長の報告のとおり決することにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 93 ◯議長(角田俊司) ご異議なしと認めます。よって、本件は委員長の報告のとおり可決されました。   ~~~~~~~~○~~~~~~~~   日程第10 議案第21号 工業団地下水道   の公共下水道への編入に伴う関係条例の整理   に関する条例 94 ◯議長(角田俊司) 日程第10、議案第21号工業団地下水道の公共下水道への編入に伴う関係条例の整理に関する条例を議題といたします。  直ちに建設常任委員長の報告を求めます。 95 ◯建設常任委員長(林 忠正) 議長。 96 ◯議長(角田俊司) 建設常任委員長。 97 ◯建設常任委員長(林 忠正) 議案第21号について、建設常任委員会における審査の経過及び結果をご報告いたします。  質疑、討論ともにございませんで、採決に移り、本件は全委員で原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  以上で議案第21号の審査結果報告を終わります。 98 ◯議長(角田俊司) 以上で委員長の報告が終わりましたので、これより委員長報告に対する質疑に入ります。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 99 ◯議長(角田俊司) 質疑なしと認めます。  これより討論に入ります。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 100 ◯議長(角田俊司) 討論なしと認めます。  これより議案第21号工業団地下水道の公共下水道への編入に伴う関係条例の整理に関する条例を採決いたします。  本件に対する委員長の報告は原案可決であります。  お諮りいたします。  本件は委員長の報告のとおり決することにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 101 ◯議長(角田俊司) ご異議なしと認めます。よって、本件は委員長の報告のとおり可決されました。   ~~~~~~~~○~~~~~~~~   日程第11 議案第26号 廿日市市小規模   下水道条例の一部を改正する条例 102 ◯議長(角田俊司) 日程第11、議案第26号廿日市市小規模下水道条例の一部を改正する条例を議題といたします。  直ちに建設常任委員長の報告を求めます。 103 ◯建設常任委員長(林 忠正) 議長。 104 ◯議長(角田俊司) 建設常任委員長。 105 ◯建設常任委員長(林 忠正) 議案第26号について、建設常任委員会における審査の経過及び結果をご報告いたします。  主な質疑は次のとおりでございます。  初めに、本市内に団地浄化槽がどのぐらいあると認識しているのかという質疑に対し、現在廿日市地域は4カ所で、大野地域は12カ所であるとの答弁がありました。  次に、そのうち引き取り希望は何団体で、引き取り基準はどうかという質疑に対し、2団体あり、1団体は引き取る方向で協議を進めている。基本的には市の使用料基準で管理できるかが一番大きな点で、今後はできる限り公共下水道に接続することに重きを置きたいとの答弁がありました。  次に、当初、開発指導要綱の基準に適合したものが下水道条例に基づいてに変わるということは、今後開発指導要綱の基準はそのまま本市の下水道条例を抱合したものになるのかという質疑に対し、今は公共下水道へつなぐことを前提に、引き取る管理者の基準にできるだけ適合することを基本としているとの答弁がありました。  討論はございませんで、採決に移り、本件は全委員で原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  以上で議案第26号の審査結果報告を終わります。 106 ◯議長(角田俊司) 以上で委員長の報告が終わりましたので、これより委員長報告に対する質疑に入ります。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 107 ◯議長(角田俊司) 質疑なしと認めます。  これより討論に入ります。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 108 ◯議長(角田俊司) 討論なしと認めます。  これより議案第26号廿日市市小規模下水道条例の一部を改正する条例を採決いたします。  本件に対する委員長の報告は原案可決であります。  お諮りいたします。  本件は委員長の報告のとおり決することにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 109 ◯議長(角田俊司) ご異議なしと認めます。よって、本件は委員長の報告のとおり可決されました。   ~~~~~~~~○~~~~~~~~   日程第12 議案第27号 廿日市市地区計   画区域内建築物等の制限に関する条例の一部   を改正する条例 110 ◯議長(角田俊司) 日程第12、議案第27号廿日市市地区計画区域内建築物等の制限に関する条例の一部を改正する条例を議題といたします。
     直ちに建設常任委員長の報告を求めます。 111 ◯建設常任委員長(林 忠正) 議長。 112 ◯議長(角田俊司) 建設常任委員長。 113 ◯建設常任委員長(林 忠正) 議案第27号について、建設常任委員会における審査の経過及び結果をご報告いたします。  主な質疑は次のとおりでございます。  初めに、この地区は多くの人が集まり、交流を図るという用途からすれば、病院ぐらいは認めてもいいのではないか、病院が建築できない根拠は何かという質疑に対し、今回は地区計画は提案型であり、本市の都市マスタープランとも整合しており、病院のような入院施設等を有するものは交流レクリエーションにはなじまないものと判断をしたとの答弁がありました。  次に、工業以外どの用途地域でも建てられる住宅までも制限した経緯を問うという質疑に対し、あくまで交流レクリエーションという中で住宅がなじむのか、提案者とも話をし、現に工場もあり、住む場所というよりも、いろいろな人が集い、施設見学等交流、にぎわいの場をつくっていくには、住宅を排除した将来的な土地利用がしたいということで、都市マスタープラン上も支障がないとしたとの答弁がありました。  また、提案を受けたときに、行政としてちゅーピーパークの敷地内だけではなく、すぐ隣の工場も含めてもう少しエリアを広げて地区計画を立てるような逆提案をするという手はなかったのかという質疑に対し、チチヤスの工場は市街化区域内で完結できるので、この地区計画にまで含めることは考えなかった。都市マスタープランとの整合性を持たせた一つの交流レクリエーションというエリアと捉えたので、提案の範囲としたとの答弁がありました。  討論はございませんで、採決に移り、本件は全委員で原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  以上で議案第27号の審査結果報告を終わります。 114 ◯議長(角田俊司) 以上で委員長の報告が終わりましたので、これより委員長報告に対する質疑に入ります。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 115 ◯議長(角田俊司) 質疑なしと認めます。  これより討論に入ります。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 116 ◯議長(角田俊司) 討論なしと認めます。  これより議案第27号廿日市市地区計画区域内建築物等の制限に関する条例の一部を改正する条例を採決いたします。  本件に対する委員長の報告は原案可決であります。  お諮りいたします。  本件は委員長の報告のとおり決することにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 117 ◯議長(角田俊司) ご異議なしと認めます。よって、本件は委員長の報告のとおり可決されました。   ~~~~~~~~○~~~~~~~~   日程第13 議案第29号 平成24年度廿   日市市一般会計補正予算(第5号) 118 ◯議長(角田俊司) 日程第13、議案第29号平成24年度廿日市市一般会計補正予算(第5号)を議題といたします。  直ちに平成24年度予算特別委員長の報告を求めます。 119 ◯平成24年度予算特別委員長(松本太郎) 議長。 120 ◯議長(角田俊司) 平成24年度予算特別委員長。 121 ◯平成24年度予算特別委員長(松本太郎) 議案第29号について、平成24年度予算特別委員会における審査の経過及び結果をご報告します。  主な質疑は次のとおりです。  初めに、奨学金基金繰入金について、現在の厳しい状況で奨学金の希望者がふえていない事情を問うという質疑に対し、過去の奨学金貸付者の推移は例年20人程度である。予算では25名を予定し、21名の決定をしたが、3名が他の制度に移り、貸付者が18名になったことによる差額であるとの答弁がありました。  次に、地方交付税について、臨時財政対策債の制度の変わった点は何かという質疑に対し、人口に基づいて計算する部分と財政力に基づいて計算する部分があり、この割合が年々変化をしている。それが25年度で完全に財政力に基づいて計算する財源不足方式へ移行し、算定方式が変わったとの答弁がありました。  また、公共施設等整備資金積立金6億4,000万円のあり方について、繰上償還をすることで少しでも経常収支比率を下げたほうがいいのではないかという質疑がありました。答弁は、24年度の余剰金は公共施設整備の基金への積み立てをして、27年度までにしようとしている耐震化の事業などの財源として確保していきたいとの答弁がありました。  討論はなく、採決に移り、本件は全委員で原案のとおり可決するべきものと決定いたしました。  以上で議案第29号の審査結果の報告を終わります。 122 ◯議長(角田俊司) 以上で委員長の報告が終わりましたので、これより委員長報告に対する質疑に入ります。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 123 ◯議長(角田俊司) 質疑なしと認めます。  これより討論に入ります。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 124 ◯議長(角田俊司) 討論なしと認めます。  これより議案第29号平成24年度廿日市市一般会計補正予算(第5号)を採決いたします。  本件に対する委員長の報告は原案可決であります。  お諮りいたします。  本件は委員長の報告のとおり決することにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 125 ◯議長(角田俊司) ご異議なしと認めます。よって、本件は委員長の報告のとおり可決されました。  ここで休憩いたします。   ~~~~~~~~○~~~~~~~~     休憩 午前10時26分     再開 午前10時40分   ~~~~~~~~○~~~~~~~~ 126 ◯議長(角田俊司) それでは、休憩前に引き続き会議を開きます。   ~~~~~~~~○~~~~~~~~   日程第14 議案第30号 平成24年度廿   日市市国民健康保険特別会計補正予算(第2   号)   日程第15 議案第31号 平成24年度廿   日市市介護保険特別会計補正予算(第2号)   日程第16 議案第32号 平成24年度廿   日市市後期高齢者医療特別会計補正予算(第   1号)   日程第17 議案第33号 平成24年度廿   日市市漁港管理特別会計補正予算(第1号)   日程第18 議案第37号 平成24年度廿   日市市墓地管理事業特別会計補正予算(第1   号)   日程第19 議案第40号 平成24年度廿   日市市包ヶ浦観光事業特別会計補正予算(第   1号)   日程第20 議案第42号 平成24年度廿   日市市宮島水族館事業特別会計補正予算(第   1号) 127 ◯議長(角田俊司) 日程第14、議案第30号平成24年度廿日市市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)から日程第20、議案第42号平成24年度廿日市市宮島水族館事業特別会計補正予算(第1号)まで、以上7件を一括議題といたします。  直ちに産業厚生常任委員長の報告を求めます。 128 ◯産業厚生常任委員長(栗栖俊泰) 議長。 129 ◯議長(角田俊司) 産業厚生常任委員長。 130 ◯産業厚生常任委員長(栗栖俊泰) 議案第30号から議案第42号までの7件について、産業厚生常任委員会における審査の経過及び結果をご報告いたします。  主な質疑は次のとおりでございます。  国民健康保険特別会計について、執行残の詳しい理由は何か、また特定健康診査等の受診率向上のため、今後の啓発をどのようにするのかという質疑に対し、執行残については、特定健康診査等の受診率を65%として、国のペナルティーがあるということで、利用者負担料も無料にして予算計上をしていたが、受診率が現在26.7%であるため、大きな執行残となった。今後は受診率向上のため、対象者への個別通知、未受診者への電話勧奨を行い、関係機関と連携して啓発をしていきたいとの答弁がありました。  介護保険特別会計について、執行残の詳しい理由は何か、また要支援の対象者が予測より伸び、要介護の対象者の伸びが少なかった理由をどう捉えているのかという質疑に対し、執行残については、保険事業勘定で居宅介護サービスの利用の見込みが下回ったことや、地域密着型サービスや施設介護サービスにも不用額が生じたことが要因である。また、要支援の対象者が予測より伸びたのは、高齢者の急速な増加により、第1段階として比較的軽い方が増加したこと、要介護の対象者の伸びが少なかったのは、介護予防という部分に効果があったのではないかと考えているとの答弁がありました。  包ヶ浦観光事業特別会計について、包ヶ浦のケビンは老朽化が激しいので閉鎖するという話が出たが、来年度はどのような方針なのかという質疑に対し、国が宮島地域内におけるエコツーリズムの普及定着を目指した基盤整備の検討会との整合性を図るため、国の検討がまとまった後に、国、県、市で構成する包ヶ浦野営場運営協議会で合意形成を図り、自然公園に特化した利用という方向に変えていきたいと考えているとの答弁がありました。  討論はございませんで、一括採決に移り、本7件は全委員で原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  以上で議案第30号、議案第31号、議案第32号、議案第33号、議案第37号、議案第40号及び議案第42号の審査結果報告を終わります。 131 ◯議長(角田俊司) 以上で委員長の報告が終わりましたので、これより委員長報告に対する一括質疑に入ります。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 132 ◯議長(角田俊司) 質疑なしと認めます。  これより一括討論に入ります。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 133 ◯議長(角田俊司) 討論なしと認めます。  これより議案第30号平成24年度廿日市市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)から議案第42号平成24年度廿日市市宮島水族館事業特別会計補正予算(第1号)まで、以上7件を一括採決いたします。  本7件に対する委員長の報告はいずれも原案可決であります。  お諮りいたします。  本7件は委員長の報告のとおり決することにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 134 ◯議長(角田俊司) ご異議なしと認めます。よって、本7件は委員長の報告のとおり可決されました。   ~~~~~~~~○~~~~~~~~   日程第21 議案第34号 平成24年度廿   日市市公共下水道事業特別会計補正予算(第
      2号)   日程第22 議案第35号 平成24年度廿   日市市小規模下水道事業特別会計補正予算   (第1号)   日程第23 議案第36号 平成24年度廿   日市市工業団地下水道事業特別会計補正予算   (第1号)   日程第24 議案第38号 平成24年度廿   日市市簡易水道事業特別会計補正予算(第1   号)   日程第25 議案第39号 平成24年度廿   日市市農業集落排水事業特別会計補正予算   (第1号)   日程第26 議案第41号 平成24年度廿   日市市市営住宅事業特別会計補正予算(第1   号)   日程第27 議案第43号 平成24年度廿   日市市廿日市駅北土地区画整理事業特別会計   補正予算(第1号)   日程第28 議案第44号 平成24年度廿   日市市水道事業会計補正予算(第1号) 135 ◯議長(角田俊司) 日程第21、議案第34号平成24年度廿日市市公共下水道事業特別会計補正予算(第2号)から日程第28、議案第44号平成24年度廿日市市水道事業会計補正予算(第1号)まで、以上8件を一括議題といたします。  直ちに建設常任委員長の報告を求めます。 136 ◯建設常任委員長(林 忠正) 議長。 137 ◯議長(角田俊司) 建設常任委員長。 138 ◯建設常任委員長(林 忠正) 議案第34号から議案第44号までの8件について、建設常任委員会における審査の経過及び結果をご報告いたします。  質疑、討論ともにございませんで、一括採決に移り、本8件は全委員で原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  以上で議案第34号、議案第35号、議案第36号、議案第38号、議案第39号、議案第41号、議案第43号及び議案第44号の審査結果報告を終わります。 139 ◯議長(角田俊司) 以上で委員長の報告が終わりましたので、これより委員長報告に対する一括質疑に入ります。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 140 ◯議長(角田俊司) 質疑なしと認めます。  これより一括討論に入ります。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 141 ◯議長(角田俊司) 討論なしと認めます。  これより議案第34号平成24年度廿日市市公共下水道事業特別会計補正予算(第2号)から議案第44号平成24年度廿日市市水道事業会計補正予算(第1号)まで、以上8件を一括採決いたします。  本8件に対する委員長の報告はいずれも原案可決であります。  お諮りいたします。  本8件は委員長の報告のとおり決することにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 142 ◯議長(角田俊司) ご異議なしと認めます。よって、本8件は委員長の報告のとおり可決されました。   ~~~~~~~~○~~~~~~~~   日程第29 議案第1号 平成25年度廿日   市市一般会計予算   日程第30 議案第2号 平成25年度廿日   市市国民健康保険特別会計予算   日程第31 議案第3号 平成25年度廿日   市市介護保険特別会計予算   日程第32 議案第4号 平成25年度廿日   市市後期高齢者医療特別会計予算   日程第33 議案第5号 平成25年度廿日   市市漁港管理特別会計予算   日程第34 議案第6号 平成25年度廿日   市市公共下水道事業特別会計予算   日程第35 議案第7号 平成25年度廿日   市市小規模下水道事業特別会計予算   日程第36 議案第8号 平成25年度廿日   市市墓地管理事業特別会計予算   日程第37 議案第9号 平成25年度廿日   市市簡易水道事業特別会計予算   日程第38 議案第10号 平成25年度廿   日市市農業集落排水事業特別会計予算   日程第39 議案第11号 平成25年度廿   日市市港湾管理事業特別会計予算   日程第40 議案第12号 平成25年度廿   日市市包ヶ浦観光事業特別会計予算   日程第41 議案第13号 平成25年度廿   日市市市営住宅事業特別会計予算   日程第42 議案第14号 平成25年度廿   日市市宮島水族館事業特別会計予算   日程第43 議案第15号 平成25年度廿   日市市廿日市駅北土地区画整理事業特別会計   予算   日程第44 議案第16号 平成25年度廿   日市市水道事業会計予算   日程第45 議案第17号 平成25年度廿   日市市国民宿舎事業会計予算 143 ◯議長(角田俊司) 日程第29、議案第1号平成25年度廿日市市一般会計予算から日程第45、議案第17号平成25年度廿日市市国民宿舎事業会計予算まで、以上17件を一括議題といたします。  