○
竹内光義議長 次に、報告第5号については。 〔「議長」と呼ぶ者あり〕
○
竹内光義議長 管財課長。
◎
津村正明管財課長 それでは報告第5号、庄原市
土地開発公社の
経営状況についてでございます。別冊をごらんください。庄原市
土地開発公社が、平成22年度の決算及び平成23年度の
事業計画を定めましたので、
地方自治法第243条の3第2項の規定によりご報告を申し上げます。まず、平成22年度決算書でございます。表紙をめくっていただき、1ページをお開きください。
事業報告について、事業に関する事項でございますが、内容は借入金に係る
利息支払いとして、
総合福祉センター用地取得事業では221万5,179円、山の
崎住宅用地取得事業では92万6,518円となっております。また、山の
崎住宅用地は
一般会計へ1億3,035万1,769円で売却をいたしました。続いて、理事会に関する事項でございます。理事会は4回の開催をいたし、それぞれの提出案件につきまして可決をいただいております。次に、庶務に関する事項でございます。ごらんいただきますように、役員の異動につきまして報告をいたしております。次に
収支決算書でございます。2ページ、3ページをお開きください。
収益的収入でございますが、第1
款事業収益では、1億3,078万9,269円の決算額となっております。内訳といたしましては、山の
崎住宅用地売却収入1億3,035万1,769円と
庄原赤十字病院職員駐車場としての貸付料43万7,500円でございます。第2
款事業外収益では、106万3,346円の決算額となっております。内訳といたしましては、
基本財産利息として500万の
定期預金利息3,500円、
普通財産利息として
普通預金の利息94円でございます。庄原市からの
事務費補助金は101万5,000円、その他雑収益4万4,752円につきましては、
県下土地開発公社協議会解散に伴う分配金でございます。次に4ページ、5ページをお開きください。
収益的支出でございます。第1
款事業原価でございますが、1億3,096万9,262円の決算額となっております。内訳といたしまして、山の
崎住宅用地原価が期首残高より借入利息分増加いたしまして1億3,035万1,769円、
保有土地の
賃貸等原価として保有しております土地の管理費61万7,493円でございます。2
款販売費及び
一般管理費でございますが、これは事務費で88万2,900円の決算額でございます。内訳は、
理事会出席報酬から旅費、需用費、
公租公課費まで、それぞれ記載のとおりでございます。この結果、
収益的収入決算額1億3,185万2,615円から
収益的支出決算額1億3,185万2,162円を差し引いた453円が当期の純利益となりまして、10ページに
損益計算書として掲載をいたしております。続いて、
資本的収入及び支出でございます。6ページ、7ページをお開きください。
資本的収入は
公有地取得事業費の借入に関するもので、第1
款資本的収入では3億6,454万345円の決算額でございます。予算では庄原市が買い戻すまでの
長期借入金として計上しておりましたが、実際の借入に関しては、金利の条件が有利となるため、借入期間を1年以下に設定し、
短期借入金として借入実行いたしました。次に8ページ、9ページの
資本的支出でございます。
公有地取得事業に係る費用として、第1
款資本的支出では、4億9,489万2,114円の決算額でございます。内訳としましては、まず
総合福祉センター用地取得事業では
支払い利息221万5,179円、続いて山の
崎住宅用地取得事業では
支払い利息92万6,518円でございます。償還金では、先ほど申しましたように、予算では庄原市が買い戻すまでの
長期借入金償還金として計上しておりましたが、実際の借入は
短期借入金として借入実行いたしており、その償還金4億9,175万417円でございます。10ページの
損益計算書につきましては省略をさせていただきます。11ページの
貸借対照表でございます。資産の部、資産の合計では2億3,986万3,683円となっております。内訳は
流動資産で、
定期預金、
普通預金を合わせまして、510万8,852円の現金及び預金と
公有用地の2億3,475万4,831円でございます。続いて、負債の部でございます。
流動負債として、
短期借入金2億3,475万4,831円となっております。資本の部につきましては、
基本財産の500万と準備金10万8,852円により、
資本金合計は510万8,852円となり、負債及び資本の合計は、資産の部と同額の2億3,986万3,683円となるものでございます。12ページは準備金の明細でございます。ごらんいただきますように、21年度
繰越準備金に今期純利益を加えました10万8,852円が
