府中市議会 2022-12-05
令和 4年第7回定例会(12月 5日)
○
総務部長(
豊田弘治君) それでは、令和4年第7回
府中市議会定例会に提案しております議案のうち、第70号、
教育委員会の委員の任命の同意について説明をいたします。
議案概要資料により説明をいたします。
教育委員会の委員に任命することについて、
地方教育行政の組織及び運営に関する法律の規定により、市議会の同意を求めるものです。
氏名は
森山直洋さん、生年月日は記載のとおり、住所につきましては議案に掲載をしております。森山さんは保護者である
識見者委員として、現委員の後任として任命をするものでございます。任期は、令和4年12月19日から4年間でございます。
原案どおり同意いただきますようお願いをいたします。
〔
総務部長 豊田弘治君 降壇〕
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○議長(
加藤吉秀君) これにて
提案理由の説明を終結いたします。
これより議案第70号の質疑に入ります。
ただいまのところ通告はありませんので、質疑を終結いたします。
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○議長(
加藤吉秀君) お諮りいたします。
ただいま議題となっております議案第70号については、
会議規則第37条第3項の規定により委員会の付託を省略いたしたいと思います。
これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
加藤吉秀君) 御異議なしと認めます。
よって議案第70号については、委員会の付託を省略することに決しました。
○議長(
加藤吉秀君) 休憩します。
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午前10時23分 休憩
午前10時23分 再開
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○議長(
加藤吉秀君) 再開いたします。
これより議案第70号の討論に入ります。
ただいまのところ通告はありませんので、討論を終結いたします。
これより、議案第70号を採決いたします。
本案は、これに同意することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
加藤吉秀君) 御異議なしと認めます。
よって、本案はこれに同意することに決しました。
○議長(
加藤吉秀君) 休憩いたします。
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午前10時23分 休憩
午前10時25分 再開
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○議長(
加藤吉秀君) 再開いたします。
この際、日程第4、議案第71号「字の区域の変更について」から日程第18、議案第85号「令和4年度府中市
病院事業会計補正予算(第1号)について」までを一括議題といたします。
市長から、
提案理由の説明を求めます。
豊田総務部長。
〔
総務部長 豊田弘治君 登壇〕
○
総務部長(
豊田弘治君) それでは、議案第71号から順に説明をいたします。
議案第71号、字の区域の変更について、議会の議決を求めるものです。
令和3年度の地籍調査の実施に伴い、木野山町一部と上下町上下の一部の地区において、土地の合筆や字区域の整理による変更です。区域につきましては、次ページ以降の図面を御参照ください。
続いて、議案第72号、
行政不服審査会事務の
事務委託に関する規約の変更の協議について、議会の議決を求めるものです。
この議案第72号から議案第74号までは、
個人情報保護法の一部改正によるものでございます。
まず、議案第72号について。行政不服の申し立てがされた場合の審査会事務については、広島県との規約に基づき委託をしているところです。このたび、
個人情報保護法の改正により、この規約中の
個人情報に係る不服申立ての表現を改正する必要が生じたため、規約の変更を広島県と協議することについて、地方自治法の規定により議会の議決を求めるものでございます。
なお、この資料、また、先週の説明会では、同意という表現をしておりました。正しくは、議決でございます。申しわけございませんでした。
次に、議案第73号、府中市
個人情報の保護に関する
法律施行条例の制定についてでございます。
個人情報保護法の改正により、官民の
個人情報保護の制度がこの法律に統合されることにより、条例による運用から法律に基づく運用に移行するため、新たに
法律施行条例を制定するものです。ただし、要旨に記載しております、1、開示決定の期限15日、2、手数料無料につきましては、現在の規定を維持いたします。また、
