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  1. 廿日市市議会 2009-12-08
    平成21年第4回定例会(第1日目) 本文 開催日:2009年12月08日


    取得元: 廿日市市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-09-24
    ▼最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1   ~~~~~~~~○~~~~~~~~     開会 午前9時30分 ◯議長(角田俊司) 皆さんおはようございます。  ただいま出席議員が30名であります。定足数に達しておりますので、これより平成21年第7回廿日市市議会(第4回定例会)を開会いたします。  直ちに本日の会議を開きます。  定例会招集に当たり、市長からあいさつがあります。 2 ◯市長(眞野勝弘) 議長。 3 ◯議長(角田俊司) 市長。 4 ◯市長(眞野勝弘) 皆さんおはようございます。  平成21年第7回廿日市市議会の開会に当たりまして、ごあいさつを申し上げます。  議員の皆様がたには公私とも大変ご多忙の中、ご参集を賜りまして誠にありがとうございます。  さて、12月1日、県市町行政懇談会が開催され、湯崎新知事とお会いいたしました。湯崎新知事から、県と市町は対等なパートナーシップであり、新しい県づくりのため協力をお願いしたいとごあいさつがございました。今後、市政推進のため、緊密な協力関係を築いてまいりたいと考えております。  次に、新宮島水族館整備事業でございますが、10月から既存建物の解体に着手し、現在ほぼ解体が完了しております。来年1月9日に起工式を行い、平成23年8月1日のオープンを目指して、新たな水族館の建設に着手をいたします。  なお、11月9日、有識者から成る運営検討委員会を設置し、入館料、開館時間、運営方式など運営に関する各種の内容について検討しているとこでございます。  次に、定額給付金及び子育て応援特別手当の申請、給付状況でございますが、本市では申請を4月13日から10月13日まで受け付け、定額給付金は約4万7,000世帯に約17億8,400万円、子育て応援特別手当は約1,500世帯に約5,600万円を給付いたしました。給付率は、定額給付金は約99%、子育て応援特別手当は100%となり、市民の皆様に広く給付できたものと考えております。  次に、一部土地に係る平成21年度固定資産税及び都市計画税の課税誤りについての対応でございますが、11月中に全対象者におわびの文書を添えて修正通知書等をお届けいたしました。特に、税額が増額となるかたがたには、遠方の法人等を除き、戸別に訪問させていただき、おわびと説明を行いました。今回の課税誤りについて、市民、納税者の皆様に改めておわびをするとともに、再発防止に努めてまいります。  次に、新型インフルエンザへの対応でございますが、1歳から小学3年生までを対象に集団接種を佐伯地区医師会と計画してまいりましたが、ワクチンの配布量が大幅に減少したことから、実施が難しい状況となっています。今後ワクチン供給量の状況を見ながら実施を再検討したいと考えております。  さて、本日の市議会に提案いたしております案件は、平成21年度一般会計などの補正予算案が4件、市道路線の認定及び廃止についてなどのその他の案件が3件と人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについての諮問が1件、以上合わせて8件でございます。議案の内容につきましては、後ほど詳しく説明させていただきますが、何とぞよろしくご審議いただきまして、速やかに議決をいただきますようお願いを申し上げます。  以上、開会に当たりましてのごあいさつとさせていただきます。どうぞよろしくお願いをいたします。 5 ◯議長(角田俊司) ここで報道関係者から、写真、ビデオの撮影の申出がありますので、廿日市市議会傍聴規則第11条の規定により、これを許可いたします。
     本日の議事日程は、あらかじめお手元に配付したとおり行いますので、ご了承願います。  日程に入るに先立ち、諸般の報告をいたします。  廿日市市監査委員から、平成21年10月分の例月出納検査の報告書が提出されております。その報告書は事務局に保管しておりますので、適時閲覧されますよう報告いたします。   ~~~~~~~~○~~~~~~~~   日程第1 会議録署名議員の指名 6 ◯議長(角田俊司) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。  会議規則第81条の規定により、本日の会議録署名議員は、議長において第27番植木京子議員、第28番小泉敏信議員の2名を指名いたします。   ~~~~~~~~○~~~~~~~~   日程第2 会期の決定 7 ◯議長(角田俊司) 日程第2、会期の決定の件を議題といたします。  お諮りいたします。  本定例会の会期は、本日から12月22日までの15日間といたしたいと思います。これにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 8 ◯議長(角田俊司) ご異議なしと認めます。よって、会期は15日間と決しました。   ~~~~~~~~○~~~~~~~~   日程第3 議案第81号 廿日市市教育委員   会委員の任命の同意について 9 ◯議長(角田俊司) 日程第3、議案第81号廿日市市教育委員会委員の任命の同意についてを議題といたします。  直ちに提案理由の説明を求めます。 10 ◯市長(眞野勝弘) 議長。 11 ◯議長(角田俊司) 市長。 12 ◯市長(眞野勝弘) それでは、議案第81号廿日市市教育委員会委員の任命の同意について、提案理由及び内容のご説明を申し上げます。  議案説明書5ページをお開きください。  1の提案の要旨でございます。  教育委員会委員の定数は6名でございますが、そのうち小笠原洋子氏の任期が平成21年12月24日をもって満了いたしますので、その後任委員の任命につきまして市議会の同意を求めるものでございます。  後任委員として任命しようとする者は中尾好美氏でございます。中尾好美氏は昭和36年3月12日生まれの48歳で、廿日市市天神2番14号にお住まいでございます。  略歴を申し上げますと、昭和56年、全日空に客室乗務員として入社され、昭和63年、ヴァージンアトランティック航空英客室乗務員としてロンドン在住を経て、平成2年、日本ビジネススクールトライデントカレッジIWAD専門学校エアライン科において、客室乗務員養成の英語や教養、社交儀礼などの講師として教べんをとられ、平成6年、広島商業高校国際教養と英会話講師、平成14年、マツダ株式会社英語講師アーベインランゲッジインスティテュート通訳科英語通訳養成講師を務められました。現在は接遇マナー研修講師の傍ら、通訳士、通訳ガイドの国家資格をいかして、広島の通訳ガイド協会会員として、通訳や講師などの活動をされています。また、中学生、高校生のお子さんをお持ちでございます。  根拠法令でございますが、地方教育行政の組織及び運営に関する法律第4条でございます。  それでは、議案に入らせていただきます。  議案の5ページをお開きください。  議案第81号廿日市市教育委員会委員の任命の同意について。  地方教育行政の組織及び運営に関する法律第4条第1項の規定により、次の者を廿日市市教育委員会の委員に任命することについて、市議会の同意を求める。  平成21年12月8日提出、廿日市市長眞野勝弘。  氏名、中尾好美。  住所、廿日市市天神2番14号。  以上で議案第81号の提案理由及び内容の説明を終わります。よろしくご審議のほどお願い申し上げます。 13 ◯議長(角田俊司) 以上で提案理由の説明が終わりましたので、これより質疑に入ります。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 14 ◯議長(角田俊司) 質疑なしと認めます。  お諮りいたします。  本件は会議規則第37条第2項の規定により、委員会の付託を省略いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 15 ◯議長(角田俊司) ご異議なしと認めます。よって、本件は委員会の付託を省略することに決しました。  お諮りいたします。  