当年度繰越準備金となるものでございます。13ページにつきましては説明を省略をさせていただきます。14ページの
短期借入金明細表でございます。借入金の期末残高は、
しまなみ信用金庫が2億3,475万4,831円で、
対象事業は記載のとおりでございます。下段の
公有用地明細表には、
総合福祉センター用地及び山の
崎住宅用地、それぞれの
資産残高及び明細を記載をいたしておりますのでごらんください。続いて、キャッシュ・
フロー計算書を15ページの方に掲載しております。説明は省略をさせていただきます。次のページに
監査意見書を添付をいたしております。適正かつ正確に処理されているとの意見をいただいております。続きまして、平成23年度予算書の説明でございます。表紙をめくっていただきまして、1ページをお願いをいたします。第2条、
事業計画では、
取得事業費として借入金の利子208万3,000円を計上いたしております。続いて3条、
収益的収入及び支出は
予算総額86万4,000円でございます。収入の部、第2
款事業外収益は、
受け取り利息1,000円と庄原市よりの
運営補助86万3,000円を計上いたしております。支出の部、第1
款事業原価では
保有土地の
管理費用61万8,000円、2
款販売費及び
一般管理費では
事務的経費及び法人市県民税合わせまして24万6,000円を計上いたしております。第4条、
資本的収入及び支出でございますが、収入では
長期借入金2億3,621万4,000円、支出では、借入金の
支払い利息208万3,000円と
長期借入金の償還金2億3,475万5,000円を計上いたしております。5条、
長期借入金では借入金の目的、
限度額等を定めておるところです。3ページ以降については説明を省略をさせていただきますので、ごらんをください。以上簡単ではございますが、庄原市
土地開発公社の
経営状況についてご報告をさせていただきました。
○
竹内光義議長 次に、報告第6号については。 〔「議長」と呼ぶ者あり〕
○
竹内光義議長 商工観光課長。
◎
三玉政則商工観光課長 それでは報告第6号、
株式会社グリーンウインズさとやまの
経営状況についてご説明申し上げます。別冊となっております報告第6号をごらんください。
地方自治法第243条の3第2項の規定により、議会に提出しております
株式会社グリーンウインズさとやまの
経営状況について、その概要をご説明申し上げます。まず1枚めくっていただきまして、最初に
経営状況の
概要シートをつけておりますので、そちらをごらんください。
株式会社グリーンウインズさとやまにつきましては、平成6年3月10日に設立され、資本金は1億円で、市の出資額は6,000万円、出資割合は60%となっております。
事業内容は
国営備北丘陵公園の
運営維持管理業務等でございます。次の
財務状況につきましては、平成20年度以降の総資産、総負債、総純資産、総収入、
当期損益等を各年度の
貸借対照表、
損益計算書から抜粋を記載しておりますのでごらんいただきたいと思います。平成22年度につきましては後ほど詳細をご説明申し上げます。なお、
役員構成及び第三セクターへの関与の状況につきましては記載のとおりでございます。次に、平成22年4月1日から平成23年3月31日までの第18期
営業報告でございますが、2ページをお開きください。主な事業は
国営備北丘陵公園の
運営維持管理業務、同公園内における
物販飲食業務、かんぽの
郷庄原売店への商品納入及び朝市の開催、食彩館し
ょうばらゆめさくらにおけるレストラン花ほぼろの営業、植栽工事や植栽管理の受託でございます。なお、株式の状況、会議の状況、社員の状況、
営業年度の取締役及び監査役の氏名につきましては、5ページから7ページに記載しておりますのでご一読ください。
決算報告につきましてご説明申し上げます。9ページ、
貸借対照表をお開きください。平成23年3月31日現在、
資産合計及び負債、
純資産合計は、いずれも2億1,099万4,158円でございます。資産の部、
流動資産は1億7,983万6,031円で、現金、預金から貸
倒引当金までは記載のとおりでございます。
固定資産につきましては3,115万8,127円でございます。負債の部の
流動負債につきましては2,636万998円で、買掛金から未
払消費税までは記載のとおりでございます。
固定負債の
退職給与引当金は322万8,790円で、
負債合計2,958万9,788円となっております。純資産の部の資本金は1億円、
利益剰余金は8,140万4,370円、このうち
利益準備金94万円、その他
利益剰余金8,046万4,370円となっており、
純資産合計は1億8,140万4,370円でございます。なお、
株式資本等変動の詳細につきましては、13ページの
