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06月24日-06号

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  1. 東広島市議会 2016-06-24
    06月24日-06号


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    平成28年第2回 6月定例会(第6日目)1. 日時  平成28年6月24日2. 場所  東広島市議会議場3. 出席議員(30名)  1番 天 野 正 勝   2番 岩 崎 和 仁   3番 中 川   修  4番 貞 岩   敬   5番 岡 田 育 三   6番 坪 井 浩 一  7番 大 道 博 夫   8番 玉 川 雅 彦   9番 北 林 光 昭  10番 加 藤 祥 一   11番 重 森 佳代子   12番 奥 谷   求  13番 大 谷 忠 幸   14番 重 光 秋 治   15番 加 根 佳 基  16番 宮 川 誠 子   17番 谷   晴 美   18番 杉 原 邦 男  19番 乗 越 耕 司   20番 竹 川 秀 明   21番 高 橋 典 弘  22番 中 平 好 昭   23番 池 田 隆 興   24番 梶 谷 信 洋  25番 山 下   守   26番 鈴 木 利 宏   27番 小 川 宏 子  28番 牧 尾 良 二   29番 石 原 賢 治   30番 赤 木 達 男4. 欠席議員(なし)5. 本会議の書記  事務局長    山 本 辰 也      局次長     上 田   秀  議事調査係長  尾 崎 修 司      主査      三 原 博 道  主査      丸 岡 功 宗6. 説明のため出席した者  市長      藏 田 義 雄      副市長     槇 原 晃 二  副市長     下 田 輝 治      総務部長    前 延 国 治  政策企画部長  西 村 克 也      財務部長    倉 本 道 正  生活環境部長  古 川   晃      健康福祉部長  増 田 泰 二  こども未来部長 石 原 さやか      産業部長    前 藤 英 文  建設部長    市 川 宏 行      都市部長    来 得 康 徳  下水道部長   永 岡 正 美      会計管理者   大 森   明  消防局長    林   芳 和      水道局長    半 川 朋 斎  学校教育部長  大 垣 勇 人      生涯学習部長  天神山 勝 浩  総務部次長兼総務課長           企画課長    神 笠 秀 治          木 原 岳 浩  財務部次長兼財政課長           生活環境部次長地域づくり推進課長          江 口 和 浩              竹 井 文 昭  総務部総務課課長補佐兼行政経営係長          大 石 美 廣7. 会議事件日程第1         会議録署名議員の指名日程第2 承認案第90号 専決処分の承認について     承認案第91号 専決処分の承認について     同意案第92号 公平委員会委員の選任の同意について     議案第100号 東広島市公平委員会の委員の服務の宣誓に関する条例の一部改正について     議案第111号 平成28年度東広島市一般会計補正予算(第1号)     (総務委員長報告)日程第3 同意案第93号 教育委員会委員の任命の同意について     同意案第94号 教育委員会委員の任命の同意について     議案第98号 請負契約の締結について     議案第99号 請負契約の締結について     議案第105号 東広島市国民健康保険税条例の一部改正について     議案第106号 東広島市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正について     議案第112号 平成28年度東広島市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)     議案第113号 平成28年度東広島市介護保険特別会計補正予算(第1号)     (文教厚生委員長報告)日程第4 議案第101号 東広島市コミュニティ活動施設設置及び管理条例の一部改正について     議案第102号 東広島市廃棄物の処理、清掃等に関する条例の一部改正について     議案第103号 東広島市墓園設置及び管理条例の一部改正について     議案第104号 東広島市火葬場設置及び管理条例の一部改正について     議案第107号 東広島市地域研修センター設置及び管理条例の一部改正について     議案第108号 東広島市農畜産物の加工所、直売所及び集出荷施設設置及び管理条例の一部改正について     (市民経済委員長報告)日程第5 議案第95号 市道の路線の廃止について     議案第96号 市道の路線の認定について     議案第97号 請負契約の締結について     議案第109号 東広島市地区計画の区域内における建築物の制限に関する条例の一部改正について     議案第110号 東広島市自然公園設置及び管理条例の一部改正について     (建設委員長報告)日程第6 議員提出議案第3号 「平和安全法制関連法」の廃止を求める意見書の提出について     (総務委員長報告)日程第7 請願第2号 若者も高齢者も安心できる年金制度の実現を求める請願     (文教厚生委員長報告)日程第8 委員会提出議案第4号 地方財政の充実・強化を求める意見書の提出について日程第9 委員会提出議案第5号 教職員定数改善義務教育費国庫負担制度2分の1復元をはかるための平成29年度政府予算に係る意見書の提出について日程第10        広報広聴委員会委員の選任について日程第11 議案第114号 損害賠償の額を定めることについて     議案第115号 請負契約の締結について     議案第116号 請負契約の締結について     議案第117号 請負契約の締結について     同意案第118号 教育委員会教育長の任命の同意について日程第12        副議長の辞職日程第13        副議長の選挙日程第14        議会の閉会中における常任委員会及び議会運営委員会の所管事項等の審査について───────────────────── * ───────────────────                             午前10時00分 開  議 ○議長(山下守君) 皆さん、おはようございます。 ただいまの出席議員は30名であります。定足数に達しておりますので、これより本日の会議を開きます。 本日の議事日程は、あらかじめお手元に配付したとおりであります。 この際、諸般の報告を行います。 監査委員から例月出納検査の結果報告がありました。お手元にその写しを配付しておりますので、ごらんいただきたいと思います。 次に、渡部教育長職務代理者から、本日の会議を欠席する旨の届け出がありましたので、御報告いたします。 以上で諸般の報告を終わります。───────────────────── * ─────────────────── ○議長(山下守君) それでは、これより日程に入ります。 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。 会議録署名議員は、議長において13番大谷忠幸議員、14番重光秋治議員、15番加根佳基議員を指名いたします。───────────────────── * ─────────────────── ○議長(山下守君) 日程第2、承認案第90号「専決処分の承認について」から議案第111号「平成28年度東広島市一般会計補正予算(第1号)」までの5件を一括して議題といたします。 本件は、総務委員会に付託となっていたものであります。よって、委員長の報告を求めます。 ◆総務委員長(中平好昭君) 議長、22番。 ○議長(山下守君) 22番中平好昭総務委員長。 ◆総務委員長(中平好昭君) (登 壇) ただいま議題となりました5議案につきまして、総務委員会における審査の経過及び結果を御報告申し上げます。 これら5議案は、今定例会初日の6月3日に本委員会に付託となり、6月7日及び23日の委員会において、執行部から詳細な説明を受ける中で、慎重に審査を進めたところであります。 では、案件ごとに審査概要を申し上げます。 まず、承認案第90号でありますが、本案は、地方税法等の一部が改正され、平成28年4月1日から施行されることに伴い、東広島市税条例の一部を改正する必要が生じ、議会を招集する時間的余裕がないと認め、本年3月31日に専決処分したことについて承認を求められたものであります。 なお、審査の過程において「熱損失防止改修工事は等級があると思うが、どの等級になったら対象になるのか」との質疑に対し、「固定資産税の減額対象となる熱損失防止改修工事おいては、等級の区分はない」との答弁がなされたところであります。 次に、承認案第91号でありますが、本案は、地方税法の一部が改正され、平成28年4月1日から施行されることに伴い、東広島市都市計画税条例の一部を改正する必要が生じ、議会を招集する時間的余裕がないと認め、本年3月31日に専決処分したことについて承認を求められたものであります。 審査の過程において「農地中間管理機構と賃借権等を設定する際の10アール未満の自作地を除くという規定における10アール未満の面積は、地方税法で規定されたものなのか」との質疑に対し、「法改正により地方税法附則第15条及び地方税法施行規則第6条第74項において規定されたもので、都市計画税条例においては改正された地方税法附則の条項を引用したものである」との答弁がなされたところであります。 次に、同意案第92号でありますが、本案は、現在公平委員会委員として御活躍いただいている木之下義昭の任期が平成28年7月7日をもって満了するため、その後任の委員について、引き続き木之下氏を選任することについて議会の同意を求められたものであります。 なお、審査の過程において「公平委員会が開催されなければならないような案件というのは、多発しているのか」との質疑に対し、「過去20年以上、こうした措置要求や不服申し立てということは提起されていない」との答弁がなされたところであります。 次に、議案第100号でありますが、本案は、条例において引用している地方公務員法の条項、その他所要の規定の整理を行おうとするものであります。この条例の施行は、公布の日からとなっております。 次に、議案第111号でありますが、本案は、一般会計補正予算について、歳入歳出予算を補正しようとするものであります。歳入歳出予算については、既定の予算に6億5,676万円を追加し、補正後の総額を歳入歳出それぞれ748億8,676万円とするものであります。 まず、歳入補正額の主なものは、私立保育所への保育システム等の導入補助のための国庫補助金の増額、JA広島中央が行う福富ライスセンター整備補助のための県補助金の増額、ひろしま産業振興機構債務保証基金事業の廃止に伴う返還金の増額、今回の補正に必要な財源を確保するための財政調整基金繰入金の増額などであります。 一方、歳出補正額の主なものは、マイナンバー交付事務の増加に対応するための臨時職員にかかる経費の増額、(仮称)寺西第二小学校及び(仮称)寺西第二小学校いきいき子どもクラブの新設に係る用地取得費の増額、テレワークの推進について検討するための経費の増額、JA広島中央が行う福富ライスセンター整備に対する補助の増額などであります。 なお、審査の過程において「補正後の財政調整基金は幾らになるのか」との質疑に対し、「約108億円である」との答弁がなされたところであります。 以上、5議案につきまして採決の結果、いずれも全会一致をもって原案のとおり承認、同意及び可決すべきものと決しました。 以上、御報告申し上げます。 ○議長(山下守君) 報告が終わりました。 お諮りいたします。ただいまの委員長報告に対する質疑は省略したいと思います。これに御異議ありませんか。          〔「異議なし」との声あり〕 ○議長(山下守君) 御異議なしと認め、質疑を省略いたします。 これより、ただいま議題となっております5件のうち、承認案第90号「専決処分の承認について」から、議案第100号「東広島市公平委員会の委員の服務の宣誓に関する条例の一部改正について」までの4件について討論に入ります。 まず、各案件に対する反対討論の発言を許します。          〔「なし」との声あり〕 ○議長(山下守君) 次に、賛成討論の発言を許します。          〔「なし」との声あり〕 ○議長(山下守君) これにて討論を終結いたします。 これより採決いたします。承認案第90号から議案第100号までの4件について一括して採決したいと思います。これに御異議ありませんか。          〔「異議なし」との声あり〕 ○議長(山下守君) 御異議なしと認めます。よって、承認案第90号から議案第100号までの4件について一括して採決いたします。 各案件に対する委員長報告は承認、同意及び可決であります。各案件を原案のとおり決することに賛成の方は起立して賛成ボタンを押してください。          〔賛成者起立〕 ○議長(山下守君) 採決を確定いたします。起立全員であります。よって、各案件は原案のとおり承認、同意及び可決することに決しました。 次に、議案第111号「平成28年度東広島市一般会計補正予算(第1号)」の件について討論に入ります。 まず、本案に対する反対討論の発言を許します。 ◆17番(谷晴美君) 議長、17番。 ○議長(山下守君) 17番谷 晴美議員。 ◆17番(谷晴美君) 平成28年度東広島市一般会計補正予算案について、反対の討論をさせていただきます。 係争中の(仮称)寺西第二小学校の用地買収予算が上げられております。移転補償費もふえ続け、今回は1件を時価で買い取り価格1億4,000万円という金額に発展しております。過疎地では、昔土地を寄附をした小学校の統合の危機に直面している中、市民の不公平感は今もぬぐい切れておりません。もっと市民に納得できる説明がなされないまま工事を進める手法には余りにも強引過ぎるとして反対をさせていただきます。 ○議長(山下守君) 次に、賛成討論の発言を許します。          〔「なし」との声あり〕 ○議長(山下守君) 次に、反対討論の発言を許します。 ◆13番(大谷忠幸君) 議長、13番。 ○議長(山下守君) 13番大谷忠幸議員。
