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02月12日-01号

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  1. 東広島市議会 2020-02-12
    02月12日-01号


    取得元: 東広島市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-09-12
    令和 2年第1回 3月定例会(第1日目)1. 日時  令和2年2月12日2. 場所  東広島市議会議場3. 出席議員(29名)  1番 鈴 木 英 士   2番 片 山 貴 志   3番 坂 元 百合子  4番 牛 尾 容 子   5番 景 山   浩   6番 田 坂 武 文  7番 岩 崎 和 仁   8番 中 川   修   9番 貞 岩   敬  10番 岡 田 育 三   11番 坪 井 浩 一   12番 大 道 博 夫  13番 玉 川 雅 彦   14番 北 林 光 昭   15番 加 藤 祥 一  16番 重 森 佳代子   17番 奥 谷   求   19番 重 光 秋 治  20番 加 根 佳 基   21番 宮 川 誠 子   22番 谷   晴 美  23番 乗 越 耕 司   24番 竹 川 秀 明   25番 池 田 隆 興  26番 山 下   守   27番 鈴 木 利 宏   28番 牧 尾 良 二  29番 石 原 賢 治   30番 上 田   廣4. 欠席議員(1名)  18番 大 谷 忠 幸5. 本会議の書記  事務局長    脇 本 英 治      局次長     弓 場   潤  議事調査係長  尾 崎 修 司      主事      池 永 宜 弘6. 説明のため出席した者  市長      高 垣 廣 徳      副市長     松 尾 祐 介  副市長     多 田   稔      教育長     津 森   毅  総務部長    倉 本 道 正      政策企画部長  西 村 克 也  財務部長    江 口 和 浩      生活環境部長  天神山 勝 浩  健康福祉部長  梶 永 里 美      こども未来部長 上 田 祐 子  産業部長    木 原 岳 浩      建設部長    先 灘 啓 二  都市部長    加 藤 博 明      下水道部長   森 行 裕 章  会計管理者   古 本 克 志      消防局長    石 丸 泰 三  水道局長    三 戸 通 明      学校教育部長  大 垣 勇 人  生涯学習部長  國 廣 政 和      災害復旧担当理事中 谷 浩 美  総務部次長兼総務課長           政策企画部次長総合政策課長          大 畠   隆              惣 引 文 彦  財務部次長兼財政課長           水道局次長兼給水課長          中 村 光 利              廣 川 洋 一                    総務部総務課課長補佐行政経営係長          中 川 道 浩  7. 会議事件日程第1        会議録署名議員の指名日程第2        会期の決定日程第3 諮問第1号 人権擁護委員の候補者の推薦につき意見を求めることについて     諮問第2号 人権擁護委員の候補者の推薦につき意見を求めることについて     同意案第3号 農業委員会委員の任命の同意について     同意案第4号 農業委員会委員の任命の同意について     同意案第5号 農業委員会委員の任命の同意について     同意案第6号 農業委員会委員の任命の同意について     同意案第7号 農業委員会委員の任命の同意について     同意案第8号 農業委員会委員の任命の同意について     同意案第9号 農業委員会委員の任命の同意について     同意案第10号 農業委員会委員の任命の同意について     同意案第11号 農業委員会委員の任命の同意について     同意案第12号 農業委員会委員の任命の同意について     同意案第13号 農業委員会委員の任命の同意について     同意案第14号 農業委員会委員の任命の同意について     同意案第15号 農業委員会委員の任命の同意について     同意案第16号 農業委員会委員の任命の同意について     同意案第17号 農業委員会委員の任命の同意について     同意案第18号 農業委員会委員の任命の同意について     同意案第19号 農業委員会委員の任命の同意について     同意案第20号 農業委員会委員の任命の同意について     同意案第21号 農業委員会委員の任命の同意について     同意案第22号 農業委員会委員の任命の同意について     同意案第23号 農業委員会委員の任命の同意について     同意案第24号 農業委員会委員の任命の同意について     同意案第25号 農業委員会委員の任命の同意について     同意案第26号 農業委員会委員の任命の同意について     議案第27号 第五次東広島市総合計画の策定について     議案第28号 東広島市地域福祉計画(第3次)の策定について     議案第29号 第3次東広島市農業振興基本計画の策定について     議案第30号 宇山・12の組辺地に係る公共的施設の総合的な整備に関する財政上の計画の変更について     議案第31号 財産の取得について     議案第32号 財産の無償譲渡について     議案第33号 財産の無償譲渡について     議案第34号 財産の無償譲渡について     議案第35号 財産の無償譲渡について     議案第36号 財産の無償譲渡について     議案第37号 財産の無償譲渡について     議案第38号 財産の無償貸付けについて     議案第39号 財産の無償貸付けについて     議案第40号 財産の無償貸付けについて     議案第41号 市道の路線の認定について     議案第42号 請負契約の締結について     議案第43号 地方自治法等の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整理について     議案第44号 市長等の東広島市に対する損害賠償責任の一部免責に関する条例の制定について     議案第45号 東広島市森林環境整備促進基金の設置、管理及び処分に関する条例の制定について     議案第46号 附属機関の設置に関する条例の一部改正について     議案第47号 公益的法人等への職員の派遣等に関する条例の一部改正について     議案第48号 東広島市監査委員条例の一部改正について     議案第49号 東広島市コミュニティ活動施設設置及び管理条例の一部改正について     議案第50号 東広島市印鑑条例の一部改正について     議案第51号 東広島市地域福祉センター設置及び管理条例の一部改正について     議案第52号 東広島市老人集会所設置及び管理条例の一部改正について     議案第53号 東広島市国民健康保険税条例の一部改正について     議案第54号 東広島市あきつ子育て世代向け賃貸住宅設置及び管理条例の一部改正について     議案第55号 東広島市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正について     議案第56号 東広島市地域研修センター設置及び管理条例の一部改正について     議案第57号 東広島市営住宅設置及び管理条例及び東広島市西条駅前地区再開発住宅条例の一部改正について     議案第58号 東広島市特別会計条例の一部改正等について     議案第59号 東広島都市計画事業八本松駅前土地区画整理事業施行条例の一部改正について     議案第60号 東広島市手数料条例の一部改正について     議案第61号 東広島市火災予防条例の一部改正について     議案第62号 東広島市市民体育施設設置及び管理条例の一部改正について     議案第63号 東広島市コミュニティスポーツ広場設置及び管理条例の一部改正について     議案第64号 東広島市文化振興基金の設置、管理及び処分に関する条例の一部改正について     議案第65号 新東広島市立美術館の設置及び管理に関する条例の一部改正等について     議案第66号 東広島市国民健康保険診療所設置及び管理条例及び東広島市国民健康保険診療所基金の設置、管理及び処分に関する条例の廃止について     議案第67号 令和元年度東広島一般会計補正予算(第5号)     議案第68号 令和元年度東広島住宅新築資金等貸付事業特別会計補正予算(第1号)     議案第69号 令和元年度ひがしひろしま墓園管理事業特別会計補正予算(第1号)     議案第70号 令和元年度東広島特定地域生活排水処理事業特別会計補正予算(第1号)     議案第71号 令和元年度寺家地区土地区画整理事業特別会計補正予算(第1号)     議案第72号 令和元年度東広島国民健康保険特別会計補正予算(第4号)     議案第73号 令和元年度東広島後期高齢者医療特別会計補正予算(第3号)     議案第74号 令和元年度東広島介護保険特別会計補正予算(第4号)     議案第75号 令和元年度東広島水道事業会計補正予算(第3号)     議案第76号 令和元年度東広島下水道事業会計補正予算(第3号)日程第4 議案第77号 令和2年度東広島一般会計予算     議案第78号 令和2年度東広島住宅新築資金等貸付事業特別会計予算     議案第79号 令和2年度ひがしひろしま墓園管理事業特別会計予算     議案第80号 令和2年度東広島特定地域生活排水処理事業特別会計予算     議案第81号 令和2年度八本松駅前土地区画整理事業特別会計予算     議案第82号 令和2年度東広島国民健康保険特別会計予算     議案第83号 令和2年度東広島後期高齢者医療特別会計予算     議案第84号 令和2年度東広島介護保険特別会計予算     議案第85号 令和2年度東広島市上三永財産区特別会計予算     議案第86号 令和2年度東広島市御薗宇財産区特別会計予算     議案第87号 令和2年度東広島志和堀財産特別会計予算     議案第88号 令和2年度東広島東志和財産特別会計予算     議案第89号 令和2年度東広島西志和財産特別会計予算     議案第90号 令和2年度東広島市白市財産区特別会計予算     議案第91号 令和2年度東広島市小谷財産区特別会計予算     議案第92号 令和2年度東広島市志和財産区特別会計予算     議案第93号 令和2年度東広島市竹仁財産区特別会計予算     議案第94号 令和2年度東広島市久芳財産区特別会計予算     議案第95号 令和2年度東広島水道事業会計予算     議案第96号 令和2年度東広島下水道事業会計予算日程第5 委員会提出議案第1号 東広島市議会会議規則の一部改正について───────────────────── * ───────────────────                             午前10時00分 開  議 ○議長(乗越耕司君) 皆さん、おはようございます。令和2年第1回東広島市議会定例会を開会するに当たり、お忙しい中を御参集賜り、まことにありがとうございます。 本日から、令和2年度の予算を含めて、長期間にわたり、審査、審議をお願いするわけでありますが、円滑なる諸事の運営に、皆様方の御協力を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。 ただいまの出席議員は、29名であります。