株主資本等変動計算書をご参照ください。続きまして、10ページの
損益計算書でございますが、総売上高が5億5,633万5,221円でございます。これに対し、
売上原価は1億8,647万4,307円で、売上総利益は3億6,986万914円でございます。販売費及び
一般管理費の詳細につきましては11ページにございますが、
役員報酬以下雑費までの記載のとおりでございます。合計3億7,779万868円であり、
営業損失は792万9,954円でございます。
営業外収益は1,073万1,312円で、
経常利益は280万1,358円でございます。これに
特別利益を加えますと、
税引前当期純利益は523万8,190円となり、
法人税等控除後の当期純利益は297万1,090円となっております。続きまして、15ページ以降の第19期
事業計画収支計画でございますが、
事業計画につきましては記載のとおりでございますので、お目通しをいただきたいと存じます。
事業収支計画につきましては19ページにございます。若干ご説明申し上げますと、総売上高は5億6,203万円、
売上原価は1億6,745万円を計上しております。
一般管理費につきましては4億90万円の計上でございます。
営業利益はマイナス632万、
営業外損益は1,040万円で、
経常利益は408万円を計上しております。以上で
株式会社グリーンウインズさとやまの
経営状況の説明を終わります。
○
竹内光義議長 次に、報告第7号、報告第8号については、
総務課長。
◎
堀江勝総務課長 それでは、ご上程いただきました報告第7号及び8号についてご説明申し上げます。まず、議案集23ページ、報告第7号でございます。これは平成21年度庄原市新
庁舎建設事業に伴う旧本庁舎の
解体撤去工事の掘削による表層的な
地盤変動の影響により、南側に隣接する
西楽寺本宅の
土間コンクリートの亀裂、土間及び
コンクリートブロック塀の隙間が拡大したことに伴います
損害賠償の額を定めるために、
地方自治法第180条第1項の規定により、
専決処分をしたものでございます。同条第2項の規定により議会へ報告するものでございます。
専決処分の内容でございますが、
損害賠償額は6万3,300円でございます。債権者の
住所氏名は、庄原市中本町一丁目10番10号、
宗教法人西楽寺、
代表役員、定光大燈氏でございます。
専決処分年月日は平成23年5月13日でございます。次のページ、24ページ、報告書につきましてはごらんいただければと思います。以上で報告第7号につきましての説明を終了いたします。よろしくお願いいたします。 続きまして、報告第8号でございます。これも先ほどの報告第7号と同様に、平成21年度庄原市新
庁舎建設事業に伴います
上野池水路改修工事の掘削による
地盤変動の影響により、新庁舎南側に隣接いたします
雲龍寺墓地の土留隙間、土留及び
コンクリートブロック塀の亀裂が拡大したことに伴う
損害賠償の額を定めるため、同様に
地方自治法第180条第1項の規定により、
専決処分をしたものでございます。同条第2項の規定により議会へ報告するものでございます。その内容でございますが、
損害賠償額は26万4,900円でございます。債権者の
住所氏名は、庄原市中本町一丁目12番36号、
宗教法人雲龍寺、
代表役員、吉津弘道氏でございます。
専決処分年月日は平成23年6月3日でございます。次のページ、報告書につきましてはごらんをいただければと思います。以上で報告につきましての説明を終了いたします。よろしくお願いします。
○
竹内光義議長 これより質疑に入ります。質疑ありませんか。なしと認め、質疑を終結し。 〔「議長」と呼ぶ者あり〕
○
竹内光義議長 藤木邦明議員。
◆15番(
藤木邦明議員) 報告第6号、
株式会社グリーンウインズさとやまの
経営状況について、3点ほど質問したいと思います。まず3ページにあります中どころですが、庄原ゆめさくらにある食材供給室、花ほぼろの売り上げが対前年比で353万4,000円減というふうに計上されているわけですが、花ほぼろ単体としては黒字になっているのか、赤字になっているのか。黒字になっているとするならば、幾らの黒字になっているのか。赤字ならば、幾らの赤字なのか、説明をいただきたいと思います。次に、7ページに役員の名簿がありますが、取締役社長、専務取締役、常務取締役の報酬月額をそれぞれ説明をいただきたいと思います。それから、10ページに
損益計算書がありますが、
営業外収益、雑収入で1,000万円が計上されておりますが、営業の損失は792万9,000円ですので、この雑収入がなければ赤字経営ということになると思いますが、この雑収入とは何なのか、説明をいただきたいと思います。 〔「議長」と呼ぶ者あり〕
○
竹内光義議長 答弁。
商工観光課長。
◎
