東広島市議会 > 2019-09-18 >
09月18日-06号

  • 414(/)
ツイート シェア
  1. 東広島市議会 2019-09-18
    09月18日-06号


    取得元: 東広島市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-09-12
    令和 元年第3回 9月定例会(第6日目)1. 日時  令和元年9月18日2. 場所  東広島市議会議場3. 出席議員(30名)  1番 鈴 木 英 士   2番 片 山 貴 志   3番 坂 元 百合子  4番 牛 尾 容 子   5番 景 山   浩   6番 田 坂 武 文  7番 岩 崎 和 仁   8番 中 川   修   9番 貞 岩   敬  10番 岡 田 育 三   11番 坪 井 浩 一   12番 大 道 博 夫  13番 玉 川 雅 彦   14番 北 林 光 昭   15番 加 藤 祥 一  16番 重 森 佳代子   17番 奥 谷   求   18番 大 谷 忠 幸  19番 重 光 秋 治   20番 加 根 佳 基   21番 宮 川 誠 子  22番 谷   晴 美   23番 乗 越 耕 司   24番 竹 川 秀 明  25番 池 田 隆 興   26番 山 下   守   27番 鈴 木 利 宏  28番 牧 尾 良 二   29番 石 原 賢 治   30番 上 田   廣4. 欠席議員(なし)5. 本会議の書記  事務局長    脇 本 英 治      局次長     弓 場   潤  議事調査係長  尾 崎 修 司      主事      溝 部 淳 紘6. 説明のため出席した者  市長      高 垣 廣 徳      副市長     松 尾 祐 介  副市長     多 田   稔      教育長     津 森   毅  総務部長    倉 本 道 正      政策企画部長  西 村 克 也  財務部長    江 口 和 浩      生活環境部長  天神山 勝 浩  健康福祉部長  梶 永 里 美      こども未来部長 上 田 祐 子  産業部長    木 原 岳 浩      建設部長    先 灘 啓 二  都市部長    加 藤 博 明      下水道部長   森 行 裕 章  会計管理者   古 本 克 志      消防局長    石 丸 泰 三  水道局長    三 戸 通 明      学校教育部長  大 垣 勇 人  生涯学習部長  國 廣 政 和      災害復旧担当理事中 谷 浩 美  総務部次長兼総務課長           政策企画部次長総合政策課長          大 畠   隆              惣 引 文 彦  建設部次長兼維持課長           建設部次長兼維持課長          三 戸 通 明              向 井   毅  総務部総務課行政経営係主査          蔭 西 亮 太7. 会議事件日程第1        会議録署名議員の指名日程第2 同意案第152号 固定資産評価審査委員会委員の選任の同意について     同意案第153号 固定資産評価審査委員会委員の選任の同意について     議案第154号 財産の取得について     議案第172号 請負契約の締結について     議案第173号 委託契約の締結について     議案第174号 職員の給与に関する条例等の一部改正について     議案第175号 東広島市手数料条例の一部改正について     議案第176号 東広島市債権管理条例の一部改正について     議案第189号 東広島市消防団員の定員、任免、服務等に関する条例の一部改正について     議案第191号 令和元年度東広島一般会計補正予算(第3号)     (総務委員長報告)日程第3 議案第159号 財産の無償譲渡について     議案第160号 財産の無償譲渡について     議案第167号 財産の無償貸付けについて     議案第171号 公の施設の指定管理者の指定について     議案第180号 災害弔慰金の支給等に関する条例の一部改正について     議案第181号 東広島市老人集会所設置及び管理条例の一部改正について     議案第182号 東広島市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例等の一部改正について     議案第183号 東広島市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正について     議案第184号 東広島市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正について     議案第192号 令和元年度東広島国民健康保険特別会計補正予算(第2号)     議案第193号 令和元年度東広島後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)     議案第194号 令和元年度東広島介護保険特別会計補正予算(第2号)     (文教厚生委員長報告)日程第4 諮問第149号 人権擁護委員の候補者の推薦につき意見を求めることについて     諮問第150号 人権擁護委員の候補者の推薦につき意見を求めることについて     諮問第151号 人権擁護委員の候補者の推薦につき意見を求めることについて     議案第155号 財産の無償譲渡について     議案第156号 財産の無償譲渡について     議案第157号 財産の無償譲渡について     議案第158号 財産の無償譲渡について     議案第161号 財産の無償譲渡について     議案第162号 財産の無償譲渡について     議案第163号 財産の無償貸付けについて     議案第164号 財産の無償貸付けについて     議案第165号 財産の無償貸付けについて     議案第166号 財産の無償貸付けについて     議案第168号 財産の無償貸付けについて     議案第169号 財産の無償貸付けについて     議案第177号 東広島市コミュニティ活動施設設置及び管理条例の一部改正について     議案第178号 東広島市印鑑条例の一部改正について     議案第179号 東広島市専用水道等の設置及び給水に関する条例の一部改正について     議案第185号 東広島市地域研修センター設置及び管理条例の一部改正について     議案第186号 東広島市勤労者福祉施設設置及び管理条例の一部改正について     (市民経済委員長報告)日程第5 議案第170号 市道の路線の認定について     議案第187号 東広島市農林業施設等事業分担金徴収条例の一部改正について     議案第188号 東広島市公共下水道条例等の一部を改正する条例の一部改正について     議案第190号 東広島市水道給水条例の一部改正について     議案第195号 令和元年度東広島水道事業会計補正予算(第1号)     議案第196号 令和元年度東広島下水道事業会計補正予算(第1号)     (建設委員長報告)日程第6 請願第1号 東広島市圏域内における民間企業等による管理型最終処分場建設の自粛を求める請願     (市民経済委員長報告)日程第7 委員会提出議案第5号 教職員定数の改善及び義務教育費国庫負担制度拡充に係る意見書の提出について日程第8 委員会提出議案第6号 東広島市安芸津町木谷赤崎地区における管理型最終処分場建設に関する意見書の提出について日程第9 議案第197号 平成30年度東広島歳入歳出決算の認定について     議案第198号 平成30年度東広島水道事業会計利益の処分及び決算の認定について     議案第199号 平成30年度東広島下水道事業会計決算の認定について日程第10        議員派遣について日程第11        議会の閉会中における常任委員会及び議会運営委員会所管事項等の審査について───────────────────── * ───────────────────                             午前10時00分 開  議 ○議長(乗越耕司君) 皆さん、おはようございます。ただいまの出席議員は30名であります。定足数に達しておりますので、これより本日の会議を開きます。 本日の議事日程は、あらかじめお手元に配付したとおりであります。 この際、諸般の報告を行います。 市長からの報告事項について申し上げます。 報告第21号「平成30年度決算に基づく健全化判断比率及び資金不足比率について」の報告書が提出されております。 配付しておきましたから、御了承願います。 以上で、諸般の報告を終わります。───────────────────── * ─────────────────── ○議長(乗越耕司君) それでは、これより日程に入ります。 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。 会議録署名議員は、議長において、15番加藤祥一議員、16番重森佳代子議員、17番奥谷 求議員を指名いたします。───────────────────── * ─────────────────── ○議長(乗越耕司君) 日程第2、同意案第152号「固定資産評価審査委員会委員の選任の同意について」から、議案第191号「令和元年度東広島一般会計補正予算(第3号)」までの10件を一括して議題といたします。 本件は、総務委員会に付託となっていたものであります。よって、委員長の報告を求めます。 ◆総務委員長(奥谷求君) 議長、17番。 ○議長(乗越耕司君) 17番奥谷 求総務委員長。 ◆総務委員長(奥谷求君) (登 壇) ただいま議題となりました10議案につきまして、総務委員会における審査の経過及び結果を御報告申し上げます。 これら10議案は、今定例会初日の8月30日に本委員会に付託となり、9月2日及び6日の委員会において、執行部から詳細な説明を受ける中で、慎重に審査を進めたところであります。 では、案件ごとに審査概要を申し上げます。 まず、同意案第152号及び同意案第153号でありますが、本案は、固定資産評価審査委員会委員の任期満了に伴い、中野真理子氏、片山昭臣氏をそれぞれ当該委員に選任するため、議会の同意を求められたものであります。 次に、議案第154号でありますが、本案は、東広島消防署東分署に配備する高規格救急自動車を、3,196万6,000円で買い入れようとするものであります。 なお、審査の過程において、「入札状況はどうなっているのか」との質疑に対し、「一般競争入札で、1者が応札し、落札率は92%であった」との答弁がなされたところであります。 次に、議案第172号でありますが、本案は、道の駅整備事業(仮称)道の駅西条地域連携施設等設計施工一括工事(工事)の請負契約を、8億7,230万円で締結しようとするものであります。 なお、審査の過程において、「プロポーザルの参加者は何者だったのか」との質疑に対し、「2者であった」との答弁が、また、「契約を設計施工一括工事方式とした理由は何か」との質疑に対し、「期間の短縮を図り、設計者の意図が施工者へ直接かつスムーズに伝わりやすくなるためである」との答弁がなされたところであります。 次に、議案第173号でありますが、本案は、高機能消防指令センター整備業務の委託契約を、5億6,097万8,000円で締結しようとするものであります。 なお、審査の過程において、「高機能消防指令センターを更新する理由は何か」との質疑に対し、「更新基準がおおむね10年で、現在の指令センターの機器は平成20年度に更新したものであり、部品等の調達ができなくなるためである」との答弁が、また、「委託業者の選定方法はどうなっているか」との質疑に対し、「プロポーザル方式で行っている。参加表明は2者あったが、1者が辞退したため、1者で審査を行った」との答弁がなされたところであります。 次に、議案第174号でありますが、本案は、職員の給与に関する条例等の一部を改正し、地方公務員法及び地方自治法の一部改正により導入される会計年度任用職員の給与等に関し必要な事項を定めるとともに、所要の規定の整備を行おうとするものであります。 なお、審査の過程において、「条例改正による影響額は幾らか」との質疑に対し、「4.3億円の増額を見込んでいる」との答弁が、また、「対象となる職員は何人か」との質疑に対し、「1,950人と見込んでいる」との答弁がなされたところであります。 次に、議案第175号でありますが、本案は、証明書の交付等に係る手数料とその経費の額に差が生じているため、東広島市手数料条例の一部を改正し、当該手数料の額を改定するとともに、所要の規定の整理を行おうとするものであります。 なお、審査の過程において、「改正する手数料の算出根拠は何か」との質疑に対し、「住民票の交付に係る1件当たりの人件費と用紙代、印字代等の物件費により算出した」との答弁が、また、「条例改正による影響額は幾らか」との質疑に対し、「2,000万円程度を見込んでいる」との答弁がなされたところであります。 次に、議案第176号でありますが、本案は、民法の一部改正に伴い、東広島市債権管理条例の一部を改正し、条例において引用している同法の用語を整理するとともに、所要の規定の整理を行おうとするものであります。 次に、議案第189号でありますが、本案は、成年被後見人等の権利の制限に係る措置の適正化等を図るための関係法律の整備に関する法律の施行に合わせ、東広島市消防団員の定員、任免、服務等に関する条例の一部を改正し、成年被後見人等に係る消防団員の任用の制限等について見直しを行うとともに、所要の規定の整理を行おうとするものであります。 次に、議案第191号「令和元年度東広島一般会計補正予算(第3号)」でありますが、本案は、歳入歳出予算繰越明許費債務負担行為及び地方債の補正を行おうとするもので、歳入歳出予算は、総額に7億3,297万8,000円を追加し、補正後の総額を、それぞれ、836億1,836万5,000円とするものであります。 その主な内容でありますが、歳入は、港湾施設長期保全事業国庫補助金の増額及び今回の補正に必要な財源を確保するための繰越金の増額などであります。 歳出は、小規模被災箇所復旧経費の増額のほか、(仮称)東広島市地域新電力株式会社の設立に伴う出資金、休日診療所の開所日数の増に伴う経費、災害時に避難所を早期に開設運営するための交付金などを追加するものであります。 繰越明許費は、港湾施設長期保全事業における工事の一部において、年度内の完了が困難と見込まれるため、新たに計上するものであります。 債務負担行為は、地域センター管理など6件を追加するとともに、土木施設災害復旧工事など8件について限度額等を変更するものであります。 地方債は、歳入歳出予算の補正に合わせて1件を追加するとともに、既定の限度額を変更するものであります。 なお、審査の過程において、「自主防災組織育成事業の補正で、避難所運営は全て住民自治協議会任せになるのか」との質疑に対し、「避難所の開設・運営について、協力いただける住民自治協議会にお願いするものである」との答弁が、また、「災害対応による財源不足が見込まれるが、決算剰余金は幾らか」との質疑に対し、「財政調整基金の繰り入れを行った結果、8億1,017万8,000円となった」との答弁がなされたところであります。 さらに、自由討議では、自主防災組織育成事業の補正において、「避難所運営は、地域に応じて、市と地域がそれぞれやることを決めていく必要がある」との意見が、また、「避難所運営については、これまでの災害を分析して、被災状況などに応じたルーチンを確立しておく必要がある」との意見がそれぞれ出されたところであります。 