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  1. 府中市議会 2022-06-13
    令和 4年第4回定例会( 6月13日)


    取得元: 府中市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-06-03
    令和 4年第4回定例会( 6月13日)              令和4年第4回府中市議会定例会会議録  令和4年6月13日午前10時0分、府中市議会定例会を本市議事堂において開会した。 1 出席議員      1番  加藤吉秀       2番  藤本秀範      3番  岩室雄大       4番  真田光夫      5番  福田 勉       6番  森川 稔      7番  芝内則明       8番  岡田隆行      9番  加島広宣       10番  大本千香子      11番  広瀬和彦       12番  安友正章      13番  加納孝彦       14番  本谷宏行      15番  土井基司       16番  水田 豊      17番  三藤 毅       18番  田邉 稔      19番  棗田澄子 1 欠席議員   なし 1 説明のため出席した者   市長          小野申人   副市長       村上明雄   教育長         荻野雅裕   危機管理監     藤原眞琴   CIO兼情報戦略統括監   國丸昌之   総務部長      豊田弘治
      地域振興担当部長    福田吉晴   健康福祉部長    唐川 平   経済観光部長      若井紳壮   観光戦略推進担当部長                                宮本典明   建設部長        河毛茂利   教育部長      門田雄治   総務課長兼選管事務局長 渡邉俊文   人事課長      岡田宏子   財政課長        山田典央   政策企画課長    宇野貴人   女性こども課長     池田かおり 1 事務局及び書記   事務局長        皿田利光   議事係長      小林正樹   主任          小川美佳 1 議事日程   日程第1 会期の決定について   日程第2 会議録署名議員の指名   日程第3 議案第37号 府中市の議会の議員及び長の選挙における選挙運動の公費負              担に関する条例の一部改正について   日程第4 議案第38号 令和4年度府中市一般会計補正予算(第2号)について   日程第5 議案第39号 令和4年度府中市一般会計補正予算(第3号)について   日程第6 報告第2号 令和3年度府中市一般会計繰越明許費繰越計算書について   日程第7 報告第3号 令和3年度府中市水道事業会計予算繰越計算書について   日程第8 報告第4号 令和3年度府中市下水道事業会計予算繰越計算書について   日程第9 報告第5号 令和3年度府中市一般会計事故繰越し繰越計算書について   日程第10 報告第6号 府中市土地開発公社の事業状況について   日程第11 報告第7号 府中市まちづくり振興公社の事業の状況について 1 本日の会議に付した事件   議事日程のとおり            〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜               午前10時0分 開会・開議 ○議長(加藤吉秀君) これより、令和4年第4回府中市議会定例会を開会いたします。  ただいまから本日の会議を開きます。  本日の議事は、お手元に配付しております議事日程表により進めたいと思います。  議会招集に当たり、市長から御挨拶があります。  小野市長。              〔市長 小野申人君 登壇〕 ○市長(小野申人君) 皆さん、おはようございます。  6月定例会の開会に当たりまして、一言御挨拶を申し上げます。  議員の皆様におかれましては、6月定例会を招集いたしましたところ、このように御参集くださり、まことにありがとうございます。  さて、本議会は、市長選挙後、最初の定例会となるわけでございます。  3月の施政方針でも述べました「希望と笑顔があふれるまちの実現〜『つながり』でつくる協奏社会」をキャッチフレーズとして、第5次府中市総合計画の重点項目として掲げる「力強い産業が発展するまち」「人・つながりが育つまち」「活気・賑わいを生むまち」「安全・安心が持続するまち」そして「ICT都市ふちゅう」の実現に向け、取り組んでまいりたいと思っております。  