廿日市市議会 2010-09-14
平成22年第3回定例会(第1日目) 本文 開催日:2010年09月14日
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開会 午前9時30分
◯議長(角田俊司) 皆さんおはようございます。
ただいま出席議員が29名であります。定足数に達しておりますので、これより平成22年第5回廿日市市議会(第3回定例会)を開会いたします。
直ちに本日の会議を開きます。
ここで報道関係者から、写真、ビデオの撮影の申出がありますので、
廿日市市議会傍聴規則第11条の規定により、これを許可いたします。
定例会招集に当たり、市長からあいさつがあります。
2 ◯市長(眞野勝弘) 議長。
3 ◯議長(角田俊司) 市長。
4 ◯市長(眞野勝弘) 皆さんおはようございます。
平成22年第5回廿日市市議会の開会に当たりまして、ごあいさつを申し上げます。
議員の皆様がたには公私とも大変ご多忙の中、ご参集賜りまして誠にありがとうございます。
さて、9月は全国防災月間であり、8月31日に広島県と広島市が共催した平成22年度総合防災訓練に、本市の自主防災組織のかたがたが酷暑の中、各種訓練に参加をされました。これから台風シーズンを迎えますが、市としても地域のかたがたとともに防災力の向上を図り、多発化、激甚化する災害に備えたいと考えております。
次に、9月4日に市内11の中学校から1名ずつの生徒が参加して、中学生と市長のふれあいトークを開催しました。このふれあいトークは、毎年開催しておりますが、今回は地域と学校の交流や
ボランティア清掃活動など、中学生の立場からの提案があり、今後の市政に反映したいと考えております。
次に、10月1日、全国一斉に平成22年国勢調査が実施をされます。今回の国勢調査は、少子高齢化、就業・雇用などの実態を地域ごとに明らかにし、国だけではなく、県や市の施策の基礎資料として利用されるものであり、正確、円滑に調査を実施したいと考えております。
次に、再来年に放送されるNHKの大河ドラマが「平清盛」に決定したところでございます。平清盛が主人公の大河ドラマ「新・平家物語」以来40年ぶりであり、本市の観光振興に大いに寄与することと喜ばしく思っております。今後、関係機関と連携して、ロケ支援などの協力を行いたいと考えております。
さて、本日の市議会に提案しております案件は、市が資本金の2分の1以上を出資等している法人の
経営状況説明書についての報告が2件、廿日市市火災予防条例の一部改正など条例案が2件、平成22年度一般会計などの補正予算案が4件、
過疎地域自立促進計画を定めることについてなどの他の議案が3件、
人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについての諮問が1件、以上合わせて12件でございます。また、最終日には、平成21年度一般会計、各特別会計及び企業会計の決算認定18件と平成21年度決算における
健全化判断比率及び資金不足比率の報告についての1件を追加提案させていただくこととしております。議案の内容につきましては、後ほど詳しく説明させていただきますが、何とぞよろしくご審議をいただきまして、速やかに議決をいただきますようお願い申し上げます。
以上、簡単ではございますが、開会に当たりましてのごあいさつとさせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。
5 ◯議長(角田俊司) 本日の議事日程は、あらかじめお手元に配付したとおり行いますので、ご了承願います。
日程に入るに先立ち、諸般の報告をいたします。
廿日市市監査委員から、平成22年7月分の例月出納検査の報告書が提出されております。その報告書は事務局に保管しておりますので、適宜閲覧されますよう報告いたします。
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日程第1
会議録署名議員の指名
6 ◯議長(角田俊司) 日程第1、
会議録署名議員の指名を行います。
会議規則第81条の規定により、本日の
会議録署名議員は、議長において第3番田中憲次議員、第4番山田武豊議員の2名を指名いたします。
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日程第2 会期の決定
7 ◯議長(角田俊司) 日程第2、会期の決定の件を議題といたします。
お諮りいたします。
本定例会の会期は、本日から9月29日までの16日間といたしたいと思います。これにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
8 ◯議長(角田俊司) ご異議なしと認めます。よって、会期は16日間と決しました。
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日程第3 諮問第3号
人権擁護委員の推薦
につき意見を求めることについて
9 ◯議長(角田俊司) 日程第3、諮問第3
号人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについてを議題といたします。
直ちに提案理由の説明を求めます。
10 ◯市長(眞野勝弘) 議長。
11 ◯議長(角田俊司) 市長。
12 ◯市長(眞野勝弘) 諮問第3
号人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについて、提案理由並びに内容の説明を申し上げます。
議案説明書13ページでございます。
本市から選出されております17名の
人権擁護委員のうち、平成22年12月31日をもちまして山中攻治委員が任期満了となるため、後任の選定につき法務局から推薦の依頼がございました。後任委員として山中攻治氏を引き続き再任とし、推薦いたしたく、
人権擁護委員法第6条第3項の規定により、議会の意見を求めるものでございます。
山中攻治氏は、昭和18年7月28日生まれで、現在67歳でございます。同氏は小学校校長、佐方会館館長を歴任され、人権問題に深くかかわり、市民の人権意識の高揚等に尽力されてこられました。現在は子どもの人権専門委員を務めるなど、人権問題について積極的に取り組んでおられます。今回3期目でございます。
以上のことから、氏は地域住民からの信望も厚く、人権の擁護に深い理解と強い熱意をお持ちのかたで、適任者と考え、ここに推薦について市議会の意見を求めるものでございます。
根拠法令は、
人権擁護委員法第6条第3項でございます。
それでは、議案に入らせていただきます。
議案21ページでございます。
諮問第3
号人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについて。
人権擁護委員法第6条第3項の規定により、次の者を
人権擁護委員に推薦することについて、市議会の意見を求める。
平成22年9月14日提出、
廿日市市長眞野勝弘。
氏名、山中攻治。
住所、廿日市市前空二丁目4番36号。
以上でございます。ご審議のほどよろしくお願い申し上げます。
13 ◯議長(角田俊司) 以上で提案理由の説明が終わりましたので、これより質疑に入ります。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
14 ◯議長(角田俊司) 質疑なしと認めます。
お諮りいたします。
本件は会議規則第37条第2項の規定により、委員会付託を省略いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
15 ◯議長(角田俊司) ご異議なしと認めます。よって、本件は委員会付託を省略することに決しました。
お諮りいたします。
本件は人事案件につき討論を省略いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
16 ◯議長(角田俊司) ご異議なしと認めます。よって、討論を省略して本件の採決をいたします。
諮問第3
号人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについては、これに同意することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
17 ◯議長(角田俊司) ご異議なしと認めます。よって、本件については、これに同意することに決しました。
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日程第4 報告第17号 市が資本金の2分
の1以上を出資等している法人の経営状況説
明書について
18 ◯議長(角田俊司) 日程第4、報告第17号市が資本金の2分の1以上を出資等している法人の
経営状況説明書についてを議題といたします。
直ちに報告を求めます。
19 ◯建設部長(原田忠明) 議長。
20 ◯議長(角田俊司) 建設部長。
21 ◯建設部長(原田忠明) 報告第17号市が資本金の2分の1以上を出資等している法人の
経営状況説明書についてご報告申し上げます。
廿日市市
土地開発公社については、わたしからご報告いたします。
経営状況説明書の1ページ目をお開きください。
廿日市市
土地開発公社の平成22年度の事業計画でございます。
総括事項の(1)業務方針については、説明を省略させていただきます。
(2)事業内容。
ア、取得事業でございます。
土地造成事業の下平良二丁目
地区埋立事業としまして、事業費6億2,555万9,000円を計上しております。これは埋立事業の1期工事と、本年度から始まる2期工事に伴う今年度施工予定の合計金額を計上いたしております。
イ、処分事業でございます。
公有地取得事業につきましては、市より委託を受け、公社において取得いたしました事業用地を市が買取りするもので、総事業量3,912平方メートル、総事業費が2億2,400万円でございます。内訳といたしまして、
深江保育園整備事業用地、市道深江18号線整備用地、
大野中央地区土地区画整理事業用地を廿日市市が買取りする計画といたしておりましたが、市道深江18号線整備用地につきましては、平成21年度に取得を行わなかったため、処分予定はございません。
2ページをお開きください。
(3)の資金の借入及び償還計画でございます。平成21年度末の借入金残高が13億4,925万6,000円、平成22年度の借入れ予定額は、借換え分も含めまして19億8,977万8,000円、償還予定額は借換え分も含めまして15億6,611万8,000円で、その結果、平成22年度末の借入金残高は17億7,291万6,000円の予定でございます。
3ページをお開きください。
収支予算書でございます。
本年度予算額のみ説明させていただきます。
まず、1、収入の部でございますが、1、事業収益2億2,400万円でございます。
2、事業外収益として268万7,000円を計上しております。内訳といたしまして、定期預金などの受取利息が39万5,000円、雑収益が229万2,000円となっております。
3、資本的収入は、公有地取得等の事業資金として、金融機関からの借入金19億8,977万8,000円となっております。
当期収入合計といたしまして、22億1,646万5,000円を計上しております。
次に、支出の部でございますが、1、事業原価2億2,400万円でございます。
2、販売費及び一般管理費は、人件費及び営業活動経費を合わせまして544万円でございます。
4、資本的支出として22億1,371万6,000円を計上しております。内訳といたしまして、
公有地取得事業費が814万1,000円、これは公有用地に係る借入金の利息及び管理諸経費でございます。
土地造成事業費としまして、下平良二丁目
地区埋立事業費6億3,945万7,000円でございます。借入金償還金は15億6,611万8,000円、公有用地の処分及び借換えによるものでございます。
当期支出合計は24億4,315万6,000円を計上しております。
5ページをお開きください。
平成21年度の事業報告書でございます。
事業の概要。
(1)総括事項といたしまして、
公有地取得事業につきましては、
深江保育園整備事業用地の取得を行いました。
土地造成事業は、下平良二丁目
地区埋立事業I期分について、平成20年度から引き続き鋼矢板の打設を行いました。その後、護岸工事に着手し、平成21年12月末から土砂の搬入を開始いたしております。土地の処分では、
大野中央地区土地区画整理事業用地の一部を処分いたしました。
次に、(2)処務に関する事項でございますが、ア、登記事項は、理事の交代等による変更の登記をいたしました。
イ、議決事項でございますが、平成21年度2回の理事会を開催し、平成20年度事業報告及び収支決算の承認、平成21年度補正予算、平成22年度当初予算に係る事業計画、予算及び資金計画等の議事について理事会の承認をいただきました。
6ページをお開きください。
ウ、役員に関する事項につきましては、記載のとおり役員の異動がございました。
次の(3)業務に関する事項でございます。
公有地取得事業及び
土地造成事業についての事業計画と事業実績の明細でございます。事業内容につきましては、先ほどご説明いたしましたので、省略させていただきまして、合計のみとさせていただきます。
ア、取得事業、(ア)
公有地取得事業でございます。事業計画は、面積3,769平方メートル、事業費2億524万円、これに対応する事業実績が、面積3,360平方メートル、事業費1億9,424万1,000円となっております。
(イ)
土地造成事業でございます。事業計画が事業費2億8,825万4,000円、これに対応する事業実績が、事業費2億2,825万円となっております。
7ページをお開きください。
イ、処分事業。
(ア)
公有地取得事業でございます。事業計画、事業実績ともに、面積778平方メートル、事業費6,288万2,000円となっております。
8ページの収支計算書でございます。
本年度決算額のみ説明させていただきます。
1、収入の部、1、事業収益は、市が買取りした6,288万1,777円、2、事業外収益は、受取利息及び雑収益を合わせて327万3,140円。
当期収入合計が6,615万4,917円でございます。
続いて、2、支出の部で、1、事業原価は、事業収益に対する6,288万1,777円、2、販売費及び一般管理費が227万9,909円、3、事業外費用が7万3,404円で、
当期支出合計が6,523万5,090円でございます。
当期収支差額として、平成21年度の純利益は91万9,827円でございます。
次に、9ページの貸借対照表でございます。
資産の部、資産合計は16億434万9,423円、負債の部、負債合計は13億4,434万4,538円、資本の部、資本合計は2億6,000万4,885円、負債及び資本合計は16億434万9,423円となり、資産の部、資産合計と一致しております。
最後に、10ページの
利益剰余金計算書でございますが、平成21年度当期純利益額91万9,827円を
前期繰越準備金から増額し、準備金合計が2億5,500万4,885円となっております。
以上で廿日市市
土地開発公社の経営状況の報告を終わります。