三玉政則商工観光課長 はい。それではお答えいたします。まず、花ほぼろの収支の関係でございますけれども、売り上げの方は減となっておりますけども、
営業利益の方、111万2,700円ほどになっております。黒字となっております。次に、
役員報酬の件でございますけども、こちらの方で年額で一応資料を持ってまいっておりますので、年額で一応報告さしていただきたいと思います。取締役社長が900万円、専務取締役が799万2,000円、常務取締役が699万6,000円となっております。次に、雑収入の内訳でございますけれども、このうちの860万7,397円につきましては、財団法人公園緑地財団に出向しております職員の給与負担分として財団の方から入ってきているものでございまして、会計処理上、雑収入の中に上げているものでございます。主な業務につきましては、サイクリングセンター、駐車場等の特定公園施設について業務している職員3名分ということになっております。
○
竹内光義議長 他にありませんか。 〔「議長」と呼ぶ者あり〕
○
竹内光義議長 藤木邦明議員。
◆15番(
藤木邦明議員) 報告が早くて専務の報酬年額が聞き取れなかったので、もう一度お願いします。
○
竹内光義議長 答弁。
商工観光課長。
◎
三玉政則商工観光課長 はい。申しわけございません。専務取締役799万2,000円となっております。
○
竹内光義議長 中原巧議員。
◆6番(
中原巧議員) 6番、中原でございます。報告第7号と第8号についてお伺いをいたしますけども、本庁舎の建設事業に当たり、それぞれ損害を与えたと、これに基づく
損害賠償額を6万3,300円と26万4,900円ということでお支払いをするという報告でございますが、それぞれ被害を受ける前の状況をどなたがどのように確認をしておって、こういう被害との差があって被害額を賠償していくんだと、こういうことをどなたが確認をされておるのかということについてお尋ねをいたしたいと思います。
○
竹内光義議長 答弁。
総務課長。
◎
堀江勝総務課長 これは工事前、専門的に補償コンサルの資格を持つコンサルタントに発注を行い、周辺の家屋調査として36軒、事前調査を行いました。事後についても、工事完了後、これは辞退された方もおりますけども、28件の調査を行ったと。これは補償コンサルの受託業務としてお願いしたものでございます。
○
竹内光義議長 他にありませんか。
藤木邦明議員。
◆15番(
藤木邦明議員) 先ほど
役員報酬について報告をいただいたわけでありますが、一昨年ですか、平成20年4月1日から平成21年3月31日までの
役員報酬について、社長は75万円ということで月額が示されておりました。これを12倍すると850万円ということになると思うんですが、先ほどの報告では年収で900万というふうに報告がありましたので、報酬を引き上げてあるんだと思いますが、副市長の70万円と比較して、この社長の750万円、それが専務、常務にも影響するわけでありますが、
経営状況から見て適切なのかと考えられるのかどうか説明をいただきたいと思います。 〔「議長」と呼ぶ者あり〕
○
竹内光義議長 答弁。
商工観光課長。
◎
三玉政則商工観光課長 75万の12カ月で900万ということで、21年度に報告さしていただきました金額と変わっていないと思います。これにつきましては、会社の
経営状況等、取締役会、また、株主総会でご承認をいただいている金額でございますので、これ以上のことはちょっと回答することがございません。
○
竹内光義議長 他にありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
竹内光義議長 なしと認め、質疑を終結し、報告を終わります。
---------------------------------------
△日程第9 請願第1号 庄原市と
環境ベンチャー企業との
共同事業の真相糾明を求める請願
○
竹内光義議長 日程第9、請願第1号、庄原市と
環境ベンチャー企業との
共同事業の真相糾明を求める請願の件を議題といたします。 お諮りします。本案は産業建設常任委員会に付託して審査したいと思います。これにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
竹内光義議長 ご異議なしと認めます。よって、さよう決定いたします。
---------------------------------------
△日程第10 議案第125号 庄原市税条例の一部を改正する条例
○
竹内光義議長 日程第10、議案第125号、庄原市税条例の一部を改正する条例を議題とします。 市長から提案理由の説明を求めます。 〔「議長」と呼ぶ者あり〕
○
竹内光義議長 税務課長。
◎加藤広行
