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06月09日-01号

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  1. 庄原市議会 2020-06-09
    06月09日-01号


    取得元: 庄原市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-05-31
    令和 2年  6月 定例会(第3回)      令和2年第3回庄原市議会定例会 会議録(第1号)令和2年6月9日(火曜日) 午前10時00分 開会出席議員(20名)      1番 岩山泰憲      2番 田部道男      3番 山田聖三      4番 五島 誠      5番 政野 太      6番 近藤久子      7番 堀井秀昭      8番 宇江田豊彦      9番 福山権二     10番 吉方明美     11番 林 高正     12番 桂藤和夫     13番 徳永泰臣     14番 坂本義明     15番 岡村信吉     16番 赤木忠徳     17番 門脇俊照     18番 竹内光義     19番 横路政之     20番 谷口隆明-----------------------------------説明のため出席した者の職氏名     市長        木山耕三   副市長       大原直樹     副市長       矢吹有司   総務部長      加藤 孝     生活福祉部長    森岡 浩   企画振興部長    花田譲二     環境建設部長    伊本浩之   総務課長      岡本 貢     行政管理課長    加藤武徳   財政課長      中原博明     管財課長      高柴 淳   税務課長      伊吹美智子     収納課長      伊吹美智子  社会福祉課長    酒井繁輝     高齢者福祉課長   下森一克   市民生活課長    毛利久子     保健医療課長    伊吹譲基   企画課長      東 健治     いちばんづくり課長 山根啓荘   農業振興課長    黒木和彦     林業振興課長    掛札靖彦   商工観光課長    足羽幸宏     建設課長      石原博行   建設課主幹     杉谷美和紀     環境政策課長    福光宏彰   都市整備課長    久保隆治     地籍用地課長    藤原洋二   下水道課長     田邊 徹     比和支所長     森繁光晴     教育長       牧原明人   教育部長      片山祐子     教育総務課長    荘川隆則   教育指導課長    東 直美     生涯学習課長    今西隆行     農業委員会事務局長 黒木和彦     水道局長      伊本浩之   水道課長      田邊 徹-----------------------------------職務のため議場に出席した事務局職員の職氏名     事務局長      永江 誠   書記        俵 啓介     書記        谷川祐貴-----------------------------------議事日程 日程第1 会議録署名議員の指名について 日程第2 会期の決定について 日程第3 報告第10号 継続費の逓次繰越しについて(令和元年度庄原一般会計) 日程第4 報告第11号 繰越明許費の繰越しについて(令和元年度庄原一般会計) 日程第5 報告第12号 繰越明許費の繰越しについて(令和元年度庄原公共下水道事業特別会計) 日程第6 報告第13号 繰越明許費の繰越しについて(令和元年度庄原農業集落排水事業特別会計) 日程第7 報告第14号 繰越明許費の繰越しについて(令和元年度庄原浄化槽整備事業特別会計) 日程第8 報告第15号 事故繰越しの繰越しについて(令和元年度庄原一般会計) 日程第9 報告第16号 事故繰越しの繰越しについて(令和元年度庄原農業集落排水事業特別会計) 日程第10 報告第17号 事故繰越しの繰越しについて(令和元年度庄原浄化槽整備事業特別会計) 日程第11 報告第18号 予算の繰越しについて(令和元年度庄原水道事業会計) 日程第12 報告第19号 事故繰越しの繰越しについて(令和元年度庄原水道事業会計) 日程第13 報告第20号 庄原市土地開発公社経営状況について 日程第14 報告第21号 株式会社グリーンウインズさとやまの経営状況について 日程第15 議案第103号 庄原市交通交流施設設置及び管理条例 日程第16 議案第105号 庄原市税条例の一部を改正する条例 日程第17 議案第106号 庄原市重度心身障害者医療費支給条例の一部を改正する条例 日程第18 議案第107号 字の区域の変更について 日程第19 議案第108号 令和2年度庄原一般会計補正予算(第4号) 日程第20 議案第109号 令和2年度庄原市比和財産区特別会計補正予算(第1号)-----------------------------------本日の会議に付した事件 議事日程のとおり-----------------------------------                          午前10時00分 開議 ○宇江田豊彦議長 令和2年第3回庄原市議会定例会を開会いたします。ただいまの出席議員20名です。よって、直ちに本日の会議を開きます。諸般報告については配付しております諸般報告書第1号のとおりです。また、本日の会議におきまして、写真撮影、録音、録画を許可しております。これより日程に入ります。----------------------------------- △日程第1 会議録署名議員の指名について ○宇江田豊彦議長 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。会議規則第88条の規定により、議長において18番、竹内光義議員、19番、横路政之議員をそれぞれ指名いたします。----------------------------------- △日程第2 会期の決定について ○宇江田豊彦議長 日程第2、会期決定の件を議題といたします。お諮りします。今期定例会の会期は本日から6月26日までの18日間といたしたいと思います。これに異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○宇江田豊彦議長 異議なしと認めます。よって、会期は18日間と決定いたしました。----------------------------------- △日程第3 報告第10号 継続費の逓次繰越しについて(令和元年度庄原一般会計) △日程第4 報告第11号 繰越明許費の繰越しについて(令和元年度庄原一般会計) △日程第5 報告第12号 繰越明許費の繰越しについて(令和元年度庄原公共下水道事業特別会計) △日程第6 報告第13号 繰越明許費の繰越しについて(令和元年度庄原農業集落排水事業特別会計) △日程第7 報告第14号 繰越明許費の繰越しについて(令和元年度庄原浄化槽整備事業特別会計) △日程第8 報告第15号 事故繰越しの繰越しについて(令和元年度庄原一般会計) △日程第9 報告第16号 事故繰越しの繰越しについて(令和元年度庄原農業集落排水事業特別会計) △日程第10 報告第17号 事故繰越しの繰越しについて(令和元年度庄原浄化槽整備事業特別会計) △日程第11 報告第18号 予算の繰越しについて(令和元年度庄原水道事業会計) △日程第12 報告第19号 事故繰越しの繰越しについて(令和元年度庄原水道事業会計) ○宇江田豊彦議長 日程第3、報告第10号、継続費の逓次繰越しの件から日程第12、報告第19号、事故繰越しの繰越しの件までを一括議題といたします。