まずもって優先的に取り組むことは、コロナ禍における市民の皆様の健康、そして、コロナ禍で影響を受けている市民の皆様、また、地域経済の方々に向けた経済対策を推進していくことと考えております。  続いて、市政の近況について申し上げます。  まず、新型コロナウイルス感染症についてですが、市内の感染状況ですが、4月5月はともに過去最高となります234人の感染が報告され、トータルで昨日現在で1,022人の方の感染が報告されており、高止まりの状況となっております。幸い多くの方が軽症で、重症化は少なく、医療圧迫には至っておりませんが、自宅療養者の増大も予測されるところであります。自宅療養への支援としまして、現在、保健所で担っていただいている食品や衛生用品セットの提供、相談対応などの支援が滞ることないように、市としましても、保健師派遣などのバックアップ体制を整えてまいります。  続いて、ワクチン接種状況についてですが、市内の3回目接種率は、全人口比で6月5日時点で66%であり、県平均の58%、全国平均の60%を上回っておりますが、年齢別では若年層の接種率が伸びていない状況でございます。対応としまして、改めて広報や個別勧奨など、知恵を絞り、啓発を推進してまいりたいと思っております。また、ファイザーやモデルナワクチンと有効性は同程度で、副反応が少ないとされております武田社製ワクチン、ノババックスの準備も進めてまいりますので、アレルギー等で未接種の方や2回目までの副反応でためらっておられる方にも接種を検討していただきたいと思っております。また、これから4回目の接種が始まります。国の方針により重症化を防ぐ観点から、60歳以上の方と18歳以上で基礎疾患を有する方を対象に、早い方で6月下旬から接種開始できるよう、医師会と準備を進めております。市民の皆様には、ワクチン接種を検討いただくとともに、一般的な感染症対策として、引き続きマスク着用、手指消毒や手洗い、密を避けるなどの対策を継続していただくようお願いをいたします。また、医療従事者の皆様には、多大な御負担をおかけしており、改めてこの場をかりて感謝を申し上げる次第であります。  次に、災害が発生しやすい季節を迎えております。平成30年の災害から4年近くが経過しますが、この災害からの教訓として、平時からの備えの必要性、災害時へのモード切りかえの必要性、そして、災害時の苦難な経験などを得たところでございます。こうした教訓を府中市平成30年7月豪雨災害記録史として残し、教訓を風化させないよう、市の組織としてしっかりと受け継いでいくとともに、率先して災害への備えを進めてまいります。  続いて、懸案事項でありますJR福塩線と上下高校についてであります。  5月臨時会の冒頭挨拶でも述べたところでございますが、JR福塩線は地域住民の貴重な移動手段として重要なものであるとともに、地方創生を推進する中で、単なる移動手段としてだけではない役割があると考えております。地域の衰退にもつながる問題であり、路線の維持確保に向けて、広島県や近隣自治体とも共同歩調をもって、市としてしっかり取り組んでまいります。  次に、上下高校についてですが、地域にとっても、府中市にとっても大切な学びの場でございます。市としては、これまでも取り組みを進めてきているところでございますが、選ばれる学校となるため、県や近畿大学などとしっかり連携して、さらなる魅力づくりに向けた取り組みの検討を進めてまいります。  続いて、事業の進捗状況について申し上げます。  まず、「恋しき」周辺での分散型ホテルを核としたまちづくりにおきましては、エリア全体でのプロデュースを進めてまいりたいと考えております。核となる「恋しき」につきましては、備後地域随一の名旅館、料亭として最も輝いていた時代の姿に再生するというコンセプトのもと、時代に合わせたアレンジを加えながら、旅館機能と料亭機能の再生に取り組んでまいります。料亭再生にキーとなる料理人としまして、日本料理の世界において、広島でトップクラスと言われておられます広島市の日本料理喜多丘の店主であります北岡三千男様に御協力をいただける見込みで、夏頃には、「恋しき」にふさわしい料理を創作していただき、すばらしい料理・空間を体験できるトライアルイベントを開催したいと考えております。さらに、生産者交流会料理講習会など、食にかかわるさまざまな取り組みを行っていくことで、将来的に府中にすぐれた料理人、料理店が多く集まり、食を目的とした訪問者でまちがにぎわう姿を目指してまいりたいと思います。  次に、府中駅南エリアのにぎわいづくりについて申し上げます。  昨年7月に新たなにぎわいのリーディング事業として、i−coreFUCHU(いこーれふちゅう)をオープンし、今年度においても進化・発展をさせてきているところであります。  4月29日、「道の駅 びんご府中」にカフェレストラン一歩がオープンしました。