庄原市議会 2020-03-17
03月17日-05号
△日程第18 議案第66号 令和元
年度庄原市
比和財産区
特別会計補正予算(第3号)
○
宇江田豊彦議長 日程第2、議案第50号、令和元
年度庄原市
一般会計補正予算第5号から日程第18、議案第66号、令和元
年度庄原市
比和財産区
特別会計補正予算第3号までを一括議題といたします。
予算決算常任委員会委員長から審査の経過及び結果について報告を求めます。
坂本義明委員長。 〔14番
坂本義明議員 登壇〕
◆14番(
坂本義明議員) ただいま議長より報告を求められましたので、3月16日の本会議で本委員会に付託された議案第50号、令和元
年度庄原市
一般会計補正予算第5号から議案第66号、令和元
年度庄原市
比和財産区
特別会計補正予算第3号までの17議案の審査の経過と結果について報告いたします。
予算決算常任委員会は、同日、委員19人の出席のもと17議案を一括審査することとし、
担当課ごとに説明を求め、質疑を行いました。今回の
補正予算は3月
補正予算ということで、人件費の整理や事業の精算に伴う補正、さらに
繰越明許費補正が主な内容でした。
一般会計の審査では、
繰越明許費に伴う事業のめどや
コロナウイルス対策による
児童クラブの利用状況、
地域おこし協力隊の応募がなかったことによる対応、
有害鳥獣対策の
補助金期限、
指定管理料の修繕費の計上時期、災害復旧、
ギガスクールなどについて質疑がありました。特に災害復旧に係る予算について、執行状況や事業完了に向けた見通し、業者の執行状況について懸念される意見がありました。また、
教育委員会の
ギガスクールに対する事業について、国の補助と
教育委員会の見積もりの乖離について議論が交わされました。なお、
特別会計、企業会計においては特筆すべき質疑等はありませんでした。以上の質疑を終えて、挙手による採決を行いました。採決の結果、議案第50号から66号までの17議案全て全員賛成で可決されました。今回の
補正予算でも災害復旧に係る繰り越しや3年目を迎えても見通しが立たない状況に懸念を感じています。被害を受けた市民の方や業者の受注状況、スケジュールとの間で職員の負担も大変大きいと思いますが、目標とする期限までに執行が完了できるよう期待を込めて、
委員長報告といたします。
○
宇江田豊彦議長 ただいまの
委員長報告に質疑があれば許します。質疑ありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
宇江田豊彦議長 なしと認め、質疑を終結いたします。これより討論に入ります。討論ありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
宇江田豊彦議長 なしと認め、討論を終結いたします。これより採決を行います。まず、議案第50号を採決いたします。お諮りします。本案について委員長の報告は
原案可決であります。本案の賛否について
投票ボタンを押してください。 〔投票〕
○
宇江田豊彦議長 投票を終了いたします。投票結果を報告します。
投票総数19人、賛成19人。以上のとおり
賛成全員であります。よって、議案第50号は原案のとおり可決をされました。次に、議案第51号を採決いたします。お諮りします。本案について委員長の報告は
原案可決であります。本案の賛否について
投票ボタンを押してください。 〔投票〕
○
宇江田豊彦議長 投票を終了いたします。投票結果を報告します。
投票総数19人、賛成19人。以上のとおり
賛成全員であります。よって、議案第51号は原案のとおり可決をされました。次に、議案第52号を採決いたします。お諮りします。本案について委員長の報告は
原案可決であります。本案の賛否について
投票ボタンを押してください。 〔投票〕
○
宇江田豊彦議長 投票を終了いたします。投票結果を報告します。
投票総数19人、賛成19人。以上のとおり
賛成全員であります。よって、議案第52号は原案のとおり可決をされました。次に、議案第53号を採決いたします。お諮りします。本案について委員長の報告は
原案可決であります。本案の賛否について
投票ボタンを押してください。 〔投票〕
○
宇江田豊彦議長 投票を終了いたします。投票結果を報告します。
投票総数19人、賛成19人。以上のとおり
賛成全員であります。よって、議案第53号は原案のとおり可決をされました。次に、議案第54号を採決いたします。お諮りします。本案について委員長の報告は
原案可決であります。本案の賛否について
投票ボタンを押してください。 〔投票〕
○
宇江田豊彦議長 投票を終了いたします。投票結果を報告します。
投票総数19人、賛成19人。以上のとおり
賛成全員であります。よって、議案第54号は原案のとおり可決をされました。次に、議案第55号を採決いたします。お諮りします。本案について委員長の報告は
原案可決であります。本案の賛否について
投票ボタンを押してください。 〔投票〕
○
宇江田豊彦議長 投票を終了いたします。投票結果を報告します。
投票総数19人、賛成19人。以上のとおり
賛成全員であります。よって、議案第55号は原案のとおり可決をされました。次に、議案第56号を採決いたします。お諮りします。本案について委員長の報告は
原案可決であります。本案の賛否について
投票ボタンを押してください。 〔投票〕
○
宇江田豊彦議長 投票を終了いたします。投票結果を報告します。
投票総数19人、賛成19人。以上のとおり
賛成全員であります。よって、議案第56号は原案のとおり可決をされました。次に、議案第57号を採決いたします。お諮りします。本案について委員長の報告は
原案可決であります。本案の賛否について
投票ボタンを押してください。 〔投票〕
○
宇江田豊彦議長 投票を終了いたします。投票結果を報告します。
投票総数19人、賛成19人。以上のとおり
賛成全員であります。よって、議案第57号は原案のとおり可決をされました。次に、議案第58号を採決いたします。お諮りします。本案について委員長の報告は
原案可決であります。本案の賛否について
投票ボタンを押してください。 〔投票〕
○
宇江田豊彦議長 投票を終了いたします。投票結果を報告します。
投票総数19人、賛成19人。以上のとおり
賛成全員であります。よって、議案第58号は原案のとおり可決をされました。次に、議案第59号を採決いたします。お諮りします。本案について委員長の報告は
原案可決であります。本案の賛否について
投票ボタンを押してください。 〔投票〕
○
宇江田豊彦議長 投票を終了いたします。投票結果を報告します。
投票総数19人、賛成19人。以上のとおり
賛成全員であります。よって、議案第59号は原案のとおり可決をされました。次に、議案第60号を採決いたします。お諮りします。本案について委員長の報告は
原案可決であります。本案の賛否について
投票ボタンを押してください。 〔投票〕
○
宇江田豊彦議長 投票を終了いたします。投票結果を報告します。
投票総数19人、賛成19人。以上のとおり
賛成全員であります。よって、議案第60号は原案のとおり可決をされました。次に、議案第61号を採決いたします。お諮りします。本案について委員長の報告は
原案可決であります。本案の賛否について
投票ボタンを押してください。 〔投票〕
○
宇江田豊彦議長 投票を終了いたします。投票結果を報告します。
投票総数19人、賛成19人。以上のとおり
賛成全員であります。よって、議案第61号は原案のとおり可決されました。次に、議案第62号を採決いたします。お諮りします。本案について委員長の報告は
原案可決であります。本案の賛否について
投票ボタンを押してください。 〔投票〕
○
宇江田豊彦議長 投票を終了いたします。投票結果を報告します。
投票総数19人、賛成19人。以上のとおり
賛成全員であります。よって、議案第62号は原案のとおり可決をされました。次に、議案第63号を採決いたします。お諮りします。本案について委員長の報告は
原案可決であります。本案の賛否について
投票ボタンを押してください。 〔投票〕
○
宇江田豊彦議長 投票終了いたします。投票結果を報告します。
投票総数19人、賛成19人。以上のとおり
賛成全員であります。よって、議案第63号は原案のとおり可決をされました。次に、議案第64号を採決いたします。お諮りします。本案について委員長の報告は
原案可決であります。本案の賛否について
投票ボタンを押してください。 〔投票〕
○
宇江田豊彦議長 投票を終了いたします。投票結果を報告します。
投票総数19人、賛成19人。以上のとおり
賛成全員であります。よって、議案第64号は原案のとおり可決をされました。次に、議案第65号を採決いたします。お諮りします。本案について
委員長報告は
原案可決であります。本案の賛否について
投票ボタンを押してください。 〔投票〕
○
宇江田豊彦議長 投票を終了いたします。投票結果を報告します。
投票総数19人、賛成19人。以上のとおり
賛成全員であります。よって、議案第65号は原案のとおり可決をされました。次に、議案第66号を採決いたします。お諮りします。本案について委員長の報告は
原案可決であります。本案の賛否について
投票ボタンを押してください。 〔投票〕
○
宇江田豊彦議長 投票終了いたします。投票結果を報告します。
投票総数19人、賛成19人。以上のとおり
賛成全員であります。よって、議案第66号は原案のとおり可決されました。
-----------------------------------
△日程第19 議案第31号
過疎地域自立促進計画の一部変更について
○
宇江田豊彦議長 日程第19、議案第31号、
過疎地域自立促進計画の一部変更の件を議題といたします。市長から提案理由の説明を求めます。
企画課長。
◎
東健治企画課長 御上程いただきました議案第31号、
過疎地域自立促進計画の一部変更について御説明申し上げます。議案集75ページをお開き願います。あわせて別冊の
過疎地域自立促進計画変更計画書変更対照表の御準備をお願いいたします。本議案は、
過疎地域自立促進計画の一部を変更したいので、
過疎地域自立促進特別措置法第6条第7項の規定により議会の議決を求めるものでございます。この計画は、平成28年度から令和2年度末までの5カ年を対象期間とし、過疎地域からの自立に効果が期待できる事業、また、有利な起債であります過疎債の充当が可能な事業を掲載した計画でございます。このたび第2期
長期総合計画前期実施計画の見直し及び令和2年度
予算編成等によりまして、
対象事業を追加するとともに計画を一部変更するものでございます。それでは別冊の
過疎地域自立促進計画変更計画書変更対照表の1ページをごらんください。表の左の欄に変更箇所を、真ん中の欄には変更後の内容、右の欄に変更前の内容をそれぞれ記載いたしております。追加等の
対象事業は変更後の欄に記載のとおり、
自立促進施策区分の1産業の振興では、
交流拠点施設整備事業、
グリーンポート吾妻路を追加し、
自立促進施策区分の2
