庄原市議会 > 2019-03-13 >
03月13日-04号

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  1. 庄原市議会 2019-03-13
    03月13日-04号


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    平成31年  3月 定例会(第1回)      平成31年第1回庄原市議会定例会会議録(第4号)平成31年3月13日(水曜日) 午前10時00分 再開出席議員(20名)      1番 岩山泰憲      2番 田部道男      3番 山田聖三      4番 五島 誠      5番 政野 太      6番 近藤久子      7番 堀井秀昭      8番 宇江田豊彦      9番 福山権二     10番 吉方明美     11番 林 高正     12番 桂藤和夫     13番 徳永泰臣     14番 坂本義明     15番 岡村信吉     16番 赤木忠徳     17番 門脇俊照     18番 竹内光義     19番 横路政之     20番 谷口隆明-----------------------------------説明のため出席した者の職氏名     市長        木山耕三   事務副市長     大原直樹     事業副市長     矢吹有司   総務部長      加藤 孝     生活福祉部長    兼森博夫   企画振興部長    寺元豊樹     環境建設部長    山口克己   総務課長      永江 誠     行政管理課長    加藤武徳   財政課長      中原博明     管財課長      島田虎往   税務課長      佐々木隆行     収納課長      佐々木隆行  社会福祉課長    稲垣寿彦     高齢者福祉課長   毛利久子   児童福祉課長    近藤 淳     市民生活課長    田邊 徹   危機管理課長    佐々木明信     保健医療課長    岡本 貢   企画課長      東 健治     いちばんづくり課長 山根啓荘   自治定住課長    森岡 浩     農業振興課長    松永幹司   商工林業課長    掛札晴彦     建設課長      石原博行   環境政策課長    若林健次     都市整備課長    久保隆治   総領支所長     嶋田伯武     教育長       牧原明人   教育部長      片山祐子     教育総務課長    荘川隆則   教育指導課長    東 直美     水道部局水道局長  山口克己   水道課長      藤原洋二     西城市民病院事務長 惠木啓介-----------------------------------職務のため議場に出席した事務局職員の職氏名     事務局長      山田明彦   書記        山崎幸則     書記        田辺靖雄-----------------------------------議事日程 日程第1 会議録署名議員の指名について 日程第2 議案第8号 庄原市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例 日程第3 議案第11号 庄原市国民健康保険税条例の一部を改正する条例 日程第4 議案第12号 庄原市保育所設置及び管理条例の一部を改正する条例 日程第5 議案第19号 庄原市奨学金支給条例を廃止する条例 日程第6 議案第20号 庄原市高等学校存続対策奨学金貸付条例を廃止する条例 日程第7 議案第60号 平成30年度庄原市一般会計補正予算(第9号) 日程第8 議案第61号 平成30年度庄原市住宅資金特別会計補正予算(第1号) 日程第9 議案第62号 平成30年度庄原市歯科診療所特別会計補正予算(第1号) 日程第10 議案第63号 平成30年度庄原市休日診療センター特別会計補正予算(第1号) 日程第11 議案第64号 平成30年度庄原市国民健康保険特別会計補正予算(第3号) 日程第12 議案第65号 平成30年度庄原市国民健康保険特別会計(直診勘定)補正予算(第2号) 日程第13 議案第66号 平成30年度庄原市後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号) 日程第14 議案第67号 平成30年度庄原市介護保険特別会計補正予算(第4号) 日程第15 議案第68号 平成30年度庄原市介護保険サービス事業特別会計補正予算(第2号) 日程第16 議案第69号 平成30年度庄原市公共下水道事業特別会計補正予算(第4号) 日程第17 議案第70号 平成30年度庄原市農業集落排水事業特別会計補正予算(第4号) 日程第18 議案第71号 平成30年度庄原市浄化槽整備事業特別会計補正予算(第2号) 日程第19 議案第72号 平成30年度庄原市工業団地造成事業特別会計補正予算(第1号) 日程第20 議案第73号 平成30年度庄原市宅地造成事業特別会計補正予算(第1号) 日程第21 議案第74号 平成30年度庄原市水道事業会計補正予算(第3号) 日程第22 議案第75号 平成30年度庄原市国民健康保険病院事業会計補正予算(第2号)-----------------------------------本日の会議に付した事件 議事日程のとおり-----------------------------------                          午前10時00分 再開 ○堀井秀昭議長 これより平成31年第1回庄原市議会定例会を再開いたします。ただいまの出席議員20名であります。よって、直ちに本日の会議を開きます。諸般報告をいたします。配付しています諸般報告書第2号のとおりです。また本日の会議におきまして、写真撮影、録音、録画を許可しております。----------------------------------- △日程第1 会議録署名議員の指名について ○堀井秀昭議長 これより日程に入ります。日程第1、会議録署名議員の指名を行います。会議規則第88条の規定により、議長において、19番、横路政之議員、20番、谷口隆明議員をそれぞれ指名いたします。----------------------------------- △日程第2 議案第8号 庄原市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例 ○堀井秀昭議長 日程第2、議案第8号、庄原市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例を議題といたします。企画建設常任委員会委員長から審査の経過及び結果について報告を求めます。政野太委員長。     〔5番 政野太議員 登壇〕 ◆5番(政野太議員) おはようございます。それでは付託を受けました議案第8号について報告をさせていただきます。去る2月21日、平成31年第1回定例会本会議において、企画建設常任委員会に付託を受けました議案第8号、庄原市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例についての審査の経過及び結果を報告いたします。本案審議について、2月28日に委員会を開催し、説明員として企画振興部商工林業課の出席のもと審議をいたしました。本案は、本年4月より実施される森林管理制度の円滑な推進を図るとともに、庄原モデルとして目標とされる森づくりを通じて林業の再生につながる取り組みを実施するために、市及び関係者に対して助言・指導を行う庄原市森づくりアドバイザー費用弁償に関するものであります。審議においては、「予算では月4日程度の活動となっているが、その程度でこなせるのか」との質疑に対して、「年間を通じて業務が集中する時期とそうでない時期もあると想定している。週に何回とか固定するものではないので、業務が間に合わないようなことが発生した場合は、補正予算等で対応したいと考えている」との答弁がありました。また、「同時期に近隣の市町も同類の職員を雇用するとのことだが、報酬等他市町との差異はないのか」との質疑に対して、「市町によって内容・雇用の形態が違うので、その違いについては比較できない」との答弁がありました。それでは採決の結果を報告いたします。本条例案は出席委員全員賛成による可決により、可決することに決しました。以上で御報告を終わります。 ○堀井秀昭議長 ただいまの委員長報告に質疑があれば許します。質疑はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○堀井秀昭議長 なしと認め、質疑を終結いたします。これより討論に入ります。討論ありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○堀井秀昭議長 なしと認め、討論を終結いたします。これより議案第8号を採決いたします。お諮りします。本案について、委員長の報告は原案可決であります。本案の賛否について投票ボタンを押してください。     〔投票〕 ○堀井秀昭議長 投票を終了いたします。結果を報告します。投票総数19人、賛成18人、反対1人、以上のとおり賛成が多数であります。よって、議案第8号は原案のとおり可決されました。----------------------------------- △日程第3 議案第11号 庄原市国民健康保険税条例の一部を改正する条例 ○堀井秀昭議長 日程第3、議案第11号、庄原市国民健康保険税条例の一部を改正する条例を議題といたします。教育民生常任委員会委員長から審査の経過及び結果について報告を求めます。近藤久子委員長。     〔6番 近藤久子議員 登壇〕 ◆6番(近藤久子議員) 失礼します。委員会付託を受けました議案第11号、庄原市国民健康保険条例の一部を改正する条例の審査の経過、質疑、結果について御報告をいたします。平成31年2月28日、第2委員会室におきまして委員会を開催いたしました。執行者からの説明を受け、この条例の提案理由は、広島県へ納付する国民健康保険事業費納付金に必要な税収を確保するため、所要の改正を行おうとするものとなっております。主な質疑の内容は次のとおりでした。医療費水準の差が加味されない理由については、全体の医療費格差が1.3%程度ということで容認できる範囲であり、県内23市町で合意をし反映をしないこととした。また、庄原市においては医療費水準が県内では高いほうであり、加味されれば負担がふえる可能性もある。