以上、10議案につきましては、採決の結果、いずれも全会一致をもって、原案のとおり同意及び可決しました。 以上、御報告申し上げます。 ○議長(乗越耕司君) 報告が終わりました。 先ほどの総務委員長報告の字句等の読み間違いにつきましては、後刻議長において調整いたしますので御了承願います。 お諮りします。 ただいまの委員長報告に対する質疑は省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。          〔「異議なし」との声あり〕 ○議長(乗越耕司君) 御異議なしと認め質疑を省略いたします。 これより、ただいま議題となっております10件のうち、同意案第152号「固定資産評価審査委員会委員の選任の同意について」から、議案第154号「財産の取得について」まで及び議案第173号「委託契約の締結について」から、議案第191号「令和元年度東広島一般会計補正予算(第3号)」までの9件について討論に入ります。 まず、各案件に対する反対討論の発言を許します。          〔「なし」との声あり〕 ○議長(乗越耕司君) 次に、賛成討論の発言を許します。 ◆18番(大谷忠幸君) 議長、18番。 ○議長(乗越耕司君) 18番大谷忠幸議員。 ◆18番(大谷忠幸君) それでは、議案第191号「令和元年度東広島一般会計補正予算(第3号)」について賛成の立場から討論させていただきます。 この補正予算の中に、地域新電力事業についての提案がございました。(仮称)東広島市地域新電力株式会社という新会社設立のために、東広島市が1,100万円を出資するという内容でございました。 これまで、リスクをとることができないで頓挫するケースが多かったように思うんでございますが、このようなアグレッシブな提案を歓迎いたします。リスクのない新事業はございません。石橋をたたいて壊すようなたわ言には耳をかさず、その中で、できるだけリスクを軽減するような取り組みに邁進していっていただきたいと考えます。 以上です。 ○議長(乗越耕司君) 次に、反対討論の発言を許します。          〔「なし」との声あり〕 ○議長(乗越耕司君) 次に、賛成討論の発言を許します。          〔「なし」との声あり〕 ○議長(乗越耕司君) これにて討論を終結いたします。 これより採決いたします。 同意案第152号から議案第154号まで及び議案第173号から議案第191号までの9件について、一括して採決いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。          〔「異議なし」との声あり〕 ○議長(乗越耕司君) 御異議なしと認めます。よって、同意案第152号から議案第154号まで及び議案第173号から議案第191号までの9件について、一括して採決いたします。 各案件に対する委員長報告は同意及び可決であります。各案件を原案のとおり決することに賛成の方は起立して賛成ボタンを押してください。          〔賛成者起立〕 ○議長(乗越耕司君) 採決を確定いたします。起立全員であります。よって、各案件は原案のとおり同意及び可決することに決しました。 次に、議案第172号「請負契約の締結について」の件について討論に入ります。 まず、本案に対する反対討論の発言を許します。 ◆22番(谷晴美君) 議長、22番。 ○議長(乗越耕司君) 22番谷 晴美議員。
    ◆22番(谷晴美君) 議案第172号「請負契約の締結について」、日本共産党は反対の討論をさせていただきます。 国道2号線沿いの寺家地区にできる道の駅建設の契約に関する案でございます。 休憩機能、情報発信機能、地域の連帯機能という3要素の公共性が期待されている道の駅でございますが、国のアベノミクスによる規制緩和で、合併した自治体の中で、県内で実際に計画、実行しているのは、安芸高田市と本市のみでございます。 特に、寺家地域には、6月開業しました県内最大規模の大型産直市もございます。わざわざ市が税金投入しなくても民間にできることは民間に任せ、不足するものは、市が空き施設の有効活用を促すような人的配置や、災害時に必要な配給品のストックを分散化し、老朽化した対策を計画することこそが急がれております。 アベノミクスの実感もされず、消費増税の駆け込み需要も、もはやほとんど見られず、こういった増税に反対する世論調査も半数を超えている中で、この建設契約に反対をさせていただきます。 ○議長(乗越耕司君) 次に、賛成討論の発言を許します。 ◆5番(景山浩君) 議長、5番。 ○議長(乗越耕司君) 5番景山 浩議員。 ◆5番(景山浩君) 私のほうからは、賛成の立場で討論させていただきます。 先ほど述べられたような3点の機能に加え、防災の拠点であるとか交通結節点として、特に幹線道路の中で、休憩施設のない本郷から広島において重要な施設になるということで、不利益よりも利益のほうが大きい、今の時代に見合った多機能的な道の駅、こういったものを追求していくことが、平成29年度の完成を待たれていた私たち市民にとって十分公共的な利益がある施設であると考えております。 賛成の立場で討論申し上げます。 以上です。 ○議長(乗越耕司君) 次に、反対討論の発言を許します。          〔「なし」との声あり〕 ○議長(乗越耕司君) 次に、賛成討論の発言を許します。          〔「なし」との声あり〕 ○議長(乗越耕司君) これにて討論を終結いたします。 これより採決いたします。 議案第172号「請負契約の締結について」の件を採決いたします。 本案に対する委員長報告は可決であります。本案を原案のとおり決することに賛成の方は起立して賛成ボタンを押してください。          〔賛成者起立〕 ○議長(乗越耕司君) 採決を確定いたします。起立多数であります。よって、本案は原案のとおり可決されました。───────────────────── * ─────────────────── ○議長(乗越耕司君) 日程第3、議案第159号「財産の無償譲渡について」から、議案第194号「令和元年度東広島介護保険特別会計補正予算(第2号)」までの12件を一括して議題といたします。 本件は、文教厚生委員会に付託となっていたものであります。よって、委員長の報告を求めます。 ◆文教厚生委員長(北林光昭君) 議長、14番。 ○議長(乗越耕司君) 14番北林光昭文教厚生委員長。 ◆文教厚生委員長(北林光昭君) (登 壇) ただいま議題となりました12議案について、文教厚生委員会における審査の経過及び結果を御報告申し上げます。 これらの12議案は、今定例会初日の8月30日に本委員会に付託となり、9月2日と5日の委員会において、執行部から詳細な説明を受ける中で、慎重に審査を進めたところであります。 では、その審査概要を申し上げます。 まず、議案第159号及び議案第160号の2件でありますが、本案は、乃美尾下組老人集会所及び切田北組老人集会所の建物を、それぞれの地域の認可地縁団体に無償で譲渡しようとするものであります。 次に、議案第167号でありますが、本案は、切田北組老人集会所を無償で譲渡することに伴い、その敷地の用に供されている土地を、当該譲渡を受ける者に無償で貸し付けようとするものであります。 次に、議案第171号でありますが、本案は、新東広島市立美術館の管理を行う指定管理者として、株式会社イズミテクノを指定することについて、議会の議決を求められたものであります。 なお、審査の過程において、「選定審査で重視した点は何か」との質疑に対して、「目標数値の実現性、くららと中央公園の文化芸術ゾーンとしての一体感の創生、地域産業の有効活用についての評価を重視した」との答弁が、また、「美術品の管理等のノウハウについて、イズミテクノの特徴的な部分は何か」との質疑に対して、「同社は広島県立美術館の指定管理も行っており実績を積んでいる。また、別の私立美術館についても管理運営に携わっており、美術品の扱い方や、企画展のノウハウも多く持っている。本社がビルメンテナンス会社ということもあり、維持管理技術経験もある」との答弁が、それぞれなされたところであります。 次に、議案第180号でありますが、本案は、災害弔慰金の支給等に関する法律等の一部改正に伴い、災害弔慰金の支給等に関する条例の一部を改正し、条例において引用しているこれらの法令の条項等の整理を行おうとするものであります。 なお、審査の過程において、「現状で災害援護支援の貸し付け申請の申し出があるか」との質疑に対して、「過去の実績について支給件数は5件あるが、現在はない」との答弁がなされたところであります。 次に、議案第181号でありますが、本案は、乃美尾下組老人集会所及び切田北組老人集会所を無償で譲渡することに伴い、東広島市老人集会所設置及び管理条例の一部を改正し、これらの東広島市老人集会所を廃止しようとするものであります。 次に、議案第182号でありますが、子ども・子育て支援法等の一部改正に伴い、東広島市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例等の一部を改正し、特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準について必要な事項を定めるとともに、所要の規定の整備を行おうとするものであります。 なお、審査の過程において、「東広島市独自の一部改定はあるのか」との質疑に対して、「国の改正内容を踏まえたものである」との答弁がなされたところであります。 次に、議案第183号でありますが、児童福祉法等の一部改正に伴い、東広島市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正し、条例において引用している同法の条項その他所要の規定の整備を行おうとするものであります。 なお、審査の過程において、「規定の整理内容はどういったものか」との質疑に対して、「児童福祉法の改正に伴い、条例で引用している条項の号数を変更するもので、内容に改正はない」との答弁がなされたところであります。 次に、議案第184号でありますが、放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準の一部改正に伴い、東広島市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正し、職員に関する基準について必要な事項を定めるとともに、児童の集団の規模に係る特例を定め、その他所要の規定の整理を行おうとするものであります。 なお、審査の過程において、「規制緩和により支援員確保の課題について、改善の見込みがあるのか」との質疑に対して、「支援員になるための研修を開催する実施主体が幅広くなるため、支援員になりやすくなるのではないかと期待している」との答弁がなされたところであります。 次に、議案第192号でありますが、本案は、国民健康保険特別会計の保険事業勘定の歳入歳出予算の補正を行おうとするもので、歳入歳出予算の総額に347万1,000円を追加し、補正後の総額を、それぞれ161億1,619万8,000円とするものであります。 その内容は、平成30年度の保険給付費等交付金の額の確定に伴う償還金を計上するものであります。 次に、議案第193号でありますが、本案は後期高齢者医療特別会計について、歳入歳出予算の補正を行おうとするもので、歳入歳出予算の総額に2,510万6,000円を追加し、補正後の総額を、それぞれ20億6,833万6,000円とするものであります。 その内容は、平成30年度の保険料等負担金の額の確定に伴う後期高齢者医療広域連合に対する納付金を計上するものであります。 次に、議案第194号でありますが、本案は介護保険特別会計の保険事業勘定の歳入歳出予算の補正を行おうとするもので、歳入歳出予算の総額に1億1,408万4,000円を追加し、補正後の総額を、それぞれ129億5,876万6,000円とするものであります。 その内容は、平成30年度の保険料剰余金を介護給付費準備基金へ積み立てるための積立金の計上などであります。 以上、12議案につきまして、採決の結果、議案第171号及び議案第182号については賛成多数をもって、残余の議案については全会一致をもって、それぞれ原案のとおり可決しました。 以上、御報告申し上げます。 ○議長(乗越耕司君) 報告が終わりました。 お諮りします。ただいまの委員長報告に対する質疑は省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。          〔「異議なし」との声あり〕 ○議長(乗越耕司君) 御異議なしと認め、質疑を省略いたします。 これより、ただいま議題となっております12件のうち、議案第159号「財産の無償譲渡について」から議案第167号「財産の無償貸付けについて」まで、議案第180号「災害弔慰金の支給等に関する条例の一部改正について」及び議案第181号「東広島市老人集会所設置及び管理条例の一部改正について」並びに議案第183号「東広島市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正について」から議案第194号「令和元年度東広島介護保険特別会計補正予算(第2号)」の10件について討論に入ります。 まず、各案件に対する反対討論の発言を許します。          〔「なし」との声あり〕 ○議長(乗越耕司君) 次に、賛成討論の発言を許します。          〔「なし」との声あり〕 ○議長(乗越耕司君) これにて討論を終結いたします。 これより採決いたします。議案第159号から議案第167号まで、議案第180号及び議案第181号並びに議案第183号から議案第194号までの10件について、一括して採決いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。          〔「異議なし」との声あり〕 ○議長(乗越耕司君) 御異議なしと認めます。よって、議案第159号から議案第167号まで、議案第180号及び議案第181号並びに議案第183号から議案第194号までの10件について、一括して採決いたします。 各案件に対する委員長報告は可決であります。各案件を原案のとおり決することに賛成の方は起立して賛成ボタンを押してください。          〔賛成者起立〕 ○議長(乗越耕司君) 採決を確定いたします。起立全員であります。よって、各案件は原案のとおり可決することに決しました。 次に、議案第171号「公の施設の指定管理者の指定について」の件について討論に入ります。 まず、本案に対する反対討論の発言を許します。 ◆22番(谷晴美君) 議長、22番。 ○議長(乗越耕司君) 22番谷 晴美議員。 ◆22番(谷晴美君) 議案第171号「公の施設の指定管理者の指定について」、反対の討論をさせていただきます。 この案は、東広島市立美術館の開館にあわせ、イズミテクノ社に指定管理の指定をしようとする案でございます。 働く職場の人材不足がなかなか解決せず、民間では外国人技能実習生が雇用され、最低賃金を下回るような働き方がまかり通っております。 広島県は、その最低賃金が遠く1,000円にも届かない871円に決定された中、パート・アルバイトに社会保険料が発生すれば、さらに手取りが少なくなることも予想されます。国に対して、中小企業に社会保険料の補助を求め、雇用主への負担軽減をするべきだと思います。 公の施設で働いてもらう人に、例えば、作品展示に虫が寄りつかないような人の手による作業には、能力に応じて雇用対策し、働く人が希望を持って生活できるよう、直営で手立てを講じるべきです。 