東広島市議会 > 2020-06-10 >
06月10日-01号

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  1. 東広島市議会 2020-06-10
    06月10日-01号


    取得元: 東広島市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-09-12
    令和 2年第2回 6月定例会(第1日目)1. 日時  令和2年6月10日2. 場所  東広島市議会議場3. 出席議員(29名)  1番 鈴 木 英 士   2番 片 山 貴 志   3番 坂 元 百合子  4番 牛 尾 容 子   5番 景 山   浩   6番 田 坂 武 文  7番 岩 崎 和 仁   8番 中 川   修   9番 貞 岩   敬  10番 岡 田 育 三   11番 坪 井 浩 一   12番 大 道 博 夫  13番 玉 川 雅 彦   14番 北 林 光 昭   15番 加 藤 祥 一  16番 重 森 佳代子   17番 奥 谷   求   19番 重 光 秋 治  20番 加 根 佳 基   21番 宮 川 誠 子   22番 谷   晴 美  23番 乗 越 耕 司   24番 竹 川 秀 明   25番 池 田 隆 興  26番 山 下   守   27番 鈴 木 利 宏   28番 牧 尾 良 二  29番 石 原 賢 治   30番 上 田   廣4. 欠席議員(1名)  18番 大 谷 忠 幸5. 本会議の書記  事務局長    脇 本 英 治      局次長     貞 岩   諭  議事調査係長  松 井 章 拓6. 説明のため出席した者  市長      高 垣 廣 徳      副市長     松 尾 祐 介  副市長     多 田   稔      教育長     津 森   毅  総務部長    天神山 勝 浩      政策企画部長  木 原 岳 浩  財務部長    江 口 和 浩      生活環境部長  弓 場   潤  健康福祉部長  梶 永 里 美      こども未来部長 上 田 祐 子  産業部長    鈴 木 嘉一郎      建設部長    中 谷 浩 美  都市部長    鎌 田 裕 介      下水道部長   森 行 裕 章  水道局長    三 戸 通 明      学校教育部長  國 廣 政 和  生涯学習部長  大 畠   隆      災害復旧担当理事阪 垣 多喜豪  総務部次長総務課長           総務部総務課課長補佐行政経営係長          福 光 直 美              村 上 雅 之7. 会議事件日程第1         会議録署名議員の指名日程第2         会期の決定日程第3 承認案第104号 専決処分の承認について     同意案第105号 公平委員会委員の選任の同意について     同意案第106号 公平委員会委員の選任の同意について     同意案第107号 教育委員会委員の任命の同意について     同意案第108号 教育委員会委員の任命の同意について     議案第109号 財産の取得について     議案第110号 財産の取得について     議案第111号 財産の取得について     議案第112号 財産の無償譲渡について     議案第113号 財産の無償譲渡について     議案第114号 財産の無償譲渡について     議案第115号 財産の無償譲渡について     議案第116号 財産の無償譲渡について     議案第117号 財産の無償譲渡について     議案第118号 財産の無償譲渡について     議案第119号 財産の無償譲渡について     議案第120号 財産の無償譲渡について     議案第121号 財産の無償譲渡について     議案第122号 財産の無償譲渡について     議案第123号 財産の無償貸付けについて     議案第124号 財産の無償貸付けについて     議案第125号 財産の無償貸付けについて     議案第126号 財産の無償貸付けについて     議案第127号 財産の無償貸付けについて     議案第128号 請負契約の締結について     議案第129号 市長、副市長及び教育長の給料の臨時特例に関する条例の制定について     議案第130号 東広島市手数料条例の一部改正について     議案第131号 東広島市税条例等の一部改正について     議案第132号 地域再生法に規定する地方活力向上地域における固定資産税の特例に関する条例の一部改正について     議案第133号 東広島市コミュニティ活動施設設置及び管理条例及び東広島市地域センター条例の一部改正について     議案第134号 東広島市火葬場設置及び管理条例の一部改正について     議案第135号 東広島市老人集会所設置及び管理条例の一部改正について     議案第136号 東広島市介護保険条例の一部改正について     議案第137号 東広島市国民健康保険税条例の一部改正について     議案第138号 東広島市保育所設置及び管理条例の一部改正について     議案第139号 東広島市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正について     議案第140号 東広島市自然公園設置及び管理条例の一部改正について     議案第141号 東広島市立学校設置条例の一部改正について     議案第142号 令和2年度東広島一般会計補正予算(第4号)     議案第143号 令和2年度東広島国民健康保険特別会計補正予算(第2号)     議案第144号 令和2年度東広島介護保険特別会計補正予算(第1号)     議案第145号 令和2年度東広島下水道事業会計補正予算(第1号)日程第4 議員提出議案第2号 市議会議員議員報酬の特例に関する条例の制定について日程第5 議員提出議案第3号 大谷忠幸議員に対する辞職勧告決議について───────────────────── * ───────────────────                             午前10時00分 開  議 ○議長(乗越耕司君) 皆さん、おはようございます。 令和2年第2回東広島市議会定例会を開会するに当たり、お忙しい中を御参集賜り、まことにありがとうございます。 ただいまの出席議員は29名であります。定足数に達しておりますので、これより令和2年第2回東広島市議会定例会を開会いたします。 この議会の運営につきましては、諸事が円滑に終始しますよう、皆様方の御協力をお願い申し上げます。 直ちに本日の会議を開きます。 本日の議事日程は、あらかじめお手元に配付したとおりであります。 お諮りします。 この際、説明員として本会議に市長、教育長並びに説明の委任を受けた者の出席を求めたいと思います。これに御異議ありませんか。            〔「異議なし」との声あり〕 ○議長(乗越耕司君) 御異議なしと認めます。よって、説明員の出席を求めます。 暫時休憩いたします。                             午前10時01分 休  憩 ───────────────────── * ───────────────────                             午前10時02分 再  開 ○議長(乗越耕司君) 再開いたします。 日程に入るに先立ち、高垣市長から招集に当たり挨拶がありますので、これを許します。 ◎市長(高垣廣徳君) 議長、市長。 ○議長(乗越耕司君) 高垣市長。 ◎市長(高垣廣徳君) (登 壇) 本日、令和2年第2回東広島市議会定例会を招集いたしましたところ、議員の皆様方には御多用中にもかかわらず御参集を賜りまして、厚く御礼を申し上げます。 開会に当たりまして、本市を取り巻く内外の諸情勢を交えながら、一言御挨拶を申し上げます。 まず、新型コロナウイルス感染症の影響による国際情勢についてでございます。 国際通貨基金IMFは、4月に公表した最新の世界経済見通しにおいて、2020年の経済成長率予測をマイナス3%と大幅に下方修正いたしました。そして、今回の新型コロナウイルス感染症の拡大による景気の後退を、1930年代の世界恐慌以来の最悪の景気後退としております。 こうした中、新型コロナウイルス感染症の拡大に伴う米中対立の激化や自国ファースト保護主義的思想の台頭など、世界情勢は混沌とし、不確実性が増してきております。 一方で、国際協力によるワクチン開発の加速化、医療従事者等に対する感謝のオベーション、マスク等の相互支援など、市民や企業団体などが様々なボーダーを超えて連帯し、支え合う流れも芽生えてきていることは、我々にとっても大きな希望であります。 