22
◯環境産業部長(田中敏治) 議長。
23 ◯議長(角田俊司) はい、環境産業部長。
24
◯環境産業部長(田中敏治) 続きまして、
財団法人廿日市市
産業振興公社、
財団法人廿日市市
水産振興基金、財団法人もみのき森林協会、この3件につきましてご報告申し上げます。
まず、
財団法人廿日市市
産業振興公社でございます。
昨年の9月議会でもご報告させていただきましたが、この法人は平成21年度末をもって解散しておりまして、本日の経営状況の説明は、平成21年度の事業報告、決算報告のみとなるものでございます。
最初に、公社の解散の経緯等につきまして再度説明させていただきます。
この
産業振興公社は、昭和58年に設立されたもので、設立当時の直接の目的は、木工業の住工混在への解消、工場の集団化などでございましたが、
事業協同組合ウッドクラフトセンターが設立されたことや、工場の移転がなされたことなどにより、当初の目的は達成されたわけでございます。また、近年では、公社は市から委託を受けた
木材利用センターの運営とけん玉の製造販売が主となっておりまして、公社の規模、体制、事業内容の面からも、この度の
公益法人制度改革の新制度における公益法人への移行は困難であると考えられました。こうした中、本市は
商工業活性化ビジョンの提言を受け、本年3月1日、産学官連携による廿日市市
産業振興協議会を立ち上げ、商工業活性化のための基盤づくりに取り組んでいるところでございます。これらのことを踏まえ、公社は平成21年度末をもって解散したものでございまして、その役割を創設した
産業振興協議会に引き継ぎ、
木材利用センターの運営や
けん玉製造販売等は市において引き継いでいるものでございます。
それでは、説明書の1ページをお願いいたします。
平成21年度の事業報告でございます。
(1)の総括事項でございますが、市内中小企業の振興発展を推進するための各種事業を行なっております。また、
木材利用センター運営事業として木工教室の開催など、各種事業を行なっておるとこでございます。
次、(2)の処務に関する事項でございますが、理事会を2回開催いたしまして、寄附行為の変更、これは公社の存続期間を平成22年3月31日までとするものでございます。次に、解散に伴う残余財産の処分について、これにつきましては、残余財産の帰属先を廿日市市とするものでございます。こういった案件の議決をいたしております。
(3)の業務の事業実績としましては、アの
中小企業振興事業として、
廿日市商工会議所が行いました
飲食店紹介サイト運営事業及び
地元商店紹介フェアの支援を行なっております。
イの
木材利用センター運営事業では、
木工教室事業、木の良さ普及事業として、けん玉教室、
キット組立木工教室、出張木工教室などを開催しております。貸館事業としましては、木工サークルの利用、子ども会などの視察見学などの利用がございまして、そのほか、2ページでございますけども、
作品展示会事業、
特産品常設展示販売事業、はつか
いち木工まつりなどを実施しております。
次のウの
特産品販売普及事業では、市内や近隣で開催された各イベントにおいて、小木工品の展示販売を行い、特産品のPRに努めております。
エの
伝統的木工品普及事業では、
木材利用センターにおきましてけん玉を製造し、本市の特産品として販売、PRを行なっております。
3ページをお願いいたします。
平成21年度の収支計算書でございます。
1の収入の部で、ページ中ほどでございますが、収入合計(B)でございますが、568万2,033円でございまして、前年に対して43万8,797円の増となっております。増額の主な理由でございますが、
木材利用センター使用料改定による使用料収入の増加及びけん玉の売上げの増加などによるものでございます。
2の支出の部でございますが、4ページをお願いいたします。
下から3行目でございますが、
当期支出合計額(C)557万8,472円となっており、前年に対して26万2,231円の増となっております。増額の主な理由でございますが、木工教室の増加による講師謝金であるとか、けん玉販売の増加による販売手数料の増、あるいは租税公課の増、こういったことによるものでございます。
以上によりまして、収入合計額から
当期支出合計を差し引いた
次期繰越収支差額は10万3,561円となっております。
続きまして、5ページでございますが、22年3月末現在の貸借対照表でございます。
中ほどの資産合計額は549万9,065円、それから一番下の行の負債及び正味財産合計549万9,065円で一致しております。
以上で
財団法人廿日市市
産業振興公社の経営状況の報告を終わります。
続きまして、
財団法人廿日市市
水産振興基金の経営状況をご報告申し上げます。
この法人でございますが、廿日市市廿日市地域におきまして、水産業の基盤整備を進め、栽培漁業の定着化と普及指導の推進を図ることによって、本市水産業の振興に寄与することを目的といたしまして、昭和63年3月に設立されたものでございます。本市としましては4億7,000万円を出資いたしております。
それでは、説明書の1ページをお願いいたします。
平成22年度事業計画でございますが、1の総括事項、(1)の業務方針といたしまして、新たな水産業への展開、漁業技術の開発と普及、漁業の担い手の育成、漁業生産基盤の整備及び市民と水産業の交流推進、この五つを柱としまして、廿日市市廿日市地域において事業を展開し、
廿日市地域水産業の振興に努めていくことといたしております。
(2)の処務に関する事項でございますが、理事会を年2回開催することとしております。
(3)の事業内容でございます。
ア、新たな水産業への展開としまして、法人の管理運営、財産の管理・運用を行うとともに、水産業振興策の企画及び調整を行なってまいります。
次のイでございますが、漁業技術の開発と普及、(ア)の普及指導の推進でございます。漁場環境調査のほか、2ページでございますが、プランクトン調査、かき養殖に関する指導、そして各種情報提供を行うこととしております。
(イ)の技術開発の推進では、かき養殖技術開発の推進に取り組んでまいります。
次のウの漁業の担い手の育成でございますが、技術研修等を行うこととしております。
次のエ、漁業生産基盤の整備につきましては、(ア)漁場及び水産施設の整備促進でございます。漁場整備事業のほか、次の3ページでございますが、漁場施設用地整備事業として、老朽化した共同作業場の解体に要する経費を助成し、漁場施設用地の確保による作業の効率化と販売促進活動等の推進を図ることとしております。また、その次の赤潮被害予防対策事業を行うこととしております。
(イ)の漁業経営安定対策の推進といたしましては、平成18年度かき風評被害対策資金の融通に関する損失補償並びにかき養殖経営安定対策事業を行うこととしております。
一番下の(ウ)でございますが、事業推進資金の活用でございます。本年度は、先ほどご説明いたしました漁場施設用地整備事業の実施1,500万円がございますため、2,980万円を取り崩し、事業運営の資金に充てることとしております。
4ページに移りまして、オの市民と水産業の交流推進では、情報提供、かき消費拡大事業、かき料理講習会を実施することとしております。
2の業務に関する事項でございますが、ただいま説明いたしました五つの事業に要する事業費でございます。漁業施設用地整備事業実施のための漁業生産基盤の整備費が前年度に比べ1,270万円増加となっております。
次に、5ページの収支予算書でございます。
1の収入の部では、左端にローマ数字で一番下の6とありますが、特定資産取崩収入、事業推進積立資産取崩収入が2,980万円で、先ほど申し上げました漁業施設用地整備事業実施のため、前年度に比べ1,083万8,000円の増加となっております。
当期の収入合計(A)及び本年度の収入合計(B)とも3,240万円となっております。
次の2の支出の部でございますが、6ページをお願いいたします。
当期支出合計(C)、下から3行目でございますが、は収入合計と同額の3,240万円となっております。前年度からの増加の主たる内容でございますが、事業費の助成金支出、6ページの一番上でございますけども、この助成金支出が漁業施設用地整備事業実施のため1,245万円増加したことによるものでございます。
次に、7ページをお願いいたします。
平成21年度の事業報告書でございます。
1の事業の概要。
(1)総括事項といたしまして、新たな水産業への展開など、五つを柱として事業を展開し、
廿日市地域水産業の振興に努めてまいりました。
(2)の処務に関する事項でございますが、登記事項といたしまして、2件の登記をいたしております。
イ、役員に関する事項としては、記載のとおり、理事及び監事の異動がございました。
ウ、議決事項としましては、理事会を4回開催し、記載の件名について議決をいたしております。
一番下の(3)事業内容でございますが、ア、新たな水産業への展開として、法人の管理運営のほか、次のページ、8ページでございますが、財産の管理・運用、水産業振興策の企画及び調整を行なっております。
次のイの漁業技術の開発と普及でございますが、(ア)普及指導の推進として、漁場環境調査、プランクトン調査、かき養殖に関する指導、情報提供を行うとともに、(イ)技術開発の推進といして、かき養殖技術開発の推進を行なっております。
次のウ、漁業の担い手の育成でございますが、技術研修と廿日市漁民の森づくり活動への取り組み支援を行なっております。
エの漁業生産基盤の整備でございます。
(ア)漁場及び水産施設の整備促進として、漁場整備事業を行なっております。
9ページでございますが、(イ)漁業経営安定対策の推進では、かき養殖経営安定対策事業を行なっております。
(ウ)の事業推進資金の活用では1,500万円を取り崩しております。
オの市民と水産業の交流推進でございますが、情報提供、かき消費拡大事業、かき料理講習会を実施しております。
下の2の事業運営実績でございますが、ただいま説明をいたしました五つの事業に対しての事業費を総括したものでございます。
次に、10ページをお願いいたします。
収支計算書でございます。
1の収入の部の収入合計(B)、上の枠の一番下でございますけども、(B)は1,712万5,396円でございます。
2の支出の部では、11ページの支出合計(C)でございますけども、1,676万2,180円でございます。
収入合計(B)から支出合計(C)を差し引いた
次期繰越収支差額は36万3,216円となっております。
最後に、12ページの貸借対照表でございます。
資産合計、中ほどの資産合計と一番下の負債及び正味財産合計は3億6,537万8,216円で一致しております。
以上で
財団法人廿日市市
水産振興基金の報告を終わります。
次に、財団法人もみのき森林公園協会の経営状況についてご説明をいたします。
この法人でございますが、広島県立もみのき森林公園等の施設の管理運営に協力するとともに、県民の森林公園等に対する理解と啓発に寄与することを目的に、昭和59年4月に設立されております。基本財産は1,010万円でございまして、このうち本市が510万円、広島県が500万円を出資して事業を運営しているものでございます。
なお、平成17年度からは県立もみのき森林公園の指定管理者として、当財団が運営を行なっておりまして、ことしが6年目になっております。
それでは、説明書の1ページをお開きください。
平成22年度の事業計画でございます。
(1)の業務方針としましては、多様化する利用者の要望に的確に対応したサービスの提供をすることで、その利用促進を図り、利用者の森林公園に対する理解と啓発に努めることといたしております。
(2)の事業内容につきましては、アの公園施設の管理運営としまして、約400ヘクタールございます公園の維持管理、施設の管理を行います。
次に、イの利用促進でございますが、宿泊施設につきましては、閑散期の利用促進のためのパック商品の提供、そして次のキャンプ場などでは、小学生を中心としたイベントを拡充することなどによって、各施設の利用促進を図っていくほか、広報活動や遊休施設の活用を積極的に行い、集客に努めることとしております。
次に、2ページをお願いいたします。
次に、ウの地域間交流の拠点性を高め、地域を活性化する取り組みとしまして、最初の環境学習事業では、ボランティア団体による森林整備の促進などを、次の地域連携事業では、地元農家と連携した野菜のもぎ取り体験の実施などを、スポーツ振興事業では、宿泊施設と運動施設の連携による活動の場の提供を、その他県民の憩いの場の提供としましては、初心者のための自然観察登山等を計画しております。
3ページに行きまして、2の業務に関する事項でございますが、ただいま申し上げました三つの事業に対しての事業費を表にしたものでございます。
次の4ページをお願いいたします。
これは平成22年度の収支予算書でございます。
まず、公園施設の管理運営に係る一般会計分でございます。
1の収入の部でございますが、収入合計(B)は1,005万2,000円となっております。
2の支出の部では、
当期支出合計(C)が992万4,000円でございます。
続いて、5ページの収益事業特別会計でございます。
1の収入の部の
当期収入合計(A)でございますが、1億3,304万1,000円でございまして、前年と比較して139万3,000円の増となっております。増加の主な内容は、子どもを対象とした行事を充実することによって142万3,000円のイベント収入の増を見込んでおるものでございます。
下の方の2の支出の部でございますが、6ページをお願いいたします。
当期支出合計(C)、下から3行目でございますが、は1億3,291万3,000円で、前年と比較して155万円の増となっております。増加の主な内容でございますが、職員手当の125万円でございます。これは収益状況によって、規定の範囲内で支払額を決定しております期末手当について、予算化しておるものでございます。
次に7ページ、平成21年度の事業報告でございます。
(1)の総括事項としまして、多様化する利用者の要望に的確に対応したサービスを提供することでその利用の促進を図り、地域間交流の拠点性を高め、地域を活性化し、利用者の森林公園等に対する啓発に努めました。
(2)の処務に関する事項でございますが、2回の理事会を開催し、2年間の任期満了に伴う役員選任のほか、今年度で3年間の期間が満了する指定管理者について、23年度からの指定管理者としても引き続き応募していくことなど、件名に記載しております内容について議決をいたしております。
次の(3)の業務に関する事項でございますが、まず公園の維持管理業務を実施しております。
次に、8ページでございます。
イの利用の促進でございますが、宿泊施設の利用促進として、高速道休日1,000円を利用した週末利用の宿泊客の増加をねらった季節に応じた宿泊パックの提供、野外施設の利用促進としましては、わんぱくキャンプを実施したほか、広報活動に積極的に取り組み、利用の促進に努めました。
次に、9ページでございます。