オープン時には行列ができるほどのにぎわいで、女性や子育て世代をはじめ、幅広い世代の方に利用していただいており、「雰囲気が変わった」「おしゃれ感がある」など、好印象の御意見をいただいております。今後も新たなお客様やリーピーター獲得に向けた取り組みを進めてまいります。  続いて、5月に利用を開始しました、こどもの国ポムポム大型複合遊具についてですが、ゴールデンウイーク時には1,500人を超える御利用をいただくなど、にぎわいを見せております。また、シャトルバスが子供たちに大変人気があったようで、シャトルバスに新たなコンテンツとしての可能性を感じるとともに、利用者の多くが結節点である「道の駅 びんご府中」に立ち寄られており、回遊性の点からも有益であると感じたところです。  まもなく1周年を迎えるi−coreFUCHU(いこーれふちゅう)についてですが、コロナ禍で2度閉鎖するなどございましたが、3月末時点で約6万8,000人の御来場をいただいており、子育て世代、女性、若者を中心に利用の輪が広がってきております。  また、同時オープンしました子育てステーションちゅちゅについてですが、商業施設内で土日も開館していることから、御家族や三世代で来所される方もおられるなど、ネウボラ拠点としての大きな成果と捉えており、府中市で安心して子育てができる環境を整えてまいります。  この先にも、i−coreFUCHU(いこーれふちゅう)2期整備におけるカフェの練り込みや、再来年の市民プールオープンに向けて、より多くの人が集うハブ施設として、水泳以外でのトレーニング利用、リハビリ、あるいは健康づくりなどの検討も進めていくことで、さらなるにぎわい、交流の取り組みを加速し、エリア全体を進化・発展させてまいります。  次に、上下地域についてでありますが、まず、上下地域共生交流センターについてです。  中山間地域の保健、福祉、介護、子育ての総合拠点として、5月23日から第1段階のサービス利用を開始しているところであります。夏頃のグランドオープンに向けて準備を進めており、上下地域の多世代交流拠点として、地域のにぎわい空間の創出に寄与するよう取り組んでまいります。  続いて、上下運動公園人工芝グラウンドの整備についてでありますが、JFA公認ピッチと同等の性能を確保し、選手の安全対策に配慮するなど、市内外の方々に広く利用していただける施設を目指して進めてまいります。あわせて、サンフレッチェ広島やスフィーダ、あるいは岡山シーガルズなど、スポーツチームとの連携協定を生かして、市民の皆様にスポーツによるさまざまな連携の効果を提供できるよう、取り組みも検討してまいります。  次に、市民総合アプリMy府中でありますが、My府中のダウンロード数が目標でありました5,000を突破いたしました。開始から約半年での目標達成に、市民の皆様の興味の高さを感じております。さらなる発展に向けて、若年層への拡大を図る取り組みや、My府中を土台としたよりよいコミュニティ、情報弱者向けの対策なども考えてまいりたいと思います。  次に、農業振興ビジョン男女共同参画プランについて申し上げます。  まず、3月に策定いたしました農業振興ビジョンについてですが、衰退する農業から、農業はもうかる、農業を魅力ある就きたい職業に転換するため、実現に向けた取り組みを進めてまいります。取り組みの一つとして、チャレンジファーム広島・上下農場を卒業した1名が4月から上下地区で新規就農を始めたことに加え、2期生1名が研修を開始するなど、着実に担い手確保の取り組みが進んでいるところであります。  続いて、鋭意策定に向けて進めております男女共同参画プランについてですが、本プランでは、性差だけでなく、国籍や年齢、障害の有無などにかかわらず、自分らしい生き方を選択できる社会、多様性を認め合い、多様性が強みになる社会を目指した検討を行っているところです。具体的な取り組み案としては、パートナーシップ宣誓制度など、LGBTQなどの性の多様性への理解・浸透に努めていくことなどを考えております。  次に、補正予算についてでありますが、今回の補正予算では、原油価格や物価高騰の影響を受けた方々への支援や、新型コロナウイルス感染拡大防止対策を中心に予算計上しております。主な事業ですが、まず、事業所支援の観点からですが、原油価格・物価高騰等に起因する利益減少に直面する事業者に事業継続のための支援を行ってまいります。また、営農経費の増加に伴って、農業経営に影響を受けた農業の担い手向けに営農継続のための支援を行います。加えて、20%のプレミアム付商品券を発行することで、物価上昇に対する住民支援と市内店舗における消費促進につなげてまいります。