交通通信体系の整備・情報化及び
地域間交流の促進では、
道路新設改良事業、
川手柳原線、番目沖線の2事業を追加し、次に、2ページの
自立促進施策区分の3生活環境の整備では、
公共施設等除却事業を、
自立促進施策区分の4高齢者等の保健及び福祉の向上及び増進では、高
保育所施設整備事業、
永末保育所施設整備事業、また、
自立促進施策区分の6教育の振興では、
東城中央運動公園整備事業を追加するものでございます。なお、この計画の変更には
広島県知事への事前協議が必要でございますが、本年1月27日付けで異議がない旨の回答をいただいております。議案第31号の説明は以上でございます。御審議の上、御議決賜りますようお願いいたします。
○
宇江田豊彦議長 これより質疑に入ります。質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
宇江田豊彦議長 なしと認め、質疑を終結いたします。お諮りします。本案は
委員会付託を省略したいと思います。これに異議ありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
宇江田豊彦議長 異議なしと認めます。よって、
委員会付託を省略することに決定いたしました。これより討論に入ります。討論ありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
宇江田豊彦議長 なしと認め、討論を終結いたします。これより議案第31号を採決いたします。お諮りします。本案の賛否について
投票ボタンを押してください。 〔投票〕
○
宇江田豊彦議長 投票を終了いたします。投票結果を報告します。
投票総数19人、賛成19人。以上のとおり
賛成全員であります。よって、議案第31号は原案のとおり可決をされました。
-----------------------------------
△日程第20 議案第32号 辺地に係る
公共的施設の
総合整備計画の策定について
○
宇江田豊彦議長 日程第20、議案第32号、辺地に係る
公共的施設の
総合整備計画の策定の件を議題といたします。市長から提案理由の説明を求めます。
企画課長。
◎
東健治企画課長 御上程いただきました議案第32号、辺地に係る
公共的施設の
総合整備計画の策定について御説明を申し上げます。議案集77ページをお開き願います。あわせて、別冊の辺地に係る
公共的施設の
総合整備計画書の御準備をお願いいたします。本議案は、新たに1地域を対象とした、辺地に係る
公共的施設の
総合整備計画を策定したいので、辺地に係る
公共的施設の総合整備のための財政上の
特別措置等に関する法律第3条第1項の規定により、議会の議決を求めるものでございます。この計画は、辺地地域を対象とした公共施設の
整備計画でございますが、計画に掲載した事業には、その財源として有利な起債であります辺地債の充当が可能となるものでございます。なお、今回の策定はいずれも第2期
長期総合計画前期実施計画の見直し及び令和2年度予算編成に基づき、新規策定を行うことが適当と判断した地域・事業を対象といたしております。それでは、別冊の辺地に係る
公共的施設の
総合整備計画書1ページをごらんください。右上に辺地の名称、人口、面積を記載し、以下辺地を構成する町名、字名、辺地の中心の位置、辺地度点数、
公共的施設の整備を必要とする事情、
整備計画の期間、最下段に
対象事業費等を整理いたしております。比和町石ヶ原辺地におきましては、市道吾妻山線の改良事業を対象といたしております。なお、この計画の策定には
広島県知事への事前協議が必要でございますが、本年1月23日付けで異議がない旨の回答をいただいております。議案第32号の説明は以上でございます。御審議の上、御議決賜りますようお願いいたします。
○
宇江田豊彦議長 これより質疑に入ります。質疑ありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
宇江田豊彦議長 なしと認め、質疑を終結いたします。お諮りします。本案は
委員会付託を省略したいと思います。これに異議はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
宇江田豊彦議長 異議なしと認めます。よって、
委員会付託を省略することに決定いたしました。これより討論に入ります。討論ありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
宇江田豊彦議長 なしと認め、討論を終結いたします。これより議案第32号を採決いたします。お諮りします。本案の賛否について
投票ボタンを押してください。 〔投票〕
○
宇江田豊彦議長 投票を終了いたします。投票結果を報告します。
投票総数19人、賛成19人。以上のとおり
賛成全員であります。よって、議案第32号は原案のとおり可決をされました。
-----------------------------------
△日程第21 議案第34号 令和2
年度庄原市
一般会計予算
△日程第22 議案第35号 令和2
年度庄原市
住宅資金特別会計予算
△日程第23 議案第36号 令和2
年度庄原市
歯科診療所特別会計予算
△日程第24 議案第37号 令和2
年度庄原市休日
診療センター特別会計予算
△日程第25 議案第38号 令和2
年度庄原市
国民健康保険特別会計予算
△日程第26 議案第39号 令和2
年度庄原市
国民健康保険特別会計(直診勘定)予算
△日程第27 議案第40号 令和2
年度庄原市
後期高齢者医療特別会計予算
△日程第28 議案第41号 令和2
年度庄原市
介護保険特別会計予算
△日程第29 議案第42号 令和2
年度庄原市
介護保険サービス事業特別会計予算
△日程第30 議案第43号 令和2
年度庄原市
農業集落排水事業特別会計予算
△日程第31 議案第44号 令和2
年度庄原市
浄化槽整備事業特別会計予算
△日程第32 議案第45号 令和2
年度庄原市
宅地造成事業特別会計予算
△日程第33 議案第46号 令和2
年度庄原市
水道事業会計予算
△日程第34 議案第47号 令和2
年度庄原市
下水道事業会計予算
△日程第35 議案第48号 令和2
年度庄原市
国民健康保険病院事業会計予算
△日程第36 議案第49号 令和2
年度庄原市
比和財産区
特別会計予算
○
宇江田豊彦議長 日程第21、議案第34号、令和2
年度庄原市
一般会計予算から日程第36、議案第49号、令和2
年度庄原市
比和財産区
特別会計予算までを一括議題といたします。
予算決算常任委員会委員長から審査の経過及び結果について報告を求めます。
坂本義明委員長。 〔14番
坂本義明議員 登壇〕
◆14番(
坂本義明議員) ただいま議長より報告を求められましたので、令和2年度当初予算審査の経過及び審査結果について報告いたします。令和2年第1回
庄原市議会定例会本会議において、市長の施政方針演説とともに令和2
年度庄原市
一般会計予算と12の令和2年度
特別会計予算、3つの令和2年度公営企業会計予算の概要説明が行われました。各会計予算は
予算決算常任委員会に付託して審査することとなりました。同日、
予算決算常任委員会を開会し、効率的な予算審査を行うため、各常任委員会の所管事務区分ごとに設置した3分科会で審査することに決定しました。各分科会は、2月25日、26日、27日の3日間審査を行い、3月16日の本会議終了後に委員会を開催して各分科会の主査報告、質疑、採決を行いました。それでは各分科会での審査内容と審査の結果について報告いたします。総務分科会では、持続可能な財政運営プランと
指定管理料の2項目を重点的に審査され、まとめとして議会の決算審査報告を生かした予算編成を行うべきであり、指定管理については、常に公金であることを認識して人件費も精算項目にすべきと報告されました。教育民生分科会では、学校適正規模・適正配置関連予算、学校運営協議会設置事業、放課後児童健全育成、放課後子ども教室など8項目を重点的に審査されました。まとめとして、市の施策について一定の評価をする一方で財政状況と市民要望をどのようにつなげるかが課題であることや予算措置が先行し事業計画が後追いになっている部分もあるのではないかと指摘されています。今後の事業執行に当たり、より市民の声に耳を傾け市民とともにまちづくりを進めるという姿勢に期待するとの報告もされました。企画建設分科会では、友好都市交流の推進、広島DMO確立支援事業、22世紀の庄原の森林づくりなど6項目が重点的に審査され、まとめとして、災害復旧事業について繰り越しありきではなく、可能な限り早期に復旧工事が完了することを強く求めることや人口減少問題対策として、課を横断した対策チームの設置も指摘されました。特にいちばんづくり課の諸事業などの予算に関しては、費用対効果を希求すると報告されました。主査への質疑では、避難所のWi-Fi設備、企業会計への
一般会計からの繰入金を補助金とする扱いについて、自伐林家への森づくり県民税充当可否、災害関係の過疎債辺地債の使用、比婆牛看板の設置意義、西城小学校の
児童クラブの建設場所の議論、西城病院の経営展望、斎場がなくなる地域への配慮、
指定管理料の昇級人件費、RPA事業の内容、新年度のマラニックの内容などについて、分科会での議論の確認や執行者への事業の詳細について、意見が交わされました。その後、議案第34号、令和2
年度庄原市
一般会計予算に対する修正案の動議があり、提案説明と質疑と討論を行ったところです。質疑は提案根拠について問われ、討論は原案賛成、修正案賛成、各3人が行われました。それでは本委員会における採決の結果を報告いたします。議案第34号、令和2
年度庄原市
一般会計予算に対する修正案は賛成少数で否決され、改めて原案を採決し、賛成多数で可決されました。議案第38号、
国民健康保険特別会計予算、議案41号、
介護保険特別会計予算は賛成多数で、その他の議案は全員賛成で可決されました。以上が本委員会の審査結果です。令和2年度の当初予算も昨年度に引き続き、平成30年度7月豪雨災害からの復旧工事を最優先に取り組んだ予算編成となり、災害復旧復興工事の早期完成を目指す1年と位置づけ、市民の暮らしのさらなる安心安全の確立を最優先としたものになりました。一方、今回の予算編成では計上されませんでしたが、新型コロナウイルス感染拡大により想像もしてなかったような事態が全世界で起こっております。日本国内の経済活動、ひいては一般市民の生活にもさまざまな面で影響を及ぼしており、市民生活に直接影響を与える事案として大変危惧しております。一刻も早くこの事態が終結を迎えることを祈るばかりです。また、令和2年度の新年度予算については、主査報告や修正案でも議論されたとおり、財政運営が厳しい中で編成された予算でもあります。市民ニーズを基調とする事業の透明性・公平性により努めるとともに、事業の費用対効果や検証など不断の努力を行うなど、持続可能かつ適切な市政運営を今後ともはかられることを切に願い、
予算決算常任委員会委員長の報告といたします。