年間利用料を100円から300円に3倍にして、3万5,000人の来場者を見込めるのか、疑問の声も寄せられております。 インバウンド効果も地域によっては厳しいところも出てきております。指定管理者制度は、実質、官製ワーキングプアとなっており、本契約に反対いたします。 ○議長(乗越耕司君) 次に、賛成討論の発言を許します。 ◆14番(北林光昭君) 議長、14番。 ○議長(乗越耕司君) 14番北林光昭議員。 ◆14番(北林光昭君) 私は、この議案について、賛成の立場から討論をさせていただきます。 このイズミテクノ株式会社でございますけれども、県立美術館の指定管理を行っており、当然、実績もあると。そういった中で、私立美術館についても管理運営をされていらっしゃると。そういった面で、企画展の経験も豊富だということを聞き及んでおります。 したがいまして、新たにでき上がる美術館の指定管理を行うものとして、非常に適切であると、このように考えております。 賛成でございます。 ○議長(乗越耕司君) 次に、反対討論の発言を許します。          〔「なし」との声あり〕 ○議長(乗越耕司君) 次に、賛成討論の発言を許します。          〔「なし」との声あり〕 ○議長(乗越耕司君)  これにて討論を終結いたします。 これより採決いたします。議案第171号「公の施設の指定管理者の指定について」の件を採決いたします。 本案に対する委員長報告は可決であります。本案を原案のとおり決することに賛成の方は起立して賛成ボタンを押してください。          〔賛成者起立〕 ○議長(乗越耕司君) 採決を確定いたします。起立多数であります。よって、本案は原案のとおり可決されました。 次に、議案第182号「東広島市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例等の一部改正について」の件について討論に入ります。 まず、本案に対する反対討論の発言を許します。 ◆22番(谷晴美君) 議長、22番。 ○議長(乗越耕司君) 22番谷 晴美議員。 ◆22番(谷晴美君) 議案第182号「東広島市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例等の一部改正について」反対の討論をさせていただきます。 この10月から、保育・幼児教育の無償化に伴う条例案でございます。 これまで、保育料に含まれていた給食のおかずやおやつ代に当たる副食費が実費徴収になります。東京では4割、広島県内では4市1町、全国では少なくとも100を超える自治体が無償にすることが明らかになってきております。 保育所の給食は、国の保育指針においても、保育の一環と位置づけられております。どの子も楽しく保育園で給食を食べ、家で給食の話ができるのは、給食費を徴収していないからです。給食費を払える、払えないという保護者の生活状況は、子どもの責任ではありません。 保育は児童福祉法24条1項のもと、市の責任で実施されます。保育の一環である給食費の徴収も、市が最終的には責任を持って対応すべきです。国は、土曜保育やアレルギー対応策等で副食費を個別に徴収することは好ましくないとしております。 保育・幼児教育の無償化の目的は、全ての子どもの保育の質を高めることでございます。所得の低い方に水準をあわせるのではなく、質の高い給食を無償で保育・幼稚園に広げたり、保育士の配置基準を幼稚園教諭並みに広げたりすること、給食費を無償にすることは、本市の魅力が高まり、移住定住に結びつくことも確信しておりまして、反対とさせていただきます。 ○議長(乗越耕司君) 次に、賛成討論の発言を許します。 ◆14番(北林光昭君) 議長、14番。 ○議長(乗越耕司君) 14番北林光昭議員。 ◆14番(北林光昭君) 賛成の立場から討論をさせていただきます。 この議案につきましては、保育・幼児教育の無償化、これ、10月から始まりますけれども、これに伴いまして条例の改正をしようじゃないかということでございます。 トータルコストで考えますと、食事を、費用負担をいただくということはありますけれども、全体としては、非常に安価に保育の機会を得ることができるということで、非常に大きくこの機会が広がるということで、賛成とさせていただきます。 ○議長(乗越耕司君) 次に、反対討論の発言を許します。          〔「なし」との声あり〕 ○議長(乗越耕司君) 次に、賛成討論の発言を許します。          〔「なし」との声あり〕 ○議長(乗越耕司君)  これにて討論を終結いたします。 これより採決いたします。議案第182号「東広島市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例等の一部改正について」の件を採決いたします。 本案に対する委員長報告は可決であります。本案を原案のとおり決することに賛成の方は起立して賛成ボタンを押してください。          〔賛成者起立〕 ○議長(乗越耕司君) 採決を確定いたします。起立多数であります。よって、本案は原案のとおり可決されました。───────────────────── * ─────────────────── ○議長(乗越耕司君) 日程第4、諮問第149号「人権擁護委員の候補者の推薦につき意見を求めることについて」から、議案第186号「東広島市勤労者福祉施設設置及び管理条例の一部改正について」までの20件を一括して議題といたします。 本件は、市民経済委員会に付託となっていたものであります。よって、委員長の報告を求めます。 ◆市民経済委員長(玉川雅彦君) 議長、13番。 ○議長(乗越耕司君) 13番玉川雅彦市民経済委員長。 ◆市民経済委員長(玉川雅彦君) (登 壇) ただいま議題となりました20議案につきまして、市民経済委員会における審査の経過及び結果を御報告申し上げます。 これら20議案は、今定例会初日の8月30日に本委員会に付託となり、9月3日及び5日の委員会において、執行部から詳細な説明を受ける中で、慎重に審査を進めたところであります。 では、案件ごとに審査概要を申し上げます。 まず、諮問第149号から諮問第151号まででありますが、本案は、人権擁護委員の候補者を法務大臣に推薦することについて、議会に意見を求められたものであります。 その候補者としては、諮問第149号から諮問151号までの順に、角 春太朗氏、山西正明氏、中邑徳之氏をそれぞれ推薦しようとするものであります。 次に、議案第155号から議案第158号まで及び議案第161号から議案第169号まででありますが、本案は、早稲木集会所ほか3件の地域集会所及び東広島市下陰地生活改善センターほか1件の東広島市地域研修センターの建物を、それぞれ認可地縁団体などに無償で譲渡しようとするとともに、無償譲渡に伴い、その敷地の用に供されている土地を、それぞれ当該譲渡を受ける者に無償で貸し付けようとするものであります。 なお、審査の過程において、「各施設について、修繕を求める地域からの声に対して、市としてどのような対応を行うのか」との質疑に対し、「施設の地元譲渡に伴う市の補助制度を活用し、地元と調整しながら修繕を進めていく」との答弁がなされたところであります。 次に、議案第177号でありますが、本案は、地域集会所を無償で譲渡することなどに伴い、東広島市コミュニティ活動施設設置及び管理条例の一部を改正し、当該地域集会所を廃止しようとするものであります。 次に、議案第178号でありますが、本案は、住民基本台帳法施行令の一部改正により、氏に変更があったものの請求により住民票に旧氏が併記されることとなることにあわせて、東広島市印鑑条例の一部を改正し、印鑑登録証明書についても同様の措置を講ずるとともに、所要の規定の整備を行おうとするものであります。 なお、審査の過程において、「旧氏が併記できるようになるということだが、どのような場合を想定した制度なのか」との質疑に対し、「さまざまな活動の場面で旧姓を使用しやすくなるように、住民基本台帳法施行令が改正され、マイナンバーカードなどに旧氏が併記できるようになったため、自治事務である印鑑登録証明書にも旧氏が併記できるようにするものである」との答弁がなされたところであります。 次に、議案第179号でありますが、本案は、水道法施行令などの一部改正に伴い、東広島市専用水道等の設置及び給水に関する条例の一部を改正し、条例において引用している同令の条項その他所要の規定の整理を行おうとするものであります。 次に、議案第185号でありますが、本案は、東広島市下陰地生活改善センター及び東広島市飯田生活改善センターを無償で譲渡することに伴い、東広島市地域研修センター設置及び管理条例の一部を改正し、これらの東広島市地域研修センターを廃止しようとするものであります。 次に、議案第186号でありますが、本案は、東広島市勤労者福祉施設設置及び管理条例の一部を改正し、東広島市勤労福祉センターを廃止しようとするものであります。 以上、20議案につきまして、採決の結果、いずれも全会一致をもって適任及び可決することに決しました。 以上、御報告申し上げます。 ○議長(乗越耕司君) 報告が終わりました。 お諮りします。ただいまの委員長報告に対する質疑は、省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。          〔「異議なし」との声あり〕 ○議長(乗越耕司君) 御異議なしと認め、質疑を省略いたします。 これより、ただいま議題となっております、諮問第149号「人権擁護委員の候補者の推薦につき意見を求めることについて」から、議案第186号「東広島市勤労者福祉施設設置及び管理条例の一部改正について」までの20件について討論に入ります。 まず、各案件に対する反対討論の発言を許します。          〔「なし」との声あり〕 ○議長(乗越耕司君) 次に、賛成討論の発言を許します。          〔「なし」との声あり〕 ○議長(乗越耕司君) これにて討論を終結いたします。 これより採決いたします。諮問第149号から議案第186号までの20件について、一括して採決いたしたいと思います。 これに御異議ありませんか。          〔「異議なし」との声あり〕 ○議長(乗越耕司君) 御異議なしと認めます。 よって、諮問第149号から議案第186号までの20件について、一括して採決いたします。 各案件に対する委員長報告は、適任及び可決であります。各案件を原案のとおり決することに賛成の方は起立して、賛成ボタンを押してください。          〔賛成者起立〕 ○議長(乗越耕司君) 採決を確定いたします。 起立全員であります。 よって、各案件は原案のとおり、適任及び可決することに決しました。───────────────────── * ─────────────────── ○議長(乗越耕司君) 日程第5、議案第170号「市道の路線の認定について」から、議案第196号「令和元年度東広島下水道事業会計補正予算(第1号)」までの6件を、一括して議題といたします。 本件は建設委員会に付託となっていたものであります。よって、委員長の報告を求めます。 ◆建設委員長(坪井浩一君) 議長、11番。 ○議長(乗越耕司君) 11番坪井浩一建設委員長。 ◆建設委員長(坪井浩一君) (登 壇) ただいま議題となりました6議案につきまして、建設委員会における審査の経過及び結果を御報告申し上げます。 これら6議案は、今定例会初日の8月30日に本委員会に付託となり、9月3日及び6日の委員会において、執行部から詳細な説明を受ける中で、慎重に審査を進めたところであります。 では、案件ごとに審査概要を申し上げます。まず、議案第170号でありますが、本案は、一般交通の用に供するため、助実39号線及び宮東9号線を市道として認定しようとするものであります。 次に、議案第187号でありますが、本案は、「東広島市農林業施設等事業分担金徴収条例」の一部を改正し、単独市費負担事業として実施する耕地災害復旧事業に関し、当該事業により特に利益を受ける者から徴収する分担金を定めようとするものであります。 次に、議案第188号でありますが、本案は、地方税法及び消費税法の一部改正に伴い、「東広島市公共下水道条例等の一部を改正する条例」の一部を改正し、原地区工業団地汚水処理施設の使用料の額を改定するとともに、所要の規定の整理を行おうとするものであります。なお、審査の過程において、「その他の汚水処理施設使用料は平成31年第1回定例会で改定したのに対し、当該施設使用料を今回改定する理由は何か」との質疑に対し、「原地区工業団地の汚水処理施設は、年度当初は9月末時点で廃止する計画であったが、団地に入られている企業との合意形成に時間を要し、計画どおりの廃止ができなかったことによるものである」との答弁がなされたところであります。 次に、議案第190号でありますが、本案は、水道法等の一部改正に伴い、「東広島市水道給水条例」の一部を改正し、指定給水装置工事事業者の指定の更新の申請に対する審査の事務に関し、新たに徴収する手数料を定めるとともに、所要の規定の整理を行おうとするものであります。 次に、議案第195号でありますが、本案は、令和元年度東広島市水道事業会計予算について、収益的収入及び支出の補正や資本的収入及び支出の補正を行おうとするもので、水道事業費用を2,310万3,000円、資本的収入を98万4,000円、資本的支出を330万円、それぞれ増額するものであります。その内容でありますが、施設の修繕費を執行見込みにより増額し、災害復旧工事の支障となる水道管を移設するための工事請負費を増額し、あわせて財源となる負担金を増額するものであります。 なお、審査の過程において、「資本的支出の配水管設備費の330万円の増額補正については、企業会計の特性を生かし、機動的な予算執行を行うべきではないか」との質疑に対し、「橋梁のかけかえにあわせて配水管を移設するもので、2月の施工を計画しており、補正が適切であると考えている」との答弁がなされたところであります。 次に、議案第196号でありますが、本案は、令和元年度東広島市下水道事業会計予算について、収益的収入及び支出の補正、資本的収入及び支出の補正及び債務負担行為の補正を行おうとするものであります。まず、収益的収入及び支出の補正は、収入を10万2,000円、支出を90万6,000円それぞれ増額するもので、施設の廃止時期を延期するため、下水道使用料及び維持管理費を増額するものであります。 次に、資本的収入及び支出の補正は、収入及び支出をそれぞれ3億8,800万円増額するもので、東広島浄化センターの増設工事委託及び改造設計にかかる委託料を増額するものであります。債務負担行為の補正は、東広島浄化センターの増設工事委託について、1件を追加するものであります。なお、審査の過程において、「東広島浄化センター改造設計業務の内容はどのようなものか」との質疑に対し、「処理能力の不足を補うために、緊急対策で送風機及び苛性ソーダ注入装置を設置したが、それらを本設置する設計を行うものである。計画を1年前倒し、令和2年度末とするものである」との答弁がなされたところであります。 以上、6議案につきましては、採決の結果、いずれも全会一致をもって、原案のとおり可決しました。 以上、御報告申し上げます。 ○議長(乗越耕司君) 報告が終わりました。 お諮りします。ただいまの委員長報告に対する質疑は省略いたしたいと思います。 これに御異議ありませんか。          〔「異議なし」との声あり〕 ○議長(乗越耕司君) 御異議なしと認め、質疑を省略いたします。 これより、ただいま議題となっております6件のうち、議案第170号「市道の路線の認定について」及び、議案第187号「東広島市農林業施設等事業分担金徴収条例の一部改正について」、並びに議案第190号「東広島市水道給水条例の一部改正について」から、議案第196号「令和元年度東広島下水道事業会計補正予算(第1号)」までの5件について、討論に入ります。 