次に、国内の情勢でございます。 5月25日に緊急事態宣言が全面的に解除され、徐々にではありますが、経済活動が再開され、各地でにぎわいが戻りつつあります。 しかしながら、内閣府の最新の月例経済報告によりますと、「景気は、新型コロナウイルス感染症の影響により、急速な悪化が続いており、極めて厳しい状況にある」とされており、雇用情勢についても、完全失業率が上昇し、有効求人倍率が低下するなど予断を許さない状況が続いております。 こうした中、国においては、さきに成立した令和2年度第1次補正予算を含む新型コロナウイルス感染症緊急経済対策の速やかな執行に努めるとともに、補正予算としては、過去最大規模となる第2次補正予算の早期成立に向けた審議が行われております。 本市にとりましても、地域経済に及ぼす影響が大きいことから、高い関心を持って、その動向を注視しております。 次に、本市における情勢ですが、まず、新型コロナウイルス感染症への対応についてでございます。 このたびの緊急事態宣言下における外出自粛等で、多くの市民、事業者の皆様には大変な御苦労をおかけし、御協力をいただいたことに、まずもってこの場をお借りして、深く感謝を申し上げます。 本市におきましては、広島県の対処方針を受けつつ、引き続き感染防止対策をしっかりと講じつつ、「新しい生活様式」や「新しい働き方様式」への転換を着実に推進することとしております。 また、「感謝と応援寄附金」につきましては、多くの方々から温かい御支援、御協力を賜り、厚くお礼申し上げますとともに、頂いた御寄附は、早速、新型コロナウイルスの最前線で働く医療・福祉関係の皆様への支援に活用させていただいておりますことを御報告させていただきます。 このたびの新型コロナウイルス感染症への対応に際しましては、本当に多くの方々に御協力をいただきました。特別定額給付金の支給においては、学生アルバイトの皆様、ドライブスルー方式による検体採取においては、医師会をはじめ、地域の医療機関の皆様、マスク等、不足する物資の確保については地元企業の皆様、まさに本市の総力を結集した取組であったと感じております。 新型コロナウイルス感染症の終息までの道のりは、長く厳しいものと見込まれますが、これからもオール東広島、皆様と手を携えて、乗り越えてまいりたいと考えております。 次に、平成30年7月豪雨災害からの復旧・復興についてでございます。 一昨年の未曾有の豪雨災害から間もなく2年がたとうとしております。被災された方々は、日々、生活再建に向け、取り組まれており、市といたしましても、引き続き一日も早い復旧復興に向け、取組を進めてまいる所存でございます。 特に、これからの出水期を迎えるに当たり、避難時における新型コロナウイルス感染症への対応など新たな課題もございますが、被害の拡大につながることのないよう全力で取り組んでまいります。 次に、これからのまちづくりにつきまして、令和2年度は、昨年度に策定した第五次東広島市総合計画による「新たなまちづくりへの挑戦の第一歩」と位置づけております。総合計画に掲げる将来都市像である「未来に挑戦する自然豊かな学術研究都市~住みたい、働きたい、学びたいまち、東広島~」の実現に向け、「仕事づくり」、「暮らしづくり」、「人づくり」、「活力づくり」、「安心づくり」を5つの柱として、12の重点施策を戦略的に推進することとしておりますが、ここでその取組の一端に触れさせていただきます。 まず、「仕事づくり」でございます。 産業イノベーションの創出につきまして、昨年度は11月に「東広島イノベーションラボ ミライノ+」、2月に「東広島ビジネスサポートセンターHi-Biz」とビジネス交流拠点を相次いで整備してまいりました。今年度は、これらの拠点を活用し、「ミライノ+」では、継続的にファンを獲得していくためのプロモーション活動や、各種イベントの開催など、イノベーション基盤形成のための取組を推進していくとともに、「Hi-Biz」では、卓越したビジネススキルを持つスタッフによる中小企業の強みを最大限に引き出す「伴走型支援」の充実にも取り組んでまいります。 特に、「ミライノ+」については、このたびの新型コロナウイルス感染症の拡大防止に向けた取組として、売上げが落ち込んでいる飲食店を盛り上げるため、テイクアウト応援プロジェクト東広島エール飯」を企画し、学生が開発したアプリ「東広島テイクアウトマップ」とも連携するなど、異分野が融合したイノベーション創出の取組を実践し、成果を上げております。 次に、「暮らしづくり」でございます。本市の特色である豊かな自然環境と利便性の高い居住環境が共存し、魅力的な暮らしのあるまちを実現するために、「コンパクト・プラス・ネットワーク」の視点に基づき、各地域の生活を支える拠点の形成を図り、生活交通ネットワークの充実に取り組んでまいります。 特に、重点施策として、八本松駅前土地区画整理事業を本格化させ、良質な住環境の供給を担う新たな市街地の形成を進めてまいります。 次に、「人づくり」でございます。新型コロナウイルス感染症の拡大を受け、学校の休校期間が長期化する中で、国は、GIGAスクール構想を3年前倒しし、本年度中にICT機器を活用した学習環境の整備を完成させる方針を決定しました。 本市におきましても、国の方針に即して、機器の整備と教員の育成を実現するため、6月1日付でプロジェクトチームを設置し、実施体制を強化したところでございます。 次に、「活力づくり」でございます。 まず、「学術研究機能の発揮による都市活力の創出」につきまして、現在、広島大学において、世界トップレベル総合研究大学を目指し、国際的研究拠点の構築を推進されているところであり、本市といたしましても、この取組を総合的に支援し、その成果を地域経済の発展につなげていきたいと考えております。 また、「多様性豊かな市民の力が輝くまちづくり」につきましては、現在、国道2号西条バイパス沿線において、道路利用者に快適な休憩や安らぎを与える場所を提供するとともに、市の観光資源や特産物の魅力発信を行うため、「(仮称)道の駅西条」の整備を行っております。 本年度は、引き続き、敷地の造成工事を実施するとともに、施設の設計、名称の公募・選定、指定管理者公募準備等を行うこととしております。 最後に、「安心づくり」でございます。 少子高齢化が進展する社会においては、医療・福祉・介護等の様々な担い手が連携し、誰もが地域でつながり、支え合い、安心して子どもを産み育てられる環境づくりを進めることが必要であると考えております。 そのように、誰もが幸せを実感でき、住みたくなるような地域共生社会を実現させていくため、新たに地域共生社会の推進体制を整備し、各分野、横断的な課題について、従来の所掌にとらわれることなく、包括的な相談支援体制の構築に取り組んでいくこととしております。 6月1日付で設置した地域共生総合相談窓口「HOTけんステーション」は、高齢、障害、児童、生活困窮など、各専門領域のみの支援では解決が困難な複合的な課題に対して、複数の所属や支援機関がチームで課題解決に当たっていこうとするもので、どのような形であれ、しっかりと受けとめ、つないで、かかわり続ける、このことを目指してまいります。 いずれにいたしましても、このたびの新型コロナウイルス感染症は、我々の社会や経済に大きな影響を与えました。我々は、今後、この感染症と折り合いをつけながら、社会生活経済活動を続けていく必要があります。ソーシャルディスタンス、オンライン、テレワークなど社会生活において求められる「非接触」は、人口の集中する過密な都市、ライフスタイルへのアンチテーゼであり、これから東京への一極集中の流れが変わる可能性があります。 私は、このたびの新型コロナウイルス感染症の拡大という劇的ともいえる社会変革を捉え、ピンチをチャンスに変える発想で、多様な人材が国内外から集まってくるような、「選ばれる都市」となることを目指して、総合計画に掲げた取組を加速してまいりたいと考えております。 それでは、改めまして、本定例会に提出させていただいております議案の概要につきまして、御説明を申し上げます。 まず、予算関係につきましては、新型コロナウイルス感染症へ対応する追加の緊急対策経費を中心とした一般会計補正予算など4件をお願いするものでございます。 このほか、「専決処分の承認について」の承認案が1件、「公平委員会委員の選任の同意について」などの同意案が4件、「市長、副市長及び教育長の給料の臨時特例に関する条例の制定について」などの条例案が13件、その他「財産の取得について」など20件、全体では42件の議案を提出させていただいております。 議員各位におかれましては、何とぞ慎重なる御審議の上、適切なる御議決を賜りますようお願いを申し上げます。 ○議長(乗越耕司君) 挨拶が終わりました。 この際、諸般の報告を行います。 