○
宇江田豊彦議長 ただいまの
委員長報告に質疑があれば許します。質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
宇江田豊彦議長 なしと認め、質疑を終結いたします。これより討論に入ります。討論はありませんか。まず、原案に反対の討論を許します。谷口隆明議員。 〔20番 谷口隆明議員 登壇〕
◆20番(谷口隆明議員) 議席番号20番、日本共産党の谷口隆明です。ただいま一括上程されている予算案のうち、議案第38号、庄原市
国民健康保険特別会計予算と令和2年度介護保険
特別会計に対する反対の討論を行いたいと思います。
国民健康保険特別会計については、昨日の国民健康保険税条例の一部改正案についても、教育民生常任委員長の報告でも触れられましたが、改めて述べさせていただきます。まず、国民健康保険の全県一本化の問題です。2023年度には完全に一本化されます。2017年度においては、応能割と応益割は53.3対46.7でしたが、完全に一本化される23年には48.03対51.97に逆転いたします。資産のない低所得者層には厳しい制度設計です。2020年度は確かに1人当たり保険料は2.29%下がりますが、低所得者層を中心に約1割の世帯は増税になります。本来、都道府県の国保運営方針は技術的助言であり、法的拘束力はありません。保険料賦課の権限は市町村にあるというのが、今でも厚労省の見解です。6年かけて保険税を一本化しますが、県に納める納付額が確保できれば、税率は市の判断で決めてもよいのではないでしょうか。そもそも、47都道府県で税率の一本化を決めているのは広島県を含めて4県のみです。庄原市では2015年度に15.01%の大幅な引き上げを行いました。その結果、2017年度の次年度への繰越金は1億8,300万円で、そのうち7,000万円を準備基金に積み立てました。2018年度の繰越金は、昨日の
補正予算にあったように1億1,272万円で、9,669万円を新たに基金に積みました。基金は、これで3億円を大きく超えているのではないかと思います。昨日の説明では、基金の有効活用を検討したいとありました。市民が本当に歯を食いしばって、協会けんぽとは倍という高い保険料を払っています。毎年これだけの基金が積めるならば、被保険者に還元すべきではないでしょうか。税率の引き上げ、あるいは、1,000万円であれば、子どもの均等割の廃止はできます。市民の目線に立った勇気ある事業の執行を強く求めたいと思います。介護保険
特別会計も基本的観点は同じです。2018年から第7期介護保険計画で、月額平均562円、9.1%の介護保険料の引き上げを行いました。年金が下がる中で市民の負担は本当にぎりぎりです。介護保険会計も2017年度の繰越金が1億3,313万円で、基金に9,096万円積み立てました。保険料を引き上げた2018年度の繰越金は1億1,446万円で、基金に9,781万円積み立て、現在基金は2億3,000万円になっています。本当にこれだけの引き上げの必要があったのでしょうか。市民にはそんな余裕はありません。第8期計画では、そのあたりをしっかり検討して、適正な保険料を設定されるよう強く求めたいと思います。国保事業も介護事業も行政としてきめ細かく取り組んでおられる全ての職員、関係者の皆さんに敬意を表しつつ、制度設計の問題としてあえて反対の意見を述べさせていただきます。なお、
一般会計、その他の
特別会計については、申し述べたいことは次から次へと出てまいりますが、今議会で各議員から出された全ての意見、これは市民の生活から出てくる気持ちの反映だと思います。市長を初め執行者の皆さんは、これらの意見をよく考慮されて予算執行されるよう強く求めて、反対の討論といたします。議員各位の賛同をよろしくお願いいたします。
○
宇江田豊彦議長 次に、原案に賛成の討論を許します。田部道男議員。 〔2番 田部道男議員 登壇〕
◆2番(田部道男議員) 2番、田部でございます。私は、賛成の立場で討論を行いたいと思います。議案第34号、令和2
年度庄原市
一般会計予算及び議案第35号、令和2
年度庄原市
住宅資金特別会計予算ほか、議案49号、
比和財産区
特別会計予算までの15の
特別会計について、原案の賛成の討論を行います。令和2
年度庄原市
一般会計及び
特別会計予算は、市長施政方針にあるように、厳しい財政状況の中、災害復旧事業の重点的実施、さらなる子育て環境の充実や、農林業の新たな要請に応える災害復旧の加速と次世代につなぐ予算として編成されたものとして、適正に編成されていると認定するものであります。また、各
特別会計についても、国県制度に沿い、適正な予算編成がなされているものと認定するものであります。意見というようなことになると思いますが、今
予算決算常任委員会での審査の過程では、
一般会計の比婆いざなみ街道マラニック開催予定への予算に関し、一部減額修正の動議が提出されたわけであります。要因として、予算説明の不十分さがあったようにも感じるわけですが、今後は十分な説明に留意されるべきかと考えます。また、今議会の予算審議では、平成30年7月豪雨災害復旧事業の進捗は困難を極めていると説明を受けたわけであります。令和2年度の災害復旧事業は、繰り越しを含めて70億9,000万円。令和2年度の
一般会計の普通建設事業費の土木関連や令和元年度の普通建設事業の令和2年度への繰り越しを合わせると、100億円以上に上がる土木関連事業が消化を求められるわけであります。それに対し、市内建設業者のキャパシティーといいますか、受け入れ能力は年間50億円くらいだと聞かせていただきました。予算審議を通じ、こうした状況の説明を受けた議員一様に建設事業の執行の困難さを痛感したわけであります。それに加え、今日の新型コロナウイルスの緊急事態は、私自身は、まだ晴れの日の大雨警報発令のもとでの災害対策本部へ詰めているような甘さも持っているような常識を戒めているわけでありますが、人命の危機と経済危機はここ庄原にも確実に影響をもたらすものだろうと思います。新年度の市政運営は大きな危機に直面するのではと危惧するものであります。このような状況のもと、いろいろ無理が重なっているように見える本市の組織体制を立て直すため、行政体制を立て直すため、市長は、令和2年度においては、市政運営の柱を、庄原市のあるべき姿、原点へ戻すことから始められることも求められているように感じるわけであります。投資的経費の土木関連事業においては、これから先3カ年で対処能力に合うベースに戻すように、今年早々にも見直し仕分けも必要に思うわけであります。また、職員体制ですが、全職員とは言いませんが、市の若い職員と話をしても、公務員として仕事が大変で、話し言葉で言うと、大変ですよ、くたくたですよというようなことをよく聞くわけでありますが、地方公務員の使命を自覚し、その日、その1年の目標と達成感が職員全員で共有できる体制にすることも急務と思います。本気で市民の目に見える組織改革をされるよう期待するものであります。以上、駄弁となりましたが、議案第34号、令和2
年度庄原市
一般会計予算並びに各
特別会計予算についてはこれが適正に執行され、市民福祉の向上に寄与することを念願し、賛成討論といたします。議員各位の御賛同をよろしくお願いします。
○
宇江田豊彦議長 他に討論ありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
宇江田豊彦議長 なしと認め、討論を終結いたします。これより採決を行います。まず、議案第34号を採決いたします。お諮りします。本案について委員長の報告は
原案可決であります。本案の賛否について
投票ボタンを押してください。 〔投票〕
○
宇江田豊彦議長 投票を終了いたします。投票結果を報告します。
投票総数19人、賛成14人、反対5人。以上のとおり賛成が多数であります。よって、議案第34号は原案のとおり可決をされました。次に、議案第35号を採決いたします。お諮りします。本案について委員長の報告は
原案可決であります。本案の賛否について
投票ボタンを押してください。 〔投票〕
○
宇江田豊彦議長 投票を終了いたします。投票結果を報告します。
投票総数19人、賛成19人。以上のとおり
賛成全員であります。よって、議案第35号は原案のとおり可決されました。次に議案第36号を採決いたします。お諮りします。本案について委員長の報告は
原案可決であります。本案の賛否について
投票ボタンを押してください。 〔投票〕
○
宇江田豊彦議長 投票を終了いたします。投票結果を報告します。
投票総数19人、賛成19人。以上のとおり
賛成全員であります。よって、議案第36号は原案のとおり可決されました。次に、議案第37号を採決いたします。お諮りします。本案について委員長の報告は
原案可決であります。本案の賛否について
投票ボタンを押してください。 〔投票〕
○
宇江田豊彦議長 投票を終了いたします。投票結果を報告します。
投票総数19人、賛成19人。以上のとおり
賛成全員であります。よって、議案第37号は原案のとおり可決されました。次に、議案第38号を採決いたします。お諮りします。本案について委員長の報告は
原案可決であります。本案の賛否について
投票ボタンを押してください。 〔投票〕
○
宇江田豊彦議長 投票を終了いたします。投票結果を報告します。
投票総数19人、賛成18人、反対1人。以上のとおり賛成が多数であります。よって、議案第38号は原案のとおり可決されました。次に、議案第39号を採決いたします。お諮りします。本案について委員長の報告は
原案可決であります。本案の賛否について
投票ボタンを押してください。 〔投票〕
○
宇江田豊彦議長 投票を終了いたします。投票結果を報告します。
投票総数19人、賛成19人。以上のとおり
賛成全員であります。よって、議案第39号は原案のとおり可決をされました。次に、議案第40号を採決いたします。お諮りします。本案について委員長の報告は
原案可決であります。本案の賛否について
投票ボタンを押してください。 〔投票〕
○
宇江田豊彦議長 投票を終了いたします。投票結果を報告します。
投票総数19人、賛成19人。以上のとおり
賛成全員であります。よって、議案第40号は原案のとおり可決をされました。次に、議案第41号を採決いたします。お諮りします。本案について委員長の報告は
原案可決であります。本案の賛否について
投票ボタンを押してください。 〔投票〕
○
宇江田豊彦議長 投票を終了いたします。投票結果を報告します。
投票総数19人、賛成18人、反対1人。以上のとおり賛成が多数であります。よって、議案第41号は原案のとおり可決されました。次に、議案第42号を採決いたします。お諮りします。本案について委員長の報告は
原案可決であります。本案の賛否について
投票ボタンを押してください。 〔投票〕
○
宇江田豊彦議長 投票を終了いたします。投票結果を報告します。
投票総数19人、賛成19人。以上のとおり
賛成全員であります。よって、議案第42号は原案のとおり可決されました。次に、議案第43号を採決いたします。お諮りします。本案について委員長の報告は