ウの地域交流の拠点性を高め、地域を活性化する事業でございますが、環境学習事業としまして、クラフト教室や魚のつかみ取りなどのほか、ボランティア団体等による森林整備、植樹活動を、次の地域振興事業としまして、地元物産品の販売や地域イベントに積極的に参加したほか、スポーツ振興事業としまして、合宿の受入れやサイクル耐久レース、MTB耐久レースの開催、次の県民の憩いの場の提供事業といたしましては、第9回春選抜吉和神楽競演大会や、「山の日」県民の集い、昭和のCARにばる2009などの開催に協力した結果、各行事に記載しております参加状況でございました。
次に、10ページでございます。
平成21年度の収支計算書の一般会計でございます。
1の収入の部、収入合計(B)は1,001万1,545円となっており、2の支出の部では、
当期支出合計(C)でございますが、992万3,810円でございます。
次に、11ページが平成22年3月末現在の貸借対照表でございます。
中ほどの資産合計、それから一番下の負債及び正味財産合計額は1,062万9,488円で、一致しております。
次に、12ページでございます。
収益事業特別会計の収支計算書でございます。
1の収入の部では、収入合計(B)でございますが、1億3,625万4,138円となっております。前年度と比較しますと増加してますが、その主な内容は、まとまった研修施設の利用などがございまして、それに伴って施設利用料のほか、食堂、喫茶及び売店の売上げが増加したことによるものでございます。
次の2の支出の部でございますが、13ページにわたりますが、
当期支出合計(C)は、13ページの下から3行目でございますが、1億3,189万9,506円となっております。前年度と比較しますと増加していますが、その主な内容は、収益事業を踏まえ、20年度より期末手当を増額したことによる職員手当の増、また宿泊者へのアンケート結果を踏まえ、寝具類や畳の更新を行なったことなどによる需用費の増でございます。
この収入から支出を差し引いた
次期繰越収支差額、13ページの一番下でございますけども、435万4,632円となっております。
次に、14ページでございます。
平成22年3月末現在の貸借対照表でございますが、中ほどの資産合計、一番下の負債及び正味財産合計は2,692万9,871円で、一致しております。
最後に、15ページでございますが、年度別の公園利用者数を添付させていただいております。
以上で財団法人もみのき森林公園協会の経営状況の報告を終わります。
25 ◯教育部長(大明地稔和) 議長。
26 ◯議長(角田俊司) 教育部長。
27 ◯教育部長(大明地稔和) 続きまして、
財団法人廿日市市文化スポーツ振興事業団の経営状況をご報告いたします。
資料1ページをごらんください。
平成22年度の事業計画でございます。
1の総括事項。
(1)事業方針といたしまして、はつかいち文化ホール、はつかいち美術ギャラリーの指定管理者として、同施設の管理運営を適切に行うとともに、公益法人としての事業団の使命である市民への適切かつ安定したサービスの提供とその向上のため、効率性や採算性をじゅうぶん考慮しながら、多様化するニーズに対応した幅広い利用促進を図るための事業展開に取り組むことといたしております。
次に、(2)の事業内容でございます。
アの文化活動の推進では、鑑賞事業、市民参加・創造事業、地域顕彰事業、利用促進事業、マスメディア等共同主催事業、2ページをごらんください。連携・共催事業、はつかいち音楽祭の七つの項目を掲げて推進しております。
イの施設の管理運営でございますが、はつかいち文化ホール、はつかいち美術ギャラリーの2施設の管理運営を行なっております。
ウの委託販売の実施でございますが、利用者への便宜を図るため、自動販売機を設置しております。
3ページをごらんください。
平成22年度の一般会計収支予算書でございます。これは事業団事務局の事務管理費でございます。
1、収入の部、
当期収入合計は4,537万8,000円でございます。前期繰越収支差額はございません。従いまして、収入合計も同額となっております。
次に、イの支出の部でございます。
当期支出合計は4,537万8,000円でございます。当期収支差額、
次期繰越収支差額はともにございません。
一般会計では、当期の収入支出とも前年度と比較いたしまして982万1,000円の減額となっておりますが、これは主に人事異動に伴う職員の人件費の減額によるものでございます。
続いて、4ページをごらんください。
収益事業特別会計の収支予算書でございます。
これは文化ホール、美術ギャラリーの管理運営及び自主公演等の開催に係る収入支出でございます。
1、収入の部は、
当期収入合計2億5,286万2,000円、前期繰越収支差額が2,951万7,000円でございますので、収入合計は2億8,237万9,000円となります。
5ページをごらんください。
2、支出の部は、
当期支出合計2億5,586万2,000円、当期収支差額はマイナス300万円でございます。従いまして、
次期繰越収支差額は2,651万7,000円となります。
収益事業特別会計では、当期の収入支出とも前年比と比較いたしまして、925万2,000円の減額となっております。これは前年度、平成21年度の美術ギャラリーの実施事業に、例年と比べて予算規模の大きな事業が2事業あったことによるものでございます。
6ページをお願いいたします。
記念事業基金特別会計の収支予算書でございます。この特別会計は、文化スポーツ振興に係る記念事業等要する経費の財源に充てるためのものでございます。
収入の部では、
当期収入合計180万円、前期繰越収支差額はございませんので、収入合計も同額となっております。
支出の部では、
当期支出合計は180万円で、当期収支差額、
次期繰越収支差額はともにございません。
7ページをお願いいたします。
平成21年度事業報告書でございます。
1の事業概要。
(1)総括事項でございます。平成21年度におきましては、はつかいち文化ホール及びはつかいち美術ギャラリーの指定管理者として、円滑な管理運営に努めるとともに、各種文化事業を自主的、積極的に展開いたしております。
(2)処務に関する事項でございます。
アの登記に関する事項でございますが、これは理事の変更登記を行わせていただいております。
イの役員に関する事項では、理事の異動について載せております。
8ページをごらんください。
ウ、議決事項でございます。理事会を2回開催しております。
9ページをお願いします。
(3)業務に関する事項でございます。
アの文化活動の推進では、鑑賞事業など10ページにかけて7項目を掲げております。文化ホールでは62事業、美術ギャラリーでは7事業、それぞれ実施いたしております。
10ページのイの施設の管理運営でございます。廿日市市との指定管理者包括協定に基づき、はつかいち文化ホール及びはつかいち美術ギャラリーの管理運営を行なっております。
ウの委託販売の実施では、はつかいち文化ホールに自動販売機を設置し、利用者への便宜を図っております。
11ページをごらんください。
平成21年度一般会計収支計算書でございます。
1、収入の部の
当期収入合計は3,586万3,040円で、前期繰越収支差額はございません。従いまして、収入合計は
当期収入合計と同額となっております。
2の支出の部の
当期支出合計は3,586万3,040円でございます。当期収支差額及び
次期繰越収支差額はともにございません。
12ページをお願いいたします。
一般会計の貸借対照表でございます。
平成22年3月31日現在、表の中ほどの資産合計と一番下の負債及び正味財産合計は同額の8,112万8,443円で、一致いたしております。
次に、13ページをお願いいたします。
収益事業特別会計の収支計算書でございます。
1、収入の部の
当期収入合計は2億4,817万2,258円で、前期繰越収支差額の2,951万7,259円と合わせて収入合計は2億7,768万9,517円となっております。
14ページをごらんください。
2、支出の部でございます。
当期支出合計は2億4,634万1,633円で、当期収支差額は183万625円となり、
次期繰越収支差額は3,134万7,884円となっております。
15ページをお願いいたします。
収支事業特別会計の貸借対照表でございます。
平成22年3月31日現在、表の中ほどの資産合計と一番下の負債及び正味財産合計は同額の7,623万4,512円で、一致しております。
16ページをごらんください。
記念事業基金特別会計の収支計算書でございます。
記念事業基金特別会計につきましては、平成21年度中に執行がございませんでしたので、収入の部、支出の部ともございません。
最後に、17ページをお願いいたします。
記念事業基金特別会計の貸借対照表でございます。
平成22年3月31日現在、表の中ほどの資産合計と一番下の負債及び正味財産合計は同額の3,860万1,198円で、一致いたしております。
以上で
財団法人廿日市市文化スポーツ振興事業団の経営状況について報告を終わります。
28 ◯議長(角田俊司) 以上で報告が終わりましたが、質疑があれば許します。
なお、事前に質疑の通告がありますので、第2番林忠正議員の発言を許します。
29 ◯2番(林 忠正) 議長。
30 ◯議長(角田俊司) はい、2番林忠正議員。
31 ◯2番(林 忠正) 財団法人もみのき森林公園協会の件でちょっと分からないところがありましたので、3件ほど質問させていただきます。
まず1件目は、スキー客の減少、ファミリーマラソン中止などはあったものの、第8回「山の日」県民の集い、2,000人、昭和のCARにばる2009で3,000人の影響で、事業収入が大幅に増加した要因でしょうか。
それから二つ目が、最後の表に利用客の推移表があるんですけど、その中にスキー客の推移を見ますと、平成18年度の1,000人は特別で除くとして、平成16年度、3万700人から平成21年度、8,900人と着実に減少しておりますけれど、この主な理由は何か教えてください。
それから3番目は、市は資本金の2分の1強を出資していますけれど、管理は事実上広島県が行なっているような形になっておりますけれど、廿日市市や地元の意向はどのような形で事業計画に反映しているのか、教えていただきたいと思います。
以上です。
32
◯環境産業部長(田中敏治) 議長。
33 ◯議長(角田俊司) はい、環境産業部長。
34
◯環境産業部長(田中敏治) まず、最初の事業収入の大幅に増加した要因はどうかというお尋ねでございますけども、平成21年度の事業収入の増加の要因につきましては、大きく2点ほどございまして、1点目としましては、先ほどご説明の中でも少し触れましたけども、企業研修で研修施設のまとまった利用があったということで、そのことによりまして施設の利用収入のみならず、食堂、それから喫茶、そのほかの売上げが増加しております。それから、21年度、もう一点につきましては、9月のシルバーウイークの期間中、天候に恵まれたこともありまして、多くのかたに利用いただいておるということがもう一点でございます。
それから、スキー客の推移でございますけども、もみのき森林公園のスキー場につきましては、天然雪を利用した施設でありますので、非常に天候に左右されやすいということと、それからロープ塔でございますので、スキーの初心者の利用がちょっと難しいと。それから、スノーボードが利用できないというようなことがありまして、なかなかスキー場の利用増の見込みが難しいという状況にございます。そういったことから、今後の冬季の積雪時につきましては、そりの利用、それから雪上の散歩をするスノーシューというのがございますが、そういったものの利用促進に努めまして、スキー客だけではなく、雪山を楽しむお客様、利用客の増加に努めたいと考えております。
それから、もう一点の2分の1ずつ県ということで、廿日市であるとか、廿日市の地元はどのような参画が事業計画に反映しているのかということでございますけども、財団法人もみのき森林公園協会の運営につきましては、財団の理事に廿日市市の行政職員が2名入っておりますし、監事にも入っております。こういった理事会だとか監査などを通じて、事業計画への市や地元の意向の反映に努めているという状況でございます。それから、広島県と廿日市市の担当職員で、それから協会の職員も入れまして連絡調整会議を開催しておりまして、その開催の中で事業計画の案の作成などをやっております。今後も県の主務課である、自然環境課が主務課でございますけども、そこと連携をとりながら、協会の運営、それからもみのき森林公園の利用が地元の活性化につながるよう努めてまいりたいと思います。
以上でございます。
35 ◯議長(角田俊司) 以上で通告による質疑は終わりました。
ほかに質疑はありませんか。
36 ◯18番(栗栖俊泰) 議長。
37 ◯議長(角田俊司) はい、18番栗栖俊泰議員。
38 ◯18番(栗栖俊泰) 今もみのき森林公園の質問が出ましたんで、あわせてもみのき森林公園協会についてお伺いいたします。
指定管理ということで大変少ない金額の中、一生懸命頑張っていらっしゃるなというのが率直な感想なんですけども、その中でですね、やはり大きな経費の割合を占めている人件費の部分です。決算書を見ますと、給料の部分が当初予算より減額をされている。多分職員さんが減ったんじゃないかなというふうに思うんですけども、この辺りもし分かればで結構なんですけども、このもみのき森林公園の職員の数の推移、これがもし分かればお伺いをいたします。
それと、今施設の整備計画等の質問も出たわけなんですが、特にハードの部分では、県所有の部分と市所有のもの、特に体育館などは合併前に村の方が売却で購入したというような経緯もあるんで、市所有の建物というのが増えたんだと思うんですけども、これらの整備というのがやはり利用率向上のためには、整備というのはどうしても必要不可欠だろうというふうに思うんですけど、その点についての考えを改めてお伺いをいたします。
それと、決算書を見ますと、今回経営基盤強化預金支出というのが120万円ほど収入に繰り入れられて、この部分で何とか運営が成り立ったのかなというふうに思うんですが、これは今年度で貸借対照表を見ますと、残高がゼロという形になっております。多分不測の事態等に備えた形の基金という形になってるんだと思うんですけども、この点がやはり先ほども出たのが、天候に左右される。去年はたまたま天気がよかったり、いろんなことがあってということだったと思うんですが、そこらの部分でどうなのかなというふうに思うんですけど、その点についてお伺いをいたします。
それと、ちょっとこれとは関係なくなるのかもしれないんですが、ちょっと素朴な疑問でこれ見ながら思ったんですが、2分の1出資法人という形でこういうふうに経営状況を説明されるんですけども、水族館も同じように公社を設立されて運営をされるというふうな話を聞いてたんですが、こういう形の報告になるのか、関係ないんで答えられるかどうか分からないんですけども、もし答えられるようでしたらお願いします。
39 ◯議長(角田俊司) 18番、栗栖さん、それはちょっと……
(発言する者あり)
ええ、ないと思います、はい。
じゃ、以上3件についてお願いします。
40
◯環境産業部長(田中敏治) 議長。
41 ◯議長(角田俊司) はい、環境産業部長。
42