    ◆13番(大谷忠幸君) 本件について、反対の立場から討論させていただきます。 (仮称)寺西第二小学校の用地取得についてでございますけども、土地開発公社が先行取得した田の名義が既に東広島市のものになっていることに対する説明がいまだ十分ではないと考えております。そのため、この東広島市の田を東広島市が今回買い戻すことについて反対とさせていただきます。 以上です。 ○議長(山下守君) 次に、賛成討論の発言を許します。          〔「なし」との声あり〕 ○議長(山下守君) 次に、反対討論の発言を許します。          〔「なし」との声あり〕 ○議長(山下守君) 次に、賛成討論の発言を許します。          〔「なし」との声あり〕 ○議長(山下守君) これにて討論を終結いたします。 これより採決をいたします。 議案第111号「平成28年度東広島市一般会計補正予算(第1号)」の件を採決いたします。 本案に対する委員長報告は可決であります。本案を原案のとおり決することに賛成の方は起立して、賛成ボタンを押してください。          〔賛成者起立〕 ○議長(山下守君) 採決を確定いたします。起立多数であります。よって、本案は原案のとおり可決されました。───────────────────── * ─────────────────── ○議長(山下守君) 日程第3、同意案第93号「教育委員会委員の任命の同意について」から議案第113号「平成28年度東広島市介護保険特別会計補正予算(第1号)」までの8件を一括して議題といたします。 本件は文教厚生委員会に付託となっていたものであります。よって、委員長の報告を求めます。 ◆文教厚生委員長(赤木達男君) 議長、30番。 ○議長(山下守君) 30番赤木達男文教厚生委員長。 ◆文教厚生委員長(赤木達男君) ただいま議題となりました8議案について、文教厚生委員会における審査の経過及び結果を御報告申し上げます。 これら8議案は、今定例会初日の6月3日に本委員会に付託となり、6月8日と20日の委員会において、執行部から詳細な説明を受ける中で、慎重に審査を進めたところであります。 では、その審査概要を申し上げます。 まず、同意案第93号でありますが、本案は教育委員会委員の織田壽子氏の任期が今年7月7日をもって満了するため、その後任に委員として引き続き同氏を任命することについて同意を求められたものであります。 次に、同意案第94号でありますが、本案は、教育委員会委員の長嶋香穂里氏の任期が本年6月30日をもって満了するため、その後任に委員として引き続き同氏を任命することについて同意を求められたものであります。 次に、議案第98号でありますが、本案は、志和中学校校舎の耐震補強工事の請負契約を1億6,221万6,000円で締結しようとするものであります。 なお、審査の過程において「応札者は何社か、また落札率はどのくらいか」との質疑に対し、「6社応札があり、落札率は90.7%である」との答弁がなされたところであります。 次に、議案第99号でありますが、本案は、(仮称)北部学校給食センター新築工事の建築についての請負契約を5億7,070万1,160円で締結しようとするものであります。 なお、審査の過程において「応札者は何社か、また落札率はどのくらいか」との質疑に対し、「1社応札があり、落札率は99.9%である」との答弁が、また「入札後の事後審査おいてどのような審査がなされたのか」との質疑に対し、「建設業として工事を行う資格があるか、市の設定する技術レベルを満たしているか、配置される技術者が資格や条件を満たしているか等の公告した入札参加条件を満たしているかを審査した」との答弁がなされたところであります。 次に、議案第105号でありますが、本案は、地方税法施行令の一部改正に伴い、国民健康保険税の課税限度額を引き上げるとともに、軽減措置に係る軽減判定所得の算定方法を変更して、軽減対象を拡大しようとするものであります。 なお、審査の過程において「課税限度額を引き上げるにあたり、どの程度の人が影響を受けるのか」との質疑に対し、「基礎課税分については345世帯が、後期高齢者支援金等課税分については399世帯がそれぞれ課税限度額に達しているので、これらの人が影響を受ける」との答弁がなされたところであります。 次に、議案第106号でありますが、建築基準法施行令の改正に伴い、小規模保育事業者等の設備の基準を一部改正するとともに、小規模保育所事業所A型及び事業所内保育事業所に関して、一定の条件のもと、保育士以外の従事者を配置できるように特例を定めようとするものであります。 次に、議案第112号でありますが、本案は、平成28年度東広島市国民健康保険特別会計の事業勘定について補正しようとするものであります。 まず、事業勘定の歳入歳出予算については、国保広域化等に伴うシステム改修のため、既定の予算に604万8,000円を増額し、補正後の総額を歳入歳出それぞれ193億302万8,000円とするものであります。 なお、審査の過程において「国保広域化に伴い国保特別会計の扱いはどうなるのか」との質疑に対し、「入出金の管理は県が行うが、特別会計は市に残る」との答弁がなされたところであります。 次に、議案第113号でありますが、本案は、平成28年度東広島市介護保険特別会計の保険事業勘定について補正しようとするものであります。 まず、保健事業勘定の歳入歳出予算については、既定の予算から661万2,000円を増額し、補正後の総額を歳入歳出それぞれ124億952万1,000円とするものであります。 以上、8議案につきまして採決の結果、いずれも全会一致をもってそれぞれ原案のとおり同意、または可決すべきものと決しました。 以上、御報告申し上げます。 ○議長(山下守君) 報告が終わりました。 先ほどの文教厚生委員長報告の字句等の読み違いにつきましては、後刻議長において調整いたしますので、御了承ください。 お諮りいたします。ただいまの委員長報告に対する質疑は省略したいと思います。これに御異議ありませんか。          〔「異議なし」との声あり〕 ○議長(山下守君) 御異議なしと認め、質疑を省略いたします。 これより、ただいま議題となっております8件のうち、同意案第93号「教育委員会委員の任命の同意について」から、議案第98号「請負契約の締結について」まで、及び議案第112号「平成28年度東広島市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)」から、議案第113号「平成28年度東広島市介護保険特別会計補正予算(第1号)」までの5件について討論に入ります。 まず、各案件に対する反対討論の発言を許します。          〔「なし」との声あり〕 ○議長(山下守君) 次に、賛成討論の発言を許します。          〔「なし」との声あり〕 ○議長(山下守君) これにて討論を終結いたします。 これより採決いたします。同意案第93号から議案第98号まで、及び議案第112号から議案第113号までの5件について一括して採決したいと思います。これに御異議ありませんか。          〔「異議なし」との声あり〕 ○議長(山下守君) 御異議なしと認めます。よって、同意案第93号から議案第98号まで、及び議案第112号から議案第113号までの5件について一括して採決いたします。 各案件に対する委員長報告は同意及び可決であります。各案件を原案のとおり決することに賛成の方は、起立して賛成ボタンを押してください。          〔賛成者起立〕 ○議長(山下守君) 採決を確定いたします。起立全員であります。よって、各案件は原案のとおり同意及び可決することに決しました。 次に、議案第99号「請負契約の締結について」の件について討論に入ります。 まず、本案に対する反対討論の発言を許します。 ◆17番(谷晴美君) 議長、17番。 ○議長(山下守君) 17番谷 晴美議員。 ◆17番(谷晴美君) 議案第99号「請負契約の締結について」反対の討論をさせていただきます。 北部学校給食センターの事業化の新築工事の契約についてでございます。 今、子どもの学校給食は自校方式かセンター方式かのいずれかのうち、自校方式の採用をしている自治体が生まれてきております。国の食育基本法を受け、農家の地産地消も後押しされ、地元経済や雇用に寄与できるからでございます。河内町や福富町にありますミニセンターを充実すべきで、いざという危機の事態におきましては、学校と併設されており、被災者に暖かい食事が提供できるという利点もございました。 今後、国のトップランナー方式で統合された後、民営化されれば交付税も減ることになり、財政も負のスパイラルに陥ることは明らかとなります。さらに、車での調理済みの移動は燃料費の動向いかんでは補助金がさらにかさむことにもなります。農家や栄養士の気遣いが即学習に役立つような利点もなくなり、アレルギー食対応も後退し、簡単に弁当持参の子どもをふやすことにもなり、ひいては保護者の負担増にもつながります。 今回のセンターの統合化は、福祉の増進にはならず本契約に反対といたします。 ○議長(山下守君) 次に、賛成討論の発言を許します。          〔「なし」との声あり〕 ○議長(山下守君) 次に、反対討論の発言を許します。          〔「なし」との声あり〕 ○議長(山下守君) 次に、賛成討論の発言を許します。          〔「なし」との声あり〕 ○議長(山下守君) これにて討論を終結いたします。 これより採決いたします。議案第99号「請負契約の締結について」の件を採決いたします。 本案に対する委員長報告は可決であります。本案を原案のとおり決することに賛成の方は起立して賛成ボタンを押してください。          〔賛成者起立〕 ○議長(山下守君) 採決を確定いたします。起立多数であります。よって、本案は原案のとおり可決されました。 次に、議案第105号「東広島市国民健康保険税条例の一部改正について」の件について、討論に入ります。 まず、本案に対する反対討論の発言を許します。 ◆17番(谷晴美君) 議長、17番。 ○議長(山下守君) 17番谷 晴美議員。 ◆17番(谷晴美君) 議案第105号「東広島市国民健康保険税条例の一部改正について」反対の討論をさせていただきます。 最高税率をさらに引き上げ、介護保険料と合わせて73万円にしようとする内容が含まれております。今後、会計の広域化が図られても、どこからも繰り入れがなければ高齢化する人口増、非正規雇用の拡大に追いつかず、今でも税の滞納世帯数は3月末現在、5,510世帯、現年度分のみで2,244世帯にも達しております。短期証の発行数も1,801世帯、3,064人となって高どまりでございます。 引き上げ分の収入では、このたびの2割、5割減免の充実分にも不足が出てきております。厚生労働省保健局国民健康保険課平成27年2月24日の国民健康保険の見直しでは、低所得者数に応じた保険者への財政支援をさらに約1,700億円拡充とあります。約5,000円の財政改善効果が出ると記載もございます。 3月の予算議会でも指摘しましたように、引き上げるのではなく、国の財政支援を活用すれば市民への直接支援になり、福祉の増進になると考え、反対とさせていただきます。 ○議長(山下守君) 次に、賛成討論の発言を許します。          〔「なし」との声あり〕 ○議長(山下守君) 次に、反対討論の発言を許します。          〔「なし」との声あり〕 ○議長(山下守君) 次に、賛成討論の発言を許します。          〔「なし」との声あり〕 ○議長(山下守君) これにて討論を終結いたします。 これより採決いたします。議案第105号「東広島市国民健康保険税条例の一部改正について」の件を採決いたします。 本案に対する委員長報告は可決であります。本案を原案のとおり決することに賛成の方は起立して賛成ボタンを押してください。          〔賛成者起立〕 ○議長(山下守君) 採決を確定いたします。起立多数であります。よって、本案は原案のとおり可決されました。 次に、議案第106号「東広島市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正について」の件について、討論に入ります。 まず、本案に対する反対討論の発言を許します。 ◆17番(谷晴美君) 議長、17番。 ○議長(山下守君) 17番谷 晴美議員。 ◆17番(谷晴美君) 議案第106号「東広島市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正について」、反対の討論をさせていただきます。 市の説明では、人的配置が一番少ない2人体制のうち、1人は専門の保育士になるよう基準の上乗せをされたようですが、今待機児童は4月1日時点、70人余りから現在30人ふえ100人を超えている状況下でございます。国は、定員を上回る詰め込みやカメラの設置で解決しようとしておりますが、これが実施されますと、市内に1カ所あります小規模保育所にも受け入れることが想定され、1人しかいない保育士が病気などで欠勤しますと、たちまち体制が崩れ、子どもにも即影響が出ることが、本当に予想され問題でございます。 国の基準の大幅な底上げ、不足している保育士の確保のためにも処遇の大幅なアップ、非正規雇用から正規雇用への転換こそが必要であると考え、反対とさせていただきます。 ○議長(山下守君) 次に、賛成討論の発言を許します。 ◆16番(宮川誠子君) 議長、16番。 ○議長(山下守君) 16番宮川誠子議員。 ◆16番(宮川誠子君) この議案第106号「東広島市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正」でございますが、この提案は、今言われた待機児童がふえている状況の中で、少しでもそれを解消するために、保育士の資格がなくても保育士とみなして保育ができる基準を緩和しようとするものでございます。その意味で、これは待機児童をふやすのではなしに減らそうとする施策でございますので、賛成いたします。 ○議長(山下守君) 次に、反対討論の発言を許します。          〔「なし」との声あり〕 ○議長(山下守君) 次に、賛成討論の発言を許します。          〔「なし」との声あり〕 ○議長(山下守君) これにて討論を終結いたします。 これより採決いたします。議案第106号「東広島市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正について」の件を採決いたします。 本案に対する委員長報告は可決であります。本案を原案のとおり決することに賛成の方は起立して賛成ボタンを押してください。          〔賛成者起立〕 ○議長(山下守君) 採決を確定いたします。起立多数であります。よって、本案は原案のとおり可決されました。───────────────────── * ─────────────────── ○議長(山下守君) 日程第4、議案第101号「東広島市コミュニティ活動施設設置及び管理条例の一部改正について」から議案第108号「東広島市農畜産物の加工所、直売所及び集出荷施設設置及び管理条例の一部改正について」までの6件を一括して議題といたします。 本件は市民経済委員会に付託となっていたものであります。よって、委員長の報告を求めます。 ◆市民経済委員長(石原賢治君) 議長、29番。 ○議長(山下守君) 29番石原賢治市民経済委員長。 ◆市民経済委員長(石原賢治君) (登 壇) ただいま議題となりました6議案につきまして、市民経済委員会における審査の経過及び結果を御報告申し上げます。 これら6議案は、今定例会初日の6月3日に本委員会に付託となり、9日及び21日の委員会において、執行部から詳細な説明を受ける中で、慎重に審査を進めたところであります。 では、案件ごとに審査概要を申し上げます。 まず、議案第101号、議案第103号、議案第104号及び議案第107号でありますが、これら4議案は耕地及び山間地における地番の重複を解消するために実施される山地番の変更等に伴い、4つの地域集会所、5つの東広島市墓園、河内斎場及び東広島市前畑地区多目的集会施設の位置の表示をそれぞれ変更しようとするものであります。 次に、議案第102号でありますが、本案は、家庭系一般廃棄物の処理に関し、新たに徴収する手数料を定めようとするものであります。 改正の内容でありますが、家庭系一般廃棄物の処理に関し、新たに徴収する手数料を定めようとするもので、処理手数料として指定袋の金額をそれぞれ燃やせるごみ用は1袋につき10リットル袋を10円、20リットル袋を20円、40リットル袋を40円とし、資源ごみ用は1袋につき10リットル袋を5円、20リットル袋を10円、40リットル袋を20円とするものであります。施行期日でありますが、新しい指定袋での排出を平成29年10月1日としており、それに間に合うように販売開始予定を平成29年8月上旬とするため、公布の日から起算して1年3カ月を超えない範囲内において規則で定める日とするものであります。 なお、経過措置として平成29年10月1日から平成30年3月31日までの6カ月間は、現行の指定袋での排出を、新たな指定袋により排出されたものとみなし、現行の指定袋の使用を可能とするものであります。 審査の過程において、「燃やせるごみ用と資源ごみ用の手数料の設定が違う理由は何か」との質疑に対し、「資源ごみ用を燃やせるごみ用よりも安価に抑えることにより、今までは可燃ごみとして排出されていた資源ごみを資源ごみ用の袋で排出していただく動機づけのために、異なる価格に設定している」との答弁が、「不法投棄がふえることが想定できるが、それに対しての取り組みは考えているのか」との質疑に対し、「地域啓発活動の強化はもちろんのこと、警察等との連携、監視カメラの運用、不法投棄監視パトロール、不法投棄防止フェンスの設置など、不法投棄を防ぐ環境の整備を進めていく」との答弁が、「年間どれくらいの財源が確保できると試算をされているのか、またその収益を全て循環型社会やごみの減量化に向けての施策に転換していくということになるのか」との質疑に対し、「1億5,000万円の増収を見込んでいる。