まず、石丸消防局長から、病気治療のため本定例会を欠席する旨の届出がありましたので御報告いたします。 次に、議会の活動状況等につきましては、配付しております諸活動表をごらんいただきたいと思います。 次に、監査委員から例月出納検査の結果報告がありました。その写しを配付しておりますので御覧いただきたいと思います。 次に、市長からの報告事項について申し上げます。 報告第10号「東広島スマートエネルギー株式会社経営状況について」、報告第11号「東広島市土地開発公社経営状況について」、報告第12号「公益財団法人東広島教育文化振興事業団経営状況について」、報告第13号「令和元年度東広島繰越明許費繰越計算書について」、報告第14号「令和元年度東広島市事故繰越し繰越計算書について」、報告第15号「令和元年度東広島水道事業会計予算繰越計算書について」、報告第16号「令和元年度東広島下水道会計予算繰越計算書について」、以上7件の報告書が提出されております。配付しておきましたから御了承願います。 次に、本定例会の会期予定につきましては、会期予定表を配付しておりますので御覧いただきたいと思います。 なお、この案につきましては、先般の議会運営委員会において御協議いただき、作成したものでありますので御了承願います。 以上で、諸般の報告を終わります。 ───────────────────── * ─────────────────── ○議長(乗越耕司君) それでは、これより日程に入ります。 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。 会議録署名議員は、議長において、14番北林光昭議員、15番加藤祥一議員、16番重森佳代子議員を指名いたします。 ───────────────────── * ─────────────────── ○議長(乗越耕司君) 日程第2、会期の決定の件を議題といたします。 お諮りします。本定例会の会期は、本日から7月1日までの22日間といたしたいと思います。これに御異議ありませんか。            〔「異議なし」との声あり〕 ○議長(乗越耕司君) 御異議なしと認めます。よって、会期は、本日から7月1日までの22日間と決定いたしました。 なお、会議予定につきましては、配付しております会期予定表のとおりでありますので御了承願います。 ───────────────────── * ─────────────────── ○議長(乗越耕司君) 日程第3、承認案第104号「専決処分の承認について」から、議案第145号「令和2年度東広島下水道事業会計補正予算(第1号)」までの42件を一括して議題といたします。 提出者の説明を求めます。 ◎総務部長天神山勝浩君) 議長、総務部長。 ○議長(乗越耕司君) 天神山総務部長。 ◎総務部長天神山勝浩君) (登 壇) ただいま議題となりました議案のうち、私からは、同意案第105号から議案第141号までの37議案につきまして御説明申し上げます。 まずは、議案書によりまして説明をさせていただきます。 同意案第105号及び第106号は、「公平委員会委員の選任の同意について」でございます。 本案は、公平委員会委員2人の方の任期が満了するため、その後任の委員の選任につきまして、議会の同意を求めるものでございます。 まず、同意案第105号につきましては、柳本良逸氏の後任の委員として、引き続き、柳本氏を選任することにつきまして、議会の同意を求めるものでございます。 柳本氏の主な経歴について申し上げますと、同氏は、昭和37年に広島県経営者協会に就職され、事務局長、専務理事、常勤顧問を歴任され、平成20年からは顧問として御活躍の方でございます。また、同氏は平成16年から公平委員会委員として御活躍でございます。 次に、同意案第106号につきましては、木之下義昭氏の後任の委員として、引き続き木之下氏を選任することにつきまして、議会の同意を求めるものでございます。 木之下氏の主な経歴について申し上げますと、同氏は、昭和42年に広島県に入庁され、議会事務局総務課長人事委員会事務局次長、同事務局長などを歴任され、平成16年に退職されるまで地方行政に携わられた方でございます。また、同氏は、平成27年から公平委員会委員として御活躍でございます。 なお、公平委員会委員の任期は4年でございます。 次に、同意案第107号及び第108号は、「教育委員会委員の任命の同意について」でございます。 本案は、教育委員会委員2人の方の任期が満了するため、その後任の委員の任期につきまして、議会の同意を求めるものでございます。 まず、同意案第107号につきましては、島本智子氏を任命することにつきまして、議会の同意を求めるものでございます。 島本氏の主な経歴について申し上げますと、同氏は、昭和52年に教職に就かれ、広島県呉・賀茂教育事務所所長東広島市立西条小学校校長などを歴任され、平成27年に退職されるまで、教育行政に携わられた方でございます。 次に、同意案第108号につきましては、西村恵子氏を任命することにつきまして、議会の同意を求めるものでございます。 西村氏の主な経歴について申し上げますと、同氏は、平成25年から平成28年まで、東広島市立西条小学校PTA副会長を、平成29年から令和2年4月まで、同校PTA会長を務められた方でございます。 なお、教育委員会委員の任期は4年でございます。 次に、提出議案説明書によりまして、説明をさせていただきます。 議案第109号「財産の取得について」でございます。 本案は、東広島消防署に配備する救助工作車を買い入れようとするものでございます。2、取得する財産は、救助工作車1台で、3、取得価格は1億9,008万円、4、相手方は、株式会社ツモリオートでございます。 次に、議案第110号「財産の取得について」でございます。 本案は、新東広島市立美術館に設置するスタンド式展示ケース等を買い入れようとするものでございます。2、取得する財産は、(3)に掲げる美術品展示用備品で、3、取得価格は1億6,939万9,997円、4、相手方は、株式会社きんし東広島本店でございます。 次に、議案第111号「財産の取得について」でございます。 本案は、新東広島市立美術館に収蔵する美術品を買い入れようとするものでございます2、取得する財産は、ジョアン・ミロの最後の版画全20点で、3、取得価格は3,630万円、4、相手方は、ギャルリー宮脇でございます。 次に、議案第112号から第122号までは、財産の無償譲渡についてでございます。 まず、議案第112号につきましては、2の表に掲げる加計多目的ホールの建物を、加計地区自治会に無償で譲渡しようとするものでございます。 次に、議案第113号につきましては、2の表に掲げる東集会所の建物を、丁田一区・二区に無償で譲渡しようとするものでございます。 次に、議案第114号につきましては、2の表に掲げる市組コミュニティホームの建物を、市組自治会に無償で譲渡しようとするものでございます。 次に、議案第115号につきましては、2の表に掲げる串集会所の建物を、串・大草田自治会に無償で譲渡しようとするものでございます。 次に、議案第116号につきましては、2の表に掲げる小田コミュニティホームの建物を、小田12の組に無償で譲渡しようとするものでございます。 次に、議案第117号につきましては、2の表に掲げる市之畑集会所の建物を、市之畑区に無償で譲渡しようとするものでございます。 次に、議案第118号につきましては、2の表に掲げる西之谷集会所の建物を、西之谷コミュニティ推進会議に無償で譲渡しようとするものでございます。 次に、議案第119号につきましては、2の表に掲げる菅田老人集会所の建物を菅田区自治会に無償で譲渡しようとするものでございます。 次に、議案第120号につきましては、2の表に掲げる西の谷老人集会所の建物を、西の谷自治会に無償で譲渡しようとするものでございます。 次に、議案第121号につきましては、2の表に掲げる戸野老人集会所の建物を、自治組織ふれあいの里戸野に無償で譲渡しようとするものでございます。 次に、議案第122号につきましては、2の表に掲げる鶴亀山老人集会所の建物を、鶴亀山コミュニティーに無償で譲渡しようとするものでございます。 次に、議案第123号から第127号までは、「財産の無償貸付けについて」でございます。 まず、議案第123号につきましては、加計多目的ホールを無償で譲渡することに伴い、その敷地の用に供されている2の表に掲げる土地を、加計地区自治会に無償で貸し付けようとするものでございます。 次に、議案第124号につきましては、東集会所を無償で譲渡することに伴い、その敷地の用に供されている2の表に掲げる土地を、丁田一区・二区に無償で貸し付けようとするものでございます。 