• タブレット(/)
ツイート シェア
  1. 府中市議会 2022-03-22
    令和 4年第2回予算特別委員会( 3月22日)


    取得元: 府中市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-06-03
    令和 4年第2回予算特別委員会( 3月22日)               令和4年第2回府中市議会定例会                予算特別委員会会議録  令和4年3月22日午前10時0分、予算特別委員会本市議事堂において開会した。 1 出席委員   委員長  三藤 毅         副委員長  加納孝彦   委 員  芝内則明         委  員  福田 勉   委 員  森川 稔         委  員  広瀬和彦   委 員  安友正章         委  員  岡田隆行   委 員  楢﨑征途         委  員  土井基司   委 員  水田 豊         委  員  本谷宏行   委 員  加島広宣         委  員  大本千香子   委 員  田邉 稔         委  員  橘髙尚裕   委 員  加藤吉秀         委  員  丸山茂美 1 欠席委員   なし 1 説明のため出席した者   市長       小野申人   副市長       村上明雄   教育長      荻野雅裕   危機管理監     藤原眞琴   総務部長     豊田弘治   理事兼地域振興担当部長
                                後藤 勝   情報戦略担当部長 國丸昌之   健康福祉部長    唐川 平   経済観光部長   若井紳壮   観光戦略推進担当部長                             森川祐司   建設部長     河毛茂利   総務課長選管事務局長                             切原秀隆   人事課長     真田祥嗣   財政課長      山田典央   政策企画課長   岡田宏子 1 事務局及び書記   事務局長     皿田利光   議事係長      小林正樹 1 本日の会議に付した事件   議案第3号 令和4年度府中市一般会計予算について   議案第4号 令和4年度府中市国民健康保険特別会計予算について   議案第5号 令和4年度府中市介護保険特別会計予算について   議案第6号 令和4年度府中市後期高齢者医療特別会計予算について   議案第7号 令和4年度府中市病院事業債管理特別会計予算について   議案第8号 令和4年度府中市水道事業会計予算について   議案第9号 令和4年度府中市下水道事業会計予算について   議案第10号 令和4年度府中市病院事業会計予算について   議案第23号 令和3年度府中市一般会計補正予算(第11号)について   議案第24号 令和3年度府中市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)について   議案第25号 令和3年度府中市介護保険特別会計補正予算(第2号)について   議案第26号 令和3年度府中市後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)について   議案第27号 令和3年度府中市病院事業債管理特別会計補正予算(第1号)について   議案第28号 令和3年度府中市下水道事業会計補正予算(第1号)について   議案第29号 令和3年度府中市病院事業会計補正予算(第3号)について   議案第30号 専決処分の承認を求めることについて(令和3年度府中市一般会計補正         予算(第12号))            ~~~~~~~~~~~~~~~~~~                午前10時0分 開会 ○委員長(三藤毅君) ただいまから、予算特別委員会を開会いたします。  これより、議事に入ります。  本特別委員会に付託されました議案第3号から議案第10号までの8件、及び議案第23号から議案第30号までの8件、計16件について議題といたします。  議案第3号から議案第10号までの8件、及び議案第23号から議案第30号までの8件、計16件については、分科会を設けて審査いたしましたので、各分科会の報告を願います。  まず、総務文教分科会、加納主査。 ○総務文教分科会主査加納孝彦君) 委員長の御指名をいただきましたので、ただいま議題となっております議案第3号、議案第23号及び第30号の3件について、総務文教分科会における審査の概要を御報告申し上げます。  なお、審査内容につきましては、重立ったもののみ御報告させていただきます。  議案第3号、令和4年度府中市一般会計予算について、質疑に入り、主要事業説明シートの資料5、放課後ラーニング・サポート事業について、分科員から、放課後児童クラブとの違いは何か、何名で担当を想定し、常任勤務となるのか。