市長から報告を求めます。報告第10号、報告第11号については、財政課長。 ◎中原博明財政課長 議案集の63ページをお開きください。報告第10号、継続費の逓次繰越しについて、令和元年度継続費逓次繰越額が確定いたしましたので、地方自治法施行令第145条第1項の規定により、御報告いたします。65ページが一般会計継続費繰越計算書となります。4款2項、新焼却施設整備事業につきましては、平成30年度から令和3年度までの4年間の継続費を設定し、整備を進めておりますが、継続費総額47億6,883万円のうち、令和元年度の予算計上額5億2,363万2,000円から元年度での支出済み額を差し引いた残額の1億3,481万2,400円を翌年度に繰り越すもので、財源内訳は記載のとおりでございます。続いて、67ページ、報告第11号、繰越明許費の繰越しについて、令和元年度、一般会計繰越明許費の翌年度への繰越額が確定しましたので、地方自治法施行令第146条第2項の規定により御報告いたします。69ページからが繰越計算書となります。繰越事業は2款1項の総務一般管理事業から、70ページ、11款2項まで全30事業ございます。表中見出しの金額の欄は、令和元年度において既に御議決をいただいております繰越限度額で、その額から3月31日までに支出負担行為をなし、出納整理期間中で支出した額などを差し引いた額が翌年度繰越額であり、70ページ、最下段にございますが、繰越額合計は36億226万円でございます。では、69ページにお戻りをいただき、繰越事業の概要及び繰越理由等について、30事業のうち、繰越額が5,000万円以上の11の事業に絞って御説明いたします。なお、財源内訳につきましては説明を省略をさせていただきますので、あらかじめ御了承ください。まず、69ページ上から3つ目、交通交流施設整備事業では、備後庄原駅改修において、JR電柱の支障移転の遅延などによりまして、本年8月の完了予定としております。8款2項の災害防除事業では、地元要望により冬場の交通規制が行えなかったことにより、庄原高線など6路線について、年度内完了が困難となったもので、令和3年3月を完了予定としております。橋梁維持事業では、小奴可駅前線の架設橋借り上げ及び市場橋など4橋梁の長寿命化修繕工事について、交通規制の時期、方法について、地元協議に日数を要したため繰り越したもので、令和3年3月を完了予定としております。続いて70ページをお願いいたします。同じく8款2項の地方創生道整備推進交付金事業では夜灯線など8路線及びその下の社会資本整備総合交付金事業では、絞り中原線など3路線について、いずれも通行規制協議に日数を要したことによりまして、完了予定は令和3年3月をそれぞれ見込んでおります。続きまして8款5項の都市再生整備事業では、庄原小学校線など3路線及び庄原駅前広場周辺整備事業において、地域住民協議による通行規制により工事の年度内完了が困難となり、令和3年3月を完了予定としております。同じく8款5項の土地区画整理事業では、駅前新庄線整備下水道移転補償において、広島県との工事調整などに不測の日数を要したため、令和3年3月を完了予定としております。10款2項及び3項の小学校・中学校施設整備事業では、ギガスクール構想実現に向けた令和元年度の国の補正予算に伴い、校内LAN整備工事として、令和2年3月補正で御承認いただいたもので、令和3年2月を完成予定としております。最後になりますが、11款1項から2項まで各種災害復旧事業につきましては、工事箇所が地域的に集中したことによりまして、労働者の手配整備に不測の日数を要したことなどを事由として繰り越したもので、完了は令和3年3月をそれぞれ見込んでおります。報告10号、11号の説明は以上でございます。 ○宇江田豊彦議長 報告第12号から報告第14号については、下水道課長
    田邊徹下水道課長 議案集71ページをお開きください。報告第12号、繰越明許費の繰越しについてでございます。庄原市公共下水道事業特別会計繰越明許費の繰越しについて御報告いたします。73ページをお開きください。繰越計算書でございます。令和元年度庄原公共下水道事業特別会計繰越明許費繰越計算書、単位は円でございます。2款1項、公共下水道事業の繰越額1億3,589万円につきましては、財源は記載のとおりでございます。主な事業としましては、庄原浄化センター更新工事に係る日本下水道事業団への建設工事委託、また、美湯ハイツ内の管路更生工事などでございまして、主な繰越理由につきましては、施設改修に伴う機器類の作成に不測の日数を要したこと、また、災害復旧に伴いまして、労務者の不足に伴う工期の調整などによるもので、令和2年12月28日の完成を目指しているところでございます。報告第12号の説明は以上でございます。続きまして、75ページをお開きください。報告第13号でございます。令和元年度庄原農業集落排水事業特別会計繰越明許費の繰越しについて御説明いたします。繰越計算書については、77ページをお開きください。2款1項、施設管理事業の75万円の繰越につきましては、平成30年7月豪雨災害により被災した庄原市市町金佐谷5号農道に布設されておりました管路の復旧工事で、財源は一般財源でございます。災害復旧工事に伴う労務者の不足による工期の調整により繰り越すもので、令和3年3月の完成を見込んでいるところでございます。続きまして、79ページをお開きください。報告第14号、令和元年度庄原浄化槽整備事業特別会計繰越明許費の繰越しについて御説明いたします。繰越計算書につきましては、81ページでございます。81ページをお開きください。2款1項、施設管理事業990万円の繰越につきましては、西城市街地で実施しております排水管路布設工事で、財源については記載のとおりでございます。工事に伴いまして、水道施設の移設などの調整等に不測の日数を要したこと、災害復旧工事に伴う労務者の不足による工期の調整のため繰り越すもので、令和2年6月末の完成を見込んでいるところでございます。報告第12号、13号、14号についての説明は以上でございます。 ○宇江田豊彦議長 報告第15号については、財政課長。 ◎中原博明財政課長 続きまして83ページをお開きください。報告第15号では、事故繰越しの繰越しについて、令和元年度の繰越額について、地方自治法施行令第150条第3項の規定に基づき、報告をいたします。事故繰越につきましては、歳出予算の経費のうち、年度内に支出負担行為をし、避けがたい事故のため年度内に支出を終わらなかったものは、これを翌年度に繰り越して使用できるとしておるものでございます。それでは85ページの令和元年度庄原一般会計事故繰越繰越計算書に記載しております繰越事業は、2款1項の総務一般管理事業から11款2項、現年公共災害復旧事業までの10事業、翌年度繰越額は合計7億8,575万1,000円で財源内訳は記載のとおりでございます。繰越理由につきましては、平成30年7月豪雨災害に伴う労務者不足による入札不調や今般の新型コロナウイルス感染症拡大による物品納期の延期が主なもので、完了予定はいずれも令和3年3月を見込んでおります。報告第15号の説明は以上でございます。 ○宇江田豊彦議長 報告第16号、報告第17号については、下水道課長。 ◎田邊徹下水道課長 87ページをお開きください。報告第16号、令和元年度庄原農業集落排水事業特別会計事故繰越しの繰越しについて御報告いたします。