次に、議案第125号につきましては、串集会所を無償で譲渡することに伴い、その敷地の用に供されている2の表に掲げる土地を、串・大草田自治会に無償で貸し付けようとするものでございます。 次に、議案第126号につきましては、西之谷集会所を無償で譲渡することに伴い、その敷地の用に供されている2の表に掲げる土地を、西之谷コミュニティ推進会議に無償で貸し付けようとするものでございます。 次に、議案第127号につきましては、戸野老人集会所を無償で譲渡することに伴い、その敷地の用に供されている2の表に掲げる土地を、自治組織ふれあいの里戸野に無償で貸し付けようとするものでございます。 次に、議案第128号「請負契約の締結について」でございます。 本案は、小学校施設整備事業、河内中・(仮称)河内小学校増築及び改修工事(建築)の請負契約を締結しようとするものでございます。 2、契約の内容でございますが、(1)工事の内容は建築一式工事で、(2)契約金額は3億6,273万8,200円、(3)契約の相手方は平原建設株式会社でございます。 次に、議案第129号「市長、副市長及び教育長の給料の臨時特例に関する条例の制定について」でございます。 本案は、新型コロナウイルス感染症の感染の拡大により、社会情勢の変化並びに市民生活及び地域経済への多大な影響が生じている状況に鑑み、市長、副市長及び教育長の給料を時限的に減額しようとするものでございます。 2、条例の内容でございますが、令和2年7月1日から同年12月31日までの間における市長、副市長及び教育長の給料月額は、特別職の職員等の給与、旅費等に関する条例の規定にかかわらず、同条例に定める給料月額から当該給料月額に、(1)から(3)までに掲げる職員の区分に応じ、それぞれに定める割合を乗じて得た額に相当する額を減じた額とするものでございます。 3、この条例は、公布の日から施行するものでございます。 次に、議案第130号「東広島市手数料条例の一部改正について」でございます。 本案は、行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律の一部改正に伴い、通知カード再交付手数料を廃止するとともに、建築物エネルギー消費性能基準等を定める省令の一部改正により、建築物エネルギー消費性能の算出について簡易的な評価の方法が定められたことに伴い、建築物エネルギー消費性能基準適合認定申請手数料に関し、当該方法に対応する区分を、(1)及び(2)のとおり追加しようとするものでございます。 2、この条例は公布の日から施行するものでございます。 次に、議案第131号「東広島市税条例等の一部改正について」でございます。 本案は、地方税法等の一部改正に伴い、個人の市民税に係る所得控除及び非課税措置の適用の対象の見直し、固定資産税に係る所有者が不明な場合の使用者に対する課税の導入、新型コロナウイルス感染症等の影響の緩和を図るための特例措置その他所要の規定の整備を行おうとするものでございます。 2、改正の内容でございますが、(1)個人の市民税につきましては、ア、未婚のひとり親を非課税措置の対象に加え、イ、所得割の納税義務者が未婚のひとり親である場合は、その者の前年の総所得金額等から30万円を控除し、ウ、肉用牛の売却による事業所得に係る課税の特例について、適用期限を3年間延長し、エ、低未利用土地等について、一定の譲渡を行った場合は、その年中の当該譲渡に係る長期譲渡所得の金額から100万円を限度として控除し、オ及びカのとおり、新型コロナウイルス感染症等に係る税額控除の特例措置を講ずることとし、(2)法人の市民税につきましては、国税における連結納税制度の見直しに合わせて、所要の規定の整備を行い、(3)固定資産税につきましては、ア、調査を尽くしても、なお固定資産の所有者が1人も明らかにならない場合には、事前にその使用者に通知した上で、当該使用者を所有者とみなして固定資産税を課税することができることとし、イ、土地、または家屋の所有者として登記簿等に登記等がされている個人が死亡している場合に、現所有者に賦課徴収に必要な事項を申告させることができることとし、ウのとおり、特定水力発電設備に係る課税標準の特例措置を講ずることとし、(4)市たばこ税につきましては、軽量な葉巻たばこの課税標準を算定するに当たっての紙巻たばこの本数への換算の方法を、表のとおり変更し、(5)軽自動車税につきましては、自家用の3輪以上の軽自動車であって乗用のものを取得した場合の環境性能割の非課税措置及び税率の特例措置の適用期限を令和3年3月31日まで延長し、(6)延滞金につきましては、法人税法の規定により確定申告書の提出期限が延長された場合における法人の市民税に係る延滞金の割合を、表のとおり引き下げ、(7)徴収の猶予につきましては、新型コロナウイルス感染症等の影響により事業収入の相当な減少がある者からの徴収の猶予の申請に関し、申請書の訂正、または添付書類の訂正、もしくは提出を求めたときにおける当該訂正、または提出の期限を、申請者が当該求めに係る通知を受けた日から20日間とするものでございます。 3、この条例は、(1)公布の日等から施行し、(2)に掲げる経過措置を講ずるものでございます。 次に、議案第132号「地域再生法に規定する地方活力向上地域における固定資産税の特例に関する条例の一部改正について」でございます。 本案は、地域再生法第17条の6の地方公共団体等を定める省令の一部改正に合わせて、固定資産税の不均一課税の要件である認定整備計画の認定を受ける期限を令和4年3月31日とするとともに、所要の規定の整理を行おうとするものでございます。 2、この条例は、(1)公布の日等から施行し、(2)に掲げる経過措置を講ずるものでございます。 次に、議案第133号「東広島市コミュニティ活動施設設置及び管理条例及び東広島市地域センター条例の一部改正について」でございます。 本案は、耕地及び山間地における地番の重複を解消するために実施される山地番の変更に伴い、多目的広場及び地域センターの位置の表示を表のとおり変更するとともに、加計多目的ホールほか6カ所の地域集会所を無償で譲渡することに伴い、当該地域集会所を廃止しようとするものでございます。 2、この条例は、令和2年7月1日、またはこの条例の交付の日のいずれか遅い日等から施行するものでございます。 次に、議案第134号「東広島市火葬場設置及び管理条例の一部改正について」でございます。 本案は、耕地及び山間地における地番の重複を解消するために実施される山地番の変更に伴い、安芸津斎場の位置の表示を、表のとおり変更しようとするものでございます。 2、この条例は、令和2年7月1日、またはこの条例の公布の日のいずれか遅い日から施行するものでございます。 次に、議案第135号「東広島市老人集会所設置及び管理条例の一部改正について」でございます。 本案は、表に掲げる東広島市老人集会所を無償で譲渡すること等に伴い、当該東広島市老人集会所を廃止しようとするものでございます。 2、この条例は、令和2年8月1日等から施行するものでございます。 次に、議案第136号「東広島市介護保険条例の一部改正について」でございます。 本案は、介護保険法施行令の一部改正に伴い、所得の少ない第1号被保険者に対する令和2年度の保険料の軽減措置を、表のとおり強化するとともに、所要の規定の整備を行おうとするものでございます。 2、(1)この条例は公布の日等から施行し、(2)に掲げる経過措置を講ずるものでございます。 次に、議案第137号「東広島市国民健康保険税条例の一部改正について」でございます。 本案は、地方税法施行令の一部改正に伴い、国民健康保険税の課税限度額を引き上げ、軽減措置に係る軽減判定所得の算定方法を変更して軽減対象を拡大するとともに、所要の規定の整備を行おうとするものでございます。 2、改正の内容でございますが、(1)国民健康保険税の課税限度額を、表のとおり引き上げ、(2)国民健康保険税の軽減措置に係る軽減判定所得の算定において、被保険者の数に乗じる金額を、表のとおり引き上げるものでございます。 3、(1)この条例は、公布の日等から施行し、(2)に掲げる経過措置を講ずるものでございます。 次に、議案第138号「東広島市保育所設置及び管理条例の一部改正について」でございます。 本案は、耕地及び山間地における地番の重複を解消するために実施される山地番の変更等に伴い、保育所の位置の表示を、表のとおり変更しようとするものでございます。 2、この条例は、令和2年7月1日、またはこの条例の公布の日のいずれか遅い日から施行するものでございます。 次に、議案第139号「東広島市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正について」でございます。 