そのほかにひとり親世帯及び低所得の子育て世帯に対し、児童1人当たり5万円の給付金、また、ワクチン4回目接種に向けた接種体制確保のための経費、特別教室への大型モニター導入事業といった事業を補正予算に上げさせていただき、予算合計で3億4,516万1,000円を計上しているところであります。  最後になりますが、今議会には、条例1件、補正予算2件の議案3件、また、報告6件を提案させていただいております。どうか皆様の慎重なる御審議を賜り、全て原案どおりに御可決をいただきますことをお願い申し上げまして、6月定例会開会に当たりましての私の挨拶とさせていただきます。どうかよろしくお願いいたします。              〔市長 小野申人君 降壇〕            〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 ○議長(加藤吉秀君) それでは、日程第1、会期の決定についての件を議題といたします。  今期定例会の会期は、本日から6月28日までの16日間といたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(加藤吉秀君) 御異議なしと認めます。  よって、会期は16日間と決定をいたしました。            〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 ○議長(加藤吉秀君) 日程第2、会議録署名議員の指名を行います。  会議録署名議員は、会議規則第86条の規定により、議長において岩室雄大君及び藤本秀範君を指名いたします。            〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 ○議長(加藤吉秀君) この際、日程第3、議案第37号「府中市の議会の議員及び長の選挙における選挙運動の公費負担に関する条例の一部改正について」から、日程第11、報告第7号「府中市まちづくり振興公社の事業の状況について」までを一括議題といたします。  市長から、提案理由の説明を求めます。  豊田総務部長。             〔総務部長 豊田弘治君 登壇〕 ○総務部長(豊田弘治君) それでは、令和4年第4回府中市議会定例会に提案しております議案及び報告について説明いたします。  条例につきまして、議案概要資料により説明をいたします。  今、配信をいたしました。  議案第37号、府中市の議会の議員及び長の選挙における選挙運動の公費負担に関する条例の一部改正について、公職選挙法施行令の一部改正が施行され、選挙の公営に係る限度額が引き上げられたため、条例を改正するもので、その区分及び金額は記載のとおり、施行期日は公布の日でございます。  続いて、補正予算の説明をいたします。  今、配信をいたしました。  予算説明資料により、説明をいたします。  議案第38号、令和4年度府中市一般会計補正予算(第2号)及び議案第39号、令和4年度府中市一般会計補正予算(第3号)について、補正予算説明資料で、その主なものを説明いたします。  今回の補正予算は、原油価格や物価高騰の影響を受けた事業者等を支援する経費のほか、新型コロナウイルス感染防止対策の経費を中心に補正2号及び3号合わせて、歳入歳出それぞれ3億4,516万1,000円の予算を計上しております。  主な内容ですが、まず補正2号といたしまして、子育て世帯生活支援特別給付金は、ひとり親世帯及び低所得の子育て世帯に対し、生活の支援を行う観点から支給するもので、4,480万2,000円を計上し、歳入は全額国からの補助金を財源としています。なお、ひとり親世帯のうち、ことしの4月に児童扶養手当を受給している世帯に対しては、6月30日までの支給とされていることから、この補正2号につきましては、本日の審議、議決をお願いするものでございます。  次に、補正第3号です。  中小事業者等事業継続応援金は、コロナ禍において、原油価格、物価高騰等に起因する利益減少にと直面する中小事業者等に対して、事業継続の観点から支給するもので、6,000万円を計上しています。  次の営農継続支援事業は、コロナ禍に起因した営農経費の増加に伴い、農業経営に影響を受けた対象者に対して給付するもので、900万円を計上しています。  新型コロナウイルスワクチン住民接種事業は、今後実施する4回目接種に向けた接種体制を確保する経費として、1億647万5,000円を計上しています。  3ページに参りまして、介護障害福祉サービス継続支援事業は、クラスター感染のリスクを抱える介護施設事業者及び障害者施設事業者に対し、感染防止対策を講じる費用として、960万円を計上しています。  医療・福祉従事者宿泊助成事業は、医療福祉施設の職員が感染拡大防止のために宿泊施設を利用した場合の費用の一部を助成するもので、120万円を計上しています。  