税務課長 失礼します。ご上程をいただきました議案第125号、庄原市税条例の一部を改正する条例案につきまして、ご説明を申し上げます。議案集の9ページでございます。本議案は、地方税法の一部を改正する法律が平成23年4月27日に公布され、同日から施行されたことに伴い、改正地方税法に基づく所要の改正を行うため、今回、庄原市税条例の一部を改正するものでございます。今回の地方税法の一部改正は東日本大震災の被災者等の負担の軽減を図る等のため、
固定資産税の課税免除等の措置並びに個人住民税、不動産取得税、自動車取得税、自動車税等に係る特例措置を講じたもので、国において税制上の第一段の緊急対応と位置づけられておるものであります。なお、ご承知のとおり、平成23年度の税制改正に係る地方税法等の一部を改正する法律案については、3月末の期限となっておりました税負担軽減措置等につきまして、期限を暫定的に6月末まで延長する、いわゆるつなぎ法案として3月末に国会で成立しておりまして、現在、税制改正に係る関係法案の成立が待たれているところでございます。今回の条例改正の主な内容でございますが、東日本大震災の被災者等の負担の軽減を図るため、1点目といたしまして、市民税雑損控除等の特例に関する規定の整備。2点目、住宅借入金等特別税額控除の適用期限の特例に関する規定の整備。3点目といたしまして、
固定資産税の特例の適用を受けることに関する規定の整備を行うものでございまして、附則3条を加えるものでございます。それでは、お手元の参考資料1ページ、庄原市税条例の一部を改正する条例案新旧対照表によりまして、ご説明を申し上げます。附則第21条の次に追加いたします附則第22条第1項は、東日本大震災により住宅家財等が滅失し、損壊し、またはその価値が減少したことによるその住宅家財等の取り壊し、または除去のための支出、その他の支出など特例損失金額といたしまして、いわゆる雑損控除、所得割の発生する納税義務者の選択により平成23年3月に発生した災害を平成22年において発生したものとして、平成23年度市民税で適用することができるということとしたものでございます。この場合、平成24年度の市民税については、平成23年中において損失が生じなかったものとみなすということであります。第2項は、平成24年以降に生じた災害についても、第1項同様に損失が発生した年から特例損失といたしまして雑損控除を適用することができるという規定でございます。第3項は、第1項の規定において自己と生計同一の親族の資産に対する雑損控除の適用を行った場合においても、平成24年度の市民税については平成23年中において損失が生じなかったものとみなすという規定でありまして、第4項は、平成24年以降に生じた生計同一の親族の資産についても同様に損失が発生した年から特例損失として雑損控除を適用することができるという規定でございます。第5項は、今回の雑損控除の適用を受けようとするときの市民税の申告書等への記載内容等についての規定でございます。なお、地方税法の一部改正におきまして、当年度で控除し切れない金額がある場合のいわゆる
繰り越し控除期間が、特例といたしまして3年から5年に延長をされております。次の附則第23条では、住宅借入金等の特別税額控除を受け居住の用に供していた家屋が東日本大震災により被害を受け、居住の用に供することができなくなった場合においても、引き続き翌年以降の残存期間の住宅控除の適用を行うというもので、この条文内容は適用法令の読みかえ規定となっております。附則第24条は、東日本大震災による被害により滅失、損壊した被災住宅の敷地の用に供されていた土地を、被災後10年度分、平成33年度までは、仮換地となっていたものを含め、住宅がなくても住宅用地としての課税標準の特例を適用するというものであります。住宅用地の課税標準の特例とは、ご承知のとおり住宅用地に係る税負担の軽減措置でありまして、適用住宅の場合では、200平米以下の場合、課税標準の6分の1、200平米を超える分については3分の1という特例が設けられておりますが、今回の震災で流出等した場合の住宅敷地にもこの特例を適用するというものであります。第1項第1号から第4号までは、必要な申告書への