めくっていただきまして、89ページ、事故繰越繰越計算書でございます。2款1項、農業集落排水事業、593万1,000円の繰越しは、川手地区農業集落排水施設の4号マンホールポンプ制御盤更新工事で、財源については記載のとおりでございます。地元協議に対応するため設計変更が生じ、発注準備に不測の日数を要したこと、災害復旧に伴う労務者不足による工期の調整のため繰り越すもので、令和2年9月末の完成を見込んでおるところでございます。続きまして、91ページをお願いいたします。報告第17号、令和元年度庄原浄化槽整備事業特別会計事故繰越しの繰越しについて御報告いたします。めくっていただきまして、93ページ事故繰越繰越計算書でございます。2款1項、施設管理事業、1,146万8,000円の繰越につきましては、西城市街地排水路布設工事に伴う水道施設移転補償費で、財源につきましては一般財源でございます。移設工事において、水道施設の移設などの調整等に不測の日数を要したこと、災害復旧工事に伴う労務者不足による工期の調整のため繰り越すものでございまして、令和2年6月末の完成を見込んでおるところでございます。報告第16号、17号についての説明は以上でございます。 ○宇江田豊彦議長 報告第18号、報告第19号については、水道課長。 ◎田邊徹水道課長 報告第18号、予算の繰越しについて御報告いたします。議案集の95ページをお願いいたします。令和元年度庄原水道事業会計予算の繰越額が確定いたしましたので、地方公営企業法第26条第3項の規定により御報告するものでございます。繰越計算書につきましては、97ページをお開きください。令和元年度庄原水道事業会計予算繰越計算書、単位は円でございます。1款1項、駅前土地区画整理事業に伴う配水管支障移転工事につきましては、移転工事費700万円の繰越につきましては、財源については記載のとおりでございます。また、繰越の原因につきましては備考欄にもありますとおり、駅前土地区画整理事業工期延長によるもので、完成予定は令和2年6月末を見込んでおるところでございます。次に国道183号線配水管支障移転工事につきまして、806万5,000円の繰越につきましては、国道183号線の道路改良工事工期延長によるもので、完成予定は令和2年10月末を、最下段の市街地排水路設置工事に伴う配水管支障移転工事1,034万8,000円につきましては、市街地管路布設工事工期延長に伴うもので、配水管の移設工事において仮設工事などの調整等に不測の日数を要したことなどにより繰り越すもので、完成予定は令和2年6月末を予定しておるところでございます。事業費の総額2,541万3,000円を繰り越すものでございます。報告第18号の説明は以上でございます。続きまして、報告第19号、99ページをお開きください。予算の繰越しについて御報告いたします。令和元年度庄原水道事業に係る事故繰越しの繰越額が確定いたしましたので、地方公営企業法第26条第3項の規定により御報告するものでございます。繰越計算書につきましては、101ページをお開きください。1款1項、営業費用の繰越額の内訳につきましては、水道料金減免不承認取消請求控訴事件弁護士費用でございまして、予算計上した44万円のうち報酬金として22万円を繰り越すもので、係争が令和2年度まで継続したことにより繰り越すものでございます。次に、庄原市水道(高野地区)給水計画検討業務委託379万5,000円につきましては、委託業者が新型コロナウイルス対策のため、業務を一時停止したことなどによる工期延長に伴い繰り越すもので、完成予定は令和2年9月30日を見込んでおるところでございます。繰越額の総額につきましては401万5,000円でございます。報告第19号の説明は以上でございます。 ○宇江田豊彦議長 これより質疑に入ります。質疑ありませんか。坂本義明議員。 ◆14番(坂本義明議員) 先ほどの説明の中で、最後の101ページの水道料金減免不承認処分の件ですけれども、これはいつの事案で、どういう内容だったのかお教え願えますか。 ○宇江田豊彦議長 答弁。水道課長。 ◎田邊徹水道課長 水道料金減免不承認処分取消請求事件につきましては、もともとは平成29年度の減免不承認について取り消し請求を行われたものが、令和元年11月16日に、取り消し請求については、却下することで判決が出ておったものを、令和元年の12月において、これについて控訴を相手方がされております。これについて最終の口頭弁論が令和2年3月に行われ、令和2年度において判決の言い渡しをされるということで、現在継続中ということでございます。 ○宇江田豊彦議長 他にありませんか。坂本義明議員。 ◆14番(坂本義明議員) 事案がわかりにくいので、想像するに、水越の凍結した水道が出た話だろうと思って質問したのですけれども、事案を簡単でいいので。 ○宇江田豊彦議長 答弁。水道課長。 ◎田邊徹水道課長 こちらにつきましては、平成28年度の1月の寒波の影響によりまして、木戸町で凍結、宅内の配管が凍結破損し、大量の水が漏水したということでございます。それに対して水道料金については減免をしないということで対応しておりましたところ、それについて減免を承認しなかったことに対して取り消しの請求の裁判を起こされたものでございます。 ○宇江田豊彦議長 他にありませんか。田部道男議員。 ◆2番(田部道男議員) 明許繰越から事故繰越まで膨大な量の繰越を報告を受けたわけでありますが、この事業でくくってありますが、災害復旧とか道路工事あたりのそれぞれの工事個所ということになるともう相当な数になろうと思うのですが、これが本当に年度内にこの報告のうちに完了できるという見通しを持っておられるということですが、そこら辺の状況、さらに繰越をせざるを得ないような状況も、ことしの状況ですからあるのではないかと思いますが、そこら辺の見通しと既収入特定財源、未収入特定財源があるわけですが、これらは見通しどおりに入るということだと思いますが、そこらの手続等も含めて、どういう状況か説明いただければ。 ○宇江田豊彦議長 答弁。財政課長。 ◎中原博明財政課長 繰越・事故繰り全般に対する御質問であろうと存じます。繰越の工期につきましては、原則、令和3年3月を見込んでおります。ただ、議員御指摘のとおり、事案によっては災害復旧等につきましては、繰越明許したものを事故繰りになる可能性も現時点では否定できないわけではないということでございますが、現在のところでは、令和3年3月の完成を目指しております。また、既収特財のものでございますが、これにつきましては、もう既に5月までに収入したものを既収特財として計上しております。小規模崩壊地であれば、分担金、また、災害に関する分担金につきまして、既に収入をしておるものでございますので、これについては、もう5月末までで収入済みのものということで御理解を賜りたいと存じます。 ○宇江田豊彦議長 建設課長、追加しての答弁がありますか。建設課長。 ◎石原博行建設課長 事故繰越につきましてはもう最終年度ということで、本年度末をもって完了させるようにいたします。それから繰越につきましては、市単独の事業でなく国庫補助事業でございますので、これも事故繰越という制度もございますが、年度内に完成させるように努力をしてまいります。 ○宇江田豊彦議長 他にありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○宇江田豊彦議長 なしと認め、質疑を終結し、報告を終わります。