社会機能維持者のための抗原検査キット確保事業は、いわゆるエッセンシャルワーカーが濃厚接触となった場合の待機期間短縮に必要となる検査キットを確保するもので、275万円を計上しています。  続いて、プレミアム付商品券による消費促進事業は、物価上昇に対する住民支援と市内店舗における消費促進のため、20%のプレミアがついた商品券を発行するもので、8,000万円を計上しています。  府中GIGAスクール構想ステップアップ事業は、教科担任制への移行に伴い、特別教室の活用の増加から大型モニターを導入するもので、539万円を計上しております。  次の4ページに移りまして、コロナ対策以外の事業として、市営高木第2住宅1号棟改修工事は、改修に伴う調査の結果、アスベストが検出されたことから、当初予定していた外壁改修工事アスベスト除去工事を追加するもので、1,660万円を計上し、あわせて令和5年度への繰越明許費を計上しております。  また、債務負担行為補正といたしまして、令和5年度から令和7年度にかけて、現在のクリーンセンターごみ中継施設として整備する工事等につきまして、債務負担行為を設定しているものでございます。
     補正予算の説明は以上です。  続いて、報告に入ります。配信をいたしました。  繰越明許費の報告でございます。  まず、報告第2号、令和3年度府中市一般会計繰越明許費繰越計算書について、地方自治法施行令の規定により報告するものです。  3ページを御覧ください。  令和3年度から令和4年度へ繰り越す事業について、主なものを説明いたします。  3款民生費の臨時特別給付金等給付経費は、非課税世帯への給付金支給申請受け付けが令和4年9月30日までであることから繰り越すもの。4款衛生費、新型コロナウイルスワクチン住民接種経費は、現在実施中のワクチン接種を継続実施するため繰り越すものでございます。4ページに参りまして、8款土木費、橋梁長寿命化事業経費は、妙見橋補修事業などで、関係機関との調整に不測の日数を要したこと、また、次の5ページ、都市計画費都市再生整備計画事業経費は、こどもの国公園整備事業ほかで、同様に関係機関との調整に不測の日数を要したため繰り越すものでございます。同じく5ページ、災害復旧事業費は、令和3年8月豪雨災害に関係した佐倉川河川災害復旧工事のほかの事業で、関係機関との調整に不測の日数を要したため、繰り越すものでございます。  一般会計繰越明許費の総額は、13億3,583万7,167円となり、前年度と比較して、およそ11億円の減少となっております。  続いて、13ページを配信いたします。  報告第3号、令和3年度府中市水道事業会計予算繰越計算書について、地方公営企業法の規定により報告するものです。  次の14ページをお開きください。  栗柄広谷線(その2)配水管布設替工事ほかについて、繰り越しをするもので、水道事業会計繰越額合計は、2億273万1,100円となっております。  続いて、18ページを配信いたしました。  報告第4号、令和3年度府中市下水道事業会計予算繰越計算書について、地方公営企業法の規定により報告するものでございます。  次の19ページ、汚水管埋設工事3件、上下水質管理センター電気設備改築更新工事などを繰り越すもので、下水道事業会計繰越額合計は、3億5,163万3,800円でございます。  続いて、22ページを配信いたしました。  報告第5号、令和3年度府中市一般会計事故繰越繰越計算書について、地方自治法施行令の規定により報告するものでございます。  次の23ページですが、農林水産業費は労働力や資材の確保に苦慮したこと、土木費はコロナ感染防止関係者協議に時間を要したこと、災害復旧費は豪雨の影響による設計変更等のため、それぞれ令和4年度に事故繰越しをするもので、総額8,072万6,391円となっております。  以上で、繰越計算書の説明を終わります。  続いて、報告第6号、府中市土地開発公社の事業の状況について説明をいたします。  まず、事業の概要ですが、令和3年度での土地の先行取得はなく、保留地管理法人については、桜が丘団地の令和3年度の登記件数は14区画で、子育て応援モデル住宅の整備、また、PRの推進など、積極的な営業活動により、前年度を上回る区画の販売となっております。  6ページの収支決算書を御覧ください。  収益的収入及び支出で、当年度の純損失は、1,849万553円となりました。  8ページ以降に資本的収入・支出の決算、貸借対照表損益計算書キャッシュフロー計算書等をつけておりますので、御参照ください。  続いて、21ページを配信いたしました。  保留地管理法人特別会計の収支決算です。収益的収入保留地売却収入及び補助金等の収益で、収益的支出との差、当年度の純利益は、4,504万4,160円となりました。  