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06月30日-06号

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  1. 東広島市議会 2020-06-30
    06月30日-06号


    取得元: 東広島市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-09-12
    令和 2年第2回 6月定例会(第6日目)1. 日時  令和2年6月30日2. 場所  東広島市議会議場3. 出席議員(29名)  1番 鈴 木 英 士   2番 片 山 貴 志   3番 坂 元 百合子  4番 牛 尾 容 子   5番 景 山   浩   6番 田 坂 武 文  7番 岩 崎 和 仁   8番 中 川   修   9番 貞 岩   敬  10番 岡 田 育 三   11番 坪 井 浩 一   12番 大 道 博 夫  13番 玉 川 雅 彦   14番 北 林 光 昭   15番 加 藤 祥 一  16番 重 森 佳代子   17番 奥 谷   求   19番 重 光 秋 治  20番 加 根 佳 基   21番 宮 川 誠 子   22番 谷   晴 美  23番 乗 越 耕 司   24番 竹 川 秀 明   25番 池 田 隆 興  26番 山 下   守   27番 鈴 木 利 宏   28番 牧 尾 良 二  29番 石 原 賢 治   30番 上 田   廣4. 欠席議員(1名)  18番 大 谷 忠 幸5. 本会議の書記  事務局長    脇 本 英 治      局次長     貞 岩   諭  議事調査係長  松 井 章 拓      主査      三 原 博 道6. 説明のため出席した者  市長      高 垣 廣 徳      副市長     松 尾 祐 介  副市長     多 田   稔      教育長     津 森   毅  総務部長    天神山 勝 浩      政策企画部長  木 原 岳 浩  財務部長    江 口 和 浩      生活環境部長  弓 場   潤  健康福祉部長  梶 永 里 美      こども未来部長 上 田 祐 子  産業部長    鈴 木 嘉一郎      建設部長    中 谷 浩 美  都市部長    鎌 田 裕 介      下水道部長   森 行 裕 章  会計管理者   古 本 克 志      消防局長    石 丸 泰 三  水道局長    三 戸 通 明      学校教育部長  國 廣 政 和  生涯学習部長  大 畠   隆      災害復旧担当理事阪 垣 多喜豪  総務部次長兼総務課長          福 光 直 美7. 会議事件日程第1        会議録署名議員の指名日程第2 承認案第104号 専決処分の承認について     同意案第105号 公平委員会委員の選任の同意について     同意案第106号 公平委員会委員の選任の同意について     議案第109号 財産の取得について     議案第129号 市長、副市長及び教育長の給料の臨時特例に関する条例の制定について     議案第130号 東広島市手数料条例の一部改正について     議案第131号 東広島市税条例等の一部改正について     議案第132号 地域再生法に規定する地方活力向上地域における固定資産税の特例に関する条例の一部改正について     議案第142号 令和2年度東広島市一般会計補正予算(第4号)     (総務委員長報告)日程第3 同意案第107号 教育委員会委員の任命の同意について     同意案第108号 教育委員会委員の任命の同意について     議案第110号 財産の取得について     議案第111号 財産の取得について     議案第119号 財産の無償譲渡について     議案第120号 財産の無償譲渡について     議案第121号 財産の無償譲渡について     議案第122号 財産の無償譲渡について     議案第127号 財産の無償貸付けについて     議案第128号 請負契約の締結について     議案第135号 東広島市老人集会所設置及び管理条例の一部改正について     議案第136号 東広島市介護保険条例の一部改正について     議案第137号 東広島市国民健康保険税条例の一部改正について     議案第138号 東広島市保育所設置及び管理条例の一部改正について     議案第139号 東広島市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正について     議案第141号 東広島市立学校設置条例の一部改正について     議案第143号 令和2年度東広島市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)     議案第144号 令和2年度東広島市介護保険特別会計補正予算(第1号)     (文教厚生委員長報告)日程第4 議案第112号 財産の無償譲渡について     議案第113号 財産の無償譲渡について     議案第114号 財産の無償譲渡について     議案第115号 財産の無償譲渡について     議案第116号 財産の無償譲渡について     議案第117号 財産の無償譲渡について     議案第118号 財産の無償譲渡について     議案第123号 財産の無償貸付けについて     議案第124号 財産の無償貸付けについて     議案第125号 財産の無償貸付けについて     議案第126号 財産の無償貸付けについて     議案第133号 東広島市コミュニティ活動施設設置及び管理条例及び東広島市地域センター条例の一部改正について     議案第134号 東広島市火葬場設置及び管理条例の一部改正について     (市民経済委員長報告)日程第5 議案第140号 東広島市自然公園設置及び管理条例の一部改正について     議案第145号 令和2年度東広島市下水道事業会計補正予算(第1号)     (建設委員長報告)日程第6 委員会提出議案第4号 地方財政の充実・強化を求める意見書の提出について日程第7 委員会提出議案第5号 市議会議員の議員報酬及び期末手当の特例に関する条例の制定について日程第8 議案第146号 請負契約の締結について     議案第147号 請負契約の締結について日程第9        副議長の辞職日程第10        副議長の選挙日程第11        議会の閉会中における常任委員会及び議会運営委員会所管事項等の審査について───────────────────── * ───────────────────                             午前10時00分 開  議 ○議長(乗越耕司君) 皆さんおはようございます。 ただいまの出席議員は29名であります。 定足数に達しておりますので、これより本日の会議を開きます。 本日の議事日程は、あらかじめお手元に配付したとおりであります。 この際、諸般の報告を行います。 市長からの報告事項について申し上げます。 報告第17号「専決処分の報告について」の報告書が提出されております。配付しておきましたから、御了承願います。 次に、全国市議会議長会及び中国市議会議長会の表彰がありましたので、御報告申し上げます。 去る、5月27日、書面会議により開催されました全国市議会議長会第96回定期総会において表彰があり、20年以上在職議員として、私、乗越耕司、15年以上在職議員として、25番池田隆興議員が、表彰されました。 次に、去る、4月23日、書面会議により開催された第146回中国市議会議長会定期総会において表彰があり、市議会正副議長3年以上在職として、私、乗越耕司が表彰されました。 この機会に暫時休憩をして、表彰状の伝達を行いたいと思います。なお、記念品は後ほどお渡しいたします。 暫時休憩いたします。                             午前10時01分 休  憩 ───────────────────── * ───────────────────                             午前10時04分 再  開 ○議長(乗越耕司君) 再開いたします。 以上で、諸般の報告を終わります。 ───────────────────── * ─────────────────── ○議長(乗越耕司君) それでは、これより日程に入ります。  日程第1、会議録署名議員の指名を行います。 会議録署名議員は、議長において、2番片山貴志議員、3番坂元百合子議員、4番牛尾容子議員を指名いたします。 ───────────────────── * ─────────────────── ○議長(乗越耕司君) 日程第2、承認案第104号「専決処分の承認について」から、議案第142号「令和2年度東広島市一般会計補正予算(第4号)」までの9件を一括して議題といたします。 本件は、総務委員会に付託となっていたものであります。よって、委員長の報告を求めます。 ◆総務委員長(奥谷求君) 議長、17番。 ○議長(乗越耕司君) 17番奥谷 求総務委員長。 ◆総務委員長(奥谷求君) (登 壇) ただいま議題となりました9議案につきまして、総務委員会における審査の経過及び結果を御報告申し上げます。 これら9議案は、今定例会初日の6月10日に本委員会に付託となり6月11日及び19日の委員会において、執行部から詳細な説明を受ける中で、慎重に審査を進めたところであります。 では、案件ごとに審査概要を申し上げます。 まず、承認案第104号でありますが、本案は、新型コロナウイルス感染症による影響の拡大に対し、緊急に対処するため、令和2年度東広島市一般会計予算を補正する必要が生じたが、議会を招集する時間的余裕がないと認め、5月28日に専決処分をしたことについて、議会の承認を求められたものであります。 専決処分の内容でありますが、歳入歳出予算について、既定の予算に2,044万円を追加し、補正後の総額をそれぞれ1,110億8,901万9,000円としたものであります。 歳入については、今回の補正に必要な財源として、「新型コロナウイルス感染症対策感謝応援寄附金」を計上するとともに、財政調整基金からの繰入金を増額したものであります。 