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02月26日-02号

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  1. 東広島市議会 2021-02-26
    02月26日-02号


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    令和 3年第1回 3月定例会(第2日目)1. 日時  令和3年2月26日2. 場所  東広島市議会議場3. 出席議員(29名)  1番 鈴 木 英 士   2番 片 山 貴 志   3番 坂 元 百合子  4番 牛 尾 容 子   5番 景 山   浩   6番 田 坂 武 文  7番 岩 崎 和 仁   8番 中 川   修   9番 貞 岩   敬  10番 岡 田 育 三   11番 坪 井 浩 一   12番 大 道 博 夫  13番 玉 川 雅 彦   14番 北 林 光 昭   15番 加 藤 祥 一  16番 重 森 佳代子   17番 奥 谷   求   19番 重 光 秋 治  20番 加 根 佳 基   21番 宮 川 誠 子   22番 谷   晴 美  23番 乗 越 耕 司   24番 竹 川 秀 明   25番 池 田 隆 興  26番 山 下   守   27番 鈴 木 利 宏   28番 牧 尾 良 二  29番 石 原 賢 治   30番 上 田   廣4. 欠席議員(なし)5. 本会議の書記  事務局長    脇 本 英 治      局次長     貞 岩   諭  議事調査係長  松 井 章 拓6. 説明のため出席した者  市長      高 垣 廣 徳      副市長     松 尾 祐 介  副市長     多 田   稔      教育長     津 森   毅  総務部長    天神山 勝 浩      政策企画部長  木 原 岳 浩  財務部長    江 口 和 浩      生活環境部長  弓 場   潤  こども未来部長 上 田 祐 子      産業部長    鈴 木 嘉一郎  建設部長    中 谷 浩 美      都市部長    鎌 田 裕 介  下水道部長   森 行 裕 章      会計管理者   古 本 克 志  消防局長    石 丸 泰 三      水道局長    三 戸 通 明  学校教育部長  國 廣 政 和      生涯学習部長  大 畠   隆  災害復旧担当理事阪 垣 多喜豪      総務部次長総務課長                               福 光 直 美7. 会議事件日程第1        会議録署名議員指名日程第2 同意案第8号 監査委員の選任の同意について     議案第23号 押印等を求める手続の見直しのための関係条例の整備について     議案第24号 東広島市情報通信技術を活用した行政の推進に関する条例の制定について     議案第25号 東広島市民間事業者等が行う書面の保存等における情報通信の技術の利用に関する条例の制定について     議案第27号 東広島市職員定数条例の一部改正について     議案第28号 附属機関の設置に関する条例の一部改正について     議案第29号 公益的法人等への職員の派遣等に関する条例の一部改正について     議案第41号 令和2年度東広島市一般会計補正予算(第12号)     (総務委員長報告)日程第3 議案第26号 東広島市地域共生社会の形成を図るための施策の推進に関する条例の制定について     議案第31号 東広島市重度心身障害者医療費支給条例の一部改正について     議案第32号 東広島市介護保険条例の一部改正について     議案第33号 東広島市指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準を定める条例等の一部改正について     議案第34号 東広島市国民健康保険税条例の一部改正について     議案第35号 東広島市乳幼児等医療費支給条例の一部改正について     議案第36号 東広島市保育所設置及び管理条例の一部改正について     議案第39号 東広島市いじめ問題調査委員会設置条例の一部改正について     議案第45号 令和2年度東広島市国民健康保険特別会計補正予算(第4号)     議案第46号 令和2年度東広島市後期高齢者医療特別会計補正予算(第3号)     議案第47号 令和2年度東広島市介護保険特別会計補正予算(第4号)     (文教厚生委員長報告)日程第4 諮問第3号 人権擁護委員の候補者の推薦につき意見を求めることについて     諮問第4号 人権擁護委員の候補者の推薦につき意見を求めることについて     諮問第5号 人権擁護委員の候補者の推薦につき意見を求めることについて     諮問第6号 人権擁護委員の候補者の推薦につき意見を求めることについて     諮問第7号 人権擁護委員の候補者の推薦につき意見を求めることについて     議案第9号 財産の無償譲渡について     議案第10号 財産の無償譲渡について     議案第11号 財産の無償譲渡について     議案第12号 財産の無償譲渡について     議案第13号 財産の無償譲渡について     議案第14号 財産の無償譲渡について     議案第15号 財産の無償貸付けについて     議案第16号 財産の無償貸付けについて     議案第17号 財産の無償貸付けについて     議案第18号 財産の無償貸付けについて     議案第19号 財産の無償貸付けについて     議案第30号 東広島市コミュニティ活動施設設置及び管理条例の一部改正について     議案第40号 東広島市地域研修センター設置及び管理条例の廃止について     議案第43号 令和2年度ひがしひろしま墓園管理事業特別会計補正予算(第1号)     (市民経済委員長報告)日程第5 議案第20号 市道の路線の廃止について     議案第21号 市道の路線の認定について     議案第22号 委託契約の締結について     議案第37号 東広島市営住宅設置及び管理条例の一部改正について     議案第38号 東広島市手数料条例の一部改正について     議案第42号 令和2年度東広島市住宅新築資金等貸付事業特別会計補正予算(第1号)     議案第44号 令和2年度八本松駅前土地区画整理事業特別会計補正予算(第2号)     議案第48号 令和2年度東広島市水道事業会計補正予算(第2号)     議案第49号 令和2年度東広島市下水道事業会計補正予算(第4号)     (建設委員長報告)日程第6 議案第70号 請負契約の締結について     議案第71号 東広島市国民健康保険条例の一部改正について     (文教厚生委員長報告)日程第7        議員派遣について ───────────────────── * ───────────────────                             午前10時00分 開  議 ○議長(乗越耕司君) 皆さんおはようございます。ただいまの出席議員は29名であります。