府中市議会 2021-12-08
令和 3年厚生常任委員会(12月 8日)
御指摘のとおり、
レンタサイクルにつきましては、既に市内において
観光協会で実施されています。あくまでもこれにつきましては、提案でありまして、
レンタサイクルの導入をしようと思いましたら、配置場所でありますとか、それから運営管理のことなど、たくさんの課題があります。まだ具体的な検討段階には至っておりません。回遊性を持たすには有効だと考えますので、先ほど言われましたような課題等解決しながら、今後、運用されている事業の活用も含めて、検討する必要があると考えております。
○
委員長(
大本千香子君) 広瀬副
委員長。
○副
委員長(
広瀬和彦君) 観光に使われる部分は、結構あると思うんで、そういった意味では、できるだけ
観光協会とそのポムポム
指定管理の
シダックスとが運用のところとか、あと、貸し出しというか、購入の台数のところとかをちょっと話しながら、進めていっていただきたいと思うんで、
レンタサイクルについては、非常に有効だと思いますんで、そこのところはぜひ、個別にやるんじゃなくて、両方で一緒にやっていくというところで考えていただきたいと思うんで、よろしくお願いします。
○
委員長(
大本千香子君) ほかにありませんか。
森川委員。
○委員(森川稔君) それぞれ集会所とか
コミュニティセンターの
指定管理があるんですけれども、これが今回5年ということで設定をされるということなんですけれども、これ
指定管理料は支払うようになるんでしょうか、その辺お伺いします。
○
委員長(
大本千香子君) 佐々本
福祉課長。
○
福祉課長(佐々本積君)
老人集会所についての
指定管理なんですが、こちらについて、それぞれの地域の町内会が
指定管理を行うもので、事業譲渡するとかそういうものでも全くなくて、
指定管理に伴う管理料等そういう支払うものはございません。管理における経費等は町内会で負担をしていただいている状況でございます。
○
委員長(
大本千香子君) 森川委員。
○委員(森川稔君) ほかの議案で、地域に無償譲渡されるというのもこの後、ほかの件であったと思うんですけれども、もともとこうした地域の公共施設は、地域に譲渡することで方針を出されているんですけれども、これから5年間、
指定管理をすると、施設に限っては、そういった譲渡を考えられていけるのかな、せっかく方針を出されて、弱い地域、強い地域があって、強い地域は譲渡ができるけれども、弱い地域については譲渡ができないと私は思うんですけれども、その辺を工夫して、もともと出された方針に従って、地域に譲渡するのであれば、何らかの対策というか、例えば、町内会についていえば、補助金等でお金を渡して、それで管理をしてもらうとかというそういう工夫をしないと、そうしたもともと出された方針に従って、進んでいかないんじゃないかなと思うんですけれども、その辺についてはどういうふうにお考えでしょうか。
○
委員長(
大本千香子君) 佐々本
福祉課長。
○
福祉課長(佐々本積君) 集会所の
指定管理は5年間ですが、この間に当然、譲渡を受けると、町内会が譲渡を受けることであれば、譲渡することになります。集会所個別計画に基づいて、そういったところを町内会と協議しながら、譲渡もしくは地域によってはほかの施設で間に合うということで、解体が当然あるかと思います。
その譲渡する際に、改修に当たっては、400万円までは全額補助するというのが、令和6年度まではありますので、令和7年度以降も2分の1は譲渡する際の修繕に対しては補助がありますので、そうしたことを受けながら、譲渡を進めていくというような形になると思います。
○
委員長(
大本千香子君) ほかにありませんか。
田邉委員。
○委員(田邉稔君) 今の答弁だと、経費は町内会等で負担するけれども、修繕等については、市で400万円までは見るというふうに解釈したわけですけれども、それでよろしいですね。
○
委員長(
大本千香子君) 佐々本
福祉課長。
○
福祉課長(佐々本積君) 400万円の修繕の関係なんですが、こちら譲渡についてということになりますので、施設を譲渡されたときに、そうした大規模な修繕が行えます。通常の修繕についてなんですが、畳とかふすまとか、ああいう軽微なものについては、実は町内会でやっていただいております。
そのほか、水道管の破裂とか、そういう小さいものについては、一応市で行っております。大規模な修繕になりますと、やはり、譲渡を考えていただいて、その400万円を使いながら、考えていただくような形になっております。
○
委員長(
大本千香子君)
田邉委員。
○委員(田邉稔君) 市の直接の