歳出については、新型コロナウイルス感染症の感染拡大の影響を受け、厳しい経営環境にある中小企業や個人事業主等を対象に、国、県等の各種支援策の利活用に関するアドバイスから実際の申請書類等の作成支援までを行う総合相談窓口を開設するための経費と、「新型コロナウイルス感染症対策感謝応援寄附金」を活用して、感染症治療の最前線で働く感染症指定医療機関の関係者に市内の飲食業者のデリバリー弁当を市民の感謝と応援のメッセージと共に届けるための経費を増額したものであります。 なお、審査の過程において、「さきの臨時会で予備費を5,000万円増額したにも関わらず、予備費を活用しないで専決処分を行ったのはなぜか」との質疑に対し、「予備費の残額は約9,200万円であり、新型コロナウイルス感染症の第2波、第3波に備えることを考えた場合に、この額は確保したかったことと、感染症指定医療機関デリバリー弁当を届ける事業に寄附金を充当することを優先した。寄附金の充当については、今後、議会の審議に付して実施していきたい」との答弁が、「本案で、寄附金について計上しているが、まだ予算に計上していない寄附はあるのか」との質疑に対し、「6月10日現在では、既に1,000万円を超える金額の寄附が集まっている」との答弁が、「中小企業者個人事業主等緊急総合相談窓口への相談内容として、最も多い内容はどのようなものか」との質疑に対し、「国・県・市の支援策、経営についてなど全般的な相談であるが、IT・補助金関係などの相談が多いようである」との答弁が、それぞれなされたところであります。 次に、同意案第105号及び第106号についてでありますが、本案は、公平委員会委員の任期の満了に伴い、柳本良逸氏の後任の委員として、引き続き柳本氏を、木之下義昭氏の後任の委員として、引き続き木之下氏を選任することについて、議会の同意を求められたものであります。 なお、審査の過程において、「公平委員会委員の選任に際して、年齢的な制約はないのか」との質疑に対し、「年齢制限は設けていないが、『東広島市附属機関の設置、組織及び委員等に関する指針』を設け、その中で『委員は75歳以下の者から委嘱すること。』と定めている。今回、選任の同意を求めている方々は高齢ではあるが、心身ともに健康であり、豊富な経験、幅広い知見、深い見識を有している。また、現在も会議等で誠実に取り組まれており、再任したいと考えている」との答弁がなされたところであります。 次に、議案第109号でありますが、本案は、東広島消防署に配備する救助工作車を、1億9,008万円で買い入れようとするものであります。 なお、審査の過程において、「取得を予定している救助工作車は、市内業者が作製するのか」との質疑に対し、「この規格の車両を製造している事業者は、北海道に2社、本州に4社である。そのうち、兵庫県に本社のある事業者が製造した車両を取得予定である」との答弁が、「取得の目的は、資機材の更新か、それとも消防機能の強化か」との質疑に対し、「平成30年7月豪雨災害で甚大な被害を受けた状況等を鑑み、今までの資機材にプラスして、高度な救助資機材を積載し、南海トラフ等の地震等でも対応できることを目的に導入するものである」との答弁が、それぞれなされたところであります。 次に、議案第129号でありますが、本案は、新型コロナウイルス感染症の感染拡大により社会情勢の変化、並びに市民生活及び地域経済への多大な影響が生じている状況に鑑み、「市長、副市長及び教育長の給料の臨時特例に関する条例」を制定し、市長、副市長及び教育長の給料を時限的に減額しようとするものであります。 なお、審査の過程において、「本条例制定により減額される総額は幾らになるのか」との質疑に対し、「特別職4名の6カ月間が対象で、減額の総額は205万4,400円である」との答弁がなされたところであります。 次に、議案第130号でありますが、本案は、「東広島市手数料条例」の一部を改正するもので、行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律の一部改正に伴い、通知カード再交付手数料を廃止するとともに、建築物エネルギー消費性能基準等を定める省令の一部改正により建築物のエネルギー消費性能の算出について簡易的な評価の方法が定められたことに伴い、建築物エネルギー消費性能基準適合認定申請手数料に関し、当該評価の方法に対応する区分を追加しようとするものであります。 なお、審査の過程において、「建築物エネルギー消費性能基準適合認定申請について、今まで申請を受け付けたことがないとのことであるが、市で認定の審査を行う体制は整っているのか」との質疑に対し、「整っている」との答弁がなされたところであります。 次に、議案第131号でありますが、本案は、地方税法等の一部改正に伴い、「東広島市税条例」等の一部を改正し、個人の市民税に係る所得控除及び非課税措置の適用の対象の見直し、固定資産税に係る所有者が不明な場合の使用者に対する課税の導入、新型コロナウイルス感染症等の影響の緩和を図るための特例措置その他所要の規定の整備を行おうとするものであります。 なお、審査の過程において、「ひとり親の定義は具体的にはどのようなものか」との質疑に対し、「婚姻をしていない、また配偶者の生死が不明な方で、生計を一にする子どもがいる方である」との答弁がなされたところであります。 次に、議案第132号でありますが、本案は、地域再生法第17条の6の地方公共団体等を定める省令の一部改正に合わせ、「地域再生法に規定する地方活力向上地域における固定資産税の特例に関する条例」の一部を改正し、固定資産税の不均一課税の要件である認定整備計画の認定を受ける期限を令和4年3月31日とするとともに、所要の規定の整理を行おうとするものであります。 なお、審査の過程において、「これまでに認定整備計画の認定を受けた事例はあるのか」との質疑に対し、「本市及び県内で、これまでに事例はない」との答弁がなされたところであります。 次に、議案第142号でありますが、本案は、「令和2年度一般会計予算」について、歳入歳出予算債務負担行為及び地方債の補正を行おうとするものであります。歳入歳出予算は、総額に11億3,759万5,000円を追加し、補正後の総額をそれぞれ1,122億2,661万4,000円とするもので、補正額のうち、新型コロナウイルス感染症対策の追加は8億688万3,000円となっております。 その主な内容は、歳入については、母子家庭等対策総合支援事業費国庫補助金の増額や、「新型コロナウイルス感染症対策感謝応援寄附金」の増額、今回の補正に必要な財源として財政調整基金繰入金の増額及び繰越金の計上などであります。 歳出については、新型コロナウイルス感染症に係る国の施策として、ひとり親世帯に対し、新型コロナウイルス感染症の影響による子育て負担の増加や収入の減少に対する支援を行うための臨時特別給付金の増額や、市の単独施策として、農福連携を通じた障害者就労支援に要する経費、国の生産性革命推進事業を活用する事業者に対して追加支援を行うための補助金、避難所における感染症対策に必要な資機材を整備する経費、小中学校のGIGAスクール推進に要する経費などの追加のほか、災害復旧事業を促進するための施工管理業務委託に要する経費などを追加するものであります。 債務負担行為については、新たに子育て支援拠点を開設するため、「地域子育て支援拠点事業業務委託」について、既定の限度額を変更するものであります。 地方債については、歳入歳出予算の補正に合わせて、既定の限度額を変更するものであります。 なお、審査の過程において、「防災費で購入する避難所の屋根付きパーティションは、何個購入するのか」との質疑に対し、「市内46の避難所にそれぞれ5張りずつ配付する予定である」との答弁が、「今回の補正で家庭でのオンライン学習の環境整備は完了するのか」との質疑に対し、「家庭での通信環境が整っていない世帯に対して、モバイルルーターを購入して貸与することにより、ハード面の整備はできるものと考えている」との答弁が、「障害者地域生活支援事業の農福連携の詳細は、どのようなものか」との質疑に対し、「新型コロナウイルス感染症の感染拡大により企業からの業務発注が激減した障害者就労支援事業所を対象に、農事組合法人等とマッチングを図っているが、こうした農事組合法人等に対して、令和2年4月以降の実績に応じて補助金を助成するものである」との答弁が、「地域子育て支援センターを委託により商業施設内で新規に開設するとのことだが、その目的は、ボリューム的な不足を充足するためか」との質疑に対し、「商業施設など生活利便施設に併設する、利用しやすい施設の必要性があること、施設を開設する寺家地区は、今後も子どもの人口が増えることが予測される地区であることなどの理由から、開設することとした」との答弁が、「産業用地環境整備事業の詳細はどのようなものか」との質疑に対し、「産業用地の開発助成金で、民間遊休地を取得して工場等を建設する場合に、もとの敷地にあった建物の撤去など、整備費用のうちの25%を交付するものである」との答弁が、「施工監理等リモート化の推進でICTの活用とあるが、その内容は何か」との質疑に対し、「ウイズコロナの時代に対応したリモート化のために、工事現場と市役所をつなぐウェブカメラ、タブレット、ドローンなどを試行的に整備するものである」との答弁がそれぞれなされたところであります。 以上、9議案につきましては、採決の結果、いずれも全会一致をもって、原案のとおり承認、同意及び可決しました。 以上、御報告申し上げます。 ○議長(乗越耕司君) 報告が終わりました。 お諮りします。ただいまの委員長報告に対する質疑は省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。            〔「異議なし」との声あり〕 ○議長(乗越耕司君) 御異議なしと認め、質疑を省略いたします。 これより、ただいま議題となっております承認案第104号「専決処分の承認について」から議案第142号「令和2年度東広島市一般会計補正予算(第4号)」までの9件について、討論に入ります。 まず、各案件に対する反対討論の発言を許します。            〔「なし」との声あり〕 ○議長(乗越耕司君) 次に、賛成討論の発言を許します。            〔「なし」との声あり〕 ○議長(乗越耕司君) これにて討論を終結いたします。 これより採決いたします。