原案可決であります。本案の賛否について
投票ボタンを押してください。 〔投票〕
○
宇江田豊彦議長 投票を終了いたします。投票結果を報告します。
投票総数19人、賛成19人。以上のとおり
賛成全員であります。よって、議案第43号は原案のとおり可決されました。次に、議案第44号を採決いたします。お諮りします。本案について委員長の報告は
原案可決であります。本案の賛否について
投票ボタンを押してください。 〔投票〕
○
宇江田豊彦議長 投票を終了いたします。投票結果を報告します。
投票総数19人、賛成19人。以上のとおり
賛成全員であります。よって、議案第44号は原案のとおり可決をされました。次に、議案第45号を採決いたします。お諮りします。本案について委員長の報告は
原案可決であります。本案の賛否について
投票ボタンを押してください。 〔投票〕
○
宇江田豊彦議長 投票を終了いたします。投票結果を報告します。
投票総数19人、賛成19人。以上のとおり
賛成全員であります。よって、議案第45号は原案のとおり可決されました。次に、議案第46号を採決いたします。お諮りします。本案について委員長の報告は
原案可決であります。本案の賛否について
投票ボタンを押してください。 〔投票〕
○
宇江田豊彦議長 投票を終了いたします。投票結果を報告します。
投票総数19人、賛成19人。以上のとおり
賛成全員であります。よって、議案第46号は原案のとおり可決をされました。次に、議案第47号を採決いたします。お諮りします。本案について委員長の報告は
原案可決であります。本案の賛否について
投票ボタンを押してください。 〔投票〕
○
宇江田豊彦議長 投票を終了いたします。投票結果を報告します。
投票総数19人、賛成19人。以上のとおり
賛成全員であります。よって、議案第47号は原案のとおり可決されました。次に、議案第48号を採決いたします。お諮りします。本案について委員長の報告は
原案可決であります。本案の賛否について
投票ボタンを押してください。 〔投票〕
○
宇江田豊彦議長 投票終了いたします。投票結果を報告します。
投票総数19人、賛成19人。以上のとおり
賛成全員であります。よって、議案第48号は原案のとおり可決されました。次に、議案第49号を採決いたします。お諮りします。本案について委員長の報告は
原案可決であります。本案の賛否について
投票ボタンを押してください。 〔投票〕
○
宇江田豊彦議長 投票を終了いたします。投票結果を報告します。
投票総数19人、賛成19人。以上のとおり
賛成全員であります。よって、議案第49号は原案のとおり可決されました。
-----------------------------------
△日程第37 議案第1号 庄原市
公平委員会委員の選任に同意を求めることについて
○
宇江田豊彦議長 日程第37、議案第1号、庄原市
公平委員会委員の選任に同意を求める件を議題といたします。市長から提案理由の説明を求めます。市長。
◎木山耕三市長 議案第1号につきまして御説明を申し上げます。本案は、庄原市
公平委員会委員の選任について議会の御同意をお願いするものでございます。庄原市東城町川東108番地13、松木茂穂氏、昭和28年12月4日生まれを再任いたしたいと存じます。なお、経歴につきましては参考資料のとおりでございます。よろしくお願いいたします。
○
宇江田豊彦議長 これより質疑に入ります。質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
宇江田豊彦議長 なしと認め、質疑を終結いたします。お諮りします。本案は
委員会付託を省略したいと思います。これに異議はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
宇江田豊彦議長 異議なしと認めます。よって、
委員会付託を省略することに決定いたしました。これより討論に入ります。討論ありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
宇江田豊彦議長 なしと認め、討論を終結いたします。これより議案第1号を採決いたします。お諮りします。本案に同意することの賛否について
投票ボタンを押してください。 〔投票〕
○
宇江田豊彦議長 投票を終了いたします。投票結果を報告します。
投票総数19人、賛成19人。以上のとおり
賛成全員であります。よって、議案第1号は同意されました。
-----------------------------------
△日程第38 議案第2号 庄原市
教育委員会委員の任命に同意を求めることについて
○
宇江田豊彦議長 日程第38、議案第2号、庄原市
教育委員会委員の任命の同意の件を議題といたします。市長から提案理由の説明を求めます。市長。
◎木山耕三市長 議案第2号につきまして、御説明を申し上げます。本案は、庄原市
教育委員会委員の任命について議会の御同意をお願いするものでございます。庄原市東城町東城304番地、横山和明氏、昭和33年7月11日生まれを再任いたしたいと存じます。なお、経歴につきましては参考資料のとおりでございます。よろしくお願いいたします。
○
宇江田豊彦議長 これより質疑に入ります。質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
宇江田豊彦議長 なしと認め、質疑を終結いたします。お諮りします。本案は
委員会付託を省略したいと思います。これに異議はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
宇江田豊彦議長 異議なしと認めます。よって、
委員会付託を省略することに決定いたしました。これより討論に入ります。討論ありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
宇江田豊彦議長 なしと認め、討論を終結いたします。これより議案第2号を採決いたします。お諮りします。本案に同意することの賛否について
投票ボタンを押してください。 〔投票〕
○
宇江田豊彦議長 投票を終了いたします。投票結果を報告します。
投票総数19人、賛成19人。以上のとおり
賛成全員であります。よって、議案第2号は同意されました。
-----------------------------------
△日程第39 議案第3号 庄原市
固定資産評価審査委員会委員の選任に同意を求めることについて
○
宇江田豊彦議長 日程第39、議案第3号、庄原市
固定資産評価審査委員会委員の選任に同意を求める件を議題といたします。市長から提案理由の説明を求めます。市長。
◎木山耕三市長 議案第3号につきまして御説明を申し上げます。本案は、庄原市
固定資産評価審査委員会委員の選任について議会の御同意をお願いするものでございます。庄原市西本町一丁目15番3号、石丸弘明氏、昭和21年6月21日生まれを再任いたしたいと存じます。なお、経歴につきましては参考資料のとおりでございます。よろしくお願いいたします。
○
宇江田豊彦議長 これより質疑に入ります。質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
宇江田豊彦議長 なしと認め、質疑を終結いたします。お諮りします。本案は
委員会付託を省略したいと思います。これに異議はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
宇江田豊彦議長 異議なしと認めます。よって、
委員会付託を省略することに決定いたしました。これより討論に入ります。討論ありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
宇江田豊彦議長 なしと認め、討論を終結いたします。これより議案第3号を採決いたします。お諮りします。本案に同意することの賛否について
投票ボタンを押してください。 〔投票〕
○
宇江田豊彦議長 投票を終了いたします。投票結果を報告します。
投票総数19人、賛成19人。以上のとおり
賛成全員であります。よって、議案第3号は同意されました。
-----------------------------------
△日程第40 議案第4号 庄原市
固定資産評価審査委員会委員の選任に同意を求めることについて
○
宇江田豊彦議長 日程第40、議案第4号、庄原市
固定資産評価審査委員会委員の選任に同意を求める件を議題といたします。市長から提案理由の説明を求めます。市長。
◎木山耕三市長 議案第4号につきまして、御説明を申し上げます。本案は、庄原市
固定資産評価審査委員会委員の選任について議会の同意をお願いするものでございます。庄原市西城町小鳥原264番地、高井美和子氏、昭和28年2月26日生まれを再任いたしたいと存じます。なお、経歴につきましては参考資料のとおりでございます。よろしくお願いいたします。
○
宇江田豊彦議長 これより質疑に入ります。質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
宇江田豊彦議長 なしと認め、質疑を終結いたします。お諮りします。本案は
委員会付託を省略したいと思います。これに異議はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
宇江田豊彦議長 異議なしと認めます。よって、
委員会付託を省略することに決定いたしました。これより討論に入ります。討論ありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
宇江田豊彦議長 なしと認め、討論を終結いたします。これより議案第4号を採決いたします。お諮りします。本案に同意することの賛否について
投票ボタンを押してください。 〔投票〕
○
宇江田豊彦議長 投票を終了いたします。投票結果を報告します。
投票総数19人、賛成19人。以上のとおり、
賛成全員であります。よって、議案第4号は同意されました。
-----------------------------------
△日程第41 議案第5号 庄原市
固定資産評価審査委員会委員の選任に同意を求めることについて
○
宇江田豊彦議長 日程第41、議案第5号、庄原市
固定資産評価審査委員会委員の選任に同意を求める件を議題といたします。市長から提案理由の説明を求めます。市長。
◎木山耕三市長 議案第5号につきまして御説明を申し上げます。本案は、庄原市
固定資産評価審査委員会委員の選任について議会の御同意をお願いするものでございます。庄原市東城町内堀1809番地、岡村元治氏、昭和29年8月2日生まれを新たに選任いたしたいと存じます。なお、経歴につきましては参考資料のとおりでございます。よろしくお願いいたします。
○
宇江田豊彦議長 これより質疑に入ります。質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