定足数に達しておりますので、これより令和2年第1回東広島市議会定例会を開会いたします。 直ちに、本日の会議を開きます。 本日の議事日程は、あらかじめお手元に配付したとおりであります。 お諮りします。 この際、説明員として、本会議に市長、教育長並びに説明の委任を受けた者の出席を求めたいと思います。これに御異議ありませんか。            〔「異議なし」との声あり〕 ○議長(乗越耕司君) 御異議なしと認めます。よって、説明員の出席を求めます。 暫時休憩いたします。                             午前10時02分 休  憩 ───────────────────── * ──────────────────                             午後10時03分 再  開 ○議長(乗越耕司君) 再開いたします。 それでは、日程に入るに先立ち、高垣市長から招集に当たり挨拶がありますので、これを許します。 ◎市長(高垣廣徳君) 議長、市長。 ○議長(乗越耕司君) 高垣市長。 ◎市長(高垣廣徳君) (登 壇) 令和2年第1回東広島市議会定例会の開会に当たりまして、市政運営に関します私の所信並びに令和2年度当初予算の概要及び重点施策について説明をし、議員各位並びに市民の皆様の御理解と御協力を賜りたいと存じます。 30年余り続いた「平成」から「令和」へと時代が移り、いよいよ本年は東京オリンピックパラリンピックが開催される年となり、本市においてもオリンピック聖火リレーが実施されるなど、日本中が1つの目標に向かって進む年になるのではないかと考えています。 前回、昭和39年の東京オリンピックが、名実ともに先進国の仲間入りを印象づけたOECD(経済協力開発機構)への加盟、カラーテレビの急速な普及によるメディア文化の到来など、大きな時代の変化の年になったように、本年がデジタル化の進展等の時代の変化を象徴する節目の年として、後世の記憶に残る1年になるのではないかと感じております。 さて、昨年12月に国の第2期「まち・ひと・しごと創生総合戦略」が策定されました。 地方創生の動きを加速させることを目指すこの総合戦略には、「新しい時代の流れを力にする」ために施策全体を横断する目標が2つの視点に基づき加えられております。その一つが、新たな社会とされるSociety5.0の実現に向けた「未来技術」であり、もう一つが持続可能な開発目標である「SDGs」でございます。 まず「未来技術」でございますが、本年は東京オリンピックパラリンピックの前に第5世代の移動通信システムである「5G」の商用サービスの本格展開が予定されております。あらゆるものやサービスのデジタル化を含む「未来技術」は、自動化による人手不足解消とともに地理的・時間的な制約を克服し、本市におきましても交通・物流、医療・介護、環境、教育などのさまざまな分野にわたり、これまで困難であった社会的な課題を解決できる可能性がございます。 また、もう一つの「SDGs」は「誰一人取り残さない」ことを理念として掲げ、持続可能で多様性と包摂性のある社会の実現を目指すものであり、施策全体の最適化やさまざまな施策と組み合わせることで、地球環境問題を含む多くの地域課題の解決に相乗的な効果を期待できると考えております。 これらは第五次東広島市総合計画の策定に係る方向性と重なるものであり、こうした新しい時代の流れを積極的に施策に取り入れ、成果を出し続けていくことが内外からの評価となり、「選ばれる都市、東広島」の実現に近づくのではないかと感じております。 さらに、昨年はラグビーワールドカップにおきまして、「ONE TEAM」をキャッチフレーズとする日本代表チームが史上初の決勝トーナメント進出を果たすなどの躍進を遂げ、多くの方に感動をもたらしました。 多国籍で編成されたメンバーが互いに協力し合い、切磋琢磨する中で1つのチームとして成長していく姿は、地域内外からさまざまな市民が集い外国人市民が急増する本市にとりましても、地域共生社会や多文化共生社会の実現に向けて目指す姿そのものではないかと感じております。 こうした新たな時代への節目に立ち、我が国のまさに「人々が美しく心を寄せ合う中で文化が生まれ育つ」姿が広く発信されていくことを願うものでございます。 次に、本市を取り巻く国内外の諸情勢について申し上げます。 昨年は、米朝協議が停滞する中で、北朝鮮による弾道ミサイルの発射が相次ぐとともに、徴用工判決等に端を発する日韓関係の停滞に改善の糸口が見えない状況が続いたほか、香港における民主化を求める若者のデモの長期化など、我が国をとりまく東アジア情勢は不安定な状況が続きました。また、複雑な対立構造を背景とする米国とイランの関係性の悪化から、中東情勢において緊迫した情勢が続いています。 こうした中においても、昨年11月にローマ教皇フランシスコ台下が教皇として38年ぶりに広島を訪問されたことの意味を、広島に住むものの一人として改めて重く受けとめ、国際社会の安定と繁栄は平和の上に築かれるべきであることをまずは念頭に置いてまいりたいと考えております。 一方で、世界経済の見通しにつきましては、一定の成長は持続するものの全体としては減速が見込まれております。 国内に目を向けますと、雇用・所得環境の改善により、我が国の経済は内需を中心に穏やかな回復を続けており、広島県内における昨年11月末時点の大学生の就職内定率が79.3%と、この時期における過去最高の数字を記録しておりますように、引き続き経済の好循環が進展していくものと見込まれております。 しかしながら、東京への人口の一極集中が続く中、広島県の人口はこの春に37年ぶりに住民基本台帳ベースで280万人を下回ることが見込まれるなど、平成27年の国勢調査に基づく予測よりも減少が進んでおります。 本市におきましては、留学生や技能実習生などの外国人市民の増加もあって、全体として人口の増加基調は維持しておりますが、周辺地域における人口減少が進行しております。 そのため、東京オリンピックパラリンピック後の反動など、今後の景気の動向や本市を取り巻く環境の変化を注視しつつ、各地域における特色を生かしたまちづくりの推進にこれまで以上に強い覚悟と意思を持って取り組む必要があると考えております。 このような内外の情勢に係る認識のもとで、国や県、関係団体を初めまちづくりの主役である地域の皆様との連携により、効果的な施策の展開を目指してまいります。 次に、まちづくりにおける基本的な認識について、本市の新たな将来ビジョンとして取りまとめた「第五次東広島市総合計画」の案から申し上げます。 「第五次東広島市総合計画」は、さきに申し上げましたとおり「未来に挑戦する自然豊かな国際学術研究都市」を将来都市像として、この将来都市像を「仕事づくり」、「暮らしづくり」、「人づくり」、「活力づくり」、そして「安心づくり」の5つのまちづくりの柱につながる2つの方向性から設定しております。 その1つが、「世界に貢献するイノベーション創造のまち」でございます。 これは、大学や試験研究機関先端技術産業に備わる高度な研究開発機能、豊富な人材の集積、恵まれた自然環境と調和した都市環境、アクセス性に優れる交通基盤等の有効活用により形成される「イノベーション力」を基軸として、革新的な技術やアイデアが次々と生まれ、世界のさまざまな課題の解決に貢献するものでございます。 もう一つが「暮らし輝き笑顔あふれる生活価値創造のまち」でございます。 これは、豊かな自然環境や長年培われてきた歴史・文化、整備が進む生活基盤などを生かし、本市に住み集う誰もが、解放的な雰囲気の中でそれぞれの求めるライフスタイルや価値観を実現していこうとするものでございます。 これらによって、魅力ある仕事にあふれ、自然と都市環境が共存し、心豊かな暮らしが営まれることによって、市民がこのまちに誇りを持てるような、そして仕事や暮らし、学びを求め、多様な人材が国内外から集まってくるような「選ばれる都市」の実現を目指すこととしております。 このような認識のもとで、本市が未来に向かってさらなる発展をしていくために、大きな時代の変化の中で将来を見据えた有効な施策を積極的に推進し、市内経済の好循環を生み出すとともに、財政基盤を強化する中で市民の皆様の生活満足度の向上に向けた取り組みを進めてまいります。 そのために私みずから先頭に立ってチームとしての組織の成長を促すとともに、時代の転換期における市政運営に全力で努めてまいる所存でございます。 議員各位初め、市民の皆様の御支援と御協力を賜ることができますよう、改めてお願い申し上げる次第でございます。 こうしたことを踏まえまして、令和2年度の予算編成に当たりましては、平成30年7月豪雨災害からの一日も早い復旧・復興に向けた取り組みを引き続き最優先とするとともに、「第五次東広島市総合計画」による新たなまちづくりへの挑戦の第一歩といたしまして、「選ばれる都市」の実現に向けた予算といたしました。 次に予算規模でございます。 令和2年度の当初予算は、平成30年7月豪雨災害からの復旧・復興・被災者支援に係る経費として、約115億円を計上しております。また、第五次総合計画に掲げる5つの大綱の12の重点施策に対しまして242億円を計上いたしました。 この結果、一般会計の予算規模は過去最大であった昨年度を上回る909億3,000万円を計上しております。 この予算を一言であらわすなら、『災害からの復旧・復興と新たなまちづくりへの挑戦』予算でございます。 それでは、令和2年度における災害復旧施策と、5つの柱に沿った重点施策につきまして、その概要を御説明いたします。 まず、「災害復旧・被災者支援等」でございます。 災害からの復旧、被災者支援等につきましては、全国の皆様からの災害支援寄附金等を活用し、全力で取り組みを進めているところでございます。 令和2年度におきましても、引き続き道路、河川などの公共施設等の災害復旧や急傾斜地の崩壊対策工事などに取り組んでまいるほか、地域支え合いセンターの運営などを通じ、被災者支援を継続してまいります。 また、ハザードマップの改定や75歳以上の世帯等への緊急告知ラジオの配布、河川監視カメラの整備、市内全域の浸水箇所調査などにより、「災害に強いまちづくりと復興支援」を推進してまいります。 次に、5つの柱のうち「仕事づくり」でございます。 本市には4つの大学が立地し、試験研究機関を初め多くの学術研究機能が集積しており、イノベーション創出のかぎとなる知的資源に恵まれています。また、豊かな自然環境のもとで培われた農林水産業や酒づくりなどの伝統産業、自動車関連産業電子デバイス関連の先端産業などが基幹的な産業となり、本市の成長を支えています。 これらの特色を生かし、国内外の人々と地域の交流を促進するとともに、多様な地域資源と組み合わせることで魅力ある「仕事」の創出に取り組んでまいります。 また、働き方改革の推進などにより、女性や高齢者を初めとする多様な人材の就労環境の整備や社会進出を促進するとともに、仕事と生活を両立しながら創造的な仕事に取り組むことができ、その仕事が新たな仕事を生むような好循環の形成を図ることで、成長を続けるまちの実現を目指してまいります。 この「仕事づくり」の重点施策と具体的な取り組みでございますが、「産業イノベーションの創出」では、昨年11月に設置した「東広島イノベーションラボ ミライノ+」の活動を本格化させ、新たな価値の創出により、市内外の経済成長を牽引するための事業を軌道に乗せてまいりたいと考えております。 こうした観点から、広く市民の皆様と「現役起業家」、「プロフェッショナル人材」、「さまざまな領域の研究者」等、多様な人材が交わる事業の推進により、新たなアイデアや価値など「イノベーションの種」を生み出す動きを加速させてまいります。 「農村漁村の魅力づくり農林水産業の活性化」では、これまで推進してきた施策の効果を見極め、経営全体の高度化や効率化を図っていく一方で、兼業農家への支援やグループ経営への支援など、段階に応じた施策展開が必要であると考えております。 