承認案第104号から議案第142号までの9件について一括して採決いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。            〔「異議なし」との声あり〕 ○議長(乗越耕司君) 御異議なしと認めます。よって、承認案第104号から議案第142号までの9件について一括して採決いたします。 各案件に対する委員長報告は承認、同意及び可決であります。各案件を原案のとおり決することに賛成の方は起立して、賛成ボタンを押してください。            〔賛成者起立〕 ○議長(乗越耕司君) 採決を確定いたします。起立全員であります。よって、各案件は原案のとおり承認、同意及び可決することに決しました。 ───────────────────── * ─────────────────── ○議長(乗越耕司君) 日程第3、同意案第107号「教育委員会委員の任命の同意について」から議案第144号「令和2年度東広島市介護保険特別会計補正予算(第1号)」までの18件を一括して議題といたします。 本件は、文教厚生委員会に付託となっていたものであります。よって、委員長の報告を求めます。 ◆文教厚生委員長(北林光昭君) 議長、14番。 ○議長(乗越耕司君) 14番北林光昭文教厚生委員長。 ◆文教厚生委員長(北林光昭君) (登 壇) ただいま議題となりました18議案について、文教厚生委員会における審査の経過及び結果を御報告申し上げます。 これら18議案は、今定例会初日の6月10日に本委員会に付託となり、6月12日と18日の委員会において、執行部から詳細な説明を受ける中で、慎重に審査を進めたところであります。 では、その審査概要を申し上げます。 まず、同意案第107号及び第108号についてでありますが、本案は、教育委員会委員の任期満了に伴いまして、織田壽子氏、長嶋香穂里氏の後任の委員として、島本智子氏、西村恵子氏を任命しようとするものであります。 なお、審査の過程において、「教育委員会委員に必要な経験などを定める規定はあるのか」との質疑に対し、「地方教育行政の組織及び運営に関する法律に、職業の定めはないが、有識者のうちから任命することとし、年齢、性別等のバランスを配慮し、委員のうちに保護者が含まれるように定められている」との答弁がなされたところであります。 次に、議案第110号についてでありますが、本案は、新東広島市立美術館に設置するスタンド式展示ケース等を1億6,939万9,997円で買い入れようとするものであります。 なお、審査の過程において、「入札率と応札者数は何者だったのか」との質疑に対し、「予定価格は非公表であるが、カタログ価格に対して約76%の落札額であった。また、応札者は4者であった」との答弁がなされたところであります。 次に、議案第111号についてでありますが、本案は、新東広島市立美術館に収蔵する美術品を3,630万円で買い入れようとするものであります。 なお、審査の過程において、「作品、購入先をどのように選定し、どのように価格を決定したのか」との質疑に対し、「ジョアン・ミロの作品は美術館の目玉としてふさわしいものであり、既に収蔵している国内の現代版画、その他の海外の現代版画と比較する上で重要であること、ミロの晩年の作品をまとめて所有している業者がここだけであったこと、価格は相手方から提出された見積書を選定委員会でも検討いただき、適正であると認めていただいた上で決定した」との答弁が、「購入時期を遅らせるべきではないか」との質疑に対し、「美術品の購入についてはタイミングが重要であり、購入時期をずらすと次の機会があるとは限らない」との答弁が、「絵の活用についてはどのような方法を考えているのか」との質疑に対して、「展覧会で展示を行い、小中学生などに解説を行う。また、子どもたちがミロの作品を見て、その解釈を深めるためのワークショップ開催を考えている」との答弁がなされたところであります。 次に、議案第119号から議案第127号までの5議案についてでありますが、これらは、市が所有している「菅田老人集会所」、「西の谷老人集会所」、「戸野老人集会所」及び「鶴亀山老人集会所」の建物を、それぞれ地元の認可地縁団体に無償で譲渡し、それらの建物のうち、戸野老人集会所については、その敷地の用に供されている土地を令和2年8月1日から令和7年7月31日まで無償で貸し付けようとするものであります。 なお、審査の過程において、「土地の無償貸付けの対象となっていない3件の集会所は民有地に建っているということか」との質疑に対し、「3件とも民有地に建っている集会所である」との答弁がなされたところであります。 次に、議案第128号についてでありますが、本案は、河内中・(仮称)河内小学校増築及び改修工事(建築)の請負契約を3億6,273万8,200円で締結しようとするものであります。 なお、審査の過程において、「新型コロナウイルスの影響下であるが、令和3年12月までの工期に影響はないか」との質疑に対し、「工事の進め方については、常に学校と協議を重ねながら進めていく」との答弁がなされたところであります。 次に、議案第135号についてでありますが、本案は、議案第119号から議案第122号までの4件の老人集会所を無償で譲渡すること及び1件の老人集会所については地元が廃止の意向を示されたことに伴い、「東広島市老人集会所設置及び管理条例」の一部を改正し、当該老人集会所を廃止しようとするものであります。 次に、議案第136号についてでありますが、本案は、介護保険法施行令の一部改正に伴い、「東広島市介護保険条例」の一部を改正し、所得の少ない第1号被保険者に対する令和2年度の保険料の軽減措置を強化するとともに、所要の規定の整備を行おうとするものであります。 なお、審査の過程において、「滞納状況はどれくらい改善される見込みなのか」との質疑に対し、「滞納状況の推移の予測は難しいが、軽減措置を強化する中で、引き続き、徴収を進めていきたい」との答弁がなされたところであります。 次に、議案第137号についてでありますが、本案は、地方税法施行令の一部改正に伴い、「東広島市国民健康保険税条例」の一部を改正し、国民健康保険税の課税限度額を引き上げ、軽減措置に係る軽減判定所得の算定方法を変更して軽減対象を拡大するとともに、所要の規定の整備を行おうとするものであります。 なお、審査の過程において、「課税限度額63万円が適用される所得額は幾らか」との質疑に対し、「1人世帯で860万3,443円、2人世帯で819万6,771円、3人世帯では779万100円、4人世帯では738万3,429円である」との答弁が、「5割軽減が適用される所得額は幾らか」との質疑に対し、「1人世帯であれば61万5,000円である」との答弁がなされたところであります。 次に、議案第141号についてでありますが、本案は、「東広島市立学校設置条例」の一部を改正し、耕地及び山間地における地番の重複を解消するために実施される山地番の変更に伴い、小学校及び中学校の位置の表示を変更しようとするものであります。 次に、議案第143号についてでありますが、本案は、国民健康保険特別会計の歳入歳出予算の補正をしようとするもので、総額に297万2,000円を追加し、補正後の総額をそれぞれ159億2,871万円とするものであります。 その内容は、新型コロナウイルス感染症の感染予防の観点から、郵送で対応する事務を拡大するために必要となる経費を追加するものであります。 次に、議案第144号についてでありますが、本案は、介護保険特別会計の保険事業勘定の歳入歳出予算の補正をしようとするもので、総額に1,281万3,000円を追加し、補正後の総額をそれぞれ127億1,418万8,000円とするものであります。 その内容は、歳入については、介護保険法施行令の一部改正に伴い、所得の少ない被保険者に対する保険料を軽減することに伴う財源の更正を行うものであります。 歳出については、新型コロナウイルス感染症拡大の影響による高齢者の筋力低下等が懸念されることから、フレイル予防の推進を図るための経費を追加するものであります。 以上、18議案につきまして採決の結果、議案第111号、議案第128号及び議案第137号については賛成多数をもって、残余の議案については全会一致をもって、それぞれ原案のとおり同意及び可決しました。 以上、御報告申し上げます。 ○議長(乗越耕司君) 報告が終わりました。 先ほどの文教厚生委員長報告の字句の読み間違えにつきましては、後刻、議長において調整いたしますので御了承願います。 お諮りします。ただいまの委員長報告に対する質疑は省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。            〔「異議なし」との声あり〕 ○議長(乗越耕司君) 御異議なしと認め、質疑を省略いたします。 これより、ただいま議題となっております18件のうち、同意案第107号「教育委員会委員の任命の同意について」から議案第110号「財産の取得について」まで、議案第119号「財産の無償譲渡について」から議案第127号「財産の無償貸付けについて」まで、議案第135号「東広島市老人集会所設置及び管理条例の一部改正について」及び議案第136号「東広島市介護保険条例の一部改正について」、並びに議案第138号「東広島市保育所設置及び管理条例の一部改正について」から議案第144号「令和2年度東広島市介護保険特別会計補正予算(第1号)」の15件について、討論に入ります。 まず、各案件に対する反対討論の発言を許します。            〔「なし」との声あり〕