直ちに平成25年度予算特別委員長の報告を求めます。 144 ◯平成25年度予算特別委員長(松本太郎) 議長。 145 ◯議長(角田俊司) 平成25年度予算特別委員長。 146 ◯平成25年度予算特別委員長(松本太郎) 議案第1号から議案第17号までの17件について、平成25年度予算特別委員会における審査の経過及び結果をご報告いたします。  主な質疑は次のとおりです。  初めに、一般会計についてです。  歳入では、個人市民税、法人市民税、固定資産税、都市計画税の減額見込みの主な理由を問うという質疑に対し、個人市民税は給与所得の減少に加え、団塊世代の退職に伴う所得割額の減額を見込んでいる。法人市民税は法人税の基本税率が4.5%引き下げられ、25.5%となり、課税標準額の減額による法人税割額の減額を見込んだものである。固定資産税及び都市計画税は、土地価格の下落に伴う評価額の下方修正が主なものであるとの答弁がありました。  歳出に入り、総務費では、公共施設調査事業についてです。旧宮島支所跡地について、事業名が利用計画作成業務から跡地建築基本計画と変わっているが、進捗状況と方向性がある程度出たのかという質疑がありました。答弁は、住民から寄せられた要望等を考慮して、地上1、2階に300人規模の集会室に避難所機能を持たせ、また地下に観光客用のトイレや防災倉庫を整備する案を提示し、引き続き住民の意見を聞きながら、施設基本計画案の作成を行う予定であるとの答弁がありました。  また、自主運行バス購入事業についてです。大野、吉和地域のバス購入費の内訳と佐伯地域のデマンド運行に当たり、その車両を市で購入する考えはないのかという質疑に対し、大野地域は34人乗りの低床バスを1,920万円で1台購入する予定である。吉和地域は、冬季の安全運行のため四輪駆動で12人乗りのワゴン車を800万円で1台購入する予定としている。そして、佐伯地域のデマンド交通の車両については、吉和地域で運行するための車両を新たに購入するため、これまで吉和地域で運行していた車両を佐伯地域に移行し、もう一台の車両についても、有利な財源が確保できれば購入したいとの答弁がありました。  民生費では、地域生活支援事業の施設通所費についてです。平成23年度までの対象者数は大きく変わっていないにもかかわらず、24年度には大幅に増額され、25年度にはまた減額されているが、その理由は何かという質疑に対し、23年度までは国の障害者自立支援特別対策事業である通所サービス利用促進事業を活用したため、市は送迎サービス利用者以外にのみ助成を行っていた。また、24年度からは福祉サービス費の送迎費加算が可能となり、市の助成が不要になったため、24年度に比べ25年度予算が減額になったとの答弁がありました。  衛生費では、じんかい処理場管理運営事業についてです。現在使用停止している旧佐伯、大野、宮島のごみ処理施設の放置は、地域住民から不安の声が上がっている。今後の見通しはどのようになっているのかという質疑に対し、これらの施設は稼働停止後10年以上経過している。今後新たなごみ処理施設へ移行するために当たり、計画的に解体撤去する予定であるが、地域住民の不安解消のためにも、解体利用計画をできるだけ早期に考えたいとの答弁がありました。  農林水産業費では、担い手経営基盤強化事業についてです。人・農地プランでは、農地の集積に重点を置いた農地集積協力金という制度があるが、小規模農家の切り捨てにはならないのかという質疑に対し、人・農地プランは担い手不足、耕作放棄地の解消などの問題解決に向け、集落における農地の有効利用、持続可能な経営について将来を見据え、話し合いにより策定するものである。農地集積協力金は、高齢化等によりやむを得ず離農する場合の支援策であり、小規模農家を切り捨てるものではないと考えているとの答弁がありました。  商工費では、商工業振興事業についてです。佐伯工業団地に企業誘致をするため、24年度に引き続き予算が組まれているが、実績は上がっているのかという質疑に対し、24年度は県の新たな助成制度により4件の引き合いがあり、1件が参入した。25年度は2件分の予算を計上し、企業誘致を積極的に図っていきたいとの答弁がありました。  土木費では、耐震改修促進事業についてです。緊急輸送道路沿道建築物耐震化事業補助金の内容について質疑があり、25年度から県が防災、減災対策充実強化事業の一環として行うもので、それにあわせて市も補助金制度を立ち上げるものである。本市内で県が指定した緊急輸送道路沿いに建つ昭和56年5月31日以前の建築物について、所有者が耐震診断を実施する際に、その費用の一部を国、県、市が補助するもので、補助対象限度額は1棟当たり450万円であるとの答弁がありました。  消防費では、消防団活動運営事業についてです。消防団員獲得のために個人に対する働きかけはあるが、勤務先に対して理解を求める活動はどのようにしているのかという質疑に対し、消防団員の協力事業所制度を行っており、現在本市内に7つの事業所がある。消防団に対して貢献しているということを明かすものとして表示証を交付しており、それが事業所としてのアピールにもなるものとの答弁がありました。  そして、教育費では、教育研究委嘱事業についてです。佐伯中学校が平成23年度に教育奨励賞を受賞したが、このような取り組みをさらに広げようとするものなのかという質疑がありました。答弁は、佐伯中学校が授業改善と生徒指導を両輪として行ってきた取り組みを学校区の小学校と一緒になって展開してきた成果が評価されたもので、このような取り組みをさらに広めていきたいとのことでした。また、授業中に気づいた生徒のよさや肯定的な評価を具体的に書くというホットカードの取り組みを広げていくのかという質疑に対し、ホットカードは佐伯中学校区の取り組みであるが、子供たちが自己肯定感を持つことは大変重要であり、広めていきたいとの答弁がありました。  公債費では、平成25年度予算を執行した場合の経常収支比率と実質公債費比率の見込みと、24年度3月末ではどのようになっているのかという質疑に対し、25年度予算を執行した場合の経常収支比率は94.5%程度、実質公債費比率は10.2%程度の見込みである。24年度は経常収支比率が95%程度、実質公債費比率が10.1%の見込みであるとの答弁がありました。  続きまして、国民健康保険特別会計から国民宿舎事業までの16会計について、一括で審査を行いました。  その主な質疑、答弁は次のとおりです。  まず、国民健康保険特別会計についてです。  特定健康診査等事業において、特定健診の受診率目標は24年度が65%であるのに、25年度は30%になっている。その変更の経緯を問うという質疑に対し、24年度は国が受診率65%を提示していたが、25年度からは都道府県ごとに目標設定することとなっており、広島県が45%と設定しているため、本市も29年度までに45%を目指し、25年度においては30%を目標としているとの答弁がありました。  また、25年度の健診で新たに拡充したものがあるのかという質疑に対し、総合健診の開催日数を27日から37日にふやし、またモデル事業を3地区にする予定であるとの答弁がありました。  次に、介護保険特別会計についてです。
     介護認定はしっかりと利用者の声が反映されているのかという質疑に対し、介護認定に当たっては、市の調査員が対象者や家族の介護者に面接をして聞き取りを行い、認定調査の結果と主治医による意見書、審査会で判定を行うこととしている。その結果に不服がある場合は、再調査の申請をする区分変更手続や、県の介護保険審査会への不服申し立て等の手続により対応しているとの答弁がありました。  次に、市営住宅事業特別会計についてです。  指定管理者制度導入後の成果と今後の課題について問うという質疑に対し、電気、ガス、水道等のライフラインに関する修繕は、時間外でも1時間以内に直接依頼者を訪問するなど、サービスの向上が図られている。また、今後の課題は、住宅使用料等の長期滞納の対応について、指定管理者と市の連携のさらなる強化を図ることが課題であるとの答弁がありました。  国民宿舎事業会計についてです。  改修工事を行う箇所の減価償却年数と改修後の減価償却費の全体の見込み額はどのくらいになるのかという質疑に対し、改修は空調給湯設備改修工事、外壁改修工事、屋上防水工事、浴室改修工事を予定しており、減価償却年数は、機械類は15年、建物関係はこれまでの償却年数が一、二年延びるものと考えられる。また、改修後、減価償却費の見込み額は、改修後全体で年間約2,700万円程度になると考えられるとの答弁がありました。  最後に、全17会計の総括質疑を行いました。  国民宿舎みやじま杜の宿については、今後も市の財政状況が厳しい中、旅館業のように必ずしも市が行う必要のない事業を存続することについて、十分な議論を尽くすべきではないのかという質疑に対し、過去3年間を通じて施設の改修を含めた管理運営のあり方について検討を行ってきた。議会からの意見を踏まえ、国民宿舎としての存在意義や役割、施設運営の効率化、採算性などの検討を重ねて方針決定をしたものである。ついては、施設利用者の安全確保と施設運営の効率化を図るため、施設の改修工事の予算措置と指定管理者制度の導入もできるよう条例改正をお願いするものであるとの答弁がありました。  次に、杜の宿を存続する理由を詳しく問うという質疑に対し、宮島地域における滞在時間の延長や消費額の拡大を図ること、さらに年間約2万2,000人の宿泊利用があり、修学旅行で24年度は73校、約6,000人が利用していること、弥山登山者や日帰り客が年間約2万4,000人利用していること、雇用者26人中24人を地元雇用し、地産地消も推奨していること、また宮島西部地域のにぎわいや施設の財産価値を考慮すれば、施設を改修することで存続運営すべきと判断したものであるとの答弁がありました。  さらには、地元には存続することに対する異論もあると聞くが、地元の意見は聞いたのか、また市民全体の声を聞いているのかという質疑に対し、地元関係者、関係団体との協議を行い、ご意見をいただいたが、市民や地域住民を対象とした説明会や意見交換会の開催には至っていない。今後必要があれば、地域住民の方と協議等を行い、理解を求めていきたいとの答弁がありました。  最後に、改修した上で指定管理とすることで採算性はとれるのかという質疑に対し、杜の宿にかかわる会計処理を企業会計で行う場合は、現金支出を伴わない減価償却費を除いた実質収支では黒字となる見通しであるとの答弁がありました。  討論に移り、議案第1号一般会計予算、議案第2号国民健康保険特別会計予算、議案第4号後期高齢者医療特別会計予算、議案第17号国民宿舎事業会計予算について反対討論がありました。  一般会計については、下平良二丁目の埋め立てに伴うイズミの誘致により、ゆめタウンに一極集中すれば、経済は活性することなく問題がある。宮島サービスエリアスマートインターチェンジの工事は不要不急のものであるので反対。大野の小中一貫教育においては、自校給食がなくなることも含めて問題がある。市民サービスを維持する上で職員を減らすことは問題がある。農区長報償費など減反政策について問題である。人・農地プランについては、お金で農地集積を図るやり方には反対である。学校の学力調査を続ける姿勢には反対である。教員の多忙化が解消されるような予算になっていないので、一般会計には反対であるとの討論がありました。  国民健康保険特別会計についてもありました。一般会計からの繰り入れをしてきている市の努力は評価し、認めるものの、まだ市民が払える国保税にはなっていない。今のままでは不十分なので反対するとの討論がありました。  後期高齢者医療特別会計については、差別医療を導入してつくったもので、普通徴収の対象者のうち五百二十数件が滞納し、払えない状況にある制度そのものが問題であり、反対するとの討論がありました。  そして、国民宿舎事業会計についてです。民間への売却検討を第一とすべきであり、指定管理者制度を導入して運営、継続していこうとする市の方針には反対である。安価で宿泊できる民間施設はたくさんあり、市が行わなくてはならない事業とは考えられない。指定管理者制度導入に向けた改修費を含む本予算案には反対である。また、議論が本当に尽くされていたとは感じられない。先に指定管理者制度自体の議論をしっかりとした上で、補正予算で対応すべきである。特に、2億円の改修をすることは、減価償却という考え方においても、15年間のリスクを背負うことになるので反対するとの討論がありました。  次に、賛成討論として、一般会計については、納得していないが、一部の事業に反対という理由で全ての事業をとめてしまうのは本意ではないとの討論がありました。  国民健康保険特別会計については、3年連続の増税を行ったこともあったが、これまで実質2年連続の増税回避を行った。基金がない財政の厳しい中、増税を回避している。もし否決すれば、増税回避も否決することになるので賛成するとの討論がありました。  国民宿舎事業会計については、施設を民間に売却すべきという議論も出たが、国と神社の土地を借りており、非常に困難であること、また今の国民宿舎は昭和37年に地域発展のために建てた経緯があり、平成5年に旧宮島町が建てかえた。建設改良資金も6億円ためており、企業会計としては赤字ではなく、今までも一度も一般会計から繰り入れを行っておらず、健全経営であり、賛成するとの討論がありました。  採決は一括で行い、反対討論のあった一般会計、国民健康保険特別会計、後期高齢者医療特別会計、国民宿舎事業会計を除く13会計については、全委員でいずれも原案のとおり可決すべきものと決定し、反対討論のあった4会計については、それぞれ原案に賛成の委員の挙手を求めましたが、挙手多数により、いずれも原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  以上で議案第1号から議案第17号までの審査結果の報告を終わります。 147 ◯議長(角田俊司) 以上で委員長の報告が終わりましたので、これより委員長報告に対する一括質疑に入ります。  質疑はございますか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 148 ◯議長(角田俊司) 質疑なしと認めます。  ここから一括議題となっております17件については、議長において議事の進行上、案件ごとに個別に討論と採決を行います。  ここで議案第1号平成25年度廿日市市一般会計予算に対して、山田議員外4名から修正案が提出されております。この修正案は、所定の発議者がありますので、成立いたしております。  この際、発議者の説明を求めます。 149 ◯6番(山田武豊) 議長。 150 ◯議長(角田俊司) 6番山田武豊議員。 151 ◯6番(山田武豊) それでは、議案第1号に対して修正動議を出させていただいております。平成25年度廿日市市一般会計予算の修正案を説明させていただきます。  地方自治法第115条の3及び廿日市市議会会議規則第17条の規定により、次のとおり修正案を提出する。  平成25年3月12日、廿日市市議会議長角田俊司様。  発議者、廿日市市議会議員山田武豊、同じく荻村文規、同じく山本和臣、同じく林忠正、同じく小泉敏信。  議案第1号平成25年度廿日市市一般会計予算の修正案。  議案第1号平成25年度廿日市市一般会計予算の一部を次のように修正する。  第1条第1項中、436億6,000万円を436億3,654万4,000円に改める。  第1表歳入歳出予算の歳入の表中、18款繰入金7億2,523万7,000円を7億548万1,000円に、同款1項基金繰入金7億2,523万7,000円を7億548万1,000円に改め、21款市債61億8,630万円を61億8,260万円に、同款1項市債61億8,630万円を61億8,260万円に改め、歳入合計436億6,000万円を436億3,654万4,000円に改める。  歳出の表中、6款商工費18億6,643万6,000円を18億4,298万円に、同款1項商工費18億6,643万6,000円を18億4,298万円に改め、歳出合計436億6,000万円を436億3,654万4,000円に改める。  第2表債務負担行為の表中、はつかいちアルカディア・ビレッジ指定管理委託料、平成26年度から翌平成27年度までの1,500万円を削る。  第3表地方債の表中、観光施設整備事業1,580万円を1,210万円に改め、計61億8,630万円を61億8,260万円に改める。  本修正に伴う一般会計歳入歳出予算事項別明細書の修正は別紙のとおりとする。  修正理由ですが、アルカディア・ビレッジの事業運営は、昨年指定管理の契約期間を満了せずして管理者が撤退したことにより事業を失敗いたしました。行政また我々議会は、このことを真摯に受けとめ、事業の反省を踏まえた検証と今後の方向性を明確にし、市民に説明する責務があるが、これまでの協議内容ではそれらの議論は十分になされていません。よって、継続を決定するのは余りにも時期尚早であり、修正案を提出するものです。  以上、議案第1号平成25年度廿日市市一般会計予算の修正案の説明とさせていただきます。 152 ◯議長(角田俊司) 以上で発議者の説明が終わりましたので、これより修正案に対する質疑に入ります。  質疑はありますか。 153 ◯25番(有田一彦) 議長。 154 ◯議長(角田俊司) はい、25番有田一彦議員。 155 ◯25番(有田一彦) このアルカディアの経営ということについては、以前から理事者のほうから何回も何回も目的意識、それから経営状況等々について説明がされております。途中で、中途で業者がやめてしまった、このことは本当に議会としてどういった責任をとるのか、全部今仕事をとめてしまって、アルカディアをそのまま放っといて、机上の空論じゃないですけども、温浴施設のあり方とか指定管理のあり方とか、そういったものを全て洗い直していくというんであれば莫大な時間を要するわけですけれども、今発議者のほうは、これどのぐらい時間を要するものと想定されておって、どこの時点を主に突きとめていこう、方向性を出していこうとしておられるのかよくわからないんですが、まず指定管理のあり方ということから入っていくんであれば、皆さんの話の中では、温浴施設はしなくても、市がするべき仕事ではないという温浴施設という捉え方でいくんであれば、ほかにもそういったところはあります。それはべにまんさくであったり、スパ羅漢であったり、これらに比べればアルカディアはかなり温浴施設と言いながらも、ほかの目的が入っているわけですから、この温浴施設としての指定管理というのを捉え方をしておられるのか、あるいはもう一つ、執行者のほうからずっと説明があった教育の場でもあるんですよというそういった捉え方でいくんであれば、ここがとまっている、そしてまだ経営がしんどいところは吉和にも魅惑の里があります。こういった全体で考えるというのはまだ話がわかりますが、今とまったから、そのまま中止して、継続しながら話をしていくという、そこがどうもよくわからない。1日とまればそれだけ給湯設備にしろ、空調設備にしろ傷んでいきます。こっちにかかる費用のほうがどんどんどんどんふえてくる中で、売ることもできなければ、経営することもできない状態でいくというのはおかしい。継続をさせておいて、しっかり時間をかけてそういった全体のことを考えるんならそれはいいことだろうと思うんですが、今とめてしまうというのはおかしいから、そこら辺の考え方というのはどういうふうに考えておられるのか、聞きたいと思います。 156 ◯議長(角田俊司) 少し整理させてもらいます。このアルカディアについて、いつまでの時間が必要かということと、それから判断基準としていつだったらゴーサインが出せるんかということ、そして温浴施設としてだけ捉えているのかという3つ、そして全体としての議論が要るのかどうかという1、2、3、4つあると思うんですがそれでよろしいですか。はい、わかりました。 157 ◯6番(山田武豊) 議長。 158 ◯議長(角田俊司) はい、6番山田武豊議員。 159 ◯6番(山田武豊) 4点ご質問をいただいたんですが、質疑をいただいたんですが、総括したお答えになろうとは思うんですが、まず最初、何回も説明されたと言いますが、議員全員協議会という場で協議をされたことは3回のうちの1回は、指定管理者の解除であって、残りの2回のみで議論されたと私は理解しております。そして、やはりこの件で一番重く受けとめなくてはいけないのが、前任の指定管理者のときに我々議会に受けた説明でも、やはり今回と同じような悪い施設を立て直したり、実績がある事業者なんですよという説明を受けて、そして我々議会はその事業者さんを承認したわけです。その承認した事業者さんが経営難を理由に契約途中で事業を撤退した、まずこのことに対して、私一般質問のときにも言いましたが、執行者だけの責任ではない、その承認をした我々議会にも十分責任はあります。だからこそ、この失敗の原因をしっかりと検証して、今後の方向性を見出していかなければならないと申し上げているわけです。その事業に対して、私は議論がまだこれだけ不十分な中で、起債を発行してまで今なぜ継続する必要があるのかということを申し上げているわけです。