定足数に達しておりますので、これより本日の会議を開きます。本日の議事日程は、あらかじめお手元に配付したとおりであります。 この際、諸般の報告を行います。 梶永健康福祉部長から、本日の本会議を欠席する旨の届出がありましたので、報告をいたします。 以上で、諸般の報告を終わります。 ───────────────────── * ─────────────────── ○議長(乗越耕司君) それでは、これより日程に入ります。 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。 会議録署名議員は、議長において2番片山貴志議員、3番坂元百合子議員、4番牛尾容子議員を指名いたします。 ───────────────────── * ─────────────────── ○議長(乗越耕司君) 日程第2、同意案第8号「監査委員の選任の同意について」から議案第41号「令和2年度東広島市一般会計補正予算(第12号)」までの8件を一括して議題といたします。 本件は、総務委員会に付託となっていたものであります。よって、委員長の報告を求めます。 ◆総務委員長(奥谷求君) 議長、17番。 ○議長(乗越耕司君) 17番奥谷 求総務委員長。 ◆総務委員長(奥谷求君) (登 壇) ただいま議題となりました8議案につきまして、総務委員会における審査の経過及び結果を御報告申し上げます。 これら8議案は、今定例会初日の2月10日に本委員会に付託となり、2月15日及び25日の委員会において、執行部から詳細な説明を受ける中で、慎重に審査を進めたところであります。 では、案件ごと審査概要を申し上げます。 まず、同意案第8号でありますが、本案は、監査委員の任期満了に伴い、後任の委員として、引き続き重河 格氏を選任することについて、議会の同意を求められたものであります。 なお、審査の過程において、「監査委員に市の元職員を選任しようとすることの適切性について、市としてどのように考えているのか。」との質疑に対し、「この4年間しっかりと監査委員の職務に当たられており、監査委員として適切であると考えている。」との答弁がなされたところであります。 次に、議案第23号でありますが、本案は、条例において押印又は署名を求める手続について、その押印又は署名を不要とするため、関係条例の整備を行おうとするものであります。 なお、審査の過程において、「押印を廃止しない手続はどのようなものがあるのか。」との質疑に対し、「登記印や登録印を押印することによって、その文書の真正性を担保する必要があるものについては廃止しない方向である。」との答弁がなされたところであります。 次に、議案第24号でありますが、本案は、申請、届出等に係る市民の利便性の向上並びに行政運営の簡素化及び効率化を図ることを目的として、「東広島市情報通信技術を活用した行政の推進に関する条例」を制定しようとするものであります。 なお、審査の過程において、「条例制定により、オンラインでの各種手続が可能になるのか。」との質疑に対し、「方向性としては、窓口への来庁が必要のないケースにおいては、例えばインターネットを通じての届出などの手法が可能となるよう、環境を整えたいと考えている。」との答弁がなされたところであります。 次に、議案第25号でありますが、本案は、書面の保存等に係る負担の軽減等を通じて市民の利便性の向上を図ることを目的として、「東広島市民間事業者等が行う書面の保存等における情報通信の技術の利用に関する条例」を制定し、市の条例等の規定に基づき、民間事業者等が行う書面の保存等に関し、電磁的方法により行うことができるようにするための共通事項を定めようとするものであります。 次に、議案第27号でありますが、本案は、議会の事務部局の機能の充実を図ることを目的として、「東広島市職員定数条例」の一部を改正し、その職員の定数を改定しようとするものであります。 なお、審査の過程において、「議会事務局体制強化について、具体的にどのような組織体制を想定しているのか。」との質疑に対し、「議会事務局調査機能の強化を図るため、現在の2係体制の改編を含め、実配置について検討していきたい。」との答弁がなされたところであります。 次に、議案第28号でありますが、本案は、「附属機関の設置に関する条例」の一部を改正し、設置の必要がなくなる附属機関を廃止しようとするものであります。 次に、議案第29号でありますが、本案は、「公益的法人等への職員の派遣等に関する条例」の一部を改正し、職員を派遣してその業務に従事させることができる団体に、公益財団法人広島市町村振興協会を追加しようとするものであります。 なお、審査の過程において、「公益財団法人広島市町村振興協会に職員を派遣する予定はあるのか。」との質疑に対し、「県内の市及び市長会による持ち回りで職員を派遣しており、来年度、本市が担当する予定となっている。」との答弁が、また、「来年度から派遣を予定しているとのことだが、派遣予定期間は何年か。」との質疑に対し、「職員1名を2年間派遣する予定となっている。」との答弁がそれぞれなされたところであります。 次に、議案第41号でありますが、本案は、「令和2年度一般会計予算」について、歳入歳出予算繰越明許費債務負担行為及び地方債の補正を行おうとするものであります。 歳入歳出予算は、総額から4億3,430万9,000円を減額し、補正後の総額をそれぞれ1,160億6,770万8,000円とするものであります。 その主な内容は、歳入については、法人市民税固定資産税などの調定額や収入状況などから最終的な決算額を見込み、市税を増額、事業費の実績見込みにより、国庫支出金県支出金及び市債をそれぞれ増額または減額とするほか、財源調整に伴う財政調整基金繰入金の減額などであります。 歳出については、繰越金を財源とする財政調整基金積立金の増額、土木施設災害復旧事業執行見込みによる増額、広島中央環境衛生組合負担金や小中学校の情報機器管理事業執行見込みによる減額などであります。 繰越明許費については、年度内の事業完了が困難と見込まれる庁舎管理事務など28事業について新たに追加し、中小企業活性化支援事業など8事業について限度額を増額するものであります。 債務負担行為については、大学連携政策課題共同研究負担金など9件について新たに追加し、地域公共交通運行業務委託など20件については限度額または期間の変更を、安芸津B&G海洋センターボイラー整備業務委託については廃止をするものであります。 地方債については、歳入歳出の補正に合わせるなど、追加、変更及び廃止をするものであります。 なお、審査の過程において、「市債の減収補填債を借り入れる理由は何か。」との質疑に対し、「メリットは、借り入れた額の75%が交付税措置される点である。」との答弁が、また、「消防庁舎等整備事業について、減額の主な要因は何か。」との質疑に対し、「高屋分署の整備に係る公有財産購入費が当初見込みよりも減額となった結果である。」との答弁が、また、「学校教育推進事業について、約1,400万円を減額されているが、教育への支障はないのか。」との質疑に対し、「減額の主な要因は、新型コロナウイルス感染拡大の影響で、5名のALT(外国語指導助手)が来日できなくなったためであるが、英語の堪能な本市地域人材を学校に派遣したので支障はない。」