これを全部循環型社会の施策に使用していくかどうかは、これから議論していく」との答弁が、「家庭系ごみの減量化を目指したごみ袋の値上げであると説明されたが、事業系のごみの減量化についてはどう考えているのか」との質疑に対し、「家庭系のみならず、事業系も取り組んでいかなくてはならないと考えている。事業系のごみ袋については、平成13年度から既に有料化しているが、許可業者を通じて排出者に対し、リサイクルの推進等をお願いするなど、今まで以上に啓発を行っていく」との答弁がなされたところであります。また、「市のごみ問題の現状を考えたときに、有料化という手法を使って減量化に取り組むことは仕方ないと感じる。ただし、しっかりと市民へ説明を行い、市民一人一人の意識を高めていかなければならない」「家庭ごみの有料化に伴い、新年度以降、さまざまな支援策を計画しているとあった。それを、委員会として常にチェックし、市民と一体となって取り組んでいく必要がある」「家庭ごみが今回は対象であった。事業系のごみの減量化にも今後取り組んでいただきたい」などの自由討議がなされたところであります。 次に、議案第108号でありますが、本案は昨年度、道の駅「湖畔の里 福富」において、敷地内に加工所を新設したことに伴い、老朽化した東広島市福富特産加工センターを平成28年7月1日付で廃止するものであります。 なお、審査の過程において「廃止した施設の跡地利用はどのように考えているのか」との質疑に対し、「旧施設についてはJAに借りていたものであり、JAに返却することになる」との答弁がなされたところであります。 以上、6議案につきまして採決の結果、いずれも全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。 以上、御報告申し上げます。 ○議長(山下守君) 報告が終わりました。先ほどの市民経済委員長報告の字句等の読み違いにつきましては、後刻議長において調整いたしますので御了承願います。 お諮りいたします。ただいまの委員長報告に対する質疑は省略したいと思います。これに御異議ありませんか。          〔「異議なし」との声あり〕 ○議長(山下守君) 御異議なしと認め、質疑を省略いたします。 これより、ただいま議題となっております6件のうち、議案第101号「東広島市コミュニティ活動施設設置及び管理条例の一部改正について」及び議案第103号「東広島市墓園設置及び管理条例の一部改正について」から、議案第108号「東広島市農畜産物の加工所、直売所及び集出荷施設設置及び管理条例の一部改正について」までの5件について討論に入ります。 まず、各案件に対する反対討論の発言を許します。          〔「なし」との声あり〕 ○議長(山下守君) 次に、賛成討論の発言を許します。          〔「なし」との声あり〕 ○議長(山下守君) これにて討論を終結いたします。 これより採決いたします。議案第101号及び議案第103号から議案第108号までの5件について一括して採決したいと思います。これに御異議ありませんか。          〔「異議なし」との声あり〕 ○議長(山下守君) 御異議なしと認めます。よって、議案第101号及び議案第103号から議案第108号までの5件について一括して採決いたします。 各案件に対する委員長報告は可決であります。各案件を原案のとおり決することに賛成の方は起立して賛成ボタンを押してください。          〔賛成者起立〕 ○議長(山下守君) 採決を確定いたします。起立全員であります。よって、各案件は原案のとおり可決することに決しました。 次に、議案第102号「東広島市廃棄物の処理、清掃等に関する条例の一部改正について」の件について討論に入ります。 まず、本案に対する反対討論の発言を許します。 ◆3番(中川修君) 議長、3番。 ○議長(山下守君) 3番中川 修議員。 ◆3番(中川修君) 私は、この議案第102号「東広島市廃棄物の処理、清掃等に関する条例の一部改正について」に反対討論をさせていただきます。 今回のこの提示された議案に対しまして、委員会等さまざまな議論が交わされたところであります。その中でいろいろと執行部からの説明を聞かせていただきましたけども、これから有料化をすること、イコールごみの減量化ということに対して、本当にこれでできるのだろうかというものが少し疑念が払しょくできませんでした。やらなければいけないことを多々これから考えていかれると思うのですが、それに対しての計画そういったものについての、少し答弁が足らなかったように思えてなりません。よって、102号に対してはまだもう少し時間がいるのではないかということで、反対とさせていただきます。 ○議長(山下守君) 次に、賛成討論の発言を許します。 ◆21番(高橋典弘君) 議長、21番。 ○議長(山下守君) 21番高橋典弘議員。 ◆21番(高橋典弘君) 私は、議案第102号「東広島市廃棄物の処理、清掃等に関する条例の一部改正について」、執行部の説明に一定の理解を得たということで、賛成討論をいたします。 まず、ごみの問題というのはいずれにしましても行政需要の中で大変大きな問題であり、このことは環境問題にもリンクする大切な問題であります。もちろん、ごみ処理に対する行政コストも膨大なものとなっておりますが、ここ数年、東広島市としても一定の一般廃棄物処理基本法に基づいた施策は取り組んできたとは思います。 しかしながら、東広島市のごみ問題の課題というものは、まず資源循環型社会の転換、あるいは行政コストの増加をどのように歯どめをかけていくのか、また確実な市民意識の向上をどのように果たしていくのか。つまり、環境基本計画に基づく市、市民、事業者が共同で資源循環型社会の形成にどのように取り組んでいくかということが最も優先すべき施策であります。 私はこれまで一貫して環境先進都市にふさわしい資源循環型社会の確立を提唱してまいりました。かつて合併前に、旧河内町は廃棄物行政コストの軽減を図るために、ごみの削減あるいはごみの分別を住民ぐるみで徹底してまいりました。当時から40キロ袋を80円で販売しておりましたけども、ごみの軽減に大きな効果をもたらしました。 住民は、ごみを削減するために不用ごみはスーパーへ返還し、またエコバックを活用し不用な買い物袋はもらわない。あるいはトレーは返却する。リサイクル資源はエコステーションで処分をするなど、環境衛生意識が年々と向上してまいりました。行政も住民も説明責任をしっかりと果たして、ごみ軽減のみならず、資源ごみの有効分別、あるいはポイ捨て禁止意識など、住民一人一人が当たり前のごとく環境衛生について考えてまいりました。 だから、合併時になぜごみ袋をゼロ円、指定袋なしの悪い事業にあわさなければならないのかと、協議会が紛糾したことは御承知だと思います。結果、長年培ってきた高い環境意識が低下をし、一時ごみの量が増加した経緯も御承知だと思います。しかし、住民自治の努力で意識低下は何とか食いとめてまいりました。 市民一人一人が実生活の中で、環境衛生をしっかりと意識するため、ごみ袋の値上げは有効だと思います。ただし、その一部を自治組織あるいは環境団体に活動費として還元し、行政の啓蒙活動のみでなく、日ごろから市民レベルからのごみ軽減、資源ごみの有効分別など、資源循環型社会をつくり上げる、そうした活動を起こしてもらうことが極めて重要であります。東広島市の一般廃棄物処理事業の問題点は、まずごみの排出量が極めて多い、そしてごみ資源化が極めて低い、そしてごみの有料化をどうするかという問題でありました。 本市のごみのうち、生活系では可燃ごみが70.3%、資源ごみが15.4%、粗大ごみが11.7%、埋め立てごみが2.4%、事業系では可燃ごみが94%、粗大ごみが3.3%、資源ごみが2.7%の構成でありますが、人口を18万で換算した場合、1人当たりの排出量は987グラムで、全国平均の958グラムを上回っております。もちろん広島県全体の902グラムを大きく上回っております。ちなみに、優良自治体である小金井市は634グラム、本市の約3分の2であります。 かつては、分別ワースト市でありました広島市が859グラムとなっておりますが、本市は広島県市町の23自治体のワーストファイブに位置をしております。ちなみに、県内トップは神石高原町の437グラム、本市の2分の1より大きく下回っております。もちろん自治体規模や社会的な背景が異なるために、一概に比較はできないにしても、総体としてワーストファイブに位置する現状はあらゆる手段を持って解決しなければなりません。 また、全体的ごみ処理状況は過去20年にさかのぼりますと、平成8年で約4万9,000トン、平成17年で7万トン、そして27年でも約7万トン、しかし10年間の行政コストはなんと292億円以上であります。また、資源化率についていえば、本市のリサイクル率は11.8%であり、全国平均の20.6%、広島県平均の22.1%をも大幅に下回っております。極めて低いと言わざるを得ません。 ちなみに、これも小金井市の場合と比較しますと、小金井市が52.4%、県内トップは大竹市が66.5%、固形燃料やセメント化、飛灰の山元還元による資源化が多い自治体は、軒並み40%を超えているという状況であります。つまり、資源循環型社会に向けて施策が行われている自治体は、リサイクル率も高くなっているということであります。全国あるいは県内でもワーストに位置する状況で推移するとすれば、市民から市も議会も組合議会も問題提起能力がないと言われても仕方がありません。 また、地域住民、そして事業者の多くもごみ問題に無関心すぎると喝破されます。これでは、環境未来都市、モデル都市を施行するどころか、先進都市をリーディングプロジェクトに掲げること自体が恥ずかしいこととなってしまします。今こそ、ごみ袋有料化も含めてあらゆる手段を見直しし、資源循環型社会の確立を行わなければなりません。 以上の観点から、提出議案を是とし、議案第102号の賛成討論といたします。 ○議長(山下守君) 次に、反対討論の発言を許します。 ◆17番(谷晴美君) 議長、17番。 ○議長(山下守君) 17番谷 晴美議員。 ◆17番(谷晴美君) 東広島市廃棄物の処理、清掃等に関する条例の一部改正について、日本共産党は反対をさせていただきます。 国の消費税増税は先送りとなりましたが、日本経済は個人消費2年連続マイナスの指標となり、戦後最悪の数字を記録しております。このような中、市民の生活に直結しますごみ袋の値上げには、次の理由で反対をさせていただきます。 まず、第1に市民に対して審議会の答申を受けた後の説明では納得できず、竹原市が行っているように賛否を問うアンケートをすべきです。 第2に、事業系のごみの抑制に手をつけず、家庭系のごみの減量化では納得できません。 第3に、ごみ処理場建設コストの削減では、国の高効率燃焼方式を採用すれば補助金が受けられ、一見市の負担も安く済みますが、ふえたごみの量が投入されれば、結果、維持改修費が高くつくことにもなり、公害に苦しみ減量化に成功しました水俣市のごみ行政に学んでいません。 第4に、現在のごみ処理場建設時の談合事件の解決金5億円が一般会計に雑入として処理されたことに疑問があり、これを活用すれば引き上げをしなくても済んだはずです。 第5に、ごみの減量化は5年、10年のスパンで取り組むべき問題でございます。ごみ袋の負担増は税の二重取りと批判されてもおかしくなく、納得できません。 以上の理由で反対といたします。 ○議長(山下守君) 次に、賛成討論の発言を許します。 ◆16番(宮川誠子君) 議長、16番。 ○議長(山下守君) 16番宮川誠子議員。 ◆16番(宮川誠子君) 議案第102号に対して賛成討論をしたいと思います。 この議案は、ごみ袋をただ単に値上げしようということではなくて、ごみを減量化させるためのものでございます。確かに、有料化するだけごみの減量化が図れるかどうか、一旦は減量化されてもまたリバウンドするということも懸念がありますが、しかし有料化だけではなくて、先ほど高橋議員も言われましたが、あらゆる施策をもって減量化に取り組むということが喫緊の課題であるというふうに思います。 そして、委員会で審査する中で、今可燃ごみの50%以上が生ごみでございます。この生ごみをいかに減量化するか、その取り組みをする必要がある。家庭系の生ごみあるいは事業系のレストラン等で出されている生ごみを、例えば堆肥化プラントをつくって、そこに持ち込むことによって堆肥化することができれば、この生ごみを画期的に減量化することができるという、例えばの話でありますが、そういった具体的な施策を前向きに取り組んでいくと、環境先進都市を標榜している我が市にとって、そういうことを具体的に検討していくという答弁がなされましたので、私はこの案に賛成したいと思います。 ○議長(山下守君) 次に、反対討論の発言を許します。 ◆30番(赤木達男君) 議長、30番。 ○議長(山下守君) 30番赤木達男議員。 ◆30番(赤木達男君) 議案第102号「東広島市廃棄物の処理、清掃等に関する条例の一部改正について」、反対をいたします。 私は、ごみの有料化そのものに全面的な反対の意思を持っておりません。また、先ほど来ございますように資源循環型の都市を目指していく、そうした意味でごみの減量化にさらに結びつく施策を打たなくてはならない。その点に異論を挟むものではありません。しかし、であるがゆえに今回のこの条例案は時期尚早といいますか、課題があまりにも大きすぎるという以下の点で反対申し上げたいと思います。 まず、この有料化の最も大きな提案理由が、市民に対するごみ減量化の啓発、これが限界だと。したがって、経済的なインセンティブをもってごみ減量化を図らなくてはならない。そのように、提案をされました。この間、さまざまに努力をされ啓発、そして減量化に向けた努力を展開していただいたことは承知をしておりますけれども、ある意味で最後の手段といいますか、市民への啓発はもう困難だと、そしてあとは経済的な強制的な圧力を持ってやらなくちゃならないというほどに、果たして啓発なり減量化に向けた事業推進ができ得たのだろうかという点について大きな疑問を持ちます。 一般質問、それから委員会での質疑等々を通しましても、さまざまに努力をされてきたということは出されましたけれども、その中で総括がなされておりません。どのようにすれば市民の皆さんに減量化に向けた一つの意識改革をしていただけるか、その点が有料化という以外、何ら検討された形跡、答弁にありませんでした。私はそうした観点から、ごみ減量化のための有料化ということにしても、市民の理解、そして一層のごみ減量化に向けた推進力にはならないだろうというふうに思っております。むしろ市民に対して、ごみの現状をしっかりと訴えて、そして少子高齢化、その中で高まっております財政需要、これらをしっかりと確保するために、ごみ減量化の目標とそのプロセスをしっかりと丁寧に示しながら、その展開をした上で、その検証をもとに必要な有料化を市民に訴えていくと。こうした手法こそ必要な手法ではなかろうかというふうに思っております。 2点目の反対理由は、資源ごみの問題についてであります。これは既にごみ袋が一定の割高、あるいは搬送を有料として事業者を契約をしている等々の事情があることは承知をしておりますけども、しかし1,006グラムになって減量化が進まない、850にするために家庭ごみを有料化をするというふうにおっしゃっておりますけれども、ふえたごみの量の75.2%は事業系が占めております。そして、排出量全体のごみの中の約半分、半分弱ですけれども、これも事業系が占めています。とするならば、本当に減量化を進めていくということになれば、事業系を含めてしっかりと合意が取れる、そうした案を示してやるべきであろうというこの点について2つの理由が述べられました。 新たな焼却施設が稼働し始める、それに伴って分別の方法についても検討しなくちゃならなくなるので、平成29年値上げをしてまた3年後に事業系をまた値上げをすることになれば混乱をする。あるいは、竹原、大崎の料金体系との差異の調整を図らなくてはならないということもおっしゃいました。だとするならば、むしろそれに向けて冒頭申し上げました一大減量化運動を市民に提起をしながら、そして新たな施設建設に伴ってそうしたものも検討していく、同時期にやったってこれは問題ない。