今質疑されました有田議員みずから予算特別委員会の席で、執行者の皆さんはこの事業についてもっと本気で考えてくれと、こうおっしゃったわけです。本気で考えてないものを廿日市市の最高議決機関であるこの議場で審議するということに私は矛盾を感じているわけです。     (「そうだ」「答弁だけ、答弁だけ」と     呼ぶ者あり)  早期にこの施設に対して方向性を見出すという執行者の答弁でございましたが、この議論自体をやはり一から我々議会の中でもしていくべきではないかと思います。私もいつの時期をゴールとして目指しているのかと言われたら、1年以内という理想は持っておりますが、明確な時期は私一人で決められるものではありません。そして、確かにおっしゃるように、教育施設としての設置目的というものはありますけれども、事業自体の内容はこれまでと何ら変わらないもので説明を受けております。じゃ教育施設としてどのような特化したこれまでにないものをやっていくかといった説明は全くないわけです。私は温浴施設の延長線上であるという受けとめ方をしております。 160 ◯議長(角田俊司) ほかに質疑はございますか。 161 ◯22番(石原 顕) 議長。 162 ◯議長(角田俊司) はい、22番石原顕議員。 163 ◯22番(石原 顕) 提案者にちょっとお聞きしてみるんですが、普通市のほうからこう出される議案というのは、こういう黄色い表紙のわかりやすい説明書というのがついてるんですね。今提案者のほうから修正案のずっと詳しいことをお聞きをしたんですが、私勉強不足でわかりにくい、簡単で結構ですから、この修正案というのはどういうことなんかと、簡単で結構ですから教えていただきたい。小さい数字なんかは結構ですから。 164 ◯6番(山田武豊) 議長。 165 ◯議長(角田俊司) はい、6番山田武豊議員。 166 ◯6番(山田武豊) 本当に簡単な説明になるとは思うんですが、一般会計の予算というものは、それこそいろいろなものが盛り込まれているわけです。私も今期取り組ませていただいた事業内容とかも25年度の予算には計上されております。そういった意味からも、全ての予算に私は反対するというわけにもいきません。しかし、このたび25年度の予算でどうしてもこのアルカディア・ビレッジの事業については、先ほども申し上げましたように、財政が厳しい折、福祉、教育にお金がかかる折に、起債を発行してまでやるべき事業ではないと、このように思っておりまして、このアルカディア・ビレッジの事業の部分だけの歳入と歳出を削除したものとなっております。     (22番石原 顕「ようわかりました」と     呼ぶ) 167 ◯議長(角田俊司) ほかに質疑ありますか。 168 ◯8番(藤田俊雄) 議長。 169 ◯議長(角田俊司) はい、藤田議員。 170 ◯8番(藤田俊雄) 提案者には確認なんですが、文章には下の2行目ですか、3ページですね、3ページです。修正理由です。3行目から、これまでの協議内容ではそれらの議論は十分になされていないと、よって継続を決定するのは余りにも時期尚早であり、修正案を提出するものであるというふうにあるんですが、確認なんですが、これはですから議論をしようという提案であって、すぐに例えばこれを廃止しようとかという提案なんですか、それとも議論をしようと、まさに有田議員がおっしゃったように、合併前におのおのの町で1つずつ温浴施設に、宿泊施設に類似するものを持っていたわけです。合併して1つの市になったときに、これらをどういう形で存続、廃止していくのか、予算がないときにどうしたらいいのかという議論を私もすべきだというふうには言ったんですが、この提案の中に要はすぐ廃止なのか、それとも議論なのか、これを教えてください。 171 ◯6番(山田武豊) 議長。 172 ◯議長(角田俊司) はい、6番山田武豊議員。 173 ◯6番(山田武豊) 藤田議員の質疑にお答えします。市当局も言いましたように、これらの事業、施設にはそれぞれ設置目的、そしてこれまでの経緯、歴史というものもございます。そして、これらを無視することは決してできないことです。即座にこの事業自体を廃止というふうには考えておりません。あくまでも方向性を見出すための議論をしていくべきだと、このように解釈しております。 174 ◯議長(角田俊司) 各議員に申し上げます。修正案に対する具体的な質疑をよろしくお願いいたします。  それでは、ほかにございますか。 175 ◯27番(植木京子) はい、議長。 176 ◯議長(角田俊司) はい、27番植木京子議員。 177 ◯27番(植木京子) 私どもはこの修正案に賛成という立場ではないので質疑をさせていただきたいと思います。この数字そのものではありませんけれども、一番危惧するのが、施設を閉館にして活用しなかった場合、これはどんどん施設は朽ちていくだろうというふうに思うわけですね。先ほどもちょっと質疑がありましたけれども、このことを一番懸念いたします。それについては時期は言えないというようなことでしたけれども、その点についてはどのように考えておられるのかということであります。私どもはアルカディアをつくったときから、議員として一緒に審査をしてきましたので、このアルカディアが所期の目的、市民の憩いの場、何より子供たちの教育の場、青少年の育成の場と、自然の中で自然体験ができるそういう施設だということで、具体的な設計の段階から一緒に審議、協議をしてきた経緯もあります。それが財団の間、市の第三セクターの時期には事業の一環として活用され、5校がアルカディアを利用するという時期もありました。ところが、民間に移り、指定管理者になり、だんだん事業として使われなくなったという、私にとっては所期の目的と全く変わった、残念な活用の仕方をされて、それに対しては大変問題を感じております。ところが、今回……。 178 ◯議長(角田俊司) 植木議員、質疑をしてください。 179 ◯27番(植木京子) 市のほうは私の質疑に対して、直営に戻してでも所期の目的に立ち戻りたいという答弁がありました。私はそのように思っておりますが、委員長はその点について、それであればいいのではないかというふうに感じますけれども、3年間を老朽化させないための時期、それから共立メンテナンスも事業の一環として使えるような、子供会や学校に働きかけると言っているからいいのではないかという適切な機関ではないかというふうに思うわけですけれども、今の直営の問題含めて市の姿勢含めてどのように思われたか、お聞かせください。 180 ◯議長(角田俊司) 執行者の対応については全く答弁できませんので、それ以外で。 181 ◯6番(山田武豊) 議長。 182 ◯議長(角田俊司) はい、6番山田武豊議員。 183 ◯6番(山田武豊) 私も議員ですので、執行権持っておらないんですが、今植木議員の言われること、答えられる範囲で答えさせていただきます。ちょっと主観も入るかもしれませんが。閉館をこれから継続して、施設そのものが朽ちてくると言われたんですけれども、その設置目的であるのはあくまでも教育の場であり市民の憩いの場ですよね。その施設の維持に余りにも特化し過ぎてはいないかと私は思います。実は昨年6月の私一般質問でも同様のことを言ったんですが、そのとき環境部長の答弁では、やはり施設維持の面を考えてみても、もっと自然に触れ合える、維持管理費のかからない形で効率的に効果の出るやり方も検討していくと、こういうことを言われよったわけです。ですから、施設維持ばかりに特化するんじゃなくて、本当にその設置目的の本質を考えたときに、今ある形状だけではないと私は思っているんですね。そういった議論をしていきましょうと、こう言っているわけです。そして、直営に戻してでもということなんですけれども、今回の25年度予算とは別に、このアルカディア・ビレッジの指定管理者の指定がもう既に出ているわけです。これは今から採決を諮るわけですけれども、可決されれば3年間は直営に戻ることはまずないということと、これまで執行者の答弁の中では、さらにその3年の中で今後の方向性を決めていくということで、3年間今税を投入しても、やるか、やらないかわからないと、こう言っているようなものですから……。 184 ◯議長(角田俊司) 山田議員、手短によろしくお願いします。 185 ◯6番(山田武豊) はい。直営に戻してでもという植木議員の質疑には私は信憑性は薄いのではないかと、このように感じております。 186 ◯議長(角田俊司) ほかに質疑はありますか。 187 ◯23番(岡本敏博) 議長。 188 ◯議長(角田俊司) はい、23番岡本敏博議員。 189 ◯23番(岡本敏博) この一般会計の修正案は、要するに継続を決定するのは余りにも時期が早過ぎるという、それが理由でございます。先ほどの答弁聞いておりますと、1年以内をめどにというような答弁だったんですが、休館をして、去年の9月に休館して既に半年たっています。1年以内というのが新年度を基本に……。 190 ◯議長(角田俊司) 岡本議員、今の修正案の時間については、これは今この修正案の主題ではございません。この修正案に対しての質疑をお願いいたします。 191 ◯23番(岡本敏博) 修正案の中に修正理由があって、その時期を今から聞こうと思うんですが。 192 ◯議長(角田俊司) 期間は明示してございません。ですから、この文章の中で聞いてください。 193 ◯23番(岡本敏博) だから、先ほどの答弁で1年以内と言われたが、どこが基本なのか……。 194 ◯議長(角田俊司) それは執行権の問題ですから。 195 ◯23番(岡本敏博) を確認をしたいんですが、いけませんか。 196 ◯議長(角田俊司) いや、それはもうおかしいです。この修正理由の中で質疑してください。 197 ◯23番(岡本敏博) 時期尚早だから、1年以内というのはいつかということです。 198 ◯議長(角田俊司) これは執行権の関係ですから、これは答弁は結構です。認められません。  ほかにございますか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 199 ◯議長(角田俊司) はい、ではこれをもって質疑を終結いたします。
     これより議案第1号平成25年度廿日市市一般会計予算及び修正案に対する討論に入ります。  原案及び修正案について、ここで一緒に討論してください。繰り返します。原案及び修正案について、ここで一緒に討論をしてください。  それでは、討論ございますか。 200 ◯27番(植木京子) 議長。 201 ◯議長(角田俊司) はい、27番植木京子議員。 202 ◯27番(植木京子) 私は、日本共産党は修正案にも、そして原案にも反対という立場で討論をしたいと思います。  まず、私は予算の原案のほうに対する反対討論から始めたいと思いますけれども、主な理由を3つ述べたいと思います。まず、今回の予算の中にも出ております市が西部拠点都市にするためとした下平良の埋め立てにかかわる予算についてです。これは実際に手を上げたのはイズミ1社ということであり、市が拠点都市というのは大型店を誘致することなのかと、大変市としての姿勢に疑問を持ったわけです。市民のほうも第5次総合計画のアンケートの中で、にぎわいの場だとか、大型店舗の誘致というのは市民の願いではない、60の設問のうち最下位のほうに位置していたということからしても市民の願いではないというふうに思うわけです。ただ、これはもう決定されて動いているものですから、それはもう今後は渋滞対策だとか、雇用対策などに目を向けて、地元との共存共栄のほうに目を向けていくべきだと思いますけれども、今回の予算の中で3つの問題点、これにかかわる3つの問題点を感じます。それは1つは、地域総合整備貸付金制度がこのイズミに対して融資制度が活用されるという問題であります。この制度は、地方公共団体が金融機関等と共同して地域振興に資する民間事業活動等を支援し、活力と魅力ある地域づくりの推進に寄与するため、民間事業者等に対し地域総合整備財団の支援を得て貸付業務を行う制度だというふうに書かれております。似たような答弁もありました。このイズミの誘致のために地域振興という名で6億円の融資をし、これ無利子ですから、市のほうの利子補給も二百数十万円あるという答弁もありました。この制度が地域振興にとって悪いと言っているわけではないわけですし、イズミに対して敵対心を持っているわけでもありません。しかし、これまで地域振興に寄与してきた地元商店街や地元のスーパーのほうは撤退の危機に追い込まれている中で、これを存続させるような地域振興策が与えられるわけではない。追い込んで、結果として大型店が来れば、商店街や地元のスーパーが撤退していくという状況になるのは明白ですから、その追い込まれていくほうには、そういう生き残る制度はないということであります。大変矛盾を感じる制度だと思います。私は、地域振興にこれまで寄与してきた地元、地域で頑張っている商店街や中小・零細企業に対し、しっかりとした地域振興策が発揮できるような貸付融資制度をしたり、今の利子補給などないわけですから、そういう対策をとるべきだと考えます。  そして、この問題にかかわる2つ目の理由は、造成整備費用の問題についてです。議会への当初の説明は、約27億円かかるだろうという説明でありましたけれども、平成22年の12月議会の全員協議会であったと思いますが、総額20億円だという説明でありました。ところが、今回予算委員会で私質疑をしまして、答弁された工事費、整備費の総額は24億7,000万円ということで、4億7,000万円ほど上がっていたわけです。一方で、イズミへ売却費用は明白な数字は本契約前だからということで出されませんでしたけれども、25億円近い金額だという答弁でありました。結局プラス・マイナス、この売却費用だけでもゼロに近い、しかもそれだけではなく、市民の雇用が正職で25人以上、臨時で100人というのがありますけれども、こういう極めて低い垣根で誘致する企業に対して、1億円もの奨励金を出すということであります。しかも、この廿日市市に本店があるわけではありませんから、本社があるわけではありませんから、市に入る収入というのは、直接的な収入というのは固定資産税だけということになるわけですけれども、この固定資産税のほうも1年目はゼロ、2年目は75%減免、3年目は50%減免という恩典が与えられるということで、やっぱり何重にも市のほうが持ち出すお金が多いというふうに考えるわけです。これも問題だというふうに考えます。  それからもう一つは、市はイズミの誘致、ゆめタウンの誘致によって地元の雇用をふやしたいと、それは私も全く同じようにそのことを願います。そうでなければ誘致の意味がないわけですから、しかし実際にはこの大型店が来ることで、先ほども言いましたが、スーパーが撤退し、商店街が淘汰されていくことを思えば、本当に全体として雇用がふえるのかということが大変問われるわけであります。地元を疲弊させながら、一極集中ということになれば、これはやはり賛成というふうには言えないわけであります。  それから、大きく2つ目の反対の理由です。これも進んでおりますスマートインターチェンジ、不要不急の公共工事ということで、これまでも言ってきましたけれども、これも額が大型自動車の乗り入れだとか、今回は高速バスのバス停をつくるのに1,000万円という形で予算が膨らんできています。既に廿日市には2カ所のサービスインターチェンジがありまして、お金が豊満にあれば利用しやすいと思われる方も多いかと思いますけれども、2つもインターチェンジがある中で、これは不要不急の工事だというふうに言わざるを得ません。先ほど黒字会計で乗り越えている、一般会計を繰り入れなくてもいい杜の宿に反対だというふうに言われましたけれども、それであれば福祉や教育に直接かかわるほうの一般会計、この問題に疑義を唱えるべきではないかと私は考えるわけです。  最後に、市民の暮らしの問題であります。私は一般質問でも触れましたけれども、市民の暮らしが今大変になっている。日本共産党が行ったアンケートでも、65%以上の方が家計が以前より苦しくなったと回答されております。それであれば、市民の暮らしを守るという側に市行政は立つべきでありますけれども、特に低所得者に対する対策が今必要だというふうに考えるわけですけれども、それに対する本予算での単市の努力というのは感じられるどころか、就学援助費の基準を見直すというような、検討してみるというような答弁までされ、私は本当に身が凍るような思いがしたわけですけれども、やはりこれらのことを考えますと、とても一般会計に賛成できるというふうには言えません。  以上の、その他はまた大畑議員がるる反対理由を述べますけれども、私は以上で反対理由とさせていただきます。 203 ◯議長(角田俊司) そのほか討論ございますか。  討論ありませんか。 204 ◯23番(岡本敏博) 議長。 205 ◯議長(角田俊司) はい、23番岡本敏博議員。     (「るる言わんでもええけえの」と呼ぶ     者あり) 206 ◯23番(岡本敏博) 私は一般会計、特別会計に賛成の立場、それから修正案に反対の立場で討論を行いたいと思います。     (「今特別会計ないよ」と呼ぶ者あり)  ないんか。では訂正、一般会計と修正案、企業会計に賛成、修正案に反対の立場で討論をいたします。 207 ◯議長(角田俊司) 一般会計のみです。 208 ◯23番(岡本敏博) はい、再度訂正、一般会計に賛成として、修正案に反対の立場で討論を行います。  第5次総合計画の都市像を実現するために、限られた財源を有効に使っていこうということでありますし、協働によるまちづくり基本条例、その基本に沿った予算であります。特に、将来ごみ処理の有料化の検討であったり、教育研究のモデル校をふやしていこうとか、地域支援員の増員、そういう予算も組まれておりますし、地域支援員を増員するまでに、先日びっくりしたんですが、大虫地区で4人しか住民いらっしゃいませんが、3人もの人が転入してこられました。30歳とゼロ歳の3人ですが、人口が約倍増するという、平均年齢がぐっと下がるというような、そういうふうな定住促進も進められておりますし、それから市民センターのトイレの洋式化であったり、オリジナルナンバープレートの導入で観光振興に役立てようとか、あるいは職員の能力向上をして人材育成していこう、そういうふうな予算が組まれておりまして、大変評価をしており、賛成をいたしたいと思います。  また、先ほどありましたシビックコア、要するにイズミが来るところについても、これも長年の総合計画にある事業の推進でありますし、スマートインターチェンジ等についても、観光振興や通勤のためにはどうしても必要なものでございますんで、賛成でございます。  それから、修正案が出ました件ですが、今行政に欠けているのはスピード感だと私は思っています。スピーディーな対応というのは要ると思います。先ほどからもありますように、1年もかけて議論をするよりは、今回のこのアルカディア・ビレッジについても、4社からも何とか私が経営してみたいというそういう声が上がっている、そういう状況であり、魅力ある資源でもあると思っております。これを生かすことは必要であり、この指定管理により、一部修繕をし、そういう方向で管理していくことを、そういうことの原案に賛成をいたして、修正案には反対をいたします。  以上です。 209 ◯議長(角田俊司) ほかに討論はありますか。 210 ◯1番(荻村文規) 議長。 211 ◯議長(角田俊司) はい、1番荻村文規議員。 212 ◯1番(荻村文規) 私は修正動議、議案第1号平成25年度一般会計予算の修正案に賛成の立場で討論をさせていただきます。  公共施設、特に市が経営をいたします温浴施設、温泉や宿泊施設等に関しましては、将来にわたってのあり方を徹底的に検討をして議論した上で結論を出すべきと考えます。特に、アルカディア・ビレッジに関しましては、現在休館中でもあります。指定管理業者が契約途中で逃げ出した施設を拙速に継続ありきで公募をかけ結論を出そうとするような現在の状況はおかしいと言わざるを得ません。 213 ◯議長(角田俊司) 荻村議員、発議者ですから端的によろしくお願いします。 214 ◯1番(荻村文規) 大変厳しい財政事情でもありますので、一般会計予算からアルカディア・ビレッジ、今回のこの関連予算というものを削除するという修正案に対しまして私は賛成するものであります。 215 ◯議長(角田俊司) 皆様にお願いいたします。発議者の討論はできるだけ控えてください。よろしくお願いいたします。  それでは、ほかに討論はございますか。 216 ◯29番(仁井田和之) 議事運営。 217 ◯議長(角田俊司) はい、29番仁井田和之議員。 218 ◯29番(仁井田和之) さっき修正動議が出ましたよね。それで、討論入る前に議長に確認したかったんですが、修正動議が出たら先に修正動議の採決するんが本来の姿じゃないか、それを済ませて一般会計、その他の討論に入るべきじゃないかと思うんです。その辺の議長の見解を伺います。 219 ◯議長(角田俊司) 今回の議案は一体のものでございます。日程を追加するとか、そういうものでもございません。