との答弁が、また、「生活困窮者自立相談支援等業務委託債務負担行為限度額が増額されている理由は何か。」との質疑に対し、「生活支援センターへの昨年4月から今年1月までの相談件数が延べ約5,000件で、昨年度比1.7倍となっていることに加え、今後も増加傾向が続くと見込んでいることから増額するものである。」との答弁が、また、「コミュニティビジネス創業支援補助金の減額について、減額は何が要因で、補助金を執行した事業はどのような内容か。」との質疑に対し、「コロナ禍ということもあり、申請件数が見込みよりも少なかったことが要因と考える。補助金を執行した事業は、住宅団地内の空き地の草刈りを団地の自治会が空き地の所有者から負担金を集めて行うものであり、草刈機や備品等の初期投資に充てられたものである。」との答弁が、また、「多様な人材の活躍促進事業の増額は、何人の方が対象となったものか。」との質疑に対し、「障害者雇用奨励金について、新規認定分が当初の見込みを上回ったため増額したもので、令和元年度実績が14人のところ、令和2年度実績は28人である。」との答弁が、また、「橋梁点検の直営化について検討しているか。」との質疑に対し、「コスト縮減や技術の向上などが見込めるが、点検要員の確保などに課題があると考えている。」との答弁が、また、「災害復旧工事支援業務の成果は検証しているのか。」との質疑に対し、「監督員が現場へ行く頻度が減ることで、他の工事の設計や協議など兼務ができるようになった。」との答弁がそれぞれなされたところであります。 以上、8議案につきましては、採決の結果、いずれも全会一致をもって、原案のとおり同意及び可決しました。 以上、御報告申し上げます。 ○議長(乗越耕司君) 報告が終わりました。 お諮りします。ただいまの委員長報告に対する質疑は省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。            〔「異議なし」との声あり〕 ○議長(乗越耕司君) 御異議なしと認め、質疑を省略いたします。 これより、ただいま議題となっております同意案第8号「監査委員の選任の同意について」から議案第41号「令和2年度東広島市一般会計補正予算(第12号)」までの8件について討論に入ります。 まず、各案件に対する反対討論の発言を許します。            〔「なし」との声あり〕 ○議長(乗越耕司君) 次に、賛成討論の発言を許します。            〔「なし」との声あり〕 ○議長(乗越耕司君) これにて討論を終結いたします。 これより採決いたします。同意案第8号から議案第41号までの8件を一括して採決いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。            〔「異議なし」との声あり〕 ○議長(乗越耕司君) 御異議なしと認めます。よって、同意案第8号から議案第41号までの8件を一括して採決いたします。 各案件に対する委員長報告は、同意及び可決であります。各案件を原案のとおり決することに賛成の方は、賛成ボタンを押して起立してください。            〔賛成者起立〕 ○議長(乗越耕司君) 採決を確定いたします。起立全員であります。よって、各案件は、原案のとおり同意及び可決されました。 ───────────────────── * ─────────────────── ○議長(乗越耕司君) 日程第3、議案第26号「東広島市地域共生社会の形成を図るための施策の推進に関する条例の制定について」から議案第47号「令和2年度東広島市介護保険特別会計補正予算(第4号)」までの11件を一括して議題といたします。 本件は、文教厚生委員会に付託となっていたものであります。よって、委員長の報告を求めます。 ◆文教厚生委員長北林光昭君) 議長、14番。 ○議長(乗越耕司君) 14番北林光昭文教厚生委員長。 ◆文教厚生委員長北林光昭君) (登 壇) ただいま議題となりました11議案について、文教厚生委員会における審査の経過及び結果を御報告申し上げます。 これら11議案は、今定例会初日の2月10日に本委員会に付託となり、2月16日及び24日の委員会において、執行部から詳細な説明を受ける中で、慎重に審査を進めたところであります。 では、案件ごと審査概要を申し上げます。 まず、議案第26号についてでありますが、本案は、「東広島市地域共生社会の形成を図るための施策の推進に関する条例」を制定し、市民が互いに支え合い、安心して暮らせる地域共生社会を形成するために、その基本理念及び市、市民、事業者、関係機関の責務などを定めようとするものであります。 なお、審査の過程において、「この条例と地域福祉計画の関係性はどのようになっているのか。」との質疑に対し、「地域福祉計画総合計画では地域共生社会の実現を目標として掲げており、その実現のために、地域共生社会基本理念、各主体の役割の共有を目的として制定しようとするものである。」との答弁が、また、「モデル地区となっている住民からのニーズは、どのようなものがあるのか。」との質疑に対し、「黒瀬地区では、『デイサービスが休みの日に行くところがない』という声があったことからお寺を借り、子どもから高齢者までの集まりを始めた。また、高屋地区では、『ごみ出しなど、ちょっとした困りごとの助け合い活動ができないか』という声があったことから、困っている方と助け合い活動をされている方のマッチングを行っている。」との答弁が、また、「地域包括支援センターとの一体性はどのようになっているのか。」との質疑に対し、「地域包括ケアは高齢者が対象であるが、地域共生社会の取組は対象を子どもから高齢者までに広げ、社会福祉協議会、また、市のこども未来部健康福祉部等が連携し事業を進めていく。」との答弁がそれぞれなされたところであります。 次に、議案第31号についてでありますが、本案は、「東広島市重度心身障害者医療費支給条例」の一部を改正し、医療費の支給対象者に、精神障害者保健福祉手帳1級の交付を受けており、かつ精神通院医療に係る自立支援医療受給者証の交付を受けている方を新たに追加するとともに、所要の規定の整備を行おうとするものであります。 なお、審査の過程において、「条例改正のタイミングが今の時期となった経緯は何か。」との質疑に対し、「重度心身障害者医療を所管する広島県から市町に対し、令和3年1月から今回の改正内容を適用するよう依頼があった。その後、広島県が令和3年4月開始に方針を変更したためこの時期になった。」との答弁がなされたところであります。 次に、議案第32号についてでありますが、本案は、「東広島市介護保険条例」の一部を改正し、保険料の適用期間を令和3年度から令和5年度までに更新するとともに、当該保険料に係る第7段階から第11段階までの所得区分を改定しようとするものであります。 なお、審査の過程において、「介護保険料に係る所得区分基準所得金額が10万円または20万円引き上げられる経緯は何か。」との質疑に対し、「国から基準所得金額の改正が示されたものである。」との答弁がなされたところであります。 