なぜ、家庭系だけこれを進めて、最もふえている部分の事業系については一層頑張って減量してもらいますということにとどまっていくのか、これでは市民も納得できなければ減量の実に結びついていかないんではないかというふう思っております。これが2点目です。 3点目は、ごみ減量化に向けて一層のさまざまな取り組みをなさっていくという御答弁いただきましたけれども、その決意のほどは十分伝わってまいりました。しかし、その決意を裏づける具体的なプログラムとアクションプログラムがございません。目標値も示されておりません。これで、幾らやるやるといっても一体じゃあどうやっていくのという疑問を持たざるを得ません。 広島市は昨年3月に一般廃棄物処理計画を出されております。ゼロエミッションシティー広島への挑戦、随分丁寧に書かれておりますし、計画も極めて丁寧です。毎年の家庭系をどう減らしていくのか、そのためには何をするのか、事業系をどう減らしていくのか、そのためには何をするのか。一つ一つ具体的に提示をしながら、年次目標を立てて市民に減量を呼びかけている。そして、ごみの有料化についても検討したけれども、総合的に勘案してまずは市民、事業者、行政が一体となった全市民的な運動としてごみ減量化を進めていく、まずそれをやるんだと。こうおっしゃっている。一体我が市とどこが違うんだろうかと。 こうしたことを考えますと、私はこのたびこの条例の改正をせず、むしろ7月30日に計画をされているあの講演会を皮切りに、丁寧にしっかりと目標を持って減量化に努めていく。その間に新たな施設の建設に伴うさまざまな課題も整理をされていく。その段階で、改めて有料化が必要であれば、事業系を含めて一体的なきっちりとしたものを提起をしていくと。その余裕なくして今期こうした状況のまま条例の改正をし、値上げをしなければごみ行政が大きく転換をして揺らいでしまうようなことというのは、あり得ない。 したがいまして、私は結論的に申しまして、冒頭申し上げましたけれども、今日段階でこのような状況のまま拙速に条例を通してしまうということは大きな禍根を残し、むしろ皆さんが心配されております市、そして事業者、そして市民が市に連携をとって一体的に減量化に突き進んでいくということに大きな阻害を残してしまうんだろうと。そういう意味からこの議案第102号に対しては反対をいたします。 ○議長(山下守君) 次に、賛成討論の発言を許します。 ◆27番(小川宏子君) 議長、27番。 ○議長(山下守君) 27番小川宏子議員。 ◆27番(小川宏子君) 私は、102号を賛成の立場から言わせていただきたいと思います。 ごみの有料化に関しては、平成23年からいろいろと討議をされておりまして、市民の皆様もごみ袋の有料化ということは大変関心があったことではないかと思います。確かに有料化というと、皆さん誰しも値段を上げてもらいたくない、それが本音ですけれども、やはりごみの減量化、また循環型社会の形成という立場から大きな立場でやはり市民全員がその意識を持って参加していかなければいけない。その意識づけにやはり今回やっていかなければいけないのではないかと思います。また、歳入として1億5,000万円余りがあるんですけれども、それに対して少子高齢化、子育て支援や高齢化社会に対しての具体的施策が言われております。 また、市として具体的な取り組みを言われました。これは、私たちもしっかり見ていかなければいけない施策です。そして今、問題にされております事業系のごみですけれども、これも今後市が率先して事業系ごみの減量化に取り組んでいただきたい。それは、要望をさせていただきます。だから、今回の値上げに対しては市民と市が本当に連携をもってごみの減量化に取り組むべきだと思いまして賛成をさせていただきます。 ○議長(山下守君) 次に、反対討論の発言を許します。 ◆13番(大谷忠幸君) 議長、13番。 ○議長(山下守君) 13番大谷忠幸議員。 ◆13番(大谷忠幸君) 議案第102号「東広島市廃棄物の処理、清掃等に関する条例の一部改正について」、反対の立場で討論させていただきます。 先ほどから多数言われているんですが、あえて繰り返しますと、1番目に市民のごみ減量化意識を高めるために値上げするということなんですけども、その効果についての説明が尽くされているとは言えないのではないかと考えます。 2番目、値上げについて得られることが予想される約1億5,000万円の使途についてでございますが、先ほど小川議員の説明ではいろいろ提案されているということだったんですが、私には十分な説明がされているとは受け取れません。 3番目です。そしてそれは、新しいごみし尿処理施設が平成32年度から稼働するということを考えますと、なぜ今、この時点で値上げするのかということについての説明が十分ではないのではないかと考えます。 以上、3点から今現在新たに家庭系ごみ処理手数料をごみ袋料金に付加する状況には至っていないと判断いたします。以上により反対でございます。 以上です。 ○議長(山下守君) 次に、賛成討論の発言を許します。 ◆14番(重光秋治君) 議長、14番。 ○議長(山下守君) 14番重光秋治議員。 ◆14番(重光秋治君) 私は、この議案第102号「東広島市廃棄物の処理、清掃等に関する条例の一部改正について」、賛成の立場から発言をさせていただきます。 全国各自治体では、20年以上前から地球温暖化対策、そしてまたCO2抑制等を掲げて、地球規模で環境対策に取り組んできております。我が市も3Rを唱えながら、これらを目指してまいりましたが、環境先進都市を目指す都市でありながらも、実情は家庭ごみがふえてきている現状でございます。言葉、スローガンのみが発しているという状況でございます。 そしてまた、ごみを減量化することについて有料化につきましては、全国で行われている手法でございまして、ごみ減量に関しては、有効な手段であると考えます。一番は市民の意識を改革することが必要でございます。市民に負担をかけるために大変苦しい決断ではございますが、執行部の考え、そしてまた体制に期待するとともに、選ばれた我々議員もみずから市民への啓発・提案をすることをここに宣言をいたしまして、賛成とさせていただきます。 ○議長(山下守君) 次に、反対討論の発言を許します。          〔「なし」との声あり〕 ○議長(山下守君) 次に、賛成討論の発言を許します。          〔「なし」との声あり〕 ○議長(山下守君) これにて討論を終結いたします。 これより採決いたします。議案第102号「東広島市廃棄物の処理、清掃等に関する条例の一部改正について」の件を採決いたします。 本案に対する委員長報告は可決であります。本案を原案のとおり決することに賛成の方は起立して賛成ボタンを押してください。          〔「異議なし」との声あり〕 ○議長(山下守君) 採決を確定いたします。起立多数であります。よって、本案は原案のとおり可決されました。───────────────────── * ─────────────────── ○議長(山下守君) 日程第5、議案第95号「市道の路線の廃止について」から、議案第110号東広島市自然公園設置及び管理条例の一分改正について」までの5件を一括して議題といたします。 本件は建設委員会に付託となっていたものであります。よって、委員長の報告を求めます。 ◆建設委員長(牧尾良二君) 議長、28番。 ○議長(山下守君) 28番牧尾良二建設委員長。 ◆建設委員長(牧尾良二君) (登 壇) ただいま議題となりました5議案につきまして、建設委員会における審査の経過及び結果を御報告申し上げます。 これら5議案は、今定例会初日の6月3日に本委員会に付託となり、10日及び22日の委員会において、執行部から詳細な説明を受ける中で、慎重に審査を進めたところでございます。 では、案件ごとに審査概要を申し上げます。 まず、議案第95号でありますが、本案は下横野5号線について、起点及び終点を変更する必要が生じたため、この路線を廃止しようとするものであります。 次に、議案第96号でありますが、本案は寺家北56号線ほか、3路線について一般交通の用に供するため市道として認定しようとするものであります。 なお、審査に過程おいて「県道を譲り受ける場合、県が整備したものを受け入れているのか」との質疑に対し、「旧県道を市道として譲り受ける場合、現地確認をして交通安全施設や、舗装等の傷みを補修した上で移管を受けるように検討協議を進めている」との答弁がなされたところでございます。 次に、議案第97号でありますが、本案は平成28年度市道整備事業土与丸上三永線2工区道路改良工事の請負契約を1億7,347万1,760円で締結しようとするものであります。 次に、議案第109号でありますが、本案は東広島市地区計画の区域内における建築物の制限に関する条例の一部を改正し、東広島市都市計画吉川地区工業団地地区計画の区域内における建築物の敷地、構造及び用途に関する制限、いわゆる建築制限を変更しようとするものであります。 なお、審査の過程において「建築制限に診療所は含まれているのか」との質疑に対し、「診療所等の病院は今回一部改正される条例による建築制限には含まれない」との答弁がなされたところであります。 次に、議案第110号でありますが、本案は耕地及び山間地のおける地番の重複を解消するために、実施される山地番の変更等に伴い、東広島市自然公園設置及び管理条例の一部を改正し、東広島市自然公園の位置の表示を変更しようとするものであります。 以上、5議案につきまして採決の結果、議案第109号につきましては、賛成多数をもって残余の議案につきましては、全会一致をもってそれぞれ原案のとおり可決すべきものと決しました。 以上、御報告申し上げます。 ○議長(山下守君) 報告が終わりました。 お諮りいたします。ただいまの委員長報告に対する質疑は省略したいと思います。これに御異議ありませんか。          〔「異議なし」との声あり〕 ○議長(山下守君) 御異議なしと認め、質疑を省略いたします。 これより、ただいま議題となっております議案第95号「市道の路線の廃止について」から、議案第110号「東広島市自然公園設置及び管理条例の一分改正について」までの5件について、討論に入ります。 まず、各案件に対する反対討論の発言を許します。 ◆17番(谷晴美君) 議長、17番。 ○議長(山下守君) 17番谷 晴美議員。 ◆17番(谷晴美君) 議案第109号「東広島市地区計画の区域内における建築物の制限に関する条例の一部改正について」反対の討論をさせていただきます。 新たな吉川地区産業団地の開発行為に関しましての、私の共産党の反対討論にも言いましたように、税の無駄遣いと批判してきたこともあります。それにつながる今回の提案でございますので、反対とさせていただきます。 ○議長(山下守君) 暫時休憩いたします。                             午前11時17分 休  憩───────────────────── * ───────────────────                             午前11時17分 再  開 ○議長(山下守君) 再開いたします。 次に、賛成討論の発言を許します。 ◆10番(加藤祥一君) 議長、10番。
    ○議長(山下守君) 10番加藤祥一議員。 ◆10番(加藤祥一君) 私は、この議案第109号「東広島市地区計画の区域内における建築物の制限に関する条例の一部改正」につきまして賛成の立場から討論をさせていただきます。 この条例案に関しましては、いわゆる造成地域で企業を誘致する際、この地区計画を定めることによりまして、やはり優良な企業を誘致することができる。また、地域に対しましても、地区住民に関してその用途を制限することによって、地域住民の安全が守られるという立場から、この議案第109号につきまして賛成の立場といたします。 ○議長(山下守君) 次に、反対討論の発言を許します。          〔「なし」との声あり〕 ○議長(山下守君) 次に、賛成討論の発言を許します。          〔「なし」との声あり〕 ○議長(山下守君) これにて、討論を終結いたします。 暫時休憩いたします。                             午前11時19分 休  憩───────────────────── * ───────────────────                             午前11時23分 再  開 ○議長(山下守君) 再開いたします。 これより採決いたします。 先ほど討論の対象としました5件のうち、反対討論のあった議案を除く議案第95号「市道の路線の廃止について」から、議案第97号「請負契約の締結について」まで及び議案第110号「東広島市自然公園設置及び管理条例の一部改正について」の4件について、一括採決したいと思いますが、これに御異議ありませんか。          〔「異議なし」との声あり〕 ○議長(山下守君) 御異議なしと認めます。よって、議案第95号から議案第97号まで及び議案第110号の4件について、一括して採決いたします。 各案件に対する委員長報告は可決であります。各案件をそれぞれ原案のとおり決することに賛成の方は、起立して賛成ボタンを押してください。          〔賛成者起立〕 ○議長(山下守君) 採決を確定いたします。起立全員であります。よって、各案件は、それぞれ原案のとおり可決されました。 次に、議案第109号「東広島市地区計画の区域内における建築物の制限に関する条例の一部改正について」の件を採決いたします。 本案に対する委員長報告は可決であります。本案を原案のとおり決することに賛成の方は、起立して賛成ボタンを押してください。          〔賛成者起立〕 ○議長(山下守君) 採決を確定いたします。起立多数であります。よって、本案は、原案のとおり可決されました。───────────────────── * ─────────────────── ○議長(山下守君) 日程第6、議員提出議案第3号「「平和安全法制関連法」の廃止を求める意見書の提出について」の件を議題といたします。 本案は、総務委員会に付託となっていたものであります。よって、委員長の報告を求めます。 ◆総務委員長(中平好昭君) 議長、22番。 ○議長(山下守君) 22番中平好昭総務委員長。 ◆総務委員長(中平好昭君) (登 壇) ただいま議題となりました議員提出議案第3号「「平和安全法制関連法」の廃止を求める意見書の提出について」、総務委員会における審査経過及び結果を御報告申し上げます。 本案は、今定例会初日6月3日に本委員会に付託となり、7日及び23日の委員会において、提出議員から説明を受ける中で慎重に審査を進めたところであります。 まず、本案の要旨について申し上げますと、安全保障関連2法案が可決成立し、施行されたが、この法律は集団的自衛権の行使に関する従来の解釈を覆した閣議決定に基づくものであり、容認できない。憲法は、国の最高法規であって国の根幹であり、一内閣の判断で変えるべきものではなく、立憲主義そのものを否定する民主主義と相入れないものである。 この法律は、兵站活動、戦争状態の地域での治安活動などが盛り込まれた内容となっており、紛れもなく戦争にかかわる法律である。この法律の施行により、政府が判断すれば、駆けつけ警護や宿営地防御などの任務を帯びた自衛官を全世界に派遣することが可能になり、問題となった南スーダンのPKO活動での駆けつけ警護の実施計画の発令も近いと言われている。 こうした状況のもと、戦闘に巻き込まれる危険性が極めて高いことから、平和安全法制関連法の廃止を求める国民世論が高まっている。 憲法第98条は、最高法規である憲法に反する法律は効力を持たないとし、第99条で、大臣、国会議員などの憲法尊重擁護義務を課していることからも、戦争につながりかねない平和安全法制保障関連法は廃止すべきであり、1、平和安全関連法を速やかに廃止すること、2、立憲主義の原則を堅持し、憲法第9条を守り、生かすこと、以上2点の事項を強く求め、国及び政府に対し、意見書を提出していただきたいというものであります。 審査の過程において、討論においては、「現状を考えた場合、空白の部分、判断に困る部分について整理をして、態度を決めておかないといけない。