◯環境産業部長(田中敏治) まず、職員の推移でございますけども、今持ってます、21年度末での状況を持っております。そこを報告させていただきたいと思います。平成21年度末におきましては、職員12名、それから業務補助員1名とあとパート、アルバイト、人材派遣による体制で運営を行なっておりました。その内訳でございますけども、正職員が総務課が5名、営業課が3名、調理課、調理ですね、4名でございます。あと業務補助職員、先ほど1名、これは売店の関係でございますけども、置いております。それ以外をパート、アルバイトで行なっております。
それから、市所有の建物はどうかということがありましたが、現時点では入口のところの休憩所が市の所有でございます。その建物については、今この森林公園の利用で行なっておりますので、こういった収入の中で整備といいますか、修繕を行なっていきたいというふうなことでいろいろ協議は行なっております。
それから、120万円のこと、決算の中でですね、ありましたけども、この120万円につきましては、20年度に事業収益が見込まれたことから、そのときの決算で、緊急修繕等に使用する場合に取り崩すとか、それで条件をつけてですね、経営基盤強化基金積立、基金積立として120万円積み立てたんですけども、県の方の包括外部監査で、利益の留保に当たるというような指摘もございまして、今回それを減価償却引当金に積みかえたというものでございます。
以上でございます。
43 ◯18番(栗栖俊泰) 議長。
44 ◯議長(角田俊司) はい、18番栗栖俊泰議員。
45 ◯18番(栗栖俊泰) ありがとうございます。職員数の推移の部分は資料もないということで、通告もしてなかったので仕方がないんですけれども、指定管理が始まってから確実に多分職員数というのは減ってきてると思います。かなり厳しい状況で指定管理を受けてる。受けた以上やらなきゃいけないわけですけど、それがやはり地域の大切な雇用の場ということもありますし、そういった中でどんどん正職員の数が減っていくというのは、果たして本当にこの指定管理上というのは、これ妥当なのかなというような気もいたします。市が出してるわけじゃないんで、受けてるわけですけれども、やはり県の方に本当にこれでいいのかという部分というのは、やはり市として雇用を守っていく、また吉和地域のこの顔という存在でもありますんで、そこらの部分踏まえても、やはり今後このもみのき森林公園どうしていくべきかという部分では、市ともう少し積極的な話をしていっていただきたいというふうに思います。その点を強く求めたいと思いますが、何かお答えがあればお願いします。
46
◯環境産業部長(田中敏治) 議長。
47 ◯議長(角田俊司) 環境産業部長。
48
◯環境産業部長(田中敏治) 市としましても、様々な支援、直接的な補助金等の支援は現状では困難ではございますけども、昨年も報告しましたが、かなり老朽化した施設でございますので、かなり県の方へ強く要望を継続して修繕をということで、21年度、22年度で合わせて1億円弱の修繕をやっていただくように、これは県の施設でございますので、お願いもしましたし、様々なイベント等での集客、それから周知、こういったことについても連携をとって進めていきたいというふうに思っております。
以上です。
49 ◯議長(角田俊司) ほかにございますか。
50 ◯15番(高橋みさ子) 議長。
51 ◯議長(角田俊司) はい、15番高橋みさ子議員。
52 ◯15番(高橋みさ子) 8ページの利用促進のところなんですけれども……。
53 ◯議長(角田俊司) どちらの分ですか。
54 ◯15番(高橋みさ子) 済いません。もみのき森林公園協会の件でお尋ねします。8ページの利用促進のところなんですけれども、宿泊施設の利用促進というところで、学校関係の団体利用促進のため、特別な団体利用料金を設定し利用促進を図ったとありますけれども、その学校の利用状況について、市内の学校の利用状況も含めてお伺いいたします。
55 ◯議長(角田俊司) 今の質問はちょっと時間を置いていきたいと思います。ですから、ほかの質疑がございましたら先に、はい、分かりました。
56 ◯27番(植木京子) 議長。
57 ◯議長(角田俊司) 27番植木京子議員。
58 ◯27番(植木京子)
土地開発公社についての経営状況の説明書についてお聞きしたいと思います。
3点なんですが、下平良二丁目
地区埋立事業についてです。わたしたちはこの事業そのものに懸念を示し、財政的にどうなのかと、市民の願いと照らしてどうなのかということを申し上げてきたわけですが、実際進み始めています。進み始めているのであれば、いいものになっていかないといけない、財政が深刻になるようなことではいけないというふうにはとらえておりますけれども、その中身についてはアンケートもとられたようですが、それはちょっとさておきまして、今の埋立状況を見ておりましたら、土砂の量ですね、土砂の量が土地区画整理事業との一体的に、これはプラスになるんだというような説明の中で始まったわけですけれども、今現在どれぐらい搬入されているのか、それから今後の見通しについて、実際土地区画整理事業の土砂では足らないというような説明もありましたので、その辺も含めてお聞きしたいと思います。
それからもう一つは、この事業が全員協議会で最初に説明されたときに、土地区画整理事業で出てくる駅北ですね、この土砂を五日市の県の埋立てに搬入するよりも安く済むからという説明があったのを強く記憶しているわけですけれども、実際搬入を始めてみて、平良、下平良二丁目のところに搬入を始めてみて、本当に安くなっているのかというところが、距離的に余り遠くないわけですから、わたしたちにはわかりにくいので、どれぐらい、下平良二丁目に埋め立てることで、どれぐらいの影響額があるのかというところをお聞きしておきたいと思います。
それから、三つ目ですが、これは時々議員の方からの質問が出てきますけれども、
土地開発公社の役割についてです。これはそろそろ役割も含めて検討しなければいけないのではないかということが前市長の方から言われたことがあります。ところが、こういう事業が始まれば、
土地開発公社は続くだろうというふうに思いますけれども、市としてこの事業が始まったり、ほかにもありますけれども、どの辺を見通してこの
土地開発公社を経営していくのか、その辺をお聞きしたいと思います。3点です。
59 ◯建設部長(原田忠明) 議長。
60 ◯議長(角田俊司) はい、建設部長。
61 ◯建設部長(原田忠明) 下平良二丁目の土の方の状況というご質問でございます。今現在、現地におきましては、約15万立米の方の土の方が搬入されております。1期工事としまして約4万5,000立米ぐらいを予定しておりまして、1期工事としてその20万立米のその搬入をおおむね12月から1月にかけて終えたいというぐあいに思っています。残り20万から30万ぐらい立米の方の土の方の状況が更に要るということでございますが、今現在調整いたしております土では約15万立米につきましては、これは一つは大野地域の方のちゅーピーの方の一つの土地改良があるということの中での土と、スマートインターチェンジ今わたしども今進めておりますが、そういった土を含めまして15万立米が予定されているということでございます。残り5万から10万程度、土地造成地盤をどのような形で求めるかということでございますが、そこについてはまだ未定ということでありますけども、土の方につきましては確保できるというぐあいに思っているとこでございます。
それと、駅北への影響額というようなお話でございます。過去は何度かご説明をさせていただいておるとは思いますが、今現在、駅北の方の区画整理事業からここへの土砂搬入につきましては約14万6,000立米を予定いたしております。運搬距離が随分違うというところで、ちょっと額が定かではないですが、例えば500円違うと仮定しましても、5,000万円は当然事業量が違うということは思ってますので、駅北についての事業効果については随分あるというぐあいに思っているところでございます。
3点目につきましては副市長の方がお話をさせていただきます。
62 ◯副市長(永尾敏昭) 議長。
63 ◯議長(角田俊司) 副市長。
64 ◯副市長(永尾敏昭) 土砂の今後の見通しでございますけども、先の議会で松本議員からのご質問にもあったかと思っておりますが、現在、先ほど植木議員がご指摘ございましたように、下平良二丁目の大きな事業をやっておりますので、これの事業の見通しが立った時点でですね、検討してみたいというふうに思っております。
65 ◯27番(植木京子) はい。
66 ◯議長(角田俊司) はい、27番植木京子議員。
67 ◯27番(植木京子) 最初の土砂の量の問題ですけれども、残りが5万から10万立米ぐらいが未定だということだったかと思いますけれども、確保していきたいということでした。ただ、大きな事業はわたしたちのところには確保できるような事業があるようには届いていませんので、実際どうなっていくのかという不安も残されております。事業が長引けば、それだけお金もかかるというようなことにつながりますので、その辺の確保はしていきたいという思いだけではなく、もうちょっと確かなものをわたしたちに答弁いただきたいというふうに思います。
それから、最後の
土地開発公社の役割についてですけれども、この下平良二丁目が済んだら検討していきたいということでした。今、今回わたしも一般質問しておりますけど、新機能都市開発事業なんかもこれから手掛けていくという市の方針も示されておりますが、そうなればどうなるのかなという懸念もいたしますけれども、それは全くこの
土地開発公社にかかわるものではないというふうに明確な答弁、今できるかどうかというところをお聞きしておきたいと思います。
以上です。
68 ◯建設部長(原田忠明) 議長。
69 ◯議長(角田俊司) 建設部長。
70 ◯建設部長(原田忠明) 土の今後の確保でございますが、今現在、埋立てに使用する土砂につきましては、やはりわたしども商品であるというぐあいに認識いたしておりまして、単純な建設
残土を受けるという考え方は持っておりません。シルト分が15%以下という、シルト分、粘土性の土がですね、非常に少ないものを搬入いただくということで考えておりまして、いろんな公共
残土も含めて、トンネルであったりとか、いろんな問い合わせ等ございますが、そういったまだ検査はまだ済んでないという状況もございまして、それらの確定につきましては、できるだけ早期にですね、行なってまいりたいというぐあいに考えております。
71 ◯副市長(永尾敏昭) 議長。
72 ◯議長(角田俊司) はい、副市長。
73 ◯副市長(永尾敏昭) 新機能との関連がどうかということでございますけども、現在新機能につきましては、具体な事業といいますか、そういったものがあるわけではございませんで、これらの関連というのは非常に難しいかと思いますが、今後あわせてそれらも含めてですね、在り方を検討させていただいたらというふうに思います。
74 ◯議長(角田俊司) はい、それでは高橋議員に質疑、よろしいですか。
75
◯環境産業部長(田中敏治) 議長。
76 ◯議長(角田俊司) はい、環境産業部長。
77
◯環境産業部長(田中敏治) データといいますか、資料を持っておりませんけども、市内の数校の小学校が利用しておるということでございます。答弁になっておりませんが。
78 ◯15番(高橋みさ子) 議長。
79 ◯議長(角田俊司) はい、15番高橋みさ子議員。
80 ◯15番(高橋みさ子) 新たに料金設定をして利用促進を図ったということなんで、そういう意味ではどれぐらい学校の利用があったのかということを聞きたかったんですが、ことしからですね、小学校の体験学習が3泊4日の自然体験学習をというようなことがありまして、以前よりも長い期間で体験学習をするというように聞いております。そういう意味で、是非市内の学校、市内だけじゃないですけれども、市外からでもですね、地域のそういう場所に沢山の利用があればですね、地域の中でお金が回っていくというようなことがあるんで、是非そういうような料金設定も含めて、利用しやすいような料金設定をしていくべきではないかと思うんですが、ちょっと聞いたところによりますと、なかなか食事代も決まっててなかなか落とせなくて、なかなか子どもが、小学生が3泊、今まででしたら1泊2日、それが3泊4日となると、保護者の負担も多いんで、そういうような使いやすいような料金設定になっているのかどうかをちょっとお聞きしたかったんですが、そこで料金設定も含めてご回答があればお願いいたします。
81
◯環境産業部長(田中敏治) 議長。
82 ◯議長(角田俊司) はい、環境産業部長。
83
◯環境産業部長(田中敏治) 料金設定につきましては、2分の1の設定をしておるということでございます。それから、今高橋議員から情報いただきました小学校の3泊4日の自然体験学習、そういった、それにつきましても今後の経営に積極的に取り入れて研究、活用させていただきたいと思います。
84 ◯議長(角田俊司) ほかにございますか。
85 ◯13番(大畑美紀) 議長。
86 ◯議長(角田俊司) はい、13番大畑美紀議員。
87 ◯13番(大畑美紀) まず、
水産振興基金の方ですが、事業報告の方の8ページで、普及指導の推進のとこで、漁場環境調査というのがありまして、いろいろ調査をされていますが、その結果が分かれば簡単にお答えください。水質がどのようになっているのか。
それから、別のスポーツ振興事業団の方です。
まず、2ページのはつかいち音楽祭のところに、文化のはつかいちブランドを内外にアピールするとありますが、文化のはつかいちブランドというのは、大まかに言ってどのようなものを考えておられるのかということと、それから収支予算の方にも決算にもあるんですが、民間助成金収入です。4ページにもありますし、決算の方にもありますが、20年度はゼロで、前年度が決算では320万円、当年度の予算額が58万円ということで、これはどういうものであるかということを伺います。
それから、さくらぴあの会員というのがあると思うんですが、会員の人数と、それから会員の収入、会費の収入はどこを見れば分かるのかということをお答えください。
88
◯環境産業部長(田中敏治) 議長。
89 ◯議長(角田俊司) はい、環境産業部長。
90
◯環境産業部長(田中敏治) 8ページの漁場環境調査でございますけども、その内容につきましては、今委託内容でございますけども、廿日市市地先及び周辺海域の漁場環境を把握し、かき養殖漁場としての特性を明らかにして、養殖生産の改善に資することを目的とするということでやっております。その業務内容としましては、一つは水質調査、それから一つは底質の調査、そういった調査を行い、総合解析をするというものでございます。結果の数値とかそういったことでございますか。
(発言する者あり)
ちょっと済いません、また……。
91 ◯議長(角田俊司) はい、それでは先にスポーツの方よろしいですか。
92 ◯教育部長(大明地稔和) 議長。
93 ◯議長(角田俊司) はい、教育部長。
94 ◯教育部長(大明地稔和) まず、はつかいちブランドということなんですが、廿日市のですね、この音楽祭というのは、平和、それから伝統文化、環境というテーマでもってやってるんですけども、その廿日市のよさをアピールしたいというふうな思いで、はつかいちブランドを内外にアピールするということにいたしております。それから……。