老人集会所はそういった形で運営されていると思うんですけれども、それぞれの地区には、個別にもう自分のところの集会所があって、その集会所については、いろんな経費はもちろんですけれども、大きな修繕等も自分たちでやっていて、市が補助するのは新たに建てかえるときに、400万円を限度にした補助ということで、市の
老人集会所等々、それから各地区の所有の集会所との間には、大きな修繕をする上での経費上の差があるということで、
老人集会所を今後、各地区へ無償
譲渡等をやる場合、譲渡を受けた側はそれ以降については、自分たちで全部責任を、責任というか、改築、修繕等は持たなくちゃいけないという負担がふえるので、そういう面でなかなか無償譲渡を受けにくいということがあると思うわけですけれども、先ほど森川委員が言われたように、市の直営の集会所に対する経費の交付だけじゃなしに、各地区が持っている集会所についても、ある程度大きな修繕、改築に対して補助をするような制度を持っとかないと、今後、無償譲渡する整備環境が、なかなかできないんじゃないかなと思うわけですけれども、その市直営と、それから各地区の自営との差について、どう思われますか。
○
委員長(
大本千香子君) 佐々本
福祉課長。
○
福祉課長(佐々本積君) 今回、施設個別施設計画を立てておりまして、72の集会所が存在しておりまして、うち市で管理すべき集会所として一応20の集会所ということで上げられております。公民館等そうしたものになります。
ほかの施設については、一応地域で考えながら、譲渡、それから廃止とかを考えていただくことになっております。それらの施設について、先ほど言いましたように、譲渡に関しては400万円という考えになっておりますので、それらを使いながら、町内会で受け取ってもらう形になるかと思います。
もし取り壊しをされる場合については、市で当然そこは見ていくことになりますが、譲渡を受けた後の修繕については、5年間ごとにはなるんですが、集会所の修繕の管理上必要と認められる補修の必要な経費については、2分の1の補助で50万円までを5年間再補助はなしという形で行えることになっております。そうしたことを使いながら、修繕はしていただくような形になるかと、大きい修繕についてはしていただけたらとは思っております。
○
委員長(
大本千香子君) ほかにありませんか。
広瀬副
委員長。
○副
委員長(
広瀬和彦君) 先ほどの集会所とかの関係なんですが、私の地域でも集会所をどうするかというところでいろいろ悩んでいるんですが、やはりそこの集会所を持たれている地域というのは、本当に必要なのかな、どうなのかの判断が非常にしにくいというところが多々、うちの地域だけじゃなくて、ほかにもあると思うんですが、そこのところに、じゃあ市がどういう形でかかわっていただけるのか、要は、町内の運営についてもそうなんですけれども、今、市でも、市と町内とで一緒に地域をつくっていきましょうという話で
方向性を考えられていると思うんですが、その中でこういった集会所とか、そういった施設については、一番やはり地域として重要なところだと思うんですね、そういった部分での市のかかわりというのは、もう完全にそこの地域に任せたよと、もう潰すなり、使うなり、そっちで判断してくださいという何か丸投げみたいな感じには見えるんですけれども、ここのところについては、何かかかわりを持って一緒に考えていくことができないもんなんかなというところがあるんで、これかかわらないと多分ほとんど決まらないんじゃないかなと思うんですね。だから、先ほど話に出ていた、自分ところで運営できるような規模とそういった世代間があるところについてはできるとは思うんですけれども、そうじゃないところについては、なかなか判断が難しいと思うんですね。そういった意味で、どういったかかわりをされようとしているんかというところもお聞かせください。
○
委員長(
大本千香子君) 佐々本
福祉課長。
○
福祉課長(佐々本積君) 担当が
老人集会所なので、
老人集会所のことのみの答えにはなるかと思いますが、
老人集会所について、そのまま移譲するかどうするかについては、町内会と相談しながらということを今させてもらっているところです。特に大規模な改修のときには、町内会からやはり相談がありますので、そうしたことに相談に乗りながら、実際今の段階で市の予算的なことでできるかどうか、改修したほうがいいのか、ほかの施設へ一緒に統合したほうがいいのかという相談にも一緒に乗っていくという形にさせてもらっております。
譲渡した後についてもいろんな相談については、基本的には乗っていきたいと思っておりますので、御相談いただけたらと思います。