また、憲法9条の主旨の枠内ででき得る最大限の対応で、平和安全法制関連法をつくったわけで、決して戦争法ではないため反対する」、また、「国防に関して、国の最高機関である国会が一定の判断を下した。これを我々は遵守していく。そうでなければ議会制民主主義自体が壊れる。本市から成立している法律の廃案の意見書を出すことは反対する」、との反対討論がなされ、また「国民世論が納得し切っていないため、一旦廃案にして議論を重ねるべきであると思っている。このような意見書が自治体から幾つも出ている実績もあり、みんなで考えていくという意味もあり、賛成する」、との賛成討論がなされたところであります。 採決の結果、本案は、賛成少数をもって否決すべきものと決しました。 以上、御報告申し上げます。 ○議長(山下守君) 報告が終わりました。 先ほどの総務委員長報告の字句等の読み違いにつきましては、後刻、議長において調整いたしますので御了承願います。 お諮りいたします。 ただいまの委員長報告に対する質疑は省略したいと思います。これに御異議ありませんか。          〔「異議なし」との声あり〕 ○議長(山下守君) 御異議なしと認め、質疑を省略いたします。 これより討論に入ります。 まず、本案に対する賛成討論の発言を許します。 ◆17番(谷晴美君) 議長、17番。 ○議長(山下守君) 17番谷 晴美議員。 ◆17番(谷晴美君) このたびの「「平和安全法制関連法」の廃止を求める意見書の提出について」、日本共産党は賛成の討論をさせていただきます。 安倍政権は、国民の強い反対の声を聞かず、暴挙を行いました。憲法9条を踏みにじって、自衛隊の海外での武力行使を行う仕組みが盛り込まれた明白な違憲立法です。憲法9条のもとでは、集団的自衛権は行使できないという戦後60年余りにわたる政府の憲法解釈を一内閣の勝手な判断で180度変更するという、立憲主義を乱暴に壊すものです。安保法制に反対し、この間、若者やSEALDsの皆さん、ママの会、学者の会などの皆さんが署名に取り組まれ、5月3日には1,200万筆に達しております。 3月29日に施行されましたこの法律をそのままにしておくと日本はどうなるのか、3つの大問題に直面することになります。第1に、戦後初めて外国人を殺し、戦死者を出す危険が現実のものになること、第2、法治国家としての土台を根底から危うくし、法の支配から人の支配に変わること、第3、改憲勢力3分の2の議席で国防軍の創設につながることです。 この間、集団的自衛権を備えないと日米同盟がうまく行かず、北朝鮮の脅威から国を守れないという話に対しまして、国会の参考人質疑で、大森元内閣法制局長官が述べておられます。集団的自衛権抑止力以上に紛争に巻き込まれる危険性を覚悟しなければならず、バラ色の局面到来は到底期待できないと述べておられます。北朝鮮問題を利用して、戦争法を合理化することは、理論上、全く成り立たなくなります。 また、砂川事件は、日米安保条約による米軍駐留の合憲性が問題とされたものであり、集団的自衛権の行使の可否は問題となっていませんので指摘させていただきます。 この意見書の廃止を求める国民の声と行動は、思想、信条、政治的立場の違いはございません。市民の信託を受けた代表者である私たち議員は、その声を真摯に受けとめ、その願いにこたえなければならないと考えます。立憲主義、民主主義を取り戻すために、東広島市議会として、国に対し意見書を提出することを議員の皆さんに呼びかけて、討論を終わります。 ○議長(山下守君) 次に、反対討論の発言を許します。 ◆20番(竹川秀明君) 議長、20番。 ○議長(山下守君) 20番竹川秀明議員。 ◆20番(竹川秀明君) 今回の「「平和安全法制関連法」の廃止を求める意見書の提出について」、反対の立場から討論をさせていただきます。 そもそもこの平和安全法制関連法につきましては、憲法9条をもとにして我々日本が突き進んでいったわけでありますけども、今の国際状況の中で考えられる空白部分をどういうふうに埋めていくか、有事のときに日本は何もしない状況の中で戦争に巻き込まれていくかというふうなことも考えられます。 その意味において、この日本の態度というものを、しっかりと明確にしておく必要があるように考えます。その意味において、憲法9条の枠内においての整合性を考えつつ、その中で十分に審議されたものと考えております。歯どめといたしましては、新3要件が提出されることによって、それが大きな歯どめになっているというふうに考えております。 よって、戦争を防止するための法案であって、戦争法などとかいうふうなことで言われておりますけども、そういったものではないというふうに判断をしておりまして、私はこの意見書に対して、反対をいたします。 ○議長(山下守君) 次に、賛成討論の発言を許します。 ◆3番(中川修君) 議長、3番。 ○議長(山下守君) 3番中川 修議員。 ◆3番(中川修君) 私のほうから賛成討論を述べさせていただきます。 今回の意見書に対して、賛同議員ということで一言申し上げます。私は、この法案に対して、やはりまだまだ国民皆様の理解を得ていない、毎日のように新聞記事に上がってくるということに対して、いろいろ考えてみました。皆さんの意見を聞いて、確かに今のこの日本を取り巻く状況の中で、何かをしなければいけないというのは十分理解しておるつもりです。 しかしながら、今回のこの安全保障法案を採決、決めたことに対して、これによって本当に平和を守るというか、日本としてその平和に対する考え方というものも、もう一度整理していかなければいけないのではなかろうかなというふうに思っております。 御承知とは思いますけども、憲法9条では戦争を放棄します、戦力を持ちません、そして国の交戦権を否定しますというふうに述べられております。これに対して、今回の安全保障法案では、それとは相反することができるような理解を私はしております。 そうした立場から、今、法の整備をすることに対しては、本当にやっていかなければいけないのではないかとは思いますが、これをそのまま施行するというものには少し疑問を感じますので、私はこの意見書を出すことを賛成いたします。 以上です。 ○議長(山下守君) 次に、反対討論の発言を許します。 ◆16番(宮川誠子君) 議長、16番。 ○議長(山下守君) 16番宮川誠子議員。 ◆16番(宮川誠子君) 私は、この議案に対して反対をしたいと思います。 この意見書の要望事項が2つあります。1番目は、平和安全法制関連法を速やかに廃止することということでございます。私はこのことに関しては、賛成でございます。この関連法は、集団的自衛権という言葉を使っておりますが、実質的には、海外で活動する米軍の指揮命令下に自衛隊を置き、そして海外で活動できるように道を開くというものだと理解しております。それは非常に危険なことであり、私は廃止するべきだということでこの意見書に賛成でございますが、しかしながら2番目の項目、「立憲主義の原則を堅持し、憲法第9条を守り、生かすこと」ということがあります。憲法9条で我が国は戦争を放棄しておりますが、しかし、この9条は、実は日米安全保障条約と一対のものでございます。 つまり、米軍の軍事力、そして核の傘のもとでの日本の戦争放棄というのが真実の姿でございます。ですから、憲法9条のおかげで71年間平和が守れたと言われる方がありますが、しかし、実際には米軍に守られた中での71年間の平和ということが正しい理解だろうというふうに思います。 つまり、この1番目の項目は、日米安全保障を強力にしていこうということ、しかし、2番目は、それを守ろうということになっておりますので、非常に矛盾した内容になっていると私は判断しております。 私は、日本は他国に守られるのではなく、みずからの国はみずから守る、普通の国、真の独立国になるべきだというふうに考え、この議案に反対いたします。 ○議長(山下守君) 次に、賛成討論の発言を許します。 ◆30番(赤木達男君) 議長、30番。 ○議長(山下守君) 30番赤木達男議員。 ◆30番(赤木達男君) 私は、大きく2つの点で賛成討論をしたいと思います。 まず第1点は、今いろいろと御意見出ましたように、我が国だけではなく、国際的に安全保障の情勢変化、しかも複雑に、しかも急速に展開をしている。そうした中で、改めて国連を含めて世界の安全保障体制というものをどう構築していくのかということについて、真剣に考えなくちゃならないと思っております。 それは単に、国政のみならず、私たち自身の暮らし、また日本の将来の歩みにかかわるわけでありますので、その意味で、国際的な情勢変化ということは否めない事実であり、安全保障政策について、しっかりとした国民的な議論をしなくちゃならない、その点は、皆さんと先ほどの御意見と変わりません。 ただ、その安全保障をどの方向で基軸に求めていくのかという点におきまして、我が国は、戦後のあの反省のもとに厳然たる憲法を持っており、その憲法下における日本国の運営がなされております。そうしたことを考えますと、まず何よりも平和的、外交的な思考、手段によるそうした安全保障体制というのをどう構築していくのかということに、もっぱら力を専念すべきであると思っております。 しかし、同時に、先日来、発射されております北朝鮮のミサイル問題、あるいは南沙諸島、魚釣島、尖閣列島等々、我が国近海、近くにおいて、さまざまな不安定要因があることも事実であります。それらをもとに、空白を埋められるという御意見であったかに思いますけれども、それらについては、この改正をされる自衛隊法の以前の状態でも対応ができておりました。周辺事態対処法という法律があり、我が国に切迫した危機が到来をすると予測をされたときには、既に改正をされる新たな法律ができない時点でも対処することができる。 したがって、法の専門家たちが絶えず繰り返しておっしゃっていたように、集団的自衛権行使という方向ではなくて、個別的自衛権行使で十分可能であり、まだこれは評価は別にしましても、日米安保体制のもとでそうした在日米軍を含めた対応というものがある。集団的自衛権行使というものは別段必要ない、こういう御意見が多かったと思っております。私もその意味で、新たなこうした法律をつくる必要はない、むしろ、平和のための法律だと、私も名前から含めて、そうあってほしいと思っております。 しかし、あの10にわたる法律のそれぞれの改正の点を見ましても、先ほどありましたように、我が国と密接な関係のある軍隊が、他国からの攻撃を受けた際には、駆けつけて警護をする、すなわちその他国の攻撃を武力によって排除をするという行為に参画するとすれば、海田の13師団にいる若者、呉の海上自衛隊にいる若者、その若者がひょっとすると殺されるかもわからない、殺すかもわからないという局面に、総理大臣が判断しさえすれば立っていく、そのことに私たちは、一人の人間としてイエスと言うのかノーと言うのかということが問われている、そういうことだというふうに思っております。 間もなく8月6日がやってまいりますが、昨日は6月23日、20万人に及ぶ沖縄の県民のあの犠牲のもとに平和をどのように確立していくかということが心にそれぞれ刻み合いました。平和公園の碑には、「安らかにお眠りください。過ちは繰り返しませぬから」と刻んであります。 今私たちは、考えなくちゃならないのは、一度はあの戦争にひた走っていったそのボタンの一つを、これぐらいはと思って許してしまったことが、歯どめなく雪だるまになっていき、そしてあの惨禍をもたらした。私たちはどんな小さいとっかかりだろうと、それを見逃してはならない。その誓いをもとに、あの碑文を刻まれたと思っております。 1度目は過ちであっても2度目は犯罪だと、これは原爆詩人の栗原貞子さんがおっしゃった言葉ですけれども、私は今日改めてみずからに問い直すのは、1度目は過ちであったとしても、二度と私たちは過ちでなく、罪を犯してはならない。その意味で、この法律はいかに平和のためだと言ってみても、結果的にそうしたことにつながっていくということを私たちは看過できないんではないかというふうに思っております。 2点目は簡単に申します。確かに、国会は国権の最高機関であり、唯一の立法府と憲法第41条に規定をしてあります。しかし、99条には、天皇から摂政から国会議員から大臣まで、この憲法に従わなくちゃならないと書いてあるんです。もし、唯一の立法府である国権の最高機関が何らかのことを決めたら、それに遵守するのが地方の議員であれば意見書なんか出せない。国に対して要望することもない。そんな非民主的なことはありません。むしろ、国が、国会が、憲法に基づいてその仕事をしていないとすれば、それを正していく不断の努力で憲法を保持しなくちゃならない、私たち国民の務めです。立憲主義を守るということは、そういうことだと思います。 その意味で、真に民主国家としての歩みを、これぐらいのことでと思ってることがあの大きな過ちに突き進んでいった、私はそういう意味で、極めて重要な、一人一人の良心が問われるこの法案の問題だというふうに思っています。今ならまだ遅くありません。南スーダンに若者が派遣をされて、その淵に立って殺し殺されるその淵にあの海田の13師団の、我々の中にもいる親戚や子どもや、そうした人たちを立たせていいのかどうなのか、そのことをぜひお考えいただいて、賛成をいただきたいと思います。 ○議長(山下守君) 次に、反対討論の発言を許します。 ◆21番(高橋典弘君) 議長、21番。 ○議長(山下守君) 21番高橋典弘議員。 ◆21番(高橋典弘君) 反対討論をさせていただきます。 平和安全法制整備法、これは正確には、「我が国及び国際社会の平和及び安全の確保に資するための自衛隊法等の一部を改正する法律」ということになっています。私たちは、国際社会の中で生きる国であります。当然のごとく、これまでの平和が保たれたのは、もちろん憲法9条もあるかもしれない。 しかしながら、一方では、先ほど宮川議員のお話にもありましたように、日米安全保障のもとで我々の平和は保たれてまいりました。もし、この議論を是か非かというお話をするとすれば、この日米安全保障の形をやめるのかやめないのかという議論をしないといけないということでございます。我々がこの今の体制の中で、より堅固に抑止力を持っていくという話になりますと、当然、国際社会の中の一員として何を果たすべきか、こういうことはしっかりと真剣に考えないといけません。 今回の法律につきましては、特に安全保障関連法案の中で集団的自衛権の行使が可能になった点にあります。この法律では、自分自身が攻め込まれた場合に限って武力行使が認めらます。その法を改正することによって、今の日米安全保障の同盟国の関係の中で、日本が武力行使をすることも可能になるとはありますが、これによって我が国の安全保障の基軸である日米間の協力関係が強化されることは間違いありません。ましてや、戦争どころか、今現在、紛争ですら対処ができない法整備の中で、真に国民の生命と財産を守れるのか、こういった点についてもしっかりと論議がなされてきました。 憲法論で言いますと、先ほどの話じゃありませんけれども、憲法論で行きますと、今回の法案につきましては、集団的自衛権の行使は全面的に認めるものではありません。あくまでも新3要件を満たす場合に限定をして、したがって、憲法の基本的理念の枠組みを変更するものではありません。合憲であります。 また1959年の砂川事件最高裁の判決がありますように、自国の平和と安全を維持し、その存立を全うするために必要な自衛のための措置をとり得ることは、国家固有の機能の行使として当然という判例があります。自衛権の行使が認められているということであります。もちろん全面的な集団的自衛権を行使するということになれば、当然、憲法の改正が必要となります。最低限のぎりぎりの状況の中で、国がその必要性を感じた場合のみの行使ということでございます。 我々は、先ほども申し上げましたように、この安全を維持するために、安全な国家を維持するための法律として、この平和安全保障関連法案ができたと考えております。 したがいまして、この意見書提出については、反対と言わせていただきたいと思います。 ○議長(山下守君) 次に、賛成討論の発言を許します。          〔「なし」との声あり〕 ○議長(山下守君) 次に、反対討論の発言を許します。          〔「なし」との声あり〕 ○議長(山下守君) これにて、討論を終結いたします。 これより採決いたします。 議員提出議案第3号「平和安全法制関連法の廃止を求める意見書の提出について」の件を採決いたします。 