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府中市議会
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2022-09-26
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令和 4年第5回決算特別委員会( 9月26日)
令和 4年第5回予算特別委員会( 9月26日)
令和 4年第5回予算特別委員会( 9月26日厚生分科会)
令和 4年第5回定例会( 9月26日)
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府中市議会 2022-09-26
令和 4年第5回予算特別委員会( 9月26日)
取得元:
府中市議会公式サイト
最終取得日: 2023-06-03
令和
4年第5回
予算特別委員会
( 9月26日)
令和
4年第5回
府中市議会定例会
予算特別委員会会議録
令和
4年9月26日午前11時31分、
予算特別委員会
を
本市議事堂
において
開会
した。 1
出席委員
委員長
加納孝彦
副
委員長
福田 勉 委 員
藤本秀範
委 員
岩室雄大
委 員
真田光夫
委 員 森川 稔 委 員
芝内則明
委 員
岡田隆行
委 員
加島広宣
委 員
大本千香子
委 員
広瀬和彦
委 員
安友正章
委 員
本谷宏行
委 員
土井基司
委 員 水田 豊 委 員 三藤 毅 委 員 田邉 稔 委 員
棗田澄子
1
欠席委員
なし 1
説明
のため出席した者
市長
小野申人
副
市長
村上明雄
教育長
荻野雅裕
危機管理監
藤原眞琴
CIO兼
情報戦略統括監
國丸昌
之
総務部長
豊田弘治
地域振興担当部長
福田吉晴
健康福祉部長
唐川 平
経済観光部長
若井紳壮
観光戦略推進担当部長
宮本典明
建設部長
河毛茂利
教育部長
門田雄治
総務課長
兼
選管事務局長
渡邉俊文
人事課長
岡田宏子
財政課長
山田典央
政策企画課長
宇野貴人
1
事務局
及び書記
事務局長
皿田利光
議事係長
小林正樹
1 本日の
会議
に付した事件
議案
第64号
令和
4年度
府中
市
一般会計補正予算
(第4号)について
議案
第65号
令和
4年度
府中
市
国民健康保険特別会計補正予算
(第1号)について
議案
第66号
令和
4年度
府中
市
介護保険特別会計補正予算
(第1号)について
議案
第67号
令和
4年度
府中
市
後期高齢者医療特別会計補正予算
(第1号)について
~~~~~~~~~~~~~~~~~~
午前11時31分
開会
○
委員長
(
加納孝彦
君) ただいまから、
予算特別委員会
を
開会
いたします。 これより、議事に入ります。 本
特別委員会
に付託されました
議案
第64号から
議案
第67号までの4件について、議題といたします。
議案
第64号から
議案
第67号までの4件につきましては、
分科会
を設けて
審査
いたしましたので、各
分科会
の
報告
を願います。 まず、
総務文教分科会
、
福田主査
。 ○
総務文教分科会主査
(
福田勉
君)
委員長
の御
指名
をいただきましたので、ただいま議題となっております
議案
第64号について、
総務文教分科会
における
審査
の
概要
を御
報告
申し上げます。 なお、
審査内容
につきましては、重立ったもののみを御
報告
させていただきます。
質疑
に入り、
補正予算説資料
の
資料
6、
総合窓口サービス導入事業
について、
分科員
から「
デジタル窓口総合申請システム
については、
上下支所
への
導入
も想定されているのか。また、
マイナンバーカード
の持参が前提の
システム
であれば、
カード
を持っていない場合は不利益が及ばない配慮があるのか伺う」という
趣旨
の
質疑
があり、
情報戦略統括監
から「
デジタル窓口
・
総合申請システム
については、
上下支所
でも同等の
サービス
が展開される。また、
マイナンバーカード
については、
カード
を持参すれば
個人情報
の入力をせずに処理ができるため、より便利になるが、
カード
を持っていなくても、今までどおり処理はされるので
心配
はないという
趣旨
の
答弁
がありました。 また、
分科員
から「
総合窓口
の
導入
時期の想定はどうか」という
趣旨
の
質疑