まず、各案件に対する反対討論の発言を許します。          〔「なし」との声あり〕 ○議長(乗越耕司君) 次に、賛成討論の発言を許します。          〔「なし」との声あり〕 ○議長(乗越耕司君) これにて討論を終結いたします。 これより採決いたします。 議案第170号及び議案第187号、並びに議案第190号から議案第196号までの5件について、一括して採決いたしたいと思います。 これに御異議ありませんか。          〔「異議なし」との声あり〕 ○議長(乗越耕司君) 御異議なしと認めます。 よって、議案第170号及び議案第187号、並びに議案第190号から議案第196号までの5件について、一括して採決いたします。 各案件に対する委員長報告は、可決であります。各案件を原案のとおり決することに賛成の方は起立して、賛成ボタンを押してください。          〔賛成者起立〕 ○議長(乗越耕司君) 採決を確定いたします。起立全員であります。 よって、各案件は、原案のとおり可決することに決しました。 次に、議案第188号「東広島市公共下水道条例等の一部を改正する条例の一部改正について」の件について、討論に入ります。 まず、各案件に対する反対討論の発言を許します。 ◆22番(谷晴美君) 議長、22番。 ○議長(乗越耕司君) 22番谷 晴美議員。 ◆22番(谷晴美君) 議案第188号「東広島市公共下水道条例等の一部を改正する条例の一部改正について」、反対の討論をさせていただきます。 これは、原地区の工業団地利用自体がなくなり、10月の消費税増税にあわせて使用料を引き上げようとする内容のものでございます。専門家や自民党の間からも消費増税に反対する声も出てくるなど、デフレが進み、実質賃金が下がっている中で、さらに景気は落ち込むとされているとおりでございます。消費税は、社会保障のためといって導入され、増税されてきましたが、実態は法人税減税による減収分の穴埋めになっているだけでございます。 外国人投資家にも円建て債を大量発行する動きも見られ、増税後を予想して活発化している中、消費増税を中止するよう、国に対して求め、使用料の値上げを中止することこそ、経済対策だと考え、反対とさせていただきます。 ○議長(乗越耕司君) 次に、賛成討論の発言を許します。          〔「なし」との声あり〕 ○議長(乗越耕司君) 次に、反対討論の発言を許します。          〔「なし」との声あり〕 ○議長(乗越耕司君) 次に、賛成討論の発言を許します。          〔「なし」との声あり〕 ○議長(乗越耕司君) これにて討論を終結いたします。 これより採決いたします。議案第188号「東広島市公共下水道条例等の一部を改正する条例の一部改正について」の件を採決いたします。 本案に対する委員長報告は、可決であります。本案を原案のとおり決することに賛成の方は、起立して、賛成ボタンを押してください。          〔賛成者起立〕 ○議長(乗越耕司君) 採決を確定いたします。起立多数であります。 よって、各案件は、原案のとおり可決されました。───────────────────── * ─────────────────── ○議長(乗越耕司君) 日程第6、請願第1号「東広島市圏域内における民間企業等による管理型最終処分場建設の自粛を求める請願」の件を議題といたします。 本案は、市民経済委員会に付託となっていたものであります。よって、委員長の報告を求めます。 ◆市民経済委員長(玉川雅彦君) 議長、13番。 ○議長(乗越耕司君) 13番玉川雅彦市民経済委員長。 ◆市民経済委員長(玉川雅彦君) (登 壇) ただいま議題となりました、請願第1号「東広島市圏域内における民間企業による管理型最終処分場建設の自粛を求める請願」につきまして、市民経済委員会における審査の経過及び結果を御報告申し上げます。 本請願は、住民全てが安心・安全に生まれ育っていける地域を、また今日まで守り抜いた地域の宝を次の世代へ安心して送られるように望むとともに、これまで多岐にわたり、本市が取り組んできた政策等を考慮し、東広島市圏域において管理型最終処分場をつくらせないことを前提に、決議決定されることを請願するというもので、木谷自治協議会ほか1団体から提出され、令和元年第2回定例会初日の6月7日に本委員会に付託となり、6月11日、13日、21日、7月10日、8月20日、9月3日及び5日の計7回にわたる委員会において、紹介議員からの補足説明、請願団体関係者への参考人聴取、執行部への参考意見の聴取、質疑、自由討議、討論を行い、慎重に審査を進めたところであります。 次に、具体的な審査経過についてでありますが、6月11日及び13日の委員会で、紹介議員からの説明及び質疑を行い、その中で、紹介議員から、安芸津地域の意思は、当該最終処分場建設に反対であること、地域の意思が反対である以上、その意思を第一に配慮するべきであると考えていること、東広島市の廃棄物行政の方向性は、一般廃棄物の最終処分場ゼロを掲げているが、産業廃棄物は関係ないとは言えないと考えていること、市議会として、本市の圏域に最終処分場ができることについて、意思表示をすることが大切であると考えていること、などについて発言がありました。 また、6月13日の委員会で、請願団体関係者を参考人として招致し、聴取及び質疑を実施しました。その中で、参考人から、木谷自治協議会に対して、事業者がどのような説明を行ってきたかなど、これまでの経緯について説明を受けるとともに、施設建設計画の反対署名が約8,000人分となったこと、本市がゼロエミッションを掲げ、最終処分場ゼロの方針を各種計画に盛り込んでいる中で、市圏域に最終処分場を建設しないこととした政策を守ってほしいと考えていること、当該最終処分場が建設されれば、100年、200年先まで、地域にとって負の遺産を残すことになると考えていること、地域を守り、市民協働のまちづくりを進めていく上で、当該最終処分場の建設が必要な政策なのか、考えていただきたい、などについて、発言がありました。 こうした聴取内容を受け、委員会として、本市が各種計画で掲げる、最終処分場ゼロとは、どのような内容を想定しているのか、また、当該最終処分場の許可権限はどこになるのか、の2点について、改めて確認する必要があると判断し、6月21日の委員会に執行部を招致し、参考意見の聴取を行いました。6月21日の委員会における執行部への聴取では、本請願で、管理型最終処分場はつくらせないということを前提として、決議決定されることを請願する、となっているが、「許可権限は広島県にあること」、「法律及び制度上、要件を満たせば、施設の設置ができるようになっていること」、「本市の計画に掲げる最終処分場ゼロとは、一般廃棄物の最終処分場を指しており、産業廃棄物の最終処分については、民間事業者が担っていること」、「現在市内に民間事業者が運営する産業廃棄物の最終処分場が存在していること」、また、「最終処分場が、今の日本の社会の中で必要とされている施設であると認識していること」、などについて、確認しました。 以上のような審査経過を踏まえ、7月10日の委員会で自由討議を行い、「産業廃棄物の最終処分場は、民間企業が事業として行っている。最終処分場は、地域にとっては非常に厄介なものであるが、世の中に必要なものでもある。」、「当該施設の設置に関する許可権限は、広島県にある。本市に権限がない事項について、市議会として、つくらせないことを前提として決議決定を求める請願内容となっており、このままでは難しいのではないか。」、「請願の願意は確かにつくらせないということもあるが、本市が目指す最終処分場をつくらせないということを、どのように考えて取り組んでいくのかを問われているのではないかと思う。権限がある、なしというのも確かに関係はしてくるが、願意はどこなのかということについて、もっと深く考えていかなければならないのではないか。」、「請願は、議案と異なり、修正をすることができない中で、本請願は、表題と中身の趣旨の表現に食い違いがあると感じる。」との意見がそれぞれ出されました。 これらの意見を受けて、8月20日の委員会では、前回までの審査経過を踏まえ、請願審査における委員会としての論点を、「施設建設に関する許可権限が県にあることについて」、「最終処分場ゼロの方針について」、「地域の強い要望について」、「表題と趣旨の表現の差異について」の4つにまとめ、整理を行い、論点ごとに、願意の妥当性、実現性及び当該地方公共団体の権限内に関する事項かの請願審査における3つの判断基準に基づき、自由討議を行ったところであります。 その結果として、委員から、「本請願の審査経過で判明した住民の思いについては、しっかりと許可権限者に伝える必要がある。」との意見や、「一般廃棄物だけではなく、産業廃棄物も含めた廃棄物処理について、将来どのようにしていくべきなのか、委員会として調査研究を行っていくべきではないか。」との意見が出されました。 以上のような質疑及び自由討議を経た後の討論においては、「本請願には3つの議論のすりかえがあると考える。1点目は、木谷地区の当該処分場建設反対の思いを、東広島市全域に拡張している点。2点目は、本市の各種計画で一般廃棄物の最終処分場ゼロを掲げていることを、産業廃棄物にまで混同している点。3点目は、請願の趣旨の最後に「管理型最終処分場をつくらせないこと」となっているにもかかわらず、表題は「自粛」という言葉を使っている点。以上3点は議論のすりかえであるとしか考えられず、反対署名8,000人分の思いと食い違っていると考える。」との反対討論が、また、「本市には請願で求められている内容について権限がない。その中で無責任な決議を行うことはできないと考える。本市が掲げるゼロエミッションは産業廃棄物が含まれていないことは明らかである。」との反対討論が、それぞれなされました。 一方、「市民の強い要望をしっかりと受けとめ、議会として想いにこたえていくべきと考える。」との賛成討論が、また、「本市に権限がないことは請願者も承知していると思うが、請願者の想いは本市で議論し決定したゼロエミッションの方針を守ってほしいというものであり、このことについて、いま一度考えていくべきではないかと考える。」との賛成討論がそれぞれなされたところであります。 以上、採決の結果、反対多数をもって不採択とするものと決しました。 以上、御報告申し上げます。 ○議長(乗越耕司君) 報告が終わりました。先ほどの市民経済委員長報告の字句等の読み間違いにつきましては、後刻議長において調整いたしますので御了承願います。 お諮りします。 ただいまの委員長報告に対する質疑は省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。          〔「異議あり」との声あり〕 ○議長(乗越耕司君) これより質疑を行います。 なお、質疑の回数は、会議規則第55条により、3回までとなっておりますのでよろしくお願いいたします。 ◆21番(宮川誠子君) 議長、21番。 ○議長(乗越耕司君) 21番宮川誠子議員。 ◆21番(宮川誠子君) 市民経済委員長におかれましては、大変難しい課題を慎重に審議され、結論を出されたことに対しては敬意を表しておりますが、少し議論を聞いていて疑問に感じております点がありますから、質問をさせていただきたいと思います。議長のほうから3回までということがございましたので、頭の中を整理しながら3回にまとめたいというふうに思います。 まず、先ほどの委員長報告にもありましたが、権限がないという言葉を繰り返しておられます。権限がないことに関しては、市議会で判断をするのは慎重でなければならないというふうな判断がされているようでございますが、私はこれが理解ができません。例えば、これが隣の町の竹原市のことであれば東広島市議会で云々かんぬんするのは不適当であろうと思いますけれども、まさにこれは東広島市内の安芸津町民のことでございます。権限そのものは県にございますが、しかしながらこれを判断するときに、県は市に対して意見を求めております。市長名で意見書も出ておりますし、そして同時に、この議会というものは自治体の意思決定機関でございます。議会は議会の意思だけを決めているんじゃありません。東広島市という地方自治体の意思決定機関が議会でございます。その意味で県のほうから意見を求められたものに対して、まさにそれは市民のことでございますから意見を求められるわけでございまして、そのことに対して議会がこれを意思表示するというのは何ら問題がないというふうに考えますが、このことについて、委員会の中でどのような論点整理を行われたのかお伺いいたしたいと思います。 ◆市民経済委員長(玉川雅彦君) 議長、13番。 ○議長(乗越耕司君) 13番玉川雅彦市民経済委員長。 ◆市民経済委員長(玉川雅彦君) 委員会の審査の中でもまさにその点が論議となったわけではございますが、しかしながら、委員会として審査をするに当たり、出された請願の内容について検討をするというのが本来の請願の審査であろうということが意見としても出されております。そういった中で、今回は委員会の中でそういったことも含め、論議させていただいた結果でございます。 ◆21番(宮川誠子君) 議長、21番。 ○議長(乗越耕司君) 21番宮川誠子議員。 ◆21番(宮川誠子君) 今のことでは権限のことでどう整理されたのかは定かではないというふうに判断をせざるを得ません。 次の質問に移ります。 委員会の議論を聞いておりましたときに、最終処分場はどこかにつくらなくちゃいけないんじゃないか。それを東広島だけつくらせないということを申し上げるのはわがままではないかというふうな議論がされておりました。私は、わがままというのは、自分が出したものをどこかよそに持っていく、これがわがままな議論なんだろうと思っております。今回上がっているのは、この赤崎につくる計画が出ております最終処分場、管理型最終処分場でございますが、ここに処理する計画のまさにごみは、市内からのものなのか、県外からのものなのか、そのあたりは実際に審査の過程の中で判断されたのでしょうか。 それから、広島県においては、県が出島に巨大な最終処分場施設を持っております。まだまだ能力的には余裕があるはずでございます。それらも全部判断した上で、この市内にこれを安芸津の赤崎につくる必要性があるということを判断されたのかどうか、委員会の審議過程についてお尋ねしたいと思います。 ○議長(乗越耕司君) 答弁を求めます。 ◆市民経済委員長(玉川雅彦君) 議長、13番。 ○議長(乗越耕司君) 13番玉川雅彦市民経済委員長。 ◆市民経済委員長(玉川雅彦君) 委員会の中で、その持ってくるものについての意見というのは、やはり広島県外からも地域外からも来るであろうということも話は出ました。そういう中で、先ほども申しましたが、ただ赤崎地区につくらせないということではなくて、今ある施設についての権限、それから議員として東広島につくらせないことについてということを賛成するのはどうなんだろうかという部分がやはり大半を占めており、確かに今現在の段階で、先ほども申しましたが、3つのその判断基準というものも照らし合わせて、一応議員の中で話をさせていただいております。したがいまして、確かに大変ではあろうという気持ちはわかるけれど、この請願は、気持ちを判断するものではないということも考え、賛成できないなという意見が多かったというところでございます。 ◆21番(宮川誠子君) 議長、21番。 ○議長(乗越耕司君) 21番宮川誠子議員。 ◆21番(宮川誠子君) 今の話を聞いておりますと、非常に曖昧な中で、そうはいってもノーと言えないというふうなことで判断されたというふうに何か受けとめましたけれども、次の質問に移りたいと思いますが、住民は具体的にこの赤崎につくってほしくないと言っているんですね。