○
委員長(
大本千香子君) ほかにありませんか。
水田委員。
○委員(
水田豊君) ほのぼの苑の
社会福祉法人翁仁会さんとは、今回、5年だったものが3年にすると、先ほど説明がありましたその3年の中で、譲渡の
メリット、
所有権をどうするかということとか、修繕の必要があれば協議するような説明をされた中身について、今回、市で3年で
指定管理としてもらう議案を出すに当たって、どの程度まで翁仁会さんとの話をされているのか、お聞かせ願いたいということと、今現在、翁仁会さんの代表理事長というんですかね、どなたがなられていますか。
○
委員長(
大本千香子君)
山路介護保険課長。
○
介護保険課長(
山路英利君) まず、翁仁会の理事長さん、小川理事長になっております。こういった方針で今回お願いを議案として提出するのは、11月にお話はさせていただいておるところでございます。具体的な内容については詰めておりませんので、今後3年間で行いたいという意向はお伝えをしている状況でございます。
○
委員長(
大本千香子君) ほかにありませんか。
〔ほかに質疑する者なし〕
○
委員長(
大本千香子君) なければ、本案に対する質疑はこれにて終了いたします。
本議案について、議員間討議を要求される方は挙手を願います。
〔挙手する者なし〕
○
委員長(
大本千香子君) それでは、本議案については議員間討議を実施いたしません。
続いて、討論を行います。
討論はありませんか。
〔討論する者なし〕
○
委員長(
大本千香子君) なければ、本案を採決いたします。
本案は、原案のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
○
委員長(
大本千香子君) 起立全員であります。
よって、本案は原案のとおり可決されました。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~
○
委員長(
大本千香子君) 続いて、議案第82号「府中市
老人集会所設置及び
管理条例の一部改正について」の件を議題といたします。
本案の概要について、
提案者からの説明を求めます。
唐川健康福祉部長。
○
健康福祉部長(唐川平君) 議案第82号府中市
老人集会所設置及び
管理条例の一部改正する条例案につきまして、ただいま配信をさせていただきました
議案概要資料で説明をさせていただきます。
府中市集会施設個別施設計画に基づきまして、府中市本山町
老人集会所を本山町内会
指定管理者へ譲渡するため、府中市
老人集会所設置及び
管理条例から、府中市本山
老人集会所を削除いたします。
今後の対応でございますが、建物については、譲渡契約を締結し、地域集会所整備事業補助制度を活用して、改築事業の予定です。土地につきましては、現状から変更はございません。施行期日は公布の日でございます。以上でございます。
慎重なる御審議をお願いいたします。
○
委員長(
大本千香子君) これより、本案に対する質疑を行います。
質疑のある方は、順次御発言を願います。
広瀬副
委員長。
○副
委員長(
広瀬和彦君) この譲渡に係る費用が幾らか教えてください。
○
委員長(
大本千香子君) 佐々本
福祉課長。
○
福祉課長(佐々本積君) この譲渡に直接必要となる費用はございません。
先ほども少し触れましたが、本施設については、令和2年度に作成いたしました集会施設個別施設計画において、地元へ譲渡することを推奨する施設に位置づけられておることから、譲渡を受けていただける場合については、地域集会所整備事業補助金の対象となりまして、取得後1年以内であれば、改修事業として、上限400万円までの補助を受けることができるものでございます。
また、同様に地域コミュニティ活動推進事業として、3年間、上限10万円の補助対象で、活動について補助ということもあります。地域からの申請によりますが、今後、その10万円が3年間ありますので、400万円と30万円を合わせまして430万円程度の費用が市としてはかかると思っております。
○
委員長(
大本千香子君) 広瀬副
委員長。
○副
委員長(
広瀬和彦君) ということは、まだそういった譲渡にかかわる修繕とかの部分での補助金が出ることはないということですか。それが一つと、あと、先ほど
指定管理の
老人集会所のいろいろ議論が出ていたんですが、今回のこの本山でしたっけ、これの譲渡に至った何かこういう形で譲渡になりました経緯がもし市でわかるんであれば、ちょっと教えていただきたいなと思うんですが。
○
委員長(
大本千香子君) 佐々本
福祉課長。
○