本件は人事案件につき、討論を省略いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 16 ◯議長(角田俊司) ご異議なしと認めます。よって、討論を省略して、本件の採決をいたします。  議案第81号廿日市市教育委員会委員の任命の同意については、これに同意することにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 17 ◯議長(角田俊司) ご異議なしと認めます。よって、本件についてはこれに同意することに決しました。   ~~~~~~~~○~~~~~~~~   日程第4 諮問第2号 人権擁護委員の推薦   につき意見を求めることについて 18 ◯議長(角田俊司) 日程第4、諮問第2号人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについてを議題といたします。  直ちに提案理由の説明を求めます。 19 ◯市長(眞野勝弘) 議長。 20 ◯議長(角田俊司) 市長。 21 ◯市長(眞野勝弘) 諮問第2号人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについて、提案理由並びに内容の説明を申し上げます。  議案説明書7ページをお開きください。  本市から選出されております17名の人権擁護委員のうち、平成22年3月31日をもちまして、井上太三郎委員前田幸子委員及び佐々木道子委員の任期が満了となるため、後任の選定につき広島法務局から推薦の依頼がございました。  後任委員として、井上太三郎氏及び前田幸子氏、佐々木道子氏を引き続き再任し、新しく推薦いたしたく、人権擁護委員会法第6条第3項の規定により議会の意見を求めるものでございます。  井上太三郎氏は昭和12年1月6日生まれで、現在72歳でございます。同氏は平成10年に旧大野町の人権擁護委員に委嘱され、合併後の現在も本市の人権擁護委員として人権意識の普及高揚に向け精力的に活動されております。特に、永年勤務された警察官として経験をいかし、少年の非行問題や子どもの人権問題について積極的に取り組んでおられます。今回5期目でございます。  前田幸子氏は昭和27年4月18日生まれで、現在57歳でございます。同氏は永年地域活動に精力的に取り組まれ、現在は廿日市市女性連合会会長として活躍しておられます。また、本市の人権推進委員会委員国民保護協議会委員を歴任され、広報人権問題シリーズ編集委員としても活動されており、特に女性に関する人権問題に高い見識をお持ちでございます。今回2期目でございます。  佐々木道子氏は昭和21年8月22日生まれで、現在63歳でございます。同氏は旧宮島町に採用され、住民課長、教育委員会次長等を歴任、退職後の現在も嘱託として廿日市市宮島公民館長として勤務されています。職務上、様々な人権問題にかかわりを持たれ、市民の人権意識の高揚に向け積極的に活動をされておられます。今回2期目でございます。  以上のことから、3氏とも地域住民からの信望も厚く、人権の擁護に深い理解と強い熱意をお持ちのかたで、適任者と考え、ここに推薦について市議会の意見を求めるものでございます。  根拠法令は、人権擁護委員法第6条第3項でございます。  それでは、議案に入らせていただきます。  議案7ページでございます。  諮問第2号人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについて。  人権擁護委員法第6条第3項の規定により、次の者を人権擁護委員に推薦することについて、市議会の意見を求める。  平成21年12月8日提出、廿日市市長眞野勝弘。  氏名、井上太三郎。  住所、廿日市市宮島口上二丁目15番5号。  氏名、前田幸子。  住所、廿日市市峠1218番地5。  氏名、佐々木道子。  住所、廿日市市宮島町509番地1。  以上でございます。ご審議のほどよろしくお願い申し上げます。 22 ◯議長(角田俊司) 以上で提案理由の説明が終わりましたので、これより質疑に入ります。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 23 ◯議長(角田俊司) 質疑なしと認めます。  お諮りいたします。  本件は会議規則第37条第2項の規定により、委員会の付託を省略いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 24 ◯議長(角田俊司) ご異議なしと認めます。よって、本件は委員会の付託を省略することに決しました。  お諮りいたします。  本件は人事案件につき、討論を省略いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 25 ◯議長(角田俊司) ご異議なしと認めます。よって、討論を省略して、本件の採決をいたします。  諮問第2号人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについては、これに同意することにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 26 ◯議長(角田俊司) ご異議なしと認めます。よって、本件については、これに同意することに決しました。   ~~~~~~~~○~~~~~~~~   日程第5 議案第75号 平成21年度廿日   市市一般会計補正予算(第5号) 27 ◯議長(角田俊司) 日程第5、議案第75号平成21年度廿日市市一般会計補正予算(第5号)を議題といたします。  直ちに提案理由の説明を求めます。 28 ◯分権政策部長(中 逸雄) 議長。 29 ◯議長(角田俊司) 分権政策部長。 30 ◯分権政策部長(中 逸雄) 議案第75号平成21年度廿日市市一般会計補正予算(第5号)について、提案理由及び内容のご説明を申し上げます。
     平成21年12月定例市議会補正予算の概要をごらんください。  1ページの一般会計でございますが、2,565万9,000円の追加補正をお願いするものでございます。  (1)の職員給与費等2,393万8,000円でございます。これは年度内の人事異動に伴う調整、それと11月の臨時議会で議決されました職員の給与に関する条例などの改正に伴う調整及び共済組合の負担率の変更による共済組合負担金の追加などでございます。  (2)の地域介護・福祉空間整備事業1,654万円でございますが、これは国の地域介護・福祉空間整備等施設整備交付金の対象事業のうち、小規模多機能型居宅介護事業所の建設に係る補助金が、広島県の介護緊急整備等特例基金による事業に変更となり、補助額が追加になったこと、それと小規模福祉施設へのスプリンクラー整備について補助内示があったことにより追加補正をお願いするものでございます。  (3)の母子福祉等事業576万5,000円でございますが、これは母子家庭の母親が看護師などの経済的な自立に効果的な資格を取得することを支援する高等技能訓練促進費について、支給対象期間を就業期間の全期間に拡大するとともに、国の1次補正によって支給額が引き上げられたことから、追加補正をお願いをするものでございます。  (4)保育園管理運営事業210万円でございます。広島県の緊急感染症対策補助金を活用して、保育園内での乳児への新型インフルエンザウイルス感染防止を図るため、殺菌用手洗い機器加湿空気清浄機を全保育園に配置するためのものでございます。  (5)保育園整備事業171万9,000円でございますが、待機児童の解消に向け、来年4月からのゼロ歳児の受入れ定員枠を拡充するため、梅原保育園の余裕保育室を活用し、乳児室用への改修などを行うものでございます。  (6)の子育て応援特別手当交付金支給事業1億1,653万9,000円の減額でございます。国の1次補正予算により6月に補正をお願いしました平成21年度の子育て応援特別手当交付金の執行が停止されたことにより、1万6,000円の執行済みの経費を除き、すべて減額するものでございます。  (7)生活保護扶助事業232万9,000円でございます。生活保護費のうち、ことし3月末で廃止されました生活扶助の母子加算が12月1日から復活されたことにより、その増額分を追加するものでございます。  (8)予防接種事業3,805万円でございます。国が平成21年10月31日に制定しました新型インフルエンザワクチンの接種に関する事業実施要綱に基づき、生活保護世帯及び市民税非課税世帯妊婦等優先接種対象者について、予防接種に係る負担の軽減措置を実施するものでございます。  (9)小学校リニューアル事業3,400万円でございますが、地御前小学校プール建設工事に伴いまして、その建設場所に埋蔵が見込まれます地御前南町遺跡の発掘調査に着手するものでございます。スケジュールとしましては、来年3月まで現場調査を行い、その後、出土資料を整理をし報告書をまとめることとしておりますので、債務負担行為1,100万円の設定をあわせて提案をさせていただいております。  そのほか特別会計における職員給与費の追加に伴う財源として、介護保険特別会計国民健康保険特別会計公共下水道事業特別会計への繰出金でございます。  それでは、議案に入らせていただきます。  平成21年度廿日市市一般会計補正予算(第5号)の1ページでございます。  議案第75号平成21年度廿日市市一般会計補正予算(第5号)。  平成21年度廿日市市の一般会計補正予算(第5号)は、次に定めるところによる。  歳入歳出予算の補正。  第1条、既定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ2,565万9,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ423億6,764万2,000円とする。  第2項、歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、「第1表歳入歳出予算補正」による。  繰越明許費。  第2条、地方自治法第213条第1項の規定により、翌年度に繰り越して使用することができる経費は、「第2表繰越明許費」による。  債務負担行為の補正。  第3条、既定の債務負担行為の追加は、「第3表債務負担行為補正」による。  地方債の補正。  第4条、既定の地方債の変更は、「第4表地方債補正」による。  平成21年12月8日提出、廿日市市長眞野勝弘。  3ページでございます。  第1表歳入歳出予算補正。  歳入でございます。  14款国庫支出金から21款市債まで、補正額2,565万9,000円を追加し、歳入合計を423億6,764万2,000円とするものでございます。  次に、4ページでございます。  歳入でございますが、1款議会費から5ページ、9款教育費まで、補正額2,565万9,000円を追加し、歳出合計を423億6,764万2,000円とするものでございます。  6ページでございます。  第2表繰越明許費でございます。  7款土木費、2項道路橋りょう費歩道整備事業2,100万円の繰越しでございます。これはJR阿品駅駅前広場について、エレベーターからバスやタクシー乗降所までの上屋設置など、バリアフリー工事を施工するに当たって、JRをはじめとする関係機関との協議に時間を要したため、工事請負費を繰り越すものでございます。完了は8月末の予定でございます。  次に、8ページでございます。  第3表債務負担行為補正。  1の追加でございます。  地御前南町遺跡発掘調査業務委託料、期間、平成22年度、限度額、1,100万円でございます。これは補正の概要で説明しましたとおり、地御前小学校プール建設予定地発掘調査業務のうち、平成22年度に実施予定の発掘品の調査の取りまとめに要する経費分でございます。  10ページでございます。  第4表地方債補正。  1の変更でございます。  小学校リニューアル事業、補正前限度額2億1,470万円を補正後限度額2億4,700万円とし、3,230万円増額するもので、地御前南町遺跡発掘調査業務委託料の補正財源として追加するものでございます。  以上で説明を終わります。ご審議のほどよろしくお願いをいたします。 31 ◯議長(角田俊司) 以上で提案理由の説明が終わりましたので、これより質疑に入ります。  質疑ありますか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 32 ◯議長(角田俊司) 質疑なしと認めます。  本件は総務常任委員会に付託し、産業厚生常任委員会及び建設常任委員会との連合審査会といたします。   ~~~~~~~~○~~~~~~~~   日程第6 議案第76号 平成21年度廿日   市市国民健康保険特別会計補正予算(第2   号)   日程第7 議案第77号 平成21年度廿日   市市介護保険特別会計補正予算(第2号) 33 ◯議長(角田俊司) 日程第6、議案第76号平成21年度廿日市市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)及び日程第7、議案第77号平成21年度廿日市市介護保険特別会計補正予算(第2号)の2件を一括議題といたします。  直ちに提案理由の説明を求めます。 34 ◯福祉保健部長(松田秀樹) 議長。 35 ◯議長(角田俊司) 福祉保健部長。 36 ◯福祉保健部長(松田秀樹) 議案第76号からご説明をいたします。  議案第76号平成21年度廿日市市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)について、提案理由と内容のご説明をいたします。  お手元の平成21年12月定例市議会補正予算の概要の2ページをごらんいただきます。  国民健康保険特別会計補正予算(第2号)でございますけども、914万3,000円の追加補正をお願いするものでございます。  (1)の職員給与費209万円でございます。これは年度当初の人事異動に伴う調整、11月臨時議会での給与改定に伴う調整及び共済組合の負担率の変更による共済組合負担金の追加によるものでございます。  (2)の趣旨普及事業183万7,000円でございます。これは今年度本市が広島県から準指定市町村の指定を受けて策定いたしました安定化計画に、医療費適正化の取り組みの一つとして上げたジェネリック医薬品使用促進策の一環として、国保加入世帯に医療機関窓口での提示をするためのジェネリック医薬品希望カードを配布するための経費を追加するものでございます。  (3)の一般被保険者国保税過誤納還付金及び還付加算金132万円でございます。これは国保加入者の資格異動や国保税の所得割算定の基準となる所得金額に減額更正が発生したことによる一般被保険者分国保税の過誤納還付金が不足するため、所要額を追加するものでございます。  (4)の特定健康診査等負担金返還金389万6,000円でございます。これは平成20年度の特定健康診査及び特定保健指導に係る事業費が確定したことにより、昨年度この事業の財源の一部として、国及び県から概算交付された負担金のうち、所要額以上の交付となった超過部分を精算し、返還させていただくものでございます。返還額は、国、県ともに同額の194万8,000円で、合計389万6,000円計上するものでございます。  それでは、議案に入らせていただきます。  補正予算書の1ページをお願いをいたします。  議案第76号平成21年度廿日市市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)。  平成21年度廿日市市の国民健康保険特別会計補正予算(第2号)は、次に定めるところによる。  歳入歳出予算の補正。  第1条、既定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ914万3,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ118億8,937万1,000円とする。  第2項、歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、「第1表歳入歳出予算補正」による。  平成21年12月8日提出、廿日市市長眞野勝弘。  2ページをお願いをいたします。  第1表歳入歳出予算補正。  歳入でございますけど、2款国庫支出金から8款繰入金まで914万3,000円を追加し、歳入合計を118億8,937万1,000円とさせていただくものでございます。  歳出でございますが、1款総務費から11款諸支出金に914万3,000円を追加し、歳出合計を118億8,937万1,000円とさせていただくものでございます。  以上で説明を終わります。  続きまして、議案第77号平成21年度廿日市市介護保険特別会計補正予算(第2号)につきまして、提案理由及び内容のご説明を申し上げます。  平成21年12月定例市議会補正予算の概要の2ページをごらんをいただきます。  介護保険特別会計(保険事業勘定)でございますが、452万3,000円の追加補正をお願いするものでございます。  (1)の職員給与費452万3,000円でございます。これは年度当初の人事異動に伴う調整、11月の臨時議会で議決された職員の給与に関する条例等の改正に伴う給与の調整及び共済組合の負担率の変更による共済組合負担金の追加でございます。  それでは、議案に入らせていただきます。  補正予算書の1ページをお願いをいたします。  議案第77号平成21年度廿日市市介護保険特別会計補正予算(第2号)。  平成21年度廿日市市の介護保険特別会計補正予算(第2号)は、次に定めるところによる。  歳入歳出予算の補正。  第1条、既定の保険事業勘定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ452万3,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ71億9,166万4,000円とする。  第2項、保険事業勘定の歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、「第1表歳入歳出予算補正」による。  平成21年12月8日提出、廿日市市長眞野勝弘。  5ページをお願いをいたします。  第1表歳入歳出予算補正。  歳入でございます。  第8款繰入金に452万3,000円を追加し、歳入合計を71億9,166万4,000円とするものでございます。  6ページでございます。  歳出でございますが、1款総務費に452万3,000円を追加し、歳出合計を71億9,166万4,000円とするものでございます。  以上で説明を終わります。ご審議のほどよろしくお願いいたします。 37 ◯議長(角田俊司) 以上で提案理由の説明が終わりましたので、これより一括質疑に入ります。
        〔「なし」と呼ぶ者あり〕 38 ◯議長(角田俊司) 質疑なしと認めます。  本2件は産業厚生常任委員会に一括付託いたします。   ~~~~~~~~○~~~~~~~~   日程第8 議案第78号 平成21年度廿日   市市公共下水道事業特別会計補正予算(第2   号) 39 ◯議長(角田俊司) 日程第8、議案第78号平成21年度廿日市市公共下水道事業特別会計補正予算(第2号)を議題といたします。  直ちに提案理由の説明を求めます。 40 ◯建設部長(原田忠明) 議長。 41 ◯議長(角田俊司) 建設部長。 42 ◯建設部長(原田忠明) 議案第78号平成21年度廿日市市公共下水道事業特別会計補正予算(第2号)の提案理由及び内容についてご説明申し上げます。  平成21年度12月定例市議会補正予算の概要の裏面をごらんください。  裏のページ、3番目、平成21年度公共下水道事業特別会計補正予算(第2号)でございますが、内容は職員給与費の追加でございます。  補正の主な理由でございますが、人事異動及び11月の臨時議会で議決された職員の給与に関する条例等の改正に伴う給与の調整並びに共済組合の負担率の変更により共済組合負担金に不足が生じたため、職員給与費1,114万4,000円の追加補正をお願いするものでございます。  それでは、議案に入らせていただきます。  お手元の廿日市市公共下水道事業特別会計補正予算(第2号)の1ページをお開きください。  議案第78号平成21年度廿日市市公共下水道事業特別会計補正予算(第2号)。  平成21年度廿日市市の公共下水道事業特別会計補正予算(第2号)は、次に定めるところによる。  歳入歳出予算の補正。  第1条、既定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ1,114万4,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ62億6,690万1,000円とする。  第2項、歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、「第1表歳入歳出予算補正」による。  繰越明許費。  第2条、地方自治法第213条第1項の規定により、翌年度に繰り越して使用することができる経費は、「第2表繰越明許費」による。  平成21年12月8日提出、廿日市市長眞野勝弘。  2ページでございます。  第1表歳入歳出予算補正。  歳入でございます。  4款繰入金、補正額1,114万4,000円を追加し、歳入合計を62億6,690万1,000円とするものでございます。  3ページでございます。  歳出でございます。  1款総務費から2款事業費まで、補正額1,114万4,000円を追加し、歳出合計を62億6,690万1,000円とするものでございます。  次に、4ページ、5ページでございます。  第2表繰越明許費。  2款事業費、1項事業費、事業名、廿日市地区公共下水道整備事業工事請負費、金額、2,100万円でございます。対象工事は、廿日市二丁目地内に、広島県が施工する街路廿日市駅通線の整備に伴い、補償工事として下水道工事を実施するもので、当該工事箇所において、文化財の発掘調査が行われることとなったため、下水道工事の着手が遅れることにより繰り越すものでございます。  以上で議案第78号の説明を終わらせていただきます。ご審議のほどよろしくお願いいたします。 43 ◯議長(角田俊司) 以上で提案理由の説明が終わりましたので、これより質疑に入ります。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 44 ◯議長(角田俊司) 質疑なしと認めます。  本件は建設常任委員会に付託いたします。   ~~~~~~~~○~~~~~~~~   日程第9 議案第80号 財産の取得につい   て 45 ◯議長(角田俊司) 日程第9、議案第80号財産の取得についてを議題といたします。  直ちに提案理由の説明を求めます。 46 ◯教育部長(堀野和則) 議長。 47 ◯議長(角田俊司) 教育部長。 48 ◯教育部長(堀野和則) 議案第80号財産の取得について、提案理由及び内容のご説明を申し上げます。  議案説明書の3ページをごらんください。  1の提案の要旨です。  廿日市市立の小学校15校及び中学校10校に設置する備品を買い入れようとするものでございます。  2の取得する財産です。  取得する財産は、パーソナルコンピュータ475台です。校務の効率的処理を図るため、校務用パソコンの教員1人1台を達成しようとするものでございます。  3の取得価格ですが、3,402万円です。  4の相手がたです。廿日市市宮内1551番地1、有限会社桝井文具代表取締役桝井敏氏で、5社による指名競争入札の結果、落札したものです。  5の根拠法令は、議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第3条です。  それでは、議案に入らせていただきます。  議案の3ページをごらんください。  議案第80号財産の取得について。  議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第3条の規定により、次のとおり財産を取得することについて、市議会の議決を求める。  平成21年12月8日提出、廿日市市長眞野勝弘。  議案の内容につきましては、議案説明書でご説明申し上げましたので、朗読は省略させていただきます。  以上でご説明を終わらせていただきます。ご審議のほどどうぞよろしくお願いいたします。 49 ◯議長(角田俊司) 以上で提案理由の説明が終わりましたので、これより質疑に入ります。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 50 ◯議長(角田俊司) 質疑なしと認めます。  本件は総務常任委員会に付託いたします。   ~~~~~~~~○~~~~~~~~   日程第10 議案第79号 市道路線の認定   及び廃止について 51 ◯議長(角田俊司) 日程第10、議案第79号市道路線の認定及び廃止についてを議題といたします。  直ちに提案理由の説明を求めます。 52 ◯建設部長(原田忠明) 議長。 53 ◯議長(角田俊司) 建設部長。 54 ◯建設部長(原田忠明) 議案第79号市道路線の認定及び廃止について、提案理由及び内容のご説明を申し上げます。  議案説明書の1ページをお開きください。  1の提案の要旨でございます。  (1)市道路線の認定は、市道として整備計画のある新設道路を市道路線に認定するものでございます。  