次に、議案第33号についてでありますが、本案は、指定地域密着型サービス指定地域密着型介護予防サービス指定介護予防支援等及び指定居宅介護支援等に関する基準について、国の省令の改正内容に合わせて、「東広島市指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準を定める条例」等の一部を改正し、虐待の防止や感染症の予防措置など必要な事項を定めるとともに、所要の規定の整理を行おうとするものであります。 次に、議案第34号についてでありますが、本案は、国民健康保険税基礎課税額後期高齢者支援金等課税額及び介護納付金課税額に係る税率等の改定を行うとともに、地方税法施行令の一部改正に伴い、減額措置に係る軽減判定所得の算定方法を変更しようとするものであります。 なお、審査の過程において、「全体で見ると国民健康保険税額引き下げられる内容であるが、引き下げを行う理由は何か。」との質疑に対し、「新型コロナウイルス感染症感染拡大により収入が減少した世帯に対する配慮から、国保財政運営の責任主体である広島県の国保特別会計の前年度剰余金等が10億円、前期高齢者の増加による財政補填として、被用者保険から交付金の増額分39億1,000万円が県内の各市町に配分されたためである。」との答弁が、「1世帯当たり保険税額は、来年度いくらになるのか。」との質疑に対し、「モデル的な1世帯当たりの額は把握していないが、1人当たり3,515円の引き下げとなる。」との答弁がそれぞれなされたところであります。 次に、議案第35号についてでありますが、本案は、「東広島市乳幼児等医療費支給条例」の一部を改正し、乳幼児等の通院等に係る医療費の負担を軽減するため、支給対象の範囲を「0歳から小学校第3学年の修了まで」から「0歳から小学校第6学年の修了まで」に拡大するとともに、所要の規定の整理を行おうとするものであります。 なお、審査の過程において、「乳幼児等医療費支給対象を中学校第3学年の修了まで拡大する予定はないのか。」との質疑に対し、「子育て支援施策の優先度、財政的な見通しを勘案しながら検討する中で、小学校第6学年の修了まで拡充することとしたが、財源が単市であること、他の子育て支援施策との優先度などから、現在のところ中学校第3学年の修了までの拡大は予定していない。」との答弁が、また、「施行期日を令和3年8月1日とする理由は何か。」との質疑に対し、「4月からのシステム改修、受給資格申請の勧奨通知、受給者証の発送などに要する期間が最短で4か月必要であるためである。」との答弁がそれぞれなされたところであります。 次に、議案第36号についてでありますが、本案は、「東広島市保育所設置及び管理条例」の一部を改正し、円城寺保育所を廃止しようとするものであります。 なお、審査の過程において、「円城寺保育所を廃止した後の跡地に、公立保育所を再建することは検討していないのか。」との質疑に対し、「当該跡地に新たに公立保育所を建設する予定はない。」との答弁がなされたところであります。 次に、議案第39号についてでありますが、本案は、令和3年4月1日に実施する機構改革に併せ、「東広島市いじめ問題調査委員会設置条例」の一部を改正し、東広島市いじめ問題調査委員会の庶務を処理する組織を「教育委員会学校教育部青少年育成課」から「教育委員会事務局」に変更しようとするものであります。 なお、審査の過程において、「いじめ問題調査委員会の庶務を処理する組織を変更する理由は何か。」との質疑に対し、「機構改革により、青少年育成課が学校教育部から生涯学習部に変更となるためである。」との答弁がなされたところであります。 次に、議案第45号についてでありますが、本案は、国民健康保険特別会計の歳入歳出予算の補正をしようとするもので、総額に37万4,000円を増額し、補正後の総額を歳入歳出それぞれ159億2,758万4,000円とするものであります。 その主な内容は、歳入について、新型コロナウイルス感染症の影響により収入が減少した被保険者に対し、国民健康保険税の減免を行ったことに対する国からの財政支援として、災害臨時特例補助金を増額し、歳出について、葬祭費及び出産育児一時金を実績見込みにより減額するものであります。 なお、審査の過程において、「財政調整基金の残高はどのように推移しているのか。」との質疑に対し、「基金残高は、令和元年度末で12億5,780万円余であり、令和2年度末では12億2,546万円余と見込んでいる。」との答弁がなされたところであります。 次に、議案第46号についてでありますが、本案は、後期高齢者医療特別会計の歳入歳出予算の補正をしようとするもので、総額から205万8,000円を減額し、補正後の総額を歳入歳出それぞれ22億359万3,000円とするものであります。 その主な内容は、歳入について、後期高齢者医療保険制度に係る基盤安定の額が確定したことにより、保険基盤安定繰入金を減額し、歳出について、後期高齢者医療広域連合納付金を減額するものであります。 次に、議案第47号についてでありますが、本案は、介護保険特別会計における保険事業勘定の歳入歳出予算及び債務負担行為について、また、介護サービス事業勘定の歳入歳出予算についてそれぞれ補正をしようとするもので、保険事業勘定については、既定の予算に3億2,029万円を追加し、補正後の総額を歳入歳出それぞれ131億2,586万7,000円に、介護サービス事業勘定については、既定の予算から176万8,000円を減額し、補正後の総額を歳入歳出それぞれ5,765万円とするものであります。 保険事業勘定の債務負担行為については、地域包括支援センター運営業務委託について、既定の予算に追加するものであります。 なお、審査の過程において、「保険者努力支援交付金はインセンティブ交付金ではなく、介護予防の支援金であるのか。」との質疑に対し、「保険者努力支援交付金は、財政的インセンティブ交付金であり、高齢者の自立支援、重度化防止、給付費の適正化、人材の確保等の取組に対して交付されるものである。」との答弁が、「介護サービス等給付費が増額となった原因は、対象者の介護度が重症化しているためか。」との質疑に対し、「利用者は微増であるが、介護度5の方の割合が増加しており、特別養護老人ホームの施設サービス費が増加している。」との答弁がそれぞれなされたところであります。 以上、11議案につきまして採決の結果、議案第36号については賛成多数をもって、残余の議案については全会一致をもってそれぞれ原案のとおり可決しました。 以上、御報告申し上げます。 ○議長(乗越耕司君) 報告が終わりました。 お諮りします。ただいまの委員長報告に対する質疑は省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。            〔「異議なし」との声あり〕 ○議長(乗越耕司君) 御異議なしと認め、質疑を省略いたします。 これより、ただいま議題となっております11件のうち、議案第26号「東広島市地域共生社会の形成を図るための施策の推進に関する条例の制定について」から議案第35号「東広島市乳幼児等医療費支給条例の一部改正について」まで、及び議案第39号「東広島市いじめ問題調査委員会設置条例の一部改正について」から議案第47号「令和2年度東広島市介護保険特別会計補正予算(第4号)」までの10件について討論に入ります。 まず、各案件に対する反対討論の発言を許します。            〔「なし」との声あり〕 ○議長(乗越耕司君) 次に、賛成討論の発言を許します。