本案に対する委員長報告は否決であります。よって、原案についてお諮りいたします。 本案を原案のとおり決することに賛成の方は、起立して賛成ボタンを押してください。          〔賛成者起立〕 ○議長(山下守君) 採決を確定いたします。起立少数であります。よって、本案は否決されました。───────────────────── * ─────────────────── ○議長(山下守君) 日程第7、請願第2号「若者も高齢者も安心できる年金制度の実現を求める請願」の件を議題といたします。 本案は、文教厚生委員会に付託となっていたものであります。よって、委員長の報告を求めます。 ◆文教厚生委員長(赤木達男君) 議長、30番。 ○議長(山下守君) 30番赤木達男文教厚生委員長。 ◆文教厚生委員長(赤木達男君) (登 壇) ただいま議題となりました請願第2号「若者も高齢者も安心できる年金制度の実現を求める請願」について、文教厚生委員会における審査経過及び結果を御報告申し上げます。 本請願は、安心できる年金制度の実現のため、年金の隔月支給を毎月支給に改めること、マクロ経済スライドを廃止すること、全額国庫負担の最低保障年金制度を早期実現すること、年金支給開始年齢をこれ以上引き上げないことを求めるものであり、全日本年金者組合東広島支部支部長松原氏から提出されたものであります。 この請願は、今定例会初日の6月3日に本委員会に付託となり、6月8日と20日の委員会においては、紹介議員からの補足説明を受け、質疑、自由討議を行い、慎重に審査を進めたところであります。 審査の過程において、市議会へ請願が提出された意味を考えると、市民からの要望を踏まえ、年金が目減りして生活ができなくなっている人たちに対して、何らかのアクションを起こすことは有効である。マクロ経済スライドは、賃金の上昇、下落に応じた政策であり、廃止とする内容には反対である。財源論なくして国政は語れない。全額国庫負担の最低保障年金制度は現段階で不可能であり、請願として上げることには疑問がある、などの意見が出されたところであります。 採決の結果、賛成少数となり、不採択とすべきものと決しました。 以上、御報告申し上げます。 ○議長(山下守君) 報告が終わりました。 お諮りいたします。 ただいまの委員長報告に対する質疑は省略したいと思います。これに御異議ありませんか。          〔「異議なし」との声あり〕 ○議長(山下守君) 御異議なしと認め、質疑を省略いたします。 これより討論に入ります。 まず、本請願に対する賛成討論の発言を許します。 ◆17番(谷晴美君) 議長、17番。 ○議長(山下守君) 17番谷 晴美議員。 ◆17番(谷晴美君) 「若者も高齢者も安心できる年金制度の実現を求める請願」に賛成の討論をさせていただきます。 国は、年金給付を削る一方、税や社会保障の負担をふやし、こうした結果、高齢者世帯の家計収支の赤字額が10年で約1.8倍に増加していたことが総務省家庭等調査結果で明らかとなっております。高齢無職世帯の支出と収入の差、不足分は05年の月3万5,455円から15年には6万2,326円、2万6,871円も増大しております。そして、65歳以上の高齢者世帯16.8%は貯蓄がなく、4割以上が貯蓄高500万円未満の世帯となっております。2001年以降、7回にわたって年金の削減を重ねてきており、これでは国民年金のみで生活している世帯は生活できず、市の生活保護費の負担は、これからも増大をし続けることは確実でございます。 生活保護受給世帯に占める65歳以上の高齢者世帯が3月時点で初めて50%を超えるなど、高齢者の貧困の拡大の要因の一つが、負担増政治であることを示しております。 このたび、老後の保障について、やむにやまれず国に提訴される事態となってきております。本請願を採択していただくよう強く求めるものでございます。 ○議長(山下守君) 次に、反対討論の発言を許します。 ◆15番(加根佳基君) 議長、15番。 ○議長(山下守君) 15番加根佳基議員。 ◆15番(加根佳基君) 今回の請願第2号「若者も高齢者も安心できる年金制度の実現を求める請願」について、反対の立場から申し上げさせていただきます。 年金の支給額は、これまで物価や賃金の上昇、下落に伴って調整されております。財源の問題も考えながら、さらに平等性を図りながら行っていく制度であります。マクロ経済スライド方式は、時の状況によって、それを適用しているわけでございます。 そして、国においては、低所得の年金受給者への支援強化を今現在進めているところであり、さらには、拡充を検討するとともに、障害基礎年金の加算など、所得補償の充実にも取り組んでいるところであります。 よって、このたびのこの請願第2号に対して、反対とさせていただきます。 ○議長(山下守君) 12時を過ぎますが、引き続き会議を進めますので御了承ください。 次に、賛成討論の発言を許します。 ◆16番(宮川誠子君) 議長、16番。 ○議長(山下守君) 16番宮川誠子議員。 ◆16番(宮川誠子君) 私は、この「若者も高齢者も安心できる年金制度の実現を求める請願」について、賛成の立場で発言をさせていただきたいというふうに思います。 先ほどの反対討論の中で、あるいは委員会の討論の中でもですけれども、財源論を言われております。我々は国会議員ではございません。国の予算の中身を詳細に知る立場にはありません。その立場の人間に、国の財源を示せというふうな論じ方は無理難題と言わねばならないと思っております。 今回のこの請願に係る意見書の中身、4項目あります。1つは、隔月支給を毎月の支給にしていただきたい、2つ目は、目減りしているマクロ経済スライドを廃止していただきたい、3番目は、最低保障年金制度を早期に実現してもらいたい、4番目は、年金開始年齢をこれ以上引き上げないでもらいたい、この4つでございます。極めて切実な中身だと思ってます。無理難題を言っているというふうには私には受け取れません。 ですから、東広島市議会として、このくらいの意見書は出してもいいと考え、私はこれに対して賛成するものでございます。 ○議長(山下守君) 次に、反対討論の発言を許します。 ◆11番(重森佳代子君) 議長、11番。 ○議長(山下守君) 11番重森佳代子議員。 ◆11番(重森佳代子君) 請願第2号「若者も高齢者も安心できる年金制度の実現を求める請願」について、反対の立場から申し上げます。 消費税を8%から10%に上げることすらできない現状と、現役世代が高齢者を支える現行の年金制度において、現役世代に一層の負担をかける今回の請願については反対いたします。 ○議長(山下守君) 次に、賛成討論の発言を許します。 ◆13番(大谷忠幸君) 議長、13番。 ○議長(山下守君) 13番大谷忠幸議員。 ◆13番(大谷忠幸君) 「若者も高齢者も安心できる年金制度の実現を求める請願」について、賛成の立場から申し上げます。 年金は目減りし、生活を困窮している人を目の当たりにして、何か行動を起こさねば何も起こりません。座して待っていても何も起こらないと考えます。 ですので、本請願が東広島市議会が投じたその一石になることを祈って、賛成とさせていただきます。 以上です。 ○議長(山下守君) 次に、反対討論の発言を許します。          〔〔なし〕との声あり〕 ○議長(山下守君) 次に、賛成討論の発言を許します。          〔〔なし〕との声あり〕 ○議長(山下守君) 次に、反対討論の発言を許します。          〔〔なし〕との声あり〕 ○議長(山下守君) これにて討論を終結いたします。 これより採決いたします。 請願第2号「若者も高齢者も安心できる年金制度の実現を求める請願」の件を採決いたします。 本請願に対する委員長報告は不採択であります。よって、本請願について、お諮りいたします。 本請願を採択することに賛成の方は、起立して賛成ボタンを押してください。          〔賛成者起立〕 ○議長(山下守君) 採決を確定いたします。起立少数であります。よって、本請願は不採択とすることに決しました。───────────────────── * ─────────────────── ○議長(山下守君) 日程第8、委員会提出議案第4号「地方財政の充実・強化を求める意見書の提出について」の件を議題といたします。 職員に議案を朗読させます。〔職員朗読〕┌─────────────────────────────────────────┐│  委員会提出議案第4号                             ││    地方財政の充実・強化を求める意見書の提出について             ││  上記の議案を、別紙のとおり提出する。                     ││                                         ││    平成28年6月23日                             ││                                         ││ 東広島市議会議長   山 下  守 様                     ││      提 出 者  東広島市議会総務委員会委員長 中 平 好 昭      ││………………………………………………… * …………………………………………………││    地方財政の充実・強化を求める意見書                    ││ 地方自治体は、子育て支援、医療、介護などの社会保障、被災地の復興、環境対策、地域││交通の維持など、果たす役割が拡大する中で、人口減少対策を含む地方版総合戦略の策定・││実行など、新たな政策課題に直面している。                     ││ このため、平成29年度の政府予算、地方財政の検討にあたっては、歳入・歳出を的確  ││に見積もり、社会保障等の予算充実、地方財政の確立をめざすことが必要である。よっ  ││て、政府(国)においては、次の事項を実現されるよう強く要望する。         ││1 社会保障、環境対策、地域交通対策、人口減対策など、増大する地方自治体の財政  ││ 需要を的確に把握し、これに見合う地方一般財源総額の確保をはかること。又、社会  ││ 保障ニーズへの対応と人材を確保するための社会保障予算の確保および地方財政措置  ││ を的確に行うこと。                               ││2 地方財政計画に計上されている「歳出特別枠」「重点課題対応分」および「まち・  ││ ひと・しごと創生事業費」については、自治体の財政運営に不可欠な財源となってい  ││ ることから、現行水準を確保すること。また、これらの財源措置について、臨時・一  ││ 時的な財源から恒久的財源へと転換をはかるため、社会保障、環境対策、地域交通対  ││ 策など、経常的に必要な経費に振り替えること。                  ││3 地方交付税の財源保障機能・財政調整機能の強化をはかり、市町村合併の算定特例  ││ の終了を踏まえた新たな財政需要を把握し、その対策を講じること。         ││ 以上、地方自治法第99条の規定により、意見書を提出する。             ││                              東 広 島 市 議 会││   送付先                                   ││    内閣総理大臣                               ││    内閣官房長官                               ││    総務大臣                                 ││    財務大臣                                 ││    内閣府特命担当大臣                            ││    (経済財政政策担当)                           ││    経済産業大臣                               ││    地方創生担当大臣                             │└─────────────────────────────────────────┘ ○議長(山下守君) 朗読が終わりました。 提出者の補足説明があれば、これを許します。          (22番中平好昭君「ありません」との声あり) ○議長(山下守君) 本案につきましては、会議規則第37条第2項の規定により、委員会への付託を省略いたします。 本案に対する質疑を行います。ございませんか。          〔〔なし〕との声あり〕 ○議長(山下守君) 質疑を終結いたします。 これより討論に入ります。 まず、本案に対する反対討論の発言を許します。          〔〔なし〕との声あり〕 ○議長(山下守君) 次に、賛成討論の発言を許します。          〔〔なし〕との声あり〕 ○議長(山下守君) これにて討論を終結いたします。 これより、委員会提出議案第4号「地方財政の充実・強化を求める意見書の提出について」の件を採決いたします。 本案を原案のとおり決することに賛成の方は、起立して賛成ボタンを押してください。          〔賛成者起立〕 ○議長(山下守君) 採決を確定いたします。起立全員であります。よって、本案は原案のとおり可決されました。───────────────────── * ─────────────────── ○議長(山下守君) 日程第9、委員会提出議案第5号「教職員定数改善義務教育費国庫負担制度2分の1復元を図るための、平成29年度政府予算に係る意見書の提出について」の件を議題といたします。 職員に議案を朗読させます。〔職員朗読〕┌─────────────────────────────────────────┐│  委員会提出議案第5号                             ││    教職員定数改善義務教育費国庫負担制度2分の1復元をはかるための平成29年││度政府予算に係る意見書の提出について                       ││ 上記の議案を、別紙のとおり提出する。                      ││                                         ││  平成28年6月24日提出                             ││                                         ││東広島市議会議長   山 下  守 様                      ││    提 出 者   東広島市議会文教厚生委員会委員長 赤 木 達 男     ││………………………………………………… * …………………………………………………││    教職員定数改善義務教育費国庫負担制度2分の1復元をはかるための平成   ││29年度政府予算に係る意見書                           ││ 日本は、OECD諸国に比べて、1学級当たりの児童生徒数や教員1人当たりの児童生徒数が││多くなっている。また、障害者差別解消法の施行にともなう障害のある子どもたちへの合理││的配慮への対応、いじめ・不登校などの課題など、学校をとりまく状況は複雑化、困難化し││ており、学校に求められる役割は拡大している。また、学習指導要領により、授業時数や指││導内容が増加している。こうしたことの解決にむけて、少人数教育の推進を含む計画的な教││職員定数改善が必要である。                            ││ 一人ひとりの子どもたちへのきめ細かな対応や学びの質を高めるための教育環境を実現す││るためには、教職員定数改善が不可欠である。                    ││ 義務教育費国庫負担制度については、「三位一体改革」の中で国庫負担率が2分の1から││3分の1に引き下げられた。いくつかの自治体においては、厳しい財政状況の中、独自財源││による定数措置が行われているが、国の施策として定数改善にむけた財源保障をし、子ども││たちが全国どこに住んでいても、一定水準の教育を受けられることが憲法上の要請である。