記載事項についての規定。第2項は、特例を受けた場合、10年間は住宅用地の申告は不要との規定であります。第3項は、分譲マンション等区分所有に係る家屋の敷地の場合の申出書の提出等に関する規定で、第4項は、仮換地等に係る第3項の読みかえ規定でございます。なお、この附則第24条の部分でございますが、あくまでも東日本大震災被災地の土地が対象でございまして、庄原市の土地は対象となりません。しかしながら、今後の地方税法の改正に伴う条文との整合を図るため、総務省から提示されましたとおり、条文の追加をするものでございます。参考資料の4ページ、条例の改正附則であります。第1項では、改正条例の施行期日を公布の日から施行することを定めておりますが、附則第23条に係る部分は平成24年1月1日から施行することとし、附則第22条及び第24条の規定は改正後の地方税法の施行にあわせて、平成23年4月27日に遡及して適用しようとするものでございます。なお、現在のところ、震災被災地から庄原市内に1世帯、避難、転入されております。しかしながら、今回の改正後の税条例の適用となるかどうかにつきましては不明でございますが、いずれにいたしましても、条例施行後に改めて該当の世帯にはお知らせをしたいと思っております。以上、議案第125号、庄原市税条例の一部を改正する条例案についてご説明申し上げました。ご審議いただき、ご議決を賜りますようよろしくお願いします。
○
竹内光義議長 これより質疑に入ります。質疑ありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
竹内光義議長 なしと認め、質疑を終結いたします。 お諮りします。本案は委員会付託を省略したいと思います。これにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
竹内光義議長 ご異議なしと認めます。よって委員会付託を省略することに決定いたしました。 これより討論に入ります。討論ありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
竹内光義議長 なしと認め、討論を終結いたします。 これより議案第125号を採決いたします。お諮りします。本案はこれを原案のとおり決することに賛成の議員は賛成ボタンを、反対の議員は反対ボタンをそれぞれ押してください。 〔投票〕
○
竹内光義議長 投票を終了いたします。 投票結果を報告します。投票総数24人、賛成24人、反対0人。以上のとおり賛成全員であります。よって議案第125号は原案のとおり可決されました。
---------------------------------------
△日程第11 議案第126号 庄原市
農村広場設置及び
管理条例の一部を改正する条例
○
竹内光義議長 日程第11、議案第126号、庄原市
農村広場設置及び
管理条例の一部を改正する条例を議題とします。 市長から提案理由の説明を求めます。 〔「議長」と呼ぶ者あり〕
○
竹内光義議長 農業振興課長。
◎平岡章吾
農業振興課長 ご上程いただきました議案第126号、庄原市
農村広場設置及び
管理条例の一部を改正する条例案についてご説明申し上げます。議案集の13ページをごらんください。本案は、平成19年度に広島県から元広島県水産試験場内水面実験施設の譲与を受け、広場としての整備が本年8月末に完成することに伴い、農村公園として新たに位置づけるため、庄原市
農村広場設置及び
管理条例の一部を改正するものでございます。それでは、条例案につきまして新旧対照表によりご説明申し上げますので、参考資料の5ページをお開きいただければと思います。別表第1の表に、名称は庄原市川手農村公園、位置は庄原市川手町23番地、使用の許可を必要とする施設及び設備として休憩室を加えるものでございます。附則におきまして、平成23年9月1日から施行することといたしております。以上、議案第126号についてご説明を申し上げました。ご審議の上、ご議決賜りますようお願い申し上げます。
○
竹内光義議長 これより質疑に入ります。質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
竹内光義議長 なしと認め、質疑を終結いたします。 お諮りします。本案は委員会付託を省略したいと思います。これにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
竹内光義議長 ご異議なしと認めます。よって委員会付託を省略することに決定いたしました。 これより討論に入ります。討論ありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
竹内光義議長 なしと認め、討論を終結いたします。 これより議案第126号を採決いたします。お諮りします。本案はこれを原案のとおり決することに賛成の議員は賛成ボタンを、反対の議員は反対ボタンをそれぞれ押してください。 〔投票〕
○
竹内光義議長 投票を終了いたします。 投票結果を報告します。投票総数24人、賛成24人、反対0人。以上のとおり賛成全員であります。よって議案第126号は原案のとおり可決されました。
---------------------------------------
△日程第12 議案第127号 財産の
無償譲渡について
△日程第13 議案第128号 財産の
無償譲渡について