があり、
担当課長
より「全体計画としては1階と2階の
レイアウト
を変更するものであり、1階には税を含めた
証明関係
を1カ所へ集約した
総合窓口
を設置し、
相談カウンター
や
相談室
の増設を予定している。また、2階については、プライバシーを守れる
相談室
や
待合スペース
の設置を予定している。今回は
補正予算
については2階部分の
レイアウト変更
であり、12月末までの完了を
目標
としている」という
趣旨
の
答弁
がありました。 ほかにも
質疑
がありましたが、
質疑
を終結し、本
分科会
における
付託部分
の
審査
を終了いたしました。 以上、まことに簡略ではありますが、
総務文教分科会
における
審査
の
概要
を申し上げ、
報告
とさせていただきます。 ○
委員長
(
加納孝彦
君) 続いて、
厚生分科会
、
広瀬主査
。 ○
厚生分科会主査
(
広瀬和彦
君)
委員長
の御
指名
をいただきましたので、
予算特別委員会
に付託された案件のうち、
厚生分科会
における
議案
4件について、
審査
の
概要
を御
報告
申し上げます。 なお、
審査内容
につきましては、重立ったもののみ御
報告
させていただきます。
議案
第64号、
令和
4年度
府中
市
一般会計補正予算
について
質疑
に入り、9月
補正予算説明資料
の
資料
7、
マイナンバーカード取得促進事業
について、
分科員
から「
マイナンバーカード取得促進
に対して、現在、取り組んでいる
内容
と実際に
カード
を
取得
した際の
利便性
について伺う」という
趣旨
の
質疑
があり、
担当課長
から「7月からは地域を巡回して公民館や
集会所等
で
申請
の
受け付け
を行い、8月からは、
府中天満屋
への
常設窓口
、上下町の
ショッピングセンター
すいすいでも、毎週日曜日、
窓口
を開設している。また、働く世代への
アプローチ
として、毎週木・金曜日は
市役所窓口
を午後7時半まで開設し、
対応
している。さらに、市内の
事業所
、
医療機関等
へも出張して
申請
を
受け付け
ている。若い世代への
アプローチ
としては、市内の高校3年生を
対象
にチラシを配布したり、
保育所
や
放課後児童クラブ
のお迎えの時間帯に出向いて
申請
の
受け付け
を行っている。また、
利便性
については、
保険証
として利用された場合の
メリット
として、まず、
本人
が同意すれば、
医療機関
や薬局で特定健診や薬剤の
情報
を共有できることで、よりよい
医療
が受けられることや、
高額療養費制度
などの
対応
が迅速にできるといったことがある。また、転職や退職などをされた場合、通常、新しい
保険証
を受け取るまでに日数がかかり、
空白期間
ができるが、切りかえの手続をきちんとしておけば、この
空白期間
もなくなり、切れ目なく受診ができる」という
趣旨
の
答弁
がありました。 続いて、
分科員
から「国の
マイナポイント付与
の
申請期限
である9月末を12月末まで延長することが決定したことに伴い、
府中
市
独自施策
の
現金給付
の
対象者
を
令和
5年1月1日以降の
申請者
に給付することとされたが、9
月補正
とするのではなく、12
月補正
とする判断でもいいのではないか」という
趣旨
の
質疑
があり、
担当課長
から「
カード申請者
に市独自の
給付金
について早めにお知らせし、円滑に届けるためにも国の
方針
が明確にされているこのタイミングで
予算
計上し、しっかりと
仕組みづくり
を行っていく」という
趣旨
の
答弁
がありました。 ほかにも
質疑
はありましたが、
質疑
を終結し、
審査
を終了いたしました。 なお、外3件の
議案
についても
質疑
がありましたが、
質疑
を終結し、
審査
を終了いたしました。 以上、まことに簡略ではありますが、
厚生分科会
における
審査
の
概要
を申し上げ、
報告
とさせていただきます。 ○
委員長
(
加納孝彦
君) 続いて、
建設産業分科会
、
加島主査
。 ○
建設産業分科会主査
(
加島広宣
君)
委員長
の御
指名
をいただきましたので、
予算特別委員会
に付託された案件のうち、
建設産業分科会
における
議案
第64号について、
審査
の
概要
を御
報告
申し上げます。 なお、
審査内容
につきましては、重立ったもののみ御
報告
させていただきます。
質疑
に入り、