認定の理由でございますが、番号256、路線名、阿品9号路線は、地域のかたによるワークショップで提案された通学路に伴う歩道整備計画のある新設道路を市道とするためでございます。  認定路線の所在につきましては、1ページ以降の認定路線図をごらんください。  次に、(2)市道路線の廃止は、新たな市道路線の認定に伴い、路線が重複する市道路線を廃止するものでございます。  廃止路線でございますが、番号256、路線名、阿品9号路線で、認定する市道路線と同じものでございます。  廃止路線の所在につきましては、認定路線図の次のページの廃止路線図をごらんください。  なお、議案本文において、阿品9号路線の起点の地番についてでございますが、位置は同じ場所でありながら、地番を変更いたしておりますが、これについては、現在進行方向に向かって左側の地番を統一して採用していますので、この度修正したことによるものでございます。  2の根拠法令でございますが、道路法第8条第2項及び第10条第3項でございます。  今回の議決をいただきますと、新規認定路線の延長は211.1メートル、廃止路線の延長は106メートルでございます。認定路線の総延長は約579キロメートルでございます。  それでは、議案に入らせていただきます。  議案書の1ページをお開きください。  議案第79号市道路線の認定及び廃止について。  道路法第8条第2項及び第10条第3項の規定により、次のとおり市道の路線を認定し、及び廃止することについて市議会の議決を求める。  平成21年12月8日提出、廿日市市長眞野勝弘。  1、市道路線の認定、番号256、路線名、阿品9号路線、起点、廿日市市阿品二丁目2158番1地先、終点、廿日市市阿品二丁目3068番25地先。  2、市道路線の廃止、番号256、路線名、阿品9号路線、起点、廿日市市阿品二丁目2155番3地先、終点、廿日市市阿品二丁目2172番地先。  以上で議案第79号の提案理由及び内容の説明を終わらせていただきます。ご審議のほどよろしくお願いいたします。 55 ◯議長(角田俊司) 以上で提案理由の説明が終わりましたので、これより質疑に入ります。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 56 ◯議長(角田俊司) 質疑なしと認めます。  本件は建設常任委員会に付託いたします。  ここで休憩をいたします。   ~~~~~~~~○~~~~~~~~
        休憩 午前10時20分     再開 午前10時37分   ~~~~~~~~○~~~~~~~~ 57 ◯議長(角田俊司) それでは、休憩前に引き続き会議を開きます。   ~~~~~~~~○~~~~~~~~   日程第11 認定第1号 平成20年度廿日   市市一般会計歳入歳出決算認定について   日程第12 認定第2号 平成20年度廿日   市市国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定   について   日程第13 認定第3号 平成20年度廿日   市市老人保健特別会計歳入歳出決算認定につ   いて   日程第14 認定第4号 平成20年度廿日   市市介護保険特別会計歳入歳出決算認定につ   いて   日程第15 認定第5号 平成20年度廿日   市市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認   定について   日程第16 認定第6号 平成20年度廿日   市市漁港管理特別会計歳入歳出決算認定につ   いて   日程第17 認定第7号 平成20年度廿日   市市公共下水道事業特別会計歳入歳出決算認   定について   日程第18 認定第8号 平成20年度廿日   市市小規模下水道事業特別会計歳入歳出決算   認定について   日程第19 認定第9号 平成20年度廿日   市市工業団地下水道事業特別会計歳入歳出決   算認定について   日程第20 認定第10号 平成20年度廿   日市市墓地管理事業特別会計歳入歳出決算認   定について   日程第21 認定第11号 平成20年度廿   日市市簡易水道事業特別会計歳入歳出決算認   定について   日程第22 認定第12号 平成20年度廿   日市市農業集落排水事業特別会計歳入歳出決   算認定について   日程第23 認定第13号 平成20年度廿   日市市港湾管理事業特別会計歳入歳出決算認   定について   日程第24 認定第14号 平成20年度廿   日市市包ヶ浦観光事業特別会計歳入歳出決算   認定について   日程第25 認定第15号 平成20年度廿   日市市市営住宅事業特別会計歳入歳出決算認   定について   日程第26 認定第16号 平成20年度廿   日市市水道事業会計決算認定について   日程第27 認定第17号 平成20年度廿   日市市水族館事業会計決算認定について   日程第28 認定第18号 平成20年度廿   日市市国民宿舎事業会計決算認定について 58 ◯議長(角田俊司) 日程第11、認定第1号平成20年度廿日市市一般会計歳入歳出決算認定についてから日程第28、認定第18号平成20年度廿日市市国民宿舎事業会計決算認定についてまで、以上18件を一括議題といたします。  直ちに決算特別委員長の報告を求めます。 59 ◯決算特別委員長(高橋みさ子) 議長。 60 ◯議長(角田俊司) 決算特別委員長。 61 ◯決算特別委員長(高橋みさ子) それでは、決算特別委員会報告をいたします。  去る9月25日、本会議におきまして、10名の委員をもって構成される決算特別委員会が設置され、平成20年度廿日市市各会計歳入歳出決算認定についての18件が付託され、閉会中の継続審査に付されておりました。11月11日及び12日に本委員会を開催し、主要施策の成果に関する説明書及び各会計決算審査意見書を参考に慎重に審査をいたしましたので、その結果をご報告いたします。  審査の主な質疑は、次のとおりでございます。  まず、一般会計の歳入について。  平成20年度は不納欠損が増加しているが、収納における対策はどのようにしているのかという質疑に対し、金額の大小にかかわらず、滞納処分は執行している。滞納処分を執行して時効を中断するために、例えば1,000円程度の預貯金の差押えも実施をしている。平成20年度の差押え件数は758件、平成19年度が784件で、県内の市でも上位5番目くらいの滞納処分を行なっているとの答弁がありました。  次に、一般会計の歳出についてでございます。  総務費では、コミュニティバス運営事業について、利用料金等について今後検討する考えはないかという質疑に対し、平成22年度事業で市の公共交通全体について、交通体系の再編なども考えていきたい。市の負担金や経費の状況を踏まえ、再編計画の中で、地域に出向き、利用料金についてもじゅうぶん意見を聞きたいとの答弁がありました。  また、行政経営推進事業について、具体的な内容は何かとの質疑に対し、平成18年度、19年度は課や室を対象に、また平成20年度には総務部と分権政策部の管理部門を対象としたセルフアセスメント、職員の気付きによる自己診断を実施した。これによりこれまでの仕組みを見直して、市役所全体が有機的に連携できるよう、部局長の組織目標宣言や事務事業の評価システムの構築といった行動計画を策定した。事務事業の評価システムを構築することで、事業そのものの見直し、無理無駄のない市民サービスが提供できると考えているとの答弁がありました。  民生費については、次世代育成支援行動計画策定事業について、調査の結果、そして市民のニーズを今後どのように反映させていくのかという質疑に対し、調査で、病児・病後児保育、一時預かりなどの希望や子育て支援センターの利用日数を増やしたいとの回答が多く、利用ニーズの高さがうかがえる。ワーク・ライフ・バランスについては、プライベートな時間が希望どおり確保できていないということがうかがえる。また、子どもとの接し方や子どもの教育、出費などの悩み、子育てに自信が持てないことなどの回答も4割程度増えている。現在、課題解決に向け、地域全体で子育てを支え、子育てにやさしいまち、安心して子育てできるまちづくりに向け、廿日市市子育て支援行動計画の後期計画を平成22年度から26年度までの5か年計画で策定しているとの答弁がありました。  衛生費については、母子保健事業について、乳幼児の健診や家庭訪問による発達障害の発見、その後の対応状況はどうかという質疑に対し、県の乳幼児健診審査マニュアル等を参考にして、市内の小児科医師の修正を加えた健康問診票と医師の診査で行なっている。