----------------------------------- △日程第13 報告第20号 庄原市土地開発公社経営状況について △日程第14 報告第21号 株式会社グリーンウインズさとやまの経営状況について ○宇江田豊彦議長 日程第13、報告第20号、庄原市土地開発公社経営状況の件から、日程第14、報告第21号、株式会社グリーンウインズさとやまの経営状況の件までを一括議題といたします。市長から報告を求めます。報告第20号については、管財課長。 ◎高柴淳管財課長 報告第20号、庄原市土地開発公社経営状況についてでございます。庄原市土地開発公社令和元年度の決算及び令和2年度の事業計画を定めましたので、地方自治法第243条の3第2項の規定により御報告申し上げます。現在、庄原市土地開発公社は土地等の財産を保有しておりませんので、今回報告させていただく決算・予算につきましては、主に事務的な経費についてとなっております。それでは、別冊をごらんください。まず、令和元年度決算でございます。表紙をめくっていただき、1ページをお開きください。1、事業報告の(1)事業に関する事項でございますが、用地取得事業の実施はございませんでした。(2)理事会に関する事項、(3)庶務に関する事項は記載のとおりでございます。次に収支決算でございます。2ページをお開きください。収益的収入でございますが、1款事業外収益は8万1,501円の決算額となっております。内訳といたしまして、1項1目の受取利息は、定期預金利息の501円でございます。次の2項1目1節の庄原市からの事務費補助金は8万1,000円でございます。次に3ページをお開きください。収益的支出でございます。1款、販売費及び一般管理費でございます。これは開発公社の事務経費でございまして、8万2,437円の決算額でございます。内訳は、1項1目1節の報酬から6節の公租公課まで、それぞれ記載のとおりでございます。この結果、収益的収入決算額8万1,501円から収益的支出決算額8万2,437円を差し引いた936円が当期純損失となりまして、4ページにあります損益計算書の中で掲載をさせていただいております。5ページ以降に貸借対照表ほか関係諸表を添付しておりますが、説明を省略させていただきます。めくっていただきまして、10ページをお開きください。こちらに監査意見書を添付いたしております。監査委員から適正かつ正確に処理されているとの御意見をいただいております。続きまして、令和2年度予算の説明をいたします。表紙をめくっていただき、1ページをお開きください。第2条といたしまして、収益的収入及び支出を12万5,000円計上いたしております。令和2年度につきましても保有している土地及び新規用地の購入予定がございませんので、事務的経費のみの予算となっております。2ページの予算実施計画で内容を御説明いたします。まず収入の部、1款、事業外収益は、1項1目、受取利息として1,000円。次の2項1目、運営費補助金といたしまして、庄原市からの運営費補助金12万4,000円を計上し、収入の合計は12万5,000円となっております。下段、支出の部、1款1項1目、販売費及び一般管理費は12万5,000円で、事務的経費及び法人市民税等を計上いたしております。次の3ページ目以降に、令和2年度におけます予定貸借対照表ほか関係諸表を添付いたしておりますが、説明のほうを省略させていただきます。以上、簡単ではございますが、庄原市土地開発公社経営状況について報告を終わらせていただきます。よろしくお願いいたします。 ○宇江田豊彦議長 報告第21号については、商工観光課長。 ◎足羽幸宏商工観光課長 それでは、報告第21号、株式会社グリーンウインズさとやまの経営状況について御説明申し上げます。別冊となっております報告第21号をごらんください。株式会社グリーンウインズさとやまが第27期の決算及び第28期の事業計画を定めましたので、地方自治法第243条の3第2項の規定により、経営状況につきまして概要を御説明いたします。最初に経営状況の概要シートをつけておりますので、おめくりいただいてごらんください。株式会社グリーンウインズさとやまにつきましては、平成6年3月10日に設立され、資本金は1億円で市の出資額は6,000万円、出資割合は60%となっております。事業内容は国営備北丘陵公園の運営維持管理業務等でございます。次に平成31年4月1日から令和2年3月31日までの第27期営業報告でございますが、営業報告書、めくっていただきまして、2ページをお開きください。主な事業につきましては、国営備北丘陵公園の運営維持管理業務、同公園内における物販飲食業務、かんぽの郷庄原売店への商品納入及び朝市の開催、食彩館しょうばらゆめさくらの指定管理者として運営管理業務、同施設内のレストラン花ほぼろの営業、国営公園内外での植栽工事や植栽管理の受託でございます。なお、株式の状況、会議の状況、社員の状況、営業年度の取締役及び監査役の氏名につきましては、5ページから7ページに記載しておりますので御一読ください。次に決算報告につきまして御説明申し上げます。9ページ貸借対照表をお開きください。令和2年3月31日現在、資産合計及び負債、純資産合計はいずれも2億4,177万9,258円でございます。資産の部、流動資産は1億7,985万8,273円で、現金・預金から貸倒引当金までは記載のとおりでございます。固定資産につきましては、6,192万985円でございます。負債の部の流動負債は2,410万7,309円で、買掛金から預り保証金までは記載のとおりでございます。固定負債につきましては733万8,105円で、負債合計3,144万5,414円でございます。純資産の部の資本金は1億円。利益剰余金は1億1,033万円3,844円。このうち利益準備金194万円、その他利益剰余金1億839万3,844円となっており、純資産合計は2億1,033万3,844円でございます。なお、株主資本等変動の詳細につきましては、12ページの株主資本等変動計算書を御参照ください。続きまして10ページの損益計算書でございますが、総売上高が6億9万32円でございます。これに対し、売上原価は1億1,554万1,377円で、売上総利益は4億8,454万8,655円でございます。販売費及び一般管理費の詳細につきましては11ページにございますが、役員報酬以下雑費まで記載のとおりで、合計4億9,086万7,581円であり、営業損失は631万8,926円でございます。営業外収益は848万8,022円で、経常利益は216万9,096円でございます。これに特別利益を足しますと、税引前期純利益は266万7,515円となり、法人税等控除後の当期純利益は137万5,615円となっております。続きまして16ページ以降の第28期事業計画収支計画でございます。事業計画につきましては、記載のとおりでございますのでお目通しいただきたいと存じます。事業収支計画につきましては18ページにございます。総売上高は4億9,278万円。売上原価は8,359万円を計上しております。一般管理費につきましては4億6,130万円の計上でございます。営業利益はマイナス5,211万円。営業外損益は1,445万円で、経常利益はマイナス3,766万円を計上しております。以上で株式会社グリーンウインズさとやまの経営状況の説明を終わります。 ○宇江田豊彦議長 これより質疑に入ります。質疑ありませんか。五島誠議員。 ◆4番(五島誠議員) 1点お伺いをいたします。グリーンウインズさとやまの経営状況について先ほど御説明いただいたのですけれども、1点、フグの養殖の2年間が終わったということで、この中にもまとめを行われたと書いてあるのですけれども、その実験結果を踏まえて、今後どのようにされるのか。それから、収支計画の中にもフグの雑売上ということで計上があるのですけれども、どういうふうに最後処理をされていくのかということについてお伺いしておきたいと思います。 ○宇江田豊彦議長 答弁。商工観光課長。 ◎足羽幸宏商工観光課長 御質問にお答えします。トラフグ養殖の実験についての御質問でございますけれども、この実験につきましては、平成29年11月から開始をされまして、昨年度で2年間の実験を終了されておられます。この間、養殖技術等のデータを取りまとめられておりまして、グリーンウインズが、今後、直ちに実用化をされるということではございませんけれども、今後、市内の事業者、グリーンウインズも含めまして、事業実施をされる場合にデータ等の状況を取りまとめて提供できる準備を整えられていると聞いておるところでございます。 ○宇江田豊彦議長 他にありませんか。田部道男議員。 ◆2番(田部道男議員) お聞きいたしますが、グリーンウインズの社長が代わられたように聞くわけですが、そこについての状況と、令和2年度の事業収支計画が売上が落ちている。経常利益、営業利益、以下、赤字体質ということですが、全部の集客的なことを事業の主体に置いている他の三セクも同様なことだろうと思うわけでありますが、市の関与する三セクがこういったマイナス体質からどういった形で復旧させるという方策について、一番大株主の50%以上の株を所有してる市でありますから、そこら辺の考えですね、どういった形で従来の雇用が維持できたり、地域の活性化につながったりできるための方策を念頭に置かれているのかというところを2点目に聞いておきたいと思います。3点目に、コロナウイルスの感染症支援がいろいろあるわけですが、これらについて市の独自の対策を考えているのか、あるいは、国県のいろんな方策がつながって、経営の継続に寄与できるような状況にあるのかどうか、3つについて聞きましたたが、それぞれお聞かせいただければと思います。 ○宇江田豊彦議長 答弁。商工観光課長。 ◎足羽幸宏商工観光課長 3点の御質問にお答えいたします。まず、グリーンウインズさとやまの社長の交代の件でございますけれども、先日、開催をされました総会で承認をされまして、社長が交代をされておられます。続きまして2点目の売り上げが落ちている、それに対する方策という御質問でございますけれども、グリーンウインズさとやまにつきましては、主には国営備北丘陵公園の維持業務ということで受託をされておられます。今回、コロナウイルス感染症拡大ということで、例年ですとゴールデンウィークも含めて10万人程度来られる予定だった入場者が来られないということで、厳しい収支の計画を立てられておられます。今後につきましては、これをプラスに持っていくということで、今後開催されますイベントでの集客を図るということで、例えば、イルミネーションの期間を延長するなどの方策を取られたり、自主事業でされるイベントでの集客ということで収益を確保したいと考えておられるということでございます。市といたしましても、そうした集客につながるPR等の協力をさせていただきたいと考えております。続いて3点目のコロナウイルス感染症に関する独自の支援につきましてでございます。国県等では雇用を守るための支援制度を展開されておられまして、市といたしましても独自策といたしまして応援給付金、また、企業が感染拡大防止に取り組まれる取り組みに対する補助等の展開をいたしておりますし、さらには雇用を守るという点では、社会保険労務士の相談会を市内で独自で展開をしているのに加えまして、先般、御議決いただきましたけれども、県の雇用調整助成金の支援事業にも取り組んでおりますので、そうした取り組みをぜひ利用いただくように、第三セクターだけということではなくて、市内の事業者の方に利用していただいて支援をしてまいりたいと考えております。 ○宇江田豊彦議長 他にありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○宇江田豊彦議長 なしと認め、質疑を終結し、報告を終わります。----------------------------------- △日程第15号 議案第103号 庄原市交通交流施設設置及び管理条例宇江田豊彦議長 日程第15号、議案第103号、庄原市交通交流施設設置及び管理条例を議題といたします。市長から提案理由の説明を求めます。市民生活課長。 ◎毛利久子市民生活課長 議案集49ページをお開きください。御上程いただきました議案第103号、庄原市交通交流施設設置及び管理条例案につきまして、御説明申し上げます。この条例案は、52ページの提案理由にございますとおり、庄原市交通交流施設を設置するため、新たに設置及び管理条例を制定しようとするものでございます。それでは条例案について説明いたします。49ページにお戻りください。第1条の設置では、公共交通利用者の利便性及び満足度の向上、並びに交通発着拠点を活用した市民交流を促進するため、地方自治法第244条の規定に基づき庄原市交通交流施設を設置するとしております。第2条の名称及び位置では、名称を庄原市交通交流施設備後庄原駅舎とし、位置を庄原市中本町二丁目13番1号としております。第3条の休館日及び第4条の開館時間につきましては、51ページの別表第1のとおり、待合・休憩ロビーにつきましては無休とし、開館時間を7時から21時まで。地域交流室1会議室及び地域交流室2多目的スペースにつきましては、休館日を12月29日から翌年の1月3日までとし、開館時間を9時から21時までとしております。49ページに戻っていただきまして、第5条は使用の許可を、第6条では使用の制限を、めくっていただきまして50ページ、第7条では使用料を定めております。使用料につきましては、51ページの別表第2において規定しております。貸し室として使用料を徴収いたしますのは、地域交流室1会議室と地域交流室2多目的スペースの2室でございまして、一般使用の場合は無料とし、営利・宣伝等での使用の場合は、施設使用料及び冷暖房使用料を表に記載のとおりとしております。次に第8条では使用料の減免を、第9条では使用料の不還付を、第10条では使用許可の取り消しを、第11条では使用権の譲渡等の禁止を、第12条では特別な設備の制限を、第13条では原状回復の義務を、51ページ、第14条では損害賠償の義務を、第15条では責任をそれぞれ定め、第16条は条例の施行に関する委任事項でございます。附則といたしまして、この条例は公布の日から起算して6月を超えない範囲において規則で定める日から施行するとしております。議案第103号の説明は以上でございます。御審議の上、御議決いただきますようお願いいたします。 ○宇江田豊彦議長 これより質疑に入ります。質疑ありませんか。五島誠議員。 ◆4番(五島誠議員) こちらの条例については新規条例ということなので後ほど付託ということもあると思うのですけれども、1点だけ確認させてください。第1条、設置のところで公共交通利用者の利便性及び満足度の向上ということと、交通発着拠点を活用した市民の交流を促進するためという目的が2個あるわけなのですけれども、具体的に以前あった庄原の駅舎であったり、バスのほうで言ったら今あるバスセンターですか、そういったものを一緒に、隣り合わせというかそういった形でやることによって、いかに利便性や満足度が今と比べてどのようによくなっていくのかというところについて、概念的で結構ですのでお伺いしたいと思います。 ○宇江田豊彦議長 答弁。市民生活課長。 ◎毛利久子市民生活課長 利便性・満足度の向上等々、現状よりどのようによくなるのかという御質問であろうかと思います。現在も駅舎の近くにバスセンターがあるのではございますが、道路を渡ってバスへの乗り継ぎまたは逆になろうかと思います。