福祉課長(佐々本積君) 譲渡について、400万円までの改修工事については、現在話し中ですので、幾らかかるかごめんなさいまだ把握しておりません。
経緯についてなんですが、こちらは本山の
老人集会所、本山町内会から直接改修も含めて行いたいということで、譲渡を受けたいということでお話があったことになっております。
○
委員長(
大本千香子君) 広瀬副
委員長。
○副
委員長(
広瀬和彦君) 市としてはかかわっていない。
○
委員長(
大本千香子君) 佐々本
福祉課長。
○
福祉課長(佐々本積君) 直接的に市として譲渡、最初に集会施設個別施設計画の説明については、令和2年度に全町内会に行っておりますので、そのときに譲渡の方向というのは話はさせてもらっておりますが、今回の本山町内会に直接譲渡を受けてくださいという話をした経過はありません。
○
委員長(
大本千香子君) ほかにありませんか。
〔ほかに質疑する者なし〕
○
委員長(
大本千香子君) なければ、本案に対する質疑はこれにて終了いたします。
続いて、討論を行います。
討論はありませんか。
〔討論する者なし〕
○
委員長(
大本千香子君) なければ、本案を採決いたします。
本案は、原案のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
○
委員長(
大本千香子君) 起立全員であります。
よって、本案は原案のとおり可決されました。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~
○
委員長(
大本千香子君) 次に、議案第84号「府中市
国民健康保険条例の一部改正について」の件を議題といたします。
本案の概要について、
提案者からの説明を求めます。
唐川健康福祉部長。
○
健康福祉部長(唐川平君) 議案第84号府中市
国民健康保険条例の一部を改正する条例案につきまして、ただいま配信いたしました
議案概要資料で説明をさせていただきます。
産科医療補償制度の掛金の引き下げを踏まえ、出産育児一時金の引き上げを行う健康保険法施行令等の改正が行われることに伴い、関係する府中市
国民健康保険条例を一部改正するものでございます。
改正の内容は、産科医療補償制度の掛金が1万6,000円から1万2,000円に引き下げられる一方、出産育児一時金の支給額を40万4,000円から40万8,000円に引き上げ、出産育児一時金の支給総額を42万円に維持をするものでございます。施行期日は令和4年1月1日でございます。
慎重なる審議をお願いいたします。
○
委員長(
大本千香子君) これより、本案に対する質疑を行います。
質疑のある方は、順次御発言を願います。
森川委員。
○委員(森川稔君) 今、説明があったんですけれども、この内容としては、出産育児一時金が4,000円ふえるということは、出産された方への手取りが4,000円ふえると理解すればよろしいでしょうか。
○
委員長(
大本千香子君) 内海
市民課長。
○
市民課長(
内海敏雅君) 正確に言いますと、支給総額42万円は変わりませんので、本人さんの医療機関へ払う負担が4,000円低くなる、軽くなると、こういう御理解をいただければよろしいかと思います。
今、全国で99.9%、県内では100%でございますけれども、ほぼ全ての分娩機関がこの制度に加入しておられます。ですから分娩機関で出産されますと、この制度の掛金と分娩費用、これが合わせて御本人の負担で、医療機関から請求が来ます。それに対して、国民健康保険から42万円が給付されると、ですから、医療機関の請求に対しまして42万円、医療機関の請求が多ければ、追加の負担ですね、仮に45万円の請求が来れば、3万円は負担していただくと、40万円の請求であれば、2万円はお手元に残ると、こういう形になります。
そういうことで、掛金は下がります。ですから、例えば、ことし掛金が1万6,000円です。40万4,000円の分娩費ということで、合わせて42万円の分娩費の総額ということで、医療機関から請求がありましたら、42万円の給付になりますので、プラスマイナスゼロということになります。
来年、この制度が変わりまして、掛金が1万2,000円になったときに、じゃあことしと同じように40万4,000円の分娩費用がかかったということになりますと、医療機関からの請求は41万6,000円でございますから、給付される42万円と引き算しますと、4,000円がお手元に残るということになりますから、手取りがふえるというよりは、負担が少し軽くなるとこういう御理解をいただければよろしいかと思います。
○
委員長(
大本千香子君) 森川委員。