また、窓口や電話相談、家庭訪問をし、幼児の発達状態を見ている。健診や訪問などで気付きのあった乳幼児については、状況に応じて市の子ども相談に引き継ぎ、必要に応じては療育機関の紹介や医療機関の紹介を行なっているとの答弁がありました。  農林水産費については、野菜づくり体験塾事業について、農業経営の効果や新たな農業就業があったのかという質疑に対し、これまで水稲中心の農家がより収益の高い出荷野菜の生産に取り組み、学校給食やスーパーなどに出荷するようになり、農業所得の向上が図られている。また、新たな農業就業はなかったものの、自給的農家等の受講者が5名、旬彩市場さくら館や全農ひろしまのとれたて元気市などに出荷するようになっている。今後これを契機に新規就労につなげるよう頑張っていきたいとの答弁がありました。  商工費については、食べん祭はつかいち補助事業について、にぎわいの創出や地産地消の推進とあるが、その費用対効果と今後の推移はどうなのかという質疑に対し、2日間の来場者数は約1万7,000人で、総売上げは約1,500万円であった。本市としては、食の魅力を発信する機会となったこと、各地域の連携や交流が図れたこと、観光閑散期におけるにぎわいの創出につながったことなど、大きな成果があったととらえている。今後については、実行委員会で検討していきたいとの答弁がありました。  土木費については、宮島サービスエリアスマートインターチェンジ設置事業について、アンケートの結果や意見など、どのようなものがあったのかという質疑に対し、社会実験の期間中に、今後の本格導入に向けた意向確認として、利用者や住民、企業に対してアンケートを行なった。意見として一番多かったのは、アクセス道路が狭いということで、道路の安全性を上げてほしいといった意見が出ている。これについては、平成21年度からアクセス道路の本格化に向け、現在設計等を行なっているとの答弁がありました。  教育費については、青少年育成事業について、青少年育成廿日市市民会議補助金が他の団体と比べて補助金額が高い理由と、市民会議の活動内容は何かという質疑に対し、青少年育成廿日市市民会議は、青少年の健全育成の分野において貢献されている団体であり、広く市域全域の青少年育成に向けて、市民大会の開催、夏のふれあいキャンプ、夏休み期間中の夜間パトロール、陸上競技記録会など、年間を通し活動事業が多い。この団体は補助金だけで活動していることから、補助金が高くなっているとの答弁がありました。  続いて、公債費については、公債費のうち交付税措置される割合と額はそれぞれ幾らになるのかという質疑に対し、交付税措置されるのは36億円で、平均すると全体の約60%である。20種類以上ある地方債のうち主なものの交付税措置割合として、過疎対策事業債が70%、辺地対策事業債は80%、合併特例事業債が75%、臨時対策事業債についてが110%の割合で、元利償還金に対して交付税措置される。合併特例事業債については、いわゆる民間資金で全国で各自治体が借り入れる率が一定でないため、一般的には70%であるが、若干差があり、平成20年度は75%に、また臨時財政対策債は普通100%であるが、借入額のうち一部繰上償還をしたものがあるため110%となっているとの答弁がありました。  最後に、総括質疑では、中期財政運営方針と比較して、平成20年度の決算での達成状況についてと今後どのような取り組みをしていくのかという質疑に対して、中期財政運営方針と平成20年度決算における財政指標を比較すると、財政調整基金、公共施設等整備基金、減債基金の三つの合計残高は20億5,000万円多い64億2,000万円で、市債残高は8億9,000万円少ない573億8,000万円である。また、実質公債費比率は2.9%低い13.7%となり、いずれも中期財政運営方針を達成しており、将来に向けての健全化は図られていると考えているが、経常収支比率は99.3%で、依然として財政運営は硬直化している状況である。財政の弾力性を改善するため、中期財政運営方針に基づき、引き続き歳入確保対策や歳出削減に取り組んでいくこととしているが、昨今の景気後退などを見ると、市税収入は更に減少すると予測され、一層健全化に向けた取り組みをしなければならないと考えているとの答弁がありました。  討論に移り、反対討論がございました。  この決算認定すべてに反対ではないが、一部認められない部分があり反対である。内容は、人件費削減のため正職員を減らし、嘱託や臨時職員の増加をさせ、また民間委託を推進しているような職員人事について、減反、生産調整、西山林業組合への償還金や補助金、スマートインターチェンジ、公の施設の使用料改定、重度心身障害者医療費の削減、水道料金の値上げなど、市民の生活を守るセーフティネットとしての役割が不十分であるというものでございました。  次に、賛成討論があり、個別には確かに不満等はあるかもしれないが、大変厳しい財政状況の中で、市として懸命に取り組んでいる姿勢はうかがえたと感じている。特に、繰上償還など戦略的な財政の健全化に向けた取り組みが行われ、先行きが見えない中で、本当に市の姿勢がじゅうぶんに伝わってくる内容となっているので、決算認定に賛成するというものがございました。  採決に移り、一般会計の決算認定に賛成の意見の挙手を求めましたが、賛成多数により、本委員会として認定するものと決しました。  続きまして、国民健康保険特別会計から国民宿舎事業会計までの17会計について、一括で審査をいたしました。  その質疑、答弁は次のとおりでございます。  国民健康保険特別会計については、平成20年度末で基金残高が約5億円とかなり減少しているが、今後の国保財政をどのように考え運営するのかという質疑に対し、基金が減少した要因は、国保加入者の急激な負担を考慮して、国保税の増税をせず基金を取り崩して対応してきた結果で、平成21年度は基金繰入のほか、国保税の増額と一般会計からの支援として3億円の基準外繰入を行い、当初予算に計上している。今後も医療費は伸び続け、財政不足の状況は当分の間は避けられないと推測しており、今後の国保事業の運営については、具体的には安価なジェネリック医療品の使用促進、疾病を予防するための保健事業の充実、加入者の急激な負担増とならないよう配慮した毎年の国保税賦課の見直しも必要と考えている。国の政権交代により、今後医療保険制度がどのように見直しされるかは不透明であるが、加入者が安心して医療機関で受診できるよう、財政の健全化を目指して努力しなければならない問題と認識しているとの答弁がありました。  介護保険特別会計については、施設入所者待機者が多いが、施設増の考えはないかという質疑に対し、平成21年度から23年度を計画期間とする第4期介護保険事業計画においては、25人定員の小規模多機能型居宅介護2施設、18人定員の認知症高齢者グループホーム1施設、12人定員の認知症対応型通所介護2施設、29人定員の特別養護老人ホーム1施設の計7施設の地域密着型サービスの整備を目標に掲げ、これらの施設整備により入所定員の増加や各サービス利用者の増加を見込んでいる。また、特別養護老人ホーム16床、介護老人保健施設59床の増床も予定しており、入所者の増加を見込んでいるとの答弁がありました。  国民宿舎事業会計について、過去最高の入島者にもかかわらず、宿泊者は減少し、大幅な赤字決算となり、財政指標は悪化の一途である。バランスシートから、これ以上の欠損金増大は今後の宿舎の展開に深刻な影を落とす。経営に構造的な欠陥はないのか、また稼働率、収益率の具体的考えを問うという質疑に対し、宿泊者数の減少は国民宿舎だけの問題ではなく、旅館組合等ともにどうするかというのが課題である。実質の宿泊の定員稼働率はそれほど悪くないが、これも課題がある。営業収支比率を改善するには、利用客の増加が第一であり、そのためには広告宣伝を活発にして集客を図り、稼働率を上げ、収支比率を改善することに尽きると考えている。また、経営体質の改善については、固定的経費削減のために、改修工事による修繕費の圧縮や指定管理制度の導入など、経営の効率化を図ることが必要と考えているとの答弁がありました。  討論に移り、国民健康保険特別会計及び後期高齢者医療特別会計について反対討論がございました。  国民健康保険は、国保の加入者が増えた中で、保険料だけでは対応できない。限度を超えている。安心して医療にかかれる制度に構築し直すべきだと思う。年金から国保税が天引きされることにも反対である。また、後期高齢者医療制度については、制度そのものの導入に反対であり、決算認定には反対するというものでございました。  