そして、ですから一括議題となっておりますものを今回議事の進行上、議長の議事整理権においてそうしたということでございます。     (発言する者あり)  議長の議事整理権がありますから、それを行使したということでございます。  以上でございます。  ほかにございますか。 220 ◯15番(大畑美紀) 議長。 221 ◯議長(角田俊司) はい、15番大畑美紀議員。 222 ◯15番(大畑美紀) 私はただいま出ております修正案に反対、そして一般会計の本案にも反対ですので、その理由を述べます。  修正案について、もう少し議論が要るので、アルカディア・ビレッジ、時間を置いて徹底的に話し合おうじゃないかということなんですが、確かに話し合いは必要ですが、しかし私は事業者が撤退したとき速やかに次の指定管理者を選定して継続すべきであったと思っています。しかし、それができなかったのであれば、行政が直営に戻して継続すべきであったと思います。しかし、市にそういう力がなかった、それは問題であります。指定管理の制度の導入時から私はそのことについて指摘し、もし事業者が撤退する事態になったときにはどうするのかとただしてきました。市は直営に戻すことも考えるというふうに答弁しておりましたが、そういう力がなかったのは問題だと思います。しかし、公の施設が果たしている、また地域に与える役割を考えたときに、撤退したからといって放っておくのではなくて、やはりその期間の間は継続することを速やかにやるべきであったと思います。施設の老朽化の問題もありますし、今は継続し、その間に問題点も洗い出し、しばらく閉館の期間に洗い出してもいますが、その継続期間にあと残された期間でさらに今後のあり方を考えていくべきだと思います。公の施設が閉館する、あるいはなくなることの地域への大きな打撃については、佐伯地域で十分に感じております。わかっております。継続すべきと考えますので、この修正案には反対です。  そして、一般会計の本案のほうです。下平良二丁目の埋め立て、商業施設誘致、そして宮島サービスエリアインターチェンジ関連事業については、植木議員が述べたとおりですので、改めては言いません。私がつけ加えるのであれば、農業予算の農地集積協力金についてです。240万円の予算がついています。このもととなる人・農地プランというのは、TPP参加を見据えて強い農業をつくるというものです。人・農地プランはまたの名を地域農業マスタープランとも言います。地域自体で地域の農業の将来を見据えた計画をつくるということには必ずしも反対というものではありません。うまくいけばいいものもできると思います。しかし、この農地集積協力金というのには問題があります。また、青年就農交付金についても、人・農地プランの中に位置づけられることが交付要件となっています、経営型については。この人・農地プランの基礎となる考え方というのは、平地で20から30ヘクタール、中山間地で10から20ヘクタールの規模の経営体が中心になる構造を目指すという構造改革、農業の構造改革です。これは高齢者が住みやすく、後継者が帰ってくる地域づくりをつくる、地域づくりをするということに関しては矛盾しております。農地集積協力金というのは、またの名を離農奨励交付金とも言います。人と農地の問題を解消するどころか、かえって問題を深くするのがこのプランです。特に、この農地集積協力金については、お金に飽かせてうまく進まない農地の集積を図るというもので反対です。  それから、教育予算について、今委員長報告でもありましたが、大野西小学校、大野中学校の小中一貫校、一体型推進校については反対です。前年度も述べましたが、一体型の一貫校の教育的効果についてはまだ検証されておりません。また、デメリットと言われる点についても解消が図られるとは思いません。また、自校給食が学校給食センターに移行されるということにも反対です。それから、学力検査、それから教員の多忙化解消もなされていない。委員長報告にもありましたが、その点についても反対いたします。  以上です。 223 ◯25番(有田一彦) 議長。 224 ◯議長(角田俊司) では、25番有田一彦議員。 225 ◯25番(有田一彦) 私は一般会計のほうは賛成、そして修正のほうは反対という立場で討論をさせてもらいます。  私が住んでおりますところからちょっと顔を上げると極楽寺山が見えます。ということで、私のおやじのような山です。多くの皆さんが極楽寺に登山に上がってこられます。年間5万人を超える人が極楽寺へ登山なり観光なりで来られ、その中の一部がアルカディアへ休養に入られ、そこからバスで帰られたり、また元気を取り戻して下へおりられたり、そういった観光のルート、あるいは散策のルート、大きな接点としてアルカディアが存在しております。極楽寺の展望台へ皆さん行かれたことありますかいね。瀬戸内海の多島美が物すごくそれはすばらしいところです。今から市も大きく観光ということについてアルカディアをもっともっと宣伝していってもらいたいなという思いもあります。そういった中で、突然のアルカディアの閉館、休館ということになりました。先ほど来いろいろお話が出ておりますけれども、私が一番思ったのは、やっぱり現地へ足へ運んでもらいたい。机の上で、机上で議論するのもそりゃ大変大事なことだろうと思うんですが、あの今の後畑地区といいますが、さきにも少し大きな声でどなった経緯がありますけれども、本当に後畑地区の状況というのを皆さんも知ってもらいたい。20戸しかない家の夜電気がつくのは10戸足らず、そういった中で高齢化がどんどんどんどん進み、限界集落もええとこです。一生懸命耕して作物を植えても、30頭からの猿がわっと来たらもう何にもなくなる、そういった地域です。夜には熊が出てくるようなこともあるわけです。そういった地域をどうやって活性化させるか、皆さんの一般質問の中にも、地域の活性化を図ろうじゃないか、中山間地域はどうするんか、古民家再生を図ろうじゃないか、いろんな案はありますよ。いろんな案は出されるんですが、本当の血の通った行政をしようと思えば、やっぱり現地で見てもらわんとどうにもわからん。ぜひ皆さんは現地へ足を運んでいただいて、これからの対応を議論していただきたいと。何で私が立ちどまっての議論を嫌なのか、普通は立ちどまって議論すれば、それが一番いいと思うんですよ。拙速に行動して取り返しのつかないようなことになってもかなわない。今回もう踏み出せば3年間とまらんわけですから、3年間のロスをどうするんかという話も出てくるかもしれない。ですけど、後畑はとめられんのですよ。それはあのアルカディアの周り、桜がたくさん植わっております。皆地域の人が草を刈り、肥料をやり、維持管理をしてきとってんですよ。行政がやっとんじゃないですよ。アルカディアがやっとんじゃないですよ。周辺地域の人がやっとんですよ。あそこを1日でも2日でもとめるとどうなるか、それはあそこが真っ暗になると、後畑地区全体がもうしぼんで気分も全く乗らないような状況になる。そして、一番怖いのはたまり場になる可能性があるんです。休館をするよという声を聞いただけで、もう庭の花を持って帰る人がおる。木の枝を切って持って帰る人がおる。それだめですよと言っても、もう休館だから木の枝要らんじゃろう、花なんか持って帰っても大丈夫じゃろう、こんな感じなんですよね。それだから、ボランティアでもいいから維持管理に私らが手伝いましょうかというような声が地域から出てくる。それぐらい地元の人というのはアルカディアという存在に物すごく頼っておられるというか、本当羨望のまなざしで見ておられるわけです。そこをしっかり考えていただいて、走りながらでも議論はできるんで、特に温泉地帯でもないわけですから、それは温浴施設の中で捉えられると、そんなに大したことじゃないと思います。温浴施設というのが目的でなしに、この前もお話ししたように、自然との触れ合い、人と人との触れ合い、さっきの誰か知らん、議論では、廿日市の人間が少ないしほとんどよそから来とるけえやめてしまえとかというような話もありましたが、そんな次元の話じゃない。     (「それは違う」「それは違うよ」と呼     ぶ者あり)  地域の、地域以外から多くの人に来てもらって、誰でもいいからあそこで交流をしてもらいたい。アルカディアをつくる一番最初、平成元年に議論が沸き起こって、この地域、廿日市の中でどこに何をつくるかという議論が始まった。平成10年にアルカディアが決まったわけですけれど、10年間地域の人を初め、市役所の職員さんも、市民全体がいろいろ案を考えてつくったのが市民との交流の場アルカディアですから、これは交流の場をいっときたりともとめることがあってはならんと私は思って、修正案には反対をいたします。  それから、一般会計のほうでスマートインターの話が出ました。私のところもちょっと関係しておりますんで、スマートインターというのは、今工事がどんどんどんどん進んでおります。あれをとめることもできませんし、地域の発展というのは道路インフラが整備されてなければ発展はあり得ないと私は思っております。特に、産業の開発促進をしようと思えば、どうしてもインフラ整備はなくてはならない、ましてあの地域は今度は環状線が黒折から入ってくる、そういった計画もあるわけですし、新機能都市の構想もあったわけですから、その中心的な位置づけがあるスマートインターの開発というのは、これも当然避けていけないというふうに思います。  ということで、一般会計は賛成、それから修正案には反対という討論にします。 226 ◯議長(角田俊司) ほかに討論はありますか。 227 ◯8番(藤田俊雄) 議長。 228 ◯議長(角田俊司) はい、8番藤田俊雄議員。 229 ◯8番(藤田俊雄) 私は一般会計、修正案ともに賛成の立場で討論をいたします。  まず、一般会計につきましては、市民生活に直結する大事な予算であります。このまま執行をしていただきたいという立場でございます。  まず、修正案なんですが、今有田議員がおっしゃられたように、まさにそのとおりであります。やはり地域に要る施設というのは絶対に要るわけであって、おっしゃるとおり地域の方は維持管理をしてこられて、大事な施設というのも私は全くそのとおりだと思います。ただ、ちょっと考えなきゃいけないのは、合併する前に吉和で魅惑の里を持ってたわけです。廿日市でアルカディア、大野でべにまんさく、宮島で国民宿舎杜の宿、佐伯で国民宿舎岩倉ロッジを持っていました。岩倉ロッジについては、これまた同じように、アルカディアと同じように途中で業者が投げ出して撤退したと。これについてはすぐに廃止をして、今岩倉ファームパークというんですかね、ちょっと縮小して、その宿泊施設等をなくして非常に市民に好評を得ていると、当然のことながら税金も使うのも少なくて済むということだろうと思うんですが。ただ、やはり1つのまちとして合併したわけでありますから、全ての温浴施設もしくは宿泊施設を本当に市はこのまま持ち続けていいんだろうかということであります。今回アルカディアのこの修正案が出たわけですが、何か聞いておりますと、廃止をする修正案のように聞こえますが、決してそうではないわけです。これはもう少し全体のあり方をどういうふうにしたらいいのか、そういう議論をしたほうがいいと、これは全協でもかなりの議員がこの指摘をしてまいりました。     (「そうだ」と呼ぶ者あり)  してきたにもにかかわらず、こういう形で提案がされると。やはりもう少しきょう有田議員がおっしゃったようなお話を議員間でもう少し真摯に話をすべきであって、その中でアルカディアが要るということであればそれはそれでいいわけで、決してアルカディアをすぐ潰せとか言っているわけじゃないわけです。やはり議会としてこのアルカディアに3年で3,000万円の指定管理料を払うと、布団を直すのに500万円でしたかね、空調で350万円をこの予算で上げていると。しかし、これは市の説明によると、これで一応検証させてくれと言っているわけです。だから、市もずっと続けるとは決して言ってないわけです。3年後に調子が悪ければ潰すかもしれないという可能性も当然残っているわけです。ですから、3年後にそういう判断をするのなら、税金をつぎ込む前にそういう議論を少なくとも議会でしたらどうかという提案をかなりしてきました。しかし、これが取り入れられないということで、やむにやまれず今回の修正案になったわけです。     (「そうです」と呼ぶ者あり)  やはりそういう経緯がある中で、何か議論が廃止じゃないかというようなところですりかえられてしまって、じゃなくてあくまでも議論をすると、ですから1年かかるのが、時間かかるんなら半年でも数カ月でもいいわけです。それは議会が熱心にやればできることだと私は思っております。という理由で、この修正案には賛成をいたします。 230 ◯13番(堀田憲幸) 議長。 231 ◯議長(角田俊司) はい、13番堀田憲幸議員。 232 ◯13番(堀田憲幸) 私は平成25年度一般会計修正案に対して反対の立場で討論をさせていただきます。  ただいま藤田議員のほうから切々と訴えられたもっともっと審議すべきではないかということを提案をされました。まさしくそのとおりであろうかと思います。しかしながら、残念なことに期間を置けば置くほど施設が老朽化し、復活に対する修繕費が増大するということも1つの要因になっておるんではないかというふうに思いますし、さらに市も反省をいたし、当初のいわゆる市民のための憩いの場であったり、あるいは教育の場であったりという目的を持ってスタートしたにもかかわらず、指定管理者に移行した時点で温浴施設へと走ったことは市も認めており、このことに対しては反省をしておるという弁も、さきの委員会の席では当然ございました。しかしながら、再度指定管理者を募集する際には、当初の目的を果たしてくれる企業を募集するんですよということで募集をかけてまいったわけですけれども、これに4社が参加し、その中の1社がその目的を達成するために努力をしますよ、利用者の半分は11万8,000人おる市民の大事な財産ですから、もっと言えば株主が持っておるその施設ですから、市民が利用できるようにこれからは運営をしてまいります、そういうこともその審査の対象になり、その意図が読めたということで今回の指定管理者を指定したわけでございます。そういった中で、今議論されておりまするるの問題は、平成25年度の施政方針の中にも書いてございますように、公共施設の再配置計画、これを平成25年度から市当局は実施をする、全部で600にも及ぶ公共施設、その多くの中から将来的にどうあるべきかということを今後25年度からスタートをさせ、市民の皆さんと議会と行政とが一体となってその必要性を調査研究していこうではないかということが、平成25年度の予算執行に当たっての施政方針の中にも明らかにうたってございます。ですから、先ほどからもっと時間をとって協議すべきだということをかなりの方が議論をされましたが、まさしくそのとおりだと思います。しかし、時間がない、これは何かと言えば、施設の老朽化が一にあげられるということと、さらにそれを休館することによって、近隣に多くの同一の施設があるわけですから、ユーザーがそちらから帰ってこなくなる、そういったおそれもあるわけですから、時期尚早であろうとも私は今回の改修、そして指定管理者を選択し、これを提案されることはもっとものことだというふうに理解をいたしております。我々は先ほども修正案を出された方からの発議者のほうからあったように、チェック機関ですから、これまでも何度となくチェックをしてまいりました。協議会も3回に及んで議論をいたしました。途中で指定管理者とのやりとりの報告書もいただきました。そうした中で、昨年9月までは予約者があったということでこれを開館しておりましたけれども、9月24日をもって閉館をするという大変残念な事態に陥ったことは議員全員が承知いたしたところであろうかと思います。私は今回の指定管理者再募集に対して当初申し上げましたように、当初の目的を達成してくれる市民のための必要な施設なんだということをよくよく理解をし、これから25年度から行われる公共施設の再配置計画に向かって3年間の猶予がかかるかもわかりませんけれども、その間この施設を再開することは大いに価値あるものだと私自身は思っておりますし、市民の多くもそのような期待をしておると、そのように判断をいたしまして、今回の一般会計修正案に対しましては反対の立場で討論とさせていただきます。 233 ◯22番(石原 顕) 議長。 234 ◯議長(角田俊司) はい、それでは22番石原顕議員。 235 ◯22番(石原 顕) 修正案に賛成の立場で討論いたします。  もうこの発言台に立つのもこれが最後かなと思いますし、こんなにたくさんの人の前でしゃべることもないので、簡単に賛成の討論をさせていただきます。  有田議員がおっしゃったように、私は議員になって16年目、記憶に間違いなければ、議員になって2年目ぐらいにこのアルカディア・ビレッジというのができました。私は単純に感じました。あの極楽寺の南側の斜面、海の見える斜面になぜつくらないんだろうか、素朴な疑問です。有田議員がおっしゃったように、いろんな経緯の中で今あそこにできています。一番地域の事情に詳しい有田議員のおっしゃることもよくわかります。でも、残念ながら経済状況が大きく変わってきています。厳しい財政状況の中で、本当に市がお金を出してまでやるべきことは何なんだろうか、地域の皆さんには、あるいは関係者の皆さんには大変厳しいことかもしれないが、これはちょっと事業を中止させてください、縮小させてください、まさにその選別をしなくてはならない時期に来ていると思っています。もう繰り返しません。多くの議員が言っているのは、まさに、堀田議員もそうですよ。もう少し時間をかけて今後のそういう大きな方針を話し合おうじゃないか、そういうことなんですよ。一致できるはずです。最後になりますが、私はやはり当時、幾ら議員になりたてと言いながらも、あのアルカディア・ビレッジをつくると、この条例案に賛成をしています。だから、責任の一端があると思っています。だから、やはりほぼ議員の任期を終える今となってみたら、大変厳しいかもしれんが、ちょっと立ちどまって今後の大きな方針を考えた上でアルカディアをどうするんだ、吉和はどうするんだ、佐伯はどうするんだと、そのことを今こそ議員の皆さんしっかりと話をしていってほしい。最後に、市長に申し上げます。私の記憶では、一般会計に対して我々議員の中から修正案が出るということはほとんどありません。十四、五年前に給食センターの調理洗浄部門が民間委託をされる、されない、あの時期に簡単な修正案が出たと思っています。それから初めてのこの修正案の提出です。本当に議会に対して十分に説明ができたかどうか、市長にはその辺をしっかりと考えていただきたい。このことを申し上げて、賛成の討論といたします。 236 ◯議長(角田俊司) 拍手はやめてください。  それでは、これをもって討論を終結いたします。  これより議案第1号平成25年度廿日市市一般会計予算の採決を行います。  まず、本案に対する修正案について起立により採決いたします。  本修正案に賛成の方の起立を求めます。繰り返します。本修正案に賛成の方の起立を求めます。     〔賛成者起立〕 237 ◯議長(角田俊司) 起立少数であります。よって、本修正案は否決されました。  ここで休憩をいたします。   ~~~~~~~~○~~~~~~~~     休憩 午後0時18分     再開 午後1時29分   ~~~~~~~~○~~~~~~~~ 238 ◯議長(角田俊司) それでは、休憩前に引き続き会議を開きます。  次に、議案第1号平成25年度廿日市市一般会計予算の原案について起立により採決いたします。  本件に対する委員長の報告は原案可決であります。  委員長の報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。     〔賛成者起立〕 239 ◯議長(角田俊司) 起立多数であります。よって、本件は原案のとおり可決されました。  次に、議案第2号平成25年度廿日市市国民健康保険特別会計予算に対する討論に入ります。  最初に、反対討論はありますか。 240 ◯27番(植木京子) 議長。