こうした観点から、スマート農業等省力化技術の導入に対する支援やICT技術を活用した有害鳥獣の捕獲システムの導入などへ支援を行うことにより、集落法人等の経営の安定化の促進とともに、兼業農家のグループ営農、集落法人化へ向けた支援を行ってまいります。また、持続可能で効率的な森林管理の促進と水産業の発展に向けた取り組みを進めてまいります。 次に、「暮らしづくり」でございます。 本市の特色である豊かな自然環境と利便性の高い居住環境が共存し、魅力的な暮らしのあるまちを実現するためには、持続可能であり、また誰もが生き生きと活躍できるような快適な生活環境の形成を伴ってまちづくりが進んでいくことが必要でございます。 そのため、「コンパクト・アンド・ネットワーク」の視点に基づき、各地域の生活を支える拠点の形成を図り、生活交通のネットワークの充実や生活に身近な生活道路網を構築するとともに、3R活動の推進による循環型社会の構築や良質な水の安定的な供給、公共用水の水質保全等に取り組んでまいります。 また、それぞれの地域の個性を生かし、多様な市民が活動・活躍する市民協働のまちづくりを推進するとともに、言語や文化の違いにかかわらず外国人を含む全ての市民が相互理解のもと、地球でともに活躍できる多文化共生のまちを目指してまいります。 この「暮らしづくり」の重点施策と具体的な取り組みでございますが、「暮らしを支える拠点地区の充実」では、人口の動向や宅地開発の状況などを踏まえ、各地域における生活・にぎわい・交流を支える拠点地区の形成とともに、宅地開発の適切なコントロールが必要であると考えております。 こうした観点から、八本松駅前土地区画整理事業を本格化させ、良質な住宅や宅地の供給を担う新たな市街地の形成を進めてまいります。 「安全・円滑な生活交通の充実」では、市民の移動を支える公共交通の利用者が減少傾向にある中で、維持が中心だったこれまでの施策を見直し、進化を続ける情報通信技術等も取り入れて、地域特性に沿った交通施策の展開が必要であると考えております。こうした観点から、入野地域や福富地域において、住民が主体となる地域公共交通の導入支援により、公共交通空白地域の解消に向けた取り組みを進めてまいります。 また、「多文化共生と国際化の推進」では、外国人市民が約8,000名となり、今後も留学生や技能実習生等の増加が見込まれる中で、国籍・地域、在留資格など多様化する外国人市民の生活環境の充実や、ともに活躍できる環境づくりが必要であると考えております。 こうした観点から、生活ガイドブックなどによる生活支援や、わかりやすい案内サイン等について調査検討を行うとともに、大学生や留学生等が中心となった国際交流フェスタの開催支援などにより、言語・文化の違いによらない円滑な暮らしの充実や多文化共生社会の実現に向けて、市全体における国際化を推進してまいります。 次に、「人づくり」でございます。 あらゆる分野の活力の源泉は「人」であり、全ての人が尊重され、健やかに成長し活躍できる環境を整備していくことがまちづくりの基本でございます。 また、広く社会で活躍できる人材の育成を図るためには、地域において子供から大人まで切れ目なく、さまざまな学びによる成長の機会を持つことが重要でございます。 そのため、乳幼児期における教育・保育の充実や、知・徳・体のバランスのとれた「生きる力」を育成する学校教育の充実とともに、学術研究機関の集積等を生かした多様な学びの提供などにより、市民ひとり一人がみずからの個性や能力を最大限に発揮し、生涯にわたって充実した人生を送れるまちを目指してまいります。 この「人づくり」の重点施策と具体的な取り組みでございますが、「高い教育力と伝統を生かした学校教育の実践」では、本市の高い教育力と伝統を生かし、全ての子供たちが「確かな学力」、「豊かな心」、「健やかな体」を育む教育を受けられ、青少年が将来に夢と希望を持ち、主体性と創造性を持った人間として健やかに成長し、活動していくことができる環境を整えてまいりたいと考えております。 こうした観点から、福富、河内、志和地域におきまして、小中一体型施設の整備を本格化させるとともに、新たにコミュニティスクール推進員を配置し地域の教育力を学校に生かすことにより、学校運営を支援し教育内容を充実させてまいります。 また、「市全体が学びのキャンパスとなる環境づくり」では、複雑に変化する時代を背景に、生涯学習の果たす役割が高まりつつある中で市民が主体となった学習活動の活発化や、生涯にわたってスポーツを楽しめる環境の形成、本市の歴史・文化の伝承とともに、芸術文化活動の活性化を目指してまいりたいと考えております。 こうした観点から、新美術館において開館記念特別企画展を開催するなど、新たな地域文化の育成や地域芸術の創造発信に向けた取り組みを始めるほか、オリンピック聖火リレーパラリンピック聖火採火式を実施し東京オリンピックパラリンピックに向けた機運を醸成してまいります。 次に、「活力づくり」でございます。 複雑に変化を続ける社会の中で、未来を見据えた新たな活力を生み出していくためには、これまでに備わってきた都市特性をさらに多方面に幅広く効果的に発揮させていくよう、産学官民が一体となった積極的な取り組みが必要でございます。 そのため、学術研究機能のさらなる発揮や、研究者、学生などがこの地を研究や実践のフィールドとして多様な活動の場としていくとともに、広く内外からまちの魅力を支持されるような中心市街地の魅力づくりを推進してまいります。 また、都市としての成長に資する新たな産業用地の確保、移動手段としての基幹的な交通ネットワークの強化とともに、環境との調和のもとで先進的な実証実験型のプロジェクトが、次々とこの地で生まれ展開していくようなまちを目指してまいります。 この「活力づくりの重点施策」と具体的な取り組みでございますが、「学術研究機能の発揮による都市活力の創出」では、現在広島大学において世界トップレベルの総合研究大学を目指し、世界中から優れた研究者や留学生が集う基盤の整備とともに、共同研究・研究交流を推進し、研究力強化や持続的なイノベーションを創出する「国際的研究拠点」の構築を推進されているところであり、本市といたしましても積極的に支援を行っていく必要があると考えております。 こうした観点から、「国際的研究拠点東広島」の形成に向けた広島大学の取り組みに対しまして、地域振興の視点から総合的に支援を行い、イノベーション創出の環境づくりや国際学術研究都市としての総合的な魅力づくりをともに進めてまいります。 また、「未来を感じるプロジェクト挑戦都市」では、AIやIoTなどこれまでの生活や経済社会を画期的に変える技術革新を積極的にまちづくりに取り入れていくことにより、市民生活の質的向上や地域の魅力を生かし、持続可能で自立した地方の姿を実現していくことが必要であると考えております。 こうした観点から、引き続き自動運転技術の導入につながる実証実験の実施とともに、行政手続と行政サービスのデジタル化を進める統合アプリケーションの開発など、先端技術の活用により持続可能な都市の実現に向けた取り組みを進めてまいります。 そして「安心づくり」でございます。 平成30年7月豪雨災害等を踏まえ、災害に強い地域づくりや、行政、関係機関及び地域が連携した防災・減災対策に取り組むとともに、犯罪及び交通事故の未然防止や迅速かつ的確な対応が可能な消防・救急・救助体制の確立を進めることで、安全・安心な市民生活を送れるまちの実現を目指してまいります。 また、総合的な医療体制の確立とともに、住みなれた地域で生涯元気に暮らし続けることができますよう、健康寿命の延伸に取り組み、生涯現役社会の実現を目指してまいります。 さらには、少子高齢化が進展する中で地域共生社会の実現を目指し、医療・福祉・介護に至るまでさまざまな担い手が連携し、誰もが地域でつながり支え合う環境を形成するとともに、安心して子供を産み育てられる環境づくりを進めることで、誰もが幸せを実感でき、住みたくなるようなまちを目指してまいります。 この「安心づくり」の重点施策と具体的な取り組みでございますが、「災害に強い地域づくりの推進」では、さきの災害における教訓を踏まえ、自助を前提とした共助機能をより一層強化するとともに、公助機能との緊密な連携により、市民の生命、身体、財産を災害から守っていくことが必要であると考えております。 こうした観点から、ハザードマップの改訂により、災害時における適切な避難行動の誘導につなげてまいります。 「総合的な医療体制の確立」では、高度専門医療を担う医療機関が少ない本市においては、広島中央二次保健医療圏の中で、高次の救命救急医療に対応している東広島医療センターの機能の維持・強化が必要であると考えております。 こうした観点から、同センターにおけるMRIの導入への支援を行い、高精度の診断による高度医療の実施とともに、慢性的に発生している長期の予約待ちの状況を解消してまいります。 「誰もが生き生きと暮らせる地域共生社会の実現」では、高齢者の増加、介護人材の不足への対応、障害者の自立支援への対応など、社会の変化や価値観の多様化等に伴いニーズが複雑化する中で、地域における支え合いの促進と総合的な相談支援体制の構築を進め、誰もが住みなれた地域で安心して暮らせる「地域共生社会の実現」が必要であると考えております。 こうした観点から、新たに地域共生社会推進体制を構築し、要支援者の見守りや課題発見、課題解決に至る相談体制の充実等により、その実現に向けて取り組みを進めてまいります。 また、「安心して子どもを産み育てられる環境づくり」では、保育所・学童保育ともに待機児童が発生している現状を踏まえ、勤労形態の多様化や核家族化の進行、女性就業率の向上などに伴う保育ニーズの多様化へのさらなる対応が必要であると考えております。 そうした観点から、老朽化した西条東保育所の建てかえのほか、病児・病後児保育施設を新たに開設するなど、保育環境を充実させてまいります。 以上が令和2年度予算の概要でございまして、一般会計予算は前年度に比べ10.5%増の909億3,000万円としております。 この財源といたしましては、市税が345億円余、地方交付税58億円、国・県支出金が250億円余、市債が86億円余などでございます。 また、特別会計は7会計で311億円余、水道事業会計予算は59億8,000万円余、下水道事業会計予算は108億7,000万円余としております。 これら新年度予算20件以外の議案といたしましては、人権擁護委員の候補者の推薦に係る「諮問」が2件、農業委員会委員の任命に係る「同意案」が24件、地方自治法等の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整理など「条例案」が24件、本年度の執行見込等に伴う「補正予算案」が10件、第五次東広島市総合計画の策定など「その他」の議案といたしまして16件、全体では96件の議案を提出いたしております。 議員各位におかれましては、どうぞ慎重に御審議いただいた上、適切なる御議決を賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(乗越耕司君) 挨拶が終わりました。 この際、諸般の報告を行います。 まず、議会の活動状況等につきましては、配付しております諸活動表をごらんいただきたいと思います。 次に、監査委員から例月出納検査の結果報告がありました。その写しを配付しておりますので、ごらんいただきたいと思います。 次に、監査委員から住民監査請求の要旨の通知がありました。その写しを配付しておりますので、ごらんいただきたいと思います。 次に、市長からの報告事項について申し上げます。 報告第1号「専決処分の報告について」、報告第2号「専決処分の報告について」、以上2件の報告書が提出されております。配付しておきましたから御了承願います。 次に、本定例会の会期予定につきましては、会期予定表を配付しておりますので、ごらんいただきたいと思います。 