宇江田豊彦議長 なしと認め、質疑を終結いたします。お諮りします。本案は
委員会付託を省略したいと思います。これに異議ありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
宇江田豊彦議長 異議なしと認めます。よって、
委員会付託を省略することに決定いたしました。これより討論に入ります。討論ありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
宇江田豊彦議長 なしと認め、討論を終結いたします。これより議案第5号を採決いたします。お諮りします。本案に同意することの賛否について
投票ボタンを押してください。 〔投票〕
○
宇江田豊彦議長 投票を終了いたします。投票結果を報告します。
投票総数19人、賛成19人。以上のとおり
賛成全員であります。よって、議案第5号は同意されました。
-----------------------------------
△日程第42 議案第6号
人権擁護委員候補者の推薦に意見を求めることについて
○
宇江田豊彦議長 日程第42、議案第6号、
人権擁護委員候補者の推薦に意見を求める件を議題といたします。市長から提案理由の説明を求めます。市長。
◎木山耕三市長 議案第6号につきまして御説明を申し上げます。本案は、任期満了に伴う人権擁護委員の再選について議会の御意見をいただくものでございます。人権擁護委員として、庄原市峰田町959番地、日雨孫厚子氏、昭和29年11月5日生まれは、人格・識見・経験などあらゆる面において適任と考え、候補者として推薦したいと存じますので、議会の御同意をいただきたいと思います。なお、経歴につきましては参考資料のとおりでございます。よろしくお願いいたします。
○
宇江田豊彦議長 これより質疑に入ります。質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
宇江田豊彦議長 なしと認め、質疑を終結いたします。お諮りします。本案は
委員会付託を省略したいと思います。これに異議ありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
宇江田豊彦議長 異議なしと認めます。よって
委員会付託を省略することに決定いたしました。これより討論に入ります。討論ありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
宇江田豊彦議長 なしと認め、討論を終結いたします。これより議案第6号を採決いたします。お諮りします。本案に同意することの賛否について
投票ボタンを押してください。 〔投票〕
○
宇江田豊彦議長 投票を終了いたします。投票結果を報告します。
投票総数19人、賛成19人。以上のとおり
賛成全員であります。よって、議案第6号は同意されました。
-----------------------------------
△日程第43 議案第7号
人権擁護委員候補者の推薦に意見を求めることについて
○
宇江田豊彦議長 日程第43、議案第7号、
人権擁護委員候補者の推薦に意見を求める件を議題といたします。市長から提案理由の説明を求めます。市長。
◎木山耕三市長 議案第7号につきまして御説明を申し上げます。本案は、任期満了に伴う人権擁護委員の再選について議会の御意見をいただくものでございます。人権擁護委員として、庄原市川北町174番地、平田龍彦氏、昭和27年2月15日生まれは、人格・識見・経験などあらゆる面において適任と考え、候補者として推薦したいと存じますので、議会の御同意をいただきたいと思います。なお、経歴につきましては参考資料のとおりでございます。よろしくお願いいたします。
○
宇江田豊彦議長 これより質疑に入ります。質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
宇江田豊彦議長 なしと認め、質疑を終結いたします。お諮りします。本案は
委員会付託を省略したいと思います。これに異議はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
宇江田豊彦議長 異議なしと認めます。よって、
委員会付託を省略することに決定いたしました。これより討論に入ります。討論ありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
宇江田豊彦議長 なしと認め、討論を終結いたします。これより議案第7号を採決いたします。お諮りします。本案に同意することの賛否について
投票ボタンを押してください。 〔投票〕
○
宇江田豊彦議長 投票を終了いたします。投票結果を報告します。
投票総数19人、賛成19人。以上のとおり
賛成全員であります。よって、議案第7号は同意をされました。
-----------------------------------
△日程第44 議案第8号
人権擁護委員候補者の推薦に意見を求めることについて
○
宇江田豊彦議長 日程第44、議案第8号、
人権擁護委員候補者の推薦に意見を求める件を議題といたします。市長から提案理由の説明を求めます。市長。
◎木山耕三市長 議案第8号につきまして御説明を申し上げます。本案は任期満了に伴う人権擁護委員の再選について議会の御意見をいただくものでございます。人権擁護委員として、庄原市西城町熊野147番地、田中悦子氏、昭和27年2月3日生まれは、人格・識見・経験などあらゆる面において適任と考え、候補者として推薦いたしたいと存じますので、議会の御同意をいただきたいと思います。なお、経歴につきましては参考資料のとおりでございます。よろしくお願い申し上げます。
○
宇江田豊彦議長 これより質疑に入ります。質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
宇江田豊彦議長 なしと認め、質疑を終結いたします。お諮りします。本案は
委員会付託を省略したいと思います。これに異議はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
宇江田豊彦議長 異議なしと認めます。よって、
委員会付託を省略することに決定いたしました。これより討論に入ります。討論ありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
宇江田豊彦議長 なしと認め、討論を終結いたします。これより議案第8号を採決いたします。お諮りします。本案に同意することの賛否について
投票ボタンを押してください。 〔投票〕
○
宇江田豊彦議長 投票終了いたします。投票結果を報告します。
投票総数19人、賛成19人。以上のとおり
賛成全員であります。よって、議案第8号は同意されました。
-----------------------------------
△日程第45 議案第9号
人権擁護委員候補者の推薦に意見を求めることについて
○
宇江田豊彦議長 日程第45、議案第9号、
人権擁護委員候補者の推薦に意見を求める件を議題といたします。市長から提案理由の説明を求めます。市長。
◎木山耕三市長 議案第9号につきまして御説明を申し上げます。本案は、任期満了に伴う人権擁護委員の再選について議会の御意見をいただくものでございます。人権擁護委員として、庄原市高野町岡大内甲55番地、
児玉朝光氏、昭和27年12月1日生まれは、人格・識見・経験などあらゆる面において適任と考え、候補者として推薦したいと存じますので、議会の御同意をいただきたいと思います。なお、経歴につきましては参考資料のとおりでございます。よろしくお願い申し上げます。
○
宇江田豊彦議長 これより質疑に入ります。質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
宇江田豊彦議長 なしと認め、質疑を終結いたします。お諮りします。本案は
委員会付託を省略したいと思います。これに異議ありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
宇江田豊彦議長 異議なしと認めます。よって、
委員会付託を省略することに決定しました。これより討論に入ります。討論ありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
宇江田豊彦議長 なしと認め、討論を終結いたします。これより議案第9号を採決いたします。お諮りします。本案に同意することの賛否について
投票ボタンを押してください。 〔投票〕
○
宇江田豊彦議長 投票を終了いたします。投票結果を報告します。
投票総数19人、賛成19人。以上のとおり
賛成全員であります。よって、議案第9号は同意をされました。
-----------------------------------
△日程第46 議案第10号
人権擁護委員候補者の推薦に意見を求めることについて
○
宇江田豊彦議長 日程第46、議案第10号、
人権擁護委員候補者の推薦に意見を求める件を議題といたします。市長から提案理由の説明を求めます。市長。
◎木山耕三市長 議案第10号につきまして御説明を申し上げます。本案は、任期満了に伴う人権擁護委員の後任として新たに庄原市東城町小奴可2657番地11、林千鶴氏、昭和37年1月13日生まれを選任するため、議会の御意見をいただくものでございます。人権擁護委員として同氏は、人格・識見・経験などあらゆる面において適任と考え、候補者として推薦したいと存じますので議会の御同意をいただきたいと思います。なお、経歴につきましては、参考資料のとおりでございます。よろしくお願いいたします。
○
宇江田豊彦議長 これより質疑に入ります。質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
宇江田豊彦議長 なしと認め、質疑を終結いたします。お諮りします。本案は
委員会付託を省略したいと思います。これに異議ありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
宇江田豊彦議長 異議なしと認めます。よって、
委員会付託を省略することを決定いたしました。これより討論に入ります。討論ありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
宇江田豊彦議長 なしと認め、討論を終結いたします。これより議案第10号を採決いたします。お諮りします。本案に同意することの賛否について
投票ボタンを押してください。 〔投票〕
○
宇江田豊彦議長 投票を終了いたします。投票結果を報告します。
投票総数19人、賛成19人。以上のとおり
賛成全員であります。よって、議案第10号は同意されました。
-----------------------------------
△日程第47 発議第1号
新型コロナウイルス感染症対策の強化等を求める意見書
○
宇江田豊彦議長 日程第47、発議第1号、