法定外繰り入れにつきましては、このたびの広域化の中で3市町が実施している状況であったが、このたびの激変緩和の6年間の中で赤字解消計画を策定し、最終的には、法定外繰り入れをゼロとする目標を設定されております。率の設定については、基本的には6年間の激変緩和措置の間は市町に決定権があるが、県が示した納付金を確保ができる率を市町が決定する流れは合意のもとで進められている。それぞれが工夫しながらできる限り、被保険者への急激な変化が負担増にならないように配慮しながら各市町が設定している。子供の均等割の軽減につきましては、広島県だけではなく全国的にも声が上がっており、全国市長会等を通してこれまでも要望を出している。国と地方との協議の場において、継続的に協議をすることとなっている。庄原市独自での緩和措置については、現行では、低所得者に対する7割、5割、2割の軽減措置となっており、その中では子供有無等については考慮されないこととなっており、また、6年後のゴールに向けての調整が前提であって現行の制度においては考えにくい。資産割の廃止については、もともと国保制度が始まった際に、農村部も含めた所得の低いところでも一定の税収が確保できる仕組みづくりのために収入のみではなく、資産についても課税の対象としたものである。昨今は、一見二重課税のような考え方との指摘や、また、所得はゼロであっても年間高額な国保税額がかかる実態もあり、負担軽減という観点からも資産割の廃止という結論になった。庄原市外に土地や家屋を持っておられる方は対象外となっていることの不公平解消の意味もある。今後の庄原市の医療費軽減に向けた取り組みについては、平成27年度の税率改正の際には、収納率の95%の維持と保健事業推進の特定健診受診率を45%に、1人当たりの平均診療費を1,000円削減、新たな人工透析患者を出さないなどを掲げて実施してきた。保険税の上昇する要因には、診療報酬の改定、薬価の改定などもある。公費負担の引き上げ等によって被保険者の負担減の要望を継続的に続けていくことが重要であり、1人当たりの医療費を下げる取り組みとして、全国の他県も含めて先進的な取り組みについて情報を収集し、優良事例などを参考に、食育や健康づくりなど事業を立案していきたい。以上の主な質疑の後、採決を行いました。全員賛成により、本案は可決すべきものと決しました。以上、委員長報告といたします。 ○堀井秀昭議長 ただいまの委員長報告に質疑があれば許します。質疑はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○堀井秀昭議長 なしと認め、質疑を終結いたします。これより討論に入ります。討論ありませんか。谷口隆明議員。     〔20番 谷口隆明議員 登壇〕 ◆20番(谷口隆明議員) 議案第11号、庄原市国民健康保険条例の一部改正案に対しての反対討論を行いたいと思います。簡潔に行います。たびたび申し上げてきましたけれども、現在の国民保険税は、ほんとに払いたくても払えないという市民にとっては厳しい現状にあります。新年度の庄原市の保険税は1人当たりの平均で558円下がり、改定率もマイナス0.57%となります。確かに平均すれば安くなりますが、固定資産のない世帯あるいは低所得者層には増税になってしまいます。所得割あるいは応能割を下げて応益割をふやしていくことは、最終的には大きな低所得者や資産のない方への負担増になります。だから、6年間の激減緩和措置を設けているわけで、6年後には、やはり応益割が大きくなって負担増は大きくなってしまいます。また、先ほども報告がありましたが、多子世帯ほど負担がふえる均等割は少子化対策に逆行しており、すぐにでもやめるべきだと思います。こうした制度の矛盾を解消し、社会保障制度としての国保制度の理念に立ち返り、全国知事会や市長会、町村会なども国に要望しているように、根本的には国からの交付金を大幅にふやさなければ、このままでは国保制度そのものが維持できません。市民の予防医療、健康増進対策に取り組み、医療費をできるだけ抑制しながら県統一保険料になる前に制度そのものを国民的な議論を起こして、せめて協会けんぽ並の保険料になるような制度設計にすることをそういうことを展望して、このままのじわじわとしていく引き上げには反対したいと思います。以上で、討論を終わります。 ○堀井秀昭議長 次に、原案に賛成の討論を許します。福山権二議員。     〔9番 福山権二議員 登壇〕 ◆9番(福山権二議員) 反対討論がございましたので、賛成の立場で討論を申し上げたいと思います。先ほど谷口議員から反対の意見表明がありました。議論もありましたが、おっしゃることは十分理解できます。ただ、当議会におきましては、そのことを踏まえつつも、基本的には一人一人の市民が一丸となって、みずからの健康を増進するという決意があったり、あるいは執行者が計画しているように、1人1,000円の医療費の削減を目指すような運動する、さまざまな取り組みを展開する、その中で保険料を引き下げる。また、減免措置も適格に措置をするというそういう動きを努めている。したがって、これまで当議会は谷口議員がおっしゃるようなことを理解しつつも、ぜひ市民一丸となって健康増進を図っていくということに期待しながら、それ以外に方法はないという今のところ決意をして、この法案、この条例に賛成をしたわけです。大きく制度が変わってくる流れがあると思いますけれども、どのような制度の流れがあったりしても変革があったりしても、これを課題に対応する市民の健康増進に向けての健康関連に向けての決意と、そして執行者のそれをサポートするような事業展開、そのことが結びついて前進しない限り、結論は出ないと思っております。ぜひ我々議会もそのことを十分認識しながら、みずからそのことを決意して、健康保険税の条例の改正ということについては妥当であろうと判断をすべきだろうと思います。以上で、賛成討論といたします。 ○堀井秀昭議長 他に討論はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕
    堀井秀昭議長 なしと認め、討論を終結いたします。これより議案第11号を採決いたします。お諮りします。本案について委員長の報告は原案可決であります。本案の賛否について投票ボタンを押してください。     〔投票〕 ○堀井秀昭議長 投票を終了いたします。投票結果を報告します。投票総数19人、賛成18人、反対1人、以上のとおり賛成が多数であります。よって、議案第11号は原案のとおり可決されました。----------------------------------- △日程第4 議案第12号 庄原市保育所設置及び管理条例の一部を改正する条例 ○堀井秀昭議長 日程第4、議案第12号、庄原市保育所設置及び管理条例の一部を改正する条例を議題といたします。教育民生常任委員会委員長から審査の経過及び結果について報告を求めます。近藤久子委員長。     〔6番 近藤久子議員 登壇〕 ◆6番(近藤久子議員) 委員会付託を受けました議案第12号、庄原市保育所設置及び管理条例の一部を改正する条例の審査の経過、質疑、結果について御報告をいたします。平成31年2月28日、第2委員会室におきまして、委員会を開催いたしました。執行者からの説明を受け、この条例の提案理由は、庄原市立西城保育所指定管理者制度を導入するため、所要の改正を行おうとするものとなっております。主な質疑内容は次のとおりです。西城保育所指定管理制度にしようとする動機づけの時期と決める検討の中で、どこがポイントとなっているのかについては、導入決定の時期は、市長、副市長を交えた政策企画会議において議論を重ね、平成30年度9月に決定をした。利用ニーズに合った運営日、時間、運営内容、保育士がふえることによるサービスの内容の充実・向上や管理コストの削減が期待できる点である。指定管理をしなければならないのではなく、指定管理ができるという規定である。2,000万円の経費削減については、西城保育所の人件費のみの歳出であり、13名分である。市直営の場合は、保育士全体の平均額から求めており、指定管理の場合は、基準に基づいた積算となっている。指定管理の導入に対しさまざまな議論がこれまでもあった、一定の総括が必要ではないかについては、「総括という視点での取りまとめはないが、利用されている方のアンケートによる満足度の確認や声をお聞きする中で、サービスの向上、経費の削減について効果があるものと受けとめている。したがって、今回の提案である」とのことでした。入札については、「複数で競争原理を働かせるよりも、より適切適正に運営が可能かどうかであり、指定での入札を実施したところもあるが、今回は前提として公募という形態を考えている。」、「小学校と保育所との連携について差が生じているのでは」との質問では、「国の定めに従って保育所児童保育要録を作成し、入学される小学校へ提出し、障害のある子供さんがおられる場合には関係会議を開くことになっている。さらに、小学校と保育所をそれぞれ参観により様子を見るなど、共通的な取り組みを行っている。」、「指定管理により保育士が増員されコストが削減されることは保育の質の低下につながるのでは」との質問では、「規定管理者制度における人件費の算定は民間の状況等を踏まえて、適正な単価という判断のもとに行っている。保育の質が下がることは考えていないし、あってはならないと考えている。」以上の主な質疑ののち、採決を行いました。その結果、賛成3人、反対2人であり、賛成多数により本案は可決すべきものと決しました。以上、委員長報告といたします。 ○堀井秀昭議長 ただいまの委員長報告に質疑があれば許します。質疑はありませんか。谷口隆明議員。 ◆20番(谷口隆明議員) 今、賛成が3人で反対2ということでしたが、簡単で結構ですので、どういう理由で賛成され、どういう理由で反対があったのかお聞かせいただきたいと思います。 ○堀井秀昭議長 近藤久子委員長。 ◆6番(近藤久子議員) 大変申し上げにくいのですけれども、この条例に対して反対の理由はたくさん出されたところですけれども、賛成についての案、意見というものは出されなかったのですけれども、委員それぞれの思いというものは強いものをお持ちだったのではないかと思っております。以上です。 ○堀井秀昭議長 他に質疑はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○堀井秀昭議長 なしと認め、質疑を終結いたします。これより討論に入ります。討論はありませんか。宇江田豊彦議員。     〔8番 宇江田豊彦議員 登壇〕 ◆8番(宇江田豊彦議員) それでは失礼します。