これを判断するときには、この赤崎の地域が最終処分するのに適切か否か、そこも含めて、その持ってくるごみはどうなのかとか、そういうことも含めて判断すべきだと思いますけれども、その是非についてまさに計画に上っているこの赤崎の地域に管理型の最終処分場をつくるということについて、委員会としてはどのように判断されたのかをお尋ねしたいと思います。 ○議長(乗越耕司君) 答弁を求めます。 ◆市民経済委員長(玉川雅彦君) 議長、13番。 ○議長(乗越耕司君) 13番玉川雅彦市民経済委員長。 ◆市民経済委員長(玉川雅彦君) 赤崎につくる、確かにそういうことを話はしました。先ほども言ったように、我々の判断基準というのは、出された請願書について判断をしてきております。実際その内容を精査してやっていくということで答えというか、その委員会の意思を決定しておるわけであって、実際には、私も三永の人間でございます。実際我々のところに来るものというのもあり、そういったことも勘案しながら、今までの中のその産業廃棄物についてのあり方というのも一応話し合いを進め、そういった中で請願としての取り扱いを考えさせていただきました。そういう中で最終的に皆さんの気持ちを推しはかり、意見書を提出しようという、これから先の話ですが、そういったことも考えられるよねということを話し合いをしております。 以上です。 ○議長(乗越耕司君) ほかにありませんか。          〔「なし」との声あり〕 ○議長(乗越耕司君) これで質疑を終結いたします。 これより討論を入ります。 まず、本請願に対する反対討論の発言を許します。 ◆16番(重森佳代子君) 議長、16番。 ○議長(乗越耕司君) 16番重森佳代子議員。 ◆16番(重森佳代子君) 本請願に対し、反対の立場から討論させていただきます。 先ほどの質疑を踏まえて、請願には論点において不十分な趣旨説明がなされていることを前置きさせていただきます。 本市のゼロエミッションは、一般廃棄物についてであり、産業廃棄物処理は含まれていません。産廃についても、ゼロエミッションを実現することは理想であります。しかしながら、現状では産業廃棄物処理場をゼロにすることはできません。 また、何度も先ほどから繰り返されておりますように、産業廃棄物処分について本市に許可権限はありませんし、議員必携等にも許可権限のないところで請願を採択することは不適当であるといったような表現も、好ましくないといったような表現もされております。 さらに、本市議会において産業廃棄物処理については全く議論されておらず、今後、産廃処理場をどのようにするかというのは非常に不透明であります。現在、市内4カ所にある最終処分場が限界に達した場合の対応策も全く議論されておりません。 このような状況で、本請願にあるように、最終処分場をつくらせないと断言した決議を議会としてすることは、責任ある行動とは言えないのではないでしょうか。市民、とりわけ安芸津住民の方の不安は十分に理解しつつも請願を不採択とするのは、苦渋の選択であります。本請願については、不採択とした上で、地域住民の民意を考慮し請願者の思いを真摯に受けとめて、許可権限のある広島県に対し、合意形成のないまま事業が推進されないよう意見書を提出することが妥当だと考えております。 また、環境問題は全国的な課題であり、今後、議会としても産業廃棄物処理行政のあり方については、重要課題として取り組んでいかなければならないと思います。 以上、反対討論といたします。
    ○議長(乗越耕司君) 次に、賛成討論の発言を許します。 ◆29番(石原賢治君) 議長、29番。 ○議長(乗越耕司君) 29番石原賢治議員。 ◆29番(石原賢治君) ありがとうございます。 私は、請願第1号「東広島市圏域内における民間企業等による管理型最終処分場建設の自粛を求める請願」に、賛成の立場で討論を行います。委員長報告や請願の理由等にも書かれております内容と重複する部分があろうかと思いますが、御理解をいただきたいと思います。 広島県では、平成10年の7月に広島県一般廃棄物広域処理計画を策定をしました。その中で竹原広域及び賀茂広域は、竹原・東広島ブロックとして位置づけられ、一般廃棄物広域処理竹原・東広島ブロック協議会を設置をして、一般廃棄物の排出抑制、資源化及び適正処理の推進に取り組んでまいりました。 このブロックでは、各自治体の状況に応じたさまざまな施策により、ごみの減量化、資源化が進められ、一定程度改善はされてまいりましたが、さらなるごみの減量化、資源化が必要であるとの認識に立ち、適正処理はもちろんのこと、エネルギー回収及び最終処分場の削減という課題がその中では残されてまいりました。このごみ処理施設及びし尿処理施設が老朽化をするということに伴いまして、ごみやし尿処理をする新たな一般廃棄物処理施設の整備が必要と考えられ、廃棄物処理システムの確立、そして事業費の削減、対策などのそういう観点から、最終処分場を必要としない処理システムの構築を目指すとして、平成20年6月に一般廃棄物処理施設整備基本構想を策定をし、新たな最終処分場は設置しないと取り決めを行いました。最終処分場ゼロシステムの構築、処理方式の協議が行われ、一般廃棄物の共同処理の事業主体として平成21年10月に広島中央環境衛生組合を設立して、新たな施設の整備検討が進められてまいりました。それで現在、新しい施設が建設中であります。 この新施設におきましては、最終処分場ゼロということに当然なるわけです。すなわち最終処分場は必要なくなるというものであります。もちろん、議会としても最終処分場をつくらないというこの計画を良としてまいりました。それが1点目の理由であります。 そして、次の理由でございますが、東広島市第五次総合計画策定方針、これに関してでありますけれども、この方針の趣旨の中に地球規模での環境問題の対応が求められていることが掲げられてございます。 また、次のような重要な柱が記述されております。地域の個性を生かした魅力あるまちづくりとして、それぞれの地域の個性を生かした魅力あるまちづくりが必要であるとし、土地利用の将来像を示すため、地域ごとのブロック計画を策定するということが1点であります。 そして2点目は、省きますけども、豊かな自然環境と集積した都市機能との相互利用により、本市ならではの心身ともに充実したライフスタイルが対外的にも価値となり、魅力となることを目指しますよということ。 3つ目には、国際感覚と郷土愛を備えた人材の育成を図る。 そして4つ目は、市民が安心して日常生活を送るための希望をかなえることのできる、安全安心な地域社会を形成する等を方針として、掲げてあります。これが2点目。 そして3点目でございますが、市民協働のまちづくりの視点からでございます。市内47住民自治協議会が立ち上がっておりますが、各地域みんなが住みたい、住み続けたいと思える、すてきな町になるよう、地域活動が盛んにこれまでも行われてまいりました。 市民協働のまちづくりの推進に向けた行政の役割について、行政と地域の信頼、協力関係を築いていく、相互型のコミュニケーション体制を構築して、情報共有を推進をしていくということが挙げられております。そして、地域コミュニティーの活動が継続、発展するよう支援を行っていくということも掲げてあります。 それから、4点目の問題であります。安芸津町の地元の方々の思いといいますか、安芸津町は東広島市の中でも唯一瀬戸内海に接して、温暖で風光明媚、農業、水産業、工業等、さまざまな産業が集積している町であります。三津湾、島しょ部、そして海岸線は風光明媚な絶景を誇るという地域でございます。 特に、地域住民の要望は風光明媚な環境の中で、東広島市の老若男女がこぞって魚釣り、また海水浴、そして潮干狩り等、海の魅力を満喫して市民農園等を整備し、ばれいしょづくりなどを一緒に作業をし、心を癒し、あしたへの活力を十分に蓄えることができる地域になることを望んでおられます。健全な文化と環境を将来へ引き継ぐことは、東広島市圏域のどこでも同じことが言えるのではないかと思っております。 また、次の点でありますが、平成27年3月に東広島環境先進都市、これは環境基本計画に基づいてそういうビジョンを策定をされております。その中に、たくさんあるんですが、私が拾い上げました。最終処分ゼロの町を進めることにより、真に持続可能な循環型社会を実現します。そして、産学官民が一体となって取り組むことによって、食の安全確保や里山の保全等という観点から、持続可能な環境型の林水産業を構築し、子や孫に実りある豊かな自然を継承していくと。それから、自然との共生を目指したライフスタイルを提唱をしている。 そして、産学官民が一体となり、私たちの多様な活動から排出されるごみなどを徹底的に減量化、資源化していきます。最終処分場が不要なごみ処理システムを構築することにより、将来に負担を残さない、真に持続可能な環境社会を目指すことも掲げられております。そして、次世代に負担を残さないまちづくりを進めていくという、こういう計画を我々もしっかりと確認をし、認めてきております。こうした東広島市環境先進都市ビジョン、人と自然を技術のくふうによる次世代型環境都市です。タウンプロジェクトも策定をされ、今行動計画も実行されております。 基本理念のゼロエミッションシティの実現には、私の想いとしては一般廃棄物にかかわらず産業廃棄物、これを区別した取り組みではなく、一緒に取り組んでいる姿勢がいると。そうしないと、この計画には実行できないというふうに考えております。 議会は当然、今さっきも申しましたが、これらの計画を認めてきております。この請願は許可権限を論じる請願では当然ありません。我々が決定した政策が実効あるよう求めておられるわけであります。 したがって、我々議会は管理型最終処分場建設には反対の立場に立つべきだと私は考えております。私たちが決定をした政策について、民間企業等に対しても我が市の政策を深く理解をいただいて、自粛を求めるといいますか、自粛をしていただくようなそういう努力をしていかなければならないというふうに判断をしております。 本請願の趣旨としましては、重複しますけれども、これまでにいろんな取り組みをしてまいりました。中央環境衛生組合での議論や、そして協働のまちづくり、どういうふうにしていこうか、そしてさらには、この請願には強い地元の意向、そういうことを踏まえてみますと、議会として建設反対の意思表示をし、また市の執行部に対しても同様な認識を持っていただくよう、強く要請していっているものだと、私は理解をしております。 そして、最後になりますが、最終処分場建設がされれば、まちづくりのための地域開発計画であったり、そういう計画が非常に困難になるというふうに思います。処分場の土地を、そこを開発していくとかそういうことは、その土地を利用して計画を立てるということは地域にとってはできないというふうに考えます。また、管理型最終処分場というのは、将来にわたってずっと管理をしていく、そういうものであります。民間企業であって、それが本当に保証されるものになるでしょうか。行政がやるんであれば行政がなくなるまではできるということになりますけれども、民間にそういう保証はないんじゃないかというふうに思うことも、払拭できないとこだというふうに思います。 そういう意味からも、この請願の趣旨を私は理解をさせていただきまして、以上、長々と申し上げましたが、賛成の討論とさせていただきます。 ○議長(乗越耕司君) 次に、反対討論の発言を許します。 ◆2番(片山貴志君) 議長、2番。 ○議長(乗越耕司君) 2番片山貴志議員。 ◆2番(片山貴志君) 請願第1号に対し、反対討論をさせていただきます。 このたびの請願は、表題は「東広島圏域内における民間企業等による管理型最終処分場建設の自粛を求める請願」となっておりますが、趣旨としては、管理型最終処分場はつくらせないということを前提として、決議決定されることを請願するとなっており、議会から東広島市圏域内に管理型最終処分場をつくらせないことを宣言してほしいという内容であると判断しております。 これまで、委員会における審査をとおして請願に記載されている内容等について確認してきたわけですが、今回の請願の結論を出すにあたり、私としては請願を採択するにあたっての重要な要素である願意の妥当性、実現性、当該地方公共団体の権限かどうか等を踏まえ、次の理由により本請願について不採択とすべきと判断いたしました。 まず1点目として、請願では市議会に対し、東広島市圏域において管理型最終処分場はつくらせないということを前提として決議決定されることとなっておりますが、産業廃棄物最終処分場の設置に関する許可権限者は広島県であり、東広島市には権限がないということと、現在の法律上、制度上において、要件を満たせば産業廃棄物最終処分場は設置できるようになっていることから、産業廃棄物最終処分場をつくらせないということはできない、言えないということであります。 次に2点目として、請願の中で取り上げられている本市のゼロエミッション、最終処分場ゼロとは、一般廃棄物のことを言われており、産業廃棄物は含んでいないということです。請願の趣旨の中に、今まで多岐にわたり取り組んでいただいている政策等を考慮しという表現がありましたが、2年後の新たなごみ処理施設の稼働に向けた議論などでは、産業廃棄物の議論はされていないことがわかったことと、改めて現状では産業廃棄物最終処分場は民間が担うものであることも確認させていただきました。 次に3点目としては、議会として意思を表明する限りには、その結果が各方面にさまざまな影響を与えることを強く念頭に置く必要があります。例えば、東広島市で出た産業廃棄物は全て市外に処分するのかなど、そのために先ほど申し上げた現状や、さまざまな現実、背景を踏まえて慎重に審査を行ってきたものであり、重い責任の上に判断したものであります。 請願に込められた請願者及び地元住民の思いについては、本当に充分理解するものであります。好ましい状況にないこともわかります。どうしても、東広島市圏域につくらせないとの表現が表に出ている以上、それを柔軟かつ拡大解釈することは難しいのではないかと思っております。 以上の理由から、本請願の採択は困難と考えますが、一方で私としましては、本請願を提出された請願者、または建設が計画されている安芸津の市民の皆様の不安を十分理解することができました。 また、この請願審査をきっかけにわかった地元住民の皆様の不安の声を議会として真摯に受けとめ、議会としてできる方法で関係機関等に届けていくべきであると考えますが、この請願に対しては反対の討論とさせていただきます。 ○議長(乗越耕司君) 次に、賛成討論の発言を許します。 ◆20番(加根佳基君) 議長、20番。 ○議長(乗越耕司君) 20番加根佳基議員。 ◆20番(加根佳基君) 私は、「東広島圏域内における民間企業等による管理型最終処分場建設の自粛を求める請願」について、賛成の立場より発言させていただきます。 請願者のこれまでの熱い願意と、その強い要請、そして何よりも市民の皆様からの多くの反対署名が出されておる。署名者数は8,000人であり、安芸津町人口のほぼ全域に当たる方が建設の反対をされているわけであります。これらの強い要望は極めて重く受けとめる必要があります。これまでの強い要望は極めて重く、そして建設反対の理由の1つに、地域が長年大切に守り抜いた地場産業、そして地域コミュニティーや自然環境が破壊され、さらに風評被害などによる地域文化と次の世代へ送り伝えたいさまざまな事柄への悪い影響が懸念されるとあります。本当に不安な状況の中で生活をされておるわけでございます。 私たち議員は、市民からの負託を受け、住民の代表として住民のその声をしっかり受けとめ、その要請に応える責任があります。