今後は、駅舎の中でバス、JRの利用の乗り継ぎがスムーズにいくとともに、駅前にタクシー、または送迎の自家用車が待機ができるようになっておりますので、乗り継ぎ加えて、送迎のほうもスムーズにいくものではないかと考えております。 ○宇江田豊彦議長 他にありませんか。坂本義明議員。 ◆14番(坂本義明議員) 使用料のことについてお聞きしたいと思います。地域交流室1の会議室、多目的スペース等が施設の使用料は無料、冷暖房も無料となっておりますが、新しい施設でありますから、今後の考え方とも絡めてお聞きしたいのですが、こういう新しい施設をつくられる場合に施設の利用料は無料としても仕方ないと思いますけれども、冷暖房ぐらいはそんなに大きな金額ではないし、借りるほうもお金のかかることでもあるけれども、そのぐらいは負担しても当たり前ではないかというような感覚があるのですけれども、この理由についてお聞きしたいと思います。 ○宇江田豊彦議長 答弁。市民生活課長。 ◎毛利久子市民生活課長 使用料についてお答えをいたします。この使用料の設定につきましては、本市の他の貸し室等の事業に倣い、一般使用については無料、営利・宣伝等での使用は有料としておるところでございます。この施設につきましては、設置目的にもありますように市民交流の促進ということを目的としております。気軽に使って頂き、しっかり活用していただけるよう一般使用については無料としたところでございます。 ○宇江田豊彦議長 他にありませんか。坂本義明議員。 ◆14番(坂本義明議員) 改めてお聞きしますが、冷暖房費ぐらいは、今から新しいものをつくる場合に、負担してもらってもいいように私は思うのですが、これについては改めてお聞きしたい。例えば、市民会館もできますが、そういうのも全てそういうような感覚でやられるのかを改めてお聞きしたいと思います。 ○宇江田豊彦議長 答弁。市民生活課長。 ◎毛利久子市民生活課長 この駅舎の施設につきましては、先ほども申し上げましたように、いかに市民の方にしっかり使っていただくかという部分では、冷暖房も含めて無料と考えているところでございます。 ○宇江田豊彦議長 他にありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○宇江田豊彦議長 なしと認め、質疑を終結をいたします。お諮りします。本案は、教育民生常任委員会に付託して審査をしたいと思います。これに異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○宇江田豊彦議長 異議なしと認めます。よって、教育民生常任委員会に付託し審査することに決定いたしました。----------------------------------- △日程第16 議案第105号 庄原市税条例の一部を改正する条例 ○宇江田豊彦議長 日程第16、議案第105号、庄原市税条例の一部を改正する条例を議題といたします。市長から提案理由の説明を求めます。税務課長。 ◎伊吹美智子税務課長 議案集の55ページでございます。御上程をいただきました議案第105号、庄原市税条例の一部を改正する条例案につきまして御説明申し上げます。本議案は地方税法等の一部を改正する法律が令和2年4月30日に公布され、同日施行されたことに伴い、新型コロナウイルス感染症及びその蔓延防止のための措置が納税者等に及ぼす影響の緩和を図るため、庄原市税条例の一部を改正しようとするものでございます。それでは別冊の参考資料、新旧対照表によりまして御説明いたします。参考資料3ページをごらんください。第1条による改正でございます。附則第10条、固定資産税の課税標準に係る読みかえ規定でございます。中小事業者等に対する新型コロナウイルス感染症が及ぼす影響の緩和策として、新たに設けられた地方税法附則第61条、第62条を追加するものでございます。続いて、附則第10条の2でございますが、先ほどの読みかえ規定に追加した法附則第62条がわがまち特例となるため、第16項を追加し割合を零と規定するものでございます。これは新型コロナウイルス感染症等の影響を受けながらも新規に設備投資を行う中小事業者等への支援策であり、認定先端設備等導入計画に従って取得した事業用家屋及び構築物に対する3年度に限る固定資産税の課税標準の特例でございます。続いて附則第15条の2、軽自動車税の環境性能割の非課税でございますが、消費増税に伴う臨時的措置として令和2年9月30日までとしておりましたものを6カ月延長し、令和3年3月31日までとするものでございます。続いて附則第24条でございますが、地方税法附則第59条第3項、徴収猶予の特例において準用している法第15条の2第8項に、徴収猶予の申請に不備がある場合の提出期限を地方団体の条例に定めると規定しているため、市税条例第9条第7項を準用し20日間と定めるものでございます。1枚めくっていただいて4ページ、第2条による改正でございます。第34条の7、寄附金税額控除でございますが、文化芸術及びスポーツ活動への支援として、政府の自粛要請等を踏まえてイベントを中止した主催者等に対し、チケット等を購入したものがその払い戻しを受けることを辞退した場合、地方税法第314条の7第1項第3号の寄附金税額控除に該当するとみなすという特例が地方税法に創設されたことを受け、地方税法第314条の7第1項第3号に規定する、所得税法第78条第2項第2号及び第3号並びに租税特別措置法第41条の18の2第2項を第3号として追加し、あわせて字句等を整備するものでございます。なお、第3号の追加により、令和3年1月1日以降、市内に事務所または事業所を有する社会福祉法人、公益社団法人、県知事が認定の学校法人等への寄附金額につきまして、申告により市民税所得割に対する寄附金税額控除の適用を受けられることとなります。5ページ中段、附則第25条に文部科学大臣が指定した行事のうち市長が指定するものに対し、チケット等の払い戻しを放棄した場合の市民税に対する寄附金税額控除の特例を新たに規定いたしております。文部科学大臣が指定の全ての行事を指定する予定としております。続いて、附則第26条でございますが、新型コロナウイルス感染症等の影響による住宅建設の遅延等により、令和2年3月31日までに入居できなかった場合でも、一定の要件を満たすときは期限内に入居したものと同様の住宅ローン控除が受けられるよう適用要件の弾力化が図られ、令和15年度とあるのは令和16年度とするものでございます。なお、このたびの改正に伴う影響額でございますが、第1条による改正につきましては、中小事業者等の収入申告に基づくもの、これから取得されるものに対する特例でございますので影響額を見込むことは困難でありますが、新型コロナウイルス感染症対策地方税減収補てん特別交付金及び軽自動車税減収補てん特例交付金により全額補てんされることとなっております。第2条による改正につきましても特例適用される対象者が絞れず、附則第25条及び第26条ともに影響額を見込むことは困難でございますが、附則第26条の住宅借入金等特別控除額の特例適用に係るものにつきましては、個人住民税減収補てん特例交付金により全額補てんされます。特例以外の寄附金税額控除に係る市民税への影響額は、令和4年度から影響が出ることとなりますが、令和元年度及び2年度の申告をもとに試算し、約50万円の減収となる見込みでございます。最後に改正附則でございますが、この条例は公布の日から施行し、令和2年4月30日から適用することとし、第2条による改正につきましては、令和3年1月1日から施行することとしております。以上で議案第105号の説明を終わります。御審議いただき、御議決賜りますようよろしくお願いいたします。 ○宇江田豊彦議長 これより質疑に入ります。質疑ありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○宇江田豊彦議長 なしと認め、質疑を終結いたします。お諮りします。本案は委員会付託を省略したいと思います。これに異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○宇江田豊彦議長 異議なしと認めます。よって、委員会付託を省略することに決定いたしました。これより討論に入ります。討論ありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○宇江田豊彦議長 なしと認め、討論を終結いたします。これより議案第105号を採決いたします。お諮りします。本案の賛否について投票ボタンを押してください。     〔投票〕 ○宇江田豊彦議長 投票を終了いたします。投票結果を報告します。投票総数19人、賛成19人、以上のとおり賛成全員であります。よって、議案第105号は原案のとおり可決されました。----------------------------------- △日程第17 議案第106号 庄原市重度心身障害者医療費支給条例の一部を改正する条例 ○宇江田豊彦議長 日程第17、議案第106号、庄原市重度心身障害者医療費支給条例の一部を改正する条例を議題といたします。市長から提案理由の説明を求めます。保健医療課長。 ◎伊吹譲基保健医療課長 議案集の57ページをお開きください。御上程をいただきました議案第106号、庄原市重度心身障害者医療費支給条例の一部を改正する条例案について御説明申し上げます。本議案は58ページの提案理由にもありますとおり、人工呼吸器等装着者であって特別な事情があると市長が認めたときは、所得制限を適用せず医療費の受給対象者とするため、所要の改正を行おうとするものでございます。この改正は、本事業の特定財源である広島県の福祉医療費公費負担事業費補助金交付要綱が、人工呼吸器等の生命の維持に欠くことができない装置を継続して常時装着する必要があり、日常生活動作が著しく制限されるものを介助する世帯について、他の疾患と比較して経済的負担が大きいことなどから改正されたことに準ずるものでございます。それでは改正内容につきまして、新旧対照表によりまして御説明を申し上げます。新旧対照表の7ページをお開きください。第5条第3項においては、第1号第2号の規定により所得の額が超えるときは、支給しないことにしていますが、下線部を追加し、人工呼吸器等装着者であって特別な事情があると市長が認めたときは、所得制限を適用しないこととするものでございます。最後に附則において、この条例は公布の日から施行し、この条例による改正後の庄原市重度心身障害者医療費支給条例の規定は、令和2年4月1日から適用するとしております。なお、現在対象となる障害での身体障害者手帳所持者のうち、所得制限の適用となる世帯はございませんでした。説明は以上でございます。御審議の上、御議決賜りますようお願いします。 ○宇江田豊彦議長 これより質疑に入ります。質疑ありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○宇江田豊彦議長 なしと認め、質疑を終結いたします。お諮りします。本案は委員会付託を省略したいと思います。これに異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○宇江田豊彦議長 異議なしと認めます。よって、委員会付託を省略することに決定いたしました。これより討論に入ります。討論ありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○宇江田豊彦議長 なしと認め、討論を終結いたします。これより議案第106号を採決いたします。お諮りします。本案の賛否について、投票ボタンを押してください。     〔投票〕 ○宇江田豊彦議長 投票を終了いたします。投票結果を報告します。投票総数19人、賛成19人、以上のとおり賛成全員であります。よって、議案第106号は原案のとおり可決されました。----------------------------------- △日程第18 議案第107号 字の区域の変更について ○宇江田豊彦議長 日程第18、議案第107号、字の区域の変更の件を議題といたします。市長から提案理由の説明を求めます。地籍用地課長。 ◎藤原洋二地籍用地課長 御上程いただきました議案第107号、字の区域の変更について御説明申し上げます。議案集の59ページをお願いいたします。本案は裏面60ページの提案理由にありますとおり、地籍調査事業により、飛び地などの錯綜している字を統合整備する必要があるため、地方自治法第260条第1項の規定により、議会の議決を求めるものでございます。61ページ上段をごらんください。東城地域の字の区域の変更調書でございます。左の欄に掲げる字の区域を右の欄に掲げる字の区域に変更するもので、東城町保田地区の字、八頭谷、竹ノ下沖、堂迫沖、城山、鳶ノ子に存在する地番の土地を右の欄に掲げる字に変更するものでございます。次に下段をごらんください。総領地域の字の区域の変更調書でございます。総領町五箇地区の字、中山、上領家地区の字、丸山、萩原、中領家地区の字、父尾に存在する地番の土地を、右の欄に掲げる字に変更するものでございます。議案第107号、字の区域の変更についての説明は以上でございます。御審議いただきまして、御議決賜りますようよろしくお願いいたします。 ○宇江田豊彦議長 これより質疑に入ります。質疑はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○宇江田豊彦議長 なしと認め、質疑を終結いたします。お諮りします。本案は委員会付託を省略したいと思います。これに異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○宇江田豊彦議長 異議なしと認めます。よって、委員会付託を省略することに決定いたしました。これより討論に入ります。討論ありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○宇江田豊彦議長 なしと認め、討論を終結いたします。これより、議案第107号を採決いたします。お諮りします。本案の賛否について、投票ボタンを押してください。     〔投票〕 ○宇江田豊彦議長 投票を終了いたします。投票結果を報告します。投票総数19人、賛成19人、以上のとおり賛成全員であります。よって、議案第107号は原案のとおり可決されました。----------------------------------- △日程第19 議案第108号 令和2年度庄原一般会計補正予算(第4号) △日程第20 議案第109号 令和2年度庄原市比和財産区特別会計補正予算(第1号) ○宇江田豊彦議長 日程第19、議案第108号、令和2年度庄原一般会計補正予算第4号から、日程第20、議案第109号、令和2年度庄原市比和財産区特別会計補正予算第1号までを一括議題といたします。市長から提案理由の説明を求めます。議案第108号については、財政課長。 ◎中原博明財政課長 続いて、御上程いただきました議案第108号、別冊となります令和2年度庄原一般会計補正予算第4号について御説明いたします。本補正予算案は、歳入歳出予算について補正をさせていただくもので、第1条で歳入歳出予算については、既定の予算に5,196万4,000円を追加し、補正後の総額を歳入歳出それぞれ358億3,191万2,000円とするものでございます。