なお、この案につきましては、先般の議会運営委員会において御協議いただき、作成したものでありますので御了承願います。 以上で諸般の報告を終わります。 ───────────────────── * ─────────────────── ○議長(乗越耕司君) それでは、これより日程に入ります。 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。 会議録署名議員は、議長において、15番加藤祥一議員、16番重森佳代子議員、17番奥谷 求議員を指名いたします。 ───────────────────── * ─────────────────── ○議長(乗越耕司君) 日程第2、会期の決定の件を議題といたします。 お諮りいたします。 本定例会の会期は、本日から3月19日までの37日間といたしたいと思います。これに御異議ありませんか。            〔「異議なし」との声あり〕 ○議長(乗越耕司君) 御異議なしと認めます。よって、会期は、本日から3月19日までの37日間と決定いたしました。 なお、会議予定につきましては、配付しております会期予定表のとおりでありますので、御了承願います。 ───────────────────── * ─────────────────── ○議長(乗越耕司君) 日程第3、諮問第1号「人権擁護委員の候補者の推薦につき意見を求めることについて」から、議案第76号「令和元年度東広島下水道事業会計補正予算(第3号)」までの76件を一括して議題といたします。 提出者の説明を求めます。 ◎総務部長(倉本道正君) 議長、総務部長。 ○議長(乗越耕司君) 倉本総務部長。 ◎総務部長(倉本道正君) (登 壇) ただいま議題となりました議案のうち、私からは、諮問第1号から議案第66号までの66議案につきまして、御説明を申し上げます。 まずは、議案書によりまして説明をさせていただきます。 諮問第1号から第2号は、「人権擁護委員の候補者の推薦につき意見を求めることについて」でございます。 本案は、人権擁護委員2人の方の任期満了に伴い、当該委員の候補者をそれぞれ法務大臣に推薦することにつきまして、議会の意見を求めるものでございます。 諮問第1号につきましては、宗本祥子氏を推薦するものでございます。 宗本氏の主な経歴について申し上げますと、同氏は昭和53年に教職に就かれ、平成27年に退職されるまで学校教育に携わられた方でございます。 諮問第2号につきましては、富永 司氏を推薦するものでございます。 富永氏の主な経歴について申し上げますと、同氏は、昭和55年に教職につかれ、平成29年に退職されるまで学校教育に携わられた方で、同年から人権擁護委員として御活躍でございます。 なお、人権擁護委員の任期は3年でございます。 次に、同意案第3号から第26号までは、「農業委員会委員の任命の同意について」でございます。 本案は、東広島市農業委員会委員の任期満了に伴い、当該委員の任命について、議会の同意を求めるものでございます。 まず、同意案第3号につきましては、岡土居正弘氏を任命することについて、議会の同意を求めるものでございます。 岡土居氏は、平成14年から農業委員会委員として御活躍の方でございます。 次に、同意案第4号につきましては、荒谷義憲氏を任命することについて、議会の同意を求めるものでございます。 荒谷氏は、農事組合法人の代表理事として御活躍の方でございます。 次に、同意案第5号につきましては、古川國昭氏を任命することについて、議会の同意を求めるものでございます。 古川氏は、平成22年から平成25年まで及び平成26年から農業委員会委員として御活躍の方でございます。 次に、同意案第6号につきましては、岡本義則氏を任命することについて、議会の同意を求めるものでございます。 岡本氏は、農事組合法人の理事を務められている方で、平成23年から農業委員会委員として御活躍でございます。 次に、同意案第7号につきましては、黒川克輝氏を任命することについて、議会の同意を求めるものでございます。 黒川氏は、認定農業者の認定を受けられている方で、平成29年から農業委員会委員として御活躍でございます。 次に、同意案第8号につきましては、長原毅氏を任命することについて、議会の同意を求めるものでございます。 長原氏は、平成26年から農業委員会委員として御活躍の方でございます。 次に、同意案第9号につきましては、高尾昭臣氏を任命することについて、議会の同意を求めるものでございます。 高尾氏は、平成8年から平成29年まで農業委員会委員を務められ、現在は農事組合法人の代表理事として御活躍の方でございます。 次に、同意案第10号につきましては、清水壽昭氏を任命することについて、議会の同意を求めるものでございます。 清水氏は、農事組合法人の理事を務められている方で、平成23年から農業委員会委員として御活躍でございます。 次に、同意案第11号につきましては、杉本源藏氏を任命することについて、議会の同意を求めるものでございます。 杉本氏は、平成23年から農業委員会委員として御活躍でございます。 次に、同意案第12号につきましては、仲伏英雄氏を任命することについて、議会の同意を求めるものでございます。 仲伏氏は、土地改良区の理事長として御活躍の方でございます。 次に、同意案第13号につきましては、台川洋子氏を任命することについて、議会の同意を求めるものでございます。 台川氏は、平成20年から平成26年まで及び平成29年から農業委員会委員として御活躍の方でございます。 次に、同意案第14号につきましては、吉高信夫氏を任命することについて、議会の同意を求めるものでございます。 吉高氏は、農業協同組合の理事として御活躍の方でございます。 次に、同意案第15号につきましては、瀬戸則昭氏を任命することについて、議会の同意を求めるものでございます。 瀬戸氏は、平成23年から農業委員会委員として御活躍の方でございます。 次に、同意案第16号につきましては、木原省五氏を任命することについて、議会の同意を求めるものでございます。 木原氏は認定農業者の認定を受けられている方で、平成17年から農業委員会委員として御活躍でございます。 次に、同意案第17号につきましては、窪田恒治氏を任命することについて、議会の同意を求めるものでございます。 窪田氏は、農事組合法人の代表理事を務められている方で、平成29年から農業委員会委員として御活躍でございます。 次に、同意案第18号につきましては、大月みどり氏を任命することについて、議会の同意を求めるものでございます。 大月氏は、農業協同組合の指導員として勤務されていた方でございます。 次に、同意案第19号につきましては、脇坂俊之氏を任命することについて、議会の同意を求めるものでございます。 脇坂氏は、農事組合法人の理事を務められている方で、平成29年から農業委員会委員として御活躍でございます。 次に、同意案第20号につきましては、在間輝昭氏を任命することについて、議会の同意を求めるものでございます。 在間氏は、認定農業者の認定を受けられている方でございます。 次に、同意案第21号につきましては、古川みどり氏を任命することについて、議会の同意を求めるものでございます。 古川氏は、平成20年から平成29年まで農業委員会委員として務められ、現在は農事組合法人の理事として御活躍の方でございます。 次に、同意案第22号につきましては、住井正美氏を任命することについて、議会の同意を求めるものでございます。 住井氏は、認定農業者の認定を受けられている方で、昭和58年から農業委員会委員として御活躍でございます。 次に、同意案第23号につきましては、古本啓之氏を任命することについて、議会の同意を求めるものでございます。 古本氏は、認定農業者の認定を受けられている方で、平成29年から農業委員会委員として御活躍でございます。 次に、同意案第24号につきましては、原 茂正氏を任命することについて、議会の同意を求めるものでございます。 原氏は、認定農業者の認定を受けられている方で、平成29年から農業委員会委員として御活躍でございます。 次に、同意案第25号につきましては、三見昌嗣氏を任命することについて、議会の同意を求めるものでございます。 三見氏は、認定農業者の認定を受けられている方で、平成29年から農業委員会委員として御活躍でございます。 次に、同意案第26号につきましては、宮亜紗美氏を任命することについて、議会の同意を求めるものでございます。 宮氏は、平成29年から農業委員会委員として御活躍の方で、農業委員会の所掌する事項に関し利害関係を有しない委員に当たる方でございます。 なお、農業委員会委員の任期は、3年でございます。 次に、提出議案説明書によりまして説明をさせていただきます。 議案第27号「第五次東広島市総合計画の策定について」でございます。 本案は、本市を取り巻く社会情勢の変化に対応し、長期的な視点から計画的なまちづくりを推進するため、第五次東広島市総合計画を策定しようとするものでございます。 2、基本構想の概要でございますが、(1)目標年次は令和12年とし、(2)東広島市の将来像といたしまして(ア)から(オ)までに掲げる内容を設定し、(3)土地利用構想を定めるものでございます。 3、基本計画の概要でございますが、(1)目標年次は令和6年とし、(2)施策といたしまして(ア)から(カ)までに掲げる内容を設定し、(3)地区別計画を定めるものでございます。 なお、別冊として、第五次東広島市総合計画を掲載しておりますので、後ほど御参照いただきたいと思います。 次に、議案第28号「東広島市地域福祉計画(第3次)の策定について」でございます。 本案は、全ての地域住民が住みなれた地域で安心して暮らせる地域共生社会を実現するため、東広島市地域福祉計画(第3次)を策定しようとするものでございます。 2、計画の概要でございますが、(1)計画期間は令和2年度から令和6年度まで、(2)みんなで考え、助け合い、誰もが人生を輝かせることができるまちを基本理念とし、(3)基本目標といたしまして、(ア)から(エ)までに掲げる内容を設定するものでございます。 なお、別冊として東広島市地域福祉計画(第3次)を掲載しておりますので、後ほど御参照いただきたいと思います。 次に、議案第29号「第3次東広島市農業振興基本計画の策定について」でございます。 本案は、農家数の減少、食料の自給の変化、その他の農業・農村を取り巻く社会、経済の変化に的確に対応するため、本市における農業の振興の総合的な指針として、第3次東広島市農業振興基本計画を策定しようとするものでございます。 2、計画の概要でございますが、(1)計画期間は令和2年度から令和11年度まで、(2)活力ある農業と魅力ある農村を育むまち東広島を将来像とし、(3)基本理念といたしまして、(ア)農村資源の保全を通じて、地域社会と良好な生活環境を持続させる農業の実現及び(イ)意欲あるものが夢と未来を描き、地域経済に活力を生み出す農業の実現を設定し、(4)基本目標といたしまして(ア)から(オ)までに掲げる内容を設定するものでございます。 なお、別冊として第3次東広島市農業振興基本計画を掲載しておりますので、後ほど御参照いただきたいと思います。 次に、議案第30号「宇山・12の組辺地に係る公共的施設の総合的な整備に関する財政上の計画の変更について」でございます。 本案は、宇山・12の組辺地に係る公共的施設の総合的な整備に関する財政上の計画について、事業費の額を変更する必要が生じたため、当該計画を変更しようとするものでございます。 2、変更の内容でございますが、宇山地域センター多目的ホールの整備に係る事業費を、ごらんの表のとおり変更しようとするものでございます。 次に、議案第31号「財産の取得について」でございます。 本案は、八本松市民グラウンドの用に供されている土地で、使用貸借契約により借り受けている部分をその相手方から買い入れようとするものでございます。 