次に、賛成討論があり、年齢で命の線引きをする後期高齢者医療制度には反対だが、現実に今ある制度の中で予算をかんがみ、おおむね適正に処理・執行されていること、また厚生労働省が後期高齢者医療制度を含め、国保などの医療等を一括して見直しの動きを始めているため、それに期待し、今後新しい制度が法制化されるまで現行制度で対応するしかないと思っており、賛成するというものでございました。  次に、採決を行いました。  はじめに、国民健康保険特別会計及び後期高齢者医療特別会計の2件を除く15会計につきましては、全委員で認定するべきものと決定いたしました。  次に、国民健康保険特別会計、同じく後期高齢者医療特別会計について、それぞれ決算認定の賛成の意見の挙手を求めましたが、挙手多数により、本委員会としては認定するべきものと決定いたしました。  以上が審査結果についての報告です─────────────────────────  ───────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────  ────────────────────────── 62 ◯議長(角田俊司) 以上で委員長の報告が終わりましたので、これより委員長報告に対する一括質疑に入ります。 63 ◯20番(石原 顕) 議長。 64 ◯議長(角田俊司) 20番石原顕議員。 65 ◯20番(石原 顕) ─────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────── 66 ◯決算特別委員長(高橋みさ子) 議長。 67 ◯議長(角田俊司) 決算特別委員長。 68 ◯決算特別委員長(高橋みさ子) ──────────────────────────
     ─────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────── 69 ◯議長(角田俊司) ほかに質疑はございますか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 70 ◯議長(角田俊司) これをもって質疑を終結いたします。  これより一括討論に入ります。 71 ◯13番(大畑美紀) 議長。 72 ◯議長(角田俊司) はい、13番大畑美紀議員。 73 ◯13番(大畑美紀) わたしは、平成20年度廿日市市一般会計、そして国民健康保険特別会計、それから後期高齢者医療特別会計について反対ですので、反対の理由を述べます。  今委員長報告がありましたが、その反対討論、わたしが委員会でしたものですので、ほとんど述べていただきましたが、述べられなかった中で幾つか補足しながら反対討論します。  全体的にセーフティネットとしての役割なんですが、全体的な方針として総括質疑で市長にお伺いしたところ、セーフティネットとしての地方自治体の役割はあるが、主には国の制度等を利用していただきたいということでした。しかし、このここ何年か本当に市民の暮らしが大変な中、補助金はどんどん減らされて、また増税に次ぐ増税、市民の暮らしが本当に大変な中で、市民を救うようなセーフティネットとしての役割が本当に果たされたか、大変疑問です。しかしその一方で、宮島サービスエリアインターチェンジ、それから下平良二丁目埋立てなど、億のつく事業が進められています。そのほかにも、1,000万円、100万円の単位の新規事業も行われており、お金の使い方として大変不満を感じております。  そしてもう一つ、委員長報告にもありましたが、民間委託の方針です。小泉構造改革以来、本当に国民の暮らしが大変で、また官から民へという方針のもと、市もその国の方針に沿いながら、人件費削減で民間委託を進めておられますが、しかし新自由主義に沿ったこういう流れは間違いであったと、構造改革の中枢にいたかたからもその弁が聞かれるようになっております。見直すべきだと思いますし、官製ワーキングプアを生まないためにも、今官から民への方針、撤回するべきだと思います。  それから、人件費全般に関して一つ触れられなかったのは、消防署職員の2名定員から少ないまま1年間過ごされたこと、またその補充もされていないことについて反対です。  それから、国保会計について、今述べられました報告でもありましたが、年金からの天引き、保険料の天引き、昨年は前期高齢者も年金からの保険料の天引きがなされましたし、本当に保険料が高過ぎて払えない、そういうかたが増えています。一生懸命頑張っておられますが、根本的に国からの補助を増やしてもらうなり何かして、国民健康保険税の額を減らして払いやすい額にし、安心して医療にかかれるようにすべきだと思います。  それから、後期高齢者医療については、この制度そのものに反対です。速やかにもとの老人保健制度に戻すべきだと思いますので、反対いたします。  以上です。 74 ◯議長(角田俊司) ほかに討論ございますか。 75 ◯18番(栗栖俊泰) 議長。 76 ◯議長(角田俊司) はい、18番栗栖俊泰議員。 77 ◯18番(栗栖俊泰) ただいま反対のありました一般会計歳入歳出決算、国保会計及び後期高齢者会計について、賛成の立場で討論をさせていただきます。  まず、一般会計につきましてですが、本当に沢山いろいろな不満等があるとは思いますけれども、いずれの新規事業等につきましても、予算においてこの議会で賛成をして、それを的確に執行されたということでありますので、そのことに対して自分が納得いかないから反対であるというのは多少筋が違うのではないかなというふうに思っております。  また、今年度のこの20年度の予算につきましては、眞野市長が市長としてはじめて立てられた予算ということで、並々ならぬいろんな意気込みというものをこの決算審査の中でも感じさせていただきました。  まず、歳入につきましては、増え続ける滞納の整理、先ほど委員長の報告にもありましたけど、県内で5番目というぐらいのかなり厳しい滞納整理ということもされておりますし、また歳出におきましては、これも報告でありましたように、繰上償還等の戦略的な財政健全化の努力をされたということは大いに評価をすべきであると思います。  なお、総括質疑にも出ましたように、中期財政運営方針とも比較しまして、基金残高では目標より高い金額を残すことができた。また、市債残高の方は目標よりも減らすことができたというような形で、いずれも目標より上回る努力をされた、このことに対して評価をすべきであろうというふうに感じております。  続きまして、国保会計ですけれども、年金天引きであるとか、そういったようなことが不満であるというふうなことも申されましたけれども、この平成20年度、今年度、準指定団体に陥るという大変不名誉な状況になりましたが、この厳しい国保会計を運営する中で、当然収納率を上げるためにも年金の天引き、これは欠かせないことであると思いますし、その努力がされた結果であるというふうに感じており、賛成をいたします。  また、後期高齢者制度、これは制度そのものに反対であるから反対だということはちょっと違うのではないかというふうに思います。委員長報告の中の討論の中にもありますけれども、今後の見直し等もされておりますし、市としては国が決めたこの法律にのっとって的確に運用していく、これが当然であるということで、この市の会計そのものが変な形で運用されているというものではないわけですから、当然これは賛成をすべきものであるというふうに思います。  なお、付け加えるとすれば、すべての会計にわたって言えることですけれども、決算審査の中で、各委員会からも出された多くの質問、またそういったまた意見、こういったものをやはり真しに受け止めていただいて、決算の審査でありますから、やはり事務事業の評価というふうなことであろうかと思います。そういったものをきちんと評価される中で、次年度以降の予算編成にしっかりといかしていただきたいという要望を付け加えまして、賛成討論とさせていただきます。 78 ◯議長(角田俊司) ほかに討論はありますか。 79 ◯27番(植木京子) 議長。 80 ◯議長(角田俊司) 27番植木京子議員。 81 ◯27番(植木京子) ただいまの討論の中に、予算はみんなで決めたのだ、私どもは反対しておりますけれども、それに対しての決算だから反対するのはおかしいんではないかというような発言がありましたけれども、予算そのものが市民にとってどうなのかという大きな問題があれば、それを執行した決算に対しては反対をするというのが当然であろうと思います。