議案第12号、庄原市保育所設置及び管理条例の一部を改正する条例について、反対の立場で討論を行います。本件は、庄原市立西城保育所指定管理者制度を導入しようとするもので、庄原、敷信みのり、三日市、庄原北、東城、高野、総領の7保育所に加えようとするものでございます。しかし、既に保育所指定管理導入の方針は、計画は達成をしているわけであります。今後における保育実施の体系的な基本方針を定めた後に考えるべきではないかということがまず1点目でございます。そして2点目とすれば、行政需要がふえる中で、定員マネジメントを安易に実施するという取り組みになっているのではないかということに、強い懸念を持っております。そして3点目、それでなくても、保育職員の不足によって中途入所できないような事態も出てきております。さらなる直営減少は、給与格差にもあらわれておるように、市域の中から保育人材がより不足する状況が進むのではないかということを、非常に強く懸念をしております。そして、保育行政を今後においても継続していかなければならず、担当する職員育成は必要でございます。一定の規模のある直営保育所を維持していくということが非常に大切ではないかと考えております。また、不測の事態が生じることもございます。小規模の保育所で職員さんが急に数人休まれるような事態、それを補完するためには、やはり、一定程度中心的な基幹保育所が必要だと考えております。そういう対応や職員研修を進めていく上で、基幹的な保育所がどうしても必要なのではないかなと思っております。そのような視点をもって、本条例改正について反対の意見を申しました。 ○堀井秀昭議長 次に、賛成の討論を許します。討論はありませんか。他に討論ありませんか。反対討論を許します。吉方明美議員。     〔10番 吉方明美議員 登壇〕 ◆10番(吉方明美議員) 今回、議案第12号、庄原市保育所設置及び管理条例の一部を改正する条例に、反対する立場で討論に参加したいと思います。幼児教育と子育て中のお母さん方を支える保育は行政として何より重要な仕事であり、責任を持つべきものだと考えます。今回、西城保育所指定管理者制度を導入し、民間にその仕事を任せるということは、行政として責任を放棄するものだと思います。民間委託された保育所の保育士の労働条件で、より質の高いサービスが提供できるとされておりますが、それは保育労働者の犠牲の上に成り立つものであり、到底容認することはできません。また、民間委託する規模として、一定の規模以上として示された60人以上という数値を割ってのスタートが予想されますが、要件を満たしていません。今後60人を上回る在園児の数は見込まれず、民間委託することはできないと思われます。また、国または市が保育指針を遵守するとされておりますが、これまで何点か問題が発生した事案について市はその指導・是正を全く行っておられず、市が責任を持ってという説明は信用できるものではありません。本市で生まれる子供たちを市が責任をもって育て上げるという姿勢が重要だと思われます。費用対効果だけでは図ることのできない保育行政を民間任せにするのではなく、市として責任を持つべきという考えで本事案に対して反対するものであります。以上で、反対討論といたします。 ○堀井秀昭議長 次に、原案に賛成の討論を許します。討論はありませんか。五島誠議員。     〔4番 五島誠議員 登壇〕 ◆4番(五島誠議員) 失礼いたします。私は原案に賛成の立場で討論を申し上げたいと思います。1点、先ほど反対討論の中でさまざまな意見出されましたけれども、その中で指定管理にする、民間に保育の運営を任せるということは、庄原市が責任を放棄したのではないかというような意見もございましたけれども、その中で従来より執行者のほうは、民間が運営をしようが直営だろうが、保育の責任を放棄するものではないという立場ずっと一貫してとられておりますし、そのとおりだと思っております。民間が運用するからといって、公立保育所の責任がなくなるというものはあってはなりませんし、そういったことについては、またしっかりと我々も注視をしていかなければいけない、そういうふうに思います。それから話を聞く中では、どうも民間に保育を運営させると質が下がるのではないかというような御意見が多いような気がするのですけれども、私、民間の運営の保育所も、それから公立の運営の保育所も両方子供を通わせておったことがございまして、その中で決して民間の業者の方が運用される保育所、サービスが悪いわけでもないですし、対応が悪いわけでもない。それぞれ一長一短あるところはあるかもわかりませんけれども、民間だからといって質が低下するというようなことは感じることはできませんでした。それよりも、今回、西城保育所指定管理にできるということにするということは、例えば時間の関係、18時半までが延長保育があって19時半までになったりというようなところで、よくなる部分もかなり見受けられるのではないかと考えております。以上のような理由から、私はこの条例案に賛成の立場で討論させていただきました。議員皆様の御賛同をよろしくお願いいたします。 ○堀井秀昭議長 次に、原案に反対の討論を許します。福山権二議員。     〔9番 福山権二議員 登壇〕 ◆9番(福山権二議員) 失礼いたします。この条例案が付託された教育民生常任委員会の一員でございますが、初めて、この本会議で指定管理に関する断固たる賛成意見が出ましたので、あえて申し上げたいと思います。個人的には、この指定管理については、当初から全てのものに反対を、保育所の関係については反対をしてきましたので、あえて討論に参加をしていきたいと思います。初めに宇江田議員から言われましたように、民間だから悪い、公立だから悪いという、もちろんいろいろ意見あります。ただ問題は、保育行政を進める中で民間に任す、直営でやる、それはそれぞれの市政の中身ですから、市長の方針ですから、それはそれとして尊重すべきだろう。しかし問題は、7つの保育所が指定管理をしている。しかも、その企業は複数にわたる。もちろん、それぞれの企業の保育のやり方については差があって当然です、実力も差があるでしょう。経験のあるなしもあります。庄原市はあえて、庄原市で一番大きな保育所も経験のほとんど少ない民間に委託をしたというように私は考えております。であるならば、ここまでやってきて、一定の総括、これほど民営はいいのだと、今、五島委員からも言われました。延長の時間が長くなる、これも大変重要なことですが、このことが直営でできないとは全く考えられません。問題は、責任の持ち方ということについて、庄原市の行政として保育行政として、今日までの指定管理制度は、ふやしてきたその総括は、議会に対して市民に対してしっかりと示されるべきだろうと思います。それがないのに、議会に判断しろというのは、これをもうめちゃくちゃな話です。と私は思います。さらに、実は、これまでの経験の中で、指定管理を受けている企業が実は契約が履行できないと、継続できないという事態も発生をいたしました。実は心配されることはそのことです。今、近隣の市でも指定管理から直営に戻すということも生まれてきております。さまざまな事情があるのでしょう。この庄原市内で保育に関する業務を専門にして、すばらしい経験を持って、自信を持って競争しながらやるのだと。今、受けている企業が、もし契約不履行、できないとした場合に、また複数の企業が、ではうちにやらしてくれというような環境もないという状況の中で、このことを進めるというのは非常に無理があると思います。そのリスクは全く解消されていません。今のところ複数ありますよぐらいのことで、この保育業務を民間委託する、その神経が少し理解できません。そのことはきちんと市民に総括として、文書で出されてやるべきだろうと思います。また、少し角度を変えますが、民間委託をしたらさまざまなサービスが向上すると、だから直営よりもいいのですよというようなことの中に、あるいは看護師を配置する、あるいは延長する、このようなことが民間にできて直営にはできない。つまり、財政の問題に終結をいたします。私は、1つは、そのことも大事ですが、少なくともこのような保育行政の中に、まさに金勘定で決めるということを最優先にするような行政は、これはあってはならないと思います。もうちょっと行政として悩みながら、どういうふうにして責任を持って保育行政をしてみようかということについては、しっかりした議論と市民参加の大きな議論があった上で進めるべきだろうと思います。今の保護者がいいと言うからそれでいいのだとか、反対意見はないと、サービスは向上されているというように聞いているというようなことはなくて、本当に真剣にこの保育行政について、民間委託がどれだけ大きな進歩をしたかと、どれだけ庄原市の子育てにプラスになったかということがない限り、このような条例改正は提案すべきでないと考えますので、ぜひ議会としてのまさに立場を問われる議案でございますので、そういう立場で議員の皆さんの賛同を得たいと思います。以上です。 ○堀井秀昭議長 次に、原案に賛成の討論を許します。横路政之議員。     〔19番 横路政之議員 登壇〕 ◆19番(横路政之議員) 私は条例に賛成の立場で討論いたします。やはり、今、るる聞いておりますと、一番大事なことは市のいろんな施策がございますけれども、市民目線にいかに寄り添っているか、市民感覚にどれだけ寄り添っているか、市民の方、また、特にこういった保育所は若いお父さん方、お母さん方、どれだけそういった方たちの気持ちに寄り添っているか。今、いろいろ、るる反対の声を聞きましたけれども、将来が不安だと、民間はいつかつぶれる可能性も出る、非常に失礼な話だと思います。私の孫でございますけれども、北保育所、指定管理の保育所に通っております。皆さん必死でございます。不安なところは余り感じるところはありません。本当に必死になってやっておられます。大事な視点は、どこまでそういった市民感覚に寄り添うことができるかというところで判断すべきだと思います。時間の問題もあります。延長7時半まで、どれだけ助かるお父さん、お母さん方が出てくるか。もう少し預けたいのだけれども、今の公設公営では無理なというので、仕事をセーブしながらやっておられるお母さん方もおられると思います。そういった方たちは本当に助かって行かれるのではないかと、そういうふうな思いがしております。そういった意味で、市民目線に立ったそういった感覚で判断すべきだという思いの中で、この条例には賛成いたします。 ○堀井秀昭議長 次に、原案に反対の討論を許します。討論ありませんか。他に討論ありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○堀井秀昭議長 なしと認め、討論を終結いたします。