個人情報保護制度の適正運営を任務とする
個人情報保護情報公開運営審議会と審査請求に係る審査を行う
個人情報保護情報公開審査会を統合し、審査会といたします。この審査会につきましては、次の議案第74号で提案しています。条例の施行日は、令和5年4月1日です。
次の24ページをお開きください。
議案第74号、府中市
個人情報保護・
情報公開審査会条例の制定について、議会の議決を求めるものです。
先ほどの説明の条例で、審議会と審査会を統合するもので、大学教授、法律専門職等の学識経験者を中心に4名の委員とする予定です。条例の施行日は、令和5年4月1日です。
次に、次の25ページをお開きください。
議案第75号、
地方公務員法の一部を改正する法律の施行に伴う
関係条例の整備に関する条例の制定について、議会の議決を求めるものです。
これは、いわゆる職員の定年延長制度の導入に伴って、関係する条例を廃止あるいは一部改正するもので、記載の計10件の条例をまとめた提案としています。
主な内容を説明いたします。
令和5年4月から、その年度に60歳を迎える職員は定年が1年延長され、以降、さらに1年ずつ延長となり、令和13年度に65歳定年になるものでございます。役職定年制度を取り入れ、医師を除く管理監督職の者は、延長の際に降任することとなります。
次の26ページ。
60歳到達後、定年前に退職した職員は短時間勤務職員としての採用が可能となること。また、定年延長後の給料は、直前の給料の7割支給となること。
退職手当は、当分の間、定年前の退職であっても、定年を理由とした手当額とすること。段階的に定年年齢が引き上げられる間、定年後も年金が支給される65歳まで暫定再任用として採用が可能であること。といったものが、主な内容になります。
施行期日は、令和5年4月1日です。
次に、議案第76号、府中市
行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する条例の一部改正について、議会の議決を求めるものです。
生活に困窮する外国人に対して、生活保護法に準じた対応を行うに当たり、いわゆる番号法に規定された個人番号の市独自利用に該当することから、
個人情報の提供に関し、必要な事項を定めるため条例を改正するもので、施行は公布の日となります。
次に、議案第77号、府中市一般職の職員の給与に関する条例等の一部改正について、議会の議決を求めるものです。
令和4年度の人事院勧告の内容を踏まえ、給料及び勤勉手当等を改正するもので、給料は30歳代半ばまでの若年層を中心に平均0.3%引き上げ、4月1日に遡及して適用いたします。勤勉手当は年間0.1月引き上げ、この12月で対応し、
期末手当と合わせて年間4.4月に。なお、再任用職員は0.05月の引き上げとなります。市長等三役、議員の
期末手当も連動して0.1月の引き上げとなります。
次に、議案第78号、府中市第1
号会計年度任用職員の報酬、
期末手当及び費用弁償に関する条例及び府中市第2
号会計年度任用職員の給与に関する条例の一部改正について、議会の議決を求めるものです。
これも人事院勧告を踏まえたものですが、会計年度任用職員の処遇改善を目的として、
期末手当について、正規職員の期末と勤勉の合計月数の増減により調整する方法を取り入れるもので、令和5年度以降、0.1月引き上げるものです。
次に、議案第79号、府中市職員に対する
退職手当に関する条例の一部改正について、議会の議決を求めるものです。
非常勤職員に対する条例の適用に当たって、法律の勤務日数の要件が緩和されることに伴い、同様の措置を講ずるため改正をするものでございます。施行期日は、公布の日でございます。
続いて、
補正予算について説明をいたします。
議案第80号、令和4年度府中市
一般会計補正予算(第6号)から、議案第85号、令和4年度府中市
病院事業会計補正予算(第1号)まで、計6件について、その概要を
補正予算説明資料により説明をいたします。
12月の
一般会計補正予算は、主に電力、ガス、食料品等の価格高騰によって負担増となった事業者を支援するための経費や、公共施設における燃料費や電気代、また、
子育て世帯への支援、学校の空調施設整備の経費など、計4億4,378万9,000円の予算を計上しました。
主な内容について説明いたします。
有害鳥獣被害防護柵(電気柵)
ソーラー化支援事業は、イノシシ等の鳥獣による
農作物被害防止のため設置する電気柵について、電気代高騰の影響を抑えるために
ソーラー化する費用の一部を支援するもので、1,000万円を計上しています。
次に、省エネ設備導入等による企業の
生産性向上支援事業は、9月に予算化した
省エネ等の設備導入費用支援について、好評につき追加をするもので、2,000万円を計上しています。
次に、出産・子育て応援交付金は、孤立感や不安感を抱く妊婦・