    ◆22番(谷晴美君) 議長、22番。 ○議長(乗越耕司君) 22番谷 晴美議員。 ◆22番(谷晴美君) 議案第31号「東広島市重度心身障害者医療費支給条例の一部改正について」、賛成の討論をさせていただきます。 身体、知的障害者に加えて、精神障害者1級の手帳保持者102名に対して、医療費の軽減を行おうとする内容のものでございます。 支援費制度の時代においては、身体と知的の方々のサービス等の提供について決められていたものですが、そこに精神障害者の方が加わって、3障害共通の制度、障害者自立支援法が施行され、何度かの自立支援法の改正がありました。 2011年には、それまでの障害は個人的な問題というふうに捉えるものから、社会・環境によってつくり出されるもの、すなわち社会全体で協働して、責任を持って障害の対応に当たろうという社会モデルという考えになり、障害者基本法が改正されました。 しかし、多くの都道府県市町村では、全ての科目の医療費が無料、もしくは低料金で受けられますが、精神障害者については、精神科の通院医療以外の科目については対象とされていないところが多く、本市もそうでありました。 このたび、県から、東広島市に対して助成の対象となり、提案されたものでございます。今後は、地域で生活ができるよう、入院時も助成を進めていただくよう、これが大事であることを指摘させていただいて、賛成の討論とさせていただきます。 ○議長(乗越耕司君) 次に、反対討論の発言を許します。            〔「なし」との声あり〕 ○議長(乗越耕司君) 次に、賛成討論の発言を許します。            〔「なし」との声あり〕 ○議長(乗越耕司君) これにて討論を終結いたします。 これより採決いたします。議案第26号から議案第35号まで、及び議案第39号から議案第47号までの10件を一括して採決いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。            〔「異議なし」との声あり〕 ○議長(乗越耕司君) 御異議なしと認めます。よって、議案第26号から議案第35号まで、及び議案第39号から議案第47号までの10件を一括して採決いたします。 各案件に対する委員長報告は、可決であります。各案件を原案のとおり決することに賛成の方は、賛成ボタンを押して起立してください。            〔賛成者起立〕 ○議長(乗越耕司君) 採決を確定いたします。起立全員であります。よって、各案件は原案のとおり可決されました。 次に、議案第36号「東広島市保育所設置及び管理条例の一部改正について」の件について討論に入ります。 まず、本案に対する反対討論の発言を許します。 ◆22番(谷晴美君) 議長、22番。 ○議長(乗越耕司君) 22番谷 晴美議員。 ◆22番(谷晴美君) 議案第36号「東広島市保育所設置及び管理条例の一部改正について」、反対の討論をさせていただきます。 第五次東広島市総合計画を踏まえ、公立保育所の老朽化や保育ニーズに合わせ、今後10年間に公立保育所を民間移譲しようとする内容のものでございますが、今回は円城寺保育所を廃止するものでございます。 計画の中にもございますように、入所状況では、障害や発達に課題がある児童の受入れにつきましては、その多くを公立が担っていると記述されているではありませんか。 また、昨今のひとり親世帯の貧困がコロナ禍で増大しているように、地域の子育ての安心できる受皿になるためにも、保育の質が保たれている公立の保育所が果たす役割は大きいものがございます。 市は、箱物建設を見直し、老朽化対策にこそ財源を振り分け、計画をやめるべきでございます。 本市でも、自治体における守備範囲を小さくし、可能な限り民営化、労働者については正規から非正規労働者に置き換えていくという自治体における構造改革が進行してきております。 結果、保育の質の問題、安定的に保育を子どもたちに保障していくということ、あるいは、そこに従事する労働者が誠心誠意子どもに対して責任を持っている、そこが崩れてしまっていることを指摘させていただきます。 4月1日、民営化した途端、保育集団も親集団も信頼関係が裂かれ、保育の質の継続性が全く保障されなくなります。結果、公立も民間も含め、保育労働者の不安定化が進むことになります。長年築いてきた公立保育所の機能を、このまま次世代につなげていくことこそがSDGsでございます。よって、反対とさせていただきます。 ○議長(乗越耕司君) 次に、賛成討論の発言を許します。 ◆3番(坂元百合子君) 議長、3番。 ○議長(乗越耕司君) 3番坂元百合子議員。 ◆3番(坂元百合子君) 私からは、議案第36号「東広島市保育所設置及び管理条例の一部改正について」、賛成の立場から討論を行います。 本案は、円城寺保育所の老朽化に伴い、私立保育園にその機能を引き継ぎ、円城寺保育所を廃止しようとするものであります。 このことは、さきに示されております東広島市保育所等適正配置基本計画の配置方針であり、また、保育ニーズの増加が見込まれるエリアでは、主に私立の保育所等の施設も、整備により保育の受皿確保を図るとの考えに立つものと理解をしております。 公立保育所であっても、私立の保育所であっても、利用される子どもさんや保護者の皆様には安心できる保育環境を提供していくことが明確であるということから、円城寺保育所の廃止ということ、この条例の改正に賛成をいたします。 ○議長(乗越耕司君) 次に、反対討論の発言を許します。            〔「なし」との声あり〕 ○議長(乗越耕司君) 次に、賛成討論の発言を許します。            〔「なし」との声あり〕 ○議長(乗越耕司君) これにて討論を終結いたします。 これより採決いたします。議案第36号「東広島市保育所設置及び管理条例の一部改正について」の件を採決いたします。本案に対する委員長報告は、可決であります。本案を原案のとおり決することに賛成の方は、賛成ボタンを押して起立してください。            〔賛成者起立〕 ○議長(乗越耕司君) 採決を確定いたします。起立多数であります。よって、本案は原案のとおり可決されました。 ───────────────────── * ─────────────────── ○議長(乗越耕司君) 日程第4、諮問第3号「人権擁護委員の候補者の推薦につき意見を求めることについて」から議案第43号「令和2年度ひがしひろしま墓園管理事業特別会計補正予算(第1号)」までの19件を一括して議題といたします。 本件は、市民経済委員会に付託となっていたものであります。よって、委員長の報告を求めます。 ◆市民経済委員長(玉川雅彦君) 議長、13番。 ○議長(乗越耕司君) 13番玉川雅彦市民経済委員長。 ◆市民経済委員長(玉川雅彦君) (登 壇) ただいま議題となりました19議案につきまして、市民経済委員会における審査の経過及び結果を御報告申し上げます。 これら19議案は、今定例会初日の2月10日に本委員会に付託となり、2月17日及び24日の委員会において、執行部から詳細な説明を受ける中で慎重に審査を進めたところであります。 