2、取得する財産は、東広島市八本松南二丁目178番1の土地で、3、取得価格は1億6,374万8,554円、4、相手方は広島県でございます。 次に、議案第32号から第37号までは「財産の無償譲渡について」でございます。 まず、議案第32号につきましては、2の表に掲げる高美が丘三丁目コミュニティ会館の建物を、高美が丘三丁目自治会に無償で譲渡しようとするものでございます。 次に、議案第33号につきましては、2の表に掲げる丁田コミュニティホームの建物を丁田一区、二区に無償で譲渡しようとするものでございます。 次に、議案第34号につきましては、2の表に掲げる下組多目的集会所の建物を下組自治会に無償で譲渡しようとするものでございます。 次に、議案第35号につきましては、2の表に掲げるわらびヶ丘集会所の建物をわらびヶ丘自治会に無償で譲渡しようとするものでございます。 次に、議案第36号につきましては、2の表に掲げる宮郷ふれあいプラザの建物を宮郷地区会に無償で譲渡しようとするものでございます。 次に、議案第37号につきましては、2の表に掲げる東広島市農村青年サークル会館の建物を六条自治会に無償で譲渡しようとするものでございます。 次に、議案第38号から議案第40号までは「財産の無償貸付けについて」でございます。 まず、議案第38号につきましては、高美が丘三丁目コミュニティ会館を無償で譲渡することに伴い、その敷地の用に供されている2の表に掲げる土地を高美が丘三丁目自治会に無償で貸し付けようとするものでございます。 次に、議案第39号につきましては、丁田コミュニティホームを無償で譲渡することに伴い、その敷地の用に供されている2の表に掲げる土地を丁田一区、二区に無償で貸し付けようとするものでございます。 次に、議案第40号につきましては、わらびヶ丘集会所を無償で譲渡することに伴い、その敷地の用に供されている2の表に掲げる土地をわらびヶ丘自治会に無償で貸し付けようとするものでございます。 次に、議案第41号「市道の路線の認定について」でございます。 本案は、ごらんの表に掲げております寺家北59号線ほか7路線につきまして、一般交通の用に供するため市道として認定しようとするものでございます。 次に、議案第42号「請負契約の締結について」でございます。 本案は、令和元年度小学校増改築事業、八本松小学校グラウンド造成工事(第6期工事)の請負契約を締結しようとするものでございます。 2、契約の内容でございますが、(1)工事の内容は、土木一式工事で、(2)契約金額は4億590万円、(3)契約の相手方はシンクコンストラクション株式会社でございます。 次に、議案第43号「地方自治法等の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整理について」でございます。 本案は、地方自治法等の一部を改正する法律の施行に伴い、地方自治法の条項を引用している(1)から(3)までに掲げる関係条例について、所要の規定の整理を行おうとするものでございます。 2、この条例は、令和2年4月1日から施行するものでございます。 次に、議案第44号「市長等の東広島市に対する損害賠償責任の一部免責に関する条例の制定について」でございます。 本案は、地方自治法の一部改正により、地方公共団体の長等の当該地方公共団体に対する損害賠償の責任について見直しが行われたことにあわせて、市長等が市に対して損害賠償の責任を負う場合におけるその一部の免責について、必要な事項を定めようとするものでございます。 2、条例の内容でございますが、市長等が市に対して損害賠償の責任を負う場合において、市長等がその職務を行うにつき、善意でかつ重大な過失がないときは、市長等はその賠償の責任を負う額から、1、会計年度当たりの給与の額に相当する額として算定される額に(1)から(4)までに掲げる区分に応じ、それぞれに定める数を乗じて得た額を控除して得た額について、その責任を免れることとするものでございます。 3、(1)この条例は令和2年4月1日から施行し、(2)に掲げる経過措置を講ずるものでございます。 次に、議案第45号「東広島市森林環境整備促進基金の設置、管理及び処分に関する条例の制定について」でございます。 本案は、森林の整備及びその促進に関する施策の実施に要する経費の財源に充てるため、東広島市森林環境整備促進基金を設置し、その管理及び処分に関し必要な事項を定めようとするものでございます。 2、条例の内容でございますが、(1)基金の積み立てといたしまして、(ア)基金として積み立てる額は一般会計において予算で定めることとし、(イ)国から譲与された森林環境譲与税の額に相当する額は基金に積み立てることとし、(2)基金の処分といたしまして、基金は森林の整備に関する施策並びに森林の整備を担う人材の育成及び確保、森林の有する公益的機能に関する普及啓発、木材の利用の促進、その他の森林の整備の促進に関する施策の実施に要する経費の財源に充てる場合に限り、その全部または一部を処分することができることとするものでございます。 3、この条例は公布の日から施行するものでございます。 次に、議案第46号「附属機関の設置に関する条例の一部改正について」でございます。 本案は、新たに附属機関を設置し、設置の必要がなくなる附属機関を廃止し、及び一部の附属機関の名称等を変更しようとするものでございます。 2、改正の内容でございますが、(1)附属機関の設置といたしまして、ごらんの表のとおり東広島市地域強靭化計画審議会及び東広島市住宅審議会を新たに設置し、(2)附属機関の廃止といたしまして、(ア)から(ウ)までに掲げる附属機関を廃止し、(3)附属機関の名称等の変更といたしまして、東広島市福祉有償運送等運営協議会の審議事項から、過疎地有償運送に関する事項を削除し、その名称を東広島市福祉有償運送運営協議会に変更するものでございます。 3、(1)この条例は令和2年4月1日から施行し、(2)に掲げる経過措置を講ずるものでございます。 次に、議案第47号「公益的法人等への職員の派遣等に関する条例の一部改正について」でございます。 本案は、職員を派遣してその業務に従事させることができる団体に、職業訓練法人東広島地域職業能力開発協会を追加しようとするものでございます。 2、この条例は公布の日から施行するものでございます。 次に、議案第48号「東広島市監査委員条例の一部改正について」でございます。 本案は、現金の出納に係る検査の期日をごらんの表のとおり変更するとともに、所要の規定の整理を行おうとするものでございます。 2、この条例は令和2年4月1日から施行するものでございます。 次に、議案第49号「東広島市コミュニティ活動施設設置及び管理条例の一部改正について」でございます。 本案は、ごらんの表に掲げる地域集会所を無償で譲渡すること等に伴い、当該地域集会所を廃止しようとするものでございます。 2、この条例は令和2年4月1日から施行するものでございます。 次に、議案第50号「東広島市印鑑条例の一部改正について」でございます。 本案は、成年被後見人等の権利の制限に係る措置の適正化等を図るための関係法律の整備に関する法律の施行に合わせて、印鑑の登録の制限について見直しを行うとともに、所要の規定の整理を行おうとするものでございます。 2、改正の内容でございますが、印鑑の登録について成年被後見人に該当することを理由とする制限を廃止し、意思能力を有しないものについてはその登録を受けることができないこととするものでございます。 3、この条例は公布の日から施行するものでございます。 次に、議案第51号「東広島市地域福祉センター設置及び管理条例の一部改正について」でございます。 本案は、豊栄保健福祉センターの入浴施設のうち一般浴室を廃止するとともに、所要の規定の整備を行おうとするものでございます。 2、この条例は令和2年4月1日から施行するものでございます。 次に、議案第52号「東広島市老人集会所設置及び管理条例の一部改正について」でございます。 本案は、宮郷ふれあいプラザを無償で譲渡することに伴い、当該東広島市老人集会所を廃止しようとするものでございます。 2、この条例は令和2年4月1日から施行するものでございます。 次に、議案第53号「東広島市国民健康保険税条例の一部改正について」でございます。 本案は、国民健康保険税の基礎課税額、後期高齢者支援均等課税額及び介護納付金課税額に係る税率等の改定を行おうとするものでございます。 2、改正の内容でございますが、(1)基礎課税額、後期高齢者支援金等課税額及び介護納付金課税額の税率等を(ア)から(ウ)までの表のとおり改定し、(2)基礎課税額、後期高齢者支援金等課税額及び介護納付金課税額の減額措置について、その減額する額を(ア)から(ウ)までの表のとおり改定するものでございます。 3、(1)この条例は令和2年4月1日から施行し、(2)に掲げる経過措置を講ずるものでございます。 次に、議案第54号「東広島市あきつ子育て世代向け賃貸住宅設置及び管理条例の一部改正について」でございます。 本案は、民法の一部改正に伴い、入居に際しての連帯保証人の設定を見直すとともに、敷金の取り扱いの明確化、その他所要の規定の整備を行おうとするものでございます。 2、改正の内容でございますが、(1)連帯保証人といたしまして入居に際して連帯保証人を立てることを求めないこととし、(2)敷金といたしまして(ア)及び(イ)のとおり規定するものでございます。 3、(1)この条例は公布の日等から施行し、(2)に掲げる経過措置を講ずるものでございます。 次に、議案第55号「東広島市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正について」でございます。 本案は、放課後児童支援員として従事するために必要な研修の受講に関する特例措置の適用の期限が到来することに伴い、その内容を変更した上で引き続き特例措置を講じようとするものでございます。 2、改正の内容でございますが、(1)当分の間放課後児童支援員として従事するものに必要な資格を有しているが、認定資格研修を終了していないものについては、(ア)及び(イ)に掲げる区分に応じ、それぞれに掲げる日までに認定資格研修を修了することを予定している場合は、そのものを放課後児童支援員に含めることとするほか、(2)の特例措置を講じようとするものでございます。 3、この条例は令和2年4月1日から施行するものでございます。 次に、議案第56号「東広島市地域研修センター設置及び管理条例の一部改正について」でございます。 本案は、東広島市農村青年サークル会館を無償で譲渡することに伴い、当該東広島市地域研修センターを廃止しようとするものでございます。 2、この条例は令和2年4月1日から施行するものでございます。 次に、議案第57号「東広島市営住宅設置及び管理条例及び東広島市西条駅前地区再開発住宅条例の一部改正について」でございます。 本案は、民法の一部改正に伴い、入居に際しての連帯保証人の設定を見直すとともに、敷金の取り扱いの明確化、その他所要の規定の整備を行おうとするものでございます。 2、改正の内容でございますが、(1)連帯保証人といたしまして、入居に際して連帯保証人を立てることを求めないこととし、(2)敷金といたしまして、(ア)及び(イ)のとおり規定するものでございます。 3、(1)この条例は公布の日等から施行し、(2)に掲げる経過措置を講ずるものでございます。 次に、議案第58号「東広島市特別会計条例の一部改正等について」でございます。 本案は、東広島都市計画事業寺家地区土地区画整理事業の完了に合わせて、関係条例及び特別会計を廃止するとともに、東広島都市計画事業八本松駅前土地区画整理事業の施行に伴う特別会計の設置、その他所要の規定の整備を行おうとするものでございます。 