△日程第14 議案第129号 財産の
無償譲渡について
○
竹内光義議長 日程第12、議案第127号、財産の
無償譲渡の件から、日程第14、議案第129号、財産の
無償譲渡の件までを一括議題といたします。 市長から提案理由の説明を求めます。議案第127号、議案第128号については、
西城支所長。
◎木戸一喜
西城支所長 ご上程をいただきました議案第127号、財産の
無償譲渡についてご説明申し上げます。議案集の15ページでございます。本議案は、市が所有管理しております集会所を
無償譲渡することにつきまして、
地方自治法第96条第1項第6号の規定により、議会の議決をお願いするものでございます。地元との移管協議が整いました大戸多目的集会所の土地と建物を直接利用しております地元へ
無償譲渡し、地元の所有管理の集会所にしようとするものでございます。財産の表示でございます。所在、庄原市西城町大屋字吉広1番2。種別、土地。地目、宅地。面積、420.57平方メートルでございます。次に、所在、庄原市西城町大屋1番地2。種別、建物。構造、木造瓦葺平屋建。延べ床面積、85.29平方メートルでございます。相手方は、地縁団体でございます庄原市西城町大屋1番地2、大戸自治振興区、会長、瀬尾和弘氏でございます。なお、この集会所は地元要望に基づいて農業構造改善事業で建築し、完成後は普通財産として地元主体の管理運営がなされているものでございます。提案説明は以上でございます。ご審議の上、ご議決いただきますようお願いいたします。 続きまして、ご上程いただきました議案第128号、財産の
無償譲渡についてご説明申し上げます。議案集の17ページでございます。本議案は、市が所有管理しております集会所を
無償譲渡することにつきまして、
地方自治法第96条第1項第6号の規定により、議会の議決をお願いするものでございます。地元との移管協議が整いました上竹原集会所の土地と建物を直接利用しております地元へ
無償譲渡し、地元の所有管理の集会所にしようとするものでございます。財産の表示でございます。所在、庄原市西城町平子土井原447番5。種別、土地。地目、原野。面積、570平方メートルでございます。次に、所在、庄原市西城町平子土井原447番地5。種別、建物。構造、コンクリートブロック造陸屋根2階建。延べ床面積、100平方メートルでございます。相手方は地縁団体でございます。庄原市西城町平子土井原447番地5、上竹原自治会、会長、藤盛壽昭氏でございます。なお、この集会所は地元要望に基づいて環境改善整備事業で建築し、完成後は普通財産として地元主体の管理運営がなされているものでございます。提案説明は以上でございます。ご審議の上、ご議決いただきますようお願いをいたします。
○
竹内光義議長 次に、議案第129号については。 〔「議長」と呼ぶ者あり〕
○
竹内光義議長 東城支所長。
◎
今岡良道東城支所長 議案第129号、財産の
無償譲渡についてご説明申し上げます。議案集の19ページでございます。本議案は、県営広域営農団地農道整備事業に伴う旧工事監督員事務所を地元団体に
無償譲渡することにつきまして、
地方自治法第96条第1項第6号の規定により、議会の議決をお願いするものでございます。この建物は、広島県が東城地区広域営農団地農道整備事業で建設し、同工事の監督員事務所として使用しておりましたが、平成22年度をもって事業が完了したことに伴い、本年4月に庄原市が譲与を受けたものでございまして、地元からの要望に基づき、このたび移管協議が整いましたので、
無償譲渡し、地元管理の集会所にしようとするものでございます。財産でございますが、所在、庄原市東城町田黒780番地1。種別、建物。構造、木造瓦葺平屋建。延べ床面積、59.63平方メートルでございます。相手方は、庄原市東城町田黒792番地、八幡自治振興区田黒支部田黒2組、代表、田邊健穂氏でございます。なお、建物の敷地につきましては民有地を使用貸借していたものでございまして、移管後につきましては、地元と所有者との間で貸借契約をされるものでございます。説明は以上でございます。ご審議を賜り、ご議決いただきますよう、よろしくお願いいたします。
○
竹内光義議長 これより質疑に入ります。質疑ありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
竹内光義議長 なしと認め、質疑を終結いたします。 お諮りします。議題の各案は委員会付託を省略したいと思います。これにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
竹内光義議長 ご異議なしと認めます。よって委員会付託を省略することに決定いたしました。 これより討論に入ります。討論ありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