││子どもの学ぶ意欲・主体的なとりくみを引き出す教育の役割は重要であり、そのための条件││整備が不可欠である。こうした観点から、平成29年度政府予算編成において次の事項が実││現されるよう強く要望する。                            ││1 子どもたちの教育環境改善のために、計画的な教職員定数改善を推進すること。   ││2 教育の機会均等と水準の維持向上をはかるため、義務教育費国庫負担制度の負担割合を││ 2分の1に復元すること。                            ││以上、地方自治法第99条の規定により、意見書を提出する。              ││                              東 広 島 市 議 会││   送付先                                   ││    衆議院議長                                ││    参議院議長                                ││    内閣総理大臣                               ││    内閣官房長官                               ││    総務大臣                                 ││    財務大臣                                 ││    文部科学大臣                               │└─────────────────────────────────────────┘ ○議長(山下守君) 朗読が終わりました。 提出者の補足説明があれば、これを許します。          (30番赤木達男君「ありません」との声あり) ○議長(山下守君) 本案につきましては、会議規則第37条第2項の規定により、委員会への付託を省略いたします。 本案に対する質疑を行います。ございませんか。          〔〔なし〕との声あり〕 ○議長(山下守君) 質疑を終結いたします。 これより討論に入ります。 まず、本案に対する反対討論の発言を許します。          〔〔なし〕との声あり〕 ○議長(山下守君) 次に、賛成討論の発言を許します。          〔〔なし〕との声あり〕 ○議長(山下守君) これにて討論を終結いたします。 これより委員会提出議案第5号「教職員定数改善義務教育費国庫負担制度2分の1復元を図るための、平成29年度政府予算に係る意見書の提出について」の件を採決いたします。 本案を原案のとおり決することに賛成の方は、起立して賛成ボタンを押してください。          〔賛成者起立〕 ○議長(山下守君) 採決を確定いたします。起立全員であります。よって、本案は原案のとおり可決されました。───────────────────── * ─────────────────── ○議長(山下守君) 日程第10、広報広聴委員会委員の選任についての件を議題といたします。 お諮りいたします。 広報広聴委員会委員の選任については、東広島市議会広報広聴委員会規程第4条第1項の規定により、高橋典弘議員を指名したいと思います。これに御異議ありませんか。          〔「異議なし」との声あり〕 ○議長(山下守君) 御異議なしと認めます。よって、ただいま指名をいたしました高橋典弘議員を、広報広聴委員会委員に選任することに決しました。 次に、新たな議案の提出に当たり、藏田市長から挨拶がありますので、これを許します。 ◎市長(藏田義雄君) 議長、市長。 ○議長(山下守君) 藏田市長。 ◎市長(藏田義雄君) (登 壇) 本定例会の初日に提案をさせていただきました24議案につきましては、先ほどまでに御議決をいただいたところでございます。まずもって議員の皆様方に厚くお礼を申し上げます。 さて、本日、亡き下川前教育長にかわります新たな教育委員会教育長の任命同意案を初め、請負契約の締結といたしまして、(仮称)寺西第二小学校の造成及び防災調整池の築造工事のほか、先ほど御議決を賜りました(仮称)北部学校給食センター新築工事の電気及び機械工事にかかわる契約など5件につきまして追加をして議案を提出をさせていただくものであります。 議員各位におかれましては、慎重に御審議をいただきまして、適切なる御議決を賜りますよう、何とぞよろしくお願いをいたします。 ○議長(山下守君) 挨拶が終わりました。───────────────────── * ─────────────────── ○議長(山下守君) 日程第11、議案第114号「損害賠償の額を定めることについて」から、同意案第118号「教育委員会教育長の任命の同意について」までの5件を一括して議題といたします。 提出者の説明を求めます。 ◎総務部長(前延国治君) 議長、総務部長。 ○議長(山下守君) 前延総務部長。 ◎総務部長(前延国治君) (登 壇) ただいま議題となりました議案第114号から同意案第118号までの5議案につきまして、御説明を申し上げます。 まずは、議案書のその2によりまして説明をさせていただきます。 その1ページ、議案第114号「損害賠償の額を定めることについて」でございます。 本案は、平成28年5月3日、黒瀬楢原西1丁目において、市有地の山林の松が強風により倒れて、隣接する民家の屋根瓦等に当たり、当該屋根瓦等を破損した事故があり、損害賠償の額を定めることについて議会の議決を求めるものでございます。損害賠償の額は、91万587円でございます。 次に、提出議案説明書のその2によりまして説明をさせていただきます。 その1ページ、議案第115号「請負契約の締結について」でございます。 本案は、平成28年度小学校新設事業(仮称)寺西第二小学校造成及び防災調整池築造工事の請負契約を締結しようとするものでございます。 2、契約の内容でございますが、(1)工事の内容は、土木一式工事で、ア、小学校造成工事、造成面積1万3,700平方メートル、盛土量2万7,800立法メートルのほか、イからオに掲げる工事を行うもので、(2)契約金額は7億1,258万4,000円、(3)契約の相手方は、シンクコンストラクション・東豊建設特定建設工事共同企業体、2ページでございます。(4)工期は、東広島市議会の議決のあった日の翌日から平成30年2月28日まででございます。 次に、3ページ、議案第116号「請負契約の締結について」でございます。 本案は、学校給食センター化事業(仮称)北部学校給食センター新築工事(電気)の請負契約を締結しようとするものでございます。 2、契約の内容でございますが、(1)工事の内容は、(仮称)北部学校給食センター新築工事に係る電気設備工事一式、(2)契約金額は、1億8,931万3,200円、(3)契約の相手方は大和電気工事株式会社広島営業所、(4)工期は、東広島市議会の議決のあった日の翌日から平成29年4月28日まででございます。 次に、4ページ、議案第117号「請負契約の締結について」でございます。 本案は、学校給食センター化事業(仮称)北部学校給食センター新築工事(機械)の請負契約を締結しようとするものでございます。 2、契約の内容でございますが、(1)工事の内容は、(仮称)北部学校給食センター新築工事に係る機械設備工事一式で、(2)契約金額は、4億4,280万円、(3)契約の相手方は、中電工・いのもと産業特定建設工事共同企業体、(4)工期は、東広島市議会の議決のあった日の翌日から平成29年4月28日まででございます。 次に、議案書その3によりまして説明をさせていただきます。 その1ページ、同意案第118号「教育委員会教育長の任命の同意について」でございます。 本案は、教育委員会教育長として御活躍いただいておりました下川聖二氏が死去されたことに伴いまして、その後任の教育長として、津森 毅氏を任命することにつきまして、議会の同意を求めるものでございます。 津森氏の主な経歴について申し上げますと、同氏は、昭和58年に教職に就かれ、本市教育委員会青少年育成課長、指導課長、教育調整監、東広島市立風早小学校校長、同八本松小学校校長などを歴任され、現在は東広島市立西条小学校校長及び東広島市小学校校長会会長を務められており、35年にわたって、本市の教育行政に携わられている方でございます。 なお、教育長の任期は3年でございますが、故下川氏の残任期間であります平成30年3月30日までをお願いするものでございます。 同意案第118号までの説明は、以上でございますが、議案添付資料に、資料1から資料3までといたしまして、議案第115号、議案第116号及び議案第117号に係る資料を添付しておりますので、後ほど御参照いただきたいと存じます。 以上で、5議案につきましての私からの説明を終わります。どうぞよろしくお願いいたします。 ○議長(山下守君) 以上で説明が終わりました。 お諮りいたします。 ただいま議題となっております5件につきましては、質疑を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。          〔「異議なし」との声あり〕 ○議長(山下守君) 御異議なしと認めます。よって、ただいま議題となっております議案第114号「損害賠償の額を定めることについて」から同意案第118号「教育委員会教育長の任命の同意について」までの5件につきましては、お手元に配付しております議案付託表のとおり、それぞれ所管の常任委員会に付託いたします。 暫時休憩いたします。                             午後0時24分 休  憩───────────────────── * ───────────────────                             午後3時25分 再  開 ○議長(山下守君) 再開いたします。 それでは、まず総務委員会に付託しておりました議案第114号「損害賠償の額を定めることについて」の件について、委員長の報告を求めます。 ◆総務委員長(中平好昭君) 議長、22番。
    ○議長(山下守君) 22番中平好昭総務委員長。 ◆総務委員長(中平好昭君) (登 壇) 議案第114号につきまして、総務委員会における審査の経過及び結果を御報告申し上げます。 この議案は、先ほど本委員会に付託となり、執行部から詳細な説明を受ける中で、慎重に審査を進めたところであります。 では、審査概要を申し上げます。 本案は、平成28年5月3日黒瀬楢原西1丁目において、市有地の山林の松が強風により倒れて、隣接する民家の屋根瓦等に当たり、当該屋根瓦等を破損した事故があり、損害賠償の額を91万587円に定めるものであります。 以上、採決の結果、全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。 以上、御報告申し上げます。 ○議長(山下守君) 報告が終わりました。 お諮りいたします。 ただいまの委員長報告に対する質疑は省略したいと思います。これに御異議ありませんか。          〔「異議なし」との声あり〕 ○議長(山下守君) 御異議なしと認め、質疑を省略いたします。 これより討論に入ります。 まず、反対討論の発言を許します。          〔〔なし〕との声あり〕 ○議長(山下守君) 次に、賛成討論の発言を許します。          〔〔なし〕との声あり〕 ○議長(山下守君) これにて討論を終結いたします。 これより議案第114号「損害賠償の額を定めることについて」の件を採決いたします。 本案に対する委員長報告は可決であります。本案を原案のとおり可決することに賛成の方は、起立して賛成ボタンを押してください。          〔賛成者起立〕 ○議長(山下守君) 採決を確定いたします。起立全員であります。よって、本案は原案のとおり可決されました。 次に、文教厚生委員会に付託しておりました議案第116号「請負契約の締結について」、議案第117号「請負契約の締結について」、同意案第118号「教育委員会教育長の任命の同意について」、以上3件について、委員長の報告を求めます。 ◆文教厚生委員長(赤木達男君) 議長、30番。 ○議長(山下守君) 30番赤木達男文教厚生委員長。 ◆文教厚生委員長(赤木達男君) (登 壇) ただいま議題となりました3議案について、文教厚生委員会における審査の経過及び結果を御報告申し上げます。 これら3議案は、先ほど本委員会に付託となり、執行部から詳細な説明を受ける中で、慎重に審査を進めたところであります。 では、その審査概要を申し上げます。 まず、議案第116号でありますが、本案は、(仮称)北部学校給食センター新築工事(電気)の請負契約を1億8,931万3,200円で締結しようとするものであります。 なお、審査の過程において、「応札状況はどうなっているか」との質疑に対し、「8社応札があり、4社が最低制限価格を下回ったため無効となり、落札率は90.4%である」との答弁がなされたところであります。 次に、議案第117号でありますが、本案は、(仮称)北部学校給食センター新築工事(機械)の請負契約を4億4,280万円で締結しようとするものであります。 なお、審査の過程において、「応札状況はどうなっているか」との質疑に対し、「2社応札があり、低価格調査を実施し、有効と認められたため落札となった。落札率は78.9%である」との答弁がなされたところであります。 次に、同意案第118号でありますが、本案は、本市教育委員会教育長の下川聖二氏が、去る平成28年6月3日に死去されましたので、その後任の教育長として、津森 毅氏を任命することにつきまして、同意を求められたものであります。 なお、審査の過程において、「今回、西条小学校の校長及び教頭が短期間で異動することになるが、学校や地域に対して教育委員会としてどのようなバックアップを考えているか」との質疑に対し、「学校現場に少なからず影響はあると認識しており、教育委員会としても広島県教育委員会と連携しながら精一杯の支援に努める」との答弁がなされたところであります。 以上、3議案につきまして、採決の結果、いずれも全会一致をもって、それぞれ原案のとおり同意または可決すべきものと決しました。 以上、御報告申し上げます。 ○議長(山下守君) 報告が終わりました。 お諮りいたします。 ただいまの委員長報告に対する質疑は省略したいと思います。これに御異議ありませんか。          〔「異議なし」との声あり〕 ○議長(山下守君) 御異議なしと認め、質疑を省略いたします。 これより討論に入ります。 まず、各案件に対する反対討論の発言を許します。 ◆17番(谷晴美君) 議長、17番。 ○議長(山下守君) 17番谷 晴美議員。 ◆17番(谷晴美君) 議案第116号「請負契約の締結について」、議案第117号「請負契約の締結について」の両案について、反対の討論をさせていただきます。 午前中の議案第99号と同様の理由で、反対をさせていただきます。 ○議長(山下守君) 次に、賛成討論の発言を許します。          〔「なし」との声あり〕 ○議長(山下守君) 次に、反対討論の発言を許します。          〔「なし」との声あり〕 ○議長(山下守君) 次に、賛成討論の発言を許します。          〔「なし」との声あり〕 ○議長(山下守君) これにて討論を終結いたします。 これより採決いたします。採決は分離して行います。 まず、議案第116号「請負契約の締結について」の件を採決いたします。 本案に対する委員長報告は可決であります。本案を原案のとおり可決することに賛成の方は、起立して賛成ボタンを押してください。          〔賛成者起立〕 ○議長(山下守君) 採決を確定いたします。起立多数であります。よって、本案は原案のとおり可決されました。 次に、議案第117号「請負契約の締結について」の件を採決いたします。 本案に対する委員長報告は可決であります。本案を原案のとおり可決することに賛成の方は、起立して賛成ボタンを押してください。          〔賛成者起立〕 ○議長(山下守君) 採決を確定いたします。起立多数であります。よって、本案は原案のとおり可決されました。 次に、同意案第118号「教育委員会教育長の任命の同意について」の件を採決いたします。 本案に対する委員長報告は同意であります。