特に、大畑議員も触れましたけれども、下平良の埋立て、それから下平良二丁目の埋立てだとか、スマートインターチェンジの問題なんかは、市民の方から強い切実な願いとして上がったものではなく、市の方がいろいろな政治的な動きの中で進められているものであります。私は常日ごろ言いますけれども、市がやるべきは、こういう必要のない公共事業ではない、しかも何かを土地を販売しながらそれで益を得るようなことをするのが市の仕事ではない、市民の暮らしやそして福祉を守る、これが第一の仕事であろうというふうに考えております。それを考えたときに、今のような事業が進められている決算に対して、またじゅうぶんでないセーフティネット、市独自のセーフティネットがないというような問題含めても、この決算には問題があろうというふうに思います。  それから、今大畑議員が触れなかった問題を二つほど触れます。それは一つは、大規模林道の償還金の問題であります。これは今までわたしたちは大規模林道には反対だから、その償還金を出すことに、市が出すことに問題があるということを主張しておりましたけれども、それに加えて、今この西山林業組合への償還金を市が負担することに対して違法だということで裁判に訴えられているわけであります。裁判の状況を見ましても、違法性も色濃いのではないかと、今の段階では私どもも感じているわけですけれども、やはり大規模林道そのものに反対と同時に、そういう違法の可能性も高い補助をするということに対して問題だと言わざるを得ません。  それからもう一つ、RDF問題ですけれども、これいつも言いますが、いつまでも反対するということではありませんが、この2008年度では異常な維持管理費が膨らんだと、膨らむ予算が立てられたわけです。これももともとごみを減らさなければならないのに、ごみが増えることを想定して組まれたRDF発電であったわけで、それが環境のためには順調にごみは増えてないわけですけれども、発電所からしてみたら、ごみが減ればRDFが減る、その採算が合わなくなる、そうすれば市の方にも維持管理費が増えてくるというようないろんなそういう問題も含めて膨らんでいくわけですけれども、やはりこの異常な膨らみ方をしている、それを執行した決算ということでは認めるわけにはいかないというふうに思います。  もう一つの、一般会計においてはその反対理由、大畑議員に補足して今のようなことを述べさせてもらいましたけれども、あと国民健康保険特別会計であります。これは本当にもう国が補助率を下げて、地方自治体いじめをしているという意味では、苦労も市の方としてはあろうかというふうに思います。しかし、じゃあ市が国の補助率下げられて大変な思いをすれば、そのまま市民に高い国保税を課していいのかと、21年、また22年では基準外繰入もやむないかもしれませんけれども、しかしこの年度においては、高い国保税をそのまま課しているということで、滞納者も増えている。2割に迫る。それから、資格証明書、払いたくても払えない資格証明書の件数も10月で、昨年の10月は331件ということで、これは減らす努力をしていただきたいというふうに再三申し上げているわけですけれども、この段階ではやはり同じような数字、もしくは増える数字が推移してきたということで、やはりこの時点での努力が不十分だと言わざるを得ないと思います。まずは市民の暮らしを守る、軽減するということが第一だというふうに考えます。  後期高齢者医療制度、これもこの会計に反対しますが、もちろん制度そのものにも反対でありますし、これは廃止をすぐにでもしなければならない。前制度との両方整合性をとりながら廃止していくことは重要なわけでありまして、まだ新政権がこの廃止に向けた具体的なものも見せていないという中で、やはりわたしたちがこれに対する反対の声をしっかりと地方議会でも上げるべきだというふうに感じておりますので、この会計には賛成できないということで、一般会計、国保会計、後期高齢者医療会計に反対の討論をしました。 82 ◯議長(角田俊司) ほかに討論はございますか。 83 ◯4番(山田武豊) 議長。 84 ◯議長(角田俊司) 4番山田武豊議員。 85 ◯4番(山田武豊) 賛成の立場で討論をさせていただきます。  ただいまの反対討論のお話を聞くとですね、都市基盤整備のようなハード整備とまたその福祉政策というもののバランスの割合が、どうもハード整備の方に行き過ぎているような感じがするというふうにも聞き取れるんですが、やはり市政また行政を運営していくということは、決められた予算の中でそういったハードな整備をはじめ、やはり福祉といったもののバランスをとっていくべきでありますし、廿日市市のですね、そういった福祉政策が他自治体に比べて低下しているかといえば、わたしは平均よりも若干上へ行っていると、こういうふうに思っております。下平良の埋立てやスマートインターの件ですけれども、確かに市民の生活を守っているという福祉政策というのは大切なんですけれども、やはり経済というものも大切なわけであって、廿日市市も打ち出の小づちを持っとるわけじゃないんで、やはり市内を活性化させて、どういったまちづくりをしていくものか、そして税収が上がってくるシステムを構築していくのかという政策も一環ととらえております。  国保会計と後期高齢者医療制度についてですけれども、これはですね、法制度にのっとった事業として行なって、その決算の認定をしたわけですので、現行のこの制度が反対だからといって、この決算認定を反対するという理由にはならないとわたしは受け止めております。  以上で賛成の討論とさせていただきます。 86 ◯議長(角田俊司) ほかに討論ございますか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 87 ◯議長(角田俊司) これをもって討論を終結いたします。  ただいま議題となっております18件のうち、反対討論がありました認定第1号平成20年度廿日市市一般会計歳入歳出決算認定について、認定第2号平成20年度廿日市市国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定について及び認定第5号平成20年度廿日市市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定についてを除く15件を一括採決いたします。  お諮りいたします。  本15件は委員長の報告のとおり決することにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 88 ◯議長(角田俊司) ご異議なしと認めます。よって、本15件は認定することに決しました。  次に、討論がありました認定第1号平成20年度廿日市市一般会計歳入歳出決算認定についてを起立により採決いたします。  本件に対する委員長の報告は認定すべきものであります。  委員長の報告のとおり決することに賛成のかたの起立を求めます。     〔賛成者起立〕 89 ◯議長(角田俊司) 起立多数であります。よって、本件は認定することに決しました。  次に、討論がありました認定第2号平成20年度廿日市市国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定についてを起立により採決いたします。  本件に対する委員長の報告は認定すべきものであります。  委員長の報告のとおり決することに賛成のかたの起立を求めます。     〔賛成者起立〕 90 ◯議長(角田俊司) 起立多数であります。よって、本件は認定することに決しました。  次に、討論がありました認定第5号平成20年度廿日市市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定についてを起立により採決いたします。  本件に対する委員長の報告は認定すべきものであります。  委員長の報告のとおり決することに賛成のかたの起立を求めます。     〔賛成者起立〕 91 ◯議長(角田俊司) 起立多数であります。よって、本件は認定することに決しました。  以上で本日の日程は全部終了いたしました。  本日はこれにて散会いたします。   ~~~~~~~~○~~~~~~~~     散会 午前11時19分  以上のとおり会議の経過を記載して、その相違ないことを証するた め、ここに署名する。    廿日市市議会議長    角 田 俊 司    廿日市市議会議員    植 木 京 子    廿日市市議会議員    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