本案は、放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準の一部改正に伴い、放課後児童健全育成事業に従事する職員に関する基準について、必要な事項を定めようとするものでございます。 2、改正の内容でございますが、放課後児童支援員として従事する者が修了しなければならない研修を、都道府県知事及び政令都市の長に加えて、中核市の長も実施することができることとなったことに伴い、規定の整備を行うものでございます。 3、この条例は、公布の日から施行するものでございます。 次に、議案第140号「東広島市自然公園設置及び管理条例の一部改正について」でございます。 本案は、耕地及び山間地における地番の重複を解消するために実施される山地番の変更に伴い、東広島市自然公園の位置の表示を表のとおり変更しようとするものでございます。 2、この条例は、令和2年7月1日又はこの条例の公布の日のいずれか遅い日から施行するものでございます。 次に、議案第141号「東広島市立学校設置条例の一部改正について」でございます。 本案は、耕地及び山間地における地番の重複を解消するために実施される山地番の変更に伴い、小学校及び中学校の位置の表示を表のとおり変更しようとするものでございます。 2、この条例は、令和2年7月1日又はこの条例の公布の日のいずれか遅い日から施行するものでございます。 議案第141号までの説明は以上でございますが、提出議案添付資料に、資料1から資料3までといたしまして、議案第109号、第110号及び第128号に係る資料を添付しておりますので、後ほど御参照いただきたいと思います。 以上で、37議案につきまして、私からの説明を終わります。どうぞよろしくお願いいたします。 ◎財務部長(江口和浩君) 議長、財務部長。 ○議長(乗越耕司君) 江口財務部長。 ◎財務部長(江口和浩君) (登 壇) 私からは、承認案第104号及び議案第142号から議案第145号までの合わせて5議案につきまして、御説明申し上げます。 初めに、議案書の承認案第104号「専決処分の承認について」でございます。 新型コロナウイルス感染症の影響拡大に対し、緊急に対処するため、令和2年度東広島市一般会計予算の歳入歳出予算を補正する必要が生じましたが、議会を招集する時間的余裕がないと認め、5月28日に専決処分をさせていただきました。この処分について、承認を求めるものでございます。 それでは、補正予算の内容につきまして、御説明申し上げます。 令和2年度東広島補正予算書、令和2年5月、その2でございます。 一般会計補正予算(第3号)でございますが、歳入歳出予算について、既定の予算に2,044万円を追加し、補正後の総額をそれぞれ1,110億8,901万9,000円とするものでございます。 「第1表 歳入歳出予算補正」の歳入でございます。 19款寄附金は、新型コロナウイルス感染症対策感謝と応援寄附金からの充当とするため、44万円の増額としております。 20款繰入金は、今回の補正に必要な財源として、財政調整基金からの繰入れを2,000万円増額としております。 次に、歳出でございますが、7款商工費の中小企業活性化支援事業におきまして、新型コロナウイルス感染症拡大の影響を受け、厳しい経営環境にある中小企業や個人事業主等の総合相談窓口を緊急開設し、各種支援制度の情報提供や伴走型サポートをする経費及び感謝と応援寄附金を活用し、市内飲食業者のデリバリー弁当を感染症治療の最前線で働く感染症指定医療機関の関係者に、市民の感謝と応援のメッセージとともに届けるための経費の追加により、合わせて2,044万円の増額としております。 続きまして、東広島市補正予算書、令和2年6月の、議案第142号「令和2年度東広島一般会計補正予算(第4号)」でございます。 本案は、新型コロナウイルス感染症対策として追加が必要な予算及びその他の補正として、歳入歳出予算、債務負担行為及び地方債について、補正をさせていただくものでございます。 歳入歳出予算については、既定の予算に11億3,759万5,000円を追加し、補正後の総額をそれぞれ1,122億2,661万4,000円とするものでございまして、補正額のうち、新型コロナウイルス感染症対策の追加は8億688万3,000円といたしております。 「第1表 歳入歳出予算補正」について、主なものを御説明いたします。 まず、歳入でございます。 16款国庫支出金は、母子家庭等対策総合支援事業費国庫補助金などの増により、3億58万3,000円の増額としております。 17款県支出金は、保育対策総合支援事業費県補助金などの増により7,756万円の増額としております。 19款寄附金は、新型コロナウイルス感染症対策感謝と応援寄附金から730万円を歳出に充当することとしております。 20款繰入金及び21款繰越金は、今回の補正に必要な財源として、財政調整基金からの繰入れ、及び令和元年度の決算剰余金見込みの一部を計上するもので、合わせて7億894万9,000円の増額としております。 次に、歳出でございますが、3款民生費は、児童扶養手当支給事業など11事業で、3億9,342万3,000円の増額としております。これは、国の施策として、ひとり親世帯に対し、感染症の影響による子育て負担の増加や収入の減少に対する支援を行うため、臨時特別給付金を支給するための交付金の追加、独自策としては、農福連携を通じた障害者就労支援に要する経費の追加などでございます。 4款衛生費は、感染症等予防事業で450万円の増額としております。これは、寄附金を原資とし、感染症患者の治療や介護に向き合う医療・福祉の従事者等を慰労する経費の追加でございます。 6款農林水産業費は、次世代農業推進事業など2事業で930万円の増額としております。これは、農産物生産者等を支援するための経費の増額でございます。 7款商工費は、中小企業活性化支援事業など3事業で2億3,544万7,000円の増額としております。これは、国の生産性革命推進事業を活用する事業者に、さらなる追加支援を行うための補助金の追加などでございます。 9款消防費は、災害対策事業など3事業で6,732万1,000円の増額としております。これは、避難所における感染症対策、及び消防・救急業務における感染防止に必要な資機材を整備する経費の追加などでございます。 10款教育費は、小学校情報機器管理事業など12事業で2億1,821万1,000円の増額としております。これは、ICTを活用した学校環境の整備など、GIGAスクールの推進に要する経費、また主に小学校6年生、中学校3年生の学習支援に当たるスクールサポーターの増員に要する経費の追加などでございます。 11款災害復旧費は、農業用施設災害復旧事業など2事業で2億73万4,000円の増額としております。これは、施工管理業務委託に要する経費の追加などにより、復旧事業を促進しようとするものでございます。 「第2表 債務負担行為補正」でございます。 変更として、地域子育て支援拠点事業業務委託について、既定の限度額を変更するものでございます。 「第3表 地方債補正」でございます。 歳入歳出予算の補正に合わせて、既定の限度額を変更するものでございます。 次に、議案第143号「令和2年度東広島国民健康保険特別会計補正予算(第2号)」でございます。 本案は、新型コロナウイルス感染症対策に必要な予算として、歳入歳出予算の補正をさせていただくもので、既定の予算に297万2,000円を追加し、補正後の総額をそれぞれ159億2,871万円とするものでございます。 「第1表 歳入歳出予算補正」でございますが、歳入については、一般会計繰入金を増額するもので、歳出については、感染症予防の観点から、郵送で対応する事務を拡大するために必要となる経費を追加するものでございます。 次に、議案第144号「令和2年度東広島介護保険特別会計補正予算(第1号)」でございます。 本案は、保険事業勘定の歳入歳出予算について補正をさせていただくもので、既定の予算に1,281万3,000円を追加し、補正後の総額をそれぞれ127億1,418万8,000円とするものでございます。 「第1表 歳入歳出予算補正」の歳入の主なものとして、介護保険法施行令の改正に伴い低所得者の保険料を軽減するため、介護保険料を減額し、一般会計繰入金を増額とする財源更正を行うものなどでございます。 歳出の3款地域支援事業費は、新型コロナウイルス感染症拡大の影響による高齢者の筋力低下や生活習慣病の悪化等を改善していただくためのフレイル予防の推進を図るための経費の追加でございます。 続きまして、東広島市下水道事業会計補正予算書の議案第145号「令和2年度東広島下水道事業会計補正予算(第1号)」でございます。 第3条の資本的収入及び支出の補正でございますが、収入の表、第1款資本的収入について9億6,730万2,000円を増額し、53億7,578万円とし、支出の第1款資本的支出について9億7,328万円を増額し、70億2,475万2,000円とするものでございます。