補正予算説明資料
の
資料
2、
省エネ設備導入等
による
企業
の
生産性向上支援
について、
分科員
から「
補助対象
の
選定基準
は何か。また、経営を改善していこうとする
企業
に対して、だれが
診断
をするのか」という
趣旨
の
質疑
あり、
担当課長
から「今回の
制度
は
省エネ診断
というものに基づいて実施するものであり、
診断
の
中身
によって、どういった
事業
をやるかは、
申請
をしていただいた個々の
企業
でお選びいただくという形を考えている。
診断
については、
一般財団法人省エネルギーセンター
の実施する
省エネ最適化診断
、
省エネ
お
助け隊
の
省エネ診断
の2つを想定している。いずれも
経済産業省
の資源エネルギー庁の
補助事業
により実施されるもので、
事業者
の負担が少なく実施できるものである」という
趣旨
の
答弁
がありました。 次に、
資料
4、食の
魅力発信事業
について、
分科員
から「
府中
市と
広島サミット
のかかわりは何か、また、どのように誘客を考えているのか」という
趣旨
の
質疑
があり、
担当部長
から「
府中
市においては、
サミット
の成功と広島のさらなる発展に向けて、
地元関係団体
で構成する
広島サミット県民会議
に参画している。G7において、
府中味噌
、
府中家具
、農産物などを活用し、
海外プレス
などに向けた視察、体験、食など、コンテンツを各団体と連携し、
外務省
または県に提案をしているところである。食の
魅力発信事業
の
プレミアムイベント
についても、
広島サミット
の
配偶者プログラム
、
先遣隊
の
夕食会
や
プレスツアー
などがあることから、それに活用されるよう、国・県、特に県については、強力にアピールをしているところである。採用されて
皆さん
にお越しいただき、1,300年の
府中
の歴史、
府中
の町並み、「恋しき」の魅力について、存分に発信するまたとないチャンスであると思っているので、この機会を逃すことなく取り組みたい。このように
広島サミットプログラム
について、連携、誘致ができるよう、積極的に粘り強く諦めることなく取り組んでいきたい」という
趣旨
の
答弁
がありました。 続いて、
分科員
から「
プログラム
に組み込まれるのはいつ頃決定されるのか、また、決定された場合、
府中
市でも
サミット用
の
予算
が必要であるか」という
趣旨
の
質疑
があり、
担当部長
から「
サミット関連
の時期について
広島県民会議
と打ち合わせをしている中、年明けから
サミット
の前ぐらいまでの中で各
ツアー
が実施されるが、それまでにどこかに当てはまるか決定されるということである。採用された場合は、
外務省
または県の
予算
が活用できるのではないかと考えている」という
趣旨
の
答弁
がありました。 ほかにも
質疑
がありましたが、
質疑
を終結し、
審査
を終了いたしました。 以上、まことに簡略ではございますが、
建設産業分科会
における
審査
の
概要
を申し上げ、
報告
をさせていただきます。 ○
委員長
(
加納孝彦
君) 各
分科会
の
報告
が終了いたしました。 休憩いたします。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~
午前11時43分 休憩 午前11時45分 再開
~~~~~~~~~~~~~~~~~~
○
委員長
(
加納孝彦
君) 再開いたします。 これより、各
分科会
の
報告
に対する
質疑
に入ります。 ただいまのところ通告はありませんので、各
分科会
の
報告
に対する
質疑
を終結いたします。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~
○
委員長
(
加納孝彦
君) これより、
議案
第64号の
討論
に入ります。
討論
の通告がありますので、発言を許します。
岡田委員
、
反対者
。 ○
委員
(
岡田隆行
君) それでは、無所属で
日本共産党
の
岡田隆行
です。
議案
第64号、
補正予算
に対する
反対討論
、とりわけ
マイナンバーカード取得促進事業
に7,632万円を組むことに
反対
の
立場
で
討論
に参加をいたします。 さて、全
国民
への
申請交付
を
目標
に2016年から始められた国のこの
事業
は、もう既に7年近くが過ぎようとしていますが、まだ半数、50%に届いていない実態があります。