日常の進行パターンや時間設定などはあるかという趣旨の質疑があり、担当課長から、放課後児童クラブは、児童の健全な育成を図ることを目的としており、利用対象者は保護者が昼間不在である児童である。対して、本事業は学力の向上を目的としており、利用対象者は希望する者と、幅広に声かけを行い、無料である。各会場は4名程度を基本に想定し、内訳は運営スタッフ1名、サポートスタッフ3名、常勤は運営スタッフのみと計画をしている。日常の進行パターンは限定をしない。時間の設定は、一斉下校の時刻もしくは放課後児童クラブが終了する18時までとし、利用者の希望や運営者の計画に応じて運営するという趣旨の答弁がありました。  また、分科員から、地域のボランティア、近隣大学の協力は確実なのかという趣旨の質疑があり、担当課長から、現在、福山平成大学福山大学等について、今後の児童・生徒の学習意欲形成への課題共有を図っており、教育職や心理職を志す大学生の学びにとっても、価値ある機会という理解をいただいているという趣旨の答弁がありました。  次に、資料11、ドローンの実証支援から日本有数の産業の集積地へについて、分科員から、この予算で広報とドローンレース全国大会を行えるのかという趣旨の質疑があり、担当課長から、ドローンレースについては、昨年と同様に、全国大会実施団体の誘致を調整している。参加費の徴収や会場内部の設営、運営は団体が行い、市は観覧ブースの設置や関係機関との調整などを行うため、レースの開催費用としては十分な予算である。むしろレースをレースだけで終わらせず、総合的にドローンへの関心を高めるイベントを行うことを考えており、そのフェスの部分の費用が大きく、広報、プロモーションの主なものとして、フェスが400万円、ラボが240万円、広報イベントが150万円と想定し予算化をしているという趣旨の答弁がありました。  他の審査区分、また議案第23号の審査区分についても、若干質疑がありましたが、質疑を終結し、付託区分の審査を終了いたしました。  続いて、議案第30号についてですが、本案については質疑もなく、付託区分の審査を終了いたしました。  以上、まことに簡略ではありますが、総務文教分科会における審査の概要を申し上げ、報告とさせていただきます。 ○委員長(三藤毅君) 続いて、厚生分科会、大本主査。 ○厚生分科会主査大本千香子君) 委員長の御指名をいただきましたので、予算特別委員会に付託された案件のうち、厚生分科会における議案12件について、審査の概要を御報告申し上げます。  なお、審査内容については、重立ったもののみ御報告させていただきます。  議案第3号、令和4年度府中市一般会計予算について、質疑に入り、主要事業説明シート記載の資料19、市民の健康づくり健診事業について、分科員から、これはコロナ禍による受診控えの対策が主な目的なのか、今後も継続する対策なのか、費用対効果はどう考えているのか伺うという趣旨の質疑があり、担当課長から、人間ドックに関して、おおむね350人前後であった受診者が令和2年度は280人と70人程度減った。今年度は幾らか回復したが、やはりコロナの影響で受診控えがあったのではないかと推測している。受診を控えることで、本来見つかる病気も発見できず、診断や治療に遅れが出るといった傾向があるのではないかと思われる。受診控えを取り戻し、多くの方に受診していただく対策として、助成のやり方を変えた。これは来年度限りではなく、今後も続けていく。  費用対効果については、自己負担額が下がり、予約もしやすい状況に変えていくことで、受診される方がふえることを期待している。  一律助成ということで、金額的には200万円の増額となるが、早期発見・早期治療が医療費の抑制や健康増進にもつながり、継続することで効果があらわれると考えているという趣旨の答弁がありました。  引き続き、分科員から、受診者への助成額が一律3万円となっているが、個人の負担額は幾らになるのかという趣旨の質疑があり、担当課長から、自己負担額については、市内の医療機関で受診された場合は、これまで9,900円だったものが3,000円となる。  市外の医療機関で受診された場合は、1万890円だったものが6,300円となる。医療機関ごと検査項目や料金の設定を行うため、医療機関によっては自己負担額が高くなるところもある。  詳しい自己負担額検査項目の内容については、ホームページや国保だよりに掲載し、お知らせをするという趣旨の答弁がありました。  次に、議案第5号、令和4年度府中市介護保険特別会計予算について、質疑に入り、主要事業説明シート記載の資料18、フレイル予防健康習慣事業について、分科員から、健診情報については個人情報が多いが、健康カルテ作成のための情報はどこから収集するのかという趣旨の質疑があり、担当課長から、健康カルテは、生活機能評価と医療、健診、介護のデータ、あわせて、個別教室に参加していただいた方の筋肉量、脂肪量、水分量などのデータで構成をしている。  