では、案件ごと審査概要を申し上げます。 まず、諮問第3号から諮問第7号までの5議案でありますが、本案は、人権擁護委員の候補者を法務大臣に推薦することについて、議会の意見を求められたものであります。 その候補者としては、諮問第3号から第7号の順に、原田敦子氏、植木秀行氏、的場眞砂子氏、東田宏昭氏、讃岐尚芳氏をそれぞれ推薦しようとするものであります。 次に、議案第9号から議案第12号まで及び議案第15号から議案第17号までの7議案でありますが、これらは、市が所有している内集会所、小多田会館、正尺コミュニティホーム及び郷会館の4つの建物を、それぞれ地元の認可地縁団体に無償で譲渡し、それらの建物のうち、内集会所、小多田会館及び郷会館の3つについては、その敷地の用に供されている土地を、それぞれ令和3年4月1日から令和8年3月31日まで無償で貸し付けようとするものであります。 次に、議案第13号、議案第14号、議案第18号及び議案第19号の4議案でありますが、これらは、市が所有している東広島市後谷多目的研修集会施設及び東広島市第3区生活改善センターの2つの建物を、それぞれ地元の認可地縁団体に無償で譲渡し、また、その敷地の用に供されている土地を、それぞれ令和3年4月1日から令和8年3月31日まで無償で貸し付けようとするものであります。 次に、議案第30号でありますが、本案は、議案第9号から議案第12号までの4件の地域集会所を無償で譲渡すること、龍王集会所及び隠地コミュニティホームの2件について、地域から廃止要望があったことに伴い、「東広島市コミュニティ活動施設設置及び管理条例」の一部を改正し、当該地域集会所を廃止しようとするものであります。 次に、議案第40号でありますが、本案は、議案第13号及び議案第14号の2件の地域研修センターを無償で譲渡することに伴い、「東広島市地域研修センター設置及び管理条例」を廃止しようとするものであります。 次に、議案第43号でありますが、本案は、「ひがしひろしま墓園管理事業特別会計」の歳入歳出予算及び債務負担行為を補正するもので、歳入歳出予算については、既定の予算に274万2,000円を追加し、補正後の総額をそれぞれ1,361万8,000円とするものであります。 その内容は、歳入については、貸付区画数が当初見込みの12区画を上回る見込みとなったことから、3区画分の永代使用料及び永代管理手数料等を増額し、歳出については、歳入の増額に伴い一般会計繰出金等を増額するものであります。 債務負担行為については、施設の維持管理に係る限度額を変更するものであります。 なお、審査の過程において、「貸付区画数が当初の見込みより増えた理由は何か。」との質疑に対し、「ひがしひろしま墓園の管理手法を指定管理に変更したことにより、土日祝日の対応が可能となったことが要因の一つと考える。」との答弁がなされたところであります。 以上、19議案につきまして採決の結果、いずれも全会一致をもって原案のとおり適任及び可決いたしました。 以上、御報告申し上げます。 ○議長(乗越耕司君) 報告が終わりました。 お諮りします。ただいまの委員長報告に対する質疑は省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。            〔「異議なし」との声あり〕 ○議長(乗越耕司君) 御異議なしと認め、質疑を省略いたします。 これより、ただいま議題となっております諮問第3号「人権擁護委員の候補者の推薦につき意見を求めることについて」から議案第43号「令和2年度ひがしひろしま墓園管理事業特別会計補正予算(第1号)」までの19件について討論に入ります。 まず、各案件に対する反対討論の発言を許します。            〔「なし」との声あり〕 ○議長(乗越耕司君) 次に、賛成討論の発言を許します。            〔「なし」との声あり〕 ○議長(乗越耕司君) これにて討論を終結いたします。 これより採決いたします。諮問第3号から議案第43号までの19件を一括して採決いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。            〔「異議なし」との声あり〕 ○議長(乗越耕司君) 御異議なしと認めます。よって、諮問第3号から議案第43号までの19件を一括して採決いたします。 各案件に対する委員長報告は、適任及び可決であります。各案件を原案のとおり決することに賛成の方は、賛成ボタンを押して起立してください。            〔賛成者起立〕 ○議長(乗越耕司君) 採決を確定いたします。起立全員であります。よって、各案件は、原案のとおり適任及び可決されました。 ───────────────────── * ─────────────────── ○議長(乗越耕司君) 日程第5、議案第20号「市道の路線の廃止について」から議案第49号「令和2年度東広島市下水道事業会計補正予算(第4号)」までの9件を一括して議題といたします。 本件は、建設委員会に付託となっていたものであります。よって、委員長の報告を求めます。 ◆建設委員長(坪井浩一君) 議長、11番。 ○議長(乗越耕司君) 11番坪井浩一建設委員長。 ◆建設委員長(坪井浩一君) (登 壇) ただいま議題となりました9議案につきまして、建設委員会における審査の経過及び結果を御報告申し上げます。 これら9議案は、今定例会初日の2月10日に本委員会に付託となり、2月18日及び25日の委員会において、執行部から詳細な説明を受ける中で慎重に審査を進めたところであります。 では、案件ごと審査概要を申し上げます。 まず、議案第20号でありますが、本案は、踏切の廃止に伴い、市道の路線の起点及び終点の変更を行うため、諏訪3号線を廃止しようとするものであります。 次に、議案第21号でありますが、本案は、一般交通の用に供するため、寺家北60号線ほか6路線を市道として認定しようとするものであります。 次に、議案第22号でありますが、本案は、「西高屋駅南北自由通路等工事委託に関する基本協定」を13億2,029万5,000円で西日本旅客鉄道株式会社と締結しようとするものであります。 なお、審査の過程において、「JR委託分以外の事業費を含めた全体事業費はどのくらいか。」との質疑に対し、「西高屋駅の橋上化に伴う移転補償費や、駅前広場の整備などを合わせて概算で44億円余と見込んでいる。」との答弁が、また、「交通結節点としての役割や動線も含めてどのようなコンセプトでまちづくりをしていくのか。」との質疑に対し、「都市計画マスタープランの作成を進める中で、地域住民とのワークショップなどを通じてまちづくりの将来像を考えていきたい。」との答弁がなされたところであります。 次に、議案第37号でありますが、本案は、「東広島市営住宅設置及び管理条例」の一部を改正し、老朽化により解体した白市御屋敷住宅を廃止しようとするものであります。 なお、審査の過程において、「解体後の跡地利用については、どのように考えているのか。」との質疑に対し、「解体後の土地は、管財課へ所管替えをして管理していく予定である。」との答弁がなされたところであります。 