これより議案第12号を採決いたします。本案について委員長の報告は原案可決であります。本案の賛否について投票ボタンを押してください。     〔投票〕 ○堀井秀昭議長 投票を終了いたします。投票結果を報告します。投票総数19人、賛成15人、反対4人、以上のとおり賛成が多数であります。よって、議案第12号は原案のとおり可決されました。----------------------------------- △日程第5 議案第19号 庄原市奨学金支給条例を廃止する条例 ○堀井秀昭議長 日程第5、議案第19号、庄原市奨学金支給条例を廃止する条例を議題といたします。教育民生常任委員会委員長から審査の経過及び結果について報告を求めます。近藤久子委員長。     〔6番 近藤久子議員 登壇〕 ◆6番(近藤久子議員) 議案第19号、庄原市奨学金支給条例を廃止する条例の審査の経過と結果について御報告をさせていただきます。平成31年2月28日、第2委員会室におきまして委員会を開催し、執行者からの説明を受けたところです。主な説明内容は次のとおりです。学習に意欲がありながら経済的な事情により、学校教育法に規定する高等学校等への就学が困難な者に行政支援を実施することを目的として、平成17年に庄原市奨学金支給条例が制定されましたが、その後、平成26年から国・県は新たに授業料免除を目的とした高等学校等就学支援金制度を、また、教材等の支援を目的とした高等学校等就学給付金制度を創設しました。国・県の就学支援制度の充実により、実質的に庄原市奨学金支給条例の支給要件を満たす者が存在しないことから、この実情を総合的に検討する中で庄原市奨学金支給条例を廃止することを決定したというものです。また、庄原市奨学金支給条例によって、支援金を交付する際の財源である庄原市奨学金基金の残高が不足しており、新たな支給を開始することができなくなっているという事情もあり、関係制度を廃止することが適当であるとの判断に至ったとの説明でした。また、本件条例を廃止しても、現在、この制度を活用して奨学金を受給している場合には、その受給権は制度が規定する残存期間終了までは奨学金受給が継続されることを附則で規定し、さらに、庄原市奨学金基金条例もこれを継続するための行政事情が消滅したことにより、これを廃止すること、奨学金支給する制度で利用していた庄原市個人番号の利用及び特定個人情報の提供についても、同様の事情により庄原市個人番号及び特定個人情報の情報に関する条例の中から関係部分の削除も同時に実施するとの説明でした。以上の説明を受け、採決を行いました。採決の結果、全員一致で本案は可決するものと決しました。以上で、委員長報告といたします。 ○堀井秀昭議長 ただいまの委員長報告に質疑があれば許します。質疑はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○堀井秀昭議長 なしと認め、質疑を終結いたします。これより討論に入ります。討論ありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○堀井秀昭議長 なしと認め、討論を終結いたします。これより議案第19号を採決いたします。お諮りします。本案について委員長の報告は原案可決であります。本案の賛否について投票ボタンを押してください。     〔投票〕 ○堀井秀昭議長 投票を終了いたします。投票結果を報告します。投票総数19人、賛成19人、以上のとおり賛成全員であります。よって、議案第19号は原案のとおり可決されました。----------------------------------- △日程第6 議案第20号 庄原市高等学校存続対策奨学金貸付条例を廃止する条例 ○堀井秀昭議長 日程第6、議案第20号、庄原市高等学校存続対策奨学金貸付条例を廃止する条例を議題といたします。教育民生常任委員会委員長から審査の経過及び結果について報告を求めます。近藤久子委員長。     〔6番 近藤久子議員 登壇〕 ◆6番(近藤久子議員) 議案第20号、庄原市高等学校存続対策奨学金貸付条例を廃止する条例の審査の経過、結果について御報告をいたします。平成31年2月28日、第2委員会室において委員会を開催し、執行者からの説明を受けたところです。主な説明内容は次のとおりです。廃止しようとする条例は、広島県立西城紫水高等学校に在学する者等に西城紫水高校等高等学校奨学金を、本条例制定時に存続していた庄原格致高校高野山分校に在学する者にふるさと奨学金を貸し付けることによって、この2つの高等学校への入学者を確保し、学校の振興と存続に資することを目的としたものです。庄原市における高等学校生徒に対する奨学金貸付制度は、本件制度と庄原市奨学金貸付制度の2種類があり、庄原市奨学金制度の総合的な見直しを実施することにより庄原市奨学金貸付制度のほうが、より充実することになったため、高等学校存続を目的とした制度を廃止することとしたとの説明でした。実績といたしましてもこの7年間、高等学校存続目的の奨学金貸付制度の利用は皆無であったとの説明でした。さらに、本件条例により貸し付けの受給資格者に対する説明の中でも、庄原市奨学金貸付制度の利用が可能であることによって、高等学校の存続目的の奨学金貸付制度の廃止については理解を得ているとのことでした。経過措置につきましては、議案第19号の場合と同様に、現在、貸し付けの決定を受けている者については、本件条例を廃止した後も、その効力は継続するものと附則で明記されています。以上の執行者の説明を受け採決を行った結果、全員一致で可決するものと決しました。以上で、委員長報告といたします。 ○堀井秀昭議長 ただいまの委員長報告に質疑があれば許します。質疑はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○堀井秀昭議長 なしと認め、質疑を終結いたします。これより討論に入ります。討論ありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○堀井秀昭議長 なしと認め、討論を終結いたします。これより議案第20号を採決いたします。お諮りします。本案について委員長の報告は原案可決であります。本案の賛否について投票ボタンを押してください。     〔投票〕 ○堀井秀昭議長 投票を終了いたします。結果を報告します。投票総数19人、賛成19人、以上のとおり賛成全員であります。よって、議案第20号は原案のとおり可決されました。----------------------------------- △日程第7 議案第60号 平成30年度庄原市一般会計補正予算(第9号) △日程第8 議案第61号 平成30年度庄原市住宅資金特別会計補正予算(第1号) △日程第9 議案第62号 平成30年度庄原市歯科診療所特別会計補正予算(第1号) △日程第10 議案第63号 平成30年度庄原市休日診療センター特別会計補正予算(第1号) △日程第11 議案第64号 平成30年度庄原市国民健康保険特別会計補正予算(第3号) △日程第12 議案第65号 平成30年度庄原市国民健康保険特別会計(直診勘定)補正予算(第2号) △日程第13 議案第66号 平成30年度庄原市後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号) △日程第14 議案第67号 平成30年度庄原市介護保険特別会計補正予算(第4号) △日程第15 議案第68号 平成30年度庄原市介護保険サービス事業特別会計補正予算(第2号) △日程第16 議案第69号 平成30年度庄原市公共下水道事業特別会計補正予算(第4号) △日程第17 議案第70号 平成30年度庄原市農業集落排水事業特別会計補正予算(第4号) △日程第18 議案第71号 平成30年度庄原市浄化槽整備事業特別会計補正予算(第2号) △日程第19 議案第72号 平成30年度庄原市工業団地造成事業特別会計補正予算(第1号) △日程第20 議案第73号 平成30年度庄原市宅地造成事業特別会計補正予算(第1号) △日程第21 議案第74号 平成30年度庄原市水道事業会計補正予算(第3号) △日程第22 議案第75号 平成30年度庄原市国民健康保険病院事業会計補正予算(第2号) ○堀井秀昭議長 日程第7、議案第60号、平成30年度庄原市一般会計補正予算(第9号)から、日程第22、議案第75号、平成30年度庄原市国民健康保険病院事業会計補正予算(第2号)までを一括議題とします。市長から提案理由の説明を求めます。議案第60号については、財政課長。 ◎中原博明財政課長 それでは、別冊の一般会計補正予算書をお願いいたします。御上程いただきました議案第60号、平成30年度庄原市一般会計補正予算(第9号)について御説明いたします。本補正予算案は、歳入歳出予算、継続費、繰越明許費、債務負担行為及び地方債について補正をさせていただくものでございます。まず、歳入歳出予算については、既定の予算から3億905万2,000円を減額し、補正後の総額を歳入歳出それぞれ359億768万5,000円とするものでございます。2ページ、第1表歳入歳出予算補正でございます。まず歳入でございます。ここでは予算科目の款、項のうち、増減1,000万以上の補正額を計上しております項に絞り、その主な補正内容について御説明いたします。1款市税1項市民税の2,800万円の減額は、法人税割の減収見込みによるもので、2項固定資産税の2,450万円の増額は、評価替えによる減額影響が見込みを下回ったことなどによるものでございます。6款1項地方消費税交付金の3,145万1,000円の減額は、消費動向に基づく決算見込み額を反映したもの、10款1項地方交付税の1,534万4,000円の増額は、国税収入の増額補正に伴う普通交付税の追加交付によるものでございます。14款国庫支出金1項国庫負担金の1億9,408万円の増額は、現年発生公共災害復旧費負担金の追加などによるもので、2項国庫補助金の1億473万4,000円の減額は、廃棄物処理施設、災害復旧費補助金や公営住宅整備事業補助金などの減額によるものでございます。3ページ、15款県支出金2項県補助金の1億5,746万5,000円の増額は、農林水産業施設災害復旧費補助金などの追加によるもので、16款財産収入2項財産売払収入の1,715万6,000円の減額は、西城町梶谷山事業地の年度内での流木売却が見込めないための減額などによるものでございます。