    ○議長(乗越耕司君) 次に、賛成討論の発言を許します。            〔「なし」との声あり〕 ○議長(乗越耕司君) これにて討論を終結いたします。 これより採決いたします。同意案第107号から議案第110号まで、議案第119号から議案第127号まで、議案第135号及び議案第136号、並びに議案第138号から議案第144号までの15件について一括して採決いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。            〔「異議なし」との声あり〕 ○議長(乗越耕司君) 御異議なしと認めます。よって、同意案第107号から議案第110号まで、議案第119号から議案第127号まで、議案第135号及び議案第136号、並びに議案第138号から議案第144号までの15件について一括して採決いたします。 各案件に対する委員長報告は同意及び可決であります。各案件を原案のとおり決することに賛成の方は起立して、賛成ボタンを押してください。            〔賛成者起立〕 ○議長(乗越耕司君) 採決を確定いたします。起立全員であります。よって、各案件は原案のとおり同意及び可決することに決しました。 次に、議案第111号「財産の取得について」の件について、討論に入ります。 まず、本案に対する反対討論の発言を許します。 ◆22番(谷晴美君) 議長、22番。 ○議長(乗越耕司君) 22番谷 晴美議員。 ◆22番(谷晴美君) 議案第111号「財産の取得について」、日本共産党は、反対の討論をさせていただきます。 ミロの最後の版画作品20点、3,630万円を購入しようという内容のものであります。基金1億1,000万円を取り崩し、大きく減ったこの会計に一般会計から1,000万円繰り入れされようとしていることが分かりましたけれども、コロナ感染症の緊急事態宣言後、舞台芸術などの無形文化財の危機が報じられている折でもございます。一度購入されれば、将来にわたり管理しなければならず、有名な作品を一堂に展示することは何も購入の手続を踏まなくてもできるはずでございます。絵画を民間画廊から買い付けるのではなく、例えば、市内の酒蔵文化や地域の資源を市内に住んでいる市民に享受できるよう、市が率先して役割を果たしたり、市民全員に無料で見学できるようにしたりと、芸術文化の底上げを率先していただくことこそが福祉の増進につながるとして反対とさせていただきます。 ○議長(乗越耕司君) 次に、賛成討論の発言を許します。 ◆7番(岩崎和仁君) 議長、7番。 ○議長(乗越耕司君) 7番岩崎和仁議員。 ◆7番(岩崎和仁君) それでは、私からは議案第111号、ジョアン・ミロの作品の購入について、賛成の立場から討論をさせていただきます。 このジョアン・ミロは作家さん自体も教科書にも載るぐらい非常に有名な方でありまして、美術館を今後運営していく上で非常に有益なものだと考えます。 また、作品の活用についても私の近い人たちにも見たいという人がたくさんいらっしゃいます。 また、子どもたちに見せることで、その創造性を豊かにするというふうな目的もあり、今後の教育委員会の活用に期待を込めて賛成をしたいと思います。 ○議長(乗越耕司君) 次に、反対討論の発言を許します。 ◆16番(重森佳代子君) 議長、16番。 ○議長(乗越耕司君) 16番重森佳代子議員。 ◆16番(重森佳代子君) 今回の選定にあたって、他の候補作品が検討されていないなど選定方法に非常に問題があると思います。それと、今後、公が美術品を収集することについて慎重に審議していかなければならないということから反対とさせていただきます。 ○議長(乗越耕司君) 次に、賛成討論の発言を許します。            〔「なし」との声あり〕 ○議長(乗越耕司君) 次に、反対討論の発言を許します。            〔「なし」との声あり〕 ○議長(乗越耕司君) 次に、賛成討論の発言を許します。            〔「なし」との声あり〕 ○議長(乗越耕司君) これにて討論を終結いたします。 これより採決いたします。議案第111号「財産の取得について」の件を採決いたします。本案に対する委員長報告は可決であります。本案を原案のとおり決することに賛成の方は起立して、賛成ボタンを押してください。            〔賛成者起立〕 ○議長(乗越耕司君) 採決を確定いたします。起立多数であります。よって、本案は原案のとおり可決されました。 次に、議案第128号「請負契約の締結について」の件について、討論に入ります。 まず、本案に対する反対討論の発言を許します。 ◆22番(谷晴美君) 議長、22番。 ○議長(乗越耕司君) 22番谷 晴美議員。 ◆22番(谷晴美君) 議案第128号「請負契約の締結について」、反対の討論をさせていただきます。 河内小学校、河内中学校増築及び改修工事計画案の内容のものでございますが、学校の全国的な再開から1カ月近くが経ちました。新型コロナウイルスと長期に共存する時代、学校の改革が多くの点で求められていますが、中でも少人数学級の実現は焦眉の課題となっております。感染症拡大の防止の点でも、現在の40人学級は無理があります。また、教職員は消毒などの新たな作業や授業を集中させ遅れを取り戻すのに懸命でございます。教員を大増員させるのに国の第2次補正予算に盛り込まれた予備費10兆円の数%にすぎません。 空き教室の活用のため、学校適正化計画を見直し、少人数学級を今こそ実現するため、方向転換すべきだと考え、反対討論をさせていただきます。 ○議長(乗越耕司君) 次に、賛成討論の発言を許します。 ◆3番(坂元百合子君) 議長、3番。 ○議長(乗越耕司君) 3番坂元百合子議員。 ◆3番(坂元百合子君) 私からは、議案第128号「請負契約の締結について」、賛成の立場から討論をさせていただきます。 本議案は、小学校の施設整備事業、河内中学校また河内小学校の増築改修に伴う請負契約の締結でございます。 これは令和4年4月開校ということで、非常に地元の皆様にも合意をしていただき、希望にあふれております。 また、令和3年12月までの工期ということは、この4月の開校に向けての請負の契約というふうに感じておりますので、また常に学校とも協議をしていくというふうに答弁もいただいておりますので、賛成の立場から討論をさせていただきました。 ○議長(乗越耕司君) 次に、反対討論の発言を許します。            〔「なし」との声あり〕 ○議長(乗越耕司君) 次に、賛成討論の発言を許します。            〔「なし」との声あり〕 ○議長(乗越耕司君) これにて討論を終結いたします。 これより採決いたします。議案第128号「請負契約の締結について」の件を採決いたします。 本案に対する委員長報告は可決であります。本案を原案のとおり決することに賛成の方は起立して、賛成ボタンを押してください。            〔賛成者起立〕 ○議長(乗越耕司君) 採決を確定いたします。起立多数であります。よって、本案は原案のとおり可決されました。 次に、議案第137号「東広島市国民健康保険税条例の一部改正について」の件について、討論に入ります。 まず、本案に対する反対討論の発言を許します。 ◆22番(谷晴美君) 議長、22番。 ○議長(乗越耕司君) 22番谷 晴美議員。 ◆22番(谷晴美君) 議案第137号「東広島市国民健康保険税条例の一部改正について」、反対の討論をさせていただきます。 本案は、国民健康保険税2万円、介護納付金1万円、合計3万円の最高課税額の引上げ案でございます。 都道府県の単位化が始まり、県内統一保険料率に向けてただただ毎年値上げを続けていいのか、見直すべきだと考えます。 年収700万円台で子どもが4人いる場合、大変な負担がさらに増すわけでございますから、所得が1億円を超える富裕層との間の矛盾を東広島市が広げている現状がございます。 保険料率を決めるのは、あくまで市町村の権限でございます。市民の命と健康を守る立場から、負担軽減のため基金を取り崩すなど、格差是正のためのあらゆる手立てをとるべきです。 国に負担率の是正のため1兆円の財源を求められておられますが、コロナ感染症で休業補償や減免をされている中で、市民にさらなる痛みを押しつけることに反対とさせていただきます。 ○議長(乗越耕司君) 次に、賛成討論の発言を許します。            〔「なし」との声あり〕 ○議長(乗越耕司君) 次に、反対討論の発言を許します。            〔「なし」との声あり〕 ○議長(乗越耕司君) 次に、賛成討論の発言を許します。            〔「なし」との声あり〕 ○議長(乗越耕司君) これにて討論を終結いたします。 これより採決いたします。議案第137号「東広島市国民健康保険税条例の一部改正について」の件を採決いたします。 本案に対する委員長報告は可決であります。本案を原案のとおり決することに賛成の方は起立して、賛成ボタンを押してください。            〔賛成者起立〕 ○議長(乗越耕司君) 採決を確定いたします。起立多数であります。よって、本案は原案のとおり可決されました。 ───────────────────── * ─────────────────── ○議長(乗越耕司君) 日程第4、議案第112号「財産の無償譲渡について」から、議案第134号「東広島市火葬場設置及び管理条例の一部改正について」までの13件を一括して議題といたします。本件は、市民経済委員会に付託となっていたものであります。よって、委員長の報告を求めます。 ◆市民経済委員長(玉川雅彦君) 議長、13番。 ○議長(乗越耕司君) 13番玉川雅彦市民経済委員長。 ◆市民経済委員長(玉川雅彦君) (登 壇) ただいま議題となりました13議案につきまして、市民経済委員会における審査の経過及び結果を御報告申し上げます。 これら13議案は、今定例会初日の6月10日に本委員会に付託となり、6月15日及び18日の委員会において、執行部から詳細な説明を受ける中で、慎重に審査を進めたところであります。 では、案件ごとに審査概要を申し上げます。 まず、議案第112号から議案第126号までの11議案でありますが、これらは、市が所有している「加計多目的ホール」、「東集会所」、「市組コミュニティホーム」、「串集会所」、「小田コミュニティホーム」、「市之畑集会所」及び「西之谷集会所」の7つの建物をそれぞれ地元の認可地縁団体に無償で譲渡し、それらの建物のうち、「加計多目的ホール」、「東集会所」、「串集会所」及び「西之谷集会所」の4つについては、その敷地の用に供されている土地をそれぞれ令和2年8月1日から令和7年7月31日まで無償で貸し付けようとするものであります。 なお、審査の過程において、「無償で譲渡及び貸し付けるにあたり、建物・土地の管理基準をつくってあるのか」との質疑に対し、「市が建物・土地を管理している基準に基づき、引き続き管理していただくよう、お願いしている」との答弁がなされたところであります。 次に、議案第133号でありますが、本案は、「東広島市コミュニティ活動施設設置及び管理条例及び東広島市地域センター条例」の一部を改正し、耕地及び山間地における地番の重複を解消するために実施される山地番の変更に伴い、多目的広場及び地域センターの位置の表示を変更するとともに、議案第112号から議案第118号までの7件の地域集会所を無償で譲渡することに伴い、当該地域集会所を廃止しようとするものであります。 