23ページ以降に資本的収入及び支出決算、貸借対照表損益計算書キャッシュフロー計算書等をつけておりますので、御参照いただきたいと思います。  続いて、令和4年度の事業計画、予算書並びに資金計画書でございます。  39ページを配信いたしました。  令和4年度では、引き続き、桜が丘団地21区画の販売を計画しています。販売促進のため、新たなパンフレットの作成やウェブを活用したPRなどに取り組み、また、企業ユースやサテライトオフィスなどの活用に向けた販売促進にも取り組んでいくこととしています。  42ページから、令和4年度土地開発公社予算、資金計画等を、また、49ページからは、保留地管理法人特別会計予算、資金計画等を掲載しておりますので御参照ください。  土地開発公社の事業の状況についての説明は、以上でございます。  続いて、報告第7号、府中市まちづくり振興公社の事業の状況について説明をいたします。  4ページを配信いたしました。  令和3年度の事業報告ですが、コロナ感染症の拡大により、緊急事態宣言による施設の休止や宣言解除後もイベントを中止するなど、大きな影響を受けました。また、8月豪雨による道路規制などにより、大きく集客にも影響が出ていたところでございます。  各施設の利用状況につきましては、12ページから38ページにグラフとともに載せておりますので、御参照いただきたいと思います。  令和3年度決算は、コロナの影響による減収、また、支出につきましては維持管理費の減少、一方でコロナによる市からの業務支援金により、全体収支では、767万8,933円の黒字となっています。  詳細につきましては、41ページから42ページの収支計算書総括表、また、43ページ以降の施設ごとの決算、貸借対照表を御参照ください。  次に、まちづくり振興公社の令和4年度事業計画及び予算について説明を申し上げます。  令和4年度からは、新たな指定管理期間の開始年となっておりますが、観光施設については、「稼ぐ」「誘客」が図れる体制への移行を検討するため、その期間を1年間、また、歴史資料館は観光にも貢献できる施設として整理していくため2年間、体育施設は新しい市民プール完成後は、健康づくりやスポーツを通じた誘客などを目指すため、また、新たな推進組織立ち上げの検討期間として3年間の期間となっております。それ以外の施設も含め、施設管理者としては、引き続きコロナ禍において予防対策を徹底して、安全な施設運営に努めることとしております。  令和4年度の予算につきましては、86ページ以降の収支予算書等を御参照ください。  以上が、府中市まちづくり振興公社の事業の状況についての説明でございます。  本議会に提案しております議案の提案説明は以上です。何とぞ慎重審議の上、全ての議案を原案どおり承認、御可決いただきますようお願いいたします。             〔総務部長 豊田弘治君 降壇〕            〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 ○議長(加藤吉秀君) これにて、議案理由の説明を終結いたします。  議案第37号及び議案第39号から報告第7号までの7件、計8件について、これより質疑に入ります。  ただいまのところ通告はありませんので、質疑を終結いたします。            〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 ○議長(加藤吉秀君) 議案第37号及び報告第2号から報告第7号までの6件、計7件については、タブレットに配信しております委員会付託区分表のとおり、所管の各常任委員会に付託いたします。            〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 ○議長(加藤吉秀君) お諮りいたします。  議案第39号については、議長を除く18人の委員をもって構成する予算特別委員会を設置し、これに付託の上、審査いたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(加藤吉秀君) 御異議なしと認めます。  よって議案第36号については、議長を除く18人の委員をもって構成する予算特別委員会を設置し、これに付託の上、審査することに決しました。  ただいま設置されました予算特別委員会の正副委員長の互選について、議長からお願いがあります。  慣例により、予算特別委員会の委員長には副議長に、副委員長には総務文教委員長になっていただいておりますので、互選の手続を省略させていただきたいと思います。  よろしくお願いいたします。            〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 ○議長(加藤吉秀君) これより、議案第38号の質疑に入ります。  質疑の通告がありますので、発言を許します。  大本千香子君。             〔10番議員 大本千香子君 登壇〕 ○10番議員(大本千香子君) 議長のお許しをいただきましたので、議案第38号、令和4年度府中市一般会計補正予算について質問をさせていただきます。  補正予算の説明資料5ページの件について質問をいたします。  まず、最初に対象児童数がひとり親世帯442名、その他世帯で330名、合計772名と挙げられています。さらに、児童1人当たり一律5万円の給付、そして、その総額が4,480万2,000円となっておりますけれども、この子育て世帯の総数とひとり親世帯の割合について伺いたいと思います。  2点目に申請が必要な世帯の数と、どのように周知されるのか、周知の徹底について伺いたいと思います。申請が必要な世帯ですけれども、8月に申請が始まり、9月から随時支給となっております。この期間も短いと思いますので、全部の世帯に適切な周知ができるようなことを考えていただきたいと思います。  3点目に、この4,480万2,000円は、全額国費になっています。例えば4人家族の月平均の食費、これは2021年の総務省統計局家計調査においてですけれども、月平均約8万7,017円と試算されていました。現在、1割近い物価の上昇が報告されておりますので、単純に計算すると、8,700円ぐらいが食費というか、月平均で家計が圧迫されるわけなんですけれども、これが2割になれば、1万7,400円になります。この食費等の物価高騰に対しての対応という説明でございますけれども、食べ盛りの子育て世帯全てに影響は出てまいります。全体への市独自の給付は考えられないのか。  以上、3点を質問させていただきます。             〔10番議員 大本千香子君 降壇〕 ○議長(加藤吉秀君) 唐川健康福祉部長。             〔健康福祉部長 唐川平君 登壇〕 ○健康福祉部長(唐川平君) 御質問いただきましたので、まず制度の概要について、ちょっと述べさせていただきたいと思います。  令和4年度、低所得の子育て世帯に対する子育て世帯生活支援特別給付金は、国の支援策といたしまして、新型コロナウイルス感染症による影響が長期化する中、食費などの物価高騰に直面する低所得の子育て世帯に対しまして、その実情を踏まえた生活の支援を行うため、児童1人当たり一律5万円を支給するものでございます。ひとり親世帯とひとり親以外の低所得の子育て世帯が対象となります。  まず、ひとり親世帯の対象者でございますが、令和4年4月分の児童扶養手当の受給者には申請不要で支給をいたします。公的年金などの受給によりまして、令和4年4月分児童扶養手当の支給を受けていらっしゃらない方でありますとか、新型コロナウイルスの影響により家計が急変し、収入が児童扶養手当受給者と同じ水準になっている方につきましては、申請をしていただき、支給をすることになります。  次に、ひとり親以外の低所得の子育て世帯への支給対象者でございますが、令和4年4月から令和5年3月までのいずれかの月分の児童手当、または、特別児童扶養手当を受給されている方、及び、平成16年4月2日から平成19年4月1日までに生まれた児童を養育をされている方でございます。また、令和4年4月1日から令和5年2月28日までに生まれた新生児も対象となります。なお、所得要件がございまして、令和4年度分の住民税均等割が非課税である方、もしくは、新型コロナウイルス感染症の影響を受けて、家計が急変し、令和4年度分の住民税均等割が非課税である方と同様の水準である方となります。  児童手当、または特別児童扶養手当の受給者につきましては、申請をしていただくことが不要ですが、それ以外の場合は申請していただくものでございます。  御質問をいただきました市内の子育て世帯の総数等々につきまして、御答弁申し上げます。  令和4年5月末現在で、18歳までの児童がいる世帯は2,714世帯、ひとり親の世帯数は322世帯であり、ひとり親世帯の割合は約12%となります。  申請が必要な世帯数と、その積算根拠でございますが、昨年度も同様の給付金を支給しておりまして、その実績を参考に試算をしております。なお、世帯数でお尋ねをいただきましたが、児童数で答弁をさせていただきますので、御了承いただきますようお願いいたします。  ひとり親世帯の昨年度の実績は全体で422人、そのうち申請を必要としたのは35人でございます。特に申請が必要な家計急変の世帯につきましては、長引くコロナの影響を受ける世帯がふえることを見込んで、20人増の55人分を見込んで計上しております。  