新型コロナウイルス感染症対策の強化等を求める意見書の件を議題といたします。発議者から説明を求めます。五島誠議員。 〔4番 五島誠議員 登壇〕
◆4番(五島誠議員) 4番、五島でございます。それでは発議第1号、
新型コロナウイルス感染症対策の強化等を求める意見書案について御説明申し上げます。本案につきましては、既に全議員の皆さんにより、賛成者のほうへ名を連ねていただいておりますので、意見書案を読み上げさせていただきまして提案理由とかえさせていただきたいと思います。新型コロナウイルスの感染が拡大する中、国は、
新型コロナウイルス感染症対策本部を設置し、帰国者等への支援、国内感染者対策・水際対策の強化、影響を受ける産業等への緊急対応などに取り組まれているが、今後さらに、国、地方自治体、関係機関が緊密に連携して、適時適切に対策を講じる必要がある。政府は3月10日、対策本部会議を開き、休校中の給食費の返還に係る支援や、フリーランスを含めた休業補償、実質無利子無担保の新たな貸付制度の創設など総額約4,300億円の緊急対策第2弾を決定されましたが、観光関連産業、中小零細企業を中心とした地域経済の先行き不安感の解消や自粛・休業などによる経済停滞の払拭には、更なる大胆な対策が望まれる。よって、国においては、
新型コロナウイルス感染症対策の強化等を図るため、次の事項について措置を講じられるよう強く要望する。1つ、地方自治体、関係機関と緊密に連携し、融資枠の拡大、債務の支払い猶予など中小零細企業等への支援、減税による家計負担の軽減、新たな給付金制度の創設など、大規模かつ速やかな緊急経済対策を行うこと。以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出するものでございます。議員皆様の御賛同をよろしくお願いいたします。
○
宇江田豊彦議長 これより質疑に入ります。質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
宇江田豊彦議長 なしと認め、質疑を終結いたします。お諮りします。本案は
委員会付託を省略したいと思います。これに異議はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
宇江田豊彦議長 異議なしと認めます。よって、
委員会付託を省略することに決定いたしました。これより討論に入ります。討論ありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
宇江田豊彦議長 なしと認め、討論を終結いたします。これより発議第1号を採決いたします。お諮りします。本案の賛否について
投票ボタンを押してください。 〔投票〕
○
宇江田豊彦議長 投票を終了いたします。投票結果を報告します。
投票総数19人、賛成19人。以上のとおり
賛成全員であります。よって、発議第1号は原案のとおり決し、関係機関に送付することに決定いたしました。
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△日程第48
所管事務調査の報告について
○
宇江田豊彦議長 日程第48、
所管事務調査の報告の件を議題といたします。総務常任委員会委員長から報告をしたい旨の申し出がありましたので、これを許します。赤木忠徳委員長。 〔16番 赤木忠徳議員 登壇〕
◆16番(赤木忠徳議員) 総務常任委員会
所管事務調査報告を行います。携帯電話の不感地域・テレビの難視聴地域についてでございます。これまで議会は、議会報告会で住民からいただいた意見に対して、執行者に伝えるという形で行ってまいりました。住民の思いを議会が受けとめ、住民に寄り添って議会も努力するということに今年度からなりました。その意見に対して我々は動いたわけでございます。まず、議会報告会により地域住民から携帯電話の不感地域、テレビの難視聴地域の解消について意見が出されたので、総務常任委員会において所管課である管財課から現状の報告を受けました。まず、不感地域の定義について。携帯電話の通信サービスを事業展開している3キャリアのいずれの電波も受信しない場所であるということであります。次に、庄原市の不感地域の現状でございますが、平成30年度末時点では、23地区で63世帯が不感地域となっていたが、新たに8地区の不感が解消し、令和元年度末までで不感地域は15地区35世帯まで減っていると報告を受けました。一方、テレビの難視聴地域については、平成26年度までに実施された地上デジタル放送移行に伴う補助事業等により、庄原市の全ての難視聴地域については解消しているとの報告を受けております。今後のスケジュールにつきましては、携帯電話の不感地域について、一部の事業者であるが、2023年度末までに、全ての居住世帯の不感を解消する計画を公表していると報告を受けております。なお、委員会における主な質疑でございますが、携帯電話の不感地域の解消はどのような方法で行っているのかとの質疑に対して、電波塔の設置、アンテナの向きや強度の変更等で行っているとの答弁。庄原赤十字病院の巡回診療車の電子カルテ等の通信不感は解消したのかとの質疑に対して、キャリアの変更を行ったことで、現在通信不感は解消しているとの答弁でございました。一部事業者が2023年度末までに全ての携帯電話の不感を解消するとされているが、庄原市としての思いについての質疑に対して、これまで以上に、国・県・市町村、事業者相互においても協力体制をとって、居住世帯の不感地域をなくそうと取り組むとされているので、庄原市としても協力体制を今後とも続けてまいりたいと考えるとの答弁でございます。2023年度末までに居住世帯での携帯電話の不感地域は解消されることになりましたが、これからも主要道路での解消について努力されることを望んで
所管事務調査報告を終わります。
○
宇江田豊彦議長 ただいまの
委員長報告に質疑があれば許します。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
宇江田豊彦議長 なしと認め、質疑を終結いたします。総務常任委員会の
所管事務調査の報告を終わります。
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△日程第49
所管事務調査の報告について
○
宇江田豊彦議長 日程第49、
所管事務調査の報告の件を議題といたします。教育民生常任委員会委員長から報告をしたい旨の申し出がありましたので、これを許します。吉方明美委員長。 〔10番 吉方明美議員 登壇〕
◆10番(吉方明美議員) それでは、教育民生常任委員会の
所管事務調査事項である教育条件整備、学校適正規模・適正配置ほかについての中間報告をいたします。まず初めに、全国的に児童生徒の減少による学校の小規模化が進む中、本市においても極小規模の学校が存在をしている。庄原市
教育委員会は、児童生徒にとっての学校教育はどうあるべきかを検討する中で、学校の適正配置は避けて通れないものと判断し、平成28年5月に学校適正規模検討委員会を設置した。同年12月20日、検討委員会からの提言を受け、その提言を基本に庄原市立学校適正規模・適正配置基本計画を
教育委員会で決定した。その後、基本計画に基づき対象となる地域へ対して説明会を開催しているが、いまだに説明会が開かれてない地域も存在している。教育民生常任委員会は、教育条件整備、学校適正規模・適正配置ほかを
所管事務調査事項とし、令和元年8月26日から令和2年1月21日の期間、東城町田森地区の意見聴取、山口県内のコミュニティースクール設置校及び小規模特認校の視察、また、広島県
教育委員会への聞き取り調査、庄原市内の複式学級及び単式学級の視察を実施した。続いて本市の現状と課題です。本市の児童生徒数は、平成29年度1,604人であったが、令和5年度の予想では、1,388人、216人の減少が見込まれるなど、少子化に歯どめがかかっていない状況である。令和3年4月から統廃合計画している小学校5校のうち2校については、今なお合意がられていない状況である。とりわけ、学校がなくなることで地域が衰退するのではないかとの危惧から、学校の統廃合について地域住民の理解が得られていない地域もある。今後、子供たちの教育条件整備と地域づくりをどのように一体的に進めるかが大きな課題である。上記を踏まえまして視察をしてまいりました。まず最初に田森自治振興区、令和元年昨年8月26日ですが伺いました。
教育委員会は、庄原市立学校適正規模・適正配置基本計画に基づき、当該地域へ対して説明会を開催しているが、田森地域においては、いまだ説明会開催に至っていない。当委員会として、田森地域の皆さんに直接話を聞かせていただくことを目的として訪問した。その結果、保護者及び地域住民から次のような意見が出されました。学校統廃合計画については新聞報道で初めて知った。PTAとして何年も前から施設整備や通学路のことについて要望書を出している。いまだに回答がなく、改善もされていない。学校の存在なくして定住対策は成り立たない。存続のために地元としても精いっぱい努力している。わが子は1学年1名で過ごした。少し障害を持っていたが、学校と地域の支えで中学に入学し、楽しく過ごしている。大きな学校だったら障害を持っていることが言えなかったのではないかと思う。子供たちがスクールバスで通学することになれば、地域とのつながりがなくなるのではないか。地元の学校へ歩いて通学することに意義がある。クラスの中で上級生は下級生の面倒を見たり、下級生は上級生を見習うという環境の中で成長している。小規模校だからこそPTA全員が協力しないと何もできない。そういう親の姿を見て子供たちは育っている。広島市から帰ってきて粟田小学校へ行かせている。内向的な子供だったが意見が言えるようになった。都会では自分の意見が言える場はなかった。文部科学省の手引の中に地域で子供を育てましょうというのがある。この地域をモデルケースとして広めてほしい。庄原市の最大の課題は人口減少問題である。生活圏としての集落の自治機能を失わせることになる。行政の責任は教育条件整備であり、混同しているのではないか。
教育委員会は、文部科学省の学習指導要領に複式は想定していないとあると言っているが、そのようには載っていない。