子育て家庭に対し、安心して出産・子育てができるよう経済的支援を行うもので、1,835万円を計上しています。
特別教室等空調設備整備事業は、今年度設計に着手している学校の特別教室のうち、空調設備未設置の42教室について、令和5年度予定を前倒しして工事を実施するもので、1億7,415万3,000円を計上しています。
次の3ページをお開きください。
地域運動部活動推進事業は、持続可能な部活動と学校の働き方改革の実現に向けて、
スポーツ指導員を配置し、地域で支える仕組みをつくるもので、65万4,000円を計上しています。
府中のこころ、ハコ推しプロジェクトは、来年5月に開催される
G7広島サミット関連
イベント等の機会を利用して、市の内外に市の産品をアピールすることで、産品の販売促進、ものづくりのまちのプロモートなどを図るため、620万円を計上しております。
各事業の詳細につきましては、5ページ以降に資料をつけておりますので、御参照ください。
次に、繰越明許費といたしまして、先ほどの特別教室等空調整備事業、災害復旧事業経費などを、また、債務負担行為補正では、出口川湧水処理施設維持管理業務などを計上しております。
次に、4ページ、特別会計等の補正です。
国民健康保険特別会計は、一般被保険者療養給付費等が増加傾向であることから、2億円を計上、病院事業債管理特別会計は、市民、北市民の両病院で新たに必要となる医療機器に係る貸付金を増額するもので、2,180万円を計上しています。水道事業会計は、電気料金の高騰による動力費について増額するもので、2,003万9,000円を計上、下水道事業会計は、高木、角田の両ポンプ場の耐震化診断業務を前倒しして実施するなど、2,752万8,000円を計上しています。病院事業会計は、施設改修工事、コロナウイルス感染症拡大防止対策経費、燃料費の不足分などで、収益的支出、資本的支出合わせて2,593万6,000円を計上しています。
以上で、本定例会に提案させていただいております議案についての説明を終わります。何とぞ慎重審議の上、全ての議案を原案どおり御可決いただきますようお願いをいたします。
〔
総務部長 豊田弘治君 降壇〕
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○議長(
加藤吉秀君) これにて、
提案理由の説明を終結いたします。
議案第71号から議案第79号までの9件について、これより質疑に入ります。
ただいまのところ通告はありませんので、質疑を終結いたします。
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○議長(
加藤吉秀君) 議案第71号から議案第79号までの9件については、配信しております委員会付託区分表のとおり、所管の各常任委員会に付託いたします。
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○議長(
加藤吉秀君) お諮りいたします。
議案第80号から議案第85号までの6件については、議長を除く18人の委員をもって構成する予算特別委員会を設置し、これに付託の上、審査いたしたいと思います。
これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
加藤吉秀君) 御異議なしと認めます。
よって議案第80号から議案第85号までの6件については、議長除く18人の委員をもって構成する予算特別委員会を設置し、これに付託の上、審査することに決しました。
ただいま設置されました予算特別委員会の正副委員長の互選について、議長からお願いいたします。慣例により予算特別委員会の委員長には副議長に、副委員長には総務文教委員長になっていただいておりますので、互選の手続を省略させていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。
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○議長(
加藤吉秀君) 次に、諸般の報告についてであります。
日程第19、諸般の報告についての件を議題といたします。
10月28日付で議員派遣を決定した議員から派遣結果の報告がありましたので、
タブレットに配信の報告書のとおり御報告いたします。
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○議長(
加藤吉秀君) 日程第20、
事務事業評価の報告についての件を議題といたします。
総務文教常任委員会、厚生常任委員会及び建設産業常任委員会の各委員長から、
事務事業評価の結果について報告したい旨の申し出がありましたので、これを許可いたします。
なお、各委員会の
事務事業評価の結果は、
タブレットに配信しておりますので御参照ください。