18款繰入金1項基金繰入金の8億6,699万円の減額は、災害復旧事業における災害査定設計費や単独災害事業費の一般財源を地方債へ財源振りかえしたことなどにより、財政調整基金からの繰入金を8億3,587万3,000円減額するとともに、事業精算により、過疎地域自立促進基金からの繰入金3,125万9,000円の減額などによるものでございます。20款諸収入3項貸付金元利収入の2,590万4,000円の減額は、商工振興資金の運転資金及び設備資金預託金を実績見込みにより減額するものでございます。21款1項市債3億6,374万8,000円の増額につきましては、後ほど地方債補正において説明をいたします。続いて4ページ、歳出でございます。提案いたします歳出補正につきましては、災害復旧事業及び国の補正予算に伴う増額予算を除きますと、各事業の精算見込みによる減額補正が主なものとなります。まず、人件費につきましては、育児休業者、求職者、中途退職者等の整理及び災害派遣職員負担金の精算見込みにより、一般会計全体では約3,500万円を減額補正を計上しております。以下、予算科目の款・項のうち、増減500万円の補正額を計上しております項に絞り、人件費以外の主な補正内容について順を追って説明をいたします。2款総務費1項総務管理費の6,124万6,000円の減額は、地域おこし協力隊推進事業や自治振興事業など、各事業の精算見込みによるものでございます。3款民生費1項社会福祉費では、後期高齢者医療事業の療養給付費負担金ほか8,036万3,000円を減額、2項児童福祉費では、西城保育所整備事業や児童措置事業、庄原ひだまり広場に係る子育て支援施設整備事業など精算見込みにより、合わせて8,399万8,000円を減額するものであります。4項災害救助費の5,658万7,000円の増額は、平成30年7月豪雨により被災された建物等公費解体するための委託料の追加並びに災害廃棄物混入土砂撤去補助金などの減額によるものでございます。4款衛生費2項清掃費では、新焼却施設整備事業及び東城し尿処理施設管理運営事業など、合計6,375万8,000円を精算見込みにより減額するものでございます。6款農林水産業費1項農業費の5,946万8,000円の減額は、補助金内示の減額による地籍調査事業の調整並びに農地集積加速化支援事業などの減額によるもの。2項耕地費の2,730万9,000円の減額は、県営土地改良事業負担金や基盤整備促進事業などの精算見込みによるもの。3項林業費では、補助金内示による事業費調整により、ひろしまの森づくり事業や合板製材生産性強化対策事業など3,951万2,000円を減額するものであります。7款1項商工費の1,751万2,000円の減額は、歳入でも申し上げましたが、商工振興資金融資に係る運転資金及び設備資金の預託金の精算見込みなどによるものでございます。8款土木費2項道路橋梁費の8,346万5,000円の増額は、除雪委託料の追加や国の補正予算に伴う災害防除事業の増額によるもので、5項都市計画費の8,603万円の減額は、土地区画整理事業や都市再生整備事業、公共下水道事業特別会計繰出金など、事業の精算見込みによるものでございます。5ページ、同じく8款土木費6項住宅費の8,096万8,000円の減額は、市営住宅整備事業の一部計画見直しによるもの、並びに、平成30年7月豪雨災害の住宅リフォーム支援事業補助金の申請実績に伴う減額でございます。10款教育費2項小学校費の4,771万7,000円の増額は、国の補正予算に伴う小学校5校への冷房設備整備費を新たに計上することなどによるものでございます。6項保健体育費の510万5,000円の減額は、学校給食事務局管理事業の精算によるもので、7項奨学金事業費の1,309万3,000円の減額は、貸付実績によるものでございます。11款災害復旧費1項農林水産施設災害復旧費の1億9,076万8,000円の増額は、平成30年7月豪雨に伴う農地・農業用施設及び林道の災害査定後の復旧事業に係る工事費などを追加するもので、2項公共土木施設災害復旧費の609万1,000円の増額は、事業事務費などを追加するものでございます。3項公共施設災害復旧費の6,514万2,000円の減額につきましては、東城し尿処理施設に係る災害査定設計業務委託及び災害復旧工事の契約に伴う減額でございます。13款諸支出金1項基金費の876万7,000円の増額は、医療従事者育成奨学金返還金を過疎地域自立促進基金へ積み立てるものなどでございます。続いて6ページ、第2表継続費補正でございます。4款1項斎場整備事業庄原市斎場につきまして、備品購入及びダイオキシン調査などの契約実績により、総額を16億2,461万8,000円から16億2,149万円に減額するもので、平成30年度の年割額について表中のとおり変更するものでございます。次に、7ページから8ページにかけましては、第3表繰越明許費補正でございます。2款総務費1項総務管理費、総務一般管理事業の132万円から、8ページ、最下段の11款災害復旧費3項公共施設災害復旧費現年社会教育施設災害復旧事業の272万1,000円まで、年度内の完了が困難と見込まれる41事業について、繰越明許費として新たに設定するものでございます。次に9ページ、第4表債務負担行為補正、追加いたしますのは、表中の湯木釜峰自治会と協定する庄原市湯木ふれあいプラザの管理に要する経費から、和南原自治会と協定する庄原市高野和南原コミュニティセンターの管理に要する経費までの9件で、期間、限度額は記載のとおりでございます。最後に、第5表地方債補正でございます。10ページで追加いたしますのは、表中の庁舎整備事業から災害対策債までの9事業、廃止いたしますのは、公営住宅整備事業及び社会教育施設災害復旧事業の2事業、また、情報格差是正事業から11ページの臨時財政対策債までの28件について規定の限度額変更し、限度額の合計を57億5,642万1,000円とするものでございます。議案第60号の説明は以上でございます。 ○堀井秀昭議長 議案第61号については、収納課長。 ◎佐々木隆行収納課長 失礼します。御上程いただきました議案第61号、平成30年度庄原市住宅資金特別会計補正予算(第1号)について、御説明申し上げます。別冊になっておりますのでよろしくお願いいたします。今回の補正内容でございますが、歳入歳出ともに事業の精算見込みによるものでございます。1ページでございます。第1条におきまして、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ138万6,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ585万9,000円とするものでございます。めくっていただきまして2ページ、第1表歳入歳出予算補正でございます。歳入では、3款1項繰越金6,000円の増額は、前年度繰越金の額の確定に伴うもの、4款1項貸付金元利収入138万円の増額は、収入金の精算見込みによるものでございます。次に右3ページ、歳出でございます。1款1項貸付金30万円の減額は一般管理費の減で、精算見込みにより不要となった補償金等の減額を行うものでございます。続く3款1項繰出金は、精算に伴う一般会計への繰出金として168万6,000円を増額いたしております。5ページの歳入歳出補正予算、事項別明細書以降は同様の説明となりますので、説明は省略させていただきます。議案第61号の説明は以上でございます。 ○堀井秀昭議長 議案第62号については、総領支所長。 ◎嶋田伯武総領支所長 御上程いただきました議案第62号、平成30年度庄原市歯科診療所特別会計補正予算(第1号)について、御説明申し上げます。別冊となっておりますので、よろしくお願いいたします。今回の補正内容でございますが、所要額の見込みにより歳入歳出を精査いたしました結果の補正でございます。1ページ、歳入歳出予算の補正は、第1条歳入歳出予算の総額から、それぞれ250万円を増額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ2,816万4,000円とするものでございます。めくっていただきまして、2ページでございます。第1表歳入歳出予算補正の歳入でございます。1款1項外来収入250万円の増額は、診療収入の増額見込みによるものでございます。3款1項一般会計繰入金14万9,000円の減額は、一般会計からの繰入金を減額し、4款1項繰越金14万9,000円の増額は、前年度繰越金を増額するものでございます。次に3ページでございます。歳出では、1款1項施設管理費250万円の増額は、医師への業務委託とするものでございます。なお、5ページ以降の歳入歳出補正予算書、事項別明細書は同様の説明となりますので省略させていただきます。議案第62号の説明は以上でございます。 ○堀井秀昭議長 議案第63号については、保健医療課長。 ◎岡本貢保健医療課長 御上程いただきました議案第63号、平成30年度庄原市休日診療センター特別会計補正予算(第1号)について御説明申し上げます。第1条で、予算の総額に歳入歳出それぞれ13万2,000円を追加し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ1,260万1,000円とするものでございます。めくっていただきまして2ページ、第1表歳入歳出予算補正の歳入でございます。1款1項外来収入179万4,000円の減額は、庄原市休日診療センターの受診者数の減少による診療収入の減を計上いたしております。3款1項一般会計繰入金192万6,000円の増額は、1款の診療収入の減を一般会計からの繰り入れで補填するものでございます。次に3ページ、歳出でございます。1款1項施設管理費13万2,000円の増額は、光熱水費等の増額によるものでございます。議案第63号に関する説明は以上でございます。続きまして、御上程いただきました議案第64号、平成30年度庄原市国民健康保険特別会計補正予算(第3号)について御説明申し上げます。今回の補正内容は、保険給付費の減額とそれに伴う財源の整理及び前年度繰越金の計上と、それに伴う基金積立金の計上などによるものでございます。第1条で、予算の総額から歳入歳出それぞれ9,557万9,000円を減額し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ43億1,286万6,000円とするものでございます。めくっていただきまして2ページ、第1表、歳入歳出予算補正の歳入でございます。6款1項県補助金1億8,958万円の減額は、歳出の保険給付費等の減額に伴う財源調整によるものでございます。8款1項他会計繰入金は、低所得者等に対する保険税軽減制度に係る繰り入れと職員給与費等繰り入れ、出産育児一時金に係る繰り入れの合計で1,028万5,000円を減額するものでございます。