2、改正の内容でございますが、(1)寺家地区土地区画整理事業特別会計を廃止し、新たに八本松駅前土地区画整理事業特別会計を設置し、(2)(ア)及び(イ)に掲げる条例を廃止するものでございます。 3、(1)この条例は令和2年4月1日等から施行し、(2)に掲げる経過措置を講ずるものでございます。 次に、議案第59号「東広島都市計画事業八本松駅前土地区画整理事業施行条例の一部改正について」でございます。 本案は、土地区画整理法施行令の一部改正に伴い、清算金を分割徴収し、または分割交付する場合において、当該清算金に付すべき利子の利率をごらんの表のとおり改定しようとするものでございます。 2、この条例は令和2年4月1日から施行するものでございます。 次に、議案第60号「東広島市手数料条例の一部改正について」でございます。 本案は、建築物のエネルギー消費性能の向上に関する法律等の一部改正に伴い、建築物エネルギー消費性能向上計画認定申請手数料等の額の算定方法を変更するとともに、所要の規定の整理を行おうとするものでございます。 2、改正の内容でございますが、(1)共同住宅についての(ア)から(カ)までに掲げる申請があった場合において、その共用部分の審査を要しないときは、当該共用部分を当該申請に係る手数料の額の算定の対象から除くこととし、(2)(ア)から(ウ)までに掲げる申請に係る建築物に他の建築物のエネルギー消費性能の向上にも資するよう、自他供給型熱源機器等を設置する場合において、当該他の建築物に係る事項を建築物エネルギー消費性能向上計画に記載するときは、当該申請に係る手数料の額は当該申請に係る建築物1棟ごとに算定した額を合算した額とするものでございます。 3、この条例は公布の日等から施行するものでございます。 次に、議案第61号「東広島市火災予防条例の一部改正について」でございます。 本案は、建築基準法施行令の一部改正に伴い、条例において引用している同令の条項の整理を行おうとするものでございます。 2、この条例は令和2年4月1日から施行するものでございます。 次に、議案第62号「東広島市市民体育施設設置及び管理条例の一部改正について」でございます。 本案は、河内スポーツアリーナに新たに研修室及びトレーニング室を設置するとともに、これらの施設の使用料の額をごらんの表とおり定めようとするものでございます。 2、この条例は令和2年4月1日から施行するものでございます。 次に、議案第63号「東広島市コミュニティスポーツ広場設置及び管理条例の一部改正について」でございます。 本案は、志和堀コミュニティスポーツ広場を廃止しようとするものでございます。 2、この条例は令和2年4月1日から施行するものでございます。 次に、議案第64号「東広島市文化振興基金の設置、管理及び処分に関する条例の一部改正について」でございます。 本案は、東広島市文化振興基金の原資に基づく区分を整理するとともに、当該基金の名称をごらんの表のとおり変更しようとするものでございます。 2、この条例は令和2年4月1日から施行するものでございます。 次に、議案第65号「新東広島市立美術館の設置及び管理に関する条例の一部改正等について」でございます。 本案は、新東広島市立美術館における特別の展示に係る観覧料の額を定めるとともに、新東広島市立美術館協議会等の設置、東広島市立美術館の廃止、その他所要の規定の整備を行おうとするものでございます。 2、改正の内容でございますが、(1)特別の展示に係る観覧料といたしまして、新東広島市立美術館における特別の展示に係る観覧料の額は、1人1回につき2,000円を超えない範囲において教育委員会が定める額とし、(2)附属機関として(ア)から(エ)までのとおり新東広島市立美術館協議会を置き、(3)附属機関として、(ア)から、(エ)までのとおり、新東広島市立美術館美術品等収集委員会を置き、(4)東広島市立美術館の廃止等といたしまして、(ア)現美術館を廃止し、(イ)新東広島市立美術館を東広島市立美術館に改称するものでございます。 3、(1)この条例は令和2年4月1日等から施行し、(2)に係る経過措置を講ずるものでございます。 次に、議案第66号「東広島市国民健康保険診療所設置及び管理条例及び東広島市国民健康保険診療所基金の設置、管理及び処分に関する条例の廃止について」でございます。 本案は、東広島市国民健康保険小田診療所を廃止するとともに、所要の規定の整備を行おうとするものでございます。 2、この条例は令和2年4月1日から施行するものでございます。 議案第66号までの説明は以上でございますが、提出議案添付資料に、資料1から資料3までといたしまして、議案第31号、第41号及び第42号に係る資料を添付しておりますので、後ほど御参照いただきたいと思います。 以上で、66議案につきまして、私からの説明を終わります。どうぞ、よろしくお願いいたします。 ○議長(乗越耕司君) 説明の途中ですが、暫時休憩いたします。                             午前11時20分 休  憩 ───────────────────── * ───────────────────                             午前11時30分 再  開 ○議長(乗越耕司君) 再開いたします。 引き続き、提出者の説明を求めます。 ◎財務部長(江口和浩君) 議長、財務部長。 ○議長(乗越耕司君) 江口財務部長。 ◎財務部長(江口和浩君) (登 壇) 私からは、議案第67号から議案第76号までの10議案につきまして御説明を申し上げます。 初めに、「東広島市補正予算書」、議案第67号「令和元年度東広島一般会計補正予算(第5号)」でございます。 本案は、歳入歳出予算、繰越明許費、債務負担行為及び地方債について補正をさせていただくものでございます。 歳入歳出予算については、既定の予算から22億4,869万9,000円を減額し、補正後の総額をそれぞれ820億4,705万9,000円とするものでございます。 「第1表 歳入歳出予算補正」について、主なものを御説明いたします。 まず、「歳入」でございます。 1款市税は、個人市民税及び固定資産税などにおいて、調定額や収入状況などから最終的な決算額を見込み、現行予算との差が生じているものについて増としており、全体では5億8,300万円の増額としております。 3款利子割交付金から11款地方特例交付金までは、本年度の交付見込みにより、それぞれ増額、又は減額としております。 16款国庫支出金は、土木施設災害復旧費国庫負担金などの実績見込みによる減はあるものの、災害等廃棄物処理事業費国庫補助金や国の総合経済対策に基づく学校施設の情報通信環境施設整備費国庫補助金などの増により、5,538万3,000円の増額としております。 17款県支出金は、農業用施設災害復旧費県補助金の減などにより、5億5,889万4,000円の減額としております。 20款繰入金は、今回の補正の財源調整に伴う財政調整基金繰入金の減などにより、25億3,958万4,000円の減額としております。 21款繰越金は、前年度の決算剰余金の残額を計上するもので、1億5,762万9,000円の増額としております。 23款市債は、土木施設災害復旧事業債などが減となるものの、国の総合経済対策に基づく小・中学校大規模改造事業債や小・中学校情報通信環境施設整備事業債などの増により、3億3,100万円の増額としております。 次に、歳出でございます。 2款総務費は、基金積立金の増などにより、7,049万9,000円の増額としております。 3款民生費は、障害者自立支援給付事業や私立保育所等給付事業などの執行見込みに伴う増はあるものの、介護保険施設等整備助成事業などの執行見込みによる減により、1億6,069万5,000円の減額としております。 4款衛生費は、固形状一般廃棄物処理事業などの執行見込みによる減などにより、1億1,549万2,000円の減額としております。 6款農林水産業費は、集落農業支援事業や多面的機能維持管理事業などの執行見込みによる減などにより、1億3,818万4,000円の減額としております。 7款商工費は、企業誘致促進事業などの執行見込みによる減などにより、2億1,232万2,000円の減額としております。 8款土木費は、寺家地区土地区画整理事業特別会計繰出金などが増となるものの、災害関連地域防災崖崩れ対策事業や河川維持修繕事業などの執行見込みによる減により、5億1,753万6,000円の減額としております。 9款消防費は、消防庁舎等整備事業などの執行見込みによる減などにより、2億9,874万3,000円の減額としております。 10款教育費は、国の総合経済対策に対応した、小・中学校への通信ネットワークの整備やPFI方式による空調設備の整備費の前倒し措置により、小・中学校大規模改造事業や小・中学校情報教育推進事業が増となるため、16億4,584万5,000円の増額としております。 11款災害復旧費は、土木施設災害復旧事業などの執行見込みによる減により、23億5,319万6,000円の減額としております。 「第2表 繰越明許費補正」でございます。追加として、総合交通戦略推進事業から、下水道事業繰出金までの合わせて40事業について、年度内の事業完了が困難と見込まれることから、繰越明許費としてそれぞれ表に記載の金額を新たに計上し、変更として、放課後児童クラブ施設整備事業など9事業について、既定の金額を増額するものでございます。 「第3表 債務負担行為補正」でございます。 追加として、産後ケア託児業務委託など6件について、それぞれ表に記載の期間及び限度額とする債務負担行為を既定の予算に追加し、また、変更として、JR寺家駅運営業務委託から中央生涯学習センター主催講座等業務委託までの24件について、既定の期間又は限度額をそれぞれ変更し、(仮称)東広島消防署高屋分署建設工事につきましては、債務負担行為を廃止とするものでございます。 「第4表 地方債補正」については、歳入歳出予算の補正に合わせて、既定の限度額を変更するものでございます。 次に、議案第68号「令和元年度東広島住宅新築資金等貸付事業特別会計補正予算(第1号)」でございます。 本案は、歳入歳出予算について、補正をさせていただくもので、既定の予算に 118万7,000円を追加し、補正後の総額をそれぞれ300万円とするものでございます。 「第1表 歳入歳出予算補正」でございますが、歳入では、貸付金元利収入を増額し、歳出では、住宅新築資金等貸付事業費について、一般会計繰出金を増額としております。 次に、議案第69号「令和元年度ひがしひろしま墓園管理事業特別会計補正予算(第1号)」でございます。 本案は、債務負担行為について補正をさせていただくもので、「第1表 債務負担行為補正」でございますが、変更として、浄化槽維持管理業務委託について、既定の限度額を変更するものでございます。 次に、議案第70号「令和元年度東広島特定地域生活排水処理事業特別会計補正予算(第1号)」でございます。 本案は、債務負担行為について補正をさせていただくもので、「第1表 債務負担行為補正」でございますが、変更として、浄化槽保守点検及び清掃業務委託について、既定の限度額を変更するものでございます。 次に、議案第71号「令和元年度寺家地区土地区画整理事業特別会計補正予算(第1号)」でございます。 本案は、歳入歳出予算について補正をさせていただくもので、既定の予算に6,575万4,000円を追加し、補正後の総額をそれぞれ9,966万3,000円とするものでございます。 「第1表 歳入歳出予算補正」でございますが、歳入では、一般会計繰入金などを増額とし、歳出では、事業の執行見込みにより土地区画整理費を減額するとともに、特別会計廃止に伴う繰上償還の実施のため、公債費を増額としております。 次に、議案第72号「令和元年度東広島国民健康保険特別会計補正予算(第4号)」でございます。 