次に、議案第134号でありますが、本案は、「東広島市火葬場設置及び管理条例」の一部を改正し、耕地及び山間地における地番の重複を解消するために実施される山地番の変更に伴い、安芸津斎場の位置の表示を変更しようとするものであります。 以上、13議案につきまして、採決の結果、いずれも全会一致をもって可決しました。 以上、御報告申し上げます。 ○議長(乗越耕司君) 報告が終わりました。 お諮りいたします。ただいまの委員長報告に対する質疑は省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。            〔「異議なし」との声あり〕 ○議長(乗越耕司君) 御異議なしと認め、質疑を省略いたします。 これより、ただいま議題となっております議案第112号「財産の無償譲渡について」から議案第134号「東広島市火葬場設置及び管理条例の一部改正について」までの13件について、討論に入ります。 まず、各案件に対する反対討論の発言を許します。            〔「なし」との声あり〕 ○議長(乗越耕司君) 次に、賛成討論の発言を許します。            〔「なし」との声あり〕 ○議長(乗越耕司君) これにて討論を終結いたします。 これより採決いたします。議案第112号から議案第134号までの13件について一括して採決いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。            〔「異議なし」との声あり〕 ○議長(乗越耕司君) 御異議なしと認めます。よって、議案第112号から議案第134号までの13件について、一括して採決いたします。 各案件に対する委員長報告は可決であります。各案件を原案のとおり決することに賛成の方は起立して、賛成ボタンを押してください。            〔賛成者起立〕 ○議長(乗越耕司君) 採決を確定いたします。起立全員であります。よって、各案件は原案のとおり可決することに決しました。 ───────────────────── * ─────────────────── ○議長(乗越耕司君) 日程第5、議案第140号「東広島市自然公園設置及び管理条例の一部改正について」及び議案第145号「令和2年度東広島市下水道事業会計補正予算(第1号)」の2件を一括して議題といたします。 本件は、建設委員会に付託となっていたものであります。 よって、委員長の報告を求めます。 ◆建設委員長(坪井浩一君) 議長、11番。 ○議長(乗越耕司君) 11番坪井浩一建設委員長。 ◆建設委員長(坪井浩一君) (登 壇) ただいま議題となりました2議案につきまして、建設委員会における審査の経過及び結果を御報告申し上げます。 これら2議案は、今定例会初日の6月10日に本委員会に付託となり、6月16日及び19日の委員会において、執行部から詳細な説明を受ける中で慎重に審査を進めたところであります。 では、案件ごとに審査概要を申し上げます。 まず、議案第140号でありますが、本案は、耕地及び山間地における地番の重複を解消するために実施される山地番の変更に伴い、「東広島市自然公園設置及び管理条例」の一部を改正し、東広島市自然公園の位置の表示を変更しようとするものであります。 次に、議案第145号でありますが、本案は、「令和2年度下水道事業会計予算」について、「資本的収入及び支出の補正」や「債務負担行為の補正」を行おうとするものであります。 まず、「資本的収入及び支出の補正」でありますが、資本的収入を9億6,730万2,000円、資本的支出を9億7,328万円、それぞれ増額するものであります。 その主な内容でありますが、支出においては、東広島浄化センターの増設及び改造に係る委託料を増額し、歳入においては、その財源としての企業債及び国庫補助金を増額するものなどであります。 次に、「債務負担行為の補正」でありますが、東広島浄化センターの増設及び改造に係る工事の委託3件について、既定の期間及び限度額を変更するものであります。 なお、審査の過程において、「債務負担行為の変更の内容は何か」との質疑に対し、「国費が増額されたことに伴い、当初の計画を前倒ししたことにより減額するものである」との答弁が、また、「日本下水道事業団との基本協定に関する全体額への影響はないのか」との質疑に対し、「今回の処理場増設については、基本協定を締結しておらず、工事ごとに年次実施協定で事業を進めている。工事の全体額については大きな変更はない」との答弁がなされたところであります。 以上、2議案につきましては、採決の結果、いずれも全会一致をもって、原案のとおり可決しました。 以上、御報告申し上げます。 ○議長(乗越耕司君) 報告が終わりました。 先ほどの建設委員長報告の字句の読み間違えにつきましては、後刻、議長において調整いたしますので御了承願います。 お諮りします。ただいまの委員長報告に対する質疑は省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。            〔「異議なし」との声あり〕 ○議長(乗越耕司君) 御異議なしと認め、質疑を省略いたします。 これより、ただいま議題となっております議案第140号「東広島市自然公園設置及び管理条例の一部改正について」及び議案第145号「令和2年度東広島市下水道事業会計補正予算(第1号)」の2件について、討論に入ります。 まず、各案件に対する反対討論の発言を許します。            〔「なし」との声あり〕 ○議長(乗越耕司君) 次に、賛成討論の発言を許します。            〔「なし」との声あり〕 ○議長(乗越耕司君) これにて討論を終結いたします。 これより採決いたします。議案第140号及び議案第145号の2件について一括して採決いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。            〔「異議なし」との声あり〕 ○議長(乗越耕司君) 御異議なしと認めます。よって、議案第140号及び議案第145号の2件について一括して採決いたします。 各案件に対する委員長報告は可決であります。各案件を原案のとおり決することに賛成の方は起立して、賛成ボタンを押してください。            〔賛成者起立〕 ○議長(乗越耕司君) 採決を確定いたします。起立全員であります。よって、各案件は原案のとおり可決することに決しました。 暫時休憩いたします。                             午前10時59分 休  憩 ───────────────────── * ───────────────────                             午前11時09分 再  開 ○議長(乗越耕司君) 再開いたします。 ───────────────────── * ─────────────────── ○議長(乗越耕司君) 日程第6、委員会提出議案第4号「地方財政の充実・強化を求める意見書の提出について」の件を議題といたします。 職員に議案を朗読させます。  〔職員朗読〕┌─────────────────────────────────────────┐│                                         ││  委員会提出議案第4号                             ││  地方財政の充実・強化を求める意見書の提出について               ││  上記の議案を、別紙のとおり提出する。                     ││                                         ││  令和2年6月30日提出                            ││                                         ││ 東広島市議会議長 乗 越 耕 司 様                      ││   提 出 者 東広島市議会総務委員会                     ││           委員長 奥 谷   求                   ││                                         ││(提案理由)                                   ││ 地方自治体の財源を確保するために、地方財政の充実・強化を求める意見書を政府に提出││しようとするものである。                             ││………………………………………………… * …………………………………………………││地方財政の充実・強化を求める意見書                        ││ 今、地方自治体には、医療・介護など社会保障への対応、子育て支援策の充実、地域公共││交通の維持・確保など多くの行政課題への対応が求められている。           ││ さらに、現実として公的サービスを担う人材不足は深刻化しており、疲弊する職場実態に││ある。こうした中で、平成30年7月豪雨災害の復旧事業、さらに新型コロナウイルス感染││症への対応等、近年、予測がつかず重大かつ緊急を要する新たな行政課題が発生している。││ こうした地方の財政需要に対して、政府はいわゆる「骨太方針2018」で令和3年度の││地方財政計画まで平成30年度の地方財政計画の水準を下回らないよう、実質的に同水準を││確保するとしている。実際に令和2年度地方財政計画の一般財源総額は63兆4,318億 ││円、前年度比+1.2%と、過去最高の水準となった。                 ││ しかし、人口減少・超高齢化に伴う社会保障費関連をはじめとする地方の財政需要に対応││するためには、さらなる地方財政の充実・強化が求められる。このため、令和3年度の政府││予算と地方財政の検討にあたっては、歳入・歳出を的確に見積もり、地方財政の充実・強化││を目指すよう、政府に対し、次の事項の実現を強く求める。              ││1 社会保障、感染症対策、災害の復旧・復興及び防災、環境対策、地域公共交通対策、人││ 口減少対策など、増大する地方自治体の財政需要を的確に把握し、これに見合う地方一般││ 財源総額の確保を図ること。                           ││2 地域医療の確保、子育て支援や児童虐待防止、介護人材の確保、生活困窮者自立支援な││ ど、急増する社会保障ニーズへの対応と人材を確保するための社会保障予算の充実及び地││ 方財政措置を的確に行うこと。                          ││3 新型コロナウイルス感染症対策として、新たに政府が予算化した「新型コロナウイルス││ 感染症対応地方創生臨時交付金」や「新型コロナウイルス感染症包括支援交付金」につい││ ては、地方自治体が地域の実態に応じた対策を継続して実施できるよう、財政需要を把握││ し、令和3年度予算においても、国の責任において必要な額を確実に予算化すること。 ││4 地域間の財源偏在性の是正に向けては、偏在性の小さい所得税等を対象に国税から地方││ 税への税源移譲を行うなど、抜本的な改革を行うとともに、各種税制の廃止か減税を検討││ する際には、代替財源の確保などの、地方自治体の財政運営に支障が生じることがないよ││ う対応を図ること。                               ││5 地方交付税における「トップランナー方式」の導入は、地域によって人口規模・事業規││ 模の差異、各自治体における検討経過や民間産業の展開度合いを無視して経費を算定する││ ものであり、廃止・統合を含めた検討を行うこと。地方交付税の財源保障機能・財政調整││ 機能の強化を図り、市町村合併後、広域化による地域特性によって拡大した財政需要の反││映、自治体規模に配慮した段階補正の強化など、対策を講じること。          ││6 令和2年度地方財政計画において、依然として4兆5,000億円強と前年度を超える ││ 規模の財源不足があることから、地方交付税の法定率を引き上げ、臨時財政対策債に頼ら││ ない地方財政を確立すること。                          ││                                         ││ 以上、地方自治法第99条の規定に基づき、意見書を提出する。           ││                              東 広 島 市 議 会││   送付先                                   ││    内閣総理大臣                               ││    内閣官房長官                               ││    総務大臣                                 ││    財務大臣                                 ││    経済産業大臣                               ││    内閣府特命担当大臣(地方創生、規制改革担当)               ││    内閣府特命担当大臣(経済財政政策担当)                  │└─────────────────────────────────────────┘ ○議長(乗越耕司君) 朗読が終わりました。 提出者の補足説明があれば、これを許します。 ◆総務委員長(奥谷求君) 議長、17番。 ○議長(乗越耕司君) 17番奥谷 求総務委員長。 ◆総務委員長(奥谷求君) (登 壇) それでは、地方財政の充実・強化を求める意見書の提出について説明をさせていただきます。 今日の社会情勢において、少子高齢化、情報化、社会構造の複雑化などが進み、さらには、大規模災害や新型コロナウイルス感染症への対応など、予測もつかず、重大かつ緊急を要する新たな行政課題に直面する中で、地方自治体の果たす役割はますます大きくなっているところであります。 今年度の地方財政計画では、平成30年度と同水準の地方一般財源総額が確保されておりますが、地方が置かれている社会情勢、経済情勢は様々であり、社会保障費の充実、感染症対策、災害の復旧・復興をはじめとして、きめ細かな地方財政の充実・強化が望まれているところであります。 このような状況の中で、本市の発展のための財源を確保するために地方財政の充実・強化を求める意見書を政府に提出しようとするものであります。 よって、皆様方におかれましては、この趣旨をお酌み取りいただき、ぜひとも御賛同賜りますようお願いいたしまして、議案の説明とさせていただきます。 以上でございます。 ○議長(乗越耕司君) 本案につきましては、会議規則第37条第2項の規定により委員会への付託を省略いたします。 本案に対する質疑を行います。            〔「なし」との声あり〕 ○議長(乗越耕司君) 質疑を終結いたします。 これより討論に入ります。まず、本案に対する反対討論の発言を許します。            〔「なし」との声あり〕 ○議長(乗越耕司君) 次に、賛成討論の発言を許します。            〔「なし」との声あり〕 ○議長(乗越耕司君) これにて討論を終結いたします。 これより採決いたします。本案を原案のとおり決することに賛成の方は起立して賛成ボタンを押してください。            〔賛成者起立〕 ○議長(乗越耕司君) 採決を確定いたします。起立全員であります。よって、本案は原案のとおり可決されました。 ───────────────────── * ─────────────────── ○議長(乗越耕司君) 日程第7、委員会提出議案第5号「市議会議員の議員報酬及び期末手当の特例に関する条例の制定について」の件を議題といたします。 議案の朗読を省略いたします。 提出者の説明を求めます。 ◆議会運営委員長(石原賢治君) 議長、29番。 ○議長(乗越耕司君) 29番石原賢治議会運営委員長。 ◆議会運営委員長(石原賢治君) (登 壇) ただいま議案となりました委員会提出議案第5号「市議会議員の議員報酬及び期末手当の特例に関する条例の制定について」、提案理由を申し上げます。 市議会議員の報酬、期末手当については、特別職の職員等の給与、旅費等に関する条例により定めておりますが、これまで、病気などにより議会の会議を長期にわたって欠席した場合の議員報酬の減額規定は定めておりませんでした。 しかしながら、全国的に長期欠席した議員が報酬を受けることに関して、その在り方について厳しい意見があり、他市の事例では、平成30年12月31日現在において、全国815市のうち172市が欠席議員に対して議員報酬等を減額または支給を停止する条例を制定済みであります。 本市議会としても継続して取り組んでおります議会改革の規範である議会基本条例に定める議員の活動原則、言い換えれば、議員の職責は、議員は合議制による議事機関の一員であることを認識し、積極的な政策立案等に努めること、市民に対する説明責任を果たすよう努めること、議員相互間の自由な討議を重んずること等を目指さなければならないとされております。 これらの議員の職責に鑑み、議員が疾病その他の事由により長期間にわたり職責を果たすことができない場合、また、市議会への市民の信頼の確保に鑑み、市民の信頼に反し、逮捕、拘留等身体を拘束される処分を受けた場合において、当該議員の議員報酬及び期末手当の支給について特例を定めるものであります。 条例の内容でありますが、議員が疾病その他の理由により90日を超える期間にわたり市議会の会議を全て欠席した場合、議員報酬及び期末手当の額について、90日を超え180日以下の期間の場合は100分の20、180日を超え365日以下の期間の場合は100分の30、365日を超える期間の場合は100分の50を減ずるものであります。 また、議員が刑事事件の被疑者、または被告人として逮捕、拘留その他の身体を拘束される処分を受けたときの議員報酬及び期末手当の支給停止及び不支給について定めるものであります。 議員各位におかれましては、この提案の趣旨を御理解いただき、御賛同賜りますようお願いいたしまして、議案の説明とさせていただきます。 以上で説明を終わります。 ○議長(乗越耕司君) 説明が終わりました。 本案につきましては、会議規則第37条第2項の規定により委員会への付託を省略いたします。 本案に対する質疑を行います。            〔「なし」との声あり〕 ○議長(乗越耕司君) 質疑を終結いたします。 これより討論に入ります。まず、本案に対する反対討論の発言を許します。            〔「なし」との声あり〕 ○議長(乗越耕司君) 次に、賛成討論の発言を許します。 ◆22番(谷晴美君) 議長、22番。 ○議長(乗越耕司君) 22番谷 晴美議員。 ◆22番(谷晴美君) 委員会提出議案第5号「市議会議員の議員報酬及び期末手当の特例に関する条例の制定について」、日本共産党は賛成の討論をさせていただきます。 まず初めに、東広島市議会議会運営委員会は、一人会派も議運に入っている他の市議会がある中で、申し合わせ事項により構成メンバーに日本共産党は入れてもらえていません。そこで、賛成の討論をさせていただきます。 全国の市議会で制定された特別条例の報酬等の減額または支給停止の規定状況でも示されているように、平成30年12月31日現在、全市815市のうち172市に達しております。減額または支給停止の事由に、疾病、懲罰、逮捕、拘留、その他に分類され、それぞれ規定に沿って処分されているように、本市にも示された具体例と照らし合わせ、事実が確認されれば、規定内容に沿って対応することに妥当と判断いたしますが、現憲法の下、全国では近年、議員の不祥事が後を絶たず、金権体質が改められておりません。まずは政党助成金制度の廃止を国に求めることが大事な役割の一つと考えております。 これを指摘させていただきまして、賛成の討論とさせていただきます。 ○議長(乗越耕司君) 次に、反対討論の発言を許します。            〔「なし」との声あり〕 ○議長(乗越耕司君) 次に、賛成討論の発言を許します。            〔「なし」との声あり〕 ○議長(乗越耕司君) これにて討論を終結いたします。 これより採決いたします。本案を原案のとおり決することに賛成の方は起立して賛成ボタンを押してください。            〔賛成者起立〕 ○議長(乗越耕司君) 採決を確定いたします。起立全員であります。よって、本案は原案のとおり可決されました。 ───────────────────── * ─────────────────── ○議長(乗越耕司君) 次に、新たな議案の提出に当たり高垣市長から挨拶がありますので、これを許します。 ◎市長(高垣廣徳君) 議長、市長。 ○議長(乗越耕司君) 高垣市長。 ◎市長(高垣廣徳君) (登 壇) 本定例会の初日に提案をさせていただきました42議案につきましては、先ほどまでに御議決をいただいたところでございます。まずもって、議員の皆様方に厚くお礼を申し上げます。 さて、本日、請負契約の締結2件につきまして、追加して議案を提出させていただいております。 いずれも災害復旧工事に係る請負契約を締結しようとするものでございます。 議員各位におかれましては、どうぞ慎重に御審議をいただきまして、適切なる御議決を賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(乗越耕司君) 挨拶が終わりました。 ───────────────────── * ─────────────────── ○議長(乗越耕司君) 日程第8、議案第146号「請負契約の締結について」及び議案第147号「請負契約の締結について」の2件を一括して議題といたします。 提出者の説明を求めます。 ◎総務部長(天神山勝浩君) 議長、総務部長。 ○議長(乗越耕司君) 天神山総務部長。 ◎総務部長(天神山勝浩君) (登 壇) ただいま議題となりました議案第146号及び議案第147号の2議案につきまして御説明を申し上げます。 提出議案説明書(その2)によりまして説明をさせていただきます。 議案第146号「請負契約の締結について」でございます。本案は、令和2年度土木施設災害復旧事業・農業用施設災害復旧事業河内地区災害復旧工事(2-1)の請負契約を締結しようとするものでございます。 2、契約の内容でございますが、(1)工事の内容は、土木一式工事で、(2)契約金額は5億9,884万円、(3)契約の相手方は、株式会社東豊建設でございます。 次に、議案第147号「請負契約の締結について」でございます。 本案は、令和2年度土木施設災害復旧事業・農業用施設災害復旧事業安芸津地区災害復旧工事(2-1)の請負契約を締結しようとするものでございます。 2、契約の内容でございますが、(1)工事の内容は、土木一式工事で、(2)契約金額は9億1,019万5,000円、(3)契約の相手方は、株式会社後藤組でございます。 議案第146号及び第147号の説明は以上でございますが、提出議案添付資料その2に、資料1及び資料2といたしまして、これらの議案に係る資料を添付しておりますので、後ほど御参照いただきたいと思います。 以上で、2議案についての、私からの説明を終わります。 どうぞ、よろしくお願いいたします。 ○議長(乗越耕司君) 説明が終わりました。 お諮りします。本案につきましては質疑を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。            〔「異議なし」との声あり〕 ○議長(乗越耕司君) 御異議なしと認めます。よって、ただいま議題となっております議案第146号「請負契約の締結について」及び議案第147号「請負契約の締結について」の2件は、所管の建設委員会に付託いたします。 暫時休憩いたします。                             午前11時31分 休  憩 ───────────────────── * ───────────────────                             午後1時15分 再  開 ○議長(乗越耕司君) 再開いたします。 建設委員会に付託しておりました議案第146号「請負契約の締結について」及び議案第147号「請負契約の締結について」の2件について、委員長の報告を求めます。 ◆建設委員長(坪井浩一君) 議長、11番。 ○議長(乗越耕司君) 11番坪井浩一建設委員長。 ◆建設委員長(坪井浩一君) (登 壇) 先ほど本委員会に付託となりました議案第146号及び議案第147号の2件につきまして、審査の経過及び結果を御報告申し上げます。 まず、議案第146号でありますが、本案は、令和2年度土木施設災害復旧事業・農業用施設災害復旧事業河内地区災害復旧工事(2-1)の請負契約を、株式会社東豊建設と5億9,884万円で締結しようとするものであります。 なお、審査の過程において、「復興JV方式で入札に出したが、単体で応札されたということか」との質疑に対し、「復興JV方式で入札に出したが、単体での受注も可能としていた」との答弁がなされたところであります。 次に、議案第147号でありますが、本案は、令和2年度土木施設災害復旧事業・農業用施設災害復旧事業安芸津地区災害復旧工事(2-1)の請負契約を株式会社後藤組と9億1,019万5,000円で締結しようとするものであります。 なお、審査の過程において、「1者で行うには施工箇所が多いが、現場の施工監理はどうするのか」との質疑に対し、「基本的に、監督は市の職員で行うが、コンサルタント会社で施工監理業務を行い、現地の確認、図面の修正、数量計算などを行う」との答弁がなされたところであります。 以上、採決の結果、全会一致をもって、原案のとおり可決されました。 以上、御報告申し上げます。 ○議長(乗越耕司君) 報告が終わりました。 お諮りします。ただいまの委員長報告に対する質疑は省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。            〔「異議なし」との声あり〕
    ○議長(乗越耕司君) 御異議なしと認め、質疑を省略いたします。 これよりただいま議題となっております議案第146号「請負契約の締結について」及び議案第147号「請負契約の締結について」の2件について討論に入ります。 まず、各案件に対する反対討論の発言を許します。            〔「なし」との声あり〕 ○議長(乗越耕司君) 次に、賛成討論の発言を許します。            〔「なし」との声あり〕 ○議長(乗越耕司君) これにて討論を終結いたします。 これより採決いたします。採決は分離して行います。 まず、議案第146号「請負契約の締結について」の件を採決いたします。 本案に対する委員長報告は可決であります。本案を原案のとおり決することに賛成の方は起立して賛成ボタンを押してください。            〔賛成者起立〕 ○議長(乗越耕司君) 採決を確定いたします。起立全員であります。よって、本案は原案のとおり可決することに決しました。 次に、議案第147号「請負契約の締結について」の件を採決いたします。本案に対する委員長報告は可決であります。本案を原案のとおり決することに賛成の方は起立して賛成ボタンを押してください。            〔賛成者起立〕 ○議長(乗越耕司君) 採決を確定いたします。起立全員であります。よって、本案は原案のとおり可決することに決しました。 ◆19番(重光秋治君) 議長、19番。 ○議長(乗越耕司君) 19番重光秋治議員。 ◆19番(重光秋治君) 私、重光秋治は、市議会副議長の辞職願を提出させていただきたく、お取り計らいのほう、よろしくお願いいたします。 ○議長(乗越耕司君) ただいま重光副議長から副議長の辞職願が提出されました。 お諮りします。この際、「副議長の辞職」の件を日程に追加し、議題といたしたいと思います。これに御異議ありませんか。            〔「異議なし」との声あり〕 ○議長(乗越耕司君) 御異議なしと認めます。よって、副議長の辞職の件を日程に追加し、議題とすることに決しました。 ───────────────────── * ─────────────────── ○議長(乗越耕司君) 追加日程第9、「副議長の辞職」の件を議題といたします。 ここで、地方自治法第117条の規定により、重光副議長の退席をお願いいたします。 暫時休憩いたします。                             午後1時22分 休  憩 ───────────────────── * ───────────────────                             午後1時23分 再  開 ○議長(乗越耕司君) 再開いたします。 ただいま提出されました副議長の辞職願を職員に朗読させます。  〔職員朗読〕┌─────────────────────────────────────────┐│                                         ││令和2年6月30日                                ││                                         ││  東広島市議会                                 ││  議長 乗越 耕司 様                             ││                                         ││                            東広島市議会       ││                            副議長 重 光 秋 治  ││                                         ││                  辞 職 願                  ││ このたび、一身上の都合により、副議長を辞職したいので許可されるよう願い出ます。 │└─────────────────────────────────────────┘ ○議長(乗越耕司君) お諮りします。重光秋治議員の副議長の辞職を許可することに御異議ありませんか。            〔「異議なし」との声あり〕 ○議長(乗越耕司君) 御異議なしと認めます。よって、重光秋治議員の副議長の辞職を許可することに決しました。 重光秋治議員の入場を許可いたします。 暫時休憩いたします。                             午後1時24分 休  憩 ───────────────────── * ───────────────────                             午後1時24分 再  開 ○議長(乗越耕司君) 再開いたします。 重光秋治議員の副議長の辞職は許可されました。 