これらは、東広島浄化センター増設・改造に係る委託料の増額、及びその財源としての企業債、国庫補助金を増額するものでございます。 次に、第4条の債務負担行為の補正でございますが、東広島浄化センター増設・改造に係る3件について、既定の期間及び限度額を変更するものでございます。 承認案第104号及び議案第142号から議案第145号までの5議案の説明は以上でございます。どうぞよろしくお願いいたします。 ○議長(乗越耕司君) 説明が終わりました。 お諮りします。 ただいま議案となっております42件につきましては、質疑を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。            〔「異議なし」との声あり〕 ○議長(乗越耕司君) 御異議なしと認めます。よって、ただいま議題となっております承認案第104号「専決処分の承認について」から議案第145号「令和2年度東広島下水道事業会計補正予算(第1号)」までの42件につきましては、議案付託表のとおり、それぞれ所管の常任委員会に付託いたします。 暫時休憩いたします。                             午前11時01分 休  憩 ───────────────────── * ───────────────────                             午前11時15分 再  開
    ○議長(乗越耕司君) 再開いたします。 ───────────────────── * ─────────────────── ○議長(乗越耕司君) 日程第4、議員提出議案第2号「市議会議員議員報酬の特例に関する条例の制定について」を議題といたします。 議案の朗読を省略いたします。 提出者の説明を求めます。 ◆14番(北林光昭君) 議長、14番。 ○議長(乗越耕司君) 14番北林光昭議員。 ◆14番(北林光昭君) (登 壇) ただいま議題となりました議員提出議案第2号「市議会議員議員報酬の特例に関する条例の制定について」御説明を申し上げます。 新型コロナウイルス感染症の感染拡大という未曽有の事態により、市民の日常生活や地域の経済活動に多大な影響が及んでおります。議会としても、共に痛みを分かち合い、感染症対策の最前線で働く方々に感謝と応援の気持ちを表すとともに、支援することを目的として、議員自らが目に見える形で姿勢を示すという認識の下に、報酬を減額しようとするものであります。 条例の内容でございます。 特別職の職員等の給与、旅費等に関する条例に、議長、副議長及び議員の議員報酬の額が定められております。この議員報酬の額を令和2年7月1日から同年12月31日までの6カ月間、特例として、それぞれの月額に、議長においては100分の12、副議長、議員においては100分の10を乗じて得た額を減じた額とするものであります。 よって、議員各位におかれましては、この提案趣旨を御理解いただき、御賛同賜りますようお願いいたしまして、議案の説明とさせていただきます。 以上で、説明を終わります。 ○議長(乗越耕司君) 説明が終わりました。 本案につきましては、会議規則第37条第3項の規定により、委員会への付託を省略いたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。            〔「異議なし」との声あり〕 ○議長(乗越耕司君) 御異議なしと認め、委員会への付託を省略いたします。 本案に対する質疑を行います。ございませんか。            〔「なし」との声あり〕 ○議長(乗越耕司君) 質疑を終結いたします。 これより討論に入ります。 まず、本案に対する反対討論の発言を許します。            〔「なし」との声あり〕 ○議長(乗越耕司君) 次に、賛成討論の発言を許します。            〔「なし」との声あり〕 ○議長(乗越耕司君) これにて討論を終結いたします。 これより採決いたします。議員提出議案第2号「市議会議員議員報酬の特例に関する条例の制定について」の件を採決いたします。 本案を原案のとおり決することに賛成の方は、起立して賛成ボタンを押してください。            〔賛成者起立〕 ○議長(乗越耕司君) 採決を確定いたします。起立全員であります。よって、本案は原案のとおり可決されました。 ───────────────────── * ─────────────────── ○議長(乗越耕司君) 日程第5、議員提出議案第3号「大谷忠幸議員に対する辞職勧告決議について」の件を議題といたします。 大谷忠幸議員は、地方自治法第117条の規定により除斥となりますが、ただいま議場におられませんので、このまま議事を進めます。 職員に議案を朗読させます。  〔職員朗読〕┌─────────────────────────────────────────┐│  議員提出議案第3号                              ││    大谷忠幸議員に対する辞職勧告決議について                 ││  上記の議案を、東広島市議会会議規則(昭和49年議会規則第1号)第14条の規定に││より、別紙のとおり提出する。                           ││                                         ││    令和2年6月10日                            ││                                         ││ 東広島市議会議長   乗 越 耕 司 様 様                  ││     提 出 者   東広島市議会議員 重 光 秋 治            ││     賛 成 者     〃      山 下   守            ││       〃       〃      上 田   廣            ││       〃       〃      奥 谷   求            ││       〃       〃      石 原 賢 治            ││       〃       〃      竹 川 秀 明            ││       〃       〃      田 坂 武 文            ││       〃       〃      加 藤 祥 一            ││       〃       〃      北 林 光 昭            ││(提案理由)                                   ││ 令和元年10月から現在までの大谷忠幸議員の市議会内外での行為を鑑み、大谷忠幸議員││に対して、市議会議員の辞職を求めることが必要と認められたため、決議を行うことについ││て議会の議決を求めるものである。                         ││………………………………………………… * …………………………………………………││     大谷忠幸議員に対する辞職勧告決議                    ││ 我々東広島市議会議員は、議員として市民から厳粛な信託を受けた市民全体の代表者及び││奉仕者として、その立場と職責の重さを深く自覚し、法令を遵守し、高い倫理観と見識をも││って、市政の発展と住民福祉の向上に努めていかなければならない。          ││ 東広島市議会基本条例にも、「議員は、不断の自己研鑽に努め、多様な市民の、多様な意││見を、多様に代表する合議機関の一員として、市民との活発な意見交換を図り、自らが得た││意見を議員同士の自由な討議をもとに論点や課題を明らかにし、市民本位の立場で意見を集││約していく必要がある。」と定められており、議会の会議に出席し、執行部への質疑、議員││間での討議を通じて、市の政策に対する意思決定を行うことは、最も重要な職責である。 ││ しかしながら、大谷忠幸議員は、令和元年10月23日に本会議を途中退席した後、令和││2年3月3日の一般質問において自らの意見を述べるときだけ出席し、その他の本会議、委││員会等を正当な理由なく長期間にわたり欠席し続けており、その期間中に、本市や本市議 ││会、事業者等を誹謗中傷し、すべてにおいて自らを正当化し、意にそぐわない相手を「悪 ││人」扱いした表現を含んだ文書を作成し、市内はもとより全国各地に配布・送付したうえ、││市職員に長時間にわたって文書の内容を話したり、「社会実験」と称して、窓口等で応対し││た職員に英語でしか話さずに困らせるなどの言動をとっている。            ││ このような中、市民からは59名の連名で、2月26日に、大谷忠幸議員に対し厳正な対││処を求める陳情書が市議会に提出された。                      ││ また、2月27日には、東広島市議会議員政治倫理審査会が設置され、4月17日までの││間に、計8回の会議を開催し、大谷忠幸議員の行為について、政治倫理条例に抵触するかど││うか審査を行った。                                ││ その結果、長期間にわたる本会議、委員会の欠席については、公職者たる議員としての根││本的な意識・姿勢に欠け、その責務をまったく果たしていない。また、その言動は、市民か││らの厳粛な信託を受けた市民全体の代表者としての規範意識が欠如した行為であり、市民感││情からしても、けっして許されるものではないと判断された。             ││ また、こうした行為を容認すると、市民の市議会に対する信頼を著しく失墜させるととも││に、議会として機能しなくなるものであるため、事態の重大さを真摯に判断し、「議員辞職││の勧告」をすべきとの結論に至り、議長は、この政治倫理審査会の決定を尊重し、4月  ││28日付けで大谷忠幸議員に辞職勧告を行った。                   ││ この政治倫理審査会の決定に対して、大谷忠幸議員は4月23日付けで政治倫理条例に基││づく意見書を提出したが、その中で自身のこれまでの行為を反省することは一切なく、逆に││「議員は辞職せず、残り3年間の議員任期の間、全力を挙げて議員の職務を全うする。」と││宣言したうえで、「現在の東広島市議会の東広島市役所へのチェック機能は機能していな ││い」、「委員会、本会議への出席や議員が行う一般質問、代表質問は儀礼であり、議員の存││在感を市民に示すデモンストレーションに過ぎない。」、「東広島市議会の存在する東広島││市役所本館九階フロアに敢えて行く必要は全くない。」、「『虚業』しかしていない東広島││市議会議員の皆様から、『議員辞職の勧告』なんて受ける言われはない。」、「『議員辞職││の勧告』なんて片腹痛い。」などと主張し、我々市議会議員を批判することで、これまでの││一連の行為を正当化した。                             ││ このような主張自体が「言論の府」といわれる議会、そして主権者の代表として選挙で選││ばれた議員の職責を無視したものであり、かつ、大谷忠幸議員以外の29名の東広島市議会││議員を侮辱し、東広島市議会の歴史と尊厳を傷つけるのみならず、地方自治制度の根幹をな││す、地方議会制度そのものを否定する行為であると言わざるを得ない。         ││ さらに、議長から辞職勧告を受けたにも関わらず、4月30日、執行部を訪問した大谷忠││幸議員は、対応した職員に対し、時々大きな声を出して威圧し、また、市長室に向かおうと││する大谷忠幸議員を引き留めようとした職員の肩を突き、5月1日には、許可なく市長室に││入室しようとする大谷忠幸議員を制止した職員を振り払って市長室に入室したと聞き及んで││いる。                                      ││ その後も、大谷忠幸議員は、令和2年第1回東広島市議会臨時会の全ての本会議、常任委││員会を、正当な理由なく欠席し、臨時会開催中に市庁舎前で拡声器を使って新型コロナウイ││ルス感染症対策に対する国・県・市の対応への批判と自身の主張を演説するとともに、通行││人へビラを配布し、同様の行為を7日間にわたり、連日、午前8時頃から午後7時頃まで行││った。このことについては、市民から出所不明の情報や騒音に対する苦情の声が上がったと││ころである。                                   ││ この街頭演説と本会議等の欠席に対する議長からの注意文書に対しても、市の新型コロナ││ウイルス感染症対策を批判するとともに、我々市議会議員を侮辱する内容の回答書が提出さ││れた。                                      ││ こうした一連の行為から、大谷忠幸議員は、議長による辞職勧告を受けた後も、これまで││の自身の行為に対する反省の姿勢は皆無であると判断せざるを得ない。         ││ 東広島市議会は、本日までの間、幾度となく、電話や手紙また本人の自宅に出向くなどの││方法により話し合う機会を準備し、事態打開に向けた努力を行ってきた。そうした機会を、││大谷忠幸議員はすべて無下にし、今日まで事態を悪化させることとなったのは残念でならな││い。                                       ││ この度の政治倫理審査会の審査結果は、極めて重大であり、その後の経過を鑑みても、大││谷忠幸議員のこれまでの行為は、議員としての最も重要な職責を放棄したものであり、議員││としての規範意識が著しく欠如しているものと言わざるを得ない。市議会に対する市民の信││頼を著しく失墜させており、このまま市議会議員の職にとどまることは、市民感情からして││も断じて許されるものではない。                          ││ よって、大谷忠幸議員は、事態の重大さを真摯に受け止め、自らの意思により直ちにその││職を辞することを勧告する。                            ││ 以上、決議する。                                ││東 広 島 市 議 会                              │└─────────────────────────────────────────┘ ○議長(乗越耕司君) 朗読が終わりました。 提出者の補足説明があれば、これを許します。 ◆19番(重光秋治君) 議長、19番。 ○議長(乗越耕司君) 19番重光秋治議員。 ◆19番(重光秋治君) 補足として、一言述べさせていただきます。 大谷議員のこれまでの言動につきましては、決議文に要約し、明記したとおりでございます。議員としてあるべき姿から大きく逸脱しており、容認できるものではありません。この上は、表題のとおり、辞職勧告決議を皆さんの手で議決し、大谷議員に対しての議会の意思を明確にするとともに、何よりも東広島市民の方々に対して責任ある本市議会の判断を示すべきものであります。どうぞ議員の皆様におかれましては、この決議の重さを十分に認識していただき、東広島市議会議員として良識ある御判断をお願いいたします。 ○議長(乗越耕司君) お諮りします。 本案につきましては、会議規則第37条第3項の規定により、委員会への付託を省略いたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。            〔「異議なし」との声あり〕 ○議長(乗越耕司君) 御異議なしと認め、委員会への付託を省略いたします。 本案に対する質疑を行います。ございませんか。            〔「なし」との声あり〕 ○議長(乗越耕司君) 質疑を終結いたします。 これより討論に入ります。 まず、本案に対する反対討論の発言を許します。 ◆21番(宮川誠子君) 議長、21番。 ○議長(乗越耕司君) 21番宮川誠子議員。 ◆21番(宮川誠子君) 私は、「大谷忠幸議員に対する辞職勧告決議について」、反対討論を行いたいと思います。 まず、私は、最初からですけれども、この大谷議員のもろもろの行動ですが、私の印象としては、精神的に弱っているなと、少し病的ではないかなというふうな印象を持っております。 例えば、一番最初のきっかけですけれども、決算特別委員会の合特法に関する質疑、これに伴って、議長をはじめ、3名の議員から圧力を受けたと、本人が感じ、だから議会には出席できないというふうな申出があったわけですが、このようなことに圧力を感じること自体が、やはり弱っているなというふうに私は思っています。 それからまた、最近文書が出回っているようですが、告訴状という広島地検に出された文書のようですけれども、その内容を見ても、今の決算特別委員会で、合特法に伴って市が市の業務を発注した業者名、金額、これが史上初めて明らかになった、それを明らかにしたのが自分なんだと、つまり何か闇のようなことがあって、悪いことをしているようなことがあって、それを自分が明らかにしたんだ、正義のヒーローなんだみたいな書き方がされていますが、大きな思い違いだと認識しております。 東広島市は、法に基づいて、きちんと公開できる文書をもって契約をし、発注しているのであって、それを隠してきた、隠蔽してきたというふうな事実はございませんし、過去にも数名からの議員がそのことを質問し、そしてそれはきちっと答えられてきているということですから、非常に事実誤認というか、思い込みと申しますか、があるなというふうに感じております。 