95 ◯議長(角田俊司) 部長、部長、用紙をちょっと下げてください。マイクが入っておりません。
96 ◯教育部長(大明地稔和) 民間の助成金というご質問ですけども、財団法人地域造成、これはですね、去年美術ギャラリーの方で、北海道立近代美術館のコレクション、ガラス工芸の成果、ガレから現代まで、こういったことをやっておりまして、財団法人地域造成から助成をいただいておる。それから、同じく公益財団法人エネルギア文化・スポーツ財団というのがございますけども、これからも助成をいただいておりまして、これは神楽の競演大会等に充当しておるものでございます。
それから、さくらぴあの会員数でございますけども、平成22年3月31日現在、1,447人。それから、会費収入ですけども、2,000円掛け今の人数です。1,447人、289万4,000円ですけども、これは文化ホールの方の事業収入の方に入ってございます。
以上でございます。
97
◯環境産業部長(田中敏治) 議長。
98 ◯議長(角田俊司) はい、環境産業部長。
99
◯環境産業部長(田中敏治) 先ほどの漁場環境調査でございますけども、調査の結果、結果としては特に問題はないという結果が出ておりまして、その内容につきましては、以前といいましょうか、昔に比べるときれいになっているということですけども、きれいになっている一方、かきの養殖にとっては、えさ不足の状況もあるというのが調査結果でございます。
以上です。
100 ◯13番(大畑美紀) 議長。
101 ◯議長(角田俊司) はい、13番大畑美紀議員。
102 ◯13番(大畑美紀)
水産振興基金の方なんですが、きれいになっている一方、悪くなっているところもあるということで、この事業報告ではいろいろと整備はされているんですが、例えばほかの事業でもやっておられますが、森林環境が影響しているというようなことがないのか、そこと結びつけていろいろ環境対策される考えがないのか、伺います。
それから、文化スポーツ事業団の方なんですが、寄付と、純粋な文化振興のための寄付というふうに受け取ってよろしいんでしょうか、伺います。
それから、会員数が多いのか少ないのかちょっと分かりませんが、一般、利用者の中で、一般の利用者と会員の利用者でどれぐらいの割合なのか、伺います。
103
◯環境産業部長(田中敏治) 議長。
104 ◯議長(角田俊司) はい、環境産業部長。
105
◯環境産業部長(田中敏治) 先ほど結果を申し上げたのは、いいとこも悪いとこもあるということではなくて、全般的にはよくなっているが、きれいになった一方、かきにとっては、えさ不足の箇所もあるかなという、そういった結果でございます。
それから、今お尋ねのありました森林との関係でございますけども、現時点では試行錯誤という面もございますけども、途中出てきました廿日市漁民の森づくりといった活動への支援も行なっておりまして、様々な植林をしたり、いろんな環境問題の講演をしたりということで、漁民の森づくりの活動の支援は行なっております。
以上でございます。
106 ◯議長(角田俊司) あ、待ってください。今のスポーツ振興の件について、少し時間がかかるそうですから、あと何人ほどいらっしゃいますか。
はい、それじゃちょっと休憩をいたしたいと思います。
ここで休憩をいたします。
~~~~~~~~○~~~~~~~~
休憩 午前11時1分
再開 午前11時15分
~~~~~~~~○~~~~~~~~
107 ◯議長(角田俊司) はい、それでは休憩前に引き続き会議を開きます。
皆様にお願いをいたします。細かい数字等に関する質疑はですね、事前通告のシステムがちゃんとございますので、それを利用して、できるだけ円滑な議事運営にご協力いただきたいというふうに思っております。よろしくお願いします。
それでは、よろしいですか。
108 ◯教育部長(大明地稔和) 議長。
109 ◯議長(角田俊司) はい、教育部長。
110 ◯教育部長(大明地稔和) 助成金ですけども、純然たる寄付なんかということですが、こういう事業をやりたい、その事業をやりたいからこれだけ助成してください、そういう申請主義に基づいて助成金として入ってくる。ですから、寄付とは違うんだろうと。
それから、会員さんと一般のかたとの割合ということでしたけども、そういう集計はとっておりません。現在のとこですね、とっておりませんので、ちょっと言いようがないんですけども、会員さんになっていただいて、いろんな情報をこの会員さんの方には提供させていただいたりですね、チケット代を少し割引させていただいたりとかということで、沢山のかたがたに来ていただきたいというようなことで会員募集というのはやっておりますので、そのかたがたがどれぐらい利用されたというとこまでは今のところとっておりませんということで、済いません。
111 ◯議長(角田俊司) よろしいですか。
はい、ほかにございますか。
112 ◯7番(井上佐智子) 議長。
113 ◯議長(角田俊司) 7番井上佐智子議員。
114 ◯7番(井上佐智子)
水産振興基金についてお聞きします。
8ページにあるんですが、預金先の安定性を確認した上で、大口定期預金で運用しとありますが、今ペイオフの問題になってますけども、大口定期預金どのぐらいの額なのかと預金先、安全に運用しているかということで1点が質問と、2点目はですね、はつかいちブランドとして地御前のかきも有名ですし、大野の安芸の一粒も有名ですが、この辺りにですね、事業運営実績の中で新たな水産業への展開とか、こうア、イ、ウ、エとありますが、ブランドを作ってやっていくという考えがあるかどうか、やっていったらいいと思って質問するんですが、その考えを聞きたいことと、2点目なんですが、やはりかき消費拡大事業というふうに、オでありますけども、もっと明確に販路の拡大ということを入れていった方がいいと思うんですが、かきの漁師さんは一生懸命かきを作って、今販路の拡大をですね、市としてもう少しやっていくべきだというふうに思って、その考えがあるかどうか。
最後に、かき業者さんの廃業が続いてると思うんですが、その辺りは把握しておられるのかどうか。
最後、かき養殖技術のですね、鉄炭団子、これはどの地域をやっているのか。地御前がき、それから宮島のかき、大野のかきというふうに三つの大きな生産地があるんですが、どの地域をやっているのかをお聞きしたいと思います。
115 ◯議長(角田俊司) ちょっと今整理しますね。水産事業の積立金、そしてかきブランドの件、そしてかきの販路の拡大はどうか、そしてかきの廃業の業者がいるかどうかとか、そして鉄の炭のだんご、その五つですね。
(7番井上佐智子「はい、そうです」と
呼ぶ)
はい、分かりました。
116
◯環境産業部長(田中敏治) 議長。
117 ◯議長(角田俊司) はい、環境産業部長。
118
◯環境産業部長(田中敏治) 最初の預金の関係ですけども……
(「聞こえないんです。済いません、聞
こえないんです」と呼ぶ者あり)
預金の関係を最初にお尋ねですけども、ペイオフの関係につきましては、市の公金の管理運用方針はございますけども、これ19年11月にペイオフの関係で新たに方針を出しておりますけども、そういった方針の中に
水産振興基金のお金の運用も含まれておりまして、それに基づいて預金を行なっております。
それから、順番が前後しますけども、鉄炭団子でございますけども、これはどこにまいてるかというお尋ねですけども、これは廿日市地域の地御前漁協と、それから阿品の垂下式の漁場、この2か所にまいて散布しております。
それからもう一つは、廃業の関係ですけども、最近では地御前漁協で1業者といいましょうか、廃業されておりますが、一般的には家族といいますか、息子さん辺りが家業を継がれるといった状況がここんとこ一般的になっております。
それからもう一つは、かき消費拡大事業の販路の拡大ということでございますけども、このかき消費拡大事業、それからかき料理講習会、割と狭い範囲での、市民との交流の推進も含めて今やっておりますから、その販路の拡大のとこまでは行っておりませんけども、ご指摘の販路の拡大も非常に重要なことでございますので、この
水産振興基金の会議、協議の場におきましては、そういったことも進めていくようにしたいと思います。
それからもう一つは……
(7番井上佐智子「はつかいちブラン
ド」と呼ぶ)
あ、ブランド、はい、これにつきましては、今報告、説明させていただきましたのが、廿日市地域の地御前漁協の、はっきり言いまして地御前漁協のことでございますので、ある程度のブランド化は図られているということでございますけども、それもありますが、今後もそのブランド化につきましては、どんどん追求、求めていきたいというふうに思います。
以上でございます。
(7番井上佐智子「大口定期預金が幾ら
になっているかと……」と呼ぶ)
119 ◯議長(角田俊司) ちょっと待って、ちょっと待って、ちょっと待ってください。今の預金額がまだ入ってないみたいですけども。
120
◯環境産業部長(田中敏治) はい、議長。
121 ◯議長(角田俊司) はい、環境産業部長。
122
◯環境産業部長(田中敏治) 直近の預金でございますけども、大口定期預金につきましては、0.1%の1年もので運用をしておるのが大半になります。0.31%でございます。
(「大口の金額」と呼ぶ者あり)
ああ金額、金額は2億4,000万円のものが一つ、それから1,000万円、これにつきましては0.11%でございます。あと1億1,000万円余りのものが0.31%でもう一口ございます。預金先につきましては、ちょっと今資料を手元に持っておりません。
123 ◯議長(角田俊司) はい、その概略で結構です。
124 ◯7番(井上佐智子) 議長。
125 ◯議長(角田俊司) はい、7番井上佐智子議員。
126 ◯7番(井上佐智子) もと合併前からある
水産振興基金でずっと見てきたんですけども、地御前地域のかきについて一生懸命やっておられるのは分かるんですけども、今宮島や大野も含めたブランド化ということで、それで販路を拡大していく。ずっとこの……。
127 ◯議長(角田俊司) 井上議員、この今の水産の7ページに見ていただきますと分かるように、廿日市地域の水産業の振興のことについてでございます。ですから、ほかの地域のことは全くこれは関係ございません。
128 ◯7番(井上佐智子) それで、はい、そろそろ合併してもう随分たちますので、この辺りを来年度も含めてですね、かき業者全体のことを考えた基金としてやっていくという考えはないかをお聞きしたいと思います。
129
◯環境産業部長(田中敏治) 議長。
130 ◯議長(角田俊司) 環境産業部長。
131
◯環境産業部長(田中敏治) 済いません。先ほどの預金先でございますけども、広島県信用漁協協同組合が預金先でございます。
それから、今の井上議員のお尋ね、恐らくなぜ廿日市地域だけの事業にということなのかということだと思いますけども、この基金につきましては、昭和63年に旧廿日市町において、水産業の振興を図る目的で設立されたものでございまして、その設立の背景でございますけども、廿日市地域の公共下水道終末処理場用地の埋立てに伴う漁業補償、この補償の一環として設けた基金ということでございまして、あくまでも廿日市地域の事業を対象ということで、対象地域の見直しにつきましては非常に困難であると考えております。
はい、以上でございます。
132 ◯議長(角田俊司) ほかにございますか。
133 ◯20番(石原 顕) 議長。
134 ◯議長(角田俊司) はい、20番石原顕議員。
135 ◯20番(石原 顕) 五つの報告全部にかかわって、報告書及び報告の仕方について2点ほどお聞きをします。
いつも言っているんですが、何でこの報告のときだけに、先に今年度の事業計画と予算、これを言われて、その後で前年度の事業報告、決算報告をされるんか。通常のいろんなことを考えたときには、もういつもしつこいんですが、前年度の事業報告及び決算をされて、そして今年度の事業報告とそれから予算が普通ですよね。去年も聞いたんかもしれんが、忘れましたんで、その理由。
それから二つ目は、ちいたあ、少しぐらいは変えてみようかなというふうに議論されたんかどうか。もう決まってるからそのとおりずっと来てるだけか。その二つほど教えてください。
136
◯環境産業部長(田中敏治) 議長。
137 ◯議長(角田俊司) はい、環境産業部長。
138
◯環境産業部長(田中敏治) 以前にも石原議員からそういう質問をいただきまして、そのときに説明申し上げたのは、そのときに申し上げたのはですね、決算と予算の時期的な関係、これが予算の方が先に来て、あと決算が来てるということと、それからもう一つは、地方自治法の定めといいましょうか、法人の経営状況等を説明する書類の表示がそういう順番になっておる、そういったとこから、今のような作り方をさせていただいておるということでお答えしております。
それから、少しでも変えたらどうかということもございましたけども、実際の作業であるとか事業、そういったものが変われば、それからやり方、いろんなことが変わればこの報告書も変わってくる、その状況に応じて変わるものは変わりますし、同じ状況であれば同じものになるというふうに思っております。
以上でございます。
139 ◯20番(石原 顕) はい。
140 ◯議長(角田俊司) はい、20番石原顕議員。
141 ◯20番(石原 顕) 法の定めがあるんなら、それはしょうがないと思うんですが、だれがどう考えても、前年度の事業報告、決算、これをして、それから今年度というのが通常ですよね。だから、やはりちいたあ、別に環境産業部長に言うんじゃないですよ。少しはやっぱり今の法の定めがあるんだが、やっぱりおかしいことはやっぱりおかしいというふうにやっぱり論議をしながら声をあげていかんと変わらんですよね。わたしはもうここ10年以上ずっとこうやってこういう報告の仕方を聞いてきてるんですが、大抵のもの慣れてくるんですが、こればっかりはどうあっても違和感がある、何回聞いてもというふうに思っていますんで、ちいたあ論議をする、これは求めておきます。答弁要りません。
142 ◯議長(角田俊司) はい、ほかにございますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
143 ◯議長(角田俊司) はい、ではこれをもって質疑を終結いたします。
以上で報告第17号市が資本金の2分の1以上を出資等している法人の
経営状況説明書についての報告を終わります。
~~~~~~~~○~~~~~~~~
日程第5 報告第18号 専決処分事項の報
告について(損害賠償の額を定めることにつ
いて)
144 ◯議長(角田俊司) 日程第5、報告第18号専決処分事項の報告についてを議題といたします。
直ちに報告を求めます。
145
◯環境産業部長(田中敏治) 議長。
146 ◯議長(角田俊司) 環境産業部長。
147
◯環境産業部長(田中敏治) 報告第18号専決処分事項の報告について、報告理由及びその内容をご説明申し上げます。
議案説明書の1ページをお開きください。
1の専決処分をした理由でございますが、平成22年8月2日に、環境産業部観光課の職員が、観光に係る事務連絡用務のため、廿日市市商工保健会館の駐車場で公用車を後退させていた際、同駐車場に駐車していた軽乗用自動車と接触し、同車に損害を与えました。