挨拶があれば、これを許します。 ◆19番(重光秋治君) 議長、19番。 ○議長(乗越耕司君) 19番重光秋治議員。 ◆19番(重光秋治君) 先ほど辞職願が受理されまして、大きな肩の荷が下りた気持ちでございます。 議員としてこれまでにない重責を背負い、非常に印象深い1年間でございました。就任当時は、改選直後ということがございまして、議長とともに県内各自治体を挨拶回りで忙しく動かせていただきした。そしてまた、国・県等への要望活動におきましても、あるときは議長と一緒に、あるいは、あるときには議長代理ということで行かせていただきました。責任ある立場を改めて認識したところでございます。 乗越議長におかれましては、議会の中で起こる問題は常に議会の中でみんなで考えて行動していこうというスタンスを持っておられまして、議会運営委員会のシステムをうまく生かされてかじ取りをされているというのが非常に印象的でございました。どうぞこれからもその手腕をしっかりと生かしていただきたいと願うところでございます。 そして、議員の皆さん、執行部の皆さん、私の副議長職に関しまして多大なる御理解と御協力を賜りましたことを改めて深くお礼申し上げまして、甚だ簡単ではございますが、退任に当たっての御挨拶とさせていただきます。本当にありがとうございました。 ○議長(乗越耕司君) 挨拶が終わりました。 日程は順次繰り下げになりますので、御了承願います。 この際、会議の延長について申し上げます。 本日の会議時間は、議事の都合により、あらかじめ延長いたします。 暫時休憩いたします。                             午後1時27分 休  憩 ───────────────────── * ───────────────────                             午後2時24分 再  開 ○議長(乗越耕司君) 再開いたします。 ただいま副議長が欠員となりました。 お諮りします。この際、「副議長の選挙」を日程に追加し、議題といたしたいと思います。これに御異議ありませんか。            〔「異議なし」との声あり〕 ○議長(乗越耕司君) 御異議なしと認めます。よって、「副議長の選挙」を日程に追加し、議題とすることに決しました。 ───────────────────── * ─────────────────── ○議長(乗越耕司君) 追加日程第10、「副議長の選挙」を行います。 お諮りします。選挙の方法は投票、指名推選のいずれの方法といたしましょうか。            〔「投票」との声あり〕 ○議長(乗越耕司君) 副議長選挙は投票により行います。 ただいまから投票の準備をいたしますので、暫時休憩いたします。                             午後2時25分 休  憩 ───────────────────── * ───────────────────                             午後2時27分 再  開 ○議長(乗越耕司君) 再開いたします。 選挙に入るに先立ち、念のため申し上げます。 議会において行う選挙については、地方自治法第118条において、選挙の方法が定められておりますが、さらに先例により、公職選挙法第68条の2、すなわち、同一氏名等の投票の効力についての規定を準用いたしますので、御参考までにその条文を職員に朗読させます。  〔職員朗読〕┌───────────────────────────────────┐│  公職選挙法                            ││ (同一氏名の候補者等に対する投票の効力)              ││ 第68条の2 同一の氏名、氏又は名の公職の候補者が2人以上ある場合に ││おいて、その氏名、氏又は名のみを記載した投票は、前条第1項第8号の規 ││定にかかわらず、有効とする。                     ││ 以上です。                             │└───────────────────────────────────┘ ○議長(乗越耕司君) 以上のとおりであります。 なお、白票については無効票として処理いたします。 議場の閉鎖を命じます。            〔議場閉鎖〕 ○議長(乗越耕司君) ただいまの出席議員は29名であります。 所定の投票用紙を配付させます。            〔投票用紙配付〕 ○議長(乗越耕司君) 投票用紙の配付漏れはありませんか。            〔「なし」との声あり〕 ○議長(乗越耕司君) 配付漏れなしと認めます。 職員に投票箱を改めさせます。            〔投票箱点検〕 ○議長(乗越耕司君) 異状なしと認めます。 念のため申し上げます。 投票は単記無記名であります。 投票用紙に被選挙人の氏名を記載の上、点呼に応じて、順次投票をお願いいたします。 これより投票に移ります。 点呼を命じます。            〔職員点呼・投票〕 ○議長(乗越耕司君) 投票漏れはありませんか。            〔「なし」との声あり〕 ○議長(乗越耕司君) 投票漏れはなしと認めます。 投票を終了いたします。 投票箱を閉鎖してください。            〔投票箱閉鎖〕 ○議長(乗越耕司君) 議場の閉鎖を解きます。            〔議場開鎖〕 ○議長(乗越耕司君) 開票を行います。 会議規則第31条第2項の規定により、立会人に、24番竹川秀明議員、17番奥谷 求議員、15番加藤祥一議員の3名を指名いたします。よって、指名いたしました3名の方の立ち会いをお願いいたします。前に出てください。 開票を始めてください。            〔開票〕 ○議長(乗越耕司君) 選挙の結果を報告いたします。 投票総数29票 これは先ほどの出席議員数に符合しております。 そのうち 有効投票 28票 無効投票 1票 有効投票中 加根佳基議員 12票 大道博夫議員 16票 以上のとおりであります。 この選挙の法定得票数は、7票であります。よって、大道博夫議員が副議長に当選されました。 ただいま副議長に当選されました大道博夫議員が議場におられますので、本席から会議規則第32条第2項の規定により、当選の旨、告知いたします。 大道博夫議員、当選承諾及び御挨拶をお願いいたします。 ◆12番(大道博夫君) (登 壇) このたび副議長に選任していただきました大道です。皆様には、御支援いただきまして本当にありがとうございます。先ほど、全員協議会のときに話をしましたように、乗越議長を支え、議会改革を行い、政策能力、これをもっと高められるよう、皆様と一緒に議会運営に頑張りたいと思っております。これからも御支援のほど、よろしくお願いいたします。 ○議長(乗越耕司君) 以上をもって副議長選挙を終わります。 御協力ありがとうございました。 日程は順次繰り下げになりますので、御了承願います。 暫時休憩いたします。                             午後2時55分 休  憩 ───────────────────── * ───────────────────                             午後2時56分 再  開 ○議長(乗越耕司君) 再開いたします。 ───────────────────── * ─────────────────── ○議長(乗越耕司君) 日程第11、「議会の閉会中における常任委員会及び議会運営委員会所管事項等の審査について」の件を議題といたします。 地方自治法第109条第8項の規定に基づき、それぞれの常任委員会及び議会運営委員会の所管事項については、議会閉会中もなお継続して審査することといたしたいと思います。これに御異議ありませんか。            〔「異議なし」との声あり〕 ○議長(乗越耕司君) 御異議なしと認めます。よって、本件はさよう決定されました。 以上で、本定例会に付議されました案件の審議は全部終了いたしました。よって、会議規則第第7条の規定により、本日で閉会いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。            〔「異議なし」との声あり〕 ○議長(乗越耕司君) 御異議なしと認めます。よって、本定例会は本日で閉会することに決しました。 この際、高垣市長から閉会に当たり挨拶がありますので、これを許します。 ◎市長(高垣廣徳君) 議長、市長。 ○議長(乗越耕司君) 高垣市長。 ◎市長(高垣廣徳君) (登 壇) 令和2年第2回東広島市議会定例会の閉会に当たりまして、一言御挨拶を申し上げます。 議員の皆様方には、今月10日の開会以来、本日追加提出させていただきました議案を含め、全ての議案に対しまして慎重なる御審議をいただき、適切なる御議決を賜りましたことに、心より厚く御礼を申し上げます。 また、議会におかれましては、先ほど副議長の選出を終えられたところでございます。重光前副議長におかれましては、多大なる御尽力を賜り、誠にありがとうございました。 また、新たに就任されました大道副議長には、誠におめでとうございます。引き続きどうぞよろしくお願いいたします。 さて、季節は梅雨を迎えておりますが、今後も新型コロナウイルス感染症への対応とともに、大雨等に対する防災体制に万全を期し、市民の生命・財産を守るため、迅速かつ適切に対処してまいる所存でございます。 結びに、議員の皆様におかれましては、時節柄、くれぐれも御自愛いただき、御活躍くださいますよう御祈念申し上げまして、簡単ではございますが、閉会に当たりましての御挨拶とさせていただきます。誠にありがとうございました。 ○議長(乗越耕司君) 挨拶が終わりました。 議員の皆さん、執行部の皆さん、長期間にわたり大変御苦労さまでした。 それでは、これにて令和2年第2回東広島市議会定例会を閉会いたします。                             午後2時59分 閉  会 ───────────────────── * ───────────────────  以上のとおり会議の経過を記載して、その相違ないことを証するため、地方自治法第123条第2項の規定により、ここに署名する。  東広島市議会議長   乗 越 耕 司  東広島市議会議員   片 山 貴 志      〃       坂 元 百合子      〃       牛 尾 容 子...