まずは、総務文教委員会、福田委員長。
〔総務文教常任委員長 福田勉君 登壇〕
○総務文教常任委員長(福田勉君) 議長のお許しをいただきましたので、総務文教委員会における議会による
事務事業評価について報告いたします。
本委員会では、議会による
事務事業評価の対象事業として、5事業を抽出し、今後の事業の方向性と議会としての評価意見を取りまとめましたので、執行部に対し、次のとおり提言いたします。
1、府中「GIGAスクール構想」ステップアップ事業については、現状のまま継続すべきと考えます。全国の類似自治体と比べても、ハード面に対する体制構築は先進的に進められ評価できる。授業での端末活用は進んでいるが、効果的な活用までは至っておらず、ICTリテラシー並びに教員のICT活用指導力の向上が求められる。
タブレットの使用については、学校や教員任せにせず、府中市として学年ごとの目標を定め、
子供たちが安心・安全に利用できる環境整備に配慮されたい。
2、新たなヒトの呼び込み(移住定住促進事業)については、一部見直しの上、継続すべきと考えます。
コロナ禍の影響下においても、空き家活用や、ホームページ作成、ワーキングホリデーなどいろいろな
取り組みが移住につながり、一定の成果を上げているが、全国的に地方移住の機運が高まっている中では満足できる評価とは言い難い。移住検討者のニーズや他市町への転出要因等の把握を行い、移住の可能性のある層が狙えているのか、
取り組みがマッチしているのか精査し、事業の推進を図られたい。
3、地域防災力強化事業ついては、一部見直しの上、継続すべきと考えます。目標に対する実績は低調であるが、
コロナ禍による影響によるものと考える。市民の命にかかわる重要度の高い事業であり、マイ・タイムラインの普及に努め、豪雨災害の記録も活用しながら、災害に対する市民の関心を高めるよう取り組まれたい。地域、学校では、防災リーダーの尽力により、防災意識が高まりつつあるが、地域格差の解消に向けて事業を進められたい。また、消防団の将来像については、処遇の見直しなど含め、早急に考え方をまとめられたい。
4、ドローン戦略の推進については、抜本的な見直しの上、継続すべきと考えます。ものづくり体験やレース
イベントによる認知度の向上は期待できるが、既に実証実験を終了し、実用化に向けた動きを行っている先進地もある中で、事業戦略としての効果が低いため、ファブラボのあり方を含め、抜本的な見直しを検討されたい。また、産業分野におけるビジネスとして成立させるためにも、専門家の知見を活用しながら府中市の指針を明確化し、
取り組みを加速されたい。さらなる認知度の向上に
取り組み、ドローンのまちに向けた機運の醸成を図られたい。
5、DXの推進~ICTを活用した
まちづくり~市民生活総合支援アプリ構築事業については、現状のまま継続すべきと考えます。登録者数をふやし、早期に目標の5,000ダウンロードを達成したことは評価できるが、若者や高齢者などに十分浸透しているとは言えない。市民ニーズを的確に把握して、よりスピーディーに対応し、より利便性の高いものに改善を図られたい。今後の発展を期待し、魅力あるコンテンツによる事業を拡充されたい。
以上、まことに簡略ではありますが、総務文教委員会における議会による
事務事業評価結果を申し上げ、報告とさせていただきます。
〔総務文教常任委員長 福田勉君 降壇〕
○議長(
加藤吉秀君) 続いて、厚生常任委員会、広瀬委員長。
〔厚生常任委員長
広瀬和彦君 登壇〕
○厚生常任委員長(
広瀬和彦君) 議長のお許しをいただきましたので、厚生委員会における議会による
事務事業評価結果について報告いたします。
本委員会では、議会による
事務事業評価の対象事業として、5事業を抽出し、今後の事業の方向性と議会としての評価意見を取りまとめましたので、執行部に対し、次のとおり提言いたします。
初めに、府中版ネウボラ事業については、現状のまま継続すべきと考えます。
コロナ禍にありながら、来所者は順調に推移しているように思われる。今後も、産前産後の精神的に不安定な母親の不安解消を図る
取り組み等、切れ目のない子育て支援を継続して行っていただきたい。
次に、DXの推進~ICTを活用した
まちづくり~発達障害・児童虐待への対応については、一部見直しの上、継続すべきと考えます。現段階ではAI予測結果が実際の業務で使用できるレベルに達していない。継続して関連データの充実を図り、AIでの絞り込み精度を上げるとともに、実働体制の充実を含め、対面でのサポート可能な体制を着実に整えられたい。
次に、フレイル予防事業については、一部見直しの上、継続すべきと考えます。要介護者の増加予測に対し、健康寿命の延伸と重度化予防の観点からも、とても重要な事業である。蓄積しているデータを有効に活用し、PDCAサイクルが円滑に機能するよう明確に数値を定め、取り組んでいただきたい。また、フレイル予防に資する事業として体力を使う