9款1項繰越金1億201万6,000円の増額は、平成29年度決算における余剰金を前年度繰越金として計上するものでございます。10款4項雑入227万円の増額は、退職被保険者の医療費に係る平成29年度療養給付費交付金の追加交付によるものでございます。次に3ページ、歳出でございます。1款1項総務管理費224万5,000円の減額は、職員人件費と嘱託員報酬の減額によるものでございます。2款1項療養諸費と4項出産育児諸費の合計1億5,641万4,000円の減額は、医療費等の減額を見込んだものでございます。3款1項から3項まで合計719万2,000円の減額は、広島県に納付する国民健康保険事業費納付金の減額見込みによるものでございます。5款1項保健事業費107万3,000円の減額は、医療費適正化事業に係る不用額の整理を行うものでございます。2項特定健康診査等事業費46万9,000円の減額は、特定保健指導事業の参加人数の減等に係る委託料の減額の整理、同じく3項総合保健事業費40万円の減額は、嘱託員報酬に係る不用額の整理でございます。6款1項基金積立金7,000万円の増額は、歳入で御説明いたしました前年度繰越金の計上に伴い、歳入歳出見込みによる差額を積み立てるものでございます。8款1項償還金及び還付加算金166万1,000円の増額につきましては、平成29年度の高額療養費共同事業費負担金に係る精算返納金として、県に返還するための費用を計上するものでございます。同じく3項繰出金55万3,000円の増額は、西城市民病院事業会計に繰り出す歳入の県支出金が増額することに伴い、歳出部分も増額するものでございます。5ページ以降の事項別明細書でございますが、同様の説明となりますので説明は省略させていただきます。また、16ページ以降の給与費明細書につきましても、お目通しの上、御確認をお願いいたします。議案第64号に関する説明は以上でございます。 ○堀井秀昭議長 議案第65号については、総領支所長。 ◎嶋田伯武総領支所長 御上程いただきました議案第65号、平成30年度庄原市国民健康保険特別会計(直診勘定)補正予算(第2号)について御説明申し上げます。今回の補正内容でございますが、所要額見込みにより歳入歳出を精査いたしました結果の補正でございます。1ページ、歳入歳出予算の補正は、第1条歳入歳出予算の総額からそれぞれ893万8,000円を減額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ7,409万3,000円とするものでございます。めくっていただきまして、2ページでございます。第1表、歳入歳出予算補正の歳入でございます。1款1項外来収入1,240万円の減額は、診療収入の減額の見込みによるものでございます。2項その他の診療収入60万円の減額は、主に医薬品衛生材料の減額見込みによるものでございます。2款1項手数料12万円の減額は、健康診断書等の文書料の減額の見込みによるものでございます。5款2項基金繰入金409万円の増額は、財源調整により基金から繰入金を追加するものでございます。6款1項繰越金16万2,000円の増額は、前年度繰越金を追加し、7款2項雑入7万円の減額は、特別養護老人施設費用の減額見込みによるものでございます。次に3ページでございます。歳出では、1款1項施設管理費117万5,000円の減額は、一般管理費の精算見込みによるものでございます。2款1項医業費776万3,000円の減額は、医療材料費、検査委託料等の精算見込みによるものでございます。なお、5ページ以降は、歳入歳出補正予算、事項別明細書は同様の説明となりますので省略させていただきます。議案第65号の説明は以上でございます。 ○堀井秀昭議長 議案第66号については、保健医療課長。 ◎岡本貢保健医療課長 御上程いただきました議案第66号、平成30年度庄原市後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)について御説明申し上げます。第1条で、予算の総額から歳入歳出それぞれ198万4,000円を減額し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ6億7,532万5,000円とするものでございます。めくっていただきまして2ページ、第1表歳入歳出予算補正の歳入でございます。1款1項後期高齢者医療保険料494万7,000円の増額は、決算見込みにより、保険料の滞納繰越分等の増額を計上するものでございます。3款1項一般会計繰入金693万1,000円の減額は、広域連合からの指示額により事務費繰入金と保険基盤安定繰入金をいずれも減額するものでございます。次に3ページ、歳出でございます。2款1項後期高齢者医療広域連合納付金198万4,000円の減額は、広域連合に納付する保険料等負担金の精算見込みによるものでございます。5ページ以降の事項別明細書でございますが、同様の説明となりますので説明は省略させていただきます。議案第66号に関する説明は以上でございます。 ○堀井秀昭議長 議案第67号及び議案第68号については、高齢者福祉課長。 ◎毛利久子高齢者福祉課長 失礼いたします。御上程いただきました議案第67号、平成30年度庄原市介護保険特別会計補正予算(第4号)につきまして御説明申し上げます。今回の補正は、主には執行見込みによるものでございます。第1条で、予算の総額に歳入歳出それぞれ1億3,210万9,000円を追加し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ63億7,200万8,000円とするものでございます。めくっていただきまして2ページ、第1表歳入歳出予算補正の歳入でございます。1款保険料1項介護保険料から7款繰入金1項一般会計繰入金までは、歳出の執行見込みに対して、それぞれ定められた負担率に基づき歳入を見込み減額または追加し、また、8款1項繰越金は、繰越額の確定により9,094万7,000円を追加するものでございます。次に3ページ、歳出でございます。1款総務費1項総務管理費118万5,000円の減額は、職員人件費の執行見込みにより、また、3項介護認定審査会費240万5,000円の減額は、介護認定審査会及び認定調査に関する経費の執行見込みにより、それぞれ減額するものでございます。2款保険給付費1項介護サービス等諸費から6項介護予防サービス等諸費では、各介護サービス費の執行見込みにより、それぞれ増減を行うものでございまして、このうち、1項介護サービス等諸費の1億120万6,000円の増額は、主には特別養護老人ホーム、老人保健施設等の施設サービス利用者の増によるものでございます。3款地域支援事業費1項介護予防生活支援サービス事業費の1,817万1,000円の減額は、主には訪問型及び通所型の介護予防生活支援サービス事業等の執行見込みによる減額。また、2項包括的支援事業任意事業費の683万3,000円の減額は、主には認知症初期集中支援事業及び食の自立支援事業に係る業務委託料の執行見込みにより減額するものでございます。5款1項基金積立金は、繰越金のうち、前年度の介護給付費に係る国県支出金及び支払い基金交付金の精算返納金を除いた額を積み立てることとし、9,094万8,000円を追加するものでございます。次に、5ページ以降の事項別明細書でございますが、同様の説明となりますので説明は省略させていただきます。また、20ページから21ページに給与費明細書を掲載しております。議案第67号の説明は以上でございます。続きまして、議案第68号、平成30年度庄原市介護保険サービス事業特別会計補正予算(第2号)につきまして御説明申し上げます。主には執行見込みによる補正でございます。第1条で、予算の総額から歳入歳出それぞれ1,367万7,000円を減額し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ4,638万8,000円とするものでございます。めくっていただきまして2ページ、第1表歳入歳出予算補正の歳入でございます。1款サービス収入1項予防給付費収入は、介護予防サービス計画費収入の実績見込みにより706万4,000円を減額するものでございます。4款繰入金1項一般会計繰入金は、歳出の執行見込みにより713万1,000円を減額し、5款1項繰越金は、金額の確定により51万8,000円を追加するものでございます。次に3ページ、歳出でございます。1款1項地域支援事業費1,367万7,000円の減額は、主には高齢者福祉課所属の介護支援専門員に係る嘱託員報酬の減額と介護予防サービス計画に係る委託料を執行見込みにより減額するものでございます。次に5ページ以降の事項別明細書でございますが、同様の説明となりますので説明は省略させていただきます。また、12ページから13ページでは給与費明細書を掲載しております。議案第68号の説明は以上でございます。 ○堀井秀昭議長 議案第69号から議案第71号については、下水道課長。 ◎藤原洋二下水道課長 失礼いたします。御上程いただきました議案第69号、平成30年度庄原市公共下水道事業特別会計補正予算(第4号)について御説明申し上げます。別冊の補正予算をお願いいたします。第1条で、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ4,733万円を減額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ10億5,682万4,000円とするものでございます。第2条で、繰越明許費として第2表繰越明許費によるとしております。第3条で、地方債の補正として第3表地方債補正によるとしております。めくっていただきまして、2ページをお開きください。第1表歳入歳出予算補正の歳入の主なものについて御説明申し上げます。2款1項使用料につきましては433万8,000円を増額し、3億5,492万4,000円とするものでございます。その増額理由につきましては、使用水量の精算見込みによるものでございます。3款1項国庫補助金につきましては465万7,000円を増加し、1億2,060万5,000円とするものでございます。その増額理由につきましては、国の2次補正予算を含む社会資本整備総合交付金及び災害復旧国庫補助金の調整によるものでございます。同じく2項国庫負担金につきましては175万円を減額し、1,171万円とするものでございます。その減額理由といたしましては、災害復旧費国庫負担金の調整によるものでございます。