教育委員会は知恵と汗を出してほしい。粟田小学校は絶対残してほしい。自分たちの気持ちを議会へ伝えてほしい。検討委員会の委員は公募されたのか、また教育長の私的諮問機関なのか、調査してほしい。地方自治法で決められたものなのかという意味が入っていた様です。私的諮問機関ならば、受け入れられないなどの意見が出されました。続いて、10月9日、山口県周防大島町、東和中学校へ行ってきました。山口県では、平成16年度から学校運営協議会、コミュニティスクールを順次設置し、平成28年4月には、県内全小中学校での導入が完了。ことし4月からは全公立校へ導入など、キャリア教育の充実を進めてきている。このプログラムには、キャリア教育デザイナーの大野圭司氏がかかわっておられ、起業家精神を学ぶ授業が行われていました。以下については御一読ください。続いて、10月10日、同じく山口県防府市野島、別名茜島と言いますが、小学校・中学校へ行ってきました。別名、茜島シーサイドスクールと呼ばれる。島民約150名。全校生徒は13名の小中学校併設校。島内に子供はいない。全員島外から船で通学している小規模特認校でありました。さまざまな事情を抱えた子供や、ここで学びたいという意欲がある子供たちが通学をしておりました。以下についても御一読ください。続いて、11月13日、広島大学附属東雲小学校へ行ってきました。この学校は、戦後、県内北部の山間部や南部における離島において複式学級が多数となることを想定し、複式授業に対応できる教員育成のため、広島県内の校長会と僻地教育連盟会長から要望を受け、教育実習研究の場として設置された経緯がある。したがって、この学校では意図的につくられた複式学級編成であったこともあり、洗練された授業が行われていました。続いて、広島県
教育委員会へ行ってきました。昨年11月13日、東雲と同じ日です。広島県
教育委員会は、人材確保が一番の課題であり、それを解消するためには学校の数を削減することが一番だと考えておられたように感じました。本市
教育委員会は、広島県
教育委員会の考え方を参考に進めていると思えた。広島県
教育委員会は、学校の統廃合をする、しないにかかわらず支援をするというのが基本的なスタンスであったという委員の感想がありました。続いて、美古登小学校、川北小学校へ、11月26日に行ってまいりました。そして、ことし1月21日には、庄原小学校、東城小学校へ参観をしてまいりました。全体的には資料により御一読ください。以上を踏まえまして、委員会内において総合的な意見交換を行いました。その結果、次のような意見が出されました。今回
教育委員会が示されたこの計画は、提案の出し方に問題があったのではないか。協定ありきで、その後、条件を詰めていくようなやり方には無理がある。お互いが納得してよりよい学校をつくっていけるような議論を進めていくべきではないか。教員の人員配置について、広島県
教育委員会は人材確保が難しいと言われた。本市の実態を含めた議論が必要ではないか。広島県教育長はイエナプラン教育である異年齢の集団の中での学習の良さは、単式学級でも生かす必要があると言われている。複式の良さを評価してのことであり、しっかり活用していくべきではないか。議会報告会では、地域で一生懸命頑張ってきた、そのことについてどう評価しているのか、などの声が出た。学校の規模が大きくなれば成長できる子供と、そうでない子供が出てくるのではないか。小さな学校をつくることも選択肢の1つとすべきではないか。将来的に旧庄原市には、庄原小、東小、板橋小の3校が集中する再編計画である。中心部へ集めることだけの統合であってよいのか。口和では現在、当該校双方のPTAがお互いにフラットな感覚で話合いをしようという取り組みが始まったところである。口南小への吸収統合ではなく、全く新しい1つの学校をつくろうという気持ちで取り組んでいる。計画どおりの日程で進まないかもしれない。他の学校のように調印が先行し、後から条件整備をするというのではなく、全部納得した上で調印すべきだ、との声も出ている。粟田小学校区の皆さんは、まずは
教育委員会の話を聞いた上で自分たちの声を出され、議論されたらいいのではないか。田森地域の方と
教育委員会が話し合いの場を持てる環境をつくるにはどうすればよいかが課題である。そのためには、現在のやり方ではなく柔軟な対応をすべきである。
教育委員会は本気になって考えなければならない。最終的には市長も出て話をする努力が必要である。教育と住民自治とは共通した課題もあり、市長も出て調整すべきである。教育の問題と人口減少の問題が混同した議論となっている。市長は責任を持って、もっと前面に出て努力をしてほしい、などの意見が出されました。このような意見交換を経て、この教育条件整備、学校適正規模・適正配置について、次のとおり取りまとめました。まず1点目。この課題には、教育の課題と人口減少の課題が包含されている。市長は、課題解決のため積極的な行動をとられるよう強く求める。2点目。
教育委員会は、上記の当委員会で出された意見などを踏まえ、保護者・地元関係者の声に耳を傾け、十分協議されるよう強く求める。3点目。教員への負担が増加する中で、教員の働き方改革を推進し、働きやすい環境づくりに努力していただきたい。以上、教育民生常任委員会として提言し、中間報告といたします。なお引き続き、当委員会としてこの課題について調査研究することといたし、次年度は、中学校の視察などを予定をしております。以上で終わります。
○
宇江田豊彦議長 ただいまの
委員長報告に質疑があれば許します。ありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
宇江田豊彦議長 なしと認め、質疑を終結いたします。教育民生常任委員会の
所管事務調査報告を終わります。
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△日程第50
所管事務調査の報告について
○
宇江田豊彦議長 日程第50、
所管事務調査の報告の件を議題とします。企画建設常任委員会委員長から報告をしたい旨の申し出がありましたので、これを許します。林高正委員長。 〔11番 林高正議員 登壇〕
◆11番(林高正議員) では、ただいまより
所管事務調査の報告をいたしたいと思います。皆さんの手元にある資料を見られて、これを全部しゃべられたらたまらないと思ってらっしゃいますけれども、そういうことではなくて、もっと長いのを持っておりますので覚悟して聞いていただきたいと思います。市内の大型宿泊施設の運営についてということで御報告申し上げます。企画建設常任委員会で調査をしている市内の大型宿泊施設の運営について報告をいたします。具体的には、かんぽの郷庄原の取得について。さらに詳細に言えば、かんぽの郷庄原の経営危機問題に関して中間報告を行うものであります。まずは、これまでの経緯から説明いたします。昨年11月、日本郵政株式会社より庄原市へかんぽの郷庄原の譲渡について打診があり、12月20日、議員全員協議会において執行者よりかんぽの郷庄原の施設譲渡の打診に関する説明が行われました。日本郵政株式会社は、全体で53施設を持っていますが、今年度末までに15施設を廃止すると発表しており、全ての施設の営業損失が年間37億円余りとなっています。このような状況から、かんぽの郷庄原も将来的には配置見直しの対象になってくることが想定される状況ですが、その前段としての譲渡打診と受けとめているとのことでした。年が明けて、市長が定例記者会見等でかんぽの郷庄原に関しては、年度内には決着をつけたいという趣旨の発言をされたと新聞報道等があったので、市民の皆様より多くの御意見をいただくこととなりましたが、経営サイドからの発言はなく、譲渡の話題だけがひとり歩きすることとなっていきました。議会としては、特別委員会を設置しようと考えましたが、臨時議会が開催されなければ設置できず、機動性がないことから、企画建設常任委員会でかんぽの郷庄原の問題を調査する運びとなり、急遽1月20日に委員を招集し調査会を開催したところでございます。それでは、調査内容、結果について報告いたします。令和2年1月20日、第1回目の企画建設調査会を開催しました。企画課より説明を受けましたが、昨年、議員全員協議会で受けた説明とほぼ同じ内容で、いまだに日本郵政に対する回答期限は明確に示されておらず、譲渡価格も示されていませんでした。市民からの意見聴取が間に合うのか、懸念される意見も出されましたが、市長が年度末をめどに判断と言われており、現在、意見聴取を検討しているとのことでした。また、市が把握している赤字額は5,000万円余りで、日本郵政に支払う業務委託料が売り上げの8.5%となっており、年間6,000万円余りを納付しているとのことでした。その他、もろもろの意見や質問がありましたが、担当課としても全てを把握しているわけではないので、取得価格、運営する上での必要経費、庄原地域の地域経済に及ぼす影響などや、かんぽの郷庄原の利用状況などの情報収集をして示したいと考えているとの発言がありました。委員会の委員間の協議では、議会や市民に具体的説明もないままに取得することの可否を、議会なり市民に投げかけているように受け取れる執行者の態度はいかがなものかという意見が大勢を占めました。こうした状況から、委員会として調査会で調査を続けるべきと全会一致で決し、執行者に対して数値等の情報を早急に示すよう強く申し入れることとしました。また、経営者の意見も聞く必要があるので、かんぽの郷庄原の社長へ意見聴取をお願いすることとしました。令和2年2月4日に2回目の企画建設調査会を開催し、かんぽの郷庄原を運営している株式会社サンヒルズ庄原、代表取締役社長の安部隆弘氏を招聘して意見聴取を行いました。社長からは、資料として年度別損益対比表、皆様の資料の最後のページにA3判の横ものがついておりますがそれでございます。オープン3年目がピークになり、そこから年々減少を続け、2018年度には7億円弱となっていることや営業損益については、2006年度以降、営業損失が続き、営業開始以来、内部蓄積してきた資金を取り崩して現在に至っており、経営的に非常に厳しい数値が計上されているとの説明がありました。また経営上の問題点、妨げとなっている部分については、業務委託料率により、日本郵政に納付する割合は当初2%で、2年目以降は10%となり、2006年度以降は営業損失が続く中、減額交渉を続け2015年度から8.5%となっている。値下げについて、現在、2.55%でできないか交渉しているとのことでした。希望どおり2.55%に値下げをされるとサンヒルズ庄原の赤字部門は解消できるとのことでした。交渉は安部社長と日本郵政株式会社の櫻井執行役が行っているそうです。また、かんぽの郷という名称があるため、仕出し営業ができないなどの制限があるとのことでした。利用客の減少については、日帰り客は近隣の自治体も含め、人口減少等の影響があると考えられていることと、宿泊客は団体利用が減り、個人利用が増加しているので、利用形態の変化が利用客減少につながっていると考えているとのことでした。これを補足しますと、これまでは団体で畳の部屋で4名程度で宿泊していたものが、4名の部屋に1名とか2名とか、そういう利用形態に変わったということだそうです。施設設備については、ポンプの性能等もあり、若干くみ上げ量が減っていることや、昨年の12月ごろから水道の使用料がふえている状況があるので、漏水の可能性も含めて調査する予定があると説明がありました。施設の耐用年数などの資料はサンヒルズにはなく、大幅な修繕が発生したときには日本郵政が対応し、小規模修繕はサンヒルズが対応しており、契約書上で定められている部分はあるが、額についての定めはないとのことでした。大広間を土足で上がれるように改修された件については、昨今、畳での宴会を敬遠されるようになったこともあることから、昨年度、要望を出して3カ月ぐらいで改修していただいたそうです。