この事故による損害賠償について示談解決を図るため、その損害賠償額の決定について、地方自治法第180条第1項の規定により専決処分させていただいたものでございます。
2の専決処分の内容でございます。
損害賠償額は、5万7,040円でございます。
債権者は、議案説明書に記載のとおりでございます。
過失割合でございますが、駐車していた車両に対して起こした事故のため、市が100%でございます。
なお、公用車の損傷はございません。
次に、3の専決処分年月日でございますが、平成22年9月2日でございます。
4の根拠法令は、地方自治法第180条第1項、第2項及び市長の専決処分事項第4号でございます。
5の参照法令は、民法第715条でございます。
なお、事故の再発防止を図るため、職員に対し事故の発生及び未然防止に努め、安全運転を心がけるよう周知徹底を図ったところでございます。
それでは、議案に入らせていただきます。
議案書の3ページをお開きください。
報告第18号専決処分事項の報告について。
地方自治法第180条第1項の規定により、次のとおり専決処分したから、同条第2項の規定により報告する。
平成22年9月14日、
廿日市市長眞野勝弘。
なお、報告内容につきましては、先ほど議案説明書でご説明申し上げましたので、朗読は省略させていただきます。
以上で報告第18号の報告理由及び内容の説明を終わります。ご審議のほどよろしくお願いいたします。
148 ◯議長(角田俊司) 以上で報告が終わりましたが、質疑があれば許します。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
149 ◯議長(角田俊司) 質疑なしと認めます。
以上で報告第18号専決処分事項の報告についてを終わります。
~~~~~~~~○~~~~~~~~
日程第6 議案第52号 廿日市市過疎地域
における固定資産税の課税免除に関する条例
150 ◯議長(角田俊司) 日程第6、議案第52号廿日市市過疎地域における固定資産税の課税免除に関する条例を議題といたします。
直ちに提案理由の説明を求めます。
151 ◯総務部長(中村正則) 議長。
152 ◯議長(角田俊司) 総務部長。
153 ◯総務部長(中村正則) それでは、議案第52号廿日市市過疎地域における固定資産税の課税免除に関する条例につきまして、提案理由及び内容のご説明を申し上げます。
議案説明書の3ページをごらんください。
1の制定の理由でございます。
過疎地域自立促進特別措置法の一部が改正され、同法の有効期限が平成27年度末まで延長されるとともに、課税免除に伴う減収補てん措置の対象事業が変更されたことに伴い、固定資産税の課税免除に関して必要な事項を定めようとするものでございます。
現在、本市においては、吉和地域と宮島地域が過疎地域の指定を受けておりまして、両地域内に存在する一定の固定資産の課税を免除する制度を既に設けているところでございます。今回この条例を提案させていただきますのは、これまで課税免除の実施は、合併の際に制定いたしました市税条例の適用の特例に関する条例の規定に基づいて、合併前に制定されていた吉和村と宮島町の課税免除に関する各条例の規定の例により行なっていましたところ、法改正によりまして、課税免除の取扱いを変更する必要が生じましたが、吉和村と宮島町の条例を改正することはできませんので、新規に条例を制定するとしたものでございます。
2の条例の内容といたしましては、(1)の課税免除でございますが、過疎地域内において、製造の事業、情報通信技術利用事業、これは電話オペレーターが注文や問い合わせを受けたりいたしますいわゆるコールセンターのことでございますが、その情報通信技術利用事業、または旅館業の用に供する特別償却設備を新設し、または増設した者については、当該特別償却設備である家屋及び償却資産並びに当該家屋の敷地である土地に係る固定資産税は、当該固定資産税を課すべきこととなる最初の年度以降3か年度のものに限り課さないこととするものでございます。
(2)の課税免除の申告でございますが、ア、課税免除の適用を受けようとする者は、当該年度の初日の属する年の1月31日までに、(ア)申告者の住所または氏名または名称、(イ)新設し、または増設した特別償却設備の名称及び所在、(ウ)特別償却設備を事業の用に供した年月日、(エ)特別償却設備に係る固定資産の取得価格、(オ)その他市長が必要と認める事項を記載した書類を市長に提出しなければならないこととし、イでございますが、課税免除の適用を受けた者は、その事由が消滅した場合においては、直ちにその旨を市長に申告しなければならないこととするものでございます。
ウ、また市長は、それら申告があった場合において必要があると認めるときは、当該申告に係る事項について調査し、または必要な書類の提出を求めることができることとするものでございます。
(3)の虚偽の申告者等に対する措置でございますが、期限内に正当な理由がなく申告をせず、もしくは虚偽の記載その他不正な行為により申告をした者、または正当な理由がなく、調査もしくは書類の提出を拒み、もしくは妨げた者に対しては課税免除を適用しないこととするものでございます。
(4)の課税免除の取消しでございますが、市長は、虚偽の記載その他不正な行為により課税免除の適用を受けていることが判明した場合は、当該課税免除を取消すこととするものでございます。
(5)の条例の失効でございますが、この条例は過疎地域自立促進特別措置法と同じく、平成28年3月31日限りその効力を失うこととするものでございます。
3の施行期日は、平成23年1月1日でございます。
4の根拠法令でございますが、地方税法第3条及び第6条でございます。
それでは、議案に入らせていただきます。
議案の5ページをお願いいたします。
議案第52号廿日市市過疎地域における固定資産税の課税免除に関する条例案を次のように提出する。
平成22年9月14日、
廿日市市長眞野勝弘。
次のページをお願いいたします。
廿日市市過疎地域における固定資産税の課税免除に関する条例。
なお、条文の内容につきましては、先ほど議案説明書でご説明申し上げましたので、朗読は省略させていただきます。
以上で議案第52号の提案理由及び内容の説明を終わらせていただきます。ご審議のほどよろしくお願いいたします。
154 ◯議長(角田俊司) 以上で提案理由の説明が終わりましたので、これより質疑に入ります。
155 ◯7番(井上佐智子) 議長。
156 ◯議長(角田俊司) はい、7番井上佐智子議員。
157 ◯7番(井上佐智子) 2点あるんですが、課税免除、今まで事業者数がどのぐらいあったのかというのを聞きたいんですが、このオペレーター、製造の事業、旅館業、この中には物産展については考えなかったのかというのも2点目。
3点目はですね、3ページの下から2行目なんですが、課税免除の適用を受けた者は、その事由が消滅した場合においては、直ちにその旨を市長に申告しなければならないとなっておりますが、3か年免除を適用した場合は、職権でできると思うんですが、1年目でやめた場合はこれに当たるんですが、3か年全部適用した者についてはどのような考えでしょうか。
158 ◯総務部長(中村正則) 議長。
159 ◯議長(角田俊司) はい、総務部長。
160 ◯総務部長(中村正則) 3点お尋ねでございますが、まず1点目は、課税免除のこれまでの件数ということでございますが、これは過去、合併前からでございますが、吉和地域において2件ほどございました。
それから、物産展をなぜ含めなかったか、ということでございますが、これは先ほどもご説明の中でも申し上げましたが、地方税法の改正を受けての今回の条例の改正でございます。法の中では、先ほど議員の方からも言われましたように、製造業、それから旅館業、それから情報関係のいわゆるコールセンター、この3件を今回の対象といたしております。従って、市の方もその3事業について改正をさせていただくということでございます。
それから、失効の問題ですか、これは対象を3か年に限り免除措置を行うということでございます。自動的に3か年になれば、もうその税の恩恵措置はなくなると。ただ、その間に、先ほどご説明の中で申し上げましたが、例えば虚偽の記載、こういったものがあれば、当然市長の方からその課税免除については取り消すということはあろうかと思います。
以上でございます。
161 ◯議長(角田俊司) よろしいですか。
(7番井上佐智子「はい」と呼ぶ)
はい、ほかにございますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
162 ◯議長(角田俊司) これをもって質疑を終結いたします。
本件は総務常任委員会に付託いたします。
~~~~~~~~○~~~~~~~~
日程第7 議案第53号 廿日市市火災予防
条例の一部を改正する条例
163 ◯議長(角田俊司) 日程第7、議案第53号廿日市市火災予防条例の一部を改正する条例を議題といたします。
直ちに提案理由の説明を求めます。
164 ◯消防長(末永孝幸) 議長。
165 ◯議長(角田俊司) 消防長。
166 ◯消防長(末永孝幸) 議案第53号廿日市市火災予防条例の一部を改正する条例について、提案の理由及び内容のご説明を申し上げます。
議案説明書の5ページをお開きください。
1の提案の要旨でございますが、今回の改正事項は3点でございます。
まず、改正事項の第1点目は、(1)の燃料電池発電設備に関する基準の改正でございます。国が火災予防条例の基準を定める省令を定めておりますが、この度この省令の一部改正に伴い、燃料電池発電設備の定義に、固体酸化物型燃料電池が追加されましたので、本市火災予防条例にこの発電設備を新たに加えようとするものでございます。燃料電池発電設備の仕組みでございますが、都市ガスやLPガスなどの燃料といたしまして、この都市ガス等からまず水素を取り出し、空気中の酸素と化学反応させることにより発電するものでございます。燃料電池発電設備には、これまで個体高分子型、リン酸型、溶融炭酸塩型の3種類のものがございましたが、今回新たにセラミックを使用し発電効率を高めた固体酸化物型燃料電池が実用化されたことから、燃料電池発電設備の定義にこの固体酸化物型燃料電池発電設備を追加し、水素を取り出す装置にバーナー等を使用しているものを火を使用する設備として発電設備の位置、構造及び管理の基準等を定めるものでございます。
また、今後、一般家庭での使用が見込まれます10キロワット未満のもので、異常時に自動停止するなどの安全装置を設けたものにあっては、屋外において、建物から3メートル以上の距離をあけることを要しないとするものでございます。
次に、(2)でございますが、これは平成20年10月に発生いたしました大阪市での個室ビデオ店火災を踏まえ、個室型店舗の避難管理に関する基準を定めるものでございます。カラオケボックスやインターネットカフェ、個室ビデオ店等、個室型の店舗において、遊興の用に供する個室に設ける外開きの戸のうち、避難通路に面するものについては、その扉を開放した場合、その後自動的に閉鎖する機能を備えたものとし、避難上有効に管理するよう定めるものでございます。
(3)につきましては、総務省令の改正により、本市火災予防条例の中で引用しております条文の条項が変更になったことから、その整合性を図るための改正を行うものでございます。
2の施行期日でございますが、(1)の固体酸化物型燃料電池による発電設備及び(2)の個室型店舗の避難管理の改正につきましては、平成22年12月1日とし、(3)のその他必要な規定の整理につきましては、公布の日とするものでございます。
3の根拠法令でございますが、消防法第9条及び消防法第9条の2第2項でございます。
それでは、議案に入らせていただきます。
議案書の11ページをお開きください。
議案第53号廿日市市火災予防条例の一部を改正する条例案を次のように提出する。
平成22年9月14日、
廿日市市長眞野勝弘。
次のページでございます。
廿日市市火災予防条例の一部を改正する条例。
なお、条文の内容につきましては、先ほど議案説明書でご説明申し上げましたので、朗読は省略させていただきます。
以上で議案第53号、提案理由及び内容の説明を終わります。ご審議のほどよろしくお願いいたします。
167 ◯議長(角田俊司) 以上で提案理由の説明が終わりましたので、これより質疑に入ります。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
168 ◯議長(角田俊司) 質疑なしと認めます。
本件は総務常任委員会に付託いたします。
ここで休憩をいたします。
~~~~~~~~○~~~~~~~~
休憩 午前11時50分
再開 午後1時0分
~~~~~~~~○~~~~~~~~
169 ◯議長(角田俊司) それでは、休憩前に引き続き会議を開きます。
~~~~~~~~○~~~~~~~~
日程第8 議案第54号 平成22年度廿日
市市一般会計補正予算(第5号)
170 ◯議長(角田俊司) 日程第8、議案第54号平成22年度廿日市市一般会計補正予算(第5号)を議題といたします。
直ちに提案理由の説明を求めます。
171 ◯分権政策部長(大島博之) 議長。
172 ◯議長(角田俊司) 分権政策部長。
173 ◯分権政策部長(大島博之) 議案第54号平成22年度廿日市市一般会計補正予算(第5号)について、提案理由及び内容のご説明を申し上げます。
平成22年9月定例市議会補正予算の概要をごらんください。
1ページの一般会計でございますが、1億8,410万9,000円の追加補正でございます。
(1)の緊急雇用対策2,600万2,000円でございます。これは景気後退による雇用情勢を下支えするため、新たな雇用につながる事業を追加するものでございます。財源はすべて県支出金でございます。主な内容の欄でございますが、観光振興事業1,250万円でございます。これは吉和地域のスキー客を中心とした観光客数がここ数年、著しく減少していることから、その傾向に歯止めをかけ、冬季の滞在型観光の振興を図ることを目的とし、集客のための県内外へのPR活動及び各宿泊施設の連携による受入れ体制を強化するための業務を委託するものでございます。
次に、市街地整備関連調査事業440万2,000円でございます。これは平成24年度の屋外広告物条例の制定に向けて、主要幹線道路沿いや市街地の広告物等の設置状況について現状把握をするため、実態調査を委託するものでございます。
次に、予防活動事業910万円でございます。これは消防法の改正に伴い、既存住宅の住宅用火災警報器の設置及び維持について、平成23年6月から義務づけとなるため、住宅用火災警報器設置のPR活動と、設置状況調査及び高齢者世帯等で設置が困難な世帯への取付け支援に係る業務を委託するものでございます。
(2)の地域介護・福祉空間整備事業578万7,000円でございます。これは小規模の福祉施設における防火管理体制等の見直しに伴い、大野地域の認知症高齢者グループホーム、ラ・メール大野が行うスプリンクラー設置工事に対し補助するものでございます。財源はすべて国の交付金でございます。
(3)の農業振興事業1,497万3,000円でございます。これは農業生産法人の経営基盤強化を図るため、法人の後継者となる新規就農者が実践的な研修を受けられるよう、パイプハウス等の施設整備に対し補助するものでございます。