4款1項繰入金につきましては、歳出の減少に伴い1,785万3,000円を減額するものでございます。7款1項市債につきましては3,750万円を減額し、1億3,080万円とするものでございます。その減額理由といたしましては、公共下水道事業債及び災害復旧事業債の調整によるものでございます。次に3ページの歳出の主なものについて御説明申し上げます。2款1項公共下水道事業費につきましては4,737万3,000円を減額し、5億3,194万1,000円とするものでございます。その主な減額につきましては、精算見込みによるものでございます。なお、4ページに繰越明許費といたしまして、1款1項一般管理事業518万4,000円、2款1項公共下水道事業1億4,083万円、特定環境保全公共下水道事業について9,821万5,000円、5款1項現年公共下水道施設災害復旧事業について1,991万1,000円を繰り越しするものでございます。また、5ページに地方債補正といたしまして、公共下水道事業と現年公共下水道施設災害復旧事業に係る地方債の限度額を3,750万円減額し、限度額の合計を1億3,080万円とするものでございます。7ページ以降に事項別明細書を添付しておりますけれども、同様の説明となりますので省略させていただきます。なお、16ページに給与費明細書を添付しておりますのでお目通しをお願いいたします。続きまして、議案第70号、平成30年度庄原市農業集落排水事業特別会計補正予算(第4号)について御説明申し上げます。別冊の補正予算をお願いいたします。第1条で、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ409万円を減額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ4億1,760万7,000円とするものでございます。第2条で、繰越明許費として第2表繰越明許費によるとしております。第3条で、地方債の補正として第3表地方債補正によるとしております。めくっていただき、2ページをお願いいたします。第1表歳入歳出予算補正の歳入の主なものについて御説明申し上げます。2款1項使用料につきましては131万7,000円を減額し、9,729万5,000円とするものでございますが、その減額理由といたしましては、使用料の精算見込みによるものでございます。次に、5款1項繰入金につきましては、歳出の減少に伴い551万4,000円を減額補正するものでございます。8款1項市債につきましては、主に現年災害復旧事業債の追加などにより270万円を増額するものでございます。3ページの歳出につきまして御説明いたします。2款1項農業集落排水事業費につきましては409万円減額し、1億6,331万7,000円とするものでございます。その主な減額理由といたしましては、精算見込みによるものでございます。なお、4ページに繰越明許費といたしまして、2款1項農業集落排水事業につきましては、一木及び川手地区の長寿命化工事について3,354万4,000円を繰り越しするものでございます。また、5ページの地方債補正といたしまして、現年農業集落排水施設災害復旧事業を290万円追加し、農業集落排水事業を20万円減額したことにより地方債の限度額を270万円増額し、限度額の合計を2,260万円とするものでございます。7ページ以降に事項別明細書を添付しておりますが、同様の説明となりますので省略させていただきます。なお、14ページに給与費明細書を添付しておりますのでお目通しをお願いいたします。以上で、議案70号の御説明とさせていただきます。続きまして議案第71号、平成30年度庄原市浄化槽整備事業特別会計補正予算(第2号)について御説明申し上げます。別冊の補正予算をお願いいたします。第1条で、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ3,177万8,000円を減額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ2億1,039万8,000円とするものでございます。第2条で、地方債の補正といたしまして第2表地方債補正によるとしております。めくっていただきまして、2ページをお願いいたします。第1表歳入歳出予算補正の歳入の主なものについて御説明申し上げます。1款1項分担金につきましては540万円を減額し、1,860万円とするものでございます。その減額理由につきましては、精算見込みによるものでございます。3款1項国庫補助金につきましては459万円を減額し、1,124万8,000円とするものでございます。その減額理由といたしましては、精算見込みによるものでございます。9款1項市債につきましても、精算見込みにより2,150万円を減額補正するものでございます。3ページの歳出でございます。2款1項浄化槽市町村整備推進事業費につきましては3,177万8,000円を減額し、1億8,254万6,000円とするものでございます。その減額理由につきましては、整備基数の精算見込みによるものでございます。また、4ページに地方債補正といたしまして浄化槽整備事業2,150万円減額し、地方債の限度額を3,790万円とするものでございます。5ページ以降に事項別明細書を添付しておりますが、同様の説明となりますので省略させていただきます。以上で、議案第71号の説明をさせていただきます。 ○堀井秀昭議長 議案第72号については、商工林業課長。 ◎掛札靖彦商工林業課長 御上程いただきました議案第72号、平成30年度庄原市工業団地造成事業特別会計補正予算(第1号)につきまして御説明を申し上げます。別冊をごらんください。今回の補正は、主には庄原工業団地の土地売却に附帯する工事請負費の増額と繰越明許によるものでございます。第1条で、予算の総額に歳入歳出それぞれ10万8,000円を追加し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ3,507万2,000円とするものでございます。第2条で、繰越明許費につきましては第2表繰越明許費によるものとしております。めくっていただきまして2ページ、第1表歳入歳出補正予算の歳入でございます。1款2項財産運用収入では、庄原工業団地内の緑地を一時的に貸し付けることによる収入といたしまして、10万8,000円を増額しております。3ページ、歳出でございます。1款1項工業団地造成事業では、庄原工業団地の土地売却に附帯する市道からの進入道路の新設に係る工事請負費として123万7,000円を増額するものでございます。3款1項繰出金につきましては、先に御説明いたしました工業団地の工事請負費の増額分123万7,000円から財産運用収入10万8,000円を差し引きました112万9,000円について、一般会計への繰出金を減額するものでございます。次に、4ページをお開きください。第2表繰越明許費でございます。1款1項工業団地造成事業では、進入路新設に係る工事請負費678万4,000円につきまして、平成31年度に繰り越して実施することとしております。なお、5ページ以降の事項別明細書でございますが、同様の説明となりますので説明は省略させていただきます。議案第72号の説明は以上でございます。 ○堀井秀昭議長 議案第73号については、総領支所長。 ◎嶋田伯武総領支所長 御上程いただきました議案第73号、平成30年度庄原市宅地造成事業特別会計補正予算(第1号)について御説明申し上げます。今回の補正内容でございますが、当初予算におきまして分譲を見込み、1区画分の土地売払収入を充当する予算としておりましたが、分譲に至りませんので補正をお願いするものでございます。歳入歳出予算の補正1ページでございます。歳入歳出予算の補正は、第1条、歳入歳出予算の総額からそれぞれ185万6,000円を減額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ13万4,000円とするものでございます。めくっていただきまして、2ページでございます。第1表歳入歳出予算補正の歳入でございます。1款1項財産売払収入199万円の減額は、1区画分の分譲地が分譲に至りませんので減額するものでございます。2款1項繰入金13万4,000円の増額は、一般管理費経費の財源振替とするものでございます。次に3ページでございます。歳出では、3款1項繰出金185万6,000円の減額は、財産売払収入の減額に伴い、一般会計繰出金を減額するものでございます。なお、5ページ以降の歳入歳出補正予算事項別明細書は、同様の説明となりますので省略させていただきます。議案第73号の説明は以上でございます。 ○堀井秀昭議長 議案第74号については、水道課長。 ◎藤原洋二水道課長 失礼いたします。議案第74号、平成30年度庄原市水道事業会計補正予算(第3号)について御説明申し上げます。別冊の補正予算をお願いいたします。第2条業務の予定量の補正でございますが、1の給水戸数につきましては88戸減少し1万2,018戸、年間総配水量は、8万2,840立方メートル増量の340万7,804立方メートルを見込んでおります。4の主な建設改良事業といたしましては、取水浄水設備費及び給水設備費事業の精算見込みにより、合計で8,711万2,000円を減額補正するものでございます。第3条収益的収入及び支出の補正の収入につきましては、第1款水道事業収益は240万4,000円を増額し、12億55万7,000円とするものでございます。その主な増額理由につきましては、精算見込みによるものでございます。支出につきましては、第1款水道事業費用は5,717万円を減額し、11億1,363万円とするものでございます。その主な減額理由につきましては、施設管理に係る浄水及び給配水費用の精算見込みによるものでございます。第4条資本的収入及び支出の補正につきましては、めくっていただきまして、2ページ上段の資本的収入では、1,161万6,000円減額の2億7,755万9,000円とし、資本的支出では、精算見込みにより8,711万2,000円を減額し、8億4,392万1,000円とするものでございます。この結果、1ページ下段の第4条にお戻りいただきまして、資本的収支の不足する額6億4,185万8,000円を5億6,636万2,000円に改め、記載のとおり補填財源を補正するものでございます。次に、2ページ中段、第5条継続費の補正でございますが、明賀池堤体対策工事に係る総額を5,486万9,000円増額し2億2,384万3,000円とするもので、その主な増額理由につきましては、資材単価などの上昇を初め、約5,100立方メートルにも及ぶ残土処分に係る建設発生土受け入れ地について変更が生じたことによりまして運搬距離等が遠くなったことなどによるものでございます。