政府
が検討している
普及方針
は、まさに異常としか言えません。 9月22日
付中国新聞
には、「
マイナ普及策
、
自治体
は悲鳴」との
タイトル
で、おおむね5人以上の
従業員
がいる
事業所
を
対象
に
出張窓口
を開設した熊本市のような
自治体
がある一方で、小規模な
市町村
にはそんな職員は到底確保できないと困惑しているというのです。多くの
企業
が立地する
都市部
にも
課題
があることも書かれています。東京23区では、過半数の13区が出張
対応
していません。
企業
に出向いても
従業員
の多くが区外に住んでいるからです。区民の
取得
を優先にしたい。よその住民の手続をする余裕はないとの理由と書かれています。 さて、
カード
が
普及
しないのは、
記事
によると、使い道に乏しいのが大きな要因とされ、
カード
に
健康保険証
として使える
マイナ保険証
などの取り組みは緒に就いたばかりで、
取得
しなくても生活に困らないと書かれています。 7月から、
中国新聞広場欄
に載った2つの
新聞投稿
、これが
マイナンバーカード
についての
投稿
です。紹介したいと思います。 7月11日
広場欄
に福山市の70歳の主婦の方が書かれています。「93歳の母が
マイナンバーカード
をつくるため役所に行ってくると電話をかけてきた。私は急にどうしたんだろうと疑問を持った。以前は、年だし面倒だから義務じゃないからつくらないと言っていた。どうやら
新聞
などの広告を見て、
ポイント
がもらえるという
キャンペーン
に背中を押されたようだ。私は
キャンペーン
第1弾で
申請
し、既に持っている。
新型コロナウイルス
の
ワクチン接種
の
本人確認
に使った。
マイナンバーカード
は、
国民
の
個人情報
を一元的に管理するという将来を見据えての
政策
だと理解している。いろいろと便利だと宣伝されている。だが、これからの暮らしに本当に便利で安心・安全な1枚になるのだろうか。不安や疑問は、まだ拭い去れていない。母親は、結局私の助けで
スマートフォン
で
申請
し、先日手に入れた。
顔写真入り
の
身分証明書
ができたので、
友人たち
に見せて喜んでいる」こういう
投稿
。 9月7日、ついこの前の
広場欄
には、
マイナ保険証
に懸念という題で、東広島市の女性の方、54歳の方がこういう
投稿
をされている。「
マイナンバーカード
の
普及促進
のCMをよく目にするが、どれくらいの人が利用しているんだろうか。最近は
健康保険証がわり
になるという宣伝も目立つ。だが、実際に
マイナ保険証
を利用できるのは、専用の
読み取り機
を設置している
医療機関
だという。受診前に電話で利用できるか確認してから病院へ行く患者がどれほどいるだろうか。4月の
報酬加算
では、
保険証
として利用した場合、負担が利用しないより一部ふえる
仕組み
になったという。
利用者
をふやしたいなら
本末転倒
ではないか。さすがにこの点は10月にも見直すようだが、だが、最初の段階でだれも異を唱えなかったのか、不思議でならない。
政府
は、
保険証対応
の
システム導入
を2023年4月から原則義務化するとも言うが、混乱しないか
心配
になる。
新型コロナウイルス禍
で
医療機関
は多忙を極めている。混乱しないように、そして、だれもが納得し、スムーズに利用できるように努力してもらいたい」と述べられています。
河野デジタル大臣自身
も、
カード
が便利ということで
取得
するのが本来だが、そこまでの
サービス
が提供できないと現状を素直に認めていることも、9月22日
付山陽新聞
4面の「締めつけに
自治体悲鳴
」とする
記事
の中で紹介をしています。 そこで、国が始めたのが、
カード
を持てば買い物で使える
ポイント
がもらえるという手法でした。では、
ポイント付与
は
カード普及
に有効なのか。
マイナポイント
第2弾は
希望者
が想定を下回り、9月末としていた
カード取得申請
の期限を年末までに延長する事態に陥っています。それでも
ポイント
以外に他の対策は考えられないほど、国はまさに行き詰まっています。 そもそも、この
マイナンバーカード
を持つというのは、だれの願いなのでしょうか。この7年近くを見た場合、残念ながら
国民
の願いではないことは確かです。むしろ、こうした
情報
の
一元把握
にもつながる
やり方
に違和感、
不安感