1つ目の生活機能評価のデータは、地域のいきいきサロンなどの通いの場で個別に、市の保健師や地域包括支援センターの職員が、身体機能や認知機能などの25項目の内容をタブレット等を使って収集を行う。  2つ目の医療、健診、介護のデータは、県内の市町で構成する広島県国民健康保険連合会のデータから、フレイル予防生活習慣病予防に必要な情報を収集する。  3つ目の筋肉量などについては、個別の教室に参加していただいた方から収集を行うという趣旨の答弁がありました。  ほかにも質疑がありましたが、質疑を終結し、審査を終了いたしました。  なお、外10件の議案についても質疑がありましたが、質疑を終結し、審査を終了いたしました。  以上、まことに簡略ではありますが、厚生分科会における審査の概要を申し上げ、報告とさせていただきます。 ○委員長(三藤毅君) 続いて、建設分科会、加藤主査。 ○建設分科会主査加藤吉秀君) 委員長の御指名をいただきましたので、予算特別委員会に付託された案件のうち、建設分科会における議案5件について、審査の概要を御報告申し上げます。  なお、審査内容につきましては、重立ったもののみ御報告させていただきます。  まず、議案第3号、令和4年度府中市一般会計予算について、質疑に入り、主要事業説明シート記載の資料1、ものづくり高度連携促進事業について、分科員から、この事業は生産管理システムを普及させるため、複数年かけてプラットフォームの構築を図るものだが、令和4年度の予算480万円でどこまで進めるのか、また、その後の計画はどのように考えているのか、さらに、産業連係室の担う役割は重要であるが、説明を求めるという趣旨の質疑があり、担当課長から、令和4年度の成果目標としては、企業群の土台づくりとして、8社から10社の生産管理システム導入支援を考えている。  また、その後の計画については、一度に全ての取り組みに着手することは難しいかもしれないが、土台づくりを進めながら、共同受発注等をコントロールするプラットフォーム構築の手法やテクニカルセンターの機能等についても検討し、準備が整い次第、早期の試行、またはスモールスタートを切りたいと考えている。  産業連係室については、企業訪問を実施する中で、アンテナ機能を十分活用する必要があると思っている。市内企業に対して、当事業の周知や導入支援などを行っていきたい。あわせて、近畿大学から専門的な知見をいただくことにより、このプラットフォーム市内企業事業継続や新たな産業創出等につながる持続可能な受け皿となるよう取り組みたい、という趣旨の答弁がありました。  次に、資料9、i-coreFUCHU(いこーれふちゅう)を活用したにぎわいづくりについて、質疑に入り、分科員から、第2期整備に向けて、オープンカフェなどを先行整備するための予算として、1,198万4,000円が計上されている。こういったものに対して、検討委員会ではどのような意見が出ているのかという趣旨の質疑があり、担当課長から、委員長からも、空間イメージや段階的な整備は委員会ともベクトルが一致しているという認識のまとめをいただいている。委員からの意見の一部として、カフェ単位では営業が厳しいので、カフェを含めた空間をマネジメントしてくれそうな人を探してはどうか、このエリアは府中の情報、コミュニケーションの場、府中らしさとして、オンリーワン商品を置いたり紹介する場としてはどうか、カフェとブックやギャラリーの運営をオールインワンでできれば、1つのブランドとしての統一的な展開にできるのではといった御意見をいただいているという趣旨の答弁がありました。  次に、議案第9号、令和4年度府中市下水道事業会計予算について、質疑に入り、主要事業説明シート記載の資料17、内水浸水対策事業について、分科員から、中須ポンプ場整備の全体計画としては、毎秒9.8トンの排水機能を整備となっている。第1期整備として、毎秒5トンの整備となっているが、毎秒5トンの機能で十分な対策が取れるのか、また第2期整備は行うのかという趣旨の質疑があり、担当課長から、第1期整備の事業の進め方としては、全体計画の9.8トンを整備する第1段階としての既往最大である平成30年7月豪雨を浸水シミュレーションにより再現し、緊急対策の効果とあわせて、浸水被害をほぼ解消できる数字が毎秒5トンとなっており、残る毎秒4.8トンについては、第2期整備として、必要に応じて段階的に整備を行うものであるという趣旨の答弁がありました。  なお、ほか4件の議案についても質疑がありましたが、質疑を終結し、審査を終了いたしました。  以上、まことに簡略ではございますが、建設分科会における審査の概要を申し上げ、報告とさせていただきます。 ○委員長(三藤毅君) 各分科会の報告が終了いたしました。  休憩いたします。            ~~~~~~~~~~~~~~~~~~                午前10時17分 休憩                午前10時18分 再開            ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○委員長(三藤毅君) 再開いたします。  これより各分科会の報告に対する質疑に入ります。  ただいまのところ通告はありませんので、各分科会の報告に対する質疑を終結いたします。            ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○委員長(三藤毅君) これより、議案第3号の討論に入ります。  討論の通告がありますので、発言を許します。  岡田委員、反対者。 ○委員(岡田隆行君) それでは、日本共産党を代表いたしまして、第3号議案、令和4年度一般会計予算に反対の立場で討論に参加をいたします。  総括質疑でも触れましたけれども、令和4年度の重点施策及び主要事業において、6つの柱への予算配分、これには余りにも偏りがあると指摘せざるを得ません。総括質疑での答弁で述べられましたが、全体の予算案に占めるそれぞれの柱にかける予算には、またこれはこれで違いがあることは認識をいたしますが、やはり住民の要望に即した重点施策を掲げ、その重点施策にしっかりと予算を組むことが必要と考えます。  具体的には、次の理由で3号議案に反対をいたします。  まず、合計23事業に10億438万2,000円が充てられております。そのうち新事業が17入っております。もちろん市政運営の力点の置き方で予算比重も変わろうとは思いますが、3つ目の柱の活気、にぎわいを生む町、これに事業費6億6,960万6,000円と全体の7割近くがここに充てられております。新事業も11と、ここに大半が入っている点、果たしてこれが多くの住民の願いであるかどうかという点です。  例えば、安心して子供を産み育てることができる環境をつくるとした事業が位置づけられている2つ目の柱、人、つながりを育つ町、これへの予算配分は、3つ目の柱である活気、にぎわいを生む町への予算の7分の1、1億円にも満たない。  ただ、特別教室等空調設備事業の設計に715万円が充てられたことは、これまで私たちの要望してきたことでもあり、子供たちの健康、命を守る点から、しっかりと評価はできます。  しかしながら、安心して子供を産み育てることができる環境という場合、日本共産党府中市議会が1月に行い、226通もの返信をいただいた市民アンケートでは、一番要望が多いのは、子供の医療費の無料化拡充、これが97人、43%であります。  また、総括質疑で他の議員も質問されていましたが、出産祝い金なども要望が高い。  ちなみに、子供の医療費助成を現在の条件のままで高校卒業年齢までに拡充しても、今、中3までの約9,000万円の予算に1,700万円を加えればできます。これは2019年9月議会、私の質問の中で答弁をいただいております。尾道市なども、今議会で可決し、来年度から取り入れると聞いています。府中市の周辺の他市町の多くも取り組んでいます。安心して子供を産み育てる環境づくりとは、まさに出産から18歳成人までの成長を充実させることであり、府中市政の目指すものとも一致すると考えます。まさに未来の府中市に向かう大きなかけ橋と考えますが、いかがでしょうか。  次に、市民アンケートにおいて、これからの市政に望むこと。こういう問いに対して、地元企業と地場産業、農林業の視点と回答された方も95人、42%と多いですけれども、これを押さえて一番多いのが、どこにいても住み続けられる町、これが127人の56%であります。中心市街地にぎわいづくりを全て否定するものではありませんが、やはり周辺部でも住みよさが実感できる、まさにその環境づくりこそ、予算を配分すべきではないか。毎日の安心・安全の確保のために、例えば火災などの非常時の情報をわかりやすく伝える告知端末などの全市、全戸への設置を前向きに検討することも、予算面で位置づけてもよいのではないでしょうか。  また、生活環境の改善で望むこととの質問に対して、その回答として上位では、有害鳥獣対策空き家対策が挙がっています。これをしっかり重点施策として取り組む必要があると考えます。  しかし、実際、今回の重点施策を見てみると、未来につながる農林業の振興、これを掲げる第1の柱、力強い産業が発展する町に1,100万円と、重点施策総予算11億円の100分の1となっています。有害鳥獣被害対策、保障、これを真正面から取り組むには、余りにも貧弱と言えるのではないでしょうか。  また、空き家対策も急務、待ったなしの課題、これが位置づけられる4つ目の柱、安心・安全が持続する町、この事業費は約2億円、決して多いとは言えません。  その反面、3の大きな柱である活気、にぎわいを生む町、この事業の中には、駅周辺のにぎわいづくりとして、広島建築学生チャレンジコンペトイレ、これに5,100万円なども含まれています。