    241 ◯議長(角田俊司) はい、27番植木京子議員。 242 ◯27番(植木京子) それでは、国民健康保険特別会計について反対の討論をいたします。  この国保の特別会計が財政が苦しくなるのは国の補助率削減が大きくあることは言うまでもありません。これまでもこのことは何度も申し上げてきました。しかし、そのことによって地方の特別会計が苦しくなって、その結果市民のほうにしわ寄せが来るということが一番の問題であります。私はやはり市は国が悪政を進めるときには防波堤となるべきだと、市民の暮らしを守るべきだと、特に国民健康保険ですから、命と健康にかかわる部分であります。ここにこそしっかりと市がさらなる努力をすべきだというふうに考えます。今の国民健康保険税、予算委員会でも引き上げがなかったという意見がありました。ところが、今の国保税そのものが市民が払えないほど高いということで、今でもさまざまな収納率を上げる努力はされておりますが、それでも3,000余の滞納世帯がいまだにあります。そして、低所得者の方が加入をしているということで、所得200万円以下の方が6割以上もいる。これが国保の市民の加入者の実態であります。それなのに収入の1割以上の国保税を支払わされていると、課税されている家庭がたくさんあるわけです。何度も委員会でも取り上げましたけれども、年間192万円の4人家族、2人の子供さんを育てる所得の世帯で、その所得の2倍近い国保税が課せられていると、これはもう異常な事態であります。やはりこういうことを国民健康保険制度の中で行われては絶対ならないと考えます。国保は社会保障制度であり、皆保険ですから、どんな人でも加入できる、どんな人でも支払って自分の命と健康を守る、そういう制度でなければならないというふうに考えます。今の国保税は市は一般会計からの基準外繰り入れをし、努力はされ始めましたけれども、市民の暮らしや命、健康を守るところまでには至っておりません。私はその一般会計からの繰り入れ努力をさらなる努力をすべきだと、まだ不十分だと、今の国の制度の範囲の中では不十分だと言わざるを得ないので、これには反対いたします。  以上です。 243 ◯議長(角田俊司) 次に、賛成討論ありますか。 244 ◯6番(山田武豊) 議長。 245 ◯議長(角田俊司) はい、6番山田武豊議員。 246 ◯6番(山田武豊) 賛成の立場で討論をさせていただきます。  確かに国の制度というお話がありましたが、廿日市市の市会議員の立場で申し上げますが、本市は2年前まで3年連続で国保税を引き上げてきた経緯がございます。しかしながら、昨年担当部課の努力によりこの引き上げはとまりました。そして、25年度も同様に引き上げはなくなり、また25年度も引き上げるといったふうにはなっておりません。本市でできる最大の努力を今現在この国保事業に対してはやっていると、そう思っております。よって、この議案については賛成いたすものです。 247 ◯議長(角田俊司) ほかにありますか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 248 ◯議長(角田俊司) はい、これをもって討論を終結いたします。  討論がありましたので、議案第2号平成25年度廿日市市国民健康保険特別会計予算を起立により採決いたします。  本件に対する委員長の報告は原案可決であります。  委員長の報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。     〔賛成者起立〕 249 ◯議長(角田俊司) 起立多数であります。よって、本件は原案のとおり可決されました。  次に、議案第3号平成25年度廿日市市介護保険特別会計予算に対する討論に入ります。  最初に、反対討論はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 250 ◯議長(角田俊司) 討論なしと認めます。  これより議案第3号平成25年度廿日市市介護保険特別会計予算を採決いたします。  本件に対する委員長の報告は原案可決であります。  お諮りいたします。  本件は委員長の報告のとおり決することにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 251 ◯議長(角田俊司) ご異議なしと認めます。よって、本件は委員長の報告のとおり可決されました。  次に、議案第4号平成25年度廿日市市後期高齢者医療特別会計予算に対する討論に入ります。  最初に、反対討論はありませんか。 252 ◯27番(植木京子) 議長。 253 ◯議長(角田俊司) 27番植木京子議員。 254 ◯27番(植木京子) 後期高齢者医療制度、今回の予算審査の中で、普通徴収の方の払えずに滞納せざるを得ないという人がふえておりました。私はできたときからこの後期高齢者医療制度、自公がつくり、民主党が廃止をすると約束をしていた制度でしたけれども、いまだに続いているという状況です。やめるまで反対と、廃止と言ったんだからやめるまで反対と私たちはその立場を貫きたいと考えております。75歳以上を差別するということは決してあってはならない、みんなが利用しやすい、高齢者になれば一層安心して必要なときに医療機関にかかれる、払える範囲の額ということで、そういう制度に変えるべきだというふうに考えます。  以上です。 255 ◯議長(角田俊司) それでは、賛成討論はありますか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 256 ◯議長(角田俊司) では、これをもって討論を終結いたします。  討論がありましたので、議案第4号平成25年度廿日市市後期高齢者医療特別会計予算を起立により採決いたします。  本件に対する委員長の報告は原案可決であります。  委員長の報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。     〔賛成者起立〕 257 ◯議長(角田俊司) 起立多数であります。よって、本件は原案のとおり可決されました。  次に、議案第5号平成25年度廿日市市漁港管理特別会計予算に対する討論に入ります。  最初に、反対討論はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 258 ◯議長(角田俊司) 討論なしと認めます。  これより議案第5号平成25年度廿日市市漁港管理特別会計予算を採決いたします。  本件に対する委員長の報告は原案可決であります。  お諮りいたします。  本件は委員長の報告のとおり決することにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 259 ◯議長(角田俊司) ご異議なしと認めます。よって、本件は委員長の報告のとおり可決されました。  次に、議案第6号平成25年度廿日市市公共下水道事業特別会計予算に対する討論に入ります。  討論はありますか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 260 ◯議長(角田俊司) 討論なしと認めます。  これより議案第6号平成25年度廿日市市公共下水道事業特別会計予算を採決いたします。  本件に対する委員長の報告は原案可決であります。  お諮りいたします。  本件は委員長の報告のとおり決することにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 261 ◯議長(角田俊司) ご異議なしと認めます。よって、本件は委員長の報告のとおり可決されました。  次に、議案第7号平成25年度廿日市市小規模下水道事業特別会計予算に対する討論に入ります。  討論はありますか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 262 ◯議長(角田俊司) 討論なしと認めます。  これより議案第7号平成25年度廿日市市小規模下水道事業特別会計予算を採決いたします。  本件に対する委員長の報告は原案可決であります。  お諮りいたします。  本件は委員長の報告のとおり決することにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 263 ◯議長(角田俊司) ご異議なしと認めます。よって、本件は委員長の報告のとおり可決されました。  次に、議案第8号平成25年度廿日市市墓地管理事業特別会計予算に対する討論に入ります。  討論はありますか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 264 ◯議長(角田俊司) 討論なしと認めます。  これより議案第8号平成25年度廿日市市墓地管理事業特別会計予算を採決いたします。  本件に対する委員長の報告は原案可決であります。  お諮りいたします。  本件は委員長の報告のとおり決することにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 265 ◯議長(角田俊司) ご異議なしと認めます。よって、本件は委員長の報告のとおり可決されました。  次に、議案第9号平成25年度廿日市市簡易水道事業特別会計予算に対する討論に入ります。  討論はありますか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 266 ◯議長(角田俊司) 討論なしと認めます。  これより議案第9号平成25年度廿日市市簡易水道事業特別会計予算を採決いたします。  本件に対する委員長の報告は原案可決であります。  お諮りいたします。  本件は委員長の報告のとおり決することにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 267 ◯議長(角田俊司) ご異議なしと認めます。よって、本件は委員長の報告のとおり可決されました。  次に、議案第10号平成25年度廿日市市農業集落排水事業特別会計予算に対する討論に入ります。  最初に、反対討論はありますか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 268 ◯議長(角田俊司) 討論なしと認めます。  これより議案第10号平成25年度廿日市市農業集落排水事業特別会計予算を採決いたします。  本件に対する委員長の報告は原案可決であります。  お諮りいたします。  本件は委員長の報告のとおり決することにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
    269 ◯議長(角田俊司) ご異議なしと認めます。よって、本件は委員長の報告のとおり可決されました。  次に、議案第11号平成25年度廿日市市港湾管理事業特別会計予算に対する討論に入ります。  討論はありますか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 270 ◯議長(角田俊司) 討論なしと認めます。  これより議案第11号平成25年度廿日市市港湾管理事業特別会計予算を採決いたします。  本件に対する委員長の報告は原案可決であります。  お諮りいたします。  本件は委員長の報告のとおり決することにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 271 ◯議長(角田俊司) ご異議なしと認めます。よって、本件は委員長の報告のとおり可決されました。  次に、議案第12号平成25年度廿日市市包ヶ浦観光事業特別会計予算に対する討論に入ります。  討論はありますか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 272 ◯議長(角田俊司) 討論なしと認めます。  これより議案第12号平成25年度廿日市市包ヶ浦観光事業特別会計予算を採決いたします。  本件に対する委員長の報告は原案可決であります。  お諮りいたします。  本件は委員長の報告のとおり決することにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 273 ◯議長(角田俊司) ご異議なしと認めます。よって、本件は委員長の報告のとおり可決されました。  次に、議案第13号平成25年度廿日市市市営住宅事業特別会計予算に対する討論に入ります。  討論はありますか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 274 ◯議長(角田俊司) 討論なしと認めます。  これより議案第13号平成25年度廿日市市市営住宅事業特別会計予算を採決いたします。  本件に対する委員長の報告は原案可決であります。  お諮りいたします。  本件は委員長の報告のとおり決することにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 275 ◯議長(角田俊司) ご異議なしと認めます。よって、本件は委員長の報告のとおり可決されました。  次に、議案第14号平成25年度廿日市市宮島水族館事業特別会計予算に対する討論に入ります。  討論はありますか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 276 ◯議長(角田俊司) 討論なしと認めます。  これより議案第14号平成25年度廿日市市宮島水族館事業特別会計予算を採決いたします。  本件に対する委員長の報告は原案可決であります。  お諮りいたします。  本件は委員長の報告のとおり決することにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 277 ◯議長(角田俊司) ご異議なしと認めます。よって、本件は委員長の報告のとおり可決されました。  次に、議案第15号平成25年度廿日市市廿日市駅北土地区画整理事業特別会計予算に対する討論に入ります。  討論はありますか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 278 ◯議長(角田俊司) 討論なしと認めます。  これより議案第15号平成25年度廿日市市廿日市駅北土地区画整理事業特別会計予算を採決いたします。  本件に対する委員長の報告は原案可決であります。  お諮りいたします。  本件は委員長の報告のとおり決することにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 279 ◯議長(角田俊司) ご異議なしと認めます。よって、本件は委員長の報告のとおり可決されました。  次に、議案第16号平成25年度廿日市市水道事業会計予算に対する討論に入ります。  討論はありますか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 280 ◯議長(角田俊司) 討論なしと認めます。  これより議案第16号平成25年度廿日市市水道事業会計予算を採決いたします。  本件に対する委員長の報告は原案可決であります。  お諮りいたします。  本件は委員長の報告のとおり決することにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 281 ◯議長(角田俊司) ご異議なしと認めます。よって、本件は委員長の報告のとおり可決されました。  次に、議案第17号平成25年度廿日市市国民宿舎事業会計予算に対する討論に入ります。  最初に、反対討論はありませんか。 282 ◯3番(広畑裕一郎) 議長。 283 ◯議長(角田俊司) はい、3番広畑裕一郎議員。 284 ◯3番(広畑裕一郎) 先ほど指定管理の法案が通ったのであれなんですけども、私は国民宿舎事業会計予算案に反対の立場で討論をいたします。  廿日市市の市税収入は5年連続で減少しており、今年度の予算案も減少見込みとなっています。このように地方自治体の財政は、少子高齢化による生産労働者人口の減少や、一方で扶助費の増大などから、たとえ景気が回復したとしても、今後も厳しい状況が続くものと見込まれ、高度経済成長期に形成された今の行政サービス全て維持することは困難であり、痛みの伴う行財政改革を避けて通れない時代となりました。こんな背景ではございますが、私たち議員はどんなに厳しい時代であっても、行政が真に担うべき役割はきちんと果たすよう監視する責務を負っていることから、事業を選別し、必ずしも行政が行わなくてもよい事業は廃止や民営化を進めるべきだと考えます。このことから、一昨年の12月議会以降、必ずしも市が担わなくてもよいと考える市営国民宿舎のあり方について、今後も基金や税金を投入してまで維持すべき施設か否かの本質的な論議をすべきだと主張してきました。このような中、市は2億円の公金を使い、大規模改修をした上、指定管理者制度に移行することで人件費を圧縮し、黒字化できるとして存続を決定しましたが、存続するとする理由について、何度聞いても私には存続すべき特段の事情があるとはどうしても思えません。もっと議論を尽くすべきだったと存じます。このことから、次の理由について市がすべき事業でないとして、事業会計に反対いたします。1、事業の選択を迫られる中、国民宿舎事業を廃止しても、市民生活や西地区には水族館がリニューアルしたこともあり、宮島地域の観光振興に大きな影響を及ぼすことはないと考えること。2、宮島や対岸の大野にある民間宿泊施設の稼働率は低下傾向にあり、また宿泊価格も低廉化しており、誰でも安く泊まれる公共の宿が必要であった時代は終わったと考えること。財政が厳しく、総じて市民の負担が増加する中、多くの市民から行政が旅館を営む必要はないとの意見をいただいていることや、地元宮島地域の中でも民業圧迫との声もある中で、公金を投入して大規模改修してまで市営旅館を存続する特段の理由がないと考えることです。最後に、改修すればその投資の耐用年数からして15年間は維持しなくてはいけません。公共施設の再配置計画をこれから定めるとする中で整合性がなく、この時期の改修費計上には強い違和感があります。また、指定管理になれば、経理は見えにくくなることは明白です。市の説明では、わかりやすく説明するとしましたが、指定管理業者が提出するものであり、何の保証があるというのでしょうか。議員として市民に対し責任が持てません。さらに、指定管理業者から使用料が2,000万円取れると言っておりますけど、使用料が取れて黒字になるというのであれば、民間でも経営ができるという裏返しであり、民営化が可能な施設であるということを認めたものであり、さらに論議を深めるべきだと私は考えます。  以上の理由から国民宿舎事業会計に反対いたします。 285 ◯議長(角田俊司) 次に、賛成討論はありますか。 286 ◯13番(堀田憲幸) はい、議長。 287 ◯議長(角田俊司) はい、13番堀田憲幸議員。 288 ◯13番(堀田憲幸) 私はただいま反対討論がありました平成25年度廿日市市国民宿舎事業会計予算について賛成の立場で討論をいたします。  先ほども反対理由として、指定管理制度が必要なのかということが再度言われてまいりましたし、民間でも十分できるんではないかという提案もございました。しかしながら、きょうの討論でもあったように、この場所特有の条件があり、その条件下では現状を維持せざるを得ない、そうした事情が今回のこの国民宿舎の存続に大きく影響を与えているものだというふうに私は判断をいたしております。特段の理由としては、宮島地域全体のバランスを図るんだということで、合併条件を宮島町時代に議論をされたときに、西町地域の発展のため、活性化のために水族館及びこの国民宿舎は存続するんですよという島民の総意、いわゆる総意のもとにこのことが決められたわけですから、これは尊重せざるを得ない、尊重すべきであるというふうに捉えております。また、宮島以外に泊まってももっと安いところがあるんだから、無理に宮島に泊まる必要がないというふうなご意見もありましたが、世界遺産であるこの宮島にあのコバルトブルーの海面に浮かぶ朱色の社殿を見ながら、そして平安時代を思い浮かべながらここに泊まってこそ宮島の存在価値があり、宿泊の意味があるということを私たちは誇りに思わなければならない、そのように思っております。世界遺産であるこの宮島を持っておる廿日市市の今後の発展のためにも、国内を初め全世界へ訴える貴重な財産であるわけですから、指定管理を行って、市の存続を図るべきこの貴重な国民宿舎は今後も継続すべきものであるというふうに評価をいたしまして、本予算に大いに賛成をいたすものであります。 289 ◯議長(角田俊司) ほかに討論はありますか。 290 ◯2番(山本和臣) 議長。 291 ◯議長(角田俊司) はい、2番山本和臣議員。 292 ◯2番(山本和臣) 私からは反対の立場で討論をさせていただきたいと思います。  杜の宿を市が保有する施設としてこれが適当かや、あり方についての指摘は広畑議員の反対討論にありましたので、私からは少し違う視点での討論を行いたいと思います。仮に今回提案されている予算案を認め、杜の宿をこのまま存続させるという選択をした場合を想定いたします。今回計上されている宿舎維持管理に要する費用の約2億円は、主に外壁修繕と屋上の防水工事、そして減価償却が終了し、老朽化が著しい冷暖房設備の更新ということですが、貸借対照表を見ると、同じく減価償却を終えている固定資産が複数存在していることがわかります。市の説明によると、今回の冷暖房設備の更新以外は、今後一切設備の更新や修繕は必要ないとのことでしたが、冷暖房設備と同時に施工されたほかの設備に今後トラブルが発生しないと断言できる根拠が私には理解できません。今回の冷暖房設備の更新による資産償却が終わる15年間という長期にわたって、これらの機器がノントラブルで使用し続けられるとなぜ言い切れるのでしょうか。誰が責任を持って保証するのでしょうか。このことはほかの機器にトラブルが発生し、その修繕費用や基金の使途についてなどの金銭上の損得を指摘しているのではありません。また、暗に壊れたら直せばよいという質の話でもありません。