、
恐怖感
を抱く
国民
も決して少なくないということをリアルに直視しなければなりません。 ここに9月11日
付読売新聞
があります。4面に「
マイナンバーカード普及躍起
、
保険証
や
ポイント還元
、
交付
47%、全
国民
は遠く」という
タイトル
をつけています。この
記事
の中で、
申請
の障害となっているものについても書いています。この中で、
利用者
には
個人情報
が集約されることへの抵抗も依然ありそうとした上で、
カード
を
申請
したくない理由として
読売新聞
が挙げているのは、1位は、なくても生活できるから、これが48.1%、次いで、
個人情報
の漏えいが
心配
だから、34.3%となっています。 さらに、それでもなりふり構わず
行政
が突き進めば、国・県の
行政
だけでなく、市の
行政
に対する
不信感
を醸成することにもつながります。
さき
の
新聞報道
では、
交付
の低迷する
自治体
には
交付金
を支給しないとの脅しとも取れる
方針
を
政府
が検討していると書いています。これは、2023年度に創設し、
自治体
に配分する予定の
デジタル田園都市国家構想交付金
の一部について、住民の
カード取得率
が
全国平均
以上でなければ受給を
申請
できない
仕組み
とするというわけです。また、同日の
山陽新聞
の1面では「
自治体
から脅しだとの批判の声が上がった」というふうに
タイトル
を記しています。まさに
言語道断
、実情を考慮しない差別的な扱いと言えます。
総務省
は、
マイナンバーカード取得状況
で、
都道府県別
だけでなく、1,718
市町村
全ての
カード取得率
の公表、全国10位以内は別に表示をしています。まさに
普及競争
。
さき
に述べた
自治体
が、それぞれで体力や条件に違いがある中で、こうしたあめとむちで走らせることの不合理こそ、この
府中
市からも国に
意見書
などで届ける必要があるのではないでしょうか。 まさに、国、
国家権力
の都合で莫大な税金を使いながら進めているのが、この
マイナンバーカード事業
と言えます。 今回の
補正予算
については、
自治体
独自で5,000円の
現金
を
申請者
に副賞として支給するというもの。国の
カード交付競争
に乗ってしまうものです。
お金
をやるから
カード
をつくれ。これは、まさに
本末転倒
と言わざるを得ません。この
お金
の御褒美も当然税金です。もし、本当に
カード
の
中身
、
内容
がよければ、もっとこうした特典はなくても、自主的につくる人はふえるはずです。
さき
の
交付金
ゼロの脅しの一方で、
現金
で釣る。
お金
をやるのでつくって、でも、この
お金
はあなたの財布から出たものだよ。
内容
で、
中身
のよさで納得してもらうこと。これを放棄したのが、この手法。到底多くの
市民
の納得は得られないのではないでしょうか。 最後に
反対討論
のまとめとして申します。この
マイナンバーカード取得促進事業
は、あくまでも
予算
も含めて国の責任で行うことが大切です。
自治体
に脅しまでかけ、競争させてまで進めるものではありません。この競争に乗ってしまうのも控えなければなりません。9月23日
中国新聞
26面に「
安芸高田市長
、
言語道断
と国を批判」との
記事
が載っています。これには「
普及率
が高い
自治体
は相当な資源を投入している。市も一定取り組んでいる。しかし、余裕のない市においては、それをすべきではないと判断した。
カード普及
の
優先順位
は低く、他の
課題
のほうが圧倒的に大事だ」とした上で、「国で発生した問題の解決をこのように
地方
に回しては解決が難しくなる。
地方
に責任を負わせるのは
言語道断
。絶対に許してはならない暴挙だ」と言われていますが、至極当然ではないでしょうか。
意見書
などでしっかりと
府中
市の思いを国に示すことこそ、今やるべきことだと考えます。 また、
カード取得
は、これは国も言っているけれども、
国民
の意思、任意であるという原則、これを守ることが大切です。本来、強制はできないものです。
カード
の
必要性
、
安全性
を理解できた
市民
の方が、
本人
の意思で
申請
すればよいものです。まだまだ
国民
、
市民
の疑問や不安は拭い去れていません。もし、どうしても
普及
を進めるのならば、
道理
を尽くした
説明
、それこそ大切。間違ってもニンジンを鼻先にぶら下げる式な