2ページからが第1表、歳入歳出予算補正となります。ここでは予算科目の款項のうち100万円以上の補正額を計上しております項について、その主な補正内容を説明いたします。15款、国庫支出金、2項、国庫補助金では、地域公共交通調査等の事業主体の変更に伴い、同関係補助金を減額する一方で、社会保障税番号制度システム整備補助金の新設により、合計では999万3,000円の増額としております。20款1項、繰越金では、前年度からの繰越金3,975万7,000円を計上しております。21款、諸収入、5項、雑入では、建物災害共済金として188万1,000円を計上しております。次に3ページ歳出でございます。2款、総務費、1項、総務管理費では、国外に長期滞在する日本国民がふえる中、国外転出後もマイナンバーカードが利用できる戸籍附票連携対応業務委託や、かんぽの郷庄原取得判断に向けた分析調査業務委託に要する経費など、456万9,000円を計上しております。3項、戸籍住民基本台帳費の1,136万8,000円の増額は、戸籍法の一部改正に伴う戸籍情報システム改修に要する経費を計上しております。7款1項、商工費の1,273万3,000円の増額は、三楽荘のシロアリ駆除のほか、鮎の里公園、かさべるで、比婆道後山高原荘、高野緑の村及び帝釈峡まほろばの里の各施設修繕などに要する経費でございます。10款、教育費、2項、小学校費の640万7,000円の追加は、東城小学校プール漏水改修工事及び口南小学校エアコン更新に要する経費を計上するもので、3項、中学校費の350万6,000円の追加は、口和中学校のエアコン室外機修繕及び校舎内での漏水に伴う美術室床の張りかえなどに要する経費を計上するものでございます。5項、社会教育では、田園文化センター、口和本谷集会所、和南原コミュニティセンター及び時悠館の施設修繕などに要する経費として954万7,000円を、6項、保健体育費では、西城温水プール給水ポンプ取りかえなどに要する経費として、173万3,000円を計上しております。議案第108号の説明は以上でございます。 ○宇江田豊彦議長 議案第109号については、比和支所長。 ◎森繁光晴比和支所長 御上程をいただきました議案第109号、別冊となりますが、令和2年度庄原市比和財産区特別会計補正予算第1号について御説明申し上げます。1ページ、第1条、歳入歳出の総額に歳入歳出それぞれ1,270万円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ1,540万9,000円とするものでございます。2ページをお開きください。第1表、歳入歳出予算補正の歳入でございます。4款2項、受託事業収入1,270万円を増額補正額としております。これは、新たな作業道開設の業務委託に係る森林研究・整備機構からの造林事業受託料でございます。3ページをごらんください。歳出でございます。2款1項、総務管理費として1,270万円を補正額としております。これは森林研究・整備機構と分収造林契約を締結しております比和町三河内越原山の作業道開設のための業務委託料でございます。議案第109号の説明は以上でございます。御審議の上、御議決いただきますようよろしくお願い申し上げます。 ○宇江田豊彦議長 これより質疑に入ります。質疑ありませんか。五島誠議員。 ◆4番(五島誠議員) 一般会計補正予算で1点だけお伺いしたいと思いますけれども、今回の歳出で言いますと、特に特徴的なところになってくるのは商工費あるいは教育費のところで、市の施設、学校を含めて修繕料が多く出されているところだと思うのですけれども、これは結果論になってしまうかわかりませんけれども、現在、施設等の休業が終わりまして、全て開設されていると思うのですけれども、今考えてみますと、休業期間中にこういった修繕が終わるような方策をとることができなかったのかどうか。結果論になって、そのときにはなかなか難しかったというのも理解できるのですけれども、考え方についてお伺いしておきたいと思います。 ○宇江田豊彦議長 答弁。財政課長。 ◎中原博明財政課長 緊急修繕等につきましては現行予算内、また、課で持っております留保財源のようなものを利用いたしまして、その施設の状況に応じて緊急的に修理を行うべきものについては、危険度を伴うものを優先に修繕を行っております。多額の補正を上げさせていただいておりますけれども、議員御指摘のとおり、今回の休業中にやっておくべきだったのではないかと、その考えに異論はございませんけれども、緊急的なものについては現行予算で対応しているということで御理解を賜りたいと存じます。 ○宇江田豊彦議長 他にありませんか。谷口隆明議員。 ◆20番(谷口隆明議員) 一般会計で1点。企画推進事業で、かんぽの郷の問題で分析業務を委託するということですが、どういうところに委託してどういう目的でされるのか。簡単で結構ですのでお聞きしたいと思います。それと、比和財産区特別会計では、こうした事業を行うことは別に問題ないのですが、これは当初予算の時点では想定できなくて、補正予算で対応された理由についてをお聞きしたいと思います。 ○宇江田豊彦議長 答弁。企画課長。 ◎東健治企画課長 御質問にお答えいたします。このたび補正予算としてお願いさせていただきます業務委託料300万円につきましては、かんぽの郷庄原の取得判断を検討するに当たりまして、現状の課題の抽出、あるいは市場環境の調査等、専門的な知見を有する方からの御意見をいただくよう予定をさせていただいております。相手方につきましては、これから、契約へ向けての準備を進めていくということになりますけれども、県内におきまして、こういった観光宿泊事業等に精通された団体等を想定、予定しているところでございます。 ○宇江田豊彦議長 比和支所長。 ◎森繁光晴比和支所長 今回の事業につきましては、森林研究・整備機構からの受託事業の事業決定を機構がまず行われて、それで市に事業収入額が確定するものですから、そういった都合もありまして、当初予算には計上することができていなかったという事情でございます。 ○宇江田豊彦議長 他にありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○宇江田豊彦議長 なしと認め、質疑を終結いたします。お諮りします。議題の各会計補正予算の件は、予算決算常任委員会に付託し審査したいと思います。これに異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○宇江田豊彦議長 異議なしと認めます。よって、議題の各会計補正予算の件は、予算決算常任委員会に付託し審査することに決定いたしました。以上で、本日の議事日程は全て終了いたしました。本日はこれをもちまして散会したいと思います。これに異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
    宇江田豊彦議長 異議なしと認めます。よって、本日はこれにて散会することに決定いたしました。次の本会議は6月22日午前10時から再開いたします。御参集をお願いいたします。ありがとうございました。                          午前11時22分 散会-----------------------------------   地方自治法第123条第2項の規定により、ここに署名する。          庄原市議会議長     宇江田豊彦          庄原市議会議員     竹内光義          庄原市議会議員     横路政之...