ひとり親以外の子育て世帯の昨年度の実績は280人で、そのうち申請を必要としたのは22人でございました。こちらも長引くコロナの影響を受ける世帯がふえると見込みまして、2割程度の増とし、全体で330人、申請を必要とするのは割合として27名程度見込んでございます。したがいまして、申請を必要とするのは、おおむね80人程度と見込んでいるところでございます。  それから、周知方法でございますが、ひとり親家庭、低所得世帯につきましては、原則として児童扶養手当、もしくは児童手当の受給対象であることから、市で把握できる家庭に対しては、個別に通知を発送いたします。ただし、お子さんが16歳以上、18歳未満であるために、児童手当の支給対象ではない低所得世帯は市で把握することができません。こういったケースにつきましては、県から高校等を通じて、各家庭へお知らせが配布される予定となっていますが、市といたしましても、「広報ふちゅう」、市のホームページ、My府中、ライン等の媒体と活用し周知を行ってまいりたいと考えております。  それから、最後に御質問いただいております全体市独自の給付でございますが、子育て世帯全てを対象といたしました市の独自支援についてでございますが、子育て世帯2,700世帯のうち、物価高騰の影響が特に大きいと思われる700世帯強につきましては、今回の国の支援策の中で対処することになっております。家計への影響という点で申し上げますと、子育て世帯以外にも、高齢者世帯や低所得世帯など、全体にかかわることでありますので、今後の燃料価格、物価の推移や足元での影響の広がり、国の経済対策の動向などにも注視をしながら、市としての有効かつ必要な手だてについて検討していく必要があると考えております。  こうした中、市民の皆様への家計応援という観点からは、今回の6月補正で20%プレミアム付商品券、1万2,000円分掛け2万5,000セットを予算計上させていただいているところでありますが、例えば、この商品券を子育て支援用にどう活用できるかも含めまして、実施段階までに知恵を絞っていくことも考えてみたいと思っております。             〔健康福祉部長 唐川平君 降壇〕 ○議長(加藤吉秀君) 以上で通告による質疑を終結いたします。            〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 ○議長(加藤吉秀君) お諮りいたします。  ただいま議題となっております、議案第38号については、会議規則第37条第3項の規定により委員会の付託を省略いたしたいと思います。  これに御異議ありませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(加藤吉秀君) 御異議なしと認めます。  よって、議案第38号については、委員会の付託を省略することに決しました。  休憩いたします。            〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜                午前10時45分 休憩                午前10時45分 再開            〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
    ○議長(加藤吉秀君) 再開いたします。  これより、議案第38号の討論に入ります。  ただいまのところ通告はありませんので、討論を終結いたします。  これより、議案第38号を採決いたします。  本案は、原案のとおり可決することに御異議ありませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(加藤吉秀君) 御異議なしと認めます。  よって、本案は原案のとおり可決することに決しました。            〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 ○議長(加藤吉秀君) 以上で、本日の日程は全て終了いたしました。  お諮りいたします。  議案調査のため、6月14日及び6月15日の2日間、休会いたしたいと思います。  これに御異議ありませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(加藤吉秀君) 御異議なしと認めます。  よって、6月14日及び6月15日の2日間、休会することに決しました。  次回は、来る6月16日、午前10時から本会議を開きます。  ただいま御出席の諸君には、別に通告はいたしません。御了承の上、御参集願います。  本日はこれにて散会をいたします。               午前10時47分 散会...