サービス業として宿泊施設を経営したり、これらの設備を管理する者の責任や心得などの本質、すなわち顧客の安全と安心の確保を問うているのです。現在、資産償却を終えている固定資産の中には、電気設備、衛生設備、機械及び装置などがありますが、これらは宿泊するお客様の安全性や信頼性の確保にかかわる非常に重要な設備や装置であると言えます。これらの設備や装置にトラブルが発生すると、火災や食中毒、事故などの発生が懸念されるのです。過去にこういった設備の機器のトラブルによって重大な災害に発展した例もあります。昨年本県福山市で発生し、10名が死傷したホテル火災は、設備の老朽化による漏電が原因であったとされ、また1982年に東京都千代田区で発生し、67名が死傷したホテル火災の原因は、客の寝たばこが原因であったものの、火災報知機が故障していたことなどが被害を拡大させた要因の1つであったことが指摘されています。本来なら冷暖房設備の更新により顧客の快適性を確保するよりも先にまずこうした安全性、信頼性の確保を優先して投資を行うことこそがサービス業を営む者の責務ではないでしょうか。それを自治体が行うとなるとなおさらです。しかし、本事業の貸借対照表を見ても、これらの設備や機器の全てを更新するほどの基金は残されていないことは明白であり、このことはもはや本自治体が経営する宿泊施設が負うべき責任、最も重要な安全・安心の確保、すなわち信頼性に対して財政的に担保できず、限界を見ていることを示しています。よって、これらのことからも本事業を行うべきでない、本予算案に賛成することができないと判断し、反対する理由として述べさせていただきます。  また、本日の議案第24号の賛成討論で佐々木議員が述べられました内容であります。今までの累積赤字約8億円や今回の2億円については、旧宮島町時代からの基金を取り崩して対応してきたため、一般会計に負担をかけず問題視していないとの発言がありましたが、基金といえど合併後の廿日市市民全体の資産です。簡単に使途を決めてしまってはいいはずがありません。こういうことを発言し続けると、いつまでたっても廿日市市は合併後1つになれないのではないでしょうか。そもそも民間事業と公の行う事業の最大の違いは何でしょうか。それは市民には税というものを支払わないという選択肢はとることができないということなんです。民間ではサービスが悪ければ、その責任において淘汰されることもあり得ますが、公の行う事業においては、強制的に税を徴収されるのですから、そのようなことはありません。だからこそ、その使途については、優先順位や重要性、これをしっかり検討し、慎重に予算というものを審議しなければならないのです。その重要性、市民への説明義務、責任のあり方、これらが本予算案の審議において我々議員に問われている、このことを最後につけ加え、本予算案に対しての反対討論といたします。 293 ◯議長(角田俊司) それでは、賛成討論はありますか。 294 ◯9番(佐々木雄三) 議長。 295 ◯議長(角田俊司) はい、9番佐々木雄三議員。 296 ◯9番(佐々木雄三) 国民宿舎の予算についての賛成討論をさせていただきます。  去年の6月の全員協議会で示されたとおり、今回この予算は建設改良資金をもってサービスの向上を図るために、施設が老朽化した、もう耐用20年たってます。大体こういうボイラーとか、こういう施設は大体15年が耐用限度だと思っています。今までどこの旅館も大体10年から15年の間に皆こういう施設は直しています。合併前にいろんな施設は直してきました。このボイラーだけはちょっとまだ持てるだろういうんで置いてきました。今回どうしても、2年前に実はこれはやりかったんです。そのときには水族館改修するということがありましたので、どうしても宿泊に工事関係者の方に入っていただきました。サービスの向上が低下してはいけないけど、やはりなかなか工事が進めなかったもんですから、これを少し先延ばしさせてもらいました。今まで、宮島町時代もそうですが、この施設を今後維持管理していくためには、一般会計から繰り入れることは非常に難しいだろうということで、建設改良資金という形で基金をためてきてます。だから、施設を改良するにはこの建設改良基金を使わなくてはなりません。これも確かに税金ではあります。だけど、使途が不明なところに持っていくわけにいかない。あそこは建物は今回指定管理者を導入することになりましたし、存続もするということに決まってます。そのためにはサービスの向上をするためにはどうしても改修が必要だと思っていますので、今回の予算については賛成です。     (発言する者あり) 297 ◯議長(角田俊司) ほかに討論はございますか。 298 ◯6番(山田武豊) 議長。 299 ◯議長(角田俊司) 6番山田武豊議員。 300 ◯6番(山田武豊) 本案に反対の立場で討論をさせていただきます。  25年度の施政方針に、自立、発展するまちづくりと書かれております。本市の観光施策を考えたとき、こういった宿泊施設、ただでさえ広島市より西部の民間の施設が、一時期の忙しい繁忙期を除いては著しく稼働率が低下している時代において、今行政が観光施策として考えなければならないのは、そういった民間事業者と問題、課題点、こういったものを浮き彫りにして、どのように観光を推進していくかという政策展開以外ほかなりません。そういった意味では、こういった宿泊施設を今後も行政事業として継続し続けていくといった時代ではないと考えております。よって、本案件には反対いたします。 301 ◯議長(角田俊司) では、これをもって討論を終結いたします。  討論がありましたので、議案第17号平成25年度廿日市市国民宿舎事業会計予算を起立により採決いたします。  本件に対する委員長の報告は原案可決であります。  委員長の報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。     〔賛成者起立〕 302 ◯議長(角田俊司) 起立多数であります。よって、本件は原案のとおり可決されました。   ~~~~~~~~○~~~~~~~~   日程第46 議案第45号 過疎地域自立促   進計画の変更について 303 ◯議長(角田俊司) 日程第46、議案第45号過疎地域自立促進計画の変更についてを議題といたします。
     直ちに総務常任委員長の報告を求めます。 304 ◯総務常任委員長高橋みさ子) 議長。 305 ◯議長(角田俊司) 総務常任委員長。 306 ◯総務常任委員長高橋みさ子) それでは、議案第45号について、総務常任委員会における審査の経過及び結果をご報告いたします。  主な質疑は次のとおりでございます。  初めに、消防艇の係留施設の整備を具体的にどうするのかという質疑に対し、台風接近時の暴風波浪による桟橋と消防艇との衝突を未然に防ぐ目的で、厳島港3号桟橋にアンカーブロック2基を追加整備するものであるとの答弁がありました。  次に、十方山林道の整備の内容はという質疑に対し、市が管理している区間のうち約12カ所で路肩の一部が少し崩れたり、林道の表面ががたがたの状態が毎年発生するため、そういうところを改善して補修等をしていきたいとの答弁がありました。  また、環境への配慮はどの程度考えているのかという質疑に対し、自然公園法に基づく国定公園2種という位置づけになっているので、自然石を使うなど景観や環境等に配慮をしていきたいとの答弁がありました。  また、この林道整備は市の予算で行うのかという質疑に対し、来年度に調査等を行い、県の補助事業を活用して整備をしていきたいとの答弁がありました。  次に、過疎地域自立促進計画に入るとどういうメリットがあるのかという質疑に対し、計画に上げることで有利な財源が確保できる。過疎債は充当率が100%で、交付税措置は基準財政需要額に算入されるのが70%であり、財源的にも非常に有利な起債が活用できるとの答弁がありました。  また、宮島と吉和を過疎地域とみなす有利な過疎債の活用はいつまで適用されるのかという質疑に対し、過疎地域自立促進特別措置法は時限立法で、法改正により期限が平成33年3月31日まで延伸された。本市の計画は延伸してないが、県の方針に合わせて延伸したいとの答弁がありました。  討論はございませんで、採決に移り、本件は全委員で原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  以上で議案第45号の審査結果報告を終わります。 307 ◯議長(角田俊司) 以上で委員長の報告が終わりましたので、これより委員長報告に対する質疑に入ります。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 308 ◯議長(角田俊司) 質疑なしと認めます。  これより討論に入ります。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 309 ◯議長(角田俊司) 討論なしと認めます。  これより議案第45号過疎地域自立促進計画の変更についてを採決いたします。  本件に対する委員長の報告は原案可決であります。  お諮りいたします。  本件は委員長の報告のとおり決することにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 310 ◯議長(角田俊司) ご異議なしと認めます。よって、本件は委員長の報告のとおり可決されました。   ~~~~~~~~○~~~~~~~~   日程第47 議案第46号 町及び字の区域   の廃止並びに町の区域の設定及び変更につい   て 311 ◯議長(角田俊司) 日程第47、議案第46号町及び字の区域の廃止並びに町の区域の設定及び変更についてを議題といたします。  直ちに総務常任委員長の報告を求めます。 312 ◯総務常任委員長高橋みさ子) 議長。 313 ◯議長(角田俊司) 総務常任委員長。 314 ◯総務常任委員長高橋みさ子) 議案第46号について、総務常任委員会における審査の経過及び結果をご報告いたします。  主な質疑は次のとおりでございます。  初めに、変更区域に佐方保育園は入っているが、佐方小学校が外れている理由は何かという質疑に対し、今回の住居表示は市街化区域で実施した。佐方小学校は市街化調整区域のため、このような線引きをしたものであるとの答弁がありました。  次に、佐方小学校は将来的にも新しい地番はつかないのかという質疑に対し、今後は都市計画審議会等で編入等の議論を踏まえ、市街化区域に入った時点で住居表示を改めて検討することになるとの答弁がありました。  討論はございませんで、採決に移り、本件は全委員で原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  以上で議案第46号の審査結果報告を終わります。 315 ◯議長(角田俊司) 以上で委員長の報告が終わりましたので、これより委員長報告に対する質疑に入ります。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 316 ◯議長(角田俊司) 質疑なしと認めます。  これより討論に入ります。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 317 ◯議長(角田俊司) 討論なしと認めます。  これより議案第46号町及び字の区域の廃止並びに町の区域の設定及び変更についてを採決いたします。  本件に対する委員長の報告は原案可決であります。  お諮りいたします。  本件は委員長の報告のとおり決することにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 318 ◯議長(角田俊司) ご異議なしと認めます。よって、本件は委員長の報告のとおり可決されました。   ~~~~~~~~○~~~~~~~~   日程第48 議案第47号 公の施設の指定   管理者の指定について(はつかいちアルカデ   ィア(アルカディア・ビレッジ)) 319 ◯議長(角田俊司) 日程第48、議案第47号公の施設の指定管理者の指定について(はつかいちアルカディア(アルカディア・ビレッジ))を議題といたします。  直ちに産業厚生常任委員長の報告を求めます。 320 ◯産業厚生常任委員長(栗栖俊泰) 議長。 321 ◯議長(角田俊司) 産業厚生常任委員長。 322 ◯産業厚生常任委員長(栗栖俊泰) 議案第47号について、産業厚生常任委員会における審査の経過及び結果をご報告いたします。  主な質疑は次のとおりでございます。  初めに、改めて指定管理者から議会などに対してきちんと収支の説明ができる資料を出させるのかという質疑に対し、職員全員が経営状況をわかりやすい資料で共有をするという提案があり、その資料を提出させて随時チェックしたいと考えているとの答弁がありました。  次に、指定管理者が中途辞退するという問題が起きたが、指定管理者制度についての検証はどうかという質疑に対し、制度が導入されて8年たち、来年に向けてガイドラインを整理しているが、業者との定期的な協議や状況把握をポイントに重点的に今後も取り組んでいく。また、指定管理者はあくまで施設の設置目的に沿って運営してもらうものであり、アルカディア・ビレッジもその目的に沿った提案があり、今回議会に提案するものであるとの答弁がありました。  討論に移り、反対討論がございました。  ケントクが中途で撤退して約半年、新たな管理者も目新しい事業があるわけではなく、これまでの説明や内容では本当に成功するのか確信が持てない。血税を投入する以上、もっとしっかりとした議論が必要と考え、今の時点では賛成できかねるので反対であるという討論がございました。  次に、賛成討論がございました。  アルカディア・ビレッジに関しては、予算特別委員会でもいろいろ質疑が出て、指摘されたことの筋は通っているが、今回は筋を通すより実をとるべきと考える。実とは適化法による補助金の返還のこと、また過去にアルカディアよりも悲惨な施設を再生させた実績のある会社が指定管理者に決まったということで、本市全体の利益の最大化のため、今回の指定管理者に期待したいと考え、この議案に賛成であるという討論がございました。  採決に移り、原案に賛成の委員の挙手を求めましたが、挙手多数により原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  以上で議案第47号の審査結果報告を終わります。 323 ◯議長(角田俊司) 以上で委員長の報告が終わりましたので、これより委員長報告に対する質疑に入ります。 324 ◯2番(山本和臣) 議長。 325 ◯議長(角田俊司) はい、2番山本和臣議員。 326 ◯2番(山本和臣) 2点質疑させていただきます。  今回の業者を管理者として指定するに当たり、今まで民業圧迫はないとの市の答弁が全協等を通して繰り返されていますが、今回選ばれた業者からアーチェリーと宿泊をパックにした提案があったと聞きます。実際この提案があったのかということが1つ。  また、この提案があったとするならば、アーチェリーランド自体が宿泊プランと宿泊施設を有しており、市はこのことを把握していて民業圧迫になるのではなどの認識、議論等が実際あったのか、この2点についてお聞きします。 327 ◯産業厚生常任委員長(栗栖俊泰) 議長。 328 ◯議長(角田俊司) はい、産業厚生常任委員長。 329 ◯産業厚生常任委員長(栗栖俊泰) 山本議員のご質問にお答えをいたします。  まず、1点目のアーチェリー場との宿泊プランという提案があったのかということですが、植木委員の青少年健全育成に関する提案という部分において、例えばアーチェリー場と組み合わせたプランをつくって売り込むといった趣旨の答弁はございました。しかし、2点目のそれが民業圧迫につながるかどうかというご質問に関しましては、そういった趣旨の質疑等も出されておりませんので、そういった部分の回答はございませんでした。  以上です。 330 ◯議長(角田俊司) ほかに質疑はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 331 ◯議長(角田俊司) これをもって質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。  最初に、反対討論はありませんか。 332 ◯6番(山田武豊) 議長。 333 ◯議長(角田俊司) 6番山田武豊議員。 334 ◯6番(山田武豊) 反対の立場で討論をさせていただきます。  25年度の一般会計の予算が可決したので、このアルカディア・ビレッジの事業は継続が決定いたしました。しかしながら、先ほど予算のときにこの場に立たせていただいたときに申し上げたとおり、行政にはやると決まった以上はぜひこの事業に本気になっていただきたい。初めから民間に任せるのではなく、市が直営という気概を持って当たってほしいということを申し上げまして、指定管理には反対させていただきます。 335 ◯議長(角田俊司) それでは、賛成討論はありますか。 336 ◯11番(松本太郎) 議長。 337 ◯議長(角田俊司) はい、11番松本太郎議員。 338 ◯11番(松本太郎) 私はこのアルカディアの指定管理について、所管委員に所属しておりまして、その際も賛成討論をさせていただきました。その際の繰り返しになるかもしれませんが、改めて賛成の立場で討論をさせていただきます。  この件に関しましては多くの議員からいろんなご指摘があり、行政もこれから何をすべきなのか、何を行動するべきなのかというのは十分にご認識をされていると思います。その中で、今山田議員、また広畑議員から杜の宿の件にもありましたけれども、本当におっしゃるとおりで、筋としたら本当に通っております。ただ、私は委員会で申し上げましたけれども、今廿日市の利益を最大化させるのは筋を通すことではなくて、実をとることではないかというふうに思っています。その実をというのは、今やめれば補助金適正化の問題で4,000万円近くのお金を県に返還しなければならないということもありますし、また何より今回共立メンテナンスという非常に過去に大きな実績を残されたすばらしい事業者を選定することができたということがあります。私自身もこの共立メンテナンスという会社、過去の実績を調べてみました。その中で、アルカディアよりも厳しい状況にある施設を再生させたというような実績も持っていらっしゃいますし、私はこの共立メンテナンス、非常に期待をしています。ただ、その中でケントクにできなかったことがなぜ共立メンテナンスにできるのかというふうなことをおっしゃる方がいらっしゃいますが、そもそもこのケントク、幾ら収益が上がらなかったとはいえ、また幾ら違約条項がなかったとはいえ、こうして廿日市市との大事な契約をほごにするような会社、もともとそういった資質がどうだったのか、会社としての体質がどうだったのかというところに私は懸念を抱いています。いずれにしても、私はこの共立メンテナンス、非常に期待をしておりますし、これからこの指定管理者制度、しっかりと成功に導いていくことこそが今回廿日市のとるべき道ではないかというような思いを込めて、賛成の討論とさせていただきます。  以上です。 339 ◯議長(角田俊司) それでは、反対討論はありますか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 340 ◯議長(角田俊司) はい、それではこれをもって討論を終結いたします。  討論がありましたので、議案第47号公の施設の指定管理者の指定について(はつかいちアルカディア(アルカディア・ビレッジ))を起立により採決いたします。  本件に対する委員長の報告は原案可決であります。