本案を原案のとおり同意することに賛成の方は、起立して賛成ボタンを押してください。          〔賛成者起立〕 ○議長(山下守君) 採決を確定いたします。起立全員であります。よって、本案は原案のとおり同意されました。 次に、建設委員会に付託しておりました議案第115号「請負契約の締結について」の件について、委員長の報告を求めます。 ◆建設委員長(牧尾良二君) 議長、28番。 ○議長(山下守君) 28番牧尾良二建設委員長。 ◆建設委員長(牧尾良二君) (登 壇) ただいま議題となりました議案第115号につきまして、建設委員会における審査の経過及び結果を御報告申し上げます。 本案は、先ほど本委員会に付託となり、委員会において、執行部から詳細な説明を受ける中で、慎重に審査を進めたところであります。 では、審査概要を申し上げます。 本案は、平成28年度小学校新設事業(仮称)寺西第二小学校造成及び防災調整池築造工事の請負契約を7億1,258万円余で締結しようとするものであります。 なお、審査の過程において、「調整池の防災機能は」との質疑に対し、「周辺地域の34ヘクタールにおける降水量の10年確率に対応できる調整池と、小学校予定地2.4ヘクタールにおける降水量の30年確率に対応できる調整池をあわせた規模となっている」と答弁がなされたところであります。 以上、採決の結果、賛成多数をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。 以上、御報告申し上げます。 ○議長(山下守君) 先ほどの建設委員長報告の字句等の読み違いにつきましては、後刻、議長において調整いたしますので御了承ください。 お諮りいたします。 ただいまの委員長報告に対する質疑は省略したいと思います。これに御異議ありませんか。          〔「異議なし」との声あり〕 ○議長(山下守君) 御異議なしと認め、質疑を省略いたします。 これより討論に入ります。 まず、反対討論の発言を許します。 ◆17番(谷晴美君) 議長、17番。 ○議長(山下守君) 17番谷 晴美議員。 ◆17番(谷晴美君) 議案第115号「請負契約の締結について」の反対の討論をさせていただきます。 (仮称)寺西第二小学校造成及び防災調整池築造工事の請負契約に関する提案でございますが、学校は避難所になり得り、これからの学校建設は時間雨量100ミリに考慮しなければならないと思い、建設計画に充てるべきです。10年確率の51ミリ、30年確率の63ミリ対応では大変心もとなく、市民に対して説明が果たせないとして反対とさせていただきます。 ○議長(山下守君) 次に、賛成討論の発言を許します。 ◆10番(加藤祥一君) 議長、10番。 ○議長(山下守君) 10番加藤祥一議員。 ◆10番(加藤祥一君) ただいまの議案第115号に対して、賛成の立場から討論をさせていただきます。 この防災調整池につきましては、下流の浸水改善事業、このことによりまして、大変役に立つ事業ということから、地域住民は大変心待ちにしております。下流に住んでおられる方、そのためにもぜひとも必要な事業ということを思いまして、賛成討論とさせていただきます。 ○議長(山下守君) 次に、反対討論の発言を許します。          〔「なし」との声あり〕 ○議長(山下守君) 次に、賛成討論の発言を許します。          〔「なし」との声あり〕 ○議長(山下守君) これにて討論を終結いたします。 これより、議案第115号「請負契約の締結について」の件を採決いたします。 本案に対する委員長報告は可決であります。本案を原案のとおり決することに賛成の方は起立して賛成ボタンを押してください。          〔賛成者起立〕 ○議長(山下守君) 採決を確定いたします。起立多数であります。よって、本案は、原案のとおり可決されました。 暫時休憩いたします。                             午後3時40分 休  憩───────────────────── * ───────────────────                             午後3時42分 再  開 ○議長(山下守君) 再開いたします。 ◆26番(鈴木利宏君) 議長、26番。 ○議長(山下守君) 26番鈴木利宏議員。 ◆26番(鈴木利宏君) 私、本日付で副議長の職を辞職させていただきたいと思いますので、お取り計らいのほどよろしくお願いいたします。 ○議長(山下守君) ただいま鈴木副議長から副議長の辞職願が提出されました。 お諮りいたします。 この際、副議長の辞職の件を日程に追加し、議題としたいと思います。これに御異議ありませんか。          〔「異議なし」との声あり〕 ○議長(山下守君) 御異議なしと認めます。よって、副議長の辞職の件を日程に追加し、議題とすることに決しました。───────────────────── * ─────────────────── ○議長(山下守君) 追加日程第12、副議長の辞職の件を議題といたします。 ここで、地方自治法第117条の規定により、鈴木副議長の退席をお願いいたします。 暫時休憩いたします。                             午後3時44分 休  憩───────────────────── * ───────────────────                             午後3時44分 再  開 ○議長(山下守君) 再開いたします。 ただいま提出されました副議長の辞職願を職員に朗読させます。〔職員朗読〕┌─────────────────────────────────────────┐│                                 平成28年6月24日││                                         ││  東広島市議会                                 ││    議長 山下  守 様                           ││                                         ││                           東広島市議会        ││                           副議長 鈴 木 利 宏   ││                                         ││               辞 職 願                     ││ このたび、一身上の都合により、副議長を辞職したいので許可されるよう願い出ます。 │└─────────────────────────────────────────┘ ○議長(山下守君) お諮りいたします。 鈴木利宏議員の副議長の辞職を許可することに御異議ありませんか。          〔「異議なし」との声あり〕 ○議長(山下守君) 御異議なしと認めます。よって、鈴木利宏議員の副議長の辞職を許可することに決しました。鈴木利宏議員の入場を許可します。 暫時休憩いたします。                             午後3時45分 休  憩───────────────────── * ───────────────────                             午後3時45分 再  開 ○議長(山下守君) 再開いたします。 鈴木利宏議員の副議長の辞職は許可されました。 挨拶があれば、これを許します。 ◆26番(鈴木利宏君) 議長、26番。 ○議長(山下守君) 26番鈴木利宏議員。 ◆26番(鈴木利宏君) (登 壇) 昨年5月13日に招集された第1回臨時会で副議長にさせていただきました。この1年間、皆様には大変お世話になりましたけど、大変課題の多い1年でありました。ひとえに私の調整不足ということも起因していると思いますけど、改選後、市民の負託を受けた議員として、市民に信頼される議会にしていこうという思い、また活発な議論ができる議会に、議長とともにしていこうという思いがありましたけど、いま一度気持ちを新たにして、市民に信頼されるための議会、一議員として、していきたいと思いますので、よろしくお願いします。 また、今後ともこの議会が、本当に相手の気持ちを思いつつ、酌み取りながら議論ができるような場になっていくことを願っておりますので、次に副議長になられる方も支えていってあげてもらいたいと思います。 本当に1年間、ありがとうございました。 ○議長(山下守君) 挨拶が終わりました。 日程は、順次繰り下げになりますので御了承願います。 この際、会議の延長について申し上げます。本日の会議時間は、議事の都合により、あらかじめ延長いたします。 暫時休憩いたします。                             午後3時48分 休  憩───────────────────── * ───────────────────                             午後4時35分 再  開 ○議長(山下守君) 再開いたします。 ただいま副議長が欠員となりました。 お諮りいたします。 この際、副議長の選挙を日程に追加し、議題といたしたいと思います。これに御異議ありませんか。          〔「異議なし」との声あり〕 ○議長(山下守君) 御異議なしと認めます。よって、副議長の選挙を日程に追加し、議題とすることに決しました。───────────────────── * ─────────────────── ○議長(山下守君) 追加日程第13、副議長の選挙を行います。 お諮りいたします。 選挙の方法は、投票、指名推選のいずれの方法といたしましょうか。          (「指名推選」との声あり) ○議長(山下守君) お諮りいたします。 選挙の方法については指名推選により行いたいと思います。これに御異議ありませんか。          〔「異議なし」との声あり〕 ○議長(山下守君) 御異議なしと認めます。よって、選挙の方法は、指名推選によることに決しました。 お諮りいたします。 指名の方法については、議長において指名することにいたしたいと思います。これに御異議ありませんか。          〔「異議なし」との声あり〕 ○議長(山下守君) 御異議なしと認めます。よって、議長において指名することに決しました。 副議長に、池田隆興議員を指名いたします。 お諮りいたします。 ただいま議長において指名いたしました池田隆興議員を副議長の当選人に定めることに御異議ありませんか。          〔「異議なし」との声あり〕 ○議長(山下守君) 御異議なしと認めます。よって、ただいま指名をいたしました池田隆興議員が副議長に当選されました。 ただいま副議長に当選されました池田隆興議員が議場におられますので、本席から会議規則第32条第2項の規定により、当選の旨を告知いたします。 池田隆興議員、当選承諾及び御挨拶をお願いいたします。 ◆23番(池田隆興君) 議長、23番。 ○議長(山下守君) 23番池田隆興議員。 ◆23番(池田隆興君) (登 檀) 先ほどは、皆さん方の温かい御推挙によりまして副議長となることができました。本当に皆さん、ありがとうございました。 前副議長、鈴木さんのかわり、次にということで、私もこの議長にいろいろとついていって、議会、今まで昨年から新しい議員さんも11名おられます。そういった流れの中で、この議会、今から改革すると、いろいろとまた話も出ております。そういったひとつの流れの中に、議長を補佐しながら頑張ってまいりたいと思っております。 そのためには、やはり皆様方の御協力が必要でございます。どうかよろしくお願いいたします。 また、私は議長、それから議員の皆さんの橋渡し役として、いろいろとこれから携わってまいりたいと思っております。 これからの議会運営がスムーズに行きますように努力いたします。皆さんとともに頑張ってまいりたいと思っております。どうかよろしくお願いいたします。本日はまことにありがとうございました。(拍手) ○議長(山下守君) 以上をもって、副議長の選挙を終わります。 暫時休憩いたします。                             午後4時38分 休  憩───────────────────── * ───────────────────                             午後4時39分 再  開 ○議長(山下守君) 再開いたします。 日程第14、議会の閉会中における常任委員会及び議会運営委員会の所管事項等の審査についての件を議題といたします。 地方自治法第109条第8項の規定に基づき、それぞれの常任委員会及び議会運営委員会の所管事項については、議会閉会中もなお継続して審査することにしたいと思います。これに御異議ありませんか。          〔「異議なし」との声あり〕 ○議長(山下守君) 御異議なしと認めます。よって、本件は、さよう決定されました。 以上で、本定例会に付議されました案件の審議は全部終了いたしました。よって、会議規則第7条の規定により、本日で閉会したいと思います。これに御異議ありませんか。          〔「異議なし」との声あり〕 ○議長(山下守君) 御異議なしと認めます。よって、本定例会は、本日で閉会することと決定いたしました。 この際、藏田市長から閉会に当たり、挨拶がありますので、これを許します。 ◎市長(藏田義雄君) 議長、市長。 ○議長(山下守君) 藏田市長。 ◎市長(藏田義雄君) (登 壇) 平成28年第2回東広島市議会定例会の閉会に当たりまして、一言御挨拶を申し上げます。 議員の皆様方には、今月3日の開会以来、本日追加提案をさせていただきました議案を含めまして、全ての議案に対しまして慎重なる御審議をいただき、また適切なる御議決を賜りましたこと、心から厚くお礼を申し上げます。 また、議会におかれましては、先ほど副議長の選任を終えられたところでございます。鈴木前副議長におかれましては、多大なる御尽力を賜り、まことにありがとうございました。 そして、新たに池田副議長が選出されたところでございます。まことにおめでとうございます。新たな体制のもと、引き続き議員各位の御指導御鞭撻を賜りたいと存じますので、よろしくお願いをいたすところであります。 さて、九州や中四国地方の西日本におきましては、梅雨前線の影響によりまして、今週二十日ごろから断続的な豪雨に見舞われているところでございます。 本市におきましても、連日、災害対策本部を設置をいたしておりまして、対応に当たっておるところでありますが、これまでの総雨量は多いところで200ミリ近く達しておりまして、人的被害は出ていないものの、家屋の浸水や法面の崩壊など被災件数は相当な数に上っておるところであります。また、本日からあす未明にかけましても大雨の予報が出ているところでもございます。 今後も引き続き、気を緩めることなく危機管理体制に万全を期し、市民の皆様の生活、生命、財産を守るため、情報収集から避難指示、そして被災後の対応に至るまで、迅速かつ適切に対応してまいる所存でございます。 結びに、来月は参議院議員の通常選挙が控えておりまして、何かとお忙しくなってくるものと存じます。また、これから梅雨が明け、本格的な夏を迎えるに当たりまして、ますます暑さが厳しくなってくるところでございます。 議員の皆様方におかれましては、くれぐれもお体を御自愛いただき、御活躍を賜りますよう御祈念を申し上げて、簡単ではございますが、閉会に当たりましての挨拶とさせていただきます。まことにありがとうございました。 ○議長(山下守君) 挨拶が終わりました。 議員の皆さん、執行部の皆さん、長期間にわたり、大変御苦労さまでございました。 それでは、これにて平成28年第2回東広島市議会定例会を閉会いたします。                             午後4時49分 閉  会───────────────────── * ─────────────────── 以上のとおり会議の経過を記載して、その相違ないことを証するため、地方自治法第123条第2項の規定により、ここに署名する。 東広島市議会議長   山 下   守 東広島市議会議員   大 谷 忠 幸     〃       重 光 秋 治     〃       加 根 佳 基...