スポーツ大会の開催を検討するなどし、目標の拡充に取り組んでいただきたい。
次に、介護人材確保事業については、一部見直しの上、継続すべきと考えます。介護職員の不足により、今後増加する後期高齢者への対応が懸念される。介護人材の確保は、事業所におけるサービス継続のためには必須であるが、市が行う必要性を明確化し、目的に沿った効果となっているか見きわめ、事業を継続していただきたい。
次に、地域共生モデル事業については、一部見直しの上、継続すべきと考えます。地域共生社会のために地域力のアップは市内全域で必要である。課題を明らかにしつつ、市が直接できることと、町内会・地区社協等との役割分担や達成可能な目標なのか等、事業として行うためのさらなる課題として、この事業の必要性についてなどの整理を行い、市内全域の事業となるよう取り組んでいただきたい。
以上、まことに簡略ではありますが、厚生委員会における議会による
事務事業評価結果を申し上げ、報告とさせていただきます。
〔厚生常任委員長
広瀬和彦君 降壇〕
○議長(
加藤吉秀君) 続いて、建設産業常任委員会、加島委員長。
〔建設産業常任委員長
加島広宣君 登壇〕
○建設産業常任委員長(
加島広宣君) 議長のお許しをいただきましたので、建設産業委員会におけます議会による
事務事業評価結果について、御報告をさせていただきます。
本委員会で5事業を抽出させていただき、評価意見を取りまとめましたので、次のとおり提言をいたします。
産学官連携支援事業については、一部見直しの上、継続すべきと考えます。個別企業が持つ課題に沿った技術相談や技術指導により解決に結びつくなど効果は出ている。府中市の産業が直面している共通課題の解決に向け、大学と企業の共同研究の拡充をされたい。また、リスキリングなどデジタル関連のスキルや知識を習得して、企業でDXの推進ができるよう取り組まれたい。
次に、チャレンジファーム広島・上下農場研修生の新規就農に向けた支援事業について、現状のまま継続すべきと考えます。新規就農に向けた支援事業は、今後、府中市農業振興ビジョンを推進していく上でもすぐれた施策であり、幅広く農業後継者を育成するなど支援策を拡充されたい。また、就農者の安定的な収入確保が営農継続には不可欠であることから、府中市農業のブランド化を確立するなど、稼ぐ農業への転換に向け、
取り組みを加速されたい。
次に、駅周辺の賑わいづくり事業について、現状のまま継続すべきと考えます。第1期整備後、
イベント、ワークショップ等の実証実験等を通じて、
にぎわいづくりに大きな効果があったと評価できる。駅周辺が若者や子育て世代を中心に
にぎわい、「住み続けられるまち」を実現するため、プロモーションを継続しつつ、第2期整備及び府中駅から国道まで抜ける道路の整備について、早期実現に向け、取り組まれたい。
続いて、恋しき・翁座保存・活用事業については、現状のまま継続すべきと考えます。「恋しき」、翁座ともに歴史的・文化的に大変貴重な建造物であり、本市を代表する
観光資源である。建物の保存だけではなく、本来の目的に沿った活用を図られたい。その際、「恋しき」・翁座の両方の活用を同時に進めるには資源的に限界があることから、別々の事業として具体的な目標を掲げ、稼ぐ観光の早期実現に向けて取り組まれたい。
最後に、市内排水路(浸水)対策事業については、現状のまま継続すべきと考えます。異常気象に起因した浸水対策は急務であり、市内全域の排水路等の状況を把握して対策を講じる必要がある。本事業は、排水路、樋門などの現状分析を行い、対策を地域住民と共に行うこれまでにない対応である。安全・安心な
まちづくりに向けた詳細設計・改良工事については、優先順位をつけ、早期実現に向け、取り組まれたい。
以上、まことに簡略ではありますが、建設産業委員会における議会による
事務事業評価結果を申し上げ、報告とさせていただきます。
〔建設産業常任委員長
加島広宣君 降壇〕
○議長(
加藤吉秀君) 各委員長の報告が終了いたしました。
各報告に対する質疑は、議会運営委員会の決定により省略いたします。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~
○議長(
加藤吉秀君) 以上で、本日の日程は全て終了いたしました。
お諮りいたします。
議案調査のため、12月6日及び12月7日の2日間、休会いたしたいと思います。
これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
加藤吉秀君) 御異議なしと認めます。
よって、12月6日及び12月7日の2日間、休会することに決しました。
次回は、来る12月8日、午前10時から本会議を開きます。
ただいま御出席の諸君には、別に通知はいたしません。御了承の上、御参集願います。
本日はこれにて散会をいたします。
午前10時57分散会...