本案は、事業勘定及び直営診療施設勘定について、歳入歳出予算の補正をさせていただくもので、事業勘定については、既定の予算に3,856万5,000円を追加し、補正後の総額をそれぞれ161億4,626万3,000円とし、直営診療施設勘定については、既定の予算から519万3,000円を減額し、補正後の総額をそれぞれ853万3,000円とするものでございます。 事業勘定の「第1表 歳入歳出予算補正」でございます。 歳入では、実績見込みなどから国民健康保険税などを減額とし、県支出金などを増額とし、歳出では、執行見込みなどから、項目ごとに増額又は減額としております。 次に、直営診療施設勘定の「第1表 歳入歳出予算補正」でございます。 歳入では、診療収入、繰入金などについて減額とし、歳出では、執行見込みにより減額としております。 次に、議案第73号「令和元年度東広島後期高齢者医療特別会計補正予算(第3号)」でございます。 本案は、歳入歳出予算について補正をさせていただくもので、既定の予算に404万5,000円を追加し、補正後の総額をそれぞれ20億7,238万1,000円とするものでございます。 「第1表 歳入歳出予算補正」でございますが、歳入では、保険基盤安定繰入金などを増額とし、歳出では、後期高齢者医療広域連合納付金などを増額としております。 次に、議案第74号「令和元年度東広島介護保険特別会計補正予算(第4号)」でございます。 本案は、保険事業勘定の歳入歳出予算及び債務負担行為について、また、介護サービス事業勘定の歳入歳出予算について、それぞれ補正をさせていただくもので、保険事業勘定については、既定の予算から1億3,152万2,000円を減額し、補正後の総額をそれぞれ128億1,977万2,000円とし、介護サービス事業勘定については、既定の予算から41万3,000円を減額し、補正後の総額をそれぞれ5,647万4,000円とするものでございます。 保険事業勘定の「第1表 歳入歳出予算補正」でございます。 歳入では、実績見込みなどから項目ごとに増額または減額とし、歳出では、介護給付費準備基金積立金などの増はあるものの、介護サービス等給付費などの減により、全体としては減額としております。 保険事業勘定の「第2表 債務負担行為補正」については、介護保険システム保守等管理業務委託について、既定の限度額を変更するものでございます。 介護サービス事業勘定の「第1表 歳入歳出予算補正」でございます。 歳入では、介護予防ケアマネジメント費収入の見込みによりサービス収入を減額とし、歳出では、介護予防支援事業費を減額としております。 続きまして、東広島市水道事業会計補正予算書、議案第75号「令和元年度東広島水道事業会計補正予算(第3号)」でございます。 第2条の「業務の予定量の補正」でございますが、ごらんの表に掲げておりますとおり改めるものでございます。 第3条の「収益的収入及び支出の補正」でございますが、収入の第1款水道事業収益は、これまでの収入実績から3,365万4,000円を増額し52億7,754万4,000円とし、支出の第1款水道事業費用は、原水及び浄水費、減価償却費などの執行見込みから763万6,000円を増額し45億9,712万8,000円とするものでございます。 第4条の「資本的収入及び支出の補正」でございますが、予算第4条本文括弧書き中の「資本的収入額が資本的支出額に対し不足する額」及び、これに対する補填財源の額をそれぞれ改め、同条に定めた資本的収入及び支出の予定額を補正するもので、収入の第1款資本的収入は、建設改良費の減額により企業債などが減となることから6,781万6,000円を減額し2億6,642万円とし、支出の第1款資本的支出は、建設改良費において災害復旧優先による工事の中止や執行見込みにより2億4,206万2,000円を減額し14億2,080万5,000円とするものでございます。 第5条の「債務負担行為の補正」でございますが、表に掲げておりますとおり、1件の限度額を変更し、2件を廃止するものでございます。 第6条の「企業債の補正」でございますが、先ほど第4条で説明した企業債の補正に関連し、限度額を改めるものでございます。 第7条の「一般会計からの補助金及び出資金の補正」でございますが、記載のとおり金額を改めるものでございます。 続きまして、東広島市下水道事業会計補正予算書、議案第76号「令和元年度東広島下水道事業会計補正予算(第3号)」でございます。 第2条の「業務の予定量の補正」でございますが、ごらんの表に掲げておりますとおり改めるものでございます。 第3条の「収益的収入及び支出の補正」でございますが、収入の第1款下水道事業収益は、営業外収益として一般会計補助金が減額となることなどにより3,509万2,000円を減額し49億7,641万5,000円とし、支出の第1款下水道事業費用は、執行見込みから維持管理費が減額となることなどにより6,436万1,000円を減額し46億9,768万5,000円とするものでございます。 第4条の「資本的収入及び支出の補正」でございますが、予算第4条本文括弧書き中の「資本的収入額が資本的支出額に対し不足する額」及び、これに対する補填財源の額をそれぞれ改め、同条に定めた資本的収入及び支出の予定額を補正するもので、収入の第1款資本的収入は、建設改良費の減額により補助金などが減となることから7,648万1,000円を減額し30億3,891万6,000円とし、支出の第1款資本的支出は、建設改良費において補償費が不用となることなどにより6,993万7,000円を減額し46億9,311万7,000円とするものでございます。 第5条の「債務負担行為の補正」でございますが、表に掲げておりますとおり、1件を追加するものでございます。 第6条の「一般会計からの補助金及び出資金の補正」でございますが、記載のとおり金額を改めるものでございます。 議案第67号から議案第76号までの10議案の説明は、以上でございます。どうぞよろしくお願いいたします。
    ○議長(乗越耕司君) 説明が終わりました。 お諮りします。 ただいま議題となっております76件につきましては、質疑を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。            〔「異議なし」との声あり〕 ○議長(乗越耕司君) 御異議なしと認めます。よって、ただいま議題となっております諮問第1号「人権擁護委員の候補者の推薦につき意見を求めることについて」から議案第76号「令和元年度東広島下水道事業会計補正予算(第3号)」までの76件につきましては、議案付託表のとおり、それぞれ所管の常任委員会に付託いたします。 ───────────────────── * ─────────────────── ○議長(乗越耕司君) 日程第4、議案第77号「令和2年度東広島一般会計予算」から議案第96号「令和2年度東広島市下水道事業会計予算」までの20件を一括して議題といたします。 提出者の説明を求めます。 ◎財務部長(江口和浩君) 議長、財務部長。 ○議長(乗越耕司君) 江口財務部長。 ◎財務部長(江口和浩君) (登 壇) 議案第77号から議案第96号までの20議案につきまして御説明申し上げます。 令和2年度東広島市予算書、議案第77号「令和2年度東広島一般会計予算」でございます。 第1条、歳入歳出予算の総額でございますが、909億3,000万円と定めるもので、前年度当初と比較して、額では86億5,000万円、率では10.5%の増となっております。 「第1表 歳入歳出予算」のうち、比較的大きな増減がある費目を中心に御説明いたします。 まず、歳入でございます。 1款市税は、前年度と比較して32億3,000万円余の増額としております。 市民税は納税義務者数の増加による個人市民税の増を、固定資産税は企業の新規設備投資による償却資産の増を見込んでおり、市税全体では大幅な増額としております。 2款地方譲与税から9款環境性能割交付金までは、広島県からの交付見込みにより、それぞれ計上しております。 このうち、6款法人事業税交付金につきましては、地方法人特別税・譲与税の廃止と法人事業税の復元に伴い、法人住民税法人税割の減収分の一部が補填される制度が創設され、2億2,200万円を計上しております。 11款地方特例交付金は、令和元年度限りの子ども・子育て支援臨時交付金相当分が減となっており、4億2,000万円余の減額としております。 12款地方交付税は、基準財政需要額において公債費等の積み上げにより増を見込むものの、基準財政収入額において市税の大幅な増収と地方消費税交付金の増の影響、また合併算定替えの終了により、普通交付税を33億円の減額としております。 16款国庫支出金は、災害復旧に伴う土木施設災害復旧費国庫負担金の増などにより、14億円余の増額としております。 17款県支出金は、災害復旧に伴う農業用施設災害復旧費県補助金の増などにより、33億6,000万円余の増額としております。 20款繰入金は、財源調整に伴う財政調整基金繰入金及び地域振興基金繰入金の増などにより、22億9,000万円余の増額としております。 23款市債は、小中学校一体型施設の整備による教育債の増、及び災害復旧債の増により、11億9,000万円余の増額としております。 次に、歳出でございます。 2款総務費は、東広島地域における国際的研究拠点の形成に向けた広島大学の取り組みに対して、地域振興の観点から総合的に支援するための出捐金を計上したことなどにより、5億6,000万円余の増額としております。 3款民生費は、私立保育所等給付事業の増や給付者数の増加に伴う障害者自立支援給付事業の増などにより、7億6,000万円余の増額としております。 4款衛生費は、広島中央エコパークの整備に係る広島中央環境衛生組合への負担金の増などにより、8億3,000万円余の増額としております。 7款商工費は、産業集積助成金の増などによるもので、5億7,000万円余の増額としております。 8款土木費は、9億5,000万円余の減額としております。これは、東広島運動公園陸上競技場の改修工事の経費が減となるほか、災害復旧を優先して取り組むため、土木工事等について一定の進度調整を行ったことによるものでございます。 9款消防費は、高機能消防指令センターの整備や高度救助隊の発隊に伴う救助工作車の更新などにより、4億円余の増額としております。 10款教育費は、福富・河内・志和地域の小中学校一体型施設の整備や小中学校のタブレット端末の整備に伴う増などにより、17億1,000万円余の増額としております。 11款災害復旧費は、平成30年7月豪雨災害に係る復旧事業の残事業費を計上することから、49億3,000万円余の増額としております。 「第2表 繰越明許費」でございます。 農業用施設災害復旧事業から土木施設災害復旧事業までの3事業につきましては、災害復旧工事に係る発注規模の拡大による必要な工期の確保のため、当初から計上するものでございます。 「第3表 債務負担行為」でございます。 公共施設等借料ほか、合わせて137件について、債務負担行為を設定するものでございます。 「第4表 地方債」でございます。 過疎地域振興事業から臨時財政対策まで20事業について、合計86億4,040万円の限度額を設定するものでございます。 次に、議案第78号「令和2年度東広島住宅新築資金等貸付事業特別会計予算」でございます。 歳入歳出予算の総額を145万円と定めるもので、前年度と比較して36万円余の減額としております。 歳入は貸付金元利収入で、歳出は、貸付金の徴収に要する経費と公債費でございます。 次に、議案第79号「令和2年度ひがしひろしま墓園管理事業特別会計予算」でございます。 歳入歳出予算の総額を1,087万6,000円と定めるもので、前年度と比較して3万円余の増額としております。 歳入は主に使用料で、歳出は墓園の維持管理に要する経費でございます。 「第2表 債務負担行為」でございますが、浄化槽維持管理業務委託など2件について設定するものでございます。 