すてきなトイレを否定するものではありませんが、またこれには国の予算が半分充てられ、残りの部分には市の過疎債が充てられるようですが、どれもやっぱり税金、市民感情からして、5,000万円を超えるトイレ、これはなかなか受け入れにくい。「恋しき」の保存、活用にも2,272万円と、これも市民感情からすれば、今後どれだけの税金が投入されるのか、不安視する声も少なくありません。  また、3億円をかけて上下運動公園の芝生化も掲げられております。先の市民アンケートの中で、声として、天満屋、「恋しき」の活用について賛成だ。こう答えられた人も49人、22%で全体の5分の1おられます。  その反面、反対であるが98人の43%、わからないが57人の25%、無回答が22人の10%となり、こうした予算設定に対して、市民の厳しい目が向けられていることがわかります。慎重に市民の願い思いを理解した上で、予算化をする必要があると考えます。  以上の理由から、第3号議案、令和4年度一般会計予算案に反対をいたします。 ○委員長(三藤毅君) 続いて、田邉委員、賛成者。
    ○委員(田邉稔君) 田邉、17番委員が3号議案、令和4年度予算に対して、賛成の立場で討論いたします。  令和4年度予算は、第5次総合計画に基づき、中長期的視野のもとで立てられている予算であり、小野市政のビジョンに基づいた予算ということで、単年度でもって短期的にそれぞれ6つの柱に対して、バランスよくするとか、そういうものではなくて、政策的予算であるということで、どこに比重を置くかという選択と集中が問題となるということと、それから単年度ではなくて、継続的ということで、例えば今、委員から、力強い産業で1,100万円しかないじゃないかと言われているわけですけれども、令和元年度から令和4年度までで6.2億円の予算が立てられているということで、全体的な期間の観点でもって見る必要があると思います。  また、力強い産業を予算だけで見るんじゃなくて、政策全体から見る必要があると思うわけですけれども、例えば近畿大学との産学連携とか、これからの力強い産業を支える中小企業、小規模企業の振興条例の制定、さらには推進機構の産業連係室の存在など、そういった政策的な側面で、府中市の新しい産業を創出するという観点を見ると。そういう中で、市民全体で、それぞれの立場でムーブメントを引き起こす。それが政策でありまして、ただ単に6つの柱に対して、バランスよく配分するというものではないということで、政策的重点をしっかり見る必要があると考えます。  特に、府中市においては、ほかの自治体と同様に、毎年決まって入ってくるお金に対して、毎年決まって出ていくお金、いわゆる経常収支比率が95%と高いというような中で、投資的予算をどこに配分するかを政策的に考える必要があるわけで、その点、今回の予算というのは、苦しい財源の中で、6つの基本目標を達成するために、ただ一般財源だけではなくて、国からの補助金、それから過疎債等の有利な公債、それから財政調整基金等、いろんな側面を活用しながら、小野市政の希望と笑顔のあふれる町に基づく予算を追求されていると思います。  また、トイレに関して、5,100万円が高いと言われているわけですけれども、建設費だけを見るんじゃなくて、今回は、全国からのコンペを募って、府中の魅力を発信するという意味が込められているということで、プロセスというか、そういうところが必要だと思うわけです。私も観光トイレということで、最初の企画提案から実施、完成まで、ずっと携わってきたことがありますけれども、これについては、地域の皆さんを巻き込んで、それからできた後も地域でもってメンテナンスするという形で、地域の問題解決の中で、トイレを建設したという経験があるわけです。そういった地域を巻き込む形で予算を使うというところ、それ自身が、岡田委員から、アンケートの中で数字がいろいろ出されてきていますけれども、市民目線とかよく言われますけれども、それは単眼的なものではなくて、いろんな3万6,000人の複眼的なものが総合的に集まって、初めて市民の目線になるわけで、1つの方向からだけ見るんじゃなくて、トンボ的な複眼的な要素でもって、市民の皆様のそういった願いをかなえるという、市民と行政が課題解決を探るということの中で、やはり予算を考える1つの例ということで、チャレンジトイレについても考える必要があるということで、以上のように、今回の令和4年度の予算については、はっきりとしたビジョンに基づいて、出されている予算ということで、賛成いたします。 ○委員長(三藤毅君) 続いて、大本委員、賛成者。 ○委員(大本千香子君) では、令和4年度府中市一般会計予算に賛成の立場で討論を行います。  この予算は、希望と笑顔があふれる町の実現、つながりでつくる協奏社会を目指すことを掲げて、当初予算額217億8,000万円の予算編成となっております。  これまで、今年度も含め、コロナ禍で多くのダメージを受けた市内産業の活性化の事業継続には、国の制度の活用をフルに行い、補正もタイムリーに組んでいくという御説明がございました。