竹内光義議長 なしと認め、討論を終結いたします。 これより採決を行います。まず、議案第127号を採決いたします。お諮りします。本案はこれを原案のとおり決することに賛成の議員は賛成ボタンを、反対の議員は反対ボタンをそれぞれ押してください。 〔投票〕
○
竹内光義議長 投票を終了いたします。 投票結果を報告します。投票総数24人、賛成24人、反対0人。以上のとおり賛成全員であります。よって議案第127号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第128号を採決いたします。お諮りします。本案はこれを原案のとおり決することに賛成の議員は賛成ボタンを、反対の議員は反対ボタンをそれぞれ押してください。 〔投票〕
○
竹内光義議長 投票を終了いたします。 投票結果を報告します。投票総数24人、賛成24人、反対0人。以上のとおり賛成全員であります。よって議案第128号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第129号を採決いたします。お諮りします。本案はこれを原案のとおり決することに賛成の議員は賛成ボタンを、反対の議員は反対ボタンをそれぞれ押してください。 〔投票〕
○
竹内光義議長 投票を終了いたします。 投票結果を報告します。投票総数24人、賛成24人、反対0人。以上のとおり賛成全員であります。よって議案第129号は原案のとおり可決されました。
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○
竹内光義議長 以上で本日の
議事日程はすべて終了いたしました。本日はこれをもちまして散会をしたいと思います。これにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
竹内光義議長 ご異議なしと認めます。よって本日はこれにて散会することに決定いたしました。 次の本会議は6月21日、午前10時から再開をいたします。ご参集をお願いします。ありがとうございました。 午前10時56分 散会
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庄原市議会 議決結果一覧(平成23年6月16日)種類番号分類事件名議決結果投票総数投票数12345678910111213141516171819202122232425賛成反対徳永泰臣福山権二坂本義明横路政之林 高正中原 巧田中五郎岡村信吉
名越峯壽赤木忠徳垣内秀孝西村和正竹内光義藤山明春藤木邦明門脇俊照
小谷鶴義宇江田豊彦野崎幸雄
佐々木信行八谷文策
谷口隆明和田満福加島英俊平山俊憲議案125条例庄原市税条例の一部を改正する条例原案可決24240◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯議長◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯議案126条例庄原市
農村広場設置及び
管理条例の一部を改正する条例原案可決24240◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯議長◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯議案127一般財産の
無償譲渡について〔大戸集会所 土地・建物〕原案可決24240◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯議長◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯議案128一般財産の
無償譲渡について〔上竹原集会所 土地・建物〕原案可決24240◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯議長◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯議案129一般財産の
無償譲渡について〔旧広島県営広域営農団地農道(東城地区)工事監督事務所・建物〕原案可決24240◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯議長◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯
地方自治法第123条第2項の規定により、ここに署名する。
庄原市議会議長
竹内光義 庄原市議会議員 林 高正
庄原市議会議員 中原 巧 会議録調製者
庄原市議会事務局長 名越千幸...