施設の市へ譲渡の打診については、会社としては事業継続を望む中で納付割合の減額と長期にわたる契約、営業の自由度の緩和を訴えていきたいとのことでした。また、市との調整等については、日本郵政の受託者として営業しているので、契約内容以外の部分についてはわからないとのことでした。庄原市が譲渡を受けない場合、サンヒルズが自力で経営できるか、事業計画や数字的な試算はしていないのか確認したところ、日本郵政で対応されている修繕や保守の関係のデータがないので、現状で試算することは難しいとのことでした。安部社長から意見聴取を行った後、企画課からも前回の調査会で出された疑問点等に対する説明がありました。まず、日本郵政からの正式な譲渡価格の提示はないが、平成20年のかんぽの郷の鑑定評価の価格から提示されるであろう金額については、マイクロバス等の動産、また、譲渡に係る諸経費を含め2.5億円程度と見込んでいるとのことでした。仮に取得をする場合の財源は、過疎法が令和2年度以降も延長されていれば、過疎債の充当が想定されるが、取得だけでは過疎債を充当できないので、取得に合わせて機能向上等の施設改修を行う必要があるとのことでした。施設の改修及び修繕に要する経費については、過去の工事履歴、また建物の状況調査等から今後10年間で改修費は約1.2億円程度、修繕費は約2.6億円程度が見込まれているとのことでした。日本郵政からは、明確な取得の有無についての回答期限はないが、本年度中の方針決定を目標に取り組みを進めており、今後、市民等への意見聴取、また、市の方針決定については3月下旬のスケジュールとしていると説明がありました。かんぽの郷の泉質については、平成29年8月の温泉分析により、単純弱放射能泉から、現在は、単純温泉に泉質が変わっているとのことでした。これも御説明申し上げますが、単純温泉ということでございますけれども、これは温泉には間違いないということでございます。温泉の湯量は、オープン時は毎分110リットルあったが、現在、毎分53リットルになっており、社長の説明にあったように、揚水ポンプを更新していないことも影響の1つかもしれないとのことでした。次に、全国のかんぽの郷・宿の状況について説明があり、全国でかんぽの郷として整備された施設が、庄原を含めて4施設あり、その1つ、かんぽの郷宇佐は宇佐市が購入をして第三セクターへの貸付を経て、現在は、市の建物の現物出資により第三セクターが運営しています。石川県にあった、かんぽの郷白山尾口は、一旦市が購入したが、その後、学校法人へ有償で譲渡されています。かんぽの郷酒田は、現在、かんぽの宿として運営されているが、本年3月をもって閉鎖が日本郵政から発表されています。次に、かんぽの宿で公社以降に閉鎖したものについて聞き取りを実施され、43施設のうち6施設については自治体が取得しているそうです。また、現在も施設を活用しているものが29施設あり、活用例としては宿泊施設、老人福祉施設、また、民間企業の活用であるとのことでした。いずれにしても現段階では交渉相手の日本郵政から何も話の進展がないので、憶測による質疑を避けさせていただきました。令和2年2月13日、第3回目の企画建設調査会を開催し、サンヒルズ庄原から日本郵政との交渉において、業務委託料を2.55%へ下げることで黒字化する根拠資料を提供いただきました。この資料については、機密性が高く一企業のものを公表するわけにはいかないので今回は添付いたしておりません。日本郵政への納付割合が売り上げの8.5%で、2018年度が約5,891万7,000円、2019年度が約5,850万円となっており、それを2.55%とすれば、約1,770万円となり、営業利益が11万9,314円出るという試算となっていました。この試算表に基づき交渉を行われ、9月末まで限定6カ月間は2.55%の納付割合としてよいとの回答が来ているとのことでした。各委員からは3月末までに結論を出すという執行者の話は延期になるのか、役員報酬については考えるべきではないか、庄原市として本当にかんぽの郷庄原の応援をするのであれば、譲渡を受ける話ばかりではなく、経営に寄与できる支援を考えるべきなどの意見が出されたところです。当初の調査会では、譲渡の可否が議論の中心でしたが、回数を重ね、経営者側の情報も入ってきたことで、サンヒルズ庄原に対する意見・指摘もふえてきたように思いました。このかんぽの郷庄原について、引き続き調査を継続していくこととし調査会を閉じました。令和2年2月26日に企画建設常任委員会を開催し、2月25日に東京の日本郵政の経営会議で決定した、かんぽの郷の業務運営委託契約内容の新契約と現契約との比較に関する情報を入手したので、委員会で報告しました。これも企業的な問題で公表は控えさせていただきます。内容については、ただいまから詳しく述べます。内容としては、委託内容は現契約は施設の運営全般で新契約でも変更なし。委託先はサンヒルズ庄原の1社指定方式で変更なし。契約期間は、2019年4月1日から2020年の3月31日ということで1年間の自動更新新条項付でしたが、1年間の自動更新は行わない旨を2019年12月にサンヒルズ庄原から通知を受けており、現行の契約の終期は、2020年3月末までだが、2月末での終了ということで新契約が2020年3月1日から2021年3月31日までの13カ月間となっています。ただし、かんぽの郷庄原の廃止・譲渡は、2020年度以降なるべく早期に行うこととするが、手続に時間を要する場合に備えて、契約期間は2021年3月末までとするとされています。次に利用料等の納入は、受託者はかんぽの郷庄原に係る利用料等を一旦日本郵政に納入するということで、売上を全て日本郵政に渡し、1カ月半後に納付すべき額を引いて戻してもらっていましたが、今回、受託者は利用料等から受託者の手数料、業務委託料費を差し引いた日本郵政の実質的な収益額のみ納入することとなります。このことは、今までは全ての売り上げを一旦はお渡しして、1カ月半後に家賃部分だけを抜いて返ってきたと。要は、これからは2.55%のものだけ納める。ということは、キャッシュフローが生まれ、資金繰りが楽になって黒字化するということです。業務委託料が91.5%、要は家賃相当分の納付割合、総売り上げの8.5%であったものが、2020年の3月1日から2020年の9月末までを97.45%で家賃相当分が2.55%になり、2020年の10月から2011年の3月末までが95.75%で、4.25%となります。結果的に6カ月は2.55%の家賃を納入していく形となりました。これによると来年の3月末までは現行どおり営業を行い、確実に利益が出るのは3月の2.55%となってからとなります。まとめとして、今回の調査結果から、かんぽの郷庄原の譲渡の問題とは別に、サンヒルズ庄原が経営の継続を望み、営業努力はもちろん、日本郵政と長年にわたり業務委託費について折衝されてきた経緯も明らかになりました。かんぽの郷庄原が廃止されれば、観光産業だけでなく、ビジネス機会の損失や雇用の喪失など地域経済に与える影響が大きいことは皆さん知ってのとおりです。かんぽの郷庄原の経営危機問題は、サンヒルズ庄原と日本郵政株式会社の契約が2021年3月末まで有利な条件で継続することとなりましたが、将来については決まっていません。市として取得するのか、現在の経営者が取得するのか、公募により競売となるのか、有志によるクラウドファンティングを活用した資金調達による取得など選択肢は多様に考えられますが、残念ながら今のところ、日本郵政株式会社の経営方針によりかんぽの郷庄原の将来は決定されます。しかし、物事は交渉で決められるわけです。取得ありきで議論するのではなく、執行者はあらゆる手段を講じて、まずはサンヒルズ庄原と日本郵政株式会社との折衝等で支援し、誰もが安心し納得できるかんぽの郷庄原の問題の帰着点に向けて努力されることを強く求めます。我々企画建設常任委員会としては、今後もかんぽの経営問題、庄原市内の大型宿泊施設の経営問題について積極的にかかわっていく所存でございます。以上、企画建設常任委員会の所管調査の中間報告といたします。
○
宇江田豊彦議長 ただいまの
委員長報告に質疑があれば許します。ありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
宇江田豊彦議長 なしと認め、質疑を終結いたします。企画建設常任委員会の
所管事務調査の報告を終わります。
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△日程第51 議員派遣について
○
宇江田豊彦議長 日程第51、議員派遣の件を議題といたします。事務局長から朗読させます。
◎永江誠議会事務局長 朗読いたします。議員派遣の件、次のとおり議員を派遣する。1、庄原市立西城保育所完成式。派遣の目的、庄原市立西城保育所完成式出席のため。派遣場所、庄原市立西城保育所施設前駐車場。派遣期間、令和2年3月29日。派遣議員、谷口隆明副議長。2、中国市議会議長会定期総会。派遣の目的、第146回中国市議会議長会定期総会出席のため。派遣場所、福山ニューキャッスルホテル。派遣期間、令和2年4月23日。派遣議員、谷口隆明副議長。以上でございます。
○
宇江田豊彦議長 お諮りします。会議規則第167条第1項及び第2項の規定による議員派遣については、ただいま朗読しましたとおり決定することに異議ありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
宇江田豊彦議長 異議なしと認めます。よって、そのように決定いたします。なお、この際、お諮りいたします。ただいま議決されました議員派遣の内容に変更があった場合、その決定については、議長に一任いただきたいと思います。これに異議ありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
宇江田豊彦議長 異議なしと認めます。よって、そのように決定をいたします。
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△日程第52 閉会中の継続審査について
○
宇江田豊彦議長 日程第52、閉会中の継続審査の件を議題といたします。各常任委員会委員長から
所管事務調査につき、庄原市議会会議規則第111条の規定により、
諸般報告書第3号へ掲載しております申出書のとおり、閉会中の継続審査の申し出があります。お諮りします。これを各常任委員会の委員長の申し出のとおり決定することに異議ありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
宇江田豊彦議長 異議なしと認めます。よって、そのように決定をいたします。以上で、今期定例会に付議された案件は全て議了いたしました。これをもちまして、本日の会議を閉じ、令和2年第1回
庄原市議会定例会を閉会をいたします。ありがとうございました。 午後0時11分 閉会
----------------------------------- 地方自治法第123条第2項の規定により、ここに署名する。 庄原市議会議長
宇江田豊彦 庄原市議会議員 桂藤和夫 庄原市議会議員 徳永泰臣...