やり方
、褒美として
現金
を配る
やり方
は、市としてはやるべきではありません。こうした
やり方
が、もう既に
カード
を
取得
している人にも疑問を抱かせるものです。
さき
の、この会の前にあった
予算
の
厚生分科会報告
の中でも、国が9月末に指定していた
マイナンバーカード
、
マイナポイント
についても、この支給を12月まで延ばしたというふうにも、それを受けての市の
対応
が求められています。となれば、先ほどの
報告
にもありましたけれども、急いでこの議会で通過する必要は全くない。12
月議会
でもう一度きちんと考えればいいことであるということも重ねて申し添えます。 いずれにしましても、このような
やり方
は、一議員として強く
反対
をしていくものです。 以上で、
反対討論
を終わります。 ○
委員長
(
加納孝彦
君)
棗田委員
、
賛成者
。 ○
委員
(
棗田澄子
君) それでは、
賛成
の
立場
で
討論
をいたしたいと思います。 先ほども
厚生分科会
で議論を行ったところでありますので、
皆さん
もよく御承知かというふうには思います。
マイナンバーカード
の
取得促進事業
につきましては、国は1兆8,000億円の
予算
を計上し、進めています。そして、また、さらにそれを強力に進めていくことで、12月末まで延長する
方針
を示したとしております。
マイナンバーカード
、現在、6,685万件が
受け付け
られていると聞いております。国がこれを進めているのは、
運転免許証
は8,100万人、持っている人がいらっしゃいます。そこに
目標
を定めてあるともお聞きいたしております。 もう既に国としましては、これらの
予算
を計上し、
システム
と
ポイント原資
に充てるための多額の金額を計上しているわけでありますけれども、今現在、半分が執行されて、半分が残っているという状態ではあろうかと思います。これを9月末でそのまま終わらせてしまうのは、
予算
をせっかく計上したものがそのまま残ってしまうということにもなりかねないと思っております。
府中
市では、この国の
方針
に向けて、今までどおり12月まで
ポイント
を還元し、そして、1月から
予算
に基づいて行うことをやっております。職員の問題、いろんな問題もありますので、それらの点については、今までどおりのほうが市にとっても格段の
メリット
があると私は考えております。 というような点で、今でも、現在でも、いろんなところで駆け込みで、この
マイナンバーカード
を
取得
し、
マイナポイント
をもらっているという
人たち
がふえているとお聞きしておりますので、私はこの点につきましては、
議案
第64号に
賛成
の
立場
で
討論
させていただきたいと思います。 ○
委員長
(
加納孝彦
君)
土井委員
、
賛成者
。 ○
委員
(
土井基司
君)
議案
第64号、
令和
4年度
府中
市
一般会計補正予算
(第4号)について、
賛成
の
立場
で
討論
に参加をいたします。 本
予算
には、
医療的ケア児
の
通学支援事業
が含まれております。かねてからの
課題
であり、
予算
化されたことについては、大変すばらしいことと評価をしております。
予算成立
後は、できるだけ早く
事業
を実施していただくことを期待して、本
予算
に
賛成
をいたします。 ただし、
マイナンバーカード取得促進事業
につきましては、公金を使用した特典によって
カード
の
普及
を図ることは望ましいと考えていません。国の
やり方
についての問題は、先ほど
岡田委員
が言われたところでありますが。今回、国による
マイナポイント
の
期間延長
により、
府中
市の
事業内容
が急遽変更されるなど、国の
政策
に翻弄されていることも非常に残念なことであります。 また、
地方交付税
は、
地方
の財源を公正に各
自治体
に分配するための
制度
であり、国の
政策
を推進するために使われるべきものではありません。このような
地方自治
の否定につながるような
方針
が検討されていることが報道されていることについても、強い懸念を感じるところであります。
市長
会等を通じて、
府中
市として毅然とした態度で臨まれることを期待するものです。 ○
委員長
(
加納孝彦
君) 加島
委員
、
賛成者
。 ○
委員
(
加島広宣
君)
議案
第64号、
令和
4年度
府中
市
一般会計補正予算
(第4号)について、
賛成