(4)の小規模崩壊地復旧事業400万円でございます。これは7月12日から15日にかけての梅雨前線豪雨により崩壊した佐伯地域の峠寺上地区の民有法面を復旧する工事請負費でございます。この度県の補助が確定したことから、予算措置を行うものでございます。
(5)の観光施設管理事業でございます。これは宮浜温泉グラウンド・ゴルフ場の管理を指定管理者制度により、本年10月から平成25年度まで行おうとすることに伴い、債務負担行為を設定しようとするものでございます。期間は平成23年度から平成25年度まで、限度額は112万5,000円でございます。
(6)の港湾施設整備負担金750万円でございます。これは広島県が整備する厳島港3号桟橋のバリアフリー化や大型化に伴う負担金でございます。事業の内容は、事業期間が平成22年度から平成24年度までの3か年で、全体事業費2億5,000万円の予定でございます。本年度は実施設計業務に係る経費3,000万円に対し、市は4分の1の負担でございます。
(7)の廿日市駅北土地区画整理事業9,220万円でございます。国の補助金の追加内示があったことに伴い、平成23年度に予定しておりました事業を本年度に前倒しして、家屋等補償費を追加するものでございます。
(8)の中学校維持管理事業435万円でございます。これは平成23年7月の地上デジタル放送への移行に伴い、大野東中学校の校舎により電波障害となっている高見地区の共同受信施設組合に対し、電波障害の解消に要する経費を補償するものでございます。
(9)のその他2,929万7,000円でございます。地上デジタル放送難視聴対策事業などの予算措置を行うものでございます。
それでは、議案に入らせていただきます。
平成22年度廿日市市一般会計補正予算(第5号)の1ページでございます。
議案第54号平成22年度廿日市市一般会計補正予算(第5号)。
平成22年度廿日市市の一般会計補正予算(第5号)は、次に定めるところによる。
歳入歳出予算の補正。
第1条、既定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ1億8,410万9,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ401億355万9,000円とする。
第2項、歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、「第1表歳入歳出予算補正」による。
債務負担行為の補正。
第2条、既定の債務負担行為の追加は、「第2表債務負担行為補正」による。
地方債の補正。
第3条、既定の地方債の追加変更は、「第3表地方債補正」による。
平成22年9月14日提出、
廿日市市長眞野勝弘。
3ページでございます。
第1表歳入歳出予算補正。
歳入でございます。
12款分担金及び負担金から21款市債まで、補正額1億8,410万9,000円を追加するものでございます。
4ページの歳出でございます。
2款総務費から9款教育費まで、補正額1億8,410万9,000円を追加するものでございます。
6ページをお願いいたします。
第2表債務負担行為補正。
1の追加でございます。
廿日市市宮浜温泉グラウンド・ゴルフ場指定管理委託料、期間、平成23年度から平成25年度まで、限度額112万5,000円でございます。これは補正予算の概要で説明をいたしました宮浜温泉グラウンド・ゴルフ場の指定管理業務委託料でございます。
8ページでございます。
第3表地方債補正。
1の追加でございます。
小規模崩壊地対策事業、限度額100万円と、港湾施設整備事業、限度額670万円をこの度の補正財源として追加するものでございます。起債の方法、利率、償還の方法は当初予算と同様でございます。
2の変更でございます。
街路整備事業から臨時財政対策債まで、補正前限度額の合計29億9,571万6,000円を、補正後限度額の合計33億9,964万8,000円とし、4億393万2,000円増額するもので、この度の補正財源として追加するもの及び普通交付税の振り替えである臨時財政対策債の額が追加となり、同意を得ることが必要であるため予算措置を行うものでございます。起債の方法、利率、償還の方法は補正前と同様でございます。
以上で説明を終わります。ご審議のほどよろしくお願いいたします。
174 ◯議長(角田俊司) 以上で提案理由の説明が終わりましたので、これより質疑に入ります。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
175 ◯議長(角田俊司) 質疑なしと認めます。
本件は総務常任委員会に付託し、産業厚生常任委員会及び建設常任委員会との連合審査会といたします。
~~~~~~~~○~~~~~~~~
日程第9 議案第55号 平成22年度廿日
市市国民健康保険特別会計補正予算(第2
号)
日程第10 議案第56号 平成22年度廿
日市市老人保健特別会計補正予算(第1号)
日程第11 議案第57号 平成22年度廿
日市市介護保険特別会計補正予算(第1号)
176 ◯議長(角田俊司) 日程第9、議案第55号平成22年度廿日市市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)から日程第11、議案第57号平成22年度廿日市市介護保険特別会計補正予算(第1号)まで、以上3件を一括議題といたします。
直ちに提案理由の説明を求めます。
177 ◯福祉保健部長(松田秀樹) 議長。
178 ◯議長(角田俊司) 福祉保健部長。
179 ◯福祉保健部長(松田秀樹) 議案第55号から57号の3件を一括してご説明を申し上げます。
まず、議案第55号平成22年度廿日市市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)につきまして、提案理由と内容のご説明をいたします。
お手元の平成22年9月定例市議会補正予算の概要をごらんをいただきます。
国民健康保険特別会計補正予算(第2号)でございますけども、614万2,000円の追加補正をお願いをするものでございます。
(1)国保ヘルスアップ事業614万2,000円でございますけども、この事業は被保険者の健康の保持増進、生活の質の向上を目的に、生活習慣病の発生予防や重症化予防について、特定健診結果等を活用して、効果的な支援体制や保健指導プログラムの開発等を総合的に行います国のモデル事業でございます。この度、国から事業の内定を受けましたために、必要経費を計上させていただくものでございます。この事業は、助成期間が3年間で、各年度の助成限度額は600万円、補助率は10分の10でございます。
それでは、議案に入らせていただきます。
補正予算書の1ページをごらんをいただきます。
議案第55号平成22年度廿日市市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)。
平成22年度廿日市市の国民健康保険特別会計補正予算(第2号)は、次に定めるところによる。
歳入歳出予算の補正。
第1条、既定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ614万2,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ118億7,717万3,000円とする。
第2項、歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、「第1表歳入歳出予算補正」による。
平成22年9月14日提出、
廿日市市長眞野勝弘。
2ページをお願いします。
第1表歳入歳出予算補正。
歳入でございますが、2款国庫支出金から9款繰越金まで614万2,000円を追加し、歳入合計を118億7,717万3,000円とさせていただきます。
歳出でございますが、8款保健事業費に614万2,000円を追加し、歳出合計を118億7,717万3,000円とさせていただきます。
以上が国民健康保険特別会計の補正予算の内容でございます。
続いて、議案第56号平成22年度廿日市市老人保健特別会計補正予算(第1号)について、提案理由と内容のご説明を申し上げます。
先ほどの補正予算の概要の裏面、2ページ目、老人保健特別会計補正予算(第1号)でございますが、944万円の追加補正をお願いするものでございます。
(1)の老人医療費負担金等返還金944万円でございますが、国民健康保険団体連合会に求償事務を委任をいたしておりました第三者行為に係る損害賠償金が納付されましたために、老人保健で支払った医療費を減額し、国、県及び社会保険診療報酬支払基金に負担金等を返還するための補正をお願いするものでございます。
なお、この老人保健特別会計でございますが、平成20年度から後期高齢者医療制度に移行をいたしておりますため、平成19年度までの医療費に係る請求があった場合にも処理をしてまいりましたけれども、法令の設置義務期間が本年度末までとなっております。従いまして、本年度末をもってこの特別会計を廃止をし、過年度分の医療費請求が生じた場合におきましては、今後一般会計で処理をするということにいたしております。
それでは、議案に入らせていただきます。
補正予算書の1ページをお願いをいたします。
議案第56号平成22年度廿日市市老人保健特別会計補正予算(第1号)。
平成22年度廿日市市の老人保健特別会計補正予算(第1号)は、次に定めるところによる。
歳入歳出予算の補正。
第1条、既定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ944万円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ1,268万3,000円とする。
第2項、歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、「第1表歳入歳出予算補正」による。
平成22年9月14日提出、
廿日市市長眞野勝弘。
2ページをお願いをいたします。
第1表歳入歳出予算補正。
歳入でございますが、5款繰越金に944万円を追加し、歳入合計を1,268万3,000円とさせていただきます。
歳出でございますが、3款諸支出金に944万円を追加し、歳出合計を1,268万3,000円とさせていただきます。
以上が老人保健特別会計の補正予算の内容でございます。
続きまして、議案第57号平成22年度廿日市市介護保険特別会計補正予算(第1号)につきまして、提案理由と内容のご説明を申し上げます。
お手元の補正予算の概要、裏面でございますが、2ページ目の介護保険特別会計補正予算(第1号)でございますけれども、保険事業勘定に5,960万9,000円の追加補正をお願いするものでございます。
(1)の介護給付費負担金等返還金5,960万9,000円でございますが、これは平成21年度の介護給付費負担金及び地域支援事業交付金について、実績額が確定をいたしましたので、超過交付分を返還するものでございます。
それでは、議案に入らせていただきます。
補正予算書は1ページでございます。
議案第57号平成22年度廿日市市介護保険特別会計補正予算(第1号)。
平成22年度廿日市市の介護保険特別会計補正予算(第1号)は、次に定めるところによる。
歳入歳出予算の補正。
第1条、既定の保険事業勘定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ5,960万9,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ76億5,291万6,000円とする。
第2項、保険事業勘定の歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、「第1表歳入歳出予算補正」による。
平成22年9月14日提出、
廿日市市長眞野勝弘。
5ページをお願いをします。
第1表歳入歳出予算補正。
歳入でございますが、9款繰越金に5,960万9,000円を追加し、歳入合計を76億5,291万6,000円とさせていただきます。
6ページでございます。
歳出でございますが、5款諸支出金に5,960万9,000円を追加し、歳出合計を76億5,291万6,000円とさせていただきます。
以上で議案第55号、56号、57号の説明を終わります。ご審議のほどよろしくお願いをいたします。
180 ◯議長(角田俊司) 以上で提案理由の説明が終わりましたので、これより一括質疑に入ります。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
181 ◯議長(角田俊司) 質疑なしと認めます。
本3件は産業厚生常任委員会に一括付託いたします。
~~~~~~~~○~~~~~~~~
日程第12 議案第58号 過疎地域自立促
進計画を定めることについて
182 ◯議長(角田俊司) 日程第12、議案第58号
過疎地域自立促進計画を定めることについてを議題といたします。
直ちに提案理由の説明を求めます。
183 ◯分権政策部長(大島博之) 議長。
184 ◯議長(角田俊司) 分権政策部長。
185 ◯分権政策部長(大島博之) 議案第58号
過疎地域自立促進計画を定めることについて、提案理由及び内容のご説明を申し上げます。
議案説明書の7ページをごらんください。
1の提案の要旨でございます。
これまで本市では、過疎地域自立促進特別措置法第6条第1項に基づき、過疎地域の自立促進を図るため、吉和地域及び宮島地域を対象に、平成17年度から平成21年度を計画期間とした
過疎地域自立促進計画を定めていたところでございます。同法の一部が改正され、有効期限が平成27年度末まで延長されたことに伴い、引き続き吉和地域及び宮島地域に係る
過疎地域自立促進計画を定めることについて、市議会の議決を求めるものでございます。
2の
過疎地域自立促進計画の内容でございます。
(1)基本的な事項として、ア、地域の概況、イ、人口及び産業の推移と動向、ウ、行財政の状況、エ、地域の自立促進の基本方針及びオ、計画期間を定めております。
(2)自立促進施策として、ア、産業の振興に関する事項、イ、交通通信体系の整備、情報化及び地域間交流の促進に関する事項、ウ、生活環境の整備に関する事項など、計9項目の事項に関し、吉和地域及び宮島地域における現況と問題点を明らかにし、その対策及び計画をそれぞれ定めております。
8ページをお願いいたします。
3の根拠法令でございます。
過疎地域自立促進特別措置法第6条第1項の規定によるものでございます。
それでは、議案に入らせていただきます。
議案書の15ページでございます。
議案第58号
過疎地域自立促進計画を定めることについて。
過疎地域自立促進計画を別紙のとおり定めることについて、過疎地域自立促進特別措置法第6条第1項の規定により、市議会の議決を求める。
平成22年9月14日提出、
廿日市市長眞野勝弘。
議案の内容につきましては、別冊の
過疎地域自立促進計画をごらんください。
要点を絞ってご説明を申し上げます。
それでは、10ページをごらんください。