市民から建設反対の声がここまで上がっていることの重要性を我々議会として、責任を持った判断をしなければなりません。市民、そして環境など、最大限に守っていくことが私たちの使命であります。 したがって、市民のその建設反対の声を尊重すべきであり、強い決意のもと賛成いたします。 以上でございます。 ○議長(乗越耕司君) 次に、反対討論の発言を許します。          〔「なし」との声あり〕 ○議長(乗越耕司君) 次に、賛成討論の発言を許します。 ◆21番(宮川誠子君) 議長、21番。 ○議長(乗越耕司君) 21番宮川誠子議員。 ◆21番(宮川誠子君) 私は賛成の立場で討論をさせていただきたいと思います。 先ほどの質疑、そしてまた今の討論でもおわかりのとおり、委員会は具体的に計画が上がっているこの赤崎の地域に管理型の最終処分場をつくるのが是か非かの議論をほとんどしておりません。そしてまた、それが本当に必要なのか、どこから持ってくるのか、少なくとも安芸津のごみじゃないことだけは確かです。でも市内なのか、違うんだろうな、県外なのか、そんな議論をされていません。たぶん、よそからくるんだろうと思います。 そして、さっきも申しましたが、県に施設があります。それで本当に必要なのか。そういう中身の議論がほとんどされていない。私はこれ審議未了なんだろうと思っています。もっと言えば、先ほどからの討論でも明らかになっているように、請願の審査方法にこそ問題があると私は感じております。先ほどの委員長報告の中にもありましたけれども、表題と自粛とつくらせないという表現が食い違うとか、ほとんど私いちゃもんにしか聞こえない。何が問題なんだろうと思っています。やっぱり中身の審議をしっかりすべきです。 これまでも、請願審査の中で、過去の経過の中でもあったんですけれども、一言でも言葉のミスとか、1%でも瑕疵があったら、100%受け入れられないから、それは否定だと、反対しかないんだというふうな判断を我々市議会は過去にもしてきました。私は、この審査方法は大きな問題だろうと思っています。いかにもお役所的な。1%欠点があったらダメ、全否定。私は議会というものは、そういう判断、お役所じゃないです、議会というものは市民の代表としてどうあるべきかを真摯に判断するべきところです。願意を受けとめて、8割型、9割型、これは確かにそうだなと思えるんなら一部採択、趣旨採択、幾らでも方法はあります。採択とすべきなんです。 後ほど、意見書の提案がされています。だから、これある意味議会として同意という判断をされたから、意見書提出、委員長提案で提出されますが、ということは中身はそうなんだろうと思います。だから、そういうふうな1%でも瑕疵があったらこれは全否定なんだという、そういう判断自体が私は問題だと思うし、それをてこにして、中身の具体的な審議に全然入ってない、そういう議会のこれまでの体質が問題があると私は思っています。私は、この請願を判断するに当たって、一番重要なことは具体的な選定場所、この赤崎の地域に管理型の最終処分場をつくるのがいいのか悪いのか、そのことを責任を持って議会は判断しなければならなかったと思っております。 今、我々議会の意見が問われるんですが、ここで一番重要なことは、先ほどなんだったかな、権限がないみたいな話もありました、討論の中で。それは違うよと。責任を持って市内のことを判断しなくちゃいけない。一番考慮すべきことはこの具体的な選定、赤崎のこの地域が管理型の最終処分場をつくるのに適切な場所であるかないかの判断を、我々は責任持ってしなくちゃいけないと思っています。 前回、6月の定例会のときに、私一般質問で写真を皆さんに見てもらったの覚えていますか。赤崎の写真10枚以上あったと思います。非常に、本当に風光明媚なきれいなところです。私は、ここ東広島の宝として、これから開発すべきところだと思っています。観光的にもいいところです。こんなところに最終処分場をつくるか否かを、我々は責任を持って判断しなければいけない。私はノーだと思います。もしつくるにしても違うところだろうと。そういう判断を地元議会として責任を持って判断すべきだと思い、私は賛成といたします。 ○議長(乗越耕司君) 次に、反対討論の発言を許します。 ◆18番(大谷忠幸君) 議長、18番。 ○議長(乗越耕司君) 18番大谷忠幸議員。 ◆18番(大谷忠幸君) それでは、反対の立場で討論させていただきます。 木谷、安芸津木谷赤崎ですか、木谷の方々の産業廃棄物の最終処分場を建設反対に対する思いは、8,000名の署名に表れており、私は尊重します。じゃあなぜ、そのことをストレートに表現しないんでしょうか。そのことをストレートに書いた請願書をなぜ出さないんだろうかということについて、私はものすごく疑問を感じます。我々は請願書を審議しているのでございます。先ほどから1%でも瑕疵とか言っておられたけど、これまで請願者はさまざまな補足説明により、例えば行間を読んでほしいとか、そういうことで何度も主張してきておられます。しかし、行内に書いてないことを汲みとって判断せよというのは不適切なものがあると、私は感じております。先ほどから1%1%と、瑕疵あったら、私はこの請願書はそんな生易しいものじゃないと思う、そう思います。 再度、ちょっと申し上げさせてもらいますと、私はこの請願書には3つのすりかえがあるというふうに思っております。再度言わせてください。 木谷地区に産業廃棄物の最終処分場を建設してほしくないという思いを、東広島市全域に拡張し、拡大解釈しておられます。それが1点目です。 2点目は、東広島市は一般廃棄物の最終処分場を新たに建設しないとは言っておりますが、産業廃棄物の最終処分場を建設しないとは言っておらんのであります。ここを意図的に混同しておられるように思います。 これは3番目は、中身とタイトルがちょっと違う、これはもう非常にかわいいものでございます。しかし、この3つの食い違いが私にはどうしても頭から離れません。だから、ここで私はこの請願書を、どうしても採択するか不採択するかということになりましたら、この本請願書を採択することは私はできません。だから不採択とすべきと思います。 ただし、先ほど申し上げましたけど、安芸津の8,000人の方々の署名をこれは重く重く受けとるべきだと思います。だから、その安芸津、木谷地区にこの産業廃棄物の最終処分場をつくらないということについて、議会として意思表示することをすべきと考えます。 以上です。 ○議長(乗越耕司君) 次に、賛成討論の発言を許します。 ◆22番(谷晴美君) 議長、22番。 ○議長(乗越耕司君) 22番谷 晴美議員。 ◆22番(谷晴美君) 私は、賛成の立場から討論をさせていただきます。 今回の安芸津町木谷地区における管理型最終処分場建設反対の住民の声に対しまして、水俣病の教訓を学び、生かすことが政治家に求められていると思っております。 まず、溶融スラグは仮に豪雨や地震により地域を汚染させ、海洋に流れ出る危険性がございます。 また、次に廃プラは地中でガスが発生し、火事になることも予想されます。大量生産、大量廃棄のつけが、ばれいしょで有名な産地の風評被害にもつながり、大変住民の方々の意見は強く大きくなっております。CO2削減のために1人当たりのプラスチックの使用量世界第2位の日本は、脱プラスチックへと大きく舵を切る政策がどうしても必要でございます。 3番目に、大阪方面から運ばれてくることになれば、何が混入しているかわからない上に、人の配置が本当に民間施設でできるのかという疑念も生じ、反対集会でも述べられていることも大事な市民からの指摘がありました。 よって、本請願に込められた「最終処分場はノー」の住民の声を重く受けとめ、賛成とさせていただきます。 ○議長(乗越耕司君) 次に、反対討論の発言を許します。          〔「なし」との声あり〕 ○議長(乗越耕司君) 次に、賛成討論の発言を許します。          〔「なし」との声あり〕 ○議長(乗越耕司君) これにて討論を終結いたします。 これより採決いたします。 請願第1号「東広島圏域内における民間企業等による管理型最終処分場建設の自粛を求める請願」の件を採決いたします。 本請願に対する委員長報告は不採択であります。本請願を採択することに賛成の方は起立して賛成ボタンを押してください。          〔賛成者起立〕 ○議長(乗越耕司君) 採決を確定いたします。起立少数であります。よって、本請願は不採択とすることに決しました。 暫時休憩いたします。                             午前11時59分 休  憩───────────────────── * ───────────────────                             午後1時15分 再  開 ○議長(乗越耕司君) 再開いたします。 日程第7、委員会提出議案第5号「教職員定数の改善及び義務教育費国庫負担制度拡充に係る意見書の提出について」の件を議題といたします。 職員に議案を朗読させます。〔職員朗読〕┌─────────────────────────────────────────┐│  委員会提出議案第5号                             ││    教職員定数の改善及び義務育費国庫負担制度拡充に係る意見書の提出について  ││  上記の議案を、別紙とおり提出する。                      ││                                         ││    令和元年9月5日提出                           ││                                         ││ 東広島市議会長 乗 越 耕 司 様                       ││     提 出 者   東広島市議会文教厚生委員会               ││             委員長 北 林 光 昭                 ││                                         ││(提案理由)                                   ││ 地方自治体が計画的に教育行政を進めることができるように、教職員定数の改善及び義務││教育費国庫負担制度拡充に係る意見書を国会及び政府に提出しようとするものである。  ││………………………………………………… * …………………………………………………││      教職員定数の改善及び義務育費国庫負担制度拡充に係る意見書       ││ 平成31年1月25日、中央教育審議会は「学校の働き方改革」について文部科学大臣に││答申を行った。答申では、教員の勤務時間の把握をはじめ、学校の業務のうち14項目につ││いて教員の業務の軽減を求めている。また、文部科学省が策定した「公立学校の教師勤務時││間の上限に関するガイドライン(上限ガイドライン)」は、「公立の義務教育諸学校等の教││育職員の給与等に関する特別措置法(給特法)」のもとで、勤務時間管理が不十分であった││学校現場に時間外勤務の上限目安を設けることで、長時間労働の縮減を図ろうとするもので││ある。                                      ││ 「学校の働き方改革」の推進は、教職員の心身の健康を守ることとともに、子どもたちへ││の豊かな学びを保障することにつながる。「上限ガイドライン」はあくまで規制をかけるも││のであり、教職員定数改善や業務削減が伴わなければ「働き方改革」につながらない。これ││には、地方自治法だけでは限界があり、国の思索として法改正や財源保障が不可欠である。││ 義務教育費国庫負担制度については、「三位一体改革」の中で国庫負担率が2分の1から││3分の1に引き下げられた。自治体間の教育格差が生じることは大きな問題であり、子ども││たちが全国のどこに住んでいても、一定水準の教育を受けられることが憲法上の要請であ。││ よって、国会及び政府におかれては、地方教育行政の実情を十分認識され、地方自治体が││計画的に教育行政を進めることができるように、次の措置を講じられるよう強く要望する。││1 計画的な教職員定数改善を推進すること。                    ││2 教育の機会均等と水準の維持向上を図るため、義務教育費国庫負担制度の負担割合を ││ 2分の1に復元すること。                            ││ 以上、地方自治法第99条の規定により、意見書を提出する。            ││                                         ││                                         ││                              東 広 島 市 議 会││  送付先                                    ││   衆議院議長                                 ││   参議院議長                                 ││   内閣総理大臣                                ││   総務大臣                                  ││   財務大臣                                  ││   文部科学大臣                                │└─────────────────────────────────────────┘ ○議長(乗越耕司君) 朗読が終わりました。 提出者の補足説明があれば、これを許します。          〔「なし」との声あり〕 ○議長(乗越耕司君) 本案につきましては、会議規則第37条第2項の規定により、委員会への付託を省略いたします。 本案に対する質疑を行います。ございませんか。          〔「なし」との声あり〕 ○議長(乗越耕司君) 質疑を終結いたします。 これより討論に入ります。 まず、本案に対する反対討論の発言を許します。          〔「なし」との声あり〕 ○議長(乗越耕司君) 次に、賛成討論の発言を許します。          〔「なし」との声あり〕 ○議長(乗越耕司君) これにて討論を終結いたします。 これより、委員会提出議案第5号「教職員定数の改善及び義務教育費国庫負担制度拡充に係る意見書の提出について」の件を採決いたします。 本案を原案のとおり決することに賛成の方は、起立して賛成ボタンを押してください。          〔賛成者起立〕 ○議長(乗越耕司君) 採決を確定いたします。起立全員であります。よって、本案は原案のとおり可決されました。───────────────────── * ─────────────────── ○議長(乗越耕司君) 日程第8、委員会提出議案第6号「東広島市安芸津町木谷赤崎地区における管理型最終処分場建設に関する意見書の提出について」の件を議題といたします。 職員に議案を朗読させます。〔職員朗読〕┌─────────────────────────────────────────┐│  委員会提出議案第6号                             ││    東広島市安芸津町木谷赤崎地区における管理型最終処分場建設に関する     ││    意見書の提出について                           ││  上記の議案を、別紙のとおり提出する。                     ││                                         ││    令和元年9月5日提出                           ││                                         ││ 東広島市議会議長 乗 越 耕 司 様                      ││     提 出 者   東広島市議会市民経済委員会               ││             委員長 玉 川 雅 彦                 ││                                         ││(提案理由)                                   ││ 東広島市安芸津町木谷赤崎地区における管理型最終処分場建設に関する意見書を、当該処││分場設置に関する許可権限を有する広島県知事に提出しようとするものである。     ││………………………………………………… * …………………………………………………││     東広島市安芸津町木谷赤崎地区における管理型最終処分場建設に       ││     関する意見書                              ││ 令和元年第2回定例市議会において、管理型最終処分場の建設が計画されている地域の住││民自治協議会会長及び産廃処理施設反対実行委員会代表の連名で当該処分場建設の自粛を求││める請願が提出された。                              ││ 当該処分場の建設計画地域である安芸津町木谷の赤崎地区は、本市の特産品であるジャガ││イモの名産地であるとともに、品質の良いカキ養殖場でもある。            ││ 地域住民は、この処分場から汚染物質の流出が絶対ないという保証はどこにもなく、農産││物や海産物が汚染されているという印象を与える可能性があり、農業も漁業も壊滅的な被害││を受けることにつながるなどの悪影響を懸念し、当該処分場の建設に強く反対している。 ││ また、請願審査を通じての地元住民への聴取等を踏まえても、当該請願は、安芸津町内全││ての住民自治協議会会長の賛同を得ているとともに、当該処分場建設反対の声は、安芸津町││全域に及んでいる状況にあると認識している。                    ││ 本市議会としては、こうした施設の建設に際しては、建設事業者が地域住民の声を十分に││傾聴し、合意形成を図るべきであると考えるが、現時点においては合意が得られているとは││言えない状況であると判断せざるを得ない。                     ││ 以上のような状況を踏まえると、当該処分場建設に関する今後の推移について、憂慮せざ││るを得ない。                                   ││ こうしたことから、本市議会は、当該処分場設置の判断に当たっては、地域住民の民意を││十分に考慮し、慎重に判断されるべきであると考え、許可権限者である広島県知事に対して││次のとおり要望する。                               ││1 当該処分場設置の判断に当たって、地域住民の民意を十分に考慮すること。     ││2 地域住民の合意を得ずに、事業を進めることが無いよう、事業者に対して、引き続き適││ 切な指導を行うこと。                              ││ 以上、地方自治法第99条の規定により、意見書を提出する。            ││                                         ││                              東 広 島 市 議 会││  送付先                                    ││   広 島 県 知 事                             │└─────────────────────────────────────────┘ ○議長(乗越耕司君) 朗読が終わりました。 提出者の補足説明があれば、これを許します。 ◆市民経済委員長(玉川雅彦君) 議長、13番。 ○議長(乗越耕司君) 13番玉川雅彦市民経済委員長。 ◆市民経済委員長(玉川雅彦君) それでは、私から、委員会提出議案第6号「東広島市安芸津町木谷赤崎地区における管理型最終処分場建設に関する意見書の提出について」、補足説明をさせていただきます。 まず、議案の概要についてでありますが、本案は、令和元年第2回定例市議会に提出された請願第1号「東広島市圏域内における民間企業等による管理型最終処分場建設の自粛を求める請願」の委員会審査の過程で認識した地域住民の想いについて、当該施設の設置に関する権限を有する広島県知事に意見書を提出しようとするものであります。 それでは、意見書の内容について御説明いたします。 本案により提出しようとする意見書は、安芸津町木谷の赤崎地区で建設が計画されている産業廃棄物の管理型最終処分場について、広島県知事に対して当該処分場設置の判断に当たって、地域住民の民意を十分に考慮すること及び地域住民の合意を得ずに事業を進めることがないよう、事業者に対して引き続き適切な指導を行うことの2点を要望しようとするものであります。 次に、本案の提出理由について御説明いたします。 先ほどから述べております処分場については、本年第2回定例市議会において、当該処分場の建設が計画されている地域の住民自治協議会会長及び産廃処理施設反対実行委員会代表の連名で建設の自粛を求める請願が提出され、市民経済委員会に付託となり、慎重な審査を行ってまいりました。 その審査の過程において、参考人として招致した請願団体関係者から、当該処分場の設置に反対する署名が8,000人分集まったこと、また請願の内容について安芸津町内全ての住民自治協議会会長の賛同を得ている状況であることなどについて説明がありました。 以上のような経緯から、委員会としては当該処分場建設反対の声は、安芸津町全体に及ぶ非常に強いものであると認識いたしました。 そうした中で、委員から、当該処分場に関する権限を有する広島県知事に対して、地域住民の声を届けるべきではないかとの意見が出され、協議の結果、本案を提出することになりました。 皆様方におかれましては、この趣旨をお酌み取りいただき、ぜひとも御賛同賜りますようお願いいたしまして、議案の補足説明とさせていただきます。 以上でございます。 ○議長(乗越耕司君) 本案につきましては、会議規則第37条第2項の規定により、委員会への付託を省略いたします。 本案に対する質疑を行います。ございませんか。          〔「なし」との声あり〕 ○議長(乗越耕司君) 質疑を終結いたします。 これより討論に入ります。 まず、本案に対する反対討論の発言を許します。          〔「なし」との声あり〕 ○議長(乗越耕司君) 次に、賛成討論の発言を許します。          〔「なし」との声あり〕 ○議長(乗越耕司君) これにて討論を終結いたします。 これより、委員会提出議案第6号「東広島市安芸津町木谷赤崎地区における管理型最終処分場建設に関する意見書の提出について」の件を採決いたします。 本案を原案のとおり決することに賛成の方は、起立して賛成ボタンを押してください。          〔賛成者起立〕 ○議長(乗越耕司君) 起立多数であります。よって、本案は原案のとおり可決されました。───────────────────── * ─────────────────── ○議長(乗越耕司君) 次に、新たな議案の提出に当たり、高垣市長から挨拶がありますので、これを許します。 ◎市長(高垣廣徳君) 議長、市長。 ○議長(乗越耕司君) 高垣市長。 ◎市長(高垣廣徳君) (登 壇) 本定例会の初日に提出させていただきました48議案につきましては、先ほどまでに御議決をいただいたところでございます。まずもって、議員の皆様方に厚く御礼を申し上げます。 さて、本日、平成30年度の歳入歳出決算の認定、水道事業会計利益の処分及び決算の認定並びに下水道事業会計決算の認定の3件の議案につきまして、追加提案をさせていただいたところでございます。 それでは、決算の概要につきまして御説明申し上げます。 平成30年度におきましては、これまで私たちが経験したことのない未曽有の大災害の発生により、日々の災害に対する備えがいかに重要であるか痛感する年となりました。 こうした厳しい状況の中、議員各位を初め、市民の皆様や関係機関の力強い御協力をいただきながら、早期の生活再建を実現するため、災害対応に全力で当たるとともに、被災者支援といたしまして、災害廃棄物や土砂の撤去、被災家屋の解体、災害見舞金や災害弔慰金の支給などを進めてまいりました。 また、道路・河川・農林業施設等の機能を速やかに回復するため、応急・復旧や本復旧を行うとともに、被災農業者を対象とした営農支援や、ため池・水路などの復旧支援も実施いたしました。 このように災害復旧を優先的に行ってまいりましたが、その中にあっても「仕事も暮らしもナンバーワン」、「選ばれる都市、東広島」の実現に向け、各種施策を戦略的に展開してまいりましたので、その主要な施策の成果の概要につきまして、現総合計画におけるまちづくり大綱の5つの柱に沿って、いわゆる肉付け予算において実施したものを中心に御説明申し上げます。 まず、人づくりについてでございます。 新しい時代を担う子どもたちの健全育成のため、タブレット端末の配備による情報教育の充実や、グローバル社会を生きる子どもの育成を目指して外国語指導助手の増員などを行いました。 また、酷暑対策として、市南部の小中学校10校への空調設備に着手したほか、小中学校トイレの洋式化など教育環境の向上を図りました。 次に、安心づくりについてでございます。 子どもの健やかな成長と子育てへの支援の充実に向けて、東広島版ネウボラの構築として、子ども家庭総合支援拠点の整備や地域すくすくサポートなど、育児サポート体制の充実を図りました。 また、待機児童対策として、民間事業者が行う認可保育所等の施設整備や、企業主導型保育施設整備に対する支援を行いました。 保育士確保対策としては、「保育士するなら東広島応援給付金」の制度の創設により、人材確保を図るとともに、若手保育士対象の交流セミナーにより離職防止を図りました。 安心で利用しやすい地域医療体制への構築として、初期臨床研修医への奨励金制度等の医師確保対策を初め、医療機関等への各種補助や救急相談センター事業の実施により、地域医療の充実を図りました。 次に、快適づくりについてでございます。 寺家駅を中心とした新しい都市拠点を形成するため、公園及び地区計画道路の整備を行いました。 また、都市の骨格となる道路ネットワークの構築を図るため、都市計画道路西条中央巡回線、寺家中央線、吉行泉線及び丸山楢原線の整備を進めるとともに、市道丸上上三永線等の幹線道路及び生活道路の整備を推進いたしました。 歴史・文化の継承と新たな市民文化の創造として、新美術館や西条中央公園の整備を進めました。 次に、活力づくりについてでございます。 地域経済の活性化や雇用の拡大を図るため、企業立地や先端設備導入に対する支援を行いました。 また、農林水産業の振興については、農業の担い手育成として、農地マッチング事業の支援や集落法人設立等の支援、農林水産物の販路拡大を目的として、特産物のブランド構築や6次産業化の支援などを行いました。 有害鳥獣対策としては、捕獲した有害獣の食肉を地域資源として活用するため、ジビエ加工施設を整備いたしました。 このほか、ベンチャー企業の育成支援や学会等の開催支援、移住・定住の促進を図るための移住者への就業・創業活動支援、酒蔵地区の活性化と魅力的な町並みを形成するための西条本通線の美装化などを行いました。 最後に、自立のまちづくりについてでございます。 市民と行政の協働体制と効率的な行政経営の仕組みを構築していくために、住民自治協議会、各種地域団体の活動への支援を行うことで、市民協働のまちづくりを推進いたしました。 平成30年度決算の概要の説明は、以上でございます。 引き続き、「選ばれる都市、東広島」の実現に向け、国・県の施策と連動しながら各種施策を推進するとともに、まずは市民の皆様が一刻も早く豪雨災害以前の生活を取り戻せるよう、被災者支援や災害復旧に全力で取り組んでまいる所存でございます。 議員各位におかれましては、どうぞ慎重に御審議をいただき、適切なる御議決を賜りますようお願いを申し上げます。 ○議長(乗越耕司君) 挨拶が終わりました。───────────────────── * ─────────────────── ○議長(乗越耕司君) 日程第9、議案第197号「平成30年度東広島歳入歳出決算の認定について」、議案第198号「平成30年度東広島水道事業会計利益の処分及び決算の認定について」及び議案第199号「平成30年度東広島下水道事業会計決算の認定について」の3件を一括して議題といたします。 提出者の説明を求めます。 ◎会計管理者(古本克志君) 議長、会計管理者。 ○議長(乗越耕司君) 古本会計管理者。 ◎会計管理者(古本克志君) (登 壇) ただいま議題となりました3件のうち、私からは、議案第197号「平成30年度東広島歳入歳出決算の認定について」、御説明を申し上げます。平成30年度東広島市一般会計・特別会計歳入歳出決算書により、説明をさせていただきます。 それでは、決算書でございます。金額につきましては、1,000円未満を四捨五入して1,000円単位で説明をさせていただきますので、よろしくお願いいたします。 最初に、一般会計でございます。 まず、歳入でございますが、予算額870億6,680万5,000円に対し、収入済額は815億9,385万8,000円で、前年度と比較いたしますと71億593万8,000円、率にして8.7%の増となっております。 不納欠損額は1億2,900万6,000円で、前年度と比較いたしますと1,134万円、率にして8.8%の減となっております。主なものは、市税や保育料等で執行停止や消滅時効によるものでございます。 収入未済額は10億9,791万6,000円で、前年度と比較いたしますと6,938万5,000円、率にして6.3%の減となっております。主なものは、市税や生活保護扶助費返還金等でございます。 次に、歳出でございますが、支出済額は760億2,028万4,000円で、前年度と比較いたしますと39億1,544万2,000円、率にして5.2%の増となっております。翌年度繰越額は79億804万8,000円で、前年度と比較いたしますと62億1,516万3,000円、率にして367.1%の増となっております。不用額は31億3,847万3,000円で、前年度と比較いたしますと6億3,736万8,000円、率にして20.3%の増となっております。金額の大きなものといたしましては、下水道事業繰出金や企業誘致促進事業、小学校大規模改造事業に係る事業費などでございます。 一般会計の実質収支に関する調書でございます。 先ほど説明いたしました歳入総額から歳出総額を差し引きました形式収支は55億7,357万4,000円で、翌年度へ繰り越すべき財源が47億6,339万6,000円ですので、これを差し引いた実質収支額は8億1,017万8,000円となっております。 続きまして、特別会計でございます。特別会計は7会計でございまして、勘定の区分も勘案いたしますと、9つの会計区分となっております。 まず、住宅新築資金等貸付事業でございますが、収入済額、支出済額ともに540万9,000円で、前年度に比べ21.9%の増となっております。 次に、ひがしひろしま墓園管理事業でございますが、収入済額、支出済額ともに998万7,000円で、前年度に比べ29.7%の増となっております。 