の
立場
で
討論
をさせていただきます。 まず、冒頭、申し上げますのは、第64号
議案
は歳入歳出それぞれに3億7,849万5,000円を追加する
補正予算
の審議を行うものであります。その追加
予算
を組み替えではなく、
反対
されるということは、これ、全ての
事業
にかかわるものであるということを申し上げ、また、御存じだとは思いますが、1つの
事業
に
反対
されるのであれば、
予算
の組み替えや減額修正といった方法があるわけですが、そうしたものではなく、その全ての
内容
にかかわる
事業
の
反対
ということになりますので、その全てに対して
討論
を行わせていただこうと思います。 まず、
議案
第64号ですが、先ほど来、マイナンバーのことばっかり発言でございますけれども、マイナンバーの
事業
だけではございません。今回の
補正予算
は、長引くコロナ禍において、ロシアによるウクライナ侵攻等で、原油価格や物価の高騰、影響を受けている生活者や
事業者
への負担を軽減するための施策や観光業に対する支援のため、市内に訪れる観光
ツアー
の促進でありますとか、
マイナンバーカード
の
取得促進事業
、現在、
窓口
での手続の短縮にデジタル化やワンストップ化などの手続のオンライン化による
市民
サービス
向上のための
予算
となっているというように考えます。 したがって、
反対
となると、これら
事業
全てに対し、
予算
をつけないことになりますので、
市民
生活がどうなっていくのか、非常に不安に感じるところでもございます。 この
マイナンバーカード
、先ほど来、言われておりますが、私は6年前ぐらいに、前
市長
、戸成
市長
でいらっしゃいましたが、当時、この
マイナンバーカード
をしっかり推進していくよう質問をさせていただきました。あれから6年以上たっているんですけれども、
取得
率の数字を聞くと、非常に寂しい思いをするのですけれども、今後はデジタル化ということで、
窓口
での
サービス
ですとか、総合
システム
の
カード
の手続も容易になり、もっとスムーズになっていくというふうな、私、個人的には思いますし、マイナンバーだけをおけば必要なものでもあり、ぜひとも進めていくべきだと考えております。 ただ、先ほど来より申し上げておりますように、この
補正予算
には、上下高校存続のための天領あやめ塾の拡充でありますとか、先ほど
土井委員
が言いました
医療的ケア児
の通学支援、また、指定ごみ袋の経費高騰対策としての費用、そうしたさまざまな
予算
があるわけで、それらが本当に必要ないのかという思いでもございます。
私は、この
議案
に関しては全て必要なものであると判断をしておりますので、第64号
議案
に関しては
賛成
とさせていただきます。 ○
委員長
(
加納孝彦
君) これにて
討論
を終結いたします。 これより
議案
第64号を採決いたします。 本案は、原案のとおり可決することに
賛成
の諸君の起立を求めます。 〔
賛成者
起立〕 ○
委員長
(
加納孝彦
君) 起立多数であります。 よって、本案は原案のとおり可決されました。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~
○
委員長
(
加納孝彦
君) これより、
議案
第65号から
議案
第67号まで、計3件について一括して
討論
に入ります。 ただいまのところ通告はありませんので、
討論
を終結いたします。 これより、
議案
第65号から
議案
第67号までの3件を一括して採決いたします。 この3件を原案のとおり可決することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○
委員長
(
加納孝彦
君) 御異議なしと認めます。 よって、
議案
第65号から
議案
第67号まで、計3件は原案のとおり可決されました。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~
○
委員長
(
加納孝彦
君) 以上で、
予算特別委員会
に付託された案件の
審査
は終了いたしました。
委員長
報告
の作成については、御一任願います。 以上で、
予算特別委員会
を散会いたします。 午後0時10分 散会...
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