このような取り組みで、取り残さない支援を目指されております。  また、アフターコロナの府中市を具体的にイメージして、中小企業振興基本条例を柱に、官民連携での戦略的な取り組みも計画されております。  また、SDGsも含め、農林業の具体的な産業としての確立を目指す取り組みも始められます。  また、孤立しがちな今の子育ての世代に対して、大きなサポートとなる府中版ネウボラの全市的な展開、あるいは産官学連携しての切れ目ない人材育成、さらにまた府中市の核となる駅前スペースの活性化計画、オンライン診療の拡充も含めた医療体制の充実と湯が丘病院整備の具体化、またICT都市ふちゅうとして、ハードからいよいよ利便性を市民が実感できるソフトの充実と、全庁的な連携や選ばれる府中市を目指し広報の戦略化など、基本に徹して、そしてこれからの発展的な府中市を目指しての積極的な予算編成であると考えます。  今後、コロナの動向を見きわめながら、タイムリーなコロナ支援対策を実施されること、さらに共奏社会、つまり、共に奏でるということですけれども、この社会に値する丁寧かつタイムリーな情報の発信と市民のニーズを確実に把握することを基本にし、府中の全ての力を結集し、連携し、各施策を進められることを付して、賛成討論といたします。 ○委員長(三藤毅君) これにて討論を終結いたします。  これより、議案第3号を採決いたします。  本案は、原案のとおり可決することに賛成の委員の起立を求めます。                 〔賛成者起立〕 ○委員長(三藤毅君) 起立多数であります。  よって、本案は原案のとおり可決されました。            ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○委員長(三藤毅君) これより、議案第4号の討論に入ります。  ただいまのところ、通告はありませんので、討論を終結いたします。  これより、議案第4号を採決いたします。  本案は、原案のとおり可決することに御異議ありませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(三藤毅君) 御異議なしと認めます。  よって、本案は原案のとおり可決されました。            ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○委員長(三藤毅君) これより、議案第5号の討論に入ります。  ただいまのところ、通告はありませんので、討論を終結いたします。  これより、議案第5号を採決いたします。  本案は、原案のとおり可決することに御異議ありませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(三藤毅君) 御異議なしと認めます。  よって、本案は原案のとおり可決されました。            ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○委員長(三藤毅君) これより、議案第6号の討論に入ります。  ただいまのところ、通告はありませんので、討論を終結いたします。  これより、議案第6号を採決いたします。  本案は、原案のとおり可決することに御異議ありませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(三藤毅君) 御異議なしと認めます。  よって、本案は原案のとおり可決されました。            ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○委員長(三藤毅君) これより、議案第7号の討論に入ります。  ただいまのところ、通告はありませんので、討論を終結いたします。  これより、議案第7号を採決いたします。  本案は、原案のとおり可決することに御異議ありませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(三藤毅君) 御異議なしと認めます。  よって、本案は原案のとおり可決されました。            ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○委員長(三藤毅君) これより、議案第8号の討論に入ります。  ただいまのところ、通告はありませんので、討論を終結いたします。  これより、議案第8号を採決いたします。  本案は、原案のとおり可決することに御異議ありませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(三藤毅君) 御異議なしと認めます。  よって、本案は原案のとおり可決されました。            ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○委員長(三藤毅君) これより、議案第9号の討論に入ります。  ただいまのところ、通告はありませんので、討論を終結いたします。  これより、議案第9号を採決いたします。  本案は、原案のとおり可決することに御異議ありませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(三藤毅君) 御異議なしと認めます。  よって、本案は原案のとおり可決されました。            ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○委員長(三藤毅君) これより、議案第10号の討論に入ります。  ただいまのところ、通告はありませんので、討論を終結いたします。  これより、議案第10号を採決いたします。  本案は、原案のとおり可決することに御異議ありませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(三藤毅君) 御異議なしと認めます。  よって、本案は原案のとおり可決されました。            ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○委員長(三藤毅君) これより、議案第23号の討論に入ります。  討論の通告がありますので、順次発言を許します。  土井委員、反対者。 ○委員(土井基司君) 議案第23号、令和3年度府中市一般会計補正予算(第11号)について、反対討論を行います。  本予算には、桜が丘団地販売が目標区画数に達しなかったため、不足分を補填する開発公社経営健全化補助金が約5,600万円計上をされております。コロナ禍にかかわらず、14区画販売されるなど、職員の方の大奮闘には、本当に頭が下がる思いであります。  ただ、もともとこの桜が丘団地というのは、当初、元町地区土地区画整理組合が計画をし、市は土地を出資するけれども、公金は投入しないということで、議会のチェックが十分できない形で事業が進められてきました。  しかし、造成工事を始めてから当初の販売見込みが達成できないと客観的に判断されたことから、銀行の融資を断られて、事業が2001年に破綻、そして破綻したいわゆる第三セクター、官民が出資する団体への救済措置という枠組みを活用して、開発公社内に保留地管理法人を設置して、国と府中市から無利子融資を受けることになり、その時点で初めて本格的に議会が関与することになったわけであります。  その後、無利子融資分は、結果的に全て府中市が負担することになりましたが、事業の成否を根拠を持って検討することなく、議会を無視して事業を進めた結果、事業が破綻し、公金を投入することになった、そのことの反省がないまま、今日に至っております。  1,600人とか1,700人の町が10年たたない間にできると、そういう目標を最初に示されたわけでありますけれども、20年たった今でも、その半分の町しかできていないというのが成功であるはずがないと私は思います。過大な計画を立てて、それが実現できないまま、うやむやに進んでいるというのは、例えば国立大学の誘致であるとか、「道の駅 びんご府中」でも繰り返されていることであります。  このように、反省や総括がないまま、進めることについては、今後に対しても、警鐘を鳴らすという意味でも、今回のように、総括、反省がないまま、税金で穴埋めをしていくことについては、賛成はできません。  以上から、本予算案には反対をいたします。 ○委員長(三藤毅君) 続いて、本谷委員、賛成者。 ○委員(本谷宏行君) 13番委員、本谷宏行が第23号、令和3年度府中市一般会計補正予算(第11号)について、賛成の立場で討論をさせていただきたいと思います。  まず、先ほど土井委員からは、半数近くが売れ残っているというような発言があったやに思いますが、実績から言うと、平成13年から販売開始、当初357区画でありますし、そのうち平成13年度から令和3年度末までの販売区画数としては、239区画で、残区画数が令和3年度末で118区画が実数であると聞いております。  この桜が丘団地造成に伴う無利子分及び有利子分の借入金の返済については、平成26年度に策定された保留地管理法人特別会計健全化計画にのっとって、無利子分は令和2年度に完済して、そして有利子分については、令和5年度末の完済予定であります。  また、さらに借入金を完済して、公社の負債がなくなると、販売用地、保留地でありますが、これは自己資産になり、健全化計画に基づいて、販売用地の売却利益は市に寄附されることとなっております。  以上のことから、計画どおりに借入金を返済することは、府中市の財政にとって、有益であり、本予算案に賛成するものであります。 ○委員長(三藤毅君) これにて討論を終結いたします。  これより、議案第23号を採決いたします。  本案は、原案のとおり可決することに賛成の委員の起立を求めます。                 〔賛成者起立〕 ○委員長(三藤毅君) 起立多数であります。  よって、本案は原案のとおり可決されました。            ~~~~~~~~~~~~~~~~~~