     委員長の報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。     〔賛成者起立〕 341 ◯議長(角田俊司) そのままお待ちください。  はい、起立多数であります。よって、本件は原案のとおり可決されました。   ~~~~~~~~○~~~~~~~~   日程第49 議案第48号 市道路線の認定   について 342 ◯議長(角田俊司) 日程第49、議案第48号市道路線の認定についてを議題といたします。  直ちに建設常任委員長の報告を求めます。 343 ◯建設常任委員長(林 忠正) 議長。 344 ◯議長(角田俊司) 建設常任委員長。 345 ◯建設常任委員長(林 忠正) 議案第48号について、建設常任委員会における審査の経過及び結果をご報告いたします。  主な質疑は次のとおりでございます。  初めに、このたびの市道認定で総延長は幾らになるのかという質疑に対し、現在約630キロメートルで、今回440メートルふえるとの答弁がありました。  次に、路線も延長も少ない気がするが、交付税の関係で積極的に市道としてとれるところはとっていくという姿勢に変わりはないのかという質疑に対し、農道も市道としたいが、個人所有地があり整理が難しいが、市道としてとれないか現在調査検討しているとの答弁がありました。  また、市道鰆浜10号線は行きどまりで、車回しがなかったように思うが、規格には合っているのかという質疑に対し、ここは前面道路の幅員が原則4メートル以上で、4戸以上の家という基準を十分満たしているとの答弁がありました。  討論はございませんで、採決に移り、本件は全委員で原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  以上で議案第48号の審査結果報告を終わります。 346 ◯議長(角田俊司) 以上で委員長の報告が終わりましたので、これより委員長報告に対する質疑に入ります。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 347 ◯議長(角田俊司) 質疑なしと認めます。  これより討論に入ります。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 348 ◯議長(角田俊司) 討論なしと認めます。  これより議案第48号市道路線の認定についてを採決いたします。  本件に対する委員長の報告は原案可決であります。  お諮りいたします。  本件は委員長の報告のとおり決することにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 349 ◯議長(角田俊司) ご異議なしと認めます。よって、本件は委員長の報告のとおり可決されました。   ~~~~~~~~○~~~~~~~~   日程第50 議案第49号 平成24年度廿   日市市水道事業会計資本剰余金の処分につい   て 350 ◯議長(角田俊司) 日程第50、議案第49号平成24年度廿日市市水道事業会計資本剰余金の処分についてを議題といたします。  直ちに建設常任委員長の報告を求めます。 351 ◯建設常任委員長(林 忠正) 議長。 352 ◯議長(角田俊司) 建設常任委員長。 353 ◯建設常任委員長(林 忠正) 議案第49号について、建設常任委員会における審査の経過及び結果をご報告いたします。  主な質疑は次のとおりでございます。  構造物の撤去なり処分費の負担は、今回の補正には入らないのかという質疑に対し、砂原水源地及び六本松配水池とも構築物込みで売却する予定であるとの答弁がありました。  討論はございませんで、採決に移り、本件は全委員で原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  以上で議案第49号の審査結果報告を終わります。 354 ◯議長(角田俊司) 以上で委員長の報告が終わりましたので、これより委員長報告に対する質疑に入ります。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 355 ◯議長(角田俊司) 質疑なしと認めます。  これより討論に入ります。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 356 ◯議長(角田俊司) 討論なしと認めます。  これより議案第49号平成24年度廿日市市水道事業会計資本剰余金の処分についてを採決いたします。  本件に対する委員長の報告は原案可決であります。  お諮りいたします。  本件は委員長の報告のとおり決することにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 357 ◯議長(角田俊司) ご異議なしと認めます。よって、本件は委員長の報告のとおり可決されました。  ここで休憩をいたします。   ~~~~~~~~○~~~~~~~~     休憩 午後2時26分     再開 午後2時45分   ~~~~~~~~○~~~~~~~~ 358 ◯議長(角田俊司) それでは、休憩前に引き続き会議を開きます。  これより追加案件に入ります。   ~~~~~~~~○~~~~~~~~   日程第51 議案第50号 平成24年度廿   日市市一般会計補正予算(第6号)   日程第52 議案第51号 平成24年度廿   日市市公共下水道事業特別会計補正予算(第   3号)   日程第53 議案第52号 平成24年度廿   日市市市営住宅事業特別会計補正予算(第2   号)   日程第54 議案第53号 平成24年度廿   日市市廿日市駅北土地区画整理事業特別会計   補正予算(第2号) 359 ◯議長(角田俊司) 日程第51、議案第50号平成24年度廿日市市一般会計補正予算(第6号)から日程第54、議案第53号平成24年度廿日市市廿日市駅北土地区画整理事業特別会計補正予算(第2号)まで、以上4件を一括議題といたします。  直ちに提案理由の説明を求めます。 360 ◯分権政策部長(大島博之) 議長。 361 ◯議長(角田俊司) 分権政策部長。 362 ◯分権政策部長(大島博之) 議案第50号平成24年度廿日市市一般会計補正予算(第6号)について、提案理由及び内容のご説明を申し上げます。  平成25年3月定例市議会補正予算の概要(追加提案)をごらんください。  1ページの一般会計でございますが、21億372万3,000円の追加補正でございます。  (1)の国の平成24年度一般会計補正予算(第1号)等対応21億372万3,000円でございます。これは政府が日本経済再生に向けた緊急経済対策を実施するために編成し、2月26日に国会で成立した国の補正予算(第1号)に対応するためのものでございます。国の緊急経済対策は、円高、デフレ不況から脱却し、日本経済を大胆に再生させるため、復興防災対策、成長による富の創出、暮らしの安心、地域活性化に重点化を図ることといたしております。こうした国の緊急経済対策の趣旨に基づき、平成24年度と平成25年度の事業を切れ目なく実施すること、及び臨時交付金等の財源を確保して、安定的な財政運営を行うという観点から、主として平成25年度当初予算に計上している投資的事業を前倒しして、平成24年度補正予算を編成するものでございます。  補正の内容でございます。  アの集会所管理運営事業202万6,000円から、2ページでございますが、トの生涯学習施設整備事業2,887万円まで、合計で21億372万3,000円でございます。個別の内容につきましては、歳入歳出補正予算事項別明細書の中でご説明をさせていただきます。  次に、2の繰越明許費補正、集会所管理運営事業外、3の地方債補正、漁場整備事業外がございます。詳細につきましては、議案書でご説明をいたします。  平成24年度廿日市市一般会計補正予算(第6号)の4ページ、5ページをごらんください。  第2表繰越明許費補正。  1の追加でございます。  2款総務費、1項総務管理費、事業名、集会所管理運営事業、金額202万6,000円から、6ページ、7ページの9款教育費、5項社会教育費、事業名、生涯学習施設整備事業、金額2,887万円まで、工事の日数が確保できないなどの理由で所要額を繰り越すものでございます。  8ページ、9ページでございます。  第3表地方債補正。  1の追加でございます。  漁場整備事業から生涯学習施設整備事業まで、限度額合計6,800万円をこのたびの補正により追加するものでございます。  2の変更でございます。  林道整備事業から中学校空調設備整備事業まで、補正前限度額の合計1億7,210万円を補正後限度額の合計13億3,230万円とし、このたびの補正財源として11億6,020万円増額するものでございます。起債の方法、利率、償還の方法は補正前と同様でございます。  続きまして、歳入歳出補正予算事項別明細書により内容をご説明いたします。  16ページをごらんください。  2の歳入でございます。  14款国庫支出金、補正額6億6,098万8,000円から、19ページ、21款市債、補正額12億2,820万円まで、このたびの補正予算の財源となるものでございます。  20ページをお願いいたします。
     3の歳出でございます。  2款総務費、1項総務管理費、11目コミュニティ振興費、右ページ説明欄の004集会所管理運営事業、補正額202万6,000円でございます。これは避難所となっております宮島台集会所の耐震診断を実施するものでございます。財源は国庫補助金の社会資本整備総合交付金で、補助率3分の1でございます。  007協働のまちづくり事業、補正額370万円でございます。これは佐伯地域の玖島地区コミュニティ推進協議会が地域の活性化等のために行う事業に対する協働のまちづくり事業補助金でございます。補助対象事業の内容は、炭焼き体験などを実施するために必要な資機材の整備、史跡等の案内看板の製作や設置などでございます。財源は全額国庫補助金の過疎地域等自立活性化推進交付金が充当されるものでございます。  続いて、12目生活交通対策費、右ページ説明欄の005自主運行バス購入事業、補正額808万1,000円でございます。これは吉和地域でデマンド運行する吉和さくらバスを購入するものでございます。財源は備品購入費に対して全額国庫補助金の過疎地域等自立活性化推進交付金が充当されるものでございます。  3款民生費、1項社会福祉費、8目隣保館費、右ページ説明欄の002隣保館管理運営事業、補正額213万7,000円でございます。これは避難所となっております佐方会館の耐震診断を実施するものでございます。財源は国庫補助金の社会資本整備総合交付金で、補助率3分の1でございます。  5款農林水産業費、2項林業費、2目林業振興費、右ページ説明欄の005林道整備事業、補正額7,582万円でございます。これは林道魚切線開設工事等で、汐谷工区及び西潮原工区ともに250メートルの区間の開設工事を行うものでございます。設計業務委託料追加が85万円、汐谷工区開設工事請負費追加が3,745万円、西潮原工区開設工事請負費追加が3,752万円でございます。財源は県補助金の森林環境保全整備事業補助金が補助率10分の6.5、市債は林道整備事業債でございます。  22ページでございます。  3項水産業費、2目水産業振興費、右ページ説明欄の004漁港整備事業、補正額1,000万円でございます。これは漁港施設の長寿命化を図り、更新コストの平準化及び縮減を図るため、上ノ浜・梅原漁港機能保全計画を作成するための委託料でございます。財源は県補助金の地域水産物供給基盤整備事業補助金が補助率2分の1、市債は漁港整備事業債でございます。  009漁場整備事業、補正額6,000万円でございます。これは大野地域でアサリの漁場を整備するもので、漁場整備調査設計業務委託料が3,000万円、漁場整備工事請負費が3,000万円でございます。この漁場整備工事は、干潟造成を行うために必要な土どめの石積み構造物を海中に設置するものでございます。財源は県補助金の水域環境保全創造事業補助金が補助率10分の6.5、市債は漁場整備事業債でございます。  6款商工費、1項商工費、2目商工業振興費、右ページ説明欄の001商工業振興事業、補正額312万円でございます。これは佐伯商工会が佐伯、吉和地域の活性化等のために行う事業に対するにぎわい創出事業補助金でございます。補助対象事業の内容は、空き事務所を活用し、地域の新たな資源であるかかしを活用した事業を実施するとともに、チャレンジショップの開設、産業人材情報発信などでございます。財源は全額国庫補助金の過疎地域等自立活性化推進交付金でございます。  7款土木費、2項道路橋りょう費、1目道路橋りょう維持費、右ページ説明欄の001道路維持管理事業、補正額4,900万円でございます。これは市道のトンネル等の道路施設の点検及び道路舗装補修を行うものでございます。道路トンネル点検業務委託料400万円は、大野地域の中山トンネルほか7カ所の市道のトンネルの点検を行うものでございます。道路照明施設点検業務委託料300万円は、市内全域で市道の道路照明施設の点検を行うものでございます。道路舗装路面調査業務委託料100万円は、市内全域で市道の道路舗装路面の点検を行うものでございます。道路舗装補修工事請負費追加は、市道宮迫高砂線が700万円、宮内更地線が1,850万円、阿品台環状線が500万円、廿日市津和野線が750万円、梅原塩屋線が300万円でございます。財源は国庫補助金の社会資本整備総合交付金で、補助率は10分の5.5でございます。  005橋りょう維持管理事業、補正額1億1,200万円でございます。これは橋りょうの長寿命化を図るため、橋りょうの測量調査設計及び補修工事を行うもので、棚田橋ほか3橋の測量調査設計業務委託料追加が1,000万円、橋りょう補修工事請負費の追加は、鴨ヶ原橋が1,000万円、阿品台車庫前橋が200万円、河津原1号橋が200万円、24ページから25ページでございますが、野地橋が200万円、筏津橋が3,000万円、棚田橋(上り線)が2,800万円、棚田橋(下り線)が2,800万円でございます。財源は国庫補助金の社会資本整備総合交付金で、補助率は10分の5.5でございます。  2目道路橋りょう新設改良費、右ページ説明欄の005橋りょう耐震対策事業、補正額6,000万円でございます。これは尾立陸橋(跨線橋部)耐震補強工事委託等を実施するものでございます。工事委託料追加4,900万円は、JRへの工事委託で、工事請負費追加1,100万円は、市が直接工事を行う部分の工事請負費でございます。財源は国庫補助金の社会資本整備総合交付金で、補助率は10分の5.5、市債は橋りょう耐震対策事業債でございます。  3目交通安全対策事業費、右ページ説明欄の003子ども通学路安全対策事業、補正額420万円でございます。これは子供たちが安心して通学ができるよう通学路の安全対策を行うもので、市道河本線及び市道伴丈木新線のカラー舗装を行うものでございます。財源は国庫補助金の社会資本整備総合交付金、補助率10分の5.5でございます。  4項都市計画費、2目土地区画整理費、右ページ説明欄の001廿日市駅北土地区画整理事業特別会計繰出金、補正額230万円でございます。これは廿日市駅北土地区画整理事業特別会計で実施する公共施設等整備工事に係る繰出金でございます。  4目公共下水道費、右ページ説明欄の001公共下水道事業特別会計繰出金、補正額25万3,000円でございます。これは公共下水道事業特別会計で実施する管渠整備工事に係る繰出金でございます。  9款教育費、2項小学校費、3目学校建設費、右ページ説明欄の002小中一貫校施設整備事業、補正額15億7,461万3,000円でございます。これは大野西小学校・大野中学校小中一貫教育推進校施設整備に係る施工監理業務委託料追加3,738万5,000円、工事請負費追加15億3,719万5,000円、事務費追加3万3,000円でございます。財源は国庫補助金の学校施設環境改善交付金で、補助率3分の1、市債は小中学校一貫校施設整備事業債でございます。  003小学校空調設備整備事業、補正額3,270万2,000円でございます。これは小学校の音楽室に空調設備を整備するもので、空調設備設置工事実施設計業務委託料の追加が183万2,000円、26ページから27ページでございますが、空調設備設置工事請負費の追加は、阿品台東小学校音楽室が566万9,000円、阿品台西小学校音楽室が580万円、宮園小学校音楽室が709万8,000円、四季が丘小学校音楽室が709万8,000円、大野東小学校音楽室が520万5,000円でございます。財源は国庫補助金の学校施設環境改善交付金で、補助率3分の1、市債は小学校空調設備整備事業債でございます。  004小学校リニューアル事業、補正額3,536万2,000円でございます。これは老朽化した小学校施設の改修を行うもので、原小学校屋内運動場天井改修に係る実施設計業務委託料が141万5,000円、工事請負費が1,935万2,000円でございます。また、宮内小学校エレベーター更新工事請負費が1,459万5,000円でございます。財源は国庫補助金の学校施設環境改善交付金で、補助率3分の1、市債は小学校リニューアル事業債でございます。  3項中学校費、3目学校建設費、右ページ説明欄の001中学校空調設備整備事業、補正額3,097万7,000円でございます。これは中学校の音楽室や図書室に空調設備を整備するもので、空調設備設置工事実施設計業務委託料の追加が170万5,000円、空調設備設置工事請負費の追加は、廿日市中学校図書室が935万9,000円、七尾中学校図書室が710万3,000円、四季が丘中学校音楽室が627万6,000円、大野東中学校音楽室が653万4,000円でございます。財源は国庫補助金の学校施設環境改善交付金で、補助率3分の1、市債は中学校空調設備整備事業債でございます。  5項社会教育費、3目公民館費、右ページ説明欄の002公民館維持管理事業、補正額856万2,000円でございます。これは避難所となっております阿品公民館ほか2館の耐震診断を行うものでございます。財源は国庫補助金の社会資本整備総合交付金で、補助率は3分の1でございます。  28ページでございます。  005生涯学習施設整備事業、補正額2,887万円でございます。これは中央公民館の改築工事実施設計業務でございます。財源は国庫補助金の社会資本整備総合交付金で、補助率3分の1、市債は生涯学習施設整備事業債でございます。  以上で説明を終わります。ご審議のほどよろしくお願いいたします。 363 ◯建設部長(加藤律男) 議長。 364 ◯議長(角田俊司) はい、建設部長。 365 ◯建設部長(加藤律男) 議案第51号及び第53号について、提案理由及び内容を一括してご説明申し上げます。  補正予算の概要(追加提案)の2ページをごらんください。  最初に、議案第51号平成24年度廿日市市公共下水道事業特別会計補正予算(第3号)についてご説明申し上げます。  公共下水道事業特別会計でございますが、(1)の国の平成24年度一般会計補正予算(第1号)等対応7億4,163万3,000円の追加補正でございます。  補正の内容でございます。アの廿日市地区公共下水道整備事業2億9,577万2,000円、イの大野地区公共下水道整備事業4億4,586万1,000円の管渠整備工事請負費の追加でございます。  次に、2の繰越明許費補正、廿日市地区公共下水道整備事業外、3の地方債補正、公共下水道整備事業については、議案書でご説明いたします。  平成24年度廿日市市公共下水道事業特別会計補正予算(第3号)の4ページ、5ページをごらんください。  第2表繰越明許費補正。  1の変更でございます。  2款事業費、1項事業費、事業名、廿日市地区公共下水道整備事業、工事請負費、補償費、補正前金額1億3,633万2,000円を補正後5億578万1,000円とし、大野地区公共下水道整備事業、工事請負費、用地購入費、補償費、補正前金額1億1,916万円を補正後5億8,007万7,000円とし、8億3,036万6,000円を増額するもので、工事日数を確保することができないため、全額を繰り越すものでございます。  第3表地方債補正。  1の変更でございます。  公共下水道事業、補正前限度額11億5,860万円を補正後15億3,680万円とし、3億7,820万円を増額するものでございます。起債の方法、利率、償還の方法は補正前と同様でございます。  続きまして、歳入歳出補正予算事項別明細書により、その内容を説明いたします。  12ページ、13ページをごらんください。  2の歳入でございます。  3款国庫支出金、補正額3億6,318万円、4款繰入金25万3,000円、7款市債3億7,820万円で、いずれもこのたびの補正予算の財源となるものでございます。  14ページ、15ページをごらんください。  3の歳出でございます。  2款事業費、1項事業費、1目公共下水道事業費、右ページの説明欄をごらんください。003廿日市地区公共下水道整備事業、補正額2億9,577万2,000円、006大野地区公共下水道整備事業、補正額4億4,586万1,000円、管渠整備工事請負費の追加でございます。これらは廿日市地区においては、地御前1号幹線など、大野地区におきましては、深江雨水幹線などの汚水管や雨水管の管渠整備を行うものでございます。  以上で議案第51号の内容の説明を終わります。  続きまして、議案第53号平成24年度廿日市市廿日市駅北土地区画整理事業特別会計補正予算(第2号)についてご説明申し上げます。  補正予算の概要(追加提案)の3ページをごらんください。  廿日市駅北土地区画整理事業特別会計でございますが、(1)の国の平成24年度一般会計補正予算(第1号)等対応1億円の追加補正でございます。  補正の内容でございます。アの廿日市駅北土地区画整理事業1億円、公共施設等整備工事請負費の追加でございます。  次に、2の繰越明許費補正、廿日市駅北土地区画整理事業、3の地方債補正、土地区画整理事業につきましては、議案書でご説明いたします。  平成24年度廿日市市廿日市駅北土地区画整理事業特別会計補正予算(第2号)の4ページ、5ページをごらんください。  第2表繰越明許費補正。  1の変更でございます。  1款土地区画整理費、1項土地区画整理費、事業名、廿日市駅北土地区画整理事業、工事請負費、補償費、補正前金額3,828万4,000円を補正後1億3,828万4,000円とし、1億円を増額するもので、工事日数を確保することができないため、全額を繰り越すものでございます。  