次に、議案第38号でありますが、本案は、建築物のエネルギー消費性能の向上に関する法律等の一部改正に合わせ「東広島市手数料条例」の一部を改正し、建築物エネルギー消費性能適合性判定等の申請に係る手数料の区分を変更し、当該変更後の区分に係る手数料の額を定めようとするものであります。 次に、議案第42号でありますが、本案は、住宅新築資金等貸付事業特別会計予算について、歳入歳出予算の総額に167万3,000円を追加しようとするものであります。 その内容でありますが、歳入については、住宅新築資金等貸付金元利収入の現年度分を減額するとともに過年度分を増額し、歳出については、執行見込みにより報償費等を減額するとともに一般会計へ繰り出しを行おうとするものであります。 次に、議案第44号でありますが、本案は、八本松駅前土地区画整理事業特別会計予算について、歳入歳出予算の総額に5,233万2,000円を追加するものであります。 その内容でありますが、歳入については、国庫補助金、県負担金及び土地区画整理債を増額するとともに、県負担金の増額に伴い一般会計繰入金を減額し、歳出については、国の第3次補正予算に伴い計画の前倒しを行うため、補償、補填及び賠償金を増額するものであります。 また、繰越明許費については、年度内の事業完了が困難と見込まれることから既定の金額を増額し、地方債については、歳入歳出予算の補正に合わせて既定の限度額を増額しようとするものであります。 次に、議案第48号でありますが、本案は、東広島市水道事業会計予算について、業務の予定量の補正や収益的収入及び支出の補正、資本的収入及び支出の補正、債務負担行為の補正、企業債の補正、一般会計からの補助金及び出資金の補正を行おうとするもので、水道事業収益を4,741万7,000円減額し、水道事業費用を4,865万2,000円増額し、資本的収入を1億2,020万円、資本的支出を1億1,301万3,000円それぞれ減額するものであります。 なお、審査の過程において、「給水量が減っているのに受水費が増えているのは、自己水源から取水できなかったためか。」との質疑に対し、「家事用の水量が増え、業務用の水量が減っていることや、寒波により漏水等が発生したことが原因である。」との答弁が、また「自己水源からは計画どおり取水できているのか。」との質疑に対し、「河川の復旧工事による濁水や被災しているため池の影響で、例年よりは取水量は少なくなっている。」との答弁がなされたところであります。 次に、議案第49号でありますが、本案は、「東広島市下水道事業会計予算」について、業務の予定量の補正や収益的収入及び支出の補正、資本的収入及び支出の補正、債務負担行為の補正、企業債の補正、一般会計からの補助金及び出資金の補正を行おうとするもので、下水道事業収益を2,662万8,000円、下水道事業費用を2,545万円それぞれ減額し、資本的収入を1億23万2,000円、資本的支出を5,357万7,000円それぞれ増額するものであります。 以上、9議案につきましては、採決の結果、いずれも全会一致をもって原案のとおり可決しました。 以上、御報告申し上げます。 ○議長(乗越耕司君) 報告が終わりました。 お諮りします。ただいまの委員長報告に対する質疑は省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。            〔「異議なし」との声あり〕 ○議長(乗越耕司君) 御異議なしと認め、質疑を省略いたします。 これより、ただいま議題となっております議案第20号「市道の路線の廃止について」から、議案第49号「令和2年度東広島市下水道事業会計補正予算(第4号)」までの9件について討論に入ります。 まず、各案件に対する反対討論の発言を許します。            〔「なし」との声あり〕 ○議長(乗越耕司君) 次に、賛成討論の発言を許します。            〔「なし」との声あり〕 ○議長(乗越耕司君) これにて討論を終結いたします。 これより採決いたします。議案第20号から議案第49号までの9件を、一括して採決いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。            〔「異議なし」との声あり〕 ○議長(乗越耕司君) 御異議なしと認めます。よって、議案第20号から議案第49号までの9件を一括して採決いたします。 各案件に対する委員長報告は可決であります。各案件を原案のとおり決することに賛成の方は、賛成ボタンを押して起立してください。            〔賛成者起立〕 ○議長(乗越耕司君) 採決を確定いたします。起立全員であります。よって、各案件は原案のとおり可決されました。 次に、新たな議案の提出に当たり、高垣市長から挨拶がありますので、これを許します。 ◎市長(高垣廣徳君) 議長、市長。 ○議長(乗越耕司君) 高垣市長。 ◎市長(高垣廣徳君) (登 壇) 本定例会の初日に提案をさせていただきました48議案につきましては、先ほどまでに御議決を頂いたところでございます。まずもって、議員の皆様方に厚くお礼を申し上げます。 さて、本日、豊栄地区災害復旧工事に係る「請負契約の締結について」及び「東広島市国民健康保険条例の一部改正について」の2議案を追加提出させていただきました。 豊栄地区災害復旧工事につきましては、できる限り早期に工事に着手し、復旧を図る必要がございますことから、また、東広島市国民健康保険条例の一部改正につきましては、関係法令の改正等に伴い所要の規定の整理を行う必要が生じましたことから、追加で議案を提出させていただくものでございます。 議員各位におかれましては、何とぞ慎重に御審議をいただきまして、適切なる御議決を賜りますようお願いを申し上げます。 ○議長(乗越耕司君) 挨拶が終わりました。 ───────────────────── * ─────────────────── ○議長(乗越耕司君) 日程第6、議案第70号「請負契約の締結について」及び議案第71号「東広島市国民健康保険条例の一部改正について」の2件を一括して議題といたします。 提出者の説明を求めます。 ◎総務部長(天神山勝浩君) 議長、総務部長。 ○議長(乗越耕司君) 天神山総務部長。 ◎総務部長(天神山勝浩君) (登 壇) ただいま議題となりました議案第70号及び第71号につきまして御説明を申し上げます。 提出議案説明書その2によりまして説明をさせていただきます。 議案第70号「請負契約の締結について」でございます。 本案は、令和2年度学校施設災害復旧事業ほか豊栄地区災害復旧工事(2─7)の請負契約を締結しようとするものでございます。 2、契約の内容でございますが、(1)工事の内容は土木一式工事で、(2)工事の場所は東広島市豊栄町鍛冶屋、(3)契約金額は1億8,560万3,000円、(4)契約の相手方は株式会社東豊建設でございます。 次に、議案第71号「東広島市国民健康保険条例の一部改正について」でございます。 本案は、新型インフルエンザ等対策特別措置法の一部改正等に伴い、新型コロナウイルス感染症に感染した被保険者等に係る傷病手当金の支給に関する規定の整備、その他所要の規定の整理を行おうとするものでございます。 2、改正の内容でございますが、特措法の一部改正及び特措法に基づく政令の廃止に伴い、傷病手当金の支給の適用期間の終期に関する規定における当該政令の引用を削除するものでございます。 