    ○委員長(三藤毅君) これより、議案第24号の討論に入ります。  ただいまのところ、通告はありませんので、討論を終結いたします。  これより、議案第24号を採決いたします。  本案は、原案のとおり可決することに御異議ありませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(三藤毅君) 御異議なしと認めます。  よって、本案は原案のとおり可決されました。            ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○委員長(三藤毅君) これより、議案第25号の討論に入ります。  ただいまのところ、通告はありませんので、討論を終結いたします。  これより、議案第25号を採決いたします。  本案は、原案のとおり可決することに御異議ありませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(三藤毅君) 御異議なしと認めます。  よって、本案は原案のとおり可決されました。            ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○委員長(三藤毅君) これより、議案第26号の討論に入ります。  ただいまのところ、通告はありませんので、討論を終結いたします。  これより、議案第26号を採決いたします。  本案は、原案のとおり可決することに御異議ありませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(三藤毅君) 御異議なしと認めます。  よって、本案は原案のとおり可決されました。            ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○委員長(三藤毅君) これより、議案第27号の討論に入ります。  ただいまのところ、通告はありませんので、討論を終結いたします。  これより、議案第27号を採決いたします。  本案は、原案のとおり可決することに御異議ありませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(三藤毅君) 御異議なしと認めます。  よって、本案は原案のとおり可決されました。            ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○委員長(三藤毅君) これより、議案第28号の討論に入ります。  ただいまのところ、通告はありませんので、討論を終結いたします。  これより、議案第28号を採決いたします。  本案は、原案のとおり可決することに御異議ありませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(三藤毅君) 御異議なしと認めます。  よって、本案は原案のとおり可決されました。            ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○委員長(三藤毅君) これより、議案第29号の討論に入ります。  ただいまのところ、通告はありませんので、討論を終結いたします。  これより、議案第29号を採決いたします。  本案は、原案のとおり可決することに御異議ありませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(三藤毅君) 御異議なしと認めます。  よって、本案は原案のとおり可決されました。            ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○委員長(三藤毅君) これより、議案第30号の討論に入ります。  ただいまのところ、通告はありませんので、討論を終結いたします。  これより、議案第30号を採決いたします。  本案は、承認することに御異議ありませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(三藤毅君) 御異議なしと認めます。  よって、本案は承認することに決しました。            ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○委員長(三藤毅君) 以上で、予算特別委員会に付託された案件の審査は終了いたしました。  委員長報告の作成については、御一任願います。  以上で、予算特別委員会を散会いたします。                午前10時50分 散会...