(4)の地域の自立促進の基本方針でございます。
まず、アの自立促進の基本的方向でございます。
平成20年度合併後はじめてのまちづくりの指針として、第5次廿日市市総合計画を策定しました。この第5次廿日市市総合計画に基づき、地域の実情に応じた施策を展開し、過疎地域の自立を促進することとしております。
次に、イの主要施策でございます。
第5次廿日市市総合計画に基づき、(ア)健やかな暮らしを支え、安全で快適に暮らせるはつかいちと、(イ)新たな魅力と活力を創出し、交流するはつかいちの二つを掲げ、地域の自立促進を図ることとしております。
次に、11ページでございます。
ウの地域別の方針でございます。
(ア)吉和地域、(イ)宮島地域、それぞれの地域の魅力ある資源を活用することとしております。
(5)の計画期間でございますが、平成22年度から平成27年度までの6か年間としております。
なお、計画期間中における全体の個別事業数は60事業で、概算事業費総額は約97億円となっております。
12ページから38ページまでの計画の内容につきましては、自立促進施策として項目ごとに現況と問題点、その対策及び計画を掲げております。
最後に、39ページ、40ページでございます。
各項目に定めた計画のうち、過疎地域自立促進特別事業分、いわゆるソフト事業分を再掲をいたしております。この度の過疎地域自立促進特別措置法の改正により、新たに地域医療の確保、住民に身近な生活交通の確保、集落の維持及び活性化などの住民の安全・安心な暮らしの確保を図るためのソフト事業へ過疎対策事業債の活用が可能となりました。
以上、簡単ではございますが、説明を終わらせていただきます。ご審議のほどよろしくお願いいたします。
186 ◯議長(角田俊司) 以上で提案理由の説明が終わりましたので、これより質疑に入ります。
187 ◯21番(岡本敏博) 議長。
188 ◯議長(角田俊司) はい、21番岡本敏博議員。
189 ◯21番(岡本敏博) この21年度に過疎地域の実態調査、把握かいね、とあわせて辺地の調査も行われております。過疎地域の自立促進のための現況と問題点を今回明らかにされて、こういう計画を立てられているわけですが、辺地について、現況であり課題、問題点、そういうものも明らかにしながら、新しい辺地計画の策定、見直し等についてはどのように考えておられるのかをお尋ねをしたいと思います。
190 ◯分権政策部長(大島博之) 議長。
191 ◯議長(角田俊司) はい、分権政策部長。
192 ◯分権政策部長(大島博之) これにつきましては、過疎地域と同様な地域環境のところにおきましても、昨年こういったアンケートを行なっておりますので、それらを踏まえて適切な施策の推進を図っていきたいと思っております。ただ、辺地計画の見直しについては、辺地対策事業債というのがハード中心でございますので、その辺りは必要に応じてですね、変更が必要な場合にはお願いをしたいというふうに考えております。
193 ◯21番(岡本敏博) 議長。
194 ◯議長(角田俊司) はい、21番岡本敏博議員。
195 ◯21番(岡本敏博) 実態として今ある宮島と吉和の過疎地域よりも、辺地、本当に限界集落と言われるようにですね、本当にありとあらゆる面で行き詰まっているようなところがありますよね。このプランを見ますと、辺地にも当てはまるような、例えば防犯灯をLED化するであるとか、直接支払制度の導入であるとかですね、集落支援員とか、地域おこし協力隊とか、そういうものを計画されておりますが、こういうものこそですね、辺地の方にもですね、是非取り入れてもらいたいというような、ソフト面はないのかもしれませんけども、ハード中心と言われたんで。一つは、いつごろ21年度の実態把握を踏まえて新しい辺地計画の見直しをされるのか、その時期についてですね、どういうふうに考えておられるのか、お尋ねしたいと思います。
196 ◯議長(角田俊司) 岡本議員、これは過疎地域の自立促進ですから、辺地ではございません。もし分かるとこがあったらよろしくお願いします。
197 ◯分権政策部長(大島博之) 議長。
198 ◯議長(角田俊司) はい、分権政策部長。
199 ◯分権政策部長(大島博之) 先ほど申し上げましたように、同じような施策を図っていきたいということでございまして、必要な場合には財源というようなものも必要にもなってまいりますので、予算編成の過程でありますとか、そういった中でですね、どういった事業をやっていくか、優先していくか、過疎地域で行なった事業については、一緒にやればですね、効果的な、効果的といいますか、効率的な部分もあろうかと思いますので、そういった意味で実施を行なっていきたいというふうに考えております。
200 ◯議長(角田俊司) はい、ほかにございますか。
201 ◯7番(井上佐智子) はい。
202 ◯議長(角田俊司) はい、7番井上佐智子議員。
203 ◯7番(井上佐智子) 2点お聞きします。
計画のことなんですが、計画のとこ金額が入ってないのと、それから事業主体が廿日市と書いておりますが、宮島と吉和地域ということで、具体的にこれ書かなくてもよかったのかということを1点。
それともう一点はですね、今回の
過疎地域自立促進計画については、国の方針で、今まではハード部門だけだったんですが、ソフト部門が入るようになりまして、この部分で廿日市市がこの計画に入れているソフト事業の部分でこれはという特色があれば、それをお答えください。
204 ◯分権政策部長(大島博之) はい、議長。
205 ◯議長(角田俊司) はい、分権政策部長。
206 ◯分権政策部長(大島博之) はじめに、金額の話がございましたが、金額についてはですね、この過疎自立促進計画のこの計画書の中に入れる必要はございません。それは先ほどちょっと60事業、97億円ということで概算で申し上げましたが、あくまで概算事業としてですね、県の方とも調整を若干しておるというような状況で、この計画の中に入れる必要はございません。
それと、特徴という、特にソフト事業の特徴ということですが、先ほど提案のときにご説明をさせていただきましたが、一番最後の39ページ、40ページでですね、ありましてですね、特に昨年度のアンケート調査辺りでは、生活交通の確保であるとかですね、それから観光振興事業辺りもございましたので、最後のページを一番ソフトのまとめというか、になっておりますので、そういったところが主な特徴かと思います。
207 ◯7番(井上佐智子) 議長。
208 ◯議長(角田俊司) はい、7番井上佐智子議員。
209 ◯7番(井上佐智子) 概算を書くということだったのですが、じゃ実際に、ちょっと声が聞こえなかったんですが、60事業の97億円でしたよね。どこで今から6年間についてですね、どのようなやり方でやっていくのか、これ多岐にわたっておりますので、プロジェクトチームを作っていくのか、それとも各課、各担当で総合計画とあわせながらやっていくのか、その手法について考えがあるならちょっと教えてください。
210 ◯分権政策部長(大島博之) 議長。
211 ◯議長(角田俊司) はい、分権政策部長。
212 ◯分権政策部長(大島博之) これにつきましては、最初に申し上げましたが、5総辺りとの整合をとってやってるという中ではですね、第5次総合計画の中で予算編成もあわせて進めていくということです。
それと、先ほど申し上げましたちょっと97億円というような数字、全体でですね、概算、全く概算ですけど、これについてはですね、水族館も入っております。ただ、水族館は既に合併特例債という形でやるというふうなことになっておりますので、実質的には約その半分程度の数字ということになっておりまして、事業費についてはこれまでもある程度概算でですね、前回の17年度から21年のときも概算で出しておりましたけども、実際に概算よりも少ない金額、それは予算の精査でありますとか、事業の精査によってですね、下がっていくというふうなことで、特に金額としては先ほど申し上げましたが、この計画の中には入れる必要はないということでございます。
213 ◯7番(井上佐智子) 議長。
214 ◯議長(角田俊司) はい、7番井上佐智子議員。
215 ◯7番(井上佐智子) 心配しておりますのは、6年間にわたりますので、本当計画的にですね、これがやっていけるかどうかということをお聞きするために、概算ではあるけれども、年次計画も含めてやってるのかということを聞いてるんですが、事業執行をきちんとやっていただきたいためにこのような質問をしておりますが、繰り返しになりますが、概算といってもある程度の年度分のものはやってるんですか。
216 ◯分権政策部長(大島博之) はい。
217 ◯議長(角田俊司) はい、分権政策部長。
218 ◯分権政策部長(大島博之) これは一度にはできませんので、県等辺りと調整するときには、そういった年次は大まかに定めて、協議といいますか、そういったことは行なっております。実際にですね、その事業がすべてできるのかということでございますが、一つには財源的な、国全体の財源的な問題もございます。それと、事業をやっていく上でですね、ある意味、この過疎計画については、こういう計画に載せないとですね、財源の確保ができない、もらえないということもございますので、その全体の財源の手当てがどうなるかによってもですね、少し事業については、そのときそのときで予算編成などを通じてですね、その事業をどの年度にやっていくかというのを再度精査していくことになろうかと思います。
219 ◯議長(角田俊司) はい、これをもって質疑を終結いたします。
本件は総務常任委員会に付託いたします。
~~~~~~~~○~~~~~~~~
日程第13 議案第59号 公の施設の指定
管理者の指定について(廿日市市宮浜温泉グ
ラウンド・ゴルフ場)
220 ◯議長(角田俊司) 日程第13、議案第59号公の施設の指定管理者の指定についてを議題といたします。
直ちに提案理由の説明を求めます。
221
◯環境産業部長(田中敏治) 議長。
222 ◯議長(角田俊司) 環境産業部長。
223
◯環境産業部長(田中敏治) 議案第59号公の施設の指定管理者の指定について、提案理由及び内容をご説明申し上げます。
議案説明書の9ページをお開きください。
1の提案の要旨でございます。
廿日市市宮浜温泉グラウンド・ゴルフ場を平成22年10月1日をもって設置することに伴い、当該施設の指定管理者を新たに指定しようとするものでございます。
廿日市市宮浜温泉グラウンド・ゴルフ場の指定管理者につきましては、施設の目的や業務の性質、効果的、効率的な運用の可能性などを考慮した結果、非公募とすることとし、宮浜温泉旅館組合から申請を受けました。指定管理者の指定の申請を受けました。去る8月5日に開催された廿日市市指定管理者選定委員会におきまして審査が行われ、同日付けで選定委員会委員長から、宮浜温泉旅館組合を指定管理者とすることについて適当との報告を受けております。
次に、2の指定の内容でございます。
(1)の公の施設の名称は、廿日市市宮浜温泉グラウンド・ゴルフ場でございます。
(2)の指定管理者となる団体の名称でございますが、廿日市市宮浜温泉二丁目5番4号、宮浜温泉旅館組合組合長檜谷博敏でございます。
(3)の指定期間は、平成22年10月1日から平成26年3月31日までの3年6か月の期間でございます。
3の根拠法令でございますが、地方自治法第244条の2第6項でございます。
それでは、議案に入らせていただきます。
議案の17ページをお開きください。
議案第59号公の施設の指定管理者の指定について。
廿日市市宮浜温泉グラウンド・ゴルフ場設置及び管理条例第11条の規定により、次のとおり廿日市市宮浜温泉グラウンド・ゴルフ場の指定管理者を指定することについて、市議会の議決を求める。
平成22年9月14日提出、
廿日市市長眞野勝弘。
なお、議案の内容につきましては、議案説明書でご説明申し上げましたので、朗読は省略させていただきます。
以上で議案第59号の提案理由及び内容の説明を終わります。ご審議のほどよろしくお願いいたします。
224 ◯議長(角田俊司) 以上で提案理由の説明が終わりましたので、これより質疑に入ります。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
225 ◯議長(角田俊司) 質疑なしと認めます。
本件は産業厚生常任委員会に付託いたします。
~~~~~~~~○~~~~~~~~
日程第14 議案第60号 市道路線の認定
について
226 ◯議長(角田俊司) 日程第14、議案第60号市道路線の認定についてを議題といたします。
直ちに提案理由の説明を求めます。
227 ◯建設部長(原田忠明) 議長。
228 ◯議長(角田俊司) 建設部長。
229 ◯建設部長(原田忠明) 議案第60号市道路線の認定について、提案理由及び内容のご説明を申し上げます。
議案説明書の11ページをお開きください。
1の提案の要旨でございます。
市道路線の認定は、市道として事業計画のある新設道路を市道路線に認定するものでございます。認定する路線でございますが、番号1294、路線名、下平良2-1号線でございます。
認定の理由及び認定路線の所在でございますが、11ページの次のページの認定路線図をごらんください。
下平良2-1号線は、シビックコア地区整備区域を構成する下平良二丁目地区において計画している道路で、廿日市市役所前の市道榎ノ窪1号線と、図面下、市道昭南1号線を埋立地内を経て結ぶもので、延長は348メートルで、幅員はおおむね16メートルを計画いたしております。
2の根拠法令でございますが、道路法第8条第2項でございます。
今回の議決をいただきますと、新規認定路線の延長は348メートルでございまして、認定路線の総延長は約582キロメートルとなります。
それでは、議案に入らせていただきます。
議案書の19ページをお開きください。
議案第60号市道路線の認定について。
道路法第8条第2項の規定により、次のとおり市道の路線を認定することについて、市議会の議決を求める。
平成22年9月14日提出、
廿日市市長眞野勝弘。
市道路線の認定。
番号1294、路線名、下平良2-1号線、起点、廿日市市下平良二丁目1317番7地先、終点、廿日市市下平良二丁目1317番17地先。
以上で議案第60号の提案理由並びに内容の説明を終わらせていただきます。ご審議のほどよろしくお願いいたします。
230 ◯議長(角田俊司) 以上で提案理由の説明が終わりましたので、これより質疑に入ります。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
231 ◯議長(角田俊司) 質疑なしと認めます。
本件は建設常任委員会に付託いたします。
以上で本日の日程は全部終了いたしました。
本日はこれにて散会いたします。
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散会 午後1時44分
以上のとおり会議の経過を記載して、その相違ないことを証するた
め、ここに署名する。
廿日市市議会議長 角 田 俊 司
廿日市市議会議員 田 中 憲 次
廿日市市議会議員 山 田 武 豊
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