この思い込みこそが、やはり少し病的じゃないかなと、心が弱っているんじゃないかなという思いがしてならないわけであります。高齢者とか、子どもとか、障害者とか、病気を持っている方、その方に対しては、その方に対するような対応の方法というものがあるんだろうと私は思っております。 しかし、我々市議会は、1日本会議を休んだだけで、すぐに招状を発する、懲罰だというふうな行動に出てしまいました。そうやって追い込むことによって、先ほど朗読があったような、また問題があるような行動がどんどん出てきているんだろうと私は感じております。これは大谷議員が議会から、みんなが拳を上げているものだから、必死で1人で自分を守ろうとしてやっている行動のようにしか私の目には映らないわけであります。 もろもろ本当に問題はあることはあるんだろうけれども、犯罪ではないですよね。もし、これが犯罪なのであれば、彼が文書を配ったりしている中に名誉毀損であるとか、誹謗中傷であるとか、法に触れるようなことがあるんであれば、その方が訴えればいいです。そして、そのことによって犯罪が証明されたのであれば、そのときには辞職勧告ということもあるかもしれません。 しかし、今の時点で、私は、それにふさわしいとは思っていません。けんか両成敗という言葉があります。何か事が起こったときに、一方的に相手が100%悪くて、反対側が全然悪くないということはないんだと思います。事の発端は、議長と大谷さんとの争い事であります。私は、こういうふうにならないようにする方法というものは、あったんだろうと思います。 いずれにしても、拳を振り上げることによって、このことの問題が解決されるとは思えません。この決議をすることによって、問題が解決されるとも思えません。問題を解決するのは、絡まった糸をほぐす努力だろうというふうに私は思っております。ましてや、議会が自分の立場を守るためだけに決議をするなんていうのは、懐があまりにも狭過ぎると私は感じております。 以上をもちまして私の反対討論とさせていただきます。 ○議長(乗越耕司君) 次に、賛成討論の発言を許します。 ◆26番(山下守君) 議長、26番。 ○議長(乗越耕司君) 26番山下 守議員。 ◆26番(山下守君) ただいま議題となっております「大谷忠幸議員に対する辞職勧告決議」に対し、賛成の立場から討論を行います。 議決案にもありますように、大谷忠幸議員は、10月23日の臨時本会議を途中退席して以来、御自身の一般質問を行った3月3日の本会議以外、全ての議会の会議、行事を欠席しておられます。議員が議会の会議に出席し、同僚議員や執行部との議論を通じ、様々な決定を行っていくことは、議員の職責の根幹をなすものだと考えております。こうした議員としての職責を放棄し、正当な理由なく、議会を欠席し続けるということは、前代未聞の事態であります。 大谷忠幸議員は、政治倫理審査会の審査結果に対する意見書として、地方議会制度を根本から否定し、権威づけのための虚業しかしていない市議会議員の皆様から議員辞職の勧告なんて片腹痛いなど、市議会に対する侮辱的表現を繰り返し、反省する態度は一切見受けられない状況であります。 私の地元の高屋町の市民からも、繰り返し御批判をいただいているところであります。この状況を放置すれば、市民から議会の自浄作用を疑われる事態を招きかねないと思います。 以上のことから、大谷議員は、事態の重大さを真摯に受け止め、議員を自ら辞するべきであるという立場から、本案に対しての賛成討論とさせていただきます。 ○議長(乗越耕司君) 次に、反対討論の発言を許します。 ◆22番(谷晴美君) 議長、22番。 ○議長(乗越耕司君) 22番谷 晴美議員。 ◆22番(谷晴美君) 議員提出議案第3号「大谷忠幸議員に対する辞職勧告決議について」、日本共産党は、反対の討論をさせていただきます。 本議案は、政治倫理審査会を経て、本日、大谷忠幸議員に対する辞職勧告決議が提出されました。これまでの議会の無断欠席や市の窓口での言動や様子の報告を鑑みて、専門家の助言が適切な手段であると考えております。 日本共産党は、辞職勧告という制裁とも受け取られかねないというようなことではなく、より慎重な対応が必要だと考え、反対とさせていただきます。 ○議長(乗越耕司君) 次に、賛成討論の発言を許します。 ◆30番(上田廣君) 議長、30番。 ○議長(乗越耕司君) 30番上田 廣議員。 ◆30番(上田廣君) 私は、この件に関して、今、反対者が2名ほどいらっしゃいましたことについて、非常に残念に思っております。大谷議員は、大方7カ月になるんですかね。無断で欠席されてですね。私も途中、8階だったかな。産業部で出会ったんですよ。ほいで、明日の日に一度来てくださいということを、わし、お願いしたんですよ。大谷議員にね。えっ、上田さん、何のことですかと、とぼけるんですよ、これは。 今、この文にも書いてありましたが、市の職員に対して同じところで1時間とか、1時間半もおって、いろいろなところへ行って、8階までね。そういうことを、議員だから、市の職員も応対しておったと思いますが、政治倫理審査会で決定した後には、職員のほうも断っておられたそうです。私は、こういうことを、こういう議員が東広島市におるということを大変に残念に思います。 そして、今、山下議員も言われましたが、西高屋の住民もそういうことで、文書も議会のほうへ出しておられます。こういう議員がおってやけえいうことをね。ほんで、私も6期目をやっておりますけど、こういう議員を見たことがない、私は。堂々と来て言うべきなのに、欠席して、この自分の思いを言わない。怪文書でみんな書く。こういう議員は、絶対に私は辞めてもらうべきだと思います。 以上。 ○議長(乗越耕司君) 次に、反対討論の発言を許します。            〔「なし」との声あり〕 ○議長(乗越耕司君) 次に、賛成討論の発言を許します。 ◆25番(池田隆興君) 議長、25番。 ○議長(乗越耕司君) 25番池田隆興議員。 ◆25番(池田隆興君) 私は、本案に賛成する立場で討論を申し上げます。 私も平成17年の合併のときから議員をやっておりますが、こういう案件につきましては、今回が初めてでございます。また、先輩の議員に聞いても、こういったことは今までやったことがないということで、本当に議会としても残念であり、不名誉なことであろうと思っております。 今まで一般議員として大体、大方の議員さんは本会議に出ることが一応議員の本分であるというようなことで、こういった議会で長期にわたって欠席している、議員辞職勧告を受けるような、こういったケースは全国的にも珍しい、ないケースではないかということも聞いております。 大谷議員は、やはり大勢の有権者の負託を受けながら議員活動をされておりますが、市政に反映することが大谷議員に課せられた課題であろうとも思っております。大谷議員が長期間、こういった議会を、いろいろと皆さんの言うことを無視しながら、無断で欠席されておるということは、本当に許されない行為であろうと思っております。 このまま議員を続ければ、やはり市民の皆さんの信頼を著しく失墜させるものであろうと思っております。いかなる理由があろうとも、やはり一日も早く大谷議員自らが職を辞するということで、そういったことを願って、私は、本案に賛成するものでございます。 以上です。 ○議長(乗越耕司君) 次に、反対討論の発言を許します。            〔「なし」との声あり〕 ○議長(乗越耕司君) 次に、賛成討論の発言を許します。            〔「なし」との声あり〕 ○議長(乗越耕司君) これにて討論を終結いたします。 これより議員提出議案第3号「大谷忠幸議員に対する辞職勧告決議について」の件を採決いたします。 本案を原案のとおり決することに賛成の方は、起立して賛成ボタンを押してください。            〔賛成者起立〕 ○議長(乗越耕司君) 採決を確定いたします。起立多数であります。よって、本案は原案のとおり可決されました。 以上で、本日の日程は終了いたしました。 会期予定表のとおり、明日6月11日と12日及び15日と16日、さらに6月18日と19日は各常任委員会の付託案件の審査をお願いし、6月23日は一般質問を行います。 本日は、これにて散会いたします。                             午前11時46分 散  会 ───────────────────── * ───────────────────  以上のとおり会議の経過を記載して、その相違ないことを証するため、地方自治法第123条第2項の規定により、ここに署名する。  東広島市議会議長   乗 越 耕 司  東広島市議会議員   北 林 光 昭      〃       加 藤 祥 一      〃       重 森 佳代子...