なお、年割額につきましては、平成30年度の実績に基づき補正するものでございます。第6条利益剰余金の処分では、繰越利益剰余金のうち、9,963万6,000円の補填財源であります建設改良積立金として処分するものでございます。3ページから予算実施計画書補正を添付しておりますが、お目通しをお願いいたします。なお、5ページにキャッシュフローを掲載しておりますので、同じくお目通しをお願いいたします。議案第74号につきまして説明は以上でございます。 ○堀井秀昭議長 議案第75号については、西城市民病院事務長。 ◎惠木啓介西城支民病院事務長 御上程いただきました議案第75号、平成30年度庄原市国民健康保険事業会計補正予算(第2号)について御説明申し上げます。別冊となっておりますのでよろしくお願いいたします。今回の補正の主なものは、収支の精算見込みによるものでございます。第2条は収益的収入の補正でございます。1款2項医業外収益では、国保保健事業の精算見込みにより60万2,000円を追加し、病院事業収益の総額は13億4,190万円とするものでございます。第3条では資本的収入及び支出の補正でございます。収入の1款資本的収入16万4,000円の減額は、医療用機械器具等の精算による一般会計からの繰入金の減額で、資本的収入総額を3,773万3,000円とするものでございます。支出の1款資本的支出では、27万8,000円を減額し、資本的支出総額を6,313万5,000円とするものでございます。なお、資本的収入額から収入額が資本支出額に対し不足する額2,551万6,000円を2,540万2,000円に、過年度分損益勘定留保資金2,551万6,000円を2,540万2,000円に改めるものでございます。第4条では、予算第7条に定めた他会計からの補助金中、国保特別会計からこの会計補助を受ける金額530万5,000円を55万3,000円増額し、585万8,000円に改めるものでございます。なお、附属資料として添付しております2ページの予算実施計画補正以降につきましては、説明を省略させていただきます。説明は以上でございます。御審議の上、御議決いただきますようお願いいたします。 ○堀井秀昭議長 これより質疑に入ります。質疑はありませんか。宇江田豊彦議員。 ◆8番(宇江田豊彦議員) 議案第60号、平成30年度庄原市一般会計補正予算(第9号)について質問したいと思いますが、本案において、2款1項総務管理費、11目国際交流費74万3,000円の減額が計上されております。本件は、国際平和友好交流調査費、いわゆるジャイアントパンダを通じた平和友好交流調査として、現年度で組まれた73万1,000円を皆減する中身を含まれた減額補正なのかどうなのか、その点を確認させていただきたいと思います。 ○堀井秀昭議長 答弁。企画課長。 ◎東健治企画課長 御質問にお答えいたします。2款1項11目国際友好都市交流事業の減額74万3,000円の内訳でございますが、これはかねてから中国四川省綿陽市との交流を継続しております。こちらに係る公式訪問団の宿泊歓迎会あるいは青少年の歓迎会、こちらに係る交際費、また、通訳、随行等に係る委託料、こちらを減額させていただいているものでございます。 ○堀井秀昭議長 宇江田豊彦議員。 ◆8番(宇江田豊彦議員) 昨年6月定例議会で、私、一般質問をさせていただきましたけど、ジャイアントパンダを通じた平和友好交流調査費について、どのような形で執行されるのかということについて質問をいたしました。なぜしたかといえば、昨年の3月定例の中の流れでよく御理解をいただいておると思いますが、具体的にどのような形で使っていくのかということを質問させていただきました。そうすると、まず覚書を締結しなければ次の段階へ進めないので、今後のめどがつかない。とにかく、まず第一義的には、覚書を締結することであるとお伺いをいたしました。ですから、私は、もう一般質問で、それ以上の議論にはならないということで、6月議会では質問をもう終わっておるわけでございますが、実は、今回、3月今定例会の中で、新年度予算を審査しておりました。予算決算常任委員会総務分科会の中で、当予算について、新年度では計上されていないがどのようになっているのかということで質問が出ました。そうすると、いまだに覚書が締結をされておらず、覚書ができるのを待っている状況にあると、そして、これは恐らく覚書が締結できることはないだろうと。だから新年度においては、民間交流として補助金を70万円計上しているという説明がありました。ですから、6月議会の答弁、そして、今回の3月の予算審査にかかわる分科会の審議を合わせていくと、この予算は執行されるべきではない予算であろうと思いますが、今の説明では、既に執行されたかのような扱いに聞こえるわけでありますが、恐らくされてないのではないかと私は思いますが、執行されたとすれば、このように説明段階で本会議の中で明確な説明をいただきながら、執行するときには必ずしもそうではない執行を本市においてはされるのか、その辺について、市長、お伺いをしたいと思います。 ○堀井秀昭議長 答弁。総務課長。 ◎永江誠総務課長 中国ジャイアントパンダ保護研究センターとの覚書に関しましては、先ほど議員おっしゃいましたとおり、現在もなお覚書は締結ができておりません。その締結を受けた後に、民間レベルでの交流ができるように協議会を設置するという予定で予算を組んでおりましたが、もともとの覚書ができていないということから、パンダを通じた交流の調査研究経費として予算は執行しておりません。 ○堀井秀昭議長 宇江田豊彦議員。 ◆8番(宇江田豊彦議員) だから、この新たに組まれた73万1,000円の予算については、活用なされてないと理解をしろということだと思うのですが、私はそのように理解をしたのです。この予算は、一連の流れの中で執行されてない。それなら、今までの説明や今回の予算について腑に落ちるわけです。しかし、これが執行されているということになれば、非常に私は問題を感じるわけです。もし執行されているとすれば、議会で議決するのは款・項ですから、目のところでいえば執行権の問題だと、そういうふうな理解で使用されているのかとなるわけですが、その辺の見解はどうなのでしょうか。 ○堀井秀昭議長 答弁。企画課長。 ◎東健治企画課長 御質問にお答えいたします。このたび今年1月に、民間を主体といたします庄原綿陽友好推進協議会という会が設立されました。この会が、民間を主体とする交流を進める調査事業を行うということで、庄原市から予算のほう執行させていただいているところでございます。 ○堀井秀昭議長 他に質疑はありませんか。谷口隆明議員。 ◆20番(谷口隆明議員) 国民健康保険の補正予算で1点ほどお伺いしたいのですが、今回、前年度の繰越金、剰余金が1億円余り計上されて、新たに7,000万円の積み立てがされます。平成28年度からの繰越金は4,900万円で、積立金が4,000万円でしたが、年々剰余金がふえていると思います。平成27年度には大幅な保険税の引き上げがありましたが、そうした時の財政予想と実際どうだったのか、本当にこれだけ引き上げなければいけなかったのかどうか、その辺の見通しと結果について、どのように思っておられるのかお伺いしたいと思います。 ○堀井秀昭議長 答弁。保健医療課長。 ◎岡本貢保健医療課長 御質問にお答えします。今回の補正予算におきまして、平成29年決算の剰余金、それから、平成30年の前年度繰越金が高くなっていることに関して、これらの背景という部分についての御質問かと思いますので、そのあたりを説明させていただきますと、まず平成29年度の決算剰余金が先ほど言われましたように1億円を超える多額となった理由でございますが、国保制度の大きな財源の中に前期高齢者交付金というものがございます。これは健康保険の種類によって、保険者間で高齢者が偏在することによる負担の不均衡を是正するために、高齢者の少ない保険者から集めた納付金を高齢者の多い保険者に交付するものでございます。この交付金につきましては、当該年度に受けた交付金を実績により、2年後に精算する仕組みとなっておりまして、平成20年度にこの制度が創設されて以降、平成28年度に行われた精算まで毎年平均で1億5,000万円の返還という取り扱いがこれまで続いておりました。しかしながら、平成27年度の精算を昨年度行った場合に限って、制度始まって以来、初めてプラス精算となり追加交付を受けたものでございます。これまでは毎年返還、マイナス精算だった交付金の取り扱いが平成29年度に限ってプラスに転じたということで、今回最終的な決算において、1億円を超える余剰金が生じたものでございます。先ほどおっしゃいましたように、平成27年に税率の改正を行った時点では先ほどの説明のとおり、毎年、平均で1億5,000万円の返還という取り扱いが続いていた時期でございまして、そのときの税率改正、引き上げというのは妥当であったと考えております。先ほど説明させていただいたように、平成29年度に限ってプラスに転じたということで御理解いただきたいと思います。 ○堀井秀昭議長 他にありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○堀井秀昭議長 なしと認め、質疑を終結いたします。お諮りします。議題の各会計補正予算の件は、予算決算常任委員会に付託し審査したいと思います。これに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○堀井秀昭議長 御異議なしと認めます。よって、議題の各会計補正予算の件は、予算決算常任委員会に付託し審査することに決定いたしました。以上で、本日の議事日程は全て終了いたしました。本日はこれをもちまして散会したいと思います。これに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○堀井秀昭議長 御異議なしと認めます。よって、本日はこれにて散会することに決定しました。次の本会議は、3月19日午前10時から再開をいたします。御参集をお願いします。ありがとうございました。                          午前11時55分 散会-----------------------------------   地方自治法第123条第2項の規定により、ここに署名する。          庄原市議会議長      堀井秀昭          庄原市議会議員      横路政之          庄原市議会議員      谷口隆明...