○委員(森川稔君) わかりました。その場合、保険料が下がるということになるんですけれども、その保険の補償内容については、変更があるんですか、それとも従前どおりということで考えとけばよろしいですか。
○
委員長(
大本千香子君) 内海
市民課長。
○
市民課長(
内海敏雅君) 補償内容に変更はございません。この制度は、分娩に関連して発症した重度脳性麻痺になった場合に、お子様と御家族の経済的負担を軽減するという意味合いから、一番最初に600万円、それからあと年間120万円を20年間ということで、総額3,000万円をお支払いする制度でございます。この補償内容に変更はございません。
○
委員長(
大本千香子君) ほかにありませんか。
田邉委員。
○委員(田邉稔君) 1万6,000円から1万2,000円へ保険料が下がって、その内容というのが、脳性麻痺の関係ですけれども、医療事情等がよくなってそういった脳性麻痺児が生まれる対象が少なくなったという背景があるのでしょうか。
それと、府中でこの保険を受けられる対象はどのぐらいあるのか教えてください。
○
委員長(
大本千香子君) 内海
市民課長。
○
市民課長(
内海敏雅君) すみません。府中市内でこの補償の対象になった方の数値はちょっと把握しておりません。申しわけございませんが。
掛金が今回引き下げられた背景でございますけれども、この制度が2009年、平成21年にスタートしております。
背景としては、産科医不足、お医者さんの不足、それから、産科医療の提供体制の確保、こういったことを背景にして、こういう重度の脳性麻痺児とその家族の経済的負担を補償するということ、それから、原因分析とあと事例の再発防止に係る情報提供、それから、紛争の防止ということでこの制度ができたわけでございますけれども、もちろんこれは保険会社がやっているものでございます。どうしても運用益なり事業の維持を見込んで、保険料設定するわけでございますけれども、やはり、出産という公的な、公的なといいますか、そういう事業でございますので、運用益については、ある程度は運営組織に返還して、それを将来的な保険料の一部に充当するということになっておりますから、当初3万円の保険料でスタートしたわけですけれども、一度
見直しがされまして、保険料が2万4,000円に改定されております。このときに、御本人さんの掛金が1万6,000円、それから充当額として8,000円に変えられました。
今回、やはり出産数の減少、それから医療の進展ということでございまして、過去6年の実績等を勘案いたしまして、保険料を引き下げる、充当額をふやすということで、今回掛金を1万2,000円、運用益からの充当として1万円という設定になったものでございます。
○
委員長(
大本千香子君) ほかにありませんか。
〔ほかに質疑する者なし〕
○
委員長(
大本千香子君) なければ、本案に対する質疑はこれにて終了いたします。
本議案について、議員間討議を要求される方は挙手を願います。
〔挙手する者なし〕
それでは、本議案については、議員間討議を実施いたしません。
続いて、討論を行います。
討論はありませんか。
〔討論する者なし〕
○
委員長(
大本千香子君) なければ、本案を採決いたします。
本案は、原案のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
○
委員長(
大本千香子君) 起立全員であります。
よって、本案は原案のとおり可決されました。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~
○
委員長(
大本千香子君) 次に、議案第87号「令和3年度府中市
病院事業会計補正予算(第2号)について」の件を議題といたします。
補足があれば、
提案者からの説明を求めます。
唐川健康福祉部長。
○
健康福祉部長(唐川平君) 議案第87号府中市
病院事業会計補正予算(第2号)につきましては、ただいま配信をいたしました補正予算説明資料で説明をさせていただきます。
新型コロナウイルスの感染拡大に備え、
新型コロナウイルス対応地方創生臨時交付金を活用いたしまして、湯が丘病院で感染症対策に必要となる消耗品や、機械備品の購入等を行います。
○
委員長(
大本千香子君) これより、本案に対する質疑を行います。
質疑のある方は、順次御発言を願います。
水田委員。
○委員(
水田豊君) 備品の具体的な内容についてお伺いします。
○
委員長(
大本千香子君) 岡湯が
丘病院事務長。
○湯が
丘病院事務長(岡信洋君) お答えさせていただきます。
まず、購入する物品につきまして、医療費用経費を