次に、議案第80号「令和2年度東広島特定地域生活排水処理事業特別会計予算」でございます。 歳入歳出予算の総額を1,269万円と定めるもので、前年度と比較して35万円の増額としております。 歳入は使用料と繰入金で、歳出は公設浄化槽施設の維持管理に要する経費と公債費でございます。 「第2表 債務負担行為」でございますが、浄化槽維持管理及び清掃業務委託について設定するものでございます。 次に、議案第81号「令和2年度八本松駅前土地区画整理事業特別会計予算」でございます。 新たに特別会計を設けるもので、歳入歳出予算の総額を2億2,490万4,000円と定めるものでございます。 歳入は国庫補助金、県負担金、繰入金及び市債で、歳出は土地区画整理事業に要する経費でございます。 「第2表 地方債」でございますが、土地区画整理事業について、3,460万円の限度額を設定するものでございます。 次に、議案第82号「令和2年度東広島国民健康保険特別会計予算」でございます。 歳入歳出予算の総額を159億2,423万8,000円と定めるもので、前年度と比較して1億8,000万円余の減額としております。 歳入は国民健康保険事業を運営するための財源で、国民健康保険税のほか県支出金、繰入金などで、歳出は保険給付など国民健康保険事業の運営に要する経費でございます。 「第2表 債務負担行為」でございますが、国民健康保険被保険者証等作成及び封入封かん等業務委託ほか、合わせて12件について、債務負担行為を設定するものでございます。 次に、議案第83号「令和2年度東広島後期高齢者医療特別会計予算」でございます。 歳入歳出予算の総額を21億7,403万円と定めるもので、前年度と比較して1億3,080万円の増額としております。 歳入は後期高齢者医療保険料や繰入金などで、歳出は主に後期高齢者医療広域連合納付金でございます。 「第2表 債務負担行為」でございますが、後期高齢者医療保険料納入通知書等作成及び封入封かん業務委託など2件について設定するものでございます。 次に、議案第84号「令和2年度東広島介護保険特別会計予算」でございます。 保険事業勘定の歳入歳出予算の総額を127億137万5,000円と定め、介護サービス事業勘定の歳入歳出予算の総額を5,941万8,000円と定めるものでございます。 保険事業勘定は、保険給付費の減を見込み、前年度と比較して1億4,000万円余の減額としており、介護サービス事業勘定は253万円余の増額としております。 保険事業勘定の歳入は、介護保険料のほか国・県支出金、支払基金交付金、繰入金などで、歳出は保険給付費など介護保険事業の運営に要する経費でございます。 「第2表 債務負担行為」でございますが、介護保険システム保守等管理業務委託ほか、合わせて15件について、債務負担行為を設定するものでございます。 介護サービス事業勘定の歳入は介護予防サービス費収入で、歳出は介護予防支援事業を行うものでございます。 「第2表 債務負担行為」でございますが、予防給付ケアマネジメント業務委託など2件について設定するものでございます。 続きまして、議案第85号から議案第94号までの財産区特別会計予算について御説明を申し上げます。 財産区(管理会)特別会計予算書及び予算に関する説明書でございます。 議案第85号「令和2年度東広島市上三永財産区特別会計予算」でございますが、歳入歳出予算の総額を77万6,000円と定めるもので、前年度と同額でございます。 議案第86号「令和2年度東広島市御薗宇財産区特別会計予算」でございますが、歳入歳出予算の総額を457万9,000円と定めるもので、前年度と比較して1,045万4,000円の減額としております。これは、基金への積立金の減額によるものでございます。 議案第87号「令和2年度東広島志和堀財産特別会計予算」でございますが、歳入歳出予算の総額を26万6,000円と定めるもので、前年度と同額でございます。 議案第88号「令和2年度東広島東志和財産特別会計予算」でございますが、歳入歳出予算の総額を71万7,000円と定めるもので、前年度と比較して40万9,000円の増額としております。これは、視察研修実施に伴うものでございます。 議案第89号「令和2年度東広島西志和財産特別会計予算」でございますが、歳入歳出予算の総額を7万円と定めるもので、前年度と同額でございます。 議案第90号「令和2年度東広島市白市財産区特別会計予算」でございますが、歳入歳出予算の総額を15万9,000円と定めるもので、前年度と比較して2,000円の減額でございます。 議案第91号「令和2年度東広島市小谷財産区特別会計予算」でございますが、歳入歳出予算の総額を32万1,000円と定めるもので、前年度と比較して1,000円の増額としております。 議案第92号「令和2年度東広島市志和財産区特別会計予算」でございますが、歳入歳出予算の総額を34万円と定めるもので、前年度と比較して1,000円の減額としております。 議案第93号「令和2年度東広島市竹仁財産区特別会計予算」でございますが、歳入歳出予算の総額を225万6,000円と定めるもので、前年度と比較して1万6,000円の減額としております。 議案第94号「令和2年度東広島市久芳財産区特別会計予算」でございますが、歳入歳出予算の総額を219万6,000円と定めるもので、前年度と比較して3,000円の減額としております。 続きまして、東広島市水道事業会計予算書、議案第95号「令和2年度東広島水道事業会計予算」でございます。 第2条の「業務の予定量」でございますが、これまでの実績などから、前年度比で(1)の給水戸数は2.8%の増を、(2)の年間総配水量は1.2%の増を見込んでおります。(4)の主要な建設改良事業でございますが、(ア)の上水道拡張事業では給水要望や安定給水のための配水管布設工事を、(イ)の配水管設備事業では主に計画に基づく老朽管の更新・耐震化工事や水道管の移設工事などを、(ウ)の施設整備事業では施設更新計画に基づく施設の更新工事などを行うこととしております。 次に、第3条の「収益的収入及び支出」の予定額でございますが、収入の第1款水道事業収益は52億5,831万円で、水道料金収入の増などにより1,607万円の増額、支出の第1款水道事業費用は47億962万円で、受水費の増などにより1億5,828万円余の増額としております。 第4条の「資本的収入及び支出」の予定額でございますが、第2条で御説明いたしました建設改良事業を実施するための財源及び費用でございます。収入の第1款資本的収入は2億8,424万6,000円で、企業債の減などにより4,900万円余の減額、支出の第1款資本的支出は12億7,112万2,000円で、配水管設備費の減など、土木工事の進度調整に伴う建設改良費の減により3億9,344万円余の減額としております。 第5条は債務負担行為について、事項別に期間及び限度額を、次の7項目につき、それぞれ定めるもので、第6条は企業債について、起債の目的、限度額等を定めるものでございます。 続きまして、東広島市下水道事業会計予算書、議案第96号「令和2年度東広島市下水道事業会計予算」でございます。 第2条の「業務の予定量」でございますが、前年度比で(1)の処理開始面積は0.7%の増を、(2)の年間総処理水量は1.7%の増を見込んでおります。(4)の主要な建設改良事業でございますが、(ア)の管渠建設事業では、より緊急性の高い地域について下水道の整備を行うこととし、(イ)のポンプ場建設事業では引き続き高屋中継ポンプ場の設備改築を行うこととし、(ウ)の処理場建設事業では、引き続き長寿命化対策などを行うとともに、処理水量の増加に対応するため東広島浄化センターの増設に着手することとしております。 次に、第3条の「収益的収入及び支出」の予定額でございますが、収入の第1款下水道事業収益は51億526万3,000円で、下水道使用料の増などにより9,385万円余の増額、支出の第1款下水道事業費用は48億1,891万6,000円で、8,993万円余の増額としております。 第4条の「資本的収入及び支出」の予定額でございますが、第2条で御説明いたしました建設改良事業を実施するための財源及び費用でございます。収入の第1款資本的収入は44億847万8,000円で、建設改良事業の財源とする企業債や国庫補助金の増などにより16億8,108万円余の増額、支出の第1款資本的支出は60億5,147万2,000円で、東広島浄化センターの増設などに要する経費の増などにより16億7,783万円余の増額としております。 第5条は債務負担行為について、事項別に期間及び限度額を、次の11項目につき、それぞれ定めるもので、第6条は企業債について、起債の目的、限度額等を定めるものでございます。 議案第77号から議案第96号までの20議案の説明は、以上でございます。どうぞよろしくお願いいたします。 ○議長(乗越耕司君) 説明が終わりました。 お諮りします。 ただいま議題となっております20件につきましては、質疑を省略し、申し合わせにより、議長を除く全員をもって構成する予算特別委員会を設置し、これに付託の上、審査することにいたしたいと思います。これに御異議ありませんか。            〔「異議なし」との声あり〕 ○議長(乗越耕司君) 御異議なしと認めます。よって、そのように決定いたします。 ───────────────────── * ─────────────────── ○議長(乗越耕司君) 日程第5、委員会提出議案第1号「東広島市議会会議規則の一部改正について」の件を議題といたします。 委員会提出議案第1号につきましては、会議規則第37条第3項の規定により、提出者の説明を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。            〔「異議なし」との声あり〕 ○議長(乗越耕司君) 御異議なしと認めます。 本案につきましては、会議規則第37条第2項の規定により、委員会への付託を省略いたします。 本案に対する質疑を行います。            〔「なし」との声あり〕 ○議長(乗越耕司君) ございませんか。            〔「なし」との声あり〕 ○議長(乗越耕司君) 質疑を終結いたします。 これより討論に入ります。 まず、本案に対する反対討論の発言を許します。            〔「なし」との声あり〕 ○議長(乗越耕司君) 次に、賛成討論の発言を許します。            〔「なし」との声あり〕 ○議長(乗越耕司君) これにて討論を終結いたします。 これより、委員会提出議案第1号「東広島市議会会議規則の一部改正について」の件を採決いたします。 本案を原案のとおり決することに賛成の方は、起立して、賛成ボタンを押してください。            〔賛成者起立〕 ○議長(乗越耕司君) 採決を確定いたします。 起立全員であります。よって、本案は原案のとおり可決されました。 以上で、本日の日程は終了いたしました。 会期予定表のとおり、あす13日は休会とし、14日と17日から19日までは各常任委員会の付託案件の審査を、また20日と21日は予算特別委員会の付託案件の審査を、さらに25日と26日は各常任委員会の付託案件の審査をお願いし、27日は本会議を開きます。 本日はこれにて散会いたします。大変お疲れさまでした。                             午後0時14分 散  会 ───────────────────── * ───────────────────  以上のとおり会議の経過を記載して、その相違ないことを証するため、地方自治法第123条第2項の規定により、ここに署名する。  東広島市議会議長   乗 越 耕 司  東広島市議会議員   加 藤 祥 一      〃       重 森 佳代子      〃       奥 谷   求...