第3表地方債補正。  1の変更でございます。  土地区画整理事業、補正前限度額2億1,120万円を補正後2億5,390万円とし、4,270万円を増額するものでございます。起債の方法、利率、償還の方法は補正前と同様でございます。  続きまして、歳入歳出補正予算事項別明細書により、その内容を説明いたします。  12ページ、13ページをごらんください。  2の歳入でございます。  2款国庫支出金、補正額5,500万円、3款繰入金230万円、5款市債4,270万円で、いずれもこのたびの補正予算の財源となるものでございます。  14ページ、15ページをごらんください。  3の歳出でございます。  1款土地区画整理費、1項土地区画整理費、1目土地区画整理事業費、右ページの説明欄をごらん願います。004廿日市駅北土地区画整理事業、補正額1億円、公共施設等整備工事請負費の追加でございます。これは都市計画道路畑口寺田線などの公共施設や宅地の造成等を行うものでございます。  以上で議案第51号及び第53号の内容の説明を終わります。ご審議のほどよろしくお願いいたします。 366 ◯建設部都市・建築局長(中瀬浩次) 議長。 367 ◯議長(角田俊司) はい、都市・建築局長。 368 ◯建設部都市・建築局長(中瀬浩次) 議案第52号平成24年度廿日市市市営住宅事業特別会計補正予算(第2号)についてご説明申し上げます。  補正予算の概要(追加提案)の3ページをごらんください。  市営住宅事業特別会計でございますが、(1)の国の平成24年度一般会計補正予算(第1号)等対応3億2,692万7,000円の追加補正でございます。  補正の内容でございます。アの市営住宅等管理事業5,337万円、イの市営住宅建設事業2億7,355万7,000円の追加等でございます。  次に、2の繰越明許費、市営住宅等管理事業外、3の地方債補正、住宅整備事業については、議案書でご説明いたします。  平成24年度廿日市市市営住宅事業特別会計補正予算(第2号)の4ページ、5ページをごらんください。  第2表繰越明許費でございます。  1款市営住宅事業費、1項市営住宅事業費、事業名、市営住宅等管理事業、委託料、工事請負費5,337万円、事業名、市営住宅建設事業、委託料、工事請負費2億7,355万7,000円で、工期の日数を確保することができないため、全額を繰り越すものでございます。  第3表地方債補正。  1の変更でございます。  住宅整備事業、補正前限度額2,530万円を補正後1億9,180万円とし、1億6,650万円を増加するものでございます。起債の方法、利率、償還の方法は補正前と同様でございます。  続きまして、歳入歳出補正予算事項別明細書により、その内容を説明いたします。  12ページ、13ページをごらんください。  2の歳入でございます。  2款国庫支出金、補正額1億4,209万6,000円、4款繰入金、補正額1,833万1,000円、7款市債、補正額1億6,650万円、いずれもこのたびの補正予算の財源となるものでございます。  14ページ、15ページをごらんください。  3の歳出でございます。  1款市営住宅事業費、1項市営住宅事業費、1目住宅管理費、右ページ説明欄、003市営住宅等管理事業、補正額5,337万円でございます。これは市営住宅を適切に維持管理するためのもので、物見山住宅7号館外壁改修工事実施設計業務委託料208万円、住吉住宅2号館外壁改修工事実施設計業務委託料156万円、住吉住宅1号館屋上防水改修工事請負費463万円、物見山住宅7号館外壁改修工事請負費3,900万円、ひの木住宅5号館外壁改修工事請負費610万円でございます。  2目住宅建設費、右ページ説明欄001市営住宅建設事業、補正額2億7,355万7,000円でございます。これは金剛寺住宅建設工事施工監理業務委託料735万円、金剛寺住宅建設工事請負費追加2億6,620万7,000円でございます。  以上で議案第52号の内容の説明を終わります。ご審議のほどよろしくお願いいたします。 369 ◯議長(角田俊司) 以上で提案理由の説明が終わりましたので、これより一括質疑に入ります。 370 ◯20番(栗栖俊泰) 議長。 371 ◯議長(角田俊司) はい、20番栗栖俊泰議員。 372 ◯20番(栗栖俊泰) 大きく2点で、細かく4点。  まず、全体、国の大型補正ということで、25年度当初予算で組んでる事業等を、大半は前倒しで行うということの説明がありました。前倒しといいましても年度末ですから当然繰り越して、実際はやるのは来年ということになるわけなんですが、一応繰り越し対応ということなんで、この辺が当初計画されてた25年度予算に比べて多少前倒しの実施ができるのかどうなのか、その点についての確認をさせてください。  それから、大半25年度から前倒しということですが、25年度については補正で削るというふうな説明も聞いてますけれども、やはり25年度の事業もあるということになると、かなりこの25年度に行う事業というのが相当ふえるんだろうというふうには想定されるんですが、これまで大型補正あった後に、その辺の入札であるとか、設計であるとか、そういった作業で相当職員の負担も多かったというようなことも聞いてますけども、その辺がどうなのかな。当然時間外勤務等もふえてくるんじゃないかなというふうに思うんですけども、その辺についての対応について何か考えていらっしゃればお伺いします。  それと、大きく2点目は下水道の会計になるんですけれども、これだけ大きなお金いただけるというのは大変ありがたいことなんですけども、今回このいただくことでその下水道整備計画全体の進捗率というか、進捗に何か影響があるのか、いいほうに多分影響があるんだと思うんですけども、その辺がどうなのかという点をお伺いします。  そしてあわせて、管渠の整備を行うということになれば、一番おくれている面整備のほう、これらがもう少し繰り上げて早く実施ができるんじゃないかなというふうに感じるんですけども、この管渠整備が早く進むことによって、今後の面整備の計画がどのような形で変わっていくのか、その点についてお伺いします。 373 ◯分権政策部長(大島博之) 議長。 374 ◯議長(角田俊司) はい、分権政策部長。 375 ◯分権政策部長(大島博之) 私のほうからは2点ほど最初にご質問のありました前倒しの効果ということでございますが、確かにもう年度末ということで、当初予算との時期がほとんど変わりません。ただ、工事をやるにしても、先ほどちょっと予算の中でもいろいろ説明をさせていただいた、例えば設計部分とか、そのあたりへの取りかかりは議決をいただいたらちょっと当初よりも早くかかれる。それから、これ結構補助事業ございますので、通常ですと4月に入ってから、補助の内示を受けて事業を始めるというようなことにもなりますけども、今は特に今年度の国の予算も実際には5月末ぐらいという、当初予算がというようなことも聞いておりますので、そのあたりでは事業を25年度を前倒すことによって取りかかりが早くできるという効果はあろうかと思っております。
     それから、25年度の今度のほうの対応なんですが、今言いましたような国の公共事業でありますと、内示あたりも6月、5月の終わりか、国の予算が成立してからでないと来ませんので、その状況の中で、それに合わせた、その内示額に合わせたような事業を行っていく。ですから、今前倒しをした事業について、全額削減といいますか、ということはちょっと補正にしてもできないんじゃないかなと、そこらあたりは国の内示状況なども勘案して補正予算は組んでいかなければいけないと思いますし、それからいわゆる今回の補正を受けて、地域の元気臨時交付金というものが、地方負担額の8割は交付される、25年度に交付されるということになります。これにつきましては、全てが事業費全てをこう単純に乗せるということではなくて、事業によっては、既に25年度の当初予算の中に単独事業として組んでるものもございますので、そのあたりの財源を単独事業からこの地域の元気臨時交付金を使ってやっていくというような補正もあわせてさせていただきたいと思いますので、事業の進捗というか、負担ということがありましたが、そのあたりも十分考えながらやらせていただきたいと思っております。 376 ◯建設部長(加藤律男) 議長。 377 ◯議長(角田俊司) はい、建設部長。 378 ◯建設部長(加藤律男) 下水道のほうのお尋ねでございますけども、2点、整備率とあと面整備はどうなる、ちょっと同じことになるんだと思うんですけども、今現在、正確には出してないんですが、今整備率が約40%ぐらい行っているんじゃないかと考えております。それで、今回の補正によって、主なものは幹線、幹線の整備が主になっておりますんで、面整備もございますけども、やはり幹線を整備しないと面になかなか入れないということございます。ですから、今回の補正予算で幹線を延伸していって、今後幹線の進捗に合わせて面整備を行うということになってくるかと思います。  以上でございます。 379 ◯議長(角田俊司) よろしいですか。  はい、ほかにございますか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 380 ◯議長(角田俊司) はい、ではこれをもって質疑を終結いたします。  お諮りいたします。  本4件は会議規則第37条第3項の規定により委員会付託を省略いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 381 ◯議長(角田俊司) ご異議なしと認めます。よって、本4件は委員会付託を省略することに決しました。  これより一括討論に入ります。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 382 ◯議長(角田俊司) 討論なしと認めます。  これより議案第50号平成24年度廿日市市一般会計補正予算(第6号)から議案第53号平成24年度廿日市市廿日市駅北土地区画整理事業特別会計補正予算(第2号)まで、以上4件を一括採決いたします。  お諮りいたします。  本4件は原案のとおり可決することにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 383 ◯議長(角田俊司) ご異議なしと認めます。よって、本4件は原案のとおり可決されました。   ~~~~~~~~○~~~~~~~~   日程第55 議案第54号 公有水面埋立て   に関する諮問の回答について 384 ◯議長(角田俊司) 日程第55、議案第54号公有水面埋立てに関する諮問の回答についてを議題といたします。  直ちに提案理由の説明を求めます。 385 ◯建設部長(加藤律男) 議長。 386 ◯議長(角田俊司) 建設部長。 387 ◯建設部長(加藤律男) 議案第54号公有水面埋立てに関する諮問の回答について、提案理由及び内容のご説明を申し上げます。  議案説明書の1ページをごらんください。  1の提案の要旨でございます。  公有水面埋立法第3条第1項の規定により、公有水面埋立てに関して、広島県知事から市長の意見を求められたので、これに同意しようとするものでございます。  この公有水面埋立てにつきましては、広島県が平成25年1月23日に公有水面埋立免許願書を出願し、1月31日から2月20日までの3週間の縦覧が行われましたが、縦覧期間中の意見提出はございませんでした。その後、3月4日付で公有水面埋立法第3条第1項に基づいて、埋め立てが実施される市町の長へ埋立事業に対して意見の照会があったため、この意見照会に対する回答を議会へ諮り、免許権者である広島県に提出するものでございます。  2の出願の内容でございますが、(1)出願人の所在地及び名称並びにその代表者の氏名及び住所は、アの所在地及び名称、広島県広島市中区基町10番52号、広島県、イの代表者の氏名及び住所、広島県知事湯崎英彦、広島県広島市中区上幟町9番11号でございます。  次に、(2)埋立区域の位置及び面積は、アの位置、廿日市市宮島口一丁目9097番3から同2621番3に至る間の地先公有水面、イの面積、1万152.34平方メートルでございます。  次に、(3)埋立地の用途は、旅客埠頭用地、緑地でございます。  3の根拠法令でございますが、公有水面埋立法第3条第1項及び第4項でございます。  この条項は、埋立免許の出願があるときは告示をし、その書面及び関係図書を3週間縦覧に供し、かつ地元の市町村長の意見を徴さなければならないという規定でございます。また、意見を述べるときは、議会の議決を経ることと規定されております。  この埋立事業につきましては、本市が進める宮島口地区環境整備の一環であり、諮問どおりに埋め立てすることに異議はないとしております。  以上で議案第54号の提案理由並びに内容の説明を終わります。ご審議のほどよろしくお願いいたします。 388 ◯議長(角田俊司) 以上で提案理由の説明が終わりましたので、これより質疑に入ります。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 389 ◯議長(角田俊司) 質疑なしと認めます。  お諮りいたします。  本件は会議規則第37条第3項の規定により委員会付託を省略いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 390 ◯議長(角田俊司) ご異議なしと認めます。よって、本件は委員会付託を省略することに決しました。  これより討論に入ります。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 391 ◯議長(角田俊司) 討論なしと認めます。  これより議案第54号公有水面埋立てに関する諮問の回答についてを採決いたします。  お諮りいたします。  本件は原案のとおり可決することにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 392 ◯議長(角田俊司) ご異議なしと認めます。よって、本件は原案のとおり可決されました。   ~~~~~~~~○~~~~~~~~   日程第56 発議第4号 「いじめ防止対策   基本法(仮称)」の制定に向けた意見書 393 ◯議長(角田俊司) 日程第56、発議第4号「いじめ防止対策基本法(仮称)」の制定に向けた意見書を議題といたします。  直ちに提案理由の説明を求めます。 394 ◯17番(高橋みさ子) 議長。 395 ◯議長(角田俊司) 17番高橋みさ子議員。 396 ◯17番(高橋みさ子) それでは、意見書案の朗読をもって説明にかえさせていただきます。  発議第4号「いじめ防止対策基本法(仮称)」の制定に向けた意見書。  地方自治法第99条及び会議規則第14条の規定により、別紙のとおり意見書案を提出する。  平成25年3月12日、廿日市市議会議長角田俊司様。  提出者、廿日市市議会議員高橋みさ子、賛成者、廿日市市議会議員田中憲次、同じく藤田俊雄、同じく徳原光治、同じく大畑美紀、同じく砂田麻佐文、同じく石原顕、同じく岡本敏博、同じく仁井田和之。  「いじめ防止対策基本法(仮称)」の制定に向けた意見書(案)。  子どもに対するいじめや体罰、虐待等の暴力による悲惨な実状が報道され、大きな社会問題になっている。一昨年10月、いじめを受けていた滋賀県大津市の中学生が自殺した事件は、国民に大きな衝撃を与えた。また、昨年末、大阪市の高校生がクラブ顧問からの体罰を理由に自殺した事件も、周囲にSOSを発していたにもかかわらず、その命を救うことができず大いに悔やまれる。こうした事態から、「なぜ学校ではこのようなことが繰り返されるのか」「どうすれば孤立に苦しむ子どもを救うことができるのか」などの声が広がっている。  一方、子どもたちを取り巻く暴力は学校内にとどまらず、地域社会や家庭内においても日常的に存在し、その内容も暴行や体罰といった物理的暴力、無視や拒否、威嚇などの心理的暴力、性的虐待やネグレクトなど、画一的な対策では解決できない複雑な現実がある。  子どもたちを被害者にも加害者にもさせないためには、人を大切にする心を育てる道徳や人を尊重する心を育てる人権教育が必要である。また、人を思いやることのできるやさしい社会づくりも必要である。  折しも、今国会に「いじめ防止対策基本法(仮称)」が提案されようとしている。よって、国会及び政府に対し、子どもたちに寄り添える教育環境整備の充実と子どもたちを取り巻くあらゆる暴力を根絶する取り組みの強化を強く要望する。  以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。  平成25年3月12日、広島県廿日市市議会。  以上で朗読を終わります。よろしくご審査のほどお願いいたします。 397 ◯議長(角田俊司) 以上で提案理由の説明が終わりましたので、これより質疑に入ります。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 398 ◯議長(角田俊司) 質疑なしと認めます。  お諮りいたします。  本件は会議規則第37条第3項の規定により委員会付託を省略いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 399 ◯議長(角田俊司) ご異議なしと認めます。よって、本件は委員会付託を省略することに決しました。  これより討論に入ります。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 400 ◯議長(角田俊司) 討論なしと認めます。  これより発議第4号「いじめ防止対策基本法(仮称)」の制定に向けた意見書を採決いたします。  お諮りいたします。  本件は原案のとおり可決することにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 401 ◯議長(角田俊司) ご異議なしと認めます。よって、本件は原案のとおり可決されました。  以上をもって本定例会に付議された案件の審議は全部終了いたしました。  ここで平成25年第1回廿日市市議会の閉会に当たり、一言ご挨拶申し上げます。  2月22日に開会され、19日間の白熱した議論が展開された3月定例会が本日無事閉会できますことに、議員各位を初め、市長を初めとする執行部の皆様方に深く感謝申し上げます。  新年度予算を初め、提案された諸議案の審議において表明された各議員の意見や提案事項については十分に尊重され、これからの廿日市市の行政施策にしっかり反映していただくよう、改めて市長を初めとする執行部の皆様に強く要望させていただきます。  さて、昨日は東日本大震災から丸2年、死者1万6,000人に上ったこの戦後最悪の自然災害は、いまだに約2,700人の行方がわからず、31万5,000人もの人が避難生活を余儀なくされております。その震災復興活動の中、市町村や行政ばかりが目立ち、地元の地方議会の姿が見えないことに少なからずいら立ちに近い感情を持っておりましたが、昨年松山市で行われた全国市議会議長会において、それはきれいに払拭されました。マスコミではいまだに語られておりませんが、震災を受けた各避難所では、地元選出の市町村議員それぞれがリーダーとなり、率先して住民自治を回復しようと寝食を忘れて活動しているという数多くの報告を受けました。現地の議員は家族や家を失った一被災者でもあります。その報告の中には、被災地を取りまとめる議員さんの多くが心労で倒れ、亡くなっていったという報告もありました。これらの出来事は地方政治の原点であろうと思います。政治は生活であります。言うまでもなく我々には廿日市市民12万の安心と安全を日々考えながら政治活動をする義務があります。これから想定される東海・東南海地震という災害だけでなく、市民の皆さんの日々の生活の向上のためにも、信頼される市議会として一層の努力精進が必要であると考えております。  さて、いよいよ17日は市議会議員選挙の告示であります。3月末をもって勇退される議員各位には、長年のご尽力に対して深甚なる敬意をあらわし、心から感謝したいと思います。また、4年に一度の洗礼に立ち向かわれる皆様方には、改選後再び相まみえることができますようお互いの健闘を誓い合いたいと思います。  終わりに、廿日市市議会の発展と皆様方のますますのご健勝、ご活躍を心から祈念して、閉会のご挨拶とさせていただきます。  以上をもって平成25年第1回廿日市市議会(第1回定例会)を閉会いたします。   ~~~~~~~~○~~~~~~~~     閉会 午後3時38分
     以上のとおり会議の経過を記載して、その相違ないことを証するた め、ここに署名する。    廿日市市議会議長    角 田 俊 司    廿日市市議会議員    堀 田 憲 幸    廿日市市議会議員    細 田 勝 枝 このサイトの全ての著作権は廿日市市議会が保有し、国内の法律または国際条約で保護されています。 Copyright (c) HATSUKAICHI CITY ASSEMBLY MINUTES, All rights reserved....