932万4,000円予定をしているところでございます。
こちらにつきましては、医師や看護師、そしてコメディカル、そういった者に関する被服費でございます。これを484着、予算ベースでいうと700万円。次に、手指用の消毒液、手や指の消毒液でございます。こちらを360リットル、59万円。ハンドソープを360リットル、52万円。マスク4万枚を57万円。手袋、これはグローブでございます。こちらを5万枚、55万円を予定しているところでございます。金額はいずれも概数でございます。
次に、機械備品を84万5,000円予定をさせていただいております。これにつきましては、給食調理場にオゾン除菌装置、ウイルスの抗菌効果があるものでございます。こちらのものを4台、84万5,000円を予定しているところでございます。こちらの財源につきましては、市の一般会計からの交付金1,006万9,000円。そして、国から直接医療機関に執行される補助金が10万円でございます。こちらを財源とするものでございます。
○
委員長(
大本千香子君) ほかにありませんか。
田邉委員。
○委員(田邉稔君) 以前にも病院事業会計に対して、こういった補正でもって経費等の補助がなされていたと思うんですけれども、それと今回の違いとか、それから、今回、消耗品等は多いんですけれども、設備品等がそれほど84万円でなって、ほかの府中市民病院とか、北市民病院等に比べて、そういった設備の補正がないんですけれども、その辺との関係等教えていただければと思います。
○
委員長(
大本千香子君) 岡湯が
丘病院事務長。
○湯が
丘病院事務長(岡信洋君) 今、御質問の趣旨が2点ほどあると理解しております。
1点は、これまでと購入したものとどこが違うのか、そして、2つ目は、北市民病院や府中市民病院と比較したときに、少し中身が違うんじゃないかという趣旨の御質問と理解してお答えさせていただきます。
これまでとの相違点におきましては、先ほども少し御答弁させていただいたんですが、財源のところ、これまでは、直接医療機関に対して、もしくは国から医療機関、もしくは国から県を通じて、医療機関に対して交付されていた補助金を使っておったところでございますが、今回につきましては、市からの補助金がほとんどでございます。一部国から医療機関に対して交付される補助金はありますが、財源が若干違うところ、これがまず1点上げられると思います。
それから、2点目につきましては、購入する物品の性質別な割合が若干違うところでございます。
今回につきましては、大体9割以上を経常的経費いわゆる収益的な費用を中心に購入しております。前回、9月におきましては、約75%が資本的、つまり投資的経費に使っております。なので、今回は主に経常的経費に係るものを購入する予定、前回の9月におきましては、資本的、投資的経費に係るところをほとんど買っているところでございます。
それから、2つ目、北市民病院、そして、府中市民病院と比較したときに、いわゆる投資的経費、資本的費用が少ないのではないかという御指摘だと思います。湯が丘病院と北市民、そして府中市民病院につきましては、身体的な科、そして、当院は精神的な治療を目的とする科で、そもそも病院の治療目的とした性質が若干違います。
また、先ほども述べましたとおり、前回でかなり資本的な、投資的なものを買っておりますので、今回はどちらが要るのかと考えた場合に、いわゆるバランスというところで経常的経費が中心というところになったところでございます。
○
委員長(
大本千香子君) ほかにありませんか。
〔ほかに質疑する者なし〕
○
委員長(
大本千香子君) なければ、本案に対する質疑はこれにて終了いたします。
議員間討議について、お諮りいたします。
本議案について、議員間討議を要求される方は挙手願います。
〔挙手する者なし〕
それでは、本議案については、議員間討議を実施いたしません。
続いて、討論を行います。
討論はありませんか。
〔討論する者なし〕
○
委員長(
大本千香子君) なければ、本案を採決いたします。
本案は、原案のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
○
委員長(
大本千香子君) 起立全員であります。
よって、本案は原案のとおり可決されました。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~
○
委員長(
大本千香子君) 以上で、
厚生委員会に付託された案件の審査は終了いたしました。
委員長報告の作成につきましては御一任願います。
以上で、
厚生委員会を散会いたします。
午前11時10分 散会...