3、この条例は、公布の日から施行するものでございます。 議案第70号及び第71号の説明は以上でございますが、提出議案添付資料に、資料1といたしまして議案第70号に係る資料を添付しておりますので、後ほど御参照いただきたいと思います。 以上で、2議案につきまして、私からの説明を終わります。どうぞよろしくお願いいたします。 ○議長(乗越耕司君) 暫時休憩いたします。                             午前11時01分 休  憩 ───────────────────── * ───────────────────                             午前11時05分 再  開 ○議長(乗越耕司君) 再開いたします。 説明が終わりました。 お諮りします。本案につきましては、質疑を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。            〔「異議なし」との声あり〕 ○議長(乗越耕司君) 御異議なしと認めます。よって、ただいま議題となっております議案第70号「請負契約の締結について」及び議案第71号「東広島市国民健康保険条例の一部改正について」の2件は、所管の文教厚生委員会に付託いたします。 暫時休憩いたします。                             午前11時05分 休  憩 ───────────────────── * ───────────────────                             午前11時49分 再  開 ○議長(乗越耕司君) 再開いたします。 文教厚生委員会に付託しておりました議案第70号「請負契約の締結について」及び議案第71号「東広島市国民健康保険条例の一部改正について」の2件について、委員長の報告を求めます。 ◆文教厚生委員長北林光昭君) 議長、14番。 ○議長(乗越耕司君) 14番北林光昭文教厚生委員長。 ◆文教厚生委員長北林光昭君) (登 壇) 先ほど本委員会に付託となりました議案第70号及び議案第71号につきまして、審査の経過及び結果を御報告申し上げます。 まず、議案第70号についてでありますが、本案は、令和2年度学校施設災害復旧事業ほか豊栄地区災害復旧工事請負契約を、1億8,560万3,000円で株式会社東豊建設と締結しようとするものであります。 なお、審査の過程において、「工事のうち、最も費用のかかる部分はどこか。」との質疑に対し、「最も大きい割合を占めるのが市民グラウンドで、契約金額のうち9,800万円余である。」との答弁が、また、「撤去した土砂は再利用できないのか。」との質疑に対し、「残土が粘土質であったため、再利用ができないものである。」との答弁が、また、「何者が応札し、落札率はいくらか。」との質疑に対し、「4者が応札し、落札率は90.2%である。」との答弁がそれぞれなされたところであります。 次に、議案第71号についてでありますが、本案は、新型インフルエンザ等対策特別措置法の一部改正及び特措法に基づく政令の廃止により、傷病手当金の支給に係る規定に引用していた新型コロナウイルス感染症の定義や、政令で定められた適用期間に係る規定等が廃止されたことに伴い、「東広島市国民健康保険条例」の一部を改正し、傷病手当金の支給に係る新型コロナウイルス感染症の定義を定めるとともに、適用期間の終期に関する規定における政令の引用を削除しようとするものであります。 なお、当該条例の一部改正によりまして、傷病手当金の支給に係る制度内容が変わるものではありません。 以上、2議案につきまして採決の結果、いずれも全会一致をもって、それぞれ原案のとおり可決しました。 以上、御報告申し上げます。 ○議長(乗越耕司君) 報告が終わりました。 お諮りします。ただいまの委員長報告に対する質疑は省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。            〔「異議なし」との声あり〕 ○議長(乗越耕司君) 御異議なしと認め、質疑を省略いたします。 これより、議案第70号「請負契約の締結について」の件について、討論に入ります。 まず、本案に対する反対討論の発言を許します。            〔「なし」との声あり〕 ○議長(乗越耕司君) 次に、賛成討論の発言を許します。            〔「なし」との声あり〕 ○議長(乗越耕司君) これにて討論を終結いたします。 これより、議案第70号「請負契約の締結について」の件を採決いたします。 本案に対する委員長報告は可決であります。本案を原案のとおり決することに賛成の方は、賛成ボタンを押して起立してください。            〔賛成者起立〕 ○議長(乗越耕司君) 採決を確定いたします。起立全員であります。よって、本案は、原案のとおり可決することに決しました。 次に、議案第71号「東広島市国民健康保険条例の一部改正について」の件について、討論に入ります。 まず、本案に対する反対討論の発言を許します。            〔「なし」との声あり〕 ○議長(乗越耕司君) 次に、賛成討論の発言を許します。            〔「なし」との声あり〕 ○議長(乗越耕司君) これにて討論を終結いたします。 これより、議案第71号「東広島市国民健康保険条例の一部改正について」の件を採決いたします。 本案に対する委員長報告は、可決であります。本案を原案のとおり決することに賛成の方は、賛成ボタンを押して起立してください。            〔賛成者起立〕 ○議長(乗越耕司君) 採決を確定いたします。起立全員であります。よって、本案は、原案のとおり可決することに決しました。 ───────────────────── * ─────────────────── ○議長(乗越耕司君) 日程第7「議員派遣について」の件を議題といたします。 お諮りします。議員派遣については、会議規則第164条の規定により、配付しておりますとおり決定いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。            〔「異議なし」との声あり〕 ○議長(乗越耕司君) 御異議なしと認めます。よって、議員派遣については、別紙のとおり決定いたしました。 なお、緊急を要する場合は、議長において議員の派遣を決定いたしますので、御了承願います。 以上で、本日の日程は全て終了いたしました。 会期予定表のとおり、明日2月27日及び28日は休会とし、3月1日は午前10時から本会議を開き、代表質問を行います。 本日は、これにて散会いたします。                             午前11時56分 散  会 ───────────────────── * ───────────────────  以上のとおり会議の経過を記載して、その相違ないことを証するため、地方自治法第123条第2項の規定により、ここに署名する。  東広島市議会議長   乗 越 耕 司  東広島市議会議員   片 山 貴 志      〃       坂 元 百合子      〃       牛 尾 容 子...