次に、特定地域生活排水処理事業でございますが、収入済額、支出済額ともに1,153万9,000円で、前年度に比べ2.1%の減となっております。 次に、寺家地区土地区画整理事業でございますが、収入済額は前年度に比べ667.2%の減、1億3,772万1,000円、支出済額は641.8%減の1億3,109万4,000円で、歳入歳出差引残額は662万7,000円となっております。 次に、国民健康保険でございますが、この会計は事業勘定と直営診療施設勘定の2つの勘定に区分しております。 まず、事業勘定でございますが、収入済額は前年度に比べ14.1%減の163億6,146万5,000円、支出済額は11.2%減の163億2,073万6,000円で、歳入歳出差引残額は4,072万8,000円となっております。 次に、直営診療施設勘定でございますが、収入済額、支出済額ともに585万5,000円で、前年度に比べ15.5%の減となっております。 次に、後期高齢者医療でございますが、収入済額は前年度に比べ6.5%増の20億4,690万9,000円、支出済額は9.8%増の20億2,180万2,000円で、歳入歳出差引残額は2,510万8,000円となっております。 次に、介護保険でございますが、この会計は保険事業勘定と介護サービス事業勘定の2つの勘定に区分しております。 まず、保険事業勘定でございますが、収入済額は前年度に比べ0.6%増の125億7,708万円、支出済額は0.5%増の124億6,402万3,000円で、歳入歳出差引残額は1億1,305万7,000円となっております。 次に、介護サービス事業勘定でございますが、収入済額、支出済額ともに5,586万4,000円で、前年度に比べ5.3%の増となっております。 次に、財産区特別会計でございますが、本市が設置管理している財産区の特別会計は10会計でございます。表の下から2行目、財産区の小計の行でございますが、これら財産区全体の収入済額は6,601万6,000円、支出済額は228万円となっております。 決算の概要は以上でございますが、この決算書では各会計の歳入歳出決算書のほか決算書の附属書類といたしまして、歳入歳出決算事項別明細書、実質収支に関する調書、財産に関する調書、そして基金運用状況調書を、それぞれ掲載いたしております。 また、別冊で、平成30年度主要な施策の成果に関する報告書を提出しておりますので、あわせてごらんいただきたいと思います。 以上、一般会計・特別会計決算の説明を終わります。どうぞよろしくお願いをいたします。 ◎財務部長(江口和浩君) 議長、財務部長。 ○議長(乗越耕司君) 江口財務部長。 ◎財務部長(江口和浩君) (登 壇) 私からは、議案第198号及び議案第199号につきまして御説明申し上げます。 なお、説明に当たりましては、1,000円未満を四捨五入して1,000円単位で説明させていただきます。また、2議案とも記載金額は全て消費税及び地方消費税を含めた金額としておりますので、よろしくお願いいたします。 初めに、議案第198号「平成30年度東広島水道事業会計利益の処分及び決算の認定について」でございます。 水道事業会計決算書の1、東広島市水道事業決算報告書でございます。 (1)収益的収入及び支出のうち、収入でございますが、第1款水道事業収益の決算額は、52億767万3,000円となっております。 次に、支出でございますが、第1款水道事業費用の決算額は、45億1,544万3,000円となっております。 なお、消費税及び地方消費税を除きました平成30年度の損益収支につきましては、(1)東広島市水道事業損益計算書でございます。 記載しておりますとおり、当年度純利益として6億5,904万8,000円を計上いたしております。これに前年度繰越利益剰余金及びその他未処分利益剰余金変動額を合わせました、当年度未処分利益剰余金は11億949万円となっております。 (3)東広島市水道事業剰余金処分計算書(案)でございますが、未処分利益剰余金につきましては議会の議決を経て処分することとしており、減債積立金へ3,300万円、建設改良積立金へ6億2,600万円をそれぞれ積み立て、1億5,000万円を自己資本金に組み入れることとしております。これら処分額を未処分利益剰余金の11億949万円からそれぞれ減額いたしますと、処分後残高は3億49万円となります。 戻りまして、(2)資本的収入及び支出のうち、上段の収入でございますが、第1款資本的収入の決算額は、7億4,943万5,000円となっております。 次に、支出でございますが、第1款資本的支出の決算額は9億7,223万9,000円となっております。これは主に建設改良事業といたしまして配水管布設の上水道拡張工事、配水管布設替等の配水管設備工事、水道監視システム更新の施設整備工事などを実施したものでございます。 なお、表の下、欄外に記載しておりますとおり、資本的収入額が資本的支出額に不足する額2億2,280万3,000円につきましては、過年度分損益勘定留保資金・当年度分消費税及び地方消費税資本的収支調整額、繰越工事資金及び建設改良積立金で補填をしております。 次に、議案第199号「平成30年度東広島下水道事業会計決算の認定について」でございます。 下水道事業会計決算書の1、東広島市下水道事業決算報告書でございます。 (1)収益的収入及び支出のうち、収入でございますが、第1款下水道事業収益の決算額は、48億1,414万2,000円となっております。 次に、支出でございますが、第1款下水道事業費用の決算額は、46億5,560万8,000円となっております。 なお、消費税及び地方消費税を除きました平成30年度の損益収支につきましては、(1)東広島市下水道事業損益計算書でございます。記載しておりますとおり、当年度純利益として8,523万5,000円を計上いたしております。これに前年度繰越欠損金を合わせました当年度未処理欠損金は3億3,501万7,000円となっております。 戻りまして、(2)資本的収入及び支出のうち、収入でございますが、第1款資本的収入の決算額は、16億9,041万5,000円となっております。 次に、支出でございますが、第1款資本的支出の決算額は32億5,289万7,000円となっております。これは主に建設改良事業といたしまして、下水道管渠の基本・詳細設計及び建設工事や処理場の長寿命化工事などを実施したものでございます。 なお、資本的収入額が資本的支出額に不足する額15億6,248万2,000円につきましては、当年度分消費税及び地方消費税資本的収支調整額、過年度分損益勘定留保資金及び当年度分損益勘定留保資金で補填をしております。 議案第198号及び議案第199号の説明は、以上でございます。どうぞよろしくお願いいたします。 ○議長(乗越耕司君) 説明が終わりました。 お諮りします。ただいま議題となっております議案第197号「平成30年度東広島歳入歳出決算の認定について」、議案第198号「平成30年度東広島水道事業会計利益の処分及び決算の認定について」及び議案第199号「平成30年度東広島下水道事業会計決算の認定について」の3件につきましては、質疑を省略し、申し合わせにより、議長及び議会選出の監査委員を除く全員をもって構成する平成30年度決算特別委員会を設置し、これに付託の上、閉会中の継続審査とすることにいたしたいと思います。これに御異議ありませんか。          〔「異議なし」との声あり〕 ○議長(乗越耕司君) 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたします。───────────────────── * ─────────────────── ○議長(乗越耕司君) 日程第10、「議員派遣について」の件を議題といたします。 お諮りします。「議員派遣について」は、会議規則第164条の規定により、お手元に配付しておりますとおり決定いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。          〔「異議あり」との声あり〕 ◆22番(谷晴美君) 議長、22番。 ○議長(乗越耕司君) 22番谷 晴美議員。 ◆22番(谷晴美君) 討論させていただきたいと思います。 ○議長(乗越耕司君) これより討論を行います。 まず、本件に対する反対討論の発言を許します。 ◆22番(谷晴美君) 議長、22番。 ○議長(乗越耕司君) 22番谷 晴美議員。 ◆22番(谷晴美君) 本案は、アジア諸国への海外視察3年計画で、最終年の3年目に当たります。行かれる議員の数は3人で、合計200万円の予算が計上され提案されたもので、視察先は台湾、ベトナムとなっております。昨年、本市は西日本豪雨災害を経験し、復旧復興のための支援が急がれている折でもあります。特に、災害対応は政治の右も左もございません。工事の進捗率にいたっては課題も多く、農業施設は一桁台と大変遅れている中、海外視察より災害対応に集中すべきと市民の声は大きく、計画を中止し、ぎりぎりの生活をされておられます市民の目線に立った社会福祉、公衆衛生の向上など、市長に遅れている行政の対応を政策提言することこそが議会人として最優先の課題であると考え、反対とさせていただきます。 ○議長(乗越耕司君) 次に、賛成討論の発言を許します。 ◆21番(宮川誠子君) 議長、21番。 ○議長(乗越耕司君) 21番宮川誠子議員。 ◆21番(宮川誠子君) 私はこの「海外派遣について」賛成の討論をさせていただきます。 今、反対討論の中で災害の話をされておりました。それで、思い出したんですけれども、確か谷議員が一般質問の中でも言われていたかと思うんですが、災害があったとき、今のこの日本では避難所、学校とかに毛布とか敷いて、ほとんど人権のないような状態になっていると。これ、戦前とほぼ変わっていない状態なんですね。これで本当に先進国なんだろうか。海外の状況を見てみると、本当に家族ごとにテント張って、ちゃんとプライバシーが守られるような、もう災害発生からすぐにそういうものが設置されて、広いところに。っていうふうな状況になっています。なんか日本だけが先進国といいながら戦前と同じ状態。これってどうなんだろうっていうこと。でも、これやっぱり国内の状況だけ見ると、国内どこへ行っても同じ状況ですから変われませんよね。やはり海外に行って、いろいろなところの状況を見る中で、我々が、どこが遅れているのか判断できるんだと思います。その意味では、私は、これは見識を広めるためには大変重要なことだと思っておりますので、賛成いたします。 ○議長(乗越耕司君) 次に、反対討論の発言を許します。          〔「なし」との声あり〕 ○議長(乗越耕司君) 次に、賛成討論の発言を許します。          〔「なし」との声あり〕 ○議長(乗越耕司君) これにて、討論を終結いたします。 これより、「議員派遣について」の件を採決いたします。 本件について、別紙のとおり、決することに賛成の方は起立して賛成ボタンを押してください。          〔賛成者起立〕 ○議長(乗越耕司君) 採決を確定いたします。起立多数であります。よって、「議員派遣について」は別紙のとおり決しました。 なお、緊急を要する場合は、議長において議員の派遣を決定いたしますので、御了承願います。───────────────────── * ─────────────────── ○議長(乗越耕司君) 日程第11、「議会の閉会中における常任委員会及び議会運営委員会所管事項等の審査について」の件を議題といたします。 地方自治法第109条第8項の規定に基づき、常任委員会及び議会運営委員会のそれぞれの所管事項については、議会閉会中もなお継続して審査をすることにいたしたいと思います。これに御異議ありませんか。          〔「異議なし」との声あり〕 ○議長(乗越耕司君) 御異議なしと認めます。 よって、本件はさよう決定いたしました。 以上で、本定例会に付議されました案件の審議は閉会中の継続審査を除き、全て終了いたしました。よって、会議規則第7条の規定により、本日で閉会いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。          〔「異議なし」との声あり〕 ○議長(乗越耕司君) 御異議なしと認めます。 よって、本定例会は本日で閉会することに決しました。───────────────────── * ─────────────────── ○議長(乗越耕司君) この際、高垣廣徳市長から閉会に当たり、挨拶がありますので、これを許します。 ◎市長(高垣廣徳君) 議長、市長。 ○議長(乗越耕司君) 高垣廣徳市長。 ◎市長(高垣廣徳君) (登 壇) 令和元年第3回東広島市議会定例会の閉会に当たりまして、一言御挨拶を申し上げます。 議員の皆さま方には先月30日の開会以来、提出いたしました議案に対しまして、慎重なる議審議をいただくとともに、適切なる御議決を賜り、厚く御礼を申し上げます。会期中に皆さま方から頂戴いたしました多くの御意見、また審議・審査の過程におきまして賜りました御助言につきましては、真摯に今後の市政運営に生かしてまいりたいと考えております。 また、本日追加提出させていただきました決算認定案等3件につきましては、閉会中に継続審査をしていただきますが、引き続きよろしくお願いいたします。 さて、非常に明るいニュースの御報告を2件させていただきます。まず、東広島市立東西条小学校の児童でつくる東西条スナッグゴルフクラブが7月に福島県で開催された第17回スナッグゴルフ対抗戦JGTOカップ全国で悲願の初優勝を果たされました。各地区予選を勝ち抜いた33校、173人の選出が福島県のグランディ那須白河ゴルフクラブ、那須コースに集結し、日ごろの練習の成果を存分に発揮したハイレベルな戦いの末、東西条スナッグゴルフクラブが2位と1打差という接戦を制し、初優勝されたものでございます。 次に、市内の5つの小学校の児童でつくる上黒瀬JVCが8月に神奈川県で開催されました第39回全日本バレーボール小学生全国大会に広島県代表として出場し、見事初優勝を飾られました。各都道府県代表48チームが川崎市のとどろきアリーナをメイン会場に「きらめく笑顔コートはみんなの夢舞台」をテーマとして、日ごろの練習で培ったチームワークのもと、熱い戦いを繰り広げられましたが、その中で上黒瀬JVCは持ち前の拾ってつなぐバレーボールで見事栄冠を手にされたものでございます。 この経験をつうじて、選手の皆さんは心身ともに大きく成長されたものと、心よりお喜びを申し上げますとともに、子どもたちの活躍に心躍る思いと勇気を頂戴しながら、我々は平成30年7月豪雨災害の復旧復興をより一層加速させ、安全安心なまちづくりの実現に全神経を傾けてまいりたいと考えております。 結びに、9月も後半に入りまして昼夜の寒暖の差が大きくなってまいりましたが、議員の皆さま方におかれましては、くれぐれも御自愛いただき、本市発展のため御活躍いただきますよう祈念申し上げ、簡単ではございますが、閉会に当たりましての挨拶とさせていただきます。ありがとうございました。 ○議長(乗越耕司君) 挨拶が終わりました。 議員の皆さん、執行部の皆さん、長期間にわたり、大変御苦労さまでございました。 それでは、これにて令和元年第3回東広島市議会定例会を閉会いたします。                             午後2時09分 閉  会───────────────────── * ─────────────────── 以上のとおり会議の経過を記載して、その相違ないことを証するため、地方自治法第123条第2項の規定により、ここに署名する。 東広島市議会議長   乗 越 耕 司 東広島市議会議員   加 藤 祥 一   〃         重 森 佳代子   〃         奥 谷   求...